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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

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2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷

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2 出 願 資 格 審 査 前 記 1の 出 願 資 格 (5) 又 は(6) により 出 願 を 希 望 する 者 には, 出 願 に 先 立 ち 出 願 資 格 審 査 を 行 いますので, 次 の 書 類 を 以 下 の 期 間 に 岡 山 大 学 大 学 院 自 然 科 学 研 究 科 等

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( 医 療 機 器 の 性 能 及 び 機 能 ) 第 3 条 医 療 機 器 は 製 造 販 売 業 者 等 の 意 図 する 性 能 を 発 揮 できなければならず 医 療 機 器 としての 機 能 を 発 揮 できるよう 設 計 製 造 及 び 包 装 されなければならない 要 求 項 目 を

Transcription:

薬 剤 の 保 険 適 ご 確 認 のお 願 い 評 価 治 療 例 ( 詳 細 ) ページの 薬 剤 に 保 険 適 表 記 を 追 記 させていただきましたので ご 確 認 をお 願 いします 疾 患 に 対 して 記 載 されている 薬 剤 処 は 保 険 適 があるのかないのか また 量 内 なのかを 読 者 が 確 認 できるようにすることを 的 としています この 保 険 適 情 報 は エルゼビアの 責 任 として レセプトチェックソフトなどを 参 考 に 案 を 作 成 しておりますが 先 のコンテンツに 掲 載 することから 違 和 感 がないかな ど 公 開 前 に 先 に 内 容 をご 確 認 いただけたらと 考 えております 添 付 書 記 載 の 保 険 適 の 内 容 が 査 定 の 現 場 の 内 容 と 異 なることがあります 例 えば 筋 緊 張 型 頭 痛 は 厳 密 にはロキソニンの 保 険 適 外 です しかし 慣 習 的 に いられて おり 査 定 対 象 にならないことがあります このような 場 合 には 筋 緊 張 型 頭 痛 は 厳 密 にはロキソニンの 適 外 だが 査 定 の 対 象 とならないこともある のような 記 載 を 付 け 加 えられたらと 考 えています このような 記 載 が 必 要 かどうかについて 先 の 現 場 の 感 覚 にてご 指 導 を 御 頂 戴 できたら 幸 いです 注 釈 評 価 治 療 例 ( 詳 細 ) の 下 に 以 下 のような 注 釈 を 掲 載 薬 剤 情 報 の( 適 外 / 適 内 / 量 内 / 量 外 /適) 等 の 表 記 は 編 集 部 によって 記 載 時 に 添 付 書 社 会 保 険 診 療 報 酬 払 基 レセプト 請 求 計 算 事 例 レセプトチェックソフ トなどで 確 認 し 作 成 しております ただし これらの 記 載 は 実 際 の 保 険 適 の 査 定 において 保 険 適 及 び 保 険 適 外 と 判 断 されることを 保 証 するものではありませ ん また 症 状 のオーダーセットや 検 査 薬 輸 液 液 製 剤 全 酔 薬 抗 癌 剤 等 の 薬 剤 は 保 険 適 の 記 載 の 部 を 割 愛 しています 例 : 芽 球 癆 記 載 ( 〇 〇 には 病 名 が ります) 意 味 表 現 覧 [ 適 内 / 量 内 /適 ] 薬 剤 が 同 じページ 内 に 記 載 されている 想 定 病 名 に 適 と 想 定 される 量 も 範 囲 内 [ 適 内 / 量 適 宜 増 減 2 倍 以 下 適 ] [ 適 内 / 量 適 宜 増 減 2 倍 超 適 ] [ は 適 外 / 他 適 量 内 /適 ] [ は 適 外 / 他 適 量 適 宜 増 減 2 倍 以 下 /適 ] [ は 適 外 / 他 適 量 適 宜 増 減 2 倍 超 /適 ] 薬 剤 が 同 じページ 内 に 記 載 されている 想 定 病 名 に 適 と 想 定 される 量 は 添 付 書 量 を 超 えるが2 倍 以 内 である 添 付 書 に 適 宜 増 減 等 の 記 載 がある 薬 剤 が 同 じページ 内 に 記 載 されている 想 定 病 名 に 適 と 想 定 される 量 は 添 付 書 量 の2 倍 超 である 添 付 書 に 適 宜 増 減 等 の 記 載 がある 薬 剤 が 同 じページ 内 に 記 載 されている 想 定 病 名 では 適 外 と 査 定 される 可 能 性 がある 薬 剤 は 病 名 に 対 して 適 と 想 定 され 病 名 に 対 する 量 として 評 価 した 場 合 範 囲 内 である 薬 剤 が 同 じページ 内 に 記 載 されている 想 定 病 名 では 適 外 と 査 定 される 可 能 性 がある 薬 剤 は 病 名 に 対 して 適 と 想 定 され 病 名 に 対 する 添 付 書 量 を 超 えるが2 倍 以 内 である 添 付 書 に 適 宜 増 減 等 の 記 載 がある 薬 剤 が 同 じページ 内 に 記 載 されている 想 定 病 名 では 適 外 と 査 定 される 可 能 性 がある 薬 剤 は 病 名 に 対 して 適 と 想 定 され 病 名 に 対 する 添 付 書 量 の2 倍 超 である 添 付 書 に 適 宜 増 減 等 の 記 載 がある [ 適 内 / 児 量 内 /適 ] 薬 剤 が 同 じページ 内 に 記 載 されている 想 定 病 名 に 適 と 想 定 される 児 量 も 存 在 し その 範 囲 内 である [ 適 内 / 児 量 外 /適 ] 薬 剤 が 同 じページ 内 に 記 載 されている 想 定 病 名 に 適 と 想 定 される 児 量 は 存 在 するが その 範 囲 外 である [ 適 内 / 児 量 記 載 無 /適 ] 薬 剤 が 同 じページ 内 に 記 載 されている 想 定 病 名 に 適 と 想 定 される 児 量 が 存 在 せず 成 での 量 範 囲 内 である [ は 適 外 / 他 適 児 量 内 /適 ] [ は 適 外 / 他 適 児 量 外 /適 ] [ 薬 価 未 収 載 ] 海 外 の 薬 剤 など 薬 剤 が 同 じページ 内 に 記 載 されている 想 定 病 名 では 適 外 と 査 定 される 可 能 性 がある 薬 剤 は 病 名 に 対 して 適 と 想 定 され 病 名 に 対 する 児 量 が 存 在 し その 範 囲 内 である 薬 剤 が 同 じページ 内 に 記 載 されている 想 定 病 名 では 適 外 と 査 定 される 可 能 性 がある 薬 剤 は 病 名 に 対 して 適 と 想 定 され 病 名 に 対 する 児 量 が 存 在 し その 範 囲 外 である 2015/11/26 Page 1 of 20

