平成28年(2016年)熊本地震に関するQ&A



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Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

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Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章


スライド 1

Q4 被 災 した 家 の 代 わりに 住 宅 を 新 築 する 計 画 で 既 に 被 災 者 生 活 再 建 支 援 法 に 基 づく 加 算 支 援 金 150 万 円 ( 単 身 者 )を 受 給 しているが 会 社 を 退 職 するため 家 の 建 設 をやめることにした この 場 合 加

給 与 所 得 控 除 所 得 税 の 簡 易 給 与 所 得 表 により 給 与 所 得 の 金 額 を 求 めますが 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え

給 与 所 得 控 除 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え 360 万 円 以 下 の 場 合 360 万 円 を 超 え 660 万 円 以 下 の 場 合

後期高齢者医療制度

2 窓 口 申 請 方 式 : 申 請 書 を 窓 口 に 提 出 し 指 定 の 金 融 機 関 口 座 へ 振 込 3 窓 口 現 金 受 領 方 式 : 申 請 書 を 郵 送 又 は 窓 口 に 提 出 し 窓 口 で 現 金 を 受 領 申 請 受 付 開 始 日 及 び 申 請 期 限

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

障害福祉制度あらまし目次

種 類 控 除 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 支 払 った 小 規 模 共 済 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 掛 金 の 金 額 生 命 保 険 料 控 除 額 = 一 般 生 命 保 険 料 控 除 額 + 個

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

別 紙 軽 費 老 人 ホームの 収 入 認 定 について 平 成 22 年 3 月 9 日 千 葉 県 健 康 福 祉 部 高 齢 者 福 祉 課 本 紙 は 平 成 18 年 1 月 24 日 老 発 第 号 厚 生 労 働 省 老 健 局 長 通 知 老 人 保 護 措 置 費

世 帯 預 貯 金 総 額 そ 他 資 産 ( 具 体 的 に) 負 債 負 債 総 額 毎 月 返 済 額 備 考 ( 滞 納 猶 予 減 免 有 無 等 ) 資 産 負 債 1 住 宅 ローン 2 公 的 融 資 ( 生 活 福 祉 資 金 以 外 ) 3 消 費 者 ローン カードローン 等

税制面での支援

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

目  次


(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号)

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

豆 知 識 2 やまがた 緑 環 境 税 について ~やまがた 緑 環 境 税 とは?~ やまがた 緑 環 境 税 は 荒 廃 が 進 む 森 林 の 整 備 や 県 民 参 加 による 森 づくり 活 動 に 取 り 組 むことなどを 目 的 として 県 民 の 皆 様 から 広 く ご 負 担

税 市 民 税 県 民 税 家 屋 敷 課 税 の 申 告 書 の 提 出 豊 川 市 外 にお 住 まいで 1 月 1 日 現 在 で 市 内 に 事 務 所 事 業 所 または 家 屋 敷 を 有 する で 申 告 書 を 提 出 される 平 成 29 年 度 以 後 の 年 度 分 の 申 告

平成21年10月30日

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Microsoft Word - 4 家計基準

平成22年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引

平成16年度

国民年金

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

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Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

弁護士報酬規定(抜粋)

N 一 般 の 住 宅 について 控 除 の 対 象 となる 借 入 金 は 平 成 26 年 4 月 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 入 居 の 場 合 は4,000 万 円 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 の 場 合 は2,000 万 円 )までとなります 建 物 や

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

11 新 型 インフルエンザ 予 防 接 種 健 康 被 害 救 済 給 付 金 ( 注 4) 12 ( 医 薬 品 副 作 用 被 害 救 済 制 度 の) 副 作 用 救 済 給 付 又 は( 生 物 由 来 製 品 感 染 等 被 害 救 済 制 度 の) 感 染 救 済 給 付 ( 注 4)

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

奨学資金の受領から返還までの手続

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

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一 般 社 団 法 人 全 国 銀 行 協 会 御 中 依 頼 人 氏 名 平 成 年 月 日 印 登 録 支 援 専 門 家 委 嘱 ( 初 回 委 嘱 )の 依 頼 について(GL5 項 (2)) 私 は 自 然 災 害 による 被 災 者 の 債 務 整 理 に 関 するガイドライン 第 5

