目 次 1 個 人 住 民 税 とは 1 2 特 別 徴 収 の 義 務 1 (1) 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 1 (2) 対 象 になる 方 2 (3) 給 与 支 払 報 告 書 の 提 出 2 (4) 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 の 送 付 4 (5) 納 期 と



Similar documents
従 業 員 は 家 族 だけなので 特 別 徴 収 しなくていいで 従 業 員 数 の 少 ない 事 業 所 で も 特 別 徴 収 しなければなりま せんか? 毎 月 納 めるのが 面 倒 なのですが 納 期 の 特 例 を 利 用 すれ ば 住 民 税 の 毎 月 の 給 与

Microsoft PowerPoint - 特別徴収制度説明会資料(県央版.pptx

<4D F736F F D2093C195CA92A58EFB91538E968BC68F8A88EA90C48EC08E7B E646F63>

特別徴収封入送付作業について

特 別 徴 収 による 納 税 の 仕 組 み 従 業 員 事 業 所 市 町 村 3 特 別 徴 収 税 額 の 通 知 ( 従 業 員 用 ) 1 給 与 支 払 報 告 書 の 提 出 (1 月 末 日 まで) 2 税 額 の 計 算 4 給 与 支 払 いの 際 に 税 額 を 徴 収 3

目 次 事 務 手 引 き 住 民 税 特 別 徴 収 の 義 務 個 人 住 民 税 について 1 特 別 徴 収 事 務 の 手 引 き 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 2 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 の 送 付 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 ( 特 別

<4D F736F F D208CC2906C8F5A96AF90C593C195CA92A58EFB E39816A2E727466>

<95BD90AC E93788D6289EA8E CA796AF90C593C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB8741>

特別徴収の事務手引き

特 別 徴 収 事 務 処 理 の 流 れ 1 給 与 支 払 報 告 書 の 提 出 (1 月 31 日 まで) 税 務 課 窓 口 に 給 与 支 払 報 告 書 を 提 出 する 場 合 (1) 前 年 中 の 給 与 支 払 の 実 績 に 基 づいて 個 人 別 の 給 与 支 払 報 告

目 次 個 人 住 民 税 について 1 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 2 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 の 送 付 3 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 ( 特 別 徴 収 義 務 者 用 ) 3 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 ( 納 税 義

目 次 個 住 民 税 について 1 特 別 徴 収 の 義 務 1 (1) 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 1 (2) 対 象 になる 方 2 (3) 給 与 支 払 報 告 書 の 提 出 2 (4) 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 の 送 付 4 (5) 納 期 と 納 入

Microsoft PowerPoint - H27特徴説明会資料 修正後.pptx

<93C195CA92A58EFB8E9696B182CC82B582A882E82E786C7378>

目 次 制 度 (ページ) (Q1) 個 人 住 民 税 とは 何 ですか? 1 (Q2) 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 とは 何 ですか? 1 (Q3) 特 別 徴 収 はしなくてはいけないのですか? 1 (Q4) 特 別 徴 収 は 新 しい 制 度 なのですか?( 制 度 が 変 わ

目 次 1. 特 別 徴 収 について 3 2. 特 別 徴 収 の 根 拠 法 令 等 3 3. 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 について 4 4. 特 別 徴 収 のしくみ 4 5. 特 別 徴 収 義 務 者 に 指 定 した 際 に 送 付 する 書 類 等 4 6. 特 別 徴 収

目 次 住 民 税 及 び 特 別 徴 収 の 義 務 個 人 住 民 税 について 1 特 別 徴 収 事 務 の 手 引 き 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 2 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 の 送 付 3 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 ( 特 別 徴 収

事 務 手 引 き 個 人 市 県 民 税 について 1 特 別 徴 収 の 義 務 1 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 2 特 別 徴 収 のメリット 2 特 別 徴 収 の 対 象 になる 人 2 給 与 支 払 報 告 書 の 提 出 3 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 の

特 別 徴 収 義 務 1 税 額 通 知 書 の 配 布 特 別 徴 収 義 務 への 通 知 とあわせて 納 税 への 通 知 書 を 送 付 しましたので 5 月 31 日 までに 各 納 税 に 配 布 してください なお すでに 退 職 等 した 人 については この 冊 子 にある 給

特 別 徴 収 制 度 とは 市 県 民 税 の 納 め 方 のひとつです 従 業 員 の 市 県 民 税 を 事 業 主 が 毎 月 給 与 から 天 引 きし 従 業 員 に 代 わって 市 に 納 める 制 度 です 所 得 税 の 源 泉 徴 収 に 対 応 するものが 市 県 民 税 では

従業員の個人住民税の特別徴収を実施していない事業者の方へ

目 次 1 個 人 住 民 税 とは 1 2 特 別 徴 収 の 義 務 1 特 別 徴 収 義 務 の 指 定 1 対 象 になる 方 2 給 与 支 払 報 告 書 の 提 出 2 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 の 送 付 3 納 期 と 納 入 方 法 3 税 額 の 変 更 通

後期高齢者医療制度

【労働保険事務組合事務処理規約】

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

1. 特 別 徴 収 に 関 するQ&A -よくあるお 問 い 合 わせについて Q 個 人 市 民 税 県 民 税 の 特 別 徴 収 とはどのような 制 度 ですか? A 事 業 主 ( 特 別 徴 収 義 務 者 )が 従 業 員 等 ( 納 税 者 )に 対 して 毎 月 支 払 う 給 与

平成20年7月10日

<4D F736F F D2091DE90458F8A93BE82C991CE82B782E98F5A96AF90C582CC93C195CA92A58EFB82CC8EE888F882AB B315D2E312E A2E646F63>

   新潟市市税口座振替事務取扱要領

従業員の個人住民税の特別徴収を実施していない事業者の方へ

提 出 書 類 ア 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 の 非 課 税 適 用 確 認 申 告 書 ( 積 立 終 了 から2ヶ 月 以 内 に 提 出 厳 守 ) 記 入 例 参 照 イ 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 者 の 退 職 等 申 告 書 記 入 例 参 照 年 金 財 形 提 出 書 類

保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

< F2D8CFA944E8AEE8BE08BC696B195F18D908F B8C816A>

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

微収事務の手引き_CS5.indd

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

Taro-事務処理要綱250820

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

< F2D C93FA967B91E5906B8DD082CC94ED8DD0>

無年金外国人高齢者福祉手当要綱

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

財団法人山梨社会保険協会寄付行為

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

個人住民税徴収対策会議

65 歳 以 上 の 介 護 保 険 料 が 健 康 保 険 に 含 まれていた 時 より 高 額 になったと 思 うのですが 40 歳 から64 歳 までの 健 康 保 険 に 含 まれる 介 護 保 険 分 は 会 社 での 健 康 保 険 のルールに 基 づき 会 社 での 月 額 報 酬 等

兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

[Q1] 復 興 特 別 所 得 税 の 源 泉 徴 収 はいつから 行 う 必 要 があるのですか 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 49 年 12 月 31 日 までの 間 に 生 ずる 所 得 について 源 泉 所 得 税 を 徴 収 する 際 復 興 特 別 所 得 税 を 併

