江 東 区 立 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 平 成 24 年 11 月 江 東 区 立 小 中 学 校 改 築 改 修 検 討 委 員 会 - 0 -
目 次 はじめに 第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 1. 学 校 施 設 の 現 状 3 2. 学 校 施 設 整 備 の 取 り 組 みと 課 題 7 3. 改 築 改 修 にあたっての 課 題 12 第 2 章 小 中 学 校 の 改 築 改 修 の 考 え 方 1. 教 育 推 進 プランの 具 現 化 15 2. 学 校 施 設 整 備 の 基 本 的 な 考 え 方 16 3.これまでの 改 築 改 修 の 考 え 方 18 4.これからの 改 築 年 数 等 の 考 え 方 について 18 第 3 章 これからの 学 校 施 設 整 備 の 進 め 方 1. 今 後 見 込 まれる 改 築 改 修 実 施 校 について 19 2. 改 築 改 修 に 必 要 な 経 費 の 試 算 19 3. 改 築 改 修 にあたって 19 資 料 1. 江 東 区 立 小 中 学 校 改 築 改 修 検 討 委 員 会 ( 検 討 部 会 ) 検 討 経 過 2. 江 東 区 立 小 中 学 校 改 築 改 修 検 討 委 員 会 設 置 要 綱 3. 江 東 区 立 小 中 学 校 改 築 改 修 検 討 委 員 会 名 簿 概 要 江 東 区 立 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 - 1 -
はじめに 本 区 では 小 中 学 校 の 適 正 な 維 持 管 理 のため 計 画 的 に 改 築 改 修 を 行 ってきた しかし 災 害 時 の 地 域 の 避 難 拠 点 となる 小 中 学 校 については 平 成 15 年 度 より 重 点 的 に 耐 震 化 を 図 っていくこととし 計 画 的 な 改 築 改 修 を 一 時 的 に 凍 結 した その 結 果 平 成 21 年 度 にはすべての 小 中 学 校 において 耐 震 化 を 完 了 することができた これまでの 学 校 施 設 は 各 学 校 の 実 態 に 合 わせながら 改 修 を 行 い 学 校 運 営 に 極 力 支 障 がないように 対 応 してきたが 今 後 は 昭 和 40 年 代 に 建 設 された 多 くの 学 校 施 設 の 改 築 が 課 題 となってくる 本 区 では 小 中 学 校 のおよそ 3 分 の 2 にあたる 45 校 が 新 耐 震 設 計 以 前 ( 昭 和 56 年 以 前 )の 建 物 で 竣 工 後 50 年 を 経 過 する 施 設 が 今 後 増 加 し 老 朽 化 等 による 改 築 時 期 を 一 斉 に 迎 えることになる 学 校 は 児 童 生 徒 が 日 々 学 び 生 活 する 場 であることから 安 全 安 心 で 快 適 な 学 習 環 境 を 確 保 することが 必 要 である また 教 育 内 容 の 多 様 化 情 報 化 や 環 境 保 護 等 の 社 会 情 勢 の 変 化 に 対 応 するととも に 生 涯 学 習 や 地 域 活 動 等 のまちづくりの 拠 点 として 地 域 に 開 かれた 学 校 とするこ とも 求 められている さらに 東 日 本 大 震 災 を 経 験 し 災 害 時 における 地 域 の 避 難 拠 点 としての 機 能 も 喫 緊 の 課 題 となっている このように 学 校 施 設 は 学 校 教 育 の 場 だけでなく コミュニティ 活 動 や 防 災 対 策 の 拠 点 など 区 政 運 営 の 基 礎 的 機 能 を 担 うことから その 改 築 改 修 には 最 優 先 で 取 り 組 んでいかなければならない また 改 築 改 修 には 膨 大 な 経 費 が 必 要 となることから 財 政 的 な 裏 付 け 改 築 改 修 中 の 児 童 生 徒 の 教 育 環 境 の 確 保 など 総 合 的 長 期 的 な 視 点 に 立 って 着 実 に 取 り 組 んでいかなければならない よって このたび 学 校 施 設 の 老 朽 化 対 策 の 検 討 を 進 めていくにあたり 学 校 施 設 の 現 状 を 様 々な 角 度 から 検 討 したうえで 江 東 区 立 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 をまとめ 計 画 的 に 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 取 り 組 んでいくもので ある - 2 -
H2 S63 S61 H7 第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 1. 学 校 施 設 の 現 状 (1) 老 朽 化 していく 学 校 施 設 本 区 には 平 成 24 年 5 月 現 在 小 学 校 が 44 校 中 学 校 が 23 校 あり 小 学 校 で は 約 2 万 6 百 人 中 学 校 では 7 千 3 百 人 の 児 童 生 徒 が 在 籍 している 本 区 の 小 中 学 校 は 大 規 模 な 開 発 や 第 二 次 ベビーブームに 伴 う 児 童 生 徒 の 増 加 により 昭 和 40 年 代 から 50 年 代 に 建 築 された 施 設 が 多 く 存 在 し 竣 工 年 度 別 の 状 況 は 下 図 のとおりである なお 施 設 の 耐 震 化 については 平 成 21 年 度 ですべての 小 中 学 校 が 補 強 工 事 を 完 了 し 安 全 性 を 確 保 した ( 校 ) 9 8 7 中 学 校 小 学 校 6 5 4 3 2 1 S55 S53 S51 S49 S47 S45 S43 S41 0 S38 S58 H11 H22 H20 H18 H16 H14 ( 年 度 ) 図 表 1 竣 工 年 度 別 学 校 数 - 3 -
第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 建 設 年 度 経 過 ( 小 学 校 ) ( 中 学 校 ) 昭 和 38 48 砂 町 小 二 亀 中 ( 三 大 中 ) 昭 和 41 45 砂 町 中 昭 和 42 44 辰 巳 小 二 亀 小 香 取 小 二 大 小 五 大 小 四 砂 小 小 名 木 川 小 二 砂 中 昭 和 43 43 六 砂 小 七 砂 小 二 大 中 三 砂 中 昭 和 45 41 東 陽 小 昭 和 46 40 八 名 川 小 深 川 六 中 昭 和 47 39 深 川 小 元 加 賀 小 東 川 小 二 辰 小 昭 和 48 38 東 砂 小 ( 南 砂 西 小 ) 大 島 中 昭 和 49 37 臨 海 小 平 久 小 扇 橋 小 昭 和 50 36 南 陽 小 川 南 小 北 砂 小 深 川 一 中 昭 和 51 35 二 砂 小 亀 高 小 深 川 四 中 辰 巳 中 南 砂 中 昭 和 52 34 深 川 二 中 昭 和 53 33 数 矢 小 東 雲 小 昭 和 54 32 越 中 島 小 毛 利 小 南 砂 小 昭 和 55 31 明 治 小 亀 戸 中 昭 和 56 30 大 島 西 中 昭 和 58 28 枝 川 小 二 南 中 昭 和 59 27 東 陽 中 昭 和 61 25 浅 間 竪 川 小 四 砂 中 昭 和 63 23 四 大 小 平 成 元 22 深 川 七 中 平 成 2 21 水 神 小 三 亀 中 平 成 7 16 一 亀 小 平 成 11 12 豊 洲 小 三 大 小 平 成 12 11 深 川 五 中 平 成 14 9 三 砂 小 平 成 16 7 深 川 八 中 平 成 17 6 一 大 小 平 成 18 5 豊 洲 北 小 平 成 19 4 深 川 三 中 平 成 20 3 大 島 南 央 小 ( 大 島 中 央 南 小 ) 平 成 21 2 五 砂 小 平 成 22 1 有 明 小 有 明 中 図 表 2 建 設 年 度 別 学 校 一 覧 ( 平 成 24 年 4 月 現 在 ) - 4 -