被扶養者の資格確認を行います

東久留米市訓令乙第   号

奨学事業戦略部個人情報ファイル簿

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

「経営者保証に関するガイドライン」に基づく保証債務の整理に係る課税関係の整理

次 世 代 育 成 支 援

* 目 次 * はじめに 幼 稚 園 等 とは 従 来 幼 稚 園 と 新 制 度 幼 稚 園 等 の 違 い 1ページ 保 育 の 必 要 性 の 認 定 ( 支 給 認 定 ) 2ページ 支 給 認 定 とは 支 給 認 定 の 種 類 入 所 の 手 続 き 3ページ 申 込 から 入 園 決

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防府市知的障害者生活協力員紹介事業実施要綱

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

申 込 み 手 続 きの 手 順 1 新 たな 住 宅 ローンの 契 約 新 たな 住 宅 ローンを 借 り 入 れる 金 融 機 関 等 と 金 銭 消 費 貸 借 契 約 を 締 結 された 後 に 補 助 の 申 込 みをいただくことになります なお すでに( 平 成 23 年 3 月 11

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

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目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

5

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

住宅税制について

2 申 請 (1) 申 請 書 類 3~4ページを 参 照 (2) 申 請 方 法 学 生 本 人 ( 保 護 の 付 添 い 可 )が 受 付 場 所 へ 直 接 持 参 又 は 郵 送 により 申 請 してください なお 郵 送 申 請 の 場 合 は 配 達 の 記 録 が 残 る 手 段 (

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保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

1 支 給 認 定 新 制 度 では 幼 稚 園 ( 新 制 度 に 移 行 する 幼 稚 園 のことで 以 下 同 じ) を 利 用 する 場 合 には お 住 まいの 市 町 村 から 支 給 認 定 証 の 交 付 を 受 ける 必 要 があります 認 定 の 区 分 は 年 齢 や 保 育

都市農地の継承に向けた相続2014_本文_13.indd

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

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とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

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スライド 1


Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

児童扶養手当(大阪府)

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らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

住 宅 融 資 の 仕 組 み 住 宅 融 資 は 独 政 法 住 宅 融 援 機 構 ( 以 下 機 構 といいます )が う 融 機 関 の 住 宅 ローン 貸 出 に 対 する 公 的 な 信 用 です 住 宅 融 資 は 融 機 関 の う 住 宅 ローン 貸 出 の 損 害 を 填 補 す

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

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昨 年 今 年 退 職 した< 雇 用 保 険 に 関 すること> 1. 雇 用 保 険 ( 失 業 給 付 )を 受 給 予 定 (または 受 給 している) 雇 用 保 険 受 給 資 格 証 のコピー ( 退 職 日 基 本 日 額 処 理 状 況 のわかる 面 ) 日 額 3,611 円 未

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

住民税

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資料8(第2回水害WG)

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資料2 利用者負担(保育費用)

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

平 成 19 年 分 以 降 の 所 得 税 において 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 がある 方 平 成 11 年 1 月 1 日 から 平 成 18 年 12 月 31 日 までに 入 居 した 方 平 成 19 年 以 降 に 入 居 した 方 については 住 民 税 の 住 宅 ローン

[ 特 別 控 除 の 一 覧 ] 控 除 の 内 容 特 定 扶 養 親 族 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 16 才 以 上 23 才 未 満 の 扶 養 親 族 ) 老 人 扶 養 親 族 配 偶 者 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 70 才 以 上 の

Transcription:

目 次 Q1 災 害 弔 慰 金 の 支 給 内 容 について 教 えて 下 さい Q2 震 災 により 重 い 障 害 を 負 いました 何 か 支 援 制 度 はありませんか Q3 震 災 で 息 子 が 亡 くなりました 息 子 は 結 婚 していましたが 長 年 別 居 していました この 場 合 でも 息 子 の 妻 が 災 害 弔 慰 金 を 受 け 取 ることになるのでしょうか Q4 震 災 で 別 居 していた 弟 家 族 全 員 が 亡 くなりました 役 所 に 災 害 弔 慰 金 の 相 談 をしたところ 自 分 は 受 けとれないと 言 われました 他 に 受 け 取 る 人 がいないのにもらえないのは 納 得 できません 権 利 を 相 続 したとして 受 け 取 れないのでしょうか Q5 震 災 後 避 難 所 生 活 をしていたところ 私 の 父 が 亡 くなりました そこで 災 害 弔 慰 金 の 支 給 を 申 請 しま したが 認 められませんでした このままあきらめた 方 が 良 いのでしょうか Q6 90 歳 の 親 戚 がすむ 家 が 震 災 で 全 壊 したため 親 戚 はアパートを 借 りて 生 活 しています 親 戚 は 年 金 も 受 給 していないため 生 活 保 護 を 考 えているようです 生 活 保 護 を 申 請 したいのですが どうすればい いですか Q7 震 災 により 被 害 を 受 けた 場 合 住 宅 の 再 建 補 修 のための 援 助 制 度 には どのようなものがあります か Q8 公 営 住 宅 へ 入 居 するためには どうしたらよいですか Q9 特 定 有 料 賃 貸 住 宅 等 へ 入 居 するためには どうしたらよいですか Q10 住 んでいる 賃 貸 アパートが 震 災 で 被 害 を 受 けました 大 家 さんに 言 われて 被 災 者 生 活 再 建 支 援 金 と いうものの 申 請 をし 入 金 されたお 金 を 大 家 さんに 渡 しました 大 家 さんはそのお 金 で 修 理 をしました が 渡 したお 金 を 返 してもらうことはできるのでしょうか Q11 震 災 の 少 し 前 に 自 分 の 土 地 建 物 を 兄 弟 の 土 地 建 物 と 交 換 しました ところが 登 記 や 住 民 票 の 移 動 をする 前 に 交 換 により 取 得 した 建 物 が 震 災 に 遭 い 半 壊 してしまいました 役 所 からり 災 証 明 を 出 してもらおうとしたところ 所 有 名 義 が 異 なるし 住 民 票 も 違 う 住 所 ということで 出 してもらえませんでし た あきらめるしかないのでしょうか 1

