ユーザガイド NI sbrio-9601/9602 および NI sbrio-9602xt Single-Board RIO OEM デバイス このドキュメントには NI sbrio-9601 sbrio-9602 および sbrio-9602xt の 外 形 寸 法 ピン 配 列 接 続 情 報 および 仕 様 が 記 載 され ています このドキュメントでは デバイスをまとめて NI sbrio-9601/ 9602/9602XT と 表 記 します 注 意 注 意 注 意 NI sbrio-9601/9602/9602xt は 使 用 する 前 に 適 切 な 筺 体 内 に 取 り 付 ける 必 要 があります 危 険 電 圧 が 存 在 する 可 能 性 があります ナショナルインスツルメンツでは NI sbrio デバイスに 対 しては 製 品 の 安 全 性 電 磁 環 境 両 立 性 (EMC) CE 準 拠 マークに 関 するいかなる 主 張 も 行 ってお りません 法 令 遵 守 要 件 への 対 応 は 最 終 製 品 のサプライヤの 責 任 となります のでご 了 承 ください NI sbrio デバイスを 筺 体 内 に 配 置 する 際 には 注 意 が 必 要 です NI sbrio デバイ スを 最 大 定 格 周 囲 温 度 内 に 納 めるために 補 助 冷 却 が 必 要 になる 場 合 がありま す 最 大 定 格 周 囲 温 度 の 詳 細 については 仕 様 のセクションを 参 照 してくだ さい 図 1 に NI sbrio-9601/9602/9602xt を 示 します 図 1 NI sbrio-9601/9602/9602xt
使 用 を 開 始 する 前 に ソフトウェア 要 件 このセクションでは NI sbrio デバイスのプログラミングに 必 要 なソフ トウェアとハードウェアが 記 載 されています 開 発 用 コンピュータに 次 のソフトウェアがインストールされている 必 要 が あります ソフトウェアのバージョン 互 換 性 の 詳 細 については ni.com/ jp/info で Info Code に rdsoftwareversion と 入 力 してください LabVIEW LabVIEW Real-Time モジュール LabVIEW FPGA モジュール NI-RIO ハードウェア 要 件 NI sbrio デバイスを 使 用 するには 以 下 のハードウェアが 必 要 です NI sbrio-9601/9602/9602xt 19 ~ 30 VDC 電 源 イーサネットケーブル 外 形 寸 法 このセクションには NI sbrio デバイスの 外 形 寸 法 図 が 記 載 されていま す 三 次 元 モデルについては ni.com で NI sbrio 製 品 ページのマニュ アル 関 連 情 報 を 参 照 してください メモ メッキ 取 り 付 け 穴 はすべて P1 の 接 地 用 圧 着 端 子 に 接 続 されています P1 また はメッキ 取 り 付 け 穴 の 1 つをアースにしっかりと 接 続 してください 電 流 ルー プと 接 地 用 圧 着 端 子 に 関 する 注 意 事 項 は グランド 接 続 を 理 解 する のセク ションを 参 照 してください NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 2 ni.com
図 2 に NI sbrio-9601/9602/9602xt の 外 形 寸 法 を 示 します 2.237 (56.81) 3.691 (93.75) 5.147 (130.72) 8.076 (205.13) 3.650 (92.71) 3.520 (89.41) 7X Ø 0.134 (3.4) 3.520 (89.41) 2.440 (61.98) 2mm 0.550 (13.97) 0.275 (6.99) 0.140 (3.56) 0.000 (0) 0.450 (11.43) 0.000 (0) 0.775 (19.69) 0.810 (20.57) 4.100 (104.14) 7.295 (185.29) 8.200 (208.28) 2mm 0.469 (11.91) 0.327 (8.31) 0.080 (2.03) 0.000 (0) 0.000 (0) 0.286 (7.26) 0.940 (23.88) 1.107 (28.12) 2.091 (53.11) 4.017 (102.03) 5.001 (127.03) 6.927 (175.95) 7.911 (200.94) 8.200 (208.28) 0.110 (2.79) 0.380 (9.65) 0.365 (9.28) 0.651 (16.54) 0.220 (5.59) 0.180 (4.57) 0.080 (2.03) 0.000 (0) 0.000(0) 1.705 (43.31) 2.386 (60.61) 2.905 (73.79) 3.100 (78.74) 4.100 (104.14) 4.659 (118.33) 5.633 (143.07) 6.617 (168.06) 2X 4-40 7.502 (190.55) 8.137 (206.68) 8.200 (208.28) 0.625 (15.88) 0.327 (8.31) 0.242 (6.16) 図 2 NI sbrio-9601/9602/9602xt のインチでの 寸 法 ( 括 弧 内 はミリメートル 単 位 ) NI sbrio デバイスには ボード 専 用 C シリーズ I/O モジュールを 最 大 3 つまで 取 り 付 けることができます 以 下 の 図 は 3 つのボード 専 用 C シ リーズ I/O モジュールを 取 り 付 けた NI sbrio-9601/9602/9602xt の 寸 法 を 示 したものです National Instruments 3 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
6.565 (166.75) 4.265 (108.33) 3.965 (100.71) 3.650 (92.71) 2.885 (73.28) 2.514 (63.86) 1.212 (30.78) 0.000 (0) 0.000 (0) 0.285 (7.23) 8.200 (208.28) 2.889 (73.38) 2.910 (73.91) 5.799 (147.29) 5.820 (147.83) 8.709 (221.21) 5.515 (140.08) 8X Ø 0.125 (3.18) 2mm Ø 0.512 (13) 3.340 (84.84) 6.442 (163.63) 図 3 C シリーズモジュールを 取 り 付 けた NI sbrio-9601/9602/9602xt のインチ での 寸 法 ( 括 弧 内 はミリメートル 単 位 ) メモ C シリーズモジュールの 絶 縁 クリアランスを 維 持 するため 直 径 が 0.240 in. (6.1 mm)よりも 大 きい 取 り 付 けハードウェアの 使 用 は 控 え モジュールとの 空 隙 を 0.200 in.(5.0 mm) 以 上 は 開 けるようにしてください NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 4 ni.com
