9/28翻訳(鹿内氏)受取



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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

第 4 条 (1) 使 用 者 は 2 年 を 超 えない 範 囲 内 で( 期 間 制 勤 労 契 約 の 反 復 更 新 等 の 場 合 は その 継 続 勤 労 した 総 期 間 が2 年 を 超 えない 範 囲 内 で) 期 間 制 勤 労 者 を 使 用 することができる ただ し 次 の

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Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

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2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

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平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

(1) 児 童 福 祉 施 設 等 の 職 員 が 出 産 する 場 合 ( 以 下 産 休 の 場 合 という ) 次 のア 又 はイに 掲 げる 期 間 ア その 職 員 の 出 産 予 定 日 の6 週 間 多 胎 妊 娠 の 場 合 は14 週 間 前 の 日 から 産 後 8 週 間 を

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所令要綱

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退職手当とは

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

m07 北見工業大学 様式①

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(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

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(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

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別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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基発第 号

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

●労働基準法等の一部を改正する法律案

( 運 用 制 限 ) 第 5 条 労 働 基 準 局 は 本 システムの 維 持 補 修 の 必 要 があるとき 天 災 地 変 その 他 の 事 由 によりシステムに 障 害 又 は 遅 延 の 生 じたとき その 他 理 由 の 如 何 を 問 わず その 裁 量 により システム 利 用 者

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

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4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

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とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

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第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

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(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

Transcription:

1.1 雇 用 労 働 関 係 法 令 一 覧 労 働 力 に 関 する 労 働 基 本 法 として 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 があり 民 間 企 業 と 国 営 企 業 に 対 して 適 用 される 公 務 員 の 場 合 は 公 務 員 基 本 法 に 関 する 法 律 1974 年 第 8 号 がある また 警 察 官 についてはインドネシア 共 和 国 国 家 警 察 に 関 する 法 律 2002 年 第 2 号 があり 軍 人 については インドネシア 共 和 国 国 家 警 察 に 関 する 法 律 2004 年 第 34 号 が ある インドネシアにおける 規 則 の 順 位 は 法 規 制 定 に 関 する 法 律 2004 年 第 10 号 に 以 下 のとお り 規 定 されている (1) 1945 年 インドネシア 共 和 国 憲 法 (UUD 1945) (2) 法 律 また 法 律 に 代 わる 政 令 (Undang-Undang / PERPU) (3) 政 令 (Peraturan Pemerintah) (4) 大 統 領 令 (Keputusan Presiden) (5) 地 方 行 政 区 規 定 (Peraturan Daerah) 基 本 的 にインドネシアの 第 一 の 基 本 法 は 1945 年 の 憲 法 である 低 位 にある 法 律 の 原 理 は 上 位 の 法 律 に 相 反 するものであってはならない それに 加 え 法 律 の 実 施 においては 詳 細 説 明 のための 大 臣 令 があり また 職 員 に 対 する 指 導 として 大 臣 規 定 がある (1) 雇 用 労 働 関 係 法 令 一 覧 1958 年 船 員 の 身 分 証 明 書 条 約 ( 第 108 条 )に 関 する 2003 年 ILO 条 約 第 185 号 承 認 に 係 わる 法 律 2008 年 第 1 号 人 身 売 買 犯 罪 に 対 する 法 律 2007 年 第 21 号 国 家 安 全 保 障 システムに 関 する 法 律 2004 年 第 40 号 インドネシア 移 民 労 働 者 の 保 護 と 斡 旋 に 関 する 法 律 2004 年 第 39 号 労 使 紛 争 解 決 に 関 する 法 律 2004 年 第 2 号 工 業 並 びに 商 業 における 労 働 検 査 官 に 関 する 法 律 2003 年 第 21 号 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 労 働 組 合 に 関 する 法 律 2000 年 第 21 号 人 権 に 関 する 法 律 1999 年 第 39 号 職 業 と 地 位 の 差 別 に 関 する 法 律 1999 年 第 21 号 労 働 者 の 最 低 年 齢 に 関 する 法 律 1999 年 第 20 号 強 制 労 働 排 除 に 関 する 法 律 1999 年 第 19 号 障 害 者 に 関 する 法 律 1997 年 第 4 号 年 金 基 金 に 関 する 法 律 1992 年 第 11 号 労 働 者 の 社 会 保 障 に 関 する 法 律 1992 年 第 3 号 女 性 の 差 別 についての 協 定 承 認 に 関 する 法 律 1984 年 第 7 号 職 場 での 労 働 報 告 義 務 に 関 する 法 律 1981 年 第 7 号 労 働 安 全 に 関 する 法 律 1970 年 第 1 号 男 女 均 等 賃 金 に 関 する 法 律 1957 年 第 80 号 CBA 交 渉 への 権 利 と 基 本 的 権 利 の 行 使 に 関 する 法 律 1956 年 第 18 号 1

労 働 法 承 認 に 関 する 法 律 1951 年 第 3 号 (2) 雇 用 労 働 関 係 政 令 一 覧 外 国 での 個 人 の 所 得 税 に 関 する 政 令 2008 年 第 80 号 人 身 売 買 の 参 考 人 又 は 犠 牲 者 に 対 する 便 宜 の 仕 組 みと 手 続 きに 関 する 政 令 2008 年 第 9 号 障 害 者 福 祉 向 上 の 説 明 に 関 する 政 令 1998 年 第 43 号 国 家 認 証 機 関 に 関 する 政 令 2004 年 第 23 号 三 者 協 力 機 関 の 手 続 きと 構 成 に 関 する 政 令 2005 年 第 8 号 の 改 訂 2008 年 第 46 号 国 家 州 地 方 の 間 の 行 政 に 関 する 政 令 2007 年 第 38 号 社 会 保 障 プログラム 策 定 に 関 する 政 令 1989 年 第 14 号 の 改 訂 1998 年 第 79 号 労 働 者 の 社 会 保 障 に 関 する 政 令 1993 年 第 14 号 賃 金 の 保 護 に 関 する 政 令 1981 年 第 8 号 特 定 の 裁 判 官 の 採 用 と 解 雇 の 手 続 きに 関 する 政 令 2004 年 第 41 号 社 会 保 障 プログラム 策 定 に 関 する 政 令 1989 年 第 14 号 の 改 訂 2007 年 第 76 号 公 務 員 採 用 に 関 する 政 令 2000 年 第 98 の 改 訂 2000 年 第 11 号 労 使 紛 争 解 決 に 関 する 法 律 2004 年 第 2 号 の 検 証 延 長 に 関 する 政 令 2005 年 第 1 号 三 者 協 力 機 関 の 作 業 手 続 きと 構 成 に 関 する 政 令 2005 年 第 8 号 受 理 した 労 働 情 報 と 労 働 予 測 実 施 手 続 きに 関 する 政 令 2007 年 第 15 号 労 働 者 の 社 会 保 障 に 関 する 政 令 1993 年 第 14 号 の 改 訂 2005 年 第 64 号 (3) 労 働 省 令 賃 金 構 造 と 賃 金 基 準 に 関 する 労 働 省 令 KEP.49/MEN/2004 職 種 情 報 の 分 類 とデーターの 特 徴 に 関 する 労 働 省 令 KEP.268/men/X11/2008 2009 年 国 家 安 全 月 間 推 進 に 関 する 労 働 省 令 KEP.201/MEN/IX/2008 個 別 企 業 の 海 外 人 事 配 置 に 関 する 労 働 省 令 KEP.201/MEN/IX/2008 職 業 紹 介 認 可 を 解 除 する 人 事 任 命 に 関 する 労 働 省 令 KEP.200/MEN/IX/2008 賃 金 上 昇 率 は 経 済 成 長 率 を 上 回 らないとする 共 同 省 令 01TAHUN2008 KEP.24/MEN/11/2008 SKB/01/M.PAN/2/2008 1.2 労 働 基 準 関 係 法 令 (1) ILO 条 約 インドネシアは 以 下 のとおり 17 の ILO 条 約 を 批 准 した 第 19 号 条 約 1925 年 均 等 待 遇 ( 災 害 補 償 ) 1950 年 批 准 第 27 号 条 約 1929 年 重 量 標 示 ( 船 舶 運 送 の 包 装 貨 物 ) 1950 年 批 准 第 29 号 条 約 1930 年 強 制 労 働 1950 年 批 准 第 45 号 条 約 1935 年 坑 内 作 業 ( 女 性 ) 1950 年 批 准 第 69 号 条 約 1946 年 船 舶 料 理 士 資 格 証 明 1992 年 批 准 第 81 号 条 約 1947 年 労 働 監 督 2004 年 批 准 2

