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延長保育料について

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Transcription:

資 料 1 伊 勢 崎 市 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 の 素 案 に 関 するパブリックコメント 手 続 の 結 果 意 見 の 募 集 期 間 意 見 の 提 出 者 数 意 見 の 件 数 意 見 の 要 旨 の 数 担 当 部 課 平 成 26 年 11 月 25 日 ~ 平 成 26 年 12 月 25 日 8 人 28 件 25 件 福 祉 部 児 童 家 庭 課 電 話 0270-24- 5111( 内 線 5233) ファックス 0270-26- 1808 電 子 メール katei@city.isesaki.lg.jp 伊 勢 崎 市 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 の 素 案 に 関 するパブリックコメント 手 続 ( 市 民 意 見 提 出 手 続 )を 平 成 26 年 11 月 25 日 から 平 成 26 年 12 月 25 日 まで 実 施 し 8 名 の 方 から 延 べ28 件 のご 意 見 ご 提 案 をいただきました お 寄 せいただいたご 意 見 等 の 要 旨 を 分 類 し 関 係 施 策 別 にまとめると25 件 で これらに ついての 市 の 考 え 方 を 次 のとおり 公 表 します 寄 せられたご 意 見 等 の 要 旨 とそれに 対 する 市 の 考 え 方 について 次 のとおり 公 表 いたします 第 3 章 1 計 画 の 基 本 理 念 及 び 基 本 目 標 についての 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 1 計 画 の 基 本 理 念 基 本 目 標 について 子 ども を 真 ん 中 に 据 えた 表 現 にしてもらい たい 子 どもの 最 善 の 利 益 が 実 現 される 社 会 を 目 指 すとの 考 えを 基 本 に 子 どもの 視 点 に 立 つこ とが 最 重 要 であるため 基 本 理 念 の 笑 顔 があふれ には 次 代 を 担 う 子 どもとその 保 護 者 や 子 育 て 支 援 に 関 係 する 人 たちの 笑 顔 を 表 現 しています 子 どもや 子 育 て 支 援 に 関 わる 人 たち みんなの 笑 顔 があふれ ていることへの 想 いが 込 められています また 基 本 目 標 には 子 どもが 健 やかに 生 まれ 成 長 していくことへの 想 いがこめられていま す このことから 子 どもを 最 重 要 に 考 えつつ そ の 家 族 等 も 含 めた 基 本 理 念 とさせていただい たところであります 基 本 理 念 については 子 ども 子 育 て 会 議 にお いてもさまざまな 意 見 をいただいております ので このご 意 見 も 含 めて 熟 考 した 上 で 決 定 し ていきます

第 4 章 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期 (1) 良 質 な 教 育 保 育 の 提 供 についての 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 2 新 制 度 を 担 う 職 員 の 確 保 について いくつかの 自 治 体 では 途 中 入 所 に 対 応 するよ うに 職 員 の 確 保 の 制 度 を 持 っている 事 業 計 画 が 出 来 ても 職 員 の 確 保 が 難 しけれ ば 何 の 意 味 もない 保 育 士 看 護 師 栄 養 士 な どの 職 員 の 確 保 のための 施 策 を 進 めていただ きたい 3 県 内 の 公 立 幼 稚 園 で3 年 保 育 を 実 施 してい ないところは 伊 勢 崎 市 だけであるが これから の 未 来 のある 子 供 たちのためにも 公 立 幼 稚 園 の3 年 保 育 の 早 急 な 実 施 をしていただきたい ( 同 趣 旨 の 意 見 等 1 件 ) 4 教 育 保 育 の 質 的 向 上 の 推 進 について 今 後 も 少 子 化 により 幼 児 教 育 保 育 ニーズの 量 は 減 少 傾 向 が 続 くと 考 えられるが 公 立 幼 稚 園 は 大 幅 な 定 員 割 れが 続 いており 適 正 に 配 置 されて いるとは 言 い 難 い 幼 児 教 育 保 育 ニーズの 変 化 に 応 じた 施 設 の 適 正 配 置 を 行 っていただき たい 職 員 の 確 保 については 国 県 が 実 施 している 補 助 事 業 及 び 市 独 自 の 事 業 等 を 活 用 し 処 遇 の 改 善 を 図 るなど 引 き 続 き 支 援 してまいりたい と 考 えております 公 立 の 保 育 料 は3 年 間 の 激 変 緩 和 措 置 を 経 て 同 額 にする 考 えであるため 公 立 私 立 の 保 育 料 が 同 額 になる 時 期 に 合 わせて3 年 保 育 を 検 討 していきます 就 学 前 教 育 は 子 どもの 成 長 にとって 大 事 なも のであり 公 立 幼 稚 園 の 適 正 な 配 置 について 入 園 状 況 と 地 域 ニーズを 総 合 的 に 勘 案 して 検 討 していきます 第 4 章 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期 (4) 保 育 事 業 の 充 実 についての 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 5 伊 勢 崎 市 の 保 育 短 時 間 と 保 育 標 準 時 間 の 保 育 料 の 差 があまりない 保 育 短 時 間 認 定 を 受 けた 子 どもが 延 長 保 育 事 業 を 使 うと 標 準 保 育 時 間 の 保 育 料 と 逆 転 しかねないので 保 護 者 の 混 乱 がおきないよう 丁 寧 な 説 明 と 対 応 をお 願 い したい 新 制 度 の 実 施 に 伴 い 新 たに 保 育 短 時 間 の 制 度 が 導 入 される 予 定 です ご 指 摘 いただきました 内 容 について 国 からの 情 報 を 注 視 し 保 護 者 の 方 への 情 報 提 供 に 努 めてまいりたいと 考 え ております 第 4 章 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために(2) 地 域 社 会 の 子 育 て 支 援 についての 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 6 地 域 における 子 育 て 支 援 について 少 子 高 齢 化 の 中 で 高 齢 者 の 関 わり 役 割 等 について 全 く 考 えられていない 高 齢 者 の 関 わり 高 齢 者 にも 子 育 て 支 援 の 役 割 を 持 ってもらうことを 考 えてはどうか 本 市 では 公 民 館 活 動 で 読 み 聞 かせや3 世 代 交 流 を 行 っているなど 高 齢 者 の 方 にも 子 育 て 支 援 に 関 わっていただいております いただいたご 意 見 により 高 齢 者 に 関 する 記 述 を 変 更 追 加 します

第 4 章 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために(4) 障 害 児 支 援 についての 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 7 障 害 のある 未 就 学 の 子 どもが 安 心 して 通 園 で きる 専 門 施 設 の 設 置 が 必 要 ではないか 現 在 未 就 学 の 障 害 を 持 った 子 どもに 対 応 した 設 備 と 人 材 を 備 えた 施 設 がないので 困 ってい る 子 どもや 保 護 者 も 多 いと 考 える 平 成 24 年 4 月 よりこども 発 達 支 援 センター を 開 所 し 障 害 の 有 無 にかかわらず 発 達 に 不 安 や 心 配 のある 子 どもやその 保 護 者 に 対 し 専 門 職 による 早 期 の 療 育 支 援 や 発 達 相 談 親 子 通 園 事 業 等 を 実 施 しております また 児 童 福 祉 法 に 基 づく 未 就 学 児 に 対 する 児 童 発 達 支 援 事 業 を 市 内 3ケ 所 で 県 指 定 事 業 所 として 実 施 し ております 今 後 もこども 発 達 支 援 センターを 中 心 に 未 就 学 児 に 対 する 発 達 に 関 する 相 談 支 援 等 の 充 実 を 推 進 します 第 4 章 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために(5) 医 療 機 関 との 連 携 についての 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 8 小 児 医 療 体 制 については 小 児 科 の 専 門 性 や 子 ども 特 有 の 急 激 な 病 状 の 変 化 等 への 対 応 でき るよう 365 日 24 時 間 切 れ 目 のない 小 児 医 療 体 制 の 充 実 が 必 要 だと 考 える 本 格 的 な 小 児 ERの 設 置 を 検 討 していただき たい 病 気 にかかったときに 的 確 な 医 療 サービスを 切 れ 目 なく 受 診 できる 体 制 の 構 築 や 情 報 の 周 知 は 大 変 重 要 であると 考 えております 本 市 は 伊 勢 崎 佐 波 医 師 会 病 院 や 伊 勢 崎 市 民 病 院 において 休 日 夜 間 における 小 児 科 診 療 を 実 施 しております 本 格 的 な 小 児 ERの 設 置 については 研 究 課 題 と 考 えております 第 4 章 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために(6) 子 どもの 権 利 擁 護 についての 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 9 いじめ や 不 登 校 に 関 する 記 述 がどこにも ないが これらの 項 目 も 必 要 ではないか いじめ を 絶 対 に 許 さない 黙 認 しないこと を 記 載 することで 教 師 や 保 護 者 をはじめ 地 域 全 体 でいじめをなくしていく 決 意 につながる のではないか また 伊 勢 崎 市 においても 不 登 校 の 児 童 生 徒 が 多 く 存 在 するので 市 としてどう 対 応 し 解 決 していくのかも 大 切 だと 考 える いじめ や 不 登 校 に 関 しては (6) 子 どもの 権 利 擁 護 2 子 どもの 人 権 擁 護 意 識 の 啓 発 の 中 に 広 く 含 まれていると 考 えており ます

第 5 章 2 教 育 保 育 の 提 供 区 域 の 設 定 について についての 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 10 教 育 保 育 の 提 供 区 域 の 設 定 について 全 市 1 区 域 としているが 兄 弟 姉 妹 などが 同 じ 保 育 園 に 入 れるよう 慎 重 な 入 所 手 続 きをお 願 い したい 11 小 学 校 への 連 携 を 考 え 合 併 による 地 域 単 位 ご とに その 範 囲 で 入 所 を 努 力 し 定 員 を 維 持 で きるよう 努 めてもらいたい または 区 域 を 分 けてもらいたい 12 区 域 は 1 区 域 だが 少 なくとも 支 所 を 基 本 とする 4 区 域 とすべき さらに 入 所 手 続 きは 各 施 設 の 定 員 の 充 足 状 況 保 護 者 の 希 望 などを 考 慮 して 弾 力 的 に 行 うべき 保 育 所 の 入 所 手 続 きにつきましては 保 護 者 の 勤 務 先 等 の 状 況 にも 柔 軟 に 対 応 できるよう 市 内 全 域 での 申 込 を 可 能 としております また 兄 弟 姉 妹 などが 同 じ 保 育 所 に 入 所 できるよ う 調 整 に 努 めております 保 育 所 の 定 員 については 面 積 等 の 基 準 を 踏 ま えたうえで 申 込 の 状 況 を 考 慮 し 施 設 整 備 等 を 行 っております 今 後 も 保 護 者 のニーズに 応 えられるよう 適 正 な 定 員 管 理 に 努 めてまいります 区 域 については 本 市 では 4つの 案 を 子 ど も 子 育 て 会 議 に 提 示 し 広 い 範 囲 と 狭 い 範 囲 の 区 域 におけるメリット デメリットを 整 理 し 審 議 していただきました 委 員 の 皆 様 から は 全 市 1 区 域 の 案 を 支 持 する 旨 の 意 見 を 複 数 いただき そのほかの 区 域 案 に 対 する 意 見 はご ざいませんでした 全 市 1 区 域 によるデメリットは 利 用 者 にとっ て 入 所 可 能 な 施 設 が 自 宅 の 周 辺 にない 可 能 性 が 高 いことが 挙 げられますが メリットとして は 勤 務 地 等 の 都 合 で 居 住 エリア 以 外 の 施 設 事 業 を 希 望 するニーズをより 多 く 吸 収 するこ とが 可 能 なこと 需 要 調 整 の 発 生 する 機 会 が 少 なく 施 設 の 定 員 増 などで 対 応 しやすいこと さらに 事 業 計 画 を 策 定 する 際 の 需 要 量 を 推 計 しやすいことなどが 考 えられます 区 域 については この 計 画 の 重 要 事 項 でありま すので 子 ども 子 育 て 会 議 での 意 見 を 十 分 踏 まえた 結 果 本 市 としては 全 市 1 区 域 を 選 定 し たものです また 入 所 手 続 きにつきましては 保 護 者 の 勤 務 先 等 の 状 況 にも 柔 軟 に 対 応 できるよう 市 内 全 域 での 申 込 を 可 能 としており 弾 力 的 な 対 応 を 行 う 予 定 です 第 5 章 3 教 育 保 育 の 量 の 見 込 み 及 び 確 保 の 方 策 について についての 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 13 地 域 型 保 育 事 業 を 活 用 した 方 向 ではない 事 に 賛 成 する ( 同 趣 旨 の 意 見 等 1 件 ) 現 状 において 地 域 型 保 育 事 業 を 必 要 とする 量 の 見 込 み とはなっていないことから 今 後 も 現 状 の 保 育 施 設 等 で 対 応 していきたいと 考 えております

14 地 域 型 保 育 事 業 のA 型 B 型 C 型 などにおい て 保 育 士 資 格 のない 者 が 従 事 することに 反 対 する 15 乳 幼 児 期 は 看 護 師 配 置 やアレルギー 食 対 策 な ど 発 達 や 病 気 など 目 を 離 せない 事 が 多 いの で 乳 幼 児 は 認 可 保 育 園 での 対 応 をお 願 いした い そのことが 基 本 目 標 の 施 策 の 目 指 す 姿 と 施 策 の 基 本 方 針 であると 考 える ( 同 趣 旨 の 意 見 等 1 件 ) 条 例 及 び 制 度 上 は 可 能 となっておりますが 市 町 村 の 実 施 事 業 である 地 域 型 保 育 事 業 につい て その 実 施 が 必 要 の 場 合 には 保 育 士 資 格 が あること(A 型 )を 基 本 と 考 えております 乳 幼 児 については できる 限 り 既 存 の 保 育 施 設 等 で 対 応 していただけるよう 引 き 続 き 関 係 団 体 などへ 協 力 をお 願 いしてまいります 第 5 章 5 幼 児 期 の 学 校 教 育 保 育 の 一 体 的 提 供 及 び 当 該 学 校 教 育 保 育 の 推 進 に 関 する 内 容 に ついて についての 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 16 認 定 こども 園 について 設 置 者 の 意 向 を 尊 重 し て 設 置 していくものとあるが 認 定 こども 園 の 保 育 は 教 育 と 養 護 が 一 体 化 された 保 育 園 の 保 育 とは 質 を 異 にし 質 の 低 下 が 予 想 され 拡 大 には 反 対 である 行 政 が 認 定 こども 園 への 誘 導 を 進 めるような 施 策 をとらないことを 希 望 する 17 適 正 配 置 による 公 立 の 廃 止 や 民 営 化 を 行 わ ないことを 求 める 保 育 現 場 で 様 々な 困 難 が 増 大 している 中 で そ の 受 け 皿 となる 施 設 が 必 要 であり 公 立 の 役 割 はさらに 拡 大 すると 考 える 18 幼 児 教 育 保 育 の 提 供 区 域 は1 区 域 に 設 定 さ れ 各 地 域 に 公 立 幼 稚 園 を 設 置 する 必 要 はな いので 統 廃 合 するなど 利 用 実 態 に 即 した 適 正 配 置 を 図 っていただきたい 国 が 推 進 している 認 定 こども 園 について 私 立 施 設 においては 設 置 者 が 認 定 こども 園 に 移 行 したい 意 思 があれば 尊 重 したいと 考 えており ます 公 立 保 育 所 の 民 営 化 については 保 護 者 の 出 産 前 後 や 病 気 などによる 短 期 間 入 所 日 本 語 の 理 解 が 困 難 な 外 国 籍 家 庭 の 児 童 の 受 け 入 れなど 一 定 の 役 割 を 果 たしておりますことから 必 要 性 等 を 十 分 検 討 した 上 で 方 向 性 を 決 定 してま いりたいと 考 えております また 就 学 前 教 育 は 子 どもの 成 長 にとって 大 事 なものであり 公 立 幼 稚 園 の 適 正 な 配 置 につ いては 入 園 状 況 と 地 域 ニーズを 総 合 的 に 勘 案 して 検 討 していきます 就 学 前 教 育 は 子 どもの 成 長 にとって 大 事 なも のであり 公 立 幼 稚 園 の 適 正 な 配 置 について 入 園 状 況 と 地 域 ニーズを 総 合 的 に 勘 案 して 検 討 していきます

計 画 全 体 について についての 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 19 全 体 的 に 努 めます などの 表 現 になっている が 数 値 目 標 や 年 度 目 標 目 標 達 成 のための 具 体 的 な 方 策 やイメージ 図 などを 入 れてわかり やすくもっと 具 体 的 にした 方 がよい どれだけ 成 果 を 上 げられるかも 非 常 に 重 要 で ある 20 全 国 に 先 駆 けた 先 進 的 な 取 り 組 みやもう 一 歩 踏 み 込 んだ 積 極 的 なプログラムができないか 子 育 て 世 帯 が 多 ければ 町 の 活 性 化 につながる ため 子 どもが 育 つ 環 境 子 育 てする 環 境 をど こよりも 整 備 し 子 育 てを 応 援 する 街 子 育 て しやすい 街 をアピールして 子 どもを 育 てるな ら 伊 勢 崎 市 と 思 われるようにすることが 非 常 に 重 要 である 主 に13 事 業 については 具 体 的 な 数 値 目 標 を 定 め 表 などでわかりやすく 工 夫 していきま す ご 意 見 にあるような 先 進 的 な 取 り 組 み 等 につ いては この 計 画 上 では 記 載 できないとして も 今 後 継 続 して 研 究 してまいりたいと 考 え ております そのほか の 意 見 等 番 号 意 見 等 の 要 旨 意 見 等 に 対 する 市 の 考 え 方 21 保 育 士 不 足 は 深 刻 であり 責 任 の 重 さに 比 し て 働 く 条 件 が 余 りにも 劣 悪 であることから 職 員 の 処 遇 改 善 に 最 善 を 尽 くしてもらいたい 事 業 計 画 の 具 体 的 改 善 をお 願 いしたい 22 認 定 こども 園 について 具 体 的 にいつから 移 行 するかを 発 表 し それまで 幼 児 教 育 をさらに 充 実 を 図 ることを 園 児 ポスターに 載 せていただ きたい 23 公 立 幼 稚 園 の 教 育 内 容 に 満 足 し 賛 同 してい る 公 立 として どの 世 帯 も 入 園 しやすい 保 育 料 にしていただきたい 24 会 議 の 議 事 録 等 に 公 立 幼 稚 園 の 擁 護 の 主 旨 の 意 見 が 散 見 された 個 人 的 な 理 屈 で 特 定 の 立 場 の 利 益 を 主 張 するのは 会 議 の 趣 旨 から 外 れるので 委 員 の 方 には もっと 全 体 的 な 視 点 で 議 論 していただきたい 職 員 の 確 保 については 国 県 が 実 施 している 補 助 事 業 及 び 市 独 自 の 事 業 等 を 活 用 し 処 遇 の 改 善 を 図 るなど 引 き 続 き 支 援 してまいりたい と 考 えております 新 制 度 移 行 後 の 公 立 幼 稚 園 公 立 保 育 所 のあり 方 就 学 前 教 育 のあり 方 を 検 討 していかなけれ ばなりません その 中 で 認 定 こども 園 の 需 要 特 に 地 域 的 な 必 要 性 を 把 握 しながら 検 討 を 進 めていきます また 私 立 施 設 においては 設 置 者 が 認 定 こど も 園 に 移 行 したい 意 思 があれば 尊 重 したいと 考 えております 幼 稚 園 の 保 育 料 については 新 制 度 に 移 行 する 施 設 においてはその 趣 旨 に 鑑 み 公 立 私 立 と も 同 一 料 金 となります しかし 公 立 幼 稚 園 については 3 年 間 の 激 変 緩 和 措 置 を 設 け 段 階 的 に 移 行 します 子 ども 子 育 て 会 議 の 委 員 の 方 々からは それ ぞれの 立 場 や 観 点 からの 意 見 や 議 論 をしてい ただいております また 議 題 の 内 容 に 応 じて 全 体 的 な 議 論 をし ていただいております

25 公 立 幼 稚 園 の 適 正 配 置 については 関 係 者 だ けでなく 広 く 市 民 も 交 えた 議 論 が 必 要 と 考 える 議 論 の 中 身 や 資 料 などを 積 極 的 に 開 示 し 市 民 の 理 解 を 得 るようにしていただきた い 公 立 幼 稚 園 の 適 正 配 置 については 地 域 ニーズ に 応 じて 適 切 に 進 めていくとともに 情 報 につ いても 積 極 的 に 発 信 していきます

資 料 2 伊 勢 崎 市 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 ( 素 案 ) 平 成 27 年 伊 勢 崎 市

目 次 第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1-1 計 画 策 定 の 背 景... 2 1-2 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 動 向 について... 3 1-3 計 画 の 役 割 期 間... 4 1-4 計 画 の 位 置 付 け... 5 1-5 計 画 の 策 定 方 法 策 定 体 制... 6 1-6 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 について... 8 第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-1 伊 勢 崎 市 の 概 況...12 2-2 教 育 保 育 の 状 況...17 2-3 家 庭 地 域 の 状 況...23 2-4 計 画 策 定 にあたっての 課 題...31 第 3 章 計 画 の 基 本 理 念 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 3-1 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方...40 3-2 計 画 の 基 本 理 念 及 び 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系...41 第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-1 ステージⅠ 妊 娠 出 産 期...46 4-2 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期...49 4-3 ステージⅢ 子 育 て 学 童 期...58 4-4 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために...62 第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-1 ニーズ 量 と 目 標 事 業 量 の 算 出 について...70 5-2 教 育 保 育 の 提 供 区 域 の 設 定 について...71 5-3 教 育 保 育 の 量 の 見 込 み 及 び 確 保 の 方 策 について...72 5-4 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 について...74 5-5 教 育 保 育 の 一 体 的 提 供 及 び 推 進 に 関 する 体 制 の 確 保...77 5-6 指 針 に 基 づく 任 意 記 載 事 項 に 係 る 事 業...79 第 6 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 に 係 るその 他 計 画 6-1 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 との 整 合 について...82 6-2 放 課 後 子 ども 総 合 プラン に 関 するもの...84 第 7 章 推 進 体 制 7-1 計 画 の 推 進 に 向 けて...88 第 8 章 計 画 策 定 に 係 る 資 料 8-1 会 議 審 議 に 係 る 資 料...92 8-2 法 制 度 に 係 る 資 料... 100 8-3 用 語 解 説... 102

