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定款

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全設健発第     号

18 国立高等専門学校機構

決 勝 を 行 う 予 選 での6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 により 上 位 18 チームを 選 び そのチームによって 決 勝 を 行 う 成 績 順 位 は 決 勝 における6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 によって 決 定 する 女 子

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とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

公募

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

PowerPoint プレゼンテーション

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区議会月報 平成19年4-5月

Transcription:

21200911 平 成 22 年 国 勢 調 査 を1 年 後 に 控 えて, 円 滑 な 実 施 に 向 けて, 総 務 省 を 挙 げた 体 制 作 り,このスタート に 当 たり, 皆 様 に 一 言 ごあいさつを 申 し 上 げます 国 勢 調 査 は, 言 うまでもなく, 国 民 生 活 に 密 接 に かかわる 国 地 方 の 施 策 の 最 も 基 礎 的 なデータを 提 供 するものです 国 勢 調 査 の 実 施 は, 総 務 省 の 経 済 社 会 の 安 心 安 全 の 確 立 という 使 命 にも 大 きく 貢 献 し, 合 致 するものであります 総 務 省 は 国 民 生 活 に 身 近 な 行 政 を 担 う 官 庁 でございます 私 たちは, この 統 計 局 を 中 心 とする 皆 さんとともにこの 発 足 に 当 たり,この 場 に 立 ち 会 えることを 心 から 誇 りに 思 います また, 先 日, 統 計 局 の 職 員 の 方 が,カンボ ジアのフン セン 首 相 から 表 彰 を 受 けるという 栄 誉 もお 聞 きしたところでございます 実 は, 私 は, 佐 賀 市 から 出 た 130 年 ぶりの 大 臣 で ございます もともとこの 国 勢 調 査 をスタートさせ る 原 動 力 になったのは, 当 時, 参 議 でございました 130 年 前 の 大 臣, 大 隈 重 信 公 でございます 大 隈 重 信 公 は,こういう 言 葉 ( )を 残 しています 現 在 ノ 国 勢 ヲ 詳 明 セザレバ 政 府 則 チ 施 政 ノ 便 ヲ 失 フ 過 去 施 政 ノ 結 果 ヲ 鑑 照 セザレバ 政 府 其 政 策 ノ 利 弊 ヲ 知 ルニ 由 ナシ 正 に,この 言 葉 が,いかに 国 勢 調 査 が 大 事 である かということを 物 語 っていると 思 います 平 成 22 年 国 勢 調 査 は, 開 始 以 来 90 年, 正 に 節 目 の 年 を 迎 え, 私 たちはその 原 点 に 返 って,しっかりと 取 り 組 んで まいりたいと 考 えております 結 びになりますが,この 総 務 省 を 挙 げての 取 組 に は, 国 民 の 皆 さんの 御 協 力 が 不 可 欠 であります 今 日 の 我 が 国 で 一 体 どのようなことが 起 きている のか, 最 新 の 正 確 な 統 計 が 必 要 です 恐 竜 が 滅 びた のは,その 情 報 が 脳 に 伝 わるまで 時 間 がかかったか らであります 迅 速 で, 正 確 で,そして 実 態 をきっ ちり 把 握 した 国 勢 調 査 を 行 うべく, 私 たちも 全 力 で 頑 張 ってまいりたいと 思 います この 国 勢 調 査 は, 私 たち 役 所 だけではできるもの ではありません 統 計 局 を 始 め, 多 くの 皆 さんの 苦 労 に 感 謝 するとともに, 国 民 の 皆 さんに 多 くの 御 協 力 をお 願 いいたしまして, 本 部 長 としての 冒 頭 のあ いさつに 代 えたいと 思 います ( 関 連 記 事 2~3ページ) 編 集 部 後 注 ) 大 隈 重 信 が 明 治 14 年 (1881 年 )に 建 議 した 統 計 院 設 置 の 件 の 冒 頭 部 分 ( 以 下 のような 趣 旨 ) 現 在 の 国 の 情 勢 を 詳 細 に 明 らかにしなければ, 政 府 は 政 治 を 執 り 行 うことができない また, 過 去 の 施 政 の 結 果 と 比 較 してみなければ, 政 府 はその 政 策 のよし あしを 知 ることができない

