5. 指 導 者 : 濱 川 藤 村 祐 ( 本 校 教 諭 ) 彦 根 東 高 校 SS 部 物 理 班 化 学 班 がTAとして 参 加 6. 受 講 生 事 後 アンケートより 学 校 でやっていないことが 多 くて 始 めは 分 からなかったけど, 高 校 生 の 人 が 教 えてくれて,よ



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Transcription:

真 横 になっても 倒 れないし,ひもにかけても 落 ちなくて 不 思 議 に 思 いました はじめは 何 だこれ?と 思 ったけど,やってみたらすごく 楽 しくておもしろかった 糸 でつるし たり, 斜 めになっていても 回 ることが 分 かりました 不 思 議 なコマだと 思 いました 7. 検 証 事 後 アンケートで 受 講 生 が 向 上 したと 感 じる 項 目 について 質 問 したところ, 実 験 や 観 察 をもっ とやりたい 気 持 ち(88%) 自 然 や 科 学 についてさらに 知 りたい 気 持 ち(82%) 発 見 する 力 ( 気 づく 力 )(82%) の 項 目 で 特 に 向 上 したと 回 答 があった コマがうまくまわせなかった( 実 験 がう まくいかなかった)ため, 消 極 的 な 回 答 もあった 5 コアSSH 校 外 学 習 ( 近 江 八 幡 市 立 馬 淵 小 学 校 との 連 携 事 業 ) 1. 実 施 日 : 平 成 26 年 12 月 5 日 ( 金 ) 2. 目 的 小 学 校 5 6 年 生 (56 名 )に 対 し, 高 等 学 校 教 員 と 小 学 校 教 員 が 協 力 して 理 科 の 実 験 授 業 を おこなうことにより, 児 童 の 興 味 関 心 を 高 め, 幅 広 い 理 数 学 力, 科 学 的 探 究 心, 思 考 力 の 育 成 を 図 る さらに, 高 校 生 をTAとして 参 加 させ 効 果 を 検 証 する 3. 研 究 方 法 馬 淵 小 学 校 をコアSSH 担 当 教 員 が 訪 問 し, 授 業 内 容 や 計 画 を 検 討 した 連 携 校 である 馬 淵 小 学 校 の 生 徒 がバスで 本 校 を 訪 問 することで, 本 校 の 生 徒 がTAとして 実 験 実 習 に 参 加 できるよう した ( 当 日 の 日 程 ) 10:30 馬 淵 小 学 校 発 ( 借 り 上 げバス) 11:30 彦 根 東 高 等 学 校 着 11:30~12:00 昼 食 ( 大 会 議 室 ) 12:00~12:10 移 動 ( 大 会 議 室 から 特 別 講 義 室 1(2F)) 12:10~12:20 開 講 式 ( 特 別 講 義 室 ) 管 理 職 挨 拶 12:20~13:05 実 験 講 座 1( 物 理 実 験 室 化 学 実 験 室 ) 13:05~13:15 移 動 休 憩 13:15~14:00 実 験 講 座 2( 物 理 実 験 室 化 学 実 験 室 ) 14:00~14:15 事 後 アンケート 閉 講 式 ( 特 別 講 義 室 ) 14:30 彦 根 東 高 等 学 校 発 15:30 馬 淵 小 学 校 着 解 散 4. 実 施 内 容 ( 物 理 ) 釘 にエナメル 線 を 巻 いた 電 磁 石 の 作 製 相 互 誘 導 による 通 信 実 験 ( 化 学 ) 紫 キャベツの 汁 を 用 いた 水 溶 液 の 分 類 - 71 -

