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Transcription:

スマートデバイスのインパクト その 活 用 のために 日 本 ネクサウェブ 株 式 会 社

1.スマートデバイスに 対 する 企 業 意 識... 3 2.スマートデバイス 活 用 の 課 題...... 7 3.マルチ 時 代 の 開 発...... 9 (1) 課 題......... 9 (2)レスポンシブ Web デザインとアダプティブ Web デザイン... 11 (3)ユーザビリティから UX(User User Experience)へ... 11 4.nexacro platform について...... 14 (1) 日 本 ネクサウェブとは...... 14 (2)nexacro platform とは...... 14 (3)nexacro platform のマルチスクリーンサイズ 対 応... 14 (4)nexacro platform と HTML5...... 17 (5)nexacro studio...... 18 (6)nexacro platoform の 未 来 とそれを 支 えるサービス 群... 18 5.エコシステムについて......... 19 2

1.スマートデバイスに 対 する 企 業 意 識 ノークリサーチが2015 年 1 月 13 日 業 務 システムに 関 連 するトピックを 対 象 とした 2015 年 中 堅 中 小 企 業 のIT 活 用 における 注 目 ポイントと 展 望 ( 業 務 システム 編 ) を 発 表 した 図 1 1 スマートデバイス 導 入 の 背 景 スマートデバイスが 普 及 しつつある 状 況 をビジネスに 活 かしたい (36.0%) オフィス 以 外 の 場 所 で 業 務 をこなせる 場 面 を 増 やしたい (27.0%) これまでに 存 在 しなかった 新 しいビジネスやサービスを 生 み 出 したい (24.3%)など スマートデバイスに 期 待 するのは 単 なる 業 務 効 率 化 やコス ト 削 減 だけではなく ビジネス 面 での 活 用 効 果 ( 売 上 や 利 益 の 向 上 )である ことが 分 かる 中 堅 中 小 だけでなく スマートデバイスの 企 業 導 入 を 野 村 総 合 研 究 所 ( 以 下 NRI)が 調 査 した これは2013 年 の 実 施 業 務 目 的 でスマートデバイス を 社 員 に 貸 与 している 企 業 の 割 合 は この 段 階 でスマートフォンが35.6% タブレットは33%に 達 している( 図 1 2) この 調 査 記 事 のタイトルは 2014 年 スマートデバイスの 企 業 活 用 はセカ ンドステージへ そして 企 業 導 入 は30% 台 に 突 入 普 及 期 へ との 論 調 で 解 説 されている 3

図 1 2 企 業 におけるスマートデバイスの 導 入 状 況 また スマートデバイスを 本 格 活 用 する 事 例 をNRI は 紹 介 大 成 建 設 や 大 林 組 だ 建 設 現 場 で 施 行 確 認 作 業 をする 際 にタブレットを 使 う ディスプレ イ 上 に 表 示 された 図 面 を 確 認 しながら 施 行 の 進 捗 を 確 認 する 工 事 現 場 で 何 らかの 問 題 を 発 見 したときは 内 蔵 カメラで 該 当 箇 所 を 撮 影 して 本 部 の システムに 送 信 する 報 告 書 を 作 成 するためにオフィスに 戻 らなくても 済 む ようにした 営 業 交 渉 業 務 やオフィス 業 務 でもスマートデバイスを 本 格 活 用 する 動 き が 登 場 例 えば 東 京 海 上 日 動 あんしん 生 命 だ 生 命 保 険 の 加 入 手 続 きをタ ブレット 上 で 完 結 できる 新 システム らくらく 手 続 き を2013 年 10 月 に 導 入 した 加 入 意 向 確 認 書 申 込 書 告 知 書 口 座 振 替 依 頼 書 などの 書 類 をス マートデバイスで 作 成 入 力 内 容 を 元 に 健 康 状 態 を 審 査 し 顧 客 にその 場 で 審 査 結 果 を 通 知 する これまでは 紙 の 書 類 を 作 成 郵 送 して 審 査 結 果 を 待 つ 必 要 があった こうした 取 り 組 みを 目 指 す 企 業 は 増 えている スマートデバイスを 導 入 し た 企 業 に 今 後 の 取 り 組 みを 尋 ねたところ ビジネスプロセスの 見 直 し が 4