統 計 調 査 ニュース No. 276 平 成 22 年 国 勢 調 査 の 実 施 に 向 けて(その9) - 平 成 22 年 国 勢 調 査 実 施 本 部 の 発 足 及 び 平 成 22 年 国 勢 調 査 全 国 協 力 者 会 議 の 開 催 について- 総 務 省 では, 来 年 10 月 に 実 施 する 平 成 22 年 国 勢 調 査 を 正 確 かつ 円 滑 に 実 施 し, 精 度 の 高 い 有 用 なデータを 提 供 するため, 平 成 22 年 国 勢 調 査 実 施 本 部 を 発 足 させました また, 国 勢 調 査 に 関 係 する 組 織 や 団 体 の 連 携 協 力 を 得 て, 本 年 12 月 上 旬 に 平 成 22 年 国 勢 調 査 全 国 協 力 者 会 議 を 開 催 する 予 定 です 今 月 号 では,この 実 施 本 部 と 全 国 協 力 者 会 議 について 紹 介 します 1 平 成 22 年 国 勢 調 査 実 施 本 部 の 発 足 について 平 成 21 年 10 月 1 日, 総 務 省 省 議 室 において, 総 務 大 臣 を 本 部 長 とする 平 成 22 年 国 勢 調 査 実 施 本 部 の 発 足 式 を 開 催 しました 実 施 本 部 の 発 足 式 では, 冒 頭 に 原 口 総 務 大 臣 からあいさつ( 巻 頭 言 )があり, 続 いて, 原 口 総 務 大 臣 から 実 施 本 部 事 務 局 長 である 川 崎 統 計 局 長 に 平 成 22 年 国 勢 調 査 実 施 本 部 の 看 板 が 手 渡 されました その 後, 川 崎 統 計 局 長 から, 平 成 22 年 国 勢 調 査 の 実 施 に 係 る 基 本 方 針 及 び 主 な 改 善 事 項 について, 次 のような 説 明 が 行 われました 基 本 方 針 1 新 しい 調 査 技 術 手 法 の 導 入 による 記 入 及 び 提 出 しやすい 調 査 方 法 2 国 と 地 方 公 共 団 体 の 緊 密 な 連 携 を 通 じた 円 滑 な 調 査 の 実 施 3 使 いやすく 精 度 の 高 い 統 計 の 提 供 4 効 率 的 で 低 コストの 調 査 集 計 方 法 の 実 施 主 な 改 善 事 項 1 個 人 情 報 保 護 意 識 の 高 まりに 配 慮 し, 調 査 票 の 封 入 提 出 方 式 を 全 面 導 入 2 調 査 票 の 郵 送 提 出 方 式 及 びモデル 地 域 におけるインターネット 回 答 方 式 の 導 入 3 調 査 票 の 提 出 方 式 は 世 帯 が 選 択 4 新 たな 社 会 経 済 情 勢 を 反 映 した 統 計 の 充 実 ( 雇 用 形 態 ( 正 規 非 正 規 雇 用 )に 関 する 統 計 など) 5 世 帯 からの 照 会 に 対 応 するコールセンターの 設 置 6 調 査 員 証 への 写 真 掲 載 など 調 査 員 の 身 分 証 明 の 強 化 最 後 に, 原 口 総 務 大 臣 から 閉 会 のあいさつ( 下 記 枠 内 )がありました ー 原 口 総 務 大 臣 の 閉 会 のあいさつー 皆 さん, 御 苦 労 様 でした 晴 れて, 発 足 式 を 閉 じることができます 国 勢 調 査 を 担 当 する 統 計 局 においては, 調 査 の 準 備 に 当 たり, 大 変, 心 を 砕 いていただきました 国 民 目 線 に 立 った 回 答 しやすい 調 査, 地 方 公 共 団 体 との 密 接 な 連 携, 正 にこの 国 勢 調 査 の 大 きな 意 義 をしっかりと 踏 まえて, 実 施 本 部 としても 全 力 で 取 り 組 んでまいりたいと 思 います 我 が 国 は 初 めての 人 口 減 少 社 会 に 入 るということ ですが, 私 たちは 一 致 結 束 して, 国 の 活 力,その 活 力 そのものを 生 み 出 していく,あるいは 希 望 の 指 標 となるような,そういう 活 動 を 総 務 省 としても 省 を 挙 げて 頑 張 ってまいりたいと 思 います その 実 績 が, これからの 国 勢 調 査 にもしっかりと 現 れてくる,そ のことを 楽 しみにしながら, 皆 さんとこの 式 を 閉 じ るに 当 たって, 私 からの 御 礼 と,そして, 一 致 団 結 の 要 請 にさせていただきます 2 平 成 21 年 (2009)11 月