Q12 震 災 で 自 宅 が 半 壊 となりました 仮 設 住 宅 への 入 居 を 申 し 込 もうとしたところ 全 壊 でないと 入 居 でき ないと 言 われました 自 治 体 ごとに 入 居 条 件 は 異 なるのでしょうか Q13 震 災 で 隣 家 が 倒 壊 し 自 宅 によりかかってきたため 自 宅 が 傾 いてしまいました 何 か 保 障 のようなも のは 受 けられるのでしょうか Q14 震 災 で 家 屋 が 損 傷 を 受 けました 自 治 体 の 負 担 でトイレ 修 理 をしてもらえると 聞 いたのでお 願 いしまし た その 後 仮 設 住 宅 に 入 居 を 申 請 したところ トイレ 修 理 をしたため 入 居 できないと 言 われました 入 居 は 無 理 なのでしょうか Q15 自 宅 が 震 災 で 全 壊 したので 家 を 建 て 直 す 予 定 です 費 用 が 足 りないので 遠 隔 地 に 住 む 親 戚 に 援 助 をしてもらえることになりました このような 場 合 でも 生 活 再 建 支 援 制 度 の 加 算 支 援 金 はもらえるの でしょうか Q16 震 災 で 自 宅 が 損 壊 したため 取 り 壊 して 立 て 直 しをすることを 考 えています 震 災 後 仮 の 住 まいとし てアパートを 借 り 加 算 支 援 金 ( 賃 借 )の 支 給 を 受 けていますが さらに 加 算 支 援 金 ( 建 設 )の 支 給 を 受 けることができますか Q17 被 災 者 再 建 支 援 制 度 に 上 乗 せする 再 建 支 援 制 度 はありますか Q18 震 災 で 仕 事 と 財 産 を 失 った 外 国 人 も 生 活 保 護 を 受 けられますか 2