5. 指 導 者 : 濱 川 藤 村 祐 ( 本 校 教 諭 ) 彦 根 東 高 校 SS 部 物 理 班 化 学 班 がTAとして 参 加 6. 受 講 生 事 後 アンケートより 学 校 でやっていないことが 多 くて 始 めは 分 からなかったけど, 高 校 生 の 人 が 教 えてくれて,よ く 分 かりました 家 でも 実 験 をしてみたい 今 日 の 実 験 で, 忘 れていたことも 思 い 出 せた 先 生 方 の 説 明 も 分 かりやすくて, 非 常 に 楽 しく 学 習 できた 電 気 や 液 体 の 勉 強 はすごいところまで 知 ることができた もっと 勉 強 したいと 思 った 学 校 でやっていないことが 多 くて 始 めは 分 からなかったけど, 高 校 生 の 人 が 教 えてくれて,よ くわかりました 家 でも 実 験 をしてみたい いつも 理 科 の 実 験 は 大 変 だなと 思 うけど, 今 日 は 初 めて 知 ったことがたくさんあって, 理 科 が とても 楽 しいと 思 えました 私 は 磁 石 が 苦 手 だけど, 高 校 生 の 方 にいろいろとやさしく 手 伝 っ てもらいました 7. 検 証 事 後 アンケートで 受 講 生 が 向 上 したと 感 じる 項 目 について 質 問 したところ, 実 験 や 観 察 をも っとやりたい 気 持 ち(96%) 自 然 や 科 学 についてさらに 知 りたい 気 持 ち(95%) 考 える 力 (95%) の 項 目 で 特 に 向 上 したと 回 答 があった 自 由 記 述 欄 に, 学 校 でやっていないことが 多 くて 始 めは 分 からなかったけど とあるように5 年 生 には 先 行 学 習 となる 内 容 で, 今 日 の 実 験 で, 忘 れていたことも 思 い 出 せた とあるように6 年 生 には 復 習 にあたる 学 習 内 容 であったが, 児 童 の 科 学 的 興 味 関 心 を 喚 起 させるだけでなく, 科 学 的 思 考 力 を 養 うのに 効 果 があることがわ かった また, 高 校 生 の 人 が 教 えて や 高 校 生 の 方 に 手 伝 ってもらって とい う 記 述 も 多 くあり,TAとして 高 校 生 を 活 用 したことが,おおいに 実 験 や 理 解 の 手 助 けになった ことが 確 認 できた 6 コアSSH 科 学 体 験 講 座 ( 滋 賀 県 立 米 原 高 校 との 連 携 事 業 ) 平 成 26 年 12 月 26 日 ( 金 ) に 冬 の 天 体 観 望 会 を 企 画 したが, 天 候 不 良 のため 中 止 した イ 未 来 の 科 学 者 養 成 事 業 仮 説 高 等 学 校 入 学 後, 世 界 に 通 用 する 科 学 的 能 力 にまで 伸 展 させるためには, 意 欲 のある 児 童 生 徒 に, 小 学 校, 中 学 校 時 代 から 基 礎 的 な 理 科 や 算 数 ( 数 学 )の 知 識 を 身 につけさせるとともに, 科 学 的 な 探 究 方 法 を 磨 くことが 重 要 である このため, 主 に 小 学 校 5,6 年 生 と 中 学 校 1,2 年 生 の 特 異 な 能 力 を 持 っている 児 童 生 徒 を 発 掘 し, 大 学 関 係 者 等 の 専 門 家 による 指 導 を 行 い, 科 学 的 能 力 を 鍛 えるこ とにより, 将 来, 科 学 オリンピック 等 で 活 躍 する 人 材 が 育 ち, 滋 賀 県 の 中 で 科 学 者 を 目 指 そうとする - 72 -

