国 立 大 学 法 人 富 山 大 学 不 動 産 貸 付 事 務 取 扱 細 則 平 成 17 年 10 月 1 日 制 定 平 成 20 年 7 月 22 日 改 正 平 成 22 年 4 月 1 日 改 正 平 成 22 年 7 月 1 日 改 正 平 成 24 年 8 月 1 日 改 正 平 成 25 年 2 月 1 日 改 正 平 成 27 年 4 月 1 日 改 正 ( 趣 旨 ) 第 1 条 国 立 大 学 法 人 富 山 大 学 固 定 資 産 管 理 規 則 ( 以 下 規 則 という ) 第 28 条 第 6 項 及 び 規 則 第 40 条 の 規 定 に 基 づき, 不 動 産 貸 付 事 務 取 扱 細 則 ( 以 下 細 則 という )を 次 の ように 定 める ( 通 則 ) 第 2 条 国 立 大 学 法 人 富 山 大 学 ( 以 下 本 学 という )における 不 動 産 の 貸 付 については, 国 立 大 学 法 人 富 山 大 学 会 計 規 程 ( 以 下 会 計 規 程 という ) 及 び 規 則 で 定 めるもののほ か,この 細 則 の 定 めるところによる ( 定 義 ) 第 3 条 この 細 則 において, 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は, 当 該 各 号 に 定 めるところによ る (1) 部 局 学 部, 和 漢 医 薬 学 総 合 研 究 所, 附 属 病 院, 附 属 図 書 館, 機 構, 国 際 交 流 セン ター, 学 内 共 同 教 育 研 究 施 設, 保 健 管 理 センター 及 び 事 務 局 をいう (2) 部 局 長 前 項 に 定 める 各 部 局 の 長 をいう (3) 不 動 産 規 則 第 3 条 に 定 める 不 動 産 及 び 船 舶 をいう (4) 貸 付 貸 付 契 約 による 場 合, 貸 付 契 約 によらない 場 合 若 しくは 収 益 の 契 約 又 は 使 用 若 しくは 収 益 の 許 可 による 場 合 のすべてをいう (5) 資 産 管 理 責 任 者 等 規 則 第 8 条 に 定 める 資 産 管 理 責 任 者 及 び 分 任 資 産 管 理 責 任 者 をいう (6) 使 用 責 任 者 規 則 第 10 条 第 1 項 に 定 める 使 用 責 任 者 をいう (7) 収 入 支 出 責 任 者 等 国 立 大 学 法 人 富 山 大 学 予 算 決 算 及 び 出 納 事 務 取 扱 規 則 第 4 条 に 定 める 収 入 支 出 責 任 者 及 び 収 入 支 出 責 任 者 の 事 務 の 一 部 を 分 掌 する 分 任 収 入 支 出 責 任 者 をいう ( 貸 付 の 許 可 をする 際 の 判 断 基 準 ) 第 4 条 第 5 条 第 1 項 に 規 定 する その 本 来 の 用 途 又 は 目 的 を 妨 げない 限 度 とは, 次 の 各 号 に 規 定 するもの 以 外 のものをいう (1) 本 学 の 業 務 遂 行 に 支 障 が 生 じるおそれがあること (2) 建 物 等 の 管 理 上 支 障 が 生 じるおそれがあること (3) 公 共 性, 公 益 性 に 反 する 以 下 の 事 項 イ 公 序 良 俗 に 反 し, 社 会 通 念 上 不 適 当 であること
ロ 特 定 の 個 人, 団 体 の 活 動 を 本 学 の 中 立 性 を 阻 害 して 支 援 することとなること ハ 特 定 の 営 利 活 動 の 利 用 に 供 することが 主 たる 目 的 であること ニ 上 記 のほか, 貸 付 により 公 共 性, 公 益 性 を 損 なうおそれがあること ( 貸 付 けを 許 可 する 範 囲 ) 第 5 条 規 則 第 28 条 第 1 項 の 規 定 により, 本 学 の 不 動 産 を,その 本 来 の 用 途 又 は 目 的 を 妨 げ ない 限 度 において 本 学 以 外 の 者 に 貸 付 けすることを 許 可 できる 範 囲 の 基 準 は, 次 の 各 号 に 掲 げる 場 合 とする ただし, 次 の 各 号 に 該 当 しない 場 合 であっても, 第 4 条 各 号 のいずれにも 該 当 しない 場 合 には, 貸 付 けの 許 可 をすることができる (1) 本 学 の 業 務 遂 行 上 その 必 要 性 が 認 められる 場 合 イ 本 学 の 施 設 を 公 開 する 場 合 において, 入 場 者 等 へのサービス 等 を 本 学 以 外 の 者 に 行 わせるため, 建 物 等 の 一 部 を 貸 付 けする 場 合 ロ 本 学 不 動 産 の 管 理 上 及 び 地 元 住 民 対 策 上 の 観 点 からの 提 供 不 動 産 及 びその 周 辺 不 動 産 を 貸 付 けする 場 合 (2) 本 学 不 動 産 の 利 用 が 公 共 性, 公 益 性 に 反 せず, 一 時 的 又 は 限 定 的 なため, 業 務 運 営 上 支 障 が 生 じない 場 合 イ 公 共 的 な 講 演 会, 研 究 会 等 のため 貸 付 けする 場 合 ロ 交 通 事 情 の 見 地 から 警 察 署 等 の 要 請 があり, 駐 車 場 として 貸 付 けする 場 合 ハ グランド 等 を 地 方 公 共 団 体 等 の 主 催 する 野 球 大 会 等 に 貸 付 けする 場 合 ニ 地 域 振 興 の 見 地 から 地 方 公 共 団 体 の 要 請 があり, 映 画 ロケ 等 のため 貸 付 けする 