第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 (2) 学 校 施 設 整 備 の 現 状 と 課 題 学 校 施 設 の 整 備 は 各 学 校 の 状 態 に 合 わせながら 安 全 を 確 保 するため 校 舎 等 建 物 の 外 壁 や 屋 上 及 び 校 庭 の 改 修 また 給 排 水 設 備 機 械 設 備 及 び 電 気 設 備 等 の 改 修 を 行 っている そして 新 たな 教 育 内 容 活 動 に 対 応 するため 教 育 環 境 の 整 備 を 実 施 している それと 並 行 して 校 舎 等 建 物 の 耐 震 性 能 を 確 保 するための 補 強 工 事 を 実 施 し 平 成 21 年 度 に 全 小 中 学 校 の 耐 震 化 を 完 了 するとともに 普 通 教 室 特 別 教 室 の 冷 暖 房 化 も 実 施 してきた 改 築 改 修 は 計 画 的 に 進 めていくものであるが 緊 急 課 題 の 耐 震 化 を 優 先 した ことや 近 年 の 区 財 政 状 況 により 計 画 的 改 修 が 実 施 できずに 学 校 施 設 の 老 朽 化 が 進 行 している 現 状 がある 改 修 時 期 の 遅 れにより 下 記 のような 内 容 が 懸 念 されている 1 漏 水 漏 電 事 故 錆 水 等 への 対 応 従 来 は 対 処 的 修 繕 で 配 管 配 線 等 の 改 修 を 行 っていたが 全 体 的 な 改 修 で ないため 根 本 的 な 解 決 がなされていない 設 備 の 安 全 性 への 不 安 2 改 築 までの 安 全 な 施 設 維 持 管 理 への 対 応 築 35 年 を 超 えて 不 可 視 部 を 含 む 全 体 改 修 が 未 実 施 で 事 故 防 止 が 不 完 全 で ある 施 設 の 劣 化 に 不 安 3 火 災 時 の 防 火 防 煙 への 対 応 防 火 扉 等 が 現 行 法 令 上 既 存 不 適 格 である 火 災 時 の 安 全 性 への 不 安 4ユニバーサルデザインへの 未 対 応 車 椅 子 対 応 便 所 やエレベータ スロープ 等 が 未 整 備 である 利 用 者 への 対 応 が 不 十 分 5 学 校 の 避 難 所 機 能 の 強 化 施 設 の 安 全 性 及 び 災 害 時 の 拠 点 機 能 の 充 実 を 図 る 施 設 機 能 への 不 安 (3) 近 年 の 改 築 改 修 実 績 平 成 22 年 度 からの 長 期 計 画 で 施 設 整 備 計 画 を 策 定 し 改 築 対 象 校 ( 昭 和 46 年 以 前 の 設 計 基 準 校 )16 校 のうち 二 亀 中 二 亀 小 五 大 小 の 3 校 を 当 初 改 築 に 着 手 する 施 設 と 選 定 した また 改 修 対 象 校 は 深 川 六 中 東 川 小 八 名 川 小 平 久 小 東 砂 小 浅 間 竪 川 小 大 島 中 扇 橋 小 二 辰 小 四 砂 小 二 砂 中 の 11 校 を 改 修 に 着 手 する 施 設 と 選 定 した - 5 -
第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 (4) 児 童 生 徒 数 及 び 学 級 数 の 現 状 区 の 人 口 は マンション 建 設 の 増 加 や 臨 海 地 区 の 開 発 により 平 成 10 年 度 から 増 加 傾 向 になり 現 在 は 約 48 万 人 ( 平 成 24 年 4 月 現 在 )になっている これに 伴 って 児 童 生 徒 数 も 減 少 傾 向 から 増 加 傾 向 になっており 平 成 15 年 度 と 比 較 して 平 成 24 年 度 では 児 童 数 4,815 人 (30.7%) 生 徒 数 408 人 (6.0%) と 増 加 している この 傾 向 は 今 後 も 続 くものと 推 計 される このことから 学 級 数 も 増 加 しており さらに 文 部 科 学 省 からの 35 人 学 級 編 制 等 の 対 応 も 含 めて 改 築 改 修 によって 普 通 教 室 の 確 保 に 努 めなければならない 現 状 である ( 児 童 生 徒 数 ) 25,000 22,500 20,000 17,500 15,000 12,500 10,000 7,500 5,000 2,500 0 単 位 : 人 23,197 22,314 21,566 20,590 19,269 17,994 17,100 16,360 15,674 15,370 15,151 15,302 15,696 15,909 16,530 17,172 17,647 18,521 19,171 19,821 20,107 20,511 小 学 校 中 学 校 11,107 10,618 10,021 9,410 9,081 8,806 8,688 8,388 8,020 7,652 7,407 7,065 6,796 6,602 6,563 6,543 6,573 6,694 6,836 6,838 7,025 7,204 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 ( 年 度 ) 図 表 3 児 童 生 徒 数 の 推 移 ( 学 級 数 ) 800 単 位 : 学 級 700 721 600 706 692 665 624 590 604 625 644 637 660 500 564 544 530 520 517 508 519 525 537 553 567 400 小 学 校 300 中 学 校 200 313 299 284 271 261 255 250 246 237 228 220 215 208 202 198 194 196 211 213 214 210 218 100 0 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 ( 年 度 ) 図 表 4 学 級 数 の 推 移 - 6 -
第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 2. 