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Summer Festa 2012 初 めての 税 法 科 目 体 験 セミナー - 法 人 税 法 - 入 門! 法 人 税 の 基 本 的 計 算 構 造 TAC 税 理 士 講 座 8/27( 月 )より 本 格 開 講! 先 行 クラス 8/20( 月 )~ 各 コース 初 回 講 義 を 無 料 で 体 験 受 講 できます 開 講 日 に 各 校 受 付 へ 直 接 お 越 しください( 予 約 不 要 ) コース 開 講 日 程 につきましては 通 学 パンフレット をご 覧 ください 受 講 料 がお 得 になる 早 割 キャンペーン は 8/29( 水 )までとなります TAC 税 理 士 講 座

ページ 0 はじめに 1 1 法 人 税 とは 何 か? 2 2 法 人 税 の 概 要 2 3 法 人 税 額 はどのように 計 算 されるか? 3~4 4 所 得 の 金 額 はどのように 計 算 されるか? 5~6 5 所 得 計 算 のための 別 表 4 7 6 税 額 計 算 のための 別 表 1 8 7 決 算 から 申 告 納 付 までの 流 れ 9 8 おわりに 10

0 はじめに 法 人 税 は 税 理 士 業 務 の 根 幹 を 成 す 税 目 です そして その 学 習 内 容 は 毎 年 のように 行 われる 税 制 改 正 や 本 試 験 問 題 の 出 題 傾 向 の 変 化 により 広 範 囲 となっています だからこそ いち 早 く 学 習 を 開 始 することが 重 要 と 言 えるでしょう このセミナーでは 皆 さんがスムーズに 法 人 税 法 の 学 習 をスタートできるよう 法 人 税 の 基 本 的 な 計 算 構 造 と その 計 算 表 としての 別 表 4( 所 得 計 算 ) 及 び 別 表 1( 税 額 計 算 )につ いてご 紹 介 していきます -1-

1 法 人 税 とは 何 か? 法 人 税 は 法 人 に 対 して 課 税 される 税 金 です 法 人 の 代 表 的 なものには 株 式 会 社 があります が 法 人 税 法 では この 株 式 会 社 を 普 通 法 人 に 区 分 しています また 法 人 にはこの 他 に 公 共 法 人 公 益 法 人 等 人 格 のない 社 団 等 協 同 組 合 等 がありますので 法 人 の 種 類 は 全 部 で5 種 類 になります このうち 法 人 税 が 課 税 されるのは 普 通 法 人 と 協 同 組 合 等 であり 公 益 法 人 等 と 人 格 のない 社 団 等 には 収 益 事 業 についてのみ 法 人 税 が 課 税 されます また 公 共 法 人 には 法 人 税 は 課 税 さ れません 法 人 の 種 類 内 国 法 人 公 共 法 人 (NHK 等 ) 公 益 法 人 等 ( 宗 教 法 人 等 ) 人 格 のない 社 団 等 ( 町 内 会 等 ) 協 同 組 合 等 ( 農 業 協 同 組 合 等 ) 普 通 法 人 ( 株 式 会 社 等 ) 法 人 税 は 課 税 されない 収 益 事 業 による 所 得 にのみ 法 人 税 が 課 税 される すべての 所 得 に 対 して 法 人 税 が 課 税 される 現 在 日 本 には 約 260 万 社 の 法 人 が 存 在 します これらの 法 人 が1 年 間 に 納 める 法 人 税 額 は およそ8 兆 円 であり 日 本 の 租 税 収 入 の 約 20%を 占 めています 法 人 税 額 を 正 しく 計 算 して 納 付 する ということは ほとんどすべての 法 人 にとって 避 けられない 手 続 きであり また そ の 額 は 高 額 になります そのため 法 人 税 法 は 税 理 士 に 必 須 の 知 識 なのです 2 法 人 税 の 概 要 これから 皆 さんが 学 習 する 法 人 税 は 次 のような 特 徴 があります 法 人 の 所 得 に 対 して 課 される 所 得 税 個 人 所 得 税 法 人 税 資 産 税 相 続 税 固 定 資 産 税 消 費 税 消 費 税 国 税 である 国 税 法 人 税 所 得 税 相 続 税 消 費 税 地 方 税 住 民 税 事 業 税 固 定 資 産 税 法 人 税 の 特 徴 直 接 税 である 直 接 税 法 人 税 所 得 税 相 続 税 間 接 税 消 費 税 酒 税 申 告 納 税 方 式 の 税 金 である 申 告 納 税 方 式 法 人 税 所 得 税 相 続 税 賦 課 課 税 方 式 固 定 資 産 税 不 動 産 取 得 税 -2-

