目 次 第 1 章 取 組 指 針 の 策 定 にあたって 1 1 策 定 の 趣 旨 1 2 国 の 動 向 1 3 指 針 の 位 置 付 け 1 第 2 章 豊 橋 市 における 現 状 と 課 題 2 1 現 状 2 (1) 統 計 2 (2) 職 員 の 意 識 調 査 4 2 課 題 6

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18 国立高等専門学校機構

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豊 橋 市 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 のための 取 組 指 針 平 成 27 年 3 月 豊 橋 市

目 次 第 1 章 取 組 指 針 の 策 定 にあたって 1 1 策 定 の 趣 旨 1 2 国 の 動 向 1 3 指 針 の 位 置 付 け 1 第 2 章 豊 橋 市 における 現 状 と 課 題 2 1 現 状 2 (1) 統 計 2 (2) 職 員 の 意 識 調 査 4 2 課 題 6 第 3 章 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 のための 取 組 指 針 7 1 基 本 的 な 考 え 方 7 (1) 目 指 す 姿 7 (2) 基 本 方 針 7 (3) 取 組 の 方 向 8 2 取 組 期 間 8 第 4 章 具 体 的 な 取 組 9 1 働 き 方 に 対 する 職 員 の 意 識 改 革 9 2 女 性 職 員 のキャリア 形 成 の 促 進 10 3 ワーク ライフ バランスの 推 進 11 4 取 組 を 推 進 するために 12 < 参 考 資 料 > 職 員 アンケートの 調 査 結 果 14 意 見 交 換 会 まとめ 15

第 1 章 取 組 指 針 の 策 定 にあたって 1 策 定 の 趣 旨 本 市 があらゆる 分 野 の 行 政 課 題 に 的 確 に 対 応 するためには 男 女 を 問 わず 職 員 一 人 ひとりが 能 力 を 発 揮 することが 必 要 であり 複 雑 多 様 化 するニーズに 応 えるよう こ れまで 以 上 に 女 性 の 視 点 や 価 値 観 を 政 策 等 に 反 映 することが 大 切 になってきます しかしながら 女 性 職 員 は 特 に 出 産 や 育 児 介 護 等 のライフイベントに 伴 いキャ リアの 中 断 や 時 間 制 約 を 受 けることが 多 く その 経 験 や 能 力 を 十 分 活 用 できない 場 合 もあります 本 市 職 員 に 占 める 女 性 の 割 合 が 増 加 傾 向 にある 中 組 織 全 体 の 活 性 化 を 図 る 上 でも 女 性 がそれぞれの 役 割 を 担 い 継 続 して 活 躍 することが 重 要 であり そのた めの 働 きやすい 職 場 環 境 は 不 可 欠 です 本 指 針 は 全 ての 職 員 が 能 力 を 最 大 限 発 揮 でき いきいきと 活 躍 できる 職 場 の 実 現 を 目 指 し 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 に 向 けての 取 組 の 方 向 を 明 らかにするとともに 実 効 性 の 高 い 取 組 を 促 すために 策 定 しました 2 国 の 動 向 国 は 第 3 次 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 ( 平 成 22 年 12 月 閣 議 決 定 )において 社 会 のあらゆる 分 野 において 2020 年 までに 指 導 的 地 位 に 女 性 が 占 める 割 合 が 少 なく とも 30% 程 度 という 成 果 目 標 を 掲 げています また 女 性 国 家 公 務 員 の 採 用 登 用 の 拡 大 等 に 関 する 指 針 ( 平 成 23 年 1 月 策 定 ) 国 家 公 務 員 の 女 性 活 躍 とワークライフバランス 推 進 のための 取 組 指 針 ( 平 成 26 年 10 月 策 定 )に 基 づき 各 府 省 が 計 画 を 策 定 し 取 組 を 強 化 しています 3 指 針 の 位 置 付 け 本 指 針 は 豊 橋 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 豊 橋 市 人 材 育 成 基 本 方 針 を 踏 まえ 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 のための 取 組 の 方 向 を 定 めたものです また 豊 橋 市 特 定 事 業 主 行 動 計 画 は 本 指 針 の 趣 旨 を 踏 まえて 策 定 するものであ り ともにワーク ライフ バランス( 仕 事 と 生 活 の 調 和 )を 推 進 するものです 豊 橋 市 男 女 共 同 参 画 行 動 計 画 (とよはしハーモニープラン) 豊 橋 市 人 材 育 成 基 本 方 針 豊 橋 市 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 のための 取 組 指 針 豊 橋 市 特 定 事 業 主 行 動 計 画 1

第 2 章 豊 橋 市 における 現 状 と 課 題 1 現 状 (1) 統 計 ア 職 員 に 占 める 女 性 職 員 の 割 合 と 登 用 本 市 職 員 を 男 女 構 成 比 で 見 ると 一 般 行 政 職 においては 採 用 者 数 では 各 年 度 の 募 集 職 種 及 び 定 員 に 伴 う 増 減 はあるものの 女 性 職 員 の 占 める 割 合 が 年 々 増 加 傾 向 にあります また 登 用 については 管 理 職 (= 課 長 補 佐 級 以 上 ) 及 び 主 査 級 に 占 める 女 性 職 員 の 割 合 は 5 年 間 でそれぞれ 5 ポイント 以 上 増 加 しています 職 員 に 占 める 女 性 比 率 よりもアップ 率 が 大 きく 積 極 的 な 登 用 を 進 めてきた 結 果 と 言 えます < 女 性 職 員 の 占 める 割 合 の 推 移 > 職 種 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 26 年 度 一 般 行 政 職 29.4% 29.9% 30.7% 31.3% 31.6% 消 防 職 2.7% 2.8% 2.8% 2.8% 3.0% 労 務 職 17.1% 17.1% 15.1% 14.6% 13.5% 医 療 職 78.7% 78.4% 78.1% 77.3% 76.8% < 女 性 職 員 の 占 める 割 合 の 推 移 ( 一 般 行 政 職 )> 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 40.9% 40.8% 44.2% 45.2% 40.4% 29.4% 29.9% 30.7% 31.3% 31.6% 14.8% 16.3% 18.0% 19.4% 20.6% 5.0% 6.1% 7.2% 9.0% 10.1% 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 26 年 度 採 用 者 数 職 員 全 体 主 査 級 管 理 職 ( 課 長 補 佐 級 以 上 ) < 平 成 26 年 度 役 職 別 の 女 性 職 員 数 ( 一 般 行 政 職 )> ( 単 位 : 人 ) 役 職 男 女 ( 割 合 ) 計 部 長 17 0 ( 0.0%) 17 次 長 5 1 (16.7%) 6 課 長 ( 副 参 与 ) 9 1 (10.0%) 10 課 長 74 3 ( 3.9%) 77 主 幹 59 4 ( 6.3%) 63 課 長 補 佐 165 28 (14.5%) 193 管 理 職 計 329 37 (10.1%) 366 主 査 259 67 (20.6%) 326 そ の 他 555 424 (43.3%) 979 合 計 1,143 528 (31.6%) 1,671 2