平 成 21 年 (2009)11 月 平 成 22 年 国 勢 調 査 実 施 本 部 は, 総 務 省 が 一 丸 となって 平 成 22 年 国 勢 調 査 に 取 り 組 むため, 構 成 員 を 次 のとおりとしました 平 成 22 年 国 勢 調 査 の 推 進 体 制 *) 本 部 員 大 臣 官 房 長, 人 事 恩 給 局 長, 行 政 管 理 局 長, 行 政 評 価 局 長, 自 治 行 政 局 長, 自 治 財 政 局 長, 自 治 税 務 局 長, 情 報 通 信 国 際 戦 略 局 長, 情 報 流 通 行 政 局 長, 総 合 通 信 基 盤 局 長, 統 計 局 長, 政 策 統 括 官, 大 臣 官 房 総 括 審 議 官, 大 臣 官 房 地 域 力 創 造 審 議 官, 大 臣 官 房 審 議 官, 自 治 大 学 校 長, 消 防 庁 長 官, 消 防 庁 次 長, 選 挙 部 長, 郵 政 行 政 部 長 国 勢 調 査 実 施 本 部 については, 前 回 ( 平 成 17 年 ) 調 査 においても, 都 道 府 県 から 効 果 があっ たとの 意 見 が 寄 せられています 今 回, 特 に 調 査 環 境 の 整 備 の 観 点 から,マンション 関 係, 教 育 関 係, 外 国 人 関 係 など, 国 勢 調 査 と 関 係 する 組 織 や 団 体 に 対 する 協 力 依 頼 は,これまでより 早 期 に, またきめ 細 かく 行 う 必 要 があります 庁 内 の 当 該 組 織 団 体 を 所 管 する 部 署 との 連 携 を 取 ることに より, 協 力 依 頼 の 一 層 の 促 進 が 期 待 されます このことから, 今 後, 都 道 府 県 及 び 市 町 村 において も, 実 施 本 部 の 設 置 など, 実 施 体 制 の 整 備 が 進 められることになります 統 計 調 査 ニュース No. 276 3

統 計 調 査 ニュース No. 276 2 平 成 22 年 国 勢 調 査 全 国 協 力 者 会 議 について 平 成 22 年 国 勢 調 査 の 実 施 に 当 たっては, 個 人 情 報 保 護 に 対 する 国 民 意 識 の 変 化, 調 査 員 が 世 帯 と 接 触 することが 困 難 なオートロックマンションやワンルームマンションの 増 加,ふだん 不 在 がちな 若 年 単 身 者 や 日 本 語 での 意 思 疎 通 が 難 しい 外 国 人 の 増 加 など, 調 査 活 動 が 困 難 となる 状 況 が 従 来 にも 増 すことが 懸 念 されます このような 状 況 に 対 応 するため, 平 成 22 年 国 勢 調 査 では, 調 査 票 の 封 入 提 出 や 郵 送 提 出 の 導 入 など, 新 たな 調 査 方 法 を 取 り 入 れることとしていますが, 調 査 を 正 確 かつ 円 滑 に 実 施 するためには,さらに, 関 係 分 野 の 事 情 に 詳 しい 方 々 の 御 支 援 御 協 力 を 得 ることが 必 要 となります このため, 新 たに 平 成 22 年 国 勢 調 査 全 国 協 力 者 会 議 を 設 け, 来 る 12 月 上 旬 にその 第 1 回 会 議 を 開 催 し, 国 勢 調 査 に 関 係 する 幅 広 い 組 織 団 体 と 連 携 協 力 を 図 り, 国 勢 調 査 の 実 施 に 向 けた 周 知 広 報 などについて, 御 協 力 を 得 た いと 考 えています 全 国 協 力 者 会 議 の 構 成 は,マンション 関 係, 教 育 関 係, 外 国 人 関 係, 経 済 界, 労 働 界,メディア 関 係 の 各 種 団 体 など, 幅 広 い 関 係 分 野 の 参 加 を 得 る 予 定 です 同 協 力 者 会 議 に 参 加 いただく 団 体 には, 以 下 のような 御 支 援 御 協 力 をお 願 いすることとしています 1 国 勢 調 査 の 実 施 に 向 けた 周 知 国 や 都 道 府 県 等 が 配 布 するリーフレットやポスターについて, 団 体 内 部 や 関 連 企 業, 会 員 への 周 知 や 掲 示 各 団 体 等 の 機 関 誌 への 国 勢 調 査 の 実 施 周 知 の 掲 載 各 団 体 等 が 保 有 する 広 報 スペース(HPなど)の 活 用 ( 提 供 ) 各 団 体 等 の 会 議 等 の 場 においての 国 勢 調 査 の 周 知 各 団 体 や 関 連 企 業 が 実 施 するイベントなどでの 国 勢 調 査 の 周 知 調 査 活 動 に 対 する 支 援 ( 特 にマンション, 外 国 人 関 係 団 体 ) 2 全 国 協 力 者 会 議 参 加 団 体 の 地 方 組 織 における 都 道 府 県 協 力 者 会 議 への 理 解 と 協 力 ( 全 国 協 力 者 会 議 と 連 携 して) 平 成 22 年 国 勢 調 査 の 実 施 に 向 け, 調 査 への 幅 広 い 理 解 を 得 る ことを 目 的 として,6 月 下 旬 から9 月 10 日 まで, 広 く 一 般 から 標 語 と ポスター 図 案 の 募 集 を 行 いました その 結 果, 標 語 は 約 3, 500 点,ポスター 図 案 は 約 100 点 の 応 募 がありました 御 応 募 いただいた 皆 様,ありがとうございました 次 回 は,この 標 語 と ポスター 図 案 の 入 賞 作 品 を 紹 介 します 4 平 成 21 年 (2009)11 月