第 87 号 条 約 1948 年 結 社 の 自 由 及 び 団 結 権 保 護 1998 年 批 准 第 88 号 条 約 1948 年 職 業 安 定 組 織 2002 年 批 准 第 98 号 条 約 1949 年 団 結 権 及 び 団 体 交 渉 権 1957 年 批 准 第 100 号 条 約 1951 年 同 一 報 酬 1958 年 批 准 第 105 号 条 約 1957 年 強 制 労 働 廃 止 1999 年 批 准 第 106 号 条 約 1957 年 週 休 ( 商 業 及 び 事 務 所 ) 1972 年 批 准 第 111 号 条 約 1958 年 差 別 待 遇 ( 雇 用 及 び 職 業 ) 1999 年 批 准 第 120 号 条 約 1964 年 衛 生 ( 商 業 及 び 事 務 所 ) 1969 年 批 准 第 138 号 条 約 1973 年 最 低 年 齢 1999 年 批 准 第 144 号 条 約 1976 年 三 者 間 の 協 議 ( 国 際 労 働 基 準 ) 1990 年 批 准 第 182 号 条 約 1999 年 最 悪 の 形 態 の 児 童 労 働 2000 年 批 准 (2) 労 働 基 準 に 関 する 法 令 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 労 働 組 合 及 び 労 働 者 団 体 に 関 する 法 律 2000 年 第 21 号 人 権 に 関 する 法 律 1999 年 第 39 号 職 業 と 地 位 の 非 差 別 に 関 する 法 律 1999 年 第 21 号 労 働 者 の 最 低 賃 金 に 関 する 法 律 1999 年 第 20 号 強 制 労 働 排 除 に 関 する 法 律 1999 年 第 19 号 女 性 差 別 排 除 に 関 する 条 約 承 認 法 律 1984 年 第 7 号 労 働 安 全 衛 生 に 関 する 法 律 1970 年 第 1 号 同 一 労 働 の 男 女 均 等 賃 金 に 関 する 法 律 1957 年 第 80 号 労 働 者 の 社 会 保 障 に 関 する 法 律 1992 年 第 3 号 1.2.1 労 働 契 約 労 働 契 約 については 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 第 50~66 条 に 定 められている 労 働 契 約 は 基 本 的 に 書 面 で 交 さなければならない しかしながら さまざまな 事 情 を 考 慮 した 上 であれば 口 頭 での 契 約 も 可 能 とする 労 働 契 約 には 有 期 契 約 と 無 期 契 約 があ る 外 国 企 業 の 場 合 労 働 契 約 はインドネシア 語 と 外 国 語 の 両 方 で 記 載 する インドネシ ア 語 と 外 国 語 の 記 載 により 解 釈 上 の 相 違 が 生 じた 場 合 は インドネシア 語 に 従 う 有 期 労 働 契 約 では 試 用 期 間 を 設 けることができない また 恒 久 的 な 性 質 を 持 つ 仕 事 につ いて 有 期 労 働 契 約 を 締 結 することはできない 有 期 労 働 契 約 を 延 長 しようとする 企 業 は 当 該 労 働 者 に 対 し 契 約 満 了 の 7 日 前 までに 書 面 で 通 知 しなければならない 有 期 労 働 契 約 の 更 新 は その 期 間 の 労 働 契 約 終 了 から 30 日 以 上 の 猶 予 期 間 を 経 過 した 後 更 新 する ことができる 有 期 労 働 契 約 の 更 新 は 2 年 以 内 の 期 間 に 限 定 される 無 期 労 働 契 約 は 3 カ 月 以 内 の 範 囲 で 試 用 期 間 を 設 けることができる 試 用 期 間 も 賃 金 は 定 められた 最 低 賃 金 額 を 下 回 ってはならない 企 業 主 が 交 代 する 場 合 譲 渡 契 約 に 記 載 のない 限 り 新 しい 企 業 主 が 労 働 者 の 権 利 を 満 たす 責 任 がある その 譲 渡 契 約 は 労 働 者 の 権 利 を 狭 めるものであってはならない 無 期 労 働 契 約 が 口 頭 でなされた 場 合 企 業 主 は その 労 働 者 に 対 して 採 用 通 知 を 出 す 義 務 がある 3

有 期 契 約 に 関 する 他 の 規 則 は 以 下 のとおり 労 働 移 住 大 臣 決 定 234/MEN/2003: 特 定 地 域 でのエネルギーと 鉱 物 資 源 業 種 におけ る 労 働 時 間 と 休 憩 時 間 について 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP.233/MEN/2003: 継 続 的 に 行 われる 労 働 の 種 類 と 特 徴 につい て 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP.49/MEN/2004: 賃 金 構 造 と 賃 金 基 準 の 規 定 について 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP.80/MEN/V/2004:シンガポールにおけるインドネシア 移 住 労 働 者 の 斡 旋 について 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP.100/MEN/VI/2004: 有 期 雇 用 契 約 について 1.2.2 解 雇 規 則 解 雇 の 規 則 は 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 第 50~60 条 に 記 載 されている 雇 用 の 終 了 は 回 避 すべきであり 回 避 できない 場 合 は 交 渉 を 優 先 し その 後 労 働 裁 判 所 の 決 定 を 仰 ぐべきと 法 律 に 記 載 されている したがって 雇 用 者 と 労 働 者 あるいは 労 働 組 合 政 府 は 雇 用 が 終 了 しないようあらゆる 努 力 をしなければならない あらゆる 努 力 にもかかわら ず 雇 用 契 約 の 終 了 が 避 けられない 場 合 は 雇 用 者 と 当 該 労 働 者 が 属 する 労 働 組 合 ( 当 該 労 働 者 が 非 組 合 員 の 場 合 は 雇 用 者 と 解 雇 される 労 働 者 )の 間 で 雇 用 の 終 了 について 協 議 しなければならない 協 議 で 合 意 が 得 られない 場 合 は 労 使 紛 争 解 決 機 関 の 決 定 を 受 け てから 初 めて 雇 用 者 は 雇 用 を 終 了 させることができる 雇 用 関 係 が 終 了 する 場 合 は 雇 用 者 は 解 雇 する 労 働 者 に 退 職 金 又 は 雇 用 期 間 に 提 供 された 役 務 への 謝 礼 そして 資 格 権 利 に 対 する 補 償 金 を 支 払 わなければならない 解 雇 にあたって 紛 争 が 生 じた 場 合 は 両 者 の 合 意 による 解 決 あるいは 労 使 紛 争 解 決 に 関 する 法 律 2004 年 第 2 号 に 従 い 労 働 裁 判 所 で 解 決 しなければならない 1.2.3 賃 金 労 働 時 間 休 憩 休 日 年 次 有 給 休 暇 時 間 外 及 び 休 日 労 働 時 間 外 の 割 増 賃 金 (1) 賃 金 すべての 労 働 者 は 人 間 らしい 生 活 をする 権 利 がある そのために 政 府 は 労 働 者 を 保 護 す る 賃 金 政 策 を 策 定 している その 政 策 には 最 低 賃 金 時 間 外 労 働 手 当 休 暇 中 賃 金 支 払 い 実 行 しなければならない 仕 事 以 外 の 活 動 に 対 する 賃 金 支 払 い 休 暇 の 権 利 行 使 時 の 賃 金 支 払 い 賃 金 の 支 払 い 方 法 賃 金 から 差 し 引 く 罰 金 控 除 分 賃 金 として 計 算 される 他 の 項 目 比 例 賃 金 の 仕 組 みと 基 準 退 職 金 の 支 払 い そして 所 得 税 の 計 算 が 定 められてい る 労 働 者 の 生 計 に 見 合 う 収 入 とは 労 働 から 得 られる 収 入 で 食 料 飲 料 衣 服 住 宅 教 育 ヘルスケア 娯 楽 高 齢 者 支 援 等 の 必 要 性 を 満 たして 家 族 の 生 計 を 維 持 できる 収 入 を 指 す 賃 金 に 関 する 規 則 には 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 第 88 条 ~98 条 賃 金 保 護 に 関 する 政 令 1981 年 第 8 号 時 間 外 労 働 と 時 間 外 労 働 手 当 に 関 する 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP-102/MEN/VI/2004 最 低 賃 金 に 関 する 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP-226/MEN/VI/2000 が ある 賃 金 に 関 するその 他 の 規 則 としては 賃 金 構 造 と 賃 金 基 準 に 関 する 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP.49/MEN/IV/2004 がある 4