学 校 施 設 整 備 の 取 り 組 みと 課 題 (1) 教 育 方 法 及 び 教 育 内 容 の 多 様 化 35 人 学 級 編 制 や 少 人 数 学 習 への 対 応 多 目 的 室 や 教 室 から 連 続 したオープンスペースの 充 実 特 別 支 援 学 級 の 整 備 と 充 実 巡 回 指 導 のための 特 別 支 援 教 室 への 対 応 検 討 課 題 格 技 の 必 修 に 伴 う 整 備 ( 中 学 校 ) 小 学 校 第 1 2 学 年 の 1 学 級 あたりの 児 童 数 を 40 人 から 35 人 に 改 める 義 務 標 準 法 の 改 正 に 伴 い 教 室 数 の 確 保 や 少 人 数 学 習 への 対 応 に 取 り 組 んでいる なお 第 3 学 年 以 降 の 35 人 学 級 編 制 にも 対 応 できるよう 多 目 的 室 を 教 室 に 転 用 できる 仕 様 にするなど 教 育 方 法 と 教 育 内 容 の 多 様 化 に 対 応 した 施 設 とすることが 求 められている 特 別 支 援 教 育 のニーズや 地 区 要 素 を 踏 まえ 特 別 支 援 学 級 の 計 画 的 な 配 置 を 行 う また これらとは 別 にすべての 小 中 学 校 において 巡 回 指 導 のための 特 別 支 援 教 室 を 設 けることが 検 討 課 題 となっている 義 務 標 準 法 公 立 義 務 教 育 諸 学 校 の 学 級 編 制 及 び 教 職 員 定 数 の 標 準 に 関 する 法 律 ( 平 成 23 年 4 月 22 日 付 改 正 ) 最 終 的 には 小 学 校 1 2 学 年 は 30 人 学 級 で 小 学 校 3 学 年 から 中 学 校 3 学 年 までは 35 人 学 級 となる (2) 放 課 後 支 援 への 対 応 保 護 者 のニーズに 対 応 した 江 東 きっずクラブの 整 備 児 童 の 放 課 後 対 策 として 小 学 校 区 域 ごとに 児 童 が 放 課 後 等 に 安 全 で 安 心 して 過 ごすことができる 居 場 所 生 活 の 場 を 提 供 するため 放 課 後 子 ども 教 室 (げんきっ ず)と 学 童 クラブとの 連 携 一 体 化 事 業 江 東 きっずクラブ を 推 進 している しかし 学 校 の 施 設 規 模 ( 収 容 対 策 等 を 含 む)により 全 小 学 校 の 校 舎 内 敷 地 内 への 設 置 が 困 難 な 状 況 があり 改 築 等 に 合 わせて 整 備 していく 必 要 がある 江 東 きっずクラブ 学 校 施 設 を 活 用 し 放 課 後 や 夏 休 み 冬 休 みなどに 児 童 が 安 全 で 安 心 してのびのびと 過 ごせる 居 場 所 及 び 生 活 の 場 を 提 供 する 施 策 - 7 -
第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 (3) 自 然 環 境 への 配 慮 雨 水 利 用 や 太 陽 光 発 電 屋 上 緑 化 ( 壁 面 含 ) 校 庭 芝 生 化 (CIG) ビオトープ 等 の エコスクール( 環 境 共 生 型 学 校 施 設 )の 実 現 CO2 削 減 への 取 り 組 み 温 かみのある 内 外 装 の 木 質 化 地 球 温 暖 化 対 策 が 喫 緊 の 課 題 となっている 中 学 校 施 設 においても 環 境 を 考 慮 し た 施 設 として エコスクール( 環 境 共 生 型 学 校 施 設 )が 求 められている エコスクールは 環 境 負 荷 の 低 減 に 貢 献 するだけでなく 児 童 生 徒 の 環 境 教 育 の 教 材 として 活 用 することもでき さらには 地 域 の 環 境 教 育 の 発 信 拠 点 としても 先 導 的 な 役 割 を 果 たす 点 で 重 要 である また 木 材 の 利 用 促 進 については 本 区 の 地 場 産 業 でもありその 利 用 は 地 域 の 活 性 化 や 区 の 特 色 ある 学 校 づくりに 大 きく 貢 献 するとともに 木 材 がCO2を 吸 収 し 固 定 化 することにより 地 球 温 暖 化 防 止 に 資 するものである エコスクール 環 境 を 考 慮 した 学 校 施 設 整 備 に 際 しては 次 の 3 つの 点 に 留 意 することが 必 要 1. 施 設 面 学 習 空 間 生 活 空 間 として 健 康 で 快 適 である 周 辺 環 境 と 調 和 している 環 境 への 負 荷 を 低 減 させる 設 計 建 設 とする 2. 運 営 面 耐 久 性 やフレキシビリティに 配 慮 する 自 然 エネルギーを 有 効 活 用 する 無 駄 なく 効 率 よく 使 う 3. 教 育 面 環 境 教 育 にも 活 用 する エコスクールの 事 業 タイプ 太 陽 光 発 電 型 太 陽 熱 利 用 型 その 他 新 エネルギー 活 用 型 省 エネルギー 省 資 源 型 自 然 共 生 型 木 材 利 用 型 資 源 リサイクル 型 その 他 江 東 CIG ビジョン 江 東 区 CITY IN THE GREEN を 更 に 推 進 するための 施 策 ( 平 成 24 年 7 月 制 定 ) 木 材 の 利 用 促 進 法 公 共 建 築 物 等 における 木 材 の 利 用 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 22 年 10 月 制 定 ) 地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 第 21 条 ( 地 方 公 共 団 体 実 行 計 画 等 ) チーム 江 東 環 境 配 慮 推 進 計 画 ( 第 3 章 建 築 土 木 工 事 等 に 関 するマニュアル)の 契 約 にあたっての 取 組 計 画 設 計 施 工 維 持 管 理 における 取 組 を 遵 守 することとする - 8 -
第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 (4) 防 災 への 対 応 防 災 資 機 材 倉 庫 や 備 蓄 倉 庫 の 施 設 整 備 ヘリサインの 設 置 非 構 造 部 材 ( 天 井 や 照 明 等 )の 耐 震 化 と 防 振 対 策 を 図 る 災 害 時 の 拠 点 としての 機 能 を 強 化 (マンホールトイレ 等 ) ゲリラ 豪 雨 対 策 としての 雨 水 貯 留 施 設 の 設 置 ( 改 築 時 ) 大 規 模 地 震 発 生 時 の 児 童 生 徒 の 被 害 防 止 や 安 全 の 確 保 に 努 めるとともに 地 域 住 民 が 避 難 所 として 安 心 して 活 用 できるよう 耐 震 性 を 確 保 し 防 災 資 機 材 倉 庫 等 の 施 設 設 備 や 避 難 所 としての 機 能 等 災 害 時 の 拠 点 としての 機 能 を 確 保 するために 防 災 施 設 設 備 の 整 備 が 求 められている また 近 年 ヒートアイランドの 影 響 等 でゲリラ 豪 雨 が 増 えており 本 区 では 雨 水 を 直 接 下 水 に 流 さず 敷 地 内 で 吸 収 する 浸 透 桝 や 浸 透 施 設 貯 留 槽 などが 求 められて いる 江 東 区 雨 水 流 出 抑 制 対 策 区 内 の 公 共 施 設 や 民 間 施 設 の 敷 地 内 に 雨 水 流 出 抑 制 施 設 を 設 置 し 雨 水 を 地 中 へ 浸 透 させたり 貯 留 させ たりすることで 浸 水 被 害 の 軽 減 及 び 防 止 する (5) 学 校 施 設 の 向 上 (ボトムアップ) バリアフリー 化 によるエレベータ 及 びオストメイト 対 応 便 所 の 設 置 東 京 都 水 道 局 推 進 安 全 でおいしい 水 の 直 結 給 水 の 設 置 普 通 教 室 特 別 教 室 の 冷 暖 房 化 食 育 推 進 のためのランチルーム 設 置 食 中 毒 対 策 (O157)として 給 食 調 理 室 の 衛 生 区 画 化 児 童 生 徒 の 健 康 保 持 衛 生 面 に 配 慮 した 設 備 の 整 備 ハートビル 法 の 改 正 特 別 支 援 教 育 の 拡 充 などバリアフリー 化 を 一 層 推 進 す る 必 要 性 がますます 高 まる 中 国 の 学 校 施 設 バリアフリー 化 推 進 指 針 に 配 慮 す るとともに バリアフリー 新 法 に 基 づき 段 差 解 消 手 すりの 設 置 トイレな どの 学 校 施 設 のバリアフリー 整 備 を 行 う 良 好 な 学 習 環 境 確 保 に 配 慮 した 直 結 給 水 化 や 教 室 の 冷 暖 房 化 を 推 進 し さらに 区 の 特 徴 を 活 用 した 食 育 指 導 を 推 進 できるようランチルームの 整 備 と 充 実 を 図 る 必 要 がある 児 童 生 徒 の 健 康 保 持 に 向 けて プールや 保 健 室 等 の 設 備 の 整 備 を 図 り 環 境 衛 生 や 公 衆 衛 生 の 向 上 に 努 める - 9 -
