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認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

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(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

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(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

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1 改 案 旧 照 文 昭 和 傍 線 改 改 案 現 目 目 ~ ~ 服 服 退 管 修 修 績 罰 罰 総 総 目 目 休 懲 戒 服 退 管 休 懲 戒 服 修 修 福 祉 益 保 護 績 福 祉 益 保 護

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

1. 任 免 1-1 採 用 ( 試 験 採 用 ) 1 任 免 試 験 採 用 採 用 者 予 定 者 数 報 告 試 験 公 告 任 命 結 果 通 知 書 採 用 予 定 者 数 の 報 告 採 用 説 明 会 の 計 画 実 施 人 事 異 動 対 象 者

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16 日本学生支援機構

公表表紙

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18 国立高等専門学校機構

目     次

職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 号 改 正 平 成 17 年 1 月 31 日 規 程 第 17-1 号 改 正 平 成 20 年 12 月 22 日 規 程 第 号 改 正 平 成 22 年 3 月 18 日 規 程

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

(16)レクリエーション 事 業 助 成 金 の 給 付 (17) 福 利 厚 生 資 金 の 貸 付 (18)その 他 目 的 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 ( 用 語 の 定 義 ) 第 3 条 この 規 程 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 定 義 は それぞれ

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

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所沢市告示第   号

○ ○都道府県(市町村)の職員の任免状況について

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

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第 4 条 (1) 使 用 者 は 2 年 を 超 えない 範 囲 内 で( 期 間 制 勤 労 契 約 の 反 復 更 新 等 の 場 合 は その 継 続 勤 労 した 総 期 間 が2 年 を 超 えない 範 囲 内 で) 期 間 制 勤 労 者 を 使 用 することができる ただ し 次 の

定款  変更

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2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

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(2) 職 員 給 与 費 の 状 況 ( 平 成 22 年 度 決 算 ) 職 員 給 与 費 とは 職 員 に 支 給 する 給 与 の 総 額 をいいます 職 員 数 給 与 費 1 人 当 たりの 給 与 費 (B/A) (A) 給 料 職 員 手 当 期 末 勤 勉 手 当 計 (B) 6

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

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第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

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240709

持 TFでの 検 討 を 踏 まえ 対 策 を 講 ずることといたしますが 貴 職 におかれまし ては 現 段 階 において 下 記 事 項 につきご 対 応 いただきますようお 願 い 申 し 上 げます 記 1. 貴 会 会 員 に 対 して 今 回 の 厚 生 労 働 省 からの 緊 急 要

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1 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 ( 一 般 事 務 職 )とは 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 とは 一 般 の 職 員 が 育 児 休 業 を 取 得 した 際 に 代 替 職 員 とし て 勤 務 する 職 員 です 一 般 事 務 職 については 候 補 者 として

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

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Transcription:

第 1 次 改 訂 版 にあたって 地 方 公 務 員 法 はこれ1 冊 でOK! 地 方 公 務 員 法 は 条 文 数 が 65 条 と 比 較 的 少 なく 一 見 シンプルな 印 象 を 受 けますが なかなか 一 筋 縄 では 理 解 できません これは 一 般 職 と 特 別 職 をはじめ 常 勤 職 員 と 非 常 勤 職 員 の 区 分 や 企 業 職 員 単 純 労 務 職 員 教 育 公 務 員 警 察 消 防 職 員 など 勤 務 形 態 や 業 務 内 容 が 違 う 様 々な 職 の 分 類 があることが 大 きな 理 由 になっています このため 原 則 を 確 実 に 覚 えるとともに 職 種 等 による 特 例 規 定 や 関 係 法 令 にも 注 意 を 払 うことが 必 要 です また 昇 任 試 験 の 場 合 は 条 文 数 が 少 ないゆえに 逆 にそれと 関 連 する 行 政 実 例 や 判 例 等 が 出 題 されるケースが 非 常 に 多 くなっています そこで 当 研 究 会 では 地 方 公 務 員 法 をより 短 時 間 で 効 率 的 に 修 得 するた めに 本 書 を 企 画 制 作 いたしました 特 徴 は 次 のとおりです ❶ 職 や 制 度 上 による 違 いや 特 徴 などがひと 目 でわかるよう 図 表 を 用 いて 丁 寧 に 解 説 しています ❷ 180 以 上 の 豊 富 な 行 政 実 例 判 例 等 を 収 録 し どんな 試 験 問 題 にも 対 応 で きるよう 万 全 を 期 しています ❸ 労 働 基 準 法 教 育 公 務 員 特 例 法 地 方 公 営 企 業 法 など 関 係 法 令 を 適 宜 掲 載 し 関 連 づけて 覚 えられるよう 工 夫 をしています おかげさまで 本 書 は 平 成 16 年 の 初 版 刊 行 以 来 歴 代 の 受 験 者 の 方 々 からの 支 持 をいただき 11 年 間 にわたり 刷 を 重 ねることができました そして 平 成 28 年 4 月 に 改 正 地 方 公 務 員 法 ( 平 成 26 年 法 律 34 号 ) が 施 行 されることを 契 機 に このたび 改 訂 版 を 刊 行 することにいたしまし た この 改 訂 版 では 人 事 評 価 休 業 退 職 管 理 罰 則 など 平 成 26 年 公 布 の 法 改 正 を 反 映 し 大 幅 に 修 正 加 筆 しています 難 しい 改 正 内 容 も 本 書 にかかればスイスイと 勉 強 できてしまいますの で ぜひ ご 活 用 ください 平 成 28 年 3 月 地 方 公 務 員 昇 任 試 験 問 題 研 究 会 3