イ 年 齢 別 の 女 性 職 員 の 占 める 割 合 平 成 26 年 度 現 在 の 年 齢 別 の 男 女 構 成 比 を 見 ると 45 歳 を 境 に 女 性 の 占 める 割 合 に 大 きな 差 が 生 じています 45 歳 以 上 の 女 性 の 場 合 採 用 人 数 が 少 なかった ことに 加 え 育 児 介 護 等 による 退 職 で 減 少 しており 管 理 職 に 占 める 女 性 比 率 に 大 きく 影 響 しています しかし 現 在 では 採 用 者 に 占 める 女 性 の 割 合 が 増 加 しており 育 児 休 業 等 の 制 度 が し 長 期 的 に 勤 務 できる 環 境 が 整 ってきたことから 今 後 は 管 理 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は 増 加 していくものと 思 われます また 20 代 女 性 の 割 合 が 多 いことから 今 後 出 産 育 児 等 により 一 定 期 間 職 場 から 離 れる 職 員 が 増 加 することが 見 込 まれます < 年 齢 別 の 男 女 構 成 比 ( 一 般 行 政 職 )> ( 人 ) 250 200 男 女 女 性 の 割 合 (%) 150 46.3% 39.5% 100 54.2% 35.7% 36.5% 50 20.5% 19.8% 8.7% 0 20-24 歳 25-29 歳 30-34 歳 35-39 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 ) ウ 育 児 休 業 の 取 得 状 況 育 児 休 業 の 取 得 状 況 を 見 ると 女 性 職 員 の 取 得 率 が 継 続 して 100%であるのに 対 し 男 性 の 同 割 合 は 20% 以 下 となっています < 育 児 休 業 育 児 参 加 休 暇 のいずれか 一 つを 取 得 した 職 員 の 数 > ( 単 位 : 人 ) 出 産 日 の 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 取 得 人 数 15 9 19 14 男 対 象 人 数 75 81 101 77 取 得 率 20.0% 11.1% 18.8% 18.2% 取 得 人 数 64 71 83 76 女 対 象 人 数 64 71 83 76 取 得 率 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% ( 産 後 休 暇 中 に 退 職 した 者 を 除 く ) 3

(2) 職 員 の 意 識 調 査 ア 職 員 アンケート この 指 針 の 策 定 に 当 たり その 基 礎 資 料 とするため 平 成 26 年 8 月 及 び 9 月 全 職 員 を 対 象 に 女 性 職 員 の 活 躍 促 進 及 び 職 場 環 境 アンケート を 実 施 しました 問 あなた 自 身 は 将 来 昇 任 して 管 理 職 として 活 躍 したいですか 昇 任 して 活 躍 したい どちらかといえば 昇 任 して 活 躍 したい 4.0% 9.4% 23.0% 22.1% 男 性 45.1% 女 性 13.4% 昇 任 を 意 識 はしているが 自 信 がない 特 に 希 望 はしない 8.9% 7.3% 38.5% 61.4% 昇 任 したくない 未 回 答 6.2% 1.3% 0.4% 17.6% 男 女 女 性 職 員 の 管 理 職 への 昇 任 意 欲 は 男 性 と 比 べて 低 い また 特 に 希 望 はしない と 回 答 した 職 員 は 男 女 ともに 多 い その 理 由 : 魅 力 を 感 じない 女 性 34.8% 男 性 44.6% 自 分 の 能 力 が 不 足 女 性 30.7% 男 性 23.1% 家 庭 との 両 立 が 困 難 女 性 30.2% 男 性 15.2% 問 本 市 の 女 性 職 員 が 今 後 さらに 活 躍 していくために 必 要 なことは 何 だと 思 います か 休 暇 や 休 業 制 度 時 差 勤 務 をさらに 充 実 させる 時 間 外 勤 務 を 減 らすなど 働 きやすい 職 場 づくりを 進 め る 16.9% 20.6% 30.8% 33.2% 現 在 男 性 に 偏 っている 仕 事 に 積 極 的 に 女 性 を 配 置 する 家 事 育 児 介 護 の 分 担 に 対 する 管 理 職 職 員 や 同 僚 職 員 の 意 識 を 高 める 男 性 の 家 事 育 児 介 護 への 参 加 を 推 進 する 女 性 職 員 が 意 見 交 換 や 互 いに 相 談 できる 機 会 を 設 ける 3.3% 9.1% 6.4% 5.2% 3.9% 14.5% 15.5% 19.4% 女 性 職 員 の 意 識 啓 発 や 能 力 開 発 を 促 す その 他 2.5% 0.9% 5.0% 10.1% 未 回 答 1.7% 1.0% 男 女 男 女 とも 回 答 のトップは 時 間 外 勤 務 を 減 らすなど 働 きやすい 職 場 づくり を 挙 げている 女 性 は 次 いで 休 暇 や 休 業 制 度 時 差 勤 務 の 充 実 管 理 職 同 僚 の 意 識 を 高 める を 求 めているのに 対 し 男 性 は 男 性 に 偏 っている 仕 事 に 積 極 的 に 女 性 を 配 置 と 職 域 拡 大 を 挙 げており 意 識 の 差 が 見 られる 4

