20100701 日本年金機構 年金相談マニュアル(相談事例編) 平成22年7月版



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[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

国民年金

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

PowerPoint プレゼンテーション

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

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65 歳 以 上 の 介 護 保 険 料 が 健 康 保 険 に 含 まれていた 時 より 高 額 になったと 思 うのですが 40 歳 から64 歳 までの 健 康 保 険 に 含 まれる 介 護 保 険 分 は 会 社 での 健 康 保 険 のルールに 基 づき 会 社 での 月 額 報 酬 等

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保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

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Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

厚 生 年 金 制 度 及 び 年 金 払 い 退 職 給 付 について 日 本 郵 政 共 済 組 合

学 力 家 計 とも 基 準 内 です 申 込 みをすれば 必 ず 採 用 されますか? 奨 学 生 の 採 用 は 日 本 学 生 支 援 機 構 が 定 める 採 用 枠 の 範 囲 内 で 行 いますので 基 準 内 なら 必 ず 採 用 されるとのお 約 束 はできません 下 宿 しています

日本年金機構編 年金相談マニュアル-08 勧奨編(平成24年5月改訂-第06版) 【308頁】サンプル

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

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年金制度のあらまし

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

奨学資金の受領から返還までの手続

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特別徴収封入送付作業について

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平成16年度

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資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

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2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

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平成21年10月30日

か 行 繰 上 げ/ 繰 上 げ 支 給 の 国 民 年 金 受 取 額 は 少 なくなるが 年 金 を 早 く 受 け 取 ること 早 期 ( 減 額 ) 支 払 い 65 歳 から 受 け 取 る 年 金 を 前 倒 しで 減 額 して 受 ける 年 金 繰 上 げ 請 求 早 期 に 受 け

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

か 行 基 金 代 行 厚 生 年 金 基 金 が 国 に 代 わって 厚 生 年 金 の 事 務 の 一 部 を 行 うこと 基 本 月 額 ( 在 職 老 齢 年 金 ) 給 付 加 給 年 金 経 過 的 加 算 を 除 いた 年 金 月 額 加 算 部 分 を 除 いた 年 金 月 額 支

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

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納 税 義 務 者 について Q 私 自 身 は 以 前 から 会 社 の 保 険 に 加 入 しているのに 国 保 税 の 納 税 通 知 書 が 私 宛 に 届 きましたがなぜです か? A 国 保 税 は 世 帯 主 の 方 に 納 税 義 務 があります ( 地 方 税 法 第 703 条

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目 次 1. 特 別 徴 収 について 3 2. 特 別 徴 収 の 根 拠 法 令 等 3 3. 特 別 徴 収 義 務 者 の 指 定 について 4 4. 特 別 徴 収 のしくみ 4 5. 特 別 徴 収 義 務 者 に 指 定 した 際 に 送 付 する 書 類 等 4 6. 特 別 徴 収

第14章 国民年金

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所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 表 所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 は 以 下 の 通 りです 退 職 所 得 の 場 合 も この 税 率 表 を 使 います 1. 平 成 19 年 1 月 1 日 以 降 ( 所 法 891) 課 税 所 得 所 得 税 率 控 除 額 ~195

75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

弁護士報酬規定(抜粋)

目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

[Q20] 扶 養 控 除 等 申 告 書 が 提 出 された 際 に その 申 告 書 に 記 載 された 国 外 居 住 親 族 に 係 る 親 族 関 係 書 類 が 提 示 されず 事 後 に 提 示 された 場 合 いつから 扶 養 控 除 等 を 適 用 して 源 泉 徴 収 税 額 を

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

日 雇 い 等 の 収 入 の 場 合 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分 所 得 額 証 勤 務 先 が 不 特 定 の 日 雇 いをしている 方 前 年 分 確 定 申 告 書 ( 控 ) 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

平成21年9月29日

従業員の個人住民税の特別徴収を実施していない事業者の方へ

特 別 徴 収 義 務 1 税 額 通 知 書 の 配 布 特 別 徴 収 義 務 への 通 知 とあわせて 納 税 への 通 知 書 を 送 付 しましたので 5 月 31 日 までに 各 納 税 に 配 布 してください なお すでに 退 職 等 した 人 については この 冊 子 にある 給


鳥 取 国 民 年 金 事 案 177 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 昭 和 37 年 6 月 から 38 年 3 月 までの 国 民 年 金 保 険 料 については 納 付 していたものと 認 められることから 納 付 記 録 を 訂 正 することが 必 要 である 第 2 申

提 出 書 類 ア 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 の 非 課 税 適 用 確 認 申 告 書 ( 積 立 終 了 から2ヶ 月 以 内 に 提 出 厳 守 ) 記 入 例 参 照 イ 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 者 の 退 職 等 申 告 書 記 入 例 参 照 年 金 財 形 提 出 書 類

1 任 意 継 続 被 保 険 者 制 度 とは 概 要 健 康 保 険 は 事 業 所 単 位 での 強 制 加 入 を 原 則 としていますが 任 意 継 続 被 保 険 者 制 度 は 会 社 を 退 職 などして 被 保 険 者 の 資 格 を 喪 失 したとき 加 入 資 格 のある 方

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Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

保 険 料 は 個 人 ごとに 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 では 被 保 険 者 一 人 ひとりに 保 険 料 を 負 担 していただくことになります 新 たに75 歳 になられた 方 (65 歳 以 上 75 歳 未 満 で 一 定 以 上 の 障 害 があり 認 定 を 受 けた 方 を

Taro-29職員退職手当支給規程

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職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 式 (3) 支 給 開 始 年 齢 老 齢 基 礎 年 金 は 原 則 として 65 歳 から 受 け 取 ることができます なお 希 望 すれば 60 歳 から 64 歳 の 間 でも 年 齢 に 応 じて 一 定 割 合 を 減 額 された 年 金 を 受 け

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任 意 継 続 被 保 険 者 とは 任 意 継 続 被 保 険 者 とは 事 業 所 を 退 職 して 被 保 険 者 の 資 格 を 喪 失 した 時 に 資 格 喪 失 の 日 の 前 日 まで 継 続 して2カ 月 以 上 の 被 保 険 者 期 間 ( 日 雇 特 例 被 保 険 者 任

遡及処理

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①表紙

平成20年度 健康保険被扶養者資格確認(検認) 実施要綱

目 次 再 任 用 制 度 とは 1 再 任 用 制 度 の 対 象 者 4 採 用 任 期 勤 務 形 態 5 休 暇 6 給 与 7 その 他 の 諸 制 度 8 表 1 再 任 用 職 員 の 俸 給 月 額 9 表 2 再 任 用 職 員 の 医 療 年 金 保 険 11 表 3 再 任 用


無年金外国人高齢者福祉手当要綱

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

2 窓 口 申 請 方 式 : 申 請 書 を 窓 口 に 提 出 し 指 定 の 金 融 機 関 口 座 へ 振 込 3 窓 口 現 金 受 領 方 式 : 申 請 書 を 郵 送 又 は 窓 口 に 提 出 し 窓 口 で 現 金 を 受 領 申 請 受 付 開 始 日 及 び 申 請 期 限

給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 か 1 年 間 の 年 金 額 を 確 かめて 前 年 中 の 年 間 総 所 得 金 額 めてください ください を 確 かめてください 計 算 のしか

