1 保 健 提 供 基 盤 整 備 1 節 保 健 施 設 充 実 1 院 現 状 (1) 院 数 床 数 状 況 ア 院 数 は 平 成 18 年 10 月 1 日 時 点 では 33 施 設 であったが 平 成 3 年 10 月 1 日 現 では 348 施 設 と 若 干 減 少 している 種

部 各 論

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 1 節 保 健 施 設 充 実 1 院 現 状 (1) 院 数 床 数 状 況 ア 院 数 は 平 成 18 年 10 月 1 日 時 点 では 33 施 設 であったが 平 成 3 年 10 月 1 日 現 では 348 施 設 と 若 干 減 少 している 種 類 別 内 訳 は 一 般 院 316 施 設 精 神 科 単 科 院 3 施 設 となっている また 人 口 10 万 対 では 総 院 数 は 6.( 全 国 6.7) 一 般 院 数 は.7( 全 国.9) で いずれも 全 国 値 を 下 回 っている イ 院 数 を 床 規 模 別 にみると 全 県 では 100 床 未 満 が 34.% 100 床 以 上 00 床 未 満 が 3.6% 00 床 以 上 400 床 未 満 が 0.4% 400 床 以 上 が 9.8%となってい る ウ 床 数 は 平 成 18 年 10 月 1 日 時 点 では 64,97 床 であったが 平 成 3 年 10 月 1 日 現 では 63,890 床 に 減 少 している 種 類 別 内 訳 は 一 般 床 37,84 床 養 床 13,911 床 ( 介 護 型 養 床 を 含 む ) 精 神 床 11,78 床 結 核 床 343 床 感 染 症 床 4 床 となっている エ 提 供 面 から 見 ると 師 薬 剤 師 ら 従 者 について 法 上 標 準 数 を 満 たしていない 機 関 が 平 成 18 年 度 は 師 8.% 看 護 職 員 1.1% 薬 剤 師 0.9%であったが 平 成 3 年 度 には 師 4.0% 看 護 職 員 1.4% 薬 剤 師 0.9%となっており 師 については 改 善 が 進 んでいる( 立 入 検 査 結 果 より) 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 施 設 数 床 数 ( 単 位 上 段 : 実 数 下 段 : 人 口 10 万 対 ) 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 全 県 10 1 33 41 38 13 8 1 348 6.8.0 4..7 7.8 6. 9. 7.3 7.3 8. 6. 18,494 9,18 8,19 7,16 4,43 6,84 3,687,181 1,6,04 63,890 1197.4 89. 113.4 1048.9 166.4 113.4 1363.3 11.9 140.3 1448.4 1144.6 厚 生 労 働 省 平 成 3 年 施 設 調 査 () 開 設 者 別 に 見 た 院 状 況 ア 大 学 院 県 内 には 神 戸 大 学 学 部 附 属 院 兵 庫 科 大 学 院 兵 庫 科 大 学 ささやま センターがあり 神 戸 大 学 学 部 附 属 院 兵 庫 科 大 学 院 は 法 上 特 定 機 能 院 として 指 定 されており 高 度 専 門 特 殊 提 供 に 主 導 的 な 役 割 を 担 っている イ 独 立 行 政 法 人 国 立 院 機 県 内 には 独 立 行 政 法 人 国 立 院 機 神 戸 センター 姫 路 センター 兵 庫 中 央 院 兵 庫 青 野 原 院 4 院 があり 国 政 策 として 担 うべき ( 政

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 策 )を 提 供 する 役 割 を 担 っている ウ 県 立 院 本 県 では 尼 崎 院 塚 口 院 西 宮 院 加 古 川 センター 淡 路 院 柏 原 院 6つ 総 合 型 院 と 光 風 院 こども 院 がんセンター 姫 路 循 環 器 センター 粒 子 線 センター 災 害 センター( 運 営 は 日 本 赤 十 字 社 兵 庫 県 支 部 ) リハビリテーション 中 央 院 ( 運 営 は 社 会 福 祉 団 ) リハビリテーショ ン 西 播 磨 院 ( 運 営 は 社 会 福 祉 団 )8つ 専 門 院 を 設 置 している 県 立 院 は 1 がん 循 環 器 患 周 産 期 リハビリテーション 等 うち 民 間 機 関 等 では 十 分 な 対 応 が 困 難 な 高 度 専 門 特 殊 提 供 他 に 中 核 的 な 機 関 ない 次 保 健 圏 域 においては 他 機 関 と もと 地 域 提 供 3 保 健 行 政 と 密 接 な による 政 策 提 供 4 師 育 成 や 地 域 従 者 に 対 する 教 育 研 修 実 施 など 役 割 を 担 っている エ 市 町 立 等 公 的 院 県 内 には 現 市 町 立 そ 組 合 が 設 置 する 公 立 院 が 30 院 日 本 赤 十 字 社 社 会 福 祉 法 人 恩 賜 財 団 済 生 会 が 設 置 する 院 が 院 ある これら 院 は (がん 脳 卒 中 急 性 心 筋 梗 塞 糖 尿 精 神 患 ) ( 救 急 災 害 へき 地 周 産 期 小 児 救 急 を 含 む 小 児 )など 多 様 な 分 野 で 日 常 生 活 圏 において 通 常 必 要 とされる 入 院 専 門 を 担 う 中 核 的 な 院 として 大 きな 役 割 を 果 たしている 提 供 充 実 と 経 営 基 盤 強 化 を 図 るため 市 町 立 院 間 広 域 を 推 進 する 動 きも 見 られている オ 民 間 院 院 数 で 約 8 割 床 数 で 約 7 割 と 大 半 を 占 め 地 域 根 幹 を 支 えている 民 間 院 においては 地 域 需 要 に 応 じてそれぞれ 院 が 設 立 目 的 理 念 に 沿 った を 提 供 しており 公 的 院 と 相 互 補 完 により 地 域 に 重 要 な 役 割 を 担 っている また 個 別 患 に 対 し 専 門 を 配 置 し 高 度 な 機 能 を 有 している 専 門 院 も 増 加 しており 地 域 提 供 質 的 向 上 に 貢 献 している 平 成 19 年 4 月 より 院 開 設 主 である 法 人 について 社 会 法 人 度 が 創 設 され 法 人 が 開 設 する 院 がへき 地 や 小 児 救 急 など 救 急 等 確 保 へ 積 極 的 に 参 加 することが 期 待 されている 課 題 (1) 院 機 能 役 割 分 担 と 院 間 強 化 県 民 需 要 に 的 確 に 応 え 最 良 を 提 供 できる を 確 保 するには 限 ら れた 資 源 を 有 効 に 活 用 し 効 果 的 効 率 的 な 地 域 供 給 システムを して いくことが 重 要 である こため 院 についてそ 設 置 主 ごと 性 格 に 応 じて 果 6

たすべき 役 割 方 向 性 を 整 理 し 各 院 がそ 有 する 機 能 を 最 大 限 に 発 揮 できるよう 整 備 を 進 めていくことが 必 要 である また 一 般 床 ( 急 性 期 床 )や 養 床 ( 慢 性 期 床 ) 受 け 入 れ 患 者 について 状 に 応 じて 必 要 とする 患 者 がスムーズに 受 け 入 れられるよう 院 間 が 必 要 である () 院 環 境 整 備 従 者 標 準 数 を 満 たしていない 院 があることから 職 場 環 境 整 備 などに より 従 者 確 保 し 提 供 充 実 を 図 る 必 要 がある 推 進 方 策 (1) 院 職 場 環 境 整 備 提 供 充 実 ため 機 関 立 入 検 査 時 などに 従 者 確 保 を 指 導 するとともに 患 者 養 環 境 従 者 職 場 環 境 改 善 を 促 進 する ( 県 保 健 所 設 置 市 機 関 ) () 院 機 能 充 実 ア 大 学 院 ( 大 学 ) 法 上 特 定 機 能 院 として 指 定 された 神 戸 大 学 学 部 附 属 院 兵 庫 科 大 学 院 は 主 導 的 に 高 度 専 門 特 殊 提 供 を 行 う イ 独 立 行 政 法 人 国 立 院 機 ( 国 独 立 行 政 法 人 ) がん 循 環 器 などに 対 する 高 度 先 駆 的 結 核 難 など 国 立 以 外 で 対 応 が 困 難 な 危 機 管 理 国 際 貢 献 重 要 な 政 策 実 践 など 国 政 策 として 担 う べき ( 政 策 )を 提 供 する ウ 県 立 院 ( 県 ) 広 域 自 治 として 県 下 全 水 準 維 持 向 上 を 図 り 県 民 健 康 を 確 保 す るという 県 基 本 的 責 務 を 踏 まえ 県 民 へ 良 質 かつ 効 率 的 な 提 供 整 備 を 進 めるため 院 造 改 革 推 進 方 策 見 直 し 等 を 行 い 院 造 改 革 を 更 に 推 進 し そ 役 割 に 応 じた を 適 切 に 提 供 できるよう 診 機 能 高 度 化 効 率 化 を 図 る エ 市 町 立 等 公 的 院 ( 市 町 日 本 赤 十 字 社 等 ) 圏 域 内 次 を 担 う 中 核 的 な 院 として 市 町 立 等 公 的 院 機 能 充 実 と 限 られた 資 源 効 率 的 な 活 用 観 点 から 院 間 機 能 分 担 再 編 ネ ットワーク 化 を 図 り 適 切 な 機 能 再 編 整 備 を 進 める オ 民 間 院 機 能 充 実 ( 機 関 ) 公 的 院 と 民 間 院 が 担 っている 機 能 特 性 を 生 かしつつ 診 による 機 能 分 担 を 基 本 に 個 々 患 者 態 に 応 じた 良 質 な 提 供 ができるよ う 各 院 が 機 能 一 層 充 実 に 努 める また 社 会 法 人 開 設 する 院 に 救 急 等 確 保 等 へ 積 極 的 な 参 加 を 求 め 良 質 かつ 適 切 な 効 率 的 な 提 供 を 図 る (3) 公 立 院 再 編 ネットワーク 化 ( 県 市 町 一 部 務 組 合 ) 公 立 院 ( 県 立 市 町 立 一 部 組 合 立 )は 国 から 平 成 19 年 1 月 に 示 された 公 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 7

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 立 院 改 革 ガイドライン に 基 づき 経 営 効 率 化 再 編 ネットワーク 化 経 営 形 態 見 直 しを 行 うこととされている 本 県 においては 県 下 4 全 て 公 立 院 について 各 院 役 割 それを 踏 まえ た 診 機 能 充 実 や 経 営 改 善 を 進 めるため 中 期 的 な 計 画 として 公 立 院 改 革 プラン が 策 定 されており 現 各 院 設 置 自 治 等 においてこプランに 基 づき 院 改 革 を 推 進 している また 再 編 ネットワーク 化 に 当 たっては 当 保 健 計 画 に 記 載 した 等 において 求 められる 機 能 確 保 に 留 意 し 県 民 へ 理 解 を 求 めつつ 平 成 0 年 度 に 圏 域 ごと 地 域 確 保 対 策 圏 域 会 議 において 各 院 設 置 自 治 主 的 な 参 画 もと 公 立 院 等 ネットワーク 化 について 協 議 調 整 を 行 い 検 討 結 果 をとりまとめた 県 としては こ 検 討 内 容 を 踏 まえ 院 間 具 的 実 現 に 向 けた 取 組 へ 支 援 などを 通 じ 安 全 安 心 な 地 域 確 保 に 努 めていく 8