第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 バリアフリー 新 法 高 齢 者 障 害 者 等 の 移 動 等 の 円 滑 化 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 18 年 12 月 施 行 ) 学 校 施 設 バリアフリー 化 推 進 指 針 学 校 施 設 のバリアフリー 化 等 の 推 進 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 及 び 学 校 施 設 のバリアフリー 化 等 を 図 る 際 の 計 画 設 計 上 の 留 意 点 を 示 した 指 針 ( 平 成 16 年 3 月 文 部 科 学 省 大 臣 官 房 文 教 施 設 部 ) 学 校 環 境 衛 生 基 準 ( 文 部 科 学 大 臣 告 示 平 成 21 年 4 月 施 行 ) 園 児 児 童 生 徒 等 学 校 職 員 等 が 基 準 に 求 められた 快 適 な 学 校 環 境 のもとで 勉 学 に 励 むこと (6) 施 設 の 長 寿 命 化 現 行 法 令 に 適 する 施 設 への 対 応 既 存 不 適 格 部 分 の 見 直 し 設 備 の 全 面 的 な 再 整 備 により 長 寿 命 化 と 安 全 性 を 確 保 効 率 的 な 施 設 維 持 管 理 を 行 うための 平 面 計 画 の 検 討 ライフサイクルコストの 低 減 現 行 の 建 築 基 準 法 に 適 合 するよう 既 存 不 適 格 部 分 を 見 直 し 防 火 防 煙 設 備 を 改 善 する また 従 来 は 漏 水 漏 電 後 に 対 処 的 な 修 繕 で 配 管 配 線 等 の 改 修 を 行 ってい たが 根 本 的 な 解 決 になっていなかった 設 備 を 改 修 し 全 体 的 な 再 整 備 により 長 寿 命 化 と 安 全 性 の 確 保 に 努 める (7) 情 報 化 と 情 報 教 育 への 対 応 PC 室 と 図 書 室 の 連 携 可 能 な 整 備 インターネット 環 境 の 整 備 ( 学 校 LAN 校 務 LAN 庁 内 LAN) 次 世 代 の 電 子 黒 板 への 対 応 検 討 課 題 ネットワーク 環 境 への 整 備 ( 各 教 室 への LAN 配 管 ) 多 くの 情 報 から 適 切 に 情 報 を 選 択 し 自 ら 正 しい 情 報 を 発 信 する 能 力 や 情 報 社 会 に 主 体 的 に 参 画 しようとする 態 度 の 育 成 など 情 報 教 育 の 充 実 が 求 められている ICT 教 育 の 推 進 に 有 効 な 学 校 独 自 の 校 内 LAN 整 備 を 含 め 教 室 からイン ターネットへの 接 続 を 可 能 にし 次 世 代 の 電 子 黒 板 等 機 器 の 一 層 の 活 用 に 向 けたネ ットワーク 整 備 に 取 り 組 む 必 要 がある 情 報 通 信 基 盤 の 整 備 に 伴 い 情 報 教 育 及 び 学 習 方 法 手 段 の 確 保 に 必 要 なコンピ ュータ 室 や 図 書 室 または 融 合 した 情 報 メディア 室 等 の 施 設 設 備 を 整 備 すること が 求 められている - 10 -
第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 ICT( 情 報 コミュニケーション 技 術 ) 教 育 情 報 技 術 を 用 いて 学 習 者 に 新 しいコミュニケーション 環 境 を 提 供 しようとする 教 育 ICT は Information and Communications Technology の 略 称 (8) 安 全 防 犯 への 対 応 オートロックや 防 犯 カメラなどの 設 置 盗 撮 対 策 としてプール 屋 根 の 設 置 セキュリティラインの 明 確 化 近 年 学 校 を 舞 台 とした 事 件 が 続 き 学 校 の 安 全 性 を 高 める 必 要 が 一 層 高 まって いる 児 童 生 徒 の 生 活 の 場 として 安 全 性 を 確 保 するために セキュリティライン を 明 確 化 し オートロックや 防 犯 カメラなど 外 部 からの 侵 入 者 等 への 対 策 に 取 り 組 んでいる なお 施 設 設 備 の 面 からも 各 種 の 防 犯 対 策 が 求 められており 近 年 ではプ ールなどの 盗 撮 対 策 に 重 点 をおく 必 要 がある (9) 地 域 連 携 への 対 応 地 域 との 交 流 連 携 を 充 実 させる 地 域 開 放 会 議 室 や PTA 室 の 設 置 地 域 の 学 校 として 地 域 の 交 流 連 携 を 充 実 させるランチルーム 多 目 的 室 及 び 屋 内 運 動 場 ( 更 衣 室 トイレの 充 実 も 含 む) 等 の 学 校 開 放 施 設 地 域 活 動 の 拠 点 と して 利 用 できる 施 設 等 の 整 備 が 求 められている - 11 -
第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 3. 改 築 改 修 にあたっての 課 題 (1) 仮 校 舎 の 確 保 工 事 期 間 中 の 仮 校 舎 の 確 保 は 改 築 改 修 に 必 要 不 可 欠 なものであり 様 々な 視 点 から 検 討 する 必 要 がある 南 砂 仮 校 舎 (スクールバス 通 学 ) 大 島 仮 校 舎 (スクールバス 通 学 ) 校 庭 等 への 仮 設 プレハブ 設 置 改 築 が 10 年 前 後 に 実 施 される 学 校 施 設 の 場 合 居 ながら 工 事 も 検 討 する 1 敷 地 外 に 確 保 現 在 大 島 仮 校 舎 (20 学 級 数 に 対 応 可 )と 南 砂 仮 校 舎 (24 学 級 数 に 対 応 可 )と 2 校 の 仮 校 舎 を 確 保 している しかし 東 日 本 大 震 災 以 降 においては 遠 方 の 仮 校 舎 への 通 学 を 心 配 する 声 などが 寄 せられ 児 童 生 徒 の 通 学 路 通 学 時 間 及 び 通 学 手 段 においては 慎 重 に 検 討 する 必 要 がある 2 敷 地 内 ( 校 庭 )に 確 保 校 庭 内 に 仮 校 舎 を 確 保 する 場 合 には 工 事 中 の 騒 音 粉 塵 等 の 対 策 など 良 好 な 学 習 環 境 の 確 保 が 必 要 不 可 欠 であり 代 替 の 運 動 施 設 の 確 保 工 事 資 材 置 場 工 事 車 両 の 出 入 り 等 を 十 分 に 考 慮 する 必 要 がある また 同 一 敷 地 内 での 建 替 え となるため 仮 設 校 舎 建 設 校 舎 解 体 新 校 舎 建 設 と 工 事 が 長 期 間 に 及 ぶことが 予 想 され 工 事 方 法 や 工 事 順 及 び 工 事 期 間 の 短 縮 等 を 検 討 する 必 要 がある 3 居 ながら 工 事 ( 改 修 のみ) 改 築 計 画 が 10 年 前 後 に 実 施 される 予 定 の 学 校 ( 改 築 予 定 校 )においては 各 学 校 の 状 況 に 合 わせながら 安 全 を 確 保 するための 改 修 新 たな 教 育 内 容 活 動 に 最 低 限 必 要 な 教 育 環 境 の 整 備 に 止 め 財 源 の 負 担 低 減 に 考 慮 する 必 要 がある (2) 改 築 改 修 経 費 の 確 保 学 校 の 改 築 改 修 は その 規 模 から 多 大 な 建 設 経 費 を 必 要 とし 長 期 にわたり 継 続 する 事 業 であることから 財 源 の 確 保 が 重 要 な 課 題 となる 1 国 庫 支 出 金 近 年 文 部 科 学 省 では 全 国 的 に 学 校 施 設 の 耐 震 性 能 の 確 保 を 目 的 とした 耐 震 改 修 事 業 を 推 進 してきた 区 では 既 に 学 校 施 設 の 耐 震 対 策 を 完 了 し 施 設 整 備 全 般 の 老 朽 化 に 対 応 した 抜 本 的 な 対 策 として 改 築 改 修 を 計 画 するものであることから 老 朽 化 による 改 築 改 修 を 対 象 とする 国 庫 支 出 を 要 請 し 改 築 改 修 の 根 本 的 な 財 源 確 保 とする - 12 -