1 2 3 4 5 6 目 次 地 方 公 務 員 法 の 目 的 効 力 等 地 方 公 務 員 法 の 目 的 地 方 公 務 員 法 の 効 力 地 方 公 務 員 制 度 の 法 体 系 地 方 公 務 員 の 立 場 地 方 公 務 員 の 範 囲 地 方 公 務 員 の 定 義 地 方 公 務 員 であるかどうかの 判 断 基 準 一 般 職 と 特 別 職 地 方 公 務 員 の 種 類 一 般 職 特 別 職 一 般 職 と 特 別 職 の 区 分 人 事 行 政 に 関 する 意 思 決 定 地 方 公 務 員 法 の 尊 重 と 条 例 による 自 主 規 定 人 事 委 員 会 の 関 与 任 命 権 者 任 命 権 者 の 種 類 人 事 機 関 の 構 造 任 命 権 者 の 分 立 と 調 整 任 命 権 者 の 権 限 任 命 権 者 の 権 限 の 委 任 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 の 特 徴 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 の 設 置 公 平 委 員 会 の 共 同 設 置 事 務 処 理 の 委 託 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 の 比 較 人 事 委 員 会 の 権 限 公 平 委 員 会 の 権 限 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 の 判 定 に 対 する 出 訴 抗 告 訴 訟 の 取 扱 い 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 の 規 則 制 定 権 等 人 事 委 員 会 の 権 限 委 任 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 の 権 限 委 任 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 の 組 織 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 の 委 員 長 12 14 14 15 16 17 18 18 20 21 24 25 26 28 30 31 31 33 35 36 36 36 37 38 38 39 42 7 8 9 10 11 12 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 の 議 事 事 務 局 事 務 職 員 平 等 取 扱 情 勢 適 応 の 原 則 平 等 取 扱 の 原 則 情 勢 適 応 の 原 則 任 用 の 根 本 基 準 任 用 の 意 味 成 績 主 義 (メリット システム)の 原 則 任 命 の 方 法 任 命 の 方 法 各 種 任 命 ( 任 用 )の 方 法 法 定 されている 用 語 の 定 義 任 命 の 条 件 任 命 の 期 限 任 命 の 方 式 任 命 方 法 の 運 用 復 職 の 資 格 要 件 等 欠 格 条 項 欠 格 条 項 の 種 類 欠 格 条 項 違 反 の 任 用 失 職 失 職 の 取 扱 い 離 職 の 体 系 競 争 試 験 選 考 採 用 昇 任 の 手 続 試 験 機 関 他 の 機 関 等 との 協 力 方 式 見 なし 合 格 受 験 資 格 試 験 の 公 正 性 の 確 保 競 争 試 験 の 目 的 方 法 任 用 候 補 者 名 簿 の 作 成 及 びこれによる 採 用 条 件 付 採 用 臨 時 的 任 用 任 用 の 特 例 条 件 付 採 用 臨 時 的 任 用 42 43 44 46 48 48 50 50 51 52 53 53 54 54 55 59 59 60 61 62 63 64 66 67 68 68 69 71 72 74