評 価 治 療 例 ( 詳 細 ) #601 強 膜 炎 初 診 時 対 象 患 者 コメントを 隠 す/ 表 する 北 市 伸 義 有 賀 俊 英 北 海 道 医 療 学 個 体 差 医 療 科 学 センター 眼 科 学 系 下 記 は 部 を 除 き 執 筆 者 が 過 去 に 診 た20 の 患 者 で2 以 上 に った 事 を 羅 列 して 頂 いています 実 際 の1 の 患 者 に った 内 容 は 下 記 の 部 分 であることを 了 解 下 さい 評 価 針 上 強 膜 炎 か 強 膜 炎 であれば びまん 性 か 結 節 性 か 壊 死 性 かの 鑑 別 をし 治 療 戦 略 を てる 後 部 強 膜 炎 では 諸 検 査 から 疾 患 を 推 定 し 鑑 別 する コメディカルへの 依 頼 患 者 隔 離 囲 い 込 み 対 象 : 充 に 眼 脂 を 伴 うなど 流 性 結 膜 炎 を 疑 う 必 要 がある 場 合 ( 推 奨 度 1) 理 画 像 検 査 視 検 査 対 象 : 強 膜 炎 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 1) 眼 圧 検 査 対 象 : 強 膜 炎 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 1) 細 隙 灯 顕 微 鏡 検 査 対 象 : 強 膜 炎 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 1) 隅 検 査 対 象 : ぶどう 膜 炎 緑 内 障 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 1) 眼 底 検 査 対 象 : ぶどう 膜 炎 後 部 強 膜 炎 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 1) Bモードエコー 検 査 対 象 : 後 部 強 膜 炎 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 1) フルオレセイン 蛍 光 眼 底 造 影 検 査 対 象 : 後 部 強 膜 炎 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 1) CT/MRI 対 象 : 後 部 強 膜 炎 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 1) OCT 対 象 : 後 部 強 膜 炎 を 疑 う 患 者 ( 推 奨 度 2) 髄 液 検 査 対 象 : 原 病 と 後 部 強 膜 炎 の 区 別 が 困 難 な 患 者 ( 推 奨 度 2) 1,000 倍 希 釈 エピネフリン 点 眼 試 験 対 象 : 上 強 膜 炎 強 膜 炎 の 区 別 が 困 難 な 患 者 ( 推 奨 度 3) 検 体 検 査 採 (CBC,TP,AST,ALT,ALP,ChE,T-Bil,BUN,Cr,UA,CRP, 沈 など) 対 象 : 軽 症 例 で 再 発 を 繰 り 返 す 場 合 ( 推 奨 度 1) 重 症 例 ( 推 奨 度 1) 膠 原 病 関 連 検 査 (RF 定 量,ASO,C3,C4, 清 補 体 価,IgG,IgA,IgM, 特 異 的 IgE, P-ANCA, C- ANCA(PR3ANCA)など) 2015/11/26 Page 2 of 20