公 立 院 改 革 ガイドライン( 平 成 19 年 1 月 4 日 ) 概 要 1 公 立 院 改 革 必 要 性 公 立 院 役 割 は 地 域 に 必 要 な うち 採 算 性 等 面 から 民 間 機 関 に よる 提 供 が 困 難 な を 提 供 すること ( 例 えば1 過 疎 地 救 急 等 不 採 算 部 門 3 高 度 先 進 4 師 派 遣 拠 点 機 能 ) 地 域 において 真 に 必 要 な 公 立 院 持 続 可 能 な 経 営 を 目 指 し 経 営 を 効 率 化 公 立 院 改 革 プラン 策 定 地 方 公 共 団 は 平 成 0 年 度 内 に 公 立 院 改 革 プランを 策 定 ( 経 営 効 率 化 は3 年 再 編 ネットワーク 化 経 営 形 態 見 直 しは 年 程 度 を 標 準 ) 当 該 院 果 たすべき 役 割 一 般 会 計 負 担 考 え 方 を 明 記 経 営 効 率 化 経 営 指 標 に 係 る 数 値 目 標 を 設 定 1) 財 務 改 善 関 係 ( 経 常 収 支 比 率 職 員 給 与 費 比 率 床 利 用 率 など) ) 公 立 院 として 提 供 すべき 機 能 確 保 関 係 など 一 般 会 計 から 所 定 繰 出 後 経 常 黒 字 が 達 成 される 水 準 を 目 途 ( 地 域 に 民 間 院 が 立 地 している 場 合 民 間 院 並 効 率 性 達 成 を 目 途 ) 床 利 用 率 が 過 去 3 年 続 して 70% 未 満 院 は 床 数 等 を 抜 本 的 見 直 し 再 編 ネットワーク 化 都 道 府 県 は 計 画 改 定 と 整 合 を 確 保 しつつ 主 的 に 参 画 二 次 圏 等 単 位 で 経 営 主 統 合 を 推 進 師 派 遣 拠 点 機 能 整 備 推 進 院 間 機 能 重 複 を 避 け 統 合 再 編 含 め 検 討 モデルパターンを 提 示 経 営 形 態 見 直 し 人 予 算 等 に 係 る 実 質 的 権 限 結 果 へ 評 価 責 任 を 経 営 責 任 者 に 一 化 選 択 肢 として 地 方 公 営 企 法 全 部 適 用 地 方 独 立 行 政 法 人 化 指 定 管 理 者 度 民 間 譲 渡 を 提 示 診 所 化 や 老 健 施 設 高 齢 者 住 等 へ 転 換 なども 含 め 幅 広 く 見 直 し 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 3 公 立 院 改 革 プラン 実 施 状 況 点 検 評 価 公 表 プラン 実 施 状 況 を 概 ね 年 1 回 以 上 点 検 評 価 公 表 学 識 経 験 者 等 参 加 する 委 員 会 等 に 諮 問 し 評 価 客 観 性 を 確 保 遅 くとも 年 後 時 点 で 数 値 目 標 達 成 が 困 難 と 認 めるときは プランを 全 面 改 定 総 務 省 はプラン 策 定 実 施 状 況 を 概 ね 年 1 回 以 上 調 査 し 公 表 9

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 一 般 診 所 現 状 (1) 一 般 診 所 数 は 平 成 18 年 10 月 1 日 時 点 4,81 施 設 から 平 成 3 年 10 月 1 日 現 は 4,967 施 設 に 増 加 している こうち 有 床 診 所 は 平 成 18 年 10 月 1 日 時 点 379 施 設 から 平 成 3 年 10 月 1 日 現 は 養 床 を 有 する 診 所 が 40 施 設 そ 他 有 床 診 所 が 63 施 設 計 303 施 設 に 減 少 している 人 口 10 万 対 では 本 県 診 所 数 は 89.0 で 全 国 値 77.9 を 上 回 っている () 床 数 は 平 成 18 年 10 月 1 日 時 点 4,1 床 から 平 成 3 年 10 月 1 日 現 3,601 床 に 減 少 している 人 口 10 万 対 では 64. で 全 国 値 101. を 下 回 っている (3) 平 成 19 年 から 法 施 行 規 則 1 条 14 7 項 規 定 により や 産 科 な ど 地 域 において 特 に 必 要 とされる 機 能 を 持 つ 有 床 診 所 一 般 床 については 今 後 も 円 滑 に 整 備 されるよう 措 置 する 必 要 があることから 計 画 に 記 載 され 又 は 記 載 されることが 見 込 まれる 診 所 に 一 般 床 を 設 けようとするときは 知 へ 届 出 とされている 課 題 一 般 診 所 は 地 域 初 期 サービス 中 核 的 な 担 い 手 として また 幅 広 い 視 点 で 生 活 中 で 患 者 を 支 える サービス を 提 供 する 施 設 として 住 民 身 近 なところ に 整 備 することが 求 められているが 郡 部 都 市 部 共 に 地 域 的 な 偏 があることから 地 域 実 情 に 応 じて 必 要 な 診 所 確 保 に 努 める 必 要 がある 推 進 方 策 (1) プライマリケア 機 能 を 各 1 次 圏 域 又 は 次 圏 域 において 確 保 するために 診 所 診 科 目 地 域 的 なバランスなど 地 域 状 況 を 把 握 し 地 域 住 民 要 望 などから 必 要 に 応 じて 健 康 福 祉 推 進 協 議 会 等 場 で 科 診 所 配 置 機 能 確 保 策 を 検 討 する ( 県 市 町 関 係 団 機 関 ) () を 受 ける 者 適 切 な 選 択 を 支 援 するため 法 に 基 づき 一 般 診 所 から 報 告 を 受 けた 情 報 を 県 が 集 約 し 県 民 に 分 かりやすい 形 で 公 表 する ( 県 機 関 ) 30

3 歯 科 診 所 現 状 歯 科 診 所 数 は 平 成 18 年 10 月 1 日 時 点,886 施 設 から 平 成 3 年 10 月 1 日 現 では,966 施 設 に 増 加 している 人 口 10 万 対 では 3.1 で 全 国 値 3.3 とほぼ 同 数 になっている 課 題 歯 科 プライマリケア 機 能 を 担 う 歯 科 診 所 は 身 近 なところに 整 備 することが 求 められているが 郡 部 都 市 部 共 に 地 域 的 な 偏 があることから 地 域 実 情 に 応 じて 必 要 な 診 所 確 保 に 努 める 必 要 がある 推 進 方 策 (1) 歯 科 プライマリケア 機 能 を 各 1 次 圏 域 又 は 次 圏 域 において 確 保 するために 地 域 における 歯 科 診 所 開 設 状 況 を 把 握 し 地 域 住 民 要 望 などから 必 要 に 応 じて 健 康 福 祉 推 進 協 議 会 等 場 で 歯 科 診 所 配 置 機 能 確 保 策 を 検 討 する ( 県 市 町 関 係 団 歯 科 機 関 ) () を 受 ける 者 適 切 な 選 択 を 支 援 するため 法 に 基 づき 歯 科 診 所 から 報 告 を 受 けた 情 報 を 県 が 集 約 し 県 民 に 分 かりやすい 形 で 公 表 する ( 県 機 関 ) 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 一 般 診 所 歯 科 診 所 数 一 般 診 所 歯 科 診 所 ( 単 位 上 段 : 診 所 数 下 段 : 人 口 10 万 対 ) ( 平 成 3 年 10 月 1 日 ) 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 全 県 1,94 1,088 73 18 04 438 190 140 84 138 4,967 103. 10.7 78.9 7.3 7.1 7.3 70.3 78.4 76. 97.3 89.0 938 90 367 33 130 301 107 74 47 80,966 60.7 7.3 0. 46.3 4.9 1.8 39.6 41. 4.7 6.4 3.1 厚 生 労 働 省 平 成 3 年 施 設 調 査 31

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 4 薬 局 患 者 が 薬 分 メリットを 享 受 できるよう かかりつけ 薬 局 普 啓 発 を 図 ると 共 に 薬 品 安 定 供 給 へ 参 画 等 地 域 に 貢 献 していくため 薬 局 機 能 強 化 を 図 る 現 状 (1) 本 県 薬 局 数 は 平 成 13 年 度 末,134 施 設 平 成 18 年 度 末,337 施 設 から 平 成 3 年 度 末 には,46 施 設 と 依 然 として 増 加 傾 向 にあり 平 成 3 年 度 末 人 口 10 万 人 対 では 43. で 全 国 値 4.9 をわずかに 上 回 っている () 薬 局 うち 保 険 薬 局 は 平 成 13 年 度 末 1,919 施 設 平 成 18 年 度 末,166 施 設 か ら 平 成 3 年 度 末 には,363 施 設 となっており 全 薬 局 に 占 める 保 険 薬 局 割 合 も 平 成 18 年 度 末 9.7%から 平 成 3 年 度 末 には 97.4%へと 上 昇 している (3) 人 口 10 万 人 対 薬 局 数 を 圏 域 別 にみると 最 も 多 いは 但 馬 圏 域 3.7 で 最 も 少 ないは 阪 神 北 圏 域 34.0 となっている (4) 薬 局 では 後 発 薬 品 使 用 促 進 に 寄 与 するため 先 発 薬 品 に 加 え 後 発 薬 品 備 蓄 に 努 めている () 阪 神 淡 路 大 震 災 等 経 験 を 踏 まえ 調 剤 された 薬 品 や 購 入 した 一 般 薬 品 服 用 歴 等 を 記 載 する お 薬 手 帳 普 啓 発 に 取 り 組 んでいる (6) 薬 局 は 街 身 近 な 健 康 相 談 窓 口 として 薬 品 等 情 報 を 適 切 に 提 供 するほか 禁 煙 指 導 子 育 て 支 援 県 民 セルフメディケーション 推 進 等 多 岐 に 亘 る 活 動 に 取 り 組 んでいる また 地 域 における チーム 一 員 として 機 関 等 と もと へ 参 画 など 地 域 へ 貢 献 が 望 まれている (H4.3.31) 圏 域 名 推 定 人 口 薬 局 (H4.4.1) 施 設 数 人 口 10 万 対 神 戸 圏 域 1,41,96 717 46. 阪 神 南 圏 域 1,06,81 4 44.3 阪 神 北 圏 域 7,718 47 34.0 東 播 磨 圏 域 71,976 97 41.4 北 播 磨 圏 域 81,46 13 46.8 中 播 磨 圏 域 80,610 43.4 西 播 磨 圏 域 69,1 11 4.7 但 馬 圏 域 176,747 9 3.7 丹 波 圏 域 109, 48 43.8 淡 路 圏 域 140,80 68 48. 計,68,406,46 43. ( 兵 庫 県 薬 務 課 調 ) 3