スライド 1

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育休代替任期付職員制度について

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昨 年 今 年 退 職 した< 雇 用 保 険 に 関 すること> 1. 雇 用 保 険 ( 失 業 給 付 )を 受 給 予 定 (または 受 給 している) 雇 用 保 険 受 給 資 格 証 のコピー ( 退 職 日 基 本 日 額 処 理 状 況 のわかる 面 ) 日 額 3,611 円 未

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4 記 載 要 領 事 業 所 整 理 記 号 欄 の 協 会 分 (または 政 管 分 ) は 厚 生 年 金 保 険 の 事 業 所 整 理 記 号 を 健 保 分 は 健 康 保 険 被 保 険 者 証 の 記 号 をそれぞれ 記 入 なお 厚 生 年 金 基 金 番 号 については 名 古

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11 新 型 インフルエンザ 予 防 接 種 健 康 被 害 救 済 給 付 金 ( 注 4) 12 ( 医 薬 品 副 作 用 被 害 救 済 制 度 の) 副 作 用 救 済 給 付 又 は( 生 物 由 来 製 品 感 染 等 被 害 救 済 制 度 の) 感 染 救 済 給 付 ( 注 4)

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

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年 金 相 談 マニュアル 相 談 事 例 編 2010.07

- 目 次 - 1. 資 格 記 録 1 受 給 要 件 10 厚 生 年 金 の 適 用 関 係 10 2. 国 民 年 金 保 険 料 納 付 還 付 15 納 付 17 任 意 加 入 期 間 の 保 険 料 還 付 23 3. 過 去 記 録 整 備 27 4.ユーザID パスワード 39 5. ねんきん 定 期 便 ( 平 成 21 年 4 月 以 降 ) 45 ねんきん 定 期 便 の 概 要 49 手 続 き 等 58 記 載 内 容 63 年 金 加 入 履 歴 71 標 準 報 酬 月 額 と 保 険 料 納 付 額 国 民 年 金 保 険 料 の 納 付 状 況 78 見 込 額 試 算 85 その 他 89 6. 厚 生 年 金 加 入 記 録 のお 知 らせ ( 平 成 21 年 12 月 以 降 ) 95 7. 年 金 見 込 額 109 8. 年 金 請 求 書 事 前 送 付 117 9. 年 金 請 求 手 続 き 121 10. 年 金 請 求 内 容 127 12. 繰 下 げ 制 度 153 13. 雇 用 保 険 との 調 整 167 14. 代 行 返 上 175 15. 遺 族 厚 生 年 金 制 度 179 16. 障 害 基 礎 年 金 との 併 給 191 17. 住 基 ネットによる 現 況 届 199 18. 現 況 届 211 19. 住 所 支 払 機 関 変 更 217 20. 再 発 行 等 223 21. 死 亡 未 支 給 229 22. 債 権 239 23. 差 押 247 24. 三 共 済 251 25. 旧 令 共 済 組 合 257 2010.07 目 次 - 1

26. 制 度 267 27. 離 婚 分 割 283 28. 年 金 からの 特 別 徴 収 ( 介 護 保 険 料 国 民 健 康 保 険 料 ( 税 ) 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 保 険 料 個 人 住 民 税 ) 291 29. 日 米 通 算 協 定 303 30. 通 知 書 その 他 307 31. 扶 養 親 族 等 申 告 書 319 32. 源 泉 徴 収 361 33. 社 会 保 険 料 控 除 証 明 書 373 控 除 証 明 書 について 376 再 発 行 について 380 見 込 額 について 384 年 金 加 入 状 況 のお 知 らせについて 385 社 会 保 険 料 控 除 について 387 確 定 申 告 年 末 調 整 について 392 その 他 398 34.ねんきん 特 別 便 401 35. 年 金 時 効 特 例 法 時 効 特 例 給 付 手 続 用 紙 送 付 (ターンアラウンド) 411 36.3 号 期 間 と 重 複 する 厚 年 等 期 間 が 年 金 請 求 後 に 判 明 した 場 合 の 取 扱 い 431 37. 脱 退 一 時 金 437 目 次 - 2 2010.07

1. 資 格 記 録 1. 資 格 記 録 2010.07-1 -

1. 資 格 記 録 問 一 覧 ( 問 1) 厚 生 年 金 の 被 保 険 者 の 妻 は 第 3 号 被 保 険 者 になれると 聞 いています 第 3 号 被 保 険 者 になるには どのような 要 件 がありますか また その 手 続 きについて 教 えてください ( 問 2) 基 礎 年 金 番 号 を2つ 持 っているが なにか 手 続 きが 必 要 ですか ( 問 3) 基 礎 年 金 番 号 は 国 民 年 金 だけだが 以 前 厚 生 年 金 に 加 入 していたことがあり 厚 生 年 金 の 被 保 険 者 手 帳 を 持 っている なにか 手 続 きが 必 要 ですか ( 問 4) 年 金 加 入 期 間 確 認 通 知 書 を 送 ってもらったが 厚 生 年 金 の 期 間 が 漏 れていると 思 うので 調 べてほしい ( 問 5) 被 保 険 者 記 録 照 会 回 答 票 を 送 ってもらったが 国 民 年 金 の 期 間 が 漏 れていると 思 うので 調 べてほしい ( 問 6) 現 在 自 分 はどのくらい 年 金 に 加 入 しているか 確 認 したいが どこに 行 けば 教 えてもらえるのか その 手 続 き 方 法 を 教 えてほしい ( 問 7) 被 保 険 者 期 間 が 年 金 の 受 給 要 件 に 満 たないときに 何 か 救 済 措 置 はありますか 任 意 加 入 が できると 聞 きましたが 何 歳 まで 可 能 ですか ( 問 8) 昭 和 50 年 6 月 に 結 婚 しました サラリーマンの 妻 だった 期 間 は 国 民 年 金 に 加 入 しているはずな のに 昭 和 61 年 4 月 からしか 国 民 年 金 の 加 入 記 録 がないと 言 われました どうしてですか ( 問 9) 国 民 年 金 手 帳 には 加 入 が 昭 和 35 年 10 月 1 日 となっているのに 保 険 料 は 昭 和 36 年 4 月 から しか 納 めていないと 言 われたがなぜですか ( 問 10) 平 成 2 年 8 月 に20 歳 になりましたが 平 成 3 年 4 月 からしか 国 民 年 金 の 加 入 記 録 がないと 言 われ ました どうしてですか ( 問 11) 国 民 年 金 の 特 例 納 付 とは 何 ですか ( 問 12) 厚 生 年 金 制 度 はいつからあるのですか ( 問 13)65 歳 を 過 ぎてからも 働 いたのに 厚 生 年 金 の 記 録 がないのはなぜですか ( 問 14) 厚 生 年 金 に 加 入 しているのに 国 民 年 金 の 納 付 書 が 送 られてきました どうしてですか ( 問 15) 昭 和 61 年 3 月 以 前 は 何 歳 まで 厚 生 年 金 に 加 入 できましたか ( 問 16) 退 職 日 の 翌 日 が 資 格 喪 失 日 となるのは 何 故 ですか ( 問 17) 議 員 ( 地 方 国 会 等 )は 議 員 年 金 の 他 に 年 金 制 度 に 加 入 しなければならないのですか ( 問 18) 共 済 組 合 と 厚 生 年 金 加 入 記 録 が 重 複 した 場 合 はどうなりますか 受 給 要 件 ( 問 19) 大 正 生 まれの 男 性 で 旧 法 の 国 民 年 金 を 受 けている 方 に9カ 月 の 厚 生 年 金 期 間 が 見 つかりま した 厚 生 年 金 は 受 けられますか 厚 生 年 金 の 適 用 関 係 ( 問 20) 厚 生 年 金 保 険 の 強 制 適 用 事 業 所 となっていない 会 社 でも 加 入 することができますか ( 問 21) 本 社 と 工 場 が 離 れて 設 置 されているときは それぞれ 別 の 事 業 所 になりますか ( 問 22) 船 員 保 険 に 加 入 している 人 は どのような 扱 いになりますか ( 問 23) 採 用 が 内 定 している 大 学 4 年 生 が3 月 20 日 に 卒 業 して 翌 21 日 から 当 社 で 実 習 について いる 場 合 は いつから 被 保 険 者 となりますか なお 当 人 の 正 式 入 社 は4 月 1 日 ですが 実 習 中 は 日 割 計 算 で 賃 金 を 払 っています ( 問 24) 半 年 間 外 国 へ 出 張 する 人 がいますが 被 保 険 者 の 資 格 はどうなりますか ( 問 25) 当 社 では 外 国 の 研 修 者 が 従 業 員 として 勤 務 していますが 被 保 険 者 となりますか ( 問 26) 当 社 では 主 婦 をパートタイマーで 雇 うことにしましたが 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 として 適 用 しなければなりませんか - 2-2010.07