治 療 針 対 象 : 軽 症 例 で 再 発 を 繰 り 返 す 場 合 ( 推 奨 度 1) 重 症 例 ( 推 奨 度 1) 抗 体 ( 抗 核 抗 体 [FA], 抗 DNA 抗 体 [RIA],など) 対 象 : 軽 症 例 で 再 発 を 繰 り 返 す 場 合 ( 推 奨 度 1) 重 症 例 ( 推 奨 度 1) 感 染 症 関 連 検 査 (クォンティフェロン, STS 梅 毒 TPHA 法 定 性 抗 Borrelia 抗 体 など) 対 象 : 軽 症 例 で 再 発 を 繰 り 返 す 場 合 ( 推 奨 度 2) 重 症 例 ( 推 奨 度 2) ツベルクリン 反 応 対 象 : 軽 症 例 で 再 発 を 繰 り 返 す 場 合 ( 推 奨 度 2) 重 症 例 ( 推 奨 度 2) 塗 抹 検 鏡 対 象 : 感 染 性 強 膜 炎 が 疑 われる 患 者 ( 推 奨 度 2) 細 菌 検 査 対 象 : 感 染 性 強 膜 炎 が 疑 われる 患 者 ( 推 奨 度 2) 軽 度 の 上 強 膜 炎 のみで 再 発 もない 場 合 は 必 ずしも 全 検 索 までは 必 要 とせず ステロイ ド 抗 炎 症 薬 (NSAIDs) 点 眼 やフルオロメトロン(フルメトロンなど) 点 眼 程 度 で 落 ち 着 く ことが 多 い 中 等 症 以 上 ではベタメタゾンなど(リンデロンなど)のステロイド 点 眼 薬 治 療 に 抵 抗 する 強 膜 炎 や 壊 死 性 強 膜 炎 ではステロイド 薬 全 投 与 が 必 要 である 再 発 例 重 症 例 では 原 因 検 索 も 必 要 である 治 療 眼 科 NSAIDs ブロナック 点 眼 液 [0.1%] 1 2 回 点 眼 [ 適 内 / 量 内 /適 強 膜 炎 ]( 編 集 部 注 : 本 ページで 想 定 する 適 病 名 強 膜 炎 /2015 年 11 ) 対 象 : 軽 度 の 上 強 膜 炎 ( 推 奨 度 2) コメント: ブロナック ニフランのいずれか1つを いる ニフラン 点 眼 液 [0.1%] 1 3 回 点 眼 [ 適 内 / 量 内 /適 強 膜 炎 ] 対 象 : 軽 度 の 上 強 膜 炎 ( 推 奨 度 2) コメント: ブロナック ニフランのいずれか1つを いる 眼 科 副 腎 質 ステロイド フルメトロン 点 眼 液 [0.1%] 1 1 4 回 点 眼 [ 適 内 / 量 内 /適 強 膜 炎 ] 対 象 : コメント: 対 象 : コメント: 上 強 膜 炎 強 膜 炎 で 病 状 が 落 ち 着 いたあとのフォローアップ 期 間 フルメトロン リンデロンのいずれか1つを いる リンデロン 点 眼 液 [0.01%]1 1 4 回 点 眼 [ 適 内 / 量 内 /適 強 膜 炎 ] 上 強 膜 炎 強 膜 炎 で 病 状 が 落 ち 着 いたあとのフォローアップ 期 間 フルメトロン リンデロンのいずれか1つを いる リンデロン 点 眼 点 点 液 [0.1%]1 1 頻 回 点 眼 [ 適 内 / 量 内 /適 強 膜 炎 ] 対 象 : 中 等 症 以 上 の 上 強 膜 炎 各 種 強 膜 炎 ( 感 染 が 疑 われる 例 を 除 く)( 推 奨 度 1) コメント: フルメトロン リンデロンのいずれか1つを いる 2015/11/26 Page 3 of 20

副 腎 質 ステロイド プレドニゾロン 錠 タケダ [5mg] 20 60mg/ から 開 始 し 漸 減 [ 適 内 / 量 内 /適 強 膜 炎 ] 対 象 : 結 節 性 壊 死 性 強 膜 炎 ( 推 奨 度 1) 点 眼 治 療 に 抵 抗 するびまん 性 強 膜 炎 ( 推 奨 度 1) プレドニゾロン 錠 タケダ 30 60mg/ から 開 始 し 漸 減 [ 適 内 / 量 内 /適 強 膜 炎 ] 対 象 : 後 部 強 膜 炎 ( 推 奨 度 1) 眼 科 抗 菌 薬 クラビット 点 眼 液 [1.5%] 1 4 6 回 点 眼 [ 強 膜 炎 は 適 外 / 他 適 量 適 宜 増 減 2 倍 以 下 /適 膜 炎 ] 対 象 : 縫 合 バックル 材 料 などによる 感 染 性 強 膜 炎 が 疑 われる 患 者 ( 推 奨 度 1) コメント: クラビット ベガモックスのいずれか1つを いる ベガモックス 点 眼 液 [0.5%] 1 4 6 回 点 眼 [ 強 膜 炎 は 適 外 / 他 適 量 適 宜 増 減 3 倍 以 下 /適 膜 炎 ] 対 象 : 縫 合 バックル 材 料 などによる 感 染 性 強 膜 炎 が 疑 われる 患 者 ( 推 奨 度 1) コメント: コンサルト クラビット ベガモックスのいずれか1つを いる 眼 炎 症 専 医 対 象 : 初 診 時 より 壊 死 性 強 膜 炎 がみられる 場 合 再 診 院 の 指 数 1 週 間 後 対 象 : 治 療 開 始 時 2 週 1カ 後 対 象 : フォローアップ 期 院 対 象 : 40mg/ 以 上 のプレドニゾロン 全 投 与 が 必 要 な 例 推 奨 度 1: 明 らかに 利 益 が 害 やコストよりも 上 回 る 必 ず う 必 要 があり 得 る 為 推 奨 度 2: 害 コストよりも 利 益 が 上 回 る 可 能 性 が い 半 数 以 上 の 状 況 で われ 得 る 為 推 奨 度 3: 利 益 よりも 害 コストが 上 回 る 可 能 性 が い 半 数 以 下 の 状 況 で われ 得 る 為 推 奨 度 4: 明 らかに 利 益 が 害 やコストよりも 下 回 る 医 学 的 に 原 則 禁 忌 といわれている 為 ( 詳 細 はこちら 参 照 ) 薬 剤 中 分 類 法 同 効 薬 診 療 報 酬 は エルゼビアが 独 に 作 成 した 薬 剤 情 報 であり 著 者 により 作 成 された 情 報 ではありません 尚 法 は 添 付 書 より 同 効 薬 は 薬 剤 師 監 修 のもとで 作 成 しております 薬 剤 情 報 の( 適 外 / 適 内 / 量 内 / 量 外 /適) 等 の 表 記 は 編 集 部 によって 記 載 時 に 添 付 書 社 会 保 険 診 療 報 酬 払 基 レセプト 請 求 計 算 事 例 レセプトチェックソフトなどで 確 認 し 作 成 しています ただし これらの 記 載 は 実 際 の 保 険 適 の 査 定 において 保 険 適 及 び 保 険 適 外 と 判 断 されることを 保 証 するものではありません また 症 状 のオーダー セットや 検 査 薬 輸 液 液 製 剤 全 酔 薬 抗 癌 剤 等 の 薬 剤 は 保 険 適 の 記 載 の 部 を 割 愛 させていただいていま す ( 詳 細 はこちらを 参 照 ) 最 終 更 新 : 2015 年 10 22 <<ページ 末 尾 :#situationdetails6.aspx?diseaseid=601&situationno=1>> 2015/11/26 Page 4 of 20