(7) 兵 庫 県 薬 分 率 は 61.%( 平 成 年 度 )であり 全 国 平 均 (63.1%)に 近 似 である ただし 近 畿 府 県 中 では 年 間 以 上 最 も 高 い 率 となっている (%) 70.0 60.0 0.0 40.0 30.0 0.0 10.0 0.0 年 度 H1 H13 H14 H1 H16 H17 H18 H19 H0 H1 H 兵 庫 県 38.4 43.1 46.9 49.1 1.4.3 3.8.6 7. 9. 61. 全 国 39. 44. 48.8 1.6 3.8 4.1.8 7. 9.1 60.7 63.1 近 畿 圏 6.4 31.0 3.1 37.9 40.4 41. 43.4 4. 47.4 49.6 1.4 ( 単 位 :%) 兵 庫 県 全 国 近 畿 圏 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 (%) 70.0 60.0 0.0 40.0 30.0 0.0 10.0 0.0 H17 H17 H18 H18 H19 H19 H0 H0 H1 H1 H 年 度 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 県 平 均 H17 7. 46.3 43.6 8.3 4.3 0. 47.9 44.8 1.9 8.9.3 ( 単 位 :%) H18 9. 48.8 46.1 9.8 6.8 49.1 49.4 46.9 4.4 9.8 3.8 H19 61.0 0.1 49.3 61.0 9.4 0.8 1. 49. 7.9 60.8.6 H0 63.3.1 1.8 61.9 61.8 3.0 1.4.8 8.9 61.9 7. H1 63.9 4.7 4.1 63.8 63.9.1 3.4 4.4 61.1 63.6 9. H 6.9 6.7. 64.8 6.4 7.7 6.6. 6.1 64.9 61. 処 方 箋 数 / 月 / 千 人 4. 478.6 40.8 09.7 491. 4. 447.0 37.1 48.4 6.9 489.1 保 険 薬 局 数 / 千 人 0.4 0.4 0.33 0.41 0.46 0.41 0.41 0.1 0.4 0.0 0.4 (H 年 度 ) 課 題 (1) 様 々な 院 診 所 から 処 方 される 薬 品 について 薬 歴 管 理 により 複 数 診 科 受 診 による 重 複 投 与 防 止 相 互 作 用 有 無 などによる 副 作 用 未 然 防 止 チェック 服 薬 指 導 を 実 施 することにより 薬 分 メリットを 県 民 が 享 受 できる かか りつけ 薬 局 推 進 定 着 を 図 る 必 要 がある () 質 高 い 服 薬 指 導 や 情 報 提 供 を 行 い 薬 物 法 有 効 性 安 全 性 向 上 を 図 ると 共 に ジェネリック 薬 品 備 蓄 使 用 啓 発 がん 疼 痛 対 策 として 麻 薬 円 滑 供 給 チームへ 参 画 等 薬 局 機 能 更 なる 強 化 が 必 要 である (3) お 薬 手 帳 は 服 薬 管 理 等 に 有 効 であることから 県 民 に 使 用 目 的 等 を 十 分 に 説 明 して 定 着 を 図 る 必 要 がある (4) かかりつけ 薬 局 は 県 民 が 相 談 しやすく 薬 ことだけでなく 生 活 上 アドバ 33

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 イスや 情 報 提 供 を 行 うほか 適 宜 適 切 に 機 関 受 診 を 勧 奨 して に 繋 ぐ 役 割 を 果 たす 必 要 がある 推 進 方 策 (1) 薬 分 メリットを 県 民 が 享 受 できるよう 県 民 一 人 一 人 が かかりつけ 薬 局 かかりつけ 薬 剤 師 を 持 つよう 各 種 メディアを 活 用 して 県 民 へ 普 啓 発 を 図 る ( 県 関 係 団 ) () かかりつけ 薬 局 として 相 応 しい 機 能 を 発 揮 するほか 県 民 セルフメディケ ーション 向 上 禁 煙 指 導 子 育 て 支 援 等 多 様 な 県 民 ニーズに 対 応 できるよう 研 修 を 充 実 して 薬 局 質 的 向 上 を 図 る ( 県 関 係 団 ) (3) 市 町 師 会 機 関 等 と を 深 め がん 疼 痛 対 策 として 麻 薬 円 滑 供 給 向 け 服 薬 指 導 等 へ 参 画 を 進 める ( 県 市 町 関 係 団 ) (4) 県 民 が かかりつけ 薬 局 を 選 択 する 際 目 安 となるよう 薬 剤 師 会 は 関 係 機 関 等 と して 基 準 薬 局 度 普 定 着 を 図 る ( 関 係 団 県 市 町 ) () 薬 局 等 で 配 付 している お 薬 手 帳 は 患 者 が 調 剤 された 薬 品 や 購 入 した 一 般 用 薬 品 服 用 歴 等 が 一 冊 手 帳 に 記 載 されるもで 薬 品 について 情 報 共 有 伝 達 手 段 として 有 用 なツールであり 東 日 本 大 震 災 でも 継 続 した 提 供 を 受 ける ために 重 要 な 役 割 を 果 たしたことから 更 に 強 力 に 普 定 着 を 促 進 し 薬 物 法 有 効 性 安 全 性 向 上 を 図 る ( 県 市 町 関 係 団 ) (6) 県 は 県 民 が 薬 局 を 選 択 する 際 参 考 となるよう 県 内 薬 局 機 能 情 報 を 県 ホー ムページで 引 き 続 き 公 開 していく ( 県 関 係 団 ) (7) 自 治 会 老 人 会 等 地 域 団 と して 出 前 講 座 を 開 催 し また 薬 情 報 センタ ーを 活 用 し 薬 に 関 する 正 しい 情 報 提 供 に 努 める ( 県 関 係 団 ) セルフメディケーション: 自 分 自 身 健 康 に 責 任 を 持 ち 軽 度 な 身 不 調 は 自 分 で 手 当 てすること(WHO 定 義 ) 基 準 薬 局 : 国 は 地 域 における 薬 品 供 給 相 談 役 として 地 域 住 民 に 信 頼 される か かりつけ 薬 局 を 育 成 する 必 要 があるとしており 平 成 18 年 6 月 改 正 法 等 を 踏 まえた 認 定 基 準 により 各 都 道 府 県 薬 剤 師 会 が 認 定 する 薬 局 である 認 定 基 準 は1 一 般 薬 販 売 において 適 切 な 情 報 提 供 や 必 要 に 応 じた 受 診 勧 告 薬 歴 等 を 通 じた 適 切 な 服 薬 指 導 実 施 3 へ 参 画 4 研 修 へ 積 極 参 加 などがある 34

訪 問 看 護 所 主 治 が 必 要 と 認 めた 養 者 に 対 し 訪 問 看 護 ステーションや 機 関 看 護 師 等 が 家 庭 を 訪 問 し 養 上 世 話 や 診 補 助 を 行 う 訪 問 看 護 サービスを 提 供 している 高 齢 化 進 展 や 平 均 院 日 数 短 縮 等 により 養 者 は 今 後 さらに 増 加 することが 予 想 され 要 介 護 度 高 い 高 齢 者 や で 機 器 等 を 装 着 した 養 者 増 加 等 多 様 なニーズに 対 応 できる 訪 問 看 護 サービス 充 実 を 図 る 現 状 機 関 ほか 平 成 4 年 3 月 31 日 時 点 で 404 か 所 訪 問 看 護 ステーションが 設 置 されている また 訪 問 看 護 において 熟 練 した 看 護 技 術 と 知 識 を 有 する 訪 問 看 護 認 定 看 護 師 は 兵 庫 県 内 において 平 成 4 年 9 月 1 日 現 で 8 人 である 訪 問 看 護 ステーション 設 置 状 況 ( 平 成 4 年 3 月 31 日 現 ) 圏 域 名 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 合 計 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 設 置 数 18 8 41 44 1 37 3 11 8 9 404 課 題 (1) 院 日 数 短 縮 化 が 進 む 中 ニーズ 高 い 患 者 を 担 う 訪 問 看 護 師 確 保 を 図 る 必 要 がある () 管 理 務 効 率 化 と 負 担 軽 減 ため 管 理 務 集 約 化 や 務 管 理 コスト 軽 減 を 図 る 必 要 がある (3) ニーズ 高 い 要 介 護 者 に 対 する 支 援 については 看 護 と 介 護 が した 柔 軟 な サービスを 提 供 する 必 要 がある (4) 患 者 養 生 活 質 を 向 上 するため 多 様 なニーズに 対 応 できる 熟 練 した 看 護 技 術 と 知 識 を 有 する 訪 問 看 護 師 養 成 を 図 る 必 要 がある 推 進 方 策 (1) 複 数 訪 問 看 護 ステーション 報 酬 請 求 務 や 材 料 等 供 給 を 一 括 して 行 う ネットワークセンター 活 動 へ 参 加 やサテライト 所 積 極 的 な 活 用 を 呼 かけ 訪 問 看 護 サービス 安 定 的 な 供 給 を 目 指 す ( 県 関 係 団 ) () 訪 問 看 護 や 複 合 型 サービス 等 を 提 供 する 看 護 職 員 に 対 し ニーズ 高 い 要 介 護 者 看 護 に 関 する 知 識 向 上 を 図 る 研 修 会 を 実 施 する ( 県 関 係 団 ) (3) 訪 問 看 護 に 従 する 看 護 師 等 資 質 向 上 を 図 るため 看 護 分 野 において 熟 練 した 看 護 技 術 を 用 い 水 準 高 い 看 護 実 践 できる 訪 問 看 護 認 定 看 護 師 養 成 を 支 援 する また 支 援 においてもニーズ 増 加 が 予 測 される 認 知 症 看 護 認 定 看 護 師 慢 性 心 不 全 看 護 認 定 看 護 師 養 成 を 支 援 する ( 県 関 係 団 ) 3

