固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 減 免 事 務 取 扱 要 領 ( 最 終 改 正 平 成 21 年 4 月 1 日 ) 帯 広 市 税 条 例 による 減 免 措 置
減 免 の 趣 旨 固 定 資 産 税 の 減 免 は 徴 収 猶 予 納 期 の 延 長 等 の 措 置 を 講 じてもなお 納 税 が 困 難 であると 認 められるような 担 税 力 の 薄 弱 な 者 に 対 する 救 済 措 置 である 一 方 資 産 の 使 用 目 的 及 び 状 況 が 公 共 的 公 益 的 性 格 を 有 し 特 別 の 事 情 を 認 めるものについても 税 の 軽 減 免 除 を 行 うものであり これらの 制 度 は 地 方 自 治 体 がその 裁 量 権 の 範 囲 内 において 条 例 で 定 め 課 税 権 を 行 使 したものについ て 減 免 申 請 書 の 提 出 があった 日 以 後 に 到 来 する 納 期 の 税 額 に 対 して 全 部 又 は 一 部 を 措 置 するものである 法 的 根 拠 地 方 税 法 : 第 367 条 市 町 村 長 は 天 災 その 他 特 別 の 事 情 がある 場 合 において 固 定 資 産 税 の 減 免 を 必 要 とすると 認 める 者 貧 困 により 生 活 のため 公 私 の 扶 助 を 受 ける 者 その 他 特 別 の 事 情 がある 者 に 限 り 当 該 市 町 村 の 条 例 の 定 めるところにより 固 定 資 産 税 を 減 免 することができる 依 命 通 達 地 方 税 法 の 施 行 に 関 する 取 扱 いについて( 市 町 村 税 関 係 ) 第 1 章 第 1 節 2. 課 税 免 除 等 租 税 負 担 の 合 理 化 を 図 るため 非 課 税 規 定 は これを 最 小 限 度 にとどめている のであるが 地 方 団 体 が 自 ら 行 う 課 税 免 除 不 均 一 課 税 租 税 の 減 免 等 について も その 内 容 について 徹 底 的 検 討 を 加 え 濫 用 することがないよう 特 に 留 意 する こと ( 法 6 7) なお 地 方 団 体 において 納 税 義 務 者 に 係 る 一 定 の 事 由 に 該 当 することを 理 由 と して 一 律 かつ 無 条 件 に 当 該 税 負 担 を 軽 減 するような 措 置 を 講 ずることのないよう 留 意 すること 市 税 条 例 : 固 定 資 産 税 の 減 免 第 57 条 市 長 は 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 固 定 資 産 のうち 市 長 において 必 要 が あると 認 めるものについては その 所 有 者 に 対 して 課 する 固 定 資 産 税 を 減 免 する (1) 災 害 により 滅 失 し 又 は 甚 大 な 損 害 を 受 けた 固 定 資 産 (2) 貧 困 により 生 活 のため 公 私 の 扶 助 を 受 ける 者 の 所 有 する 固 定 資 産 (3) 公 共 の 用 に 供 する 固 定 資 産 (4) 公 益 のため 使 用 する 固 定 資 産
各 種 減 免 の 要 旨 及 び 市 税 条 例 施 行 規 則 による 措 置 1 担 税 能 力 の 救 済 措 置 ⑴ 条 例 第 57 条 (1): 災 害 により 滅 失 し 又 は 甚 大 な 損 害 を 受 けた 固 定 資 産 要 旨 災 害 とは 震 災 風 水 害 火 災 落 雷 等 をいい これらによって 納 税 者 がその 財 産 について 甚 大 な 損 失 を 被 った 場 合 をいうのである 固 定 資 産 税 は 本 来 その 所 有 者 に 対 し 固 定 資 産 そのものの 価 値 に 着 目 して 課 税 しており 同 一 価 値 の 固 定 資 産 について 所 有 者 によって 異 なる 税 負 担 ではないが 個 々の 納 税 者 についてみれば 真 に 担 税 力 の 薄 弱 な 場 合 も 考 えられ これを 救 済 し ようとするものである なお 冷 害 水 害 等 によって 地 方 自 治 体 の 区 域 内 において 広 範 囲 に 発 生 した 災 害 には 地 方 税 法 個 別 通 知 に 規 定 する 災 害 被 害 者 に 対 する 地 方 税 の 減 免 措 置 等 について に 基 づき 減 免 する 減 免 の 範 囲 割 合 1. 