第 1 章 1-1 計 画 策 定 の 背 景 第 1 章 1

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1-1 計 画 策 定 の 背 景 第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1-1 計 画 策 定 の 背 景 近 年 少 子 化 の 進 行 や 世 帯 規 模 の 縮 小 により 家 族 構 成 の 変 化 や 地 域 のつながりの 希 薄 化 が 顕 著 となっており 若 い 子 育 て 世 代 を 中 心 に 子 育 てへの 不 安 感 や 孤 立 感 を 抱 い ている 子 育 て 家 庭 が 多 くなってきています また 女 性 の 社 会 進 出 が 増 えてきていることから 乳 幼 児 における 保 育 ニーズが 増 加 傾 向 にあり 子 ども 子 育 てをめぐる 環 境 は 社 会 情 勢 とともに 大 きく 変 わりつつあり ます 一 方 国 ではこれまで 平 成 15 年 に 制 定 された 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 基 づき 少 子 化 対 策 としての 総 合 的 な 子 育 て 支 援 を 進 めてきました 本 市 でも 平 成 21 年 度 に 伊 勢 崎 市 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 ( 後 期 ) を 策 定 し 子 育 てをしたいと 思 うまち 伊 勢 崎 を 目 指 して 子 どもの 健 全 育 成 のみならず 保 護 者 や 家 庭 への 支 援 さらにそれを 支 えることのできる 地 域 づくりを 目 標 に 市 民 地 域 関 係 機 関 行 政 の 協 働 による 子 育 て 環 境 の 整 備 に 取 り 組 んできました その 後 国 においては 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 社 会 情 勢 の 変 化 を 受 け 平 成 22 年 の 子 ども 子 育 てビジョン の 閣 議 決 定 子 ども 子 育 て 新 システム 検 討 会 議 の 設 置 を 行 い 新 たな 次 世 代 育 成 支 援 のための 包 括 的 一 元 的 なシステムの 構 築 について 検 討 を 始 めました さらに 平 成 24 年 8 月 に 子 育 てをしやすい 環 境 を 地 域 や 社 会 全 体 で 支 援 し 構 築 することを 目 的 とした 子 ども 子 育 て 関 連 3 法 が 制 定 されました この 法 律 に 基 づいて 平 成 27 年 度 から 施 行 される 新 たな 子 育 て 支 援 の 仕 組 み 子 ど も 子 育 て 支 援 新 制 度 では 子 どもの 最 善 の 利 益 が 実 現 される 社 会 を 目 指 すこと を 目 的 に (1) 質 の 高 い 幼 児 期 の 学 校 教 育 保 育 の 総 合 的 な 提 供 (2) 保 育 の 量 的 拡 大 確 保 教 育 保 育 の 質 的 改 善 (3) 地 域 の 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 に 取 り 組 むこ とを 基 本 的 な 考 えとしています 本 市 においても 子 どもは 次 の 時 代 を 担 うかけがえのない 存 在 であり 子 どもが 安 心 して 育 つことができる 環 境 また 子 どもを 安 心 して 生 み 育 てることができる 環 境 を 整 備 していくためには 地 域 社 会 全 体 で 子 育 てを 支 えていくことが 重 要 であると 考 え 子 ども 子 育 て 支 援 に 取 り 組 んできました 一 方 で そのためのさらなる 支 援 強 化 として 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 に 対 応 した 支 援 の 在 り 方 を 再 構 築 する 必 要 があります このことから 本 市 の 子 どもと 保 護 者 に 適 切 な 子 育 て 支 援 を 提 供 し 子 どもの 健 やか な 育 ちと 子 育 てを 社 会 全 体 で 支 援 する 環 境 を 整 備 することを 目 的 に 伊 勢 崎 市 子 ど も 子 育 て 支 援 事 業 計 画 を 策 定 しました 2

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1-2 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 動 向 について 1-2 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 動 向 について (1) 子 ども 子 育 て 関 連 3 法 成 立 と 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 実 施 国 において 平 成 15 年 に 少 子 化 社 会 対 策 基 本 法 及 び 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 が 制 定 され 出 生 率 の 低 下 や 少 子 化 問 題 について 長 い 間 議 論 されてきました そして 平 成 22 年 に 子 ども 子 育 てビジョン が 閣 議 決 定 平 成 24 年 8 月 に 子 ども 子 育 て 関 連 3 法 が 可 決 成 立 し 同 月 に 公 布 され 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 が 実 施 されることとなりました この 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 は 全 ての 子 どもの 良 質 な 成 育 環 境 を 保 障 し 子 ど も 子 育 て 家 庭 を 社 会 全 体 で 支 援 することを 目 的 とし 制 度 財 源 を 一 元 化 して 新 しい 仕 組 みを 構 築 し 幼 児 期 の 学 校 教 育 保 育 の 一 体 的 な 提 供 保 育 の 量 的 拡 充 家 庭 にお ける 養 育 支 援 を 総 合 的 に 推 進 していくとするものです 質 の 高 い 幼 児 期 の 学 校 教 育 保 育 の 総 合 的 な 提 供 待 機 児 童 解 消 に 向 けた 保 育 の 量 的 拡 大 確 保 及 び 子 どもが 減 少 傾 向 にある 地 域 の 保 育 支 援 地 域 の 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 子 ども 子 育 て 支 援 の 意 義 = 子 どもの 視 点 に 立 った 子 どもが 健 やかに 成 長 することができる 社 会 の 実 現 3

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1-3 計 画 の 役 割 期 間 1-3 計 画 の 役 割 期 間 (1) 計 画 の 法 的 根 拠 と 役 割 伊 勢 崎 市 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 ( 以 下 本 計 画 という)は 子 ども 子 育 て 支 援 法 第 61 条 に 基 づく 市 町 村 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 として 策 定 し 子 ど も 子 育 ての 推 進 に 関 する 事 項 として 定 められている 以 下 の 必 須 記 載 事 項 について 記 載 します 1 区 域 の 設 定 2 各 年 度 における 幼 児 期 の 学 校 教 育 保 育 の 量 の 見 込 み 実 施 しようとする 幼 児 期 の 学 校 教 育 保 育 の 提 供 体 制 の 確 保 の 内 容 及 びその 実 施 時 期 3 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 量 の 見 込 み 実 施 しようとする 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 提 供 体 制 の 確 保 の 内 容 及 びその 実 施 時 期 4 幼 児 期 の 学 校 教 育 保 育 の 一 体 的 提 供 及 び 当 該 学 校 教 育 保 育 の 推 進 に 関 する 体 制 の 確 保 の 内 容 (2) 計 画 の 期 間 本 計 画 の 期 間 は 平 成 27 年 度 から 平 成 31 年 度 までの 5 か 年 とします また 計 画 の 進 捗 評 価 を 行 い 必 要 に 応 じて 計 画 期 間 内 も 見 直 しを 検 討 します 計 画 の 期 間 4

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1-4 計 画 の 位 置 付 け 1-4 計 画 の 位 置 付 け (1) 他 計 画 との 関 連 本 計 画 は 本 市 全 体 の 子 ども 子 育 て 支 援 としての 計 画 として 位 置 付 けられ 上 位 計 画 である 第 2 次 伊 勢 崎 市 総 合 計 画 や 第 2 期 伊 勢 崎 市 地 域 福 祉 計 画 をはじめ その 他 関 連 計 画 との 整 合 連 携 を 図 るものとします また 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 の 改 正 により 法 律 の 期 限 が 平 成 37 年 3 月 31 日 ま で 10 年 間 延 長 されたことを 受 け 同 法 第 8 条 で 定 める 市 町 村 行 動 計 画 として 位 置 付 け 一 体 的 に 策 定 します また 幼 児 教 育 の 内 容 に 関 するものは 基 本 的 には 伊 勢 崎 市 教 育 振 興 基 本 計 画 が 担 うものであり 本 計 画 はそれと 整 合 性 を 図 っていきます さらに 障 害 児 支 援 として 伊 勢 崎 市 第 4 期 障 害 福 祉 計 画 との 整 合 性 を 図 るとともに 子 育 て 支 援 施 策 の 連 携 を 図 ります なお 本 計 画 は 国 が 推 進 する 放 課 後 子 ども 総 合 プラン の 市 町 村 行 動 計 画 と しても 位 置 付 けています 計 画 の 体 系 イメージ 図 5

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1-5 計 画 の 策 定 方 法 策 定 体 制 1-5 計 画 の 策 定 方 法 策 定 体 制 (1) 市 民 意 見 ニーズの 把 握 と 反 映 本 計 画 への 市 民 意 見 の 反 映 を 目 的 に 計 画 の 基 礎 資 料 となる 子 育 て 支 援 ニーズ 調 査 を 実 施 し 計 画 案 については パブリックコメント 手 続 を 実 施 しました 1 子 育 て 支 援 ニーズ 調 査 の 実 施 本 調 査 は 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 に 基 づく 計 画 を 策 定 するため 子 どもの 保 護 者 に 対 し 子 育 てなどの 生 活 実 態 やご 要 望 ご 意 見 などを 把 握 するとともに 必 要 な 事 業 量 を 算 出 することを 目 的 として 実 施 しました 調 査 対 象 者 調 査 方 法 等 対 象 者 実 施 時 期 就 学 前 児 童 保 護 者 市 内 在 住 の 0~5 歳 の 就 学 前 児 童 の 保 護 者 から 2,000 人 を 無 作 為 抽 出 平 成 25 年 10 月 15 日 ~ 平 成 25 年 11 月 5 日 就 学 児 童 ( 小 学 生 ) 保 護 者 市 内 在 住 の 6~11 歳 の 就 学 児 童 ( 小 学 生 )の 保 護 者 から 1,000 人 を 無 作 為 抽 出 平 成 25 年 10 月 15 日 ~ 平 成 25 年 11 月 5 日 配 布 回 収 方 法 郵 送 による 発 送 回 収 郵 送 による 発 送 回 収 調 査 結 果 就 学 前 児 童 保 護 者 就 学 児 童 ( 小 学 生 ) 保 護 者 発 送 数 2,000 1,000 回 収 票 1,186 567 回 収 率 59.3 56.7 2 計 画 案 についてパブリックコメント 手 続 の 実 施 より 多 くの 市 民 の 皆 様 からのご 意 見 を 反 映 させるため 計 画 の 素 案 について 平 成 26 年 11 月 25 日 から 平 成 26 年 12 月 25 日 までパブリックコメント 手 続 を 実 施 し いただ いたご 意 見 の 概 要 と これに 対 する 市 の 考 え 方 をホームページ 等 で 公 表 しました 6

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1-5 計 画 の 策 定 方 法 策 定 体 制 (2) 計 画 策 定 の 体 制 1 子 ども 子 育 て 会 議 による 検 討 計 画 策 定 にあたり 市 は 条 例 に 基 づく 審 議 会 として 伊 勢 崎 市 子 ども 子 育 て 会 議 を 平 成 25 年 6 月 に 設 置 し 市 長 は 会 議 に 対 し 計 画 策 定 について 諮 問 を 行 いました 子 ども 子 育 て 会 議 からは 全 10 回 にわたる 審 議 を 経 たのち 答 申 をいただきまし た なお 子 ども 子 育 て 会 議 は 学 識 経 験 者 をはじめ 事 業 者 公 募 市 民 等 の 21 人 で 構 成 されています 2 庁 内 組 織 による 検 討 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 についての 庁 内 における 検 討 組 織 として 副 市 長 を 委 員 長 教 育 長 を 副 委 員 長 とする 庁 内 検 討 委 員 会 を 設 置 し その 下 部 組 織 として 関 係 課 職 員 によ るワーキンググループを 設 置 しました 計 画 策 定 のイメージ 7

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1-6 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 について 1-6 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 について (1) 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 全 体 像 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 による 事 業 は 大 きく 子 ども 子 育 て 支 援 給 付 と 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 2 つに 分 かれます 1. 子 ども 子 育 て 支 援 給 付 については 幼 児 期 の 学 校 教 育 と 保 育 の 必 要 性 のあ る 子 どもへの 保 育 について 幼 稚 園 保 育 所 認 定 こども 園 小 規 模 保 育 等 の 施 設 等 を 利 用 した 場 合 に 給 付 対 象 となります また 2. 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 については 市 町 村 が 地 域 の 子 ども 子 育 て 家 庭 の 実 情 に 応 じて 実 施 する 事 業 (13 事 業 )となります 本 計 画 では 第 4 章 及 び 第 5 章 において これらの 事 業 の 概 要 や 需 要 量 の 見 込 み 確 保 の 方 策 について 記 載 しています 子 ども 子 育 て 支 援 制 度 の 全 体 像 1. 子 ども 子 育 て 支 援 給 付 2. 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 施 設 型 給 付 幼 稚 園 保 育 所 認 定 こども 園 地 域 型 保 育 給 付 小 規 模 保 育 家 庭 的 保 育 居 宅 訪 問 型 保 育 事 業 所 内 保 育 1 利 用 者 支 援 に 関 する 事 業 新 設 2 地 域 子 育 て 支 援 事 業 3 妊 婦 健 康 診 査 4 乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 5 養 育 支 援 訪 問 事 業 6 子 育 て 短 期 支 援 事 業 7ファミリー サポート センター 事 業 8 一 時 預 かり 事 業 9 延 長 保 育 事 業 10 病 児 病 後 児 保 育 事 業 11 放 課 後 児 童 クラブ ( 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 ) 12 実 費 徴 収 に 係 る 補 足 給 付 を 行 う 事 業 新 設 13 多 様 な 主 体 が 本 制 度 に 参 入 することを 促 進 するための 事 業 新 設 施 設 型 給 付 施 設 型 給 付 の 対 象 事 業 は 幼 稚 園 保 育 所 認 定 こども 園 の 教 育 保 育 施 設 です 市 町 村 が 保 護 者 に 対 して 施 設 型 給 付 費 を 支 給 することとなります (ただし 公 費 を 確 実 に 教 育 保 育 に 掛 かる 費 用 に 充 てるた め 保 護 者 への 直 接 的 な 給 付 ではなく 市 町 村 から 施 設 などに 対 して 給 付 する 仕 組 み( 法 定 代 理 受 領 といいま す)となっています ) 地 域 型 保 育 給 付 新 制 度 では 定 員 が 19 人 以 下 ( 事 業 所 内 保 育 を 除 く)の 市 町 村 による 認 可 事 業 ( 地 域 型 保 育 事 業 )による 保 育 を 利 用 した 保 護 者 に 対 して 地 域 型 保 育 給 付 を 支 給 します ( 法 定 代 理 受 領 となります ) 8

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1-6 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 について (2) 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 における 認 定 基 準 1 認 定 区 分 幼 稚 園 や 保 育 所 などの 学 校 教 育 保 育 については 子 どもの 年 齢 や 保 育 の 必 要 性 の 状 況 に 応 じて 以 下 の 3 区 分 にそれぞれ 認 定 し 実 施 することとなります 1 号 認 定 を 受 けた 子 どもに 対 しては 幼 稚 園 または 認 定 こども 園 の 幼 稚 園 機 能 が 学 校 教 育 を 提 供 する 事 業 となります 2 号 及 び 3 号 認 定 を 受 けた 子 どもに 対 しては 保 育 所 認 定 こども 園 の 保 育 所 機 能 または 地 域 型 保 育 事 業 が 保 育 を 提 供 する 事 業 となります 3 つの 認 定 区 分 1 号 認 定 教 育 標 準 時 間 認 定 子 どもが 満 3 歳 以 上 で 教 育 を 希 望 される 場 合 利 用 先 幼 稚 園 認 定 こども 園 2 号 認 定 満 3 歳 以 上 保 育 認 定 子 どもが 満 3 歳 以 上 で 保 育 の 必 要 な 理 由 ( 就 労 出 産 等 ) に 該 当 し 保 育 所 等 での 保 育 を 希 望 される 場 合 利 用 先 保 育 所 認 定 こども 園 3 号 認 定 満 3 歳 未 満 保 育 認 定 子 どもが 満 3 歳 未 満 で 保 育 の 必 要 な 理 由 ( 就 労 出 産 等 ) に 該 当 し 保 育 所 等 での 保 育 を 希 望 される 場 合 利 用 先 保 育 所 認 定 こども 園 地 域 型 保 育 事 業 2 保 育 の 必 要 性 の 認 定 保 育 の 必 要 性 の 認 定 (2 号 3 号 の 保 育 の 必 要 性 の 認 定 を 受 ける 子 ども)に 当 たっては 以 下 の 3 点 についての 基 準 に 基 づき 認 定 を 行 います 事 由 就 労 フルタイムのほか パートタイム 夜 間 の 就 労 など 基 本 的 に 全 ての 就 労 就 労 以 外 の 事 由 保 護 者 の 疾 病 障 害 産 前 産 後 同 居 親 族 の 介 護 災 害 復 旧 求 職 活 動 及 び 就 学 等 またそれらに 類 するものとして 本 市 が 定 める 事 由 区 分 ( 月 単 位 の 保 育 の 必 要 量 に 関 する 区 分 ) 保 育 標 準 時 間 主 にフルタイムの 就 労 を 想 定 した 長 時 間 利 用 保 育 短 時 間 主 にパートタイムの 就 労 を 想 定 した 短 時 間 利 用 優 先 利 用 ひとり 親 家 庭 や 虐 待 のおそれのあるケースの 子 ども 等 9

第 1 章 計 画 の 策 定 にあたって 1-6 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 について 10

第 2 章 1-6 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 について 第 2 章 11

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-1 伊 勢 崎 市 の 概 況 第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-1 伊 勢 崎 市 の 概 況 (1) 地 理 的 状 況 本 市 は 関 東 平 野 の 北 西 群 馬 県 の 南 部 に 位 置 しています 首 都 東 京 から 80~100km の 距 離 にあり 県 都 前 橋 市 に 隣 接 し 南 部 は 利 根 川 を 挟 ん で 埼 玉 県 本 庄 市 と 深 谷 市 に 接 しています 平 成 17 年 1 月 1 日 の 旧 伊 勢 崎 市 佐 波 郡 赤 堀 町 東 村 境 町 の 市 町 村 合 併 により 人 口 が 20 万 人 を 超 え 平 成 19 年 4 月 1 日 に 特 例 市 に 移 行 しました その 後 の 本 市 は 平 成 22 年 国 勢 調 査 において 人 口 増 加 率 は 群 馬 県 内 12 市 中 一 番 の 伸 びを 示 しており 北 関 東 自 動 車 道 や 上 武 国 道 の 整 備 などにより 商 業 工 業 農 業 の 将 来 的 な 発 展 が 見 込 まれる 地 域 となっています 一 方 で 広 瀬 川 と 粕 川 に 潤 され 赤 城 妙 義 榛 名 の 上 毛 三 山 や 浅 間 山 が 望 める 自 然 景 観 豊 かな 地 でもあり 平 成 26 年 には 富 岡 製 糸 場 と 絹 産 業 遺 産 群 の 構 成 資 産 のひとつとして 市 内 の 田 島 弥 平 旧 宅 が 世 界 遺 産 登 録 を 受 けたことで 観 光 地 としての 将 来 性 も 見 込 まれます 12

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-1 伊 勢 崎 市 の 概 況 (2) 人 口 及 び 世 帯 1 総 人 口 と 三 区 分 別 人 口 本 市 の 総 人 口 は 増 加 傾 向 にあり 実 数 では 平 成 22 年 の 199,820 人 から 11,096 人 増 加 し 平 成 26 年 に 210,916 人 となっています 図 表 -1 総 人 口 と 三 区 分 別 人 口 の 推 移 ( 人 ) 250,000 200,000 150,000 199,820 200,317 200,749 41,533 42,038 43,222 211,419 210,916 45,304 46,847 100,000 50,000 0 127,647 127,848 127,454 134,514 133,026 30,640 30,431 30,073 31,601 31,043 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 0~14 歳 15~64 歳 65 歳 以 上 出 典 : 住 民 基 本 台 帳 ( 各 年 4 月 1 日 ) 平 成 25 年 以 降 は 外 国 人 登 録 者 を 含 む( 法 改 正 ) 本 市 では 外 国 人 人 口 が 4.6%( 平 成 26 年 4 月 1 日 )を 占 めており 平 成 24 年 7 月 の 住 民 基 本 台 帳 法 の 改 正 に 伴 い 統 計 上 平 成 25 年 の 数 値 に 顕 著 な 増 加 がみられる 本 市 では 平 成 23 年 に 超 高 齢 社 会 ( 高 齢 化 率 21% 超 )を 迎 えており 以 降 は 高 齢 者 人 口 の 増 加 に 伴 い 全 体 の 構 成 比 を 占 める 割 合 を 増 やしつつあります 図 表 -2 三 区 分 別 人 口 構 成 比 の 推 移 100% 80% 60% 40% 20% 0% 20.8% 21.0% 21.5% 21.4% 22.2% 63.9% 63.8% 63.5% 63.6% 63.1% 15.3% 15.2% 15.0% 15.0% 14.7% 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 0~14 歳 15~64 歳 65 歳 以 上 平 成 25 年 以 降 は 外 国 人 登 録 者 を 含 む( 法 改 正 ) 出 典 : 住 民 基 本 台 帳 ( 各 年 4 月 1 日 ) 13

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-1 伊 勢 崎 市 の 概 況 2 世 帯 数 と 世 帯 構 成 本 市 では 世 帯 数 世 帯 構 成 員 ( 総 人 口 )が 増 加 傾 向 にあるものの 構 成 員 の 増 加 率 が 高 く 1 世 帯 当 たり 人 員 は 平 成 22 年 の 2.68 人 から 平 成 26 年 の 2.54 人 へと 減 少 して います 図 表 -3 世 帯 数 と 世 帯 構 成 員 の 推 移 ( 人 ) 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 199,820 200,317 200,749 211,419 210,916 2.68 2.65 2.61 2.55 2.54 74,582 75,643 76,805 82,832 82,924 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 世 帯 構 成 員 世 帯 1 世 帯 あたり 人 員 5.00 4.00 3.00 2.00 1.00 0.00 出 典 : 住 民 基 本 台 帳 ( 各 年 4 月 1 日 ) 平 成 25 年 以 降 は 外 国 人 登 録 者 世 帯 を 含 む( 法 改 正 ) 図 表 -4 一 般 世 帯 に 占 める 世 帯 構 成 の 推 移 ( 世 帯 ) 区 分 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 実 数 構 成 比 実 数 構 成 比 実 数 構 成 比 親 族 のみの 世 帯 51,643 78.5% 54,684 76.8% 55,953 73.2% 核 家 族 世 帯 39,994 77.4% 43,622 79.8% 45,963 82.1% 非 親 族 を 含 む 世 帯 201 0.3% 473 0.7% 935 1.2% 単 独 世 帯 13,934 21.2% 16,049 22.5% 19,491 25.5% 計 ( 一 般 世 帯 ) 65,778 100.0% 71,206 100.0% 76,410 100.0% 出 典 : 国 勢 調 査 一 般 世 帯 とは 施 設 等 の 世 帯 ( 寮 寄 宿 舎 の 学 生 病 院 の 入 院 者 社 会 施 設 の 入 所 者 等 ) 以 外 をいう 14