第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 2 起 債 基 金 これまでの 学 校 の 改 築 等 の 施 設 建 設 事 業 は 1 2 年 の 短 期 間 に 多 額 の 経 費 を 必 要 とすることから 起 債 及 び 基 金 により 財 源 を 確 保 して 単 年 度 の 財 政 負 担 を 軽 減 してきた 経 緯 がある 起 債 による 財 源 確 保 は 必 要 不 可 欠 であるが 長 期 的 に 継 続 することから 後 年 度 の 償 還 等 を 長 期 的 に 捉 えて 区 全 体 の 財 政 計 画 の 中 で 考 えていく 必 要 がある また 一 般 財 源 からの 負 担 を 軽 減 するために 改 築 等 基 金 として 計 画 的 に 積 み 立 てていく 必 要 がある 3コスト 削 減 改 築 改 修 計 画 手 法 手 順 等 により 工 事 等 経 費 は 増 減 するが 仮 設 校 舎 確 保 費 移 転 費 運 営 費 運 動 場 等 の 代 替 施 設 の 確 保 経 費 等 についても コスト 削 減 を 意 識 した 検 討 をする 必 要 がある (3) 改 築 改 修 手 法 手 順 の 設 定 1 改 築 改 修 の 手 法 各 学 校 の 個 々の 改 築 の 課 題 等 諸 条 件 に 基 づき 建 設 年 度 建 替 えの 困 難 度 財 政 負 担 等 を 考 慮 し 建 替 えを 前 提 とするがスーパーリニューアル( 大 規 模 改 修 ) 等 の 手 法 も 検 討 する 必 要 がある 2 改 築 手 順 基 本 設 計 に 1 年 実 施 設 計 に 1 年 工 事 に 2 年 の 4 年 を 予 定 しているが 可 能 な 限 り 期 間 の 短 縮 を 図 る 必 要 がある また 地 域 に 開 かれた 学 校 とするためには 基 本 設 計 においてワークショップ を 開 催 して 学 校 関 係 者 地 域 と 協 議 して 基 本 計 画 を 作 成 するなど 地 域 との 協 働 で 学 校 づくりを 行 うことが 求 められている 3 改 修 手 順 実 施 設 計 に 1 年 工 事 に 半 年 から 1 年 を 予 定 しているが 他 工 事 ( 仮 校 舎 使 用 ) との 調 整 により 期 間 等 に 変 動 がある - 13 -
第 1 章 学 校 施 設 の 現 状 と 課 題 (4) 建 築 関 係 法 令 への 適 合 改 築 にあたっては 都 市 計 画 法 建 築 基 準 法 東 京 都 安 全 条 例 等 の 適 合 が 改 築 の 前 提 条 件 である 1 用 途 地 域 等 多 くの 学 校 は 住 宅 地 に 立 地 し 住 居 系 又 は 準 工 業 系 の 用 途 地 域 高 度 地 区 であ ることから 道 路 斜 線 等 の 制 限 と 日 影 規 制 により 建 物 の 後 退 が 必 要 となるため 建 物 規 模 や 運 動 場 面 積 確 保 を 十 分 に 考 慮 する 必 要 がある また 学 校 周 辺 地 域 の 環 境 への 影 響 を 最 小 限 に 抑 制 することが 求 められている 2 開 発 許 可 これまで 学 校 施 設 は 開 発 許 可 の 対 象 外 であったが 法 改 正 により 平 成 19 年 11 月 30 日 以 降 は 許 可 ( 協 議 )が 必 要 となったことから 改 築 に 際 して 土 地 の 区 画 形 質 の 変 更 等 を 行 う 場 合 は 検 討 する 必 要 がある (5) 改 築 等 期 間 中 の 諸 課 題 学 校 の 改 築 期 間 は 建 設 工 事 で 通 常 2 年 間 が 必 要 であり 工 事 中 の 仮 校 舎 での 学 校 教 育 活 動 や 仮 校 舎 への 通 学 (スクールバス 通 学 等 )について 児 童 生 徒 及 び 保 護 者 への 負 担 が 少 なからず 発 生 すると 考 えられる 入 学 時 の 学 校 選 択 改 築 校 の 周 辺 学 校 の 入 学 者 数 への 影 響 また 改 築 期 間 中 の 学 校 開 放 が 実 施 できなくなることから 各 種 地 域 活 動 に 影 響 が 及 んでくる このため 学 校 教 育 活 動 通 学 路 の 安 全 確 保 地 域 の 諸 活 動 への 影 響 を 最 小 限 に する 対 応 策 を 考 える 必 要 がある (6) 改 築 改 修 後 の 維 持 管 理 経 費 について 施 設 の 改 築 改 修 を 行 った 後 の 設 備 機 器 の 維 持 管 理 を 行 っていくにあたり 保 守 点 検 等 の 維 持 管 理 経 費 を 確 保 する 必 要 がある 定 期 的 な 点 検 等 を 実 施 することによ り 設 備 機 器 を 良 好 な 状 態 に 維 持 することで 修 理 交 換 等 の 経 費 のコスト 削 減 を 図 っていく 必 要 がある また 校 庭 の 芝 生 化 屋 上 緑 化 壁 面 緑 化 やビオトープ 等 の 維 持 管 理 については 植 物 の 育 成 状 態 によっては 補 修 費 用 を 含 め 維 持 管 理 経 費 の 確 保 が 必 要 となる 校 庭 芝 生 化 は 補 助 金 等 を 活 用 し 推 進 していくが 補 助 金 の 助 成 が 終 了 してから の 維 持 管 理 経 費 が 必 要 となってくる - 14 -
第 2 章 小 中 学 校 の 改 築 改 修 の 考 え 方 1. 教 育 推 進 プランの 具 現 化 この 基 本 的 な 考 え 方 は 江 東 区 の 基 本 構 想 ( 平 成 21 年 3 月 策 定 ) 江 東 区 長 期 計 画 ( 平 成 22 年 3 月 策 定 ) 江 東 区 教 育 委 員 会 の 教 育 目 標 の 実 現 に 向 けた 教 育 推 進 プラン 江 東 ( 平 成 22 年 度 策 定 )との 整 合 性 を 図 り 小 中 学 校 の 改 築 改 修 を 計 画 的 効 率 的 に 推 進 していくものである 教 育 推 進 プラン 江 東 では 重 点 施 策 のひとつに 教 育 施 設 の 整 備 充 実 を 掲 げ 学 校 改 築 改 修 の 計 画 的 推 進 と 教 育 方 法 や 教 育 内 容 の 多 様 化 に 対 応 したうえで 安 全 安 心 な 教 育 環 境 の 整 備 を 目 指 すものとしている 児 童 生 徒 がより 安 全 で 安 心 な 環 境 の 中 で 特 色 ある 豊 かな 教 育 を 受 けられるよう 計 画 的 に 学 校 施 設 を 整 備 することが 必 要 である (1) 改 築 の 基 本 方 針 地 域 の 特 色 を 活 かした 改 築 計 画 を 展 開 します Community 学 校 と 地 域 をつなぐ 融 合 を 誘 発 する 交 流 を Community 幼 小 交 流 小 中 交 流 異 学 年 交 流 地 域 交 流 地 域 防 災 拠 点 Media 促 す 場 づくり Ecology Media 図 書 +ITの 統 合 IT 環 境 の 充 実 情 報 を 自 由 に 選 択 活 用 表 現 できる 学 び 場 づくり 自 然 のぬくもりを 身 近 に 感 じる 環 境 づくり Ecology 自 然 と 遊 ぶ 木 の 空 間 づくり 省 エネの 見 える 化 (2) 改 修 の 基 本 方 針 教 育 環 境 の 充 実 に 留 まらず 区 民 の 安 全 安 心 緑 化 も 推 進 します 現 行 法 令 への 適 応 施 設 の 長 寿 命 化 きっずクラブ 等 への 対 応 抜 本 的 な 整 備 による 効 率 効 果 の 向 上 災 害 時 の 拠 点 やさしい 施 設 CIG の 対 応 - 15 -