トップページ #601 強 膜 炎 概 要 監 修 : 沖 波 聡 倉 敷 中 央 病 院 眼 科 北 市 伸 義 有 賀 俊 英 北 海 道 医 療 学 個 体 差 医 療 科 学 センター 眼 科 学 系 疾 患 のポイント: 強 膜 炎 とは 上 強 膜 前 部 強 膜 後 部 強 膜 の 炎 症 により 充 疼 痛 などの 症 状 を 来 す 疾 患 であ る 般 に 前 部 の 上 強 膜 炎 強 膜 炎 と 後 部 強 膜 炎 に 別 されるが 通 常 単 に 強 膜 炎 という 場 合 は 前 部 強 膜 炎 のことを 指 す 明 確 な 診 断 基 準 は 存 在 しないが 上 強 膜 炎 は 膜 輪 部 付 近 に 限 局 して 結 膜 充 と 上 強 膜 充 が みられる 上 強 膜 炎 と 強 膜 炎 の 鑑 別 には 1,000 倍 希 釈 エピネフリン 点 眼 試 験 が 有 であり 点 眼 後 充 がとれれば 上 強 膜 炎 である 強 膜 炎 ( 前 部 強 膜 炎 )は 深 部 強 膜 の 炎 症 であり 上 強 膜 炎 より 深 部 の 管 が 充 する びまん 性 結 節 性 壊 死 性 の3 種 に 別 される 強 膜 炎 の 鑑 別 状 態 :[ID0020] 鑑 別 疾 患 としては 球 結 膜 充 を 来 す 各 種 結 膜 炎 ぶどう 膜 炎 ( 眼 内 炎 を 含 む) 結 膜 フリク テンなどが 挙 げられる 瞼 結 膜 に 充 を す 所 が 結 膜 炎 ([[ 感 染 性 結 膜 炎 ]] [[ 感 染 性 結 膜 炎 ]])との 鑑 別 には 有 である( 強 膜 炎 では 瞼 結 膜 の 充 は 来 さない) 後 部 強 膜 炎 を 除 く 上 強 膜 炎 強 膜 炎 では 後 眼 部 の 炎 症 は 来 さないところが ぶどう 膜 炎 と の 鑑 別 に 有 である 結 膜 フリクテンでは 炎 症 部 に 致 してフルオレセインの 染 がみられることが 特 徴 であ り 結 節 性 強 膜 炎 との 鑑 別 に 同 所 が 役 つ 上 強 膜 炎 : 診 断 : フローチャートに 沿 って 診 断 する ( [ID0701]) 予 後 : 点 眼 薬 で 軽 快 することが 多 く 予 後 は 良 好 である 然 寛 解 することもある 治 療 : ステロイド 抗 炎 症 薬 やステロイド 薬 の 点 眼 が 治 療 の 主 体 となる 強 膜 炎 : 診 断 : フローチャートに 沿 って 診 断 する ( [ID0701]) 予 後 :( 強 膜 炎 の 病 型 分 類 チャート:[ID0702]) 般 には 予 後 良 好 であるが 治 療 に 抵 抗 する 壊 死 性 強 膜 炎 や 外 科 術 誘 導 性 壊 死 性 強 膜 炎 などは 予 後 不 良 なこともある 結 節 性 壊 死 性 と 進 むにつれ 重 症 となるため 細 隙 灯 顕 微 鏡 検 査 にて 暗 の 結 節 や の 無 管 領 域 が 存 在 しないか 確 認 する 治 療 : まずステロイド 薬 の 点 眼 が 治 療 の 主 体 となる 壊 死 性 強 膜 炎 など 重 症 例 に 対 しては 点 眼 に 加 えステロイド 薬 の 全 投 与 や 観 的 術 を 考 慮 する 後 部 強 膜 炎 : 診 断 : 診 断 には CT MRIやBモードエコー 検 査 などで 後 部 強 膜 の 肥 厚 を 確 認 することが 重 要 で ある 予 後 : 充 疼 痛 のほか 網 脈 絡 膜 視 神 経 などへの 炎 症 の 波 及 によっては 視 低 下 などが 起 き る 治 療 : ステロイド 薬 の 全 投 与 を 試 み 前 眼 部 の 炎 症 を 伴 う 場 合 はステロイド 薬 点 眼 も 必 要 である 専 医 相 談 のタイミング:[ID0017] 上 強 膜 炎 強 膜 炎 で 再 発 を 繰 り 返 しステロイド 薬 の 内 服 が 中 できない 場 合 は 眼 炎 症 専 医 へ 相 談 することが 望 ましい 2015/11/26 Page 5 of 20