( 問 1) 厚 生 年 金 の 被 保 険 者 の 妻 は 第 3 号 被 保 険 者 になれると 聞 いていま す 第 3 号 被 保 険 者 になるには どのような 要 件 がありますか また その 手 続 きについて 教 えてください 第 3 号 被 保 険 者 は 第 2 号 被 保 険 者 ( 厚 生 年 金 の 被 保 険 者 など)の 配 偶 者 であって 主 として 第 2 号 被 保 険 者 に 扶 養 されている 方 のうち 20 歳 以 上 60 歳 未 満 の 方 です 手 続 きは 第 2 号 被 保 険 者 を 使 用 する 事 業 主 を 経 由 して 行 うこととなります ( 問 2) 基 礎 年 金 番 号 を2つ 持 っているが なにか 手 続 きが 必 要 ですか [ 記 録 が 統 合 されているとき] - ( 統 合 先 基 礎 年 金 番 号 )に 記 録 が 統 合 されていますので 手 続 きは 必 要 ありません [ 記 録 が 統 合 されていないとき] それぞれの 番 号 に 収 録 された 被 保 険 者 期 間 を1つの 番 号 に 統 合 する 手 続 きが 必 要 です 届 書 用 紙 をお 送 りしますので 年 金 手 帳 または 基 礎 年 金 番 号 通 知 書 を 添 付 して 年 金 事 務 所 に 郵 送 にて 手 続 きをお 願 いします ( 問 3) 基 礎 年 金 番 号 は 国 民 年 金 だけだが 以 前 厚 生 年 金 に 加 入 していたことが あり 厚 生 年 金 の 被 保 険 者 手 帳 を 持 っている なにか 手 続 きが 必 要 ですか [ 記 録 が 統 合 されているとき] - ( 統 合 先 基 礎 年 金 番 号 )に 記 録 が 統 合 されていますので 手 続 きは 必 要 ありません [ 記 録 が 統 合 されていないとき] それぞれの 番 号 に 収 録 された 被 保 険 者 期 間 を1つの 番 号 に 統 合 する 手 続 きが 必 要 です 年 金 手 帳 (2 冊 )をご 持 参 のうえ お 近 くの 年 金 事 務 所 で 手 続 きしてくだ さい 2010.07-3 -

( 問 4) 年 金 加 入 期 間 確 認 通 知 書 を 送 ってもらったが 厚 生 年 金 の 期 間 が 漏 れて いると 思 うので 調 べてほしい 年 金 加 入 期 間 確 認 通 知 書 に 記 載 されている 基 礎 年 金 番 号 以 外 に 他 に 年 金 手 帳 をお 持 ちではありませんか [ 他 の 年 金 手 帳 をお 持 ちのとき] その 番 号 に 収 録 された 被 保 険 者 期 間 が 基 礎 年 金 番 号 に 統 合 されていない 可 能 性 があります 他 の 年 金 手 帳 の 番 号 を 基 礎 年 金 番 号 に 登 録 する 処 理 が 必 要 になりま すので 年 金 手 帳 をご 持 参 のうえ お 近 くの 年 金 事 務 所 で 手 続 きしてください [ 相 談 者 が 他 の 年 金 番 号 がわからないとき] お 近 くの 年 金 事 務 所 年 金 相 談 センターでご 相 談 いただくか 日 本 年 金 機 構 宛 に 手 紙 でご 照 会 ください なお 詳 しい 職 歴 が 必 要 になりますので 事 業 所 名 事 業 所 所 在 地 勤 務 した 期 間 などのメモをご 持 参 ください また 手 紙 でのご 照 会 の 際 にも 詳 しい 職 歴 をご 記 入 ください ( 問 5) 被 保 険 者 記 録 照 会 回 答 票 を 送 ってもらったが 国 民 年 金 の 期 間 が 漏 れて いると 思 うので 調 べてほしい 被 保 険 者 記 録 照 会 回 答 票 に 記 載 されている 基 礎 年 金 番 号 以 外 に 他 に 年 金 手 帳 をお 持 ちではありませんか [ 他 の 年 金 手 帳 をお 持 ちのとき] その 番 号 に 収 録 された 被 保 険 者 期 間 が 基 礎 年 金 番 号 に 統 合 されていない 可 能 性 が あります 他 の 年 金 手 帳 の 番 号 を 基 礎 年 金 番 号 に 登 録 する 処 理 が 必 要 になりますの で 年 金 手 帳 をご 持 参 のうえ お 近 くの 年 金 事 務 所 で 手 続 きしてください [ 相 談 者 が 他 の 年 金 番 号 がわからないとき] お 近 くの 年 金 事 務 所 年 金 相 談 センターでご 相 談 いただくか 手 紙 でご 照 会 くださ い お 手 紙 での 照 会 のために 国 民 年 金 保 険 料 納 付 記 録 の 照 会 申 立 書 をお 送 りします ので 国 民 年 金 に 加 入 していた 当 時 の 住 所 と 加 入 期 間 を 詳 しく 記 入 し お 近 くの 年 金 事 務 所 にお 送 りください なお その 当 時 に 旧 姓 であった 場 合 には 旧 姓 欄 に 旧 姓 を 記 入 してください - 4-2010.07

