NPO 法 人 の 皆 様 向 け 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 (NPO 法 )の 改 正 に 伴 う 実 務 のポイントについて 平 成 24 年 4 月 2 日 鳥 取 県 鳥 取 力 創 造 課 この 資 料 の 構 成 法 律 改 正 の 内 容 改 正 項 目 と 実 務 上 気 をつけるポイント 1) 認 証 制 度 の 変 更 ( 活 動 分 野 の 増 加 手 続 の 簡 素 化 柔 軟 化 情 報 開 示 の 充 実 ) 2) 認 定 制 度 の 導 入 ( 認 定 要 件 の 緩 和 仮 認 定 制 度 ) 3) 所 轄 庁 の 変 更 ( 国 地 方 ) いつから 何 に 手 をつければよい?(NPO 法 人 の 皆 様 向 け) その 他 背 景 ボランティアなど 市 民 レベルでの 社 会 貢 献 活 動 の 機 運 の 高 まり 平 成 10 年 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 (NPO 法 )の 制 定 市 民 活 動 を 後 押 しするための 基 盤 現 在 全 国 に4 万 4 千 超 の 法 人 ( 鳥 取 県 内 220 法 人 (H24.2 月 末 )) (1)NPO 法 制 定 以 来 の 画 期 的 な 改 正 ( 平 成 23 年 6 月 ) 地 域 社 会 におけるプレゼンス( 存 在 感 )の 高 まり NPO 等 の 新 たな 公 共 サービスの 担 い 手 への 寄 附 や 参 画 促 進 認 定 制 度 の 普 及 が 不 十 分 (2) 市 民 公 益 税 制 の 導 入 認 定 NPO 法 人 等 への 寄 附 者 に 対 する 税 制 優 遇 が 大 幅 に 拡 充 例 年 収 400 万 円 の 人 が 3 万 円 をNPO 活 動 のために 寄 附 した 場 合 の 所 得 税 は 1 従 来 の 方 式 ( 所 得 控 除 ) (30,000-2,000) 0.1( 所 得 税 率 10%と 仮 定 )= 2,800 円 の 減 額 2 新 しい 方 式 ( 税 額 控 除 ) (30,000-2,000) 0.4 = 11,200 円 の 所 得 税 減 額 所 得 税 率 などを 勘 案 し 方 式 12のいずれかを 選 択 できる 控 除 限 度 額 は 所 得 税 額 の25% 県 や 市 町 村 が 条 例 で 定 めれば 住 民 税 の 控 除 も 受 けられる( 寄 附 金 額 の 最 大 10%) 次 ページ 以 降 本 書 において 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 (NPO 法 ) を 法 とよびます
改 正 の 内 容 1 認 証 制 度 の 変 更 見 直 し (1) 特 定 非 営 利 活 動 の 種 類 ( 活 動 分 野 )の 増 加 17 分 野 20 分 野 法 別 表 関 係 保 健 医 療 社 会 教 育 まちづくりなど17 分 野 保 健 医 療 社 会 教 育 まちづくりなど17 分 野 4 観 光 の 振 興 を 図 る 活 動 5 農 山 漁 村 又 は 中 山 間 地 域 の 振 興 を 図 る 活 動 20これらの 活 動 に 準 ずる 活 動 として 県 の 条 例 で 定 める 活 動 ポイント 活 動 分 野 の 明 確 化 のための 改 正 であり 従 来 の 活 動 を 制 限 するものではありません また 県 の 条 例 で 定 める 活 動 分 野 については 24 年 度 に 検 討 予 定 です なお 定 款 に 法 律 別 表 の 号 数 のみ を 記 載 している 場 合 は 活 動 分 野 の 明 確 化 のため できるだけ 早 く 速 やかに 定 款 変 更 を 行 ってください (2) 手 続 の 柔 軟 化 簡 素 化 1 縦 覧 期 間 中 の 認 証 申 請 書 類 の 補 正 法 第 10 条 第 3 項 関 係 ほか 軽 微 な 不 備 の 場 合 に 限 り 補 正 を 認 める 定 款 変 更 の 認 証 についても 同 様 ( 補 正 に 係 る 規 定 なし) 条 例 で 定 める 軽 微 な 不 備 (= 内 容 の 同 一 性 に 影 響 を 与 えない 誤 記 誤 字 脱 字 )である 場 合 は 縦 覧 開 始 後 1か 月 以 内 なら 補 正 できる 2 認 証 審 査 期 間 の 短 縮 法 第 12 条 第 2 項 関 係 ほか 4か 月 以 内 3か 月 以 内 に 短 縮 ( 県 条 例 で 定 める 予 定 ) 縦 覧 期 間 経 過 後 2 月 以 内 に 認 証 不 認 証 の 決 定 縦 覧 期 間 経 過 後 2 月 ( 又 は 条 例 で 定 める 期 間 = 1 月 ) 以 内 に 決 定 ポイント 県 ではこれまでも 申 請 書 の 受 理 後 おおむね3か 月 以 内 に 認 証 できるよう 事 務 処 理 を 進 めてきており 実 質 的 にはさほど 変 わりません 3 社 員 総 会 の 決 議 の 省 略 法 第 14 条 の9 第 1 項 関 係 法 人 の 機 動 的 な 運 営 を 促 進 するため 社 員 全 員 が 書 面 又 は 電 磁 的 記 録 (メール 等 )により 同 意 の 意 思 表 示 をした 場 合 決 議 があったものとみなされる (みなし 決 議 に 係 る 規 定 なし) みなし 決 議 ができる ポイント この 規 定 により 社 員 総 会 の 決 議 があったものとみなすためには 議 事 録 を 作 成 する 必 要 があります この 場 合 議 事 録 には ア 決 議 事 項 の 内 容 イ 提 案 者 ウ 決 議 があったもの とみなす 日 エ 議 事 録 作 成 者 の 記 載 を 求 めることとしています ( 県 条 例 で 定 める 予 定 ) この 制 度 を 利 用 される 場 合 は 定 款 の 記 載 に 注 意 してください 場 合 によっては 定 款 を 変 更 する 必 要 があります
4 理 事 の 代 表 権 制 限 に 関 する 登 記 法 第 16 条 第 2 項 ( 旧 ) 関 係 理 事 の 代 表 権 に 加 えた 制 限 は 善 意 の 第 三 者 に 対 抗 することができない との 規 定 が 削 除 一 方 で 理 事 の 代 表 権 に 制 限 を 加 えた 場 合 その 旨 を 定 款 に 明 記 し 登 記 する 必 要 理 事 全 員 を 登 記 定 款 に 理 事 の 代 表 権 制 限 の 規 定 を 設 けた 場 合 代 表 権 を 持 つ 理 事 のみを 登 記 ポイント 理 事 の 代 表 権 に 制 限 を 加 える 場 合 には 誤 解 を 与 えないためにも 定 款 には 理 事 長 は この 法 人 を 代 表 する のみならず 理 事 長 以 外 の 理 事 は 法 人 の 業 務 について この 法 人 を 代 表 しない 趣 旨 の 記 載 が 望 まれます 代 表 権 を 制 限 しない 場 合 は 定 款 登 記 とも 変 更 の 必 要 はありません 理 事 の 代 表 権 を 制 限 する 旨 の 登 記 をする 場 合 法 施 行 後 6 月 以 内 に 行 う 必 要 があります 5 定 款 変 更 時 の 手 続 き 認 証 でなく 届 出 のみですむ 事 項 の 増 加 法 第 25 条 第 3 項 関 係 以 下 に 掲 げる 軽 微 な 事 項 に 関 する 定 款 の 変 更 以 下 に 掲 げる 事 項 を 含 む 定 款 の 変 更 事 務 所 の 所 在 地 ( 所 轄 庁 の 変 更 を 伴 うもの 