優 秀 な 人 材 が 増 えるのではないかと 考 えられる 研 究 内 容 方 法 (1) 中 学 生 科 学 者 養 成 プログラム 本 校 の 学 校 説 明 会 と 同 日 開 催 することで, 県 下 全 域 の 中 学 生 に 対 し 周 知 させ,かつ 参 加 しやすい 日 程 とした 目 的 : 中 学 校 で 学 習 する 内 容 より, 少 し 高 度 な 内 容 の 講 座 を 実 施 することで, 生 徒 の 幅 広 い 理 数 学 力, 科 学 的 探 究 心, 思 考 力 の 育 成 を 図 る 研 究 方 法 :2 回 の 小 学 生 向 けコアSSH 科 学 講 座 を 実 施 した 全 4 講 座 のうち, 本 校 生 徒 が, 講 師 として1 講 座,TAとして2 講 座 参 加 した 受 講 後, 受 講 生 に 事 後 アンケートを 実 施 し, 効 果 を 検 証 した (2) 小 学 生 科 学 者 養 成 プログラム 県 下 全 域 の 小 学 生 に 周 知 させるため, 以 下 のような 工 夫 をした 各 市 町 村 教 育 委 員 会 を 通 じて, 県 下 全 域 の 小 学 校 に 周 知 させた 第 2 回 については, 滋 賀 県 立 大 学 を 会 場 に 毎 年 開 催 される 青 少 年 のための 科 学 の 祭 典 と 同 日 同 会 場 で 開 催 した 目 的 : 小 学 校 の 授 業 で 学 習 する 内 容 よりも 少 し 高 度 な 内 容 を 含 む 講 義 や 実 験 を 実 施 することで, 児 童 の 幅 広 い 理 数 学 力, 科 学 的 探 究 心, 思 考 力 の 育 成 を 図 る 研 究 方 法 :5 回 の 中 学 生 向 けコアSSH 科 学 講 座 を 実 施 した 全 13 講 座 のうち, 本 校 生 徒 が, 講 師 として5 講 座,TAとして6 講 座 参 加 した 受 講 後, 受 講 生 に 事 後 アンケートを 実 施 し, 効 果 を 検 証 した 以 下, 実 施 した 事 業 を 報 告 する ( 科 学 講 座 は,3 事 業 クロスオーバー 企 画 とタイアップすることが 多 かった タイアップした4 回 の 科 学 講 座 の 検 証 は 後 述 する ) 1 小 学 生 対 象 第 1 回 コアSSH 科 学 講 座 1. 実 施 日 : 平 成 26 年 7 月 19 日 ( 土 ) 高 校 生 が 主 体 となっておこなうブレインストーミング( 後 述 )と 同 時 開 催 2. 参 加 者 : 小 学 生 希 望 者 12 名 + 保 護 者 ( 物 理 ) 万 華 鏡 をつくろう 4. 指 導 者 : 彦 根 東 高 校 SS 部 化 学 班 SS 部 はTAとしても 参 加 万 華 鏡 の 仕 組 みがよくわかった 自 由 研 究 のよい 助 けになった 高 校 生 の 説 明 が 分 かりやすかった また 参 加 したい 考 えるのが 難 しかったけれど, 良 かった 2 中 学 生 対 象 第 1 回 コアSSH 科 学 講 座 1. 実 施 日 : 平 成 26 年 8 月 20 日 ( 水 ) 学 校 説 明 会 と 同 日 開 催 2. 参 加 者 : 中 学 3 年 生 希 望 者 83 名 + 保 護 者 - 73 -

( 数 学 ) 指 数 について ( 物 理 ) モーターを 作 ろう ( 化 学 ) 紫 キャベツの 水 溶 液 をつかったpH 測 定 ( 生 物 ) 煮 干 しと 鶏 頭 の 解 剖 ( 地 学 ) 石 の 不 思 議 4. 