1 位 に 挙 った ここでも 単 なる 業 務 効 率 やコスト 削 減 ではなく ビジネスに 直 結 するスマートデバイスの 活 用 を 考 えていることがうかがえる 図 1 3 スマートフォン タブレット 導 入 企 業 の 今 後 の 取 り 組 み アンケートにより 明 確 なことは 企 業 にとってスマートデバイスの 活 用 は ビジネスの 変 革 ビジネス 戦 略 であって PC の 代 替 ではないことで ある 慶 応 義 塾 大 学 の 夏 野 剛 教 授 は クラウド&スマートデバイス 時 代 のIT のあ り 方 について 1) モバイルとPC の 実 質 上 の 完 全 融 合 2) ブラウザ 機 能 の 充 実 と 共 通 化 3) コンテンツサービスの 使 用 価 値 の 向 上 を 示 し 企 業 経 営 者 は 本 気 でマインドセットを 変 えるべきだと 強 調 している また 日 本 ではガラケー( 従 来 型 の 携 帯 電 話 機 )の 機 能 が 高 かった 経 緯 もあ り 日 本 のコンシューマや 企 業 の 従 業 員 はスマートデバイス 活 用 のリテラシ ーが 高 いと 評 価 新 たに 教 育 が 不 要 なことは ソリューションプロバイダー にとっても 大 きなアドバンテージに 働 くと 語 っている 5

IT を 支 える 情 報 システムを 提 供 する 側 にとって スマートデバイス は 顧 客 のビジネス 向 上 の 重 要 なツールであり その 活 用 は 顧 客 のニーズ そ の 声 に 応 える 責 務 があると 言 える 6

2.スマートデバイス 活 用 の 課 題 ビジネス 変 革 に 有 用 なスマートデバイスだが 活 用 には 課 題 も 存 在 する そ の 一 つがセキュリティだ 企 業 として 利 用 者 である 従 業 員 にスマートデバイスを 貸 与 するにはコスト もかかる また 従 業 員 側 にとっても 私 用 デバイスと 別 に 企 業 用 デバイスを 持 つことは 面 倒 であり 利 便 性 が 悪 い そのため BYOD(Bring Your Own Device)への 取 り 組 みは 企 業 が 大 いに 興 味 を 持 つ 方 法 だ しかし デバイス 貸 与 のコスト 削 減 や 従 業 員 側 の 利 便 性 と 相 反 して 個 人 所 有 のデバイス 利 用 によるセキュリティ 確 保 には 悩 みも 多 い 図 2 1 BYOD を 認 めている 企 業 の 比 率 7

こうしたBYOD の 課 題 を 解 決 するため セキュアブラウザの 利 用 や MDM (Mobile Device Management)と 呼 ばれるソリューションをベンダー 側 から 提 供 するケースも 多 い 弊 社 は セキュリティに 対 するソリューションは 独 自 に 展 開 しておらず エ コシステムとして ソリューションベンダー 側 での 対 応 により 顧 客 を 支 援 して いる そのため ここで 話 題 は 次 の 課 題 に 移 したい その 課 題 とは 開 発 生 産 性 保 守 運 用 生 産 性 である スマートデバイ ス 時 代 のシステム 利 用 環 境 は 従 来 の デスクトップPC+Internet Explorer +Windows OS が 基 本 であった 時 代 とは 大 きく 異 なる マルチデバイス マ ルチブラウザ マルチスクリーンサイズの 到 来 だ 8