壊 死 性 強 膜 炎 や 後 部 強 膜 炎 などは 最 初 から 専 医 へ 紹 介 することが 望 ましい 臨 床 のポイント: 上 強 膜 炎 では まず ステロイド 点 眼 薬 前 部 強 膜 炎 ではステロイド 点 眼 薬 を 投 与 するが そ れらが 無 効 の 場 合 はステロイド 薬 の 全 投 与 を う 後 部 強 膜 炎 の 診 断 には CT MRI Bモードエコー 検 査 などを う 後 部 強 膜 炎 では ステロイド 薬 の 全 投 与 を う 評 価 治 療 の 進 め 選 定 されている 評 価 治 療 は 例 です 症 状 病 態 に 応 じて 適 宜 変 更 してください 初 診 時 の 検 査 オーダー 例 上 強 膜 炎 か 強 膜 炎 であれば びまん 性 か 結 節 性 か 壊 死 性 かの 鑑 別 をし 治 療 戦 略 を てる 後 部 強 膜 炎 では 諸 検 査 から 疾 患 を 推 定 し 鑑 別 する 後 部 強 膜 炎 を 疑 う 場 合 は 眼 底 検 査 Bモードエコー フルオレセイン 蛍 光 眼 底 造 影 検 査 CT/MRIも う 上 強 膜 炎 強 膜 炎 の 場 合 1)2)3)を う 視 低 下 や 強 い 前 房 炎 症 を 認 める 場 合 他 疾 患 との 鑑 別 のため4)5)を う 後 部 強 膜 炎 を 疑 う 場 合 は1) 8)を う 後 部 強 膜 炎 において VKH( 原 病 )との 鑑 別 が 困 難 な 場 合 は10)を う 1) 視 検 査 2) 眼 圧 検 査 3) 細 隙 灯 顕 微 鏡 検 査 4) 眼 底 検 査 5) 隅 検 査 6)Bモードエコー 検 査 7)フルオレセイン 蛍 光 眼 底 造 影 検 査 8)CT/MRI 9)OCT 10) 髄 液 検 査 初 期 治 療 例 上 強 膜 炎 のみで 再 発 もない 場 合 は 必 ずしも 全 検 索 までは 必 要 とせず ステロイド 抗 炎 症 薬 (NSAIDs) 点 眼 やフルオロメトロン(フルメトロンなど) 点 眼 程 度 で 落 ち 着 くことが 多 い 中 等 症 以 上 ではベタメタゾンなど(リンデロンなど)のステロイド 点 眼 薬 治 療 に 抵 抗 する 強 膜 炎 や 壊 死 性 強 膜 炎 ではステロイド 薬 全 投 与 が 必 要 である 通 常 は1)または2)にて 加 療 する 中 等 症 以 上 では3) 治 療 抵 抗 例 では 4)を いる 1)ブロナック 点 眼 液 [0.1%] 1 2 回 点 眼 [ 適 内 / 量 内 /適 強 膜 炎 ]( 編 集 部 注 : 想 定 する 適 病 名 強 膜 炎 /2015 年 11 ) 2)フルメトロン 点 眼 液 [0.1%] 1 1 4 回 点 眼 [ 適 内 / 量 内 /適 強 膜 炎 ] 3)リンデロン 点 眼 点 点 液 [0.1%]1 1 頻 回 点 眼 [ 適 内 / 量 内 /適 強 膜 炎 ] 4)プレドニゾロン 錠 タケダ [5mg] 20 60mg/ から 開 始 し 漸 減 [ 適 内 / 量 内 / 適 強 膜 炎 ] 追 加 情 報 ページへのリンク 強 膜 炎 に 関 する 詳 細 情 報 強 膜 炎 に 関 する 評 価 治 療 例 ( 詳 細 ) (1 件 ) 初 診 時 強 膜 炎 に 関 する 画 像 (6 件 ) 薬 剤 中 分 類 法 同 効 薬 診 療 報 酬 は エルゼビアが 独 に 作 成 した 薬 剤 情 報 であり 2015/11/26 Page 6 of 20

著 者 により 作 成 された 情 報 ではありません 尚 法 は 添 付 書 より 同 効 薬 は 薬 剤 師 監 修 のもとで 作 成 しております 薬 剤 情 報 の( 適 外 / 適 内 / 量 内 / 量 外 /適) 等 の 表 記 は 編 集 部 によって 記 載 時 に 添 付 書 社 会 保 険 診 療 報 酬 払 基 レセプト 請 求 計 算 事 例 レセプトチェックソフトなどで 確 認 し 作 成 しています ただし これらの 記 載 は 実 際 の 保 険 適 の 査 定 において 保 険 適 及 び 保 険 適 外 と 判 断 されることを 保 証 するものではありません また 症 状 のオーダー セットや 検 査 薬 輸 液 液 製 剤 全 酔 薬 抗 癌 剤 等 の 薬 剤 は 保 険 適 の 記 載 の 部 を 割 愛 させていただいていま す ( 詳 細 はこちらを 参 照 ) 最 終 更 新 : 2015 年 10 22 <<ページ 末 尾 :#searchdetails4.aspx?diseaseid=601>> 2015/11/26 Page 7 of 20