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-1 伊 勢 崎 市 の 概 況 本 市 の 出 生 数 は 増 加 傾 向 にあり 増 減 があるものの 約 2,000 人 で 推 移 しています 一 方 人 口 の 構 成 比 における 高 齢 者 の 増 加 により 出 生 率 は 減 少 傾 向 にあります 図 表 -5 出 生 に 係 る 自 然 動 態 の 推 移 ( 人 ) 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 1,975 2,026 1,841 1,959 9.6 9.8 8.9 9.4 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 25 20 15 10 5 0 出 生 出 生 率 出 典 : 市 民 課 ( 各 年 前 年 10 月 ~ 当 年 9 月 ) 単 位 (パーミル) は 千 分 率 を 指 す 本 数 値 では 各 年 前 年 10 月 1 日 人 口 で 算 出 している ニーズ 調 査 結 果 からみる 市 民 意 向 今 後 の 居 住 意 向 については 約 9 割 の 人 が 暮 らしたい と 回 答 していますが 別 の 場 所 で 暮 らしたい と 回 答 した 人 も 約 1 割 います 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 暮 らしたい 91.7% 93.3% 別 の 場 所 で 暮 らしてから 伊 勢 崎 市 に 戻 ってきたい 別 の 場 所 で 暮 らしたい 無 回 答 0.5% 0.0% 7.0% 5.6% 0.8% 1.1% 就 学 前 児 童 就 学 児 童 15

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-1 伊 勢 崎 市 の 概 況 (3) 将 来 の 年 少 人 口 推 計 計 画 策 定 するにあたり 将 来 の 子 どもの 人 口 ( 年 齢 別 0 歳 ~11 歳 )を 推 計 する 必 要 があることから 本 市 でも 計 画 期 間 における 年 少 人 口 の 推 計 を 行 いました 本 市 の 計 画 期 間 における 年 少 人 口 の 推 計 は 平 成 27 年 の 30,688 人 から 平 成 31 年 の 28,468 人 へと 減 少 傾 向 にあり 総 人 口 に 占 める 割 合 も 14.5%から 13.5%へと 減 少 して います 図 表 -6 子 ども 人 口 と 年 少 人 口 比 率 の 推 移 ( 人 ) 50,000 14.5% 14.3% 14.0% 13.7% 13.5% 15.0% 40,000 30,000 20,000 10,000 0 30,688 30,167 29,528 29,003 28,468 6,791 6,726 6,496 6,319 6,247 12,424 12,190 12,066 11,890 11,668 5,880 5,820 5,665 5,593 5,433 5,593 5,431 5,301 5,201 5,120 平 成 27 年 平 成 28 年 平 成 29 年 平 成 30 年 平 成 31 年 0~2 歳 3~5 歳 6~11 歳 12~14 歳 年 少 人 口 比 率 10.0% 5.0% 0.0% 図 表 -7 平 成 35 年 までの 0~14 歳 人 口 推 計 の 推 移 推 計 平 成 27 年 平 成 28 年 平 成 29 年 平 成 30 年 平 成 31 年 平 成 32 年 平 成 33 年 平 成 34 年 平 成 35 年 0 歳 1,790 1,744 1,720 1,689 1,664 1,656 1,654 1,653 1,652 1 歳 1,875 1,815 1,769 1,745 1,713 1,688 1,680 1,678 1,677 2 歳 1,928 1,872 1,812 1,767 1,743 1,711 1,686 1,678 1,676 3 歳 1,887 1,931 1,876 1,815 1,770 1,746 1,715 1,689 1,681 4 歳 2,021 1,877 1,921 1,866 1,806 1,761 1,737 1,706 1,680 5 歳 1,972 2,012 1,868 1,912 1,857 1,797 1,753 1,729 1,698 6 歳 1,988 1,951 1,990 1,848 1,891 1,837 1,777 1,734 1,710 7 歳 2,004 1,986 1,949 1,988 1,846 1,889 1,835 1,776 1,733 8 歳 2,108 2,001 1,983 1,946 1,985 1,843 1,886 1,832 1,773 9 歳 2,018 2,108 2,001 1,983 1,946 1,985 1,843 1,886 1,832 10 歳 2,115 2,024 2,114 2,007 1,989 1,953 1,993 1,849 1,893 11 歳 2,191 2,120 2,029 2,118 2,011 1,993 1,957 1,998 1,853 12 歳 2,202 2,186 2,115 2,024 2,113 2,006 1,988 1,952 1,993 13 歳 2,342 2,199 2,183 2,113 2,022 2,110 2,004 1,986 1,950 14 歳 2,247 2,341 2,198 2,182 2,112 2,021 2,109 2,003 1,985 合 計 30,688 30,167 29,528 29,003 28,468 27,996 27,617 27,149 26,786 平 成 21 年 ~25 年 の 住 民 基 本 台 帳 ( 各 年 4 月 1 日 )を 実 績 人 口 に コーホート 変 化 率 法 で 算 出 している 16

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-2 教 育 保 育 の 状 況 2-2 教 育 保 育 の 状 況 (1) 子 どもの 状 況 本 市 の 子 どもの 人 口 は 3 万 人 台 をほぼ 横 ばいで 推 移 しており 実 数 では 平 成 22 年 の 30,638 人 から 405 人 増 加 し 平 成 26 年 に 31,043 人 となっています 図 表 -8 年 齢 別 子 ども 人 口 の 推 移 ( 人 ) 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 30,638 30,431 30,073 31,601 31,043 10,481 10,587 10,673 11,332 11,203 10,481 10,252 10,039 10,449 10,247 9,676 9,592 9,361 9,820 9,593 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 平 成 25 年 以 降 は 外 国 人 登 録 者 を 含 む( 法 改 正 ) 0~4 歳 5~9 歳 10~14 歳 出 典 : 住 民 基 本 台 帳 ( 各 年 4 月 1 日 ) 構 成 比 をみると 10~14 歳 は 平 成 22 年 から 1.9 ポイント 増 で 平 成 26 年 に 36.1% 5 ~9 歳 は 1.2 ポイント 減 0~4 歳 は 0.7 ポイント 減 で 本 市 の 子 どもの 人 口 は ほぼ 横 ばいで 推 移 しています 図 表 -9 年 齢 別 子 ども 人 口 構 成 比 の 推 移 100% 80% 60% 40% 20% 0% 34.2% 34.8% 35.5% 35.9% 36.1% 34.2% 33.7% 33.4% 33.1% 33.0% 31.6% 31.5% 31.1% 31.1% 30.9% 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 0~4 歳 5~9 歳 10~14 歳 平 成 25 年 以 降 は 外 国 人 登 録 者 を 含 む( 法 改 正 ) 出 典 : 住 民 基 本 台 帳 ( 各 年 4 月 1 日 ) 17

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-2 教 育 保 育 の 状 況 参 考 地 区 別 の 就 学 前 児 童 の 教 育 保 育 施 設 の 状 況 18

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-2 教 育 保 育 の 状 況 (2) 就 学 前 児 童 の 状 況 保 育 所 への 入 所 児 童 数 は 全 体 としては 減 少 傾 向 にあります 3 歳 児 から 5 歳 児 でみ ると 平 成 22 年 度 の 3,828 人 から 平 成 25 年 度 には 3,677 人 となり 151 人 減 少 してい る 一 方 で 0 歳 から 2 歳 までは 平 成 22 年 度 の 2,322 人 から 平 成 25 年 度 には 2,383 人 となり 61 人 増 加 している 状 況 です 図 表 -10 保 育 所 園 利 用 者 実 績 の 推 移 ( 人 ) 7,500 6,150 6,093 6,075 6,060 6,000 1,264 1,257 1,299 1,231 4,500 1,270 1,296 1,220 1,225 3,000 1,500 0 1,294 1,211 1,212 1,221 1,036 1,005 1,030 1,045 792 804 839 800 494 520 475 538 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 0 歳 1 歳 2 歳 3 歳 4 歳 5 歳 出 典 : 保 育 課 ( 各 年 度 3 月 1 日 ) 公 立 私 立 を 含 む 幼 稚 園 の 入 園 児 童 数 は 全 体 としては 減 少 傾 向 にあり 平 成 22 年 の 1,489 人 から 平 成 26 年 は 1,392 人 となり 97 人 減 少 しています 図 表 -11 幼 稚 園 利 用 者 実 績 の 推 移 ( 人 ) 4,500 3,000 1,500 0 1,489 1,446 1,485 1,421 1,392 638 547 623 559 578 531 585 537 560 515 320 314 325 302 299 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 3 歳 4 歳 5 歳 出 典 : 教 育 部 総 務 課 ( 各 年 5 月 1 日 ) 公 立 私 立 を 含 む 19

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-2 教 育 保 育 の 状 況 ニーズ 調 査 結 果 からみる 市 民 意 向 幼 稚 園 や 保 育 所 などを 定 期 的 に 利 用 している 人 は 69.1%となっています 0% 20% 40% 60% 80% 100% 69.1% 30.2% 0.8% 利 用 している 利 用 していない 無 回 答 n=1,186 また 幼 稚 園 や 保 育 所 へ 通 い 始 めた 年 齢 は 1 歳 から が 30.5% 3 歳 から が 23.3% となっています 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 6か 月 未 満 6か 月 以 上 1 歳 未 満 1 歳 2 歳 3 歳 4 歳 5 歳 以 上 その 他 無 回 答 4.0% 8.1% 1.1% 0.0% 0.1% 16.6% 16.2% 23.3% 30.5% 就 学 前 児 童 n=819 なお 回 答 の 約 7 割 を 占 める 認 可 保 育 所 に 通 っている 場 合 では 通 い 始 めた 年 齢 は 6 か 月 以 上 1 歳 未 満 が 23.5% 1 歳 が 41.8% 2 歳 が 17.4%となっています 図 表 -12 認 可 保 育 所 に 通 っている 場 合 (n=553) 通 い 始 めの 年 齢 ( 人 ) 6 か 月 未 満 6 か 月 以 上 1 歳 未 満 1 歳 2 歳 3 歳 4 歳 5 歳 以 上 保 育 所 実 数 32 130 231 96 51 10 3 構 成 比 5.8% 23.5% 41.8% 17.4% 9.2% 1.8% 0.5% 出 典 :ニーズ 調 査 20

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-2 教 育 保 育 の 状 況 (3) 就 学 児 童 の 状 況 本 市 では 中 高 一 貫 校 が 平 成 21 年 に 開 校 したことで 中 等 教 育 学 校 の 児 童 生 徒 数 は 増 加 しています また 小 学 校 の 児 童 数 は 減 少 傾 向 にありますが 中 学 校 の 生 徒 数 は 増 加 傾 向 となっています しかし 小 学 生 の 児 童 数 の 減 少 に 伴 い 中 学 校 の 生 徒 数 も 将 来 の 減 少 が 見 込 まれます 図 表 -13 児 童 生 徒 数 の 推 移 ( 人 ) 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 19,587 19,534 19,448 19,784 19,655 254 382 509 630 749 6,111 6,129 6,149 6,292 6,378 13,222 13,023 12,790 12,862 12,528 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 小 学 校 中 学 校 中 等 教 育 学 校 中 等 教 育 学 校 ( 四 ツ 葉 学 園 )は 平 成 21 年 度 開 校 出 典 : 教 育 部 総 務 課 ( 各 年 5 月 1 日 ) 図 表 -14 学 年 別 児 童 生 徒 数 の 推 移 ( 人 ) 小 学 校 1 年 生 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 特 別 支 援 学 級 計 平 成 22 年 2,075 2,136 2,289 2,168 2,214 2,188 152 13,222 平 成 23 年 2,023 2,070 2,113 2,273 2,179 2,208 157 13,023 平 成 24 年 1,942 2,033 2,085 2,124 2,266 2,171 169 12,790 平 成 25 年 2,057 1,968 2,055 2,130 2,154 2,299 199 12,862 平 成 26 年 1,948 2,065 1,974 2,061 2,126 2,153 201 12,528 中 学 校 1 年 生 2 年 生 3 年 生 特 別 支 援 学 級 計 平 成 22 年 1,981 2,030 2,030 70 6,111 平 成 23 年 2,054 1,967 2,032 76 6,129 平 成 24 年 2,063 2,051 1,960 75 6,149 平 成 25 年 2,052 2,079 2,077 84 6,292 平 成 26 年 2,155 2,049 2,086 88 6,378 中 等 教 育 学 校 1 年 生 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 計 平 成 22 年 128 126 - - - - 254 平 成 23 年 128 128 126 - - - 382 平 成 24 年 128 128 129 124 - - 509 平 成 25 年 127 128 127 127 121-630 平 成 26 年 128 127 128 125 120 121 749 出 典 : 教 育 部 総 務 課 ( 各 年 5 月 1 日 ) 21

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-2 教 育 保 育 の 状 況 本 市 に 所 在 する 特 別 支 援 学 校 は 平 成 27 年 度 から 県 立 特 別 支 援 学 校 2 校 県 立 特 別 支 援 学 校 分 校 1 校 となる 予 定 であり 在 籍 児 童 生 徒 数 は 増 加 傾 向 にあります 図 表 -15 特 別 支 援 学 校 児 童 生 徒 数 の 推 移 ( 人 ) 250 200 150 100 50 0 107 113 114 117 122 40 43 41 42 38 67 70 73 75 84 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 小 学 部 中 学 部 出 典 : 教 育 部 総 務 課 ( 各 年 5 月 1 日 ) ニーズ 調 査 結 果 からみる 市 民 意 向 ニーズ 調 査 では 小 学 校 入 学 にあたっての 心 配 ごとは 友 だちとの 付 き 合 いに 関 す ること が 最 も 多 く 19.3% 次 いで 子 どもの 安 全 に 関 すること が 14.7% 新 し い 環 境 への 順 応 に 関 すること が 13.8%となっています 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 友 だちとの 付 き 合 いに 関 すること 子 どもの 安 全 に 関 すること 新 しい 環 境 への 順 応 に 関 すること 勉 強 学 習 に 関 すること 生 活 と 発 達 に 関 すること 小 学 校 の 状 況 に 関 すること 金 銭 面 に 関 すること 習 い 事 に 関 すること 子 どもと 親 との 関 係 親 同 士 の 関 係 その 他 特 にない 無 回 答 19.3% 14.7% 13.8% 8.0% 4.3% 4.0% 1.7% 0.3% 0.0% 0.6% 1.1% 5.2% 27.0% 就 学 前 児 童 n=348 22

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-3 家 庭 地 域 の 状 況 2-3 家 庭 地 域 の 状 況 (1) 家 族 の 状 況 1 婚 姻 離 婚 本 市 の 婚 姻 件 数 は ほぼ 横 ばいで 推 移 していますが 離 婚 件 数 は 減 少 傾 向 にあります 平 成 25 年 現 在 で 婚 姻 件 数 は 1,312 件 離 婚 件 数 は 445 件 となっています 図 表 -16 婚 姻 離 婚 件 数 の 推 移 ( 人 ) 2,000 1,600 1,306 1,271 1,392 1,312 1,200 800 400 0 513 444 472 445 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 平 成 26 年 婚 姻 件 数 離 婚 件 数 出 典 : 市 民 課 ( 各 年 1 月 ~12 月 ) 2 ひとり 親 世 帯 ひとり 親 世 帯 は 母 子 世 帯 父 子 世 帯 ともに 増 加 傾 向 にあり 平 成 22 年 には 母 子 家 庭 が 1,298 世 帯 父 子 世 帯 が 181 世 帯 となっています 図 表 -17 ひとり 親 世 帯 の 状 況 の 推 移 ( 世 帯 ) 区 分 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 父 子 世 帯 母 子 世 帯 父 子 世 帯 母 子 世 帯 父 子 世 帯 母 子 世 帯 121 826 155 1,160 181 1,298 子 どもが 1 人 62 407 82 562 100 644 子 どもが 2 人 43 327 60 480 65 516 子 どもが 3 人 9 92 3 118 16 138 出 典 : 国 勢 調 査 23

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-3 家 庭 地 域 の 状 況 (2) 就 労 状 況 配 偶 者 のいる 女 性 の 就 労 状 況 は 平 成 12 年 から 比 較 すると 女 性 の 社 会 参 画 の 浸 透 が 顕 著 に 見 られます 就 労 のピークは 平 成 22 年 で 35~39 才 の 14.0%であり 30 代 後 半 にみられる 未 婚 晩 婚 化 結 婚 出 産 年 齢 の 変 化 結 婚 出 産 に 伴 う 退 職 の 動 向 の 変 化 雇 用 形 態 の 変 化 等 の 様 々な 要 因 が 考 えられます 図 表 -18 40.0% 就 業 者 に 占 める 有 配 偶 女 性 就 業 率 の 推 移 20.0% 0.0% 15~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 平 成 12 年 0.1% 0.7% 2.8% 3.6% 4.0% 4.5% 5.8% 6.2% 4.4% 平 成 17 年 0.0% 0.6% 2.5% 4.4% 4.8% 5.0% 5.0% 5.9% 5.6% 平 成 22 年 0.0% 1.0% 5.2% 9.9% 14.0% 13.9% 13.1% 12.0% 12.9% 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 出 典 : 国 勢 調 査 一 方 未 婚 女 性 では 全 体 的 に 就 業 率 が 有 配 偶 女 性 より 上 回 っており 若 い 年 代 におけ る 就 労 意 欲 の 高 さが 年 々 増 加 していますが いずれも 20 代 前 半 をピークに 減 少 に 入 っ ています 図 表 -19 40.0% 就 業 者 に 占 める 未 婚 女 性 就 業 率 の 推 移 20.0% 0.0% 15~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 平 成 12 年 7.0% 35.0% 29.6% 11.9% 5.6% 3.6% 2.1% 2.5% 1.3% 平 成 17 年 7.0% 29.5% 27.7% 15.7% 7.5% 4.6% 2.9% 1.8% 1.9% 平 成 22 年 6.4% 25.8% 24.3% 15.2% 10.9% 6.4% 4.2% 2.8% 1.7% 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 出 典 : 国 勢 調 査 24

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-3 家 庭 地 域 の 状 況 ニーズ 調 査 結 果 からみる 市 民 意 向 母 親 の 就 労 状 況 をみると 最 も 多 い 回 答 としては 就 学 児 童 では パート アルバイト 等 で 就 労 しており 産 休 育 休 介 護 休 業 中 ではない が 48.0% 就 学 前 児 童 では 以 前 は 就 労 していたが 現 在 は 働 いていない が 36.3%となっています 比 較 すると パート アルバイト 等 で 就 労 が 就 学 前 児 童 の 27.9%から 就 学 児 童 で 48.0%へと 20.1 ポイント 増 加 しています 就 学 児 童 24.3% 1.1% 48.0% 0.7% 20.3% 3.9% 1.6% 就 学 前 児 童 22.9% 6.9% 27.9% 1.9% 36.3% 3.5% 0.6% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% フルタイムで 就 業 フルタイムで 就 業 ( 休 業 中 ) パート アルバイト 等 で 就 労 パート アルバイト 等 で 就 労 ( 休 業 中 ) 以 前 は 就 労 現 在 は 働 いていない 今 まで 就 労 したことがない 無 回 答 育 児 休 業 の 取 得 については 母 親 は 取 得 した( 取 得 中 である) が 32.5%であるのに 対 し 父 親 は 1.2%となっています 父 親 1.2% 84.9% 1.1% 12.8% 母 親 32.5% 11.4% 54.7% 1.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 取 得 した( 取 得 中 ) 取 得 していない 働 いていなかった 無 回 答 育 児 休 業 取 得 後 の 職 場 復 帰 について 母 親 が 74.8% 父 親 が 71.4%となっています 一 方 育 児 休 業 中 に 離 職 した 人 は 母 親 で 9.1%となっています 父 親 71.4% 0.0% 0.0% 28.6% 母 親 74.8% 13.0% 9.1% 3.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 育 児 休 業 後 職 場 に 復 帰 した 育 児 休 業 中 に 離 職 した 現 在 も 育 児 休 業 中 である 無 回 答 25

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-3 家 庭 地 域 の 状 況 (3) 地 域 の 子 育 て 支 援 の 状 況 1 民 生 委 員 児 童 委 員 民 生 委 員 は 民 生 委 員 法 に 基 づいて 設 置 されている 公 的 な 性 格 をもつ 組 織 であり 児 童 福 祉 法 により 児 童 委 員 も 兼 ねており 地 域 の 福 祉 ニーズを 把 握 し 援 助 を 要 する 人 へ の 適 切 な 相 談 支 援 活 動 など 地 域 の 身 近 な 相 談 役 として 活 動 しています また 福 祉 事 務 所 や 関 係 行 政 機 関 等 の 業 務 に 協 力 するなど 多 様 化 する 社 会 情 勢 の 中 その 役 割 は 大 いに 期 待 されています 本 市 では 平 成 25 年 4 月 現 在 で 324 人 (うち 主 任 児 童 委 員 23 人 )が 活 動 しています 図 表 -20 分 野 別 の 相 談 支 援 件 数 の 推 移 ( 県 ) 区 分 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 高 齢 者 に 関 すること 4,067 4,033 3,892 3,216 3,304 障 害 者 に 関 すること 622 585 402 377 340 子 どもに 関 すること 889 828 854 864 630 その 他 1,187 1,289 1,199 1,004 940 計 6,765 6,735 6,347 5,461 5,214 出 典 : 社 会 福 祉 課 ( 各 年 度 末 ) 2 子 ども 会 本 市 では 青 少 年 育 成 推 進 員 連 絡 協 議 会 の 支 援 のもと 町 内 対 抗 少 年 相 撲 大 会 子 ど も 会 駅 伝 競 走 大 会 伊 勢 崎 市 上 毛 かるた 競 技 大 会 を 開 催 するほか 指 導 者 の 育 成 事 業 等 が 行 われています 図 表 -21 子 ども 会 の 運 営 状 況 の 推 移 ( 団 体 人 ) 区 分 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 団 体 175 175 175 175 加 入 者 19,052 18,686 18,141 17,992 出 典 : 市 民 活 動 課 ( 各 年 度 末 ) 26

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-3 家 庭 地 域 の 状 況 3 ふれあい いきいきサロン 社 会 福 祉 協 議 会 では 誰 もが 気 軽 に 集 える 交 流 の 場 所 づくりとして サロン 事 業 を 推 進 しており 各 支 所 地 区 社 協 の 活 動 として 取 り 組 まれています 図 表 -22 分 野 別 のサロン 設 置 状 況 の 推 移 (か 所 ) 区 分 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 高 齢 者 71 66 79 85 83 障 害 者 2 2 2 1 2 子 育 て 8 9 14 20 25 その 他 1 1 1 1 0 合 計 82 78 96 107 110 出 典 : 伊 勢 崎 市 社 会 福 祉 協 議 会 ニーズ 調 査 結 果 からみる 市 民 意 向 保 護 者 が 集 い 相 談 や 情 報 提 供 が 受 けられる 場 所 として 図 書 館 や 公 民 館 などの 公 共 施 設 をあげる 人 が 就 学 前 児 童 69.4% 就 学 児 童 78.5% 地 域 の 保 育 所 や 幼 稚 園 が 就 学 前 児 童 57.2% 就 学 児 童 25.4%などとなっています 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 図 書 館 や 公 民 館 などの 公 共 施 設 地 域 の 保 育 所 や 幼 稚 園 商 業 施 設 の 空 き 店 舗 民 家 やアパートの 一 室 その 他 無 回 答 25.4% 13.2% 15.0% 1.3% 1.6% 1.9% 3.9% 3.7% 1.8% 57.2% 69.4% 78.5% 就 学 前 児 童 就 学 児 童 27