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 6 保 健 所 地 域 住 民 健 康 保 持 増 進 地 域 住 民 が 安 心 して 暮 らせる 保 健 福 祉 確 保 を 図 るため 地 域 保 健 広 域 的 専 門 的 技 術 的 拠 点 として 機 能 を 強 化 し 地 域 住 民 ニーズ 把 握 に 努 めた 上 で 市 町 へ 積 極 的 な 支 援 を 行 うなど 保 健 福 祉 施 策 を 総 合 的 一 的 に 推 進 する 現 状 県 では 平 成 13 年 4 月 に 保 健 所 と 福 祉 務 所 を 統 合 し 平 成 17 年 4 月 に 企 画 立 案 総 合 調 整 機 能 や 健 康 危 機 管 理 機 能 強 化 などを 図 る 観 点 から 健 康 福 祉 務 所 は 13 か 所 地 域 保 健 法 上 保 健 所 と そ 務 一 部 を 所 掌 する 1 か 所 保 健 務 所 とに 位 置 づけを 見 直 した さらに 平 成 1 年 4 月 に 務 専 門 性 を 高 め 緊 急 案 にも 機 動 的 に 対 応 するため 一 部 務 みを 取 り 扱 う 保 健 務 所 を 廃 止 し 13 か 所 健 康 福 祉 務 所 ( 保 健 所 )に 統 合 再 編 した 一 方 地 域 保 健 法 規 定 に 基 づき 保 健 所 を 設 置 している 市 は 神 戸 市 ( 政 令 指 定 都 市 ) 姫 路 市 尼 崎 市 西 宮 市 ( 中 核 市 )4 市 となっている 現 これら 保 健 所 ( 県 13 健 康 福 祉 務 所 市 4 保 健 所 )は 健 康 危 機 発 生 時 管 理 拠 点 や 地 域 保 健 中 核 施 設 として 役 割 を 果 たしている 課 題 (1) 保 健 所 は 地 域 保 健 広 域 的 専 門 的 かつ 技 術 的 な 拠 点 として 機 能 を 強 化 する 必 要 があることから 1 精 神 保 健 難 対 策 結 核 感 染 症 対 策 監 視 指 導 検 査 務 など 専 門 的 かつ 技 術 的 務 保 健 福 祉 情 報 収 集 活 用 3 各 地 域 が 抱 える 健 康 課 題 に 即 した 調 査 研 究 4 師 をはじめとする 専 門 技 術 職 員 による 技 術 支 援 地 域 における 健 康 危 機 管 理 拠 点 として 機 能 6 地 域 諸 課 題 に 総 合 的 に 対 応 していくため 企 画 立 案 総 合 調 整 機 能 をそれぞれ 強 化 するとともに 7 1 世 紀 における 国 民 健 康 づくり 運 動 ( 健 康 日 本 1( 次 ) 健 やか 生 活 習 慣 国 民 運 動 ) に 基 づいて 兵 庫 県 独 自 で 実 施 する 健 康 ひょうご 1 大 作 戦 推 進 地 域 における 中 核 拠 点 として 機 能 を 持 つことが 必 要 である () 保 健 所 における 健 康 危 機 管 理 においては 自 然 災 害 発 生 や 新 興 感 染 症 また 安 全 へ 対 応 強 化 充 実 が 望 まれており 今 後 新 たに 対 応 すべき 課 題 として 災 害 発 生 時 や 原 因 特 定 ができない 健 康 危 機 案 へ 初 動 時 迅 速 かつ 適 切 な 対 応 等 が 挙 げ られる 保 健 所 は 健 康 危 機 時 みならず 平 時 後 対 応 を 十 分 に 行 うなど 地 域 における 健 康 危 機 管 理 拠 点 として 役 割 を 担 うことが 必 要 である (3) 県 保 健 所 務 専 門 性 維 持 向 上 効 果 的 効 率 的 な 県 民 サービス 提 供 観 点 から 務 内 容 について 必 要 に 応 じて 見 直 す 必 要 がある (4) 広 域 的 な 観 点 から 患 者 急 性 期 回 復 期 維 持 期 における 機 関 間 と 介 護 福 祉 関 係 機 関 による 地 域 包 括 ケアシステム 強 化 に 努 める 必 要 がある () 少 子 高 齢 化 進 展 や 単 世 帯 増 加 等 社 会 環 境 が 変 化 する 中 県 民 ニーズが 多 様 化 し 36

また 自 殺 や 非 感 染 性 患 健 康 寿 命 延 伸 など 新 たな 健 康 課 題 へ 対 応 が 必 要 であ る 推 進 方 策 (1) 企 画 調 整 機 能 発 揮 管 内 市 町 を 俯 瞰 し 地 域 健 康 課 題 評 価 分 析 を 進 め 関 係 機 関 と 下 に 各 種 施 策 について 効 果 的 に 企 画 立 案 するとともに 市 町 各 種 保 健 施 策 立 案 や 実 施 を 広 域 的 専 門 的 立 場 から 協 力 し 施 策 見 直 しを 支 援 するなど 専 門 的 知 識 を 活 用 した 保 健 所 機 能 を 強 化 する また 多 様 化 高 度 化 する 住 民 ニーズに 対 応 するために 地 域 住 民 共 助 活 動 活 性 化 を 図 ることが 重 要 であることから 地 域 に 根 ざしたネットワークといった 社 会 関 係 資 本 等 (ソーシャルキャピタル)を 活 用 した 健 康 づくり 支 援 を 推 進 する ( 県 保 健 所 設 置 市 ) () 地 域 における 健 康 危 機 管 理 拠 点 として 機 能 強 化 健 康 危 機 発 生 拡 大 防 止 に 加 え 災 害 時 要 援 護 者 把 握 と 対 応 など 国 他 都 道 府 県 や 師 会 等 関 係 団 等 と して 健 康 危 機 管 理 を 整 備 するとともに 平 時 より 市 町 と を 強 化 し 市 町 災 害 時 保 健 活 動 手 引 書 作 成 など 支 援 を 通 じ 危 機 案 発 生 時 における 重 層 的 総 合 的 な 対 応 が 可 能 となる を する また 健 康 危 機 発 生 時 に 的 確 な 状 況 認 識 に 基 づいて 行 動 ができるよう 地 域 住 民 や 関 係 者 と 相 互 情 報 意 見 交 換 (リスクコミュニケーション) 実 施 に 努 める ( 県 保 健 所 設 置 市 ) (3) 専 門 的 技 術 的 務 推 進 精 神 保 健 難 対 策 結 核 感 染 症 対 策 等 専 門 的 技 術 的 な 務 について 機 能 強 化 を 図 るとともに 食 品 衛 生 環 境 衛 生 薬 等 における 監 視 指 導 計 画 的 な 実 施 等 一 層 効 率 化 高 度 化 を 図 る また 地 域 保 健 対 策 上 住 民 ニーズ 把 握 に 努 めた 上 で 専 門 的 な 立 場 から 企 画 調 整 や 指 導 等 市 町 へ 積 極 的 な 支 援 に 努 める ( 県 保 健 所 設 置 市 ) (4) 情 報 収 集 整 理 活 用 推 進 所 管 区 域 に 係 る 保 健 福 祉 に 関 する 情 報 を 幅 広 く 収 集 管 理 分 析 評 価 するとともに 関 係 法 令 を 踏 まえつつ 関 係 機 関 住 民 に 対 して これら 情 報 を 積 極 的 に 提 供 する ( 県 保 健 所 設 置 市 ) () 調 査 研 究 等 推 進 各 地 域 が 抱 える 課 題 に 即 し 先 駆 的 又 は 模 範 的 な 調 査 研 究 を 積 極 的 に 推 進 する ( 県 保 健 所 設 置 市 ) (6) 市 町 に 対 する 支 援 専 門 的 かつ 技 術 的 な 指 導 支 援 市 町 保 健 センター 等 運 営 人 材 育 成 などに 関 する 協 力 を 積 極 的 に 行 う ( 県 ) (7) 健 康 ひょうご 1 大 作 戦 推 進 栄 養 運 動 休 養 等 について 総 合 的 に 健 康 づくりを 進 めるため 県 健 康 福 祉 務 所 に 保 健 師 や 管 理 栄 養 士 など 専 門 職 を 配 置 し 市 町 や 関 係 団 に 対 する 専 門 的 かつ 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 37

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 技 術 的 な 助 言 を 行 うとともに 健 康 ひょうご 1 大 作 戦 地 域 中 核 拠 点 として ひょうご 健 康 づくり 県 民 行 動 指 標 など 健 康 づくりに 関 する 普 啓 発 や 情 報 収 集 発 信 を 行 う ( 県 ) (8) 介 護 福 祉 等 関 機 関 と と 協 働 地 域 健 康 課 題 を 把 握 し 機 関 間 や 保 健 福 祉 に 係 る 調 整 を 行 う ことにより 地 域 において 保 健 福 祉 に 関 するサービスが 包 括 的 に 提 供 される よう 市 町 や 関 係 機 関 等 と 重 層 的 な を する 市 町 が 高 齢 者 対 策 に 係 る 取 組 介 護 保 険 度 を 円 滑 に 実 施 することができるよ う 市 町 が 行 う 介 護 保 険 計 画 推 進 サービス 資 源 等 について 市 町 間 広 域 的 調 整 開 発 等 に 対 して 支 援 を 行 う ( 県 保 健 所 設 置 市 ) (9) 学 校 保 健 と 学 校 や 地 域 学 校 等 と を 図 る 場 である 学 校 保 健 委 員 会 等 場 に 可 能 な 限 り 参 画 し 強 化 に 努 める ( 県 保 健 所 設 置 市 ) (10) 快 適 で 安 心 できる 生 活 環 境 確 保 広 報 活 動 等 を 通 じた 食 品 安 全 に 関 する 正 しい 知 識 普 や 食 中 毒 に 関 する 情 報 収 集 共 有 等 を 図 るとともに 近 年 広 域 化 している 食 中 毒 等 飲 食 に 起 因 する 故 に 対 し て 国 他 都 道 府 県 等 と を 図 り 被 害 拡 大 防 止 再 発 防 止 対 策 等 を 迅 速 かつ 的 確 に 行 う ( 県 ) 38

7 市 町 保 健 センター 市 町 保 健 センターは 地 域 住 民 健 康 保 持 増 進 を 図 るため 住 民 に 対 し 健 康 相 談 保 健 指 導 健 康 診 査 そ 他 地 域 保 健 に 関 し 必 要 な を 行 う 市 町 保 健 活 動 拠 点 施 設 である こため 市 町 保 健 センターが 住 民 健 康 づくり 拠 点 として 機 能 を 発 揮 できる よう 質 的 充 実 を 図 る 現 状 昭 和 3 年 から 市 町 保 健 センター 整 備 が 促 進 され 類 似 施 設 を 含 めると 全 市 町 で 整 備 されている また 保 健 と 福 祉 総 合 センターとして 身 近 な 保 健 福 祉 サービス 提 供 をはじめ 総 合 相 談 窓 口 ケア コーディネーション 市 町 保 健 福 祉 サービスについて 企 画 立 案 など 役 割 が 求 められるなど 市 町 保 健 センター 役 割 はさらに 重 要 になっている 課 題 市 町 保 健 センターまたは 保 健 センター 類 似 施 設 は 県 下 全 市 町 で 整 備 されたが 地 域 によっては 今 後 市 町 合 併 に 伴 う 施 設 あり 方 や 介 護 保 険 法 11 条 39 に 規 定 さ れ 高 齢 者 介 護 予 防 ケアマネジメントや 総 合 相 談 等 を 行 う 地 域 包 括 支 援 センター 等 と 方 策 などを 踏 まえた 施 設 機 能 充 実 を 図 る 必 要 がある 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 推 進 方 策 (1) 住 民 健 康 づくり 拠 点 として 機 能 を 発 揮 できるよう ソフト ハード 両 面 か ら 施 設 機 能 充 実 を 図 る ( 市 町 ) () 兵 庫 県 市 町 保 健 師 絡 協 議 会 等 研 修 を 充 実 し 市 町 保 健 センター 等 で 活 動 質 向 上 を 図 る ( 県 市 町 ) 39