第 2 章 小 中 学 校 の 改 築 改 修 の 考 え 方 2. 学 校 施 設 整 備 の 基 本 的 な 考 え 方 (1) 学 校 改 築 改 修 の 計 画 的 な 推 進 建 物 寿 命 の 到 来 により まもなく 迎 える 大 量 の 改 築 需 要 に 応 えるため 継 続 性 の ある 改 築 計 画 を 目 指 す また 建 設 手 法 を 工 夫 するとともに 計 画 的 な 改 修 を 行 い 建 物 寿 命 を 延 ばすよう 努 める 特 に 大 規 模 改 修 においては 現 行 の 建 築 基 準 法 に 適 合 するよう 改 善 し 設 備 の 全 面 的 な 再 整 備 により 長 寿 命 化 と 安 全 性 を 確 保 する 1 計 画 的 な 改 築 改 修 の 推 進 2 施 設 の 長 寿 命 化 とライフサイクルコストの 低 減 3 バリアフリー 化 の 推 進 4 現 行 法 令 に 適 する 施 設 への 対 応 (2) 特 色 のある 教 育 に 対 応 した 学 校 づくり 多 様 な 教 育 活 動 に 対 応 できるよう 多 目 的 教 室 の 配 置 や 教 室 から 連 続 したオー プンスペース 可 変 壁 を 使 用 したレイアウトフリーな 教 室 など その 活 動 の 特 色 に 合 わせた 様 々な 平 面 計 画 を 検 討 する また 35 人 学 級 編 制 や 児 童 増 加 に 伴 う 教 室 数 の 確 保 に 努 め 特 別 支 援 教 育 などの 整 備 も 充 実 させることで 特 色 のある 教 育 に 対 応 していく 1 35 人 学 級 編 制 や 少 人 数 学 習 に 対 応 できる 施 設 2 多 目 的 室 や 教 室 から 連 続 したオープンスペースの 充 実 3 特 別 支 援 教 育 の 推 進 4 情 報 基 盤 整 備 の 推 進 (3) 環 境 にやさしい 学 校 づくり 自 然 環 境 を 意 識 して 学 校 施 設 の 設 計 から 建 設 工 事 施 設 運 営 におけるまでの 環 境 負 荷 の 軽 減 を 図 るとともに 児 童 生 徒 にとって 学 校 施 設 そのものがエネルギー の 合 理 化 やCO2 削 減 に 配 慮 した 環 境 教 育 の 教 材 となるよう 工 夫 する 木 材 の 利 用 促 進 は 本 区 の 地 場 産 業 でもあり 可 能 な 限 り 木 質 化 に 努 める 1 雨 水 利 用 や 太 陽 光 発 電 屋 上 緑 化 ( 壁 面 含 ) 校 庭 芝 生 化 (CIG) ビオトープ 等 のエコスクール( 環 境 共 生 型 学 校 施 設 )の 推 進 2 CO2 削 減 の 推 進 3 資 源 の 再 利 用 4 温 かみのある 内 外 装 の 木 質 化 - 16 -
第 2 章 小 中 学 校 の 改 築 改 修 の 考 え 方 (4) 防 災 に 強 い 学 校 づくり 大 規 模 地 震 発 生 時 の 児 童 生 徒 の 被 害 防 止 や 安 全 の 確 保 に 努 めるとともに 地 域 住 民 が 避 難 所 として 安 心 して 活 用 できるよう 耐 震 性 を 確 保 し 防 災 資 機 材 倉 庫 等 の 施 設 設 備 や 避 難 所 としての 機 能 等 災 害 時 の 拠 点 としての 機 能 を 確 保 するために 防 災 施 設 設 備 の 整 備 に 努 める また 近 年 ヒートアイランドの 影 響 等 でゲリラ 豪 雨 が 増 えており 本 区 では 雨 水 を 直 接 下 水 に 流 さず 敷 地 内 で 吸 収 する 浸 透 桝 や 浸 透 施 設 貯 留 槽 などを 設 置 する 1 防 災 設 備 の 整 備 と 充 実 2 非 構 造 部 材 の 耐 震 化 3 雨 水 貯 留 施 設 等 の 積 極 的 な 設 置 ( 改 築 時 ) (5) 安 全 安 心 の 学 校 づくり 安 全 安 心 な 学 校 づくりを 実 現 するため 学 校 安 全 カルテ に 基 づく 事 件 事 故 被 害 から 回 避 できるセキュリティ 計 画 とシックスクール 対 策 など 室 内 環 境 の 改 善 を 行 う また 児 童 生 徒 の 健 康 保 持 に 向 けてプールや 保 健 室 等 の 整 備 を 図 り 環 境 衛 生 や 公 衆 衛 生 の 向 上 に 努 め 児 童 生 徒 や 保 護 者 地 域 からの 信 頼 を 得 る 学 校 づくり を 実 現 する 1 防 犯 対 策 の 整 備 とセキュリティラインの 明 確 化 2 盗 撮 対 策 としてのプール 屋 根 の 整 備 3 こどもたちの 健 康 を 守 る 環 境 の 整 備 学 校 安 全 カルテ 警 備 の 専 門 家 が 独 自 のチェックシートをもとに 調 査 診 断 を 行 い 施 設 管 理 者 との 聞 き 取 り 調 査 を 踏 まえ これらの 結 果 を 分 析 して 作 成 したもの (6) 地 域 とともに 育 てる 学 校 づくり 多 様 な 教 育 ニーズに 応 えるため 学 校 と 地 域 が 一 体 となった 豊 かな 教 育 の 場 の 実 現 に 努 めるとともに 学 校 施 設 を 地 域 に 開 かれたものとし こどもが 地 域 の 宝 となり 学 校 が 多 様 な 地 域 コミュニティの 発 信 の 場 となるよう 取 り 組 んでいく 1 地 域 の 交 流 連 携 の 拠 点 となる 施 設 2 地 域 ニーズに 合 わせた 学 校 施 設 の 有 効 利 用 3 江 東 きっずクラブの 整 備 と 充 実 - 17 -