指 導 者 : 廣 瀬 本 池 藤 村 知 北 川 村 西 ( 本 校 教 諭 ) 身 近 なものでモーターが 作 れることが 分 かり,その 工 夫 について 学 ぶことができた 鶏 の 目 の 神 経 がはっきりと 分 かった すごく 楽 しかった また 家 でじっくりと 煮 干 しを 観 察 し たい 自 分 で 考 える 力 がついたと 思 う こういう 実 験 ならもっとしてみたい こんなに 不 思 議 な 石 があることを 初 めて 知 った 中 学 校 でも 習 った 等 粒 状 組 織 などが 見 られて より 理 解 が 深 まった 普 段 授 業 で 使 っていた 累 乗 や 指 数 がこんなに 面 白 くてすごいものだとは 知 らなかったので,す ごくためになりました こんなに 面 白 い 勉 強 ができて 良 かった 6. 検 証 事 後 アンケートで 受 講 生 が 向 上 したと 感 じる 項 目 について 質 問 したところ, 発 見 する 力 ( 気 づく 力 )(100%) 考 える 力 (95%) ねばり 強 く 取 り 組 む 姿 勢 (95%) の 項 目 で 特 に 向 上 した と 回 答 があった 3 中 学 生 対 象 第 2 回 コア SSH 科 学 講 座 1. 実 施 日 : 平 成 26 年 9 月 13 日 ( 土 ) 第 1 回 プレ 科 学 コンテスト( 後 述 )と 同 時 開 催 2. 参 加 者 : 中 学 生 希 望 者 20 名 ( 物 理 ) コイルで 音 を 聞 いてみよう ( 化 学 ) いろいろな 光 4. 指 導 者 : 彦 根 東 高 校 SS 部 物 理 班, 化 学 班 SS 部 はTAとしても 参 加 理 科 はいろいろな 分 野 があるなと 思 った 実 験 が 出 来 て 楽 しかった 物 理 化 学 が 学 べて 良 か った また 参 加 したい 普 段 中 学 校 でできない 実 験 ができて 勉 強 になりました 分 からない 時 に 高 校 生 の 方 にやさしく 教 えてもらえてよかった - 74 -

高 校 生 の 方 々にとてもやさしく 教 えて 頂 いたり, 共 通 点 を 見 つけてお 話 や 交 流 ができてとても 楽 しかった 高 校 生 の 皆 さんのおかげで 楽 しみながら 実 験 ができた 驚 くことばかりで, 他 にも 色 々してみ たい また 参 加 したい 4 中 学 生 対 象 第 3 回 コアSSH 科 学 講 座 1. 実 施 日 : 平 成 26 年 10 月 18 日 ( 土 ) 学 校 説 明 会 と 同 日 開 催 2. 参 加 者 : 中 学 3 年 生 希 望 者 60 名 ( 数 学 ) 黄 金 比 白 金 比 フィボナッチ 数 列 など ( 物 理 ) モーターを 作 ろう ( 生 物 ) 煮 干 しと 鶏 頭 の 解 剖 4. 指 導 者 : 山 本 陽 藤 村 知 村 西 ( 本 校 教 諭 ) 彦 根 東 高 校 SS 部 生 物 班 がTAとして 参 加 他 にどのようなモーターが 作 れるのか 調 べてみたくなりました 人 生 で 初 めての 解 剖 だったので, 不 安 もありましたが, 先 輩 が 上 手 くできてるよ などほめ てくださって 嬉 しかったです こういったことは, 学 校 の 理 科 ではなかなか 出 来 ないことだっ たので, 貴 重 な 体 験 でした ありがとうございました 三 等 分 は 初 めて 知 ったので,おもしろかったです 高 校 で 習 う 内 容 に 関 心 を 持 ちました 二 次 関 数 は 現 在 習 っているところなので, 良 かったです 6. 検 証 事 後 アンケートで 受 講 生 が 向 上 したと 感 じる 項 目 について 質 問 したところ, 発 見 する 力 ( 気 づく 力 )(87%) 問 題 を 解 決 する 力 (85%) 自 然 や 科 学 についてさらに 知 りたい 気 持 ち(82%) の 項 目 で 特 に 向 上 したと 回 答 があった 5 小 学 生 対 象 第 2 回 コアSSH 科 学 講 座 1. 実 施 日 : 平 成 26 年 10 月 19 日 ( 日 ) 科 学 の 祭 典 と 同 日 開 催 2. 参 加 者 : 小 学 生 希 望 者 55 名 + 保 護 者 - 75 -