平 成 21 年 (2009)11 月 平 成 22 年 国 勢 調 査 製 表 準 備 真 っ 最 中 独 立 行 政 法 人 統 計 センター 理 事 長 戸 谷 好 秀 この 統 計 調 査 ニュースの 先 号 に,カンボジア 全 土 にお ける 2008 年 人 口 センサス 確 報 結 果 の 公 表 式 典 の 模 様 が 掲 載 されました その 式 典 でフン セン 首 相 は,こう 述 べています 何 事 を 行 うにしても 主 要 な 基 礎 は 安 全 と 平 和 にある 我 が 国 が 平 和 で 安 定 的 でなければ, 人 口 センサスは 行 え なかった ところで, 我 が 国 の 人 口 センサス 国 勢 調 査 は, 先 の 大 戦 の 時 には 調 査 ができず,その 時 期 が 変 更 されたこと もありましたが, 第 1 回 から 数 えて 90 年, 先 人 たちの 苦 労 と 築 き 上 げられた 平 和 な 社 会 の 中 で, 社 会 の 重 要 な 情 報 中 枢 基 盤 として,その 歴 史 を 刻 んできました そし て,19 回 目 となる 国 勢 調 査 を 来 年 に 控 え,その 実 施 ま で 残 すところ 10 か 月 余 りとなってきました 今 回 の 国 勢 調 査 は,いつにも 増 してその 結 果 が 注 目 さ れています 我 が 国 の 社 会, 経 済 の 持 続 性 は 確 保 されて いるといえるのだろうか 働 き 方, 暮 らし 方 はどうなっ ているのだろうか 我 が 国 全 体 だけではなく, 各 地 域 の 状 況 はどうなのだろうか その 未 来 はどうなのだろうか 大 きな 転 換 を 確 認 し, 展 望 を 開 く 調 査 としなければなり ません 同 時 に 今 回 は, 封 入 提 出 方 式 の 導 入 や 郵 送 提 出 方 式, インターネット 回 答 方 式 の 導 入 という 大 きな 調 査 方 法 の 変 更 が 進 められ, 関 係 の 皆 様 は 準 備 が 大 変 なことと 思 い ます 私 ども 統 計 センターも, 積 み 上 げれば 富 士 山 の3 倍 の 高 さとなる,6000 万 枚 の 調 査 票 を 念 頭 に,この 平 成 22 年 国 勢 調 査 の 製 表 に 向 け, 準 備 の 真 っ 最 中 です 今 回 の 調 査 では, 市 区 町 村 には 地 域 における 実 査 に 集 中 しても らう 観 点 から, 従 来, 市 区 町 村 で 行 っていただいていた 産 業 大 分 類 符 号 の 格 付, 国 籍 コード 及 び 市 区 町 村 コード の 格 付 という 大 きな 業 務 が 新 たに 統 計 センターに 移 行 と なります 国 民 の 要 請 である 正 確 性, 迅 速 性, 経 済 性 がバランス よく 確 保 できるよう,これまでの 製 表 業 務 の 経 験 を 十 分 に 踏 まえつつ, 新 しい 観 点 から 企 画 設 計 を 行 い,これま で 以 上 に 民 間 の 力 もお 借 りし,また, 従 来 からセンター で 研 究 されてきたコンピューターによる 格 付 の 支 援 シス テムを 最 大 限 に 活 用 して, 来 るべき 国 勢 調 査 の 製 表 に 臨 んでいきたいと 考 えています 自 分 たちのみならず, 製 表 に 関 係 する 方 々 全 員 に 厳 し い 情 報 管 理 と 品 質 管 理 を 徹 底 し, 適 正 な 製 表 を 確 保 する, これが 職 員 全 員 の 決 意 です 国 勢 調 査 は, 調 査 される 国 民 が 調 査 結 果 を 活 用 して, 新 しい 社 会 経 済 を 作 るものです また, 地 方 の 分 権 的 意 思 決 定 にも, 各 種 の 比 較 の 上 に 合 理 的 な 判 断 をしようと すれば, 同 一 基 準 の 下 に 注 意 深 く 作 成 された 調 査 結 果 が 必 要 です 国 民 生 活 の 多 様 化, 調 査 環 境 の 変 化, 困 難 はますます 増 大 しつつありますが, 関 係 者 の 一 層 の 御 尽 力 が 実 を 結 び, 国 民 の 理 解 を 得 て, 実 査 が 成 功 し, 正 確 な 記 入 のさ れた 調 査 票 が 送 られてくることを 職 員 一 同 待 っていま す 統 計 調 査 ニュース No. 276 5