土 地 について 災 害 により 地 形 を 変 じた 場 合 で その 被 害 程 度 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 す るとき 10 分 の8 以 上 10 分 の6 以 上 10 分 の8 未 満 10 分 の4 以 上 10 分 の6 未 満 10 分 の2 以 上 10 分 の4 未 満 2. 家 屋 について 災 害 により 損 傷 を 受 けた 場 合 で その 被 害 程 度 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 す るとき 全 焼 全 壊 流 失 埋 没 等 により 家 屋 の 原 型 をとどめないとき 又 は 主 要 構 造 部 分 が 著 しく 損 傷 し 当 該 家 屋 の 価 格 の10 分 の6 以 上 の 価 値 を 減 じたとき その 他 家 屋 に 損 傷 を 受 け 居 住 又 は 使 用 目 的 を 著 しく 損 じた 場 合 で 当 該 家 屋 の 価 格 の 10 分 の1 以 上 の 価 値 を 減 じたとき 3. 償 却 資 産 については 家 屋 の 場 合 に 準 ずる 10 分 の 10 10 分 の8 10 分 の6 10 分 の4 10 分 の 10 10 分 の5 家 屋 の 場 合 に 準 ずる 罹 災 証 明 書 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ⑵ 条 例 第 57 条 (2): 貧 困 により 生 活 のため 公 私 の 扶 助 を 受 ける 者 の 所 有 す る 固 定 資 産 趣 旨 公 的 扶 助 とは 生 活 保 護 法 に 規 定 する 生 活 扶 助 教 育 扶 助 住 宅 扶 助 医 療 扶 助 介 護 扶 助 出 産 扶 助 生 業 扶 助 葬 祭 扶 助 をいい また 身 体 障 害 者 福 祉 法 知 的 障 害 者 福 祉 法 児 童 福 祉 法 母 子 及 び 寡 婦 福 祉 法 等
があり 公 的 扶 助 に 準 ずるものとしては 社 会 事 業 団 の 扶 助 が 考 えられる 私 的 扶 助 とは 生 活 の 手 段 が 民 法 877 条 による 扶 養 義 務 者 からの 援 助 親 族 以 外 の 第 3 者 が 行 う 援 助 によって 営 まれている 者 である なお 生 活 水 準 については 生 活 保 護 基 準 以 下 を 目 安 とする 実 務 上 これらの 扶 助 を 受 けていることにより 直 ちに 減 免 するのではな く 個 々の 納 税 者 の 担 税 力 その 他 特 別 の 事 情 を 見 極 め 真 にその 能 力 が 薄 弱 な 者 に 限 り 減 免 するものである 従 って 生 活 保 護 法 に 規 定 する 出 産 扶 助 生 業 扶 助 葬 祭 扶 助 あ るいは 各 法 及 び 法 外 による 一 時 的 な 扶 助 については 除 外 されること が 適 当 である 減 免 の 範 囲 割 合 1. 生 活 保 護 法 の 規 定 により 扶 助 を 受 ける 者 2. 前 項 に 準 じた 扶 助 を 受 けている 者 で 市 長 が 認 める 者 10 分 の 10 10 分 の 10 保 護 課 長 よりの 生 活 保 護 開 廃 通 知 別 に 定 める 公 私 扶 助 に 係 る 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 減 免 事 務 取 扱 基 準 による 適 用 の 基 準 等 別 に 定 める 公 私 扶 助 に 係 る 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 減 免 事 務 取 扱 基 準 に