以 外 ) 事 務 所 の 所 在 地 ( 所 轄 庁 の 変 更 を 伴 うもの 以 外 ) 資 産 に 関 する 事 項 資 産 に 関 する 事 項 公 告 の 方 法 公 告 の 方 法 役 員 の 定 数 会 計 に 関 する 事 項 事 業 年 度 解 散 に 関 する 変 更 ( 残 余 財 産 の 処 分 に 関 する 事 項 を 除 く) その 他 定 款 変 更 に 際 し 認 証 が 不 要 な 事 項 ポイント 例 えば 定 款 で 軽 微 な 事 項 を 除 いて 認 証 を 受 けなければならない と 記 載 している 場 合 には 定 款 の 変 更 が 必 要 になります それだけですぐに 変 更 を 求 めるものではありません が 別 に 定 款 変 更 の 必 要 が 生 じた 際 には 忘 れずに 一 緒 に 変 更 してください 6 解 散 公 告 の 簡 素 化 法 第 31 条 の10 第 1 項 関 係 解 散 時 における 債 権 者 への 債 権 の 申 出 の 催 告 に 係 る 公 告 回 数 の 変 更 清 算 人 の 就 任 後 2 月 以 内 に 少 なくとも3 回 解 散 後 遅 滞 なく 少 なくとも1 回 ポイント 解 散 に 際 しての 法 人 の 負 担 を 軽 減 するねらいがあります (3) 法 人 の 信 頼 性 向 上 情 報 開 示 の 充 実 1 設 立 未 登 記 団 体 の 取 消 法 第 13 条 第 3 項 関 係 ほか 設 立 認 証 から6 月 を 経 過 しても 登 記 がない 場 合 取 消 の 対 象 となる( 合 併 についても 同 様 ) ペナルティ 過 料 ペナルティ 過 料 設 立 認 証 の 取 消 し ポイント 設 立 認 証 を 受 けたにもかかわらず 登 記 をしない 団 体 はNPO 法 人 ではありません そ のような 曖 昧 な 状 態 が 続 くのを 避 けるねらいがあります
2 会 計 の 明 確 化 法 第 10 第 1 項 第 8 号 第 27 条 第 3 号 関 係 ほか NPO 法 人 が 作 成 すべき 会 計 書 類 のうち 収 支 計 算 書 活 動 計 算 書 に 法 人 設 立 時 の 場 合 は 収 支 予 算 書 活 動 予 算 書 に 改 める 改 正 前 改 正 後 (H24.4.1 以 降 に 開 始 される 事 業 年 度 から) 収 支 計 算 書 収 支 予 算 書 活 動 計 算 書 ( ) 活 動 予 算 書 ( ) ポイント 活 動 計 算 書 の 特 徴 は 法 人 が 何 の 活 動 をしたか 経 理 面 でも 把 握 できるように 活 動 に 係 る 事 業 の 実 績 を 表 示 するものです また 法 人 の 財 務 的 生 存 力 を 把 握 しやすくなります 活 動 計 算 書 の 様 式 例 は 5ページをご 参 照 ください ( ) 経 過 措 置 として 当 分 の 間 は 収 支 計 算 書 ( 予 算 書 )も 認 められますが 会 計 の 明 確 化 の 趣 旨 にそって ゆくゆくは 活 動 計 算 書 の 導 入 をご 検 討 ください( 定 款 変 更 もそのときに) 3 役 員 変 更 等 の 届 出 時 の 添 付 書 類 の 追 加 法 第 23 条 関 係 変 更 のつど 最 新 の 役 員 名 簿 を 添 付 < 添 付 書 類 > ( 新 任 者 に 係 る) 住 民 票 ( 新 任 者 に 係 る) 承 諾 書 誓 約 書 < 添 付 書 類 > ( 新 任 者 に 係 る) 住 民 票 ( 新 任 者 に 係 る) 承 諾 書 誓 約 書 変 更 後 の 役 員 名 簿 ポイント これまでは 事 業 報 告 書 提 出 時 に 前 事 業 年 度 の 役 員 名 簿 を 添 付 するのみでしたが 最 新 の 状 態 を 即 時 に 