Q1 災 害 弔 慰 金 の 支 給 内 容 について 教 えて 下 さい A1 震 災 などの 災 害 で 亡 くなられた 方 の 遺 族 は 災 害 弔 慰 金 が 支 給 を 受 けられる 場 合 があります 支 給 額 は 生 計 維 持 者 の 方 が 死 亡 した 場 合 500 万 円 その 他 の 方 が 死 亡 した 場 合 250 万 円 です 災 害 弔 慰 金 の 支 給 対 象 はこれまで 配 偶 者 や 子 父 母 孫 祖 父 母 に 限 られており 兄 弟 姉 妹 が 除 かれていましたが 東 日 本 大 震 災 後 に 行 われた 法 改 正 により 一 定 の 条 件 のもと 兄 弟 姉 妹 も 支 給 対 象 に 含 まれることになりました 支 給 の 順 位 は 配 偶 者 子 父 母 孫 祖 父 母 兄 弟 姉 妹 の 順 で 兄 弟 姉 妹 は 死 亡 された 方 と 生 計 を 同 じにしていたか 同 居 していた 場 合 に 限 ります 支 給 は 市 町 村 が 条 例 に 基 づいて 行 うことになります 申 請 は 死 亡 された 方 の 被 災 時 の 住 所 地 であった 市 町 村 に 対 して 行 います Q2 震 災 により 重 い 障 害 を 負 いました 何 か 支 援 制 度 はありませんか A2 災 害 障 害 見 舞 金 が 受 けられる 場 合 があります 支 給 額 は 生 計 維 持 者 の 方 が 重 い 障 害 を 負 った 場 合 2 50 万 円 その 他 の 方 が 重 い 障 害 を 負 った 場 合 には125 万 円 です 災 害 により 重 い 障 害 ( 両 眼 失 明 要 常 時 介 護 両 上 肢 ひじ 関 節 以 上 切 断 等 )になった 場 合 に 災 害 障 害 見 舞 金 を 受 けられます 市 町 村 の 窓 口 にお 問 い 合 わせください Q3 震 災 で 息 子 が 亡 くなりました 息 子 は 結 婚 していましたが 長 年 別 居 していました この 場 合 でも 息 子 の 妻 が 災 害 弔 慰 金 を 受 け 取 ることになるのでしょうか A3 事 情 により 受 け 取 れる 可 能 性 も 受 け 取 れない 可 能 性 もあります 災 害 弔 慰 金 の 支 給 の 順 位 は 配 偶 者 子 父 母 孫 祖 父 母 兄 弟 姉 妹 の 順 で 兄 弟 姉 妹 は 死 亡 さ れた 方 と 生 計 を 同 じにしていたか 同 居 していた 場 合 に 限 ります したがって 息 子 の 妻 ( 配 偶 者 )は あなた( 父 母 )より 優 先 順 位 が 上 ですので 息 子 の 妻 が 災 害 弔 慰 金 の 支 給 対 象 者 となるのが 原 則 です ただし, 配 偶 者 であっても 離 婚 の 届 出 をしていないが 事 実 上 離 婚 したと 同 様 の 事 情 にあった 場 合 は 支 給 対 象 者 から 除 かれることになりますので 自 治 体 の 方 とよく 相 談 されてください 3

Q4 震 災 で 別 居 していた 弟 家 族 全 員 が 亡 くなりました 役 所 に 災 害 弔 慰 金 の 相 談 をしたところ 自 分 は 受 けとれないと 言 われました 他 に 受 け 取 る 人 がいないのにもらえないのは 納 得 できません 権 利 を 相 続 したとして 受 け 取 れないのでしょうか A4 残 念 ながら 受 け 取 ることはできないものと 思 われます 災 害 弔 慰 金 の 支 給 対 象 はこれまで 配 偶 者 や 子 父 母 孫 祖 父 母 に 限 られており 兄 弟 姉 妹 が 除 かれていましたが 東 日 本 大 震 災 後 に 行 われた 法 改 正 により 一 定 の 条 件 のもと 兄 弟 姉 妹 も 支 給 対 象 に 含 まれることになりました 支 給 の 順 位 は 配 偶 者 子 父 母 孫 祖 父 母 兄 弟 姉 妹 の 順 で 兄 弟 姉 妹 は 死 亡 された 方 と 生 計 を 同 じにしていたか 同 居 していた 場 合 に 限 ります ただし 遺 族 が 不 在 の 場 合 は 支 給 されず 相 続 の 対 象 にはなりません Q5 震 災 後 避 難 所 生 活 をしていたところ 私 の 父 が 亡 くなりました そこで 災 害 弔 慰 金 の 支 給 を 申 請 しま したが 認 められませんでした このままあきらめた 方 が 良 いのでしょうか A5 異 議 を 申 立 てて 再 審 査 をしてもらうことにより 判 定 が 変 わることがあり 得 ます いわゆる 災 害 関 連 死 の 問 題 ですが 法 律 上 は 災 害 弔 慰 金 の 支 給 等 に 関 する 法 律 で 災 害 弔 慰 金 は 災 害 により 死 亡 した 場 合 に 支 給 されるとしています 災 害 により 死 亡 した 場 合 が どのような 場 合 かについて 明 確 な 基 準 はありません 災 害 を 直 接 の 原 因 として 死 亡 した 場 合 に 限 るものではなく 災 害 と 死 亡 との 間 に 因 果 関 係 がある 場 合 にも 災 害 に より 死 亡 した 場 合 に 該 当 し 得 ます 早 急 に 弁 護 士 に 相 談 されることをおすすめします 4