よる 制 度 上 の 措 置 2 公 共 性 に 基 づくもの 条 例 第 57 条 (3): 公 共 の 用 に 供 する 固 定 資 産 要 旨 本 来 地 方 税 の 減 免 は 公 共 性 という 表 現 は 非 課 税 を 意 味 するが ここで いう 公 共 性 とは 所 有 者 のいかんを 問 わず 不 特 定 多 数 が 利 用 する 施 設 を 準 公 共 施 設 として 位 置 付 けし 市 長 の 裁 量 権 において 条 例 上 制 限 列 挙 し 該 当 させている チビッ 子 広 場 町 内 会 その 他 の 団 体 が 所 有 者 から 無 料 で 借 り 受 け 総 ての 児 童 が 自 由 に 遊 べる 施 設 として 設 置 されたもので 直 接 その 用 に 供 する 固 定 資 産 なお 施 設 の 設 置 については 帯 広 市 チビッ 子 広 場 設 置 要 網 に 基 づくこと が 必 要 である 1. 町 内 会 その 他 の 団 体 が 他 から 無 料 で 借 り 受 け て 設 置 する 児 童 の 遊 び 場 で 直 接 その 用 に 供 す る 固 定 資 産 10 分 の 10 土 地 貸 借 契 約 書 ( 写 ) みどりの 課 長 よりの 通 知 書
ゲートボール 場 地 域 老 人 クラブ 町 内 会 等 の 団 体 が 所 有 者 から 無 料 で 借 り 受 け 高 齢 者 の 健 康 保 持 と 会 員 相 互 の 親 睦 を 図 る 施 設 として 設 置 されたもので 直 接 その 用 に 供 する 固 定 資 産 なお 施 設 の 設 置 については 帯 広 市 高 齢 者 地 域 別 ゲートボール 場 設 置 要 網 に 基 づくことが 必 要 である 2. 町 内 会 その 他 の 団 体 が 他 から 無 料 で 借 り 受 け て 設 置 する 高 齢 者 のゲートボール 場 で 直 接 そ の 用 に 供 する 固 定 資 産 10 分 の 10 土 地 貸 借 契 約 書 ( 写 ) 高 齢 者 福 祉 課 長 よりの 通 知 書 運 動 広 場 市 民 が 心 身 共 に 健 康 で 明 るい 生 活 を 送 るため 市 内 遊 休 地 を 運 動 広 場 として 活 用 するもの これにより 助 成 措 置 として 税 の 減 免 をするものである なお 施 設 の 設 置 については 帯 広 市 運 動 広 場 設 置 要 網 に 基 づくことが 必 要 である 3. 町 内 会 その 他 の 団 体 が 他 から 無 料 で 借 り 受 けて 設 置 する 運 動 広 場 で 直 接 その 用 に 供 する 固 定 資 産 10 分 の 10 スポーツ 振 興 室 長 よりの 通 知 書 その 他 の 公 共 の 用 に 供 するもの 市 長 が 直 接 公 共 の 用 に 供 するものと 認 める 固 定 資 産 4. 前 各 項 以 外 で 直 接 公 共 の 用 に 供 するものと 認 めるもの 10 分 の 10 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 行 政 実 例 賦 課 期 日 後 市 が 個 人 から 買 い 上 げた 固 定 資 産 について 通 常 はその 買 却 価 格 中 に 税 負 担 分 は 含 まれていると 認 めるべきであるが 強 制 買 収 により 買 上 価 格 が 著 し く 低 いか その 他 止 むを 得 ないと 認 める 限 り 適 宜 減 免 の 取 り 扱 いをすることは 差 支 えない 3 公 益 性 に 基 づくもの 条 例 第 57 条 (4): 公 益 のため 使 用 する 固 定 資 産 地 方 税 法 上 その 他 特 別 な 事 情 がある 者 として 公 益 性 を 認 め その 必 要 があ るかどうかは 市 長 の 自 主 的 判 断 に 委 ねられている
