平 成 8 年 度 国 の 施 策 制 度 予 算 に 関 する 提 案 重 点 的 提 案 に 係 る 主 な 措 置 状 況 について 神 奈 川 県 では 平 成 7 年 6 月 に 平 成 8 年 度 国 の 施 策 制 度 予 算 に 関 する 提 案 を 公 表 後 これまで 関 係 府 省 等 に 対 し 提 案 活 動 を 行 ってきました このたび 重 点 的 提 案 0 事 項 の 主 な 措 置 状 況 ( 平 成 8 年 月 日 現 在 )を 取 り まとめましたので お 知 らせします 提 案 事 項 名 及 び 項 目 名 等 地 方 分 権 改 革 の 着 実 な 推 進 () 平 成 7 年 月 に 平 成 7 年 の 地 方 からの 提 案 等 に 関 する 対 応 方 針 が 閣 議 決 定 され 提 案 募 集 方 式 による 地 方 からの 事 務 権 限 の 移 譲 等 に 関 する 提 案 の 一 部 について 対 応 を 図 ることとされた 事 務 権 限 の 移 譲 及 び 規 制 緩 和 の 更 なる 推 進 () 提 案 募 集 方 式 による 平 成 6 年 度 の 提 案 のうち 引 き 続 き 検 討 を 進 め ること とされたものについても 実 現 する 方 向 で 検 討 が 進 められた 結 果 その 一 部 について 対 応 を 図 ることとされた また 平 成 6 年 度 に 実 現 できなかったもの とされ 平 成 7 年 度 に 情 勢 の 変 化 を 踏 まえ 再 度 の 提 案 を 行 ったものの 一 部 についても 対 応 を 図 るこ ととされた 地 方 自 治 制 度 の 抜 本 的 な 改 革 () 提 案 募 集 方 式 以 外 に 国 が 主 体 となった 地 方 分 権 改 革 の 推 進 に 向 け た 具 体 的 な 取 組 は 行 われていない 地 方 自 治 法 の 抜 本 改 正 については 具 体 的 な 検 討 は 行 われていない 地 方 税 財 政 制 度 ( 財 政 関 係 )の 改 革 臨 時 財 政 対 策 債 の 廃 止 と 地 方 交 付 税 総 額 の 確 保 平 成 8 年 度 の 地 方 交 付 税 総 額 は 地 方 税 が 増 収 となる 中 前 年 度 とほ ぼ 同 程 度 の 額 が 確 保 され 臨 時 財 政 対 策 債 の 発 行 額 は 抑 制 されたもの の 地 方 の 財 源 不 足 は 解 消 されておらず 臨 時 財 政 対 策 債 も 存 続 してい る なお 財 政 力 の 高 い 自 治 体 に 過 度 に 配 分 されている 臨 時 財 政 対 策 債 は 平 成 7 年 度 の 算 定 で 本 来 地 方 交 付 税 で 措 置 される 額 に 占 める 割 合 の 更 なる 見 直 しがなされ その 結 果 本 県 の 配 分 率 は 7.7%( 平 成 6 年 度 ) から59.5%( 平 成 7 年 度 )に 低 下 した 国 庫 補 助 金 及 び 交 付 金 の 廃 止 と 基 金 事 業 の 改 善 国 と 地 方 の 財 政 負 担 の 適 正 化 本 県 の 提 案 する 国 庫 補 助 金 の 廃 止 及 び 所 要 額 の 全 額 税 源 移 譲 は 実 現 していない また 基 金 事 業 については 一 部 事 業 において 改 善 されたものもあるが 依 然 として 要 件 の 見 直 しや 運 用 改 善 が 行 われていない 事 業 がある 国 直 轄 事 業 負 担 金 は 廃 止 されていない また 地 方 超 過 負 担 も 依 然 として 解 消 されていない 地 方 税 財 政 制 度 ( 税 制 関 係 )の 改 革 地 方 の 仕 事 量 に 見 合 う 税 源 確 保 のた めの 税 源 移 譲 等 の 実 現 地 方 法 人 税 及 び 地 方 法 人 特 別 税 の 地 方 税 への 復 元 平 成 8 年 度 税 制 改 正 大 綱 では 社 会 保 障 と 税 の 一 体 改 革 を 実 現 する ため 消 費 税 率 0%への 引 上 げを 平 成 9 年 月 に 確 実 に 実 施 するとされ ている なお 所 得 税 から 住 民 税 への 更 なる 税 源 移 譲 は いまだ 実 現 していな い 地 方 法 人 特 別 税 については 平 成 9 年 月 日 以 後 に 開 始 する 事 業 年 度 から 廃 止 し 法 人 事 業 税 に 復 元 されることとなった 一 方 地 方 法 人 税 については 平 成 9 年 月 日 以 後 に 開 始 する 事 業 年 度 から 拡 大 されることとなった 具 体 的 には 法 人 住 民 税 法 人 税 割 の 税 率 を 都 道 府 県 市 町 村 合 わせて5.9% 引 き 下 げるとともに 地 方 法 人 税 の 税 率 を 当 該 引 下 げ 分 相 当 引 き 上 げ その 税 収 全 額 を 地 方 交 付 税 原 資 にする こととされた 法 人 実 効 税 率 引 下 げに 当 たっての 代 替 財 源 の 確 保 法 人 事 業 税 における 外 形 標 準 課 税 の 拡 大 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し 減 価 償 却 の 見 直 しなどの 制 度 改 正 により 財 源 を 確 保 した 上 で 法 人 実 効 税 率 を 平 成 8 年 度 に9.97%に 平 成 0 年 度 に9.7%に 引 き 下 げることとさ れた /0