場 合 ホ 公 共 事 業 の 受 注 者 に, 当 該 工 事 用 の 資 材 置 場 等 として 貸 付 けする 場 合 (3) 公 共 的 又 は 公 益 的 な 見 地 から 本 学 不 動 産 の 利 用 が 必 要 不 可 欠 な 場 合 イ 災 害 等 の 応 急 施 設 として 貸 付 けする 場 合 ロ 電 気, 水 道,ガスの 施 設 の 設 置 等 のため 貸 付 けする 場 合 ハ 信 号 機 の 設 置 等 のため 貸 付 けする 場 合 ( 僅 少 な 面 積 の 貸 付 ) (4) 本 学 不 動 産 の 利 用 が 公 共 性, 公 益 性 に 反 せず, 社 会 的 又 は 経 済 的 な 見 地 から 妥 当 な 場 合 イ 本 学 研 究 施 設 を 使 用 しなければ 試 験, 研 究, 試 作 等 が 困 難 な 場 合 において, 当 該 施 設 を 貸 付 けする 場 合 ロ 下 水 の 引 込 みの 設 置 等 のため 貸 付 けする 場 合 ( 隣 接 地 の 所 有 者 等 が 本 学 不 動 産 を 利 用 しなければ, 土 地 利 用 や 業 務 の 遂 行 等 が 困 難 な 場 合 ) ハ 大 学 における 技 術 に 関 する 研 究 成 果 の 民 間 事 業 者 への 移 転 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 10 年 法 律 第 52 号 )に 規 定 する 大 学 の 教 員 等 の 特 許 権 等 を 扱 う 技 術 移 転 機 関 ( 承 認 TLO) にその 事 業 の 用 に 供 するため 本 学 施 設 を 貸 付 ける 必 要 があると 認 められる 場 合 ニ 大 学 の 研 究 成 果 を 活 用 した 事 業 ( 創 業 準 備 を 含 む )を 行 う 中 小 企 業 又 は 個 人 ( 大 学 発 ベンチャー )にその 事 業 の 用 に 供 するため 本 学 施 設 を 使 用 させることが 必 要 と 認 められる 場 合 ホ 構 造 改 革 特 別 区 域 法 ( 平 成 14 年 法 律 第 189 号 )の 規 定 に 基 づき, 本 学 の 研 究 施 設 を 使 用 して 試 験, 研 究, 試 作 その 他 産 学 官 連 携 を 推 進 する 活 動 を 行 おうとする 大 学 以 外
の 者 について, 地 方 公 共 団 体 が 産 学 官 連 携 を 促 進 する 必 要 があると 認 めて 内 閣 総 理 大 臣 による 構 造 改 革 特 別 区 域 計 画 の 認 定 を 申 請 し,その 認 定 を 受 けた 場 合 であって, 当 該 認 定 の 日 以 後 に, 当 該 構 造 改 革 特 別 区 域 内 に 存 在 することとなる 本 学 の 研 究 施 設 を 貸 付 けする 場 合 (5) 職 員, 来 学 者 や 本 学 の 利 用 者 等 の 利 便 に 資 する 場 合 イ 食 堂, 売 店, 理 髪 店, 現 金 自 動 預 払 機 等 のサービス 提 供 施 設 等 を 設 置 する 場 合 ( 職 員 のための 福 利 厚 生 施 設 や 来 学 者 等 のための 利 便 施 設 の 設 置 ) ( 貸 付 とみなさない 範 囲 ) 第 6 条 次 の 施 設 は, 本 学 の 業 務 遂 行 のため, 本 学 が 当 該 施 設 を 提 供 するものであるから, この 細 則 でいう 貸 付 けとはみなさないことができる イ 病 院 における 患 者 への 給 食, 基 準 寝 具 の 提 供 等 大 学 が 行 うべき 業 務 を 大 学 以 外 の 者 に 委 託 した 場 合 等 において,それらの 業 務 を 行 うため 必 要 な 厨 房 施 設, 寝 具 格 納 施 設 等 ( 契 約 書 等 に 当 該 施 設 を 提 供 する 事 が 明 記 されている 場 合 に 限 る ) ロ 病 院 経 営 の 委 託 のように 大 学 の 業 務 の 一 部 を 大 学 以 外 の 者 に 委 託 した 場 合 におい て,それらの 業 務 を 行 うため 必 要 な 施 設 (ただし, 大 学 の 施 設 を 使 用 させることが 契 約 書 等 に 明 記 されており,かつ, 当 該 業 務 以 外 に 大 学 の 施 設 を 使 用 しない 場 合 に 限 る ) ハ 清 掃, 警 備, 運 送 等 の 役 務 を 大 学 以 外 の 者 に 委 託 した 場 合 において,それらの 役 務 の 提 供 に 必 要 な 施 設 ( 契 約 書 等 に 施 設 を 提 供 することが 明 記 されている 場 合 に 限 る ) ニ その 他, 学 長 が 必 要 と 認 めた 場 合 ( 時 価 よりも 低 い 対 価 で 貸 付 けることができる 範 囲 ) 第 7 条 規 則 第 28 条 第 3 項 第 3 号 の 規 定 に 定 めるその 他 特 別 の 理 由 があるときの 取 扱 いは, 次 のとおりとする (1) 学 術 団 体 ( 日 本 学 術 会 議 により 協 力 学 術 研 究 団 体 として 認 定 された 団 体 をいう ) の 開 催 する 学 会 等 で, 本 学 の 職 員 が 所 属 する 場 合 は5 割 を 免 除 することができる (2) その 他 本 学 及 び 地 域 のために 学 長 が 必 要 と 認 めた 場 合 は 学 長 が 定 めた 免 除 割 合 ( 無 償 貸 付 の 範 囲 ) 第 8 条 次 