税 負 担 の 軽 減 あるいは 免 除 することによって 広 く 住 民 の 利 益 に 結 びつくこ とが 判 断 の 基 準 であり 担 税 力 に 着 目 した 項 目 とは 異 なる 制 度 上 の 措 置 である 教 育 の 用 に 供 する 固 定 資 産 学 校 法 人 私 立 学 校 法 によるものは 地 方 税 法 上 非 課 税 措 置 とされてい るが 個 人 が 知 事 の 許 可 を 得 て 設 立 した 専 修 学 校 各 種 学 校 については 勤 労 者 青 少 年 の 教 育 技 能 技 術 の 職 業 専 門 教 育 に 重 要 な 役 割 を 果 たし そ の 公 益 性 に 寄 与 していることから 直 接 教 育 の 用 に 供 している 固 定 資 産 につい て 減 免 する 専 修 学 校 1 学 校 法 人 又 は 私 立 学 校 法 ( 昭 和 24 年 法 律 第 270 号 ) 第 64 条 第 4 項 の 法 人 以 外 のものが 知 事 の 許 可 を 得 て 設 立 した 次 の 各 号 に 定 める 学 法 人 登 記 簿 ( 写 ) 知 事 許 可 書 ( 写 ) 土 地 建 物 の 図 面 校 において 直 接 教 育 の 用 に 供 する 固 定 資 産 市 長 が 必 要 と 認 ⑴ 学 校 教 育 法 第 124 条 に 規 定 する 専 修 学 校 10 分 の 10 める 書 類 ⑵ 学 校 教 育 法 第 134 条 第 1 項 に 規 定 する 各 10 分 の 5 種 学 校 地 域 集 会 所 地 域 住 民 の 福 祉 文 化 の 向 上 に 供 することから 行 政 政 策 として コミユニテ イセンター 福 祉 会 館 等 を 設 置 しているが 更 にきめ 細 かな 住 民 ニーズから 地 域 独 自 の 集 会 所 会 館 が 設 置 されてきている これらの 集 会 所 等 は 地 域 住 民 が 各 種 集 会 行 事 等 に 使 用 している 現 況 は 公 的 な 施 設 であり 公 益 性 は 充 分 に 認 められる なお 資 産 を 他 から 借 り 受 けてその 用 に 供 している 場 合 の 賃 貸 料 及 び 集 会 所 の 使 用 に 関 して 無 料 が 原 則 であるが 使 用 料 暖 房 料 等 集 会 所 に 維 持 管 理 上 必 要 最 小 限 な 経 費 の 徴 収 はやむを 得 ないものと 認 められる 2 町 内 会 部 落 会 等 が 所 有 し 又 は 他 から 無 料 10 分 の 10 で 借 り 受 けて 公 共 的 施 設 として 直 接 その 本 来 の 用 に 供 する 固 定 資 産 土 地 建 物 貸 借 契 約 書 ( 写 ) 土 地 建 物 の 図 面 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類
公 衆 浴 場 ( 平 成 12 年 4 月 1 日 自 治 固 第 24 号 通 知 ) ここでいう 公 衆 浴 場 とは 公 衆 浴 場 法 第 1 条 北 海 道 公 衆 浴 場 法 施 行 条 例 第 2 条 第 1 項 に 定 める 普 通 浴 場 であり かつ 入 浴 料 金 について 統 制 されているも のをいう 公 衆 浴 場 は 公 衆 衛 生 事 業 の 一 環 として 地 域 住 民 の 健 康 保 持 に 不 可 欠 な 施 設 であるが 近 年 公 衆 浴 場 をとりまく 厳 しい 諸 環 境 を 考 慮 し また 公 益 性 の 重 要 さを 認 め その 用 に 供 している 固 定 資 産 を 減 免 するものである ** 帯 広 市 の 経 過 ** 制 度 発 足 時 その 趣 旨 は 担 税 力 に 着 目 し 土 地 にあっては 評 価 額 の 上 昇 率 を 勘 案 し 減 免 は 必 要 としない 判 断 であり また 資 産 所 有 者 が 事 業 者 でない 場 合 もあり 減 免 適 用 に 疑 義 があったところである その 後 道 の 指 導 によれば その 制 度 は 公 衆 浴 場 という 公 益 性 に 着 目 して いる 趣 旨 から 経 営 状 況 賃 貸 借 等 私 権 には 介 入 せず 制 度 を 適 用 すべしとの 見 解 である 3 直 接 公 衆 浴 場 の 用 に 供 する 固 定 資 産 ( 土 地 に 3 分 の2 ついては 条 例 第 42 条 第 