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 8 衛 生 研 究 所 衛 生 研 究 所 は 地 域 保 健 対 策 を 効 果 的 に 推 進 する 科 学 的 かつ 技 術 的 中 核 機 関 として 調 査 研 究 試 験 検 査 研 修 指 導 公 衆 衛 生 情 報 等 収 集 解 析 提 供 を 行 っている 健 康 危 機 管 理 をはじめ 複 雑 化 多 様 化 する 県 民 健 康 課 題 に 迅 速 かつ 的 確 に 対 応 でき るよう 衛 生 研 究 所 機 能 強 化 を 図 る 現 状 (1) 衛 生 研 究 所 具 的 務 は 予 防 食 品 薬 品 等 に 関 する 調 査 研 究 や 微 生 物 水 食 品 薬 品 等 に 関 する 試 験 検 査 また 地 域 保 健 関 係 者 人 材 育 成 資 質 向 上 を 目 的 とした 研 修 指 導 各 種 感 染 症 発 生 状 況 など 公 衆 衛 生 情 報 収 集 解 析 提 供 務 等 である () 県 内 衛 生 研 究 所 としては 県 立 健 康 生 活 科 学 研 究 所 健 康 科 学 研 究 センター( 以 下 県 健 康 科 学 研 究 センター という )ほか 神 戸 市 環 境 保 健 研 究 所 姫 路 市 環 境 衛 生 研 究 所 尼 崎 市 立 衛 生 研 究 所 が 衛 生 研 究 所 機 能 を 有 する 機 関 として 設 置 されて いる (3) 県 健 康 科 学 研 究 センターは 安 全 で 安 心 な 県 民 生 活 実 現 に 寄 与 するため 健 康 に 関 する 科 学 的 かつ 技 術 的 な 調 査 研 究 試 験 検 査 等 を 総 合 的 に 行 うほか 感 染 症 発 生 や 大 規 模 災 害 発 生 際 防 疫 等 へ 支 援 や 科 学 的 資 料 提 供 危 機 対 応 訓 練 平 時 から 衛 生 研 究 所 間 等 を 行 うなど 広 域 的 な をし 不 測 健 康 危 機 へ 準 備 と 迅 速 な 対 応 に 取 り 組 んでいる (4) 県 健 康 科 学 研 究 センターにおいては 県 民 安 全 安 心 を 大 きく 脅 かす 健 康 危 機 案 に 対 応 する 技 術 的 中 核 機 関 として 大 学 や 民 間 企 と を 図 りながら 県 民 等 ニーズに 直 結 する 実 用 性 高 い 研 究 や 成 果 普 等 務 重 点 化 を 行 うこと 等 を 盛 り 込 んだ 県 立 試 験 研 究 機 関 3 期 中 期 計 画 ( 平 成 3 年 3 月 )を 策 定 した 課 題 (1) 新 型 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 やアスベストによる 被 害 等 健 康 危 機 へ 対 応 能 力 強 化 が 求 められている () 生 食 用 肉 ( 牛 肉 )や 食 品 中 放 射 性 物 質 など 食 品 衛 生 法 に 基 づく 新 たな 規 格 基 準 設 定 等 に 即 応 する 高 度 な 試 験 分 析 が 求 められている (3) 県 民 健 康 に 対 する 意 識 が 高 まり 科 学 的 データ 公 表 等 に 対 する 期 待 が 大 きくな っている (4) 食 品 分 析 分 野 等 において 民 間 試 験 分 析 機 関 が 充 実 してきていることから 県 内 における 試 験 分 析 等 効 率 的 な 実 施 を し 県 民 ニーズに 的 確 に 対 応 していく 観 点 から 適 切 な 役 割 分 担 を 行 うことが 望 ましい 推 進 方 策 (1) 県 健 康 福 祉 務 所 市 保 健 所 では 対 応 不 可 能 な 新 たな 感 染 症 や 食 中 毒 アスベス ト 等 に 対 し 国 立 感 染 症 研 究 所 等 関 係 機 関 と もと 迅 速 正 確 な 検 査 を 実 施 す る あわせて 新 型 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 や 食 中 毒 アスベスト 等 に 対 す 40

る 迅 速 正 確 な 検 査 同 定 ため 新 手 法 や 高 度 な 試 験 分 析 法 開 発 研 究 に 取 り 組 む ( 県 衛 生 研 究 所 設 置 市 ) () 食 品 中 残 留 農 薬 や 放 射 性 物 質 試 験 飲 料 水 に 含 まれる 化 学 物 質 等 一 斉 分 析 な ど 高 度 な 試 験 分 析 等 検 査 分 析 機 能 強 化 を 図 る ( 県 衛 生 研 究 所 設 置 市 ) (3) 県 民 等 ニーズを 踏 まえた 実 用 性 高 い 研 究 成 果 や 公 衆 衛 生 情 報 収 集 分 析 結 果 等 について 県 民 講 座 広 報 誌 発 行 ホームページ 充 実 等 により 健 康 にかかる 県 民 生 活 安 全 安 心 に 寄 与 するよう 積 極 的 に 還 元 する ( 県 衛 生 研 究 所 設 置 市 ) (4) 県 民 等 検 査 ニーズに 応 えるとともに 災 害 や 健 康 危 機 時 にも 必 要 な 試 験 分 析 等 に 的 確 に 対 応 できるよう 県 市 衛 生 研 究 所 保 健 所 と 民 間 試 験 分 析 機 関 役 割 分 担 と が 適 切 かつ 円 滑 に 行 われるよう 調 整 を 図 る ( 県 衛 生 研 究 所 設 置 市 ) 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 41

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 節 保 健 従 者 確 保 保 健 従 者 数 は 人 口 高 齢 化 へ 対 応 等 により 需 要 増 加 はあるも 全 としては 充 足 方 向 にある しかし 師 に 関 しては 地 域 別 診 科 別 偏 が 全 国 的 に 深 刻 な 問 題 となっている また 学 や 技 術 進 歩 による 高 度 専 門 化 など 専 門 性 向 上 とともに 保 健 福 祉 が 進 む 中 で 保 健 務 が 個 々 現 場 に 限 定 されず 相 互 に 関 する 幅 広 い 分 野 に 広 がっていることから 総 合 性 かん 養 多 様 な 分 野 に 対 応 できる 人 材 確 保 が 必 要 になっている 1 師 現 状 (1) 師 を 取 り 巻 く 状 況 ア 本 県 に 従 地 を 有 する 師 は 平 成 1 年 末 10,879 人 から 平 成 年 末 には 1,641 人 と 増 加 しているが 人 口 10 万 対 では 6. で 全 国 値 30.4 を 下 回 って いる こうち 施 設 従 者 についても 平 成 1 年 末 10,410 人 から 平 成 年 末 には 1,07 人 と 増 加 している ( 単 位 上 段 : 師 数 下 段 : 人 口 10 万 対 ) ( 平 成 年 1 月 末 ) 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 全 県 師 4,99,764 1,19 1,3 489 1,044 41 30 184 73 1,641 97.8 68.4 164.6 189. 171.7 179. 14. 177. 16.7 190. 6. 厚 生 労 働 省 平 成 年 師 歯 科 師 薬 剤 師 調 査 イ 師 として 人 格 をかん 養 し プライマリ ケア 基 本 的 な 診 能 力 習 得 を 基 本 理 念 とする 新 師 臨 床 研 修 度 が 平 成 16 年 度 から 必 修 化 されたが 県 内 臨 床 研 修 院 は 基 幹 型 臨 床 研 修 院 1 院 である ウ 施 設 に 従 する 師 平 均 年 齢 は 0.0 歳 で 全 国 平 均 48.6 歳 を 上 回 ってい る 全 国 的 には 診 所 開 設 者 は 年 齢 が 高 く 院 勤 務 者 は 年 齢 が 低 い 傾 向 が 見 ら れる エ 院 開 設 者 勤 務 者 等 が 過 去 4 年 間 で 8.0% 増 加 しているに 対 し 診 所 開 設 者 勤 務 者 等 は 3.% 増 加 している () 地 域 偏 診 科 偏 ア 人 口 10 万 対 師 数 を 圏 域 別 で 見 ると 神 戸 圏 域 阪 神 南 圏 域 では 全 県 値 を 上 回 り そ 他 圏 域 では 全 県 値 を 下 回 っている イ 施 設 に 従 する 師 数 を 主 たる 診 科 目 別 成 比 で 見 ると 内 科 が 全.8%を 占 め 次 いで 整 形 外 科 7.6% 外 科 7.4% 小 児 科.8% 順 となっ ている ウ 兵 庫 県 自 治 院 開 設 者 協 議 会 が 平 成 17 年 10 月 にへき 地 を 含 む 県 下 自 治 院 を 対 象 に 行 ったアンケート 調 査 では 内 科 をはじめとする 師 不 足 があり 院 中 には 小 児 科 産 婦 人 科 を 中 心 にやむを 得 ず 休 診 したり 非 常 勤 師 で 対 応 を 余 儀 なくされている 院 もあると 報 告 されている 4

(3) 国 動 向 ア 平 成 0 年 6 月 に 厚 生 労 働 省 示 した 安 心 と 希 望 確 保 ビジョン では 今 後 度 改 革 方 向 性 として 師 総 数 が 不 足 しているという 現 状 認 識 も と 従 者 数 増 加 従 者 職 種 間 協 働 地 域 で 支 える 推 進 従 者 と 患 者 家 族 協 働 推 進 を 進 めていくこととされた イ 平 成 年 度 に 厚 生 労 働 省 が 実 施 した 院 等 における 必 要 師 数 実 態 調 査 では 兵 庫 県 現 員 師 に 対 する 必 要 師 倍 率 は1.13であり 全 国 1.11に 比 べて 高 い 結 果 であった なお 圏 域 別 で 見 ると 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 3 圏 域 では 全 県 値 を 下 回 り 他 圏 域 は 全 県 値 を 上 回 っている ( 平 成 年 6 月 ) 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 全 県 倍 率 1.07 1.08 1.11 1. 1.7 1.18 1. 1.3 1.1 1.6 1.13 厚 生 労 働 省 平 成 年 院 等 における 必 要 師 数 実 態 調 査 ウ 平 成 3 年 1 月 に 社 会 保 障 審 議 会 部 会 でとりまとめられた 提 供 改 革 に 関 する 意 見 において 実 効 性 ある 地 域 枠 設 定 や 師 養 成 過 程 において 診 科 を 一 定 誘 導 する 等 によって 師 地 域 間 や 診 科 間 偏 是 正 を 図 っていく ことが 必 要 とされた 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 課 題 (1) 師 不 足 一 因 は 県 内 科 系 大 学 入 学 定 員 が 大 学 約 30 人 と 人 口 に 比 して 少 なく 臨 床 研 修 も330 名 程 度 に 止 まっているなど 師 養 成 数 が 弱 いことにある また 女 性 師 増 加 や 開 指 向 高 まり 高 度 化 専 門 分 化 が 進 む 中 新 師 臨 床 研 修 度 創 設 を 契 機 として 勤 務 不 足 や 診 科 地 域 における 師 偏 が 顕 化 し 自 治 院 使 命 である 地 域 確 保 に 支 障 が 生 じている () へき 地 機 関 や 小 児 科 産 婦 人 科 放 射 線 科 麻 酔 科 理 救 急 等 診 科 診 分 野 では 特 に 勤 務 不 足 が 顕 著 で 継 続 が 困 難 になりつつある (3) かかりつけ を 中 心 とした 地 域 提 供 整 備 を 図 る 上 で プライマリ ケア を 専 門 的 に 担 う 師 役 割 が 高 まっている また 400 床 規 模 院 では 専 門 分 化 が 進 み 患 者 ニーズを 包 括 的 に 対 応 できる 師 役 割 が 求 められており それら 役 割 評 価 と 確 保 地 域 で 支 援 確 立 が 課 題 となっている さらに 各 種 研 修 実 施 など 生 涯 教 育 推 進 により 全 人 的 な 資 質 向 上 を 図 っていく 必 要 がある 推 進 方 策 (1) 師 不 足 へ 対 応 ア 資 源 を 有 効 に 活 用 するため 機 関 役 割 分 担 明 確 化 と 強 化 を 一 層 推 進 していく ( 県 市 町 師 会 大 学 機 関 等 ) イ 師 確 保 に 当 たっては 卒 後 臨 床 研 修 や 後 期 研 修 動 向 も 見 極 め 関 係 機 関 と を 図 りながら 必 要 な 対 応 を 検 討 し 実 施 する ( 県 大 学 機 関 ) ウ 平 成 18 年 8 月 に 設 置 した 確 保 対 策 推 進 本 部 もと 市 町 郡 市 区 師 会 43