自 動 車 諸 税 の 見 直 し 平 成 9 年 月 日 に 自 動 車 取 得 税 を 廃 止 するとともに 自 動 車 税 及 び 軽 自 動 車 税 において 環 境 性 能 割 を 新 たに 導 入 することとされた 環 境 性 能 割 の 税 収 規 模 は 自 動 車 取 得 税 に 比 べて00 億 円 程 度 少 ない と 見 込 まれており 自 動 車 取 得 税 廃 止 に 係 るすべての 代 替 財 源 は 確 保 さ れていない また 平 成 7 年 度 末 までとなっていた 自 動 車 税 のグリーン 化 特 例 ( 軽 課 ) について 基 準 の 切 り 替 えと 重 点 化 を 行 った 上 で 年 間 延 長 された 5 課 税 自 主 権 の 拡 大 地 方 の 課 税 自 主 権 の 拡 大 を 制 度 的 に 保 障 するための 抜 本 的 な 見 直 し に 向 けた 具 体 的 な 動 きはない 分 散 型 エネルギーシステムの 構 築 () 蓄 電 池 にかかる 技 術 開 発 予 算 は 前 年 より 縮 小 し 発 電 した 電 気 の 住 宅 等 における 自 家 消 費 促 進 支 援 策 については 措 置 されていない 地 域 的 な 偏 在 が 少 ない 太 陽 光 発 電 の 一 層 の 普 及 拡 大 () 固 定 価 格 買 取 制 度 における 有 機 系 薄 膜 太 陽 電 池 の 設 備 認 定 基 準 は 定 められていない 自 家 消 費 を 対 象 とする 設 備 設 置 支 援 事 業 は 計 上 され たものの 補 助 率 等 の 変 更 はない () 固 定 価 格 買 取 制 度 において 設 備 規 模 による 買 取 価 格 の 別 区 分 化 に ついては 措 置 されていない () 屋 根 の 賃 借 権 について 第 三 者 に 対 抗 できるような 法 整 備 等 は 措 置 さ れていない 水 素 社 会 の 実 現 に 向 けた 燃 料 電 池 自 動 車 の 普 及 促 進 燃 料 電 池 自 動 車 の 公 共 交 通 への 集 中 的 な 導 入 や 災 害 時 に 非 常 用 電 源 として 活 用 するモデルケース 等 の 創 出 を 目 的 とした 車 両 費 用 と 当 該 導 入 に 必 要 な 水 素 インフラの 整 備 や 外 部 給 電 のためのインフラ 整 備 費 用 等 に 対 するパッケージ 的 な 支 援 策 は 新 たに 措 置 されていない エネルギーの 地 産 地 消 に 向 けた 基 盤 整 備 等 の 促 進 エネルギーの 地 産 地 消 に 向 けた 基 盤 整 備 支 援 事 業 については 予 算 計 上 されたが 託 送 料 金 については 低 圧 向 け 料 金 が 新 設 されたものの 高 額 で あり 料 金 の 低 減 化 が 図 られているとはいえない 5 地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 地 球 温 暖 化 対 策 計 画 の 早 期 策 定 等 平 成 8 年 5 月 日 の 地 球 温 暖 化 対 策 推 進 本 部 において 地 球 温 暖 化 対 策 計 画 について 閣 議 決 定 された また 地 方 公 共 団 体 実 行 計 画 の 実 施 に 当 たって 必 要 な 財 源 措 置 につ いて 6 微 小 粒 子 状 物 質 (PM.5) 対 策 の 推 進 ガソリンベーパー 対 策 の 推 進 平 成 7 年 月 の 中 央 環 境 審 議 会 の 今 後 の 自 動 車 排 出 ガス 低 減 対 策 の あり 方 について( 第 十 二 次 答 申 ) を 受 け 国 は 燃 料 蒸 発 ガス 低 減 対 策 の 導 入 について 検 討 しているが 旧 式 ディーゼル 車 の 使 用 禁 止 など 対 策 強 化 旧 式 ディーゼル 車 の 使 用 の 禁 止 については 未 措 置 新 車 の 転 換 に 係 る 支 援 措 置 については 国 土 交 通 省 が CNG 及 びハイ ブリッドトラック バスの 購 入 改 造 に 対 する 一 定 の 補 助 を 継 続 している また 環 境 省 は 国 土 交 通 省 連 携 事 業 として 中 小 トラック 運 送 事 業 者 を 対 象 に 燃 費 性 能 の 高 い 環 境 対 応 車 への 買 い 替 えに 対 する 補 助 を 継 続 して いる さらに 環 境 省 では 国 土 交 通 省 及 び 経 済 産 業 省 連 携 事 業 として トラッ ク バス 所 有 事 業 者 を 対 象 に 環 境 対 応 大 型 車 (HV EV CNG FCV) 購 入 に 対 する 補 助 を 新 たに 実 施 する ( 環 境 省 事 業 はCO 削 減 が 目 的 だが 結 果 的 に 大 気 環 境 の 改 善 にも 資 す る) /0