の 各 号 に 掲 げる 場 合 においては, 本 学 の 不 動 産 を 国, 独 立 行 政 法 人, 地 方 公 共 団 体,その 他 公 法 人 ( 以 下 国 等 という ) 又 は 本 学 の 業 務 を 委 託 若 しくは 共 同 で 行 う 者 に 貸 付 ける 場 合 には, 無 償 で 貸 付 けることができる (1) 本 学 の 業 務 を 遂 行 する 場 合 (2) 各 部 局 の 主 催 する 集 会 その 他 に 貸 付 ける 場 合 (3) 職 員 又 は 学 生 が 主 催 する 集 会 その 他 に 貸 付 ける 場 合 (4) 本 学 に 消 防 施 設, 郵 便 ポスト,その 他 公 共 のため 施 設 を 設 置 するために 不 動 産 を 貸 付 ける 場 合 (5) 本 学 の 不 動 産 を 貸 付 けることが, 公 共 的, 社 会 的, 経 済 的 見 地 から 妥 当 であると 認 める 場 合 で, 一 時 的 に 貸 付 ける 場 合 (6) 文 部 科 学 省 共 済 組 合 富 山 大 学 支 部 の 事 業 で 組 合 員 の 福 利 厚 生 を 目 的 として 貸 付 け
る 場 合 (7) 教 育, 研 究 を 委 託 もしくは 共 同 で 行 う 場 合 に 不 動 産 を 貸 付 ける 場 合 で, 当 該 契 約 書 等 に 当 該 不 動 産 を 貸 付 けできることが 明 記 されている 場 合 (8) 第 5 条 (4)ハに 規 定 する 承 認 TLOに 貸 付 ける 場 合 (9) その 他, 学 長 が 必 要 であると 認 めた 場 合 2 次 に 掲 げる 場 合 においては, 本 学 の 不 動 産 を 地 方 公 共 団 体, 水 害 予 防 組 合, 土 地 改 良 区 ( 以 下 公 共 団 体 という )に 無 償 で 貸 付 けることができる (1) 次 に 掲 げる 小 規 模 な 施 設 ( 敷 地 面 積 が50 平 方 メートルを 超 えないものに 限 る )の 用 に 供 する 場 合 イ 信 号 機 ロ 道 路 標 識 ハ 掲 示 板 ニ 防 災 上 必 要 な 気 象, 地 象 及 び 水 象 の 観 測 施 設 並 びに 防 災 上 必 要 な 通 信 施 設 ホ 公 害 の 防 止 のために 必 要 な 監 視 及 び 測 定 施 設 ヘ 火 災 報 知 機, 消 火 栓 及 び 消 防 の 用 に 供 する 資 材 器 具 保 管 施 設 ト 街 燈,カーブミラー 及 び 横 断 歩 道 橋 の 橋 脚 チ 有 線 ラジオ 放 送 業 務 のための 電 柱 その 他 の 中 継 施 設 及 び 末 端 施 設 並 びに 有 線 放 送 電 話 業 務 のための 電 柱 その 他 の 中 継 施 設 リ 遺 跡, 名 勝 地 その 他 の 歴 史 的 文 化 的 価 値 があるものを 表 示 する 石 碑 類, 地 すべり 防 止 区 域 等 の 特 定 区 域 を 表 示 する 標 識 その 他 の 標 識 類, (2) 次 に 掲 げる 用 に 供 する 場 合 イ 公 共 団 体 において, 災 害 が 発 生 した 場 合 における 応 急 措 置 の 用 に 供 する 場 合 ロ 地 方 公 共 団 体 において, 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 ( 昭 和 53 年 法 律 第 73 号 )に 規 定 する 地 震 防 災 応 急 対 策 の 実 施 の 用 に 供 する 場 合 3 前 項 の 無 償 貸 付 は, 公 共 団 体 における 当 該 施 設 の 経 営 が 営 利 を 目 的 とし, 又 は 利 益 をあ げる 場 合 には,これを 行 うことができない 4 資 産 管 理 責 任 者 等 は, 第 1 項 の 規 定 により, 本 学 の 不 動 産 を 無 償 で 貸 付 けた 場 合 におい て, 公 共 団 体 の 当 該 財 産 の 管 理 が 良 好 でないと 認 めるとき 又 は 前 項 の 規 定 に 該 当 すること となったときは, 直 ちにその 貸 付 許 可 を 解 除 しなければならない ( 貸 付 けの 許 可 をする 場 合 の 留 意 事 項 ) 第 9 条 不 動 産 の 貸 付 を 許 可 するにあたっては, 必 要 最 小 限 度 にとどめ,かつ, 現 状 のまま 貸 付 けることとし, 将 来 本 学 の 必 要 に 応 じてその 貸 付 けを 終 了 させた 場 合 に, 容 易 に 原 状 回 復 ができる 状 態 におくことを 原 則 とする 2 建 物 の 所 有 を 目 的 とした 土 地 の 使 用 を 許 可 する 場 合 又 は 独 立 した 施 設 若 しくは 分 離 独 立 させることができる 施 設 の 全 部 又 は 大 部 分 の 使 用 を 許 可 する 場 合 においては,この 貸 付 の 取 扱 いに 当 たっては, 特 に 慎 重 を 期 することとする 3 無 償 又 は 減 額 により 貸 付 けの 許 可 をするに 当 たっては, 無 償 又 は 減 額 貸 付 の 根 拠 となる 法 律 の 趣 旨 に 照 らして, 無 償 又 は 減 額 貸 付 の 必 要 性 を 十 分 検 討 することとする