2 項 に 規 定 する 住 宅 用 地 以 外 の 土 地 に 限 る ) 知 事 認 可 書 ( 写 ) 土 地 建 物 の 図 面 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 なお 直 接 公 衆 浴 場 の 用 に 供 しているか 否 かは 現 況 を 見 極 め その 資 産 が 一 体 となり 公 衆 浴 場 としての 機 能 を 果 たしている 部 分 に 限 られるものであること < 土 地 の 該 当 面 積 の 算 出 > 申 請 地 が 一 筆 の 土 地 あるいは 複 数 筆 にまたがっていても その 内 浴 場 の 用 に 供 している 部 分 と 認 められる 土 地 また 家 屋 が 浴 場 の 用 に 供 している 比 率 をもって 上 記 土 地 に 乗 じ 当 該 面 積 とする < 家 屋 の 該 当 面 積 の 算 出 > 一 棟 の 内 住 居 その 他 直 接 浴 場 の 用 に 供 していない 部 分 を 除 く ただし 共 用 部 分 は 面 積 按 分 し 算 出 する < 償 却 資 産 の 算 出 > 資 産 の 申 告 に 基 づき 家 屋 との 整 合 性 を 精 査 し その 資 産 が 浴 場 営 業 に 一 体 とな り 機 能 を 発 揮 しているもの ただし 飲 物 入 浴 具 等 の 自 動 販 売 機 マッサージ 機 など 入 浴 料 金 以 外 の 金 銭 を 必 要 とする 機 器 は 除 くものとする 開 放 型 病 院 等 ( 昭 和 57 年 4 月 1 日 自 治 府 第 26 号 通 達 ) 開 放 型 病 院 等 に 係 る 固 定 資 産 については 当 該 病 院 等 の 公 益 的 な 性 格 にかん がみ その 用 に 供 する 固 定 資 産 について 減 免 するものである
4 開 放 型 病 院 等 ( 医 師 を 会 員 とする 一 般 社 団 法 10 分 の 10 人 が 設 置 する 病 院 若 しくは 臨 床 検 査 を 主 たる 業 務 とする 診 療 所 又 は 歯 科 医 師 を 会 員 とする 一 般 社 団 法 人 が 設 置 する 診 療 所 であって これらの 土 地 建 物 の 図 面 施 設 が 市 長 が 別 に 定 める 要 件 に 該 当 するものを 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 いう )の 用 に 供 する 固 定 資 産 その 他 の 公 益 の 用 に 供 するもの 今 後 多 様 な 公 益 性 をもった 施 設 資 産 が 考 えられるが 慎 重 に 検 討 し 対 処 す るものとする 5 前 項 以 外 で 直 接 公 益 のために 使 用 するものと 認 めるもの 10 分 の 10 該 当 資 産 申 請 者 により 適 宜 判 断 する 特 定 非 営 利 活 動 法 人 不 特 定 かつ 多 数 のものの 利 益 の 増 進 に 寄 与 することを 目 的 に 活 動 している 団 体 で 収 益 事 業 を 行 わないものに 限 って 減 免 するもの また 活 動 を 休 止 している 場 合 には 減 免 はしないものとする よって 毎 年 度 事 業 計 画 書 事 業 報 告 書 収 支 予 算 書 収 支 決 算 書 の 確 認 が 必 要 である 法 第 348 条 第 2 項 の 資 産 ( 非 課 税 の 範 囲 ) 帯 広 市 が 年 度 途 中 より 無 料 で 借 り 受 け 公 益 の 用 に 供 する 資 産 の 取 扱 いは 次 による 1 市 長 が 特 別 な 事 由 があったと 認 められ その 後 も 相 当 年 引 き 続 き 無 償 借 受 けの 場 合 は その 事 実 が 発 生 した 後 に 到 来 する 納 期 の 税 について 減 免 でき る この 場 合 翌 年 度 からは 非 課 税 扱 いとなる 2 年 度 内 において 一 定 期 間 についてのみの 無 償 借 受 けについては 減 免 し ないものとする
