※本プレスリリースは特定非営利活動法ADRA Japan、特定非営利活動法人難民支援協会、特定非営利活動法人ピース ウィンズ・ジャパンおよび特定非営利活動法人チャリティ・プラットフォームの共同リリースです



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災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

学校安全の推進に関する計画の取組事例


情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

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目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的... 1 第 1 計 画 の 目 的 1 第 2 計 画 の 策 定 1 第 3 計 画 の 構 成 2 第 4 用 語 の 意 義 2 第 2 節 計 画 の 前 提 条 件... 3 第 1 自 然 条 件 3 第 2 社 会 条 件

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

定款  変更

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別 添 1 女 性 国 家 公 務 員 の 登 用 状 況 資 料 1 指 定 職 に 占 める 女 性 の 割 合 は3.0%( 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) ( 前 年 9 月 1 日 現 在 から0.2ポイント 増 ) 本 省 課 室 長 相 当 職 以 上 に 占 める 女

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                         庁議案件No

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

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平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

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退職手当とは

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

●電力自由化推進法案

東京事務所BCP【実施要領】溶け込み版

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

耐 震 診 断 受 付 期 間 4 月 16 日 ( 月 )~1 月 31 日 ( 木 ) 予 定 戸 数 100 戸 1 補 助 の 条 件 次 のすべての 要 件 に 該 当 すること (1) 市 民 自 らが 所 有 し 居 住 していること (2) 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前

人事行政の運営状況の報告について

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●幼児教育振興法案

課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

平成17年度高知県県産材利用推進事業費補助金交付要綱

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

は し が き

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1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

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3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

湯沢町耐震改修促進計画

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Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

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( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

スライド 1

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

3 避 難 状 況 避 難 指 示 避 難 勧 告 都 道 府 県 名 市 区 町 村 名 指 示 日 時 勧 告 日 時 青 森 県 岩 手 県 山 形 県 埼 玉 県 千 葉 県 東 京 都 鰺 ヶ 沢 町 月 16 日 12 時 55 分 10 月 22 日 10 時 00 分

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

施 設 利 用 に 伴 う 設 営 物 物 販 の 確 認 業 務 災 害 時 の 対 応 急 病 等 への 対 応 遺 失 物 拾 得 物 の 対 応 事 件 事 故 への 対 応 ( 2 ) 公 園 の 使 用 料 の 徴 収 に 関 す る 業 務 一 般 利 用 者 予 約 等 対 応 業

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所令要綱

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

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別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

25 年 度 アクションプラン 補 助 制 度 目 標 定 住 人 口 :198 人 増 1 九 州 大 学 学 生 への 電 動 バイクレンタル 事 業 学 研 都 市 づくり 課 進 学 糸 島 市 内 に 居 住 する 九 州 大 学 の 学 生 に 民 間 業 者 と 連 携 し て 電 動

第7章

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

18 国立高等専門学校機構

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : 円 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135, , , , , ,600 最

目  次(秦野市地域防災計画)

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

16 日本学生支援機構

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(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 H H H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H H H H5.4.1 H H5.4.1 ( 参 考

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

一般競争入札について

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(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 の 設 置 なし 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 A B A-B ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 ( 参 考 ) 国 の 改 定 率 24 年 度 円 円 円 円 ( ) 改

Feature 平 成 24 年 度 事 業 報 告 並 びに 一 般 会 計 特 別 会 計 収 支 決 算 報 告 1. 知 的 資 産 経 営 と 企 業 間 連 携 の 推 進 による 地 域 産 業 の 活 性 化 ⑴ 経 営 革 新 への 取 り 組 み 支 援 による 地 域 産 業

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3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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別紙3

(5) 給 与 改 定 の 状 況 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 A B A-B ( 改 定 率 ) 19 年 度 ( ) 0.0 ( 注 ) 民 間 給 与 公 務 員

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

1 総括

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Transcription:

2014 年 度 ( 平 成 26 年 度 ) 事 業 報 告 書 自 2013 年 9 月 01 日 至 2014 年 8 月 31 日 公 益 社 団 法 人 Civic Force 東 京 都 千 代 田 区 九 段 南 4-7-16 1