第 2 章 小 中 学 校 の 改 築 改 修 の 考 え 方 3.これまでの 改 築 改 修 の 考 え 方 学 校 施 設 の 改 築 改 修 にあたっては 減 価 償 却 資 産 の 耐 用 年 数 等 に 関 する 省 令 等 により 改 築 改 修 の 実 施 時 期 等 を 検 討 してきた 平 成 8 年 時 においては 学 校 施 設 の 建 物 の 耐 用 年 数 は 40 年 程 度 としていたが 平 成 15 年 に 学 校 の 耐 震 診 断 を 実 施 し 平 成 21 年 度 までにすべての 区 立 小 中 学 校 の 耐 震 補 強 工 事 を 行 った このことから 建 物 の 耐 用 年 数 を 50 年 程 度 とし 改 築 は 建 設 か ら 50 年 を 経 過 したもの 改 修 は 建 設 から 25 年 を 経 過 したものを 対 象 とした また 昭 和 46 年 以 前 の 設 計 基 準 で 建 設 されたものについては 建 物 の 耐 力 度 調 査 を 行 い その 結 果 により 改 築 までの 年 数 を 検 討 することとした 4.これからの 改 築 年 数 等 の 考 え 方 について 1. 建 物 の 耐 用 年 数 を 65 年 程 度 と 考 える 2. 改 築 は 建 設 年 度 を 考 慮 し 次 の 基 準 とする 1 昭 和 56 年 以 前 に 建 設 されたものは 50 年 を 経 過 したもの 2 昭 和 57 年 以 降 に 建 設 されたものは 65 年 を 経 過 したもの 3. 改 修 は 建 設 年 度 を 考 慮 し 次 の 基 準 とする 原 則 的 には 初 回 は 建 設 から 25 年 2 回 目 は 更 に 20 年 を 経 過 したもの 4. 上 記 の 基 準 以 外 でも 施 設 の 現 状 において 必 要 と 考 えられるものは 改 築 改 修 の 対 象 とする 小 中 学 校 の 改 築 改 修 にあたっての 実 施 年 数 の 目 安 については 国 等 による 基 準 が 示 されていないが 官 庁 営 繕 部 の 計 画 更 新 年 数 及 び 日 本 建 築 学 会 JASS5 の 標 準 計 画 共 用 期 間 より 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 又 は 鉄 筋 コンクリート 造 建 物 の 目 標 耐 用 年 数 は 65 年 となっている 既 存 建 築 物 については 昭 和 56 年 6 月 に 建 築 基 準 法 が 改 正 され 新 耐 震 設 計 法 に より 構 造 が 強 化 された 法 改 正 以 前 の 建 築 物 ( 昭 和 56 年 以 前 竣 工 )のうち 耐 震 診 断 により 強 度 が 不 十 分 とされた 建 築 物 について 耐 震 工 事 において 補 強 されているが 構 造 自 体 は 旧 基 準 のままである また 昭 和 40 年 代 の 高 度 成 長 期 の 建 築 物 について は スクラップ アンド ビルド の 考 えにより 設 計 建 設 されている このことから 建 築 物 の 耐 用 年 数 も 現 在 の 建 築 物 より 短 いと 評 価 されるため 昭 和 56 年 以 前 の 建 築 物 については 今 までどおり 減 価 償 却 資 産 の 耐 用 年 数 等 に 関 する 省 令 に 基 づき 50 年 を 目 標 耐 用 年 数 とし 50 年 を 経 過 したものから 順 に 改 築 を 行 い 65 年 程 度 を 目 標 に 平 準 化 した 改 築 計 画 を 進 めることとする - 18 -
第 3 章 これからの 学 校 施 設 整 備 の 進 め 方 1. 今 後 見 込 まれる 改 築 改 修 実 施 校 について 改 築 改 修 実 施 校 の 建 設 年 度 は 不 規 則 に 分 散 していることから 単 年 度 に 実 施 校 が 極 端 に 集 中 することを 回 避 するために 計 画 的 な 改 築 改 修 を 実 施 し 財 政 的 物 理 的 負 担 を 平 準 化 することで 計 画 の 実 行 性 安 定 性 を 高 める 必 要 がある 改 築 改 修 実 施 校 を 平 準 化 し 前 記 第 2 章 小 中 学 校 の 改 築 改 修 の 考 え 方 4. これからの 改 築 年 数 等 の 考 え 方 について を 踏 まえると 昭 和 56 年 以 前 に 建 築 され た 建 物 の 改 築 改 修 を 完 了 するには 平 成 25 年 度 から 平 成 31 年 度 までに 改 築 対 象 校 4 校 及 び 改 修 対 象 校 22 校 の 工 事 が 必 要 となる さらに 平 成 32 年 度 以 降 に 改 築 改 修 対 象 校 24 校 の 工 事 を 行 うことが 必 要 となる 現 在 の 改 築 改 修 に 係 る 実 施 期 間 は 下 記 のとおりである 改 築 期 間 :4 ヵ 年 1 年 目 : 基 本 設 計 (ワークショップ 実 施 ) 2 年 目 : 実 施 設 計 ( 計 画 通 知 提 出 ) 3~4 年 目 : 解 体 工 事 改 修 期 間 :2 ヵ 年 1 年 目 : 実 施 設 計 2 年 目 : 工 事 2. 改 築 改 修 に 必 要 な 経 費 の 試 算 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 係 る 経 費 は これからの 学 校 施 設 整 備 事 業 を 盛 り 込 んだ 費 用 で 試 算 すると 学 校 施 設 の 規 模 施 設 内 容 等 により 異 なるが 建 築 設 備 工 事 費 及 び 工 事 管 理 費 等 を 合 わせた 事 業 費 は 1 校 あたり 改 築 にはおおよそ 20 億 円 から 30 億 円 改 修 にはおおよそ 10 億 円 から 15 億 円 が 見 込 まれることとなる 3. 改 築 改 修 にあたって (1) 改 築 校 改 修 校 の 選 定 老 朽 化 した 学 校 施 設 の 今 後 の 改 築 校 改 修 校 の 対 象 校 選 定 の 考 え 方 については 基 本 的 に 竣 工 年 度 の 古 い 順 から 選 定 するが 各 校 の 現 状 と 将 来 予 測 等 を 総 合 的 に 判 断 して 選 定 していくこととする ただし 改 築 改 修 をしなければ 安 全 性 が 確 保 できず 学 校 運 営 が 成 り 立 たなく なる 事 態 が 想 定 される 場 合 等 では 他 に 優 先 して 対 象 校 として 選 定 することがある また 改 築 改 修 を 実 施 するにあたり 今 後 の 人 口 推 計 による 児 童 の 出 現 率 から も 改 築 改 修 が 必 要 な 学 校 を 見 極 める 必 要 があり 学 校 用 途 以 外 の 活 用 を 視 野 に 入 れながら 区 政 運 営 や 財 政 面 からも 対 象 校 の 選 定 を 検 討 していくこととする - 19 -
第 3 章 これからの 学 校 施 設 整 備 の 進 め 方 (2) 学 校 児 童 生 徒 保 護 者 地 域 へ 向 けて 学 校 施 設 整 備 を 進 めるにあたり 改 築 改 修 予 定 のある 学 校 へ 在 学 中 や 入 学 する 児 童 生 徒 の 保 護 者 地 域 住 民 への 周 知 を 図 るためには 計 画 時 点 から 学 校 や 地 域 に 説 明 し 理 解 を 得 ていくことが 望 ましい 学 校 施 設 を 含 め 公 共 施 設 の 改 築 改 修 においては 前 記 1. 今 後 見 込 まれる 改 築 改 修 実 施 校 について で 記 述 しているとおり 改 築 期 間 に 4 年 間 改 修 期 間 に 2 年 間 を 要 することから 長 期 的 な 視 点 と 適 切 な 周 知 と 説 明 を 行 うことで 学 校 や 地 域 住 民 の 理 解 と 協 力 を 得 ることが 必 要 不 可 欠 である 地 域 の 理 解 と 協 力 による 学 校 づくりは 児 童 生 徒 の 安 全 安 心 の 確 保 と 地 域 コ ミュニティの 実 現 等 が 図 られるものとなってくる - 20 -