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 院 関 係 者 等 により 成 される 地 域 確 保 対 策 圏 域 会 議 を 活 用 し 各 圏 域 特 性 に 応 じた 提 供 検 討 圏 域 内 調 整 を 引 き 続 き 実 施 していく ( 県 市 町 師 会 機 関 等 ) () 県 内 勤 務 師 量 的 確 保 対 策 ア 師 地 域 偏 診 科 偏 が 今 なお 続 く 中 救 急 小 児 救 急 周 産 期 や 地 域 に 必 要 な 師 看 護 師 等 人 材 を 養 成 確 保 するため 大 学 師 会 等 と し 全 県 人 材 養 成 派 遣 拠 点 として 神 戸 大 学 に 地 域 活 性 化 セン ター( 仮 称 ) を 整 備 する ( 県 師 会 大 学 等 ) イ 県 師 会 が 設 置 したドクターバンクへ 支 援 を 通 じ 師 不 足 地 域 等 で 勤 務 が 可 能 な 師 と 師 確 保 が 困 難 な 機 関 マッチングを 行 う ( 県 市 町 師 会 機 関 等 ) ウ 臨 床 研 修 院 協 議 会 を 活 用 し 院 間 による 研 修 内 容 充 実 等 を 図 り 県 内 臨 床 研 修 院 魅 力 を 高 め 臨 床 研 修 を 確 保 する ( 県 市 町 機 関 等 ) エ 臨 床 研 修 県 内 機 関 へ 定 着 を 図 るため 臨 床 研 修 合 同 説 明 会 を 開 催 する ( 県 機 関 等 ) (3) 地 域 偏 診 科 偏 対 策 ア 師 地 域 偏 や 特 定 診 科 における 勤 務 不 足 現 状 や 原 因 提 供 現 状 等 を 把 握 するため 確 保 対 策 推 進 圏 域 本 部 を 通 じて 各 圏 域 内 機 関 等 情 報 収 集 に 努 める ( 県 ) イ これら 情 報 も 踏 まえ 地 域 対 策 部 会 地 域 確 保 対 策 圏 域 会 議 におい て 特 定 地 域 や 診 科 偏 解 消 に 向 けた 師 確 保 ため 方 策 や 資 源 有 効 活 用 を 図 るため 機 能 集 約 化 重 点 化 等 について 検 討 し そ 結 果 に 基 づき 対 応 する ( 県 市 町 師 会 大 学 機 関 等 ) ウ へき 地 等 における 師 確 保 を 図 るため 自 治 科 大 学 兵 庫 科 大 学 神 戸 大 学 鳥 取 大 学 岡 山 大 学 において 修 学 資 金 貸 与 を 行 い へき 地 等 勤 務 師 を 養 成 するとともに 卒 後 は 県 職 員 として 採 用 し へき 地 等 に 所 する 県 内 公 立 機 関 等 へ 一 定 期 間 派 遣 する ( 県 市 町 大 学 機 関 等 ) エ 県 師 会 に 設 置 した 女 性 師 再 就 支 援 センターにおいて 結 婚 出 産 等 により 離 退 職 した 女 性 師 等 を 対 象 とした 研 修 を 実 施 するとともに 後 期 研 修 を 修 了 し た 師 新 師 臨 床 研 修 年 間 を 修 了 した 師 を 県 職 員 として 採 用 し 地 域 公 立 機 関 等 へ 派 遣 することにより 地 域 師 確 保 を 図 るとともに 師 診 科 偏 に 対 応 する ( 県 市 町 師 会 機 関 等 ) オ 勤 務 形 態 工 夫 や 院 内 保 育 所 設 置 など 師 が 働 きやすい 環 境 整 備 を 進 め る ( 機 関 関 係 団 県 ) カ 大 学 と により 大 学 に 特 別 講 座 を 開 設 して 師 不 足 地 域 に 活 動 拠 点 を 置 い て 診 等 に 従 するとともに 地 域 等 あり 方 等 を 検 討 する (4) 生 涯 教 育 実 施 師 会 大 学 国 や 県 など 行 政 地 域 支 援 院 等 機 関 が して 系 的 な 生 涯 教 育 として 従 者 研 修 を 実 施 する ( 師 会 国 県 大 学 機 関 等 ) 44

歯 科 師 現 状 (1) 本 県 に 従 地 を 有 する 歯 科 師 は 平 成 1 年 末 3,39 人 から 平 成 年 末 には 3,866 人 と 増 加 しているが 人 口 10 万 対 では 69. で 全 国 値 79.3 を 下 回 っている また 施 設 従 者 うち 診 所 で 従 する 歯 科 師 占 める 割 合 は 9.1%で 全 国 87.4%に 比 べて 高 い 歯 科 師 ( 単 位 上 段 : 師 数 下 段 : 人 口 10 万 対 ) ( 平 成 年 1 月 末 ) 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 全 県 1,38 79 438 434 148 408 148 93 63 101 3,866 80. 77. 60. 60.6.0 70.1 4.3 1. 6.7 70.4 69. 厚 生 労 働 省 平 成 年 師 歯 科 師 薬 剤 師 調 査 () 人 口 10 万 対 歯 科 師 数 歯 科 診 所 数 を 圏 域 別 で 見 ると 神 戸 圏 域 阪 神 南 圏 域 中 播 磨 圏 域 淡 路 圏 域 では 全 県 値 を 上 回 っているが そ 他 圏 域 では 全 県 値 を 下 回 っている (3) 施 設 に 従 する 歯 科 師 平 均 年 齢 は 1.0 歳 で 全 国 平 均 44. 歳 を 上 回 っ ている (4) 本 県 診 科 別 歯 科 師 数 ( 重 複 計 上 ) 成 比 をみると 歯 科 が 93.%と 最 も 多 い そ 他 診 科 は 小 児 歯 科 41.7% 矯 正 歯 科 3.3% 歯 科 口 腔 外 科 4.%とな っているが こうした 特 殊 診 科 は 増 加 傾 向 にある () 歯 科 師 として 人 格 をかん 養 し 総 合 的 な 歯 科 診 能 力 を 身 につけることにより 歯 科 師 として 資 質 向 上 を 図 ることを 目 的 とした 歯 科 師 臨 床 研 修 が 平 成 18 年 度 から 必 修 化 されたが 県 内 歯 科 臨 床 研 修 施 設 は 機 関 である (6) 平 成 18 年 8 月 に 文 部 科 学 大 臣 と 厚 生 労 働 大 臣 による 歯 科 師 養 成 数 削 減 等 に 関 する 確 認 書 が 示 された (7) 平 成 18 年 1 月 に 今 後 歯 科 保 健 と 歯 科 師 資 質 向 上 等 に 課 する 検 討 会 中 間 報 告 書 が 取 りまとめられ 生 涯 研 修 充 実 と 併 せて 今 後 歯 科 保 健 を 担 う 新 規 参 入 歯 科 師 を 対 象 とした 資 質 向 上 ため 考 え 方 等 が 示 された 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 課 題 (1) 地 域 間 では 就 者 数 に 偏 がみられることから 地 域 実 情 に 応 じて 必 要 な 歯 科 師 確 保 に 努 める 必 要 がある () 歯 科 保 健 に 対 するニーズ 多 様 化 に 対 応 して 患 者 ライフステージに 応 じ 心 身 特 徴 を 踏 まえた 歯 科 治 と 口 腔 継 続 管 理 等 を 行 うかかりつけ 歯 科 普 定 着 要 介 護 者 等 に 対 する 口 腔 衛 生 一 層 改 善 が 必 要 となっている 推 進 方 策 (1) 卒 後 臨 床 研 修 必 修 化 や 研 修 内 容 充 実 に 向 けた 動 きを 踏 まえ 臨 床 研 修 実 施 院 等 と 協 力 し 臨 床 研 修 充 実 を 図 る ( 県 保 健 所 設 置 市 歯 科 機 関 ) () 歯 科 師 会 大 学 国 や 県 など 行 政 機 関 が して 系 的 な 生 涯 教 育 として 従 者 研 修 を 実 施 する ( 国 県 歯 科 師 会 大 学 歯 科 機 関 等 ) 4

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 3 薬 剤 師 現 状 (1) 本 県 に 従 地 を 有 する 薬 剤 師 は 平 成 1 年 末 10,844 人 平 成 14 年 末 11,31 人 平 成 16 年 末 11,803 人 平 成 18 年 末 1,48 人 平 成 0 年 度 末 13,37 人 から 平 成 年 末 13,37 人 と 増 加 し 人 口 10 万 対 では 39.3 で 全 国 値 1.9 と 比 較 して 高 い 値 となっている 薬 局 施 設 薬 剤 師 数 動 向 をみると 薬 局 では 大 きく 増 加 しているが 院 診 所 では 横 這 い 状 況 である また 圏 域 別 にみると 神 戸 阪 神 南 圏 域 では 多 く 西 播 磨 圏 域 但 馬 圏 域 では 少 なく 地 域 格 差 がみられる () 県 内 大 学 薬 剤 師 養 成 課 程 薬 学 部 定 員 は 平 成 年 度 で 980 人 であるが 減 少 傾 向 にあり 近 年 薬 分 急 激 な 進 展 等 から 薬 局 における 必 要 薬 剤 師 数 は 年 毎 増 加 しており 地 域 によっては 新 たな 薬 剤 師 確 保 が 難 しくなっている (3) 未 就 薬 剤 師 数 からみると 平 成 1 年 末 1,179 人 から 平 成 年 末 では 798 人 と 減 少 しており 雇 用 促 進 が 進 んでいるが 薬 剤 師 には 女 性 が 多 く 子 育 て 世 代 女 性 薬 剤 師 は 就 が 困 難 である (4) 豊 富 な 臨 床 知 識 ある 薬 剤 師 を 養 成 する 目 的 で 薬 学 6 年 教 育 が 導 入 された 背 景 を 踏 まえ 薬 学 教 育 長 期 実 務 実 習 における 指 導 薬 剤 師 資 質 向 上 を 図 る 必 要 がある () 薬 剤 師 が 患 者 師 から 信 頼 され チーム 一 員 として に 参 加 するこ となど 地 域 薬 品 専 門 家 となるため 最 適 な 薬 物 法 適 切 な 服 薬 指 導 薬 品 副 作 用 情 報 等 に 関 する 講 習 会 や 生 涯 教 育 研 修 会 を 開 催 している ( 県 関 係 団 ) 兵 庫 県 内 薬 剤 師 数 推 移 16,000 300 薬 剤 師 数 14,000 1,000 10,000 8,000 6,000 4,000,000 0 00 10 100 0 人 口 1 0 万 人 対 薬 剤 師 総 数 薬 局 勤 務 院 診 所 勤 務 そ 他 へ 勤 務 無 職 全 国 ( 人 口 10 万 人 対 ) 0 H14 H16 H18 H0 H 0 兵 庫 県 ( 人 口 10 万 人 対 ) 年 (1 月 末 日 現 ) 46