( 貸 付 けの 申 請 等 ) 第 10 条 不 動 産 の 貸 付 許 可 を 受 けようとする 者 ( 以 下 相 手 方 という )は, 不 動 産 貸 付 申 請 書 ( 以 下 申 請 書 という )を 原 則 として 使 用 予 定 日 の1ケ 月 前 までに, 使 用 部 局 の 使 用 責 任 者 を 経 て 資 産 管 理 責 任 者 等 に 提 出 し,その 許 可 を 受 けなければならない 2 不 動 産 の 貸 付 許 可 申 請 が 長 期 ( 貸 付 期 間 がおおむね1ケ 月 以 上 をいう )にわたるもの については, 前 項 の 規 定 にかかわらず, 相 手 方 は, 申 請 書 を 原 則 として 使 用 予 定 日 の2ケ 月 前 までに, 使 用 部 局 の 使 用 責 任 者 を 経 て 資 産 管 理 責 任 者 に 提 出 し, 許 可 を 受 けなければ ならない ただし, 年 度 を 超 えて 継 続 して 長 期 に 使 用 し, 貸 付 許 可 申 請 書 の 内 容 に 全 く 変 更 がない 場 合 は, 申 請 書 の 提 出 を 省 略 することができるものとし, 第 13 条 の 規 定 に 基 づき 貸 付 の 許 可 を 更 新 する 3 資 産 管 理 責 任 者 等 は, 不 動 産 の 貸 付 けを 許 可 したときは, 相 手 方 に 対 して 不 動 産 貸 付 許 可 書 を 交 付 するものとする 4 資 産 管 理 責 任 者 等 は, 不 動 産 の 貸 付 けを 許 可 するに 当 たっては, 必 要 な 条 件 を 付 すもの とし,この 条 件 を 不 動 産 貸 付 許 可 書 に 記 載 する ( 貸 付 手 続 きの 特 例 ) 第 11 条 部 局 における 次 の 各 号 に 掲 げる 不 動 産 の 貸 付 けについては, 第 10 条 の 規 定 にかかわ らず, 使 用 責 任 者 限 りで 許 可 できるものとする ただし, 学 生 会 館, 職 員 会 館, 黒 田 講 堂, 洗 心 苑 ( 非 常 勤 講 師 宿 泊 施 設 ) 及 び 高 岡 キャンパス( 旧 高 岡 短 期 大 学 が 所 在 する 地 区 をい う )の 体 育 施 設 の 貸 付 けについては, 別 に 定 めるところによるものとする (1) 部 局 の 主 催 する 集 会 その 他 に 使 用 する 場 合 (2) 職 員 又 は 学 生 が 主 催 する 集 会 その 他 に 使 用 する 場 合 ( 貸 付 けを 許 可 する 期 間 ) 第 12 条 貸 付 けを 許 可 する 期 間 は,1 年 以 内 とする ただし, 貸 付 けを 許 可 する 期 間 を1 年 以 内 とすることが 著 しく 実 情 にそぐわない 場 合 は, 第 2 項 又 は 他 の 法 律 の 定 める 期 間 内 に おいて,その 必 要 の 程 度 に 応 じて 定 めるものとする 2 土 地 及 び 土 地 の 定 着 物 を 貸 付 ける 場 合 の 貸 付 期 間 は,30 年 を 超 えることができないもの とする 3 前 項 の 貸 付 期 間 は,これを 更 新 することができる この 場 合 においては, 更 新 のときか ら 同 項 の 期 間 を 超 えることができない ( 貸 付 けの 許 可 の 更 新 の 取 扱 い) 第 13 条 貸 付 けの 許 可 は 必 要 に 応 じて 更 新 することができる ( 貸 付 料 ) 第 14 条 本 学 不 動 産 の 貸 付 けの 許 可 をする 場 合 の 貸 付 料 は, 別 添 の 貸 付 料 算 定 基 準 により 算 定 した 額 に 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 相 当 額 を 加 えた 額 とする 2 貸 付 料 は, 原 則 として, 貸 付 期 間 開 始 前 に 全 額 徴 収 するものとし, 支 払 方 法 を 明 らかに した 請 求 書 を 発 行 し, 指 定 された 期 日 までに 納 付 させなければならない
3 第 1 項 に 規 定 する 貸 付 料 について, 貸 付 期 間 開 始 前 に 全 額 徴 収 することが 困 難 であるが, 相 手 方 の 資 力 及 び 信 用 があり, 貸 付 期 間 中 に 貸 付 料 の 納 付 が 確 実 であると 認 められる 場 合 にあっては, 貸 付 期 間 中 に 全 額 徴 収 又 は 分 割 により 徴 収 することができる 4 第 8 条 第 1 項 本 文 に 規 定 する 国 等 が 貸 付 けの 相 手 方 である 場 合 の 貸 付 料 の 徴 収 にあた り,やむを 得 ない 理 由 があるときは, 理 由 書 を 徴 したうえで, 貸 付 期 間 終 了 後 に 貸 付 料 を 納 付 させることができる ( 光 熱 水 料 ) 第 15 条 資 産 管 理 責 任 者 等 は, 相 手 方 が 貸 付 物 件 内 で 使 用 した 電 力 料, 水 道,ガス 料 等 を 徴 収 しなければならない ( 火 災 保 険 付 保 ) 第 16 条 独 立 した 一 棟 の 建 物 の 全 部 又 はその 大 部 分 の 貸 付 けを 許 可 する 場 合 においては, 必 要 に 応 じて 相 手 方 に 本 学 を 受 取 人 とする 火 災 保 険 契 約 を 締 結 させるものとする ( 貸 付 けの 許 可 の 取 消 し 等 の 通 知 ) 第 17 条 建 物 等 の 貸 付 けの 許 可 を 取 り 消 し, 又 は 貸 付 けの 許 可 の 更 新 をしないときは, 貸 付 けの 許 可 を 取 り 消 し, 又 は 