問 育 児 又 は 介 護 をしている 職 員 が 活 躍 するうえで 必 要 と 思 うものを 選 択 して ください 時 間 外 勤 務 が 少 ない 21.8% 31.5% 上 司 の 理 解 がある 同 僚 の 理 解 がある 30.1% 25.1% 21.3% 17.0% 似 た 境 遇 の 職 員 がおり お 互 いに 理 解 できる 3.5% 3.4% 職 員 の 業 務 内 容 と 進 捗 管 理 が 明 確 になっており 協 力 し 合 える 22.3% 21.2% 未 回 答 1.1% 1.8% 男 女 育 児 又 は 介 護 をしながら 活 躍 するうえで 必 要 と 思 うものは 女 性 では 時 間 外 勤 務 が 少 ない 男 性 では 上 司 の 理 解 がある が 回 答 のトップを 占 めている イ 意 見 交 換 会 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 及 び 職 場 環 境 づくりに 関 し 職 場 の 現 状 や 問 題 点 今 後 の 取 組 に 対 する 意 見 提 案 等 を 聞 くため 各 階 層 の 職 員 との 意 見 交 換 会 を 実 施 しました 意 見 交 換 会 を 通 じ 現 状 における 課 題 として 大 きく 次 の3 点 が 導 き 出 されました 働 き 方 に 対 する 職 員 の 意 識 改 革 を 図 ることが 求 められている 時 間 外 勤 務 をするのが 当 然 という 職 員 の 意 識 と 組 織 風 土 を 変 えることが 必 要 男 性 が 育 児 のために 休 暇 等 を 取 れる 雰 囲 気 があると 女 性 も 取 りやすい 指 導 育 成 における 男 女 差 を 解 消 し 女 性 職 員 には 幅 広 い 経 験 やキャリア 形 成 が 必 要 である まちづくりを 行 うためには 女 性 の 視 点 や 考 え 方 は 欠 かせない もっと 活 用 すべき 女 性 の 職 域 拡 大 は 進 んでいるが 依 然 として 男 女 差 はある 男 女 の 区 別 なく 本 人 の 能 力 で 昇 進 させるべきだと 思 う 幅 広 い 仕 事 や 経 験 を 通 じ やりがいや 達 成 感 を 味 わうことで 自 信 につながる 仕 事 と 家 庭 の 両 立 への 負 担 感 をなくし 安 心 して 働 くことのできる 職 場 環 境 が 必 要 である 育 児 休 業 や 部 分 休 業 の 取 得 には 職 場 の 上 司 や 同 僚 からの 理 解 が 必 要 育 児 休 業 や 部 分 休 業 を 取 得 しにくい 職 場 がある 育 児 だけでなく 家 族 の 介 護 に 対 する 制 度 の 充 実 が 必 要 5

2 課 題 統 計 職 員 へのアンケートや 意 見 交 換 会 から 明 らかとなった 現 状 を 踏 まえ 本 市 が 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 に 向 けて 当 面 取 り 組 むべき 課 題 は 次 の4 点 です 課 題 1 働 き 方 に 対 する 固 定 観 念 の 払 拭 時 間 外 勤 務 が 多 い 職 場 では 休 暇 や 休 業 を 取 得 しづらい 状 況 となっている 過 剰 な 配 慮 をすることが 反 対 に 女 性 の 活 躍 を 阻 害 してしまう 男 性 職 員 の 育 児 休 業 等 の 取 得 が 進 んでいない 課 題 2 業 務 経 験 や 指 導 育 成 における 男 女 差 の 解 消 まちづくりを 進 めるためには 更 に 女 性 の 視 点 や 考 え 方 を 活 用 する 必 要 がある 女 性 職 員 の 職 域 拡 大 は 進 んでいるが 配 置 部 署 や 業 務 内 容 指 導 育 成 において 依 然 として 男 女 差 が 存 在 している 出 産 子 育 て 期 が 中 堅 職 員 として 能 力 を 発 揮 する 時 期 と 重 なるため 業 務 経 験 や 知 識 習 得 の 機 会 において 男 女 格 差 が 生 じている 課 題 3 職 責 に 対 する 資 質 能 力 面 での 不 安 の 解 消 職 務 経 験 の 不 足 や 仕 事 と 家 庭 生 活 の 両 立 への 不 安 から 女 性 職 員 の 昇 任 意 欲 が 低 い 傾 向 にある 女 性 職 員 には 幅 広 い 経 験 や 能 力 の 習 得 キャリア 形 成 に 対 する 支 援 が 必 要 となって いる 女 性 職 員 は 増 加 しているが 男 性 と 比 べ 将 来 昇 進 し 管 理 職 として 活 躍 したいと 希 望 する 職 員 は 少 ない 課 題 4 仕 事 と 家 庭 生 活 の 両 立 への 不 安 を 排 除 子 育 て 中 の 女 性 職 員 の 多 くが 仕 事 と 家 庭 生 活 の 両 立 に 不 安 や 負 担 を 感 じている 職 場 におけるワーク ライフ バランスの 取 組 が 進 んでいない 結 婚 出 産 育 児 等 のライフイベントに 応 じた 働 き 方 人 員 配 置 が 求 められている 若 手 職 員 は 育 児 休 業 等 を 取 得 しやすい 職 場 環 境 を 求 めている 家 族 の 介 護 をしながら 働 く 職 員 をサポートしていくことが 求 められている 6