13 14 15 16 17 人 事 評 価 研 修 人 事 管 理 制 度 の 背 景 と 概 要 人 事 評 価 研 修 給 与 勤 務 時 間 等 勤 務 条 件 勤 務 条 件 の 定 義 勤 務 条 件 の 種 別 と 原 則 勤 務 条 件 決 定 の 構 造 給 与 給 与 以 外 の 勤 務 条 件 修 学 部 分 休 業 高 齢 者 部 分 休 業 休 業 休 業 の 種 類 自 己 啓 発 等 休 業 配 偶 者 同 行 休 業 分 限 懲 戒 分 限 懲 戒 とは 職 員 の 身 分 保 障 分 限 懲 戒 の 種 類 分 限 懲 戒 の 基 準 分 限 と 懲 戒 の 関 係 分 限 処 分 の 事 由 分 限 処 分 の 取 扱 い 懲 戒 処 分 の 事 由 懲 戒 処 分 の 取 扱 い 懲 戒 処 分 の 注 意 事 項 懲 戒 処 分 と 損 害 賠 償 の 関 係 退 職 前 の 在 職 期 間 中 の 事 由 による 懲 戒 処 分 再 任 用 職 員 等 の 在 職 期 間 中 の 事 由 による 懲 戒 処 分 分 限 懲 戒 処 分 の 手 続 効 果 労 働 基 準 法 による 制 約 依 願 休 職 の 可 否 教 育 公 務 員 の 特 例 県 費 負 担 教 職 員 の 特 例 定 年 退 職 制 等 定 年 退 職 制 等 の 体 系 77 78 79 80 80 81 82 92 94 95 96 97 98 100 100 101 102 103 104 105 106 106 107 107 108 109 109 110 110 111 111 112 18 19 20 21 22 23 定 年 退 職 制 の 原 則 と 特 例 勤 務 延 長 定 年 退 職 者 等 の 再 任 用 短 時 間 勤 務 の 職 への 再 任 用 地 方 公 共 団 体 の 組 合 に 関 する 再 任 用 服 務 職 務 命 令 服 務 に 関 する 規 定 服 務 の 根 本 基 準 服 務 の 宣 誓 法 令 等 及 び 上 司 の 職 務 上 の 命 令 に 従 う 義 務 信 用 失 墜 行 為 の 禁 止 住 民 からの 信 託 職 の 信 用 と 名 誉 対 象 となる 行 為 綱 紀 の 粛 正 守 秘 義 務 秘 密 の 定 義 秘 密 の 漏 洩 防 止 秘 密 事 項 の 発 表 の 制 限 職 務 専 念 義 務 職 務 に 専 念 する 義 務 除 外 規 定 政 治 的 行 為 の 制 限 公 務 員 の 政 治 的 中 立 性 公 務 員 の 市 民 的 自 由 との 関 係 政 治 的 行 為 の 制 限 の 特 例 規 定 禁 止 されている 行 為 その 他 の 制 限 事 項 政 治 的 行 為 の 制 限 の 取 扱 い 政 治 的 行 為 の 制 限 と 公 職 選 挙 争 議 行 為 等 の 禁 止 労 働 基 本 権 と 公 務 員 の 立 場 公 務 員 の 労 働 基 本 権 の 制 限 に 関 する 主 な 判 例 争 議 行 為 等 の 対 象 禁 止 される 実 行 行 為 禁 止 される 助 長 行 為 対 抗 権 の 喪 失 112 113 114 115 115 116 116 116 117 120 120 121 121 122 123 123 124 125 126 127 127 128 1 130 131 132 134 135 136 137 138