定款

奨学資金の受領から返還までの手続

別記

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

寄 附 申 込 書 平 成 年 月 日 一 般 社 団 法 人 滋 賀 県 発 明 協 会 会 長 清 水 貴 之 様 ご 住 所 ご 芳 名 ( 会 社 名 ) 印 下 記 により 貴 協 会 に 寄 附 を 申 し 込 みます 記 1. 寄 附 金 額 金 円 也 1. 寄 付 金 の 種 類

<4D F736F F D F4390B3208A948C E7189BB8CE F F8C668DDA97702E646F63>

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

Microsoft Word - 04特定任期付職員(特任事務)給与規程【溶込】

平成21年9月29日



与 天 引 き)の 対 象 から 除 外 ( 普 通 徴 収 ( 個 人 納 付 ))することもできます 1 給 与 受 給 者 総 人 員 が2 名 以 下 の 事 業 所 ( 他 の 市 町 村 を 含 む 事 業 所 全 体 の 受 給 者 の 人 数 で 下 記 2~7の 理 由 に 該 当

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

<4D F736F F D208DE3905F8D8291AC8B5A8CA48A948EAE89EF8ED0208BC696B18BA492CA8E64976C8F BD90AC E378C8E89FC92F994C5816A>

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案)

2016特別徴収のしおり.indd

表紙(第1巻)

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

Ⅱ 義 援 金 を 募 集 する 募 金 団 体 の 確 認 手 続 [Q7] 当 団 体 は 関 係 する 個 人 法 人 から 義 援 金 を 預 かり これを 取 りまとめた 上 で 一 括 して 地 方 公 共 団 体 に 対 して 支 払 います 預 かった 義 援 金 が 国 等 に 対

所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 表 所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 は 以 下 の 通 りです 退 職 所 得 の 場 合 も この 税 率 表 を 使 います 1. 平 成 19 年 1 月 1 日 以 降 ( 所 法 891) 課 税 所 得 所 得 税 率 控 除 額 ~195

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

FP知年金_-D-_[本文].indb

c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

Taro-1-14A記載例.jtd

るよう 工 事 打 合 せ 簿 ( 様 式 2)により 受 注 者 に 求 めます 5-1 理 由 書 ( 様 式 3)が 提 出 され 特 別 の 事 情 を 有 すると 認 めた 場 合 は 社 会 保 険 等 の 加 入 が 確 認 できる 書 類 を 提 出 するよう 工 事 打 合 せ 簿

Taro-2220(修正).jtd

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

スライド 1

<4D F736F F D A6D92E894C5817A30318F5A91EE838D815B839392CA926D95B62E646F6378>

定款  変更

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

Microsoft Word - 【事務連絡】居所情報の登録申請が間に合わなかった場合の取扱いの周知について.docx

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

平成27年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)交付申請書等作成・提出要領

第一部【証券情報】

大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ

内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

Q1-7 決 済 手 数 料 とは 何 ですか A1-7 決 済 手 数 料 は クレジットカードによる 納 付 を 行 う 際 に 納 税 者 の 皆 様 に 御 負 担 いた だく 手 数 料 で 1 件 ごとにかかります 御 負 担 いただく 手 数 料 は 納 付 額 1 万 円 までは 5

Microsoft Word 第1章 定款.doc

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

社 員 が 退 職 すると き( 資 格 喪 失 届 の 住 所 ) 社 員 が 退 職 すると き( 同 月 得 喪 ) 制 度 移 行 後 の 取 得 届 喪 失 届 等 算 定 基 礎 届 月 額 変 更 届 社 員 が 退 職 後 すぐに 引 越 しすることがわかっている 場 合 資 格 喪

1 事 業 の 目 的 本 事 業 は 湯 沢 町 に 新 築 住 宅 や 中 古 住 宅 を 取 得 し 新 潟 県 外 から 湯 沢 町 へ 移 住 する 若 者 世 帯 に 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 相 当 額 の 補 助 金 を5 年 間 交 付 することで 新 潟 県 外 か

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

スライド 1

学 力 家 計 とも 基 準 内 です 申 込 みをすれば 必 ず 採 用 されますか? 奨 学 生 の 採 用 は 日 本 学 生 支 援 機 構 が 定 める 採 用 枠 の 範 囲 内 で 行 いますので 基 準 内 なら 必 ず 採 用 されるとのお 約 束 はできません 下 宿 しています

老発第    第 号

目 次 1 ふるさと 納 税 制 度 とは 1 2 寄 附 の 対 象 となる 地 方 公 共 団 体 1 3 ふるさと 納 税 制 度 の 仕 組 み 2 4 寄 附 の 申 込 み 方 法 について 3 5 寄 附 の 納 付 方 法 について 4 6 税 の 軽 減 について 5 7 ふるさと

保 険 料 は 個 人 ごとに 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 では 被 保 険 者 一 人 ひとりに 保 険 料 を 負 担 していただくことになります 新 たに75 歳 になられた 方 (65 歳 以 上 75 歳 未 満 で 一 定 以 上 の 障 害 があり 認 定 を 受 けた 方 を

< F31332D8DE08C E8EE688B58B4B91A52E6A7464>

PowerPoint プレゼンテーション

Transcription:

個 人 住 民 税 ( 市 町 村 民 税 県 民 税 ) 特 別 徴 収 の 事 務 手 引 き 神 奈 川 県 PRキャラクター かながわキンタロウ 神 奈 川 県 と 県 内 すべての 市 町 村 は 平 成 28 年 度 から 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 を 推 進 する 取 組 みを 進 めています 神 奈 川 県 県 内 33 市 町 村 (H27.9)

目 次 1 個 人 住 民 税 とは 1 2 特 別 徴 収 の 義 務 1 (1) 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 1 (2) 対 象 になる 方 2 (3) 給 与 支 払 報 告 書 の 提 出 2 (4) 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 の 送 付 4 (5) 納 期 と 納 入 方 法 5 (6) 税 額 の 変 更 通 知 6 (7) 退 職 者 休 職 者 の 徴 収 方 法 6 (8) 異 動 届 の 提 出 6 (9) 退 職 所 得 に 係 る 住 民 税 の 特 別 徴 収 7 3 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 に 関 するQ&A 9 4 問 合 せ 先 一 覧 16