第 3 章 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 のための 取 組 指 針 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 のため 先 に 示 した 課 題 の 解 決 に 向 けて 取 り 組 むうえでの 基 本 的 な 考 え 方 は 以 下 のとおりです 1 基 本 的 な 考 え 方 (1) 目 指 す 姿 全 ての 職 員 が 能 力 を 発 揮 し いきいきと 活 躍 できる 職 場 の 実 現 (2) 基 本 方 針 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 に 向 けて 取 り 組 むため 2つの 基 本 方 針 を 設 定 します 基 本 方 針 1 政 策 決 定 過 程 における 女 性 職 員 の 参 画 拡 大 女 性 の 視 点 や 女 性 目 線 による 新 たな 発 想 や 価 値 観 を 政 策 及 び 事 業 に 反 映 し 市 民 サービスの 向 上 につなげられるよう 女 性 職 員 が 政 策 決 定 過 程 に 参 画 できる 機 会 を 拡 大 します 基 本 方 針 1 政 策 決 定 過 程 における 女 性 職 員 の 参 画 拡 大 のもと 管 理 職 ( 課 長 補 佐 級 以 上 )と 職 場 のグループリーダーである 主 査 級 への 女 性 登 用 率 をそれ ぞれ 目 標 指 標 として 設 定 します < 目 標 指 標 > 指 標 平 成 26 年 度 ( 現 在 ) 平 成 31 年 度 ( 目 標 年 度 ) 管 理 職 への 女 性 登 用 率 10.1% 20.0% 主 査 級 への 女 性 登 用 率 20.6% 30.0% 対 象 : 一 般 行 政 職 基 本 方 針 2 いきいきと 働 くことができる 職 場 環 境 づくり 育 児 介 護 地 域 活 動 等 の 家 庭 私 生 活 を 充 実 させながら 意 欲 的 に 仕 事 に 取 り 組 むことができる 職 場 環 境 づくりを 進 めます 基 本 方 針 2 いきいきと 働 くことができる 職 場 環 境 づくり のもと 職 員 が 能 力 を 発 揮 できる 環 境 を 整 えるため 以 下 のとおり 目 標 指 標 を 設 定 します < 目 標 指 標 > 指 標 能 力 を 十 分 に 発 揮 できる 仕 事 機 会 が 与 えられていると 思 う 職 員 の 割 合 平 成 26 年 度 ( 現 在 ) 平 成 31 年 度 ( 目 標 年 度 ) 84.8% 100.0% 職 員 アンケートの 問 :あなたは 自 分 の 能 力 を 十 分 に 発 揮 できるような 仕 事 機 会 を 与 えら れていると 思 いますか において 十 分 に 与 えられていると 思 う 又 は 比 較 的 与 えられてい ると 思 う と 回 答 した 比 率 7

(3) 取 組 の 方 向 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 に 向 けた 取 組 の 方 向 は 次 の3つです 働 き 方 に 対 する 職 員 の 意 識 改 革 長 時 間 労 働 よりも 短 時 間 で 成 果 を 出 すことを 評 価 できる 組 織 風 土 を 醸 成 し 固 定 観 念 にとらわれない 柔 軟 な 発 想 で 仕 事 を 進 めます また 働 きやすい 職 場 づくりの ため 男 女 格 差 をなくすとともに 管 理 職 のマネジメント 能 力 の 向 上 を 図 ります 女 性 職 員 のキャリア 形 成 の 促 進 更 なる 女 性 活 躍 推 進 のため 女 性 職 員 の 役 職 者 への 登 用 を 拡 大 するとともに 職 員 一 人 ひとりの 適 性 に 合 った 指 導 育 成 を 図 り キャリア 形 成 と 能 力 開 発 を 促 しま す また 育 児 休 業 等 から 円 滑 に 職 場 へ 復 帰 できるよう 支 援 します ワーク ライフ バランスの 推 進 時 間 外 勤 務 の 縮 減 に 取 り 組 み 働 きやすい 職 場 環 境 を 整 備 します 男 女 ともに 育 児 休 業 等 の 取 得 と 円 滑 な 職 場 復 帰 ができるよう 支 援 するための 制 度 や 仕 組 みをつ くります また 育 児 介 護 による 退 職 者 のキャリアリターンを 検 討 します < 指 針 の 体 系 図 > 目 指 す 姿 全 ての 職 員 が 能 力 を 発 揮 し いきいきと 活 躍 できる 職 場 の 実 現 基 本 方 針 基 本 方 針 1 政 策 決 定 過 程 における 女 性 職 員 の 参 画 拡 大 基 本 方 針 2 いきいきと 働 くことができる 職 場 環 境 づくり 働 き 方 に 対 する 職 員 の 意 識 改 革 長 時 間 労 働 よりも 短 時 間 で 成 果 を 出 すことを 評 価 する 固 定 観 念 にとらわれない 柔 軟 な 発 想 で 仕 事 を 進 める 職 場 での 男 女 格 差 をなくす 管 理 職 のマネジメント 能 力 の 向 上 を 図 る 取 組 の 方 向 女 性 職 員 の キ ャ リ ア 形 成 の 促 進 更 なる 女 性 活 躍 推 進 のため 役 職 者 への 登 用 を 拡 大 する 女 性 職 員 のキャリア 形 成 と 能 力 開 発 を 促 す 職 員 の 適 性 に 合 った 指 導 育 成 を 図 る 育 児 休 業 等 からの 復 帰 を 支 援 する ワーク ライフ バランス の 推 進 時 間 外 勤 務 の 縮 減 に 取 り 組 む 働 きやすい 職 場 環 境 を 整 備 する 育 児 休 業 等 を 取 得 しやすい 制 度 仕 組 みをつくる 男 性 職 員 の 育 児 休 業 等 の 取 得 を 促 進 する 育 児 休 業 等 の 取 得 と 円 滑 な 復 帰 を 支 援 する 育 児 介 護 による 退 職 者 のキ ャリアリターンを 検 討 する 2 取 組 期 間 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 平 成 32 年 3 月 31 日 (5 年 間 ) 8