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-3 家 庭 地 域 の 状 況 4 ファミリー サポート センター 本 市 のファミリー サポート センターは 平 成 14 年 10 月 1 日 に 開 設 され 子 育 て の 手 助 けをしてほしい 人 とお 手 伝 いをしたい 人 の 相 互 援 助 活 動 を 有 料 で 行 う 会 員 組 織 と して 運 営 されています 図 表 -23 会 員 登 録 状 況 の 推 移 ( 人 ) 区 分 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 利 用 会 員 426 478 520 586 624 援 助 会 員 116 119 105 110 111 どっちも 会 員 33 38 42 45 47 計 575 635 667 741 782 出 典 : 保 育 課 ( 各 年 度 末 ) ニーズ 調 査 結 果 からみる 市 民 意 向 相 互 援 助 活 動 に 関 連 する 設 問 の 結 果 として 利 用 者 となる 市 民 が 地 域 の 人 やボランテ ィアに 望 むことは 子 どもが 危 険 なことや 悪 いことをした 時 には 注 意 をしてほしい が 最 も 多 く 就 学 前 児 童 63.3% 就 学 児 童 75.3% 子 どもや 親 子 連 れに 対 して 気 軽 に あいさつしたり 声 をかけてほしい が 就 学 前 児 童 56.8% 就 学 児 童 48.0%となってい ます 一 方 子 育 てに 関 してあまり 干 渉 しないでほしい という 人 は 就 学 前 児 童 2.4% 就 学 児 童 3.2%となっています 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 子 どもや 親 子 連 れに 対 して 気 軽 にあ いさつしたり 声 をかけてほしい 子 どもが 危 険 なことや 悪 いことをした ときには 注 意 をしてほしい 56.8% 48.0% 63.3% 75.3% 話 し 相 手 や 相 談 相 手 になってほしい 子 どもと 一 緒 に 遊 んだり 絵 本 を 読 ん だりしてほしい 親 子 が 参 加 する 地 域 のイベント 等 に 参 加 したり 企 画 運 営 してほしい 20.8% 16.9% 29.0% 27.3% 35.9% 22.8% 子 育 てに 関 してあまり 干 渉 しないでほ しい その 他 特 にない 無 回 答 2.4% 3.2% 2.0% 2.1% 6.7% 7.6% 0.5% 0.2% 就 学 前 児 童 就 学 児 童 28

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-3 家 庭 地 域 の 状 況 5 地 域 子 育 て 支 援 センター 本 市 では 地 域 子 育 て 支 援 センター 事 業 として 市 内 保 育 所 で 委 託 事 業 または 独 自 事 業 として 保 育 所 の 園 庭 やホールなどを 親 子 に 開 放 し 親 子 同 士 の 交 流 の 場 として また 子 育 て 中 の 人 の 育 児 相 談 や 子 育 て 関 連 の 各 種 行 事 等 を 行 っています 図 表 -24 延 べ 利 用 状 況 の 推 移 ( 人 ) 区 分 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 保 育 事 業 児 童 13,114 12,506 12,625 11,533 10,108 保 護 者 11,807 11,346 10,688 9.803 8,743 相 談 事 業 1,042 1,096 966 842 875 計 25,963 24,948 24,279 22,178 19,726 出 典 : 保 育 課 ( 各 年 度 末 ) ニーズ 調 査 結 果 からみる 市 民 意 向 本 市 の 地 域 子 育 て 支 援 センターを 知 っている 人 は 68.3%となっています また 地 域 子 育 て 支 援 センター を 利 用 している 人 は 10.0% 地 域 子 育 て 支 援 事 業 を 利 用 している 人 は 4.1% 利 用 していない 人 は 86.0%となっています 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 地 域 子 育 て 支 援 センター 10.0% 地 域 子 育 て 支 援 事 業 4.1% 利 用 していない 86.0% 無 回 答 2.0% 就 学 前 児 童 今 後 の 地 域 子 育 て 支 援 センターの 利 用 意 向 は 利 用 していないが 今 後 は 利 用 した い が 28.8% 今 後 利 用 日 数 を 増 やしたい という 人 は 6.5% 新 たな 利 用 や 日 数 増 は 考 えていない が 61.3%となっています 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 利 用 していないが 今 後 は 利 用 したい 28.8% 今 後 利 用 日 数 を 増 やしたい 6.5% 新 たな 利 用 や 日 数 増 は 考 えていない 61.3% 無 回 答 3.4% 就 学 前 児 童 29

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-3 家 庭 地 域 の 状 況 ニーズ 調 査 結 果 からみる 市 民 意 向 子 育 てグループや 自 主 的 なグループに 現 在 参 加 しており 今 後 も 参 加 したい 人 は 就 学 前 児 童 7.4% 就 学 児 童 10.9% 現 在 は 参 加 していないが 今 後 機 会 があれば 参 加 したい が 就 学 前 児 童 41.1% 就 学 児 童 31.4%となっています 一 方 現 在 参 加 しておらず 今 後 も 参 加 しない という 人 も 就 学 前 児 童 50.1% 就 学 児 童 55.4%となっています 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 現 在 参 加 しており 今 後 も 参 加 したい 現 在 参 加 しているが 今 後 は 参 加 しな い 現 在 は 参 加 していないが 今 後 機 会 があれば 参 加 したい 現 在 は 参 加 しておらず 今 後 も 参 加 し ない 無 回 答 7.4% 10.9% 0.8% 1.6% 0.7% 0.7% 41.1% 31.4% 50.1% 55.4% 就 学 前 児 童 就 学 児 童 グループ 活 動 などに 参 加 していない 理 由 は 就 学 前 児 童 で 活 動 に 参 加 する 余 裕 や 時 間 がないから が 最 も 多 く 46.4% 次 いで 活 動 の 情 報 や 参 加 方 法 を 知 らないから が 32.6% 特 に 必 要 を 感 じないから が 31.8%となっています 就 学 児 童 で 特 に 必 要 を 感 じないから が 最 も 多 く 34.1% 次 いで 活 動 の 情 報 や 参 加 方 法 を 知 らないから が 22.4% 人 間 関 係 がわずらわしいから が 19.8%となっています 0.0% 25.0% 50.0% 75.0% 100.0% 活 動 に 参 加 する 余 裕 や 時 間 がないか ら 活 動 の 情 報 や 参 加 方 法 を 知 らないか ら 特 に 必 要 を 感 じないから 人 間 関 係 がわずらわしいから 気 軽 に 参 加 したり やめたりできない から 身 近 な 場 所 で 参 加 できる 活 動 がない から その 他 無 回 答 46.4% 7.4% 32.6% 22.4% 31.8% 34.1% 22.1% 19.8% 18.8% 16.8% 9.0% 7.4% 7.7% 3.4% 2.5% 4.0% 就 学 前 児 童 30 就 学 児 童

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-4 計 画 策 定 にあたっての 課 題 2-4 計 画 策 定 にあたっての 課 題 (1) 就 学 前 児 童 の 定 期 的 な 教 育 保 育 の 利 用 状 況 利 用 希 望 について ニーズ 調 査 結 果 の 主 なポイント 幼 稚 園 保 育 施 設 等 の 事 業 の 利 用 について 約 7 割 が 平 日 定 期 的 な 教 育 保 育 の 事 業 を 利 用 している 利 用 している 教 育 保 育 の 事 業 について 認 可 保 育 所 (67.5%) 幼 稚 園 (24.8%) 利 用 を 希 望 する 教 育 保 育 の 事 業 について 幼 稚 園 (40.1%) 幼 稚 園 の 預 かり 保 育 (23.5%) 認 可 保 育 所 (59.4%) 認 定 こども 園 (12.5%) 利 用 を 希 望 する 教 育 保 育 の 事 業 について( 利 用 している 事 業 別 ) 幼 稚 園 を 利 用 している 203 人 の 利 用 を 希 望 する 事 業 幼 稚 園 (80.3%) 認 可 保 育 所 (9.9%) 認 定 こども 園 (16.3%) 認 可 保 育 所 を 利 用 している 553 人 の 利 用 を 希 望 する 事 業 幼 稚 園 (11.0%) 認 可 保 育 所 (88.2%) 認 定 こども 園 (11.4%) 課 題 のポイント 本 市 では 約 7 割 の 人 の 教 育 保 育 事 業 の 利 用 があり それぞれ 認 可 保 育 所 と 幼 稚 園 の 利 用 が 全 体 の 約 9 割 を 占 めています 幼 稚 園 や 保 育 所 に 子 どもを 通 わせている 保 護 者 は 引 き 続 き 施 設 の 利 用 希 望 が 高 いこ とから 満 足 度 は 高 いと 思 われます しかし 利 用 していない 保 護 者 やどの 施 設 に 子 ども を 預 けたらよいか 悩 んでいる 保 護 者 に 対 する 支 援 などは 検 討 していく 必 要 があります また 認 定 こども 園 の 利 用 ニーズは 1 割 から 2 割 程 度 の 意 向 がありますが 本 市 に は 平 成 26 年 度 から 認 可 外 施 設 から 地 方 裁 量 型 認 定 こども 園 に 移 行 した 施 設 が 1 か 所 ある のみとなっています 認 定 こども 園 の 必 要 性 については 質 の 高 い 教 育 保 育 の 提 供 な どを 含 め 今 後 検 討 していく 必 要 があります 31

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-4 計 画 策 定 にあたっての 課 題 (2) 就 学 前 児 童 の 待 機 児 童 対 策 について ニーズ 調 査 結 果 の 主 なポイント 保 育 所 探 しについて 28.8%が 保 育 所 を 探 した 探 していると 回 答 保 育 所 探 しの 結 果 について 認 可 保 育 所 に 入 園 (60.4%) 幼 稚 園 に 入 園 (6.7%) どこにも 入 れず 現 在 も 探 している (4.7%) 保 育 の 利 用 はあきらめた (3.8%) 結 果 待 ち (14.7%) 保 育 所 探 しの 結 果 の 満 足 度 について 満 足 まあまあ 満 足 の 合 計 (71.5%) やや 不 満 不 満 の 合 計 (13.5%) 保 育 所 探 しの 結 果 が 不 満 な 理 由 について 希 望 した 園 に 入 れなかった (37.0%) 選 考 基 準 に 疑 問 がある (34.8%) 希 望 した 時 期 に 入 園 できない (32.6%) 課 題 のポイント 本 調 査 での 保 育 所 探 しについて どこにも 入 れず 現 在 も 探 している (4.7%) 保 育 の 利 用 はあきらめた (3.8%)と 回 答 された 傾 向 については 回 答 時 点 で 申 込 み 中 または 希 望 した 園 が 定 員 を 超 えているための 不 承 諾 受 理 中 な 状 態 や 希 望 園 をあら かじめ 絞 っている 保 護 者 などが 考 えられます また 相 談 した 結 果 保 育 の 必 要 性 が 認 められない 家 庭 保 育 で 対 応 できる 保 護 者 で あった 場 合 も 考 えられます 今 後 は 利 用 者 支 援 事 業 や 相 談 紹 介 等 の 窓 口 環 境 の 整 備 を 図 りながら 潜 在 的 な 利 用 ニーズを 把 握 し 窓 口 での 対 応 後 の 動 向 についても 保 護 者 の 実 情 に 応 じて 対 応 する 必 要 があります 32

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-4 計 画 策 定 にあたっての 課 題 (3) 就 学 児 童 ( 小 学 生 )の 放 課 後 児 童 クラブの 利 用 について ニーズ 調 査 結 果 の 主 なポイント 放 課 後 児 童 クラブの 利 用 と 利 用 時 間 の 希 望 について 放 課 後 児 童 クラブを 利 用 している (20.1%) 利 用 時 間 について 現 状 のまま でよい (77.2%) 希 望 の 時 間 がある (11.4%) 放 課 後 児 童 クラブを 利 用 している 理 由 について 現 在 就 労 しているから (94.7%) 放 課 後 児 童 クラブを 利 用 していない 理 由 について 現 在 就 労 していないから (28.5%) 就 労 しているが 祖 父 母 等 が 面 倒 見 てくれるから (22.4%) その 他 (18.6%) その 他 意 見 : 自 営 だから 受 け 入 れが 小 3 までだから 就 労 日 数 ( 時 間 ) が 足 りない 等 課 題 のポイント 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 本 市 の 放 課 後 児 童 クラブの 設 置 状 況 は 公 設 民 営 が 15 クラ ブ 民 設 民 営 が 33 クラブあり 市 内 小 学 校 を 拠 点 に 概 ね 3 年 生 までを 対 象 とし 定 員 に 余 裕 がある 場 合 のみ 高 学 年 の 受 入 を 行 っています 本 調 査 では 2 割 の 利 用 傾 向 が 示 されており 新 制 度 においては 対 象 児 童 が 小 学 6 年 生 までとなることから 施 設 の 整 備 状 況 と 利 用 ニーズの 整 合 を 図 る 必 要 があります また 放 課 後 の 過 ごし 方 について 小 学 校 低 学 年 のうちは 放 課 後 児 童 クラブ が 24.5% 自 宅 が 61.0% 小 学 校 高 学 年 になると 自 宅 が 66.0% 習 い 事 (ピア ノ 教 室 サッカークラブ 学 習 塾 など) が 57.0%と 増 え 放 課 後 児 童 クラブ が 14.5% となっています 放 課 後 児 童 クラブの 利 用 ニーズは 新 制 度 により 将 来 的 な 利 用 意 向 が 高 まることも 想 定 されます しかし 人 口 推 計 による 子 どもの 人 口 は 減 少 傾 向 にありますので 整 備 を 進 める 事 前 段 階 において 十 分 精 査 する 必 要 があります 33

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-4 計 画 策 定 にあたっての 課 題 (4) 保 護 者 の 相 談 や 情 報 提 供 の 場 について ニーズ 調 査 結 果 の 主 なポイント 相 談 や 情 報 提 供 の 場 について 図 書 館 や 公 民 館 などの 公 共 施 設 ( 就 学 前 69.4% 小 学 生 78.5%) 地 域 の 保 育 所 や 幼 稚 園 ( 就 学 前 57.2% 小 学 生 25.4%) 商 業 施 設 の 空 き 店 舗 ( 就 学 前 13.2% 小 学 生 15.0%) 就 学 前 の その 他 意 見 : 商 業 施 設 等 (スマーク コンビニ ファミレス) (6 件 ) 児 童 館 (3 件 ) 自 宅 (3 件 ) 小 学 生 の その 他 意 見 : 学 校 (4 件 ) 自 宅 (3 件 ) 病 院 市 役 所 ( 各 1 件 ) 相 談 相 手 について 気 軽 に 相 談 できる 人 は 配 偶 者 パートナー ( 就 学 前 83.6% 小 学 生 74.8%) 子 どもの 祖 父 母 ( 就 学 前 78.3% 小 学 生 67.5%) 友 人 知 人 ( 就 学 前 69.2% 小 学 生 69.0%) 相 談 する 人 ( 場 所 )がない ( 就 学 前 1.4% 小 学 生 1.8%) 課 題 のポイント 相 談 を 受 ける 場 として 公 共 施 設 や 保 育 所 等 の 関 係 施 設 での 希 望 が 高 い 傾 向 となって います また 相 談 相 手 については 家 族 親 族 等 の 回 答 が 高 い 一 方 で 相 談 する 人 ( 場 所 )が いない という 回 答 もあることから 利 用 者 支 援 事 業 の 実 施 及 び 周 知 を 十 分 に 行 って 子 育 てに 不 安 を 抱 える 保 護 者 に 対 する 支 援 を 充 実 させる 必 要 があります 34

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-4 計 画 策 定 にあたっての 課 題 (5) 子 ども 保 護 者 への 必 要 な 子 育 て 支 援 について ニーズ 調 査 結 果 の 主 なポイント 就 学 前 必 要 な 子 育 て 支 援 について 子 連 れでも 出 かけやすく 楽 しめる 機 会 と 場 所 (49.3%) 保 育 サービス 等 の 費 用 負 担 (48.1%) 子 どもの 医 療 体 制 の 充 実 (41.5%) 就 学 児 童 ( 小 学 生 ) 必 要 な 子 育 て 支 援 について 子 どもの 医 療 体 制 の 充 実 (58.7%) 子 連 れでも 出 かけやすく 楽 しめる 機 会 と 場 所 (41.3%) 企 業 における 仕 事 と 家 事 育 児 のバランスに 配 慮 した 取 組 み (28.7%) 就 学 前 就 学 児 童 ( 小 学 生 ) ニーズの 下 位 3 項 目 については 多 様 な 教 育 メニューの 充 実 子 育 て 世 帯 に 配 慮 した 住 居 の 充 実 子 育 てについて 学 べる 機 会 の 充 実 が 共 通 した 回 答 となって います 課 題 のポイント 子 育 て 支 援 については 就 学 前 と 就 学 児 童 の 保 護 者 を 比 較 すると 就 学 前 では 保 育 サービス 等 の 費 用 負 担 (48.1%) 就 学 児 童 では 企 業 における 仕 事 と 家 事 育 児 のバ ランスに 配 慮 した 取 組 み (28.7%)が それぞれ 上 位 回 答 に 加 わっており この 点 はニ ーズの 変 化 と 捉 えることができます 前 者 の 費 用 負 担 については 全 国 的 にも 若 い 世 代 が 抱 える 子 育 てに 対 する 不 安 課 題 という 点 で 指 摘 されていることから 本 市 においても 同 様 の 傾 向 が 表 れていると 考 えら れますので これまでと 同 様 に 保 育 料 の 軽 減 などの 子 育 て 世 帯 への 経 済 的 支 援 を 継 続 していく 必 要 があります また 後 者 の 仕 事 と 家 事 育 児 のバランスについては ワーク ライフ バランスの 推 進 を 国 県 と 連 携 して 行 っていくことが 必 要 となります さらに 妊 娠 出 産 からの 子 育 てに 切 れ 目 のない 子 育 て 支 援 体 制 として 各 施 策 事 業 の 連 携 強 化 を 図 っていく 必 要 があります 35

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-4 計 画 策 定 にあたっての 課 題 (6) 伊 勢 崎 市 の 子 育 て 環 境 について ニーズ 調 査 結 果 の 主 なポイント 就 学 前 就 学 児 童 ( 小 学 生 ) 伊 勢 崎 市 の 子 育 て 環 境 について 満 足 やや 満 足 が 多 いのは 1 乳 幼 児 健 診 相 談 等 の 健 康 施 策 ( 就 学 前 47.3% 小 学 生 39.3%) やや 不 満 不 満 が 多 いのは 6 交 通 環 境 の 整 備 ( 就 学 前 42.1% 小 学 生 47.3%) 14 小 児 医 療 体 制 ( 就 学 前 41.0% 小 学 生 46.4%) 就 学 前 調 査 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1 乳 幼 児 健 診 相 談 等 の 健 康 施 策 26.8 20.5 39.6 7.73.1 1.1 1.2 2 子 育 て 情 報 の 発 信 6.1 7.4 52.5 13.7 4.2 14.9 1.1 3 子 育 て 仲 間 の 交 流 支 援 4.06.0 50.3 10.9 4.2 23.6 1.1 4 子 どもの 心 のケア 3.66.1 49.7 11.1 3.9 24.4 1.2 5 交 通 安 全 教 育 の 推 進 9.9 15.9 48.5 4.8 3.0 16.7 1.2 6 交 通 環 境 の 整 備 1.65.9 40.1 22.8 19.3 8.9 1.3 7 防 犯 体 制 5.4 15.2 47.0 11.6 6.7 13.1 1.1 8 児 童 館 等 の 居 場 所 づくり 8.1 14.2 43.5 13.5 6.9 12.7 1.1 9 幼 稚 園 小 学 校 の 施 設 整 備 4.9 12.8 42.6 9.8 6.1 22.4 1.4 10 保 育 所 の 施 設 整 備 7.2 14.1 44.2 8.3 4.0 20.9 1.3 11 就 学 前 の 教 育 保 育 7.8 14.2 44.6 9.4 4.0 18.6 1.3 12 特 別 保 育 3.5 7.8 37.1 16.9 9.8 23.7 1.2 13 放 課 後 児 童 対 策 3.5 8.2 36.3 12.1 6.9 31.5 1.6 14 小 児 医 療 体 制 4.2 9.8 35.5 23.2 17.8 8.3 1.2 15 子 どもの 安 心 安 全 な 環 境 3.5 5.0 47.7 15.4 11.6 15.5 1.3 満 足 やや 満 足 普 通 やや 不 満 不 満 わからない 無 回 答 36

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-4 計 画 策 定 にあたっての 課 題 就 学 児 童 ( 小 学 生 ) 調 査 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1 乳 幼 児 健 診 相 談 等 の 健 康 施 策 19.2 20.1 48.1 7.2 1.4 0.4 3.5 2 子 育 て 情 報 の 発 信 3.77.4 59.6 7.6 2.5 18.7 0.5 3 子 育 て 仲 間 の 交 流 支 援 6.5 2.3 55.2 9.2 2.3 23.8 0.7 4 子 どもの 心 のケア 6.2 2.5 53.8 11.6 5.3 20.1 0.5 5 交 通 安 全 教 育 の 推 進 9.7 17.6 56.8 8.3 4.1 0.7 2.8 6 交 通 環 境 の 整 備 1.6 9.3 38.8 26.8 20.5 2.5 0.5 7 防 犯 体 制 7.8 21.0 46.4 14.1 7.62.3 0.9 8 児 童 館 等 の 居 場 所 づくり 5.5 10.9 49.9 16.0 8.8 8.1 0.7 9 幼 稚 園 小 学 校 の 施 設 整 備 8.5 17.5 43.2 17.8 8.1 4.4 0.5 10 保 育 所 の 施 設 整 備 5.6 13.6 48.5 11.6 2.6 16.8 1.2 11 就 学 前 の 教 育 保 育 5.3 13.4 58.6 12.5 7.4 2.1 0.7 12 特 別 保 育 9.7 43.9 16.9 9.0 17.3 0.7 2.5 13 放 課 後 児 童 対 策 10.6 40.9 16.4 12.9 14.5 0.7 14 小 児 医 療 体 制 4.1 10.1 34.7 27.9 18.5 6.0 0.9 1.9 15 子 どもの 安 心 安 全 な 環 境 6.3 48.9 17.6 14.8 9.0 0.5 2.8 満 足 やや 満 足 普 通 やや 不 満 不 満 わからない 無 回 答 課 題 のポイント 本 市 では 1 乳 幼 児 健 診 相 談 等 の 健 康 施 策 ( 就 学 前 47.3% 小 学 生 39.3%)の 満 足 度 が 高 いものの 関 連 する 14 小 児 医 療 体 制 ( 就 学 前 41.0% 小 学 生 46.4%)の 満 足 度 が 低 いことから 保 健 医 療 体 制 またはその 周 知 に 課 題 があると 考 えられます この 点 は 保 健 医 療 と 子 育 て 支 援 の 連 携 強 化 を 図 っていく 必 要 があります 37

