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介 護 給 付 費 等 に 係 る 支 給 決 定 事 務 等 について ( 事 務 処 理 要 領 ) 最 終 改 正 平 成 26 年 4 月 1 日 目 次 第 1 支 給 決 定 等 の 実 施 主 体 ---------------------------------------------------3 Ⅰ 基 本 的 な 取 扱 い -----------------------------------------------------------3 Ⅱ 居 住 地 特 例 ---------------------------------------------------------------3 第 2 支 給 決 定 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 事 務 -----------------------------------6 Ⅰ 支 給 決 定 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 概 要 -----------------------------------6 Ⅱ 支 給 申 請 --------------------------------------------------------------31 Ⅲ 障 害 支 援 区 分 ------------------------------------------------------------35 Ⅳ 市 町 村 審 査 会 -------------------------------------------------------------38 Ⅴ 障 害 支 援 区 分 の 認 定 -------------------------------------------------------46 Ⅵ 障 害 児 に 係 る 支 給 決 定 の 方 法 ----------------------------------------------51 Ⅶ 支 給 決 定 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 -----------------------------------------56 Ⅷ 利 用 者 負 担 上 限 月 額 の 認 定 ------------------------------------------------95 Ⅸ 受 給 者 証 の 交 付 ----------------------------------------------------------97 第 3 計 画 相 談 支 援 給 付 費 の 支 給 事 務 -----------------------------------------115 Ⅰ 計 画 相 談 支 援 の 内 容 -----------------------------------------------------115 Ⅱ 計 画 相 談 支 援 給 付 費 の 対 象 者 -----------------------------------------------119 Ⅲ 計 画 相 談 支 援 給 付 費 の 支 給 期 間 とモニタリング 期 間 の 取 扱 い-------------------119 Ⅳ 事 務 の 流 れ --------------------------------------------------------------121 第 4 特 例 介 護 給 付 費 特 例 訓 練 等 給 付 費 特 例 地 域 相 談 支 援 給 付 費 その 他 の 給 付 -------------------------------------------------------------------------127 Ⅰ 特 例 介 護 給 付 費 特 例 訓 練 等 給 付 費 特 例 地 域 相 談 支 援 給 付 費 等 -------------127 Ⅱ 災 害 等 による 特 例 給 付 ---------------------------------------------------130 Ⅲ 高 額 障 害 福 祉 サービス 等 給 付 費 -------------------------------------------131 Ⅳ 特 定 障 害 者 特 別 給 付 費 --------------------------------------------------136 Ⅴ 特 例 特 定 障 害 者 特 別 給 付 費 ----------------------------------------------139-1 -

第 5 支 給 量 の 管 理 ---------------------------------------------------------141 Ⅰ 支 給 量 管 理 の 考 え 方 -----------------------------------------------------141 Ⅱ 短 期 入 所 の 支 給 量 管 理 ---------------------------------------------------144 Ⅲ 契 約 内 容 報 告 書 ---------------------------------------------------------146 Ⅳ 支 給 管 理 台 帳 -----------------------------------------------------------148 第 6 利 用 者 負 担 の 上 限 額 管 理 事 務 -------------------------------------------151 Ⅰ 利 用 者 負 担 上 限 額 管 理 事 務 の 概 要 -----------------------------------------151 Ⅱ 利 用 者 負 担 額 一 覧 表 -----------------------------------------------------158 Ⅲ 利 用 者 負 担 上 限 額 管 理 結 果 票 ---------------------------------------------161 第 7 介 護 給 付 費 訓 練 等 給 付 費 等 の 請 求 及 び 支 払 -----------------------------165 Ⅰ 介 護 給 付 費 訓 練 等 給 付 費 等 の 請 求 事 務 の 概 要 ------------------------------165 Ⅱ 介 護 給 付 費 訓 練 等 給 付 費 等 請 求 書 ( 様 式 第 一 ) -----------------------------167 Ⅲ 介 護 給 付 費 訓 練 等 給 付 費 等 明 細 書 ( 様 式 第 二 ) -----------------------------170 Ⅳ 訓 練 等 給 付 費 等 明 細 書 ( 様 式 第 三 ) -----------------------------------------178 Ⅴ 特 例 介 護 給 付 費 特 例 訓 練 等 給 付 費 等 請 求 書 ( 様 式 第 九 ) --------------------180 Ⅵ 特 例 介 護 給 付 費 特 例 訓 練 等 給 付 費 等 明 細 書 ( 様 式 第 六 ) --------------------182 Ⅶ 地 域 相 談 支 援 給 付 費 明 細 書 ( 様 式 第 五 ) -----------------------------------183 Ⅷ 計 画 相 談 支 援 給 付 費 請 求 書 ( 様 式 第 四 ) -----------------------------------184 Ⅸ サービス 実 績 記 録 票 -----------------------------------------------------186 Ⅹ 介 護 給 付 費 訓 練 等 給 付 費 等 の 支 払 ---------------------------------------204 第 8 療 養 介 護 医 療 費 の 請 求 及 び 支 払 -----------------------------------------206 第 9 転 出 転 入 時 の 事 務 ---------------------------------------------------210 第 10 審 査 請 求 -----------------------------------------------------------214 引 用 法 令 名 の 略 記 方 法 法 : 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 する 法 律 令 : 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 する 法 律 施 行 令 則 : 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 する 法 律 施 行 規 則 指 定 障 害 福 祉 サービス 基 準 : 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 するための 法 律 に 基 づく 指 定 障 害 福 祉 サービスの 事 業 等 の 人 員 設 備 及 び 運 営 に 関 する 基 準 - 2 -

第 1 支 給 決 定 等 の 実 施 主 体 Ⅰ 基 本 的 な 取 扱 い( 法 第 19 条 第 2 項 法 第 51 条 の5 第 2 項 第 52 条 第 2 項 第 76 条 第 4 項 ) 法 における 自 立 支 援 給 付 ( 障 害 福 祉 サービスに 係 る 介 護 給 付 費 等 地 域 相 談 支 援 給 付 費 等 自 立 支 援 医 療 費 等 及 び 補 装 具 費 )の 支 給 決 定 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 支 給 認 定 又 は 認 定 ( 以 下 支 給 決 定 等 という )は 原 則 として 申 請 者 である 障 害 者 又 は 障 害 児 の 保 護 者 の 居 住 地 の 市 町 村 ( 居 住 地 を 有 しない 又 は 不 明 の 場 合 は 現 在 地 の 市 町 村 ) が 行 う ただし 自 立 支 援 医 療 のうち 精 神 通 院 医 療 については 障 害 者 又 は 障 害 児 の 保 護 者 の 居 住 地 又 は 現 在 地 の 都 道 府 県 とする この 支 給 決 定 等 を 行 う 市 町 村 等 が 自 立 支 援 給 付 の 実 施 主 体 となり 費 用 の 支 弁 を 行 うこととなる( 居 住 地 原 則 ) なお 地 域 生 活 支 援 事 業 については いわゆる 個 別 給 付 ではないことから 法 令 上 も こうした 規 定 は 設 けられておらず それぞれの 事 業 の 趣 旨 内 容 実 施 方 法 等 を 踏 まえ て 事 業 の 実 施 主 体 である 市 町 村 又 は 都 道 府 県 が 判 断 する Ⅱ 居 住 地 特 例 ( 法 第 19 条 第 3 項 及 び 第 4 項 第 51 条 の5 第 2 項 第 52 条 第 2 項 第 76 条 第 4 項 ) 1 居 住 地 特 例 の 考 え 方 施 設 等 所 在 地 の 支 給 決 定 等 事 務 及 び 費 用 負 担 が 過 大 とならないよう 居 住 地 原 則 の 例 外 として 一 定 の 施 設 等 の 入 所 入 居 者 については 入 所 等 する 前 に 居 住 地 を 有 してい た 市 町 村 を 支 給 決 定 等 及 び 給 付 の 実 施 主 体 とする( 居 住 地 特 例 ) 居 住 地 特 例 の 対 象 と なると 対 象 となる 施 設 だけでなく 当 該 者 が 利 用 する 通 所 サービスや 補 装 具 費 等 につ いても 入 所 等 する 前 の 居 住 地 市 町 村 が 実 施 主 体 となる 対 象 となる 施 設 等 に 継 続 して 入 所 又 は 入 居 する 間 ( 他 の 対 象 施 設 等 に 移 る 場 合 を 含 む )は 居 住 地 特 例 は 継 続 し 最 初 に 施 設 等 に 入 所 等 する 前 の 居 住 地 市 町 村 が 引 き 続 き 実 施 主 体 となる 応 能 負 担 による 扶 養 義 務 者 の 費 用 負 担 を 廃 止 し 施 設 入 所 者 については 出 身 世 帯 と 別 に 世 帯 を 営 んでいることを 前 提 とした 利 用 者 負 担 の 仕 組 みとすること 等 も 踏 まえ 従 前 の 運 用 のように 入 所 等 の 前 に 属 していた 世 帯 が 他 市 町 村 に 転 出 した 場 合 に 当 該 世 帯 の 転 出 に 伴 い 実 施 市 町 村 を 変 更 するとの 取 扱 いはしないこととして いる 2 居 住 地 特 例 の 対 象 となる 施 設 等 の 範 囲 (1) 法 律 上 の 取 扱 い( 法 第 19 条 第 3 項 第 4 項 第 51 条 の5 第 2 項 附 則 第 18 条 第 1 項 第 2 項 ) 法 律 上 以 下 の 施 設 等 が 居 住 地 特 例 の 対 象 となる - 3 -

1 障 害 者 支 援 施 設 2 のぞみの 園 3 児 童 福 祉 施 設 ( 法 第 5 条 第 1 項 の 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 施 設 ) 4 療 養 介 護 を 行 う 病 院 ( 法 第 5 条 第 6 項 の 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 施 設 ) 5 生 活 保 護 法 第 30 条 第 1 項 ただし 書 の 施 設 6 共 同 生 活 援 助 を 行 う 住 居 ( 当 分 の 間 の 経 過 措 置 ) 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 については 居 住 地 特 例 の 取 扱 いが 準 用 されることに 留 意 す ること なお 平 成 24 年 4 月 1 日 時 点 において 障 害 者 となる 以 前 (18 歳 になる 以 前 ) から 措 置 又 は 契 約 により 児 童 福 祉 施 設 に 入 所 しており 引 き 続 き 特 定 施 設 (1か ら6までの 施 設 )に 入 所 する 者 の 実 施 主 体 は 当 該 者 が18 歳 になる 前 日 ( 障 害 児 で あったとき)に 当 該 障 害 児 の 保 護 者 が 居 住 地 を 有 した 市 町 村 とする( 障 害 者 として 児 童 福 祉 施 設 に 入 所 し 引 き 続 き 特 定 施 設 に 入 所 する 者 の 実 施 主 体 は 施 設 に 入 所 する 前 日 に 当 該 障 害 者 が 居 住 地 を 有 した 市 町 村 とする ) (2) 運 用 上 の 取 扱 い 運 用 上 以 下 の 施 設 等 についても 入 居 前 に 居 住 地 を 有 した 市 町 村 ( 継 続 して 二 以 上 の(1) 及 び(2)に 掲 げる 施 設 等 に 入 所 等 している 者 については 最 初 に 入 所 等 し た 施 設 等 への 入 所 等 の 前 に 居 住 地 を 有 した 市 町 村 )を 実 施 主 体 ( 介 護 給 付 費 等 地 域 相 談 支 援 給 付 費 等 自 立 支 援 医 療 ( 育 成 医 療 更 生 医 療 ) 補 装 具 )とする 1 福 祉 ホーム 2 宿 泊 型 自 立 訓 練 3 精 神 障 害 者 退 院 支 援 施 設 また 精 神 科 病 院 その 他 以 下 に 掲 げる 矯 正 施 設 等 ( 以 下 精 神 科 病 院 等 という ) に 入 院 入 所 等 している 者 又 は 退 院 退 所 等 して 居 住 地 特 例 対 象 施 設 に 入 所 入 居 等 する 者 についても 運 用 上 精 神 科 病 院 等 に 入 院 入 所 等 する 前 に 居 住 地 を 有 した 市 町 村 ( 継 続 して 二 以 上 の(1) 及 び(2)に 掲 げる 施 設 等 に 入 所 等 している 者 につい ては 最 初 に 入 所 等 した 施 設 等 への 入 所 等 の 前 に 居 住 地 を 有 した 市 町 村 )を 実 施 主 体 ( 介 護 給 付 費 等 地 域 相 談 支 援 給 付 費 等 自 立 支 援 医 療 ( 育 成 医 療 更 生 医 療 ) 補 装 具 )とする なお 刑 事 施 設 又 は 少 年 院 ( 以 下 矯 正 施 設 という ) 収 容 前 に 居 住 地 を 有 していないか 又 は 明 らかでない 者 については 矯 正 施 設 収 容 前 におけるその 者 の 所 在 地 に 当 たる 逮 捕 地 の 市 町 村 を 実 施 主 体 とする 1 精 神 科 病 院 ( 精 神 科 病 院 以 外 の 病 院 で 精 神 病 室 が 設 けられているものを 含 む 以 下 同 じ ) 2 刑 事 施 設 ( 刑 務 所 少 年 刑 務 所 拘 置 所 ) - 4 -

3 少 年 院 4 更 生 保 護 施 設 5 自 立 更 生 促 進 センター 6 就 業 支 援 センター 7 自 立 準 備 ホーム 3 他 法 における 住 所 地 等 特 例 の 取 扱 い 上 記 整 理 に 合 わせて 国 民 健 康 保 険 法 の 住 所 地 特 例 ( 国 民 健 康 保 険 法 第 116 条 の2) 及 び 生 活 保 護 法 の 保 護 の 実 施 機 関 の 特 例 ( 生 活 保 護 法 第 84 条 の3)についても 2(1) に 掲 げる 施 設 が 住 所 地 特 例 等 の 対 象 施 設 として 位 置 付 けられている - 5 -