常 時 監 視 の 精 度 向 上 と 国 民 への 注 意 喚 起 の 的 確 な 実 施 粒 子 状 物 質 の 環 境 基 準 の 一 本 化 平 成 5 年 月 に 環 境 省 が 公 表 した PM.5に 関 する 総 合 的 な 取 組 ( 政 策 パッケージ) において PM.5の 現 象 解 明 と 削 減 に 向 けた 対 策 検 討 を 進 めることとしており 平 成 8 年 度 の 重 点 施 策 として PM.5に 係 るモニ タリングの 充 実 発 生 源 生 成 機 構 の 把 握 等 を 進 めるとしている( 平 成 6 年 度 からの 継 続 ) また PM.5と 密 接 に 関 連 する 光 化 学 オキシダントも 含 めた 総 合 的 な 対 策 を 推 進 することが 盛 り 込 まれたが PM.5 濃 度 の 正 確 な 把 握 をするための 測 定 精 度 等 については 特 段 の 措 置 は 講 じられてい ない また 政 策 パッケージにおいて 国 内 外 の 知 見 の 充 実 に 向 けた 調 査 研 究 を 進 め その 結 果 を 暫 定 指 針 の 見 直 し 等 に 活 用 していくことが 示 されたが 実 施 スケジュール 等 は 明 らかにされておらず 高 齢 者 等 感 受 性 の 高 い 者 への 対 応 は 暫 定 指 針 に 盛 り 込 まれていない 7 大 規 模 災 害 対 策 の 推 進 () 箱 根 地 域 への 特 別 な 枠 組 みでの 支 援 大 規 模 地 震 対 策 の 着 実 な 推 進 と 情 報 提 供 () 大 涌 谷 周 辺 における 火 山 活 動 に 関 する セーフティネット 保 証 号 の 早 期 発 動 については 箱 根 町 の 実 施 した 宿 泊 施 設 等 への 影 響 調 査 を 踏 まえ 平 成 7 年 7 月 日 に 国 に 対 して 速 やかに セーフティネット 保 証 号 の 発 動 を 要 請 したところ 国 は 即 日 箱 根 町 を 指 定 地 域 として 発 動 するこ とを 決 定 し 7 月 日 付 け 官 報 にて 告 示 された また 小 田 原 市 真 鶴 町 及 び 湯 河 原 町 についても 8 月 8 日 付 け 官 報 に て 告 示 され 指 定 地 域 に 追 加 された () 雇 用 保 険 失 業 給 付 については 箱 根 地 域 ( 大 涌 谷 周 辺 )における 警 戒 区 域 内 の 事 業 所 と 避 難 指 示 の 対 象 事 業 所 の 一 時 離 職 者 に 対 し 特 例 的 に 支 給 することとされ 特 例 対 象 者 は 離 職 の 日 前 年 間 に 被 保 険 者 期 間 が 6か 月 以 上 で 支 給 可 能 となること 倒 産 解 雇 等 による 離 職 者 と 同 等 の 手 厚 い 給 付 日 数 となることとなった また ハローワーク 小 田 原 の 主 催 により 箱 根 地 域 の 事 業 所 の 出 展 を 含 む 就 職 面 接 会 が 開 催 されている 緊 急 雇 用 創 出 基 金 事 業 については 平 成 7 年 度 をもって 終 了 となった 内 閣 府 において 首 都 直 下 地 震 及 び 南 海 トラフ 地 震 等 の 大 規 模 地 震 の 発 生 に 備 えて 帰 宅 困 難 者 対 策 や 市 街 地 火 災 対 策 等 の 個 別 の 防 災 対 策 について 検 討 を 行 うための 予 算 措 置 がされた しかしながら 具 体 的 な 対 策 を 推 進 するためには これらの 検 討 結 果 に ついて 今 後 の 十 分 な 情 報 提 供 が 必 要 である 地 震 観 測 体 制 及 び 地 震 予 知 研 究 体 制 の 確 立 石 油 コンビナート 地 域 の 防 災 対 策 の 強 化 経 済 産 業 省 の 平 成 7 年 度 補 正 予 算 及 び 平 成 8 年 度 当 初 予 算 において 製 油 所 等 における 強 靭 化 への 支 援 を 行 う 石 油 コンビナート 事 業 再 編 強 靱 化 等 推 進 事 業 や 高 圧 ガス 設 備 の 耐 震 補 強 支 援 事 業 等 について 措 置 がさ れた しかしながら 事 業 者 による 産 業 保 安 の 取 組 等 への 支 援 については 新 た な 措 置 はない 5 原 子 力 災 害 に 関 す る 対 策 の 整 備 /0
