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取 引 所 取 引 に 係 る 約 定 取 消 しルールの 制 定 について 平 成 19 年 4 月 24 日 証 券 会 員 制 法 人 札 幌 証 券 取 引 所 Ⅰ. 趣 旨 証 券 取 引 所 においては 一 度 成 立 した 約 定 は 取 り 消 されることがなく 決 済 まで 行 われることが 大 前 提 となっており こうした 決 済 の 確 実 性 は 証 券 市 場 の 信 頼 性 の 源 の 一 つでもあります しかしながら 通 常 想 定 し 得 ない 規 模 の 約 定 が 過 誤 により 成 立 し 長 期 にわたって 決 済 が 行 われなくなる 場 合 には 証 券 市 場 の 機 能 が 麻 痺 し 大 き な 混 乱 を 招 く 事 態 となり 得 ます 日 本 証 券 業 協 会 に 設 置 された 株 式 の 注 文 管 理 リスク 管 理 体 制 の 整 備 に 関 するワーキング の 報 告 書 ( 平 成 18 年 11 月 )において 誤 発 注 によ り 約 定 が 行 われた 取 引 の 取 消 しに 係 るルールの 整 備 について 証 券 取 引 所 において 具 体 的 な 方 策 が 早 期 に 確 立 されることを 求 めることとされ これを 受 けて 全 国 の 証 券 取 引 所 は 誤 注 文 に 係 る 約 定 取 消 しルールの 整 備 に 向 けた 実 務 的 な 検 討 を 行 うため 全 国 の 証 券 取 引 所 及 び 会 員 の 実 務 担 当 者 によ る 取 引 所 取 引 に 係 る 約 定 取 消 しルールに 関 する 検 討 ワーキング を 共 同 で 設 置 しました( 平 成 18 年 11 月 ) その 後 当 該 ワーキングを6 回 にわたり 開 催 し 過 誤 により 長 期 にわたって 決 済 が 行 われなくなる 可 能 性 が 極 めて 高 く 市 場 が 著 しく 混 乱 すると 考 え られる 場 合 に 限 り 一 度 成 立 した 約 定 を 取 り 消 す 制 度 の 導 入 について 検 討 を 進 め 取 引 所 取 引 に 係 る 約 定 取 消 しルールの 概 要 をとりまとめました Ⅱ. 概 要 項 目 内 容 備 考 1. 約 定 取 消 しルールにお ける 基 本 的 な 考 え 方 一 度 約 定 が 成 立 した 取 引 は 市 場 の 公 正 性 及 び 連 続 性 の 確 保 の 観 点 から 原 則 として 取 り 消 されるべきではなく 約 定 取 消 しルールは 誤 発 注 に 係 る 約 定 により 円 滑 な 決 済 の 履 行 が 極 めて 困 難 となる 等 市 場 が 著 しく 混 乱 すると 考 えられる 場 合 のみに 適 用 されること とします - 1 -

2. 約 定 の 取 消 し (1) 約 定 取 消 しの 可 能 性 約 定 取 消 しを 行 う 際 には その 可 能 性 を 周 知 するため 事 前 に 売 買 停 止 を 行 います 周 知 のための 売 買 停 止 (2) 売 買 停 止 基 準 誤 発 注 により 上 場 株 式 数 の 10%を 超 える 約 定 が 成 立 した 場 合 に 売 買 を 停 止 します 買 いの 誤 発 注 である 場 合 も 売 買 停 止 の 対 象 とします 上 記 の 基 準 を 満 たさない 場 合 においても 取 引 所 が 特 に 必 要 と 認 める 場 合 においては 約 定 取 消 しの 可 能 性 の 周 知 のための 売 買 停 止 を 行 うことができることとします 転 換 社 債 型 新 株 予 約 権 付 社 債 券 ( 以 下 CB という)については 20 億 円 を 超 える 約 定 が 成 立 した 場 合 に 売 買 を 停 止 します (3) 他 市 場 の 売 買 約 定 取 消 しの 可 能 性 周 知 のための 売 買 停 止 が 行 われた 場 合 においても 重 複 上 場 している 他 の 取 引 所 においては 売 買 停 止 を 行 わないこととします 株 券 を 売 買 停 止 した 場 合 においても 当 該 銘 柄 を 原 商 品 とするCBについては 