( 物 理 ) ニクロム 線 でスチロールを 切 ってみよう ( 化 学 ) 化 学 反 応 について シリコーン 発 光 など ( 地 学 ) 石 のふしぎ ふしぎ 4. 指 導 者 : 木 村 晋 北 川 村 西 ( 本 校 教 諭 ) 彦 根 東 高 校 SS 部 化 学 班 がTAとして 参 加 前 から 理 科 が 好 きだったけど,もっと 好 きになりました とても 楽 しかった たくさんの 面 白 い 石 のことを 知 れてよかったです また 違 う 発 見 をしてみたいと 思 いました いろいろなものを 作 ったり 見 たりしたい 化 学 反 応 をもっと 知 りたい 6. 検 証 事 後 アンケートで 受 講 生 が 向 上 したと 感 じる 項 目 について 質 問 したところ, 実 験 や 観 察 をも っとやりたい 気 持 ち(86%) 発 見 する 力 ( 気 づく 力 )(86%) わかったことを 他 人 に 伝 える 力 (81%) の 項 目 で 特 に 向 上 したと 回 答 があった 6 中 学 生 対 象 第 4 回 コアSSH 科 学 講 座 1. 実 施 日 : 平 成 26 年 11 月 1 日 ( 土 ) 第 2 回 プレ 科 学 コンテスト( 後 述 )と 同 時 開 催 2. 参 加 者 : 中 学 生 希 望 者 24 名 ( 生 物 ) 彦 根 港 のプランクトンの 観 察 ( 地 学 ) 石 の 不 思 議 4. 指 導 者 : 彦 根 東 高 校 SS 部 生 物 班, 地 学 班 SS 部 はTAとしても 参 加 中 学 校 ではやったことのない 実 験 や 観 察 ができて 楽 しかったです 理 科 はあまり 得 意 ではなかったけど, 今 日 ですごく 興 味 がもて, 勉 強 しようという 気 が 強 くな りました こうした 機 会 がまたあれば,ぜひ 参 加 したい 高 校 生 の 先 輩 が 親 切 で 分 かりやすい 説 明 をしてくれた プランクトンを 見 つけたり, 化 石 を 見 たりするのが 楽 しかった もっと 観 察 をしたいとおもい ました 今 まで 樹 海 では 方 位 磁 針 が 使 えないことを 知 っていたが, 理 由 は 知 らなかったので, 今 回 その 理 由 が 分 かり,とても 嬉 しかった - 76 -

7 中 学 生 対 象 第 5 回 コアSSH 科 学 講 座 1. 実 施 日 : 平 成 26 年 12 月 20 日 ( 土 ) コアSSH 科 学 コンテスト( 後 述 )と 同 時 開 催 2. 参 加 者 : 中 学 生 希 望 者 20 名 ( 化 学 ) 暖 かいカイロと 冷 たいカイロ 4. 指 導 者 : 彦 根 東 高 校 SS 部 化 学 班 SS 部 がTAとしても 参 加 日 常 生 活 の 中 で 不 思 議 だったエコカイロの 作 り 方 や 科 学 的 な 仕 組 みが 分 かり,とても 満 足 でし た 楽 しい 実 験 の 中 で, 学 べたことがとても 良 い 経 験 になりました 前 回 同 様, 科 学 理 科 に 対 する 興 味 がとてもわきました とても 楽 しかった 今 後 こういった 実 験 をやる 機 会 があれば,もう 少 し 冷 静 に 考 え,いろいろな 実 験 をしたいと 思 った 実 験 がこんなに 楽 しいと 初 めて 知 りました ウ 科 学 部 等 活 性 化 事 業 仮 説 中 学 校 高 等 学 校 の 科 学 部 活 動 に 対 し, 様 