Q6 90 歳 の 親 戚 がすむ 家 が 震 災 で 全 壊 したため 親 戚 はアパートを 借 りて 生 活 しています 親 戚 は 年 金 も 受 給 していないため 生 活 保 護 を 考 えているようです 生 活 保 護 を 申 請 したいのですが どうすればい いですか A6 福 祉 事 務 所 の 生 活 保 護 に 関 する 窓 口 に 行 き 保 護 申 請 を 行 う 必 要 があります 申 請 すると 預 貯 金 保 険 不 動 産 等 の 資 産 扶 養 義 務 者 による 扶 養 の 可 否 年 金 等 の 社 会 保 障 給 付 就 労 収 入 等 就 労 の 可 能 性 が 調 査 されます 調 査 後 保 護 費 の 支 給 や 保 護 施 設 への 入 所 等 が 決 定 されます 生 活 保 護 を 受 給 するには 自 分 の 持 っている 資 産 や 能 力 等 を 活 用 しても なお 生 活 が 困 窮 している という 条 件 ( 補 足 性 の 原 理 )を 満 たす 必 要 があります 高 齢 者 障 害 者 ホームレス 等 で 自 ら 生 活 保 護 の 申 請 ができない 方 や 生 活 保 護 の 受 給 資 格 を 有 す るにもかかわらず 受 給 に 困 難 をきたしている 方 など 人 権 救 済 の 必 要 があるとの 対 象 者 の 要 件 や 収 入 等 に 関 する 一 定 の 要 件 を 満 たすことにより 弁 護 士 を 通 じて に 日 本 弁 護 士 連 合 会 委 託 援 助 業 務 高 齢 者 障 害 者 ホームレス 等 に 対 する 法 律 援 助 の 利 用 申 込 をすることもできます 5

Q7 震 災 により 被 害 を 受 けた 場 合 住 宅 の 再 建 補 修 のための 援 助 制 度 には どのようなものがあります か A7 以 下 のような 制 度 があります (1) 被 災 者 生 活 再 建 支 援 法 に 基 づく 支 援 制 度 (2) 災 害 救 助 法 に 基 づく 応 急 修 理 制 度 (3) 自 治 体 による 融 資 制 度 (4) 住 宅 金 融 支 援 機 構 の 災 害 復 興 住 宅 融 資 制 度 (5) 再 建 資 金 を 援 助 する 制 度 ではありませんが 住 宅 ローン 等 の 債 務 の 減 免 しうる 制 度 として 自 然 災 害 による 被 災 者 の 債 務 整 理 に 関 するガイドライン による 減 免 制 度 1. 被 災 者 生 活 再 建 支 援 法 に 基 づく 支 援 制 度 地 震 などの 自 然 災 害 により 住 宅 が 全 壊 や 大 規 模 半 壊 など 生 活 基 盤 に 著 しい 被 害 を 受 けた 世 帯 に ついて 最 大 300 万 円 の 支 援 金 が 支 給 されるという 制 度 です 基 礎 支 援 金 の 申 請 期 間 は 災 害 発 生 日 から13か 月 間 加 算 支 援 金 の 申 請 期 間 は 同 じく37か 月 間 と なりますので 注 意 しましょう 申 請 窓 口 は 市 町 村 となります 2. 災 害 救 助 法 に 基 づく 応 急 修 理 制 度 住 宅 が 半 壊 し( 全 壊 でも 応 急 修 理 をすれば 居 住 可 能 な 場 合 は 対 象 ) 自 ら 修 理 する 資 力 のない 世 帯 について これを 修 理 することにより 被 災 者 が 仮 設 住 宅 等 に 入 居 しなくなると 見 込 まれるに 場 合 に 市 町 村 が 被 災 者 に 代 わって 直 接 修 理 を 行 うものです 条 件 申 請 方 法 申 請 期 間 等 は 市 町 村 にお 問 い 合 わせ 下 さい 3. 自 治 体 による 融 資 制 度 自 治 体 によっては 災 害 時 に 住 宅 再 建 支 援 のための 融 資 等 を 行 っていますので 都 道 府 県 または 市 町 村 にお 問 い 合 わせください 4. 住 宅 金 融 支 援 機 構 の 災 害 復 興 住 宅 融 資 制 度 住 宅 金 融 支 援 機 構 の 災 害 復 興 住 宅 融 資 制 度 は 災 害 により 被 害 を 受 けた 住 宅 の 所 有 者 または 当 該 住 宅 に 住 んでいた 方 で 地 方 公 共 団 体 から り 災 証 明 書 を 交 付 されている 方 が 住 宅 を 建 設 購 入 または 補 修 される 場 合 に 資 金 の 融 資 が 受 けられる 制 度 です 建 設 購 入 の 場 合 住 宅 が 全 壊 大 規 模 半 壊 または 半 壊 した 旨 の り 災 証 明 書 が 必 要 なほ か 融 資 条 件 や 対 象 要 件 があります 融 資 申 込 みは お 近 くの 災 害 復 興 住 宅 融 資 取 扱 金 融 機 関 の 窓 口 または 郵 送 により 住 宅 金 融 支 援 機 構 郵 送 申 込 係 に 行 うことになります 詳 しくは 災 害 復 興 住 宅 融 資 取 扱 金 融 機 関 あるいは 住 宅 金 融 支 援 機 構 にお 問 い 合 わせ 下 さい 5. 上 記 のような 支 援 制 度 ではありませんが 住 宅 ローン 等 の 債 務 を 減 免 しうる 制 度 として 自 然 災 害 に よる 被 災 者 の 債 務 整 理 に 関 するガイドラインがあります この 自 然 災 害 による 被 災 者 の 債 務 整 理 に 関 するガイドライン に 基 づき 生 活 再 建 資 金 を 手 元 に 残 6