( 問 6) 現 在 自 分 はどのくらい 年 金 に 加 入 しているか 確 認 したいが どこに 行 けば 教 えてもらえるのか その 手 続 き 方 法 を 教 えてほしい 電 話 による 回 答 ねんきんダイヤルでご 相 談 ください 来 訪 による 相 談 お 近 くの 年 金 事 務 所 年 金 相 談 センターでご 相 談 ください 日 本 年 金 機 構 ホームページ 年 金 加 入 記 録 照 会 年 金 見 込 額 試 算 から 年 金 個 人 情 報 提 供 サービス(ユーザ ID パスワード)にアクセスしていただき ユーザID パスワードの 発 行 を 受 けることにより いつでも 年 金 加 入 記 録 をご 覧 いただけます 50 歳 以 上 のとき 日 本 年 金 機 構 ホームページ 年 金 加 入 記 録 照 会 年 金 見 込 額 試 算 の 年 金 見 込 額 試 算 を 申 し 込 むことで 年 金 見 込 額 と 年 金 加 入 記 録 を 回 答 しています 認 証 を 取 得 しているとき 日 本 年 金 機 構 ホームページ 年 金 加 入 記 録 照 会 年 金 見 込 額 試 算 の 年 金 加 入 記 録 年 金 見 込 額 試 算 ( 電 子 申 請 )で 申 し 込 むことで 50 歳 未 満 の 方 には 年 金 加 入 記 録 を 50 歳 以 上 の 方 には 年 金 見 込 額 と 年 金 加 入 記 録 を 電 子 文 書 で 回 答 してい ます ( 問 7) 被 保 険 者 期 間 が 年 金 の 受 給 要 件 に 満 たないときに 何 か 救 済 措 置 はあり ますか 任 意 加 入 ができると 聞 きましたが 何 歳 まで 可 能 ですか 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 資 格 を 満 たしていない 昭 和 40 年 4 月 1 日 までに 生 まれた 方 は 70 歳 まで 国 民 年 金 に 任 意 加 入 することができます また 適 用 事 業 所 に 勤 務 する70 歳 以 上 の 方 であって 老 齢 厚 生 年 金 老 齢 基 礎 年 金 その 他 の 老 齢 退 職 を 支 給 事 由 とする 受 給 権 がないときは 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 となることができます 詳 しくは お 近 くの 年 金 事 務 所 年 金 相 談 センターでご 相 談 ください 2010.07-5 -

( 問 8) 昭 和 50 年 6 月 に 結 婚 しました サラリーマンの 妻 だった 期 間 は 国 民 年 金 に 加 入 しているはずなのに 昭 和 61 年 4 月 からしか 国 民 年 金 の 加 入 記 録 がないと 言 われました どうしてですか 昭 和 61 年 4 月 から 厚 生 年 金 保 険 や 共 済 組 合 に 加 入 している 第 2 号 被 保 険 者 (い わゆるサラリーマン)に 扶 養 されている 配 偶 者 で 20 歳 以 上 60 歳 未 満 の 人 は 第 3 号 被 保 険 者 になりました 昭 和 61 年 3 月 までは 国 民 年 金 の 任 意 加 入 期 間 だった ため ご 自 身 で 国 民 年 金 に 加 入 し 保 険 料 を 納 付 されていなければ 国 民 年 金 の 加 入 記 録 はありません もし ご 加 入 手 続 きを 行 ったご 記 憶 がある 場 合 には 国 民 年 金 保 険 料 納 付 記 録 の 照 会 申 出 書 をお 送 りいたしますので お 手 数 ですが 氏 名 生 年 月 日 住 所 その 当 時 の 住 所 についてご 記 入 いただき お 近 くの 年 金 事 務 所 に 郵 送 してください ( 問 9) 国 民 年 金 手 帳 には 加 入 が 昭 和 35 年 10 月 1 日 となっているのに 保 険 料 は 昭 和 36 年 4 月 からしか 納 めていないと 言 われたがなぜですか 国 民 年 金 制 度 は 昭 和 35 年 10 月 にできましたが 新 しい 制 度 のため 昭 和 36 年 3 月 までは 準 備 期 間 とされていました そのため 手 帳 の 資 格 取 得 年 月 日 の 欄 は 昭 和 35 年 10 月 1 日 と 記 載 されています が 保 険 料 の 納 付 は 昭 和 36 年 4 月 から 始 まりましたので 年 金 の 期 間 の 計 算 は 昭 和 36 年 4 月 からとなり お 知 らせには 昭 和 36 年 4 月 1 日 と 記 載 されています ( 問 10) 平 成 2 年 8 月 に20 歳 になりましたが 平 成 3 年 4 月 からしか 国 民 金 の 加 入 記 録 がないと 言 われました どうしてですか 平 成 3 年 3 月 までは20 歳 以 上 であっても 大 学 生 や 専 門 学 校 生 は 国 民 年 金 に 任 意 で 加 入 する 事 となっていました 任 意 でご 加 入 いただくにあたっては 市 区 町 村 役 場 で 加 入 の 手 続 きをご 自 身 で 行 っていただく 必 要 がありました もし ご 加 入 手 続 きを 行 ったご 記 憶 がある 場 合 には 国 民 年 金 保 険 料 納 付 記 録 の 照 会 申 出 書 をお 送 りいたしますので お 手 数 ですが 氏 名 生 年 月 日 住 所 その 当 時 の 住 所 についてご 記 入 いただき お 近 くの 年 金 事 務 所 に 郵 送 してください - 6-2010.07

( 問 11) 国 民 年 金 の 特 例 納 付 とは 何 ですか 国 民 年 金 では 過 去 に 三 回 特 例 納 付 を 実 施 しました 一 定 期 間 に 申 出 を 行 えば 過 去 に 遡 って 保 険 料 を 納 付 できました 申 出 をされた 方 が 納 めた 記 録 は 納 付 記 録 とし て 管 理 されています < 参 考 > 1 回 目 昭 和 45 年 7 月 1 日 から 昭 和 47 年 6 月 30 日 まで 保 険 料 月 額 450 円 2 回 目 昭 和 49 年 1 月 1 日 から 昭 和 50 年 12 月 31 日 まで 保 険 料 月 額 900 円 3 回 目 昭 和 53 年 7 月 1 日 から 昭 和 55 年 6 月 30 日 まで 保 険 料 月 額 4,000 円 ( 問 12) 厚 生 年 金 制 度 はいつからあるのですか 厚 生 年 金 制 度 は 昭 和 17 年 6 月 1 日 に 労 働 者 年 金 保 険 として 始 まりました この 当 時 加 入 できたのは 一 定 範 囲 の 男 性 労 働 者 だけでした その 後 昭 和 19 年 6 月 1 日 からは 厚 生 年 金 保 険 法 に 名 称 変 更 して 女 子 や 一 般 職 の 方 も 加 入 できることになりました 当 時 適 用 手 続 きは 昭 和 19 年 6 月 から 開 始 しているため 被 保 険 者 証 等 には 昭 和 19 年 6 月 取 得 と 書 かれていますが 9 月 までは 準 備 期 間 とされていたため 保 険 料 の 徴 収 はなく 期 間 の 計 算 は 昭 和 19 年 10 月 からとなります ( 問 13) 65 歳 を 過 ぎてからも 働 いたのに 厚 生 年 金 の 記 録 がないのはなぜで すか 昭 和 61 年 4 月 から 平 成 14 年 3 月 までは 65 歳 以 降 も 引 き 続 き 会 社 にお 勤 めし ていても 65 歳 になった 日 (65 歳 の 誕 生 日 の 前 日 )で 厚 生 年 金 の 資 格 はなくなり ました そのため 働 いていても65 歳 以 降 の 記 録 がない ということになります また 平 成 14 年 4 月 1 日 からは 厚 生 年 金 の 加 入 できるのが70 歳 までとなりま したので 平 成 14 年 3 月 以 前 に65 歳 になられた 方 で 4 月 以 降 も 引 き 続 きお 勤 め の70 歳 未 満 の 方 は 平 成 14 年 4 月 1 日 付 で 再 加 入 となっています 2010.07-7 -