第 2 支 給 決 定 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 事 務 Ⅰ 支 給 決 定 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 概 要 1 支 給 決 定 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 性 質 支 給 決 定 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 は 障 害 者 又 は 障 害 児 の 保 護 者 から 申 請 された 種 類 の 障 害 福 祉 サービス 又 は 地 域 相 談 支 援 の 利 用 について 公 費 ( 介 護 給 付 費 等 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 費 等 )で 助 成 することの 要 否 を 判 断 するものであり 特 定 の 事 業 者 又 は 施 設 からサービス 提 供 を 受 けるべき 旨 を 決 定 するものではない 2 対 象 となる 障 害 者 等 法 における 障 害 者 及 び 障 害 児 とは 次 に 掲 げるとおり いわゆる 身 体 障 害 知 的 障 害 又 は 精 神 障 害 の3 障 害 に 加 え 難 病 等 対 象 者 に 該 当 する 者 をいう 各 障 害 者 又 は 障 害 児 の 具 体 的 な 定 義 は 各 障 害 者 福 祉 法 の 定 めるところによるが 身 体 障 害 者 を 除 き 支 給 決 定 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 を 行 うに 際 し 障 害 者 手 帳 を 有 することは 必 須 要 件 ではな い ただし 各 種 援 助 措 置 を 受 けやすくする 観 点 から できる 限 り 障 害 者 手 帳 の 取 得 を 勧 奨 することが 望 ましい ( 障 害 児 の 場 合 保 護 者 等 の 障 害 受 容 が 不 十 分 な 場 合 があるこ とから 一 律 に 勧 奨 することがないよう 配 慮 が 必 要 である ) (1) 障 害 者 ( 法 第 4 条 第 1 項 ) ア 身 体 障 害 者 福 祉 法 第 4 条 に 規 定 する 身 体 障 害 者 イ 知 的 障 害 者 福 祉 法 にいう 知 的 障 害 者 のうち18 歳 以 上 である 者 ウ 精 神 保 健 及 び 精 神 障 害 者 福 祉 に 関 する 法 律 第 5 条 に 規 定 する 精 神 障 害 者 ( 発 達 障 害 者 支 援 法 にいう 発 達 障 害 者 を 含 み 知 的 障 害 者 福 祉 法 にいう 知 的 障 害 者 を 除 く 以 下 精 神 障 害 者 という )のうち18 歳 以 上 である 者 なお 高 次 脳 機 能 障 害 については 器 質 性 精 神 障 害 として 精 神 障 害 に 分 類 される ものであり (3)により 精 神 障 害 者 であることが 確 認 された 場 合 給 付 の 対 象 とな る エ 治 療 方 法 が 確 立 していない 疾 病 その 他 の 特 殊 の 疾 病 であって 政 令 で 定 めるものに よる 障 害 の 程 度 が 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 程 度 である 者 であって18 歳 以 上 である 者 ( 以 下 難 病 等 対 象 者 という ) (2) 障 害 児 ( 法 第 4 条 第 2 項 ) 児 童 福 祉 法 第 4 条 第 2 項 に 規 定 する 障 害 児 (3) 支 給 決 定 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 対 象 となる 障 害 者 又 は 障 害 児 であることの 確 - 6 -

認 市 町 村 は 支 給 申 請 があった 場 合 は 以 下 の 証 書 類 又 は 確 認 方 法 により 申 請 者 又 はその 児 童 が 給 付 の 対 象 となる 障 害 者 又 は 障 害 児 であるかどうかを 確 認 する ア 身 体 障 害 者 身 体 障 害 者 手 帳 イ 知 的 障 害 者 1 療 育 手 帳 2 療 育 手 帳 を 有 しない 場 合 は 市 町 村 が 必 要 に 応 じて 知 的 障 害 者 更 生 相 談 所 に 意 見 を 求 めて 確 認 する ウ 精 神 障 害 者 以 下 のいずれかの 証 書 類 により 確 認 する(これらに 限 定 されるものではない ) 1 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 2 精 神 障 害 を 事 由 とする 年 金 を 現 に 受 けていることを 証 明 する 書 類 ( 国 民 年 金 厚 生 年 金 などの 年 金 証 書 等 ) 3 精 神 障 害 を 事 由 とする 特 別 障 害 給 付 金 を 現 に 受 けていることを 証 明 する 書 類 4 自 立 支 援 医 療 受 給 者 証 ( 精 神 通 院 医 療 に 限 る ) 5 医 師 の 診 断 書 ( 原 則 として 主 治 医 が 記 載 し 国 際 疾 病 分 類 ICD-10 コードを 記 載 するなど 精 神 障 害 者 であることが 確 認 できる 内 容 であること) 等 エ 難 病 等 対 象 者 医 師 の 診 断 書 特 定 疾 患 医 療 受 給 者 証 等 オ 障 害 児 1 障 害 者 手 帳 2 特 別 児 童 扶 養 手 当 等 を 受 給 していることを 証 明 する 書 類 3 手 帳 を 有 しない 又 は 手 当 等 を 受 給 していない 場 合 は 市 町 村 ( 市 町 村 保 健 セ ンターを 含 む )が 対 象 となる 障 害 を 有 するか 否 かを 確 認 するか 必 要 に 応 じ 児 童 相 談 所 等 に 意 見 を 求 めて 確 認 する 障 害 の 有 無 の 確 認 にあたっては 年 齢 等 を 考 慮 して 必 ずしも 診 断 名 を 有 しなくても 障 害 が 想 定 され 支 援 の 必 要 性 が 認 め られればよいものとする ただし 児 童 福 祉 法 第 4 条 第 2 項 に 規 定 する 法 第 4 条 第 1 項 の 政 令 で 定 めるものによる 障 害 の 程 度 が 同 項 の 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 程 度 である 児 童 の 場 合 は 医 師 の 診 断 書 等 が 必 要 となる 3 支 給 決 定 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 流 れ (1) 支 給 決 定 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 申 請 障 害 福 祉 サービスの 利 用 について 介 護 給 付 費 特 例 介 護 給 付 費 訓 練 等 給 付 費 若 し くは 特 例 訓 練 等 給 付 費 ( 以 下 介 護 給 付 費 等 という )の 支 給 を 受 けようとする 障 - 7 -

害 者 若 しくは 障 害 児 の 保 護 者 又 は 地 域 相 談 支 援 の 利 用 について 地 域 相 談 支 援 給 付 費 若 しくは 特 例 地 域 相 談 支 援 給 付 費 ( 以 下 地 域 相 談 支 援 給 付 費 等 という )の 支 給 を 受 けようとする 障 害 者 は 市 町 村 に 対 して 支 給 申 請 を 行 う (2)サービス 等 利 用 計 画 案 の 提 出 依 頼 障 害 福 祉 サービスの 申 請 若 しくは 変 更 の 申 請 に 係 る 障 害 者 若 しくは 障 害 児 の 保 護 者 又 は 地 域 相 談 支 援 の 申 請 に 係 る 障 害 者 に 対 して 提 出 を 依 頼 する ただし 当 該 申 請 者 が 介 護 保 険 制 度 のサービスを 利 用 する 場 合 については 居 宅 サービス 計 画 又 は 介 護 予 防 サービス 計 画 (ケアプラン)の 作 成 対 象 者 となるため 障 害 福 祉 サービス 固 有 のものと 認 められる 行 動 援 護 同 行 援 護 自 立 訓 練 ( 生 活 訓 練 ) 就 労 移 行 支 援 就 労 継 続 支 援 等 の 利 用 を 希 望 する 場 合 であって 市 町 村 がサービス 等 利 用 計 画 案 の 作 成 が 必 要 と 認 める 場 合 に 求 めるものとする (3) 障 害 支 援 区 分 認 定 調 査 障 害 支 援 区 分 の 判 定 等 のため 市 町 村 の 認 定 調 査 員 が 申 請 のあった 本 人 及 び 保 護 者 等 と 面 接 をし 3 障 害 及 び 難 病 等 対 象 者 共 通 の 調 査 項 目 等 について 認 定 調 査 を 行 う ( 併 せてサービスの 利 用 意 向 聴 取 を 行 うことも 可 能 ) (4) 概 況 調 査 認 定 調 査 に 併 せて 本 人 及 び 家 族 等 の 状 況 や 現 在 のサービス 内 容 や 家 族 からの 介 護 状 況 等 を 調 査 する (5) 医 師 意 見 書 の 聴 取 市 町 村 は 市 町 村 審 査 会 に 障 害 支 援 区 分 に 関 する 審 査 及 び 判 定 を 依 頼 するに 際 し 申 請 に 係 る 障 害 者 の 主 治 医 等 に 対 し 当 該 障 害 者 の 疾 病 身 体 の 障 害 内 容 精 神 の 状 況 など 医 学 的 知 見 から 意 見 ( 医 師 意 見 書 )を 求 める (6) 一 次 判 定 (コンピュータ 判 定 ) 市 町 村 は 認 定 調 査 の 結 果 及 び 医 師 意 見 書 の 一 部 項 目 を 踏 まえ 障 害 支 援 区 分 に 係 る 市 町 村 審 査 会 による 審 査 及 び 判 定 の 基 準 等 に 関 する 省 令 ( 平 成 26 年 厚 生 労 働 省 令 第 5 号 以 下 区 分 省 令 という )の 内 容 が 組 み 込 まれた 一 次 判 定 用 ソフトを 活 用 した 一 次 判 定 処 理 を 行 う (7) 二 次 判 定 ( 市 町 村 審 査 会 での 審 査 判 定 ) ア 市 町 村 は 一 次 判 定 結 果 概 況 調 査 特 記 事 項 及 び 医 師 意 見 書 を 揃 え 市 町 村 審 - 8 -

査 会 に 審 査 判 定 を 依 頼 する イ 市 町 村 審 査 会 ( 合 議 体 )は 一 次 判 定 の 結 果 を 原 案 として 特 記 事 項 及 び 医 師 意 見 書 ( 一 次 判 定 で 評 価 した 項 目 を 除 く)の 内 容 を 総 合 的 に 勘 案 した 審 査 判 定 を 行 う ウ 審 査 判 定 に 際 し 市 町 村 審 査 会 が 特 に 必 要 と 認 めた 場 合 は 本 人 その 家 族 医 師 その 他 関 係 者 に 意 見 を 求 めることができる エ 市 町 村 審 査 会 は 審 査 判 定 結 果 を 市 町 村 へ 通 知 する (8) 障 害 支 援 区 分 の 認 定 市 町 村 は 市 町 村 審 査 会 の 審 査 判 定 結 果 に 基 づき 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 行 う (9)サービス 利 用 意 向 の 聴 取 市 町 村 は 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 行 った 申 請 者 等 の 支 給 決 定 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 を 行 うため 申 請 者 から 介 護 給 付 訓 練 等 給 付 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 の 申 請 に 係 るサービスの 利 用 意 向 を 聴 取 する (10)サービス 等 利 用 計 画 案 の 提 出 市 町 村 からサービス 等 利 用 計 画 案 の 提 出 を 求 められた 障 害 者 等 は 指 定 特 定 相 談 支 援 事 業 者 が 作 成 したサービス 等 利 用 計 画 案 を 提 出 する なお 市 町 村 からサービス 等 利 用 計 画 案 の 提 出 を 求 められた 障 害 者 等 は 身 近 な 地 域 に 指 定 特 定 相 談 支 援 事 業 者 がない 場 合 又 は 指 定 特 定 相 談 支 援 事 業 者 以 外 のサービス 等 利 用 計 画 案 の 提 出 を 希 望 する 場 合 には 指 定 特 定 相 談 支 援 事 業 者 が 作 成 する 計 画 案 に 代 えて 当 該 事 業 者 以 外 の 者 が 作 成 するサービス 等 利 用 計 画 案 を 提 出 できる (11) 支 給 決 定 案 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 案 の 作 成 市 町 村 は 障 害 支 援 区 分 やサービス 利 用 意 向 聴 取 の 結 果 サービス 等 利 用 計 画 案 等 を 踏 まえ 市 町 村 が 定 める 支 給 決 定 基 準 等 に 基 づき 支 給 決 定 案 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 案 を 作 成 する (12) 審 査 会 の 意 見 聴 取 市 町 村 は 作 成 した 支 給 決 定 案 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 案 が 当 該 市 町 村 の 定 める 支 給 決 定 基 準 等 と 乖 離 するときは いわゆる 非 定 型 の 支 給 決 定 等 として 市 町 村 審 査 会 に 意 見 を 求 めることができる 市 町 村 審 査 会 は 当 該 支 給 決 定 案 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 案 の 内 容 や 作 成 した 理 由 等 の 妥 当 性 を 審 査 し 当 該 支 給 決 定 案 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 案 等 について 審 査 会 の 意 見 を 市 町 村 に 報 告 する なお 市 町 村 審 査 会 は 意 見 を 述 べるに 当 たり 必 要 に 応 じて 関 係 機 関 や 障 害 者 - 9 -