24 25 26 27 28 一 般 職 員 と 企 業 職 員 単 純 労 務 職 員 の 比 較 営 利 企 業 への 従 事 等 の 制 限 意 義 制 限 される 事 項 制 限 される 事 項 の 取 扱 い 従 事 の 条 件 教 育 公 務 員 の 特 例 退 職 管 理 退 職 管 理 制 度 の 背 景 と 概 要 再 就 職 者 による 依 頼 等 の 規 制 違 反 行 為 の 疑 いに 関 する 報 告 違 反 行 為 に 関 する 調 査 地 方 公 共 団 体 の 講 ずる 措 置 廃 置 分 合 に 係 る 特 例 厚 生 共 済 等 福 祉 利 益 の 保 護 の 根 本 基 準 厚 生 制 度 共 済 制 度 公 務 災 害 補 償 勤 務 条 件 に 関 する 措 置 要 求 勤 務 条 件 の 決 定 方 式 と 労 働 基 本 権 の 制 限 措 置 要 求 制 度 の 意 義 職 員 の 権 利 体 系 措 置 要 求 等 の 仕 組 み 措 置 要 求 権 者 措 置 要 求 の 審 査 機 関 措 置 要 求 事 項 措 置 要 求 の 審 査 不 利 益 処 分 に 関 する 審 査 請 求 不 利 益 処 分 に 関 する 説 明 書 の 交 付 審 査 請 求 審 査 請 求 期 間 審 査 措 置 審 査 請 求 権 者 審 査 請 求 の 審 査 機 関 審 査 請 求 事 項 審 査 請 求 の 審 査 139 140 141 141 143 143 144 145 152 152 153 153 154 154 155 156 158 159 160 160 161 161 162 163 164 165 165 166 167 167 167 168 30 31 措 置 要 求 と 審 査 請 求 の 比 較 審 査 請 求 と 訴 訟 との 関 係 職 員 団 体 職 員 団 体 の 定 義 とその 構 成 員 職 員 団 体 の 登 録 登 録 団 体 の 要 件 登 録 の 実 施 取 消 等 交 渉 職 員 団 体 のための 職 員 の 行 為 の 制 限 不 利 益 取 扱 いの 禁 止 特 例 他 法 の 適 用 除 外 等 特 例 他 法 の 適 用 除 外 企 業 職 員 単 純 労 務 職 員 に 関 する 規 定 企 業 職 員 単 純 労 務 職 員 に 関 する 地 公 法 の 適 用 除 外 総 務 省 の 協 力 技 術 的 助 言 人 事 行 政 の 運 営 等 状 況 の 公 表 等 級 等 ごとの 職 員 数 の 公 表 罰 則 法 違 反 に 対 する 措 置 罰 則 条 例 による 罰 則 規 定 の 制 定 169 170 172 175 176 178 179 182 183 184 185 188 189 191 191 192 194 195 199

8 任 用 の 根 本 基 準 8 公 平 公 正 な 人 事 行 政 を 行 う 上 で 成 績 主 義 による 任 用 は 大 原 則 に なります この 考 え 方 は 職 員 の 仕 事 における 能 力 のみを 尺 度 にし ており 情 実 が 入 りやすい 個 々のパーソナリティーは 問 題 になりま せん また その 適 用 には 厳 格 性 が 求 められます 任 用 の 意 味 ❷ 人 事 の 公 正 の 確 保 猟 官 主 義 (スポイルズ システム)の 排 除 縁 故 や 個 人 的 なつながり 信 頼 関 係 に 基 づく 情 実 的 な 任 用 特 別 職 ではない 限 り 公 務 員 の 任 用 に 政 治 的 な 介 入 や 上 司 等 の 恣 意 が 入 る と 弊 害 が 大 きい 任 用 とは 任 命 権 者 が 特 定 の 人 を 特 定 の 職 員 の 職 に 就 けること 近 代 的 地 方 公 務 員 制 度 は 成 績 主 義 (メリット システム)を 徹 底 [ 地 方 公 務 員 法 の 用 語 ] 能 力 の 実 証 任 用 ( 法 15 条 など) 職 員 が 職 に 就 く 及 び 引 き 続 き 就 いていることに 重 点 任 命 ( 法 6 条 1 17 条 1など) 職 員 を 職 に 就 かせる 権 限 及 びその 行 使 に 重 点 どちらも 本 質 的 な 差 異 はない 成 績 主 義 (メリット システム)の 原 則 地 方 公 務 員 法 の 定 めるところにより 受 験 成 績 人 事 評 価 職 員 の 任 用 その 他 の 能 力 の 実 証 に 基 づいて 行 うこと( 法 15 条 ) 1 受 験 成 績 2 人 事 評 価 人 事 委 員 会 設 置 団 体 競 争 試 験 等 を 行 う 公 平 委 員 会 設 置 団 体 ( 法 17 条 の 2 1 21 条 の 4 1) 採 用 は 競 争 試 験 によること ただし 人 事 委 員 会 規 則 又 は 公 平 委 員 会 規 則 で 定 める 場 合 には 選 考 によることを 妨 げない 昇 任 は 競 争 試 験 又 は 選 考 によること 人 事 委 員 会 非 設 置 団 体 ( 法 17 条 の 2 2 21 条 の 4 1) 採 用 昇 任 は 競 争 試 験 又 は 選 考 によること 任 命 権 者 は 職 員 の 執 務 について 定 期 的 に 人 事 評 価 を 実 施 す ること( 法 23 条 の 2 1) 任 用 給 与 分 限 その 他 の 人 事 管 理 の 基 礎 として 活 用 する ( 法 23 条 2) 人 事 評 価 の 結 果 に 応 じた 措 置 を 講 じること( 法 23 条 の 3) ❶ 人 材 の 確 保 と 育 成 優 秀 な 人 材 を 得 て それを 優 れた 職 員 として 育 てる ( 競 争 試 験 又 は 選 考 による 幅 広 い 人 材 の 選 抜 登 用 ) 少 数 精 鋭 主 義 による 公 務 能 率 の 増 進 地 方 公 共 団 体 の 効 率 的 な 行 財 政 運 営 の 推 進 教 員 医 師 薬 剤 師 看 護 師 保 健 師 自 動 車 運 転 手 など 法 3その 他 の 能 力 の 律 に 基 づく 免 許 制 度 がある 場 合 に その 免 許 を 有 すること あるいは 特 定 の 職 務 に 関 して 一 定 の 勤 務 経 歴 を 有 すること 実 証 一 定 の 学 歴 を 有 すること 等 公 務 遂 行 能 力 を 有 すると 認 めるに 足 る 客 観 的 な 事 実 があることをいう 競 争 試 験 等 を 行 う 公 平 委 員 会 41 ページを 参 照 のこと 48 任 用 の 根 本 基 準 49