1 個 人 住 民 税 とは 神 奈 川 県 や 市 町 村 などの 地 方 団 体 は 私 たちが 豊 かで 健 康 な 暮 らしができるよう 福 祉 保 健 教 育 消 防 ごみ 公 園 道 路 等 日 々の 生 活 の 広 い 範 囲 にわたり 様 々な 仕 事 をしています 個 人 住 民 税 は 私 たちの 日 常 生 活 に 身 近 な 関 わりを 持 つ 仕 事 のための 費 用 を 住 民 が その 能 力 に 応 じて 分 担 し 合 うという 性 格 の 税 金 で 言 わば 住 民 として 暮 らしていくた めに 負 担 しなければならない 会 費 のようなものとも 言 えます この 個 人 住 民 税 は 県 民 税 分 と 市 町 村 民 税 分 を 一 括 して 市 町 村 が 課 税 し 徴 収 してい ます 2 特 別 徴 収 の 義 務 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 とは 事 業 者 ( 給 与 支 払 者 )が 毎 月 従 業 員 ( 納 税 義 務 者 ) に 支 払 う 給 与 から 個 人 住 民 税 を 徴 収 ( 差 し 引 き)し 従 業 員 に 代 わって 従 業 員 の 住 所 地 の 市 町 村 へ 納 入 していただく 制 度 です 所 得 税 の 源 泉 徴 収 義 務 のある 事 業 者 は 従 業 員 の 個 人 住 民 税 についても 給 与 から 差 し 引 きして 納 めること( 特 別 徴 収 )が 法 律 等 で 義 務 付 けられています (1) 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 地 方 税 法 第 41 条 第 321 条 の4 及 び 第 328 条 の5 第 1 項 の 規 定 により 所 得 税 の 源 泉 徴 収 義 務 がある 事 業 者 は 市 町 村 から 特 別 徴 収 義 務 者 に 指 定 されます ( 給 料 日 の 間 隔 が 一 月 を 超 える 又 は 給 与 から 住 民 税 額 が 引 ききれないなどの 特 別 な 理 由 がない 限 り 普 通 徴 収 ( )は 認 められません ) 普 通 徴 収 とは 主 として 事 業 所 得 がある 方 などが 市 町 村 から 送 付 される 納 税 通 知 によって 納 める 方 法 納 期 は 年 4 回 (6 8 10 12 月 又 は1 月 ) 市 町 村 に よって 納 期 の 月 は 異 なります -1-

神 奈 川 県 内 市 町 村 の 特 別 徴 収 事 務 の 流 れ 従 業 員 ( 給 納 税 義 与 = 務 所 者 得 者 ) 2 特 別 徴 収 税 額 の 通 知 (5 月 31 日 まで) 3 毎 月 の 給 料 から 特 別 徴 収 (6 月 から 翌 年 5 月 まで) 事 業 者 ( 給 与 = 支 払 者 ) 特 別 徴 収 義 務 者 1 給 与 支 払 報 告 書 の 提 出 ( 翌 年 1 月 31 日 まで) 2 特 別 徴 収 税 額 の 通 知 (5 月 31 日 まで) 4 特 別 徴 収 した 税 の 納 入 ( 翌 月 10 日 まで) 従 業 員 の 居 住 す る 市 町 村 (2) 対 象 になる 方 前 年 中 (1 月 1 日 ~12 月 31 日 )に 課 税 対 象 所 得 があり 本 年 4 月 1 日 現 在 において 事 業 者 ( 特 別 徴 収 義 務 者 給 与 支 払 者 )から 給 与 の 支 払 いを 受 けている 方 が 対 象 です (3) 給 与 支 払 報 告 書 の 提 出 事 業 者 ( 給 与 支 払 者 )は 毎 年 1 月 31 日 までに 従 業 員 ( 給 与 所 得 者 )が1 月 1 日 時 点 でお 住 まいの 市 町 村 ( 住 民 税 担 当 課 )に 給 与 支 払 報 告 書 個 人 別 明 細 書 給 与 支 払 報 告 書 総 括 表 及 び 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 ( 普 通 徴 収 となる 従 業 員 がいる 場 合 )を 提 出 し ます 普 通 徴 収 に 該 当 する 方 がいる 場 合 には その 従 業 員 の 給 与 支 払 報 告 書 個 人 別 明 細 書 の 摘 要 欄 に 普 通 徴 収 に 該 当 する 理 由 の 符 号 ( 普 A~F)を 記 入 してください また 給 与 支 払 報 告 書 総 括 表 に 記 入 した 普 通 徴 収 該 当 人 数 と 一 致 するよう 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 に 該 当 理 由 に 基 づく 人 数 を 記 入 して 提 出 してください なお 年 の 途 中 で 退 職 した 方 についても 提 出 してください eltax( 工 ルタックス/ 電 子 申 告 )で 提 出 する 場 合 については P4を 参 照 してください -2-

普 通 徴 収 切 替 理 由 書 の 標 準 的 な 様 式 例 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 ( 兼 仕 切 紙 ) 市 区 町 村 名 指 定 番 号 事 業 者 名 符 号 普 A 普 B 普 C 普 D 普 E 普 F 普 通 徴 収 切 替 理 由 総 従 業 員 数 が2 人 以 下 ( 下 記 普 B ~ 普 F に 該 当 する 全 ての( 他 市 区 町 村 分 を 含 む) 従 業 員 数 を 差 し 引 いた 人 数 ) 他 の 事 業 所 で 特 別 徴 収 ( 例 : 乙 欄 適 用 者 ) 給 与 が 少 なく 税 額 が 引 けない( 例 : 年 間 の 給 与 支 給 額 が100 万 円 以 下 ) 給 与 の 支 払 が 不 定 期 ( 例 : 給 与 の 支 払 が 毎 月 でない) 事 業 専 従 者 ( 個 人 事 業 主 のみ 対 象 ) 退 職 者 又 は 退 職 予 定 者 (5 月 末 日 まで) 人 数 人 人 人 人 人 人 合 計 普 通 徴 収 とする 場 合 は 個 人 別 明 細 書 の 摘 要 欄 に 該 当 する 符 号 ( 普 A 普 Bなど)を 記 入 してください この 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 の 提 出 がない 場 合 原 則 どおり 特 別 徴 収 対 象 者 となりま す 人 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 の 記 入 提 出 要 領 ( 作 成 例 ) 1 2 3 4 5 この 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 は 当 面 普 通 徴 収 を 認 める 基 準 ( 普 A~ 普 F)を 示 すものです 当 面 普 通 徴 収 を 認 める 基 準 に 該 当 し かつ 普 通 徴 収 を 希 望 する 方 がいる 場 合 は 該 当 する 理 由 の 右 側 人 数 欄 に 人 数 を 記 入 し 給 与 支 払 報 告 書 と 併 せて 提 出 してください 特 別 徴 収 に 該 当 する 方 と 普 通 徴 収 に 該 当 する 方 がある 場 合 は 仕 切 書 として 普 通 徴 収 の 方 の 個 人 別 明 細 書 の 上 に 挿 入 し 総 括 表 や 他 の 個 人 別 明 細 書 と 合 冊 して 提 出 してください 普 Bは 2か 所 以 上 から 給 与 の 支 払 いを 受 けているため 年 末 調 整 の 対 象 とならなかった 方 で 普 通 徴 収 を 希 望 する 方 が 対 象 となります eltax 等 の 電 子 媒 体 で 給 与 支 払 報 告 書 を 提 出 する 場 合 は 該 当 する 方 の 普 通 徴 収 欄 に 必 ずチェックを 入 力 してください また 摘 要 欄 に 該 当 する 普 通 徴 収 切 替 理 由 の 符 号 ( 普 B, 普 Cなど)を 記 入 願 います ( 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 の 添 付 は 不 要 です ) 提 出 時 のつづり 方 個 人 別 明 細 書 記 載 例 個 人 別 明 細 書 特 別 徴 収 となります 総 括 表 該 当 する 符 号 を 必 ず 記 入 してください 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 個 人 別 明 細 書 ( 理 由 書 記 入 分 ) 普 通 徴 収 となります 退 職 年 月 日 に 記 載 がある 場 合 は 符 号 を 省 略 できます お 問 合 せ 先 市 ( 町 村 ) 課 電 話 :999(999)999-3-