その 家 族 医 師 等 の 意 見 を 聴 くことができる (13) 支 給 決 定 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 市 町 村 は 支 給 決 定 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 勘 案 事 項 審 査 会 の 意 見 サービ ス 等 利 用 計 画 案 等 の 内 容 を 踏 まえ 支 給 決 定 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 を 行 う (14)サービス 等 利 用 計 画 の 作 成 指 定 特 定 相 談 支 援 事 業 者 は 支 給 決 定 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 が 行 われた 後 に 指 定 障 害 福 祉 サービス 事 業 者 指 定 一 般 相 談 支 援 事 業 者 等 との 連 絡 調 整 等 を 行 うとと もに 当 該 支 給 決 定 に 係 る 障 害 福 祉 サービス 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 に 係 る 地 域 相 談 支 援 の 種 類 及 び 内 容 等 を 記 載 したサービス 等 利 用 計 画 を 作 成 する (15) 訓 練 等 給 付 について (5)から(8)までについては 訓 練 等 給 付 の 申 請 ( 共 同 生 活 援 助 に 係 る 支 給 申 請 のう ち 入 浴 排 せつ 又 は 食 事 等 の 介 護 を 伴 う 場 合 を 除 く 以 下 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 要 し ない 支 給 申 請 という )を 行 う 者 には 行 わない (16) 同 行 援 護 について ア 同 行 援 護 の 利 用 を 希 望 する 障 害 者 又 は 障 害 児 の 保 護 者 が (1)の 支 給 決 定 の 申 請 をした 場 合 にあっては 市 町 村 は(3)の 障 害 支 援 区 分 認 定 調 査 を 行 う 前 に 同 行 援 護 アセスメント 調 査 票 による 調 査 を 行 う ( 支 給 決 定 の 流 れについては 図 2を 参 照 ) なお 同 行 援 護 アセスメント 調 査 票 のうち 視 力 障 害 については 障 害 支 援 区 分 の 認 定 調 査 項 目 4 群 視 聴 覚 機 能 視 力 と 同 様 の 取 扱 いとして 差 し 支 えない イ (5)の 医 師 意 見 書 の 聴 取 及 び(6)の 一 次 判 定 (コンピュータ 判 定 )については 身 体 介 護 を 伴 わない 申 請 者 の 場 合 には 行 わないものとする なお 上 記 アの 同 行 援 護 アセスメント 調 査 票 による 調 査 において 当 該 調 査 項 目 中 夜 盲 については 必 要 に 応 じて 医 師 意 見 書 を 添 付 することとなるが この 医 師 意 見 書 は 市 町 村 審 査 会 に 障 害 支 援 区 分 に 関 する 審 査 及 び 判 定 を 依 頼 する 際 の 医 師 意 見 書 等 により 夜 盲 であることが 確 認 できる 場 合 については 省 略 して 差 し 支 えない ウ 身 体 介 護 を 伴 わない 申 請 者 の 場 合 にあっても 市 町 村 の 判 断 により (7)の 市 町 村 審 査 会 での 審 査 判 定 ( 二 次 判 定 )に 準 ずる 形 で 同 行 援 護 アセスメント 調 査 票 の 調 査 結 果 を 用 いて 市 町 村 審 査 会 の 意 見 を 聴 くこととしても 差 し 支 えない エ (8)の 障 害 支 援 区 分 の 認 定 は 身 体 介 護 を 伴 わない 申 請 者 には 行 わないものとす る - 10 -

(17) 地 域 相 談 支 援 給 付 について (3)から(8)までについては 地 域 相 談 支 援 給 付 の 申 請 者 には 行 わない 4 介 護 給 付 訓 練 等 給 付 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 と 障 害 支 援 区 分 の 関 係 について (1) 介 護 給 付 訓 練 等 給 付 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 の 基 本 的 な 性 格 介 護 給 付 は 障 害 に 起 因 する 日 常 生 活 上 継 続 的 に 必 要 な 介 護 支 援 であり 居 宅 介 護 や 施 設 における 生 活 介 護 などが 該 当 する 訓 練 等 給 付 は 障 害 者 が 地 域 で 生 活 を 行 うために 一 定 期 間 提 供 される 訓 練 的 支 援 であり 機 能 訓 練 や 生 活 訓 練 就 労 に 関 する 支 援 などが 該 当 する 地 域 相 談 支 援 給 付 は 地 域 移 行 や 地 域 で 安 心 して 暮 らすための 相 談 支 援 であり 入 所 入 院 中 の 障 害 者 が 退 所 退 院 するための 支 援 や 地 域 で 居 宅 において 単 身 等 で 生 活 する 者 への 常 時 の 連 絡 体 制 の 確 保 や 緊 急 時 の 支 援 などが 該 当 する (2) 介 護 給 付 及 び 訓 練 等 給 付 と 障 害 支 援 区 分 市 町 村 は 介 護 給 付 及 び 訓 練 等 給 付 ( 共 同 生 活 援 助 に 係 るものに 限 る )の 申 請 ( 同 行 援 護 に 係 る 支 給 申 請 のうち 身 体 介 護 を 伴 わない 場 合 及 び 共 同 生 活 援 助 に 係 る 支 給 申 請 のうち 入 浴 排 せつ 又 は 食 事 等 の 介 護 を 伴 わない 場 合 を 除 く 以 下 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 要 する 支 給 申 請 という )があった 場 合 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 行 う 障 害 支 援 区 分 は 障 害 の 多 様 な 特 性 その 他 の 心 身 の 状 態 に 応 じて 必 要 とされる 標 準 的 な 支 援 の 度 合 を 総 合 的 に 示 す 指 標 であり 市 町 村 がサービスの 種 類 や 量 を 決 定 する 際 に 勘 案 する 事 項 の 一 つである 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 要 する 支 給 申 請 を 行 う 障 害 者 に 対 する 介 護 給 付 及 び 訓 練 等 給 付 の 支 給 決 定 は 障 害 支 援 区 分 の 他 サービスの 利 用 意 向 家 族 等 の 介 護 者 の 状 況 社 会 参 加 の 状 況 など 概 況 調 査 で 得 られる 勘 案 事 項 サ ービス 等 利 用 計 画 案 を 加 味 して サービスの 種 類 や 量 について 個 別 に 支 給 決 定 を 行 う (3) 訓 練 等 給 付 の 支 給 決 定 訓 練 等 給 付 ( 共 同 生 活 援 助 及 び 就 労 継 続 支 援 B 型 を 除 く )は できる 限 り 障 害 者 本 人 の 希 望 を 尊 重 し 暫 定 的 に 支 給 決 定 を 行 った 上 で 実 際 にサービスを 利 用 した 結 果 を 踏 まえて 正 式 の 支 給 決 定 を 行 う したがって 明 らかにサービス 内 容 に 適 合 しない 場 合 を 除 き 暫 定 支 給 決 定 の 対 象 となる ただし 地 域 内 のサービス 資 源 に 限 りがあり 利 用 希 望 者 が 定 員 枠 を 超 える ような 場 合 には 自 立 訓 練 ( 機 能 訓 練 生 活 訓 練 )に 限 り 待 機 期 間 のほか 訓 練 等 給 付 に 関 連 する 項 目 の 調 査 結 果 をスコア 化 し 暫 定 支 給 決 定 の 優 先 順 位 を 考 慮 する 際 - 11 -

の 参 考 として 用 いる この 訓 練 等 給 付 に 関 連 するスコアは 暫 定 支 給 決 定 の 際 に 用 いられる 参 考 指 標 であり 障 害 支 援 区 分 ではない (4) 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 地 域 相 談 支 援 給 付 費 については 障 害 支 援 区 分 の 認 定 は 不 要 であるが 対 象 者 の 状 況 を 把 握 して 適 切 に 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 を 行 うため 障 害 支 援 区 分 認 定 調 査 の 調 査 項 目 に 係 る 調 査 を 実 施 する - 12 -

介 護 給 付 ( 同 行 援 護 を 除 く ) 1 申 請 2 サービス 等 利 用 計 画 案 の 提 出 依 頼 3 障 害 支 援 区 分 認 定 調 査 4 医 師 意 見 書 5 一 次 判 定 (コンピュータ 判 定 ) 6 市 町 村 審 査 会 ( 二 次 判 定 ) 6 市 町 村 長 へ 判 定 結 果 を 通 知 7 障 害 支 援 区 分 の 認 定 8 申 請 者 に 認 定 結 果 通 知 9 サービス 利 用 意 向 聴 取 10 サービス 等 利 用 計 画 案 の 提 出 11 支 給 決 定 案 の 作 成 12 市 町 村 審 査 会 の 意 見 聴 取 13 支 給 決 定 14 申 請 者 に 支 給 決 定 通 知 15 サービス 等 利 用 計 画 の 作 成 サービス 利 用 図 1 介 護 給 付 に 係 る 支 給 決 定 の 流 れと 審 査 会 の 位 置 付 け( 同 行 援 護 を 除 く ) - 13 -

同 行 援 護 身 体 介 護 を 伴 う 場 合 身 体 介 護 を 伴 わない 場 合 1 申 請 1-1 サービス 等 利 用 計 画 案 の 提 出 依 頼 1-2 同 行 援 護 アセスメント 調 査 票 により 調 査 2 障 害 支 援 区 分 認 定 調 査 3 医 師 意 見 書 4 一 次 判 定 (コンピュータ 判 定 ) 5 市 町 村 審 査 会 ( 二 次 判 定 ) 5 市 町 村 長 へ 判 定 結 果 を 通 知 6 障 害 支 援 区 分 の 認 定 7 申 請 者 に 認 定 結 果 通 知 8 サービス 利 用 意 向 の 聴 取 9 サービス 等 利 用 計 画 案 の 提 出 10 支 給 決 定 案 の 作 成 11 市 町 村 審 査 会 の 意 見 聴 取 12 支 給 決 定 13 申 請 者 に 支 給 決 定 の 通 知 14 サービス 等 利 用 計 画 の 作 成 サービス 利 用 図 2 同 行 援 護 に 係 る 支 給 決 定 の 流 れと 審 査 会 の 位 置 付 け - 14 -

地 域 相 談 支 援 給 付 1 申 請 2 サービス 等 利 用 計 画 案 の 提 出 依 頼 3 障 害 支 援 区 分 認 定 調 査 項 目 の 調 査 4 サービス 利 用 意 向 聴 取 5 サービス 等 利 用 計 画 案 の 提 出 6 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 案 の 作 成 7 市 町 村 審 査 会 の 意 見 聴 取 8 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 10 サービス 等 利 用 計 画 の 作 成 9 申 請 者 に 給 付 決 定 通 知 サービス 利 用 図 3 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 流 れと 審 査 会 の 位 置 付 け - 15 -

5 サービスの 種 類 内 容 及 び 対 象 者 障 害 福 祉 サービス 又 は 地 域 相 談 支 援 の 種 類 内 容 及 び 対 象 者 の 要 件 は 以 下 のとおり である 各 サービスの 対 象 者 の 障 害 支 援 区 分 等 の 要 件 は 施 行 規 則 報 酬 告 示 等 において 定 めている (1)から(9)までが 介 護 給 付 (10)から(16)までが 訓 練 等 給 付 ( 17) 及 び(18)が 地 域 相 談 支 援 給 付 の 対 象 サービス (1) 居 宅 介 護 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 2 項 ) 障 害 者 等 につき 居 宅 において 入 浴 排 せつ 及 び 食 事 等 の 介 護 調 理 洗 濯 及 び 掃 除 等 の 家 事 並 びに 生 活 等 に 関 する 相 談 及 び 助 言 その 他 の 生 活 全 般 にわたる 援 助 を 行 う イ 対 象 者 障 害 支 援 区 分 が 区 分 1 以 上 ( 障 害 児 にあってはこれに 相 当 する 心 身 の 状 態 )であ る 者 ただし 通 院 等 介 助 ( 身 体 介 護 を 伴 う 場 合 )を 算 定 する 場 合 にあっては 下 記 の いずれにも 該 当 する 者 1 区 分 2 以 上 に 該 当 していること 2 障 害 支 援 区 分 の 認 定 調 査 項 目 のうち それぞれ(ア)から(オ)までに 掲 げる 状 態 の いずれか 一 つ 以 上 に 認 定 されていること (ア) 歩 行 全 面 的 な 支 援 が 必 要 (イ) 移 乗 見 守 り 等 の 支 援 が 必 要 部 分 的 な 支 援 が 必 要 又 は 全 面 的 な 支 援 が 必 要 (ウ) 移 動 見 守 り 等 の 支 援 が 必 要 部 分 的 な 支 援 が 必 要 又 は 全 面 的 な 支 援 が 必 要 (エ) 排 尿 部 分 的 な 支 援 が 必 要 又 は 全 面 的 な 支 援 が 必 要 (オ) 排 便 部 分 的 な 支 援 が 必 要 又 は 全 面 的 な 支 援 が 必 要 (2) 重 度 訪 問 介 護 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 3 項 ) 重 度 の 肢 体 不 自 由 者 又 は 重 度 の 知 的 障 害 若 しくは 精 神 障 害 により 行 動 上 著 しい 困 難 を 有 する 障 害 者 であって 常 時 介 護 を 要 するものにつき 居 宅 において 入 浴 排 せつ 及 び 食 事 等 の 介 護 調 理 洗 濯 及 び 掃 除 等 の 家 事 並 びに 生 活 等 に 関 する 相 談 及 び 助 言 その 他 の 生 活 全 般 にわたる 援 助 並 びに 外 出 時 における 移 動 中 の 介 護 を 総 合 的 に 行 う - 16 -

イ 対 象 者 障 害 支 援 区 分 が 区 分 4 以 上 であって 次 の(ア) 又 は(イ)のいずれかに 該 当 す る 者 (ア) 次 の( 一 ) 及 び( 二 )のいずれにも 該 当 していること ( 一 ) 二 肢 以 上 に 麻 痺 等 があること ( 二 ) 障 害 支 援 区 分 の 認 定 調 査 項 目 のうち 歩 行 移 乗 排 尿 排 便 のい ずれも 支 援 が 不 要 以 外 と 認 定 されていること (イ) 障 害 支 援 区 分 の 認 定 調 査 項 目 のうち 行 動 関 連 項 目 等 (12 項 目 )の 合 計 点 数 が10 点 以 上 である 者 ただし 現 行 の 日 常 生 活 支 援 の 利 用 者 のサービス 水 準 の 激 変 緩 和 を 図 る 観 点 か ら 以 下 の 経 過 措 置 を 設 ける 平 成 18 年 9 月 末 日 現 在 において 日 常 生 活 支 援 の 支 給 決 定 を 受 けている 者 であ って 上 記 の 対 象 者 要 件 に 該 当 しない 者 のうち 1 障 害 支 援 区 分 が 区 分 3 以 上 で 2 日 常 生 活 支 援 及 び 外 出 介 護 の 月 の 支 給 決 定 時 間 の 合 計 が125 時 間 を 超 える 者 については 当 該 者 の 障 害 支 援 区 分 の 有 効 期 間 に 限 り 重 度 訪 問 介 護 の 対 象 とす る なお 重 度 訪 問 介 護 サービス 費 の 加 算 対 象 者 については それぞれ 下 記 の 要 件 を 満 たす 者 とする 1 100 分 の7.5 区 分 6に 該 当 する 者 2 100 分 の15 (ア)に 該 当 する 者 であって 重 度 障 害 者 等 包 括 支 援 の 対 象 となる 者 (3) 同 行 援 護 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 4 項 ) 視 覚 障 害 により 移 動 に 著 しい 困 難 を 有 する 障 害 者 等 につき 外 出 時 において 当 該 障 害 者 等 に 同 行 し 移 動 に 必 要 な 情 報 を 提 供 するとともに 移 動 の 援 護 その 他 の 当 該 障 害 者 等 が 外 出 する 際 の 必 要 な 援 助 を 行 う イ 対 象 者 身 体 介 護 を 伴 わない 場 合 1 同 行 援 護 アセスメント 調 査 票 による 調 査 項 目 中 視 力 障 害 視 野 障 害 及 び 夜 盲 のいずれかが1 点 以 上 であり かつ 移 動 障 害 の 点 数 が1 点 以 上 の 者 ( 表 1 参 照 ) 身 体 介 護 を 伴 わない 場 合 については 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 必 要 としないも のとする - 17 -