NI sbrio デバイスの I/O およびその 他 のコネクタ 図 4 は NI sbrio デバイスの 部 品 の 位 置 を 示 します 1 2 3 4 5 3 6 7 3 3 8 16 3 9 3 15 14 3 13 12 11 3 10 1 J11 C シリーズモジュール 3 用 コネクタ 2 P5 3.3 V デジタル I/O 3 メッキ 取 り 付 け 穴 4 J10 C シリーズモジュール 2 用 コネクタ 5 P4 3.3 V デジタル I/O 6 J9 C シリーズモジュール 1 用 コネクタ 7 ディップスイッチ 8 バックアップ 用 バッテリ 9 P2 3.3 V デジタル I/O 10 J5 RJ-45 イーサネットポート 11 J1 RS-232 シリアルポート 12 RESET ボタン 13 P1 接 地 用 圧 着 端 子 14 LED 15 J3 電 源 コネクタ 16 P3 3.3 V デジタル I/O 図 4 NI sbrio-9601/9602/9602xt の 部 品 配 置 図 National Instruments 5 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
表 1 に NI sbrio デバイスのコネクタと 説 明 さらに 各 コネクタの 製 品 番 号 と 製 造 元 を 示 します これらのコネクタの 使 用 および 組 み 合 わせにつ いては 製 造 元 にお 問 い 合 わせください 表 1 NI sbrio コネクタの 説 明 コネクタ 説 明 J3 電 源 2 ピン MINI-COMBICON ヘッ ダおよびプラグ 高 さ 0.285 in.(7.24 mm) J1 RS-232 シ リアルポート P2 P3 P4 P5 9 ピン DSUB プラグ 高 さ 0.318 in. (8.08 mm) 4-40 ジャックソケット 付 き 50 ピン 有 極 ヘッダプラグ 0.100 0.100 in. (2.54 2.54 mm) 製 造 元 および 製 品 番 号 Phoenix Contact 1727566 Tyco Electronics 5747840-6 3M N2550-6002RB 推 奨 されている メイトコネクタ Sauro CTF02BV8-BN ( 同 梱 ) 3M 8550-4500PL NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 6 ni.com
次 の 図 は NI sbrio デバイスの I/O コネクタのピン 配 列 を 示 します 50 1 Port6/DIOCTL 5 V 5 V Port5/DIO9 Port5/DIOCTL 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 Port2/DIO8 Port2/DIO7 Port2/DIO6 Port2/DIO5 Port2/DIO4 Port6/DIO8 Port6/DIO7 Port6/DIO6 Port6/DIO5 Port6/DIO4 Port6/DIO3 Port6/DIO2 Port6/DIO1 Port6/DIO0 Port6/DIO9 Port5/DIO8 Port5/DIO7 Port5/DIO6 Port5/DIO5 Port5/DIO4 Port5/DIO3 Port5/DIO2 Port5/DIO1 Port5/DIO0 図 5 I/O コネクタ P2 3.3 V デジタル I/O のピン 配 列 National Instruments 7 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
5 V 50 49 48 47 Port9/DIO8 Port9/DIO7 50 5 V 46 45 44 43 42 41 Port9/DIO6 Port9/DIO5 Port9/DIO4 40 39 Port9/DIO3 38 37 Port9/DIO2 36 35 Port9/DIO1 34 33 Port9/DIO0 1 Port9/DIOCTL 32 31 30 29 Port9/DIO9 Port8/DIO8 28 27 Port8/DIO7 26 25 Port8/DIO6 24 23 Port8/DIO5 22 21 Port8/DIO4 20 19 Port8/DIO3 18 17 Port8/DIO2 16 15 Port8/DIO1 14 13 Port8/DIO0 Port8/DIOCTL 12 11 Port8/DIO9 10 9 Port7/DIO8 8 7 Port7/DIO7 6 5 Port7/DIO6 4 3 Port7/DIO5 Port7/DIO4 2 1 図 6 I/O コネクタ P3 3.3 V デジタル I/O のピン 配 列 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 8 ni.com
50 49 Port2/DIO3 48 47 Port2/DIO2 46 45 Port2/DIO1 44 43 Port2/DIO0 Port2/DIOCTL 42 41 Port2/DIO9 40 39 Port1/DIO8 38 37 Port1/DIO7 36 35 Port1/DIO6 34 33 Port1/DIO5 32 31 Port1/DIO4 30 29 Port1/DIO3 50 28 27 26 25 Port1/DIO2 Port1/DIO1 24 23 Port1/DIO0 Port1/DIOCTL 22 21 Port1/DIO9 20 19 Port0/DIO8 18 17 Port0/DIO7 16 15 Port0/DIO6 1 5 V 14 13 12 11 10 9 Port0/DIO5 Port0/DIO4 Port0/DIO3 5 V 8 7 6 5 Port0/DIO2 Port0/DIO1 Port0/DIO9 4 3 Port0/DIO0 Port0/DIOCTL 2 1 図 7 I/O コネクタ P4 3.3 V デジタル I/O のピン 配 列 National Instruments 9 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
5 V 50 49 48 47 Port4/DIO8 Port4/DIO7 50 5 V 46 45 44 43 42 41 Port4/DIO6 Port4/DIO5 Port4/DIO4 40 39 Port4/DIO3 38 37 Port4/DIO2 36 35 Port4/DIO1 34 33 Port4/DIO0 1 Port4/DIOCTL 32 31 30 29 Port4/DIO9 Port3/DIO8 28 27 Port3/DIO7 26 25 Port3/DIO6 24 23 Port3/DIO5 22 21 Port3/DIO4 20 19 Port3/DIO3 18 17 Port3/DIO2 16 15 Port3/DIO1 14 13 Port3/DIO0 Port3/DIOCTL 12 11 Port3/DIO9 10 9 Port7/DIO3 8 7 Port7/DIO2 6 5 Port7/DIO1 Port7/DIO9 4 3 Port7/DIO0 Port7/DIOCTL 2 1 図 8 I/O コネクタ P5 3.3 V デジタル I/O のピン 配 列 図 9 に J1 RS-232 シリアルポートの 信 号 を 示 します DSR RTS CTS RI 6 7 8 9 1 2 3 4 5 DCD RXD TXD DTR GND 図 9 J1 RS-232 シリアルポートのピン 割 り 当 て NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 10 ni.com