第 4 章 具 体 的 な 取 組 新 規 の 取 組 : NEW 1 働 き 方 に 対 する 職 員 の 意 識 改 革 長 時 間 労 働 よりも 短 時 間 で 成 果 を 出 すことを 評 価 する 職 場 全 体 で 時 間 外 勤 務 の 縮 減 時 間 外 勤 務 ありき の 考 え 方 から 脱 却 し 短 時 間 で 成 果 を 出 し 定 時 で 帰 る よう 意 識 改 革 を 行 います また 一 斉 定 時 退 庁 日 には 所 属 長 が 率 先 して 実 践 するとともに 職 員 に 退 庁 を 促 し 退 庁 しやすい 雰 囲 気 づくりに 努 めます 質 の 高 い 短 時 間 の 業 務 コスト 意 識 とスピード 感 を 持 ち 各 自 の 業 務 のほか 会 議 打 合 せ 資 料 作 成 等 についても 現 行 の 方 法 が 最 善 かどうか 見 直 し 改 善 に 向 けて 取 り 組 みます 多 様 で 弾 力 的 な 働 き 方 の 検 討 育 児 や 介 護 が 必 要 な 職 員 が 1 日 の 勤 務 時 間 の 長 さを 変 えることなく 就 業 の 時 間 帯 を 変 更 できる 働 き 方 の 導 入 について 検 討 します 固 定 観 念 にとらわれない 柔 軟 な 発 想 で 仕 事 を 進 める 事 業 業 務 のスクラップ アンド ビルド 意 識 の 浸 透 実 践 事 業 や 業 務 を 増 やす 前 に 将 来 を 見 据 えたよりよい 方 法 を 検 討 し 広 い 視 野 か らスクラップに 挑 戦 することで ムダ ムリ をなくすよう 取 り 組 みます 仕 事 術 時 短 テク の 共 有 仕 事 を 段 取 りよく 行 える 手 法 等 を 例 えば 掲 示 スペースや 情 報 端 末 等 の 活 用 により 個 人 レベルでなく 組 織 全 体 で 情 報 共 有 しあい 効 率 的 に 仕 事 ができる 職 場 環 境 にします 職 場 での 男 女 格 差 をなくす 指 導 育 成 における 男 女 格 差 の 解 消 男 女 の 区 別 なく 職 員 個 人 の 適 性 に 見 合 った 指 導 育 成 を 行 います 職 場 における 男 女 共 同 参 画 意 識 の 向 上 職 場 における 性 別 役 割 分 担 意 識 を 解 消 するとともに 仕 事 と 家 庭 生 活 の 両 立 を 図 ることができる 職 場 環 境 の 整 備 に 努 めます 管 理 職 のマネジメント 能 力 の 向 上 を 図 る イクボス 講 座 の 実 施 部 下 が 育 児 と 仕 事 を 両 立 できるよう 配 慮 支 援 し 自 らも 仕 事 と 生 活 を 充 実 さ せるイクボスを 増 やします NEW ワーク ライフ バランスへの 意 識 啓 発 継 続 継 続 管 理 職 がワーク ライフ バランスへの 意 識 を 高 め 自 ら 積 極 的 に 実 践 します 9

2 女 性 職 員 のキャリア 形 成 の 促 進 更 なる 女 性 活 躍 推 進 のため 役 職 者 への 登 用 を 拡 大 する 女 性 職 員 の 主 査 級 への 登 用 を 推 進 能 力 や 適 性 を 公 正 に 判 断 したうえで 女 性 職 員 を 主 査 級 に 登 用 し 活 躍 に 向 けた すそ 野 を 拡 大 します 女 性 職 員 の 管 理 職 への 登 用 を 推 進 能 力 や 適 性 を 公 正 に 判 断 したうえで 女 性 職 員 を 管 理 職 に 登 用 し 政 策 方 針 決 定 の 場 への 参 画 を 促 します 女 性 職 員 のキャリア 形 成 と 能 力 開 発 を 促 す 更 なる 女 性 職 員 の 職 域 拡 大 これまで 女 性 職 員 がほとんど 配 置 されていなかった 職 務 やポストについても 適 性 を 見 極 めながら 積 極 的 に 配 置 し キャリア 形 成 を 促 進 します 女 性 職 員 に 対 するジョブサポートセミナーの 実 施 NEW 女 性 職 員 対 象 の 研 修 を キャリア 形 成 編 とマネジメント 編 に 分 けて 実 施 します キャリア 形 成 編 では 若 手 職 員 を 中 心 にキャリアに 対 する 意 識 啓 発 を 行 い マ ネジメント 編 では 中 堅 職 員 から 管 理 職 を 中 心 にマネジメントスキルの 向 上 を 図 るとともに 縦 のネットワークの 構 築 を 目 指 します ライフイベントに 応 じた 人 事 配 置 出 産 育 児 介 護 等 のライフイベント 期 間 は 時 間 の 制 約 を 受 けたり 突 発 的 に 休 暇 を 取 得 したりすることも 多 いことから 仕 事 と 家 庭 生 活 の 両 立 への 支 援 を 必 要 とする 職 員 に 対 し 希 望 する 部 署 や 業 務 への 配 置 をできる 限 り 考 慮 します 職 員 の 適 性 に 合 った 指 導 育 成 を 図 る 管 理 職 グループリーダーのマネジメント 強 化 女 性 職 員 のキャリア 形 成 に 向 けて 適 性 に 合 った 指 導 育 成 を 行 うため 主 査 級 や 管 理 職 対 象 の 階 層 別 研 修 の 実 施 によりマネジメント 強 化 を 図 ります 本 人 の 意 欲 及 び 能 力 向 上 のための 人 事 配 置 及 び 業 務 分 担 育 児 休 業 等 からの 復 帰 を 支 援 する 育 児 休 業 中 における 通 信 教 育 受 講 費 用 の 全 額 補 助 NEW 育 児 休 業 を 取 得 している 職 員 に 対 し 円 滑 な 職 場 復 帰 に 向 けて 自 己 啓 発 として 取 り 組 む 通 信 教 育 に 係 る 費 用 を 全 額 補 助 します 女 性 職 員 によるネットワークの 構 築 NEW 子 育 てや 仕 事 全 般 について 女 性 職 員 が 相 互 に 相 談 やサポートをしあえるネッ トワークをつくり モチベーションの 向 上 を 図 ります 10

