(Microsoft Word - \212\356\226{\225\373\220j2014220_\217C\220\263\201j.doc)

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は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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平 成 27 年 度 第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 の 運 用 資 産 額 は 2 兆 4,339 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +2.05%となりました 実 現 収 益 率 は +1.19%です

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(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

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(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

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資    料 (法人課税)


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定款  変更

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Transcription:

平 成 26 年 2 月 20 日 日 本 医 師 従 業 員 国 民 年 金 基 金 年 金 資 産 運 用 の 基 本 方 針 日 本 医 師 従 業 員 国 民 年 金 基 金 ( 以 下 当 基 金 という)は 年 金 給 付 等 積 立 金 ( 以 下 年 金 資 産 という)の 運 用 にあたり 以 下 の 基 本 方 針 を 定 める 当 基 金 から 年 金 資 産 の 管 理 又 は 運 用 を 委 託 された 運 用 機 関 は 本 運 用 方 針 に 基 づいて 年 金 資 産 の 運 用 管 理 を 行 うものとする 1. 運 用 の 目 的 当 基 金 における 年 金 資 産 の 運 用 は 当 基 金 の 加 入 者 等 に 対 する 年 金 給 付 及 び 死 亡 一 時 金 そ の 他 の 給 付 が 将 来 にわたり 確 実 に 行 えるよう 長 期 的 に 必 要 となる 年 金 給 付 等 積 立 金 の 積 み 立 てを 目 的 として 運 用 を 行 う 2. 運 用 の 目 標 (1) 年 金 資 産 全 体 の 目 標 前 項 の 目 的 を 達 成 するために 必 要 で 十 分 な 積 立 水 準 を 安 定 的 に 維 持 することを 目 標 とする その 結 果 として 債 務 の 変 動 を 加 味 した 将 来 にわたる 試 算 等 に 基 づき 積 立 不 足 に 陥 る 確 率 を 極 小 化 させることを 目 指 す (2) 個 別 資 産 の 目 標 個 別 の 資 産 については 許 容 されるリスクの 範 囲 内 において 資 産 区 分 ごとに 市 場 におけ る 収 益 率 (ベンチマーク)を 長 期 的 に 上 回 ることを 目 指 す 3. 資 産 構 成 割 合 について (1) 前 項 の 年 金 資 産 全 体 の 目 標 を 達 成 するため 基 準 となる 資 産 構 成 割 合 ( 政 策 アセッ トミックス)を 策 定 する 政 策 アセットミックスは 積 立 水 準 の 状 況 将 来 のキャッシュ フローの 予 測 将 来 の 各 資 産 のリターン リスク 相 関 係 数 の 予 測 から ALM 分 析 に 基 づき 策 定 する 積 立 水 準 の 変 化 や 前 提 とする 諸 条 件 の 変 化 に 応 じて 将 来 の 積 立 水 準 も 変 化 するため 年 金 資 産 全 体 の 目 標 を 達 成 するために 政 策 アセットミックスは 必 要 に 応 じ 見 直 していく な お 政 策 アセットミックスの 見 直 しによるポートフォリオの 移 行 にはある 程 度 の 時 間 を 要 するとともに 市 場 環 境 にも 配 慮 する 必 要 がある (2) 平 成 26 年 2 月 20 日 以 降 の 具 体 的 な 政 策 アセットミックスは 次 のとおりとする 1