グランド 接 続 を 理 解 する すべてのグランド( 接 地 用 圧 着 端 子 P1 およびメッキ 取 り 付 け 穴 )は NI sbrio デバイス 上 で 内 部 接 続 されています ESD 保 護 用 ダイ オードは へのパスよりも 誘 導 性 が 低 いパスを 使 用 してメッキ 取 り 付 け 穴 に 接 続 されているため メッキ 取 り 付 け 穴 と 接 地 用 圧 着 端 子 P1 を 誘 導 性 の 低 いアース 端 子 に 接 続 することで 最 適 な ESD 保 護 効 果 が 得 ら れます グランド 接 続 をする 際 は 電 源 の 浮 遊 電 流 がボードに 伝 播 することがない ように 注 意 する 必 要 があります 目 安 として コネクタの 流 出 電 流 と 流 入 電 流 を 一 致 させるようにします NI sbrio デバイスの 接 地 が 正 しく 行 われていることを 検 証 するには 電 源 コネクタ J3 に 流 れ 込 む 電 流 と 電 源 コネクタ J3 から 流 れ 出 る 電 流 が 同 じ であることを 確 認 します 最 終 製 品 の 最 終 組 み 立 て 後 に 電 流 プローブで 電 流 を 測 定 し 電 流 に 相 違 があるかどうかを 調 査 して 解 決 してください 外 部 電 源 はすべて NI sbrio デバイス 外 部 のシステムグランドに 接 続 して ください NI sbrio デバイスを 共 通 のシステムグランドポイントとし て 使 用 しないでください NI sbrio グランドから 著 しい 量 の 電 流 が 流 れ ると デジタルコンポーネントに 不 具 合 が 生 じることがあります 3A を 超 える 電 流 が J3 電 源 コネクタの 共 通 ( )ピンから 流 れると コンポー ネントでヒューズが 切 れ 始 めます NI sbrio デバイスをネットワークに 接 続 する 標 準 カテゴリ 5(CAT-5) 以 上 のイーサネットケーブルを 使 用 して RJ-45 イーサネットポートまたはイーサネットネットワークに 接 続 します 注 意 データ 損 失 を 防 止 し イーサネット 設 置 の 安 定 性 を 保 つには 100 m 以 上 の ケーブルを 使 用 しないでください 独 自 のケーブルを 作 成 したい 場 合 は ケーブル のセクションでイーサ ネットケーブル 配 線 接 続 の 詳 細 を 参 照 してください ホストコンピュータは 通 常 のイーサネット 接 続 でデバイスと 通 信 します ホストコンピュータがネットワーク 上 にある 場 合 は デバイスをホストコ ンピュータと 同 じサブネット 上 で 構 成 する 必 要 があります ホストコン ピュータとデバイスの 両 方 がネットワークに 接 続 されていない 場 合 クロ スケーブルを 使 用 してその 2 つを 直 接 接 続 することができます デバイスをホストコンピュータがあるサブネット 以 外 で 使 用 したい 場 合 は 最 初 にデバイスをホストコンピュータと 同 じサブネットに 接 続 しま す DHCP を 使 用 して IP アドレスを 指 定 するか 使 用 したいサブネット のスタティック IP アドレスを 再 指 定 して 物 理 的 にデバイスを 他 のサブ National Instruments 11 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
ネットに 移 動 します Measurement & Automation Explorer(MAX) でデバイスを 構 成 する 詳 細 については Measurement & Automation Explorer ヘルプ を 参 照 してください NI sbrio デバイスに 電 源 を 入 れる NI sbrio デバイスでは 電 源 が J3 に 接 続 されている 必 要 があります 供 給 電 圧 と 電 流 はこのドキュメントの 所 要 電 力 セクションの 仕 様 を 満 た していなければなりませんが 実 際 の 所 要 電 力 は デバイスの 物 理 的 構 成 プログラム 使 用 形 態 によって 異 なります お 使 いのアプリケーショ ンの 所 要 電 力 を 判 断 するには 実 行 時 の 消 費 電 力 を 測 定 し 過 渡 状 態 およ び 起 動 状 態 を 考 慮 して 推 定 値 に 20% を 上 乗 せする 必 要 があります メモ リプルが 20 mv 未 満 の 高 品 質 の 電 源 を 選 択 してください NI sbrio デバイス には 正 極 側 にいくつかの 内 部 電 源 フィルタがありますが 電 源 の 品 質 が 低 い 場 合 フィルタ 処 理 されていないノイズがグランドパスに 流 れ 込 む 可 能 性 があ ります NI sbrio デバイスでは 3.3 V DIO 5 V 出 力 デバイスに 設 置 されてい るボード 専 用 の C シリーズモジュールなど sbrio 内 部 操 作 の 4 つの 要 素 で 電 力 が 必 要 です さまざまな 構 成 およびアプリケーションのタイプに 応 じて 所 要 電 力 を 計 算 する 際 の 公 式 やサンプルについては 所 要 電 力 のセクションを 参 照 してください 以 下 の 手 順 に 従 って デバイスに 電 源 を 接 続 してください 図 10 の 電 源 接 続 図 を 参 照 してください V C ( ) (+) 図 10 電 源 を 接 続 する 1. NI sbrio デバイスのコネクタ J3 から MINI-COMBICON プラグを 取 り 外 します J3 の 位 置 については 図 4 を 参 照 してください 2. 電 源 の 正 極 リードを MINI-COMBICON プラグの V 端 子 に 接 続 します NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 12 ni.com