資 料 さささ 1. 江 東 区 立 小 中 学 校 改 築 改 修 検 討 委 員 会 ( 検 討 部 会 ) 検 討 経 過 会 議 名 期 日 検 討 内 容 1 江 東 区 立 小 中 学 校 改 築 改 修 検 討 委 員 会 の 設 置 について 2 学 校 施 設 の 改 築 改 修 の 現 状 と 課 題 について 第 1 回 平 成 24 年 これまでの 江 東 区 における 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 関 する 基 本 委 員 会 6 月 27 日 的 な 考 え 方 について 第 1 回 検 討 部 会 平 成 24 年 7 月 27 日 1 検 討 部 会 の 進 め 方 について 2 改 築 改 修 に 伴 う 学 校 施 設 整 備 への 取 り 組 みについて (1) 防 災 への 対 応 (2) 自 然 環 境 への 配 慮 (3) ユニバーサルデザインへの 対 応 (4) 教 育 方 法 及 び 教 育 内 容 の 多 様 化 (5) 学 校 施 設 の 長 寿 命 化 と 機 能 向 上 3 意 見 交 換 第 2 回 検 討 部 会 平 成 24 年 8 月 16 日 1 ( 仮 称 ) 江 東 区 立 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 について ( 骨 子 案 )の 作 成 に 向 けて 2 意 見 要 望 等 のまとめ 第 3 回 検 討 部 会 平 成 24 年 8 月 27 日 ( 仮 称 ) 江 東 区 立 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 に ついて ( 骨 子 案 )について 第 2 回 委 員 会 平 成 24 年 9 月 10 日 ( 仮 称 ) 江 東 区 立 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 に ついて ( 素 案 )について 第 3 回 委 員 会 平 成 24 年 11 月 19 日 1 第 2 回 検 討 委 員 会 での 検 討 事 項 のまとめ 2 江 東 区 立 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 について - 21 -
資 料 さささ 2. 江 東 区 立 小 中 学 校 改 築 改 修 検 討 委 員 会 設 置 要 綱 平 成 24 年 6 月 20 日 24 江 教 施 第 245 号 ( 設 置 ) 第 1 条 江 東 区 長 期 計 画 に 基 づく 江 東 区 立 小 学 校 及 び 中 学 校 における 校 舎 等 の 改 築 又 は 改 修 ( 以 下 小 中 学 校 改 築 改 修 という )のあり 方 について 検 討 するため 江 東 区 立 小 中 学 校 改 築 改 修 検 討 委 員 会 ( 以 下 委 員 会 という )を 設 置 する ( 所 掌 事 項 ) 第 2 条 委 員 会 は 次 の 事 項 について 所 掌 する (1) 校 舎 の 老 朽 化 による 改 築 又 は 改 修 に 関 すること (2) 学 校 施 設 におけるより 良 い 教 育 環 境 の 整 備 に 関 すること (3) 学 校 施 設 整 備 計 画 の 予 算 に 関 すること (4) その 他 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 関 すること ( 組 織 ) 第 3 条 委 員 会 は 委 員 長 副 委 員 長 及 び 委 員 をもって 構 成 する 2 委 員 長 は 教 育 委 員 会 を 担 任 する 副 区 長 ( 以 下 教 育 委 員 会 担 任 副 区 長 という )をもって 充 てる 3 副 委 員 長 は 教 育 委 員 会 担 任 副 区 長 以 外 の 副 区 長 及 び 教 育 長 をもって 充 てる 4 委 員 は 別 表 に 掲 げる 者 をもって 充 てる ( 運 営 ) 第 4 条 委 員 長 は 必 要 に 応 じて 委 員 会 を 招 集 し 会 務 を 総 理 する 2 委 員 長 に 事 故 のあるときは あらかじめ 委 員 長 の 指 名 する 副 委 員 長 がその 職 務 を 代 理 する 3 委 員 長 は 必 要 があると 認 めるときは 委 員 以 外 の 者 を 委 員 会 に 出 席 させることができる ( 検 討 部 会 ) 第 5 条 委 員 会 は 第 2 条 に 掲 げる 事 項 を 効 率 的 に 検 討 するため 検 討 部 会 を 置 く 2 部 会 長 及 び 部 会 員 は 委 員 長 が 指 名 する 3 部 会 長 は 必 要 に 応 じて 検 討 部 会 を 招 集 し 会 務 を 総 理 する 4 部 会 長 は 必 要 があると 認 めるときは 部 会 員 以 外 の 者 を 検 討 部 会 に 出 席 させることができ る ( 庶 務 ) 第 6 条 委 員 会 の 庶 務 は 教 育 委 員 会 事 務 局 学 校 施 設 課 において 処 理 する ( 委 任 ) 第 7 条 この 要 綱 に 定 めるもののほか 委 員 会 の 運 営 に 関 し 必 要 な 事 項 は 委 員 長 が 別 に 定 める 別 表 ( 第 3 条 関 係 ) 政 策 経 営 部 長 総 務 部 長 環 境 清 掃 部 長 都 市 整 備 部 長 土 木 部 長 教 育 委 員 会 事 務 局 次 長 企 画 課 長 計 画 推 進 担 当 課 長 財 政 課 長 経 理 課 長 防 災 課 長 温 暖 化 対 策 課 長 都 市 計 画 課 長 水 辺 と 緑 の 課 長 みどり 推 進 担 当 課 長 庶 務 課 長 学 校 施 設 課 長 学 務 課 長 指 導 室 長 学 校 支 援 課 長 放 課 後 支 援 課 長 - 22 -
資 料 さささ 3. 江 東 区 立 小 中 学 校 改 築 改 修 検 討 委 員 会 名 簿 平 成 24 年 6 月 20 日 職 名 氏 名 備 考 1 委 員 長 副 区 長 ( 教 育 委 員 会 担 任 ) 佐 藤 哲 章 2 副 委 員 長 副 区 長 大 井 哲 爾 3 副 委 員 長 教 育 長 岩 佐 哲 男 4 委 員 政 策 経 営 部 長 寺 内 博 英 5 委 員 総 務 部 長 海 老 澤 孝 史 6 委 員 環 境 清 掃 部 長 石 川 広 7 委 員 都 市 整 備 部 長 作 田 純 一 8 委 員 土 木 部 長 並 木 雅 登 9 委 員 教 育 委 員 会 事 務 局 次 長 押 田 文 子 検 討 部 会 長 10 委 員 政 策 経 営 部 企 画 課 長 長 島 英 明 11 委 員 政 策 経 営 部 計 画 推 進 担 当 課 長 奥 村 健 治 12 委 員 政 策 経 営 部 財 政 課 長 武 田 正 孝 13 委 員 総 務 部 経 理 課 長 藤 田 友 子 14 委 員 総 務 部 防 災 課 長 岩 井 健 15 委 員 環 境 清 掃 部 温 暖 化 対 策 課 長 成 田 勇 臣 16 委 員 都 市 整 備 部 都 市 計 画 課 長 小 川 和 久 17 委 員 土 木 部 水 辺 と 緑 の 課 長 高 垣 克 好 18 委 員 土 木 部 みどり 推 進 担 当 課 長 山 田 英 典 19 委 員 ( 教 ) 庶 務 課 長 鈴 木 亨 20 委 員 ( 教 ) 学 校 施 設 課 長 奥 野 敏 子 21 委 員 ( 教 ) 学 務 課 長 市 川 聡 22 委 員 ( 教 ) 指 導 室 長 浅 岡 寿 郎 23 委 員 ( 教 ) 学 校 支 援 課 長 川 口 和 也 24 委 員 ( 教 ) 放 課 後 支 援 課 長 吉 野 正 則 職 名 欄 ( 教 )は 教 育 委 員 会 事 務 局 事 務 局 教 育 委 員 会 事 務 局 学 校 施 設 課 - 23 -
江 東 区 立 小 中 学 校 の 改 築 改 修 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 平 成 24 年 11 月 江 東 区 立 小 中 学 校 改 築 改 修 検 討 委 員 会 135-8383 江 東 区 東 陽 四 丁 目 11 番 28 号 TEL 03-3647-9111( 代 表 ) - 24 -