々な 支 援 を 行 うことで, 日 常 的 に 生 徒 の 自 発 的 な 科 学 に 対 する 探 究 の 場 を 保 証 し, 校 内 で 部 活 動 としての 認 知 を 深 める また, 中 学 校 と 県 内 高 等 学 校 の 科 学 部 間 で の 交 流 を 行 うことで, 科 学 部 活 動 を 活 性 化 させ, 中 学 生 の 科 学 への 興 味 関 心 を 拡 げ, 高 等 学 校 での 活 動 に 繋 げる そのことにより, 将 来, 科 学 オリンピック 等 で 活 躍 する 人 材 が 育 ち, 滋 賀 県 の 中 で 科 学 者 を 目 指 そう とする 優 秀 な 人 材 が 増 えるのではないかと 考 える 研 究 内 容 方 法 中 学 校 科 学 部 活 性 化 支 援 高 等 学 校 科 学 部 活 性 化 支 援 になる 事 業 を 企 画 し, 事 業 を 通 して 受 講 者 の 科 学 的 な 興 味 関 心 を 拡 げる 今 年 度 は, 以 下 の 事 業 を 実 施 した 1 コアSSH 夏 季 合 同 研 修 会 1. 実 施 日 : 平 成 26 年 8 月 11 日 ( 月 ) 12 日 ( 火 ) - 77 -

2. 目 的 琵 琶 湖 における 湖 上 研 修 と 琵 琶 湖 博 物 館 研 修 を 通 して, 水 質 水 生 生 物 地 質 等 の 研 究 法 についての 技 術 を 身 につけるとともに, 琵 琶 湖 と 自 然 について 学 習 する 生 徒 によるプレゼンテーションをおこない,プレゼンテーション 能 力 の 向 上 を 図 るとともに, 生 徒 間 の 意 見 交 流 をおこなう 3. 研 究 方 法 彦 根 東 高 校 SS 部 化 学 班 生 物 班 と 連 携 高 校 7 校 [ 虎 姫 高 校, 米 原 高 校 ( 地 学 班 生 物 班 ), 河 瀬 高 校 ( 科 学 部 ), 草 津 東 高 校 ( 科 学 部 ), 東 大 津 高 校 ( 科 学 部 ), 八 日 市 高 校, 膳 所 高 校 ( 物 理 地 学 班 生 物 班 化 学 班 ), 立 命 館 守 山 高 校 ] の 顧 問 が 協 力 して, 研 修 内 容 を 企 画 した 4. 実 施 内 容 8 月 11 日 ( 月 ) 8:30 琵 琶 湖 博 物 館 港 乗 船 口 集 合 9:00~ 出 港 開 講 式 講 師 紹 介 など 琵 琶 湖 博 物 館 港 発 和 邇 沖 野 洲 川 河 口 南 湖 烏 丸 半 島 沖 琵 琶 湖 博 物 館 港 着 湖 上 研 修 4 時 間 : 水 質 調 査,プランクトン 調 査, 採 泥 など) 13:00 琵 琶 湖 博 物 館 港 着 13:30~14:40 博 物 館 研 修 1 実 習 室 A プランクトンの 同 定 法 研 修 1 実 習 室 B 水 質 調 査 法 研 修 14:50~16:00 交 流 会 1 本 日 の 研 究 結 果 を 各 班 ごとにまとめて 発 表 交 流 16:00 琵 琶 湖 博 物 館 発 8 月 12 日 ( 火 ) 9:30 琵 琶 湖 博 物 館 入 場 9:40~11:00 博 物 館 研 修 2 実 習 室 A プランクトンの 同 定 法 研 修 2 実 習 室 B ボーリング 法 による 研 究 法 研 修 11:10~12:20 展 示 室 研 修 博 物 館 の 展 示 室 をまわり 班 ごとに 研 修 をおこなう 12:20~13:00 昼 食 休 憩 13:00~14:20 博 物 館 研 修 3 実 習 室 A 外 来 魚 の 解 剖 実 習 実 習 室 B 化 石 のクリーニング 研 修 14:30~16:00 交 流 会 2 閉 講 式 展 示 室 での 研 修 内 容 をまとめて, 各 班 ごとに 展 示 室 で 発 表 16:20 琵 琶 湖 博 物 館 発 5. 