2014 年 度 事 業 報 告 事 業 報 告 概 要 東 日 本 大 震 災 の 中 長 期 復 興 支 援 及 び 国 内 外 の 災 害 支 援 事 業 中 長 期 復 興 支 援 の 5 本 柱 のうち 1 共 環 (きょうかん)まちづくりプロジェクト~ 地 域 発 住 まいとしご との 創 造 的 復 興 チャレンジ 支 援 2 緑 の 環 (わ)プロジェクト~ 持 続 可 能 な 林 業 と 木 質 バイオマス 活 用 を 通 じて 地 域 を 活 性 化 3 観 光 再 生 プロジェクト~ 訪 れたいまち に 向 けた 官 民 協 働 の 仕 組 みづくりの 3 事 業 は 地 元 の NPO や 企 業 へのフォローアップを 行 い 実 質 的 には 今 期 でもって 終 了 とする 一 方 で 4 命 をつなぐ 翼 プロジェクト~ ヘリを 活 用 した 緊 急 医 療 搬 送 支 援 と5 夢 を 応 援 プロジェクト~ 被 災 3 県 の 学 生 対 象 の 奨 学 金 と 東 北 の 復 興 を 担 う 人 材 を 育 てる 教 育 プログラムは 事 業 計 画 に 沿 い 引 き 続 き 継 続 して 実 施 する 事 務 局 では ホームページや SNS による 事 業 報 告 や 情 報 発 信 を 頻 繁 に 行 い また メルマガの 発 行 月 次 報 告 (マンスリーレポート)の 内 容 の 充 実 を 図 ることで 特 にこれまでの 寄 付 者 に 対 して 被 災 地 の 現 状 や 支 援 内 容 についての 報 告 に 尽 力 した 平 時 からの 緊 急 災 害 時 の 出 動 支 援 プログラム 実 施 体 制 の 構 築 事 業 海 上 自 衛 隊 との 国 内 災 害 を 想 定 した 演 習 や 勉 強 会 の 実 施 また 医 療 機 関 との 連 携 による 訓 練 計 画 策 定 など 前 年 度 からの 継 続 した 活 動 に 加 え 協 定 先 である 静 岡 県 袋 井 市 が 推 進 する 災 害 時 の 地 域 間 共 助 を 促 進 する 協 議 会 に 参 加 し 県 境 を 越 えて 災 害 時 に 複 数 の 地 方 自 治 体 や 市 民 が 相 互 に 支 援 でき るしくみづくりへの 協 力 として 東 北 での 支 援 経 験 の 共 有 を 積 極 的 に 行 った アジア 太 平 洋 災 害 支 援 プラットフォーム 連 携 研 究 事 業 アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)に 対 し 災 害 時 の 企 業 と NPO 行 政 の 連 携 による 支 援 活 動 とそのための 準 備 の 必 要 性 について 共 有 し アジア 太 平 洋 地 域 の 国 地 域 における 国 境 を 越 えた 防 災 力 の 向 上 と 大 規 模 災 害 時 の 迅 速 な 支 援 活 動 の 実 現 のために 貢 献 した 2014 年 5 月 には ASEAN 防 災 人 道 支 援 調 整 センター(AHA センター)より 委 託 を 受 け ASEAN 参 加 国 の 行 政 官 の 日 本 研 修 プログラ ムを 企 画 運 営 し 研 修 生 13 名 を 6 日 間 にわたって 受 入 れた また 外 務 省 の 日 本 NGO 連 携 無 償 資 金 協 力 (N 連 )の 助 成 金 を 受 けスリランカにおいて 防 災 力 強 化 を 目 指 したプログラムを 開 始 した 2004 年 にスマトラ 地 震 津 波 の 災 害 を 受 けたスリランカで 10 年 の 節 目 を 迎 える 現 在 被 災 の 経 験 はどのように 地 域 の 防 災 活 動 に 活 かされているかを 検 証 し 防 災 のための 教 材 づくりや 人 材 育 成 を 通 じて 地 域 レベ ル 国 家 レベル 国 際 レベルで 防 災 力 を 強 化 することを 目 標 にしている なお 上 記 AHA センターの 委 託 事 業 スリランカ 事 業 ともに 3 年 事 業 として 策 定 し 本 年 度 はその 1 年 目 である 組 織 運 営 においては アジア 太 平 洋 災 害 支 援 プラットフォーム 構 築 事 業 において AHA センターの 委 託 事 業 N 連 の 助 成 金 の 獲 得 ができたという 意 味 において 一 定 の 成 果 を 上 げることができたものの 寄 付 金 は 長 く 低 迷 状 態 にあり 組 織 基 盤 の 確 立 について 課 題 が 残 されている 次 年 度 は 東 北 支 援 事 業 の 命 をつなぐ 翼 プロジェクト~ ヘリを 活 用 した 緊 急 医 療 搬 送 支 援 と 夢 を 応 援 プロジェクト~ 被 災 3 県 の 学 生 対 象 の 奨 学 金 と 東 北 の 復 興 を 担 う 人 材 を 育 てる 教 育 プログラム を 継 続 して 実 施 し 持 続 可 能 なプログラムのため 寄 付 呼 びかけと 一 般 寄 付 やマンスリーサポーターの 獲 得 に 注 力 する また 災 害 発 生 時 に 迅 速 に 支 援 活 動 が 展 開 できるよう 関 係 各 社 との 平 時 からの 連 絡 体 制 の 確 認 を 定 期 的 に 行 う 2