3 ワーク ライフ バランスの 推 進 時 間 外 勤 務 の 縮 減 に 取 り 組 む 一 斉 定 時 退 庁 日 の 実 施 継 続 一 斉 定 時 退 庁 日 を 設 定 しています 引 き 続 き 定 時 退 庁 に 対 する 職 員 の 意 識 付 け と 職 場 環 境 づくりに 努 めます 事 業 業 務 のスクラップ アンド ビルド 意 識 の 浸 透 実 践 再 掲 仕 事 術 時 短 テク の 共 有 再 掲 働 きやすい 職 場 環 境 を 整 備 する 職 員 同 士 が 互 いにサポートできる 体 制 づくり 継 続 日 頃 から 職 員 同 士 が 業 務 内 容 や 進 捗 度 の 共 有 を 図 ることで 例 えば 子 どもの 具 合 が 悪 い 時 などに 突 発 的 に 休 暇 を 取 得 する 場 合 でも 柔 軟 に 対 応 し 快 くサポー トし 合 える 体 制 づくりに 努 めます 職 場 別 の 行 動 宣 言 働 きやすい 職 場 づくりマニフェスト NEW 働 きやすい 職 場 にするための 行 動 として 部 下 が 上 司 に 求 めるもの 上 司 から 部 下 に 求 めるものをそれぞれ 話 し 合 って 決 め 立 場 による 意 識 の 隔 たりをなくし て 行 動 することで 働 きやすい 職 場 づくりを 目 指 します 人 事 評 価 における 評 価 加 算 NEW 仕 事 と 生 活 の 調 和 の 推 進 に 資 するような 効 率 的 な 業 務 運 営 や 良 好 な 職 場 環 境 づ くりに 向 けてとられた 行 動 については 人 事 評 価 において 適 切 に 評 価 を 行 います 育 児 休 業 等 を 取 得 しやすい 制 度 仕 組 みをつくる 育 児 休 業 等 を 取 得 した 職 員 の 代 替 要 員 の 確 保 育 児 休 業 を 取 得 している 職 員 の 代 替 として 任 期 付 き 職 員 を 活 用 するなど 正 規 職 員 の 確 保 に 努 めます また 産 前 産 後 休 暇 や 育 児 のための 部 分 休 業 を 取 得 し ている 職 員 の 代 替 として 臨 時 的 任 用 職 員 を 活 用 します 育 児 の 日 の 創 設 NEW 毎 月 19 日 を 育 児 の 日 とし 定 時 に 帰 り 育 児 が 行 えるよう メールや 館 内 放 送 により 職 員 へ 呼 び 掛 けを 行 います 育 児 休 業 取 得 による 昇 格 制 度 の 見 直 し NEW 男 性 職 員 の 育 児 休 業 取 得 促 進 と 女 性 職 員 の 仕 事 への 復 帰 意 欲 を 高 めるため 平 成 27 年 度 から 1 年 以 内 の 育 児 休 業 期 間 は 2~4 級 昇 格 における 必 要 年 数 からの 除 算 を 行 わないこととします すくすく 育 児 シート の 活 用 による 育 児 支 援 NEW 子 育 てに 関 わる 職 員 が 自 身 の 子 育 てプランを 明 確 にするため また 所 属 長 は 所 属 内 のマネジメントをスムーズに 行 うため 職 員 と 所 属 長 が 協 力 し すくすく 育 児 シート 等 を 作 成 します 部 下 の 育 児 と 仕 事 の 支 援 を 行 うことができるよう 所 属 長 の 役 割 の 認 識 を 深 め イクボス 化 を 図 ります 11

男 性 職 員 の 育 児 休 業 等 の 取 得 を 促 進 する はじめの1 週 間 育 児 の 促 進 育 児 参 加 休 暇 の 5 日 の 取 得 日 数 を 連 続 して 取 得 することを 推 奨 し 週 休 日 を 含 んだ 1 週 間 について 集 中 的 に 育 児 に 専 念 できるようにします 2 週 間 からの 育 児 休 業 チャレンジ のススメ 男 性 職 員 が 家 族 との 時 間 を 大 切 にしながら わが 子 の 日 々の 成 長 を 実 感 できる よう また 育 児 を 通 じ 得 られた 視 点 や 気 づきを 業 務 に 活 かせるよう 育 児 休 業 の 取 得 を 促 進 します 部 分 休 業 のススメ 部 分 休 業 の 取 得 を 推 奨 するとともに 職 場 全 体 で 業 務 の 効 率 化 に 取 り 組 みます イクメン 情 報 の 発 信 NEW 男 性 職 員 の 育 児 休 業 や 部 分 休 業 等 の 利 用 促 進 のため 男 性 向 けリーフレットや メールマガジン 等 によりイクメン 情 報 を 発 信 し 育 児 休 業 等 の 取 得 を 希 望 する 職 員 の 不 安 の 軽 減 を 図 ります 育 児 休 業 取 得 による 昇 格 制 度 の 見 直 し 再 掲 NEW 育 児 休 業 等 の 取 得 と 円 滑 な 復 帰 を 支 援 する 育 児 休 業 中 における ならし 出 勤 の 実 施 NEW 職 場 復 帰 に 向 けて 子 どもが ならし 保 育 に 行 く 期 間 中 都 合 の 良 い 時 間 に 職 場 へ 出 向 き 業 務 や 制 度 等 の 説 明 を 受 けたり システム 等 を 操 作 したりできる ようにします また 復 帰 後 の 業 務 分 担 や 子 育 てへの 配 慮 事 項 の 確 認 をするため 管 理 職 等 と 面 談 を 行 い 職 場 復 帰 をスムーズに 行 えるよう 支 援 します 職 場 からのサポート 体 制 の 充 実 所 属 において 育 児 休 業 前 後 の 面 談 育 児 休 業 中 における 各 種 情 報 の 提 供 職 場 復 帰 直 後 の 研 修 等 を 行 い 職 員 がスムーズに 職 場 復 帰 できるようサポートしま す 育 児 休 業 中 における 通 信 教 育 受 講 費 用 の 全 額 補 助 再 掲 NEW 育 児 介 護 による 退 職 者 のキャリアリターンを 検 討 する 育 児 や 介 護 により 退 職 した 職 員 の 再 採 用 制 度 の 検 討 NEW 育 児 介 護 を 理 由 に 止 むを 得 ず 退 職 する 本 市 職 員 の 能 力 や 専 門 知 識 を 再 度 活 用 できるよう 実 務 経 験 を 考 慮 した 再 採 用 の 制 度 仕 組 みを 検 討 します 4 取 組 を 推 進 するために 指 針 に 示 した 取 組 の 方 向 に 沿 って 全 庁 的 に 女 性 職 員 の 活 躍 を 推 進 し 個 別 の 取 組 の 進 捗 状 況 及 び 目 標 値 とした 指 標 の 状 況 について 確 認 を 行 い 実 効 性 のある 取 組 を 実 施 できるよう 努 めます 12