eltax(エルタックス/ 電 子 申 告 )で 給 与 支 払 報 告 書 を 提 出 する 場 合 該 当 する 方 の 普 通 徴 収 欄 に 必 ずチェックし 次 のとおりご 対 応 ください 1 普 通 徴 収 該 当 理 由 のうち 普 A 総 従 業 員 数 が2 名 以 下 に 該 当 する 場 合 は 給 与 支 払 報 告 書 個 人 別 明 細 書 の 摘 要 欄 に 記 号 普 A を 記 入 してください 2 普 通 徴 収 該 当 理 由 の 普 Bから 普 Fに 該 当 する 従 業 員 の 方 がいる 場 合 は 給 与 支 払 報 告 書 個 人 別 明 細 書 の 摘 要 欄 に 記 号 普 B~ 普 F を 記 入 してください 3 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 の 添 付 は 不 要 です <eltax(エルタックス)の 利 用 に 関 するお 問 合 せ 先 > 一 般 社 団 法 人 地 方 税 電 子 化 協 議 会 電 話 1 0570-081459( 全 国 一 律 通 話 料 ) 2 03-5500-7010(IP 電 話 PHS 用 ) 受 付 9:00~17:00( 土 日 祝 日 年 末 年 始 を 除 く) ホームページ http://www.eltax.j p エルレンジャー (4) 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 の 送 付 個 人 住 民 税 特 別 徴 収 の 徴 収 期 間 は 6 月 から 翌 年 5 月 までの 12ヶ 月 です 市 町 村 は 提 出 された 給 与 支 払 報 告 書 とその 他 資 料 を 基 に 税 額 を 計 算 し 毎 年 5 月 末 日 までに 下 記 の 書 類 を 事 業 所 等 に 送 付 します 1 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 ( 特 別 徴 収 義 務 者 用 ) 2 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 ( 納 税 義 務 者 用 ) 3 納 入 書 ( 月 毎 に1 枚 計 12 枚 ) 4 特 別 徴 収 のつづり( 市 町 村 により 名 称 は 異 なりますので 御 注 意 ください 従 業 員 に 退 職 転 勤 等 の 異 動 が 発 生 した 場 合 等 市 町 村 に 異 動 届 を 提 出 する 時 に 使 用 します ) -4-

特 別 徴 収 税 額 の 本 人 への 通 知 事 業 者 に 送 付 された 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 ( 納 税 義 務 者 用 ) を 個 々の 従 業 員 に 交 付 していただきます (5) 納 期 と 納 入 方 法 特 別 徴 収 した 個 人 住 民 税 の 納 期 限 は 月 割 額 を 徴 収 した 月 の 翌 月 10 日 です (この 日 が 土 日 曜 日 又 は 祝 日 の 場 合 は その 次 の 平 日 となります ) 従 業 員 の 給 与 から 特 別 徴 収 税 額 の 決 定 通 知 書 に 記 載 の 税 額 を 差 し 引 きし 市 町 村 ごとにとりまとめ 市 町 村 から 送 付 される 納 入 書 で 納 入 します 所 得 税 と 違 い 税 額 の 計 算 をする 手 間 がありません なお 区 域 外 のゆうちょ 銀 行 郵 便 局 で 納 入 される 場 合 は 各 市 町 村 で 発 行 する 郵 便 局 指 定 通 知 書 が 必 要 になります( 従 業 員 の 方 の 住 所 地 である 市 町 村 にお 問 い 合 わ せください) 納 期 の 特 例 ( 年 2 回 納 入 ) 給 与 の 支 払 いを 受 ける 者 が 常 時 10 人 未 満 の 事 業 所 は 申 請 により 市 町 村 長 の 承 認 を 受 けることにより 毎 月 の 納 入 から 年 2 回 の 納 入 に 変 更 することができます 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 分 の6 月 から 11 月 までの 分 を 12 月 10 日 までに 12 月 から 翌 年 5 月 までの 分 を6 月 10 日 までに 納 入 する 納 期 の 特 例 をご 利 用 いただくこと ができます この 特 例 は 納 期 に 関 する 特 例 になりますので 従 業 員 の 方 の 給 与 からは 毎 月 差 し 引 いてください 当 該 市 町 村 の 徴 収 金 の 滞 納 があり 納 入 に 支 障 が 生 ずる 恐 れがあると 認 められ る 場 合 は 申 請 が 認 められない 場 合 があります 承 認 後 給 与 の 支 払 いを 受 ける 者 が 常 時 10 人 未 満 でなくなった 場 合 には 遅 滞 なくその 旨 及 び 必 要 な 事 項 を 記 載 した 届 出 書 を 市 町 村 長 に 提 出 しなければな りません -5-

(6) 税 額 の 変 更 通 知 納 税 義 務 者 の 期 限 後 申 告 や 給 与 支 払 報 告 書 の 訂 正 所 得 控 除 内 容 の 調 査 結 果 によ り 通 知 済 の 特 別 徴 収 税 額 に 変 更 が 生 じた 場 合 は 特 別 徴 収 税 額 の 変 更 通 知 書 が 送 付 されますので 通 知 された 変 更 月 から 徴 収 金 額 を 変 更 していただきます (7) 退 職 者 休 職 者 の 徴 収 方 法 6 月 1 日 から 12 月 31 日 までに 退 職 等 をした 場 合 特 別 徴 収 できなくなった 残 りの 税 額 は 普 通 徴 収 への 切 替 えとなって 納 税 義 務 者 本 人 に 納 付 していただきます 利 便 性 と 納 税 の 円 滑 化 を 考 慮 し 納 税 義 務 者 の 申 し 出 又 は 了 解 を 得 て 退 職 時 に 支 払 いをする 給 与 又 は 退 職 手 当 等 から 一 括 徴 収 ( )していただくこともできます 一 括 徴 収 とは 退 職 者 等 の 未 徴 収 税 額 の 全 部 を 最 後 の 給 与 退 職 手 当 等 から 差 し 引 いて 納 入 する 方 法 翌 年 1 月 1 日 から4 月 30 日 までに 退 職 等 をした 場 合 地 方 税 法 第 321 条 の5 第 2 項 により 特 別 徴 収 できなくなる 税 額 は 本 人 の 申 し 出 がなくても 5 月 31 日 までの 間 に 支 払 いをする 給 与 又 は 退 職 手 当 等 か ら 一 括 徴 収 することになっています ( 一 括 徴 収 すべき 金 額 が 退 職 手 当 等 の 金 額 を 超 える 場 合 は この 限 りではありません ) 5 月 退 職 の 場 合 も 最 終 月 分 として 特 別 徴 収 により 納 入 していただきます (8) 異 動 届 の 提 出 退 職 休 職 等 により 給 与 の 支 払 いを 受 けなくなった 方 がいる 場 合 は 必 ず その 事 由 が 発 生 した 日 の 属 する 月 の 翌 月 10 日 までに 市 町 村 に 異 動 届 を 提 出 してください 異 動 届 の 提 出 が 遅 れると 退 職 者 休 職 者 などの 税 額 が 特 別 徴 収 義 務 者 の 滞 納 額 と なったり 税 額 変 更 や 普 通 徴 収 への 切 替 え 処 理 が 遅 れる 結 果 納 税 義 務 者 に 対 して 一 -6-