事 業 報 告 詳 細 1. 緊 急 災 害 支 援 事 業 1-1 東 北 災 害 支 援 事 業 1-1-1 NPOパートナー 協 働 事 業 NPO パートナー 協 働 事 業 とは 被 災 地 の 復 興 を 目 的 に 地 元 の NPO と 連 携 して 事 業 を 推 進 するプログラムである 宮 城 県 気 仙 沼 市 を 中 心 に 岩 手 県 宮 城 県 山 形 県 等 各 地 で 支 援 事 業 を 実 施 した 各 事 業 1 年 未 満 の 事 業 期 間 で300 万 円 ~1,000 万 円 規 模 とし 各 団 体 への 業 務 委 託 形 式 をとり 事 業 決 定 は 対 象 組 織 と 事 業 内 容 を 外 部 専 門 家 と 精 査 して 行 い 毎 月 の 報 告 を 求 めるほか 担 当 者 が 外 部 専 門 家 とともに 現 地 に 赴 き 中 間 モニタリング 事 業 終 了 の 評 価 モニ タリングを 実 施 している 2011 年 4 月 から 開 始 している 本 プログラムは 2014 年 8 月 末 時 点 で 計 37 団 体 49 事 業 ( 合 計 約 3..62 億 円 )の 実 績 となった 1-1-2 多 目 的 トレーラー 支 援 事 業 2011 年 に 購 入 した 多 目 的 トレーラーハウス 20 台 のうち 1 台 を 緊 急 対 応 用 として シャワーブ ース 内 蔵 のトレーラーへの 改 造 を 実 施 している 東 北 の 緊 急 対 応 時 に 最 も 高 いニーズのひとつ がお 風 呂 の 提 供 であったこと 一 方 で 湯 沸 しなどの 設 備 の 設 置 に 時 間 を 要 したことなどの 経 験 から 移 動 可 能 で 機 能 性 に 優 れたシャワーブースのトレーラーを 備 蓄 することで さらなる 緊 急 対 応 力 の 強 化 につながるという 考 えに 至 っている なお 他 トレーラーは 気 仙 沼 市 を 中 心 に 市 民 団 体 に 対 して 無 償 貸 与 し 自 治 会 の 集 会 所 や 復 興 商 店 街 の 事 務 所 学 校 の 部 室 や NPO の 事 務 所 や 会 議 室 等 として 使 用 いただいている 1-1-3 中 長 期 復 興 支 援 遣 事 業 以 下 の 5 テーマでの 事 業 を 実 施 した なお このうち 以 下 1~3の 3 事 業 は 2014 年 度 で 終 了 した 1 共 環 (きょうかん)まちづくりプロジェクト ~ 地 域 発 住 まいとしごとの 創 造 的 復 興 チャレンジ 支 援 (2014 年 度 で 終 了 ) 被 災 住 民 の 高 台 移 転 に 伴 う 新 しいまちづくり 計 画 支 援 気 仙 沼 市 小 泉 地 区 大 沢 地 区 など 被 災 地 で 生 まれた 組 織 が 中 心 になり また 気 仙 沼 市 と 協 力 して 集 団 移 転 先 の 新 し いまちづくりのため 専 門 家 派 遣 や 人 材 育 成 などを 支 援 した 2 緑 の 環 (わ)プロジェクト ~ 持 続 可 能 な 林 業 と 木 質 バイオマス 活 用 を 通 じて 地 域 を 活 性 化 (2014 年 度 で 終 了 ) 木 質 バイオマスの 利 用 を 通 じて 持 続 的 な 社 会 の 構 築 をめざすプログラム 地 元 企 業 であ る 気 仙 沼 地 域 開 発 株 式 会 社 に 業 務 委 託 する 形 式 で 木 材 集 積 所 の 運 営 地 域 通 貨 の 試 験 的 利 用 のサポートなどを 行 った さらに 地 元 NPOである 任 意 団 体 しんりんと 協 力 して 個 人 林 業 者 の 育 成 のため きこり 講 座 を 行 うなど 多 面 的 な 支 援 を 行 った 3 観 光 再 生 プロジェクト ~ 訪 れたいまち に 向 けた 官 民 協 働 の 仕 組 みづくり (2014 年 度 で 終 了 ) 宮 城 県 気 仙 沼 市 が 復 興 重 点 事 項 に 掲 げる 観 光 の 戦 略 立 案 をサポートし その 戦 略 を 実 践 する 組 織 として 2013 年 7 月 に 一 般 社 団 法 人 リアス 観 光 プラットフォームの 立 ち 上 げに 参 画 した 3