貸 付 けの 許 可 の 期 間 が 満 了 する3 月 以 前 に 相 手 方 に 通 知 するよ う 努 めなければならない ただし, 緊 急 を 要 する 場 合 その 他 特 別 の 事 情 がある 場 合 には, この 限 りでない ( 原 状 回 復 等 ) 第 18 条 建 物 等 の 貸 付 けが 終 了 したときは, 必 ず 指 定 した 期 日 までに 原 状 回 復 のうえ, 当 該 不 動 産 の 明 け 渡 しをさせなければならない ただし, 貸 付 許 可 条 件 で 別 の 定 めをした 場 合 においては,この 限 りでない ( 準 用 ) 第 19 条 会 計 規 程, 規 則 及 びこの 細 則 に 定 めにない 事 項 については, 文 部 科 学 省 の 訓 令 及 び 通 知 に 準 ずるものとする 附 則 この 細 則 は, 平 成 17 年 10 月 1 日 から 施 行 する 附 則 この 細 則 は, 平 成 20 年 7 月 22 日 から 施 行 する 附 則 この 細 則 は, 平 成 22 年 4 月 1 日 から 施 行 する 附 則 この 細 則 は, 平 成 22 年 7 月 1 日 から 施 行 する 附 則 この 細 則 は, 平 成 24 年 8 月 1 日 から 施 行 する
附 則 この 細 則 は, 平 成 25 年 2 月 1 日 から 施 行 し, 平 成 24 年 4 月 1 日 から 適 用 する 附 則 この 細 則 は, 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 する
平 成 年 月 日 国 立 大 学 法 人 富 山 大 学 殿 団 体 名 住 所 フリガナ 氏 名 連 絡 先 不 動 産 貸 付 申 請 書 E 下 記 のとおり 不 動 産 を 使 用 したく, 関 係 資 料 を 添 付 して 申 請 します なお, 許 可 のうえは, 貴 学 の 不 動 産 貸 付 事 務 取 扱 細 則 並 びに 許 可 条 件 を 遵 守 します 記 1 使 用 しようとする 財 産 2 使 用 日 時 平 成 年 月 日 ( ) 時 から 時 まで 平 成 年 月 日 ( ) 時 から 時 まで 3 使 用 目 的 ( 内 容 は 具 体 的 に 記 入 すること) 4 使 用 予 定 人 員 5 その 他 参 考 となるべき 事 項 不 動 産 貸 付 事 務 取 扱 細 則 第 7 条 第 1 号 の 免 除 申 請 をします 1. 申 請 者 の 押 印 は 不 要 ですが, 氏 名 は 必 ず 自 署 してください 2. 法 人 等 が 申 請 する 場 合,ゴム 印 あるいは 記 名 で 差 し 支 えないものとしますが, 必 要 に 応 じて, 提 出 者 の 身 分 を 確 認 することがあります
平 成 年 月 日 団 体 名 代 表 者 氏 名 殿 国 立 大 学 法 人 富 山 大 学 資 産 管 理 責 任 者 等 印 不 動 産 貸 付 許 可 書 平 成 年 月 日 付 けをもって 申 請 のあった 不 動 産 の 貸 付 については, 下 記 のとお り 許 可 します 記 1 貸 付 を 許 可 する 不 動 産 の 所 在 及 び 名 称 2 貸 付 日 時 平 成 年 月 日 ( ) 時 から 平 成 年 月 日 ( ) 時 まで 3 貸 付 目 的 4 貸 付 金 額 金 円 (うち 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 相 当 額 円 ) 5 貸 付 条 件 イ 国 立 大 学 法 人 富 山 大 学 不 動 産 貸 付 事 務 取 扱 細 則 を 遵 守 すること ロ 貸 付 目 的 以 外 に 使 用 しないこと ハ 貸 付 にあたっては 火 気 の 取 扱 いに 注 意 すること ニ 貸 付 場 所 は 清 潔 整 頓 に 努 め, 後 始 末 は 厳 重 にすること ホ その 他 建 物 の 保 全 上 必 要 な 指 示 事 項 を 厳 守 すること ヘ 使 用 後 はその 都 度 当 該 部 局 の 課 ( 係 )へ 届 け 出, 勤 務 時 間 外 の 場 合 は 守 衛 所 等 へ 届 け 出 ること ト 駐 車 場 が 狭 いため 車 での 入 構 は 控 え,なるべく 公 共 の 交 通 機 関 を 利 用 すること
A 不 動 産 貸 付 許 可 書 E 使 用 者 住 所 氏 名 殿 許 可 者 国 立 大 学 法 人 富 山 大 学 資 産 管 理 責 任 者 印 平 成 年 月 日 付 けをもって 申 請 のあった 本 学 管 理 の 不 動 産 を 使 用 することについて は, 国 立 大 学 法 人 富 山 大 学 不 動 産 貸 付 事 務 取 扱 細 則 ( 平 成 17 年 10 月 1 日 制 定 ) 第 10 条 第 4 項 の 規 定 に 基 づき, 下 記 の 条 件 を 付 して 許 可 する なお,この 許 可 について 不 服 があるときは, この 許 可 があったことを 知 った 日 の 翌 日 から 起 算 して60 日 以 内 に 本 学 に 対 して 審 査 請 求 を することができる 記 ( 貸 付 許 可 物 件 ) 第 1 条 貸 付 を 許 可 する 物 件 は, 次 のとおりである 所 在 区 分 数 量 貸 付 部 分 別 図 のとおり ( 指 定 する 用 途 ) 第 2 条 貸 付 許 可 された 者 は, 下 記 の 物 件 を の 用 に 供 