3.マルチ 時 代 の 開 発 (1) 課 題 図 2 2 Share of Unit Sales U.S. Commercial Channel 上 図 は 米 国 の 大 手 調 査 会 社 NPD グループによる 米 国 内 の2013 年 法 人 向 け コンピュータ 売 上 この 時 点 で 前 年 はわずか0.2%のシェアしかなかった Chromebook が 約 9.6%まで 急 伸 し ノートPC のなかでは 約 21%を 占 めるな ど 一 気 に 存 在 感 を 増 している 日 本 でのシェアはこれからだが Windows OS が 搭 載 されていないノートPC の 急 伸 は 企 業 の 情 報 システムへもWindows OS からの 脱 皮 を 強 要 するとともに インターネット 端 末 として Chrome と いうブラウザでの 動 作 を 求 められる スマートデバイスにおいて すでにマイクロソフト 社 のシェアは 低 く ios Android への 対 応 が 必 要 であることは iphone の 発 売 Android 端 末 の 発 売 以 来 変 わっていない また 社 内 でのBYOD 活 用 および コンシューマや 取 引 先 他 企 業 に 対 し 9

てシステムを 提 供 する 場 合 はクライアントが 非 管 理 端 末 となるため スマー トデバイスでの 様 々なスクリーンサイズにも 情 報 システムとして 対 応 しなけ ればいけない 図 3 1 様 々なスクリーンサイズ 上 図 はiPhone6 iphone6 Plus が 入 っていないが これだけのスクリーン サイズが 存 在 することを 線 で 示 したもの 従 来 のデスクトップPC を 対 象 とした 一 律 な 画 面 設 計 では 対 応 できないことが 分 かる また マルチデバイスにおいてはそれぞれのOS に 対 するネイティブ 対 応 マルチブラウザではそれぞれのブラウザによる 挙 動 差 吸 収 マルチスクリー 10

ンサイズに 対 しては それぞれに 対 応 することでのコスト 増 大 発 生 コスト を 顧 客 に 転 化 することなく こうした 課 題 をどう 解 決 するのか (2)レスポンシブ Web デザインとアダプティブ Web デザイン レスポンシブWeb デザイン とは 複 数 の 異 なるスクリーンサイズに 対 してそれぞれHTML ファイルを 用 意 し 最 適 化 するのではなく 1つのHTML ファイルをCSS3(Media Queries)で 制 御 し 各 スクリーンサイズに 応 じて ページのレイアウト デザインを 調 整 する 技 術 あらゆるスクリーンサイズ に 対 応 する 手 法 であるため レイアウトの 調 整 には 限 界 がある また 装 飾 具 合 により 非 表 示 にするだけで 常 に 全 てのコンテンツが 存 在 するためリソ ースを 必 要 とする もう 一 方 の アダプティブWeb デザイン は ブレークポイントにより 切 り 替 えることはレスポンシブWeb デザインと 同 様 だが 基 本 的 にはブレーク ポイント 毎 に 別 のHTML を 作 り 込 む そのため レイアウト 調 整 に 限 界 はな い しかし 個 々に 作 るだけのコストと 手 間 が 発 生 し 保 守 性 も 悪 い なお デザインは 新 たなパラダイムがすでに 起 こっている コンシューマ の 世 界 では 使 いやすいUI 心 地 よいUI が 求 められ そうでないUI を 持 つアプリケーションは 見 捨 てられる スマートデバイスにおけるUI に 慣 れ ている 利 用 者 は 企 業 のシステムに 対 してもこうしたUI を 望 むことは 自 然 で あり それが 業 務 生 産 性 向 上 と 利 用 者 の 参 加 意 識 を 高 める スマートデバイ スの 主 体 は 利 用 者 なのだ 優 れたUI を 各 スクリーンサイズに 対 して 適 用 するためには 汎 用 的 な 手 法 ではあるが レスポンシブWeb デザインでは 限 界 があり アダプティブWeb デザインではコスト 負 担 と 保 守 負 担 が 大 きく どちらも 課 題 を 持 っている (3)ユーザビリティから UX(User Experience)へ ウェブユーザビリティの 大 家 ヤコブ ニールセンは 1993 年 の ユーザビ リティエンジニアリング 概 論 の 中 で ユーザビリティ を 以 下 のように 定 義 した 学 習 しやすさ 11