豊 橋 市 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 のための 取 組 指 針 参 考 資 料 職 員 アンケート 調 査 結 果 意 見 交 換 会 まとめ

参 考 資 料 職 員 アンケートの 調 査 結 果 職 場 環 境 仕 事 キャリア 女 性 職 員 の 活 躍 促 進 育 児 休 業 部 分 休 業 について 本 市 職 員 の 意 識 を 調 査 し 今 後 の 取 組 の 方 向 を 検 討 する 際 の 参 考 とするた め 女 性 職 員 の 活 躍 促 進 及 び 職 場 環 境 に 関 するアンケート を 実 施 しました 実 施 期 間 平 成 26 年 7 月 31 日 から 8 月 14 日 まで( 医 療 職 を 除 く ) 平 成 26 年 8 月 20 日 から 9 月 19 日 まで( 医 療 職 ) 対 象 者 全 職 員 ( ただし 再 任 用 職 員 任 期 付 採 用 職 員 非 常 勤 嘱 託 員 指 導 主 事 他 団 体 からの 派 遣 職 員 は 除 く ) 3,444 人 ( 男 性 2,061 人 女 性 1,383 人 ) 回 答 状 況 2,083 人 ( 男 性 1,204 人 女 性 879 人 ) 回 答 率 60.5% ( 男 性 58.4% 女 性 63.6%) 一 般 行 政 職 のみの 回 答 率 63.3%( 男 性 61.9% 女 性 66.1%) 働 きやすい 職 場 に 対 する 意 識 介 護 育 児 するうえで 働 きやすい 職 場 か 働 きやすい 職 場 54.5% 内 訳 そう 思 う 12.5%( 男 性 16.6% 女 性 6.9%) 比 較 的 そう 思 う 42.0%( 男 性 47.3% 女 性 34.8%) 今 の 職 場 は 時 間 外 削 減 に 取 り 組 んでいるか 取 り 組 んでいる 58.4% 内 訳 そう 思 う 20.6% ( 男 性 23.6% 女 性 16.6%) 比 較 的 そう 思 う 37.8%( 男 性 37.9% 女 性 37.7%) 仕 事 キャリアに 対 する 意 識 能 力 を 発 揮 できる 仕 事 機 会 は 与 えられているか 与 えられている 84.8% 内 訳 十 分 与 えられていると 思 う 20.9%( 男 性 25.2% 女 性 15.1%) 比 較 的 与 えられていると 思 う 63.9%( 男 性 61.1% 女 性 67.6%) 女 性 職 員 の 活 躍 促 進 に 対 する 意 識 管 理 職 への 女 性 の 登 用 についての 考 え 方 内 訳 もっと 積 極 的 に 女 性 登 用 を 進 めるべき 13.6% ( 男 性 14.7% 女 性 12.1%) 男 女 を 問 わず 職 員 それぞれの 事 情 に 合 わせて 自 然 体 で 進 めるべき 83.3%( 男 性 80.8% 女 性 86.7%) あまり 女 性 登 用 を 進 めるべきではない 2.6%( 男 性 3.9% 女 性 0.9%) 育 児 休 業 部 分 休 業 に 対 する 意 識 部 分 休 業 取 得 可 能 期 間 ( 小 学 校 入 学 前 )の 仕 事 に 対 する 考 え 方 内 訳 仕 事 を 頑 張 りたい 6.8%( 男 性 11.6% 女 性 0.5%) 仕 事 も 子 育 ても 両 立 させたい 65.7%( 男 性 71.0% 女 性 58.8%) 子 どもと 過 ごす 時 間 を 優 先 させたい 24.0%( 男 性 14.3% 女 性 36.7%) 14

参 考 資 料 意 見 交 換 会 まとめ 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 及 び 職 場 環 境 づくりに 関 し 職 場 の 現 状 や 問 題 点 今 後 の 取 組 に 対 する 意 見 提 案 等 を 聞 くため 各 階 層 の 職 員 との 意 見 交 換 会 を 実 施 しました 実 施 日 及 び 参 加 職 員 ( 計 70 人 ) 平 成 26 年 9 月 5 日 20 代 女 性 8 人 平 成 26 年 10 月 1 日 女 性 主 査 級 5 人 平 成 26 年 9 月 5 日 30 代 女 性 7 人 平 成 26 年 10 月 3 日 男 性 主 査 級 5 人 平 成 26 年 9 月 8 日 40 代 女 性 6 人 平 成 26 年 10 月 7 日 女 性 課 長 補 佐 級 6 人 平 成 26 年 9 月 8 日 女 性 育 児 休 業 経 験 者 8 人 平 成 26 年 10 月 7 日 男 性 課 長 補 佐 級 6 人 平 成 26 年 9 月 8 日 男 性 育 児 休 業 経 験 者 4 人 平 成 26 年 10 月 15 日 男 性 課 長 級 8 人 平 成 26 年 10 月 17 日 女 性 課 長 級 7 人 テーマ: 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 について 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 のためには 更 なる 職 域 拡 大 を 進 め 若 いうちに 責 任 ある 仕 事 や 経 験 を 積 める 人 事 配 置 を 望 む 意 見 が 多 く 出 されました また 主 査 級 以 上 の 職 員 か らは 女 性 職 員 への 指 導 育 成 においては 幅 広 い 知 識 や 経 験 を 得 られるような 機 会 を 与 えること キャリア 支 援 を 行 うこと 等 が 必 要 とのことでした そして 子 育 て 中 の 女 性 職 員 に 対 しては 育 児 で 大 変 だろう 女 性 だから という 配 慮 から 仕 事 上 の 制 限 をしたことが 逆 にモチベーション 低 下 を 招 いた 実 例 が 報 告 され 本 人 の 意 思 の 把 握 と 適 性 に 合 った 育 成 を 行 うことの 重 要 性 を 共 有 しました 昇 任 登 用 に 関 しては 男 女 の 区 別 はせず 職 員 一 人 ひとりの 能 力 や 意 欲 を 正 当 に 評 価 すべき というのが 各 意 見 交 換 会 での 共 通 の 意 見 でしたが 登 用 における 男 女 差 の 感 じ 方 については 個 人 差 が 見 られました なお 女 性 職 員 の 20 代 30 代 は 周 りのフォローがあれば 家 庭 と 両 立 できるな ら など 条 件 付 きで 昇 任 昇 格 を 希 望 するのに 対 し 40 代 は 経 験 不 足 や 育 児 でのキ ャリア 中 断 を 理 由 に 昇 任 に 対 し 不 安 を 抱 いていることが 浮 き 彫 りになりました < 主 な 意 見 > 女 性 の 職 域 拡 大 は 進 んでいるが 依 然 として 男 女 差 はあると 認 識 している まちづくりを 行 うために 女 性 の 視 点 や 考 え 方 は 欠 かせない もっと 活 用 すべき 幅 広 い 仕 事 や 経 験 を 通 じ やりがいや 達 成 感 を 味 わうことで 自 信 につながる 男 女 の 区 別 なく 本 人 の 能 力 で 昇 進 させるべきだと 思 う 20 代 から 30 代 の 職 員 の 昇 任 意 識 は 高 い < 取 組 内 容 の 提 案 > 主 査 級 への 積 極 的 な 女 性 登 用 昇 格 意 欲 を 促 すような 給 与 制 度 評 価 制 度 主 査 級 以 上 の 女 性 職 員 との 意 見 交 換 会 等 の 継 続 的 な 実 施 育 児 休 業 中 における 子 ども 同 伴 の 研 修 受 講 15