減 免 の 調 定 等 資 産 の 一 部 に 減 免 該 当 部 分 がある 場 合 家 屋 : 全 体 の 面 積 中 該 当 部 分 面 積 ( 共 有 部 分 を 含 む)が 占 める 割 合 で 按 分 す る 土 地 :その 用 に 一 体 となって 供 していると 認 められる 敷 地 中 家 屋 で 求 めら れた 当 該 部 分 の 按 分 率 による 百 円 未 満 の 減 免 : 法 第 20 条 の4の2 第 3 項 により 切 り 捨 てる 各 納 期 よりの 減 免 額 : 到 来 する 納 期 が 複 数 の 場 合 既 に 分 割 されている 税 額 を 減 免 すると 決 議 書 においての 増 減 欄 では 増 額 となる 納 期 が 発 生 する *この 場 合 の 取 扱 について は 到 来 する 最 初 の 納 期 より 一 括 して 減 額 するもの とする 都 市 計 画 税 の 減 免 : 法 第 702 条 の8 第 7 項 により 行 う 減 免 の 調 定 課 税 前 : 当 初 調 定 は 減 免 後 の 税 額 課 税 後 : 減 免 した 後 の 税 額 を 調 定 < 減 免 に 係 る 事 務 手 続 > 1. 減 免 の 申 請 減 免 の 申 請 は 納 税 義 務 者 の 権 利 であるが 申 請 行 為 は 任 意 である 納 税 義 務 者 が 所 有 する 資 産 が 条 例 に 列 挙 されている 項 目 に 該 当 し あるいは 該 当 するであろう 事 由 が 生 じたときは その 意 思 表 示 としての 申 請 行 為 が 必 要 であ る しかし 行 政 として 納 税 者 自 身 制 度 上 の 不 明 であることにより 行 政 サービス としても 積 極 的 に 周 知 することが 適 切 である 1 申 請 書 申 請 行 為 の 表 示 は 別 紙 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 減 免 申 請 書 に 所 要 事 項 を 記 載 し 市 長 に 提 出 する 2 必 要 書 類 3 提 出 日 減 免 申 請 事 由 を 客 観 的 に 認 めることができる 必 要 な 書 類 を 添 付 する 納 期 限 までに とあるが 実 務 上 調 査 決 定 更 生 等 の 事 務 処 理 上 の 問 題 もあり 少 なくとも 到 来 する 納 期 限 一 週 間 前 が 適 当 である ただし 災 害 その 他 申 請 行 為 が 困 難 である 止 むを 得 ない 事 情 を 特 に 市 長 が 認 めた 場 合 は 減 免 申 請 を 省 略 できるが 後 日 提 出 をさせるものとす る
4 次 年 度 からの 申 請 減 免 は 非 課 税 のように 地 方 団 体 が 自 ら 課 税 権 を 行 使 しないものではな く 課 税 権 を 行 使 した 後 納 税 者 の 申 請 によって 措 置 するものである 従 って 当 該 資 産 の 変 動 減 免 事 由 等 常 に 把 握 の 必 要 性 があり 原 則 的 には 毎 年 度 の 申 請 行 為 が 必 要 である しかし 納 税 者 の 申 請 に 要 する 負 担 それによる 行 政 事 務 効 果 等 を 考 慮 すれば 最 初 の 減 免 を 行 った 年 次 以 降 の 減 免 申 請 については 減 免 要 件 に 変 動 がないと 確 認 される 場 合 は 省 略 させることができる なお 確 認 については 地 方 税 法 第 408 条 により 可 能 であるが 実 務 上 少 なくとも 必 要 に 応 じ 申 請 書 を 併 せて 提 出 させることが 適 当 である 5 変 更 の 申 告 固 定 資 産 税 の 減 免 を 受 けた 者 は その 事 由 が 消 滅 又 は 変 更 あるいは 必 要 がなくなった 場 合 は 直 ちに 市 長 に 申 告 の 義 務 がある 6 実 態 調 査 減 免 申 請 があった 場 合 その 事 由 が 条 例 第 57 条 第 1 項 第 2 号 中 公 的 扶 助 以 外 の 者 は 直 ちに 申 請 書 及 び 添 付 書 類 等 に 基 づき 実 地 調 査 を 行 い 事 実 確 認 の 上 適 切 な 事 務 処 理 を 行 うものとする 7 申 請 者 への 通 知 減 免 措 置 が 決 定 した 場 合 速 やかに 減 免 通 知 書 及 び 更 正 後 の 納 付 書 を 送 付 する