3. 電 源 の 負 極 リードを MINI-COMBICON プラグの C 端 子 に 接 続 します 4. コネクタ J3 の MINI-COMBICON コネクタを 取 り 付 け 直 します NI sbrio デバイスに 電 源 を 入 れる NI sbrio デバイスは 電 源 投 入 時 に 電 源 投 入 時 セルフテスト(POST)を 実 行 します POST を 実 行 中 に 電 源 およびステータス LED が 点 灯 します POST が 完 了 すると ステータス LED が OFF になります システムの 電 源 投 入 時 に LED がこのように 動 作 しなかった 場 合 は LED ランプの 表 示 について のセクションを 参 照 してください 起 動 するたびに 組 み 込 み 式 スタンドアロン LabVIEW RT アプリケーショ ンが 起 動 するように デバイスを 構 成 することができます 詳 細 について は LabVIEW ヘルプ の スタンドアロンリアルタイムアプリケー ションを 実 行 する(RT モジュール) トピックを 参 照 してください 起 動 オプション 表 2 に NI sbrio デバイスで 使 用 できるリセットオプションを 記 載 しま す これらのオプションを 使 用 することで デバイスのリセット 後 に FPGA がどのように 動 作 するかを 決 定 することができます リセットオ プションを 選 択 するには RIO デバイスセットアップユーティリティを 使 用 します スタート すべてのプログラム National Instruments NI-RIO RIO デバイスセットアップを 選 択 し RIO デバイスセットアッ プユーティリティにアクセスします 表 2 NI sbrio のリセットオプション リセットオプション VI を 自 動 ロードしない デバイス 起 動 時 に VI を 自 動 ロード デバイス 再 起 動 時 に VI を 自 動 ロード 動 作 フラッシュメモリから FPGA ビットストリームをロード しません デバイスの 電 源 投 入 時 に フラッシュメモリから FPGA ビットストリームを FPGA にロードします 電 源 を 切 る 切 らないに 関 わらず デバイスの 再 起 動 時 に フラッシュメモリから FPGA ビットストリームを FPGA にロードします メモ VI が FPGA にロードされたら 実 行 するように 設 定 する 場 合 は 次 の 手 順 に 従 っ てください 1. LabVIEW のプロジェクトエクスプローラウィンドウで FPGA ター ゲットのアイテムを 右 クリックします 2. プロパティを 選 択 します 3. FPGA ターゲットプロパティダイアログボックスの 一 般 カテゴリで FPGA にロードされたら 実 行 のチェックボックスをオンにします 4. FPGA VI をコンパイルします National Instruments 13 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
シリアルデバイスを NI sbrio デバイスに 接 続 する NI sbrio デバイスには モニタまたは 入 力 デバイスなどに 接 続 可 能 な RS-232 シリアルポートが 装 備 されています シリアル VI を 使 用 して LabVIEW RT アプリケーションからシリアルポートで 読 み 取 り / 書 き 込 み を 行 います シリアル VI の 使 用 方 法 については LabVIEW ヘルプ の シリアル VI および 関 数 トピックを 参 照 してください 内 部 リアルタイムクロックを 使 用 する ディップスイッチを 構 成 する NI sbrio デバイスのシステムクロックは 起 動 時 に 内 部 リアルタイムク ロックから 日 時 を 取 得 します この 同 期 は デバイスにタイムスタンプ データを 提 供 します AMP 0650 1-5435802-7 OFF 1 SAFE MODE 2 CONSOLE OUT 3 IP RESET 4 NO APP 5 USER1 6 NO FPGA 図 11 ディップスイッチ ナショナルインスツルメンツからの 出 荷 時 には NI sbrio デバイスの ディップスイッチはすべて OFF( 上 )の 位 置 になっています SAFE MODE スイッチ SAFE MODE スイッチの 位 置 によって 起 動 時 に 組 み 込 み 式 LabVIEW Real-Time エンジンが 起 動 するかどうかが 決 まります スイッ チが OFF の 位 置 にある 場 合 は LabVIEW Real-Time エンジンが 起 動 し ます 通 常 の 動 作 中 は このスイッチを OFF の 位 置 に 保 ちます 起 動 時 にスイッチが ON の 位 置 にある 場 合 は sbrio デバイスは 構 成 のアップ デートとソフトウェアのインストールに 絶 対 不 可 欠 なサービスのみを 起 動 します LabVIEW Real-Time エンジンは 起 動 しません sbrio デバイスのソフトウェアが 破 損 している 場 合 SAFE MODE ス イッチを 押 して ON の 状 態 にします スイッチが ON の 位 置 にない 場 合 でも デバイスにソフトウェアがインストールされていなければ デバイ スは 自 動 的 にセーフモードで 起 動 します ドライブをデバイスで 再 フォー マットするには SAFE MODE スイッチを ON の 位 置 にする 必 要 があり NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 14 ni.com
CONSOLE OUT スイッチ ます ソフトウェアのインストールとドライブの 再 フォーマットの 詳 細 に ついては Measurement & Automation Explorer ヘルプ を 参 照 し てください シリアルポート 端 子 プログラムでは シリアルポートを 使 用 して IP アド レスや NI sbrio デバイスのファームウェアバージョンを 読 み 取 ります ヌルモデムケーブルを 使 用 して デバイスのシリアルポートをコンピュー タに 接 続 します CONSOLE OUT スイッチを ON の 位 置 に 動 かします シリアルポート 端 末 プログラムは 以 下 の 設 定 で 構 成 してください 9,600 bps 8 データビット パリティなし 1 ストップビット フロー 制 御 なし 通 常 の 動 作 中 は このスイッチを OFF の 位 置 に 保 ちます CONSOLE OUT が 有 効 になっている 場 合 LabVIEW RT はシリアルポートと 通 信 で きません IP RESET スイッチ IP RESET スイッチを ON にし NI sbrio デバイスを 再 起 動 して IP アド レスを 0.0.0.0 にリセットします デバイスがローカルサブネット 上 に あり IP RESET スイッチが ON の 位 置 の 場 合 MAX でデバイスの IP ア ドレスが 0.0.0.0 と 表 示 されます MAX でデバイスの 新 しい IP アドレ スを 構 成 できます IP アドレスのリセットに 関 する 詳 細 は NI sbrio デバイスのネットワーク 構 成 をリセットする のセクションを 参 照 してく ださい NO APP スイッチ NO APP スイッチを ON の 位 置 に 動 かすことにより LabVIEW RT ス タートアップアプリケーションが 起 動 時 に 実 行 されないようにします LabVIEW RT アプリケーションが 起 動 時 に 実 行 されることを 恒 久 的 に 無 効 にするには LabVIEW を 使 用 してアプリケーションを 無 効 にする 必 要 があります アプリケーションを 起 動 時 に 実 行 するには NO APP ス イッチを OFF の 位 置 に 動 かし LabVIEW アプリケーションビルダを 使 用 してアプリケーションを 作 成 した 後 に LabVIEW でそのアプリケー ションが 起 動 時 に 起 動 するように 構 成 します 起 動 時 に 自 動 的 に VI を 起 動 する または VI の 起 動 を 無 効 にする 詳 細 については LabVIEW ヘル プ の スタンドアロンリアルタイムアプリケーションを 実 行 する(RT モジュール) トピックを 参 照 してください National Instruments 15 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