効 率 記 憶 しやすさ エラー 満 足 対 比 する 概 念 として 実 用 性 をあげ 上 位 概 念 として 有 用 性 有 益 性 があると 述 べた この 後 1998 年 にISO 9241-11 が 規 定 され その 中 で ユーザビリ ティ は ある 製 品 が 指 定 された 利 用 者 によって 指 定 された 利 用 や 状 況 下 で 指 定 された 目 標 を 達 成 するために 用 いられる 際 の 有 効 さ 効 率 及 び 満 足 度 の 度 合 い と 定 義 されている 一 方 で ユーザビリティに 関 するプロセスを 定 めた 規 格 ISO 13407 (1999)は 2010 年 3 月 にISO 9241-210 として 改 定 された これ は インタラクティブ システムの 人 間 中 心 設 計 (HCD)プロセスの 規 格 化 である 日 本 におけるユーザビリティ 認 知 工 学 の 第 一 人 者 である 黒 須 正 明 氏 は ISO 13407 をHCD1.0 として ユーザビリティを 目 標 としていた その 改 定 であるISO 9241-210 は 建 前 として UX を 目 標 としている と 語 った 今 ユーザビリティからUX へ 時 代 が 求 めるものはUX である UX は1998 年 ドナルド ノーマンから 始 まったと 言 われているが 多 義 であり 様 々な 定 義 が 存 在 する その 中 で マーク ハッセンツァールの 定 義 が 以 下 人 間 工 学 的 品 質 と 感 性 的 品 質 が 認 知 プロセスの 中 で 魅 力 の 判 断 として 統 合 され 結 果 的 に 利 用 の 増 加 のような 行 動 的 結 果 と 満 足 のような 情 緒 的 結 果 をもたらす として 感 性 や 人 の 感 情 に 言 及 した 12

図 3 2 マーク ハッセンツァールのUX Model ハッセンツァールは UX を 知 覚 品 質 だとし 実 用 的 品 質 と 快 楽 的 品 質 が 魅 力 評 価 に 影 響 するとしている 昔 から 用 語 として 存 在 するUI(User Interface)は 手 段 物 理 的 なもので あり それに 名 前 が 付 くこともある GUI(Graphical User Interface)のよ うに 一 方 でUX は 概 念 である 情 報 システムを 提 供 する 側 がやらなければいけないことはUXD(User Experience Design) どんなデバイス スクリーンサイズであっても 高 いUX を 提 供 することが 使 命 として 求 められる 弊 社 はDD(Data Driven)-UX という 設 計 技 法 を 研 究 し フォーラムの 立 ち 上 げを 計 画 している Deferent UI Same UX が 弊 社 の 理 念 であり 目 指 すもの Business Model およびData Model とともに プロジェクトの 早 い 13

段 階 でUX に 対 する 画 面 設 計 をすべきと 考 えている 4.nexacro platform について (1) 日 本 ネクサウェブとは 弊 社 ( 日 本 ネクサウェブ)は 2014 年 4 月 に 米 国 Nexaweb Technology 社 のRIA 部 門 が 独 立 Nexaweb Inc.として 日 本 法 人 であった ( 旧 ) 日 本 ネ クサウェブ と 韓 国 TOBESOFT の 日 本 法 人 トゥービーソフトジャパン を 統 合 した 新 生 の 日 本 ネクサウェブ である 統 合 前 のいずれの 企 業 も リッチクライアント RIA(Rich Internet Application)と 呼 ばれる 製 品 を 長 年 に 渡 り 提 供 し 企 業 のWeb システムを 支 援 してきた 製 品 総 合 としてグロ ーバル マーケットでの 実 績 は10,500 サイト(2015 年 5 月 現 在 ) このマー ケットでのリーディング カンパニーとの 自 負 がある (2)nexacro platform とは マルチデバイス マルチブラウザ マルチスクリーンサイズにまさに 対 応 するため 弊 社 が 満 を 持 してリリースしたものであり 開 発 ツールと 実 行 エンジンを 持 つプラットフォーム 製 品 重 要 なコンセプトはOSMU(One Source Multi Use)だ 1つのソースプログラムで 様 々なクライアント 環 境 に 対 して 高 いUX の 実 現 を 高 い 生 産 性 で 開 発 することができる また 企 業 システムのライフサイクル 中 クライアント 環 境 の 変 遷 を 吸 収 すること システムコストは 開 発 だけではない 保 守 運 用 も 含 めたトータ ルコストを 下 げ 安 定 と 拡 張 性 を 企 業 に 提 供 する (3)nexacro platform のマルチスクリーンサイズ 対 応 マルチスクリーンサイズに 対 するOSMU 実 現 のための 機 能 が 以 下 の3つ これらの 機 能 によって レスポンシブWeb デザインとアダプティブWeb デ ザインのメリットを 保 持 しながらデメリットを 解 決 している Position 画 面 上 のコンポーネントは 通 常 幅 と 高 さ X とY 座 標 を 持 つが この 機 能 は 画 面 の 右 や 底 からの 座 標 を ピクセルやパーセンテージで 指 定 することにより スクリーンサイズが 異 なっても 画 面 上 の 相 対 位 置 14