統計調査ニュース No. 276 第57回統計グラフ全国コンクール入選作品決定 総務大臣特別賞は 千葉県茂原市立萩原小学校6年 中村 理沙さんの作品 かがやけ わたしたちの未来計画 統計グラフ全国コンクール 統計グラフ全国コンクールは 国民の皆さんに 統計 グラフの作成を通じて 日常生活の中で統計を利用する ことの有用性を知っていただくとともに 統計調査への 総務大臣特別賞 総務大臣特別賞 千葉県茂原市立萩原小学校6年中村 理沙 なかむら りさ さん 第3部 小学校5年生及 び6年生の児童 特選受賞作品から選出 理解を深めていただくことを目的に 昭和 28 年から実 施されており 財 統計情報研究開発センターが主催し 総務省 文部科学省等の関係機関の後援及び協賛により 10 月 18 日の 統計の日 の主要な関連行事として実施 されています 第 57 回 平成 21 年度 の審査経過 今年も 6部門に 全国の小 中学生から一般の方々 まで 25, 916 作品に及ぶ多くの応募があり 各都道府 県の統計グラフコンクールを兼ねた第1次審査 総務省 政策統括官室及び統計局並びに独立行政法人統計セン ターの職員による第2次審査の後 統計グラフ全国コン クール最終審査会 審査委員長 渡辺美智子東洋大学経 済学部教授 が最終審査を行い 各部ごとに特選作品 各 部1作品 及び入選作品を決定しました さらに 特選受賞作品の中から 特に優秀な作品に対 して 総務大臣特別賞 と 文部科学大臣奨励賞 各 1作品 が贈られました 表彰式等 総務大臣特別賞 を含む特選受賞作品の表彰は平成 21 年 10 月 23 日 金 に東京都渋谷区 あいおい損保 新宿ビル で開催された 統計フォーラム 2009 の席 総務大臣特別賞 文部科学大臣奨励賞 文部科学大臣奨励賞 青森県田子町立田子小学校2年 山美 奏葉 やまみ かなは さん 第1部 小学校 1 年生及び2年生の児童 特選受賞作品から選出 上で 入選作品の表彰は各都道府県で開催される地方統 計大会 統計功労者表彰式等の席上でそれぞれ行われま した また 特選 入選作品は 統計フォーラム 2009 会 場で展示されたほか 10 月 10 日 土 12 日 月 に 新宿駅西口広場イベントコーナーで開催された 統計 データ グラフフェア 会場においても展示されました さらに 今年は 11 月 11 日 水 13 日 金 の3日間 統計グラフ全国コンクール入選作品展示会 in 東京 タワー として東京タワーのフットタウン1階にもに特 別展示され 修学旅行などでいらした全国のお子様にも 御披露できました 文部科学大臣奨励賞 6 平成21年 2009 11月

平成21年 2009 11月 各部特選受賞作品 第5部 高等学校以上の生徒 学生及び一般 の特選 その他の特選受賞作品は 第2部 小学校3年生及び 受賞作品は 茨城県一般の倉田 廣之 くらた ひろゆ 4年生の児童 が 埼玉県川越市立泉小学校4年髙橋 き さんの作品 見直す時 食料自給率 農村理解 碧 たかはし みどり さん 荻原 理央 おぎわら りお です さん 相田 菜月美 あいだ なつみ さんの作品 音 楽は心をつなぐ です 第5部特選 第2部特選 パソコン統計グラフの部 小学校の児童以上 の特選 第4部 中学校の生徒 の特選受賞作品は 愛知県岡 受賞作品は 愛知県岡崎市立竜海中学校1年の石原 恵 崎市立竜海中学校1年長嶋 遥奈 ながしま はるな さ 子 いしはら けいこ さんの作品 中学生はこう考 んの作品 13 歳 今の自分は好きですか 中学生に える 裁判員制度 もしあなたが選ばれたら です なった自分と向き合って です 第4部特選 統計調査ニュース No. 276 パソコン統計グラフの部特選 7

統計調査ニュース No. 276 統計データ グラフフェアの開催 平成 21 年 10 月 10 日 土 12 日 月 総務省政 また 統計グラフ全国コンクールに入選し展示されて 策統括官室では 新宿駅西口広場イベントコーナーにお いる作品の作者である子供たちが 作品の横に立って いて 統計データ グラフフェア を開催しました 家族で記念撮影をするというほほえましい光景も度々み られました 本フェアは 総務省 東京都及び 財 統計情報研究 開発センターの共催によるものですが 開催に当たって は 内閣府 公正取引委員会 法務省 文部科学省 厚 生労働省 農林水産省 経済産業省 国土交通省 環境 省 日本銀行から 閲覧用の各種統計書の貸出し 展示 配布資料の提供等の多大な御協力を頂きました 本フェアの開催は 今年度で8回目となり 統計の普 及 啓発を図るため 昭和 48 年7月3日の閣議了解に よって定められた 統計の日 10 月 18 日 の関連行 事の一つとして開催しています 新宿駅西口広場イベントコーナーは 新宿駅西口地下 広場の一角にあるオープン形式のイベント会場で 会場 内は自由に通行できるため 通り掛かりの人も足を止め 統計法及び基本計画の紹介 て展示パネルや人口ピラミッド その他資料を見てゆく 本年4月に全面施行された統計法のポイント及び基本 など 多くの来場者がありました 計画を紹介する展示を行いました 今回は 特に手作り感のあるアットホームな開催とな 東京都の人口 1299 万人 り お年寄りから お子様まで幅広い年齢層の御参加が 東京都からの展示は 江戸の人口と現在の東京を比較 得られました また 家族連れの来場者も多く 国勢調 した内容で 人気を集めていました 査のイメージキャラクターである センサスくん の着 平成 22 年国勢調査 ぐるみと一緒に写真を撮ったり ラリークイズへの参加 来年 10 月1日実施の国勢調査に向けて 新コーナー など家族ぐるみで楽しんでいただきました を設置し カウントダウンパネルやセンサスくんパネル などを展示させていただきました 8 平成21年 2009 11月