( 問 14) 厚 生 年 金 に 加 入 しているのに 国 民 年 金 の 納 付 書 が 送 られてきました どうしてですか 厚 生 年 金 に 加 入 した 記 録 が 基 礎 年 金 番 号 に 登 録 されると 自 動 的 に 国 民 年 金 の 喪 失 処 理 を 行 っていますが タイムラグにより その 処 理 が 行 われていないためだと 思 わ れます 基 礎 年 金 番 号 資 格 取 得 日 を 聴 取 し WMで 記 録 を 確 認 [ 資 格 取 得 の 登 録 がない 場 合 ] まだ 厚 生 年 金 の 加 入 の 登 録 がされていないため 今 後 加 入 手 続 きが 行 われれば 国 民 年 金 の 喪 失 処 理 も 行 われます [ 資 格 取 得 の 登 録 済 の 場 合 ] 年 金 事 務 所 に 資 格 喪 失 処 理 の 依 頼 をしますので 手 続 きの 必 要 はありません 国 民 年 金 については 納 めていただく 必 要 はございませんので 納 付 書 は 破 棄 して ください - 8-2010.07

( 問 15) 昭 和 61 年 3 月 以 前 は 何 歳 まで 厚 生 年 金 に 加 入 できましたか 昭 和 61 年 3 月 以 前 は 厚 生 年 金 の 加 入 について 年 齢 による 制 限 はなく 健 康 保 険 と 併 せて 加 入 できました ( 昭 和 61 年 4 月 以 降 から65 歳 までの 年 齢 制 限 が 設 けら れました 平 成 14 年 4 月 から70 歳 までに 変 更 ) ( 問 16) 退 職 日 の 翌 日 が 資 格 喪 失 日 となるのは 何 故 ですか 厚 生 年 金 保 険 法 第 14 条 により 定 められています ( 問 17) 議 員 ( 地 方 国 会 等 )は 議 員 年 金 の 他 に 年 金 制 度 に 加 入 しなければな らないのですか 議 員 年 金 は 被 用 者 年 金 に 該 当 しない(2 号 被 保 険 者 とならない)ことから 60 歳 未 満 の 方 は 国 民 年 金 に 必 ず 加 入 していただく 必 要 があります 参 考 国 会 議 員 : 昭 和 55 年 4 月 1 日 から 任 意 加 入 ( 昭 和 36 年 4 月 から 昭 和 55 年 3 月 は 合 算 対 象 期 間 ) 昭 和 61 年 4 月 1 日 から 強 制 加 入 地 方 議 員 : 昭 和 36 年 4 月 から 昭 和 37 年 11 月 まで 強 制 昭 和 61 年 4 月 から 強 制 加 入 ( 昭 和 37 年 12 月 から 昭 和 61 年 3 月 までカラ 期 間 ) ( 問 18) 共 済 組 合 と 厚 生 年 金 加 入 記 録 が 重 複 した 場 合 はどうなりますか 昭 和 61 年 4 月 前 は 重 複 していてもそれぞれの 期 間 として 計 算 します 昭 和 61 年 4 月 以 後 は 共 済 組 合 が 優 先 されるため 厚 生 年 金 期 間 を 訂 正 します 2010.07-9 -

受 給 要 件 ( 問 19) 大 正 生 まれの 男 性 で 旧 法 の 国 民 年 金 を 受 けている 方 に9カ 月 の 厚 生 年 金 期 間 が 見 つかりました 厚 生 年 金 は 受 けられますか 旧 法 の 年 金 では 1 年 未 満 の 加 入 期 間 では 年 金 を 受 けることができません 通 算 年 金 通 則 法 で1 年 以 上 と 規 定 厚 生 年 金 の 適 用 関 係 ( 問 20) 厚 生 年 金 保 険 の 強 制 適 用 事 業 所 となっていない 会 社 でも 加 入 するこ とができますか 強 制 適 用 の 扱 いを 受 けていない 事 業 所 の 事 業 主 が 従 業 員 の 半 数 以 上 の 同 意 を 得 て 手 続 きをし 厚 生 労 働 大 臣 ( 日 本 年 金 機 構 理 事 長 )の 認 可 を 受 ければ 厚 生 年 金 保 険 の 適 用 を 受 けることができます ( 任 意 適 用 事 業 所 といいます) ( 法 6 条 Ⅲ Ⅳ) ( 問 21) 本 社 と 工 場 が 離 れて 設 置 されているときは それぞれ 別 の 事 業 所 にな りますか 厚 生 年 金 保 険 でいう 事 業 所 とは 工 場 商 店 事 業 所 などの 事 業 が 行 われている 場 所 という 意 味 ですので 同 じ 会 社 でも 本 社 と 工 場 が 離 れて 設 置 されているときは それぞれ 別 の 事 業 所 として 扱 われます なお この 取 扱 いでは 転 勤 のときに 手 続 き 上 のミスから 被 保 険 者 期 間 に 空 白 ができたり 人 事 給 与 の 管 理 を 本 社 が 一 括 して 行 う 会 社 では 二 重 の 手 間 がかかったりするなどの 不 合 理 な 面 もあります このため 二 つ 以 上 の 事 業 所 の 事 業 主 が 同 一 であって 一 定 の 条 件 を 満 たす 場 合 には 厚 生 労 働 大 臣 ( 日 本 年 金 機 構 理 事 長 )の 承 認 を 受 ければ 一 括 して 一 つの 適 用 事 業 所 とする 扱 いが できます ( 法 8 条 の2) - 10-2010.07

( 問 22) 船 員 保 険 に 加 入 している 人 は どのような 扱 いになりますか 5トン 以 上 の 船 舶 30トン 以 上 の 漁 船 に 乗 り 組 む 船 員 は 船 員 保 険 に 加 入 してい ますが 年 金 部 門 は 厚 生 年 金 保 険 に 加 入 しますので 上 記 の 船 舶 等 は 厚 生 年 金 保 険 の 適 用 事 業 所 となり それに 乗 り 組 む 船 員 は 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 となっています ( 法 6 条 Ⅰ) なお 船 員 の 厚 生 年 金 保 険 の 事 務 の 手 続 き 先 は 船 舶 保 有 者 の 住 所 地 を 管 轄 し か つ 船 員 保 険 を 所 管 する 年 金 事 務 所 となっています ( 問 23) 採 用 が 内 定 している 大 学 4 年 生 が3 月 20 日 に 卒 業 して 翌 21 日 か ら 当 社 で 実 習 についている 場 合 は いつから 被 保 険 者 となりますか な お 当 人 の 正 式 入 社 は4 月 1 日 ですが 実 習 中 は 日 割 計 算 で 賃 金 を 払 っ ています 被 保 険 者 となるかどうかは 適 用 事 業 所 で 働 き 賃 金 を 受 け 取 るという 事 実 上 の 使 用 関 係 が 決 め 手 となります 質 問 の 場 合 は 実 習 中 といっても 事 実 上 の 使 用 関 係 がある わけですし 引 き 続 き 正 式 入 社 して 勤 務 することになりますから 最 初 から 被 保 険 者 となります つまり 3 月 21 日 に 被 保 険 者 の 資 格 を 取 得 することになります 2010.07-11 -