平 成 年 末 各 圏 域 別 薬 剤 師 数 ( 人 口 10 万 対 ) ( 平 成 年 1 月 31 日 現 ) 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 全 県 圏 域 圏 域 圏 域 圏 域 圏 域 圏 域 圏 域 圏 域 圏 域 圏 域 313.6 9.6 10.3 0. 188.8 191.9 160.6 16.3 177.6 191.3 39.3 注 ) 各 圏 域 数 値 は 平 成 年 末 薬 剤 師 数 を 平 成 3 年 1 月 1 日 現 人 口 で 除 した もである ( 兵 庫 県 薬 務 課 調 ) 全 県 神 戸 圏 域 数 値 は 平 成 年 師 歯 科 師 薬 剤 師 調 査 ( 厚 生 労 働 省 ) による 課 題 (1) 学 薬 学 最 新 知 識 を 習 得 するとともに 師 歯 科 師 看 護 師 等 と して 活 動 等 が 展 開 出 来 るよう 薬 剤 師 に 対 する 教 育 研 修 充 実 が 必 要 である () 院 薬 局 における 薬 学 教 育 長 期 実 務 実 習 受 入 を 充 実 する 推 進 方 策 (1) 薬 剤 師 会 と し 管 理 薬 剤 師 等 に 対 する 研 修 会 等 を 年 1 回 以 上 開 催 する ( 県 関 係 団 ) () 薬 剤 師 知 識 経 験 向 上 ため 研 修 や 日 本 薬 剤 師 会 生 涯 学 習 支 援 システム(J PALS) 等 を 活 用 した 生 涯 教 育 充 実 に 加 え 各 種 専 門 認 定 薬 剤 師 養 成 を 図 る ( 県 関 係 団 ) (3) 師 歯 科 師 看 護 師 等 従 者 と を 一 層 深 めていくため 共 同 研 修 会 を 実 施 するなど 関 係 団 と 整 備 を 図 る ( 県 市 町 関 係 団 ) (4) 院 や 薬 局 における 薬 学 教 育 長 期 実 務 実 習 が 円 滑 に 実 施 できるよう 関 係 団 と し 指 導 薬 剤 師 に 対 する 研 修 強 化 等 研 修 受 け 入 れ 充 実 を 図 る ( 県 関 係 団 ) () 院 内 保 育 所 設 置 運 営 を 支 援 し 子 育 て 世 代 女 性 薬 剤 師 就 を 促 進 する ( 県 ) 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 47

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 4 看 護 職 員 現 状 平 成 年 末 現 兵 庫 県 看 護 職 員 就 者 数 は 7,1 人 ( 保 健 師 1,48 人 助 産 師 1,160 人 看 護 師 41,67 人 准 看 護 師 13,46 人 )である 平 成 年 度 に 策 定 した 看 護 職 員 需 給 見 通 し では 平 成 7 年 末 には 約 64,774 人 でほぼ 需 給 が 均 衡 すると 見 込 まれて いる 養 成 状 況 では 平 成 4 年 4 月 現 県 内 保 健 師 助 産 師 看 護 師 准 看 護 師 学 校 養 成 所 ( 以 下 看 護 師 等 学 校 養 成 所 という )は37 校 41 課 程 あり 1 学 年 定 員 は,6 人 である 兵 庫 県 全 国 看 護 職 員 数 推 移 ( 単 位 : 人 ) 区 分 年 保 健 師 助 産 師 看 護 師 准 看 護 師 計 兵 庫 県 平 成 14 年 1,31 1,07 30,18 14,703 47,30 平 成 16 年 1,91 1,031 3,718 14,476 49,16 平 成 18 年 1,36 979 34,47 13,888 0,60 平 成 0 年 1,396 1,073 38,06 13,684 4,179 平 成 年 1,48 1,160 41,67 13,46 7,1 全 国 平 成 14 年 38,366 4,340 740,37 393,413 1,196,494 平 成 16 年 39,19,7 760,1 38,960 1,10,633 平 成 18 年 40,191,77 811,97 38,149 1,60,087 平 成 0 年 43,446 7,789 877,18 37,04 1,33,49 平 成 年 4,08 9,67 9,73 368,148 1,39,71 資 料 厚 生 労 働 省 衛 生 行 政 報 告 例 (1) 保 健 師 現 状 (1) 平 成 年 末 現 兵 庫 県 保 健 師 就 者 数 は1,48 人 で そうち 行 政 に 就 す るもは1,18 人 ( 県 63 人 市 町 919 人 )となっている 行 政 以 外 では 院 診 所 所 社 会 福 祉 施 設 等 に 就 している 保 健 師 圏 域 別 就 者 数 ( 人 口 10 万 対 ) 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 全 県 4.4 19.9 3.7 3.9 39.0 18.4 39.0 6.6 49.6 3.1 6. 資 料 兵 庫 県 務 従 者 届 () 保 健 師 活 動 は あらゆるライフステージ 健 康 レベル 人 を 対 象 としているが 近 年 では 虐 待 対 策 自 殺 対 策 健 康 危 機 管 理 など 新 たな 課 題 に 対 応 するため 専 門 性 が 求 められている こため 行 政 保 健 師 が 従 する 領 域 は 拡 大 し 特 に 市 町 で は 健 康 部 署 以 外 にも 高 齢 者 福 祉 児 童 福 祉 障 害 福 祉 等 へ 分 散 配 置 が 進 んでいる (3) 県 内 では 平 成 4 年 4 月 現 看 護 系 大 学 11 校 で 保 健 師 を 養 成 しており 年 間 約 700 人 が 新 たに 保 健 師 免 許 を 取 得 している (4) 平 成 4 年 3 月 に 改 訂 した ひょうご 保 健 師 務 ガイドライン において 行 政 保 48

健 師 が 目 指 すべき 方 向 と 取 り 組 むべき 活 動 標 準 を 明 確 にした また 科 学 的 根 拠 に 基 づいた 活 動 を 推 進 するため 経 験 年 数 別 や 地 域 毎 保 健 師 研 修 を 行 い 資 質 向 上 を 図 っている 課 題 (1) 県 市 町 は 多 様 化 する 健 康 課 題 を 明 らかにし 地 域 保 健 対 策 を 推 進 するため 計 画 的 かつ 継 続 的 な 保 健 師 人 員 確 保 と 適 正 配 置 に 努 めるとともに 資 質 向 上 を 図 る 必 要 がある () 市 町 保 健 師 は 各 領 域 活 動 で 把 握 した 健 康 課 題 を 市 町 全 課 題 に 捉 え 直 し 科 学 的 根 拠 に 基 づき 組 織 横 断 的 に かつ 住 民 や 関 係 機 関 と 協 働 し 対 応 することが 必 要 で ある (3) 県 保 健 師 は 広 域 的 専 門 的 先 駆 的 な 活 動 を 実 施 するとともに 健 康 危 機 管 理 を はじめとする 保 健 福 祉 を 整 備 する 必 要 がある 推 進 方 策 (1) 県 は 市 町 毎 健 康 指 標 や 保 健 活 動 実 績 等 を 情 報 提 供 等 することにより 市 町 にお ける 保 健 師 確 保 について 支 援 する ( 県 ) () 市 町 は 保 健 関 務 に 従 する 保 健 師 人 材 確 保 に 努 めるとともに 統 括 保 健 師 配 置 組 織 横 断 的 な 取 り 組 み 推 進 を 図 る ( 市 町 ) (3) 保 健 師 が 科 学 的 根 拠 に 基 づき 健 康 課 題 に 効 率 的 効 果 的 に 対 応 するため 一 層 人 材 育 成 に 努 める ア 県 は 国 レベル 研 修 へ 派 遣 するとともに 県 市 町 保 健 師 等 を 対 象 とした 現 任 教 育 を 系 的 に 実 施 する ( 県 ) イ 県 市 町 保 健 師 は ひょうご 保 健 師 務 ガイドライン に 基 づき 実 践 活 動 を 行 う 中 で OJTを 実 施 する ( 県 市 町 ) ウ 県 健 康 福 祉 務 所 は 県 圏 域 内 保 健 師 現 任 教 育 を 整 備 し 市 町 における 現 任 教 育 実 施 を 支 援 する ( 県 ) エ 保 健 師 技 術 向 上 を 図 るため 研 修 方 法 を 工 夫 し 各 領 域 ニーズに 応 じた 研 修 会 を 企 画 実 施 する ( 県 市 町 関 係 団 ) 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 目 標 県 民 健 康 福 祉 維 持 向 上 県 保 健 水 準 を 向 上 させるために 必 要 な 保 健 師 を 確 保 する 目 標 現 状 値 目 標 値 備 考 保 健 師 数 ( 県 市 町 ) 1,18 人 (H) 現 状 維 持 ( 常 勤 換 算 )(H7) 全 国 自 治 常 勤 保 健 師 31,994 人 49

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 () 助 産 師 現 状 (1) 平 成 年 末 現 兵 庫 県 助 産 師 就 者 数 は1,160 人 であり 平 成 0 年 末 から 増 加 している 就 場 所 別 推 移 をみると 平 成 0 年 末 からは 助 産 所 院 診 所 就 者 数 ともに 増 加 傾 向 にある また 圏 域 別 人 口 10 万 対 就 者 数 をみると 全 県 では0.8であり これに 比 して 最 も 多 いは 但 馬 圏 域 次 いで 神 戸 圏 域 順 であり 最 も 少 ないは 西 播 磨 圏 域 次 いで 丹 波 圏 域 順 である 助 産 師 圏 域 別 就 者 数 ( 人 口 10 万 対 ) 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 全 県 7.8 19.3 18. 16.1 17.9 18.1 14.0 8.3 1.3 16.1 0.8 資 料 兵 庫 県 務 従 者 届 () 平 成 4 年 4 月 現 助 産 師 養 成 所 で 養 成 が0 人 大 学 助 産 学 専 攻 科 で 養 成 が1 人 であるほか 助 産 師 選 択 度 を 採 用 している 大 学 がか 所 ある 課 題 (1) 周 産 期 における 安 全 に 対 する 整 備 分 娩 安 全 性 快 適 性 を 図 るために 必 要 な 助 産 師 確 保 が 必 要 である () 周 産 期 における 安 全 確 保 を 図 るため 助 産 師 資 質 向 上 を 図 る 必 要 がある (3) 産 科 師 不 足 分 娩 施 設 減 少 や 妊 産 婦 妊 娠 出 産 育 児 に 対 する 多 様 なニーズに 対 応 するために 保 健 指 導 健 診 分 娩 介 助 を 務 とする 助 産 師 活 用 促 進 を 図 る 必 要 がある 推 進 方 策 (1) 産 科 診 所 等 における 助 産 師 確 保 質 向 上 ため 支 援 を 行 う ( 県 ) () 院 内 助 産 所 助 産 師 外 来 を 設 置 しようとする 産 科 院 産 科 診 所 に 対 し 整 備 に 必 要 な 経 費 一 部 を 補 助 し 院 内 助 産 所 助 産 師 外 来 設 置 を 促 進 する ( 県 ) 目 標 平 成 7 年 度 までに 必 要 な 助 産 師 数 を 確 保 する ( 七 次 看 護 職 員 需 給 見 通 し) 目 標 現 状 値 目 標 値 ( 達 成 年 度 ) 助 産 師 数 確 保 1,160 人 (H) ( 1) 1,77 人 ( 常 勤 換 算 )(H7) ( ) ( 1) 010 年 務 従 者 届 より ( ) 七 次 看 護 職 員 需 給 見 通 し より 0