指 導 者 11 日 ( 月 ) 滋 賀 県 立 大 学 丸 尾 雅 啓 准 教 授 琵 琶 湖 博 物 館 楠 岡 泰 学 芸 員 引 率 顧 問 12 日 ( 火 ) 琵 琶 湖 博 物 館 楠 岡 泰 学 芸 員 林 龍 馬 学 芸 員 蜂 屋 正 雄 学 芸 職 員 引 率 顧 問 2 コアSSH サイエンスフェスティバル 1. 実 施 日 : 平 成 27 年 3 月 14 日 ( 土 ) ひこね 燦 ぱれす にて 開 催 予 定 2. 目 的 滋 賀 県 内 の 中 高 校 生 が, 自 然 科 学 系 の 部 活 動 や 課 題 研 究 で 取 り 組 んでいる 研 究 の 成 果 を 発 表 し, 議 論 および 評 価 をしあうことで, 参 加 者 の 論 理 的 思 考 力 およびプレゼンテーション 能 力 コ ミュニケーション 能 力 を 向 上 させる また, 中 高 校 生 が 大 学 の 先 進 的 な 研 究 に 触 れ, 自 らの 研 究 の 参 考 とすることで, 滋 賀 県 内 中 高 校 生 の 研 究 レベルを 向 上 させる - 78 -

3. 研 究 方 法 ポスターセッション 形 式 の 科 学 発 表 会 であり, 中 学 校 科 学 部 と 高 等 学 校 科 学 部 が 参 加 滋 賀 県 立 大 学 工 学 部 環 境 科 学 部 も 学 科 ごとに 学 生 による 研 究 ポスターを 発 表 40 作 品 程 度 が 発 表 エ 3 事 業 クロスオーバー 企 画 仮 説 昨 年 度 の 事 業 では, 本 校 生 徒 がTAとして 実 験 実 習 に 参 加 することで, 高 校 生 自 身 の 科 学 への 興 味 や 関 心 が 高 まることがわかった そこで, 高 校 生 が 小 学 生 や 中 学 生 に 講 師 として 科 学 を 教 えると,さら に 大 きな 効 果 が 得 られるのではないかと 考 える 研 究 方 法 検 証 今 年 度 は, 小 学 生 対 象 に1 回, 中 学 生 対 象 に3 回 の 事 業 を 高 校 生 自 身 が 企 画 運 営 した 受 講 者 に ついては, 各 事 業 終 了 後 にアンケートをとり 検 証 した また, 高 校 生 については,すべての 事 業 終 了 後,アンケートと 感 想 文 をとり, 事 業 に 関 わる 前 後 の 変 化 について 検 証 した 1 コアSSH 高 校 生 が 主 体 となって 実 施 するブレインストーミング 1. 実 施 日 : 平 成 26 年 7 月 19 日 ( 土 ) 小 学 生 対 象 第 1 回 コアSSH 科 学 講 座 ( 再 掲 )と 同 時 開 催 2. 研 究 方 法 連 携 小 学 校 から, 夏 休 みの 自 由 研 究 のテーマ 探 しに 苦 労 している 現 状 を 聞 いた そのためのき っかけづくりとして, 本 校 の 生 徒 たちが, 科 学 講 座 ( 前 述 )とブレインストーミングしながら 自 由 研 究 のテーマを 探 す 試 みを 行 った 高 校 生 がブレインストーミングを 行 うのははじめての 体 験 であったため, ブレインストーミングという 技 法 を 知 る ことから 始 まり, 小 学 生 夏 休 み 自 由 研 究 テーマのリサーチ 自 分 達 のお 勧 め 研 究 テーマの 調 査 司 会 のすすめかたや 板 書 の 仕 方,まとめ 方 を 練 習 する さらに, 生 徒 役 と 司 会 役 に 分 かれての 模 擬 実 践 などの 多 くの 準 備 を 必 要 とした 3. 