した 上 での 大 幅 な 減 額 や 免 除 が 認 められる 可 能 性 があります この 手 続 は もっとも 多 額 のローンを 借 りている 金 融 機 関 に 手 続 着 手 を 申 出 て 金 融 機 関 からの 手 続 を 進 めることの 同 意 を 得 ることによ って 開 始 します 詳 しくは 多 額 のローンを 借 りている 金 融 機 関 にお 問 合 せください 借 入 先 が 銀 行 の 場 合 全 国 銀 行 協 会 相 談 室 (0570-017109 又 は 03-5252-3772 平 日 9:00~17:00)へお 問 合 せい ただくことも 可 能 です Q8 公 営 住 宅 へ 入 居 するためには どうしたらよいですか A8 地 方 公 共 団 体 が 公 営 住 宅 を 用 意 していますが 具 体 的 な 入 居 者 選 考 の 基 準 申 込 みに 必 要 となる 手 続 き 書 類 入 居 に 当 たっての 条 件 等 については 地 方 公 共 団 体 ごとに 異 なっていますので 各 地 方 公 共 団 体 窓 口 にお 問 い 合 わせください 低 所 得 の 被 害 者 の 方 は 各 地 方 公 共 団 体 が 整 備 する 公 営 住 宅 に 入 居 することができます 公 営 住 宅 の 家 賃 は 収 入 に 応 じて 決 められますが 必 要 があると 認 められる 場 合 には 一 定 期 間 家 賃 が 減 免 されることがあります 災 害 によって 住 宅 を 失 い 現 に 住 宅 に 困 窮 していることが 明 らかな 方 という 住 宅 困 難 要 件 があります そのほか 公 営 住 宅 に 入 居 できる 世 帯 の 資 格 要 件 は 地 方 公 共 団 体 の 窓 口 に 問 い 合 わせてくださ い Q9 特 定 有 料 賃 貸 住 宅 等 へ 入 居 するためには どうしたらよいですか A9 災 害 不 良 住 宅 の 撤 去 その 他 の 特 別 の 事 情 がある 場 合 資 格 要 件 を 満 たし 都 道 府 県 知 事 が 認 定 し た 場 合 に 入 居 することができます 資 格 要 件 や 手 続 きについては 各 地 方 公 共 団 体 窓 口 にお 問 い 合 わ せください 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 とは 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 の 供 給 の 促 進 に 関 する 法 律 に 基 づき 民 間 の 土 地 所 有 者 等 が 都 道 府 県 知 事 等 の 認 定 を 受 けて 厳 しい 建 築 基 準 の 下 で 建 築 した 公 的 賃 貸 住 宅 です 入 居 者 は 自 治 体 国 の 補 助 による 家 賃 負 担 の 軽 減 などを 受 けられます 申 込 みには 同 居 家 族 などの 条 件 のほかに 世 帯 所 得 の 上 限 と 下 限 などが 定 められていますが 被 災 者 世 帯 のために 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 の 提 供 を 行 っている 地 方 公 共 団 体 もありますので 詳 しくは 各 地 方 公 共 団 体 窓 口 にお 問 い 合 わせく ださい 7