8 基 地 対 策 の 推 進 基 地 の 整 理 縮 小 返 還 の 早 期 実 現 平 成 8 年 5 月 に 在 日 米 軍 再 編 最 終 報 告 において 合 意 された 相 模 総 合 補 給 廠 の 一 部 返 還 等 に 関 する 事 業 費 が 予 算 措 置 された 厚 木 基 地 空 母 艦 載 機 の 移 駐 等 の 確 実 な 実 現 平 成 8 年 5 月 に 在 日 米 軍 再 編 最 終 報 告 において 合 意 された 空 母 艦 載 機 の 移 駐 に 関 する 事 業 費 が 予 算 措 置 された 基 地 周 辺 対 策 の 充 実 強 化 防 衛 施 設 と 周 辺 地 域 の 調 和 や 地 域 振 興 等 を 図 るための 事 業 費 が 予 算 措 置 された 日 米 地 位 協 定 の 見 直 しと 環 境 補 足 協 定 の 早 期 締 結 平 成 7 年 9 月 日 米 地 位 協 定 を 補 足 する 環 境 補 足 協 定 の 署 名 がな された 5 原 子 力 艦 の 事 故 に よる 原 子 力 災 害 対 策 の 充 実 国 が 平 成 7 年 月 6 日 に 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 マニュアル 検 証 に 係 る 作 業 委 員 会 を 設 置 し 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 マニュアル の 検 証 を 開 始 した 平 成 7 年 月 0 日 には 作 業 委 員 会 の 検 証 を 踏 まえ 本 マニュアルを 一 部 改 訂 し 原 子 力 艦 の 災 害 時 の 通 報 基 準 と 判 断 基 準 を 見 直 した また 平 成 8 年 月 0 日 作 業 委 員 会 における 原 子 力 艦 の 災 害 時 の 応 急 対 応 範 囲 の 検 証 の 見 解 が 示 されたが マニュアルの 改 訂 には 至 っていない その 他 防 災 資 機 材 の 整 備 等 は 措 置 されていない 9 成 長 戦 略 の 実 現 に 向 けた 特 区 制 度 等 の 充 実 健 康 医 療 戦 略 等 の 関 連 施 策 との 連 携 強 化 国 家 戦 略 特 区 等 に おけるプロジェクト 推 進 の 加 速 化 健 康 医 療 戦 略 推 進 本 部 決 定 された 健 康 医 療 戦 略 の 実 行 状 況 と 今 後 の 取 組 方 針 05 や 平 和 と 健 康 のための 基 本 方 針 において 県 の 取 組 が 記 載 されたことや 本 部 のもとに 開 催 されている 次 世 代 ICT 基 盤 協 議 会 等 と 県 が 進 める 事 業 が 連 動 して 取 り 組 まれるなど 一 定 の 連 携 は 図 られて いるが 財 政 支 援 は 行 われていない 平 成 7 年 度 は これまで 本 県 が 規 制 改 革 を 求 めてきた 国 家 戦 略 特 別 区 域 限 定 保 育 士 事 業 家 事 支 援 外 国 人 受 入 事 業 が7 月 の 臨 時 国 会 で 改 正 国 家 戦 略 特 区 法 で 実 現 し これらについて 東 京 圏 国 家 戦 略 特 別 区 域 会 議 で 計 画 認 定 を 受 けた また 横 浜 市 立 大 学 附 属 病 院 が 県 内 で 初 めて 臨 床 研 究 中 核 病 院 と 同 水 準 の 医 療 機 関 の 判 定 を 受 け 保 険 外 併 用 療 養 の 特 例 に 関 する 計 画 認 定 を 受 けた さらに 県 内 の 待 機 児 童 解 消 に 向 けた 都 市 公 園 占 有 保 育 所 等 施 設 設 置 事 業 や 県 内 の 農 業 活 性 化 に 向 けた 地 域 農 畜 産 物 利 用 促 事 業 につ いても 計 画 認 定 を 受 けた なお 平 成 6 年 度 中 に 病 床 規 制 に 関 する 医 療 法 の 特 例 の 計 画 認 定 を 受 けた 県 内 の 医 療 機 関 では 特 区 を 活 用 した 施 設 整 備 が 完 了 し 既 に 世 界 最 高 水 準 の 高 度 医 療 の 提 供 が 始 まっている そのほか ヘルスケア ニューフロンティアの 取 組 を 加 速 するために これ までに 追 加 提 案 した 規 制 改 革 事 項 等 についても 国 家 戦 略 特 区 WGにおい て 議 論 が 進 められている また 総 合 特 区 については プロジェクトの 推 進 上 必 要 な 措 置 について 関 係 府 省 と 協 議 を 行 い 活 用 している 総 合 特 区 推 進 調 整 費 の 柔 軟 な 運 用 平 成 8 年 度 当 初 予 算 において 昨 年 同 様 に 総 合 特 区 推 進 調 整 費 が 盛 り 込 まれたが 本 県 の 提 案 する 直 接 交 付 制 度 は 創 設 されていない また 複 数 年 利 用 についても 可 能 となっていない /0