閲 覧 に 供 することで 透 明 性 を 高 めるねらいがあります 届 出 書 の 様 式 も 新 様 式 に 改 め 氏 名 欄 にはフリガナの 記 載 を 求 めることとします 役 員 名 簿 の 変 更 前 に 事 業 報 告 書 等 の 提 出 時 期 がきた 場 合 は その 際 に 提 出 してください ( 最 初 だけ) 4 定 款 変 更 に 係 る 登 記 事 項 証 明 書 の 提 出 法 第 25 条 第 7 項 関 係 定 款 変 更 に 係 る 登 記 を 終 了 したときに 登 記 事 項 証 明 書 を 提 出 改 正 前 改 正 後 (H24.4.1 以 降 の 定 款 変 更 届 出 ) ( 提 出 書 類 なし) 登 記 事 項 証 明 書 ポイント これまで 定 款 変 更 を 行 った 場 合 の 登 記 事 項 証 明 書 は 事 業 報 告 書 等 の 提 出 時 に 添 付 する こととなっていましたが これを 即 時 に 閲 覧 に 供 することで 透 明 性 を 高 めます 5 事 業 報 告 書 等 提 出 時 の 添 付 書 類 の 削 除 法 第 29 条 関 係 毎 事 業 年 度 の 終 了 後 提 出 する 事 業 報 告 書 等 のうち 定 款 等 については 提 出 不 要 改 正 前 改 正 後 (H24.4.1 以 降 に 始 まる 事 業 年 度 分 から) 事 業 報 告 書 等 事 業 報 告 書 等 定 款 等 定 款 認 証 書 類 の 写 し 登 記 書 類 の 写 し( 変 更 があった 場 合 ) ポイント 変 更 後 の 定 款 登 記 事 項 証 明 書 については 定 款 変 更 の 手 続 きの 際 に 提 出 することとな るため このタイミングで 添 付 する 必 要 はありません ( 認 証 書 類 の 写 しの 提 出 は 不 要 ) 添 付 書 類 の 一 部 名 称 変 更 があります 役 員 名 簿 年 間 役 員 名 簿 ( 中 身 は 同 じ)
様 式 例 記 載 例 ( 法 第 28 条 第 1 項 前 事 業 年 度 の 計 算 書 類 ( 定 款 にその 他 の 事 業 が 掲 げられている 場 合 の 活 動 計 算 書 ) ) 当 該 事 業 年 度 の 自 至 年 月 日 を 記 載 Ⅰ 経 常 収 益 1. 受 取 会 費 年 度 活 動 計 算 書 年 月 日 から 年 月 日 まで 特 定 非 営 利 活 動 法 人 ( 単 位 : 円 ) 特 定 非 営 利 活 動 科 目 その 他 の 事 業 合 計 に 係 る 事 業 施 設 等 評 価 正 会 員 受 取 会 費 費 用 も 併 せ て 計 上 ( 計 2. 受 取 寄 附 金 上 は 法 人 の 受 取 寄 附 金 任 意 ) 施 設 等 受 入 評 価 益 3. 受 取 助 成 金 等 受 取 民 間 助 成 金 4. 事 業 収 益 事 業 収 益 事 業 収 益 5.その 他 収 益 受 取 利 息 雑 収 益 人 件 費 とその 他 経 常 収 益 計 経 費 に 分 けた 上 Ⅱ 経 常 費 用 で 支 出 の 形 態 1. 事 業 費 別 に 内 訳 を 記 載 (1) 人 件 費 給 料 手 当 法 定 福 利 費 退 職 給 付 費 用 福 利 厚 生 費 施 設 等 受 入 人 件 費 計 評 価 益 も 併 (2) その 他 経 費 せて 計 上 会 議 費 ( 計 上 は 法 旅 費 交 通 費 人 の 任 意 ) 施 設 等 評 価 費 用 減 価 償 却 費 支 払 利 息 その 他 経 費 計 事 業 費 計 人 件 費 とその 他 経 費 に 分 けた 上 2. 