( 問 24) 半 年 間 外 国 へ 出 張 する 人 がいますが 被 保 険 者 の 資 格 はどうなります か 被 保 険 者 の 資 格 については 健 康 保 険 と 同 じく 海 外 へ 出 張 した 人 についても 適 用 事 業 所 での 使 用 関 係 が 続 いている 限 りは 資 格 の 喪 失 はしません 保 険 料 については 出 張 期 間 も 被 保 険 者 期 間 に 含 まれ 年 金 給 付 の 対 象 となるので 保 険 料 は 負 担 するこ とになっています ( 問 25) 当 社 では 外 国 の 研 修 者 が 従 業 員 として 勤 務 していますが 被 保 険 者 となりますか 適 用 事 業 所 に 働 く 従 業 員 は 国 籍 に 関 係 なく 被 保 険 者 となることになっていて 外 国 人 であるからといって 特 別 の 扱 いはされません そして 年 金 を 受 けられるように なれば たとえ 本 国 に 帰 国 していても 国 が 責 任 をもって 送 金 します なお 平 成 7 年 4 月 から 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 期 間 が6ヶ 月 以 上 あり 老 齢 基 礎 年 金 の 資 格 期 間 を 満 たしていないなど 要 件 を 満 たした 外 国 人 が 被 保 険 者 の 資 格 を 喪 失 し 日 本 国 内 に 住 所 を 有 しなくなった 日 から2 年 以 内 に 請 求 を 行 えば 脱 退 一 時 金 が 支 給 されることになっています ( 法 附 29 条 ) また 出 身 国 と 日 本 が 社 会 保 障 協 定 を 締 結 している 場 合 は 二 重 加 入 の 防 止 年 金 加 入 期 間 の 通 算 を 行 うこととしています 参 照 制 度 編 Ⅴ. 年 金 給 付 24. 社 会 保 障 協 定 (1) 目 的 と 概 要 ) - 12-2010.07

( 問 26) 当 社 では 主 婦 をパートタイマーで 雇 うことにしましたが 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 として 適 用 しなければなりませんか パートタイマーを 被 保 険 者 として 取 り 扱 うかどうかは その 身 分 関 係 だけで 一 律 に 判 断 するのではなく 使 用 関 係 の 実 態 に 応 じて 判 断 しなければなりません その 一 つ の 目 安 になるのが 常 用 的 雇 用 関 係 にあるかどうかで 次 にあげる 勤 務 時 間 と 勤 務 日 数 で 両 方 に 該 当 するときに 常 用 的 関 係 が 認 められ 被 保 険 者 とするのが 妥 当 とされて います (1) 勤 務 時 間 1 日 の 所 定 労 働 時 間 が 一 般 社 員 の 概 ね4 分 の3 以 上 であれば 該 当 します 例 えば 一 般 社 員 の 所 定 労 働 時 間 が1 日 8 時 間 とすると 6 時 間 以 上 が 該 当 します 日 によって 勤 務 時 間 が 変 わる 場 合 は 1 週 間 をならして 所 定 労 働 時 間 の 概 ね4 分 の3 以 上 の 勤 務 時 間 があれば 該 当 します (2) 勤 務 日 数 1ヶ 月 の 勤 務 日 数 が 一 般 社 員 の 所 定 労 働 日 数 の 概 ね4 分 の3 以 上 であれ ば 該 当 します 一 般 従 業 員 の1ヶ 月 の 所 定 労 働 日 数 は 必 ずしも 実 出 勤 日 数 を 指 していませんが その 事 業 所 で 同 じような 仕 事 をしている 従 業 員 の 所 定 労 働 日 数 を 確 認 して 概 ね4 分 の3 以 上 以 勤 務 していれば 該 当 します 3/4 パート 一 般 社 員 所 定 労 働 時 間 または 所 定 労 働 日 数 以 上 はあくまでも 一 つの 目 安 であり これに 該 当 しない 場 合 でも 就 労 形 態 や 就 労 の 内 容 などを 総 合 的 に 判 断 した 結 果 常 用 的 雇 用 関 係 が 認 められれば 被 保 険 者 とします 2010.07-13 -

短 時 間 正 社 員 にかかる 厚 生 年 金 保 険 の 適 用 について 近 年 短 時 間 正 社 員 制 度 を 導 入 する 企 業 が 増 えつつあり これらの 人 の 厚 生 年 金 保 険 等 の 適 用 については 平 成 21 年 6 月 30 日 より 適 用 が 可 能 となり 勤 務 時 間 及 び 勤 務 日 数 の3/4にとらわれることなく 加 入 ができる こととなりました 短 時 間 正 社 員 とは 他 のフルタイムの 正 規 型 の 労 働 者 と 比 較 し その 所 定 労 働 時 間 が 短 い 労 働 者 であって 1 期 間 の 定 めのない 労 働 契 約 を 締 結 しているものであり かつ 2 時 間 当 たりの 基 本 給 及 び 賞 与 退 職 金 等 の 算 定 方 法 等 が 同 一 事 業 所 に 雇 用 される 同 種 フルタイムの 正 規 型 の 労 働 者 と 同 等 である もの とされています 短 時 間 正 社 員 として 適 用 されるかどうかについて は 年 金 事 務 所 が 労 働 条 件 就 業 規 則 及 び 給 与 規 定 等 を 確 認 の 上 で 判 断 を することとしています - 14-2010.07