(2) 労 働 時 間 すべての 企 業 は 労 働 時 間 に 関 する 規 定 を 遵 守 する 義 務 がある 週 6 日 勤 務 の 場 合 1 日 7 時 間 週 40 時 間 労 働 又 は 週 5 日 勤 務 の 場 合 1 日 8 時 間 週 40 時 間 労 働 となる た だし この 規 定 は 特 定 のビジネスセクターあるいは 特 定 の 職 種 には 適 用 されない 適 用 外 については 特 定 地 域 の 鉱 業 セクターの 労 働 時 間 と 休 憩 に 関 する 労 働 移 住 大 臣 決 定 PER-15/MEN/V11/2005 のような 省 令 に 規 定 されている (3) 休 暇 雇 用 者 は 労 働 者 に 休 憩 と 休 暇 を 取 らせる 義 務 がある 雇 用 者 は 連 続 4 時 間 の 労 働 の 後 労 働 者 に 30 分 以 上 の 休 憩 時 間 を 与 えなければならない この 休 憩 時 間 は 労 働 時 間 に 含 まな い 週 当 たりの 休 日 は 週 6 日 勤 務 の 場 合 は 1 日 週 5 日 勤 務 の 場 合 は 2 日 である 勤 続 1 年 以 上 で 年 間 12 日 の 休 暇 が 取 得 できる (4) 有 給 休 暇 同 一 企 業 に 連 続 6 年 勤 務 した 労 働 者 は 2 カ 月 ほどの 長 期 休 暇 を 取 る 権 利 が 与 えられ 7 年 目 と 8 年 目 にそれぞれ 1 カ 月 間 ずつ 取 得 できる ただし その 年 の 年 次 有 給 休 暇 の 権 利 はなくなる 8 年 目 には 年 休 補 償 金 として 2 分 の 1 カ 月 分 の 賃 金 を 支 給 する この 規 定 はそれ 以 降 勤 続 6 年 ごとに 適 用 される 休 暇 の 期 間 については 労 働 契 約 社 内 規 定 労 働 協 約 で 規 定 される ただし 上 記 の 長 期 休 暇 の 規 定 は 古 くから 進 出 している 特 定 の 企 業 のみに 適 用 される 特 定 の 企 業 とは 労 働 移 住 省 省 令 で 規 定 されている (5) 時 間 外 労 働 労 働 者 は 法 定 休 日 には 働 く 義 務 がない 仕 事 が 継 続 的 に 行 われるものである 場 合 ある いは 労 働 者 と 企 業 の 間 で 契 約 がある 場 合 は 労 働 者 に 対 し 法 定 休 日 の 労 働 を 命 じることが できる その 場 合 企 業 は 当 該 労 働 者 に 対 して 時 間 外 労 働 手 当 を 支 払 う 義 務 がある 仕 事 の 種 類 と 性 質 に 関 しては 時 間 外 労 働 と 時 間 外 労 働 手 当 に 関 する 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP-102/MEN/VI/2004 に 規 定 されている (6) 休 日 労 働 労 働 者 に 対 して 法 定 休 日 に 労 働 を 要 求 する 企 業 は 時 間 外 手 当 を 払 う 義 務 がある 仕 事 の 種 類 と 性 質 については 時 間 外 労 働 と 時 間 外 労 働 手 当 に 関 する 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP-102/MEN/VI/2004 に 規 定 されている (7) 時 間 外 割 増 賃 金 時 間 外 手 当 の 計 算 は 月 給 が 基 準 となる 時 間 当 たりの 賃 金 の 算 出 方 法 は 月 給 の 173 分 の 1 である 労 働 者 の 給 料 が 日 払 いの 場 合 の 月 給 は 週 6 日 労 働 の 場 合 は 日 給 の 25 倍 週 5 日 労 働 の 場 合 は 日 給 の 21 倍 の 計 算 となる 歩 合 制 給 与 の 場 合 月 給 は 過 去 12 カ 月 の 平 均 賃 金 となる 労 働 期 間 が 12 カ 月 未 満 の 場 合 1 カ 月 の 給 与 は 労 働 期 間 に 受 け 取 った 賃 金 の 平 均 となるが その 場 合 も 定 められた 地 域 別 最 低 賃 金 を 下 回 ってはならない 賃 金 が 基 本 給 と 定 額 手 当 から 構 成 される 場 合 時 間 外 手 当 の 計 算 基 準 は 賃 金 の 100%となる 賃 金 5

が 基 本 給 定 額 手 当 その 他 の 手 当 からなる 場 合 基 本 給 と 定 額 手 当 の 合 計 が 総 賃 金 の 75% 以 下 であるならば 時 間 外 手 当 の 計 算 基 準 は 総 賃 金 の 75%になる 時 間 外 手 当 の 計 算 方 法 は 次 のとおりである a) 時 間 外 労 働 が 就 労 日 になされる 場 合 最 初 の 1 時 間 は 時 間 給 の 1.5 倍 それ 以 降 に ついては 1 時 間 当 たり 時 間 給 の 2 倍 を 支 払 わなければならない b) 週 6 日 40 時 間 労 働 の 場 合 週 の 休 業 日 あるいは 法 定 休 日 の 時 間 外 手 当 の 計 算 は 最 初 の 7 時 間 まで 時 間 給 の 2 倍 8 時 間 目 は 時 間 給 の 3 倍 9 時 間 目 10 時 間 目 は 4 倍 の 計 算 とする c) 法 定 休 日 が 最 短 労 働 日 と 重 なった 場 合 の 労 働 は 最 初 の 5 時 間 分 の 時 間 外 労 働 手 当 は 時 間 給 の 2 倍 6 時 間 目 は 時 間 給 の 3 倍 7 時 間 目 と 8 時 間 目 は 時 間 給 の 4 倍 と なる d) 週 5 日 40 時 間 の 労 働 時 間 の 場 合 週 の 休 業 日 あるいは 法 定 休 日 の 時 間 外 手 当 の 計 算 は 最 初 の 8 時 間 が 時 間 給 の 2 倍 9 時 間 目 は 3 倍 10 時 間 目 と 11 時 間 目 は 時 間 給 の 4 倍 となる 時 間 外 労 働 と 時 間 外 手 当 に 関 する 省 令 よりも 条 件 の 良 い 時 間 外 手 当 の 計 算 基 準 を 実 施 している 企 業 の 場 合 は その 基 準 が 有 効 である 時 間 外 手 当 の 計 算 に 相 違 がある 場 合 は 統 治 する 市 の 労 働 調 査 官 が 金 額 について 決 定 権 を 持 つ もし 労 使 のいずれかにとって こ の 決 定 が 受 け 入 れられない 場 合 は 州 の 労 働 調 査 官 に 再 度 決 定 を 要 請 することができる 同 一 の 州 で 1 都 市 以 上 において 企 業 の 時 間 外 手 当 の 計 算 に 相 違 がある 場 合 は 州 の 労 働 調 査 官 が 金 額 を 決 定 する もし 労 使 のいずれかにとって この 決 定 が 受 け 入 れられない 場 合 は 労 働 移 住 省 の 労 働 調 査 官 に 決 定 を 依 頼 することができる 州 を 越 えて 企 業 の 時 間 外 手 当 の 計 算 に 相 違 がある 場 合 は 労 働 移 住 省 の 労 働 調 査 官 が 時 間 外 手 当 の 金 額 を 決 定 する 権 限 を 有 する 1.2.4 年 少 者 女 性 民 族 外 国 人 労 働 者 労 働 安 全 衛 生 アウトソーシング( 委 託 業 務 や 派 遣 労 働 ) (1) 年 少 者 企 業 による 児 童 の 雇 用 は 許 されていない 例 外 として 児 童 の 精 神 的 肉 体 的 そして 社 会 的 な 発 達 を 妨 げない 範 囲 の 軽 作 業 においては 13~15 歳 の 児 童 の 雇 用 が 認 められるこ とがある その 場 合 企 業 は 以 下 の 条 件 を 満 たす 必 要 がある 雇 用 者 は 児 童 の 両 親 あるいは 保 護 者 から 書 面 による 同 意 を 得 ること 雇 用 者 は 児 童 の 両 親 あるいは 保 護 者 との 間 で 労 働 契 約 書 を 取 り 交 わすこと 1 日 当 りの 労 働 時 間 は 3 時 間 以 内 とすること 日 中 の 労 働 は 学 校 の 授 業 時 間 を 妨 げないこと 当 局 が 公 認 する 学 校 の 教 育 カリキュラムあるいは 訓 練 の 一 環 であること 14 歳 以 上 の 児 童 に 対 して どのように 仕 事 を 行 うか 明 確 な 指 示 指 導 及 び 監 督 がな され 職 務 上 の 安 全 と 健 康 への 配 慮 がなされること 自 己 の 能 力 と 関 心 を 高 めるために 働 くこと 6