身 体 介 護 を 伴 う 場 合 下 記 のいずれにも 該 当 する 者 1 同 行 援 護 アセスメント 調 査 票 による 調 査 項 目 中 視 力 障 害 視 野 障 害 及 び 夜 盲 のいずれかが1 点 以 上 であり かつ 移 動 障 害 の 点 数 が1 点 以 上 の 者 2 区 分 2 以 上 に 該 当 するもの 3 障 害 支 援 区 分 の 認 定 調 査 項 目 のうち それぞれ(ア)から(オ)までに 掲 げる 状 態 のいずれか 一 つ 以 上 に 認 定 されていること (ア) 歩 行 全 面 的 な 支 援 が 必 要 (イ) 移 乗 見 守 り 等 の 支 援 が 必 要 部 分 的 な 支 援 が 必 要 又 は 全 面 的 な 支 援 が 必 要 (ウ) 移 動 見 守 り 等 の 支 援 が 必 要 部 分 的 な 支 援 が 必 要 又 は 全 面 的 な 支 援 が 必 要 (エ) 排 尿 部 分 的 な 支 援 が 必 要 又 は 全 面 的 な 支 援 が 必 要 (オ) 排 便 部 分 的 な 支 援 が 必 要 又 は 全 面 的 な 支 援 が 必 要 (4) 行 動 援 護 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 5 項 ) 知 的 障 害 又 は 精 神 障 害 により 行 動 上 著 しい 困 難 を 有 する 障 害 者 等 であって 常 時 介 護 を 要 するものにつき 当 該 障 害 者 等 が 行 動 する 際 に 生 じ 得 る 危 険 を 回 避 するため に 必 要 な 援 護 外 出 時 における 移 動 中 の 介 護 排 せつ 及 び 食 事 等 の 介 護 その 他 の 当 該 障 害 者 等 が 行 動 する 際 の 必 要 な 援 助 を 行 う イ 対 象 者 障 害 支 援 区 分 が 区 分 3 以 上 であって 障 害 支 援 区 分 の 認 定 調 査 項 目 のうち 行 動 関 連 項 目 等 (12 項 目 )の 合 計 点 数 が10 点 以 上 ( 障 害 児 にあってはこれに 相 当 する 支 援 の 度 合 )である 者 ( 表 2 参 照 ) (5) 療 養 介 護 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 6 項 ) 病 院 において 機 能 訓 練 療 養 上 の 管 理 看 護 医 学 的 管 理 の 下 における 介 護 日 常 生 活 上 の 世 話 その 他 必 要 な 医 療 を 要 する 障 害 者 であって 常 時 介 護 を 要 するものに つき 主 として 昼 間 において 病 院 において 行 われる 機 能 訓 練 療 養 上 の 管 理 看 護 医 学 的 管 理 の 下 における 介 護 及 び 日 常 生 活 上 の 世 話 を 行 う また 療 養 介 護 の うち 医 療 に 係 るものを 療 養 介 護 医 療 として 提 供 する イ 対 象 者 - 18 -

病 院 等 への 長 期 の 入 院 による 医 療 的 ケアに 加 え 常 時 の 介 護 を 必 要 とする 障 害 者 として 次 に 掲 げる 者 1 筋 萎 縮 性 側 索 硬 化 症 (ALS) 患 者 等 気 管 切 開 を 伴 う 人 工 呼 吸 器 による 呼 吸 管 理 を 行 っている 者 であって 障 害 支 援 区 分 が 区 分 6の 者 2 筋 ジストロフィー 患 者 又 は 重 症 心 身 障 害 者 であって 障 害 支 援 区 分 が 区 分 5 以 上 の 者 (6) 生 活 介 護 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 7 項 ) 障 害 者 支 援 施 設 その 他 の 以 下 に 掲 げる 便 宜 を 適 切 に 供 与 することができる 施 設 に おいて 入 浴 排 せつ 及 び 食 事 等 の 介 護 創 作 的 活 動 又 は 生 産 活 動 の 機 会 の 提 供 そ の 他 必 要 な 援 助 を 要 する 障 害 者 であって 常 時 介 護 を 要 するものにつき 主 として 昼 間 において 入 浴 排 せつ 及 び 食 事 等 の 介 護 調 理 洗 濯 及 び 掃 除 等 の 家 事 並 び に 生 活 等 に 関 する 相 談 及 び 助 言 その 他 の 必 要 な 日 常 生 活 上 の 支 援 創 作 的 活 動 又 は 生 産 活 動 の 機 会 の 提 供 その 他 の 身 体 機 能 又 は 生 活 能 力 の 向 上 のために 必 要 な 援 助 を 行 う イ 対 象 者 地 域 や 入 所 施 設 において 安 定 した 生 活 を 営 むため 常 時 介 護 等 の 支 援 が 必 要 な 者 として 次 に 掲 げる 者 1 障 害 支 援 区 分 が 区 分 3( 障 害 者 支 援 施 設 に 入 所 する 場 合 は 区 分 4) 以 上 である 者 2 年 齢 が50 歳 以 上 の 場 合 は 障 害 支 援 区 分 が 区 分 2( 障 害 者 支 援 施 設 に 入 所 す る 場 合 は 区 分 3) 以 上 である 者 3 障 害 者 支 援 施 設 に 入 所 する 者 であって 障 害 支 援 区 分 4(50 歳 以 上 の 場 合 は 障 害 支 援 区 分 3)より 低 い 者 のうち 指 定 特 定 相 談 支 援 事 業 者 によるサービス 等 利 用 計 画 案 の 作 成 の 手 続 きを 経 た 上 で 市 町 村 が 利 用 の 組 み 合 わせの 必 要 性 を 認 め た 者 3の 者 のうち 以 下 の 者 ( 以 下 新 規 の 入 所 希 望 者 以 外 の 者 という )に ついては 原 則 平 成 24 年 4 月 以 降 の 支 給 決 定 の 更 新 時 にサービス 等 利 用 計 画 案 の 作 成 を 求 めた 上 で 引 き 続 き 生 活 介 護 の 利 用 を 認 めて 差 し 支 えない 法 の 施 行 時 の 身 体 知 的 の 旧 法 施 設 ( 通 所 施 設 も 含 む)の 利 用 者 ( 特 定 旧 法 受 給 者 ) 法 の 施 行 後 に 旧 法 施 設 に 入 所 し 継 続 して 入 所 している 者 平 成 24 年 4 月 の 児 童 福 祉 法 改 正 の 施 行 の 際 に 障 害 児 施 設 ( 指 定 医 療 機 関 を 含 む)に 入 所 している 者 - 19 -

(7) 短 期 入 所 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 8 項 ) 居 宅 においてその 介 護 を 行 う 者 の 疾 病 その 他 の 理 由 により 障 害 者 支 援 施 設 児 童 福 祉 施 設 その 他 の 以 下 に 掲 げる 便 宜 を 適 切 に 行 うことができる 施 設 への 短 期 間 の 入 所 を 必 要 とする 障 害 者 等 につき 当 該 施 設 に 短 期 間 の 入 所 をさせ 入 浴 排 せつ 及 び 食 事 の 介 護 その 他 の 必 要 な 支 援 を 行 う イ 対 象 者 1 障 害 支 援 区 分 が 区 分 1 以 上 である 障 害 者 2 障 害 児 に 必 要 とされる 支 援 の 度 合 に 応 じて 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 区 分 における 区 分 1 以 上 に 該 当 する 障 害 児 (8) 重 度 障 害 者 等 包 括 支 援 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 9 項 ) 常 時 介 護 を 要 する 障 害 者 等 であって 意 思 疎 通 を 図 ることに 著 しい 支 障 があるも ののうち 四 肢 の 麻 痺 及 び 寝 たきりの 状 態 にあるもの 並 びに 知 的 障 害 又 は 精 神 障 害 により 行 動 上 著 しい 困 難 を 有 するものにつき 居 宅 介 護 重 度 訪 問 介 護 同 行 援 護 行 動 援 護 生 活 介 護 短 期 入 所 自 立 訓 練 就 労 移 行 支 援 就 労 継 続 支 援 及 び 共 同 生 活 援 助 を 包 括 的 に 提 供 する イ 対 象 者 障 害 支 援 区 分 が 区 分 6( 障 害 児 にあっては 区 分 6に 相 当 する 支 援 の 度 合 )に 該 当 する 者 のうち 意 思 疎 通 に 著 しい 困 難 を 有 する 者 であって 以 下 のいずれかに 該 当 する 者 類 型 状 態 像 重 度 訪 問 介 護 の 対 象 であって 四 肢 すべてに 麻 痺 等 があり 寝 たきり 状 態 にある 障 害 者 のう 人 工 呼 吸 器 による 呼 吸 管 理 を 行 って いる 身 体 障 害 者 Ⅰ 類 型 筋 ジストロフィー 脊 椎 損 傷 ALS 遷 延 性 意 識 障 害 等 ち 右 のいずれかに 該 当 する 者 最 重 度 知 的 障 害 者 Ⅱ 類 型 重 症 心 身 障 害 者 等 障 害 支 援 区 分 の 認 定 調 査 項 目 のうち 行 動 関 連 項 目 等 (12 項 目 )の 合 強 度 行 動 障 害 等 計 点 数 が10 点 以 上 である 者 Ⅲ 類 型 - 20 -

Ⅰ 類 型 (1) 障 害 支 援 区 分 6の 重 度 訪 問 介 護 対 象 者 であって (2) 医 師 意 見 書 の 2. 身 体 の 状 態 に 関 する 意 見 中 の (3) 麻 痺 における 左 上 肢 右 上 肢 左 下 肢 右 下 肢 において いずれも ある に 認 定 ( 軽 中 重 のいずれかにチェックされていること) なお 医 師 意 見 書 の 2. 身 体 の 状 態 に 関 する 意 見 中 の (2) 四 肢 欠 損 (4) 筋 力 の 低 下 (5) 関 節 の 拘 縮 は 麻 痺 に 準 ずる 取 扱 いとする (3) 認 定 調 査 項 目 1 群 起 居 動 作 寝 返 り において 全 面 的 な 支 援 が 必 要 と 認 定 (4) 認 定 調 査 項 目 10 群 特 別 な 医 療 レスピレーター において ある と 認 定 (5) 認 定 調 査 項 目 6 群 認 知 機 能 コミュニケーション において 日 常 生 活 に 支 障 がない 以 外 に 認 定 Ⅱ 類 型 (1) 概 況 調 査 において 知 的 障 害 の 程 度 が 最 重 度 と 確 認 (2) 障 害 支 援 区 分 6の 重 度 訪 問 介 護 対 象 者 であって (3) 医 師 意 見 書 の 2. 身 体 の 状 態 に 関 する 意 見 中 の (3) 麻 痺 における 左 上 肢 右 上 肢 左 下 肢 右 下 肢 において いずれも ある に 認 定 ( 軽 中 重 のいずれかにチェックされていること) なお 医 師 意 見 書 の 2. 身 体 の 状 態 に 関 する 意 見 中 の (2) 四 肢 欠 損 (4) 筋 力 の 低 下 (5) 関 節 の 拘 縮 は 麻 痺 に 準 ずる 取 扱 いとする (4) 認 定 調 査 項 目 1 群 起 居 動 作 寝 返 り において 全 面 的 な 支 援 が 必 要 と 認 定 (5) 認 定 調 査 項 目 6 群 認 知 機 能 コミュニケーション において 日 常 生 活 に 支 障 がない 以 外 に 認 定 Ⅲ 類 型 (1) 障 害 支 援 区 分 6の 行 動 援 護 対 象 者 であって (2) 認 定 調 査 項 目 6 群 認 知 機 能 コミュニケーション において 日 常 生 活 に 支 障 がない 以 外 に 認 定 (3) 障 害 支 援 区 分 の 認 定 調 査 項 目 のうち 行 動 関 連 項 目 等 (12 項 目 )の 合 計 点 数 が10 点 以 上 ( 障 害 児 にあってはこれに 相 当 する 支 援 の 度 合 )である 者 (9) 施 設 入 所 支 援 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 10 項 ) その 施 設 に 入 所 する 障 害 者 につき 主 として 夜 間 において 入 浴 排 せつ 及 び 食 事 等 の 介 護 生 活 等 に 関 する 相 談 及 び 助 言 その 他 の 必 要 な 日 常 生 活 上 の 支 援 を 行 う - 21 -