内 外 債 券 40% 内 外 株 式 40% その 他 20% 上 記 の 構 成 割 合 は 基 準 値 であって 時 価 の 変 動 等 による±5%までの 乖 離 は 許 容 範 囲 とする 市 場 環 境 に 対 応 し 生 命 保 険 一 般 勘 定 及 び 短 期 資 産 として 合 わせて 資 産 の 5% 以 内 まで 保 有 することができる 生 命 保 険 一 般 勘 定 は 政 策 アセットミックス 上 国 内 債 の 扱 いとする 外 国 証 券 については 50% 程 度 を 目 安 として 為 替 ヘッジを 行 うものとする なお ポートフォリオ 全 体 のネット 外 貨 エクスポージャーで 30%までを 許 容 範 囲 とする 為 替 ヘッジについては ヘッジコスト( 内 外 金 利 差 ) 等 の 動 向 を 踏 まえ 将 来 的 に 柔 軟 に 対 応 する (3)その 他 資 産 ( 非 伝 統 的 資 産 ) リスク 分 散 を 図 りポートフォリオの 効 率 を 高 めるために 株 式, 債 券 といった 伝 統 的 な 資 産 以 外 に 不 動 産 プライベート エクイティ ヘッジファンドなどのいわゆる 非 伝 統 的 な 資 産 も 投 資 対 象 とする この 場 合 特 定 の 分 野 ファンドに 偏 らないよう 留 意 する 1ヘッジファンド 投 資 は 収 益 原 泉 の 多 様 化 分 散 化 を 目 的 として 行 う 2プライベート エクイティ 投 資 は 主 に 非 流 動 性 利 益 を 長 期 的 に 獲 得 することを 目 的 と して 行 う 3 不 動 産 投 資 は 長 期 的 な 配 当 収 益 ( 賃 料 収 入 等 )の 獲 得 を 主 たる 目 的 として 行 う 4 保 険 証 券 投 資 は 株 式 とは 相 関 しない 配 当 収 益 の 獲 得 を 主 たる 目 的 として 行 う 5その 他 実 物 資 産 等 への 投 資 については ファンドの 性 格 等 を 吟 味 し 分 散 の 一 環 イン フレ 対 応 等 を 目 的 として 行 う 4. 運 用 機 関 の 選 定 及 び 評 価 (1) 運 用 機 関 の 選 定 前 項 の 政 策 アセットミックスに 基 づき 投 資 対 象 資 産 区 分 ごとに 運 用 スタイル 手 法 の 分 散 を 勘 案 し 最 も 適 切 な 運 用 機 関 を 選 択 する 運 用 機 関 の 選 定 にあたっては 当 該 運 用 機 関 の1 経 営 理 念 2 経 営 内 容 経 営 者 の 能 力 及 び 社 会 的 評 価 2 国 民 年 金 基 金 制 度 に 対 する 理 解 と 関 心 3 運 用 方 針 及 び 運 用 スタイル 手 法 4 情 報 収 集 システムや 投 資 判 断 プロセス 等 運 用 管 理 体 制 5 法 令 遵 守 体 制 6 運 用 担 当 者 の 能 力 経 験 7 年 金 運 用 の 経 験 と 実 績 等 を 十 分 審 査 して 行 うこととする なお 運 用 報 酬 体 系 及 び 水 準 に 留 意 する 2

(2) 運 用 機 関 の 評 価 運 用 機 関 の 運 用 成 績 の 評 価 については 定 量 的 評 価 ( 各 資 産 区 分 ごとに 算 出 した 収 益 率 と ベンチマークを 比 較 することにより 行 うベンチマークとの 比 較 評 価 及 び 各 資 産 別 に 同 一 の ベンチマークを 対 象 とする 運 用 機 関 について 比 較 評 価 を 行 うユニバース 評 価 等 )に 定 性 的 評 価 ( 各 運 用 機 関 の 経 営 方 針 体 制 投 資 方 針 リスク 管 理 運 用 能 力 等 )を 加 えた 総 合 的 な 評 価 で 行 う (3) 運 用 委 託 内 容 等 の 変 更 前 記 の 評 価 を 行 った 結 果 長 期 的 かつ 総 合 的 観 点 から 判 断 して 満 足 すべき 水 準 に 達 しない ときは 運 用 委 託 額 の 減 額 又 は 契 約 の 解 除 を 行 うものとする ただし 次 の 場 合 には 直 ちに 運 用 委 託 額 の 変 更 契 約 の 解 除 等 を 行 うことができるものと する 1 運 用 成 績 が 著 しく 不 良 である 場 合 や 運 用 機 関 の 運 用 スタイル 又 は 手 法 が 従 前 のものか ら 大 きく 変 更 される 場 合 2 全 体 の 資 産 構 成 が 長 期 的 資 産 構 成 から 著 しく 乖 離 し 委 託 額 の 調 整 により 資 産 配 分 の 乖 離 を 調 整 する 必 要 が 生 じた 場 合 または 資 産 全 体 の 運 用 方 針 見 直 しによる 運 用 機 関 構 成 の 変 更 を 行 う 場 合 3 契 約 書 基 本 方 針 運 用 指 針 等 に 反 したと 認 められる 場 合 または 運 用 機 関 の 経 営 内 容 の 悪 化 や 社 会 的 評 価 の 低 下 等 資 産 管 理 上 重 大 な 問 題 が 生 じた 場 合 5. 運 用 機 関 の 管 理 に 関 する 事 項 運 用 機 関 は 以 下 の 事 項 及 び 別 に 提 示 する 運 用 指 針 に 沿 って 年 金 資 産 の 管 理 運 用 を 行 い 当 基 金 は その 遵 守 状 況 を 管 理 する (1) 受 託 者 責 任 運 用 機 関 は 当 基 金 の 年 金 資 産 の 管 理 運 用 にあたっては 善 良 なる 管 理 者 の 注 意 をもって, 専 ら 委 託 者 たる 当 基 金 の 利 益 に 対 してのみ 忠 実 に 職 務 を 遂 行 しなければならない (2) 議 決 権 の 行 使 運 用 機 関 は 専 ら 投 資 家 たる 当 基 金 の 利 益 増 大 のために 株 主 議 決 権 を 行 使 すること (3) 法 令 遵 守 体 制 の 整 備 運 用 機 関 は 法 令 を 遵 守 するとともに その 確 保 のための 体 制 の 整 備 を 図 ること (4) 運 用 スタイル 手 法 の 明 確 化 運 用 機 関 は 運 用 ファンドごとの 運 用 哲 学 及 び 運 用 方 針 並 びにそれに 基 づく 運 用 スタイ ル 手 法 を 明 らかにし これを 変 更 する 場 合 は その 旨 を 当 基 金 に 文 書 で 通 知 し 協 議 を 行 うこと (5) 目 標 運 用 機 関 は 自 らの 運 用 スタイル 手 法 から 想 定 されるリスクの 下 期 待 される 収 益 率 の 3