雇 用 者 が 児 童 を 雇 う 場 合 以 下 の 条 件 を 満 たす 必 要 がある 児 童 の 能 力 と 興 味 関 心 の 向 上 に 関 する 条 例 は 省 令 に 規 定 されている 児 童 は 両 親 あるいは 保 護 者 の 直 接 の 管 理 監 督 の 下 に 置 くこと 1 日 当 りの 労 働 時 間 は 3 時 間 以 内 とすること 労 働 条 件 と 労 働 環 境 が 児 童 の 肉 体 的 精 神 的 社 会 的 な 発 達 と 学 校 の 時 間 を 妨 げな いこと (2) 女 性 18 歳 未 満 の 女 性 労 働 者 は 夜 11 時 から 朝 の 7 時 までの 労 働 が 禁 止 されている また 妊 娠 中 の 女 性 については その 時 間 帯 の 労 働 が 本 人 と 子 供 の 健 康 と 安 全 を 損 なう 危 険 性 が ある 旨 の 医 師 の 証 明 書 があれば 雇 用 が 禁 止 される 省 令 により 夜 11 時 から 朝 の 7 時 ま での 間 に 女 性 労 働 者 を 雇 用 する 雇 用 者 には 以 下 の 義 務 が 課 せられている 栄 養 豊 かな 食 事 と 飲 み 物 の 提 供 職 場 における 良 識 と 道 徳 安 全 の 確 保 夜 11 時 から 朝 の 5 時 まで 勤 務 する 女 性 労 働 者 への 復 路 又 は 往 復 の 送 迎 の 提 供 (a) 生 理 休 暇 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 第 81 条 生 理 の 期 間 苦 痛 を 感 じ その 旨 を 企 業 に 伝 えた 女 性 労 働 者 は 生 理 の 初 日 と 2 日 目 は 出 勤 しなくても 良 い この 規 定 の 実 施 について 労 働 契 約 就 業 規 則 又 は 労 働 協 約 に 規 定 しなければならない (b) 出 産 休 暇 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 第 82 条 女 性 労 働 者 は 産 科 医 又 は 助 産 師 の 診 断 に 基 づき 出 産 前 1.5 カ 月 出 産 後 1.5 カ 月 の 休 暇 を 取 得 する 権 利 がある 流 産 した 女 性 労 働 者 は 1.5 カ 月 の 休 暇 あるいは 産 科 医 助 産 師 の 診 断 書 に 基 づき 休 暇 を 取 得 する 権 利 がある (c) 労 働 時 間 中 の 授 乳 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 第 83 条 企 業 は 女 性 労 働 者 に 対 し 労 働 時 間 中 に 授 乳 の 必 要 がある 場 合 は 適 切 な 機 会 を 与 える 義 務 がある (3) 労 働 安 全 衛 生 健 康 と 安 全 に 関 する 法 律 1970 年 第 1 号 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 第 86~87 条 は 労 働 安 全 衛 生 に 関 する 法 律 である その 2 つの 法 律 に 加 えて 労 働 安 全 衛 生 に 関 して は 以 下 のように 多 数 の 規 則 がある 鉱 山 業 における 労 働 安 全 衛 生 の 取 り 決 めと 検 査 に 関 する 政 令 1973 年 第 19 号 石 油 とガスの 精 製 と 製 造 における 健 康 と 安 全 に 関 する 政 令 1979 年 第 11 号 運 輸 と 木 材 伐 採 における 労 働 安 全 衛 生 に 関 する 労 働 移 住 省 令 Per-01/MEN/1978 安 全 検 査 官 の 条 件 職 務 権 限 義 務 に 関 する 労 働 移 住 省 令 Per-03/MEN/1978 建 築 業 の 健 康 と 安 全 に 関 する 労 働 移 住 省 令 Per-01/MEN/1980 軽 消 火 器 の 設 置 と 保 守 の 要 件 に 関 する 労 働 移 住 省 令 Per-04/MEN/1980 加 圧 型 のコンテナに 関 する 労 働 移 住 省 令 Per-01/MEN/1982 溶 接 工 に 関 する 労 働 移 住 省 令 Per-02/MEN/1982 7

自 動 火 災 報 知 機 の 設 置 に 関 する 労 働 移 住 省 令 02/MEN/1983 電 力 設 備 と 発 電 に 関 する 労 働 移 住 省 令 02/MEN/1985 リフトと 輸 送 機 器 に 関 する 労 働 移 住 省 令 Per-05/MEN/1985 健 康 と 安 全 の 標 識 に 関 する 労 働 移 住 省 令 Kep-1135/MEN/1987 健 康 と 安 全 日 に 関 する 労 働 省 移 住 大 臣 決 定 Kep-245/MEN/1990 専 門 的 職 務 の 労 働 安 全 衛 生 の 手 続 きに 関 する 省 令 RI Per-04/MEN/1987 蒸 気 ボイラーオペレーターの 資 格 免 許 と 条 件 に 関 する 労 働 省 令 Per-01/MEN/1989 クレーンオペレーターの 資 格 と 要 件 に 関 する 労 働 省 令 Per-01MEN/1989 雷 電 設 置 検 査 に 関 する 労 働 省 令 Per-02/MEN/1989 健 康 安 全 の 専 門 家 の 職 務 義 務 権 利 と 権 限 の 手 順 に 関 する 労 働 省 令 Per-02/MEN/1992 石 油 パイプライン 施 工 の 安 全 に 関 する 労 働 省 令 300.K/38/M.PE/1997 鉱 山 業 における 労 働 安 全 衛 生 の 検 査 監 督 に 関 する 政 令 1973 年 第 19 号 (4) アウトソーシング 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 第 64~66 条 に 請 負 契 約 と 労 働 者 派 遣 サービスについ て 記 載 されている アウトソーシングの 仕 事 は 非 中 核 的 な 業 務 にのみ 行 われる 1.2.5 就 業 規 則 労 働 協 約 10 人 以 上 の 労 働 者 を 有 するすべての 企 業 は 就 業 規 則 を 定 めなくてはならない その 規 則 は 大 臣 あるいは 指 名 された 政 府 職 員 により 承 認 後 発 効 する しかしながら この 就 業 規 則 を 定 めるという 義 務 は 労 働 協 約 のある 企 業 には 適 用 されない 企 業 主 は 自 社 の 規 則 を 策 定 しまたそれについて 責 任 を 持 つ 会 社 の 就 業 規 則 は 労 働 者 代 表 の 意 見 と 提 案 を 考 慮 し て 作 成 しなければならない 既 に 労 働 組 合 が 社 内 にある 場 合 は 労 働 者 代 表 は 労 働 組 合 の 役 員 がなる 労 働 組 合 が 社 内 にない 場 合 労 働 者 側 の 代 表 は 両 者 が 合 意 する 企 業 団 体 のメ ンバーか 労 働 者 の 利 益 を 代 弁 する 社 内 で 民 主 的 に 選 ばれた 労 働 者 がなる 企 業 の 就 業 規 則 には 少 なくとも 次 の 事 柄 を 包 含 する 必 要 がある a) 企 業 の 権 利 と 義 務 b) 労 働 者 の 権 利 と 義 務 c) 労 働 条 件 d) 企 業 の 規 律 と 行 動 基 準 e) 就 業 規 則 の 有 効 期 間 就 業 規 則 は 現 行 の 法 律 と 規 則 に 反 してはならない 就 業 規 則 の 有 効 期 間 は 2 年 間 で 期 限 到 来 時 に 更 新 される 就 業 規 則 の 有 効 期 間 内 に 労 働 組 合 が 労 働 協 約 作 成 の 交 渉 を 求 めた 場 合 は 企 業 はそれに 応 じなくてはならない もしその 交 渉 が 合 意 に 至 らない 場 合 は 現 行 の 就 業 規 則 がその 期 限 まで 有 効 となる 就 業 規 則 と 労 働 協 約 の 作 成 延 長 変 更 登 録 等 の 必 要 条 件 と 手 続 きに 関 する 条 項 は 労 働 移 住 省 大 臣 決 定 KEP-48/MEN/IV/2004 に 規 定 されている 8