参 加 者 : 小 学 生 希 望 者 12 名 + 保 護 者 4. 実 施 内 容 8:40 ~ 受 付 9:00 ~ 夏 休 み 科 学 実 験 教 室 ( 物 理 ) 万 華 鏡 をつくろう 10:00 ~ 休 憩 10:20 ~ 高 校 生 と 自 由 研 究 のテーマについて 話 そう(1 時 間 ) ブレインストーミングによる 自 由 研 究 テーマ 探 し 11:30 ~ 事 後 アンケート 5. 企 画 運 営 指 導 彦 根 東 高 校 SS 部 員 ( 数 学 班 物 理 班 化 学 班 生 物 班 地 学 班 ) 6. 受 講 生 事 後 アンケートより 高 校 生 の 人 と 一 緒 に 自 由 研 究 の 事 を 詳 しく 教 えてもらえて 良 かった みんなやさしかった 今 年 から 絶 対 やらなくてはいけない 自 由 研 究 のテーマが 楽 しく 決 められた 私 は 植 物 について 自 由 研 究 のテーマにしていたので,よく 分 かりました 高 校 生 の 説 明 が 分 か りやすかった また 参 加 したい 高 校 生 の 説 明 がわかりやすかった - 79 -

7. 検 証 事 後 アンケートで 受 講 生 が 向 上 したと 感 じる 項 目 について 質 問 したところ, 実 験 や 観 察 をも っとやりたい 気 持 ち(92%) 自 然 や 科 学 についてさらに 知 りたい 気 持 ち(92%) まわりの 人 と 協 力 する 態 度 (83%) の 項 目 で 特 に 向 上 したと 回 答 があった また, 自 由 記 述 の 文 は 高 校 生 が という 文 が 多 く 見 られ, 文 字 通 り 高 校 生 が 主 体 となったイベントになったと 思 われる 2 コアSSH 第 1 回 プレ 科 学 コンテスト 1. 実 施 日 : 平 成 26 年 9 月 13 日 ( 土 ) 中 学 生 対 象 第 2 回 コアSSH 科 学 講 座 ( 再 掲 )と 同 時 開 催 2. 研 究 方 法 SS 部 の 生 徒 たちが 自 分 達 で 科 学 コンテストを 開 催 するために, 問 題 リサーチと 練 習 を 兼 ねて, プレ 科 学 コンテストおよび 科 学 講 座 ( 前 述 )を 企 画 した 科 学 コンテストは, 筆 記 試 験 と 実 技 試 験 の2 部 構 成 であったので, 高 校 生 は, 問 題 の 作 成 と 精 査 できあがった 試 験 問 題 の 評 価 基 準 の 作 成 テスト 問 題 になりそうな 事 例 のリサーチ 試 験 のための 予 備 実 験 使 用 する 器 具 の 準 備 ルールと 評 価 基 準 の 作 成 に 取 り 取 り 組 んだ ( 各 コンテストで 使 用 した 問 題 は 巻 末 に 掲 載 する ) さらに, 高 校 生 は, 前 日 の 会 場 設 営, 当 日 の 受 付 誘 導 案 内 司 会 集 配 監 督 採 点 後 片 付 け の 役 割 も 分 担 した 3. 参 加 者 : 中 学 生 希 望 者 20 名 4. 実 施 内 容 13:00~13:15 受 付 13:20~13:50 問 題 配 布 ペーパーテスト 形 式 (20 分 ) 回 収 13:50~14:40 説 明 問 題 解 決 形 式 (40 分 ) 14:40~14:50 ( 休 憩 移 動 ) 14:50~15:40 実 験 講 座 1( 物 理 分 野 /50 分 ) 15:40~15:50 ( 休 憩 移 動 ) 15:50~16:30 実 験 講 座 2( 化 学 分 野 /40 分 ) - 80 -