USER1 スイッチ USER1 スイッチをアプリケーション 用 に 定 義 することができます 組 み 込 み 式 アプリケーションでこのスイッチの 目 的 を 定 義 するには LabVIEW RT の 組 み 込 み VI で RT スイッチを 読 み 取 り VI を 使 用 しま す RT スイッチを 読 み 取 り VI についての 詳 細 は LabVIEW ヘルプ を 参 照 してください NO FPGA スイッチ NO FPGA スイッチを ON の 位 置 に 動 かすことにより LabVIEW FPGA アプリケーションが 起 動 時 にロードしないようにします NO FPGA ス イッチは 起 動 オプション のセクションで 説 明 されたオプションを 無 効 にします 起 動 後 は スイッチの 位 置 に 関 わらず LabVIEW プロジェ クトからフラッシュメモリにビットファイルをダウンロードすることがで きます すでにアプリケーションを 起 動 時 に 起 動 するように 構 成 済 みで NO FPGA スイッチを ON から OFF の 位 置 に 動 かすと スタートアップ アプリケーションは 自 動 的 に 有 効 になります リセットボタンを 使 用 する LED ランプの 表 示 について RESET ボタンを 押 すと プロセッサが 再 起 動 します デバイス 再 起 動 時 に VI を 自 動 ロードブートオプションを 選 択 しない 限 り FPGA は 引 き 続 き 実 行 します 詳 細 については 起 動 オプション のセクションを 参 照 し てください 1 3 2 4 1 FPGA 2 ユーザ 3 電 源 4 ステータス 図 12 NI sbrio デバイス LED NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 16 ni.com
FPGA LED ユーザ LED 電 源 LED ステータス LED FPGA LED は アプリケーションのデバッグや アプリケーションの 状 態 の 確 認 に 役 立 ちます FPGA LED がアプリケーションの 要 件 を 確 実 に 満 たすように LabVIEW FPGA モジュールおよび NI-RIO ソフトウェア を 使 用 してください この LED のプログラミングについては LabVIEW ヘルプ を 参 照 してください ユーザ LED をアプリケーションの 要 求 を 満 たすように 定 義 できます LED を 定 義 するには LabVIEW で RT LED VI を 使 用 します RT LED VI についての 詳 細 は LabVIEW ヘルプ を 参 照 してください NI sbrio デバイスの 電 源 が 投 入 されている 間 は 電 源 LED が 点 灯 します この LED は 5 V レールと 3.3 V レールが 安 定 していることを 示 します ステータス LED は 通 常 の 動 作 中 に 点 灯 しません 表 3 に 示 すように NI sbrio デバイスはある 一 定 の 回 数 分 ステータス LED を 点 滅 すること で 特 定 のエラーの 状 態 を 示 します 表 3 ステータス LED の 表 示 点 滅 の 回 数 1 ( 数 秒 間 に 1 回 の 点 滅 ) 説 明 デバイスが 構 成 されていません MAX を 使 用 し て デバイスを 構 成 してください コントローラ を 構 成 する 詳 細 については Measurement & Automation Explorer ヘルプ を 参 照 してくださ い 2 デバイスがソフトウェアでエラーを 検 出 しました これは 通 常 ソフトウェアのアップグレードが 中 断 した 時 に 起 こります デバイスにソフトウェア を 再 インストールしてください デバイスにソフ トウェアをインストールする 方 法 については Measurement & Automation Explorer ヘルプ を 参 照 してください 3 SAFE MODE ディップスイッチが ON の 位 置 にあ るため デバイスはセーフモードの 状 態 にありま す SAFE MODE ディップスイッチに 関 しては ディップスイッチを 構 成 する のセクションを 参 照 してください National Instruments 17 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
表 3 ステータス LED の 表 示 ( 続 き) 点 滅 の 回 数 説 明 4 デバイスソフトウェアは クラッシュの 間 に 再 起 動 や 電 源 を 切 って 入 れなおすことなく 2 度 クラッ シュしました これは 通 常 デバイスのメモリ 不 足 で 発 生 します RT VI を 確 認 してデバイスのメモ リ 使 用 量 を 確 認 します 必 要 に 応 じて VI を 変 更 し メモリの 使 用 量 問 題 を 解 決 してください 継 続 する 点 滅 ま たは 常 灯 デバイスが 修 正 不 可 能 なエラーを 検 出 しました デバイスのハードドライブをフォーマットしてく ださい 問 題 が 継 続 する 場 合 ナショナルインス ツルメンツまでご 連 絡 ください NI sbrio デバイスのネットワーク 構 成 をリセットする NI sbrio デバイスがネットワークと 通 信 不 能 な 場 合 IP RESET を 使 用 し てデバイスを 手 動 で 出 荷 時 のネットワーク 設 定 に 復 元 することができま す デバイスを 出 荷 時 のネットワーク 設 定 に 復 元 すると IP アドレス サブネットマスク DNS アドレス ゲートウェイ 時 間 サーバ IP は 0.0.0.0 に 設 定 されます 電 源 投 入 時 のデフォルト ウォッチドッグ 設 定 および VI には 影 響 はありません デバイスを 工 場 出 荷 時 のネットワーク 設 定 に 復 元 するには 以 下 の 手 順 に 従 ってください 1. IP RESET ディップスイッチを ON の 位 置 に 動 かします 2. リセットボタンを 押 します 3. IP RESET スイッチを OFF の 位 置 に 動 かします これでネットワーク 設 定 が 復 元 されます 同 じサブネット 上 にあるコン ピュータから MAX で 設 定 を 再 構 成 することができます デバイスの 構 成 については Measurement & Automation Explorer ヘルプ を 参 照 してください メモ デバイスが 出 荷 時 のネットワーク 設 定 に 復 元 された 場 合 LabVIEW Run-Time エンジン(LabVIEW ランタイムエンジン)はロードされません LabVIEW Run-Time エンジンをロードするには ネットワーク 設 定 を 再 構 成 し てデバイスを 再 起 動 する 必 要 があります NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 18 ni.com