Q10 住 んでいる 賃 貸 アパートが 震 災 で 被 害 を 受 けました 大 家 さんに 言 われて 被 災 者 生 活 再 建 支 援 金 と いうものの 申 請 をし 入 金 されたお 金 を 大 家 さんに 渡 しました 大 家 さんはそのお 金 で 修 理 をしました が 渡 したお 金 を 返 してもらうことはできるのでしょうか A10 返 還 請 求 できるものと 思 われます 被 災 者 生 活 再 建 支 援 金 は 家 やアパートの 持 ち 主 ではなく 住 んでいた 方 に 支 給 されるものです し たがって 入 金 されたお 金 は 賃 借 人 がもらうべきお 金 です 契 約 内 容 などにもよりますが 通 常 は 賃 貸 物 件 は 賃 貸 人 が 修 繕 義 務 を 負 いますので 修 理 費 用 を 賃 借 人 が 負 担 する 必 要 はありません Q11 震 災 の 少 し 前 に 自 分 の 土 地 建 物 を 兄 弟 の 土 地 建 物 と 交 換 しました ところが 登 記 や 住 民 票 の 移 動 をする 前 に 交 換 により 取 得 した 建 物 が 震 災 に 遭 い 半 壊 してしまいました 役 所 からり 災 証 明 を 出 してもらおうとしたところ 所 有 名 義 が 異 なるし 住 民 票 も 違 う 住 所 ということで 出 してもらえませんでし た あきらめるしかないのでしょうか A11 り 災 証 明 を 受 けられる 可 能 性 はあります 建 物 のり 災 証 明 は 所 有 者 か 居 住 者 であれば 受 けられます 居 住 者 といえるために 住 民 票 が 必 ず 必 要 というわけではありません 公 共 料 金 の 支 払 などの 資 料 で 生 活 実 態 があることを 説 明 してみてください 役 所 の 認 定 に 不 満 がある 場 合 には 弁 護 士 などの 専 門 家 にご 相 談 ください 8

Q12 震 災 で 自 宅 が 半 壊 となりました 仮 設 住 宅 への 入 居 を 申 し 込 もうとしたところ 全 壊 でないと 入 居 でき ないと 言 われました 自 治 体 ごとに 入 居 条 件 は 異 なるのでしょうか A12 自 治 体 ごとに 入 居 条 件 が 異 なるようです 仮 設 住 宅 のある 自 治 体 にご 相 談 下 さい Q13 震 災 で 隣 家 が 倒 壊 し 自 宅 によりかかってきたため 自 宅 が 傾 いてしまいました 何 か 保 障 のようなも のは 受 けられるのでしょうか A13 被 災 者 生 活 再 建 支 援 制 度 が 利 用 できないか 自 治 体 に 確 認 してみるとよいでしょう 被 災 者 生 活 再 建 支 援 制 度 とは 一 定 の 自 然 災 害 により 1 住 宅 が 全 壊 した 世 帯 2 住 宅 が 半 壊 又 は 住 宅 の 敷 地 に 被 害 が 生 じ その 住 宅 をやむを 得 ず 解 体 した 世 帯 3 災 害 による 危 険 な 状 態 が 継 続 し 住 宅 に 居 住 不 能 な 状 態 が 長 期 間 継 続 している 世 帯 4 住 宅 が 半 壊 し 大 規 模 な 補 修 を 行 わなければ 居 住 することが 困 難 な 世 帯 ( 大 規 模 半 壊 世 帯 ) について 最 大 300 万 円 の 支 給 がされるものです 本 件 では 自 然 災 害 が 家 の 被 害 の 直 接 の 原 因 となっていないので 自 然 災 害 により と 言 えるかが 問 題 となります したがって 確 実 に 同 制 度 を 利 用 できるとは 言 えませんが 自 治 体 に 状 況 を 説 明 して 同 制 度 の 利 用 ができないか 相 談 されると 良 いでしょう 自 治 体 の 判 断 等 に 納 得 できないときは 弁 護 士 や 司 法 書 士 等 の 専 門 家 に 相 談 してください Q14 震 災 で 家 屋 が 損 傷 を 受 けました 自 治 体 の 負 担 でトイレ 修 理 をしてもらえると 聞 いたのでお 願 いしまし た その 後 仮 設 住 宅 に 入 居 を 申 請 したところ トイレ 修 理 をしたため 入 居 できないと 言 われました 入 居 は 無 理 なのでしょうか A14 自 治 体 の 規 定 により 入 居 できない 可 能 性 はあります 今 回 のトイレの 修 理 は 災 害 救 助 法 に 基 づく 住 宅 の 応 急 修 理 によるものと 思 われます 応 急 修 理 が 受 けられる 条 件 は 自 治 体 によって 異 なりますが 仮 設 住 宅 に 入 居 しないことが 応 急 修 理 の 条 件 になっている 場 合 が 多 いようです したがって あなたがお 住 まいの 自 治 体 において 仮 設 住 宅 に 入 居 しないことが 応 急 修 理 の 条 件 に なっている 場 合 には 残 念 ながら 入 居 は 難 しいものと 思 われます 9