管 理 費 (1) 人 件 費 で 支 出 の 形 態 役 員 報 酬 別 に 内 訳 を 記 載 給 料 手 当 法 定 福 利 費 退 職 給 付 費 用 福 利 厚 生 費 人 件 費 計 (2) その 他 経 費 会 議 費 旅 費 交 通 費 減 価 償 却 費 支 払 利 息 その 他 経 費 計 管 理 費 計 経 常 費 用 計 当 期 経 常 増 減 額 Ⅲ 経 常 外 収 益 1. 固 定 資 産 売 却 益 その 他 の 事 業 を 実 施 していない 場 合 は その 他 の 事 業 欄 の 数 字 をす 経 常 外 収 益 計 べてゼロとする あるいは 脚 注 に Ⅳ 経 常 外 費 用 今 年 度 はその 他 の 事 業 を 実 施 し 1. 過 年 度 損 益 修 正 損 ていません と 明 記 その 他 の 事 業 で 得 た 利 益 の 経 常 外 費 用 計 振 替 額 経 理 区 分 振 替 額 当 期 正 味 財 産 増 減 額 前 期 繰 越 正 味 財 産 額 次 期 繰 越 正 味 財 産 額
6 事 務 所 に 備 え 置 き 閲 覧 に 供 する 書 類 と 備 え 置 く 場 所 の 追 加 法 第 28 条 関 係 利 害 関 係 者 からの 請 求 に 応 じて 閲 覧 に 供 する 書 類 として 最 新 の 役 員 名 簿 を 追 加 し 主 たる 事 務 所 だけでなくすべての 事 務 所 で 閲 覧 < 備 え 置 く 書 類 > 事 業 報 告 書 等 定 款 等 < 備 え 置 く 場 所 > 主 たる 事 務 所 < 備 え 置 く 書 類 > 事 業 報 告 書 等 定 款 等 最 新 の 役 員 名 簿 < 備 え 置 く 場 所 > 主 たる 事 務 所 従 たる 事 務 所 7 所 轄 庁 における 事 業 報 告 書 等 の 謄 写 法 第 30 条 関 係 謄 写 (コピー)の 規 定 が 新 たに 加 わり 所 轄 庁 ( 県 )において 閲 覧 書 類 の 謄 写 の 希 望 があった 場 合 に 対 応 ( 謄 写 に 係 る 規 定 なし) 条 例 で 定 めるところにより 謄 写 ポイント 県 では これまでも 情 報 公 開 条 例 上 の 手 続 きにより 写 しを 交 付 しており 実 質 的 にはさ ほど 変 わりません ( 帳 簿 への 記 入 コピー 代 など 実 費 相 当 分 の 負 担 ) なお 県 内 NPO 法 人 の 事 業 報 告 書 等 の 閲 覧 は インターネットで 行 うことができます 県 鳥 取 力 創 造 課 のページをご 参 照 ください http://www.pref.tottori.lg.jp/28024.htm 2 認 定 制 度 の 導 入 ( 新 設 ) 認 定 NPO 法 人 制 度 とは 一 定 の 要 件 を 満 たすNPO 法 人 に 税 制 上 の 優 遇 措 置 を 設 ける 制 度 (H13 年 から) より 高 い 信 頼 性 の 獲 得 寄 附 者 及 びNPO 法 人 の 双 方 にメリット < 認 証 認 定 制 度 の 関 係 (イメージ)> 寄 附 者 の 税 制 優 遇 ( 所 得 税 個 人 住 民 税 ) 県 内 に220 団 体 県 内 に 該 当 法 人 なし 認 証 認 定 任 意 団 体 NPO 法 人 認 定 NPO 法 人 仮 認 定 仮 認 定 NPO 法 人 認 定 寄 附 者 の 税 制 優 遇 ( 所 得 税 個 人 住 民 税 ) 厳 しい 基 準 認 定 法 人 はごく 少 数 (H24.3.1 現 在 で 245 団 体 ; 全 国 NPO 法 人 の 0.5%のみ)