統 合 型 3.3 V デジタル I/O 4 つの 40 ピン IDC ヘッダ P2 ~ P5 を 使 用 して 110 の 低 電 圧 DIO チャンネル 82 および 8 つの +5 V 電 圧 出 力 に 接 続 します 次 の 図 は 1 つの DIO チャンネルを 示 します +5 V D1 Xilinx Spartan-3 FPGA U1 R1 D2 U1: 5 V ~ 3.3 V レベルシフタ SN74CBTD3384CDGV Texas Instruments 製 D1 および D2: ESD 保 護 ダイオード NUP4302MR6T1G ON Semiconductor 製 R1: 過 電 流 保 護 ポジスタ PRG18BB330MS1RB Murata 製 図 13 1 つの 3.3V DIO チャンネルの 回 路 I/O 保 護 ドライブ 強 度 信 号 整 合 性 33 Ω 過 電 流 保 護 ポジスタ R1 と 保 護 ダイオードの D1 および D2 は 外 部 から 印 加 された ±20 V の 電 圧 と 静 電 気 放 電 から 各 DIO チャンネルを 保 護 します R1 と D1 を 組 み 合 わせることで 過 電 圧 保 護 が 提 供 され R1 と D2 を 組 み 合 わせることで 低 電 圧 保 護 が 提 供 されます R1 の 抵 抗 は 温 度 の 上 昇 と 共 に 急 上 昇 します 過 電 圧 状 態 では 高 電 流 が R1 と 保 護 ダ イオードに 流 れ 込 みます 高 電 流 が 生 じると ポジスタの 内 部 加 熱 が 進 み 抵 抗 が 高 まって 電 流 が 制 限 されます 電 流 制 限 と 抵 抗 値 についての 詳 細 は 仕 様 のセクションを 参 照 してください NI sbrio デバイスは 3 ma DC 負 荷 で 駆 動 しているすべての 110 DIO チャンネルで FPGA をソースとして 合 計 330 ma でテストされていま す FPGA では 8 ma 以 上 のドライバが 使 用 されますが デバイスは 3mAを 超 える 負 荷 には 特 性 化 されていません NI sbrio ボードは 60 Ω の 特 性 トレースインピーダンスを 備 えていま す ほとんどの IDC リボンケーブルの 特 性 インピーダンスは 110 Ω であ り ボードと 一 致 しません しかし P2 ~ P5 ヘッダの 信 号 は グランド National Instruments 19 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
と 交 互 配 置 されているため( 信 号 / グランド / 信 号 / グランド など) これによって 信 号 整 合 性 が 大 きく 向 上 します ほとんどのアプリケーショ ンでは これで 十 分 です 最 適 な 信 号 整 合 性 を 実 現 するには 65 Ω の 特 性 インピーダンスを 備 えた 3M 3353 シリーズのリボンケーブルを 使 用 してください このケーブル には ボードのピン 1 とピン 50 のグランドプレーンに 接 続 されるグラン ドプレーンが 装 備 されています このケーブルの 内 部 グランドプレーンに も ノイズや 放 射 妨 害 波 を 低 減 させる 働 きがあります 3.3 V DIO ヘッダ P2 ~ P5 から +5 V 電 源 を 使 用 する 4 つの DIO ヘッダには それぞれ 外 部 アプリケーションに +5 V の 電 源 を 供 給 するための 2 つのピンが 装 備 されています これらの +5 V の 出 力 は ヘッダの を 基 準 とし NI sbrio デバイスの 内 部 5 V 電 源 プ レーンに 直 接 接 続 されます +5 V のソースには 電 流 制 限 および 過 電 圧 クランプが 付 いています それでも 突 然 の 電 流 ステップやノイズの 多 い 負 荷 などが 原 因 で 高 周 波 数 の 過 度 信 号 がデバイスの 電 源 プレーンに 流 れ 込 むことがあります そのような 過 渡 信 号 から デジタルタイミングに 間 欠 的 な 動 作 障 害 が 生 じ 予 期 しない 動 作 が 発 生 する 可 能 性 もあります 外 部 負 荷 が 穏 やかで ランプ 傾 斜 がゆっくりとした DC 負 荷 でない 場 合 は 外 部 負 荷 と +5 V 出 力 との 間 にフィルタを 追 加 するか またはフィルタお よび 追 加 の 電 流 制 限 を 加 えてください 200 ma の 負 荷 で 6.8 μh と 100 μf の LC フィルタを 使 えば 十 分 なはずですが 最 終 要 件 の 決 定 とテ ストについては OEM ユーザの 判 断 に 委 ねられます NI sbrio 電 源 の 5 V における 外 部 負 荷 の 合 計 は 2 A です この 合 計 値 に は 設 置 されている C シリーズモジュールごとに 使 用 される 200 ma も 含 まれます たとえば 3 つの C シリーズモジュールが 設 置 されている 場 合 ヘッダ P2 ~ P5 に 使 用 できるのは 2 A - (3 0.2)= 1.4 A のみと なります ヘッダの 各 ピンの 定 格 電 流 は 2A ですが 標 準 的 な 28 AWG リボンケーブルの 定 格 電 流 は 導 線 当 たりわずか 225 ma です ケーブ ル 配 線 要 件 を 決 定 して 電 流 制 限 を 超 えないようにすることは OEM ユーザの 責 任 となります NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 20 ni.com
仕 様 特 に 記 載 がない 限 り 以 下 は NI sbrio-9602xt の -40 ~ 85 C の 環 境 下 および NI sbrio-9601 と NI sbrio-9602 の -20 ~ 55 C の 環 境 下 で の 仕 様 を 示 しています ネットワーク ネットワークインタフェース... 10BaseT および 100BaseTX イーサネット RS-232 DTE シリアルポート 互 換 性... IEEE 802.3 通 信 レート... 10 Mbps 100 Mbps 自 動 交 渉 最 大 ケーブル 距 離... 100 m/ セグメント ボーレートサポート... 任 意 最 大 ボーレート... 115,200 bps データビット... 5 6 7 8 ストップビット... 1 2 パリティ... 奇 数 偶 数 マーク スペース なし フロー 制 御... RTS/CTS XON/XOFF DTR/DSR なし プロセッサ 速 度 NI sbrio-9601... 266 MHz NI sbrio-9602/9602xt... 400 MHz メモリ 不 揮 発 性 メモリ NI sbrio-9601... 128 MB( 最 小 ) NI sbrio-9602/9602xt... 256 MB( 最 小 ) システムメモリ NI sbrio-9601... 64 MB( 最 小 ) NI sbrio-9602/9602xt... 128 MB( 最 小 ) 不 揮 発 性 メモリの 寿 命 年 数 や 不 揮 発 性 メモリの 使 用 のベストプラクティスに ついては ni.com/jp/info で Info Code に jpb4ua と 入 力 します National Instruments 21 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