公 私 扶 助 に 係 る 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 減 免 事 務 取 扱 基 準 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 基 準 は 帯 広 市 税 条 例 ( 昭 和 25 年 条 例 第 27 号 以 下 条 例 とい う ) 第 57 条 第 1 項 第 2 号 同 条 例 施 行 規 則 ( 昭 和 26 年 規 則 第 13 号 以 下 規 則 という ) 第 2 条 の2 及 び 別 表 の 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 ( 以 下 固 定 資 産 税 等 という )の 減 免 の 取 扱 いに 関 して 必 要 な 事 項 を 定 める ものとする ( 適 用 の 基 準 ) 第 2 条 規 則 別 表 条 例 第 57 条 第 1 項 第 2 号 に 該 当 する 場 合 の 部 第 2 項 に 規 定 する 前 項 に 準 じた 扶 助 を 受 けている 者 で 市 長 が 認 めるもの の 減 免 は 学 校 教 育 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 26 号 )に 規 定 する 就 学 援 助 を 受 ける 要 保 護 者 ( 生 活 保 護 法 第 6 条 第 2 項 に 規 定 するものをいう ) 又 は 必 要 最 低 限 の 生 活 が 維 持 できな い 状 態 にあるため 他 の 法 令 に 基 づく 扶 助 を 受 けている 者 若 しくは 他 の 者 から 経 済 的 援 助 を 受 けている 者 であってその 生 活 水 準 が 生 活 保 護 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 144 号 )に 基 づく 生 活 保 護 基 準 以 下 にある 者 であり 真 に 担 税 能 力 がないと 認 められるものについて 適 用 する なお 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 以 下 法 という ) 第 15 条 第 1 項 ( 徴 収 猶 予 の 要 件 等 )の 規 定 に 該 当 する 場 合 は 納 税 課 と 協 議 の 上 徴 収 猶 予 の 措 置 をする 2 前 項 に 掲 げる 生 活 水 準 が 生 活 保 護 基 準 以 下 にある 者 であり 真 に 担 税 能 力 がないと 認 められるもの とは 利 用 できる 資 産 能 力 等 あらゆるものを 活 用 しても その 世 帯 ( 同 居 人 を 含 む )の 所 得 ( 扶 養 義 務 者 等 からの 援 助 を 含 む ) の 合 計 額 が 生 活 保 護 法 による 生 活 扶 助 教 育 扶 助 住 宅 扶 助 の 合 計 額 以 下 の 場 合 とし 利 用 できる 資 産 能 力 等 については 別 表 に 定 めるところによる ( 減 免 対 象 固 定 資 産 の 認 定 ) 第 3 条 生 活 維 持 のために 自 己 が 居 住 の 用 に 供 するもので 土 地 については 面 積 が200m2 以 下 で 専 用 住 宅 又 は 併 用 住 宅 の 敷 地 として 供 されており その 住 宅 の 居 住 部 分 の 床 面 積 が120m2 以 下 のもの ( 減 免 の 申 請 ) 第 4 条 第 2 条 に 該 当 する 者 は 減 免 申 請 書 に 次 の 各 号 に 掲 げる 書 類 を 添 付 して 市 長 に 申 請 するものとする (1) 資 産 調 査 等 同 意 書 (2) 家 族 状 況 等 届 出 書 (3) 扶 養 義 務 者 届 出 書 (4) 資 産 申 告 書 (5) 収 入 申 告 書 (6) 公 私 扶 助 証 明 書