0 経 済 雇 用 対 策 の 推 進 総 合 的 かつ 一 貫 し た 中 小 企 業 支 援 の 仕 組 みの 構 築 地 方 分 権 改 革 に 関 する 平 成 7 年 月 日 閣 議 決 定 平 成 7 年 の 地 方 か らの 提 案 等 に 関 する 対 応 方 針 において 次 の 措 置 を 講 じることとされた 中 小 企 業 小 規 模 事 業 者 ワンストップ 総 合 支 援 事 業 により 整 備 されるよ ろず 支 援 拠 点 については 国 と 都 道 府 県 の 連 携 強 化 を 図 るため 都 道 府 県 及 び 都 道 府 県 が 独 自 に 行 う 支 援 事 業 の 実 施 主 体 と 国 が 行 うよろず 支 援 拠 点 の 定 期 的 な 意 見 交 換 の 仕 組 みを 平 成 8 年 度 中 に 構 築 する 中 小 企 業 再 生 支 援 協 議 会 が 行 う 中 小 企 業 再 生 支 援 業 務 については 都 道 府 県 の 個 別 中 小 企 業 に 係 る 経 営 改 善 支 援 との 連 携 強 化 を 図 るため 地 域 の 実 情 に 応 じて 都 道 府 県 及 び 都 道 府 県 が 独 自 に 行 う 支 援 事 業 の 実 施 主 体 との 間 で 中 小 企 業 支 援 ネットワーク 会 議 等 も 活 用 しつつ 互 いの 施 策 や 案 件 当 該 協 議 会 から 関 係 支 援 機 関 への 申 し 送 り 状 況 等 の 情 報 共 有 をより 一 層 促 進 するよう 当 該 協 議 会 に 平 成 7 年 度 中 に 通 知 する 障 害 者 雇 用 対 策 の 充 実 強 化 中 小 企 業 が 共 同 で 障 害 者 雇 用 を 目 的 とした 企 業 を 設 立 し その 出 資 割 合 に 応 じて 出 資 企 業 の 雇 用 率 に 反 映 できる 制 度 の 構 築 について 具 体 的 な 措 置 は 講 じられていない 精 神 障 害 者 雇 用 に 対 する 理 解 促 進 策 の 充 実 について 具 体 的 な 措 置 は 講 じられていない ロボット 新 戦 略 の 早 期 実 現 都 市 農 業 の 推 進 都 市 農 業 と 関 連 す る 税 制 度 の 見 直 し 都 市 部 におけるス マート 農 業 の 取 組 強 化 TPPなどの 経 済 連 携 に 伴 う 畜 産 業 へ の 経 営 安 定 対 策 の 構 築 医 療 介 護 における 提 供 体 制 の 推 進 新 戦 略 の 推 進 組 織 ロボット 革 命 イニシアティブ 協 議 会 ( 知 事 も 参 与 とし て 参 画 )が 平 成 7 年 5 月 に 設 立 され ロボットの 利 活 用 推 進 方 策 等 の 検 討 が 行 われているほか 平 成 7 年 月 には 経 済 産 業 省 がロボット 国 際 競 技 大 会 の 実 行 委 員 会 を 発 足 させるなど ロボット 新 戦 略 の 早 期 実 現 に 向 け た 取 組 が 進 んでいる また 昨 年 月 から 無 人 飛 行 型 ロボット(ドローン)の 規 制 が 開 始 された が 産 業 振 興 への 過 度 な 制 約 となる 規 制 とはなっておらず 産 業 界 でもむ しろ 今 回 の 規 制 を 歓 迎 する 声 があがっている 実 際 の 規 制 改 革 はこれからであるが 本 県 も 国 の 検 討 に 引 き 続 き 参 画 し 新 戦 略 の 早 期 実 現 を 目 指 していく 平 成 7 年 月 5 日 国 により 総 合 的 なTPP 関 連 政 策 大 綱 が 発 表 さ れ 畜 産 酪 農 の 体 質 強 化 策 の 推 進 のほか 既 存 の 肉 用 牛 及 び 養 豚 の 経 営 安 定 対 策 について TPP 協 定 発 効 にあわせて 制 度 の 充 実 や 法 制 化 を 行 うことが 示 された 医 療 介 護 総 合 確 保 推 進 法 に 基 づく 事 業 の 恒 久 的 な 措 置 地 域 の 実 情 を 踏 まえた 弾 力 的 な 運 用 を 可 能 とするなど 都 道 府 県 の 裁 量 範 囲 拡 大 のための 抜 本 的 な 見 直 しに 向 けた 具 体 的 な 動 きはない ICTを 用 いた 医 療 情 報 及 び 健 診 データ 等 の 利 活 用 の 促 進 電 子 お 薬 手 帳 の 利 用 について 平 成 8 年 月 から 診 療 報 酬 の 対 象 となっ た 風 しん 対 策 の 強 化 風 しんの 抗 体 検 査 については 国 庫 補 助 事 業 として 8 年 度 も 予 算 措 置 さ れたが 地 方 自 治 体 が 取 り 組 む 風 しん 対 策 に 係 る 財 政 措 置 はされていな い WHO 推 奨 ワクチン の 定 期 接 種 化 WHO 推 奨 ワクチンのうち B 型 肝 炎 に 係 る 予 防 接 種 は 平 成 8 年 0 月 か ら 定 期 接 種 化 されることとなった 5/0
保 健 医 療 福 祉 を 担 う 人 材 の 確 保 定 着 医 師 確 保 対 策 の 推 進 看 護 職 員 確 保 対 策 の 推 進 5 福 祉 介 護 職 員 確 保 対 策 の 推 進 介 護 サービスにお けるインセンティブ の 構 築 救 急 救 命 士 の 知 識 や 技 能 の 活 用 福 祉 介 護 を 担 う 人 材 ごとの 機 能 役 割 の 明 確 化 やそれを 裏 付 ける 教 育 養 成 体 系 が 整 備 されるまでには 至 っていない 6/0