イ 対 象 者 1 生 活 介 護 を 受 けている 者 であって 障 害 支 援 区 分 が 区 分 4(50 歳 以 上 の 者 にあ っては 区 分 3) 以 上 である 者 2 自 立 訓 練 又 は 就 労 移 行 支 援 ( 以 下 この2において 訓 練 等 という )を 受 け ている 者 であって 入 所 させながら 訓 練 等 を 実 施 することが 必 要 かつ 効 果 的 であ ると 認 められるもの 又 は 地 域 における 障 害 福 祉 サービスの 提 供 体 制 の 状 況 その 他 やむを 得 ない 事 情 により 通 所 によって 訓 練 等 を 受 けることが 困 難 なもの 3 生 活 介 護 を 受 けている 者 であって 障 害 支 援 区 分 4(50 歳 以 上 の 場 合 は 障 害 支 援 区 分 3)より 低 い 者 のうち 指 定 特 定 相 談 支 援 事 業 者 によるサービス 等 利 用 計 画 案 の 作 成 の 手 続 きを 経 た 上 で 市 町 村 が 利 用 の 組 み 合 わせの 必 要 性 を 認 めた 者 4 就 労 継 続 支 援 B 型 を 受 けている 者 のうち 指 定 特 定 相 談 支 援 事 業 者 によるサー ビス 等 利 用 計 画 案 の 作 成 の 手 続 きを 経 た 上 で 市 町 村 が 利 用 の 組 み 合 わせの 必 要 性 を 認 めた 者 3 又 は4の 者 のうち 新 規 の 入 所 希 望 者 以 外 の 者 については 原 則 平 成 24 年 4 月 以 降 の 支 給 決 定 の 更 新 時 にサービス 等 利 用 計 画 案 の 作 成 を 求 め た 上 で 引 き 続 き 施 設 入 所 支 援 の 利 用 を 認 めて 差 し 支 えない 法 の 施 行 時 の 身 体 知 的 の 旧 法 施 設 ( 通 所 施 設 も 含 む)の 利 用 者 ( 特 定 旧 法 受 給 者 ) 法 の 施 行 後 に 旧 法 施 設 に 入 所 し 継 続 して 入 所 している 者 平 成 24 年 4 月 の 児 童 福 祉 法 改 正 の 施 行 の 際 に 障 害 児 施 設 ( 指 定 医 療 機 関 を 含 む)に 入 所 している 者 障 害 者 支 援 施 設 及 びのぞみの 園 が 行 う 施 設 障 害 福 祉 サービス( 法 第 5 条 第 1 項 に 規 定 する 施 設 障 害 福 祉 サービスをいう 以 下 同 じ )は 施 設 入 所 支 援 のほか 生 活 介 護 自 立 訓 練 就 労 移 行 支 援 及 び 就 労 継 続 支 援 B 型 とする (10) 自 立 訓 練 ( 機 能 訓 練 ) ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 12 項 ) 身 体 障 害 者 又 は 難 病 等 対 象 者 につき 障 害 者 支 援 施 設 若 しくは 障 害 福 祉 サービス 事 業 所 に 通 わせ 当 該 障 害 者 支 援 施 設 若 しくは 障 害 福 祉 サービス 事 業 所 において 又 は 当 該 障 害 者 の 居 宅 を 訪 問 して 行 う 理 学 療 法 作 業 療 法 その 他 必 要 なリハビリテ ーション 生 活 等 に 関 する 相 談 及 び 助 言 その 他 の 必 要 な 支 援 を 行 う イ 対 象 者 地 域 生 活 を 営 む 上 で 身 体 機 能 生 活 能 力 の 維 持 向 上 等 のため 一 定 の 支 援 が 必 要 な 身 体 障 害 者 又 は 難 病 等 対 象 者 具 体 的 には 次 のような 例 が 挙 げられる 1 入 所 施 設 病 院 を 退 所 退 院 した 者 であって 地 域 生 活 への 移 行 等 を 図 る 上 で - 22 -

身 体 的 リハビリテーションの 継 続 や 身 体 機 能 の 維 持 回 復 などの 支 援 が 必 要 な 者 2 特 別 支 援 学 校 を 卒 業 した 者 であって 地 域 生 活 を 営 む 上 で 身 体 機 能 の 維 持 回 復 などの 支 援 が 必 要 な 者 等 (11) 自 立 訓 練 ( 生 活 訓 練 ) ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 12 項 ) 知 的 障 害 又 は 精 神 障 害 を 有 する 障 害 者 につき 障 害 者 支 援 施 設 若 しくは 障 害 福 祉 サービス 事 業 所 に 通 わせ 当 該 障 害 者 支 援 施 設 若 しくは 障 害 福 祉 サービス 事 業 所 に おいて 又 は 当 該 障 害 者 の 居 宅 を 訪 問 して 行 う 入 浴 排 せつ 及 び 食 事 等 に 関 する 自 立 した 日 常 生 活 を 営 むために 必 要 な 訓 練 生 活 等 に 関 する 相 談 及 び 助 言 その 他 の 必 要 な 支 援 を 行 う イ 対 象 者 地 域 生 活 を 営 む 上 で 生 活 能 力 の 維 持 向 上 等 のため 一 定 の 支 援 が 必 要 な 知 的 障 害 者 精 神 障 害 者 具 体 的 には 次 のような 例 が 挙 げられる 1 入 所 施 設 病 院 を 退 所 退 院 した 者 であって 地 域 生 活 への 移 行 を 図 る 上 で 生 活 能 力 の 維 持 向 上 などの 支 援 が 必 要 な 者 2 特 別 支 援 学 校 を 卒 業 した 者 継 続 した 通 院 により 症 状 が 安 定 している 者 等 であ って 地 域 生 活 を 営 む 上 で 生 活 能 力 の 維 持 向 上 などの 支 援 が 必 要 な 者 等 (12) 宿 泊 型 自 立 訓 練 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 12 項 ) 知 的 障 害 又 は 精 神 障 害 を 有 する 障 害 者 につき 居 室 その 他 の 設 備 を 利 用 させると ともに 家 事 等 の 日 常 生 活 能 力 を 向 上 させるための 支 援 生 活 等 に 関 する 相 談 及 び 助 言 その 他 の 必 要 な 支 援 を 行 う イ 対 象 者 上 記 (11)のイに 掲 げる 者 のうち 日 中 一 般 就 労 や 障 害 福 祉 サービスを 利 用 し ている 者 等 であって 地 域 移 行 に 向 けて 一 定 期 間 居 住 の 場 を 提 供 して 帰 宅 後 にお ける 生 活 能 力 等 の 維 持 向 上 のための 訓 練 その 他 の 支 援 が 必 要 な 知 的 障 害 者 精 神 障 害 者 (13) 就 労 移 行 支 援 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 13 項 ) 就 労 を 希 望 する65 歳 未 満 の 障 害 者 であって 通 常 の 事 業 所 に 雇 用 されることが 可 能 と 見 込 まれるものにつき 生 産 活 動 職 場 体 験 その 他 の 活 動 の 機 会 の 提 供 その 他 の 就 労 に 必 要 な 知 識 及 び 能 力 の 向 上 のために 必 要 な 訓 練 求 職 活 動 に 関 する 支 援 - 23 -

その 適 性 に 応 じた 職 場 の 開 拓 就 職 後 における 職 場 への 定 着 のために 必 要 な 相 談 そ の 他 の 必 要 な 支 援 を 行 う イ 対 象 者 1 就 労 を 希 望 する 者 であって 単 独 で 就 労 することが 困 難 であるため 就 労 に 必 要 な 知 識 及 び 技 術 の 習 得 若 しくは 就 労 先 の 紹 介 その 他 の 支 援 が 必 要 な65 歳 未 満 の 者 2 あん 摩 マッサージ 指 圧 師 免 許 はり 師 免 許 又 はきゅう 師 免 許 を 取 得 することに より 就 労 を 希 望 する 者 (14) 就 労 継 続 支 援 A 型 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 14 項 ) 通 常 の 事 業 所 に 雇 用 されることが 困 難 な 障 害 者 のうち 適 切 な 支 援 により 雇 用 契 約 等 に 基 づき 就 労 する 者 につき 生 産 活 動 その 他 の 活 動 の 機 会 の 提 供 その 他 の 就 労 に 必 要 な 知 識 及 び 能 力 の 向 上 のために 必 要 な 訓 練 その 他 の 必 要 な 支 援 を 行 う イ 対 象 者 企 業 等 に 就 労 することが 困 難 な 者 であって 雇 用 契 約 に 基 づき 継 続 的 に 就 労 す ることが 可 能 な65 歳 未 満 の 者 ( 利 用 開 始 時 65 歳 未 満 の 者 ) 具 体 的 には 次 のよう な 例 が 挙 げられる 1 就 労 移 行 支 援 事 業 を 利 用 したが 企 業 等 の 雇 用 に 結 びつかなかった 者 2 特 別 支 援 学 校 を 卒 業 して 就 職 活 動 を 行 ったが 企 業 等 の 雇 用 に 結 びつかなかっ た 者 3 企 業 等 を 離 職 した 者 等 就 労 経 験 のある 者 で 現 に 雇 用 関 係 がない 者 ウ 特 例 (ア) 特 例 の 考 え 方 法 においては 障 害 者 の 一 般 就 労 を 進 める 観 点 から 就 労 継 続 支 援 A 型 事 業 を 創 設 し 福 祉 における 雇 用 の 場 の 拡 大 をめざしているところである 一 方 障 害 者 によっては 直 ちに 雇 用 契 約 を 結 ぶことは 難 しいが 将 来 的 には 雇 用 関 係 へ 移 行 することが 期 待 できる 者 も 多 いことから 就 労 継 続 支 援 事 業 A 型 においては 下 記 により 雇 用 によらない 者 の 利 用 を 可 能 とし 雇 用 関 係 への 移 行 を 進 める (イ) 要 件 1 雇 用 契 約 を 締 結 する 利 用 者 に 係 る 利 用 定 員 の 数 が10 人 以 上 であること 2 雇 用 契 約 を 締 結 しない 利 用 者 に 係 る 利 用 定 員 の 数 が 利 用 定 員 の 半 数 及 び9 人 を 超 えることができないこと 3 雇 用 契 約 を 締 結 する 利 用 者 と 雇 用 契 約 を 締 結 しない 利 用 者 の 作 業 場 所 及 び 作 業 内 容 を 明 確 に 区 分 すること( 別 棟 であることや 施 設 の 別 の 場 所 で 別 の 作 - 24 -

業 を 実 施 していること 勤 務 表 シフト 表 は 別 々に 管 理 すること 誰 が 見 ても 明 確 に 区 分 されている 状 態 であること) (15) 就 労 継 続 支 援 B 型 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 14 項 ) 通 常 の 事 業 所 に 雇 用 されることが 困 難 な 障 害 者 のうち 通 常 の 事 業 所 に 雇 用 されて いた 障 害 者 であってその 年 齢 心 身 の 状 態 その 他 の 事 情 により 引 き 続 き 当 該 事 業 所 に 雇 用 されることが 困 難 となった 者 就 労 移 行 支 援 によっても 通 常 の 事 業 所 に 雇 用 されるに 至 らなかった 者 その 他 の 通 常 の 事 業 所 に 雇 用 されることが 困 難 な 者 につき 生 産 活 動 その 他 の 活 動 の 機 会 の 提 供 その 他 の 就 労 に 必 要 な 知 識 及 び 能 力 の 向 上 のた めに 必 要 な 訓 練 その 他 の 必 要 な 支 援 を 行 う イ 対 象 者 就 労 移 行 支 援 事 業 等 を 利 用 したが 一 般 企 業 等 の 雇 用 に 結 びつかない 者 や 一 定 年 齢 に 達 している 者 などであって 就 労 の 機 会 等 を 通 じ 生 産 活 動 にかかる 知 識 及 び 能 力 の 向 上 や 維 持 が 期 待 される 者 具 体 的 には 次 のような 事 が 挙 げられる 1 就 労 経 験 がある 者 であって 年 齢 や 体 力 の 面 で 一 般 企 業 に 雇 用 されることが 困 難 となった 者 2 就 労 移 行 支 援 事 業 を 利 用 ( 暫 定 支 給 決 定 での 利 用 を 含 む)した 結 果 B 型 の 利 用 が 適 当 と 判 断 された 者 3 1 2に 該 当 しない 者 であって 50 歳 に 達 している 者 又 は 障 害 基 礎 年 金 1 級 受 給 者 4 1 2 3に 該 当 しない 者 であって 一 般 就 労 や 就 労 継 続 支 援 A 型 事 業 所 によ る 雇 用 の 場 が 乏 しい 又 は 就 労 移 行 支 援 事 業 所 が 少 ない 地 域 において 協 議 会 等 か らの 意 見 を 徴 すること 等 により 一 般 就 労 への 移 行 等 が 困 難 と 市 町 村 が 判 断 した 者 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 まで) 4の 協 議 会 等 からの 意 見 を 徴 すること 等 とは 協 議 会 ( 就 労 部 会 ) 市 町 村 審 査 会 その 他 就 労 に 関 する 知 見 を 有 する 機 関 が 参 画 する 会 議 等 におい て 市 町 村 が 就 労 系 障 害 福 祉 サービスの 利 用 に 係 る 個 別 のケースごとの 意 見 を 徴 することを 言 う なお 当 該 会 議 については 各 市 町 村 の 実 情 に 応 じて 既 存 の 会 議 等 を 活 用 いただいて 差 し 支 えない 当 該 会 議 においては 例 えば 以 下 のような 資 料 を 用 いて 個 別 の 事 案 につい て 検 討 するものとする 就 労 支 援 機 関 や 相 談 機 関 などが 行 った 既 存 のアセスメント 結 果 特 別 支 援 学 校 による 進 路 指 導 や 職 場 実 習 結 果 等 の 情 報 5 障 害 者 支 援 施 設 に 入 所 する 者 については 指 定 特 定 相 談 支 援 事 業 者 によるサー - 25 -