度 に 多 額 の 住 民 税 の 納 付 義 務 を 負 わせてしまう 恐 れがありますので 必 ず 厳 守 してく ださい P6 (7) 退 職 者 休 職 者 の 徴 収 方 法 のとおり 徴 収 方 法 が 切 替 わることを 納 税 義 務 者 ( 退 職 休 職 される 従 業 員 )に 伝 えてください なお 一 括 徴 収 普 通 徴 収 特 別 徴 収 継 続 の 異 動 届 の 書 き 方 は 各 市 町 村 にお 問 い 合 わせください (9) 退 職 所 得 に 係 る 住 民 税 の 特 別 徴 収 退 職 所 得 に 係 る 住 民 税 は 毎 月 給 与 から 差 引 きしている 住 民 税 とは 区 分 して 計 算 し ます 退 職 所 得 に 対 する 個 人 の 住 民 税 については 退 職 手 当 等 が 支 払 われる 際 に 支 払 者 が 税 額 を 計 算 し 退 職 手 当 等 の 支 払 金 額 からその 住 民 税 額 を 差 し 引 いて 納 入 ( 特 別 徴 収 ) することとされています このように 他 の 所 得 と 区 分 して 課 税 される 退 職 所 得 に 対 する 個 人 の 住 民 税 を 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 といいます 納 入 していただく 市 町 村 は 退 職 手 当 等 の 支 払 いを 受 けるべき 日 ( 通 常 は 退 職 日 )の 属 する 年 の1 月 1 日 現 在 における 住 所 地 の 市 町 村 です < 退 職 所 得 に 係 る 住 民 税 額 の 計 算 方 法 > 同 一 年 中 に2 以 上 の 退 職 手 当 等 の 支 払 いを 受 ける 場 合 は これらの 合 計 額 について 算 定 される 退 職 所 得 の 金 額 において 計 算 します ア 退 職 所 得 の 金 額 (ア) 退 職 所 得 の 金 額 =( 収 入 金 額 - 退 職 所 得 控 除 額 ) 1/2( 1) (1,00 円 未 満 の 端 数 切 捨 て) (イ) 退 職 所 得 控 除 額 の 計 算 ( 2) a 勤 続 年 数 が 20 年 以 下 の 場 合 40 万 円 勤 続 年 数 (80 万 円 に 満 たないときは 80 万 円 ) -7-

b 勤 続 年 数 が 20 年 を 超 える 場 合 80 万 円 +70 万 円 ( 勤 続 年 数 -20 年 ) 1 勤 続 年 数 5 年 以 内 の 法 人 役 員 等 については 1/2 は 適 用 されません 2 退 職 手 当 等 の 支 払 いを 受 ける 者 が 在 職 中 に 障 害 者 に 該 当 することになり 退 職 した 場 合 は 上 記 a 又 は bの 金 額 に 10 万 円 を 加 算 した 金 額 が 控 除 されます イ 特 別 徴 収 すべき 税 額 の 計 算 退 職 所 得 の 金 額 に 税 率 10%( 市 町 村 民 税 :6%と 県 民 税 :4%)を 適 用 して 計 算 します 特 別 徴 収 すべき 税 額 に 10 円 未 満 の 端 数 がある 場 合 は それぞれの 10 円 未 満 の 端 数 を 切 り 捨 てます ウ 納 入 の 手 続 き 退 職 手 当 の 支 払 者 は 特 別 徴 収 した 税 額 を 市 町 村 民 税 道 府 県 民 税 納 入 申 告 書 に 所 要 事 項 を 記 入 し その 申 告 書 を 徴 収 した 月 の 翌 月 10 日 までに それぞれの 市 町 村 長 に 提 出 し 申 告 した 税 額 を 同 日 までに 市 役 所 町 村 役 場 指 定 金 融 機 関 又 は 収 納 代 理 金 融 機 関 にて 納 入 書 により 納 入 してください -8-

個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 に 関 するQ&A 問 質 問 回 答 1 特 別 徴 収 とはどのよう な 制 度 ですか? 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 とは 事 業 者 ( 給 与 支 払 者 )が 毎 月 の 給 与 を 支 払 う 際 に 所 得 税 の 源 泉 徴 収 と 同 じように 個 人 住 民 税 を 給 与 から 差 し 引 きし 納 入 していただく 制 度 です 2 3 4 5 特 別 徴 収 以 外 にどのよ うな 徴 収 方 法 があるのです か? アルバイト パートの 従 業 員 を 特 別 徴 収 しなければなら ない 理 由 は 何 ですか? アルバイト パートの 従 業 員 は 特 別 徴 収 が 困 難 なのです が? ( 例 外 として) 特 別 徴 収 し なくても 良 いのはどのような 従 業 員 ですか? 特 別 徴 収 以 外 の 徴 収 方 法 は 普 通 徴 収 となります 普 通 徴 収 は 市 町 村 から 送 付 される 納 税 通 知 書 で 個 人 が 年 4 回 納 付 する 方 法 です パートやアルバイトであっても 給 与 の 支 払 いを 受 けている のであれば すべて 給 与 所 得 者 となります アルバイト パートの 従 業 員 でも 所 得 税 の 源 泉 徴 収 が 行 われていれば 原 則 として 特 別 徴 収 の 対 象 となります 以 下 に 該 当 するなど 特 別 徴 収 を 行 うことが 困 難 な 場 合 は 普 通 徴 収 となります 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 をご 提 出 ください 給 与 が 少 なく 税 額 が 引 けない( 例 : 年 間 の 給 与 支 給 額 が 10 万 円 以 下 ) 給 与 の 支 払 が 不 定 期 ( 例 : 給 与 の 支 払 が 毎 月 でない) 次 のいずれかに 該 当 する 従 業 員 については 当 面 の 間 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 を 提 出 いただくことにより 普 通 徴 収 による 方 法 も 認 められます 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 をご 提 出 ください 1 他 の 事 業 所 で 特 別 徴 収 ( 例 : 乙 欄 適 用 者 ) 2 給 与 が 少 なく 税 額 が 引 けない( 例 : 年 間 の 給 与 支 払 額 が 10 万 円 以 下 ) 3 給 与 の 支 払 が 不 定 期 ( 例 : 給 与 の 支 払 が 毎 月 でない) 4 事 業 専 従 者 ( 個 人 事 業 主 のみ 対 象 ) 5 退 職 者 又 は 退 職 予 定 者 (5 月 末 日 まで) 6 ( 例 外 として) 特 別 徴 収 し なくても 良 いのはどのような 事 業 者 ですか? 次 のいずれかに 該 当 する 事 業 者 については 当 面 の 間 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 又 は 特 別 徴 収 実 施 困 難 理 由 届 出 書 を 提 出 いただ くことにより 普 通 徴 収 による 方 法 も 認 められます 1 総 従 業 員 数 が2 人 以 下 ( 普 通 徴 収 切 替 に 該 当 する 全 ての( 他 市 区 町 村 を 含 む)の 従 業 員 数 を 差 し 引 いた 人 数 )の 事 業 者 2 特 別 徴 収 実 施 のために 電 算 システムの 改 修 を 要 するなど 直 ちに 実 施 することが 困 難 な 事 情 にある 事 業 者 -9-