< 認 定 基 準 > 1.パブリック サポート テスト(PST) 要 件 ( )を 満 たすこと 2. 事 業 活 動 における 共 益 的 な 活 動 の 占 める 割 合 が 50% 未 満 であること 3. 運 営 組 織 及 び 経 理 が 適 切 であること 4. 事 業 活 動 の 内 容 が 適 切 であること 5. 情 報 公 開 を 適 切 に 行 っていること 6. 法 令 違 反 不 正 の 行 為 公 益 に 反 する 事 実 等 がないこと 7. 設 立 の 日 から1 年 を 超 える 期 間 が 経 過 し 少 なくとも2 事 業 年 度 を 終 えていること 8. 法 に 定 める 欠 格 事 由 に 該 当 していないこと ( )パブリック サポート テスト(PST) 要 件 公 益 性 の 高 さを 市 民 からサポートを 受 ける 度 合 い ( 例 : 寄 附 金 収 入 額 等 )により 判 定 NPO 法 の 改 正 により この 認 定 制 度 に 係 る 規 定 が 租 税 特 別 措 置 法 から 移 るとともに 以 下 の 改 正 がなされました (1) 認 定 要 件 の 緩 和 (H23 税 制 改 正 ) 法 第 45 条 第 1 項 第 1 号 関 係 認 定 要 件 のうち パブリック サポート テスト(PST) 要 件 の 緩 和 <PST 要 件 > 次 の 要 件 を 満 たす 必 要 受 入 寄 附 金 総 額 / 総 収 入 金 額 が5 分 の1 以 上 <PST 要 件 > 次 のいずれかを 満 たす 必 要 1 受 入 寄 附 金 総 額 / 総 収 入 金 額 が5 分 の1 以 上 23 千 円 以 上 の 寄 附 者 が 年 平 均 100 人 以 上 3 県 や 市 町 村 が 条 例 で 指 定 するNPO 法 人 ポイント 事 業 収 入 の 多 い 法 人 は 相 対 的 に 寄 附 金 額 の 占 める 割 合 が 低 くなることから これまで 認 定 を 受 けにくかったところですが 2の 3 千 円 の 寄 附 を 年 間 100 人 から 受 ける と いう 絶 対 的 な 基 準 ができたことで 認 定 にチャレンジしやすくなりました また 3の 条 例 で 指 定 する 法 人 をどのように 定 めるか 24 年 度 に 検 討 していきます (2) 仮 認 定 制 度 の 導 入 法 第 58 条 第 1 項 関 係 ほか 仮 認 定 NPO 法 人 に 係 る 規 定 の 新 設 ( 仮 認 定 に 係 る 規 定 なし) 仮 認 定 制 度 の 新 設 ポイント 設 立 初 期 の NPO 法 人 には 財 政 基 盤 が 弱 い 法 人 が 多 いことから 設 立 5 年 以 内 であれば PST 要 件 を 免 除 することで 認 定 (= 仮 認 定 )を 受 けやすくして その 間 に 寄 附 を 集 めて もらうねらいがあります (3) 監 督 規 定 の 整 備 法 第 64 条 ~ 第 67 条 関 係 ほか 認 定 NPO 法 人 及 び 仮 認 定 NPO 法 人 に 対 しても 所 轄 庁 ( 県 )に 監 督 権 限 ( 報 告 徴 収 立 入 検 査 勧 告 命 令 その 他 の 事 業 の 停 止 認 定 取 消 ) 認 定 要 件 に 非 該 当 となった 場 合 すぐに 取 消 報 告 徴 収 立 入 検 査 勧 告 命 令 その 他 の 事 業 の 停 止 認 定 取 消 など 段 階 的 に 実 施
認 定 NPO 法 人 と 仮 認 定 NPO 法 人 の 違 い 認 定 NPO 法 人 仮 認 定 NPO 法 人 PST 要 件 を 含 む 上 記 1.~8.の 基 準 を 全 て 満 たすこと 要 件 PST 要 件 を 除 く 上 記 2.~8.