ビス 等 利 用 計 画 案 の 作 成 の 手 続 きを 経 た 上 で 市 町 村 が 利 用 の 組 み 合 わせの 必 要 性 を 認 めた 者 5の 者 のうち 新 規 の 入 所 希 望 者 以 外 の 者 については 原 則 平 成 24 年 4 月 以 降 の 支 給 決 定 の 更 新 時 にサービス 等 利 用 計 画 案 の 作 成 を 求 めた 上 で 引 き 続 き 就 労 継 続 支 援 B 型 の 利 用 を 認 めて 差 し 支 えない 法 の 施 行 時 の 身 体 知 的 の 旧 法 施 設 ( 通 所 施 設 も 含 む)の 利 用 者 ( 特 定 旧 法 受 給 者 ) 法 の 施 行 後 に 旧 法 施 設 に 入 所 し 継 続 して 入 所 している 者 (16) 共 同 生 活 援 助 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 15 項 ) 障 害 者 につき 主 として 夜 間 において 共 同 生 活 を 営 むべき 住 居 において 相 談 入 浴 排 せつ 又 は 食 事 の 介 護 その 他 の 日 常 生 活 上 の 援 助 を 行 う イ 対 象 者 障 害 者 ( 身 体 障 害 者 にあっては 65 歳 未 満 の 者 又 は65 歳 に 達 する 日 の 前 日 ま でに 障 害 福 祉 サービス 若 しくはこれに 準 ずるものを 利 用 したことがある 者 に 限 る ) なお 身 体 障 害 者 が 共 同 生 活 援 助 を 利 用 するに 当 たっては 1 在 宅 の 障 害 者 が 本 人 の 意 に 反 して 共 同 生 活 援 助 の 利 用 を 勧 められることのな いよう 徹 底 を 図 ること 2 共 同 生 活 援 助 の 利 用 対 象 者 とする 身 体 障 害 者 の 範 囲 については 施 設 からの 地 域 移 行 の 推 進 などの 趣 旨 を 踏 まえ 65 歳 に 達 した 以 降 に 身 体 障 害 者 となった 者 については 新 規 利 用 の 対 象 としないことに 留 意 されたい (17) 地 域 移 行 支 援 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 18 項 ) 障 害 者 支 援 施 設 等 に 入 所 している 障 害 者 又 は 精 神 科 病 院 に 入 院 している 精 神 障 害 者 その 他 の 地 域 における 生 活 に 移 行 するために 重 点 的 な 支 援 を 必 要 とする 者 につ き 住 居 の 確 保 その 他 の 地 域 における 生 活 に 移 行 するための 活 動 に 関 する 相 談 その 他 の 必 要 な 支 援 を 行 う イ 対 象 者 以 下 の 者 のうち 地 域 生 活 への 移 行 のための 支 援 が 必 要 と 認 められる 者 1 障 害 者 支 援 施 設 のぞみの 園 児 童 福 祉 施 設 又 は 療 養 介 護 を 行 う 病 院 に 入 所 し ている 障 害 者 児 童 福 祉 施 設 に 入 所 する18 歳 以 上 の 者 障 害 者 支 援 施 設 等 に 入 所 する - 26 -

15 歳 以 上 の 障 害 者 みなしの 者 も 対 象 2 精 神 科 病 院 に 入 院 している 精 神 障 害 者 申 請 者 が 精 神 科 病 院 に 入 院 する 精 神 障 害 者 の 場 合 については 長 期 に 入 院 していることから 地 域 移 行 に 向 けた 支 援 の 必 要 性 が 相 対 的 に 高 いと 見 込 ま れる 直 近 の 入 院 期 間 が1 年 以 上 の 者 を 中 心 に 対 象 とすることとするが 直 近 の 入 院 期 間 が1 年 未 満 である 者 であっても 例 えば 措 置 入 院 者 や 医 療 保 護 入 院 者 で 住 居 の 確 保 などの 支 援 を 必 要 とする 者 や 地 域 移 行 支 援 を 行 わなけ れば 入 院 の 長 期 化 が 見 込 まれる 者 についても 対 象 地 域 移 行 支 援 の 対 象 となる 精 神 科 病 院 には 医 療 観 察 法 第 2 条 第 4 項 の 指 定 医 療 機 関 も 含 まれており 医 療 観 察 法 の 対 象 となる 者 に 係 る 支 援 に 当 たっ ては 保 護 観 察 所 と 連 携 すること 3 救 護 施 設 又 は 更 生 施 設 に 入 所 している 障 害 者 4 刑 事 施 設 ( 刑 務 所 少 年 刑 務 所 拘 置 所 ) 少 年 院 に 収 容 されている 障 害 者 保 護 観 察 所 地 域 生 活 定 着 支 援 センターが 行 う 支 援 との 重 複 を 避 け 役 割 分 担 を 明 確 にする 観 点 等 から 特 別 調 整 の 対 象 となった 障 害 者 ( 高 齢 又 は 障 害 により 特 に 自 立 が 困 難 な 矯 正 施 設 収 容 中 の 者 の 社 会 復 帰 に 向 けた 保 護 生 活 環 境 の 調 整 等 について( 通 達 ) ( 平 成 21 年 4 月 17 日 法 務 省 保 観 第 244 号 法 務 省 矯 正 局 長 保 護 局 長 連 名 通 知 )に 基 づき 特 別 調 整 対 象 者 に 選 定 された 障 害 者 をいう )のうち 矯 正 施 設 から 退 所 するまでの 間 に 障 害 福 祉 サービスの 体 験 利 用 や 体 験 宿 泊 など 矯 正 施 設 在 所 中 に 当 該 施 設 外 で 行 う 支 援 の 提 供 が 可 能 であると 見 込 まれるなど 指 定 一 般 相 談 支 援 事 業 者 によ る 効 果 的 な 支 援 が 期 待 される 障 害 者 を 対 象 とする 5 更 生 保 護 施 設 に 入 所 している 障 害 者 又 は 自 立 更 生 促 進 センター 就 業 支 援 セン ター 若 しくは 自 立 準 備 ホームに 宿 泊 している 障 害 者 (18) 地 域 定 着 支 援 ア サービスの 内 容 ( 法 第 5 条 第 19 項 ) 居 宅 において 単 身 等 で 生 活 する 障 害 者 につき 常 時 の 連 絡 体 制 を 確 保 し 障 害 の 特 性 に 起 因 して 生 じた 緊 急 の 事 態 等 に 相 談 その 他 必 要 な 支 援 を 行 う イ 対 象 者 1 居 宅 において 単 身 であるため 緊 急 時 の 支 援 が 見 込 めない 状 況 にある 者 2 居 宅 において 家 族 と 同 居 している 障 害 者 であっても 当 該 家 族 等 が 障 害 疾 病 等 のため 障 害 者 に 対 し 当 該 家 族 等 による 緊 急 時 の 支 援 が 見 込 めない 状 況 にある 者 - 27 -

なお 障 害 者 支 援 施 設 等 や 精 神 科 病 院 から 退 所 退 院 した 者 の 他 家 族 との 同 居 から 一 人 暮 らしに 移 行 した 者 や 地 域 生 活 が 不 安 定 な 者 等 も 含 む 共 同 生 活 援 助 宿 泊 型 自 立 訓 練 の 入 居 者 に 係 る 常 時 の 連 絡 体 制 の 整 備 緊 急 時 の 支 援 等 については 通 常 当 該 事 業 所 の 世 話 人 等 が 対 応 することとなるた め 対 象 外 上 記 1 又 は2の 者 のうち 医 療 観 察 法 の 対 象 となる 者 に 係 る 支 援 に 当 たっては 保 護 観 察 所 と 連 携 すること - 28 -

同 行 援 護 のアセスメント 調 査 票 ( 表 1) - 29 -

行 動 援 護 及 び 重 度 障 害 者 等 包 括 支 援 の 判 定 基 準 票 ( 表 2) 行 動 関 連 項 目 0 点 1 点 2 点 コミュニケ ーション 日 常 生 活 に 支 障 がない 特 定 の 者 会 話 以 外 の 方 法 独 自 の 方 法 コミュニケーシ ョンできない 説 明 の 理 解 理 解 できる 理 解 できない 理 解 できているか 判 断 でき ない 大 声 奇 声 を 支 援 が 希 に 支 援 月 に1 週 1 回 以 上 の 支 援 ほぼ 毎 日 ( 週 5 日 以 上 の) 出 す 不 要 が 必 要 回 以 上 が 必 要 支 援 が 必 要 異 食 行 動 支 援 が 不 要 希 に 支 援 が 必 要 月 に 1 回 以 上 週 1 回 以 上 の 支 援 が 必 要 ほぼ 毎 日 ( 週 5 日 以 上 の) 支 援 が 必 要 多 動 行 動 停 支 援 が 希 に 支 援 月 に 1 回 週 1 回 以 上 の 支 援 ほぼ 毎 日 ( 週 5 日 以 上 の) 止 不 要 が 必 要 以 上 が 必 要 支 援 が 必 要 不 安 定 な 行 支 援 が 希 に 支 援 月 に 1 回 週 1 回 以 上 の 支 援 ほぼ 毎 日 ( 週 5 日 以 上 の) 動 不 要 が 必 要 以 上 が 必 要 支 援 が 必 要 自 らを 傷 つ 支 援 が 希 に 支 援 月 に 1 回 週 1 回 以 上 の 支 援 ほぼ 毎 日 ( 週 5 日 以 上 の) ける 行 為 不 要 が 必 要 以 上 が 必 要 支 援 が 必 要 他 人 を 傷 つ 支 援 が 希 に 支 援 月 に 1 回 週 1 回 以 上 の 支 援 ほぼ 毎 日 ( 週 5 日 以 上 の) ける 行 為 不 要 が 必 要 以 上 が 必 要 支 援 が 必 要 不 適 切 な 行 支 援 が 希 に 支 援 月 に 1 回 週 1 回 以 上 の 支 援 ほぼ 毎 日 ( 週 5 日 以 上 の) 為 不 要 が 必 要 以 上 が 必 要 支 援 が 必 要 突 発 的 な 行 支 援 が 希 に 支 援 月 に 1 回 週 1 回 以 上 の 支 援 ほぼ 毎 日 ( 週 5 日 以 上 の) 動 不 要 が 必 要 以 上 が 必 要 支 援 が 必 要 過 食 反 すう 支 援 が 希 に 支 援 月 に 1 回 週 1 回 以 上 の 支 援 ほぼ 毎 日 ( 週 5 日 以 上 の) 等 不 要 が 必 要 以 上 が 必 要 支 援 が 必 要 てんかん 年 1 回 以 上 月 に 1 回 以 上 週 1 回 以 上 - 30 -

Ⅱ 支 給 申 請 1 申 請 介 護 給 付 費 等 の 支 給 を 受 けようとする 障 害 者 若 しくは 障 害 児 の 保 護 者 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 費 等 の 支 給 を 受 けようとする 障 害 者 は 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより 援 護 の 実 施 主 体 となる 市 町 村 に 対 し 支 給 申 請 をしなければならない ( 法 第 20 条 第 1 項 第 51 条 の5 第 1 項 ) (1) 申 請 者 障 害 者 の 場 合 は 障 害 者 本 人 障 害 児 の 場 合 は 保 護 者 が 申 請 者 となる なお 児 童 福 祉 法 第 63 条 の2 及 び 第 63 条 の3の 規 定 に 基 づき15 歳 以 上 18 歳 未 満 の 児 童 が 障 害 者 のみを 対 象 とするサービスを 利 用 する 場 合 の 申 請 及 び 精 神 保 健 福 祉 センターの 意 見 等 に 基 づき 精 神 障 害 者 である 児 童 が 障 害 者 のみを 対 象 とするサービ スを 利 用 する 場 合 の 申 請 は 当 該 障 害 児 が 障 害 者 とみなされることから 当 該 障 害 児 本 人 が 行 う( 法 附 則 第 2 条 令 附 則 第 3 条 ) 当 該 障 害 児 が 障 害 児 を 対 象 とするサービスについても 併 せて 利 用 する 場 合 は 当 該 サービスについても 障 害 者 とみなして 扱 う (2) 申 請 の 代 行 支 給 申 請 の 代 行 は 障 害 者 本 人 の 支 給 申 請 の 意 思 表 示 の 内 容 を 本 人 に 代 わり 伝 える 行 為 であり 本 人 から 申 請 の 代 行 の 依 頼 を 受 けたものであれば 誰 であっても 可 能 で ある また 必 ずしも 書 面 により 依 頼 されている 必 要 はない 委 任 状 を 求 めるか 窓 口 でどのような 対 応 をするか 等 については 基 本 的 に 市 町 村 の 判 断 と 考 えるが 障 害 者 本 人 に 実 際 の 申 請 意 思 があるか 否 かについては 障 害 支 援 区 分 認 定 調 査 や 勘 案 事 項 の 聴 き 取 り 等 による 支 給 決 定 手 続 の 過 程 において 確 認 できる ことから 申 請 時 に 一 律 に 委 任 状 の 提 出 を 求 める 必 要 はない (3) 代 理 人 による 申 請 障 害 者 本 人 が 第 三 者 に 対 して 支 給 申 請 に 係 る 法 律 行 為 を 行 うことを 内 容 とする 代 理 権 を 授 与 した 場 合 には 当 該 第 三 者 は 本 人 の 代 理 人 として 支 給 申 請 が 可 能 で ある 代 理 の 場 合 は 障 害 者 本 人 から 代 理 権 を 授 与 されていることが 必 要 であるが 障 害 者 本 人 の 意 思 表 示 に 基 づく 代 理 権 授 与 であるかどうかについては 障 害 支 援 区 分 認 定 調 査 や 勘 案 事 項 の 聴 き 取 り 等 による 支 給 決 定 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 手 続 きの 過 程 において 確 認 できることから 申 請 時 に 一 律 に 委 任 状 の 提 出 を 求 める 必 要 はない - 31 -

なお 知 的 障 害 者 精 神 障 害 者 等 で 判 断 能 力 を 欠 く 常 況 にある 者 であって 成 年 後 見 人 が 選 任 されている 者 については 成 年 後 見 人 が 障 害 者 本 人 に 代 わって 支 給 申 請 を 行 うことになる 2 申 請 方 法 申 請 者 は 援 護 の 実 施 者 である 市 町 村 に 対 して 利 用 を 希 望 する 障 害 福 祉 サービス 又 は 地 域 相 談 支 援 の 種 類 ごとに 支 給 申 請 を 行 う (1) 申 請 の 種 類 ア 介 護 給 付 費 1 居 宅 介 護 2 重 度 訪 問 介 護 3 同 行 援 護 4 行 動 援 護 5 療 養 介 護 6 生 活 介 護 7 短 期 入 所 8 重 度 障 害 者 等 包 括 支 援 9 施 設 入 所 支 援 イ 訓 練 等 給 付 費 1 自 立 訓 練 ( 機 能 訓 練 ) 2 自 立 訓 練 ( 生 活 訓 練 ) 3 宿 泊 型 自 立 訓 練 4 就 労 移 行 支 援 5 就 労 移 行 支 援 ( 養 成 施 設 ) 6 就 労 継 続 支 援 A 型 7 就 労 継 続 支 援 B 型 8 共 同 生 活 援 助 ウ 地 域 相 談 支 援 給 付 費 1 地 域 移 行 支 援 2 地 域 定 着 支 援 (2) 申 請 に 必 要 な 書 類 介 護 給 付 費 等 の 支 給 決 定 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 費 等 の 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 申 請 をしようとする 障 害 者 又 は 障 害 児 の 保 護 者 は 次 に 掲 げる 事 項 を 記 載 した 申 請 書 - 32 -