2. 国 民 年 金 保 険 料 納 付 還 付 2. 国 民 年 金 保 険 料 納 付 還 付 2010.07-15 -

2. 国 民 年 金 保 険 料 納 付 還 付 問 一 覧 納 付 ( 問 1) 保 険 料 を 前 納 したいのですが どうすればよいですか ( 問 2) 早 割 り とは 何 ですか ( 問 3) 保 険 料 を 銀 行 引 き 落 としにしているのですが 引 落 日 はいつになりますか ( 問 4) 金 融 機 関 によって 保 険 料 の 引 き 落 とし 日 の 違 いはありますか ( 問 5) 保 険 料 を 金 融 機 関 が 休 みの 土 日 でも 納 めることはできますか ( 問 6) インターネットバンキング( 電 子 納 付 )を 利 用 して 保 険 料 を 納 めたい ( 問 7) クレジットカードで 保 険 料 を 納 めたい ( 問 8) 妻 と 娘 の 保 険 料 を 合 わせて 私 のクレジットカード 支 払 いにしたいのですができますか ( 問 9) 保 険 料 をクレジットカード 納 付 しているが 別 のカード 会 社 に 変 更 したい どのような 手 続 きをす ればいいですか ( 問 10) 国 民 年 金 保 険 料 を 口 座 振 替 ( 毎 月 翌 月 末 引 落 し)で 納 付 していたが クレジットカード 納 付 に 切 り 替 えたいのですが クレジットカード 納 付 の 申 出 書 のほかに 口 座 振 替 の 辞 退 申 出 書 の 提 出 も 必 要 で しょうか ( 問 11) 私 は65 歳 から 老 齢 基 礎 年 金 を 受 給 していますが 60 歳 の 直 前 の12 月 は 国 民 年 金 の 保 険 料 免 除 されていました 少 し 生 活 に 余 裕 ができたので この 免 除 の 期 間 の 保 険 料 を 払 って 満 額 の 年 金 を 受 けたいのですが 保 険 料 は 追 納 できますか ( 問 12) 保 険 料 の 免 除 制 度 はいつから 始 まったのですか ( 問 13) 服 役 中 の 保 険 料 未 納 分 の 特 例 はありますか ( 問 14) 学 生 の 保 険 料 納 付 特 例 とは 何 ですか ( 問 15) 学 生 免 除 期 間 とは 何 ですか ( 問 16) 学 生 のため 平 成 15 年 12 月 に 免 除 申 請 をしました 平 成 15 年 4 月 から10 月 の 期 間 の み 未 納 となっています どうしてですか ( 問 17) 平 成 20 年 9 月 30 日 付 けで 退 職 しましたが 平 成 21 年 度 ( 平 成 21 年 7 月 分 ~22 年 6 月 分 )の 免 除 申 請 をする 際 失 業 特 例 による 免 除 申 請 はできるのでしょうか ( 問 18) 勤 務 していた 会 社 が 倒 産 し 失 業 したため 国 民 年 金 保 険 料 の 平 成 20 年 12 月 分 ~ 平 成 21 年 6 月 分 について 失 業 特 例 による 免 除 申 請 を 行 い 全 額 免 除 が 承 認 されていました その 際 申 請 書 には 継 続 審 査 希 望 で 申 請 したが 平 成 21 年 7 月 分 以 降 について 申 請 免 除 は 継 続 審 査 されるのでしょうか ( 問 19) 保 険 料 を 窓 口 で 現 金 納 付 ができたのはいつまでですか ( 問 20) 昔 の 保 険 料 の 納 付 書 に 所 得 比 例 差 額 という 記 載 がありますがどのようなものですか ( 問 21) 保 険 料 を 納 付 していないのに 領 収 済 通 知 書 が 届 きました 何 故 ですか ( 問 22) 保 険 料 の 納 付 書 に 記 載 してある 納 付 期 限 と 使 用 期 限 の 違 いは 何 ですか ( 問 23) 平 成 21 年 3 月 分 を 納 付 書 で 納 めるつもりが 平 成 22 年 3 月 分 を 納 めてしまった 平 成 2 1 年 3 月 分 にすることは 可 能 ですか ( 問 24) 平 成 22 年 7 月 で60 歳 になり 老 齢 基 礎 年 金 を 繰 上 げして 受 給 しています 平 成 21 年 度 に 国 民 年 金 保 険 料 を 未 納 にした 期 間 があり 納 付 書 が 届 きましたが 繰 上 げ 受 給 をしても 納 付 できるのでしょうか ( 問 25) 定 額 保 険 料 と 付 加 保 険 料 を 口 座 引 き 落 としで 納 付 しています 残 高 不 足 で 引 き 落 としできな かった 場 合 どのような 取 り 扱 いになるのですか 任 意 加 入 期 間 の 保 険 料 還 付 ( 問 26) 今 まで 窓 口 では 任 意 加 入 で 納 めすぎた 保 険 料 は 還 付 できないと 説 明 を 受 けてきたが その 取 扱 いが 間 違 えていたということですか ( 問 27) 時 効 により 還 付 を 受 けることができないケースはありますか ( 問 28) 対 象 者 が 死 亡 していた 場 合 は どうなるのでしょうか ( 問 29) 還 付 される 保 険 料 には 利 息 は 付 くのでしょうか ( 問 30) 特 例 により 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 が 受 給 できる 月 数 が 短 くなったにもかかわらず それを 超 え て60 歳 まで 納 付 をしたのですが その 超 えた 月 数 の 保 険 料 は 今 回 返 してもらえるのでしょ うか (いわゆる11か 月 問 題 ) ( 問 31) 任 意 加 入 した 時 点 において 70 歳 まで 保 険 料 を 支 払 っても25 年 に 満 たないことが 明 らか だったにもかかわらず 窓 口 で 十 分 な 説 明 を 受 けていなかったことなどから 任 意 加 入 し 保 険 料 を 納 付 していた この 場 合 任 意 加 入 期 間 の 保 険 料 は 返 してもらえないのでしょうか ( 問 32) 任 意 加 入 しなくても 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 を 受 けることができたにもかかわらず 窓 口 で 十 分 な 説 明 を 受 けていなかったことなどから 任 意 加 入 していた この 場 合 任 意 加 入 期 間 の 保 険 料 は 返 してもらえないのでしょうか ( 問 33)ねんきん 特 別 便 や 年 金 記 録 の 訂 正 に 係 るあっせんにより 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 を 受 給 できる 月 数 を 超 えた 保 険 料 を 納 付 していたことが 判 明 した 場 合 は 平 成 17 年 3 月 以 前 の 任 意 加 入 期 間 の 保 険 料 は 返 してもらえないのでしょうか - 16-2010.07

納 付 ( 問 1) 保 険 料 を 前 納 したいのですが どうすればよいですか [ 口 座 振 替 ではないとき] 毎 年 4 月 に 送 付 している 納 付 書 に 1 月 単 位 の 納 付 書 半 年 前 納 用 の 納 付 書 1 年 前 納 用 の 納 付 書 が 入 っております 年 の 途 中 で 残 りのすべてを 前 納 したいときは 住 所 地 の 年 金 事 務 所 へ 申 請 してく ださい [ 口 座 振 替 のとき] 1 年 間 前 納 は2 月 末 までに 申 請 していただき 4 月 から 翌 年 3 月 までの 期 間 が 前 納 となります 半 年 前 納 は4 月 から9 月 の 上 半 期 と 10 月 から 翌 年 3 月 の 下 半 期 となります 口 座 振 替 納 付 申 出 書 を 送 付 しますので 前 納 を 開 始 したい 月 の2ヶ 月 前 までに 年 金 事 務 所 へ 郵 送 してください ( 問 2) 早 割 り とは 何 ですか 月 々の 国 民 年 金 保 険 料 を 口 座 振 替 で1ヵ 月 早 く 納 付 ( 当 月 保 険 料 を 当 月 末 引 き 落 と し)すると 月 額 50 円 割 引 となるものです ( 問 3) 保 険 料 を 銀 行 引 き 落 としにしているのですが 引 落 日 はいつになります か 翌 月 末 日 が 振 替 となりますが 末 日 が 土 曜 日 曜 などのときはその 翌 日 つまり 翌 々 月 の 最 初 の 平 日 が 振 替 日 となります ( 問 4) 金 融 機 関 によって 保 険 料 の 引 き 落 とし 日 の 違 いはありますか 口 座 振 替 日 は 全 ての 金 融 機 関 で 同 じ 日 です 2010.07-17 -

( 問 5) 保 険 料 を 金 融 機 関 が 休 みの 土 日 でも 納 めることはできますか 保 険 料 の 納 付 は コンビニエンスストアでも 可 能 となっていますので 土 日 など 金 融 機 関 が 休 みの 日 はそちらをご 利 用 ください ( 問 6) インターネットバンキング( 電 子 納 付 )を 利 用 して 保 険 料 を 納 めたい インターネットバンキングを 利 用 して 保 険 料 を 納 付 する 際 には 納 付 書 に 記 載 され ている 収 納 機 関 番 号 納 付 番 号 確 認 番 号 を 入 力 する 必 要 がありますので お 手 元 に 納 付 書 をご 用 意 ください なお 手 続 きの 詳 細 や 機 器 の 操 作 方 法 などは ご 利 用 の 金 融 機 関 にお 問 い 合 わせく ださい ( 問 7) クレジットカードで 保 険 料 を 納 めたい 事 前 にお 申 し 込 みいただきカード 会 社 へ 確 認 の 結 果 でご 利 用 いただくこととなり ます 申 込 用 紙 をお 送 りいたしますので 必 要 事 項 を 記 入 していただき クレジット 納 付 を 開 始 したい 月 の2ヶ 月 前 までに 年 金 事 務 所 へご 郵 送 ください 納 付 していただく 方 法 は 毎 月 納 付 6ヶ 月 前 納 1 年 前 納 から 選 んでいただくこ とになります カード 支 払 いできる 保 険 料 は 定 額 保 険 料 および 付 加 保 険 料 を 合 わせた 定 額 保 険 料 で 過 去 の 未 払 い 分 については ご 利 用 いただけません ( 問 8) 妻 と 娘 の 保 険 料 を 合 わせて 私 のクレジットカード 支 払 いにしたいので すができますか カード 名 義 人 が 本 人 配 偶 者 以 外 の 場 合 は 電 話 または 文 書 で 同 意 確 認 をさせてい ただく 場 合 があります - 18-2010.07