第 2 章 子 ども 子 育 てを 取 り 巻 く 現 況 と 課 題 2-4 計 画 策 定 にあたっての 課 題 38

第 3 章 2-4 計 画 策 定 にあたっての 課 題 第 3 章 39

第 3 章 計 画 の 基 本 理 念 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 3-1 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 第 3 章 計 画 の 基 本 理 念 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 3-1 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 (1) 本 市 の 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 方 向 性 第 2 次 伊 勢 崎 市 総 合 計 画 では 目 指 す 将 来 都 市 像 である 夢 ふくらみ 安 心 して 暮 らせる 元 気 都 市 いせさき の 実 現 に 向 けた 施 策 を 推 進 するにあたり 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 に 係 る 政 策 として 子 育 てしやすく 自 立 して 暮 らせるまちをつくる 及 び 子 どもの 生 きる 力 を 育 むまちをつくる としています この 政 策 の 中 から 本 計 画 の 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 目 指 す 姿 基 本 方 針 の 基 とな るものをまとめると 以 下 のとおりとなります 施 策 の 目 指 す 姿 1 子 育 て 支 援 環 境 が 充 実 し 保 護 者 の 悩 みや 不 安 が 軽 減 され 子 どもが 健 やかに 成 長 しています 2 保 育 施 設 の 整 備 や 保 育 サービスの 充 実 により 保 護 者 と 子 どもは 希 望 に 合 う 保 育 を 受 けています 3 気 づきや 主 体 性 を 引 き 出 す 体 験 活 動 の 充 実 により 遊 びをとおして 自 分 から 周 り の 環 境 や 人 と 関 わる 幼 児 が 育 っています 施 策 の 基 本 方 針 1 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 への 対 応 をはじめ 総 合 的 な 子 育 て 支 援 を 推 進 しま す 2 多 様 な 保 育 ニーズに 応 えるため 公 立 私 立 保 育 施 設 との 連 携 を 推 進 して 充 実 した 保 育 サービスを 提 供 します 3 幼 児 教 育 の 充 実 を 図 り 小 学 校 以 降 の 生 活 や 学 習 の 基 盤 となる 力 を 育 てます 本 計 画 は 上 記 を 本 市 における 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 方 向 性 として 位 置 付 ける とともに 子 ども 子 育 て 会 議 でいただいた 様 々な 意 見 を 踏 まえ 本 市 の 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 在 り 方 等 を 検 討 協 議 しました 40

第 3 章 計 画 の 基 本 理 念 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 3-2 計 画 の 基 本 理 念 及 び 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 3-2 計 画 の 基 本 理 念 及 び 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 (1) 計 画 の 基 本 理 念 本 市 では 上 位 計 画 である 総 合 計 画 の 将 来 像 の 実 現 とともに 子 どもたちや 子 育 て 世 代 が 安 心 して 暮 らし 続 けることができ さらに 子 育 てを 支 援 する 地 域 社 会 づくりを 目 指 した 施 策 の 推 進 に 取 り 組 みます そこで 一 人 ひとりの 市 民 地 域 や 行 政 が 互 いの 信 頼 関 係 に 基 づいて 連 携 協 働 し 将 来 の 伊 勢 崎 市 が 子 どもの 笑 顔 とともに 安 心 した 子 育 て 環 境 のあるまちになることを 目 指 し 本 計 画 の 基 本 理 念 を 以 下 のとおり 定 めました 笑 顔 があふれ 安 心 して 子 育 てできるまち いせさき 41

第 3 章 計 画 の 基 本 理 念 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 3-2 計 画 の 基 本 理 念 及 び 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 (2) 計 画 の 基 本 目 標 また 基 本 理 念 である 笑 顔 があふれ 安 心 して 子 育 てできるまち いせさき を 基 本 として 計 画 における 基 本 目 標 を 以 下 のとおり 定 めました 次 代 を 担 う 子 どもたちが 健 やかに 生 まれ 成 長 できるよう 子 育 て 世 帯 の 多 様 なライフスタイルに 対 応 しながら 子 育 て 環 境 の 整 備 と 特 色 ある 教 育 保 育 の 充 実 に 努 め 心 の 豊 かさを 育 みます (3) 施 策 の 体 系 本 計 画 の 施 策 の 体 系 のイメージは 下 図 のとおりです 上 図 のとおり 本 計 画 では 基 本 理 念 及 び 基 本 目 標 に 基 づく 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 について 子 どもや 子 育 て 時 期 を 想 定 した 4 つのステージに 区 分 し 併 せて 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 に 定 めるべき 事 項 については 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 にまとめました 基 本 理 念 からの 体 系 的 な 図 は 次 のとおりとなります 42

第 3 章 計 画 の 基 本 理 念 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 3-2 計 画 の 基 本 理 念 及 び 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 (4) 施 策 の 体 系 図 43

第 3 章 計 画 の 基 本 理 念 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 3-2 計 画 の 基 本 理 念 及 び 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 44

第 4 章 3-2 計 画 の 基 本 理 念 及 び 基 本 目 標 と 施 策 の 体 系 第 4 章 45

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-1 ステージⅠ 妊 娠 出 産 期 第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-1 ステージⅠ 妊 娠 出 産 期 現 状 課 題 本 市 では 誰 もが 抱 える 子 育 てへの 不 安 を 少 しでも 軽 減 するため 相 談 支 援 体 制 の 整 備 や 子 育 て 世 代 の 仲 間 づくりの 推 進 市 内 医 療 機 関 との 連 携 などによる 子 育 て 環 境 の 整 備 を 進 めてきました しかし 近 年 は 核 家 族 世 帯 が 増 加 傾 向 にあること 社 会 情 勢 の 変 化 や 少 子 化 の 進 行 も あり 子 育 て 世 代 の 減 少 による 仲 間 づくりも 困 難 な 状 況 になり ひとりで 子 育 ての 悩 み を 抱 えている 母 親 が 増 えている 現 状 があります また 妊 産 婦 にとって 妊 娠 出 産 は 心 と 体 に 大 きな 変 化 があるため 心 の 健 康 についての 対 応 も 重 要 となります このため 妊 娠 中 の 母 親 への 支 援 のみならず サポート 役 となる 父 親 や 親 族 等 への 子 ども 子 育 て 支 援 に 関 する 周 知 啓 発 を 推 進 し 子 育 てに 積 極 的 に 参 画 することを 促 進 していくことで 母 親 が 子 育 てへの 不 安 や 悩 みをひとりで 抱 えない 環 境 づくりを 行 って いく 必 要 があります 妊 産 婦 の 健 康 は 子 どもの 健 康 に 影 響 を 及 ぼすため 安 心 して 子 どもを 生 み 育 てること ができる 環 境 づくりと 周 産 期 医 療 体 制 の 充 実 は 重 要 であり 医 療 機 関 の 確 保 とその 連 携 の 強 化 や 妊 婦 への 健 康 相 談 保 健 指 導 など 妊 娠 出 産 を 迎 える 妊 産 婦 のからだと 心 の 健 康 を 支 援 する 体 制 づくりが 望 まれます また 現 代 社 会 の 食 生 活 の 変 化 や 生 活 環 境 の 多 様 化 を 踏 まえ 妊 娠 をきっかけに 規 則 正 しい 食 生 活 の 重 要 性 を 認 識 し 妊 婦 自 身 や 胎 児 そして 家 族 が 健 康 な 生 活 を 送 れる よう 情 報 を 提 供 し 支 援 していくことが 必 要 です 施 策 の 方 針 子 育 てに 関 する 相 談 支 援 体 制 の 充 実 及 び 出 産 子 育 てに 関 する 情 報 提 供 の 場 の 拡 充 に 努 め 様 々な 悩 みを 抱 える 妊 婦 や 夫 からの 相 談 に 応 じた 支 援 を 図 るとともに 仲 間 づく りを 推 進 し 家 族 の 支 えあいや 夫 の 子 育 てへの 参 画 を 促 進 します また 医 療 機 関 との 連 携 を 図 り 安 心 して 出 産 を 迎 えることのできる 医 療 体 制 の 充 実 を 目 指 し 妊 婦 健 康 診 査 歯 科 健 康 診 査 等 の 受 診 の 勧 奨 や 健 康 相 談 保 健 指 導 などを 実 施 し 妊 婦 及 び 子 どもの 健 康 の 保 持 増 進 の 機 会 の 提 供 を 図 るとともに 食 生 活 につい て 正 しい 知 識 を 周 知 することで 安 心 安 全 な 出 産 を 支 援 します 46

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-1 ステージⅠ 妊 娠 出 産 期 (1) 子 育 てへの 不 安 に 対 する 支 援 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 相 談 体 制 の 充 実 子 育 てに 関 する 行 政 サービスや 窓 口 健 康 相 談 を 実 施 し 出 産 や 子 育 てに 関 することや 子 育 て 支 援 の 情 報 を 提 供 します また 様 々な 子 育 て 支 援 ニーズに 対 応 する 相 談 に 努 めます ステージⅡ-(2)-2 2 仲 間 づくり 支 援 妊 婦 と 夫 に 両 親 学 級 への 参 加 をすすめます また 妊 婦 と 夫 と 子 どもを 持 つ 親 とが 相 互 に 交 流 を 行 う 場 所 を 開 設 し 妊 娠 中 の 相 談 や 子 育 ての 相 談 情 報 提 供 などを 行 いま す ステージⅡ-(2)-4 47

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-1 ステージⅠ 妊 娠 出 産 期 (2) 出 産 に 向 けた 子 育 て 環 境 づくりの 支 援 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 妊 娠 中 からの 子 育 て 支 援 の 充 実 窓 口 における 妊 娠 届 出 時 の 保 健 指 導 を 充 実 することで 妊 娠 出 産 に 向 けて 必 要 な 情 報 が 得 られ 育 児 のスタートが 好 ましい 状 態 となるように 支 援 します また 周 産 期 医 療 機 関 と 連 携 し 安 心 安 全 な 出 産 に 向 け 妊 産 婦 支 援 を 推 進 します 2 妊 婦 健 康 診 査 歯 科 健 康 診 査 の 推 進 妊 娠 届 出 時 に 窓 口 において 妊 婦 健 康 診 査 歯 科 健 康 診 査 の 受 診 を 勧 奨 し 安 心 安 全 な 出 産 に 向 けた 支 援 を 行 います ステージⅡ-(3)-2 ステージⅡ-(3)-5 3 食 育 の 推 進 妊 婦 の 健 康 保 持 のため 妊 娠 届 出 時 の 保 健 相 談 や 両 親 学 級 をとおして 規 則 正 しい 食 生 活 の 重 要 性 を 認 識 し 食 に 関 する 正 しい 知 識 を 習 得 できるよう 支 援 します ステージⅡ-(3)-3 ステージⅢ-(4)-2 4 母 性 父 性 の 育 成 両 親 学 級 への 参 加 をすすめ 妊 娠 期 から 母 性 父 性 の 育 成 とともに 父 親 の 子 育 てへ の 参 画 の 重 要 性 を 提 案 し 推 進 します ステージⅡ-(2)-5 ステージⅢ-(3)-1 48

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-2 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期 4-2 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期 現 状 課 題 本 市 では 各 園 が 特 色 のある 教 育 保 育 を 提 供 しており 地 域 の 子 どもたちの 健 全 育 成 や 心 身 の 発 達 に 重 要 な 役 割 を 果 たしています また 乳 幼 児 期 の 子 育 てに 不 安 を 抱 える 保 護 者 が 多 いことから 乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 (こんにちは 赤 ちゃん 事 業 )などで 子 育 て 支 援 情 報 を 提 供 し 特 に 乳 幼 児 期 から 保 護 者 が 相 互 にコミュニケーションを 図 ることができるよう 交 流 の 場 を 設 けるとともに 子 育 てに 関 する 相 談 窓 口 も 併 設 しています しかし 様 々な 利 用 者 のニーズに 対 応 することのできる 仕 組 みや 環 境 を 整 備 していく とともに 情 報 を 必 要 とする 利 用 者 に 対 し 欲 しい 情 報 が 届 くようにする 必 要 がありま す また 保 育 所 幼 稚 園 では それぞれの 教 育 保 育 ニーズに 応 じて 様 々な 特 別 保 育 等 を 実 施 していますが 今 後 は 各 事 業 の 周 知 を 徹 底 し 利 用 者 が 事 業 を 利 用 する 際 に 支 障 が 生 じないよう 十 分 に 留 意 していく 必 要 があります さらに 事 故 予 防 の 啓 発 や 事 故 対 応 の 相 談 体 制 の 整 備 を 進 めていますが 乳 幼 児 期 の 子 どもの 転 倒 や 誤 飲 などの 事 故 への 注 意 喚 起 などは 保 護 者 の 意 識 付 けが 重 要 であり 今 後 も 周 知 や 関 係 機 関 等 による 相 談 体 制 の 整 備 が 必 要 とされています 施 策 の 方 針 従 来 の 窓 口 対 応 及 び 子 育 て 関 係 機 関 での 相 談 対 応 や 情 報 支 援 を 充 実 させていくととも に 子 育 て 世 代 のコミュニティの 形 成 や 家 庭 教 育 学 級 各 種 子 育 て 講 座 等 をとおして 家 庭 ( 家 族 )での 子 育 て の 重 要 性 を 提 案 していきます また 各 種 健 診 等 をとおした 乳 幼 児 及 び 保 護 者 のサポート 体 制 を 引 き 続 き 維 持 し 今 後 のニーズに 応 じた 事 業 の 拡 充 等 運 営 方 法 を 検 討 します さらに 様 々な 子 育 て 支 援 や 子 育 てニーズに 沿 った 多 様 な 保 育 サービスの 提 供 体 制 の 充 実 周 知 を 図 るとともに 対 策 事 例 等 の 情 報 を 提 供 することのできる 環 境 を 整 備 し 家 庭 での 事 故 の 防 止 子 どもを 安 全 に 子 育 てできる 環 境 づくりに 取 り 組 みます 49

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-2 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期 (1) 良 質 な 教 育 保 育 の 提 供 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 教 育 保 育 の 充 実 乳 児 期 の 保 育 及 び 幼 児 期 の 教 育 保 育 が 子 どもの 健 やかな 成 長 と 心 身 の 発 達 におい て 重 要 なものであることを 踏 まえ 子 どもと 保 護 者 に 対 し 安 定 した 教 育 保 育 施 設 ( 幼 稚 園 保 育 所 認 定 こども 園 等 )の 提 供 や 地 域 における 子 育 て 支 援 等 を 円 滑 に 行 って いくことができるよう 適 切 な 支 援 や 情 報 提 供 を 行 います 幼 稚 園 3 歳 から 小 学 校 入 学 までの 子 どもが 様 々な 遊 びを 大 切 にした 教 育 を 受 け 小 学 校 以 降 の 学 習 の 基 盤 を 培 う 施 設 市 内 16 施 設 ( 公 立 10 私 立 6) 認 定 こども 園 幼 稚 園 と 保 育 所 の 機 能 や 特 長 を 併 せ 持 つ 施 設 幼 保 連 携 型 幼 稚 園 型 保 育 所 型 地 方 裁 量 型 の 4 つの 類 型 がある 市 内 1 施 設 ( 私 立 1) 保 育 所 就 労 などの 理 由 で 家 庭 で 保 育 ができない 保 護 者 に 代 わって 小 学 校 入 学 前 の 子 ども の 保 育 教 育 をする 施 設 市 内 45 施 設 ( 公 立 5 私 立 40) 地 域 型 保 育 事 業 市 町 村 の 認 可 事 業 として 3 歳 未 満 の 子 どもを 対 象 に 保 育 を 行 うもの 小 規 模 保 育 事 業 家 庭 的 保 育 事 業 事 業 所 内 保 育 事 業 居 宅 訪 問 型 事 業 の 4 つの 類 型 が ある 2 教 育 保 育 の 質 的 向 上 の 推 進 幼 稚 園 保 育 所 での 幼 児 教 育 保 育 幼 稚 園 での 預 かり 保 育 や 子 育 て 支 援 など 幼 保 一 体 化 や 就 学 前 教 育 の 在 り 方 などを 検 討 します また 家 庭 や 地 域 社 会 との 連 携 を 考 慮 し 乳 幼 児 にとってよりよい 教 育 保 育 体 制 を 目 指 して 関 係 機 関 と 協 議 します 施 設 の 老 朽 化 や 幼 児 教 育 保 育 ニーズの 変 化 に 応 じた 施 設 の 適 正 配 置 など 子 どもや 保 護 者 にとって 安 全 で 快 適 な 保 育 環 境 の 提 供 を 推 進 します 幼 稚 園 教 諭 や 保 育 士 等 への 研 修 の 充 実 などによる 資 質 の 向 上 や 処 遇 改 善 等 の 労 働 環 境 への 配 慮 に 努 めるとともに 事 業 者 への 適 切 な 支 援 指 導 監 督 及 び 評 価 を 行 うことに より 質 の 高 い 教 育 保 育 の 提 供 に 努 めます 保 幼 小 連 携 の 推 進 として 小 学 校 との 連 携 や 職 員 の 交 流 情 報 共 有 を 行 うとともに 障 害 児 等 特 別 な 支 援 が 必 要 な 子 どもへの 配 慮 に 努 め 小 学 校 教 育 との 円 滑 な 接 続 に 取 り 組 みます 50

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-2 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期 (2) 子 育 てへの 不 安 に 対 する 支 援 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 子 ども 子 育 て 支 援 に 関 する 情 報 提 供 の 充 実 出 産 や 子 育 てに 関 することや 子 育 て 支 援 の 情 報 などを 掲 載 した 子 育 て 支 援 ノートブッ クを 作 成 し 施 設 等 に 設 置 して 情 報 提 供 を 行 うとともに 子 育 てに 関 する 行 政 サービス を 通 じて 配 布 します また 情 報 提 供 について 更 なる 充 実 が 図 られるよう 努 めます 主 な 子 育 て 支 援 ノートブック 配 布 場 所 市 役 所 児 童 家 庭 課 ( 子 育 て 相 談 センター) 各 支 所 住 民 福 祉 課 各 児 童 館 児 童 センター 各 保 健 センター 2 育 児 不 安 を 軽 減 する 相 談 事 業 の 充 実 各 保 健 センターにおいて 窓 口 健 康 相 談 を 実 施 し 育 児 に 対 する 不 安 の 軽 減 ができる よう 様 々な 子 育 て 支 援 ニーズに 対 応 する 相 談 体 制 づくりに 努 めます また 母 乳 育 児 や 子 どもの 発 達 不 安 に 対 応 するため 助 産 師 や 心 理 相 談 員 等 の 専 門 的 な 相 談 を 行 います さらに 離 乳 食 に 対 する 不 安 を 軽 減 し スムーズに 進 められるよう 離 乳 食 講 習 会 を 開 催 します ステージⅠ-(1)-1 3 居 場 所 づくりの 推 進 児 童 館 を 主 要 な 子 どもの 居 場 所 として 位 置 付 け 子 どもの 年 齢 にあった 遊 びができる よう 調 整 を 図 ります また 地 域 の 団 体 や 機 関 と 連 携 して 子 どもが 自 主 的 に 参 加 し 自 由 に 遊 べ 安 全 に 過 ごすことのできる 居 場 所 づくりを 推 進 します ステージⅢ-(1)-1 4 仲 間 づくり 支 援 子 育 てボランティアによる 赤 ちゃんサロンを 開 催 することで 参 加 者 相 互 の 交 流 を 図 り 乳 児 期 からの 仲 間 づくりにつながる 事 業 を 行 います ステージⅠ-(1)-2 5 学 習 機 会 の 充 実 家 庭 教 育 学 級 や 各 種 子 育 て 講 座 など 子 育 てに 関 する 学 習 機 会 の 拡 充 に 努 めるととも に 父 親 の 子 育 てへの 参 画 の 重 要 性 を 提 案 し 推 進 します ステージⅠ-(2)-4 ステージⅢ-(3)-1 51

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-2 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期 (3) 保 健 医 療 の 確 保 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 訪 問 指 導 の 拡 充 健 康 推 進 員 と 連 携 し 乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 (こんにちは 赤 ちゃん 事 業 )を 進 め 子 育 て 情 報 と 健 康 診 査 の 受 診 勧 奨 を 行 います また 保 健 師 や 助 産 師 等 の 連 携 を 強 化 し 訪 問 指 導 の 拡 充 を 図 ります 2 乳 幼 児 健 康 診 査 の 充 実 健 康 診 査 内 容 を 充 実 し 疾 病 の 早 期 発 見 早 期 治 療 と 療 育 支 援 ができるように 診 察 や 子 どもの 成 長 発 達 に 合 わせた 子 育 て 相 談 をとおして 親 の 育 児 不 安 に 対 応 します また 子 育 てボランティアにより 安 心 して 受 診 相 談 できる 体 制 の 構 築 に 努 めま す さらに 子 育 て 支 援 を 必 要 とする 家 庭 には 関 係 機 関 と 連 携 していきます ステージⅠ-(2)-2 ステージⅢ-(4)-1 52

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-2 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期 3 食 育 の 推 進 乳 幼 児 期 より 生 涯 の 健 康 につながる 食 生 活 の 基 礎 づくりのため 様 々な 機 会 を 活 用 し 家 庭 や 地 域 での 食 育 を 進 めるとともに 保 育 所 や 幼 稚 園 等 においては 給 食 や 体 験 学 習 を 通 し 食 の 大 切 さを 周 知 します さらに 地 域 で 生 産 されたものを 地 域 で 消 費 する 地 産 地 消 の 推 進 をすすめ 季 節 毎 の 旬 の 食 材 のことや 地 域 の 食 文 化 への 関 心 を 深 めることに 努 めます ステージⅠ-(2)-3 ステージⅢ-(4)-2 4 アレルギーのある 子 どもへの 支 援 家 庭 や 関 係 機 関 と 情 報 を 共 有 し 共 通 理 解 のもと 食 物 アレルギー 等 に 関 する 最 新 の 知 識 の 習 得 に 努 め 保 護 者 への 正 しい 知 識 の 普 及 を 進 めます ステージⅢ-(4)-3 5 歯 科 保 健 対 策 の 充 実 乳 幼 児 健 診 等 でのむし 歯 予 防 のための 健 康 教 育 と 個 別 相 談 を 行 い 生 涯 を 通 じた 切 れ 目 のない 歯 科 保 健 対 策 を 行 います ステージⅠ-(2)-2 6 予 防 接 種 の 円 滑 な 推 進 感 染 症 の 発 症 と 蔓 延 を 予 防 するため 定 期 予 防 接 種 を 推 進 します 53

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-2 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期 (4) 保 育 事 業 の 充 実 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 特 別 保 育 の 充 実 地 域 子 育 て 支 援 事 業 一 時 預 かり 事 業 延 長 保 育 事 業 病 児 病 後 児 保 育 休 日 保 育 など 子 育 てニーズに 沿 った 多 様 な 保 育 サービスの 提 供 体 制 の 充 実 を 図 ります 54