健 康 寿 命 日 本 一 の 推 進 未 病 を 治 す 健 康 長 寿 社 会 の 実 現 及 び 医 食 農 同 源 の 推 進 健 康 医 療 戦 略 ( 平 成 6 年 7 月 策 定 )に 地 方 の 先 駆 的 な 取 組 として 未 病 産 業 の 創 出 が 健 康 医 療 戦 略 の 実 行 状 況 と 今 後 の 取 組 方 針 05 ( 平 成 7 年 7 月 決 定 )には 健 康 未 病 産 業 をはじめとした 健 康 長 寿 社 会 の 形 成 に 資 する 新 たな 産 業 活 動 の 創 出 といった 本 県 の 取 組 が 紹 介 されたが 未 病 について 国 の 医 療 戦 略 などの 施 策 に 具 体 に 盛 り 込 ま れているところは 見 受 けられない 農 林 水 産 省 の 平 成 8 年 度 予 算 に 世 界 初 となる 機 能 性 農 産 物 を 認 めた 機 能 性 表 示 食 品 制 度 を 活 用 して 健 康 関 連 の 食 市 場 を 開 拓 するため 制 度 活 用 ノウハウ 等 の 情 報 提 供 や 自 主 的 ガイドラインの 整 備 支 援 など 食 産 業 が 機 能 性 表 示 食 品 制 度 等 を 活 用 しやすい 環 境 整 備 を 支 援 するとともに 地 域 の 食 の 健 康 ブランドづくりや 新 たな 食 環 境 ( 機 能 性 表 示 食 品 制 度 やスマ イルケア 食 等 )に 対 応 した 食 育 の 推 進 に 関 する 取 組 を 支 援 する 新 規 事 業 健 康 な 食 生 活 を 支 える 地 域 産 業 づくり 推 進 事 業 が 措 置 されている 健 康 に 関 する 各 種 データの 提 供 平 成 7 年 月 日 に 平 成 5 年 の 都 道 府 県 別 健 康 寿 命 の 提 供 があった など 健 康 に 関 するデータの 定 期 的 な 提 供 は 行 われているが 市 町 村 別 のデータ 提 供 は 標 準 化 死 亡 比 など 限 定 的 である () 平 成 8 年 月 の 診 療 報 酬 改 定 において 一 部 の 症 例 について 重 粒 子 線 によるがん 治 療 の 保 険 適 用 が 認 められた 大 半 の 重 粒 子 線 によるがん 治 療 については 先 進 医 療 が 継 続 されることとなった () 平 成 8 年 度 予 算 では がん 検 診 推 進 事 業 が 終 了 し 大 腸 がん 検 診 のクーポン 券 配 布 等 の 補 助 が 廃 止 された 新 たなステージに 入 ったがん 検 診 の 総 合 支 援 事 業 において 子 宮 頸 がん 乳 がん 大 腸 がん 胃 が ん 肺 がんのすべてで 個 別 の 受 診 勧 奨 再 勧 奨 を 推 進 することについて 充 実 が 図 られた 子 宮 頸 がん 及 び 乳 がん 検 診 のクーポン 券 配 布 等 に 対 す る 補 助 及 び 要 精 検 者 への 再 勧 奨 の 経 費 に 対 する 補 助 は 継 続 となった し かし 補 助 率 は 市 町 村 / 国 /であるが 基 準 額 が 設 けられており 実 際 の 市 町 村 の 負 担 は 補 助 率 よりも 大 きい がん 対 策 の 充 実 強 化 () 職 域 におけるがん 検 診 の 受 診 促 進 に 向 けた 仕 組 みの 構 築 について がん 対 策 加 速 化 プラン において 保 険 者 によるがん 検 診 の 実 態 把 握 ガ イドラインの 策 定 各 保 険 者 の 取 組 事 例 の 公 表 精 検 受 診 率 等 の 目 標 設 定 及 び 検 診 対 象 者 保 険 者 に 対 するインセンティブ ディスインセンティブ の 導 入 等 といった 具 体 策 が 盛 り 込 まれた 西 洋 医 学 と 東 洋 医 学 の 連 携 () 厚 生 労 働 省 や 内 閣 官 房 の 局 長 級 で 構 成 する 受 動 喫 煙 防 止 対 策 強 化 検 討 チーム において 法 的 措 置 も 含 めて 受 動 喫 煙 防 止 の 強 化 を 議 論 することとなったが 本 県 が 求 める 法 制 度 の 整 備 には 至 っていない (5) 地 域 がん 診 療 病 院 小 児 がん 拠 点 病 院 については 診 療 報 酬 の 加 算 が 新 設 されたが その 他 拠 点 病 院 等 の 機 能 強 化 や 診 療 報 酬 の 充 実 につい て (6) 平 成 8 年 度 予 算 の 都 道 府 県 健 康 対 策 推 進 事 業 で 都 道 府 県 の 体 制 整 備 に 係 る 経 費 の 補 助 は 継 続 され 補 助 率 は 都 道 府 県 / 国 /であ る また がん 登 録 推 進 事 業 において がん 登 録 情 報 の 届 出 に 当 たっ て 医 療 機 関 と 都 道 府 県 をネットワークでつなぎ オンラインで 情 報 を 届 出 できるシステムを 構 築 するための 予 算 が 計 上 された ( 国 立 がん 研 究 セン ターへの 委 託 ) 西 洋 医 学 と 東 洋 医 学 の 連 携 などの 研 究 については 平 成 6 年 度 の 厚 生 労 働 科 学 研 究 委 託 事 業 として 統 合 医 療 ( 近 代 西 洋 医 学 と 相 補 ( 補 完 ) 代 替 療 法 や 伝 統 医 学 等 を 組 合 わせて 行 う 療 法 )に 係 る 医 療 の 質 向 上 科 学 的 根 拠 収 集 研 究 事 業 が 公 募 採 択 され 平 成 8 年 度 予 算 においても 引 き 続 き 予 算 措 置 されている 漢 方 診 療 に 係 る 診 療 報 酬 の 充 実 については 平 成 8 年 月 の 診 療 報 酬 改 定 において 実 施 されていない 7/0