詳 細 情 報 #601 強 膜 炎 病 態 疫 学 診 察 疾 患 情 報 [ID0001] 北 市 伸 義 有 賀 俊 英 北 海 道 医 療 学 個 体 差 医 療 科 学 センター 眼 科 学 系 前 部 の 上 強 膜 炎 強 膜 炎 と 後 部 強 膜 炎 に 別 されるが 通 常 単 に 強 膜 炎 という 場 合 は 前 部 強 膜 炎 のことを 指 す 明 確 な 診 断 基 準 は 存 在 しないが 上 強 膜 炎 は 膜 輪 部 付 近 に 限 局 して 結 膜 充 と 上 強 膜 充 が みられる 強 膜 炎 は 深 部 強 膜 の 炎 症 であり 上 強 膜 炎 より 深 部 の 管 が 充 する びまん 性 結 節 性 壊 死 性 の3 種 に 別 される 好 発 年 齢 は 地 域 によって 違 い 欧 では40 歳 代 わが 国 では50 歳 代 に 多 いが40 歳 以 下 も 約 3 割 存 在 する インドでは20 歳 代 に 多 い 上 強 膜 炎 強 膜 炎 ともに 主 な 症 状 は 充 疼 痛 である 上 強 膜 炎 は 点 眼 治 療 に 較 的 よく 反 応 し 然 治 癒 も 存 在 する 強 膜 炎 は 点 眼 治 療 に 抵 抗 する 例 もあり しばしばステロイド 薬 の 全 投 与 やときに 免 疫 抑 制 薬 なども 必 要 となる 壊 死 性 強 膜 炎 では 程 度 により 観 的 術 も 必 要 となる 般 には 予 後 良 好 であるが 治 療 に 抵 抗 する 壊 死 性 強 膜 炎 や 外 科 術 誘 導 性 壊 死 性 強 膜 炎 な どは 予 後 不 良 な 例 も 存 在 する 後 部 強 膜 炎 は 充 疼 痛 のほか 網 脈 絡 膜 視 神 経 などへの 炎 症 の 波 及 によっては 視 低 下 など が 起 きる 診 断 には CT MRIやBモードエコー 検 査 などで 後 部 強 膜 の 肥 厚 を 確 認 することが 重 要 であ る ステロイド 薬 の 全 投 与 が 治 療 の 基 本 となる 問 診 診 察 のポイント [ID0002] 疼 痛 や 繰 り 返 す 充 の 既 往 を 確 認 する 関 節 リウマチをはじめとする 膠 原 病 の 有 無 を 確 認 する 強 膜 炎 を 合 併 しやすいWegener 芽 腫 症 や 再 発 性 多 発 性 軟 炎 の 有 無 を 確 認 する 結 核 感 染 も 確 認 する 上 強 膜 炎 と 強 膜 炎 の 鑑 別 には 1,000 倍 希 釈 エピネフリン 点 眼 試 験 が 有 である( 点 眼 後 充 がとれれば 上 強 膜 炎 である) 結 節 性 壊 死 性 と 進 むにつれ 重 症 となるため 細 隙 灯 顕 微 鏡 検 査 にて 暗 の 結 節 や の 無 管 領 域 が 存 在 しないか 確 認 する 診 断 針 0: 想 起 [ID0010] 強 膜 充 に 加 え 疼 痛 を 訴 える 患 者 の 受 診 時 に 強 膜 炎 を 想 起 する 1: 診 断 [ID0011] 強 膜 や 上 強 膜 の 充 を 確 認 する ぶどう 膜 炎 でも 同 様 の 充 がみられるが 強 膜 炎 の 場 合 充 に べて 前 房 炎 症 の 程 度 は 軽 いことがほとんどである 結 膜 炎 では 結 膜 充 がみられる CT MRI Bモードエコー 検 査 などを う( 後 部 強 膜 炎 を 疑 う 場 合 ) 2: 疾 患 の 除 外 [ID0012] 上 強 膜 炎 強 膜 炎 は 結 膜 炎 ぶどう 膜 炎 結 膜 フリクテンなどを 後 部 強 膜 炎 はVogt- 柳 - 原 病 ぶどう 膜 滲 出 (uveal effusion) 網 脈 絡 膜 炎 などを 鑑 別 する 結 膜 炎 との 鑑 別 には 瞼 結 膜 の 所 が 参 考 になる 結 膜 管 は 可 動 性 が きいのに 対 し 上 強 膜 管 は 可 動 性 が 少 なく 深 層 管 はほぼ 可 動 性 がないことも 参 考 になる ぶどう 膜 炎 との 鑑 別 はしばしば 難 しいが 強 膜 炎 が 主 体 の 場 合 2+cells 以 上 の 前 房 炎 症 を 認 め ることは 少 ない 2015/11/26 Page 8 of 20