55 第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-2 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-2 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期 2 相 互 援 助 活 動 の 促 進 子 育 ての 手 助 けをしたい 人 と 子 どもを 一 時 預 かって 欲 しい 保 護 者 との 橋 渡 しをし 子 育 て 世 帯 の 負 担 を 軽 くするファミリー サポート センター 事 業 の 周 知 に 努 め 会 員 の 拡 大 と 利 用 の 活 性 化 を 図 ります ステージⅢ-(1)-3 3 多 様 な 主 体 が 本 制 度 に 参 入 することを 促 進 するための 事 業 地 域 の 必 要 性 に 応 じて 新 たな 事 業 者 の 参 入 促 進 などを 行 います 56

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-2 ステージⅡ 子 育 て 乳 幼 児 期 (5) 安 全 な 子 育 て 環 境 の 整 備 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 事 故 防 止 の 啓 発 出 生 届 時 や 各 種 母 子 保 健 事 業 などあらゆる 機 会 を 捉 えて 家 庭 環 境 や 子 どもの 発 達 段 階 に 応 じた 適 切 な 事 故 予 防 を 啓 発 するとともに 相 談 指 導 体 制 を 充 実 します 2 緊 急 時 対 処 法 の 周 知 家 庭 でよく 起 こる 事 故 やその 予 防 策 さらには 事 故 が 起 こったときの 対 処 法 につい て ホームページでの 子 育 て 関 連 情 報 提 供 に 組 み 入 れ 内 容 の 充 実 に 努 めます また 子 育 て 支 援 ノートブックの 中 で 子 どもの 病 気 やケガについての 家 庭 での 対 処 法 を 周 知 します さらに 保 育 所 幼 稚 園 において 防 犯 防 災 教 育 を 推 進 していきます 57

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-3 ステージⅢ 子 育 て 学 童 期 4-3 ステージⅢ 子 育 て 学 童 期 現 状 課 題 本 市 では 放 課 後 児 童 の 健 全 育 成 や 保 護 者 の 就 労 支 援 として 放 課 後 児 童 クラブや 児 童 館 の 活 用 をすすめています しかし 放 課 後 児 童 クラブへのニーズは 高 まっているこ とから より 一 層 の 整 備 や 放 課 後 子 ども 教 室 の 推 進 などが 必 要 です また 本 市 では 教 育 の 一 環 として 警 察 消 防 等 の 関 係 機 関 と 連 携 し 交 通 安 全 防 犯 防 災 に 係 る 意 識 啓 発 に 取 り 組 んでいます しかし 災 害 の 発 生 時 には 状 況 に 応 じた 適 切 な 行 動 が 事 業 者 はじめ 保 護 者 にも 求 め られるため 実 際 の 訓 練 のほか 家 庭 や 保 護 者 への 意 識 啓 発 子 どもへの 予 備 知 識 の 学 習 提 供 など 市 全 体 をとおした 安 全 な 体 制 を 確 保 することができるように 各 種 安 全 施 策 に 取 り 組 んでいく 必 要 があります さらに 食 育 の 推 進 として 地 産 地 消 にも 取 り 組 んでいますが 子 どもが 食 に 関 する 知 識 や 選 択 力 を 学 び 健 全 な 食 生 活 を 実 践 できるよう 年 齢 にあわせた 食 育 の 推 進 を 図 る 必 要 があります 施 策 の 方 針 本 市 では 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 実 施 にともなう 保 育 ニーズの 高 まりに 応 じた 放 課 後 児 童 クラブの 拡 充 や 放 課 後 子 ども 教 室 の 運 営 の 検 討 などに 取 り 組 み 子 育 て 世 帯 の 支 援 を 促 進 します また 引 き 続 き 関 係 機 関 との 連 携 を 強 化 し 安 全 教 室 講 話 訓 練 を 実 施 し 保 護 者 事 業 者 などへの 情 報 の 周 知 の 徹 底 と 子 どもの 安 全 を 守 るための 施 策 を 実 施 します さらに 食 生 活 の 管 理 を 習 慣 づけることができるように 食 への 教 育 に 取 り 組 み ア レルギーのある 子 どもへの 対 策 や 教 育 関 係 者 や 保 護 者 などへのアレルギー 知 識 の 留 意 点 の 情 報 提 供 などに 取 り 組 みます 58

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-3 ステージⅢ 子 育 て 学 童 期 (1) 子 育 てへの 不 安 に 対 する 支 援 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 居 場 所 づくりの 推 進 児 童 館 を 主 要 な 子 どもの 居 場 所 として 位 置 付 け 子 どもの 年 齢 にあった 遊 びができる よう 調 整 を 図 ります また 地 域 の 団 体 や 機 関 と 連 携 して 子 どもが 自 主 的 に 参 加 し 自 由 に 遊 べ 安 全 に 過 ごすことのできる 居 場 所 づくりを 推 進 します ステージⅡ-(2)-3 2 放 課 後 児 童 対 策 の 拡 充 放 課 後 児 童 の 健 全 育 成 を 目 的 に 放 課 後 児 童 クラブの 実 施 か 所 の 拡 大 など 量 的 な 拡 充 を 進 めるとともに 放 課 後 児 童 クラブの 設 備 及 び 運 営 に 関 する 基 準 条 例 等 に 基 づいて 衛 生 的 に 管 理 され 安 全 が 確 保 された 児 童 クラブの 質 的 向 上 を 目 指 します また 放 課 後 子 ども 教 室 の 実 施 拡 充 について 検 討 します 59

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-3 ステージⅢ 子 育 て 学 童 期 3 相 互 援 助 活 動 の 促 進 子 育 ての 手 助 けをしたい 人 と 子 どもを 一 時 預 かって 欲 しい 保 護 者 との 橋 渡 しをし 子 育 て 世 帯 の 負 担 を 軽 くするファミリー サポート センター 事 業 の 周 知 に 努 め 会 員 の 拡 大 と 利 用 の 活 性 化 を 図 ります ステージⅡ-(4)-2 (2) 安 全 教 育 の 充 実 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 交 通 安 全 教 育 の 推 進 警 察 や 交 通 指 導 員 等 の 協 力 のもと できるだけ 実 際 の 場 面 の 中 の 具 体 的 な 題 材 を 取 り 入 れた 交 通 安 全 教 室 を 開 催 し 子 どもの 危 機 回 避 能 力 の 育 成 に 努 めます また 教 育 内 容 を 保 護 者 に 知 らせることなどにより 家 庭 においても 交 通 安 全 教 室 な どを 通 じて 交 通 安 全 教 育 が 行 われるように 配 慮 します 2 防 犯 教 育 の 推 進 学 校 等 で 実 施 している 防 犯 訓 練 教 室 において 警 察 等 の 協 力 のもと できる 限 り 体 験 学 習 形 式 を 取 り 入 れ 犯 罪 から 身 を 守 る 対 処 の 仕 方 について 理 解 を 深 めます また 教 育 内 容 を 保 護 者 に 知 らせることなどにより 家 庭 においても 防 犯 訓 練 などを 通 じて 防 犯 教 育 が 行 われるように 配 慮 します 3 防 災 教 育 の 推 進 学 校 等 で 実 施 している 避 難 訓 練 教 室 において 消 防 署 等 の 協 力 のもと できる 限 り 体 験 学 習 形 式 を 取 り 入 れ 自 然 災 害 などから 身 を 守 る 対 処 の 仕 方 について 理 解 を 深 めま す また 教 育 内 容 の 周 知 を 図 り 避 難 訓 練 などを 通 じて 保 護 者 や 地 域 の 方 々の 参 加 を 促 進 し 地 域 ぐるみの 防 災 教 育 が 行 われるように 配 慮 します 60

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-3 ステージⅢ 子 育 て 学 童 期 (3) 家 庭 教 育 の 支 援 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 学 習 機 会 の 充 実 家 庭 教 育 学 級 や 各 種 子 育 て 講 座 など 子 育 てに 関 する 学 習 機 会 の 拡 充 に 努 めるととも に 父 親 の 子 育 てへの 参 画 の 重 要 性 を 提 案 し 推 進 します また PTA と 連 携 を 図 り 保 護 者 への 情 報 発 信 と 学 習 機 会 の 提 供 を 行 い 家 庭 教 育 の 支 援 に 努 めます ステージⅠ-(2)-4 ステージⅡ-(2)-5 (4) 保 健 医 療 の 確 保 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 健 康 診 断 の 充 実 子 どもの 健 康 の 保 持 増 進 を 図 るため 関 係 機 関 と 連 携 し 疾 病 の 早 期 発 見 早 期 治 療 に 努 めます また 健 康 状 態 を 把 握 しながら 適 切 な 保 健 指 導 を 行 います ステージⅡ-(3)-2 2 食 育 の 推 進 生 涯 の 健 康 につながる 食 の 大 切 さ を 給 食 や 体 験 学 習 などをとおして 周 知 し 自 らが 望 ましい 食 生 活 を 確 立 できるように 様 々な 機 会 を 活 用 して 食 育 を 進 めます また 学 校 給 食 調 理 場 保 護 者 地 域 等 が 連 携 して 食 育 の 推 進 を 図 るとともに そ の 地 域 で 生 産 されたものを 地 域 で 消 費 する 地 産 地 消 の 推 進 をすすめ 季 節 毎 の 旬 の 食 材 のことや 地 域 の 食 文 化 への 関 心 を 深 めることに 努 めます ステージⅠ-(2)-3 ステージⅡ-(3)-3 3 アレルギーのある 子 どもへの 支 援 家 庭 や 関 係 機 関 と 情 報 を 共 有 し 共 通 理 解 のもと 食 物 アレルギー 等 に 関 する 最 新 の 知 識 の 習 得 に 努 め 保 護 者 への 正 しい 知 識 の 普 及 を 進 めます ステージⅡ-(3)-4 61

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-4 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために 4-4 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために 現 状 課 題 本 市 では 子 育 て 支 援 ノートブックやホームページなどを 活 用 し 子 育 て 支 援 情 報 が 保 護 者 に 適 切 に 届 くよう 努 めています しかし 情 報 の 収 集 の 仕 方 は 個 人 によって 様 々 であり 保 護 者 一 人 ひとりが 必 要 とする 情 報 を 得 られるよう 工 夫 する 必 要 があります また 近 年 の 社 会 状 況 の 変 化 により 障 害 児 やひとり 親 家 庭 が 増 えているという 現 状 があり 様 々な 支 援 体 制 に 取 り 組 む 必 要 があります さらに 仕 事 と 育 児 の 両 立 のための ワーク ライフ バランス の 推 進 や 子 育 て 世 帯 への 経 済 的 支 援 についても 継 続 して 行 う 必 要 があります 施 策 の 方 針 様 々な 悩 みをもつ 保 護 者 に 対 し 適 切 な 情 報 を 提 供 できるような 支 援 体 制 を 構 築 し 総 合 的 な 子 育 て 支 援 環 境 の 整 備 を 図 り 基 本 理 念 である 笑 顔 があふれ 安 心 して 子 育 てできるまち いせさき の 推 進 に 向 けて 各 施 策 事 業 に 取 り 組 みます また 各 ステージの 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 補 完 や 国 県 と 連 携 し 各 施 策 の 推 進 を 行 います 62

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-4 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために (1) 子 育 て 情 報 の 充 実 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 情 報 提 供 の 拡 充 と 一 元 化 各 種 手 当 や 子 育 て 支 援 制 度 子 育 て 関 連 の 施 設 やイベント 情 報 など 拡 大 する 子 育 て 関 連 情 報 を 収 集 し 一 元 的 に 管 理 提 供 できる 体 制 づくりを 目 指 します また ホームページ 上 での 子 育 て 関 連 情 報 の 提 供 拡 充 を 図 り 子 育 て 関 連 の 公 共 施 設 などで 実 施 する 子 どもに 関 わる 講 座 会 議 大 会 イベント 等 の 情 報 を 一 体 化 するとと もに ネットワーク 化 を 図 り 子 育 て 情 報 を 得 やすい 環 境 を 整 えます 特 に 教 育 保 育 施 設 等 の 情 報 提 供 においては 利 用 者 支 援 事 業 として 展 開 される 子 育 てコンシェルジュ 制 度 の 運 用 を 開 始 し 子 育 て 相 談 の 総 合 支 援 体 制 の 整 備 を 図 り 子 育 て 関 連 施 設 の 有 効 活 用 を 図 ります 2 ネットワークの 構 築 子 育 て 関 連 団 体 や 組 織 のネットワークづくりとして 代 表 者 等 による 連 絡 協 議 会 を 立 ち 上 げ 情 報 交 換 や 協 力 体 制 の 構 築 を 図 ります なお この 協 議 会 には 学 校 や 保 健 福 祉 行 政 も 参 加 し 児 童 虐 待 防 止 ネットワークとの 連 携 も 図 ります 63

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-4 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために (2) 地 域 社 会 の 子 育 て 支 援 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 子 育 て 関 連 団 体 活 動 のネットワーク 構 築 子 育 て 関 連 で 活 動 している 各 種 団 体 間 での 連 絡 体 制 を 構 築 し ネットワーク 化 を 図 り 連 携 したイベントを 開 催 するとともに 開 催 内 容 開 催 日 時 への 配 慮 活 動 の 相 互 協 力 交 流 促 進 を 図 ります 2 仲 間 づくりと 交 流 の 促 進 両 親 学 級 や 公 民 館 活 動 を 契 機 とした 自 主 的 な 子 育 てサークルの 発 足 を 促 すとともに 様 々な 子 育 てを 支 援 する 子 育 て 経 験 者 や 高 齢 者 の 方 などのボランティアの 協 力 を 得 られ るよう 働 きかけを 継 続 し 活 動 場 所 を 提 供 します また 育 児 相 談 や 親 子 遊 びの 指 導 仲 間 づくりを 支 援 する 子 育 てボランティアの 養 成 を 図 り 地 域 における 赤 ちゃんサロン の 開 催 を 促 進 します (3) 子 育 て 支 援 体 制 の 構 築 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 ひとり 親 家 庭 の 支 援 母 子 父 子 自 立 支 援 員 や 民 生 委 員 児 童 委 員 の 相 談 指 導 活 動 により 子 どもの 発 達 段 階 や 家 庭 環 境 に 応 じた 各 種 支 援 策 の 適 切 な 活 用 の 促 進 を 図 ります 2 総 合 的 支 援 体 制 の 確 立 経 済 的 支 援 のみならず 子 育 て 生 活 支 援 や 就 労 支 援 相 談 指 導 体 制 の 充 実 など 総 合 的 な 支 援 体 制 の 確 立 を 目 指 します 64

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-4 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために (4) 障 害 児 支 援 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 障 害 のある 子 どもへの 支 援 発 達 に 不 安 や 心 配 がある 児 童 に 対 する 支 援 として こども 発 達 支 援 センターにおいて 言 語 聴 覚 士 や 臨 床 心 理 士 理 学 療 法 士 などの 有 資 格 者 を 配 置 し 乳 幼 児 から 就 学 就 労 に 至 るまでの 支 援 を 充 実 します また 必 要 に 応 じた 支 援 サービスを 利 用 できるように 療 育 機 関 等 の 情 報 の 提 供 拡 充 を 図 っていきます さらに 学 校 等 においては 園 内 校 内 委 員 会 などの 設 置 特 別 支 援 教 育 コーディネ ーターの 養 成 と 派 遣 などを 総 合 的 に 展 開 し LD( 学 習 障 害 )や ADHD( 注 意 欠 陥 多 動 性 障 害 ) 高 機 能 自 閉 症 などの 子 どもへの 支 援 を 充 実 します 2 障 害 者 理 解 の 促 進 障 害 に 関 する 正 しい 知 識 や 障 害 のある 人 への 対 応 の 仕 方 などを 広 く 周 知 するととも に お 互 いにふれあえる 交 流 機 会 の 創 出 に 努 め 障 害 や 障 害 のある 人 に 対 する 理 解 促 進 を 目 指 します 3 社 会 参 加 促 進 障 害 のある 人 が 住 み 慣 れた 地 域 社 会 の 中 で 自 立 し 社 会 参 加 できるように 手 話 奉 仕 員 などによるコミュニケーション 支 援 声 の 広 報 等 の 発 行 による 情 報 支 援 スポーツ 教 室 など 各 種 事 業 への 参 加 支 援 を 充 実 します 4 障 害 者 施 策 の 総 合 的 推 進 障 害 のある 人 もない 人 も 共 に 暮 らせるまちづくりを 目 指 し 総 合 的 な 施 策 の 展 開 を 図 ります 65

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-4 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために (5) 医 療 機 関 との 連 携 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 医 療 体 制 の 充 実 伊 勢 崎 佐 波 医 師 会 病 院 と 伊 勢 崎 市 民 病 院 との 連 携 により 小 児 救 急 医 療 体 制 や 休 日 夜 間 救 急 医 療 体 制 の 充 実 に 努 めます 2 情 報 提 供 の 拡 充 子 どもの 発 達 段 階 に 沿 った 一 般 的 に 起 こりうる 症 例 と 家 庭 での 対 処 法 や 救 急 医 療 受 け 入 れ 先 などの 情 報 を 提 供 できる 体 制 を 構 築 します (6) 子 どもの 権 利 擁 護 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 児 童 虐 待 防 止 ネットワークの 構 築 保 健 師 や 民 生 委 員 児 童 委 員 保 育 所 幼 稚 園 学 校 家 庭 児 童 相 談 室 児 童 相 談 所 警 察 医 療 機 関 等 による 児 童 虐 待 防 止 ネットワーク の 構 築 を 図 り 児 童 虐 待 の 防 止 と 早 期 発 見 早 期 対 応 に 向 けた 体 制 づくりを 進 めます また 児 童 虐 待 防 止 に 関 係 するスタッフによる ケースワークや 対 処 法 等 の 研 修 拡 充 に 努 めるほか 児 童 虐 待 に 関 する 相 談 や 通 報 窓 口 の 周 知 徹 底 を 図 ります 2 子 どもの 人 権 擁 護 意 識 の 啓 発 子 どもの 権 利 条 約 や 児 童 憲 章 など 子 どもの 人 権 に 関 する 啓 発 を 強 化 し 子 どもの 人 権 擁 護 に 努 めます 3 一 時 避 難 所 の 確 保 児 童 相 談 所 などの 県 機 関 と 連 携 し 被 害 にあった 子 ども 等 の 一 時 避 難 所 の 確 保 を 進 め 一 時 保 護 体 制 の 構 築 を 推 進 します 66

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-4 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために (7) 子 ども 子 育 て 世 帯 への 経 済 的 支 援 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 医 療 費 の 無 料 化 中 学 生 までの 医 療 費 を 無 料 化 することにより 子 育 て 家 庭 に 対 して 経 済 的 な 支 援 を 行 います 2 児 童 手 当 などの 給 付 子 育 て 家 庭 等 における 生 活 の 安 定 に 寄 与 するとともに 児 童 の 福 祉 の 増 進 を 図 るため 手 当 を 支 給 します 3 保 育 所 幼 稚 園 の 保 育 料 の 軽 減 家 庭 の 所 得 状 況 に 応 じて 幼 児 教 育 保 育 に 係 る 保 護 者 負 担 を 軽 減 します 4 多 子 世 帯 への 保 育 料 の 軽 減 多 子 世 帯 の 子 どもの 保 育 所 や 幼 稚 園 などの 保 育 料 等 を 減 免 することにより 多 子 世 帯 の 経 済 的 な 負 担 軽 減 を 図 ります 5 実 費 徴 収 に 係 る 補 足 給 付 を 行 う 事 業 保 護 者 の 世 帯 所 得 の 状 況 等 を 勘 案 して 教 育 保 育 に 必 要 な 費 用 を 援 助 します 6 就 学 援 助 経 済 的 理 由 により 小 学 校 等 に 就 学 させることが 困 難 な 家 庭 に 学 校 教 育 に 必 要 な 費 用 を 援 助 します 67

第 4 章 子 ども 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 4-4 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために 7 妊 婦 健 康 診 査 の 一 部 助 成 妊 婦 家 庭 の 負 担 軽 減 のため 妊 婦 健 康 診 査 にかかる 費 用 の 一 部 助 成 を 行 います 8 妊 婦 歯 科 健 康 診 査 の 助 成 妊 婦 の 健 康 の 保 持 増 進 とおなかの 子 どもの 成 長 を 助 けるため 妊 娠 期 の 歯 科 健 康 診 査 に かかる 負 担 軽 減 を 図 ります 9 不 妊 治 療 への 助 成 不 妊 で 悩 む 夫 婦 の 経 済 的 及 び 精 神 的 負 担 の 軽 減 と 少 子 化 対 策 の 推 進 を 図 るため 不 妊 治 療 に 要 する 費 用 の 一 部 を 助 成 します (8) 子 育 てと 就 労 の 両 立 支 援 (ワーク ライフ バランス) 主 な 実 施 事 業 の 今 後 の 方 向 性 1 各 種 支 援 制 度 等 の 情 報 提 供 の 充 実 男 女 雇 用 機 会 均 等 に 関 する 法 律 や 育 児 介 護 休 業 に 関 する 法 律 短 時 間 労 働 の 雇 用 管 理 改 善 に 関 する 法 律 家 庭 内 労 働 に 関 する 法 律 など 労 働 に 関 する 法 律 について 関 係 機 関 と 連 携 し わかりやすい 解 釈 とともに 企 業 や 労 働 者 双 方 への 周 知 を 図 ります また 再 就 職 セミナーの 開 催 や 各 種 資 格 取 得 制 度 企 業 等 雇 用 者 側 に 対 する 各 種 助 成 制 度 に 関 する 情 報 の 収 集 と 提 供 を 強 化 します 2 男 性 の 子 育 てへの 参 画 の 推 進 男 性 の 子 育 てへの 参 画 の 推 進 を 図 るため 両 親 学 級 等 での 男 性 の 参 加 啓 発 を 継 続 して 行 うなど 伊 勢 崎 市 男 女 共 同 参 画 計 画 に 基 づいた 総 合 的 な 男 女 共 同 参 画 社 会 の 推 進 を 目 指 します 68