実 現 を 目 指 し 最 大 限 の 努 力 を 行 うこと (6) 売 買 執 行 について 有 価 証 券 の 売 買 執 行 を 行 う 際 は 当 基 金 にとって 最 良 な 執 行 となるよう 運 用 機 関 の 管 理 に 努 めること (7)デリバティブの 利 用 について デリバティブを 利 用 する 場 合 は 効 果 的 なリスク 管 理 を 目 的 とし 投 機 的 な 取 引 は 行 わな いこと (8) 個 別 資 産 の 遵 守 事 項 等 個 別 資 産 の 遵 守 事 項 等 については 運 用 指 針 等 において 提 示 する (9) 運 用 に 関 する 報 告 運 用 機 関 は 毎 月 末 の 年 金 資 産 の 管 理 運 用 状 況 に 関 する 報 告 書 を 当 基 金 に 提 出 す ること 併 せて 原 則 として 四 半 期 毎 に 当 基 金 とミーティングを 行 い 運 用 状 況 の 詳 細 及 び その 他 重 要 な 事 項 について 協 議 を 行 う 上 記 に 加 え 運 用 環 境 の 急 激 な 変 動 運 用 手 法 体 制 の 変 更 等 重 大 な 事 象 が 発 生 し た 場 合 には 適 宜 協 議 を 行 うものとする 6. 基 金 制 度 運 営 委 員 会 当 基 金 の 資 産 運 用 に 関 して 基 本 方 針 の 策 定 及 び 改 定 等 重 要 事 項 について 意 見 を 聴 き 助 言 を 受 けるために 基 金 制 度 運 営 委 員 会 を 設 置 する 本 委 員 会 は 外 部 の 学 識 経 験 者 数 名 の 他 当 基 金 代 議 員 の 代 表 等 で 構 成 するものとし その 設 置 については 別 途 定 めることと する 7. 年 金 資 産 の 保 全 に 向 けての 緊 急 避 難 対 応 前 各 項 の 規 定 にかかわらず 年 金 資 産 の 保 全 に 向 けて 以 下 の 基 準 に 従 い 緊 急 避 難 的 対 応 を 行 うことができるものとする (1) 緊 急 避 難 的 対 応 の 発 動 の 要 件 方 法 等 1 突 発 的 かつ 重 大 な 事 象 の 発 生 により 年 金 資 産 への 重 大 な 影 響 が 想 定 される 場 合 緊 急 避 難 的 対 応 を 発 動 する 事 ができる 2 緊 急 避 難 的 対 応 の 発 動 の 方 法 として 特 に 影 響 が 懸 念 される 資 産 の 一 時 的 な 売 却 現 金 化 ( 運 用 機 関 の 解 約 を 含 む)により 行 うものとする (2) 緊 急 避 難 的 対 応 の 発 動 に 際 しての 手 続 き 1 緊 急 避 難 的 対 応 の 発 動 実 施 については 運 用 執 行 理 事 が 理 事 長 副 理 事 長 の 了 解 の 下 に 行 う この 場 合 運 用 執 行 理 事 は 契 約 年 金 コンサルタントの 助 言 を 得 るも のとする 2 緊 急 避 難 的 対 応 の 実 施 に 当 たり 運 用 執 行 理 事 は 検 討 事 項 と 実 施 内 容 について 4

制 度 運 営 委 員 会 委 員 に 速 やかに 報 告 を 行 い かつ 事 後 の 委 員 会 理 事 会 代 議 員 会 に おいて 経 過 等 について 報 告 を 行 うものとする 3 緊 急 時 において 運 用 執 行 理 事 が 職 務 を 遂 行 できない 場 合 副 理 事 長 が 執 行 する この 場 合 事 務 長 が 副 理 事 長 の 補 佐 を 行 うものとする 附 則 施 行 日 平 成 24 年 2 月 9 日 平 成 26 年 2 月 20 日 5