の 基 準 を 満 た すこと( PST 要 件 は 免 除 ) 過 去 に 認 定 仮 認 定 を 受 けていないこと 認 定 の 日 から5 年 間 認 定 の 日 から3 年 間 有 効 期 間 更 新 あり(5 年 ごと) 更 新 なし(1 回 限 り) 設 立 後 1 年 を 超 える すべての NPO 法 人 対 象 法 人 設 立 後 1 年 を 超 え5 年 未 満 の NPO 法 人 直 近 の2 事 業 年 度 ( 初 回 ) 5 事 業 年 度 ( 更 新 時 ) 1 個 人 が 寄 附 をした 場 合 の 所 得 税 等 控 除 2 法 人 が 寄 附 した 場 合 の 法 人 税 等 控 除 3 相 続 人 が 寄 附 をした 場 合 の 非 課 税 4 認 定 NPO 法 人 自 身 のみなし 寄 附 金 経 過 措 置 実 績 判 定 期 間 税 制 優 遇 H27.3 月 までは 設 立 後 5 年 以 上 の NPO 法 人 も 申 請 可 能 直 近 の2 事 業 年 度 1 個 人 が 寄 附 をした 場 合 の 所 得 税 等 控 除 2 法 人 が 寄 附 した 場 合 の 法 人 税 等 控 除 3 所 轄 庁 の 一 元 化 これまで 一 部 国 が 窓 口 ( 事 務 の 実 施 主 体 )となっていたものについて 県 などがこれを 引 き 受 け 法 第 9 条 関 係 <NPO 法 人 の 所 轄 庁 > <NPO 法 人 の 所 轄 庁 > 知 事 ( 一 の 都 道 府 県 内 に 事 務 所 をおく 法 人 ) 知 事 ( 主 たる 事 務 所 が 所 在 する 都 道 府 県 の 知 事 ) 内 閣 総 理 大 臣 ( 複 数 の 都 道 府 県 に 事 務 所 を 政 令 指 定 都 市 の 長 ( 一 の 政 令 指 定 都 市 内 のみに 事 務 おく 法 人 ) 所 をおく 場 合 ) < 認 定 NPO 法 人 の 事 務 に 係 る 所 轄 庁 > < 認 定 NPO 法 人 の 事 務 に 係 る 所 轄 庁 > 国 税 庁 知 事 または 政 令 指 定 都 市 の 長 ポイント 県 においては 引 き 続 き 各 総 合 事 務 所 県 民 局 が 各 種 申 請 届 出 等 の 窓 口 となります
おさらい(NPO 法 人 の 皆 様 が いつから 何 に 手 をつければよいか?) (1) 当 面 の 実 務 (H24.4 月 以 降 1 年 以 内 に) 1 定 款 の 変 更 変 更 の 必 要 性 について チェック( 確 認 )を 具 体 的 には 法 人 の 活 動 分 野 呼 称 の 変 更 ; 収 益 利 益 ( 収 益 から 費 用 を 差 し 引 いたものを 指 す 場 合 は 利 益 に) みなし 社 員 総 会 決 議 に 係 る 規 定 理 事 の 代 表 権 の 制 限 定 款 変 更 の 認 証 ( 届 出 )を 要 する 事 項 活 動 計 算 書 の 導 入 など 2 登 記 理 事 の 代 表 権 の 制 限 に 関 する 登 記 は 法 施 行 後 6 月 以 内 (~H24.9.30)に 登 記 する 必 要 (それまでに 他 に 登 記 すべき 事 由 があれば そのときに 同 時 に 登 記 ) 3 最 新 の 役 員 名 簿 定 款 の 提 出 4 月 以 降 最 初 に 変 更 があったとき または 事 業 報 告 書 等 の 提 出 時 にあわせて 提 出 (そのあとは 変 更 のつど 提 出 以 後 事 業 報 告 書 等 提 出 時 の 添 付 は 不 要 ) 4 登 記 事 項 証 明 書 ( 定 款 変 更 ) 変 更 登 記 後 遅 滞 なく 提 出 (2)そのうちお 願 いしたいこと 活 動 計 算 書 ( 予 算 書 ) を 含 む 事 業 報 告 書 等 の 提 出 (H24.4.1 以 降 に 開 始 する 事 業 年 度 分 から) 鳥 取 県 の 動 きと 今 後 の 予 定 1NPO 法 施 行 条 例 の 改 正 改 正 法 実 施 のための 手 続 など 4/1 施 行 2NPO 法 施 行 細 則 の 改 正 各 種 申 請 や 届 出 に 係 る 様 式 の 改 正 や 追 加 新 様 式 など 4/1 施 行 新 様 式 については 現 在 整 備 中 であり 