5 障 害 福 祉 制 度 等 の 見 直 し 障 害 福 祉 サービス 及 び 介 護 サービス の 費 用 負 担 の 見 直 し 障 害 者 総 合 支 援 法 施 行 後 年 後 の 見 直 しに 当 たっての 検 討 ( 平 成 7 年 月 日 社 会 保 障 審 議 会 障 害 者 部 会 報 告 書 )においても 触 れられておら ず 障 害 福 祉 施 策 に 係 る 超 過 負 担 の 解 消 平 成 5 年 度 に 地 域 生 活 支 援 事 業 に 統 合 された 障 害 支 援 区 分 認 定 等 事 務 については 地 方 交 付 税 措 置 とする 方 向 が 示 されて 対 象 事 業 から 外 され る 一 方 地 域 生 活 支 援 事 業 費 補 助 金 の 平 成 8 年 度 予 算 額 は 平 成 7 年 度 と 同 額 となった しかし 事 業 費 の 伸 びや 任 意 事 業 の 新 規 追 加 拡 充 を 考 慮 すると 市 町 村 の 超 過 負 担 解 消 には 至 らない 小 児 ひとり 親 重 度 障 害 者 医 療 費 助 成 制 度 の 創 設 ( 但 し 地 方 創 生 交 付 金 を 活 用 した 医 療 費 助 成 については 国 庫 負 担 金 の 減 額 措 置 の 対 象 外 とされた ) 6 高 齢 福 祉 制 度 の 見 直 し 中 長 期 的 な 視 点 に 立 った 介 護 保 険 制 度 の 見 直 し 介 護 保 険 の 号 保 険 料 について 低 所 得 者 の 軽 減 強 化 の 完 全 実 施 が 平 成 9 年 月 に 先 送 りされるなど 不 十 分 な 措 置 となっている 特 別 養 護 老 人 ホー ムへの 入 所 に 係 る 低 所 得 者 対 策 の 強 化 介 護 ロボットの 介 護 保 険 適 用 平 成 7 年 月 に 決 定 された 国 の ロボット 新 戦 略 には これまで 年 ごと に 行 われていた 適 用 見 直 しの 手 続 が 随 時 受 付 随 時 決 定 となるなど 手 続 面 では 一 歩 前 進 したが 実 際 の 介 護 ロボットへの 保 険 適 用 案 件 はまだ 少 なく 不 十 分 総 合 的 な 認 知 症 対 策 の 充 実 強 化 新 オレンジプランを 踏 まえ 一 定 の 予 算 措 置 が 講 じられた 8/0
7 持 続 可 能 な 国 民 健 康 保 険 制 度 の 構 築 財 政 基 盤 の 確 立 国 は 平 成 8 年 度 予 算 において 県 が 設 置 する 財 政 安 定 化 基 金 に 追 加 積 立 を 行 うため 00 億 円 を 措 置 しているが 県 の 市 町 村 の 法 定 外 繰 入 が 解 消 されるだけの 財 政 支 援 は 行 われていない 市 町 村 のインセン ティブが 発 揮 できる 仕 組 みの 構 築 8 子 ども 子 育 て 応 援 社 会 の 推 進 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 円 滑 な 実 施 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 円 滑 な 実 施 については 平 成 8 年 度 当 初 予 算 では 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 必 要 な 兆 円 から0.7 兆 円 ベースが 確 保 されたが 財 源 措 置 するとされている0. 兆 円 ベースの 財 源 確 保 につい ては 具 体 的 方 針 が 示 されていない 新 制 度 の 子 育 て 当 事 者 事 業 者 等 に 対 する 広 報 周 知 については シン ボルマークが 決 められ なるほどBOOK の 改 訂 などが 行 われたが 十 分 とは 言 えない また 研 修 に 係 る 財 源 は 一 部 措 置 されたものの 研 修 実 施 にあたっては 十 分 とは 言 えない 子 どもの 貧 困 対 策 の 推 進 ひとり 親 家 庭 等 への 支 援 については 平 成 7 年 度 に 打 ち 出 された ひとり 親 家 庭 多 子 世 帯 等 自 立 応 援 プロジェクト に 基 づき 児 童 扶 養 手 当 の 第 子 及 び 第 子 への 支 給 額 増 額 等 により 一 部 措 置 された 9 拉 致 問 題 の 早 期 解 決 拉 致 問 題 の 全 容 解 明 と 拉 致 被 害 者 等 の 早 期 帰 国 の 実 現 ()~() (5) 政 府 は 平 成 5 年 月 に 