売 買 停 止 を 行 わないこととします (4) 約 定 取 消 しの 申 請 等 の 手 続 き 約 定 取 消 しの 可 能 性 の 周 知 のための 売 買 停 止 が 行 われた 場 合 円 滑 な 決 済 を 行 うことが 極 めて 困 難 と 判 断 される 場 合 には 会 員 は 売 買 停 止 後 60 分 以 内 に 約 定 取 消 し 申 請 を 取 引 所 に 行 うことができることとします 約 定 取 消 し 申 請 を 行 わ ない 場 合 は その 旨 の 申 告 を 行 うこととま す 会 員 の 取 消 し 申 請 の 対 象 は 上 場 株 式 数 の 20% 超 の 誤 発 注 による 約 定 が 成 立 した 場 合 を 原 則 とし 同 10% 超 20% 以 下 の 約 定 の 成 立 により 売 買 停 止 が 行 われた 場 合 には 当 該 銘 CBについては 20 億 円 を 超 える 約 定 が 成 - 2 -

柄 が 特 殊 な 状 況 ( 例 えば 公 開 買 付 が 実 施 されており 流 通 する 株 式 が 極 端 に 少 ないうえ に 大 株 主 からの 借 株 による 調 達 も 困 難 である 場 合 など)にあると 認 められる 場 合 に 限 り 立 した 場 合 に 取 消 し 申 請 の 対 象 とします 取 引 所 への 申 請 を 行 うことができることとします (5) 申 請 受 付 の 公 表 約 定 取 消 し 申 請 を 受 けた 場 合 又 は 約 定 取 消 しを 行 わない 旨 の 申 告 を 受 けた 場 合 取 引 所 は 速 やかにその 内 容 を 会 員 に 通 知 し 公 表 します 売 買 停 止 後 60 分 経 過 しても 会 員 からの 申 請 等 がなかった 場 合 は 取 引 所 はその 旨 を 公 表 します (6) 約 定 取 消 しの 判 断 上 場 株 式 数 の 20% 超 の 誤 発 注 による 約 定 が 成 立 し 約 定 取 消 しの 申 請 を 受 けた 場 合 取 引 所 は 会 員 に 対 して 決 済 資 金 や 決 済 物 件 の 調 達 の 可 能 性 に 関 するヒアリングを 行 い 決 済 不 履 行 の 可 能 性 が 高 いと 判 断 した 場 合 には 約 定 の 取 消 しを 決 定 します ヒアリングにおいて は 会 員 や 関 係 会 社 の 保 有 ポジション 大 株 主 等 との 借 株 に 係 る 交 渉 の 経 緯 と 見 通 し 金 融 機 関 等 との 資 金 調 達 に 係 る 交 渉 の 経 緯 と 見 通 し 市 場 取 引 等 による 調 達 の 見 通 し 等 について 確 認 し 決 済 不 履 行 の 可 能 性 を 検 討 します 上 場 株 式 数 の 10% 超 20% 以 下 の 誤 発 注 による 約 定 が 成 立 し 約 定 取 消 しの 申 請 を 受 けた 場 合 取 引 所 は 上 記 ヒアリングにおいて 決 済 不 履 行 の 可 能 性 が 高 いと 判 断 し かつ 当 該 銘 柄 が 特 殊 な 状 況 ( 例 えば 公 開 買 付 が 実 施 されており 流 通 する 株 式 が 極 端 に 少 な - 3 -

いうえに 大 株 主 からの 借 株 による 調 達 も 困 難 である 場 合 )にあると 認 められる 場 合 に 限 り 約 定 の 取 消 しを 決 定 します 会 員 からの 約 定 取 消 しの 申 請 がない 場 合 においても 取 引 所 が 必 要 と 認 める 場 合 には 会 員 に 対 して 調 達 の 可 能 性 等 に 関 するヒアリング 等 を 行 い 約 定 を 取 り 消 すことができるこ ととします (7) 約 定 取 消 しの 有 無 の 公 表 約 定 取 消 しを 決 定 した 場 合 取 引 所 は 速 やかにその 内 容 を 公 表 します 公 表 の 内 容 は 銘 柄 名 誤 発 注 により 決 済 の 履 行 が 極 めて 困 難 なため 約 定 取 消 しとなる 旨 約 定 取 消 しとなる 取 引 ( 約 定 時 刻 及 び 約 定 数 量 ) 等 とします 会 員 には 取 り 消 され る 取 引 が 特 定 できる よう 約 定 番 号 等 を 付 