3 法 人 税 額 はどのように 計 算 されるか? 1. 法 人 税 額 はどのように 計 算 されるか? この 問 いに 答 える 前 に 税 金 についてもう 一 度 考 えてみましょう 国 家 を 運 営 するにあたっては 多 額 の 資 金 が 必 要 になります そこで 国 民 から 税 金 を 徴 収 しようということになるわけですが ここで 大 切 なのは 公 平 に 徴 収 するということです 税 金 など 誰 しも 払 いたくないのが 本 音 ですが その 中 でできるだけ 多 くの 人 に 納 得 して 払 っ てもらうためには 公 平 に 徴 収 することが 必 要 です この 課 税 の 公 平 こそが すべて の 税 法 を 考 えるにあたっての 基 本 原 則 となります ここで 課 税 の 公 平 について 少 し 考 えてみましょう いま A 社 とB 社 があります 両 社 の 決 算 上 の 数 値 は 次 のとおりです A 社 B 社 ( 単 位 : 千 円 ) 売 上 高 8,000 4,000 仕 入 高 2,000 1,000 経 費 2,000 1,000 (うち 交 際 費 600 600) 利 益 4,000 2,000 この 両 社 から 公 平 に 徴 収 する 税 金 としては どのようなものが 考 えられるでしょうか? 売 上 高 に 着 目 して 課 税 するものが 消 費 税 であり 利 益 に 着 目 して 課 税 するものが 法 人 税 です このほか 資 本 金 等 に 着 目 して 課 税 する 法 人 住 民 税 均 等 割 や 法 人 事 業 税 資 本 割 所 有 する 固 定 資 産 の 帳 簿 価 額 に 着 目 して 課 税 する 固 定 資 産 税 など いろいろな 考 え 方 があ ります それぞれの 税 が 着 目 した 数 値 のことを 課 税 標 準 といいます 2. 法 人 税 の 課 税 標 準 である 利 益 に 対 して どのような 税 率 で 課 税 すれば 公 平 が 保 てるか? 個 人 に 対 して 課 税 する 所 得 税 では 利 益 ( 儲 け)が 多 い 人 ほど 税 を 負 担 する 能 力 が 高 い と 考 えて 儲 けの 多 い 人 には 高 い 税 率 で 課 税 します 上 記 の 例 では Aの 利 益 はBの 利 益 のちょうど2 倍 ですが もし 両 者 が 個 人 であれば Aの 税 額 はBの 税 額 の2 倍 よりも 多 くなるわけです これに 対 して 法 人 税 は 儲 けの 多 寡 に 関 わりなく 原 則 として 一 定 率 (25.5%)を 用 いて 税 額 を 計 算 します 上 記 の 例 では A 社 の 税 額 はB 社 の 税 額 の2 倍 となります ここまでを 仮 にまとめると 法 人 税 額 の 計 算 方 法 は 次 のようになります 法 人 税 額 の 計 算 ( 仮 ) 法 人 税 額 = 利 益 25.5% 課 税 標 準 一 定 率 -3-