Xilinx Spartan-3 再 構 成 可 能 FPGA 論 理 セル 数 NI sbrio-9601...17,280 NI sbrio-9602/9602xt...46,080 利 用 可 能 な 内 蔵 RAM NI sbrio-9601...432 K ビット NI sbrio-9602/9602xt...720 K ビット 3.3 V デジタル I/O DIO チャンネル 数...110 最 大 テスト 電 流 (チャンネルあたり)...3 ma 最 大 合 計 電 流 (すべてのライン)...330 ma 最 大 テスト DIO 周 波 数...10 MHz 入 力 論 理 レベル 入 力 高 電 圧 V IH...2.0 V( 最 小 ) 5.25 V( 最 大 ) 入 力 低 電 圧 V IL...0 V( 最 小 ) 0.8 V( 最 大 ) 出 力 論 理 レベル 出 力 高 電 圧 V OH 3 ma ソース 時...2.7 V( 最 小 ) 3.3 V( 最 大 ) 出 力 低 電 圧 V OL 3 ma シンク 時...0.07 V( 最 小 ) 0.54 V( 最 大 ) 過 電 圧 保 護 ( 過 電 圧 状 態 で 最 大 2 つのピン) NI sbrio-9601/9602-20 ~ 55 C...±20 V NI sbrio-9602xt -20 ~ 85 C...±20 V -40 ~ -20 C...±7 V ポジスタ(PRG18BB330MS1RB Murata 製 ) 最 大 値 異 常 状 態 の 電 流...760 ma 最 大 保 持 電 流 (25 C 時 )...36 ma 最 大 保 持 電 流 (70 C 時 )...20 ma 最 大 保 持 電 流 (85 C 時 ) (NI sbrio-9602xt のみ)...3 ma トリップ 電 流 (25 C 時 )...71 ma 抵 抗 (25 C 時 )...33 Ω ± 20% NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 22 ni.com
抵 抗 温 度 特 性 ( 標 準 曲 線 ) 1000 100 (R/R25) 10 1 0.1 40 20 0 20 40 60 80 100 120 140 160 ( C) National Instruments 23 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
電 力 制 限 注 意 電 力 制 限 を 超 えると デバイスで 予 期 せぬ 動 作 が 発 生 することがあります 5 V ピン(P2 P3 P4 P5)...+5 V ±5% 2 A( 最 大 ) (C シリーズモジュールと 共 有 ) 所 要 電 力 NI sbrio デバイスでは 電 源 がコネクタ J3 に 接 続 されている 必 要 があり ます J3 の 位 置 については 図 4 を 参 照 してください 電 源 の 接 続 につ いては NI sbrio デバイスに 電 源 を 入 れる セクションを 参 照 してくだ さい 電 源 電 圧 レンジ...19 ~ 30 VDC 1 電 源 電 流 制 限...1.8 A 電 源 コネクタ 内 部 ヒューズ...2 A( 交 換 不 可 ) 合 計 所 要 電 力 = P int + P DIO + P 5V + P CSer P int は sbrio の 内 部 動 作 による 消 費 電 力 で P DIO は 3.3 V DIO による 消 費 電 力 P 5V は 5 V 電 圧 出 力 による 消 費 電 力 P CSer は 設 置 されているボード 専 用 C シリーズモジュール による 消 費 電 力 です メモ 過 渡 状 態 および 起 動 状 態 を 考 慮 して 計 算 / 測 定 された 合 計 消 費 電 力 に 20% を 追 加 します 最 大 P int...6.0 W 最 大 P DIO...1.28 W P DIO = 合 計 DIO 電 流 3.3 V/0.85 最 大 P 5V...11.1 W P 5V = 合 計 5V 出 力 電 流 5 V/0.9 最 大 P CSer...3.3 W 設 置 されている 各 C シ リーズモジュールは 最 大 1.1 W を 消 費 1 NI sbrio デバイスは 30 V 電 源 よりも 19 V 電 源 の 方 が 1 ~ 2% ほど 効 率 が 上 がります NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 24 ni.com
所 要 電 力 計 算 の 例 3.3 V DIO ピンから 20 ma の 合 計 電 流 を また 5V 出 力 から 1 A の 電 流 を 取 り 込 むボード 専 用 C シリーズモジュールを 3 つ 搭 載 した NI sbrio-9602/9602xt の 合 計 所 要 電 力 は 次 のように 計 算 します P int = 6.0 W P CSer = 3.30 W P DIO = 0.08 W P 5V = 5.55 W 過 渡 条 件 を 考 慮 して 20% を 追 加 した 場 合 14.93 W 1.2 = 17.92 W 合 計 所 要 電 力 = 17.92 W 3.3 V DIO ピンから 330 ma の 合 計 電 流 を 取 り 込 み 5 V 出 力 を 使 用 しないボード 専 用 C シリーズモジュールを 1 つ 搭 載 した NI sbrio-9601 の 合 計 所 要 電 力 は 次 のように 計 算 します P int = 6.0 W P CSer = 1.10 W P DIO = 1.28 W P 5V = 0.00 W 過 渡 条 件 を 考 慮 して 20% を 追 加 した 場 合 8.38 W 1.2 = 10.06 W 合 計 所 要 電 力 = 10.06 W バックアップ 用 バッテリ... 3 V コイン 形 リチウム 電 池 BR2032(-40 ~ 85 C) 安 全 電 圧 必 ずこの 制 限 内 の 電 圧 だけを 接 続 してください V/C 端 子 間... 35 VDC( 最 大 ) Measurement Category I Measurement Category I は MAINS 電 圧 と 呼 ばれる 配 電 システムに 直 接 接 続 されていない 回 路 上 で 実 行 される 測 定 用 です MAINS は 装 置 に 電 力 を 供 給 する 危 険 活 電 電 源 供 給 システムです また 特 別 に 保 護 され た 2 次 回 路 からの 電 圧 測 定 に 使 用 します そのような 電 圧 測 定 には 信 号 レベル 特 別 装 置 エネルギー 制 限 された 装 置 部 分 安 定 化 低 電 圧 ソー スから 電 力 供 給 される 回 路 および 電 子 装 置 が 含 まれます 注 意 Measurement Category II III または IV の 信 号 を システムに 接 続 したり 測 定 しないでください National Instruments 25 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