しなければならない ( 貸 付 許 可 期 間 ) 第 3 条 貸 付 を 許 可 する 期 間 は, 平 成 年 月 日 から 平 成 年 月 日 までとする ただし, 貸 付 許 可 の 更 新 を 受 けようとするときは, 貸 付 を 許 可 された 期 間 の 満 了 2 月 前 ま でに, 所 定 の 様 式 により 本 学 に 申 請 しなければならない ( 貸 付 料 金 及 び 延 滞 金 ) 第 4 条 貸 付 料, 円 とし, 収 入 支 出 責 任 者 の 発 する 請 求 書 により, 指 定 期 日 までに 納 入 しなければなれない 2 指 定 期 日 までに 貸 付 料 を 支 払 わないときは,その 翌 日 から 納 入 の 日 までの 日 数 に 応 じ, 年 5%の 割 合 で 計 算 した 金 額 を 延 滞 金 として 支 払 わなければならない ( 貸 付 料 の 改 定 )
第 5 条 資 産 管 理 責 任 者 は, 経 済 情 勢 の 変 動,その 他 の 事 情 の 変 更 に 基 づいて, 特 に 必 要 が あると 認 める 場 合 には, 貸 付 料 を 改 定 することができる ( 物 件 保 全 義 務 等 ) 第 6 条 貸 付 許 可 した 物 件 は, 国 立 大 学 法 人 富 山 大 学 固 定 資 産 管 理 規 則 第 28 条 第 1 項 に 規 定 する 制 限 の 範 囲 内 で 使 用 させるものであり, 貸 付 許 可 された 者 は, 善 良 な 管 理 者 の 注 意 を もって 維 持 保 存 しなければならない 2 前 項 の 維 持 保 存 のため 通 常 必 要 とする 修 繕 費 その 他 の 経 費 は, 貸 付 を 許 可 された 者 の 負 担 とし,その 費 用 は 請 求 しないものとする ( 貸 付 上 の 制 限 ) 第 7 条 貸 付 を 許 可 された 者 は, 貸 付 を 許 可 された 期 間 中, 貸 付 を 許 可 された 物 件 を 第 2 条 に 指 定 する 用 途 以 外 に 供 してはならない 2 貸 付 を 許 可 された 者 は, 貸 付 を 許 可 された 物 件 を 他 の 者 に 転 貸 し, 又 は 担 保 に 供 しては ならない 3 貸 付 を 許 可 された 者 は, 貸 付 を 許 可 された 物 件 について 修 繕, 模 様 替 その 他 の 行 為 をし ようとするとき, 又 は 使 用 計 画 を 変 更 しようとするときは, 事 前 に 書 面 をもって 資 産 管 理 責 任 者 の 承 認 を 受 けなければならない ( 貸 付 許 可 の 取 消 又 は 変 更 ) 第 8 条 資 産 管 理 責 任 者 は, 次 の 各 号 の 一 に 該 当 するときは, 貸 付 許 可 の 取 消 又 は 変 更 する ことができる (1) 貸 付 を 許 可 された 者 が 許 可 条 件 に 違 背 したとき (2) 本 学 において 貸 付 を 許 可 した 物 件 を 必 要 とするとき ( 原 状 回 復 ) 第 9 条 資 産 管 理 責 任 者 が 貸 付 許 可 を 取 消 したとき, 又 は 貸 付 を 許 可 した 期 間 が 満 了 したと きは, 貸 付 を 許 可 された 者 は, 自 己 の 負 担 で, 資 産 管 理 責 任 者 の 指 定 する 期 日 までに, 貸 付 を 許 可 された 物 件 を 原 状 に 回 復 して 返 還 しなければならない ただし, 学 長 が 特 に 承 認 したときは,この 限 りではない 2 貸 付 を 許 可 された 者 が 原 状 回 復 の 義 務 を 履 行 しないときは, 資 産 管 理 責 任 者 は, 貸 付 を 許 可 された 者 の 負 担 においてこれを 行 うことができる この 場 合 貸 付 を 許 可 された 者 は, 学 長 に 異 議 を 申 し 立 てることができる ( 損 害 賠 償 ) 第 10 条 貸 付 を 許 可 された 者 は,その 責 に 帰 する 事 由 により, 貸 付 を 許 可 された 物 件 の 全 部 又 は 一 部 を 滅 失 又 はき 損 したときは, 当 該 滅 失 又 はき 損 による 貸 付 を 許 可 された 物 件 の 損 害 額 に 相 当 する 金 額 を 損 害 賠 償 として 支 払 わなければならない ただし, 前 条 の 規 定 によ り 貸 付 を 許 可 された 物 件 を 原 状 回 復 した 場 合 は,この 限 りではない 2 前 項 に 掲 げる 場 合 のほか, 貸 付 を 許 可 された 者 は, 本 許 可 書 に 定 める 義 務 を 履 行 しない
ため 損 害 を 与 えたときは,その 損 害 額 の 相 当 する 金 額 を 損 害 賠 償 額 として 支 払 わなければ ならない ( 有 益 費 等 の 請 求 権 の 破 棄 ) 第 11 条 貸 付 許 可 の 取 消 が 行 われた 場 合 においては, 貸 付 を 許 可 された 者 は, 貸 付 を 許 可 さ れた 物 件 に 投 じた 改 良 のための 有 益 費 その 他 の 費 用 が 現 存 している 場 合 があっても,その 費 用 等 の 償 還 の 請 求 はしないものとする ( 実 地 調 査 等 ) 第 12 条 学 長 は, 貸 付 を 許 可 した 物 件 について 随 時 に 実 地 調 査 し, 又 は 所 要 の 報 告 を 求 め, その 維 持 使 用 に 関 し 指 示 することができる ( 疑 義 の 決 定 ) 第 13 条 本 条 件 に 関 し, 疑 義 のあるときはその 他 貸 付 を 許 可 した 物 件 の 使 用 について 疑 義 を 生 じたときは, 学 長 の 決 定 するところによるものとする