3. 法 人 税 の 課 税 標 準 として 利 益 をそのまま 使 えるのか? さて ここまでの 説 明 で 法 人 税 は 利 益 に 一 定 率 を 乗 じて 計 算 する ということまではご 理 解 いただけたと 思 いますが ここで 法 人 税 の 課 税 標 準 として 利 益 をそのまま 使 えるのか? ということについて 考 えてみましょう すなわち 利 益 が 多 ければ 多 いほど 法 人 税 が 増 えるわけですから 法 人 税 を 払 いたくない 会 社 は たとえば お 客 さんや 仲 間 うちでどんどん 飲 み 食 いをして 会 社 の 経 費 として 計 上 すれ ば 利 益 が 減 り 法 人 税 を 減 らすことができることになります あるいは 期 末 に 資 産 を 大 量 に 購 入 して 全 額 費 用 にしてしまえば これまた 利 益 が 減 り 法 人 税 を 減 らすことができるこ とになります 利 益 が 多 い 法 人 税 が 増 える 経 費 を 増 やす 法 人 税 が 減 る これで 果 たして 国 家 の 歳 入 が 安 定 的 に 確 保 できるでしょうか? つまり 課 税 の 公 平 というのは いわゆる 利 益 操 作 を 排 し 誰 が 計 算 しても 同 じ 結 果 と なるよう 決 まりごとを 細 かく 定 めて ようやく 確 保 されるものなのです 法 人 税 においては この 役 割 を 法 人 税 法 や 租 税 特 別 措 置 法 などが 担 っており 会 計 上 の 利 益 を 基 本 として 課 税 の 公 平 を 確 保 するために これらの 法 律 に 設 けられたさまざまな 規 定 (これを 別 段 の 定 め といいます )による 調 整 を 経 て 課 税 標 準 を 求 める 形 式 をとってい ます この 課 税 標 準 のことを 所 得 の 金 額 といいます それでは 法 人 税 額 の 計 算 式 を 書 き 直 してみましょう 法 人 税 額 の 計 算 利 益 法 人 税 額 = 所 得 の 金 額 25.5% 課 税 標 準 -4-

4 所 得 の 金 額 はどのように 計 算 されるか? <TAC> 無 断 複 写 複 製 を 禁 じます 1. 所 得 の 金 額 は 益 金 の 額 から 損 金 の 額 を 引 いて 求 めます 所 得 の 金 額 の 計 算 所 得 の 金 額 = 益 金 の 額 - 損 金 の 額 所 得 の 金 額 は 利 益 を 基 本 として 課 税 の 公 平 のために 設 けられた 別 段 の 定 めの 分 だけズレ るので 利 益 と 所 得 の 金 額 の 関 係 は 次 のようなイメージになります 利 益 の 金 額 = 収 益 の 額 - 原 価 費 用 損 失 の 額 所 得 の 金 額 = 益 金 の 額 - 損 金 の 額 1 2 3 4 それぞれのズレのことを 次 のように 呼 びます 1 収 益 の 額 に 含 まれるが 益 金 の 額 に 含 まれないもの= 益 金 不 算 入 2 収 益 の 額 に 含 まれないが 益 金 の 額 に 含 まれるもの= 益 金 算 入 3 原 価 費 用 損 失 の 額 に 含 まれないが 損 金 の 額 に 含 まれるもの= 損 金 算 入 4 原 価 費 用 損 失 の 額 に 含 まれるが 損 金 の 額 に 含 まれないもの= 損 金 不 算 入 -5-

2. 交 際 費 を 例 に どのようにズレるのかを 見 てみよう 交 際 費 等 の 損 金 不 算 入 額 ⑴ 交 際 費 等 の 範 囲 1 交 際 費 等 に 含 まれるもの 交 際 費 等 とは 交 際 費 接 待 費 機 密 費 その 他 の 費 用 で 法 人 がその 得 意 先 仕 入 先 その 他 事 業 に 関 係 のある 者 等 に 対 する 接 待 供 応 慰 安 贈 答 その 他 これらに 類 する 行 為 のために 支 出 するものをいう 2 交 際 費 等 に 含 まれないもの 専 ら 従 業 員 の 慰 安 のために 行 われる 運 動 会 演 芸 会 旅 行 等 のために 通 常 要 する 費 用 支 出 する 金 額 が1 人 当 たり5,000 円 以 下 の 飲 食 費 ( 一 定 のものを 除 く) 上 記 の 他 広 告 宣 伝 会 議 取 材 等 に 通 常 要 する 費 用 ⑵ 取 扱 い 法 人 の 交 際 費 は 会 計 上 は 全 額 費 用 の 額 となりますが 法 人 税 では 原 則 として 損 金 の 額 に 含 めません つまり 損 金 不 算 入 となります なぜなら 交 際 費 を 全 て 損 金 と 認 めた 場 合 多 く 支 出 した 法 人 ほど 納 めるべき 法 人 税 額 が 減 少 することになり 法 人 の 交 際 費 を 国 が 負 担 することになるためです したがって 交 際 費 の 支 出 があった 場 合 には 利 益 と 所 得 の 金 額 にズレが 生 じることに なります 上 記 のA 社 B 社 について 考 えてみると 次 のようになります 売 上 高 8,000 4,000 仕 入 高 2,000 1,000 経 費 2,000 1,000 A 社 B 社 ( 単 位 : 千 円 ) (うち 交 際 費 600 600) 利 益 4,000 2,000 交 際 費 等 の 損 金 不 算 入 額 +600 +600 利 益 と 所 得 に ズレが 生 じる 所 得 の 金 額 4,600 2,600-6-