1.3 労 使 関 係 法 令 1.3.1 労 働 組 合 1998 年 にインドネシアは 結 社 の 自 由 に 関 する ILO 条 約 第 87 号 を 批 准 し 労 働 組 合 に 関 する 法 律 2000 年 第 21 号 そして 労 働 組 合 の 登 録 手 続 きに 関 する インドネシア 共 和 国 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP.16/MEN/2001 を 発 表 した あらゆる 労 働 者 は 労 働 組 合 を 結 成 加 盟 する 権 利 を 有 する 労 働 組 合 は 最 小 10 人 で 結 成 できる 労 働 組 合 は 労 働 組 合 連 盟 を 結 成 加 盟 することができる 労 働 組 合 連 盟 は 最 小 5 つの 労 働 組 合 で 結 成 することができ る また 労 働 組 合 連 盟 は 労 働 組 合 連 合 を 結 成 加 盟 することができる 労 働 組 合 連 合 は 最 小 3 つの 連 盟 により 結 成 できる 労 働 組 合 と 労 働 組 合 連 盟 と 労 働 組 合 連 合 の 階 級 的 な 取 り 決 めは 組 合 規 約 か 定 款 に 規 定 される 労 働 組 合 労 働 組 合 連 盟 労 働 組 合 連 合 は 雇 用 者 政 府 政 党 等 から 圧 力 や 干 渉 を 受 けることなく 労 働 者 の 自 由 意 志 で 結 成 できる 労 働 組 合 労 働 組 合 連 盟 労 働 組 合 連 合 は 労 働 者 の 意 志 に 従 い 産 業 別 また 職 種 別 ある いは 他 のカテゴリー 別 に 設 立 が 可 能 である すべての 労 働 組 合 組 合 連 盟 組 合 連 合 は 規 約 と 定 款 を 備 えなければならない 規 約 は 少 なくとも 次 の 事 項 を 包 含 しなくてはならない a) 名 称 と 紋 章 シンボル b) 公 式 の 信 条 組 合 の 法 定 基 準 と 目 的 c) 結 成 日 d) 住 所 所 在 地 e) 会 員 運 営 陣 営 f) 資 金 源 g) 規 約 と 定 款 の 変 更 に 関 する 条 項 ILO 条 約 第 87 条 の 批 准 と 職 場 における 労 働 組 合 に 関 する 2000 年 の 政 令 第 21 条 が 発 令 されて 以 来 92 の 労 働 組 合 連 盟 と 3 つの 労 働 組 合 連 合 が 登 録 された 2008 年 5 月 15 日 の 経 済 産 業 省 局 長 の 実 証 報 告 によれば 全 インドネシア 労 働 組 合 連 合 (KSPSI)には 16 の 労 働 組 合 連 盟 が 加 盟 組 合 員 数 は 160 万 1,378 人 である インドネシア 労 働 組 合 連 合 (KSPI)には 7 つの 労 働 組 合 連 盟 が 加 盟 組 合 員 数 は 45 万 8,345 人 である インドネシ ア 福 祉 労 働 組 合 連 合 (KSBSI)には 12 の 労 働 組 合 連 盟 が 加 盟 組 合 員 数 は 33 万 7,670 人 である いかなる 連 合 にも 加 盟 しない 労 働 組 合 連 盟 は 26 あり その 組 合 員 数 は 91 万 318 人 となっている また 437 の 組 合 の 9 万 7,924 人 は 企 業 内 労 働 組 合 にとどまり いかな る 労 働 組 合 連 盟 にも 加 盟 してない 1.3.2 労 働 争 議 解 決 システムに 関 する 法 令 (1) 労 使 紛 争 のタイプ 労 使 紛 争 解 決 については 労 使 紛 争 解 決 に 関 する 法 律 2004 年 第 2 号 に 規 定 されている 労 使 紛 争 には 権 利 に 係 わる 紛 争 利 害 に 関 する 紛 争 解 雇 に 関 する 紛 争 一 企 業 内 での 組 合 間 紛 争 の 4 つのタイプがある 労 使 紛 争 解 決 に 関 する 法 律 2004 年 第 2 号 によると 労 使 紛 争 は 両 者 間 の 交 渉 で 合 意 解 決 を 図 らなければならない この 両 者 の 交 渉 による 解 決 は 交 渉 開 始 から 30 日 以 内 に 行 われなければならない 30 日 以 内 にどちらか 一 方 でも 話 9

し 合 いを 拒 否 した 場 合 あるいは 交 渉 が 決 裂 した 場 合 は 両 者 の 話 し 合 いは 不 調 とみなさ れる 両 者 間 の 交 渉 が 不 調 に 終 わった 場 合 その 一 方 が 紛 争 解 決 のために 両 者 間 の 交 渉 がな されたという 証 明 書 を 添 付 の 上 地 方 の 指 定 労 働 事 務 所 に 紛 争 内 容 を 提 出 する 証 明 書 が 添 付 さていれない 場 合 は 指 定 労 働 事 務 所 から 関 係 書 類 が 返 却 され その 後 7 日 以 内 に 完 全 な 形 での 再 提 出 が 求 められる 地 方 の 指 定 労 働 事 務 所 は 書 面 での 報 告 を 受 理 した 後 当 事 者 双 方 に 対 し 調 停 又 は 仲 裁 による 解 決 を 選 択 するよう 提 案 がなされる もし 両 者 が 調 停 と 仲 裁 による 解 決 を 7 日 以 内 に 選 ばない 場 合 は 労 働 事 務 所 はその 紛 争 の 解 決 を 調 停 者 に 移 管 する 調 停 による 解 決 は 利 害 に 関 する 紛 争 解 雇 に 関 する 紛 争 あるいは 労 組 間 の 紛 争 解 決 のために 行 われる 仲 裁 による 解 決 は 利 害 に 関 する 紛 争 又 は 一 企 業 内 で の 組 合 間 の 紛 争 解 決 のために 行 われる 調 停 あるいは 斡 旋 による 解 決 が 合 意 に 至 らない 場 合 は 両 者 のいずれかが 産 業 関 係 裁 判 所 に 提 訴 することができる (2) 二 者 協 議 による 解 決 方 法 交 渉 はすべて 両 者 が 署 名 した 議 事 録 を 証 拠 として 残 す 必 要 がある 交 渉 議 事 録 には 少 なくとも 両 当 事 者 の 住 所 と 氏 名 交 渉 の 日 付 と 場 所 紛 争 の 元 となる 交 渉 議 題 あるい は 理 由 両 者 の 各 々の 立 場 交 渉 結 果 の 要 約 そして 交 渉 に 関 与 した 各 当 事 者 の 署 名 と 日 付 を 載 せなくてはならない 交 渉 により 解 決 の 合 意 が 得 られた 場 合 は 労 働 協 約 が 起 草 さ れ 当 事 者 により 署 名 される 労 働 協 約 は 法 的 拘 束 力 を 持 ち 当 事 者 は 実 行 しなければな らない 労 働 協 約 は 協 約 を 締 結 した 地 方 裁 判 所 の 産 業 関 係 裁 判 所 へ 当 事 者 が 登 録 しなければなら ない 登 録 した 労 働 協 約 には その 協 約 と 一 体 となる 労 働 協 約 登 録 証 書 が 与 えられる 労 働 協 約 が 一 方 の 当 事 者 により 履 行 されない 場 合 損 害 を 受 けた 側 は 労 働 協 約 を 登 録 した 地 方 裁 判 所 にある 産 業 関 係 裁 判 所 に 提 訴 し 履 行 命 令 を 得 ることができる もしその 履 行 の 申 立 人 が 労 働 協 約 を 登 録 した 地 方 裁 判 所 の 管 轄 外 に 居 住 する 場 合 は 当 該 申 立 人 の 居 住 地 の 産 業 関 係 裁 判 所 を 通 じて 執 行 権 限 のある 産 業 関 係 裁 判 所 の 命 令 を 求 めることが できる (3) 斡 旋 による 解 決 斡 旋 による 解 決 は 法 律 2009 年 第 2 号 第 8~16 条 に 規 定 されている 斡 旋 人 による 紛 争 の 解 決 は 地 方 又 は 市 レベルの 労 働 事 務 所 に 所 属 する 斡 旋 人 により 行 われる 労 使 紛 争 解 決 の 責 務 を 受 けてから 7 日 以 内 に 斡 旋 人 は 問 題 を 調 査 し 斡 旋 公 聴 会 を 準 備 しなくて はならない 斡 旋 により 労 使 紛 争 解 決 の 合 意 に 達 した 場 合 労 働 協 約 が 作 成 され 当 事 者 が 署 名 し 斡 旋 人 が 証 人 となる 労 働 協 約 は 登 録 証 書 を 得 るため 管 轄 内 の 地 方 裁 判 所 の 産 業 関 係 裁 判 所 に 登 録 する 斡 旋 により 労 使 紛 争 が 解 決 しない 場 合 は 斡 旋 人 は 最 初 の 調 停 委 員 会 開 催 から 10 日 以 内 に 書 面 で 提 案 書 を 作 成 し 両 当 事 者 に 伝 えなければならない 両 当 事 者 はその 提 案 書 を 受 け 入 れるか 否 かを 受 理 後 10 日 以 内 に 斡 旋 人 に 書 面 で 回 答 しなくてはならない 回 答 が ない 場 合 は 拒 否 したものと 考 えられる 両 当 事 者 がその 提 案 書 を 受 け 入 れた 場 合 は 合 意 後 3 日 以 内 に 斡 旋 人 は 労 働 協 約 の 作 成 を 手 伝 い また 登 録 証 明 を 得 るため 管 轄 区 内 の 地 10