テーマ: 働 きやすい 職 場 環 境 づくりについて 働 きやすい 職 場 とは 仕 事 と 家 庭 の 両 立 への 不 安 や 負 担 感 をなくし 安 心 して 働 け る 環 境 のこと 時 間 外 勤 務 ありき ではなく 短 時 間 で 成 果 を 出 し 定 時 で 帰 る 職 員 を 評 価 するなど 働 き 方 に 対 する 職 員 の 意 識 改 革 が 必 要 これらは 女 性 職 員 主 査 級 以 上 の 役 職 者 から 出 された 共 通 の 意 見 でした ただし 一 方 で その 意 識 改 革 の 主 体 を 役 職 者 は 個 々の 職 員 に 求 めているのに 対 し 若 手 職 員 は 上 司 に 体 制 整 備 やきめ 細 やかな 声 かけ 等 を 強 く 期 待 しており 職 員 の 意 識 改 革 の 実 現 には 立 場 による 意 識 のギャップが 障 壁 となっているとも 言 えます また 出 産 育 児 介 護 等 のライフイベントの 期 間 は 突 発 的 な 休 暇 等 を 取 得 する ケースが 多 いだけでなく 本 人 の 意 欲 を 維 持 向 上 させる 観 点 からも できる 限 り 希 望 部 署 に 配 置 してほしいというのは 女 性 職 員 からの 強 い 要 望 でした 特 に 子 育 て 期 間 中 の 支 援 を 求 める 職 員 は 多 く 育 児 休 業 等 を 取 得 する 上 で 必 要 不 可 欠 なこととし ては 職 場 の 上 司 同 僚 の 理 解 やフォローがあること 復 帰 しやすい 環 境 やサポート があること 等 が 挙 げられました なお 男 性 職 員 の 育 児 休 業 等 の 取 得 をもっと 進 めていくことも 求 められていること が 明 らかになりました 男 性 の 取 得 が 進 まない 要 因 としては 制 度 内 容 や 取 得 のPR 不 足 昇 格 への 影 響 経 済 的 理 由 のほか 男 性 の 育 児 休 業 等 の 取 得 に 対 する 周 囲 の 理 解 がないことなど 実 際 に 苦 労 した 体 験 を 聞 く 機 会 ともなりました < 主 な 意 見 > 時 間 外 勤 務 長 時 間 労 働 をするのが 当 然 という 職 員 の 意 識 と 組 織 風 土 を 変 える 男 性 が 育 児 のために 休 暇 等 を 取 れる 雰 囲 気 があると 女 性 も 取 りやすい 育 児 休 業 期 間 中 は 余 裕 がなく 研 修 参 加 や 自 己 啓 発 をしたくてもほとんどできない 育 児 休 業 等 の 取 得 には 職 場 の 上 司 や 同 僚 からの 理 解 が 必 要 だと 思 う 部 分 休 業 は 申 請 していても 取 得 できない 人 が 多 く 職 場 や 業 務 内 容 申 請 者 自 身 の 意 識 上 司 同 僚 の 理 解 の 差 によるところが 大 きい 主 査 級 になると 取 得 しにくかった 専 門 職 や 現 場 監 督 を 担 当 する 技 術 職 は 部 分 休 業 が 取 れない 子 どもが 小 学 校 入 学 した 後 の 方 が 実 は 負 担 は 増 えるので 部 分 休 業 等 があるとよい 育 児 だけでなく 家 族 の 介 護 に 対 する 制 度 の 充 実 が 必 要 < 取 組 内 容 の 提 案 > フレックスタイム 制 度 の 導 入 育 休 復 帰 前 の 慣 らし 勤 務 短 時 間 勤 務 の 導 入 庁 内 保 育 所 や 庁 内 学 童 保 育 の 設 置 育 児 休 業 からスムーズに 復 帰 するための 情 報 提 供 研 修 男 性 職 員 自 身 による 育 児 休 業 部 分 休 業 等 の 取 得 のPR 育 児 休 業 等 を 取 得 してもデメリットのない 昇 任 制 度 や 給 与 制 度 の 検 討 男 女 ともに 育 児 参 加 のための 休 暇 取 得 を 義 務 化 16

豊 橋 市 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 のための 取 組 指 針 平 成 27 年 3 月 豊 橋 市 総 務 部 人 事 課 TEL :0532-51-2047 FAX :0532-56-5120 E-mail:jinji@city.toyohashi.lg.jp