を 保 持 させるもの デスクトップPC とタブレットクラスのスクリーンサ イズで 適 用 できる 図 4 1 Position 機 能 Multi Layout Manager 主 レイアウトでのUI コンポーネント イベント 実 装 を 定 義 通 りに 生 かし サブレイアウトでは 位 置 やサイズ テキスト 色 などのプロパティ 情 報 を 差 分 で 保 持 する そのため 様 々なスクリーンサイズの 画 面 もGUI ベ ースでの 画 面 定 義 のみで 行 なえる 高 いUX 開 発 を 生 産 性 高 く 行 なうた めの 重 要 な 機 能 15

図 4 2 Multi Layout Manager 機 能 Step スマートフォンほどのスクリーンサイズにおいては 主 レイアウトの 画 面 分 割 が 必 要 となる この 機 能 はプロパティで 画 面 数 を 指 定 することで 画 面 分 割 がなされ GUI にて 画 面 設 計 を 可 能 とするもの 実 質 は 主 レイ アウトの 制 御 が 全 て 保 持 されているため 画 面 間 のデータ 受 け 渡 しなど を 考 慮 する 必 要 がなく 画 面 遷 移 もスマートフォンでのスワイプなどの イベント 処 理 を 自 動 的 に 付 加 する 16

図 4 3 Step 機 能 (4)nexacro platform と HTML5 リッチクライアントと 呼 ばれる 製 品 が 出 現 したのは2002 年 頃 のこと 当 時 は 回 線 も 細 く クライアント 端 末 の 性 能 も 低 かった そのため ほとんどの 製 品 がランタイム/プラグインであり 事 前 にインストールを 必 要 としてい る 昨 年 の9 月 にW3C HTML ワーキンググループがHTML5 の 勧 告 案 を 公 開 した HTML5 は 従 来 のHTML のようなページ 表 示 技 術 ではなく アプリケ ーションの 実 行 エンジンとして 進 化 した HTML5 規 格 を 排 除 するブラウザ はありえない nexacro platform の 大 きな 特 徴 はHTML5 搭 載 ブラウザ 上 で 完 全 ノンイン ストールでの 動 作 ができる 点 だ しかし 汎 用 ブラウザはHTML5 規 格 の 搭 載 に 差 があり それはアプリケーションの 挙 動 差 となる そのために nexacro platform は Unified Framework と 名 付 けたJavascript 群 によ り これらの 挙 動 差 を 吸 収 する 一 方 で 汎 用 ブラウザでの 機 能 は 制 限 がありクライアントドライブのファ イルにアクセスする 端 末 独 自 のセンサー 機 能 を 利 用 する といったことは 今 の 段 階 ではできない そのため HTML5 バージョンだけではなく Runtime バージョンを 提 供 し 解 決 している 1つのシステムにおいて 社 内 の 端 末 は 17