7 8 9 従 業 員 は 家 族 だけなので 特 別 徴 収 しなくていいですか? 従 業 員 数 の 少 ない 事 業 所 で も 特 別 徴 収 しなければなりま せんか? 毎 月 納 めるのが 面 倒 なのですが 納 期 の 特 例 を 利 用 すれ ば 住 民 税 の 毎 月 の 給 与 から の 引 き 去 りはしなくても 良 い のですか? 家 族 に 対 して 支 払 う 給 与 から 所 得 税 を 源 泉 徴 収 しなければな らない 場 合 は 特 別 徴 収 を 行 う 義 務 があります ただし 常 時 2 人 以 下 の 家 事 使 用 人 (お 手 伝 いさんなど)の みに 給 与 を 支 払 う 場 合 は 源 泉 徴 収 を 要 しないため 特 別 徴 収 しな くても 構 いません ( 所 得 税 法 第 184 条 ) なお 個 人 事 業 主 の 専 従 者 については 当 面 の 間 普 通 徴 収 による 方 法 も 認 めます 問 6 の1に 該 当 する 事 業 所 については 当 面 の 間 普 通 徴 収 による 方 法 も 認 めます 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 をご 提 出 ください また 従 業 員 が 常 時 10 人 未 満 の 事 業 所 の 場 合 は 市 町 村 に 対 し 申 請 して 承 認 を 受 けることにより 年 12 回 の 納 期 を 年 2 回 にす る 制 度 ( 納 期 の 特 例 )を 利 用 できます ( 地 方 税 法 第 321 条 の 5の2) 納 期 の 特 例 は 特 別 徴 収 した 個 人 住 民 税 を 半 年 分 まとめ て 納 めることができる 制 度 ですので 毎 月 の 給 与 からの 差 し 引 きは 通 常 通 り 行 っていただく 必 要 があります 給 与 からの 差 し 引 きをした 住 民 税 を 預 かっていただき 年 2 回 に 分 けて 納 入 し てください 10 特 別 徴 収 のメリットは 何 ですか? 従 業 員 の 方 は 住 民 税 の 納 め 忘 れがなくなり 納 税 のために 金 融 機 関 や 市 町 村 などの 納 付 場 所 へ 出 向 く 必 要 もなくなりま す また 普 通 徴 収 ( 個 人 納 付 )では 年 4 回 払 いですが 特 別 徴 収 では 12ヶ 月 に 分 割 して 毎 月 の 給 与 から 差 し 引 きされます ので 納 税 者 の1 回 あたりの 負 担 が 緩 和 されます 11 12 神 奈 川 県 外 から 通 勤 してい る 従 業 員 についてはどうした らよいですか? 特 別 徴 収 により 納 税 した 場 合 に 前 納 報 奨 金 制 度 の 適 用 はあるのですか? 神 奈 川 県 外 の 方 についても 原 則 として 特 別 徴 収 をしなければ なりません 他 県 でも 特 別 徴 収 推 進 の 取 組 みを 始 めている 市 区 町 村 が 増 えています ぜひ 特 別 徴 収 でお 願 いします 手 続 き の 詳 細 は 当 該 市 区 町 村 にお 問 い 合 わせください 前 納 報 奨 金 は 普 通 徴 収 分 の 個 人 住 民 税 を, 第 一 期 の 納 期 限 内 に 全 期 分 を 一 括 して 納 付 した 場 合 等 に 一 定 の 割 合 で 交 付 する もので 地 方 税 法 第 321 条 第 2 項 及 び 市 町 村 の 条 例 に 基 づき 一 部 の 市 町 村 で 実 施 されておりますが 現 在 神 奈 川 県 下 で 実 施 している 市 町 村 はありません また 特 別 徴 収 は 毎 月 の 給 与 支 払 分 から 税 額 を 差 し 引 いて 納 めていただく 性 質 上 前 納 報 奨 金 制 度 自 体 がありません -10-

13 14 15 いきなり 特 別 徴 収 をす るようにと 案 内 があったが 何 か 制 度 が 変 わりましたか? 地 方 税 法 で 定 められている ということだが どの 規 定 な のですか? 今 まで 特 別 徴 収 をしていな かったのに なぜ 今 さら 特 別 徴 収 をしないといけないので すか? 特 別 徴 収 の 制 度 は 以 前 から 地 方 税 法 等 で 定 められており 制 度 が 変 わったわけではありません ( 地 方 税 法 第 321 条 の4 及 び 市 町 村 の 条 例 の 規 定 ) 地 方 税 法 第 321 条 の3 及 び 第 321 条 の4に 規 定 されています これまでは 特 別 徴 収 していただく 必 要 がある 場 合 でもそれ が 徹 底 されておらず 個 々の 事 情 等 により 普 通 徴 収 での 納 付 を お 受 けしておりましたが 法 令 上 の 規 定 から 離 れた 対 応 につき まして 全 国 的 に 是 正 していく 動 きとなっています 16 17 18 昨 年 と 同 様 に 普 通 徴 収 とし てください 昨 年 は 良 くてどうして 今 年 はだめなのですか? 神 奈 川 県 内 で 取 り 組 んでい る 内 容 や 目 的 はどのようなも のなのですか? これまで 他 の 市 町 村 から 特 別 徴 収 について 言 われたこと はないのですが? 普 通 徴 収 とすべき 理 由 がなければ 普 通 徴 収 とはできません 問 5 の1~5 及 び 問 6 の1に 該 当 する 場 合 は 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 をご 提 出 ください 特 別 徴 収 の 制 度 は 以 前 から 地 方 税 法 等 で 定 められていました が 必 ずしも 法 令 どおりの 対 応 となっていない 状 況 にありまし た 法 令 遵 守 の 観 点 等 から 事 業 者 の 皆 様 の 理 解 を 得 ながら 特 別 徴 収 の 適 正 な 運 用 の 実 現 を 強 力 に 推 し 進 めています 市 町 村 と 県 では 特 別 徴 収 制 度 の 周 知 を 図 るため 事 業 者 向 けチラシを 作 成 し 周 知 かつ 指 導 や 協 力 要 請 などの 取 り 組 みを 行 ってきましたが 市 町 村 単 位 での 取 り 組 みでは 効 果 が 限 定 的 であるため 平 成 25 年 7 月 に 市 町 村 及 び 県 が 協 同 してオール 神 奈 川 での 取 り 組 みを 実 施 することとなりました 平 成 28 年 度 ま でに 県 内 全 市 町 村 で 特 別 徴 収 の 完 全 な 実 施 を 目 指 していきま す これまでは 市 町 村 間 で 多 少 のバラツキがありましたが 今 後 は 法 令 に 基 づき 神 奈 川 県 内 すべての 市 町 村 が 特 別 徴 収 の 完 全 実 施 を 目 指 して 取 組 を 推 進 してまいりますので ご 理 解 とご 協 力 をお 願 いします 19 他 の 都 道 府 県 では 普 通 徴 収 が 認 められているのに,どう して 神 奈 川 県 だけ 特 別 徴 収 を しなければならないのです か? 特 別 徴 収 義 務 は 法 令 に 基 づいて 特 別 徴 収 義 務 者 に 指 定 された 事 業 者 に 課 せられるものですから 本 来 であれば 指 定 しなけれ ばならないところです 法 令 に 基 づく 特 別 徴 収 の 実 施 を 目 指 し た 取 り 組 みは 時 期 の 違 いはあるものの 全 国 的 なものですので 他 の 都 道 府 県 もいずれ 特 別 徴 収 となるものと 思 われます -11-