環 境 管 理 ナショナルインスツルメンツは 環 境 に 優 しい 製 品 の 設 計 および 製 造 に 努 めています NI は 製 品 から 特 定 の 有 害 物 質 を 除 外 することが 環 境 およ び NI のお 客 様 にとって 有 益 であると 考 えています 環 境 に 関 する 詳 細 は ni.com/environment からアクセス 可 能 な Minimize Our Environmental Impact ページ( 英 語 )を 参 照 してく ださい このページには ナショナルインスツルメンツが 準 拠 する 環 境 規 制 および 指 令 およびこのドキュメントに 含 まれていないその 他 の 環 境 に 関 する 情 報 が 記 載 されています 廃 電 気 電 子 機 器 (WEEE) 欧 州 のお 客 様 へ 製 品 寿 命 を 過 ぎたすべての 製 品 は 必 ず WEEE リサイクルセンターへ 送 付 してください WEEE リサイクルセンターおよびナショナルインスツルメンツの WEEE への 取 り 組 み および 廃 電 気 電 子 機 器 の WEEE 指 令 2002/96/EC 準 拠 について は ni.com/environment/weee( 英 語 )を 参 照 してください Cd/Hg/Pb 電 池 の 交 換 および 廃 棄 電 池 指 令 このデバイスには 長 寿 命 のコイン 電 池 が 含 まれています 電 池 交 換 が 必 要 な 場 合 は 日 本 ナショナルインスツルメンツの 技 術 サポート(ni.com/support)まで ご 連 絡 ください 電 池 / アキュムレータおよび 廃 棄 電 池 / アキュムレータに 関 する EU 電 池 指 令 2006/66/EC の 準 拠 情 報 については ni.com/environment/ batterydirective( 英 語 )を 参 照 してください RoHS National Instruments (RoHS) National Instruments RoHS ni.com/environment/rohs_china (For information about China RoHS compliance, go to ni.com/environment/rohs_china.) 環 境 NI sbrio-9601/9602/9602xt は 屋 内 での 使 用 を 意 図 して 設 計 されてい ます 筺 体 内 温 度 (IEC 60068-2-1 IEC 60068-2-2) NI sbrio-9601/9602...-20 ~ 55 C NI sbrio-9602xt...-40 ~ 85 C 保 管 温 度 (IEC 60068-2-1 IEC 60068-2-2)...-40 ~ 85 C 動 作 時 の 相 対 湿 度 (IEC 60068-2-56)...10 ~ 90% RH( 結 露 なきこと) 保 管 時 の 相 対 湿 度 (IEC 60068-2-56)...5 ~ 95% RH( 結 露 なきこと) NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド 26 ni.com
最 大 使 用 高 度... 2,000 m 汚 染 度 (IEC 60664)... 2 室 内 使 用 のみ 物 理 特 性 J3 のネジ 留 め 式 端 子 用 トルク... 0.5 ~ 0.6 N m (4.4 ~ 5.3 lb in.) 重 量... 198.45 g(7.0 oz) ケーブル 表 4 は 通 常 のケーブルとクロスケーブルの 両 方 における 標 準 イーサ ネットケーブル 配 線 接 続 を 表 示 しています 表 4 イーサネットケーブル 配 線 接 続 ピン コネクタ 1 コネクタ 2 ( 標 準 ) コネクタ 2 (クロスケーブル) 1 白 / オレンジ 白 / オレンジ 白 / 緑 2 オレンジ オレンジ 緑 3 白 / 緑 白 / 緑 白 / オレンジ 4 青 青 青 5 白 / 青 白 / 青 白 / 青 6 緑 緑 オレンジ 7 白 / 茶 色 白 / 茶 色 白 / 茶 色 8 茶 色 茶 色 茶 色 National Instruments 27 NI sbrio-9601/9602/9602xt ユーザガイド
1 2 1 8 1 8 図 14 イーサネットコネクタのピン 配 列 サポート 情 報 技 術 サポートリソースの 一 覧 は ナショナルインスツルメンツのウェブサ イトでご 覧 いただけます ni.com/support では トラブルシューティ ングやアプリケーション 開 発 のセルフヘルプリソースから ナショナルイ ンスツルメンツのアプリケーションエンジニアの E メール / 電 話 の 連 絡 先 まで あらゆるリソースを 参 照 することができます ナショナルインスツルメンツでは 米 国 本 社 (11500 North Mopac Expressway, Austin, Texas, 78759-3504)および 各 国 の 現 地 オフィスに てお 客 様 にサポート 対 応 しています 日 本 国 内 でのサポートについては ni.com/support でサポートリクエストを 作 成 するか 0120-527196 (フリーダイヤル)または 03-5472-2970( 大 代 表 )までお 電 話 ください 日 本 国 外 でのサポートについては ni.com/niglobal( 英 語 )の Worldwide Offices セクションから お 問 い 合 わせ 先 サポート 電 話 番 号 電 子 メールアドレス 現 在 実 施 中 のイベントに 関 する 最 新 情 報 を 提 供 する 各 支 社 のウェブサイトにアクセスできます National Instruments の 商 標 の 詳 細 については ni.com/trademarks に 掲 載 されている NI Trademarks and Logo Guidelines をご 覧 下 さい 本 文 書 中 に 記 載 されたその 他 の 製 品 名 および 企 業 名 は それぞれの 企 業 の 商 標 または 商 号 です National Instruments の 製 品 / 技 術 を 保 護 する 特 許 について は ソフトウェアで 参 照 できる 特 許 情 報 ( ヘルプ 特 許 情 報 ) メディアに 含 まれている patents.txt ファイル または National Instruments Patent Notice (ni.com/patents)のうち 該 当 するリソー スから 参 照 してください エンドユーザ 使 用 許 諾 契 約 (EULA)に 関 する 情 報 および 他 社 製 品 の 法 的 注 意 事 項 はご 使 用 の NI 製 品 の Readme ファイルにあります ナショナルインスツルメンツの 輸 出 関 連 法 規 遵 守 に 対 する 方 針 について また 必 要 な HTS コード ECCN その 他 のインポート / エクスポートデータを 取 得 する 方 法 については 輸 出 関 連 法 規 の 遵 守 に 関 する 情 報 (ni.com/legal/export-compliance)を 参 照 してください 2008 2013 National Instruments. All rights reserved. 374991C-0112 2013 年 4 月