院内感染対策相談窓口 質疑応答集(平成26年度)

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4月号 学会特集号 122247/16)一般演題目次

目 次 1. はじめに 1 2. 組成および性状 2 3. 効能 効果 2 4. 特徴 2 5. 使用方法 2 6. 即時効果 持続効果および累積効果 3 7. 抗菌スペクトル 5 サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 2/ PDF

Fig. 1 Table l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l



第65回日本化学療法学会東日本支部総会 抄録

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浜松地区における耐性菌調査の報告

公開情報 2016 年 1 月 ~12 月年報 院内感染対策サーベイランス集中治療室部門 3. 感染症発生率感染症発生件数の合計は 981 件であった 人工呼吸器関連肺炎の発生率が 1.5 件 / 1,000 患者 日 (499 件 ) と最も多く 次いでカテーテル関連血流感染症が 0.8 件 /

Ⅳ 標準予防策

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歯学部附属病院での 器材の正しい滅菌工程と 滅菌物適性保管のための教育的介入 - 滅菌依頼等関連業務に関わる職員への意識調査を元に - 中央材料室嵯峨山順子

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1. 商品特長 < PURESTER シリーズ> 1 森永乳業が発明した 希塩酸を無隔膜電解槽で電気分解し 原水へ混合希釈する 方式で 効率的に微酸性電解水を生成する装置です 2 食品工場 中食ベンダー 外食産業などの衛生管理に幅広くご活用いただいており 使用用途やシーンに合わせて 生成能力や形態が

それでは具体的なカテーテル感染予防対策について説明します CVC 挿入時の感染対策 (1)CVC 挿入経路まずはどこからカテーテルを挿入すべきか です 感染率を考慮した場合 鎖骨下穿刺法が推奨されています 内頚静脈穿刺や大腿静脈穿刺に比べて カテーテル感染の発生頻度が低いことが証明されています ただ

Clostridium difficile 毒素遺伝子検査を踏まえた検査アルゴリズム

液体容器の蒸気滅菌について 当社の EZTest 高圧蒸気用バイオロジカル インジケータ (BI) の長年のユーザーで 最近自社の増殖培地培地 ( 液体 ) の殺菌を始めました 彼らは以前サプライヤーから準備された生培地を購入していましたが コスト削減策として開始されました 粉末培地の指示書には 1

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Folie 1


病棟における 院内感染対策の視点


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褥瘡発生率 JA 北海道厚生連帯広厚生病院 < 項目解説 > 褥瘡 ( 床ずれ ) は患者さまのQOL( 生活の質 ) を低下させ 結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります そのため 褥瘡予防対策は患者さんに提供されるべき医療の重要な項目の1 つとなっています 褥瘡の治療はしばしば困難

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生活衛生営業 HACCP ガイダンス ( 食肉販売業用 ) 導入手引書 本ガイダンスでは まず メニュー調査表 と 調理工程表 によりそれぞれの施設の 危害要因分析 を行い 次にこの手引書の 衛生管理点検表 を HACCP の考え方を取り入れた 衛生管理計画 とし それを用いて モニタリング 記録の

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4. 加熱食肉製品 ( 乾燥食肉製品 非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう 以下同じ ) のうち 容器包装に入れた後加熱殺菌したものは 次の規格に適合するものでなければならない a 大腸菌群陰性でなければならない b クロストリジウム属菌が 検体 1gにつき 1,000 以下でなけ


氏 名 やましたかねふみ 山下兼史 学位の種類博士 ( 医学 ) 報告番号甲第 1581 号 学位授与の日付 平成 27 年 9 月 13 日 学位授与の要件学位規則第 4 条第 1 項該当 ( 課程博士 ) 学位論文題目 Pancreatic fistulae secondary to tryps

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カテーテル管理

第82 回日本感染症学会総会学術集会後抄録(I)

医療関連感染サーベイランス

Transcription:

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2 2.257 10 321 28 3.528 2 2.2520 340 3.550 30 7 9 25 3

24 14 7 14 3 24 4

Q4 医療器具消毒 消毒 セラチア 院内感染対策委員会より食器乾燥機購入の稟議が上がってきました 病棟や中材を含めた医療器具にセラ チア菌が発生するのを防止するためです 再生医療器具や コップ 薬杯 経管ボトルを現行では水洗い ミルトンにて消毒 タオル上で自然乾燥という流れです 感染委員会の主張は 現行では乾燥が不十分であ り 湿潤したタオルにはセラチア菌が発生しやすく感染予防が必要であるということです 食器乾燥機自体 は高額ではありませんので 購入はできますが 細菌感染に対する対策 予防がエスカレートし 最後は病 院中を無菌室にしなければならないのではと思うほどです とりあえず 感染対策委員会の主張が正しいの か 乾燥機は必要か 他の方法はあるのかなどご指示 ご教示いただけますようお願いを申し上げます A4 すべての微生物は 増殖するために水を必要とします したがって 微生物の増殖を防ぐという観点から 医療器具を乾燥させておくことは重要です 一方 コップや経管ボトルなどをタオル上で乾燥させる方法では 空気の流れが期待できないので 十分 な乾燥が得られません また 湿潤したタオルはセラチア菌や緑膿菌などで汚染を受けやすいことも分って います 以上から 貴院の感染対策委員会の主張は正しいです 食器乾燥機を購入されてください なお 他の方法はあるのか とのご質問に対する回答は次のようです 貴院ではコップや経管ボトルなどにはミルトン消毒を行っておられるとのことで これはとても良い方法 です しかし ミルトンは金属腐食性を示すので 金属製器具の消毒には適していません たとえば バッ ト 喉頭鏡のブレード 爪切りなどの消毒には適していません この場合でのミルトンに代わる消毒法とし て 家庭用食器洗浄機の使用があげられます 図 家庭用食器洗浄機では70 80 3 10分間などの熱 水処理が行えるので 十分な消毒効果が得られます したがって 家庭用食器洗浄機の病棟での利用も今後 検討されてください 図. 家庭用食器洗浄機でのバットなどの洗浄 消毒 5

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Geobacillus stearothermophilus G. stearothermophilus G. stearothermophilus G. stearothermophilus G. stearothermophilus 10

Mycobacterium tuberculosis Treponema pallidum 11

Geobacillus stearothermophilus 12

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Corynebacterium Neisseria 15

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0.01 0.1 20 10 10 1 0.01 0.1 10 30 2 10 0.1 2 10 30 20 1% 3 0.02 0.1 1 30 1 30 B 0.1 2 20 1 18

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Geobacillus stearothemophilus 20

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Clostridium difficile C.difficile 29

Clostridium difficile 30

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Pseudomonas aeruginosa Pseudomonas aeruginosa 43

Clostridium difficile 44

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