2 次 年 度 以 降 においても 減 免 を 受 けようとする 者 は その 都 度 申 請 するものと する 3 市 長 は 前 項 の 申 請 があったときは その 事 実 を 調 査 し 確 認 しなければならな い この 場 合 必 要 と 認 めるときは 法 第 353 条 ( 徴 税 吏 員 等 の 固 定 資 産 税 に 関 する 調 査 に 係 る 質 問 検 査 権 )の 規 定 に 基 づき 当 該 納 税 義 務 者 に 対 し 文 書 そ の 他 の 物 件 の 提 出 若 しくは 提 示 を 求 め 又 は 職 員 に 質 問 させることができる ( 減 免 の 不 認 定 ) 第 5 条 市 長 は 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 場 合 は 減 免 を 不 認 定 とする (1) 第 2 条 の 規 定 に 該 当 しないとき (2) 市 長 が 指 定 する 書 類 等 を 提 出 しないとき 又 は 事 情 聴 取 等 の 調 査 に 応 じな いとき (3) 虚 偽 の 申 請 をしたとき (4) 減 免 の 申 請 事 項 について 事 実 の 確 認 等 が 困 難 であるとき 2 市 長 は 前 項 の 規 定 により 減 免 を 不 認 定 にしたときは 当 該 申 請 者 に 通 知 す るものとする ( 減 免 の 適 用 ) 第 6 条 第 2 条 の 規 定 による 固 定 資 産 税 等 の 減 免 は 減 免 申 請 のあった 日 以 後 に 納 期 限 が 到 来 する 固 定 資 産 税 等 から 対 象 とし 当 該 年 度 分 のみとする ( 減 免 の 決 定 及 び 変 更 ) 第 7 条 市 長 は 固 定 資 産 税 等 の 減 免 を 決 定 したときは 又 は 既 に 決 定 している 減 免 額 に 変 更 が 生 じたときは 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 税 額 更 正 通 知 書 により 当 該 納 税 義 務 者 に 通 知 するものとする ( 減 免 の 取 消 等 ) 第 8 条 市 長 は 減 免 の 決 定 をした 後 に 当 該 決 定 を 受 けた 納 税 義 務 者 が 次 のい ずれかに 該 当 した 場 合 には 当 該 減 免 の 決 定 の 全 部 又 は 一 部 を 取 り 消 すことが できる (1) 虚 偽 の 申 請 その 他 不 正 の 行 為 により 減 免 を 受 けた 事 実 があったとき (2) 当 該 世 帯 において 収 入 状 況 に 変 更 がある 等 の 理 由 により 減 免 事 由 に 該 当 しなくなったとき 2 市 長 は 前 項 の 規 定 により 減 免 を 取 り 消 したときは 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 税 額 更 正 決 定 通 知 書 兼 納 税 通 知 書 により 当 該 納 税 義 務 者 に 通 知 するととも に 虚 偽 の 申 告 等 による 減 免 により 納 付 を 免 れた 税 額 がある 場 合 は 合 わせて 徴 収 するものとする
( 減 免 事 由 の 消 滅 の 届 出 ) 第 9 条 市 長 は 条 例 第 57 条 第 3 項 の 申 告 があったときは 既 に 決 定 している 減 免 額 のうち 納 期 未 到 来 の 固 定 資 産 税 等 がある 場 合 は 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 税 額 更 正 決 定 書 兼 納 税 通 知 書 により 当 該 納 税 義 務 者 に 通 知 しなければならない ( 雑 則 ) 第 10 条 この 基 準 に 定 めるもののほか 公 私 扶 助 に 係 る 固 定 資 産 税 等 の 減 免 に 関 し 必 要 な 事 項 は 別 に 定 める 附 則 この 基 準 は 平 成 20 年 4 月 1 日 から 施 行 する