5 所 得 計 算 のための 別 表 4 <TAC> 無 断 複 写 複 製 を 禁 じます 所 得 金 額 は 別 表 4という 計 算 表 により 計 算 されます 法 人 税 の 申 告 書 の 作 成 順 序 とし ては まずこの 別 表 4を 作 成 し 次 に 税 額 計 算 表 である 別 表 1を 作 成 します 別 表 4では 損 益 計 算 書 に 計 上 されている 当 期 純 利 益 を 出 発 点 として 収 益 と 益 金 費 用 と 損 金 のズレ(4 1.1~4)を 調 整 して 所 得 金 額 を 算 出 します では 具 体 的 に 別 表 4のフォームを 確 認 してみましょう 別 表 4のフォーム 当 期 利 益 円 ⑴ 加 算 減 算 ⑵ ⑶ 所 得 金 額 この 金 額 を 別 表 1へ 転 記 ⑴ 会 計 上 の 利 益 = 損 益 計 算 書 上 の 税 引 後 当 期 利 益 を 転 記 2 収 益 の 額 に 含 まれないが 益 金 の 額 に 含 まれるもの= 益 金 算 入 ⑵ 4 原 価 費 用 損 失 の 額 に 含 まれるが 損 金 の 額 に 含 まれないもの= 損 金 不 算 入 1 収 益 の 額 に 含 まれるが 益 金 の 額 に 含 まれないもの= 益 金 不 算 入 ⑶ 3 原 価 費 用 損 失 の 額 に 含 まれないが 損 金 の 額 に 含 まれるもの= 損 金 算 入 実 際 には 次 のように 記 入 されます 具 体 例 当 期 の 会 計 上 の 利 益 108,200,000 円 売 上 高 の 計 上 もれ 交 際 費 等 の 損 金 不 算 入 額 売 上 原 価 の 計 上 もれ 受 取 配 当 等 の 益 金 不 算 入 額 1,000,000 円 360,000 円 700,000 円 200,000 円 当 期 利 益 108,200,000 円 加 売 上 高 計 上 も れ 1,000,000 益 金 算 入 算 交 際 費 等 の 損 金 不 算 入 額 360,000 損 金 不 算 入 減 売 上 原 価 計 上 もれ 700,000 損 金 算 入 算 受 取 配 当 等 の 益 金 不 算 入 額 200,000 益 金 不 算 入 所 得 金 額 108,660,000-7-