方 裁 判 所 の 産 業 関 係 裁 判 所 への 登 録 を 行 わなくてはならない (4) 調 停 による 解 決 調 停 による 紛 争 の 解 決 は 法 律 2004 年 第 2 号 第 17~18 条 に 規 定 されている 調 停 によ る 紛 争 解 決 は 地 方 市 レベルの 労 働 事 務 所 に 登 録 された 調 停 人 により 行 われる 利 害 に 関 する 紛 争 解 雇 に 関 する 紛 争 あるいは 一 企 業 内 における 労 働 組 合 間 の 紛 争 は 労 働 者 の 勤 務 場 所 をカバーする 地 域 で 働 く 調 停 人 により 行 われる インドネシアの 労 使 紛 争 の 慣 習 では 調 停 人 による 解 決 という 手 段 は その 費 用 を 雇 用 者 又 は 労 働 者 が 負 担 しなければ ならないため ほとんど 利 用 されない 費 用 のかからない 方 法 として 地 方 の 労 働 事 務 所 の 役 人 による 斡 旋 がある (5) 仲 裁 による 解 決 仲 裁 による 労 使 紛 争 の 解 決 は 法 律 2004 年 第 2 号 第 29~54 条 に 規 定 されている 労 使 紛 争 を 解 決 する 権 限 を 有 する 仲 裁 人 は 大 臣 から 任 命 されなければならない 仲 裁 人 の 仕 事 の 領 域 は インドネシア 全 域 である 仲 裁 による 解 決 もまた 両 当 事 者 に 利 用 されな い 1.4 労 働 保 険 関 係 法 令 労 働 保 険 の 基 本 法 は 労 働 者 の 社 会 保 障 に 関 する 法 律 1992 年 第 3 号 で 定 められており 労 働 者 社 会 保 障 制 度 (JAMSOSTEK:インドネシア 語 で Jaminan Sosial Tenaga Kerja から 由 来 )と 呼 ばれる 他 の 関 連 法 規 は 以 下 のとおりである 1) 労 働 者 の 社 会 保 障 に 関 する 政 令 1993 年 第 14 号 及 び 労 働 プログラムのための 社 会 保 障 の 実 施 に 関 する 政 令 1998 年 第 79 号 の 更 新 2) 労 働 関 連 の 疾 病 に 関 する 1993 年 大 統 領 令 第 22 号 3) 労 働 移 住 省 令 : 加 入 登 録 保 険 料 支 払 い 給 付 金 労 働 者 社 会 保 障 サービスのため の 技 術 的 ガイドライン PER-05/MEN/1993 JAMSOSTEK のプログラムは 次 のとおりである 1) 労 働 災 害 保 険 2) 死 亡 保 険 3) 老 齢 保 険 4) 医 療 保 険 1.4.1 労 働 者 災 害 補 償 保 険 労 働 者 災 害 補 償 保 険 は 労 働 者 の 社 会 保 障 に 関 する 法 律 1992 年 第 3 号 第 8~11 条 に 規 定 されており その 施 行 に 関 しては 政 令 2008 年 第 79 号 に 規 定 されている (1) 労 働 災 害 保 険 料 労 働 災 害 保 険 料 は 全 額 企 業 が 負 担 し 金 額 は 職 種 により 定 められている 職 種 グループ 11

別 保 険 料 は 月 給 の 0.24% 0.54% 0.89% 1.27% 1.74%の 5 段 階 がある (2) 労 働 災 害 保 険 の 給 付 金 (a) 一 時 的 な 就 労 不 能 に 対 する 給 付 最 初 の 4 カ 月 : 月 給 の 100% 次 の 4 カ 月 : 月 給 の 75% それ 以 降 : 月 給 の 50% (b) 障 害 補 償 部 分 的 障 害 : 障 害 の 程 度 に 応 じて 規 定 に 基 づき 60 カ 月 分 の 賃 金 を 乗 じた 金 額 全 体 的 障 害 :60 カ 月 分 の 賃 金 の 70%を 一 括 払 い :24 カ 月 間 毎 月 2 万 5,000 ルピアを 分 割 払 い 1 脳 機 能 障 害 :60 カ 月 分 の 賃 金 に 重 症 度 別 の 割 合 を 乗 じた 金 額 を 一 括 払 い (c) 死 亡 給 付 金 一 括 払 い :60 カ 月 分 の 賃 金 の 60% 分 割 払 い :24 カ 月 間 毎 月 2 万 5,000 ルピア 葬 儀 費 用 :40 万 ルピア 1.4.2 雇 用 保 険 現 在 雇 用 保 険 の 規 定 はないが PT. JAMSOSTEK という 失 業 保 険 がある 1.4.3 健 康 保 険 労 働 者 の 健 康 保 険 料 は 既 婚 の 場 合 は 月 給 の 6% 独 身 の 場 合 は 3%を 全 額 企 業 が 負 担 する JAMSOSTEK のプログラムよりも 優 れた 独 自 の 健 康 保 険 制 度 を 持 つ 企 業 の 場 合 は このプログラムを 適 用 しなくても 良 い 健 康 管 理 は 労 働 の 生 産 性 を 高 めるとの 考 えから 健 康 管 理 も 保 険 給 付 の 対 象 となる 保 険 適 用 対 象 者 は 3 人 以 内 までの 21 歳 以 下 又 は 未 婚 の 子 供 と 妻 あるいは 夫 のいる 労 働 者 に 与 えられる 以 下 保 険 給 付 の 対 象 事 項 である 1) 健 康 管 理 第 一 段 階 での 健 康 管 理 その 後 の 段 階 の 健 康 管 理 入 院 妊 娠 の 際 のケアと 出 産 診 断 のサポート 専 門 的 なケア 緊 急 のケア 2) 健 康 管 理 の 施 設 クリニック 村 落 にある 地 域 の 医 療 センター 個 人 のドクター 病 院 出 産 のための 病 院 薬 局 眼 科 医 療 器 具 1 1,000 インドネシアルピア=9.3546 日 本 円 (2009 年 8 月 17 日 現 在 ) 12