後 部 強 膜 炎 に 関 しては さまざまな 所 を 呈 するためしばしば 診 断 は 難 しいが 画 像 所 で 後 部 強 膜 の 肥 厚 がない 場 合 には 後 部 強 膜 炎 は 否 定 的 である 治 療 針 3: 重 症 度 予 後 [ID0013] 上 強 膜 炎 は 然 寛 解 や ステロイド 抗 炎 症 薬 (NSAIDs) 点 眼 のみで 軽 快 することも 多 く 予 後 は 良 好 である 強 膜 炎 はびまん 性 結 節 性 壊 死 性 と 重 症 度 が 増 していき 壊 死 性 強 膜 炎 は 予 後 不 良 となる 場 合 もあるため その 鑑 別 が 重 要 である 4: 治 療 [ID0014] 上 強 膜 炎 強 膜 炎 では まずステロイド 薬 の 点 眼 が 治 療 の 主 体 となる 壊 死 性 強 膜 炎 など 重 症 例 に 対 しては 点 眼 に 加 えステロイド 薬 の 全 投 与 を 考 慮 する 後 部 強 膜 炎 にはステロイド 薬 の 全 投 与 を 試 み 前 眼 部 の 炎 症 を 伴 う 場 合 はステロイド 薬 点 眼 も 必 要 である 5:フォローアップ 針 [ID0015] 点 眼 治 療 の 場 合 は 1 週 間 に1 回 程 度 の 診 察 を う ステロイド 薬 の 全 投 与 が 必 要 な 例 では 最 初 数 に1 回 の 診 察 が 必 要 であり 投 与 量 によっ ては 院 治 療 が 望 ましい 6: 難 治 症 例 の 治 療 [ID0019] ステロイド 薬 の 点 眼 内 服 に 抵 抗 する 例 や 減 量 に 伴 い 再 発 を 繰 り 返 す 例 には 免 疫 抑 制 薬 の 使 も 考 慮 される わが 国 では 保 険 適 がないが 諸 外 国 ではシクロスポリン アザチオプリ ン シクロホスファミドなどが いられている 7: 治 療 の 中 [ID0016] 治 療 により 炎 症 所 の 改 善 がみられた 場 合 薬 剤 の 減 量 中 を 考 慮 する 再 発 を 繰 り 返 すことも 多 いため 薬 剤 の 中 後 も 定 期 的 な 診 察 は 必 要 である 8: 院 適 応 [ID0018] 強 膜 炎 のみでは 院 を 必 要 とすることは 少 ないが 中 等 量 以 上 のステロイド 薬 の 全 投 与 が 必 要 な 場 合 は 副 作 の 観 点 から 院 治 療 が 望 ましい 壊 死 性 強 膜 炎 からぶどう 膜 露 出 穿 孔 性 強 膜 軟 化 症 に るような 重 症 例 では 観 的 術 も 考 慮 すべきで 院 治 療 が 必 要 である 9: 専 医 相 談 のタイミング [ID0017] 上 強 膜 炎 強 膜 炎 で 再 発 を 繰 り 返 しステロイド 薬 の 内 服 が 中 できない 場 合 は 眼 炎 症 専 医 へ 相 談 することが 望 ましい 壊 死 性 強 膜 炎 や 後 部 強 膜 炎 などは 最 初 から 専 医 へ 紹 介 することが 望 ましい 鑑 別 疾 患 10: 鑑 別 疾 患 検 査 オーダー [ID0020] 鑑 別 疾 患 としては 球 結 膜 充 を 来 す 各 種 結 膜 炎 ぶどう 膜 炎 ( 眼 内 炎 を 含 む) 結 膜 フリク テンなどが 挙 げられる 般 に 強 膜 炎 では 瞼 結 膜 の 充 は 来 さないため 瞼 結 膜 の 所 が 結 膜 炎 との 鑑 別 には 有 である ぶどう 膜 炎 との 鑑 別 はしばしば 難 しいが 後 部 強 膜 炎 を 除 く 上 強 膜 炎 強 膜 炎 では 後 眼 部 の 炎 症 は 来 さない 結 膜 フリクテンは 結 節 性 強 膜 炎 との 鑑 別 が 必 要 だが 炎 症 部 に 致 してフルオレセイン の 染 がみられることが 特 徴 である イメージ 2015/11/26 Page 9 of 20

[ID0601] びまん 性 強 膜 炎 1: 著 者 提 供 [ID0602] 壊 死 性 強 膜 炎 1: 著 者 提 供 [ID0603] 結 節 性 強 膜 炎 2015/11/26 Page 10 of 20

1: 著 者 提 供 [ID0604] 後 部 強 膜 炎 1: 著 者 提 供 アルゴリズム ページ 上 部 に 戻 る [ID0701] 上 強 膜 炎 強 膜 炎 の 診 断 フローチャート 2015/11/26 Page 11 of 20

上 強 膜 炎 強 膜 炎 を 疑 う 場 合 上 記 フローチャートにて 鑑 別 を 進 める 1: 政 岡 則 夫 著 : 眼 科 診 療 プラクティス32. 眼 疾 患 診 療 ガイド. 光 堂.1997;p113の 図 を 改 変 [ID0702] 強 膜 炎 の 病 型 分 類 チャート 強 膜 炎 後 部 強 膜 炎 を 疑 う 場 合 上 記 フローチャートにて 各 型 を 鑑 別 する 1: 政 岡 則 夫 著 : 眼 科 診 療 プラクティス32. 眼 疾 患 診 療 ガイド. 光 堂.1997;p114の 図 を 改 変 鑑 別 疾 患 上 強 膜 炎 強 膜 炎 との 鑑 別 : 結 膜 炎 ぶどう 膜 炎 ( 眼 内 炎 含 む) 結 膜 フリクテンなど 後 部 強 膜 炎 との 鑑 別 : Vogt- 柳 - 原 病 ぶどう 膜 滲 出 (uveal effusion) 網 脈 絡 膜 炎 など ページ 上 部 に 戻 る 最 終 更 新 : 2015 年 10 22 <<ページ 末 尾 :#actiondetails4.aspx?diseaseid=601>> ページ 上 部 に 戻 る 2015/11/26 Page 12 of 20

エビデンス 解 説 #601 強 膜 炎 北 市 伸 義 有 賀 俊 英 北 海 道 医 療 学 個 体 差 医 療 科 学 センター 眼 科 学 系 最 終 更 新 : 2015 年 10 22 <<ページ 末 尾 :#evidencedetails4.aspx?diseaseid=601>> 2015/11/26 Page 13 of 20