平 成 21 年 (2009)11 月 統 計 で 遊 ぼう 統 計 データをクイズにした タイムスリップショッピ ング, データ DE タイプ 診 断 や, 好 きな 食 べ 物 ラ ンキングクイズ など 楽 しく 統 計 を 体 験 できるためか, 皆 さんお 気 軽 に,マウスをクリックしていました 政 策 統 括 官 室 では,これからも 国 民 の 皆 様 へ 統 計 の 興 味 と 理 解 を 深 めていただくための 取 組 を 行 ってまいりま す 統 計 関 係 者 を 始 めとする 皆 様 のより 一 層 の 御 理 解 と 御 協 力 をお 願 いいたします 平 成 21 年 秋 の 叙 勲 政 府 は,11 月 3 日 の 文 化 の 日 に, 秋 の 叙 勲 の 受 章 者 を 発 令 しました 総 務 省 では,11 月 11 日 にグランドプリンスホテル 赤 坂 において 伝 達 式 を 行 い, 総 務 大 臣 から 受 章 者 に 勲 章 が 伝 達 されました また, 受 章 者 は 伝 達 式 後, 皇 居 において 天 皇 陛 下 に 拝 謁 しました 統 計 局 関 係 では, 永 年 にわたり 国 勢 調 査 を 始 め 各 種 統 計 調 査 に 調 査 員 として 従 事 し, 調 査 実 施 に 多 大 な 貢 献 をし た 次 の 方 々が, 勲 章 の 栄 誉 に 浴 されました 栄 えある 叙 勲 にお 祝 い 申 し 上 げます [ 勲 章 受 章 者 ] 敬 称 略 瑞 宝 双 光 章 上 村 正 道 ( 三 重 県 ) 瑞 宝 単 光 章 川 上 喜 政 ( 北 海 道 ) 大 黒 仲 子 ( 北 海 道 ) 加 藤 佳 一 ( 北 海 道 ) 髙 橋 清 ( 北 海 道 ) 渡 邉 健 吾 ( 北 海 道 ) 福 井 寛 ( 北 海 道 ) 佐 野 トミエ ( 北 海 道 ) 成 田 長 利 ( 北 海 道 ) 相 坂 陸 郎 ( 青 森 県 ) 菅 原 敬 一 ( 青 森 県 ) 小 原 千 郷 ( 岩 手 県 ) 大 平 誠 一 ( 岩 手 県 ) 那 須 清 ( 岩 手 県 ) 佐 藤 義 男 ( 岩 手 県 ) 菅 原 豊 一 ( 宮 城 県 ) 佐 々 木 信 夫 ( 宮 城 県 ) 福 士 裕 ( 秋 田 県 ) 金 内 源 ( 山 形 県 ) 髙 橋 みさ 子 ( 山 形 県 ) 髙 久 英 明 ( 福 島 県 ) 渡 部 利 ( 福 島 県 ) 山 縣 積 ( 茨 城 県 ) 河 野 眞 ( 茨 城 県 ) 檜 山 義 男 ( 茨 城 県 ) 金 久 保 三 郎 ( 茨 城 県 ) 清 水 登 志 子 ( 埼 玉 県 ) 吉 野 和 雄 ( 千 葉 県 ) 鈴 木 敏 行 ( 千 葉 県 ) 藤 平 道 也 ( 千 葉 県 ) 佐 久 間 寛 ( 千 葉 県 ) 深 津 利 枝 ( 東 京 都 ) 千 葉 ひとみ ( 神 奈 川 県 ) 佐 伯 律 子 ( 神 奈 川 県 ) 熊 谷 工 ( 新 潟 県 ) 大 橋 操 ( 新 潟 県 ) 澤 島 茂 秀 ( 富 山 県 ) 土 倉 英 美 子 ( 富 山 県 ) 保 田 祐 弘 ( 石 川 県 ) 岸 本 よし 子 ( 福 井 県 ) 鷲 見 征 三 ( 岐 阜 県 ) 八 木 喜 久 江 ( 静 岡 県 ) 松 本 守 雄 ( 愛 知 県 ) 中 村 照 子 ( 愛 知 県 ) 山 田 美 智 子 ( 愛 知 県 ) 上 田 トシ ( 京 都 府 ) 由 利 千 鶴 ( 大 阪 府 ) 荒 木 桂 子 ( 大 阪 府 ) 生 藤 年 代 ( 兵 庫 県 ) 山 根 啓 子 ( 鳥 取 県 ) 妹 尾 德 ( 岡 山 県 ) 松 多 佳 枝 ( 岡 山 県 ) 大 西 美 惠 子 ( 愛 媛 県 ) 松 田 貞 子 ( 福 岡 県 ) 統 計 調 査 ニュース No. 276 9