1.4.4 年 金 年 金 は 民 間 企 業 における 労 働 者 の 年 金 に 関 する 法 律 1992 年 第 11 号 に 規 定 されてる 公 務 員 の 年 金 は 公 務 員 積 立 保 険 制 度 (TASPEN)による 年 金 貯 蓄 プログラムで 運 営 されてい るが 民 間 企 業 の 場 合 は 他 の 年 金 取 扱 業 者 あるいは 企 業 自 身 が 開 発 した 企 業 年 金 プログ ラムにより 運 営 が 可 能 となっている そのほか 多 数 の 年 金 取 扱 業 者 によるプログラムがあ る 1.4.5 その 他 独 自 の 保 険 や 基 金 に 関 する 法 令 公 務 員 の 健 康 管 理 と 年 金 プログラムを 監 督 する 多 数 の 規 則 がある 最 新 の 規 則 は 国 家 社 会 保 障 制 度 に 関 する 法 律 2004 年 第 40 号 である この 法 律 は 既 に 公 布 されたが いまだ 実 施 されていない 将 来 この 法 律 は 社 会 保 障 と 健 康 管 理 年 金 そして 障 害 と 死 亡 保 険 プ ログラムを 包 括 するものとなろう おそらく Jamsostek は 単 に 労 働 者 のための 障 害 保 険 と なり 健 康 管 理 は ASKES(Asuransi Kesehatan)と 呼 ばれる 公 務 員 健 康 保 険 制 度 に 独 立 すると 思 われる ただし この 制 度 の 実 施 には 更 なる 行 動 計 画 が 必 要 である 1.5 職 業 能 力 開 発 法 令 1.5.1 職 業 能 力 開 発 制 度 職 業 能 力 開 発 については 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 第 9~30 条 さらに 国 家 職 業 訓 練 制 度 に 関 する 大 統 領 決 定 2006 年 第 31 号 がある 職 業 訓 練 の 目 的 は 生 産 性 と 福 祉 の 向 上 また 職 務 能 力 を 高 めることにある 実 施 については 雇 用 関 係 の 内 外 の 領 域 で 労 働 市 場 とビジネス 社 会 のニーズが 勘 案 される それぞれの 職 務 能 力 に 適 した 訓 練 プログラ ムを 用 意 し 段 階 的 に 行 われる 職 業 能 力 基 準 の 作 成 手 続 きの 条 項 は 省 議 決 に 規 定 されて いる 労 働 者 は 職 業 訓 練 を 通 じて 自 己 の 特 性 興 味 素 質 に 適 した 職 務 能 力 を 高 める 権 利 がある また 企 業 は 労 働 者 の 能 力 を 高 め 向 上 させる 責 任 を 有 している すべての 労 働 者 は 自 己 の 職 務 に 関 連 する 職 業 訓 練 に 参 加 する 平 等 の 機 会 を 有 している 職 業 訓 練 は 政 府 又 は 民 間 の 職 業 訓 練 機 関 により 実 施 される 職 業 訓 練 は 訓 練 所 あるいは 職 場 でも 行 わ れる 政 府 の 職 業 訓 練 機 関 が 民 間 部 門 と 共 同 で 行 うこともできる 民 間 の 職 業 訓 練 機 関 は 法 人 組 織 の 形 をとることも 個 人 経 営 の 形 をとることも 可 能 で ある 地 域 の 労 働 を 管 轄 する 政 府 機 関 の 認 可 を 受 け 登 録 する 義 務 がある 政 府 機 関 が 運 営 する 職 業 訓 練 機 関 は 地 方 と 都 市 において 労 働 を 管 轄 する 政 府 機 関 にその 活 動 を 登 録 しな くてはならない 第 2 3 条 にある 職 業 訓 練 機 関 による 当 局 許 可 の 取 得 と 登 録 手 続 きにつ いては 省 令 で 規 定 されている 職 業 訓 練 の 提 供 者 は 次 の 要 件 を 満 たしているか 確 認 する 義 務 がある 訓 練 指 導 員 を 擁 すること 職 業 訓 練 のレベルに 応 じたカリキュラムがあること 職 業 訓 練 のための 施 設 と 設 備 があること 継 続 的 に 職 業 訓 練 活 動 を 行 うための 資 金 を 調 達 できること 許 可 を 受 けた 民 間 の 職 業 訓 練 機 関 あるいは 登 録 済 みの 政 府 の 職 業 訓 練 機 関 は 認 証 機 関 13

から 認 定 を 受 けることができる 認 証 機 関 は 独 立 した 機 関 で 地 域 社 会 と 政 府 との 混 成 か らなり 大 臣 決 定 により 設 立 される 第 2 条 にあるその 認 証 機 関 の 組 織 と 業 務 手 続 きにつ いては 大 臣 決 定 で 規 定 されている 地 域 の 労 働 を 管 轄 する 政 府 機 関 は 職 業 訓 練 の 組 織 と 運 営 に 関 連 する 活 動 において 実 施 する 職 業 訓 練 が 本 来 の 方 向 に 向 かっていない 場 合 又 は 要 件 を 満 たしていない 場 合 に その 訓 練 を 一 時 的 に 停 止 させることができる 組 織 と 運 営 活 動 を 一 時 的 に 停 止 させる 際 は その 理 由 と 併 せ 是 正 のための 提 案 が 必 要 であり その 停 止 期 間 は 6 カ 月 以 内 とする そ の 職 業 訓 練 の 運 営 の 一 時 的 な 停 止 は 第 9 条 と 第 15 条 にある 必 要 条 件 を 満 たさない 訓 練 プログラムに 限 定 される 6 カ 月 以 内 に 第 2 条 区 分 にある 是 正 の 行 動 を 終 了 しない 職 業 訓 練 の 提 供 者 は 訓 練 の 終 了 を 採 決 する 制 裁 を 免 れない 第 4 条 にある 終 了 命 令 に 従 わず 訓 練 プログラムを 続 行 した 場 合 は 職 業 訓 練 提 供 者 としての 許 可 が 取 り 消 され 登 録 も 抹 消 される 制 裁 を 受 ける 訓 練 プログラムの 一 時 停 止 停 止 許 可 の 取 り 消 し 登 録 の 抹 消 の 手 順 については 大 臣 決 定 で 規 定 されている 労 働 者 は 政 府 の 職 業 訓 練 機 関 民 間 の 職 業 訓 練 所 による 職 業 訓 練 の 参 加 後 あるいは 職 場 での 職 業 訓 練 の 参 加 後 に 職 務 能 力 が 認 定 される 認 定 に 際 しては 職 業 能 力 認 定 証 が 発 行 される 認 定 のための 独 立 した 専 門 認 証 機 関 を 設 立 することが 可 能 である 認 証 機 関 設 立 の 手 続 きに 関 する 条 項 は 大 統 領 令 で 規 定 されている なお 職 務 経 験 のある 労 働 者 も 職 務 能 力 認 定 書 を 取 得 するために 職 業 訓 練 に 参 加 する ことができる また 仕 事 が 可 能 な 身 体 障 害 者 に 対 する 職 業 訓 練 の 規 定 は 障 害 の 種 類 と 重 症 度 及 び 本 人 の 能 力 が 考 慮 される 人 材 開 発 における 職 業 訓 練 の 改 善 を 支 援 するために あらゆる 分 野 の 職 業 訓 練 の 運 営 に 役 立 つ 国 家 職 業 訓 練 制 度 を 開 発 しなければならない その 国 家 職 業 訓 練 の 形 態 仕 組 み 制 度 的 な 取 り 決 めは 政 令 で 規 定 される 見 習 制 度 による 職 業 訓 練 も 実 施 する 見 習 訓 練 は 訓 練 生 と 雇 用 者 の 間 で 見 習 契 約 の 書 面 を 取 り 交 わして 実 施 する 見 習 契 約 には 少 な くとも 期 間 訓 練 生 と 雇 用 者 双 方 の 権 利 と 義 務 を 織 り 込 む 必 要 がある 書 面 により 見 習 契 約 がされていない 場 合 契 約 なしでの 見 習 訓 練 は 非 合 法 であるため 見 習 訓 練 生 の 地 位 は 企 業 の 労 働 者 としてみなされる 1.5.2 職 業 能 力 評 価 制 度 見 習 訓 練 プログラムを 終 了 した 労 働 者 は 企 業 又 は 証 明 機 関 に 承 認 された 職 務 能 力 と 資 格 を 得 る 権 利 を 有 する 見 習 訓 練 は 企 業 内 職 業 訓 練 所 あるいはインドネシアの 国 内 国 外 を 問 わない 他 の 企 業 においても 実 施 することができる インドネシア 領 域 外 で 行 われ た 見 習 訓 練 については 大 臣 あるいは 任 命 を 受 けた 政 府 職 員 から 認 可 を 得 なくてはならな い その 認 可 を 得 るためには 見 習 訓 練 の 主 催 者 は 現 行 の 法 律 と 規 則 に 沿 う インドネシ アの 合 法 的 な 法 人 でなければならない インドネシア 国 外 で 実 施 される 見 習 訓 練 の 許 可 取 得 については 以 下 の 点 を 考 慮 する 必 要 があると 省 令 で 規 定 されている インドネシアの 国 民 としての 地 位 と 尊 厳 より 高 いレベルでの 職 務 能 力 の 習 得 宗 教 的 な 義 務 を 行 う 権 利 を 含 む 見 習 訓 練 生 の 保 護 と 福 祉 14