Q15 自 宅 が 震 災 で 全 壊 したので 家 を 建 て 直 す 予 定 です 費 用 が 足 りないので 遠 隔 地 に 住 む 親 戚 に 援 助 をしてもらえることになりました このような 場 合 でも 生 活 再 建 支 援 制 度 の 加 算 支 援 金 はもらえるの でしょうか A15 加 算 支 援 金 が 支 出 される 場 合 があるものと 思 われます 生 活 再 建 支 援 制 度 の 加 算 支 援 金 は 被 災 世 帯 が 居 住 する 住 居 を 建 築 等 する 場 合 に 支 出 されるも のです 被 災 地 域 外 に 住 む 親 戚 から 援 助 を 受 ける 場 合 でも 被 災 者 自 身 も 代 金 を 負 担 するならば 加 算 支 援 金 は 支 出 されるものと 思 われます もっとも 加 算 支 援 金 の 支 出 に 関 しては 共 同 名 義 で 契 約 をし 共 有 名 義 での 登 記 をすることが 必 要 になる 可 能 性 もありますので 事 前 に 自 治 体 に 確 認 してください Q16 震 災 で 自 宅 が 損 壊 したため 取 り 壊 して 立 て 直 しをすることを 考 えています 震 災 後 仮 の 住 まいとし てアパートを 借 り 加 算 支 援 金 ( 賃 借 )の 支 給 を 受 けていますが さらに 加 算 支 援 金 ( 建 設 )の 支 給 を 受 けることができますか A16 加 算 支 援 金 ( 建 設 )の 支 給 が 受 けられます ただし 既 に 支 給 を 受 けた 分 は 控 除 されます 被 災 者 生 活 再 建 支 援 制 度 においては 建 設 購 入 の 場 合 に200 万 円 ( 単 身 世 帯 は150 万 円 ) 賃 借 の 場 合 に50 万 円 ( 単 身 世 帯 は37 万 5000 円 )の 加 算 支 援 金 が 支 給 されます 一 度 賃 借 の 加 算 支 援 金 の 支 給 を 受 けた 後 でも 建 設 購 入 の 加 算 支 援 金 は 支 給 を 受 けることがで きます ただし 既 に 支 給 を 受 けた 分 は 控 除 されます したがって 賃 借 の 加 算 支 援 金 50 万 円 の 支 給 を 受 けた 後 でも 建 設 の 加 算 支 援 金 200 万 円 から50 万 円 を 控 除 した150 万 円 の 支 給 を 受 けることができます 単 身 世 帯 の 場 合 は 賃 借 の 加 算 支 援 金 37 万 5000 円 を 受 けた 後 でも 建 設 の 加 算 支 援 金 150 万 円 から37 万 5000 円 を 控 除 した112 万 5000 円 の 支 給 を 受 けることができます 10

Q17 被 災 者 再 建 支 援 制 度 に 上 乗 せする 再 建 支 援 制 度 はありますか A17 自 治 体 が 被 災 者 生 活 再 建 支 援 制 度 に 上 乗 せして 再 建 支 援 事 業 を 実 施 した 例 があります 自 治 体 に 問 い 合 わせをしてみてください 例 えば 岩 手 県 では 県 と 市 町 村 が 共 同 で 被 災 者 住 宅 再 建 支 援 事 業 を 実 施 しており 最 大 100 万 円 の 補 助 金 が 支 給 されます その 他 自 治 体 独 自 の 支 援 事 業 を 実 施 している 場 合 もありえますので 自 治 体 に 問 い 合 わせをして みてください Q18 震 災 で 仕 事 と 財 産 を 失 った 外 国 人 も 生 活 保 護 を 受 けられますか A18 永 住 者 定 住 者 永 住 者 の 配 偶 者 等 日 本 人 の 配 偶 者 等 といった 在 留 資 格 等 を 有 する 外 国 人 であれ ば 生 活 保 護 の 対 象 者 になり 得 ます 外 国 人 が 生 活 保 護 を 受 ける 権 利 は 法 律 上 の 権 利 として 保 障 されているわけではありません しかし 適 法 に 日 本 に 滞 在 し 活 動 に 制 限 を 受 けない 永 住 定 住 等 の 在 留 資 格 をもつ 外 国 人 につい ては 生 活 保 護 法 を 準 用 し 生 活 保 護 の 認 定 を 受 けることが 可 能 となっています 11