20 21 22 23 24 25 26 他 の 自 治 体 でも 同 様 の 取 扱 いになるのですか? 経 理 担 当 者 の 事 務 負 担 が 増 えるので やりたくないので すが 経 費 をかけられないので 特 別 徴 収 ができないのですが 従 業 員 の 就 退 職 の 回 数 が 多 く 事 務 が 煩 雑 となるため 普 通 徴 収 としてほしい 従 業 員 から 普 通 徴 収 にして ほしいと 希 望 が 出 されている のですが? 特 別 徴 収 を 拒 否 したらどう なるのですか? 会 社 の 中 で 神 奈 川 県 は 特 別 徴 収 他 県 は 普 通 徴 収 とい うように 徴 収 方 法 が2 通 りに なると 管 理 が 困 難 になりま す 近 隣 都 県 では 静 岡 県 山 梨 県 埼 玉 県 等 が 特 別 徴 収 の 推 進 に 取 り 組 んでいます また 国 からの 特 別 徴 収 推 進 の 要 請 も 税 制 改 正 説 明 会 などの 席 上 依 頼 されているところです 特 別 徴 収 の 規 定 は 地 方 税 法 及 び 市 町 村 の 条 例 によるものな ので 経 理 担 当 者 の 業 務 繁 忙 等 を 理 由 として 特 別 徴 収 を 行 わな いことは 認 められておりません 所 得 税 の 源 泉 徴 収 は 事 業 者 が 自 ら 計 算 し 年 末 調 整 事 務 があ りますが 個 人 住 民 税 の 場 合 は 市 町 村 からの 税 額 通 知 によって お 知 らせする 金 額 を 毎 月 の 給 与 から 差 し 引 き 納 入 していただ くものです 経 費 がかかることは 承 知 しておりますが 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 の 規 定 は 所 得 税 の 源 泉 徴 収 と 同 じく 法 令 により 定 めら れた 事 業 者 の 義 務 となっておりますので ご 理 解 とご 協 力 をお 願 いいたします 事 務 が 煩 雑 であることのみを 理 由 として 普 通 徴 収 とすること はできません 給 与 所 得 者 は 地 方 税 法 で 特 別 徴 収 により 徴 収 する 旨 規 定 され ているため 従 業 員 の 方 が 個 々に 徴 収 区 分 を 選 択 することはで きません 地 方 税 法 第 321 条 の5の 規 定 により 特 別 徴 収 義 務 者 は 特 別 徴 収 税 額 決 定 通 知 書 に 記 載 された 税 額 を 納 期 限 内 に 納 入 する 義 務 があります したがって 特 別 徴 収 を 拒 否 した 結 果 納 期 限 を 経 過 した 場 合 は 税 金 を 滞 納 していることとなり 地 方 税 法 第 331 条 に 基 づく 滞 納 処 分 を 行 うこととなります また 地 方 税 法 第 324 条 第 3 項 の 規 定 により 納 入 すべき 個 人 の 市 町 村 民 税 に 係 る 納 入 金 の 全 部 又 は 一 部 を 納 入 しなかった 特 別 徴 収 義 務 者 は 10 年 以 下 の 懲 役 若 しくは 200 万 円 以 下 の 罰 金 に 処 し 又 は これを 併 科 する こととされています 今 後 各 自 治 体 で 特 別 徴 収 への 完 全 移 行 に 向 けた 推 進 活 動 が 始 まると 聞 いております 制 度 の 適 用 は 一 律 にされるものであ ることから 全 社 的 に 特 別 徴 収 に 移 行 してくださいますようお 願 いいたします -12-

27 28 税 金 の 徴 収 は 市 町 村 の 義 務 ではないのですか?その 義 務 を 企 業 に 押 し 付 けないでくだ さい 事 務 取 扱 費 のような 補 助 や 事 務 費 負 担 相 当 額 の 免 除 があってしかるべきではない ですか? 給 与 所 得 に 関 する 特 別 徴 収 については 所 得 税 の 源 泉 徴 収 義 務 者 を 特 別 徴 収 義 務 者 として 指 定 し これに 徴 収 させることが 市 町 村 に 課 せられている 義 務 です 今 回 は この 義 務 を 忠 実 に 実 施 することとしたものですので ご 理 解 くださいますようお 願 いいたします ( 地 方 税 法 第 321 条 の4) 個 人 住 民 税 の 特 別 徴 収 義 務 は 法 律 上 義 務 付 られたもので 報 酬 的 性 格 を 持 つ 金 品 等 を 付 与 することは 法 が 特 に 認 める 場 合 を 除 き 許 されないものと 解 されています そのため ご 要 望 には 応 じられません 29 特 別 徴 収 により 納 税 す るためにはどうすればよいで すか? 毎 年 1 月 末 日 までに 従 業 員 が1 月 1 日 時 点 でお 住 まいの 市 町 村 に 給 与 支 払 報 告 書 ( 総 括 表 個 人 別 明 細 書 普 通 徴 収 切 替 理 由 書 等 )を 提 出 してください ( 地 方 税 法 第 317 条 の6) 提 出 していただいた 給 与 支 払 報 告 書 に 基 づき 市 町 村 が 税 額 の 計 算 を 行 い 毎 年 5 月 末 日 までに 特 別 徴 収 税 額 通 知 書 を 送 付 し ます この 通 知 書 に 従 って 6 月 から 翌 年 5 月 まで 毎 月 の 月 割 額 を 徴 収 して 各 月 の 翌 月 10 日 までに 納 入 してください 30 2ヶ 所 以 上 の 事 業 所 に 勤 務 している 従 業 員 は どちらか ら 特 別 徴 収 されますか? 原 則 として 主 たる 給 与 の 支 払 いを 受 けている 勤 務 先 で 特 別 徴 収 を 行 います 31 所 得 税 が 発 生 しなければ 個 人 住 民 税 も 発 生 しませんか? 所 得 税 と 個 人 住 民 税 では 課 税 の 根 拠 となる 税 法 が 異 なるた め 計 算 方 法 も 異 なります 所 得 税 が 発 生 しなくても 個 人 住 民 税 が 発 生 する 場 合 もありますし 個 人 住 民 税 が 発 生 しなくても 所 得 税 が 発 生 する 場 合 もあります 32 給 与 支 払 報 告 書 を 提 出 した 後 従 業 員 が 退 職 転 勤 転 職 した 場 合 はどうなります か? 1 月 2 日 から5 月 31 日 までの 間 に 退 職 や 転 勤 転 職 などによ って 給 与 の 支 払 いを 受 けなくなった 場 合 は 給 与 支 払 報 告 に かかる 給 与 所 得 者 異 動 届 出 書 ( 転 勤 転 職 の 場 合 は 当 該 転 勤 転 職 先 を 経 由 して) を 異 動 が 生 じた 翌 月 の 10 日 までに 市 町 村 ( 給 与 支 払 報 告 書 を 提 出 した 市 町 村 )にご 提 出 ください 特 別 徴 収 義 務 者 として 指 定 した 後 従 業 員 の 異 動 が 生 じた 場 合 も 特 別 徴 収 にかかる 給 与 所 得 者 異 動 届 出 書 を 同 様 にご 提 出 く ださい -13-