大 臣 あるいは 指 名 を 受 けた 政 府 職 員 は 上 記 の 点 に 従 っていないことが 判 明 した 場 合 見 習 訓 練 の 終 了 を 命 令 することができる 大 臣 は 適 任 の 企 業 に 対 して 実 習 プログラムを 作 成 させることができる 要 件 を 決 定 するにあたっては 大 臣 は 企 業 の 利 益 と 社 会 そして 国 家 の 利 益 を 考 慮 しなければならない 職 業 訓 練 及 び 見 習 訓 練 活 動 の 方 針 調 整 の 提 案 と 検 討 のために 国 家 職 業 訓 練 調 整 機 関 が 設 立 される その 機 関 の 組 成 メンバー 仕 事 の やり 方 については 大 統 領 令 で 規 定 される 職 業 訓 練 行 政 と 生 産 性 の 妥 当 性 品 質 有 効 性 を 直 接 改 善 することで 中 央 政 府 と 地 方 政 府 は 職 業 訓 練 と 見 習 制 度 を 促 進 する 生 産 性 向 上 の 努 力 は 生 産 文 化 労 働 倫 理 技 術 そして 国 家 生 産 性 に 向 けた 経 済 活 動 の 効 率 化 によるものでなければならない 生 産 性 の 向 上 のために 国 家 生 産 性 機 関 が 設 立 される その 協 会 は 公 民 を 越 えて 横 断 的 な 地 域 活 動 プログラムを 支 援 する 組 織 化 された 生 産 性 向 上 のためのサービスネットワークとなる 国 家 生 産 性 機 関 の 設 立 メンバー また 実 施 方 法 については 大 統 領 令 で 規 定 される 1.6 その 他 の 雇 用 労 働 関 係 法 令 1.6.1 職 業 紹 介 制 度 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 第 31~38 条 に 労 働 者 の 派 遣 に 関 する 規 定 がある すべての 労 働 者 は 国 内 外 を 問 わず 職 業 選 択 職 業 の 取 得 職 業 の 変 更 そして 適 切 な 給 料 を 得 る 平 等 の 権 利 と 機 会 を 有 する 職 業 紹 介 は 差 別 なく 透 明 性 自 由 客 観 性 公 明 性 そして 平 等 な 機 会 に 基 づいて 実 施 されなければならない その 目 的 は 労 働 者 の 人 間 と しての 権 利 と 尊 厳 を 守 り 法 的 保 護 を 与 え 本 人 の 技 能 と 職 業 能 力 素 質 関 心 と 能 力 に 合 った 適 切 な 仕 事 と 地 位 を 紹 介 することにある 職 業 の 紹 介 は 国 家 と 地 方 の 開 発 プログラ ムの 需 要 により 同 等 の 機 会 そして 利 用 可 能 な 労 働 者 を 考 慮 して 実 行 しなければならない 労 働 者 の 紹 介 は 国 内 でも 海 外 でも 実 施 される 職 業 紹 介 機 関 は 労 働 を 管 轄 する 政 府 機 関 と 法 的 地 位 を 持 つ 民 間 の 機 関 からなる 職 業 紹 介 のサービスを 提 供 するために 民 間 の 機 関 は 大 臣 あるいは 他 の 指 名 を 受 けた 政 府 職 員 から 受 領 した 書 面 による 許 可 証 を 所 持 することが 義 務 付 けられる 職 業 紹 介 機 関 は 紹 介 した 仕 事 に 就 く 者 から 直 接 間 接 一 部 ないし 全 部 の 紹 介 手 数 料 を 徴 収 してはならない 第 37 条 に 規 定 された 民 間 職 業 紹 介 機 関 のみが そのサービスの 利 用 者 と 彼 らが 紹 介 した 特 定 の 地 位 と 職 業 に 就 く 労 働 者 から 紹 介 料 を 徴 収 することができる その 地 位 と 職 業 につ いては 省 令 で 規 定 されている 1.6.2 外 国 投 資 法 により 進 出 した 企 業 で 海 外 から 招 聘 され 就 労 する 者 の 労 働 許 可 条 件 労 働 許 可 条 件 は 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 第 34~38 条 また 外 国 での 職 業 紹 介 に 関 する 労 働 移 住 省 令 KEP-104A/MEN/2002 に 規 定 されている 外 国 での 人 材 紹 介 に 関 する 条 項 は 法 律 で 定 められている 労 働 者 を 必 要 とする 企 業 は 自 身 で 募 集 するか 職 業 紹 介 機 関 を 通 じて 募 集 を 行 う 職 業 紹 介 機 関 は 募 集 を 始 めてから 紹 介 が 終 了 するまで 労 働 者 に 保 護 を 与 える 義 務 を 負 う また 雇 用 するにあたっては 雇 用 者 は 精 神 と 肉 体 の 両 面 で 労 働 者 に 福 祉 安 全 と 健 康 を 含 む 保 護 を 与 える 義 務 がある 職 業 紹 介 会 社 による 労 働 者 の 紹 介 は 職 業 紹 介 サービスの 条 項 に 従 い 実 施 されなければな 15

らない 職 業 紹 介 サービスは a) 求 職 者 b) 欠 員 c) 労 働 市 場 情 報 d) 仕 事 間 のメカ ニズム e) 職 業 紹 介 の 制 度 的 取 り 決 めなどの 要 素 を 総 合 的 に 加 味 して 労 働 者 の 就 職 の 実 現 を 目 指 す 1.6.3 その 他 雇 用 労 働 に 関 する 法 令 その 他 の 法 律 として 海 外 でのインドネシア 人 労 働 者 の 職 業 紹 介 と 保 護 に 関 する 法 律 2004 年 第 39 条 がある インドネシア 共 和 国 2005 年 官 報 第 133 号 と 官 報 第 4,445 号 に 記 載 されている この 法 律 は 移 民 労 働 者 の 保 護 を 目 的 としている 参 考 文 献 1. Ministry of Manpower and Transmigration of the Republic of Indonesia. (2009). http://www.nakertrans.go.id 2. Subekti dan Tjitrosudibio. (2001). Kitab undang-undang hukum perdata / burgelijk wetboek, revised edition. Jakarta: Pt Pradnay Permita. 3. インドネシア 経 済 産 業 省 局 長 報 告 (2008 年 5 月 15 日 ) 4. 国 際 労 働 財 団 (JILAF). (2009). http://www.jilaf.or.jp/ 5. 業 務 委 託 の 条 件 に 関 する 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP.220/MEN/X/2004 6. 時 間 外 労 働 と 時 間 外 労 働 手 当 に 関 する 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP.102/MEN/VI/2004 7. 児 童 の 能 力 及 び 関 心 を 高 めるための 労 働 保 護 に 関 する 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP.115/MEN/2004 8. 特 定 の 企 業 のための 長 期 休 暇 に 関 する 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP.51/MEN/IV/2004 9. 夜 間 労 働 に 従 事 する 女 性 労 働 者 を 雇 用 する 企 業 の 義 務 に 関 する 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP/224/MEN/2003 10. 労 働 移 住 大 臣 決 定 KEP.48/2004 11. 労 働 組 合 に 関 する 法 律 2000 年 第 21 号 12. 労 働 者 の 社 会 保 障 に 関 する 法 律 1992 年 第 3 号 13. 労 働 者 の 社 会 保 障 に 関 する 政 令 1993 年 第 14 号 14. 労 働 者 の 社 会 保 障 の 施 行 に 関 する 政 令 2008 年 第 79 号 15. 労 使 紛 争 解 決 に 関 する 法 律 2004 年 第 2 号 16. 労 働 に 関 する 法 律 2003 年 第 13 号 16