統 計 調 査 ニュース No. 276 経 済 センサス 活 動 調 査 第 2 次 試 験 調 査 の 概 要 政 府 では 総 務 省 及 び 経 済 産 業 省 を 中 心 として, 平 成 24 年 2 月 を 目 途 に 経 済 センサス 活 動 調 査 を 実 施 する 予 定 です この 調 査 の 円 滑 かつ 正 確 な 実 施 のため, 平 成 22 年 2 月 1 日 ( 月 ) 現 在 で, 経 済 センサス 活 動 調 査 第 2 次 試 験 調 査 を 実 施 します 以 下 に 第 2 次 試 験 調 査 の 概 要 を 紹 介 します 調 査 の 目 的 は? 経 済 センサス は, 従 来 の 事 業 所 企 業 統 計 調 査, サービス 業 基 本 調 査 を 始 めとした 大 規 模 な 統 計 調 査 を 統 合 し,すべての 企 業 事 業 所 を 対 象 として, 同 一 時 点 における 我 が 国 の 産 業 構 造 を 包 括 的 に 明 らかにするこ とを 目 的 として 行 う 調 査 です 今 年 の7 月 に 経 済 セン サス 基 礎 調 査 を 実 施 したところですが,その 結 果 を 利 用 して, 平 成 24 年 2 月 に 経 理 項 目 の 把 握 に 重 点 を 置 いた 経 済 センサス 活 動 調 査 を 実 施 する 予 定 です 経 済 センサス 活 動 調 査 第 2 次 試 験 調 査 は, 経 済 センサス 活 動 調 査 を 円 滑 かつ 正 確 に 実 施 するため, 調 査 事 項 及 び 調 査 票, 調 査 方 法, 調 査 事 務 について 実 地 に 検 討 することを 目 的 として 実 施 します 調 査 の 方 法 は? 次 に 掲 げる 複 数 の 調 査 方 法 で 行 います 1 調 査 員 市 区 による 調 査 (1) 積 雪 地 域 以 外 の 市 区 調 査 員 が 事 業 所 の 新 設 廃 業 等 を 確 認 して, 調 査 対 象 事 業 所 に 調 査 票 等 を 配 布 し, 回 収 を 行 います (2) 積 雪 地 域 の 市 区 1 調 査 員 が 調 査 票 を 配 布 する 方 法 調 査 員 が 事 業 所 の 新 設 廃 業 等 を 確 認 して, 調 査 対 象 事 業 所 に 調 査 票 等 を 配 布 した 後, 市 区 が 調 査 票 を 郵 送 又 はインターネットで 回 収 しま す 2 市 区 が 調 査 票 を 配 布 する 方 法 調 査 員 が 事 業 所 の 新 設 廃 業 等 を 確 認 した 後, 市 区 が 調 査 対 象 事 業 所 に 調 査 票 等 を 郵 送 し, 郵 送 又 はインターネットで 回 収 します 2 都 道 府 県 国 による 調 査 都 道 府 県 国 は 民 間 事 業 者 を 活 用 して, 調 査 対 象 企 業 の 事 業 所 の 新 設 廃 業, 事 業 転 換 等 の 状 況 と 調 査 票 の 提 出 方 法 を 確 認 した 後, 郵 送 により 調 査 票 等 を 配 布 し, 郵 送 又 はインターネットで 回 収 します 調 査 の 地 域 は? 1 調 査 員 市 区 による 調 査 47 都 道 府 県 の 県 庁 所 在 市 と 県 庁 所 在 市 以 外 の 政 令 指 定 都 市 で 行 います 2 都 道 府 県 国 による 調 査 全 国 ( 国 が 指 定 する 企 業 )で 行 います 調 査 の 対 象 は? 1 調 査 員 市 区 による 調 査 支 所 支 店 等 を 持 たない 約 7, 000 の 単 独 事 業 所 (1 市 区 当 たり 約 140 事 業 所 )を 主 な 対 象 とします 2 都 道 府 県 国 による 調 査 支 所 支 店 等 を 持 つ 約 1, 000 企 業 ( 約 7, 000 事 業 所 ) を 対 象 とします 調 査 事 項 は? 次 に 掲 げる 事 項 を 調 査 します 名 称 及 び 電 話 番 号 所 在 地 事 業 所 の 従 業 者 数 事 業 所 の 売 上 ( 収 入 ) 金 額 事 業 所 の 事 業 別 売 上 ( 収 入 ) 金 額 事 業 所 の 主 な 事 業 の 内 容 経 営 組 織 資 本 金 又 は 出 資 金 基 金 の 額 及 び 外 国 資 本 比 率 持 株 会 社 か 否 か 電 子 商 取 引 の 有 無 及 び 売 上 ( 収 入 ) 金 額 に 占 める 割 合 設 備 投 資 の 有 無 及 び 設 備 投 資 額 企 業 全 体 の 売 上 ( 収 入 ) 金 額 企 業 全 体 の 事 業 別 売 上 ( 収 入 ) 金 額 企 業 全 体 の 営 業 費 用 及 び 費 用 内 訳 等 調 査 票 は? 単 独 事 業 所, 企 業 及 び 支 所 支 店 等 の 事 業 所 の 別 や 産 業 ごとに 分 かれた 21 種 類 の 調 査 票 を 使 用 します また, 調 査 票 の 形 式 は, 次 の 二 つがあります 1 冊 子 型 調 査 票 単 独 事 業 所 用 で, 右 ページに 回 答 欄 を, 左 ページに 記 入 のしかたを 記 載 したもの 2 単 票 型 調 査 票 企 業 及 び 支 所 支 店 等 の 事 業 所 用 ( 記 入 のしかたは 別 途 配 布 ) 10 平 成 21 年 (2009)11 月