4 命 をつなぐ 翼 プロジェクト ~ ヘリを 活 用 した 緊 急 医 療 搬 送 支 援 ( 継 続 ) 高 度 医 療 機 関 が 地 域 内 になく 搬 送 するために 仙 台 などの 都 市 まで 2 時 間 半 以 上 の 時 間 を 要 する 気 仙 沼 医 療 圏 にヘリコプターを 常 駐 させ 地 域 医 療 機 関 や 消 防 等 と 協 力 し 救 急 搬 送 を 行 うプログラム 2011 年 設 立 の NPO 法 人 All Round Helicopter(ARH)を 支 援 し て 事 業 を 実 施 した 5 夢 を 応 援 プロジェクト ~ 奨 学 金 地 域 発 の 教 育 プログラムで 若 者 をサポート ( 継 続 ) 震 災 の 影 響 で 就 学 継 続 が 困 難 な 状 況 にある 岩 手 宮 城 福 島 県 の 被 災 地 の 高 校 生 が 社 会 人 になるまで 月 3 万 円 の 奨 学 金 を 給 付 し 併 せて 今 後 の 復 興 を 担 う 人 材 として 多 角 的 な 教 育 プログラムを 実 施 するという 内 容 奨 学 生 同 士 が 情 報 交 換 や 横 のつながりがで きるように 東 京 都 内 岩 手 県 宮 城 県 にて 交 流 会 を 開 催 し また 2014 年 7 月 8 月 には 宮 城 県 気 仙 沼 市 で NPO の 活 動 を 体 験 できる 研 修 プログラムを 実 施 した 1-2 広 島 土 砂 災 害 支 援 2014 年 8 月 に 発 生 した 広 島 市 北 部 の 土 砂 災 害 で 行 方 不 明 者 死 者 は70 名 以 上 を 超 え 一 部 の 住 民 は3カ 月 以 上 の 長 期 にわたる 避 難 生 活 を 余 儀 なくされる 事 態 となった この 状 況 を 受 け シビック フォースでは 募 金 活 動 を 開 始 するとともに 被 災 地 で 即 座 に 活 動 を 開 始 したパートナー 団 体 の 被 災 地 NGO 協 働 センター( 本 部 : 兵 庫 県 )に 高 圧 洗 浄 機 2 台 を 無 償 で 貸 出 すとともに 当 該 団 体 が 実 施 す る 泥 かきや 掃 除 のボランティア 活 動 避 難 所 等 で 避 難 者 の 方 の 心 身 のケアの 一 環 として 行 う 足 湯 活 動 をサポートした 寄 付 金 の 総 額 は81,000 円 (8 月 末 時 点 )となった 2. 国 内 外 の 大 規 模 災 害 時 支 援 のためのプラットフォーム 構 築 事 業 前 年 に 引 き 続 き 地 方 自 治 体 医 療 機 関 自 衛 隊 との 災 害 時 を 想 定 した 支 援 体 制 準 備 を 行 った ま ず 2013 年 9 月 の 防 災 の 日 に 静 岡 県 袋 井 市 との 協 定 に 基 づく 防 災 訓 練 を 実 施 し 東 北 支 援 で 活 用 した 野 外 用 シャワーブースの 展 示 等 を 行 った また 亀 田 総 合 病 院 ( 千 葉 県 鴨 川 市 )と 災 害 時 の 支 援 体 制 準 備 のための 勉 強 会 を 複 数 回 にわたって 実 施 し 2014 年 6 月 には 愛 知 県 にて 地 元 の NPO 愛 知 ネット が 主 催 する 防 災 イベントに 合 わせて パートナーNPO の All Round Helicopter(ARH)と 連 携 し ヘリコプ ターを 使 って 亀 田 病 院 から 想 定 被 災 地 の 愛 知 県 岡 崎 市 に 向 けて 医 療 従 事 者 を 急 行 させるデモンストレ ーションを 実 施 した 緊 急 災 害 時 のヘリの 活 用 と 医 療 従 事 者 との 連 携 という 点 において 関 係 者 を 巻 き 込 んだ 一 歩 進 んだ 訓 練 が 実 施 できた 海 上 自 衛 隊 とは おおすみ 型 輸 送 艦 等 が 災 害 時 の 会 場 プラット フォームとして 機 能 し 民 間 のヘリコプターによる 給 油 等 も 可 能 となるように 準 備 していくことを 積 極 的 に すすめた また 静 岡 県 袋 井 市 が 推 進 する 災 害 時 の 地 域 間 共 助 を 促 進 する 協 議 会 に 参 加 し 県 境 を 越 えて 災 害 時 に 複 数 の 地 方 自 治 体 や 市 民 が 相 互 に 支 援 できるしくみづくりへの 協 力 として 東 北 での 支 援 経 験 の 共 有 を 積 極 的 に 行 った これは 国 土 交 通 省 広 域 的 地 域 間 共 助 推 進 事 業 であり シビックフォース は 2013 年 から 2 年 連 続 で 協 議 員 として 正 式 に 参 加 している 4