( 様 式 第 1 号 以 下 支 給 申 請 書 という ) 及 びイの 添 付 書 類 を 市 町 村 に 提 出 し なければならない ア 支 給 申 請 書 の 記 載 事 項 ( 則 第 7 条 第 1 項 則 第 34 条 の31 第 1 項 ) 1 申 請 を 行 う 障 害 者 又 は 障 害 児 の 保 護 者 の 氏 名 居 住 地 生 年 月 日 及 び 連 絡 先 2 申 請 に 係 る 障 害 者 等 が 障 害 児 の 場 合 は 障 害 児 の 氏 名 生 年 月 日 及 び 保 護 者 と の 続 柄 ( 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 申 請 の 場 合 を 除 く ) 3 申 請 に 係 る 障 害 者 等 の 介 護 給 付 費 等 及 び 地 域 相 談 支 援 給 付 費 等 の 受 給 の 状 況 4 申 請 に 係 る 障 害 児 が 現 に 障 害 児 通 所 支 援 又 は 指 定 入 所 支 援 を 利 用 している 場 合 には その 利 用 状 況 ( 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 申 請 の 場 合 を 除 く ) 5 申 請 に 係 る 障 害 者 が 現 に 介 護 保 険 法 の 規 定 による 保 険 給 付 に 係 る 居 宅 サービス ( 同 法 第 8 条 第 1 項 に 規 定 する 居 宅 サービスのうち 同 条 第 2 項 に 規 定 する 訪 問 介 護 同 条 第 7 項 に 規 定 する 通 所 介 護 及 び 同 条 第 9 項 に 規 定 する 短 期 入 所 生 活 介 護 に 限 る )を 利 用 している 場 合 には その 利 用 状 況 ( 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 申 請 の 場 合 を 除 く ) 6 申 請 に 係 る 障 害 福 祉 サービス 又 は 地 域 相 談 支 援 の 具 体 的 内 容 7 主 治 医 があるときは 主 治 医 の 氏 名 並 びに 医 療 機 関 の 名 称 及 び 所 在 地 1~7は 省 令 に 定 める 必 須 記 載 事 項 であり 様 式 例 では その 他 市 町 村 が 申 請 時 に 把 握 しておくことが 望 ましいと 考 えられる 事 項 を 追 加 している (その 他 様 式 についても 同 様 ) イ 支 給 申 請 書 に 添 付 する 書 類 ( 則 第 7 条 第 2 項 則 第 34 条 の31 第 2 項 ) 1 負 担 上 限 月 額 の 算 定 のために 必 要 な 事 項 に 関 する 書 類 ( 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 申 請 の 場 合 を 除 く ) 2 現 に 支 給 決 定 を 受 けている 場 合 には 障 害 福 祉 サービス 受 給 者 証 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 を 受 けている 場 合 には 地 域 相 談 支 援 受 給 者 証 3 介 護 給 付 費 又 は 訓 練 等 給 付 費 ( 共 同 生 活 援 助 に 係 るものに 限 る )の 支 給 申 請 にあっては 医 師 の 診 断 書 (3) 支 給 申 請 書 の 記 載 方 法 ( 様 式 例 に 基 づく) ア 申 請 者 欄 申 請 者 の 氏 名 居 住 地 生 年 月 日 及 び 電 話 番 号 を 記 載 する なお 居 住 地 は 申 請 者 の 居 住 地 又 は 現 在 地 ( 援 護 の 実 施 者 を 決 定 する 上 で そ の 判 断 基 準 となる 障 害 者 の 居 住 地 又 は 現 在 地 と 同 一 )の 住 所 を 記 載 する 特 定 施 設 に 入 所 又 は 入 居 することにより 当 該 施 設 の 所 在 地 に 住 民 票 を 異 動 し 居 住 地 特 例 の 適 用 を 受 けている 場 合 は 当 該 特 定 施 設 の 所 在 地 を 記 載 する - 33 -

申 請 者 とは 障 害 者 にあっては 利 用 者 本 人 のことである したがって 申 請 が 代 理 人 又 は 代 行 者 により 行 われる 場 合 には 利 用 者 本 人 が 申 請 者 と なる ただし 申 請 が 障 害 児 の 保 護 者 により 行 われる 場 合 には 障 害 児 本 人 で はなく 当 該 保 護 者 が 申 請 者 となる イ 支 給 申 請 に 係 る 障 害 児 欄 障 害 児 の 保 護 者 が 申 請 を 行 った 場 合 当 該 支 給 申 請 に 係 る 障 害 児 の 氏 名 生 年 月 日 及 び 保 護 者 との 続 柄 を 記 載 する ウ 障 害 者 手 帳 番 号 欄 申 請 に 係 る 障 害 者 等 が 障 害 者 手 帳 を 所 持 している 場 合 は 該 当 する 障 害 者 手 帳 の 欄 にその 手 帳 番 号 を 記 載 する エ 医 療 保 険 の 情 報 欄 申 請 に 係 るサービスの 種 類 が 療 養 介 護 である 場 合 は 申 請 者 の 加 入 する 医 療 保 険 の 被 保 険 者 証 の 記 号 及 び 番 号 並 びに 保 険 者 名 及 び 保 険 者 番 号 を 記 載 する ( 支 給 決 定 に 際 し 療 養 介 護 医 療 受 給 者 証 に 当 該 情 報 を 記 載 する ) オ 障 害 基 礎 年 金 1 級 の 受 給 の 有 無 申 請 に 係 るサービスの 種 類 が 就 労 継 続 支 援 B 型 である 場 合 は 障 害 基 礎 年 金 1 級 の 受 給 の 有 無 を 記 載 する ( 支 給 決 定 に 際 し 障 害 基 礎 年 金 1 級 受 給 者 については その 旨 を 受 給 者 証 に 記 載 し 就 労 継 続 支 援 事 業 者 が 確 認 できるようにする ) カ サービスの 利 用 状 況 欄 申 請 書 の 記 載 事 項 とされている 障 害 福 祉 サービス 等 の 利 用 状 況 を 記 載 する (ア) 障 害 福 祉 関 係 サービス 障 害 者 にあっては 障 害 支 援 区 分 の 認 定 の 有 無 有 の 場 合 は 認 定 されてい る 区 分 と 認 定 の 有 効 期 間 を 記 載 する また 現 に 障 害 福 祉 サービス 障 害 児 通 所 支 援 指 定 入 所 支 援 地 域 相 談 支 援 その 他 市 町 村 が 必 要 と 認 める 種 類 の 障 害 福 祉 関 係 サービスを 利 用 している 場 合 は その 種 類 内 容 支 給 決 定 期 間 ( 利 用 期 間 ) 又 は 地 域 相 談 支 援 給 付 決 定 の 有 効 期 間 支 給 量 ( 利 用 量 ) 事 業 者 名 等 を 記 載 す る (イ) 介 護 保 険 サービス 介 護 保 険 の 被 保 険 者 にあっては 介 護 保 険 の 要 介 護 認 定 の 有 無 認 定 を 受 けて いる 場 合 は その 要 介 護 度 と 認 定 の 有 効 期 間 を 記 載 する また 現 に 介 護 保 険 サ ービスを 利 用 している 場 合 は その 種 類 内 容 利 用 量 事 業 者 名 等 を 記 載 する キ 申 請 するサービス 欄 (ア) サービスの 種 類 利 用 を 希 望 するサービスの 種 類 を 選 択 チェックする - 34 -

支 給 申 請 及 び 決 定 は 障 害 福 祉 サービス 又 は 地 域 相 談 支 援 の 種 類 ごとに 行 うこととしているが 複 数 のサービスを 同 時 に 利 用 開 始 しようとする 場 合 に は 1 通 の 申 請 書 で 複 数 のサービスを 申 請 しても 差 し 支 えないので その 場 合 は 希 望 する 複 数 のサービスを 選 択 する 障 害 者 支 援 施 設 への 入 所 については 施 設 入 所 支 援 とその 他 の 施 設 障 害 福 祉 サービスの 支 給 申 請 を 併 せて 行 う (イ) 申 請 に 係 る 具 体 的 内 容 利 用 を 希 望 するサービスの 種 類 及 び 区 分 ごとに 希 望 するサービスの 内 容 支 給 量 等 市 町 村 が 必 要 と 認 める 具 体 的 な 内 容 を 記 載 する 共 同 生 活 援 助 に 係 る 訓 練 等 給 付 費 の 支 給 申 請 については 希 望 する 事 業 所 の 種 類 ( 指 定 共 同 生 活 援 助 事 業 所 と 外 部 サービス 利 用 型 指 定 共 同 生 活 援 助 事 業 所 の 別 ) 及 び 入 浴 排 せつ 又 は 食 事 等 の 介 護 の 提 供 を 受 けることを 希 望 す るか 否 かを 記 載 する また サテライト 型 住 居 への 入 居 を 希 望 する 場 合 は その 旨 を 記 載 する 障 害 支 援 区 分 認 定 調 査 やサービス 利 用 意 向 の 聴 取 時 に 必 要 に 応 じて 詳 細 を 聴 き 取 ることとなるので 申 請 時 には 必 ずしも 厳 密 に 記 載 されている 必 要 はない ク 主 治 医 欄 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 要 する 支 給 申 請 を 行 う 場 合 で 当 該 障 害 者 等 に 主 治 医 がある とき 又 は 地 域 移 行 支 援 の 支 給 申 請 を 行 う 場 合 で 当 該 精 神 障 害 者 が 精 神 科 病 院 に 入 院 しているときは 主 治 医 の 氏 名 並 びに 医 療 機 関 名 その 所 在 地 及 び 電 話 番 号 を 記 載 する ケ 申 請 する 減 免 の 種 類 欄 負 担 上 限 月 額 について 各 種 減 免 措 置 を 受 けようとする 場 合 は 該 当 する 減 免 措 置 を 選 択 チェックし 必 要 事 項 を 記 載 する コ 申 請 書 提 出 者 欄 申 請 書 の 提 出 が 障 害 者 本 人 か 本 人 以 外 ( 代 理 又 は 代 行 )か 該 当 欄 を 選 択 チェック し 本 人 以 外 の 場 合 は 当 該 代 理 人 等 の 氏 名 住 所 電 話 番 号 及 び 申 請 者 との 関 係 を 記 載 する 障 害 者 本 人 の 代 理 人 等 であることを 証 明 する 委 任 状 等 があれば 申 請 書 とと もに 提 出 することが 望 ましい Ⅲ 障 害 支 援 区 分 法 においては 支 給 決 定 手 続 きの 透 明 化 公 平 化 を 図 る 観 点 から 市 町 村 がサービス - 35 -

の 種 類 や 量 などを 決 定 するための 判 断 材 料 の 一 つとして 障 害 の 多 様 な 特 性 その 他 の 心 身 の 状 態 に 応 じて 必 要 とされる 標 準 的 な 支 援 の 度 合 を 総 合 的 に 示 す 障 害 支 援 区 分 を 設 けるとともに その 判 定 等 を 中 立 公 正 な 立 場 で 専 門 的 な 観 点 から 行 うために 各 市 町 村 に 市 町 村 審 査 会 を 設 置 することとなっている 市 町 村 は 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 要 する 支 給 申 請 があったときは 市 町 村 審 査 会 の 審 査 及 び 判 定 の 結 果 に 基 づき 申 請 に 係 る 障 害 者 の 障 害 支 援 区 分 の 認 定 を 行 う( 法 第 21 条 第 1 項 令 第 10 条 ) 1 障 害 支 援 区 分 の 基 本 的 考 え 方 障 害 支 援 区 分 は 透 明 で 公 平 な 支 給 決 定 を 実 現 する 観 点 から 以 下 の 3 点 を 基 本 的 な 考 え 方 としている 1 身 体 障 害 知 的 障 害 精 神 障 害 難 病 等 の 特 性 を 反 映 できるよう 配 慮 しつつ 共 通 の 基 準 とすること 2 認 定 調 査 員 や 市 町 村 審 査 会 委 員 の 主 観 によって 左 右 されにくい 客 観 的 な 基 準 と すること 3 審 査 判 定 プロセスと 審 査 判 定 に 当 たっての 考 慮 事 項 を 明 確 化 すること 2 障 害 支 援 区 分 の 審 査 判 定 基 準 障 害 支 援 区 分 の 審 査 判 定 基 準 は 区 分 省 令 において 定 めているが 非 該 当 及 び 区 分 1~6 ( 以 下 区 分 等 という ) の 定 義 は 以 下 のようなイメージとなる 非 該 当 区 分 1 区 分 2 区 分 3 区 分 4 認 定 調 査 の 結 果 や 医 師 意 見 書 により 確 認 された 申 請 者 に 必 要 とされる 支 援 の 度 合 が これまでに 非 該 当 と 判 定 されるケースが 最 も 多 い 状 態 像 に 相 当 する 場 合 認 定 調 査 の 結 果 や 医 師 意 見 書 により 確 認 された 申 請 者 に 必 要 とされる 支 援 の 度 合 が これまでに 区 分 1 と 判 定 されるケースが 最 も 多 い 状 態 像 に 相 当 する 場 合 認 定 調 査 の 結 果 や 医 師 意 見 書 により 確 認 された 申 請 者 に 必 要 とされる 支 援 の 度 合 が これまでに 区 分 2 と 判 定 されるケースが 最 も 多 い 状 態 像 に 相 当 する 場 合 認 定 調 査 の 結 果 や 医 師 意 見 書 により 確 認 された 申 請 者 に 必 要 とされる 支 援 の 度 合 が これまでに 区 分 3 と 判 定 されるケースが 最 も 多 い 状 態 像 に 相 当 する 場 合 認 定 調 査 の 結 果 や 医 師 意 見 書 により 確 認 された 申 請 者 に 必 要 とされる 支 - 36 -