Runtime バージョンにより 動 作 社 外 の 端 末 は 非 管 理 端 末 であるから 完 全 ノ ンインストールであるHTML5 バージョンで 動 作 こうした 使 い 分 けも 可 能 だ (5)nexacro studio 開 発 ツールとしてnexacro studio を 提 供 Visual Studio と 同 様 な 操 作 性 を 持 つツールであり ほぼGUI とプロパティ 設 定 で 画 面 開 発 を 行 なえる イベ ントドリブンやサーバとのやり 取 りなどのコーディング 部 分 はJavascript 記 述 であり 独 自 言 語 習 得 を 必 要 としない (6)nexacro platoform の 未 来 とそれを 支 えるサービス 群 2000 年 台 の 初 頭 より 培 ってきたノウハウを 結 集 している 製 品 であるが OSMU の 更 なる 追 求 Javascript フレームワークとの 融 合 nexacro studio のEclipse 対 応 など 今 後 も 進 化 を 目 指 している グローバルマーケットで 他 の 追 従 を 受 けない 製 品 となることが 目 標 であるが 結 果 としてそれが 多 くの 企 業 に 付 加 価 値 を 提 供 し 企 業 のビジネスを 支 援 できるものと 考 えている また 企 業 におけるシステムはすでに 多 くが 存 在 し モダナイゼーション マイグレーションとしてWeb 化 や 画 面 のUX 化 モバイル 対 応 のニーズがあ る そうした 対 応 として XGEN(クロスジェン)ブランドを 公 表 した XGEN WEB 既 存 のWeb アプリケーションのソースコードにはノータッチで モバイル 対 応 やポータル 化 を 可 能 とするモダナイゼーションソリューションである 安 定 動 作 している 既 存 システムへの 影 響 を 避 けたい 場 合 や 既 存 コードが スパゲッティ 化 しており 修 正 困 難 な 場 合 の 有 効 な 手 段 と 言 える また そもそもコード 修 正 が 不 可 能 な 外 部 提 供 のWeb サービスをモバイル 対 応 させたい 場 合 や 他 システムと 統 合 したい 場 合 に 利 用 価 値 が 高 いこと は 言 うまでもない XGEN VB VB6.0 のソースコードを nexacro platform で 動 作 するコード(HTML5 18

準 拠 )に 自 動 変 換 するマイグレーションソリューションである VB ソースを 自 動 解 析 の 後 UI はXML へ ロジックはJavaScript へ 自 動 変 換 する 変 換 後 のコードはnexacro studio で 読 み 込 んで 編 集 可 能 となる 古 いVB システムをマルチブラウザやモバイルに 対 応 した 最 新 Web アプリ ケーションに 短 期 間 低 コストで 移 行 できるのが 最 大 のメリットである 設 計 書 が 存 在 しない 場 合 や ソースのスパゲッティ 化 によって 解 析 困 難 な 場 合 特 に 有 効 な 手 段 となる XGEN SAP SAP ERP をコーディングレスでモバイル 対 応 させることが 可 能 な 拡 張 UX 生 成 ソリューションである すぐ 使 える 業 務 画 面 のテンプレート 専 門 知 識 や 高 度 なスキル 不 要 のUI レポートの 自 動 生 成 ツール そしてCross Platform や N-Screen に 対 応 する 本 格 的 なアプリケーション 開 発 が 可 能 なカスタム 開 発 環 境 この3つ の 機 能 を 備 えている 最 大 の 特 長 は SAP ERP をモバイル 対 応 させるのに 多 岐 にわたる 専 門 知 識 や 高 度 なスキルを 問 わないというところにある 5.エコシステムについて 弊 社 はミドルウェアの 提 供 ベンダー 顧 客 のシステム 要 件 を 聞 き 最 適 な システムを 設 計 開 発 保 守 するのはパートナーの 皆 様 だ いわば エコシ ステムにより 顧 客 のビジネスを 支 援 している 顧 客 パートナー 弊 社 そ れぞれがWin-Win の 関 係 となる 弊 社 はそれを 望 み その 実 現 が 弊 社 の 喜 び であることを 最 後 に 付 け 加 えたい 文 責 : 日 本 ネクサウェブ 株 式 会 社 (2015 年 5 月 20 日 発 行 ) 19