3. アジア 太 平 洋 連 携 研 究 事 業 3-1 アジアパシフィック アライアンス 運 営 支 援 アジアパシフィック アライアンス(Asia-Pacific Alliance for Disaster Management)(A-PAD)とは 2012 年 設 立 のアジア 太 平 洋 地 域 における 緊 急 災 害 対 応 の 地 域 組 織 である この 組 織 は 政 府 企 業 NGOが 参 加 するプラットフォームが 災 害 時 に 資 金 物 資 の 受 け 皿 となってNGOが 迅 速 な 支 援 を 行 うしくみで アジアの 各 国 地 域 にネットワークを 敷 いており 各 国 プラットフォーム 間 で 相 互 支 援 を 行 うことでさらなる 大 規 模 な 災 害 にも 対 応 できる 能 力 を 持 つ ファウンダーは 日 本 韓 国 インド ネシア フィリピン スリランカの5か 国 で 2014 年 度 はバングラディシュ ミャンマーが 参 加 に 向 け て 活 動 を 始 めた この 組 織 の 活 動 資 金 獲 得 と 活 動 領 域 の 拡 大 に 向 けて 本 年 度 は 各 国 省 庁 や 企 業 東 南 アジア 諸 国 連 合 (ASEAN)はじめ 国 際 機 関 との 折 衝 に 注 力 した なお 本 事 業 は 日 本 の 災 害 援 助 の 連 携 モデル(シビックフォースモデル)を 拡 散 する 活 動 として A-PADの 事 務 局 (Management Office) 業 務 を 継 続 して 支 援 していく 3-2 フィリピン レイテ 島 台 風 (ハイエン) 被 災 者 支 援 2013 年 11 月 8 日 にフィリピン 中 部 を 通 過 した 大 型 台 風 30 号 の 影 響 で フィリピン 中 部 のレイテ 島 サマール 島 は 破 滅 的 な 被 害 を 受 けた 被 災 地 となったレイテ 島 は 貧 困 層 が 多 く 暮 らし 災 害 対 策 も 十 分 ではなかったこともあり 被 災 者 数 は1,400 万 人 以 上 にのぼり 被 災 状 況 からの 回 復 まで 長 期 化 することとなった A-PADメンバーであり パートナー 団 体 であるCDRC(Citizens Disaster Response Center) から 支 援 要 請 を 受 け シビックフォースとして 即 日 寄 付 受 付 の 指 定 口 座 を 設 け るとともに ジャパンプラットフォームからの 助 成 金 8,908,524 円 を 受 けて 緊 急 支 援 事 業 を 実 施 した 緊 急 支 援 物 資 の 配 給 事 業 として スタッフ3 名 を 現 地 に 派 遣 し 世 帯 ごと(1 世 帯 あたり6 人 を 想 定 ) に1 週 間 分 の 食 料 生 活 物 資 としてパッケージ(Relief Pack)をつくり 1900 世 帯 に 対 して 配 布 を 行 っ た さらに 緊 急 支 援 のため 日 本 国 内 に 保 管 していたエマージェンシーテント( 緊 急 避 難 用 テント 最 大 10 人 収 容 可 能 )960 張 りを 輸 送 し 被 災 地 にて 配 布 展 張 支 援 を 行 った 翌 2014 年 1 月 からは CDRCとその 地 域 支 部 LCDE(レイテ 開 発 センター)と 協 力 して レイテ 島 北 部 の3 地 区 の806 世 帯 に 対 し 生 活 再 建 を 支 える 農 業 支 援 として 農 具 と 米 やとうもろこし 豆 やほか 野 菜 の 種 子 を 配 布 した なお 本 事 業 には 総 額 約 2126 万 円 のご 寄 付 をいただいた 3-3 スリランカ 防 災 教 育 プログラム スリランカは 2004 年 のスマトラ 沖 地 震 の 津 波 により 甚 大 な 被 害 を 受 けた 津 波 被 害 の 経 験 と 頻 発 する 水 害 地 滑 り 干 ばつ 等 の 自 然 災 害 への 対 応 や 26 年 間 続 いた 内 戦 後 の 復 興 経 済 格 差 の 解 消 等 の 課 題 が 多 い 中 防 災 体 制 の 強 化 についても 重 要 課 題 として 挙 げられている スマトラ 沖 地 震 の 被 災 後 には 防 災 省 や 災 害 管 理 センターが 設 立 され 災 害 対 応 のための 仕 組 みが 強 化 さ れてきたものの 小 規 模 の 災 害 でさえも 十 分 に 機 能 していない 現 状 があり シビックフォースでは コミュニティの 災 害 対 応 能 力 強 化 や 行 政 機 関 企 業 と 連 携 しながらマルチアクターによるコミュニ ティ 地 方 中 央 レベルの 連 携 体 制 を 構 築 し 被 災 の 軽 減 や 被 災 後 の 一 日 も 早 い 復 興 につなげら れるようなプログラムを 外 務 省 の NGO 連 携 無 償 資 金 協 力 の 助 成 金 を 受 けて 実 施 することになった A-PAD メンバーであり パートナー 団 体 である CHA(Consortium of Humanitarian Agencies)と 協 力 し 2014 年 2 月 からの 開 始 で 3 年 事 業 の 1 年 目 にあたる 本 年 度 は 防 災 教 育 のカリキュラム 5