区 分 5 区 分 6 援 の 度 合 が これまでに 区 分 4 と 判 定 されるケースが 最 も 多 い 状 態 像 に 相 当 する 場 合 認 定 調 査 の 結 果 や 医 師 意 見 書 により 確 認 された 申 請 者 に 必 要 とされる 支 援 の 度 合 が これまでに 区 分 5 と 判 定 されるケースが 最 も 多 い 状 態 像 に 相 当 する 場 合 認 定 調 査 の 結 果 や 医 師 意 見 書 により 確 認 された 申 請 者 に 必 要 とされる 支 援 の 度 合 が これまでに 区 分 6 と 判 定 されるケースが 最 も 多 い 状 態 像 に 相 当 する 場 合 3 障 害 支 援 区 分 の 審 査 判 定 プロセス 障 害 支 援 区 分 は 2つのプロセス( 一 次 判 定 及 び 二 次 判 定 )を 経 て 判 定 される 一 次 判 定 (コンヒ ュータ 判 定 ) 二 次 判 定 ( 市 町 村 審 査 会 ) 区 分 6 認 定 調 査 項 目 (80 項 目 ) 特 記 事 項 ~ 区 分 1 医 師 意 見 書 (24 項 目 ) 医 師 意 見 書 ( 一 次 判 定 で 評 価 した 項 目 を 除 く) 非 該 当 一 次 判 定 (コンピュータ 判 定 ) 認 定 調 査 の 結 果 及 び 医 師 意 見 書 の 一 部 項 目 を 踏 まえ 区 分 省 令 の 内 容 が 組 み 込 まれ た 一 次 判 定 用 ソフト( 障 害 支 援 区 分 判 定 ソフト 2014)を 活 用 した 一 次 判 定 処 理 を 行 う 一 次 判 定 (コンピュータ 判 定 )で 活 用 する 医 師 意 見 書 の 一 部 項 目 (24 項 目 ) 麻 痺 ( 左 右 : 上 肢 左 右 : 下 肢 その 他 ) 関 節 の 拘 縮 ( 左 右 : 肩 肘 股 膝 関 節 その 他 ) 精 神 症 状 能 力 障 害 二 軸 評 価 ( 精 神 症 状 評 価 能 力 障 害 評 価 ) 生 活 障 害 評 価 ( 食 事 生 活 リズム 保 清 金 銭 管 理 服 薬 管 理 対 人 関 係 社 会 的 適 応 を 妨 げる 行 動 ) てんかん 二 次 判 定 ( 市 町 村 審 査 会 ) 一 次 判 定 の 結 果 を 原 案 として 特 記 事 項 及 び 医 師 意 見 書 ( 一 次 判 定 で 評 価 した 項 目 を 除 く) の 内 容 を 総 合 的 に 勘 案 した 審 査 判 定 を 行 う - 37 -

Ⅳ 市 町 村 審 査 会 ( 市 町 村 審 査 会 運 営 要 綱 より) 1 市 町 村 審 査 会 の 基 本 的 考 え 方 (1) 審 査 会 設 置 の 趣 旨 市 町 村 審 査 会 ( 都 道 府 県 審 査 会 が 設 置 されている 場 合 は 都 道 府 県 審 査 会 以 下 審 査 会 という )は 障 害 支 援 区 分 認 定 基 準 に 照 らして 審 査 及 び 判 定 を 行 う 市 町 村 が 支 給 要 否 決 定 を 行 うに 当 たり 意 見 を 聴 く ために 設 置 する 機 関 である これらの 業 務 を 合 わせて 審 査 判 定 業 務 という (2) 法 の 規 定 1 市 町 村 に 障 害 支 援 区 分 の 審 査 判 定 業 務 を 行 う 及 び 市 町 村 の 支 給 要 否 決 定 を 行 うに 当 たり 意 見 を 聴 くため 審 査 会 を 置 く ( 法 第 15 条 ) 2 審 査 会 の 委 員 の 定 数 は 条 例 で 定 めることとなっており 委 員 は 障 害 者 等 の 保 健 又 は 福 祉 に 関 する 学 識 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 任 命 する ( 法 第 16 条 第 1 項 及 び 第 2 項 ) 3 審 査 会 は 障 害 支 援 区 分 に 関 する 審 査 判 定 を 行 う ( 法 第 21 条 第 1 項 ) 4 審 査 会 は 市 町 村 の 支 給 要 否 決 定 に 当 たり 意 見 を 述 べる ( 法 第 22 条 第 2 項 ) (3) 地 方 自 治 法 上 の 取 扱 い 1 審 査 会 は 地 方 自 治 法 上 自 治 体 の 附 属 機 関 として 位 置 付 けられる 2 審 査 会 の 設 置 については 法 律 上 必 置 であることから 設 置 の 根 拠 となる 条 例 は 不 要 であるが 法 第 16 条 第 1 項 に 基 づき 委 員 定 数 の 条 例 が 必 要 である 3 委 員 の 身 分 は 市 町 村 の 非 常 勤 特 別 職 となる 参 考 地 方 自 治 法 ( 抄 ) ( 委 員 会 委 員 及 び 附 属 の 設 置 ) 第 138 条 の4 普 通 地 方 公 共 団 体 にその 執 行 機 関 として 普 通 地 方 公 共 団 体 の 長 の 外 法 律 の 定 めるところにより 委 員 会 又 は 委 員 を 置 く 2 普 通 地 方 公 共 団 体 の 委 員 会 は 法 律 の 定 めるところにより 法 令 又 は 普 通 地 方 公 共 団 体 の 条 例 若 しくは 規 則 に 違 反 しない 限 りにおいて その 権 限 に 属 する 事 務 に 関 し 規 則 その 他 の 規 程 を 定 めることができる - 38 -

3 普 通 地 方 公 共 団 体 は 法 律 又 は 条 例 の 定 めるところにより 執 行 機 関 の 附 属 機 関 として 自 治 紛 争 処 理 委 員 審 査 会 審 議 会 調 査 会 その 他 の 調 停 審 査 諮 問 又 は 調 査 のための 機 関 を 置 くことができる ただし 政 令 で 定 める 執 行 機 関 については この 限 りでない ( 附 属 機 関 の 職 務 権 限 組 織 等 ) 第 202 条 の3 普 通 地 方 公 共 団 体 の 執 行 機 関 の 附 属 機 関 は 法 律 若 しくはこれに 基 く 政 令 又 は 条 例 の 定 めるところにより その 担 任 する 事 項 について 調 停 審 査 審 議 又 は 調 査 等 を 行 う 機 関 とする 2 附 属 機 関 を 組 織 する 委 員 その 他 の 構 成 員 は 非 常 勤 とする 3 附 属 機 関 の 庶 務 は 法 律 又 はこれに 基 く 政 令 に 特 別 の 定 があるものを 除 く 外 そ の 属 する 執 行 機 関 において 掌 るものとする 2 広 域 化 の 考 え 方 審 査 会 の 設 置 は 次 のような 形 態 がある 1 市 町 村 単 独 で 設 置 2 広 域 連 合 や 一 部 事 務 組 合 での 対 応 3 機 関 の 共 同 設 置 4 市 町 村 の 委 託 による 都 道 府 県 審 査 会 の 設 置 都 道 府 県 は 管 内 市 町 村 における 審 査 会 設 置 や 審 査 判 定 業 務 が 円 滑 に 進 むよう 市 町 村 と 十 分 調 整 し 必 要 な 支 援 を 行 う 3 審 査 会 委 員 について (1) 委 員 構 成 委 員 は 障 害 者 の 実 情 に 通 じた 者 のうちから 障 害 保 健 福 祉 の 学 識 経 験 を 有 する 者 であって 中 立 かつ 公 正 な 立 場 で 審 査 を 行 うことができる 者 を 任 命 する 身 体 障 害 知 的 障 害 精 神 障 害 難 病 等 の 各 分 野 の 均 衡 に 配 慮 した 構 成 とする (2) 学 識 経 験 を 有 する 者 の 判 断 委 員 が 学 識 経 験 を 有 しているか 否 かについては 市 町 村 長 の 判 断 である 障 害 者 の 障 害 保 健 福 祉 の 学 識 経 験 を 有 する 者 であって 中 立 かつ 公 正 な 立 場 で 審 査 が 行 える 者 であれば 障 害 者 を 委 員 に 加 えることが 望 ましい (3) 市 町 村 との 関 係 - 39 -

審 査 会 における 審 査 判 定 の 公 平 性 を 確 保 するために 市 町 村 職 員 は 原 則 として 委 員 になることはできない ただし 委 員 の 確 保 が 難 しい 場 合 は 市 町 村 職 員 であっても 障 害 保 健 福 祉 の 学 識 経 験 者 であり かつ 認 定 調 査 等 の 事 務 に 直 接 従 事 していないものであれば 委 員 に 委 嘱 することは 差 し 支 えない (4) 認 定 調 査 員 との 兼 務 委 員 は 原 則 として 当 該 市 町 村 の 認 定 調 査 員 となれない ただし 他 に 適 当 な 者 がいない 等 のやむを 得 ない 事 情 がある 場 合 はこの 限 りでは ない その 場 合 であっても 委 員 が 認 定 調 査 を 行 った 対 象 者 の 審 査 判 定 については 当 該 委 員 が 所 属 する 合 議 体 では 行 わない (5) 審 査 会 委 員 の 研 修 委 員 は 原 則 として 都 道 府 県 が 実 施 する 審 査 会 委 員 に 対 する 研 修 ( 市 町 村 審 査 会 委 員 研 修 )を 受 講 し 審 査 及 び 判 定 の 趣 旨 考 え 方 手 続 き 等 を 確 認 する (6) 委 員 数 の 見 込 み 方 市 町 村 は 1 サービス 利 用 者 数 2 一 合 議 体 当 たりの 審 査 件 数 3 設 置 すべき 合 議 体 数 及 び 一 合 議 体 当 たりの 委 員 数 等 から 必 要 な 審 査 会 委 員 数 を 見 込 み 条 例 で 定 数 を 定 めること 条 例 の 定 数 は 上 限 数 を 定 めればよいこととする ( 例 人 以 内 ) (7) 委 員 の 任 期 委 員 の 任 期 は2 年 とし 委 員 は 再 任 されることができる (8) 審 査 会 の 会 長 等 審 査 会 に 会 長 を 置 き 委 員 の 互 選 によってこれを 定 める 審 査 会 の 会 長 は 会 長 に 事 故 あるときにその 職 務 を 代 行 する 委 員 をあらかじめ 指 名 する 5 合 議 体 について (1) 合 議 体 の 設 置 - 40 -

審 査 会 は 委 員 のうちから 会 長 が 指 名 する 者 をもって 構 成 する 合 議 体 で 審 査 判 定 業 務 を 取 り 扱 うことができる (2) 合 議 体 の 委 員 の 定 数 合 議 体 を 構 成 する 委 員 の 定 員 は 5 人 を 標 準 として 市 町 村 長 が 定 める 数 とする 次 の1 及 び2については 審 査 判 定 の 質 が 維 持 されると 市 町 村 が 判 断 した 場 合 には 5 人 よりも 少 ない 人 数 を 定 めることができる ただし この 場 合 であっても 3 人 を 下 回 って 定 めることはできない 1 障 害 支 援 区 分 認 定 の 更 新 に 係 る 申 請 を 対 象 とする 場 合 2 委 員 の 確 保 が 著 しく 困 難 な 場 合 合 議 体 についても 身 体 障 害 知 的 障 害 精 神 障 害 難 病 等 の 各 分 野 の 均 衡 に 配 慮 した 構 成 とする 特 定 分 野 の 委 員 の 確 保 が 困 難 な 場 合 に 当 たっては 当 該 分 野 の 委 員 を 他 の 分 野 よ り 多 く 合 議 体 に 所 属 させることとした 上 で 審 査 会 の 開 催 に 当 たって 定 足 数 を 満 た すよう 必 要 な 人 数 が 交 代 で 出 席 する 方 式 でも 差 し 支 えない 審 査 会 に 設 置 する 合 議 体 は 一 定 期 間 中 は 固 定 した 構 成 とすることとするが い ずれの 合 議 体 にも 所 属 しない 無 任 所 の 委 員 をおいた 上 で 概 ね3 月 以 上 の 間 隔 をおい て 合 議 体 に 所 属 する 委 員 を 変 更 することは 可 能 である なお 委 員 は 所 属 しない 合 議 体 における 審 査 判 定 に 加 わることはできない ま た 委 員 確 保 が 困 難 な 場 合 を 除 き 複 数 の 合 議 体 に 同 一 の 委 員 が 所 属 することは 適 切 ではない (3) 合 議 体 の 長 の 互 選 合 議 体 の 長 を1 人 置 き 当 該 合 議 体 を 構 成 する 委 員 の 互 選 によってこれを 定 める 合 議 体 の 長 が 所 属 する 合 議 体 の 会 議 に 出 席 できないときは 当 該 合 議 体 に 所 属 す る 委 員 であって 合 議 体 の 長 があらかじめ 指 名 するものがその 職 務 を 代 理 する 6 審 査 会 の 議 決 審 査 会 ( 合 議 体 を 置 く 場 合 は 合 議 体 を 含 む 以 下 同 じ )は 委 員 の 過 半 数 の 出 席 が なければ これを 開 き 議 決 することができない 審 査 会 は 審 査 判 定 にあたり できるだけ 委 員 間 の 意 見 の 調 整 を 行 い 合 意 を 得 る ように 努 める 審 査 会 の 議 事 は 会 長 ( 合 議 体 にあっては 合 議 体 の 長 をいう 以 下 同 じ )を 含 む 出 席 委 員 の 過 半 数 をもって 決 し 可 否 同 数 のときは 会 長 の 決 するところによる - 41 -