して 通 知 します 会 員 への 約 定 通 知 のシ ステム 的 な 訂 正 処 理 は 行 われません (8) 約 定 取 消 しの 範 囲 約 定 取 消 しの 範 囲 は 誤 発 注 が 最 初 に 約 定 した 時 点 から 売 買 停 止 までに 取 引 所 で 行 われ た 全 ての 取 引 とします 板 寄 せ 時 の 誤 発 注 の 場 合 には 価 格 形 成 に 関 与 した 全 ての 取 引 を 取 り 消 します (9) 約 定 取 消 しに 関 する 公 表 後 の 売 買 停 止 及 び 売 買 再 開 取 引 所 は 約 定 取 消 しの 有 無 に 関 する 公 表 を 行 った 後 約 定 取 消 しを 行 う 場 合 には 終 日 売 買 停 止 し 行 わない 場 合 には 30 分 経 過 後 に 売 買 を 再 開 します 約 定 取 消 しを 行 う 場 合 翌 日 に 売 買 を 再 開 しますが その 際 の 基 準 値 段 は 誤 発 注 による 約 定 が 最 初 に 成 立 する 直 前 の 約 定 値 段 ( 特 別 気 配 値 段 及 び 当 日 基 準 値 段 を 含 む )としま す 売 買 再 開 後 の 売 買 の 状 況 に 異 常 があると 認 める 場 合 又 はそのおそれがあると 認 める 場 合 に おいては 売 買 取 引 に 係 る 規 制 措 置 を 実 施 します - 4 -

3. 約 定 復 活 (1) 約 定 復 活 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 約 定 取 消 しルールが 発 動 し 一 度 成 立 した 売 買 が 取 り 消 されることにより その 後 一 定 期 間 内 に 行 った 取 引 の 決 済 資 金 や 決 済 物 件 が 調 達 できなくなる 場 合 に 限 り 誤 発 注 により 約 定 が 取 り 消 された 投 資 者 を 救 済 する 観 点 から 約 定 取 消 しの 復 活 を 希 望 する 場 合 の 特 別 措 置 として 約 定 の 復 活 のための 売 買 を 認 めることとします 約 定 復 活 のための 売 買 は 誤 発 注 を 行 った 会 員 を 相 手 方 とし 過 誤 訂 正 と 同 様 の 方 式 に より 執 行 します (2) 復 活 を 認 める 取 引 復 活 を 認 める 取 引 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすものとします 1 当 該 取 引 の 成 立 から 売 買 停 止 時 までに 同 一 の 委 託 者 ( 会 員 において 把 握 可 能 な 原 始 注 文 の 発 注 者 ごととします )による 連 鎖 取 引 ( 買 い 約 定 後 の 当 該 銘 柄 の 売 付 け 及 び 売 り 約 定 後 の 当 該 売 却 代 金 による 他 の 銘 柄 や 商 品 の 買 付 け )が 成 立 していること 2 取 消 しが 行 われたことにより 連 鎖 取 引 の 決 済 資 金 や 決 済 物 件 が 調 達 できなくなるこ と ( 資 金 や 決 済 物 件 の 残 高 がある 場 合 は 復 活 の 対 象 としないこととします ) 3 委 託 ( 取 引 一 任 契 約 に 基 づく 取 引 及 び 委 託 元 が 証 券 会 社 の 自 己 勘 定 による 取 引 を 除 き ます )による 取 引 であること 4 復 活 する 取 引 については 委 託 者 ごとに 以 下 の 数 量 を 上 限 とし これを 越 える 部 分 に ついては 復 活 の 対 象 としません 2 千 万 円 (10 売 買 単 位 未 満 は 切 上 げ) 信 用 取 引 の 返 済 に 係 る 売 買 ( 返 済 期 限 日 に 限 ります )で 取 り 消 しにより 決 済 資 金 や 決 済 物 件 が 調 達 でき なくなる 場 合 も 売 買 停 止 時 までに 連 鎖 取 引 を 行 ったものとみ なし 復 活 の 対 象 とし ます 当 日 の 基 準 値 段 ( 板 中 心 値 段 ) 当 該 銘 柄 の 売 買 単 位 (3) 約 定 復 活 の 実 務 的 な 手 続 き 以 下 の 流 れで 実 務 的 な 処 理 を 行 います 1 取 り 消 された 約 定 のうち 復 活 が 適 当 と 考 えられる 取 引 を 行 った 場 合 会 員 が 取 引 所 に 対 して 復 活 の 必 要 がある 旨 申 請 します - 5 -