A 貸 付 料 算 定 基 準 E 別 添 建 物 等 の 貸 付 を 許 可 する 場 合 の 貸 付 料 ( 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 相 当 額 を 含 まないものと する 以 下 同 じ )の 年 額 は, 本 算 定 基 準 により 算 定 するものとする なお,この 基 準 は, 平 成 17 年 10 月 1 日 以 後, 貸 付 料 を 算 定 するものから 適 用 し, 同 日 前 の ものについては,なお 従 前 の 例 によるものとする 第 1 土 地 の 貸 付 料 1 期 待 利 回 りによる 算 定 以 下 の 算 定 により 算 定 する 算 定 式 貸 付 料 = 貸 付 許 可 財 産 の 相 続 税 評 価 額 A 期 待 利 回 りB 調 整 率 C A= 貸 付 期 間 の 年 度 当 初 に 調 査 した 相 続 税 評 価 額 なお, 相 続 税 評 価 額 とは, 土 地 の 現 況 地 目 に 応 じて 財 産 評 価 基 本 通 達 ( 昭 和 39 年 4 月 25 日 付 け 直 資 56 直 審 ( 資 )17 国 税 庁 通 達 )の 規 定 に 基 づく 路 線 価 方 式 又 は 倍 率 方 式 によって 算 定 された 平 方 メートル 当 たり の 価 格 に 当 該 貸 付 の 許 可 に 係 る 部 分 の 面 積 を 乗 じて 得 た 額 をいう( 以 下 同 じ) B= 貸 付 許 可 を 行 おうとする 財 産 の 近 隣 地 域 内 に 所 在 する, 相 手 方 の 利 用 目 的 と 類 似 する 用 途 に 供 さている 賃 貸 取 引 事 例 の 貸 付 料 又 は 民 間 精 通 者 の 意 見 価 格 を 当 該 事 例 等 の 相 続 税 評 価 額 で 除 したもの( 賃 貸 取 引 事 例 又 は 民 間 精 通 者 の 意 見 価 格 は2 事 例 ( 者 ) 以 上 採 用 し, 貸 付 始 期 の 直 近 のも のを 用 いる) の 平 均 値 ( 小 数 点 第 5 位 以 下 切 捨 て) なお, 極 めて 小 規 模 な 施 設 ( 自 動 販 売 機, 現 金 自 動 預 払 機, 電 話 ボッ クス 等 をいう )の 用 途 として 貸 付 けさせる 場 合 など, 費 用 対 効 果 の 観 点 などから, 賃 貸 取 引 事 例 及 び 民 間 精 通 者 の 意 見 価 格 により 難 い 場 合 に は, 近 隣 地 域 内 に 所 在 する 貸 付 許 可 先 例 ( 調 整 措 置 が 加 えられているも のについては 当 該 措 置 が 加 えられる 前 の 貸 付 料 )を 用 いて 期 待 利 回 りを 算 定 することができる C= 不 動 産 の 貸 付 許 可 は, 借 地 借 家 法 の 適 用 を 受 けない 処 分 行 為 であり,そ の 特 殊 性 を 考 慮 し,0.7 を 乗 ずるものとする ただし, 採 用 した 賃 貸 取 引 事 例 等 が 本 件 特 殊 性 を 考 慮 したものである 場 合, 又 は 貸 付 許 可 先 例 により 算 定 したものである 場 合 は, 本 措 置 を 適 用 しないこととする
2 簡 易 手 法 による 算 定 極 めて 小 規 模 な 施 設 ( 自 動 販 売 機, 現 金 自 動 預 払 機, 電 話 ボックス 等 をいう )の 用 途 として 貸 付 させる 場 合 は, 費 用 対 効 果 の 観 点 などから, 類 似 施 設 の 賃 貸 取 引 事 例 の 平 方 メートル 当 たりの 貸 付 料 額 に 当 該 施 設 の 貸 付 の 許 可 に 係 る 部 分 の 面 積 を 乗 じ たものに, 上 記 1における 調 製 率 0.7を 乗 ずる 方 法 により, 貸 付 料 を 算 定 することが できる ただし, 採 用 した 賃 貸 取 引 事 例 が, 不 動 産 の 貸 付 許 可 の 特 殊 性 を 考 慮 したものであ る 場 合 は, 調 製 率 0.7は 乗 じないこととする 第 2 建 物 の 貸 付 料 貸 付 料 は, 以 下 の 算 式 により 算 定 する 計 算 式 貸 付 料 =( 平 方 メートル 当 たりの 貸 付 料 年 額 A 貸 付 許 可 面 積 B+ 土 地 にかかる 加 算 C) 調 整 率 D A= 当 該 貸 付 の 許 可 を 行 おうとする 財 産 の 近 隣 地 内 に 所 在 する 賃 貸 取 引 事 例 又 は 民 間 精 通 者 の 意 見 価 格 等 を 基 に 算 定 する ( 注 )1. 賃 貸 取 引 事 例 を 基 に 算 定 する 場 合,できる 限 り, 当 該 貸 付 の 許 可 と 利 用 用 途, 建 物 の 構 造, 品 位, 経 年, 貸 付 面 積, 階 層 等 の 類 似 する 事 例 を 選 定 するものとし,2 事 例 以 上 の 平 均 価 格 とする なお, 当 該 貸 付 許 可 財 産 と 賃 貸 取 引 事 例 として 採 用 した 財 産 と の 間 に 利 用 度 等 において 著 しい 開 差 がある 場 合 は, 不 動 産 鑑 定 士 から 修 正 について 意 見 を 求 め,それに 基 づいて, 賃 貸 取 引 事 例 に に 修 正 を 加 えることができる( 下 記 2において 同 じ) 2. 