第 5 章 4-4 ステージⅣ 各 種 施 策 の 推 進 のために 第 5 章 69

第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-1 ニーズ 量 と 目 標 事 業 量 の 算 出 について 第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-1 ニーズ 量 と 目 標 事 業 量 の 算 出 について (1) 算 出 のためのフロー 子 育 て 家 庭 の 教 育 保 育 事 業 や 子 育 て 支 援 事 業 に 対 する 潜 在 的 なニーズを 探 るため ニーズ 調 査 の 結 果 を 活 用 し 家 庭 類 型 ( 父 親 母 親 の 同 居 状 況 や 就 労 状 況 から 家 庭 の 状 況 を 分 類 したもの)や 年 齢 区 分 別 に ニーズ 量 目 標 事 業 量 を 算 出 していきます この ニーズ 量 は 国 の 利 用 希 望 把 握 調 査 (ニーズ 調 査 ) 集 計 方 法 等 の 作 業 の 手 引 き ( 以 下 手 引 書 )の 中 で 算 出 方 法 が 示 されており 基 本 的 にその 手 引 き に 準 じて 算 出 をしていくこととなっていますが 国 の 方 法 はニーズ 調 査 結 果 から 全 国 一 律 に 算 出 するものであることから ニーズ 量 を 参 考 にしながら 実 態 に 応 じて 各 自 治 体 で 実 際 の 目 標 事 業 量 を 検 討 していくことになります 本 市 においても 子 ども 子 育 て 会 議 をはじめ 庁 内 関 係 部 署 等 との 協 議 を 重 ね 本 市 の 実 態 及 び 将 来 動 態 に 適 した 目 標 事 業 量 を 設 定 しました 図 表 -25 目 標 事 業 量 算 出 の 流 れ ニーズ 調 査 の 実 施 家 庭 類 型 の 分 類 ( 現 状 ) 就 労 希 望 等 から 算 出 家 庭 類 型 の 分 類 ( 潜 在 ) 家 庭 類 型 の 分 類 タイプA:ひとり 親 家 庭 タイプB:フルタイム フルタイム タイプC:フルタイム パートタイム ( 月 120 時 間 以 上 + 下 限 時 間 ~120 時 間 の 一 部 ) タイプC :フルタイム パートタイム ( 月 下 限 時 間 未 満 + 下 限 時 間 ~120 時 間 の 一 部 ) タイプD: 専 業 主 婦 ( 夫 ) タイプE:パートタイム パートタイム ( 双 方 が 月 120 時 間 以 上 + 下 限 時 間 ~120 時 間 の 一 部 ) タイプE :パートタイム パートタイム (いずれかが 下 限 時 間 未 満 + 下 限 時 間 ~120 時 間 の 一 部 ) タイプF: 無 業 無 業 家 庭 類 型 ( 潜 在 ) 別 児 童 (0~11 歳 ) 数 の 算 出 ( 人 口 推 計 ) 教 育 保 育 の 量 の 見 込 みの 算 出 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 量 の 見 込 みの 算 出 整 備 量 の 検 討 確 保 策 の 検 討 整 合 調 整 整 備 量 の 検 討 確 保 策 の 検 討 事 業 計 画 の 確 定 70

第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-2 教 育 保 育 の 提 供 区 域 の 設 定 について 5-2 教 育 保 育 の 提 供 区 域 の 設 定 について 教 育 保 育 提 供 区 域 については 全 市 1 区 域 とします 子 ども 子 育 て 支 援 法 において 各 自 治 体 において 教 育 保 育 提 供 区 域 を 設 定 す ることが 義 務 付 けられています 本 市 では 区 域 の 範 囲 について ニーズ 調 査 及 び 子 ども 子 育 て 会 議 での 審 議 結 果 そして 各 地 域 の 子 ども 人 口 や 資 源 の 状 況 を 踏 まえ 基 本 的 な 教 育 保 育 提 供 区 域 を 下 記 の 1 区 域 と 設 定 しました 本 市 の 教 育 保 育 施 設 の 状 況 71

第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-3 教 育 保 育 の 量 の 見 込 み 及 び 確 保 の 方 策 について 5-3 教 育 保 育 の 量 の 見 込 み 及 び 確 保 の 方 策 について (1) 量 の 見 込 み 国 の 手 引 きに 基 づき 教 育 保 育 の 量 の 見 込 を 算 出 した 後 に 必 要 なか 所 に 補 正 を 行 った 結 果 市 内 に 居 住 する 児 童 の 教 育 保 育 の 量 の 見 込 みは 以 下 の 通 りとなります 図 表 -26 保 育 所 幼 稚 園 利 用 者 推 計 の 推 移 ( 人 ) 実 績 推 計 対 象 平 成 平 成 平 成 平 成 平 成 平 成 年 齢 25 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 30 年 度 31 年 度 保 育 所 利 用 者 0~5 歳 6,060 5,568 5,466 5,321 5,238 5,117 13 号 認 定 0 歳 538 419 409 403 396 390 1 2 歳 1,845 1,930 1,871 1,816 1,780 1,752 32 号 認 定 3 歳 以 上 3,677 3,219 3,186 3,102 3,062 2,975 幼 稚 園 利 用 者 3 歳 以 上 1,421 2,285 2,262 2,201 2,173 2,111 11 号 認 定 3 歳 以 上 - 985 975 949 937 910 22 号 認 定 3 歳 以 上 - 1,300 1,287 1,252 1,236 1,201 合 計 7,481 7,853 7,728 7,522 7,411 7,228 72

第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-3 教 育 保 育 の 量 の 見 込 み 及 び 確 保 の 方 策 について (2) 確 保 の 方 策 量 の 見 込 みに 対 する 本 市 の 確 保 の 方 策 は 次 のとおりとなります 図 表 -27 量 の 見 込 みと 確 保 の 方 策 の 推 移 ( 人 ) 平 成 25 年 度 実 績 平 成 27 年 度 幼 稚 園 保 育 所 1 号 認 定 2 号 認 定 3 号 認 定 3~5 歳 学 校 教 育 のみ 3~5 歳 保 育 の 必 要 性 あり 0 歳 保 育 の 必 要 性 あり 1~2 歳 保 育 の 必 要 性 あり 3~5 歳 学 校 教 育 のみ 幼 児 期 の 教 育 ニーズ が 高 い 3~5 歳 保 育 の 必 要 性 あり 0 歳 保 育 の 必 要 性 あり 1~2 歳 保 育 の 必 要 性 あり 1 量 の 見 込 み( 補 正 後 ) - - - - 985 1,300 3,219 419 1,930 2 確 保 の 内 容 教 育 保 育 施 設 確 認 を 受 けない 教 育 保 育 施 設 1,421 3,677 538 1,845 915 3,104 458 1,889 地 域 型 保 育 事 業 - - - - - - 1,325 2-1( 不 足 している 定 員 ) - - - - 45 115 39 41 平 成 28 年 度 平 成 29 年 度 1 号 認 定 2 号 認 定 3 号 認 定 1 号 認 定 2 号 認 定 3 号 認 定 3~5 歳 学 校 教 育 のみ 幼 児 期 の 教 育 ニーズ が 高 い 3~5 歳 保 育 の 必 要 性 あり 0 歳 保 育 の 必 要 性 あり 1~2 歳 保 育 の 必 要 性 あり 3~5 歳 学 校 教 育 のみ 幼 児 期 の 教 育 ニーズ が 高 い 3~5 歳 保 育 の 必 要 性 あり 0 歳 保 育 の 必 要 性 あり 1~2 歳 保 育 の 必 要 性 あり 1 量 の 見 込 み( 補 正 後 ) 975 1,287 3,186 409 1,871 949 1,252 3,102 403 1,816 2 確 保 の 内 容 教 育 保 育 施 設 915 3,104 458 1,889 915 3,104 458 1,889 確 認 を 受 けない 教 育 保 育 施 設 1,325 1,325 地 域 型 保 育 事 業 - - - - 2-1( 不 足 している 定 員 ) 22 82 49 18 39 2 55 73 平 30 年 度 平 成 31 年 度 1 号 認 定 2 号 認 定 3 号 認 定 1 号 認 定 2 号 認 定 3 号 認 定 3~5 歳 学 校 教 育 のみ 幼 児 期 の 教 育 ニーズ が 高 い 3~5 歳 保 育 の 必 要 性 あり 0 歳 保 育 の 必 要 性 あり 1~2 歳 保 育 の 必 要 性 あり 3~5 歳 学 校 教 育 のみ 幼 児 期 の 教 育 ニーズ が 高 い 3~5 歳 保 育 の 必 要 性 あり 0 歳 保 育 の 必 要 性 あり 1~2 歳 保 育 の 必 要 性 あり 1 量 の 見 込 み( 補 正 後 ) 937 1,236 3,062 396 1,780 910 1,201 2,975 390 1,752 2 確 保 の 内 容 教 育 保 育 施 設 915 3,104 458 1,889 915 3,104 458 1,889 確 認 を 受 けない 教 育 保 育 施 設 1,325 1,325 地 域 型 保 育 事 業 - - - - 2-1( 不 足 している 定 員 ) 67 42 62 109 129 129 68 137 73

第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-4 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 について 5-4 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 について (1) 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 量 の 見 込 みと 確 保 の 方 策 手 引 書 に 基 づき 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 見 込 を 算 出 した 後 に 必 要 なか 所 に 補 正 を 行 った 結 果 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 量 の 見 込 みは 以 下 のとおりとな ります なお 各 事 業 の 概 要 及 び 確 保 の 方 策 については ステージごとの 事 業 体 系 に 盛 り 込 ん でいます 図 表 -28 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 績 と 量 の 見 込 みの 推 移 一 覧 利 用 者 支 援 事 業 ( 子 育 てコンシェルジュ) 実 績 推 計 単 位 平 成 25 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 平 成 29 年 度 平 成 30 年 度 平 成 31 年 度 か 所 なし 1 1 1 1 1 地 域 子 育 て 支 援 拠 点 事 業 人 回 / 年 9,618 9,107 8,843 8,631 8,469 8,337 妊 婦 健 康 診 査 1,956 1,744 1,720 1,689 1,664 1,656 乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 人 / 年 1,824 1,790 1,744 1,720 1,689 1,664 養 育 支 援 訪 問 事 業 235 231 225 222 218 214 子 育 て 短 期 支 援 事 業 人 日 / 年 なし 10 10 9 9 9 ファミリー サポート センター 事 業 高 学 年 49 48 48 47 46 人 日 / 月 月 151 回 低 学 年 132 130 128 127 124 一 時 預 かり 事 業 幼 稚 園 による 預 かり 保 育 保 育 所 等 による 一 時 預 かり 人 日 / 年 36,448 39,458 39,028 37,999 37,563 36,456 (H24) 4,949 6,145 6,026 5,874 5,781 5,652 延 長 保 育 事 業 人 / 月 1,998 1,136 1,114 1,086 1,069 1,045 病 児 病 後 児 保 育 事 業 人 日 / 年 1,926 1,829 1,793 1,748 1,720 1,682 放 課 後 児 童 クラブ ( 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 ) 低 学 年 1,757 1,854 1,870 1,857 1,804 1,784 人 / 月 高 学 年 438 518 536 559 565 562 74

第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-4 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 について (2) 確 保 の 方 策 量 の 見 込 みに 対 する 本 市 の 確 保 の 方 策 は 次 のとおりとなります 図 表 -29 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 量 の 見 込 みと 確 保 の 方 策 の 推 移 一 覧 事 業 項 目 算 出 項 目 単 位 見 込 み 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 平 成 29 年 度 平 成 30 年 度 平 成 31 年 度 1 利 用 者 支 援 事 業 ( 子 育 てコンシェルジュ) 1 量 の 見 込 み (か 所 ) 1 1 1 1 1 2 確 保 の 内 容 (か 所 ) 1 1 1 1 1 過 不 足 (2-1) (か 所 ) - - - - - 1 量 の 見 込 み ( 人 / 年 ) 9,107 8,843 8,631 8,469 8,337 2 地 域 子 育 て 支 援 拠 点 事 業 2 確 保 の 内 容 ( 人 / 年 ) 13,000 13,000 13,000 13,000 13,000 過 不 足 (2-1) ( 人 / 年 ) 3,893 4,157 4,369 4,531 4,663 実 施 場 所 等 (か 所 ) 6 6 6 6 6 1 量 の 見 込 み ( 人 / 年 ) 1,744 1,720 1,689 1,664 1,656 ( 回 / 年 ) 24,416 24,080 23,646 23,296 23,184 3 妊 婦 健 康 診 査 2 確 保 の 内 容 - 実 施 場 所 : 委 託 先 医 療 機 関 実 施 体 制 : 妊 婦 健 康 診 査 受 診 券 を 14 枚 交 付 し 妊 娠 週 数 に 合 わせて 受 診 してもらう 検 査 項 目 :17 項 目 過 不 足 (2-1) - - - - - - 1 量 の 見 込 み ( 件 / 年 ) 1,790 1,744 1,720 1,689 1,664 4 乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 2 確 保 の 内 容 - 実 施 体 制 : 市 と 下 記 協 議 会 の 委 託 契 約 による 訪 問 実 施 機 関 : 市 委 託 団 体 等 : 健 康 推 進 員 協 議 会 過 不 足 (2-1) - - - - - - 5 養 育 支 援 訪 問 事 業 1 量 の 見 込 み ( 件 / 年 ) 231 225 222 218 214 2 確 保 の 内 容 - 実 施 体 制 : 直 営 ( 保 健 師 ) 及 び 委 託 ( 助 産 師 )により 訪 問 を 行 う 実 施 機 関 : 市 委 託 団 体 等 : 群 馬 県 助 産 師 会 過 不 足 (2-1) - - - - - - 1 量 の 見 込 み ( 人 / 年 ) 10 10 9 9 9 6 子 育 て 短 期 支 援 事 業 2 確 保 の 内 容 - 委 託 委 託 委 託 委 託 委 託 過 不 足 (2-1) - - - - - - 1 量 の 見 込 み ( 件 / 年 ) 2,172 2,136 2,112 2,088 2,040 7 ファミリー サポート センター 事 業 2 確 保 の 内 容 ( 件 / 年 ) 5,328 5,328 5,328 5,328 5,328 過 不 足 (2-1) ( 件 / 年 ) 3,156 3,192 3,216 3,240 3,288 75

第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-4 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 について 事 業 項 目 算 出 項 目 単 位 見 込 み 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 平 成 29 年 度 平 成 30 年 度 平 成 31 年 度 1 量 の 見 込 み ( 人 / 年 ) 39,458 39,028 37,999 37,563 36,456 幼 稚 園 におけ る 預 かり 保 育 2 確 保 の 内 容 ( 人 / 年 ) 48,480 48,480 48,480 48,480 48,480 過 不 足 (2-1) ( 人 / 年 ) 9,022 9,452 10,481 10,917 12,024 8 一 時 預 かり 事 業 実 施 場 所 等 (か 所 ) 16 16 16 16 16 1 量 の 見 込 み ( 人 / 年 ) 6,145 6,026 5,874 5,781 5,652 保 育 所 等 によ る 一 時 預 かり 2 確 保 の 内 容 ( 人 / 年 ) 19,584 19,584 19,584 19,584 19,584 過 不 足 (2-1) ( 人 / 年 ) 13,439 13,558 13,710 13,803 13,932 実 施 場 所 等 (か 所 ) 28 28 28 28 28 1 量 の 見 込 み ( 人 / 年 ) 1,136 1,114 1,086 1,069 1,045 9 延 長 保 育 事 業 2 確 保 の 内 容 ( 人 / 年 ) 2,000 2,000 2,000 2,000 2,000 過 不 足 (2-1) ( 人 / 年 ) 864 886 914 931 955 実 施 場 所 等 (か 所 ) 43 43 43 43 43 1 量 の 見 込 み ( 人 / 年 ) 1,829 1,793 1,748 1,720 1,682 10 病 児 病 後 児 保 育 事 業 2 確 保 の 内 容 ( 人 / 年 ) 3,360 3,360 3,360 3,360 3,360 過 不 足 (2-1) ( 人 / 年 ) 1,531 1,567 1,612 1,640 1,678 11 12 13 放 課 後 児 童 クラブ ( 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 ) 実 費 徴 収 に 係 る 補 足 給 付 を 行 う 事 業 多 様 な 主 体 が 本 制 度 に 参 入 する ことを 促 進 するための 事 業 実 施 場 所 等 (か 所 ) 7 7 7 7 7 1 量 の 見 込 み ( 人 / 月 ) 2,372 2,406 2,416 2,369 2,346 2 確 保 の 内 容 ( 人 / 月 ) 2,962 2,962 2,962 2,962 2,962 過 不 足 (2-1) ( 人 / 月 ) 590 556 546 593 616 実 施 場 所 等 (か 所 ) 53 53 53 53 53 確 保 の 内 容 - 実 施 の 検 討 確 保 の 内 容 - 実 施 の 検 討 76

第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-5 教 育 保 育 の 一 体 的 提 供 及 び 推 進 に 関 する 体 制 の 確 保 5-5 教 育 保 育 の 一 体 的 提 供 及 び 推 進 に 関 する 体 制 の 確 保 (1) 本 市 における 認 定 こども 園 の 普 及 に 係 る 考 え 方 について 保 育 と 教 育 は 一 体 性 連 続 性 を 有 するものであり 幼 児 期 は 子 どもの 成 長 過 程 に おいて 最 も 重 要 な 時 期 であります また 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 理 念 は 全 てのこどもの 最 善 の 利 益 を 実 現 し 質 の 高 い 学 校 教 育 保 育 の 提 供 を 行 う ことであり 全 ての 子 どもが 健 やかに 成 長 する よう 支 援 するものであって その 支 援 は 良 質 かつ 適 切 なものでなければならないとされ ています これまで 本 市 の 幼 児 教 育 保 育 において 幼 稚 園 及 び 保 育 所 が 果 たしてきた 役 割 は とても 大 きいものであり 今 後 も 本 市 の 子 どもたちの 健 やかな 成 長 を 支 える 上 で 極 め て 重 要 な 役 割 を 担 っています このことから 既 存 の 私 立 幼 稚 園 や 私 立 保 育 園 が 認 定 こども 園 への 移 行 を 希 望 する 場 合 には 認 定 こども 園 が 幼 稚 園 と 保 育 所 の 両 方 の 機 能 を 併 せ 持 ち 保 護 者 の 就 労 状 況 に よるニーズの 変 化 などに 対 応 できる 施 設 であることから 設 置 者 の 意 向 を 尊 重 し 適 切 に 普 及 促 進 を 図 ります また 公 立 の 施 設 については 地 域 の 状 況 施 設 整 備 の 状 況 を 十 分 考 慮 し 公 立 施 設 の 適 正 配 置 を 図 っていきます (2) 合 同 研 修 に 対 する 本 市 における 必 要 な 支 援 の 方 策 について 公 立 幼 稚 園 私 立 幼 稚 園 公 立 保 育 所 及 び 私 立 保 育 園 の 教 諭 等 が 幼 児 教 育 保 育 に 関 する 課 題 やその 解 決 について 情 報 交 換 を 行 います さらに 望 ましい 教 育 や 保 育 子 育 て 支 援 の 在 り 方 等 についての 理 解 を 深 めるとともに 子 育 て 支 援 に 携 わる 者 とし ての 資 質 及 び 指 導 力 の 向 上 を 図 るための 研 修 の 充 実 に 努 めます 77

第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-5 教 育 保 育 の 一 体 的 提 供 及 び 推 進 に 関 する 体 制 の 確 保 (3) 幼 児 期 の 学 校 教 育 保 育 地 域 の 子 育 て 支 援 の 役 割 及 びその 推 進 方 策 各 施 設 が 特 色 ある 教 育 保 育 に 取 り 組 みつつ 幼 児 期 の 教 育 保 育 の 役 割 として 子 どもが 自 分 なりのイメージをもって 主 体 的 に 活 動 できるよう 子 どもの 思 いに 共 感 し 挑 戦 しようとする 姿 を 励 ますなどの 発 達 の 段 階 に 応 じた 援 助 を 行 います また 遊 びをとおして 気 づいたり 工 夫 したり 考 えたりするといった 学 びの 芽 生 えを 育 むなどの 質 の 高 い 教 育 保 育 に 努 めます 保 護 者 が 子 育 ての 楽 しさや 意 義 幼 児 教 育 の 重 要 性 を 学 んだり 子 育 ての 悩 みについ て 相 談 したりできるよう 適 切 なアドバイスや 保 護 者 の 交 流 の 場 を 設 けたり 預 かり 保 育 などによる 保 護 者 への 子 育 て 支 援 に 努 めます 在 宅 で 子 育 てをする 家 庭 にも 子 育 て 支 援 が 適 切 に 受 けられるよう 利 用 者 支 援 事 業 や 様 々な 相 談 業 務 を 充 実 させることに 努 めます (4) 保 幼 小 連 携 の 取 組 の 推 進 近 年 子 どもの 育 ちが 大 きく 変 化 し 基 本 的 な 生 活 習 慣 の 欠 如 やコミュニケーション 能 力 の 不 足 などが 指 摘 されています 幼 稚 園 保 育 所 では 様 々な 人 との 交 流 や 体 験 活 動 を 重 視 した 教 育 保 育 の 充 実 を 図 り 小 学 校 以 降 の 生 活 や 学 習 の 基 盤 となる 力 を 育 てることに 努 めます 幼 児 の 生 活 の 連 続 性 及 び 発 達 や 学 びの 連 続 性 を 踏 まえた 幼 児 教 育 の 充 実 を 図 るために は 小 学 校 就 学 前 の 子 どもの 育 ちを 幼 稚 園 と 保 育 所 とで 区 別 することなく 保 障 してい く 必 要 があります このことから 保 幼 小 連 携 体 制 の 構 築 の 検 討 として 基 本 的 生 活 習 慣 の 指 導 方 針 の 共 有 その 時 期 に 育 てたい 力 の 共 有 家 庭 や 地 域 社 会 と 連 携 して 総 合 的 に 幼 児 教 育 保 育 を 行 います 小 学 校 との 連 携 や 小 1 プロブレムへの 対 応 として 子 どもの 生 活 や 発 達 の 連 続 性 を 踏 まえた 教 育 保 育 の 内 容 や 工 夫 を 図 るとともに 職 員 の 交 流 情 報 共 有 や 相 互 理 解 な ど 小 学 校 との 積 極 的 な 連 携 を 図 るよう 努 めます 78

第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-6 指 針 に 基 づく 任 意 記 載 事 項 に 係 る 事 業 5-6 指 針 に 基 づく 任 意 記 載 事 項 に 係 る 事 業 (1) 産 後 及 び 育 児 休 業 後 における 特 定 教 育 保 育 施 設 等 の 円 滑 な 利 用 の 確 保 保 護 者 の 産 休 及 び 育 休 明 け 復 帰 に 伴 い 年 度 の 途 中 に 保 育 所 等 へ 子 どもの 入 所 を 望 む 保 護 者 の 希 望 に 添 えるよう 施 設 の 受 け 入 れ 態 勢 確 保 の 協 力 の 基 に 母 親 の 職 場 復 帰 のバックアップを 行 い 仕 事 と 子 育 ての 両 立 ができるよう 支 援 していきます また 0 歳 児 の 子 どもの 保 護 者 が 保 育 所 等 への 入 所 時 期 を 考 慮 して 育 児 休 業 の 取 得 をためらったり 途 中 で 切 り 上 げたりしないで 育 児 休 業 期 間 満 了 時 ( 原 則 1 歳 到 達 時 ) から 保 育 所 等 への 利 用 を 希 望 する 保 護 者 は 1 歳 から 質 の 高 い 保 育 を 利 用 できるよう 窓 口 等 において 制 度 の 周 知 案 内 を 行 い 施 設 の 協 力 を 得 ながら 受 け 入 れ 態 勢 確 保 と 保 護 者 へのサポートを 行 います (2) 専 門 的 な 知 識 及 び 技 術 を 要 する 支 援 に 関 する 都 道 府 県 が 行 う 施 策 との 連 携 児 童 相 談 所 などの 県 機 関 と 連 携 し 児 童 虐 待 防 止 に 努 め 被 害 にあった 子 ども 等 の 一 時 避 難 所 の 確 保 を 進 め 一 時 保 護 体 制 の 構 築 を 推 進 します また 県 と 協 力 し ひ とり 親 家 庭 の 自 立 支 援 の 推 進 を 行 い 子 ども 発 達 支 援 センターの 利 用 促 進 など 障 害 児 や 特 別 な 支 援 が 必 要 な 子 どもへの 支 援 施 策 の 充 実 に 努 めます (3) 職 業 生 活 と 家 庭 生 活 との 両 立 のために 必 要 な 雇 用 環 境 の 整 備 企 業 や 労 働 者 に 対 して 男 女 雇 用 機 会 均 等 に 関 する 法 律 や 育 児 介 護 休 業 に 関 する 法 律 などの 労 働 に 関 する 法 律 の 周 知 を 行 い 子 どもの 健 やかな 成 長 につなげていける よう ワーク ライフ バランスの 推 進 など その 重 要 性 について 国 県 と 協 力 して 情 報 提 供 を 行 います 79