2 約 定 復 活 の 申 請 は 売 買 日 翌 日 の 13 時 までとします 3 取 引 所 では 約 定 を 復 活 させるかどうかについて 会 員 からの 申 請 や 提 出 書 類 ( 注 文 伝 票 の 写 し 等 )の 内 容 から 判 断 します 4 復 活 させることとした 取 引 について 取 引 所 で 誤 発 注 当 日 に 行 われた 取 引 として 復 活 の 申 請 を 行 った 会 員 と 誤 発 注 を 行 った 会 員 の 間 で 執 行 し 当 該 会 員 に 通 知 します 5 当 該 取 引 は 過 誤 訂 正 と 同 様 の 方 法 により 執 行 します 4.その 他 検 討 事 項 (1) 統 計 データの 取 り 扱 い 取 消 しの 内 容 に 応 じて 当 日 四 本 値 売 買 高 売 買 高 加 重 平 均 価 格 等 の 訂 正 を 行 います また 月 間 年 間 ベースの 統 計 は 修 正 後 データにより 作 成 します 約 定 復 活 のための 売 買 は 過 誤 訂 正 と 同 様 の 扱 いとします 株 価 平 均 等 については 当 日 の 株 価 の 終 値 が 異 なることとなる 場 合 には 取 消 し 後 の 株 価 により 株 価 平 均 等 の 終 値 に 係 る 数 値 のみ 再 計 算 します (ただし 項 目 によっては 当 日 中 の 訂 正 が 困 難 な 場 合 があります ) リアルタイムデータの 遡 及 計 算 は 行 われま せん (2) 損 害 賠 償 責 任 の 規 定 約 定 取 消 しを 伴 う 大 規 模 誤 発 注 については 発 注 した 証 券 会 社 に 少 なくとも 重 過 失 がある のが 通 常 と 考 えられますが 状 況 によっては 軽 過 失 により 大 規 模 な 誤 発 注 が 生 じる 可 能 性 もあるため その 場 合 には 免 責 されるよう 免 責 規 定 を 設 けることとします 取 引 所 その 他 の 第 三 者 についても 原 則 として 約 定 取 消 しによって 生 じた 損 害 について 賠 償 する 責 めを 負 わない 旨 の 規 定 を 設 けることとします (3) 手 数 料 取 り 消 された 売 買 に 係 る 会 費 は 課 金 せず 復 活 された 売 買 に 係 る 会 費 は 通 常 の 取 引 と 同 様 の 料 率 で 課 金 することとします 誤 発 注 を 行 った 会 員 に 対 して 当 該 約 定 取 消 しの 規 模 に 応 じ 約 定 取 消 しに 係 る 事 務 手 数 料 を 課 金 することとします - 6 -

(4)ペナルティ これまで 大 規 模 な 誤 発 注 が 行 われた 場 合 で 会 員 の 社 内 管 理 体 制 に 不 備 がある 場 合 や 取 引 所 の 市 場 に 与 えた 影 響 が 大 きい 場 合 は 処 分 の 対 象 としてきましたが 誤 発 注 に 伴 う 約 定 が 取 り 消 された 場 合 においても 同 様 に 処 分 の 対 象 とします その 際 約 定 取 消 しを 行 った 場 合 は 約 定 取 消 しを 行 わなかった 場 合 に 比 べ 市 場 に 与 えた 混 乱 による 影 響 が 格 段 に 大 きいと 思 われるため 処 分 の 有 無 や 内 容 を 決 定 する 際 には こ うした 点 も 考 慮 に 入 れて 検 討 し 過 怠 金 の 賦 課 や 取 引 所 の 市 場 における 有 価 証 券 等 の 売 買 等 の 停 止 など 当 該 行 為 に 対 して 適 切 と 思 われる 処 分 を 科 すこととします また 決 済 の 履 行 が 極 めて 困 難 な 状 況 にはなかったことが 事 後 に 明 らかになった 場 合 等 虚 偽 の 事 由 による 取 消 し 申 請 が 行 われた 場 合 も 処 分 の 対 象 とします Ⅲ 実 施 時 期 平 成 19 年 秋 を 目 途 に 実 施 します 以 上 - 7 -