画 像 覧 #601 出 典 欄 記 述 法 作 図 にあたって 参 考 にした 献 さらに 詳 しく 知 るための 参 考 資 料 の 場 合 は 出 典 と 区 別 するために 参 考 献 : とご 記 述 いただけましたら 幸 いです 画 像 出 典 表 記 についてご 了 承 のお 願 い 先 に 元 図 をご 提 供 いただき それを 元 に 弊 社 にてイラストを 描 き 起 こしている 場 合 は エルゼビア 作 成 のイラストとし て 出 典 を 割 愛 させていただいている 場 合 があります その 点 ご 了 承 のほどお 願 いいたします 他 社 出 版 社 発 物 からの 転 載 は 額 の 場 合 や 許 諾 が 下 りない 場 合 は 掲 載 できない 場 合 がありますので ご 了 承 くだ さい 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 1ガイドライン 編 者 名 編 : ガイドライン 名 策 定 年 度 年 版 p 掲 載 or 図 版 番 号 発 元 出 版 年 2 雑 誌 著 者 名 : 表 題. 雑 誌 名 発 年 ( 暦 ); 巻 ( 号 ): -. 例 1 郎 : 中 枢 神 経 の 構 造 的 特 徴. 脳 と 神 経 1998;45(7):12-15. 例 2 参 考 献 :Hauenstein EJ, Marvin RS, Snyder AL, et al.: Stress in parents of children with diabetes mellitus. Diabetes Care 1989; 12(1): 18-23. PMID: 2714163 3 単 本 著 者 名 : 表 題. 編 者 名. 書 名. 発 所 所 在 地 ( 本 の 出 版 社 の 場 合 は 不 要 ): 発 所, 発 年 ( 暦 ); 掲 載. 例 1 郎 : 脳 と 脊 髄 への 液 供 給. 吉 次 郎 編. 神 経 科 学.エルゼビア ジャパン, 2003;125. 例 2 参 考 献 :Kettenmann H, Ranson BR: Neuroglia. New York: Oxford University Press,1955; 154. 4その 他 学 先 よりご 提 供 等 明 記 してください 強 膜 炎 北 市 伸 義 有 賀 俊 英 北 海 道 医 療 学 個 体 差 医 療 科 学 センター 眼 科 学 系 [ID0601] びまん 性 強 膜 炎 1: 著 者 提 供 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 画 像 の 説 明 著 者 提 供 出 典 2015/11/26 Page 14 of 20

[ID0602] 壊 死 性 強 膜 炎 1: 著 者 提 供 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 画 像 の 説 明 出 典 著 者 提 供 [ID0603] 結 節 性 強 膜 炎 2015/11/26 Page 15 of 20

1: 著 者 提 供 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 画 像 の 説 明 出 典 著 者 提 供 [ID0604] 後 部 強 膜 炎 1: 著 者 提 供 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 画 像 の 説 明 2015/11/26 Page 16 of 20

著 者 提 供 出 典 [ID0701] 上 強 膜 炎 強 膜 炎 の 診 断 フローチャート 上 強 膜 炎 強 膜 炎 を 疑 う 場 合 上 記 フローチャートにて 鑑 別 を 進 める 1: 政 岡 則 夫 著 : 眼 科 診 療 プラクティス32. 眼 疾 患 診 療 ガイド. 光 堂.1997;p113の 図 を 改 変 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 画 像 の 説 明 出 典 著 者 提 供 [ID0702] 強 膜 炎 の 病 型 分 類 チャート 2015/11/26 Page 17 of 20

強 膜 炎 後 部 強 膜 炎 を 疑 う 場 合 上 記 フローチャートにて 各 型 を 鑑 別 する 1: 政 岡 則 夫 著 : 眼 科 診 療 プラクティス32. 眼 疾 患 診 療 ガイド. 光 堂.1997;p114の 図 を 改 変 説 明 出 典 のご 記 載 を 頂 いている 場 合 は 空 欄 で 結 構 です 画 像 の 説 明 出 典 著 者 提 供 最 終 更 新 : 2015 年 10 22 <<ページ 末 尾 :#ImageList4.aspx?DiseaseID=601>> ページ 上 部 に 戻 る 2015/11/26 Page 18 of 20

強 膜 炎 強 膜 炎 は いわゆる 白 目 の 炎 症 で 眼 球 の 外 壁 にあたる 強 膜 が 炎 症 を 起 こす 病 気 です 特 に 膜 の 表 面 に 炎 症 が 見 られるも のを 上 強 膜 炎 といいます 原 因 はさまざまですが 半 数 以 上 は 原 因 不 明 です 原 因 がわかるものとして 最 も 多 い のは 関 節 リウマチで 他 に 膠 原 病 結 核 梅 毒 水 痘 帯 状 疱 疹 ウイルスなどが 挙 げ られます 治 療 は 炎 症 を 抑 える 薬 の 点 眼 や 内 服 が 中 心 となります 再 発 を 繰 り 返 すことが 多 いため 定 期 通 院 が 重 要 で 薬 もゆっくりと 減 らしていく 必 要 があります 点 眼 内 服 治 療 が 効 く 場 合 の 予 後 は 良 好 で すが 炎 症 が 非 常 に 強 かったり 何 度 も 再 発 を 繰 り 返 す 場 合 は 予 後 不 良 となることもあ ります 採 血 などで 疑 わしい 疾 患 がないかを 検 査 します 眼 の 後 ろの 強 膜 も 侵 されている 後 部 強 膜 炎 の 疑 いがある 場 合 は 他 の 疾 患 との 鑑 別 のためエコー 検 査 やCT MRIといった 画 像 検 査 蛍 光 眼 底 造 影 検 査 や 腰 椎 穿 刺 などを 行 います 治 療 はステロイド 薬 の 点 眼 治 療 が 主 体 となり 重 症 例 では 内 服 も 併 用 され ます 大 量 のステロイド 薬 の 全 身 投 与 が 必 要 な 場 合 は 副 作 用 の 発 現 頻 度 も 高 く 入 院 治 療 が 基 本 となります 大 半 の 例 では 点 眼 内 服 治 療 が 効 果 を 示 します が 再 発 率 も 高 いことが 知 られています 薬 の 急 な 減 量 や 中 止 は 再 発 率 を 高 めるので 自 己 判 断 で 薬 の 減 量 や 中 止 などを 行 わないでください いったん 炎 症 が 治 まったあとも 再 発 のチェックの ため 通 院 が 必 要 となります 2015/11/26 Page 19 of 20

執 筆 者 ご 紹 介 2015/11/26 Page 20 of 20