民 間 精 通 者 の 意 見 価 格 を 基 に 算 定 する 場 合 は, 当 該 貸 付 の 許 可 の 利 用 用 途, 建 物 の 構 造, 品 位, 経 年, 貸 付 面 積, 階 層 等 を 説 明 のうえ 意 見 価 格 を 求 めるものとし,2 者 以 上 の 平 均 価 格 とする 3. 不 動 産 鑑 定 士 の 鑑 定 評 価 額 を 基 に 算 定 する 場 合 は, 次 年 度 以 降 4 年 間 を 限 度 として, 当 該 鑑 定 評 価 額 に 係 る 変 動 率 を 徴 し,これ を 乗 ずることにより 算 定 することができる 4. 極 めて 小 規 模 な 施 設 ( 自 動 販 売 機, 現 金 自 動 預 払 機, 電 話 ボッ クス 等 をいう )の 用 途 として 貸 付 けさせる 場 合 など, 費 用 対 効 果 の 観 点 などから, 賃 貸 取 引 事 例 及 び 民 間 精 通 者 の 意 見 価 格 等 に より 難 い 場 合 には, 近 隣 地 域 内 に 所 在 する 貸 付 許 可 先 例 ( 調 整 措 置 が 加 えられているものについては 当 該 措 置 が 加 えられる 前 の 貸 付 貸 付 例 )により 算 定 することができる B= 建 物 の 一 部 貸 付 を 許 可 する 場 合 において, 相 手 方 の 従 業 員, 来 客 等 が 占 用 部 分 のほか 共 用 部 分 についても 専 ら 貸 付 けするときは, 当 該 共 用 部 分 も 含 めた 面 積 とする C= 貸 付 許 可 面 積 が 当 該 建 物 延 べ 面 積 の5 割 以 上 の 場 合 の 土 地 に 係 る 貸 付 料
の 加 算 額 当 該 建 物 の 建 て 面 積 を 当 該 建 物 の 所 在 する 土 地 に 係 る 法 定 建 ぺい 率 で 除 当 該 建 物 の 敷 地 の 土 地 貸 付 料 - した 面 積 に 相 当 す る 土 地 の 貸 付 料 当 該 建 物 のうち 貸 付 許 可 面 積 当 該 建 物 の 延 べ 面 積 ( 注 ) 1. 土 地 の 貸 付 料 は, 第 1の 貸 付 料 によって 算 定 したものとする 2. 民 有 地 上 にある 建 物 の 貸 付 料 は, 上 記 算 式 中 貸 付 料 を 地 代 相 当 額 に 読 替 えて 適 用 する D= 不 動 産 の 貸 付 許 可 は, 借 地 借 家 法 の 適 用 を 受 けない 処 分 行 為 であり,その 特 殊 性 を 考 慮 し,0.7を 乗 ずるものとする ただし, 採 用 した 賃 貸 取 引 事 例 等 が, 本 件 特 殊 性 を 考 慮 されたもので ある 場 合, 又 は 貸 付 許 可 先 例 により 算 定 したものである 場 合 は, 本 措 置 を 適 用 しないものであることとする 第 3 一 時 的 貸 付 料 貸 付 期 間 が 一 時 的 な 場 合 ( 第 5 条 第 2 号 に 該 当 する 場 合 等 )の 貸 付 料 の 算 定 は, 次 による ものとする 1 土 地 の 貸 付 料 別 に 定 める 料 金 表 によるものとする 2 建 物 の 貸 付 料 別 に 定 める 料 金 表 によるものとする 第 4 土 地 又 は 建 物 以 外 のものの 貸 付 料 実 情 に 応 じて 貸 付 料 を 定 めるものとする 第 5 固 定 資 産 税 が 課 されない 場 合 の 貸 付 料 の 取 扱 い 当 該 貸 付 の 許 可 の 対 象 となっている 不 動 産 について 固 定 資 産 税 が 課 されない 場 合 に は, 上 記 第 1, 第 2 及 び 第 4の 規 定 により 算 定 した 貸 付 料 の 額 (ただし, 第 1 及 び 第 2 の 場 合 にあっては, 調 整 率 を 乗 じる 前 の 額 )から, 当 該 貸 付 許 可 に 係 る 固 定 資 産 税 相 当 額 を 控 除 した 額 をもって 貸 付 料 の 年 額 とするものとする ただし, 上 記 第 1, 第 2 及 び 第 4の 規 定 により 算 定 した 貸 付 料 が, 既 に 固 定 資 産 税 が 課 されないものとして 算 定 されている 場 合 は, 本 措 置 は 適 用 しないこととする
第 6 前 年 次 貸 付 料 の 調 整 1 貸 付 の 許 可 を 更 新 するに 際 し, 貸 付 料 が 前 年 次 貸 付 料 を 超 える 場 合 第 1から 第 5( 第 3を 除 く )に 定 めるところにより 算 定 した 額 が, 前 年 次 貸 付 料 ( 前 年 次 の 期 間 が1 年 に 満 たない 場 合 は, 年 額 に 換 算 した 額 とする 以 下 同 じ )の 1.2 倍 を 超 える 場 合 は, 前 年 次 貸 付 料 の1.2 倍 の 額 をもって 当 該 年 次 の 貸 付 料 とする 2 貸 付 の 許 可 を 更 新 するに 際 し, 貸 付 料 が 前 年 次 貸 付 料 に 満 たない 場 合 第 1から 第 5( 第 3を 除 く )に 定 めるところにより 算 定 した 額 が, 前 年 次 貸 付 料 の8 割 に 満 たない 場 合 は, 前 年 次 貸 付 料 の8 割 の 額 をもって 当 該 年 次 の 貸 付 料 とする