33 非 課 税 の 従 業 員 が 異 動 した 場 合 でも 届 出 が 必 要 になりま すか? 非 課 税 の 方 ( 徴 収 すべき 税 額 がゼロの 方 )や 個 人 住 民 税 を 既 に 納 入 済 みの 方 についても 異 動 があった 場 合 には 異 動 届 出 書 の 提 出 が 必 要 となりますので 異 動 があった 月 の 翌 月 10 日 ま でに 異 動 届 出 書 を 提 出 してください 34 毎 月 の 税 額 が 途 中 で 変 わる ことはないですか? 個 人 住 民 税 は 前 年 の 所 得 に 対 して 計 算 いたしますので 税 額 が 変 わることは 原 則 としてありません ただし 従 業 員 の 方 が 所 得 税 の 修 正 手 続 ( 確 定 申 告 )などを 行 うと 個 人 住 民 税 が 再 計 算 となり 税 額 が 変 わる 場 合 もあります このような 場 合 は 差 し 引 きが 済 んでいない 残 りの 月 で 税 額 を 調 整 した 変 更 通 知 書 をお 送 りしますので それ 以 降 は 変 更 後 の 額 で 差 し 引 きをお 願 いします また 税 額 が 大 幅 に 減 り 既 に 差 し 引 きがされた 税 額 を 還 付 する 場 合 も 変 更 通 知 書 をお 送 りします 35 4 月 1 日 現 在 は 在 職 してい ませんでしたが その 後 就 職 した 従 業 員 がいる 場 合 途 中 から 特 別 徴 収 に 切 替 えること ができますか? 対 象 となる 従 業 員 について 事 業 者 から 一 定 の 期 限 まで( 各 市 町 村 の 実 情 に 応 じて 記 入 )に 切 替 依 頼 書 ( 市 町 村 によって 名 称 が 異 なる)により その 旨 ご 連 絡 をいただければ 途 中 から でも 特 別 徴 収 に 切 替 えることができます 36 37 事 業 不 振 のため 特 別 徴 収 した 個 人 住 民 税 を( 運 転 資 金 に 回 して) 納 期 限 内 に 納 めら れません 給 与 から 差 し 引 きをした 住 民 税 を 滞 納 したらどうなりま すか? 事 業 者 が 特 別 徴 収 した 徴 収 金 は 従 業 員 からの 預 かり 金 であ り 事 業 資 金 ではありません 必 ず 決 められた 納 期 限 内 に 納 入 してください なお 納 入 すべき 個 人 住 民 税 を 納 期 限 内 に 納 入 しなかった 特 別 徴 収 義 務 者 に 対 しては 業 務 上 横 領 に 類 似 するも のとして 地 方 税 法 第 324 条 第 3 項 において 罰 則 規 定 が 設 けら れています (10 年 以 下 の 懲 役 若 しくは 200 万 円 以 下 の 罰 金 に 処 し 又 は 併 科 する) 納 入 期 限 を 経 過 して 納 入 すると 延 滞 金 が 加 算 される 場 合 が あります 延 滞 金 は 特 別 徴 収 義 務 者 ( 事 業 者 )が 負 担 するもの ですので 従 業 員 から 延 滞 金 を 徴 収 してはいけません 納 入 いただけない 場 合 は 特 別 徴 収 義 務 者 に 対 し 督 促 状 を 発 送 し 督 促 状 発 送 後 10 日 を 経 過 しても 納 入 がないときは 差 押 えなどの 滞 納 処 分 を 行 うことになります また 事 業 者 が 滞 納 した 場 合 は 特 別 徴 収 の 対 象 となってい る 従 業 員 全 員 について 納 税 証 明 書 を 発 行 することができず 従 業 員 にも 多 大 な 迷 惑 がかかります -14-

問 合 せ 先 一 覧 特 別 徴 収 の 事 務 手 続 きに 関 する 問 合 せ 先 ( 従 業 員 の 方 の 住 所 地 である 市 町 村 にお 問 い 合 わせください) 横 浜 市 特 別 徴 収 センター 電 話 (045)671-4471 川 崎 市 法 人 課 税 課 電 話 (044)200-2209 相 模 原 市 市 民 税 課 電 話 (042)769-821 横 須 賀 市 市 民 税 課 電 話 (046)822-8192 平 塚 市 市 民 税 課 電 話 (0463)21-8767 鎌 倉 市 市 民 税 課 電 話 (0467)61-3921 藤 沢 市 市 民 税 課 電 話 (0466)25-111( 代 ) 小 田 原 市 市 民 税 課 電 話 (0465)33-1354 茅 ヶ 崎 市 市 民 税 課 電 話 (0467)82-111( 代 ) 逗 子 市 課 税 課 電 話 (046)873-111( 代 ) 三 浦 市 税 務 課 電 話 (046)882-111( 代 ) 秦 野 市 市 民 税 課 電 話 (0463)82-5130 厚 木 市 市 民 税 課 電 話 (046)225-2011 大 和 市 市 民 税 課 電 話 (046)260-5234 伊 勢 原 市 市 民 税 課 電 話 (0463)94-4711( 代 ) 海 老 名 市 市 民 税 課 電 話 (046)235-8594 座 間 市 市 民 税 課 電 話 (046)255-111( 代 ) 南 足 柄 市 税 務 課 電 話 (0465)73-8015 綾 瀬 市 税 務 課 電 話 (0467)70-5611 葉 山 町 税 務 課 電 話 (046)876-111( 代 ) 寒 川 町 税 務 課 電 話 (0467)74-111( 代 ) 大 磯 町 税 務 課 電 話 (0463)61-4100( 代 ) 二 宮 町 税 務 課 電 話 (0463)71-3311( 代 ) 中 井 町 税 務 町 民 課 電 話 (0465)81-113 大 井 町 税 務 課 電 話 (0465)85-508 松 田 町 税 務 課 電 話 (0465)83-124 山 北 町 町 民 税 務 課 電 話 (0465)75-3641 開 成 町 税 務 窓 口 課 電 話 (0465)84-0313 箱 根 町 税 務 課 電 話 (0460)85-7750 真 鶴 町 税 務 収 納 課 電 話 (0465)68-1131( 代 ) 湯 河 原 町 税 務 課 電 話 (0465)63-211( 代 ) 愛 川 町 税 務 課 電 話 (046)285-6915 清 川 村 税 務 住 民 課 電 話 (046)288-3849 特 別 徴 収 の 取 組 みに 関 する 問 合 せ 先 神 奈 川 県 総 務 局 財 政 部 徴 収 対 策 課 個 人 住 民 税 対 策 第 二 グループ 電 話 (045)210-234 神 奈 川 県 総 務 局 財 政 部 課 税 課 課 税 第 一 グループ 電 話 (045)210-2322 県 内 各 県 税 事 務 所 -15-