近 日 中 にホームページを 更 新 します 3 特 定 非 営 利 活 動 法 人 の 手 引 き の 改 定 設 立 から 管 理 運 営 まで 認 定 編 の 作 成 4 月 ~5 月 予 定 4 寄 附 税 制 の 優 遇 対 象 となる NPO 法 人 の 定 め 方 についての 検 討 H24 年 度 中 5 認 定 を 目 指 す NPO 法 人 向 けの 相 談 対 応 随 時 参 照 ホームページ 県 鳥 取 力 創 造 課 NPO 法 人 関 係 法 令 のページ 本 資 料 の 他 関 係 法 令 資 料 様 式 を 随 時 掲 載 http://www.pref.tottori.lg.jp/28023.htm みんなで 使 おう!NPO 法 人 会 計 基 準 http://www.npokaikeikijun.jp/ 新 たな 会 計 基 準 の 考 え 方 様 式 例 特 定 非 営 利 活 動 法 人 の 会 計 の 明 確 化 に 関 する 研 究 会 などを 掲 載 https://www.npo-homepage.go.jp/data/report28.html
<NPO のこと NPO 法 についてもっとお 知 りになりたい 場 合 は 以 下 にお 問 い 合 わせください> NPO 相 談 窓 口 NPO 法 人 の 設 立 から 運 営 まで 疑 問 点 や 困 りごとなどにひろくおこたえします お 気 軽 にご 連 絡 ください 鳥 取 県 東 部 特 定 非 営 利 活 動 法 人 学 生 人 材 バンク 開 設 日 時 : 月 曜 日 ~ 金 曜 日 午 前 11 時 ~ 午 後 6 時 ( 原 則 ) 電 話 :0857-37-3373 FAX:0857-37-3374 電 子 メール:info@jinzaibank.net 鳥 取 県 中 部 鳥 取 中 部 NPO サポート 室 ( 特 定 非 営 利 活 動 法 人 未 来 ) 開 設 日 時 : 月 曜 日 ~ 金 曜 日 午 前 9 時 ~ 午 後 5 時 電 話 :0858-22-9791 FAX:0858-22-8999 電 子 メール:civic@npo-mirai.net 鳥 取 県 西 部 NPO サポート 室 ( 特 定 非 営 利 活 動 法 人 こども 未 来 ネットワーク) 開 設 日 時 : 火 曜 日 ~ 土 曜 日 午 前 9 時 ~ 午 後 6 時 電 話 :0859-21-5500 FAX:0859-51-5233 電 子 メール:soudan@kodomomirai.kirara.st 各 総 合 事 務 所 県 民 局 NPO 法 人 の 設 立 認 証 各 種 届 出 提 出 等 の 担 当 窓 口 です 鳥 取 市 岩 美 郡 鳥 取 県 東 部 総 合 事 務 所 県 民 局 県 民 課 電 話 0857-20-3656,3657 八 頭 郡 鳥 取 県 八 頭 総 合 事 務 所 県 民 局 企 画 県 民 課 電 話 0858-72-3968 倉 吉 市 東 伯 郡 鳥 取 県 中 部 総 合 事 務 所 県 民 局 県 民 活 動 課 電 話 0858-23-3186 米 子 市 境 港 市 西 伯 郡 鳥 取 県 西 部 総 合 事 務 所 県 民 局 企 画 県 民 課 電 話 0859-31-9633 9694 日 野 郡 鳥 取 県 日 野 総 合 事 務 所 県 民 局 企 画 県 民 課 電 話 0859-72-2083 連 絡 問 い 合 わせ 先 県 庁 鳥 取 力 創 造 課 村 上 電 話 :0857-26-7071 FAX:0857-26-8196 e-mail:tottoriryoku@pref.tottori.jp この 資 料 は 平 成 24 年 3 月 5 日 ~9 日 に 実 施 した 説 明 会 で 配 付 した 資 料 を 一 部 修 正 したものです