6 税 額 計 算 のための 別 表 1 法 人 が 納 付 すべき 法 人 税 額 は 別 表 1と 呼 ばれる 計 算 表 により 計 算 されることになります 別 表 1の 具 体 的 なフォームは 次 のとおりです 隙 間 が 開 いているところには いろいろな 特 例 が 入 りますが 9 月 からの 本 編 で 学 習 していきましょう 今 日 のところは 一 つだけ 優 遇 規 定 を 記 入 してみます 別 表 1のフォーム 摘 要 金 額 所 得 金 額 円 法 人 税 額 の 特 別 控 除 額 優 遇 規 定 差 引 法 人 税 額 法 人 税 額 計 差 引 所 得 に 対 する 法 人 税 額 差 引 確 定 法 人 税 額 実 際 には 次 のように 記 入 されます 具 体 例 当 期 の 所 得 金 額 108,660,000 円 試 験 研 究 費 の 特 別 控 除 額 140,000 円 摘 要 金 額 所 得 金 額 108,660,000 円 別 表 4の 最 終 値 法 人 税 額 27,708,300 所 得 金 額 25.5% 試 験 研 究 費 の 特 別 控 除 額 140,000 優 遇 規 定 差 引 法 人 税 額 27,568,300 法 人 税 額 計 27,568,300 差 引 所 得 に 対 する 法 人 税 額 27,568,300 差 引 確 定 法 人 税 額 27,568,300 納 付 税 額 -8-

7 決 算 から 申 告 納 付 までの 流 れ 法 人 税 は 申 告 納 税 方 式 の 租 税 であるため 法 人 が 自 ら 税 額 を 計 算 して 確 定 申 告 書 を 作 成 し それを 税 務 署 長 に 提 出 しなればなりません 確 定 申 告 書 の 提 出 期 限 は 原 則 として 期 末 から2 月 以 内 で この 提 出 期 限 までに 法 人 税 額 を 納 付 することになります また これまで 学 習 したとおり 所 得 金 額 は 会 計 上 の 利 益 ( 株 主 総 会 の 承 認 を 受 けた 決 算 に 基 づくもの これを 確 定 決 算 といいます )に 基 づいて 計 算 されるため 決 算 から 申 告 納 付 までの 流 れは 次 のようになります 決 算 から 申 告 までの 流 れ 期 末 株 主 総 会 確 定 申 告 期 限 (3/31) 5/ 5/31 <TAC> 無 断 複 写 複 製 を 禁 じます P/L B/S 等 計 算 書 類 の 承 認 株 主 総 会 において 確 定 した 決 算 書 別 表 1 4-9-

8 おわりに 法 人 税 額 の 計 算 は 会 計 上 の 利 益 が 出 発 点 となるため 法 人 税 の 学 習 には 会 計 の 知 識 もあ る 程 度 必 要 になってきます しかし 法 人 税 法 の 考 え 方 そのものには 難 解 な 点 は 含 まれていま せん また 法 人 税 法 を 学 習 することは 会 計 や 税 法 全 般 に 対 する 理 解 の 面 からも 非 常 に 有 用 です 難 点 は ボリュームが 多 いことです 容 易 に 合 格 できる 科 目 とはいえませんが 1 年 間 継 続 して 学 習 することによって 必 ず 合 格 レベルに 達 することができます 逆 にいえば これだけのボリュームの 科 目 を 独 学 で 実 務 に 使 えるレベルまで 学 習 すること はほぼ 不 可 能 です 実 務 上 の 必 須 科 目 ですから カリキュラムに 沿 って 学 習 したほうが 効 率 的 と 言 えるでしょう 今 回 のセミナーを 機 に 興 味 を 持 って 法 人 税 法 の 学 習 を 始 めていただければ 幸 いです 確 認 してみよう! 法 人 の 種 類 内 国 法 人 1 (NHK 等 ) 法 人 税 は 課 税 されない 2 ( 宗 教 法 人 等 ) 収 益 事 業 による 所 得 にのみ 3 ( 町 内 会 等 ) 法 人 税 が 課 税 される 4 ( 農 業 協 同 組 合 等 ) すべての 所 得 に 対 して 法 人 5 ( 株 式 会 社 等 ) 税 が 課 税 される 法 人 税 額 の 計 算 法 人 税 額 = 6 25.5% 所 得 の 金 額 の 計 算 所 得 の 金 額 = 7-8 税 額 計 算 と 所 得 計 算 所 得 計 算 9 で 計 算 する 税 額 計 算 10 で 計 算 する 答 :1 公 共 法 人 2 公 益 法 人 等 3 人 格 のない 社 団 等 4 協 同 組 合 等 5 普 通 法 人 6 所 得 の 金 額 7 益 金 の 額 8 損 金 の 額 9 別 表 4 10 別 表 1-10-