第 5 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 の 実 施 5-6 指 針 に 基 づく 任 意 記 載 事 項 に 係 る 事 業 80

第 6 章 5-6 指 針 に 基 づく 任 意 記 載 事 項 に 係 る 事 業 第 6 章 81

第 6 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 に 係 るその 他 計 画 6-1 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 との 整 合 について 第 6 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 に 係 るその 他 計 画 6-1 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 との 整 合 について (1) 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 と 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 平 成 15 年 に 制 定 された 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 基 づいて 平 成 21 年 度 に 策 定 した 伊 勢 崎 市 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 ( 後 期 計 画 ) は 平 成 22 年 度 から 平 成 26 年 度 までの 行 動 計 画 となっていました 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 は 平 成 27 年 3 月 までの 時 限 立 法 でしたが 一 般 事 業 主 行 動 計 画 の 更 なる 推 進 という 観 点 から 平 成 37 年 3 月 まで 10 年 間 延 長 することとな りましたが 同 法 で 定 める 市 町 村 行 動 計 画 については 策 定 は 任 意 となり 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 と 一 体 的 に 策 定 することも 可 能 とされました また 国 において 平 成 26 年 7 月 に 放 課 後 子 ども 総 合 プラン が 策 定 され これに 基 づく 取 組 等 については 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 定 める 行 動 計 画 策 定 指 針 に 記 載 さ れました そこで 本 市 では 本 計 画 の 策 定 に 当 たっては 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 の 内 容 を 本 計 画 に 盛 り 込 み 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 基 づく 市 町 村 行 動 計 画 として 位 置 付 けて 一 体 的 に 策 定 することとしました 計 画 の 整 合 イメージ 図 平 成 15 年 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 行 動 計 画 の 策 定 ( 平 成 27 年 3 月 末 までの 時 限 立 法 ) 10 年 間 の 延 長 措 置 ( 平 成 37 年 3 月 末 まで) 延 長 措 置 に 伴 い 策 定 が 任 意 子 ども 子 育 て 支 援 法 ( 同 計 画 )との 整 合 策 定 指 針 に 放 課 後 子 ども 総 合 プラン 平 成 24 年 子 ども 子 育 て 関 連 3 法 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 を 内 包 し 一 体 的 な 策 定 が 可 能 本 市 の 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 は 放 課 後 子 ども 総 合 プラン の 位 置 付 け を 含 む 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 を 継 承 し 策 定 する 82

第 6 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 に 係 るその 他 計 画 6-1 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 との 整 合 について (2) 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 の 実 績 について 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 で 推 進 していた 事 業 については 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 に 引 き 継 がれており 第 4 章 及 び 第 5 章 に 内 包 されています なお 平 成 22 年 度 から 平 成 26 年 度 までの 行 動 計 画 である 伊 勢 崎 市 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 ( 後 期 計 画 )の 事 業 実 績 については 下 表 のとおりです 図 表 -30 1 2 3 4 5 6 7 通 常 保 育 事 業 83 平 成 20 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 事 業 内 容 現 状 実 績 目 標 保 護 者 の 労 働 又 は 疾 病 等 により 家 庭 において 当 該 児 童 を 保 育 することができないと 認 められる 場 合 に 保 護 者 に 代 わ り 保 育 所 での 保 護 を 実 施 する 特 定 保 育 事 業 保 護 者 がパート 勤 務 や 短 時 間 勤 務 の 場 合 など 保 育 所 にお いて 就 学 前 児 童 に 対 して 週 2 3 日 程 度 又 は 午 前 か 午 後 の みなど 必 要 な 時 において 保 育 を 行 う 延 長 保 育 事 業 保 護 者 の 就 労 形 態 の 多 様 化 に 対 応 するため 通 常 の 開 所 時 間 (11 時 間 )を 超 えて 保 育 を 行 う 夜 間 保 育 事 業 保 護 者 の 就 労 形 態 の 多 様 化 に 対 応 するため 保 育 所 におい て( 概 ね 午 後 10 時 まで) 夜 間 保 育 を 行 う トワイライトステイ 事 業 保 護 者 が 病 気 その 他 の 理 由 で 児 童 の 養 育 が 一 時 的 に 困 難 となった 場 合 に 児 童 養 護 施 設 等 において 一 時 的 に 預 かる 休 日 保 育 事 業 日 曜 祝 日 などの 休 日 の 保 育 ニーズに 対 応 するため 保 育 所 において 休 日 保 育 を 行 う 病 児 病 後 児 保 育 事 業 病 後 児 対 応 型 体 調 不 良 児 対 応 型 児 童 が 疾 病 の 回 復 期 であり かつ 集 団 保 育 が 困 難 な 期 間 において 当 該 児 童 を 病 院 診 療 所 保 育 所 等 に 設 置 された 専 用 スペースで 一 時 的 に 保 育 するもの 児 童 が 保 育 中 に 微 熱 を 出 すなど 体 調 不 良 となっ た 場 合 保 育 所 において 緊 急 的 な 対 応 を 図 る 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 8 保 護 者 が 労 働 等 により 放 課 後 の 家 庭 が 常 時 留 守 になってい る 児 童 について 放 課 後 児 童 クラブでの 保 育 を 行 う 地 域 子 育 て 支 援 拠 点 事 業 9 子 育 て 不 安 に 対 する 相 談 指 導 や 子 育 てサークルへの 支 援 等 地 域 の 子 育 て 家 庭 に 対 する 児 童 支 援 を 行 う 一 時 預 かり 事 業 10 専 業 主 婦 が 育 児 疲 れや 急 病 の 場 合 などに 保 育 所 などにお いて 一 時 的 な 保 育 を 行 う ショートステイ 事 業 11 保 護 者 が 病 気 になった 場 合 などに 児 童 養 護 施 設 等 において 一 時 的 に 児 童 を 短 期 間 (7 日 以 内 ) 預 かる 12 ファミリー サポート センター 事 業 育 児 等 の 援 助 を 受 けたい 人 と 行 いたい 人 を 会 員 とする 組 織 により 保 育 所 等 への 送 迎 一 時 的 な 預 かりなど 育 児 につい ての 助 け 合 いを 行 う 目 標 達 成 度 5,085 人 5,300 人 5,455 人 97% - - - - 42 か 所 42 か 所 45 か 所 93% 0 か 所 1 か 所 1 か 所 100% 0 か 所 0 か 所 1 か 所 0% 3 か 所 2 か 所 3 か 所 67% 1 か 所 7 か 所 1 か 所 700% 5 か 所 7 か 所 6 か 所 116% 28 か 所 46 か 所 46 か 所 100% 6 か 所 6 か 所 8 か 所 75% 自 主 事 業 含 む 33 か 所 自 主 事 業 含 む 41 か 所 自 主 事 業 含 む 34 か 所 120% 0 か 所 0 か 所 1 か 所 0% 1 か 所 1 か 所 1 か 所 100%

第 6 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 に 係 るその 他 計 画 6-2 放 課 後 子 ども 総 合 プラン に 関 するもの 6-2 放 課 後 子 ども 総 合 プラン に 関 するもの (1) 国 が 進 める 放 課 後 子 ども 総 合 プラン の 趣 旨 目 的 国 は 少 子 高 齢 化 が 進 む 中 日 本 経 済 の 成 長 を 持 続 していくために 女 性 の 力 を 最 大 限 発 揮 し 女 性 が 輝 く 社 会 を 実 現 するため 安 全 で 安 心 して 児 童 を 預 けることがで きる 環 境 を 整 備 する 待 機 児 童 解 消 加 速 化 プラン に 取 り 組 んでいます しかし 現 状 では 保 育 所 等 を 利 用 する 共 働 き 家 庭 等 においては 子 どもが 小 学 校 に 進 学 する 際 預 けられる 時 間 が 短 くなることにより その 安 全 安 心 な 放 課 後 等 の 居 場 所 の 確 保 という 課 題 いわゆる 小 1 の 壁 に 直 面 する 家 庭 があります 子 どもについては 家 に 一 人 で 過 ごす 時 間 が 増 え 安 全 面 や 精 神 面 での 影 響 が 懸 念 さ れており 両 親 ( 特 に 母 親 )についても 子 どもの 小 学 校 入 学 を 機 に 働 き 方 の 変 更 を 迫 られるケースが 多 く 見 られます そのため 安 全 安 心 な 放 課 後 等 の 居 場 所 の 確 保 については 全 国 的 に 早 急 な 整 備 が 求 められており 国 において 放 課 後 児 童 が 安 全 安 心 に 過 ごすことができ 多 様 な 体 験 活 動 を 行 うことができる 環 境 の 整 備 を 目 的 とした 放 課 後 子 ども 総 合 プラン が 平 成 26 年 7 月 に 策 定 されました 地 方 自 治 体 においても このプランに 基 づいて 一 体 型 を 中 心 とした 放 課 後 児 童 クラ ブ 及 び 放 課 後 子 ども 教 室 の 計 画 的 な 整 備 等 を 進 めることが 求 められています 放 課 後 子 ども 総 合 プラン イメージ 図 放 課 後 子 ども 教 室 と 放 課 後 児 童 クラブを 一 体 的 に 又 は 連 携 して 実 施 平 成 19 年 平 成 25 年 には 約 89 万 人 (21,482 か 所 )が 利 用 し 増 加 傾 向 にある 放 課 後 子 ども 放 課 後 児 童 クラブを 希 望 しても 利 用 できなかった 児 童 が 存 在 プラン 保 育 所 と 比 べると 開 所 時 間 が 短 い 就 学 児 童 の 放 課 後 の 安 心 安 全 な 居 場 所 の 整 備 を 進 め 子 どもが 小 学 校 に 入 学 するとこれまで 勤 めてきた 仕 事 を 辞 めざるを 得 ない 状 況 (いわゆる 小 1の 壁 )を 打 破 する 必 要 がある また 次 代 を 担 う 人 材 の 育 成 の 観 点 から 放 課 後 における 多 様 な 体 験 活 動 の 機 会 の 拡 大 が 重 要 であり 共 働 き 家 庭 などの 児 童 に 限 らず 全 ての 児 童 が 多 様 な 体 験 活 動 を 行 うことができるようにする 必 要 がある 小 1の 壁 を 打 破 するため 共 働 き 家 庭 等 の 児 童 にとって 安 心 安 全 な 居 場 所 を 確 保 次 代 を 担 う 人 材 の 育 成 のため 全 ての 児 童 が 多 様 な 体 験 活 動 を 行 うことができる 環 境 を 整 備 平 成 27 年 放 課 後 子 ども 総 合 プラン 放 課 後 児 童 クラブ( 厚 生 労 働 省 )の 拡 充 放 課 後 子 ども 教 室 ( 文 部 科 学 省 )の 拡 充 一 体 型 の 放 課 後 児 童 クラブ 放 課 後 子 ども 教 室 の 推 進 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 の 市 町 村 行 動 計 画 に 基 づき 推 進 84 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 に 放 課 後 子 ども 総 合 プラン を 位 置 付 ける

第 6 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 に 係 るその 他 計 画 6-2 放 課 後 子 ども 総 合 プラン に 関 するもの (2) 国 全 体 の 目 標 文 部 科 学 省 と 厚 生 労 働 省 が 協 力 し 一 体 型 を 中 心 とした 放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業 ( 放 課 後 児 童 クラブ) 及 び 地 域 住 民 等 の 参 画 を 得 て 放 課 後 等 に 全 ての 児 童 を 対 象 とした 学 習 や 体 験 交 流 活 動 等 を 行 う 事 業 ( 放 課 後 子 ども 教 室 )の 計 画 的 な 整 備 を 進 めます 平 成 31 年 度 末 までに 以 下 を 実 施 することを 目 指 す 放 課 後 児 童 クラブについて 約 30 万 人 分 を 新 たに 整 備 全 小 学 校 区 ( 約 2 万 か 所 )で 放 課 後 児 童 クラブと 放 課 後 子 ども 教 室 を 一 体 的 に 又 は 連 携 して 実 施 し うち 1 万 か 所 以 上 を 一 体 型 で 実 施 新 たに 開 設 する 放 課 後 児 童 クラブの 約 80%を 小 学 校 内 で 実 施 することを 目 指 す (3) 放 課 後 子 ども 総 合 プランの 行 動 計 画 について 本 市 においては 放 課 後 子 ども 教 室 は 平 成 26 年 度 において 1 か 所 で 実 施 しているの みであることから 今 後 は さらに 放 課 後 子 ども 教 室 の 拡 大 充 実 を 図 ります 国 の 放 課 後 子 ども 総 合 プランに 基 づく 行 動 計 画 については 次 のとおりです 1 平 成 31 年 度 に 達 成 されるべき 目 標 事 業 量 について 項 目 実 績 目 標 事 業 量 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 平 成 29 年 度 平 成 30 年 度 平 成 31 年 度 放 課 後 児 童 クラブ の 設 置 数 ( 再 掲 ) 48 53 53 53 53 53 放 課 後 子 ども 教 室 の 整 備 計 画 1 平 成 31 年 度 までに 全 小 学 校 区 の 30% 以 上 の 小 学 校 で 放 課 後 子 ども 教 室 を 実 施 することを 目 標 とし 取 り 組 みます 目 標 達 成 に 向 け 希 望 する 学 校 区 を 調 査 把 握 し 実 施 に 向 けて 計 画 的 な 整 備 を 推 進 します 一 体 型 の 放 課 後 児 童 クラブ 及 び 放 課 後 子 ども 教 室 0 平 成 31 年 度 までに 5 か 所 以 上 を 整 備 することを 目 標 とし 取 り 組 みます 85

第 6 章 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 に 係 るその 他 計 画 6-2 放 課 後 子 ども 総 合 プラン に 関 するもの 2 放 課 後 児 童 クラブ 及 び 放 課 後 子 ども 教 室 の 一 体 的 な 又 は 連 携 による 実 施 に 関 する 具 体 的 な 方 策 放 課 後 子 ども 教 室 のコーディネーターが 放 課 後 児 童 クラブの 支 援 員 と 緊 密 に 連 携 し プログラムの 内 容 実 施 日 等 についても 相 互 で 検 討 して 実 施 します 3 小 学 校 の 校 舎 等 の 放 課 後 児 童 クラブ 及 び 放 課 後 子 ども 教 室 への 活 用 に 関 する 具 体 的 な 方 策 事 業 の 実 施 主 体 である 教 育 委 員 会 と 福 祉 部 局 の 担 当 者 が 連 携 して 各 小 学 校 を 訪 問 し 学 校 関 係 者 と 話 し 合 う 機 会 を 持 ち 放 課 後 子 ども 総 合 プランの 必 要 性 意 義 等 について 説 明 を 行 い 理 解 を 促 します 放 課 後 子 ども 教 室 を 継 続 して 実 施 できるよう 特 別 教 室 体 育 館 校 庭 及 び 図 書 室 等 の 一 時 利 用 を 促 進 します 4 放 課 後 児 童 クラブ 及 び 放 課 後 子 ども 教 室 の 実 施 に 係 る 教 育 委 員 会 と 福 祉 部 局 の 具 体 的 な 連 携 に 関 する 方 策 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 計 画 及 び 放 課 後 子 ども 総 合 プランの 取 組 内 容 を 踏 まえ 放 課 後 児 童 クラブと 放 課 後 子 ども 教 室 は 緊 密 な 連 携 を 取 る 必 要 があることから 総 合 教 育 会 議 などを 活 用 して 協 議 を 行 い 総 合 的 な 放 課 後 対 策 に 取 り 組 みます 5 地 域 の 実 情 に 応 じた 放 課 後 児 童 クラブの 開 所 時 間 の 延 長 に 係 る 取 組 本 市 において 午 後 6 時 30 分 以 降 も 開 所 している 放 課 後 児 童 クラブは 平 成 26 年 度 において 48 クラブのうち 43 クラブであり 地 域 の 実 情 に 応 じて 殆 どのク ラブが 開 所 時 間 の 延 長 を 行 っています 就 労 者 支 援 の 観 点 から 引 き 続 き 各 クラブの 協 力 を 得 ながら 開 所 時 間 延 長 の 促 進 に 取 り 組 んでいきます 86

第 7 章 第 7 章 87

第 7 章 推 進 体 制 7-1 計 画 の 推 進 に 向 けて 第 7 章 推 進 体 制 7-1 計 画 の 推 進 に 向 けて (1) 計 画 の 進 行 管 理 本 計 画 の 推 進 に 向 けて 各 事 業 が 円 滑 に 実 施 されるよう 計 画 の 進 捗 状 況 について 把 握 し 年 度 ごとの 実 施 状 況 及 び 成 果 を 点 検 評 価 し 検 証 していく 必 要 があります そのため 年 度 ごとに 施 設 状 況 や 事 業 の 進 捗 状 況 の 把 握 を 行 い その 結 果 については 子 ども 子 育 て 会 議 に 報 告 をするほか 広 報 や 市 ホームページ 等 を 通 じて 公 表 します (2) 情 報 提 供 周 知 本 計 画 の 進 捗 状 況 や 市 内 の 多 様 な 施 設 サービス 等 の 情 報 を 広 報 紙 やインターネッ ト パンフレット 等 の 作 成 配 布 等 を 通 じて 市 民 への 周 知 啓 発 に 努 めます 88

第 7 章 推 進 体 制 7-1 計 画 の 推 進 に 向 けて (3) 広 域 調 整 や 県 との 連 携 子 ども 子 育 てに 関 する 制 度 の 円 滑 な 運 営 を 図 るためには 子 どもや 保 護 者 のニーズ に 応 じて 保 育 所 や 幼 稚 園 等 の 施 設 地 域 子 ども 子 育 て 支 援 事 業 等 が 円 滑 に 供 給 され る 必 要 があります その 中 で 保 育 の 広 域 利 用 障 害 児 への 対 応 など 市 の 区 域 を 越 えた 広 域 的 な 供 給 体 制 や 子 育 て 支 援 の 基 盤 整 備 が 必 要 な 場 合 については 周 辺 市 町 村 や 県 と 連 携 調 整 を 図 り 子 育 て 家 庭 が 安 心 して 暮 らせるよう 努 めます (4) 計 画 の 推 進 に 向 けて よりよい 子 ども 子 育 て 支 援 環 境 の 実 現 に 向 けて 保 育 所 幼 稚 園 及 び 認 定 こども 園 等 の 施 設 との 連 携 と 協 力 のもと 計 画 の 推 進 に 向 けて 取 り 組 みます また 家 庭 をはじめ 学 校 地 域 その 他 関 係 機 関 団 体 等 との 連 携 協 働 により 伊 勢 崎 市 全 体 として 子 ども 子 育 て 支 援 に 取 り 組 みます 89

第 7 章 推 進 体 制 7-1 計 画 の 推 進 に 向 けて 90

第 8 章 7-1 計 画 の 推 進 に 向 けて 第 8 章 91

第 8 章 計 画 策 定 に 係 る 資 料 8-1 会 議 審 議 に 係 る 資 料 第 8 章 計 画 策 定 に 係 る 資 料 8-1 会 議 審 議 に 係 る 資 料 (1) 子 ども 子 育 て 会 議 1 伊 勢 崎 市 子 ども 子 育 て 会 議 条 例 及 び 運 営 に 関 する 規 則 伊 勢 崎 市 子 ども 子 育 て 会 議 条 例 ( 設 置 ) 第 1 条 子 ども 子 育 て 支 援 法 ( 平 成 24 年 法 律 第 65 号 以 下 法 という ) 第 77 条 第 1 項 に 規 定 する 審 議 会 として 伊 勢 崎 市 子 ども 子 育 て 会 議 ( 以 下 子 ども 子 育 て 会 議 という )を 置 く ( 所 掌 事 務 ) 第 2 条 子 ども 子 育 て 会 議 は 法 第 77 条 第 1 項 各 号 に 規 定 する 事 務 を 所 掌 する ( 組 織 ) 第 3 条 子 ども 子 育 て 会 議 は 委 員 21 人 以 内 で 組 織 する 2 委 員 は 次 に 掲 げる 者 のうちから 市 長 が 委 嘱 し 又 は 任 命 する (1) 子 どもの 保 護 者 (2) 子 ども 子 育 て 支 援 に 関 する 事 業 に 関 係 する 者 (3) 子 ども 子 育 て 支 援 に 関 し 学 識 経 験 のある 者 (4) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 者 ( 任 期 等 ) 第 4 条 委 員 の 任 期 は 2 年 とする ただし 委 員 が 欠 けた 場 合 における 補 欠 の 委 員 の 任 期 は 前 任 者 の 残 任 期 間 とする 2 委 員 は 再 任 されることができる ( 会 長 及 び 副 会 長 ) 第 5 条 子 ども 子 育 て 会 議 に 会 長 及 び 副 会 長 各 1 人 を 置 き 委 員 の 互 選 によりこれを 定 める 2 会 長 は 会 務 を 総 理 し 子 ども 子 育 て 会 議 を 代 表 する 3 副 会 長 は 会 長 を 補 佐 し 会 長 に 事 故 があるとき 又 は 会 長 が 欠 けたときは その 職 務 を 代 理 する ( 会 議 ) 第 6 条 子 ども 子 育 て 会 議 の 会 議 は 会 長 が 招 集 し その 議 長 となる 2 子 ども 子 育 て 会 議 の 会 議 は 委 員 の 半 数 以 上 の 出 席 がなければ 開 くことができな い 3 子 ども 子 育 て 会 議 の 会 議 の 議 事 は 出 席 した 委 員 の 過 半 数 で 決 し 可 否 同 数 のと きは 議 長 の 決 するところによる ( 関 係 者 の 出 席 ) 第 7 条 子 ども 子 育 て 会 議 は 必 要 があると 認 めるときは 関 係 者 の 出 席 を 求 め 意 92