全 閣 僚 をメンバーとした 拉 致 問 題 対 策 本 部 を 発 足 させ 拉 致 被 害 者 としての 認 定 の 有 無 にかかわらず 全 ての 拉 致 被 害 者 の 安 全 確 保 及 び 即 時 帰 国 拉 致 に 関 する 真 相 究 明 拉 致 実 行 犯 の 引 渡 しに 向 け 全 力 を 尽 くしていると 表 明 している また 平 成 6 年 5 月 に 行 われた 日 朝 政 府 間 協 議 に 基 づき 7 月 には 北 朝 鮮 において 全 ての 日 本 人 に 関 する 調 査 を 行 う 特 別 調 査 委 員 会 が 設 置 されたが 初 回 の 報 告 すら 行 われてないまま 今 年 月 には 解 体 が 表 明 されるなど 依 然 として 拉 致 問 題 の 全 容 解 明 と 拉 致 被 害 者 等 の 早 期 帰 国 は 実 現 していない なお 北 朝 鮮 当 局 によって 拉 致 された 被 害 者 等 の 支 援 に 関 する 法 律 の 改 正 に 基 づき 拉 致 被 害 者 が 帰 国 した 場 合 の 支 援 策 が 強 化 されたが 特 定 失 踪 者 が 帰 国 した 場 合 にも 速 やかに 認 定 するなど 支 援 策 が 受 けられるよ うにすることが 必 要 である () 国 は 地 方 自 治 体 と 連 携 し 拉 致 問 題 の 理 解 促 進 に 取 り 組 んでいる が 拉 致 問 題 の 風 化 防 止 に 向 け 継 続 した 取 組 が 必 要 である 9/0
0 広 域 交 通 ネットワークの 整 備 促 進 () 国 直 轄 事 業 の 自 動 車 専 用 道 路 など 幹 線 道 路 網 については 本 県 配 分 額 が 示 され 予 算 措 置 されている 横 浜 湘 南 道 路 及 び 高 速 横 浜 環 状 南 線 については 平 成 7 年 0 月 日 に 土 地 収 用 法 に 基 づく 事 業 認 定 が 告 示 され 事 業 が 着 実 に 進 められている 東 京 五 輪 とその 先 を 見 据 えた 幹 線 道 路 網 の 整 備 と 活 用 () 渋 滞 対 策 については 平 成 7 年 月 8 日 に 開 催 された 第 回 神 奈 川 県 東 名 軸 渋 滞 ボトルネック 検 討 ワーキンググループにおいて 東 名 高 速 道 路 の 大 和 トンネル 付 近 の 渋 滞 対 策 案 が 示 され また 中 央 自 動 車 道 の 小 仏 トンネル 付 近 の 渋 滞 対 策 が 平 成 7 年 8 月 5 日 事 業 認 可 されるなど 事 業 が 着 実 に 進 められている スマートICについては ( 仮 称 ) 横 須 賀 PAスマートIC 及 び( 仮 称 ) 秦 野 SAス マートICは 平 成 7 年 7 月 日 に 連 結 許 可 を 受 け 予 算 措 置 されている 道 の 駅 については 県 内 で8 年 ぶり 番 目 となる 道 の 駅 清 川 が 平 成 7 年 月 日 に 開 所 するとともに 重 点 道 の 駅 候 補 に 選 定 された 道 の 駅 ( 仮 称 )サザン 茅 ヶ 崎 について 予 算 措 置 されている () 首 都 圏 の 高 速 道 路 料 金 については 平 成 8 年 月 に これまで 路 線 や 区 間 によりばらつきのあった 料 金 体 系 から 対 距 離 制 を 基 本 とした 利 用 重 視 の 料 金 体 系 へ 移 行 した 橋 梁 トンネル 等 道 路 施 設 の 老 朽 化 防 災 対 策 道 路 施 設 の 老 朽 化 対 策 等 については 国 土 交 通 省 の 社 会 資 本 整 備 審 議 会 等 で 検 討 されており 道 路 関 係 予 算 ( 防 災 安 全 交 付 金 )については 本 県 配 分 額 が 示 され 一 部 予 算 措 置 されている ()リニア 中 央 新 幹 線 については 平 成 6 年 0 月 に 品 川 名 古 屋 間 の 工 事 実 施 計 画 が 認 可 されたことにより 沿 線 各 地 で 事 業 が 進 められている また 駅 周 辺 のまちづくりに 関 する 地 方 自 治 体 への 財 政 支 援 に 向 けた 制 度 の 拡 充 等 はされていない 鉄 道 網 の 整 備 促 進 () 駅 舎 整 備 への 地 元 自 治 体 の 負 担 を 軽 減 する 制 度 は 創 設 されていな い また 確 実 な 予 算 措 置 を 講 じることについても 現 時 点 では 措 置 され ていない () 相 鉄 いずみ 野 線 の 延 伸 東 海 道 貨 物 支 線 の 貨 客 併 用 化 小 田 急 多 摩 線 の 延 伸 などについて 東 京 圏 における 今 後 の 都 市 鉄 道 のあり 方 につい て の 答 申 に 盛 り 込 まれた 相 模 線 の 複 線 化 については 輸 送 サービスの 改 善 が 盛 り 込 まれた また 既 存 路 線 の 延 伸 などによる 鉄 道 ネットワーク の 形 成 に 資 する 事 業 を 対 象 とした 制 度 の 拡 充 等 はされていない 0/0