平成21年 2009 11月 都道府県発とうけい通信⑫ 統計からみた佐賀県 佐賀県の全国ベスト1 佐賀県経営支援本部統計調査課 佐賀県では 全国に誇れるデータを集めた 統計か 試しをしてみてはいかがでしょうか もしかすると大 らみた佐賀県 全国ベストテン を作成し 県ホー 当たりするかもしれませんよ ムページに開設している さが統計情報館 http:// www.pref.saga.lg.jp/web/toukei.html に掲載していま 郷土愛のたまもの 消防団の組織率 す 今回はこの中で ちょっと意外なデータ 知る人ぞ 総務省消防庁が発行している 平成 20 年版消防白書 知るデータを紹介します によると 人口千人当たりの消防団の組織率は佐賀県で は 22. 8 人 全国平均 7 人 で 全国1の組織率を誇り 高額宝くじ当せん率全国1 の佐賀県 ます 皆さんは 佐賀県が 高額宝くじがよく当たる県 と これは 自分たちのまちは 自分たちで守る という いうことを御存じでしょうか 佐賀県の人口は 平成 郷土愛にあふれた人が最も多い県ということの表れか 17 年国勢調査では 866, 369 人で全国 42 位と少ないで もしれません すが 全国都道府県及び 17 指定都市発行の 2008 宝く ちなみに 佐賀県と佐賀県統計協会では 統計知識 じのしおり 都道府県別高額当せん金 100 万円以上 の普及と統計の表現技術の向上を図るため 毎年統計 発生状況 によると 平成 19 年度宝くじ高額当せん金 グラフ佐賀県コンクールを実施しています 平成 20 年 当せん率は全国1で 日本で一番ラッキーな県なので 度のコンクールでは この消防団を題材にした作品が す 特選を受賞しています さらに 第 56 回統計グラフ全 国コンクールでも入選に選ばれました 宝くじがよく当たるヒミツは 宝くじの高額当せんに貢献しているかもしれないの が 唐津市の沖合2 に浮かぶ高島の 宝当神社 宝くじに御利益がある と全国でも有名な 宝当神 社 は 唐津市の宝当桟橋からフェリーで約 10 分 人 口約 400 人 周囲3 という小さな島にあります 宝く じ当せんの御利益を求めて年間 20 万人の観光客が訪れ ます 宝当神社 がこれほど有名になる前に 島を活性化 しようとした島の人たちが 宝くじを保管する縁起袋と して手作りしたのが 宝当袋 でした すると 実際に 宝当袋 を使用した島の人や 製作に携わった人が次々 当せんしたため 宝くじ運アップの御利益グッズとして 全国に知られるようになりました がんばれ 消防団 ありがとう消防団 唐津市立相知小学校 6年 原 こなつ さん より利用しやすい統計情報を目指して 佐賀県が全国に誇れるものとしては 板のり収穫量 二条大麦収穫量 ハウスみかん収穫量などまだまだたく さんあります もっとお知りになりたい方は 是非 さ が統計情報館 を御覧ください 現状を映す統計は 行政機関だけでなく 個人や教育 宝当神社 機関 民間企業などで利用されることで初めてその価値 が発揮されます 宝くじは佐賀県で 統計データが 多くの方の御協力により支えられてい もうすぐ 年末ジャンボ宝くじが発売されます 日本 ることを忘れずに 今後もより分かりやすく利用しやす で一番ラッキーな県で 宝くじを買って 今年最後の運 い統計情報の提供を目指していきたいと考えています 統計調査ニュース No. 276 11

統 計 調 査 ニュース No. 276 12 平 成 21 年 (2009)11 月