( 問 9) 保 険 料 をクレジットカード 納 付 しているが 別 のカード 会 社 に 変 更 した い どのような 手 続 きをすればいいですか あらためてクレジットカード 納 付 申 出 書 を 提 出 いただくことで 変 更 できます ( 問 10) 国 民 年 金 保 険 料 を 口 座 振 替 ( 毎 月 翌 月 末 引 落 し)で 納 付 していたが クレジットカード 納 付 に 切 り 替 えたいのですが クレジットカード 納 付 の 申 出 書 のほかに 口 座 振 替 の 辞 退 申 出 書 の 提 出 も 必 要 でしょうか クレジットカード 納 付 の 申 出 書 を 提 出 いただき 登 録 処 理 がされますと 口 座 振 替 は 停 止 になりますので 改 めて 口 座 振 替 辞 退 の 届 は 不 要 です ただし 口 座 振 替 からク レジットカード 納 付 に 切 り 替 える 場 合 処 理 の 都 合 上 切 替 処 理 が 行 われた 月 分 の 保 険 料 については 口 座 振 替 及 びクレジットカード 納 付 にならないため 後 日 郵 送 され た 納 付 書 で 納 付 していただくようお 願 いします ( 問 11) 私 は65 歳 から 老 齢 基 礎 年 金 を 受 給 していますが 60 歳 の 直 前 の1 2 月 は 国 民 年 金 の 保 険 料 は 免 除 されていました 少 し 生 活 に 余 裕 ができ たので この 免 除 の 期 間 の 保 険 料 を 払 って 満 額 の 年 金 を 受 けたいのでが 保 険 料 は 追 納 できますか 既 に 老 齢 基 礎 年 金 を 受 給 されている 方 は 国 民 年 金 保 険 料 の 追 納 はできません ( 問 12) 保 険 料 の 免 除 制 度 はいつから 始 まったのですか 制 度 発 足 した 昭 和 36 年 4 月 からです 全 額 免 除 は36 年 4 月 から 半 額 免 除 は 平 成 14 年 4 月 から 多 段 階 免 除 は 平 成 18 年 7 月 からです 2010.07-19 -

( 問 13) 服 役 中 の 保 険 料 未 納 分 の 特 例 はありますか 服 役 中 であっても 第 1 号 被 保 険 者 の 場 合 は 納 付 する 必 要 があります 免 除 申 請 をし ていなければ カラ 期 間 にもならず 未 納 期 間 となります ( 問 14) 学 生 の 保 険 料 納 付 特 例 とは 何 ですか 第 1 号 被 保 険 者 である 学 生 で 本 人 の 前 年 所 得 (1~3 月 分 は 前 々 年 の 所 得 )が 扶 養 親 族 のないときは 118 万 円 以 下 ( 扶 養 親 族 等 があるときは 一 人 につき38 万 円 ( 老 人 は48 万 円 特 定 扶 養 親 族 は63 万 円 )を 加 算 )である 人 は 申 請 を 行 うこと により 指 定 する 期 間 の 保 険 料 について 納 付 する 必 要 がない 学 生 納 付 特 例 を 以 下 の 表 のとおり 受 けることができます 申 請 のあった 日 の 属 する 月 承 認 対 象 期 間 4 月 当 該 月 の 属 する 年 の 前 年 4 月 から 当 該 月 の 属 する 年 の 翌 年 3 月 まで 5 月 ~12 月 当 該 月 の 属 する 年 の4 月 から 翌 年 3 月 まで 1 月 ~3 月 当 該 月 の 属 する 年 の 前 年 4 月 から 当 該 年 3 月 まで 学 生 納 付 特 例 を 受 けると 学 生 納 付 特 例 期 間 中 の 障 害 や 死 亡 といった 不 慮 の 事 故 などの 場 合 は 保 険 料 免 除 期 間 と 同 様 に 扱 われ 障 害 基 礎 年 金 または 遺 族 基 礎 年 金 が 保 障 されます 学 生 納 付 特 例 期 間 は 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 資 格 期 間 には 算 入 されますが 年 金 額 には 反 映 されません 参 照 制 度 編 Ⅳ. 国 民 年 金 の 概 要 2. 保 険 料 学 生 の 保 険 料 納 付 特 例 ( 問 15) 学 生 免 除 期 間 とは 何 ですか 平 成 3 年 4 月 から 平 成 12 年 3 月 まで 学 生 の 方 は 本 人 及 び 親 の 収 入 を 審 査 し 基 準 を 満 たしている 場 合 は 全 額 免 除 の 取 り 扱 いとされていました - 20-2010.07

( 問 16) 学 生 のため 平 成 15 年 12 月 に 免 除 申 請 をしました 平 成 15 年 4 月 から10 月 の 期 間 のみ 未 納 となっています どうしてですか 平 成 16 年 度 以 前 は 申 請 の 前 月 から 免 除 が 適 用 されたため 申 請 が 遅 くなった 場 合 などは 未 納 期 間 が 発 生 することがありました 平 成 17 年 4 月 からは 現 行 の 制 度 になりました ( 遡 及 申 請 可 ) ( 問 17) 平 成 20 年 9 月 30 日 付 けで 退 職 しましたが 平 成 21 年 度 ( 平 成 2 1 年 7 月 分 ~22 年 6 月 分 )の 免 除 申 請 をする 際 失 業 特 例 による 免 除 申 請 はできるのでしょうか 国 民 年 金 法 では 申 請 のあった 日 の 属 する 年 度 又 はその 前 年 度 において 失 業 に より 保 険 料 を 納 付 することが 困 難 と 認 められるとき となっています したがって 平 成 21 年 度 ( 平 成 21 年 4 月 1 日 ~ 平 成 22 年 3 月 31 日 ) 中 に 失 業 による 特 例 申 請 ができる 方 は 平 成 20 年 4 月 1 日 以 降 に 失 業 ( 平 成 20 年 3 月 31 日 以 降 に 退 職 又 は 離 職 )した 方 となりますので 可 能 です ( 問 18) 勤 務 していた 会 社 が 倒 産 し 失 業 したため 国 民 年 金 保 険 料 の 平 成 20 年 12 月 分 ~ 平 成 21 年 6 月 分 について 失 業 特 例 による 免 除 申 請 を 行 い 全 額 免 除 が 承 認 されていました その 際 申 請 書 には 継 続 審 査 希 望 で 申 請 したが 平 成 21 年 7 月 分 以 降 について 申 請 免 除 は 継 続 審 査 され るのでしょうか 失 業 や 天 災 等 などの 特 例 により 全 額 免 除 や 若 年 者 納 付 猶 予 が 承 認 された 場 合 翌 年 度 は 継 続 審 査 の 対 象 とはなりません このため 再 度 免 除 申 請 書 の 提 出 が 必 要 となり ます ( 問 19) 保 険 料 を 窓 口 で 現 金 納 付 ができたのはいつまでですか 事 務 所 平 成 20 年 4 月 末 まで 市 町 村 平 成 14 年 3 月 末 まで( 原 則 )になります 2010.07-21 -