28 不 利 益 処 分 に 関 する 審 査 請 求 (1) 28 出 題 頻 度 が 高 いため 優 先 的 に 勉 強 に 取 り 組 みたい 分 野 です 任 命 権 者 の 義 務 から 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 の 役 割 まで 手 続 の 面 で 細 かい 定 めがなされているので 1つひとつ 丁 寧 にこなしていきま しょう 行 政 実 例 にも 注 意 してください 不 利 益 処 分 に 関 する 説 明 書 の 交 付 ( 法 49 条 ) 審 査 請 求 ( 法 4 9 条 の 2 ) 1 職 員 の 意 に 反 する 不 利 益 処 分 の 実 施 任 命 権 者 職 員 ❶ 任 命 権 者 による 義 務 職 員 の 意 に 反 する 不 利 益 処 分 の 実 施 任 命 権 者 職 員 処 分 事 由 を 記 載 した 説 明 書 の 交 付 人 事 委 員 会 公 平 委 員 会 2 1の 処 分 を 受 けた 場 合 行 政 不 服 審 査 法 による 審 査 請 求 が 可 ア 当 該 処 分 につき 人 事 委 員 会 又 は 公 平 委 員 会 に 審 査 請 求 が 可 の 旨 記 載 すること イ 審 査 請 求 期 間 処 分 説 明 書 の 記 載 内 容 又 は 処 分 説 明 書 のけん 欠 ( 欠 如 )は 処 分 の 効 力 に 影 響 がない( 昭 39. 4. 15 行 実 ) ア 職 員 の 意 に 反 する 不 利 益 処 分 を 除 く 職 員 に 対 する 処 分 イ 職 員 がした 申 請 に 対 する 不 作 為 行 政 不 服 審 査 法 に よる 審 査 請 求 は 不 可 ❷ 職 員 からの 請 求 審 査 請 求 期 間 ( 法 49 条 の 3) 意 に 反 する 不 利 益 処 分 を 受 けたと 思 うとき 1 処 分 があったことを 知 った 日 の 翌 日 から 起 算 して 3 か 月 以 内 2 処 分 があった 日 の 翌 日 から 起 算 して 1 年 を 経 過 すると 不 可 になる 1 処 分 事 由 を 記 載 した 任 命 権 者 説 明 書 の 交 付 請 求 が 可 職 員 2 請 求 日 から 15 日 以 内 に 説 明 書 を 交 付 すること 特 殊 事 情 があったとしても 期 間 経 過 の 不 服 申 立 て( 現 審 査 請 求 )を 受 理 することは 不 可 ( 昭 39. 7. 17 行 実 ) 公 平 委 員 会 規 則 で 天 災 その 他 やむを 得 ない 事 由 があるときは 不 服 申 立 書 ( 現 審 査 請 求 書 )がその 提 出 期 限 後 に 提 出 された 場 合 でも 期 限 内 に 提 出 されたものと 見 なす 旨 定 めても 差 し 支 えない( 昭 49. 8. 行 実 ) 164 不 利 益 処 分 に 関 する 審 査 請 求 165