を 策 定 し 2014 年 8 月 末 までにスリランカ 国 内 各 地 で 19 回 のワークショップを 実 施 した 予 算 は 3 年 間 で 約 9,050 万 円 そのうち 初 年 度 にあたる 2014 年 度 は 30,081,695 円 が 外 務 省 により 承 認 された 3-4 AHAセンター 防 災 担 当 官 研 修 プログラム 災 害 支 援 プラットフォーム 構 築 の 実 現 に 向 けた 活 動 の 一 環 として 2014 年 5 月 にはASEAN 防 災 人 道 支 援 調 整 センター(AHAセンター)より 委 託 を 受 け ASEAN 参 加 国 の 行 政 官 の 日 本 研 修 プロ グラムの 企 画 運 営 し 7か 国 からの 研 修 生 13 名 を6 日 間 にわたって 受 入 れた 東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 である 宮 城 県 気 仙 沼 市 や 岩 手 県 陸 前 高 田 市 訪 問 市 役 所 や 仮 設 住 宅 地 元 のNPOなどの 視 察 のほか 東 京 では 総 理 官 邸 訪 問 防 災 省 によるレクチャーを 通 じて 日 本 の 災 害 対 応 の 方 針 や 実 績 課 題 を 多 方 面 から 知 っていただき 各 国 の 防 災 力 の 強 化 に 貢 献 することができた 次 年 度 も 引 き 続 き 研 修 を 受 け 入 れる 予 定 であり 本 事 業 を 通 じてASEANとの 持 続 的 な 協 力 体 制 を 築 いていく 方 針 である 以 上 6