(3) 看 護 師 准 看 護 師 現 状 (1) 平 成 年 末 現 兵 庫 県 看 護 師 准 看 護 師 就 数 は4,13 人 であり 就 数 推 移 は 増 加 傾 向 にある なお 看 護 師 就 数 推 移 は 増 加 傾 向 に 准 看 護 師 就 数 は 減 少 傾 向 ある 看 護 師 准 看 護 師 就 数 は 就 場 所 別 推 移 においても 院 診 所 そ 他 ( 介 護 保 険 施 設 等 )ともに 増 加 傾 向 にある また 人 口 10 万 対 看 護 師 准 看 護 師 就 数 は 全 県 で97.であり 圏 域 別 にみると 最 も 多 いは 淡 路 圏 域 次 いで 但 馬 圏 域 北 播 磨 圏 域 順 であり 最 も 少 ないは 阪 神 南 圏 域 次 いで 阪 神 北 圏 域 東 播 磨 圏 域 順 である 看 護 師 准 看 護 師 圏 域 別 就 者 数 ( 人 口 10 万 対 ) 圏 域 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 全 県 全 10.6 837.7 868.1 937.7 110.0 1069.8 109. 1147.3 998.0 111.3 97. 看 836.1 64. 61.8 666.1 8.7 810.9 681.8 88.4 68.1 674. 738. 准 看 189. 19.6 16.3 71.7 94.3 8.9 347.7 61.9 31.8 476.9 37.0 資 料 兵 庫 県 務 従 者 届 () 平 成 4 年 4 月 現 看 護 師 准 看 護 師 養 成 数 は,30 人 であり そ 内 訳 は 大 学 96 人 短 大 3 年 課 程 0 人 短 大 年 課 程 通 信 30 人 看 護 師 養 成 所 90 人 (3 年 課 程 80 人 年 課 程 130 人 ) 高 等 学 校 年 一 貫 看 護 師 養 成 課 程 80 人 准 看 護 師 養 成 所 18 人 である (3) 高 度 化 院 日 数 短 縮 化 に 対 する 国 民 ニーズ 変 化 などを 背 景 に 臨 床 現 場 で 必 要 とされる 臨 床 実 践 能 力 は 複 雑 多 様 化 しており 実 践 能 力 維 持 向 上 が 求 められている (4) 日 本 看 護 協 会 調 査 によると 010 年 度 看 護 職 員 離 職 率 は 常 勤 11.0% 新 卒 は8.1 %となっている また 退 職 理 由 には 生 活 上 理 由 や 超 過 勤 務 多 さ 等 務 過 重 性 に 関 する 理 由 が 含 まれている 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 課 題 (1) 平 成 年 に 策 定 した 七 次 看 護 職 員 需 給 見 通 し による 供 給 数 ( 平 成 7 年 約 64,774 人 )を 確 保 するため 就 環 境 改 善 等 による 離 職 防 止 定 着 促 進 対 策 再 就 促 進 対 策 を 強 化 する 必 要 がある () 高 度 化 専 門 化 養 支 援 機 能 強 化 災 害 時 整 備 が 求 められ ている 中 看 護 基 礎 教 育 充 実 や 看 護 職 員 へ 継 続 した 教 育 による 看 護 職 員 資 質 向 上 を 図 る 必 要 がある (3) 安 全 確 保 を 図 るため 看 護 職 員 資 質 向 上 を 図 る 必 要 がある 推 進 方 策 (1) 院 内 保 育 所 設 置 運 営 や 看 護 職 員 宿 舎 施 設 整 備 を 支 援 し 離 職 防 止 を 図 る ( 県 ) () 未 就 看 護 職 員 に 対 する 就 斡 旋 を 行 うと 共 に 再 就 支 援 研 修 を 行 う 等 再 就 へ 促 進 を 図 る ( 県 関 係 団 ) 1

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 (3) 看 護 師 等 学 校 養 成 所 における 養 成 所 運 営 費 等 へ 支 援 専 任 教 員 や 機 関 等 実 習 指 導 者 に 対 する 講 習 会 を 開 催 し 看 護 基 礎 教 育 質 向 上 を 図 る ( 県 関 係 団 ) (4) 高 度 化 専 門 化 養 支 援 機 能 強 化 災 害 や 救 急 などに 対 応 で きるよう 看 護 職 員 へ 研 修 を 実 施 し 資 質 向 上 を 図 る ( 県 関 係 団 機 関 ) () 安 全 確 保 離 職 防 止 ため 新 人 看 護 職 員 研 修 等 による 看 護 職 員 に 対 する 研 修 機 関 管 理 者 に 対 する 労 働 環 境 改 善 に 関 する 研 修 等 を 実 施 する ( 県 関 係 団 機 関 ) (6) 潜 看 護 職 員 活 用 による 看 護 職 員 確 保 を 図 るため 効 果 的 な 求 人 求 職 マッ チングを 支 援 するシステムを 開 発 するほか Webで 学 習 システムを 開 発 し 実 技 研 修 と 組 み 合 わせた 職 場 復 帰 支 援 を 行 う ( 県 関 係 団 ) 目 標 平 成 7 年 度 までに 必 要 な 看 護 職 員 数 を 確 保 する ( 七 次 看 護 職 員 需 給 見 通 し) 目 標 現 状 値 目 標 値 ( 達 成 年 度 ) 備 考 看 護 師 数 * 確 保 7,1 人 (H) ( 1) 64,774 人 ( 常 勤 換 算 )(H7) ( ) * 保 健 師 助 産 師 を 含 む ( 1) 010 年 務 従 者 届 より ( ) 七 次 需 給 見 通 し より

理 学 法 士 作 法 士 言 語 聴 覚 士 現 状 (1) 平 成 年 院 報 告 では 本 県 院 に 従 している 理 学 法 士 数 は,008 人 院 10 0 床 当 たり3.1 人 で 全 国 平 均 3.0 人 を 少 し 上 回 っている 作 法 士 数 は1,114 人 院 100 床 当 たり1.7 人 で 全 国 平 均 1.9 人 を 下 回 っている また 言 語 聴 覚 士 数 については4 0 人 院 100 床 当 たり0.7 人 で 全 国 平 均 0.6 人 を 少 し 上 回 っている () 理 学 法 士 や 作 法 士 については 昨 今 ADL 改 善 を 図 り 県 民 QOL 向 上 を 求 める 需 要 が 高 まっており 精 神 保 健 においても 社 会 復 帰 や 能 力 維 持 回 復 ため 多 様 な 試 みが 行 われていることから リハビリテーション 需 要 が 増 加 し 活 動 場 が 大 きく 広 がっている 一 方 供 給 については 全 国 的 に 養 成 校 が 急 増 しており 本 県 養 成 施 設 総 定 員 は 平 成 4 年 4 月 現 で 理 学 法 士 1,180 人 作 法 士 700 人 となっている (3) 言 語 聴 覚 士 については 脳 卒 中 等 による 言 語 機 能 障 害 や 先 天 性 難 聴 等 聴 覚 障 害 を 有 する 者 等 に 対 するリハビリテーションにおいて 人 口 高 齢 化 造 変 化 等 に 伴 い そ 必 要 性 重 要 性 が 高 まっている 本 県 における 言 語 聴 覚 士 養 成 施 設 総 定 員 は 平 成 4 年 4 月 現 で30 人 となっている 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 課 題 (1) 県 民 に 良 質 なリハビリテーションを 提 供 するには 理 学 法 士 作 法 士 言 語 聴 覚 士 ( 以 下 理 学 法 士 等 という) 資 質 向 上 を 図 るとともに 生 活 環 境 も 含 めて 患 者 を 理 解 し 信 頼 関 係 を 深 めるため 教 育 研 修 充 実 が 必 要 である () 養 成 施 設 増 加 に 伴 い 必 要 な 教 員 実 習 施 設 確 保 が 困 難 な 状 況 もあることから 養 成 教 育 充 実 が 課 題 となっている 推 進 方 策 養 成 施 設 関 係 団 関 係 機 関 等 が 協 力 して 養 成 施 設 教 育 充 実 を 図 るとともに 卒 後 実 務 年 数 務 内 容 に 応 じた 研 修 系 整 備 を 促 進 する また 理 学 法 士 作 法 士 として 円 滑 に 務 に 従 することを 支 援 するため 関 係 団 等 とも 協 力 し 新 任 者 を 対 象 とした 研 修 実 施 を 促 進 する ( 養 成 機 関 関 係 団 機 関 ) 3

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 6 精 神 保 健 福 祉 士 現 状 精 神 保 健 福 祉 士 は 精 神 保 健 福 祉 士 法 に 基 づき 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 に 関 する 専 門 的 知 識 技 術 をもって 精 神 科 機 関 等 において 地 域 移 行 や 社 会 復 帰 に 関 する 相 談 に 応 じ 助 言 指 導 日 常 生 活 へ 適 応 ために 必 要 な 訓 練 そ 他 援 助 を 行 うこ ととされており 平 成 10 年 に 国 家 資 格 化 された 県 内 精 神 保 健 福 祉 士 登 録 者 数 は 平 成 4 年 10 月 末 現 で,0 名 となっており 精 神 科 機 関 精 神 障 害 者 障 害 福 祉 サービス 所 保 健 所 精 神 保 健 福 祉 センタ ー 司 法 機 関 等 に 配 置 されている 課 題 (1) 国 家 資 格 化 以 降 有 資 格 者 は 年 々 増 加 しているが より 上 質 な 支 援 を 行 うために 資 質 向 上 を 図 る 必 要 がある () 平 成 17 年 改 正 精 神 保 健 福 祉 法 規 定 により 精 神 保 健 福 祉 相 談 員 を 市 町 に 置 く ことができることとなった これに 伴 い 精 神 保 健 福 祉 士 有 資 格 者 を 精 神 保 健 福 祉 相 談 員 として 市 町 に 配 置 するよう 推 進 していく 必 要 がある 推 進 方 策 (1) 関 係 団 関 係 機 関 等 と し 県 が 実 施 する 研 修 等 へ 参 加 を 積 極 的 に 呼 かけ るとともに 関 係 団 が 行 う 研 修 等 へ 側 面 的 支 援 を 行 い 技 術 的 研 鑽 機 会 を 確 保 する ( 県 市 町 保 健 福 祉 関 係 機 関 関 係 団 等 ) () 相 談 窓 口 へ 精 神 保 健 福 祉 士 配 置 について 市 町 に 働 きかけを 行 う ( 県 市 町 関 係 団 等 ) 4

7 管 理 栄 養 士 栄 養 士 現 状 (1) 本 県 院 における 栄 養 務 従 者 総 数 ( 平 成 4 年 3 月 現 )は 1,410 人 であり そ 内 訳 は 管 理 栄 養 士 90 人 栄 養 士 490 人 である 一 方 市 町 における 栄 養 務 従 者 数 は 平 成 4 年 6 月 現 政 令 市 等 4 市 60 人 それ 以 外 36 市 町 103 人 である () 保 健 所 設 置 市 を 除 く 市 町 における 管 理 栄 養 士 栄 養 士 配 置 率 は 97.3%であり 全 国 平 均 84.0%( 平 成 3 年 6 月 現 )を 上 回 っている ( 政 令 市 等 を 含 めた 配 置 率 は 97.6%) 課 題 (1) 生 活 習 慣 対 策 ため 食 生 活 改 善 対 策 に 加 え 生 涯 にわたる 健 全 な 食 生 活 実 践 ため 食 育 推 進 災 害 時 等 健 康 危 機 管 理 発 生 時 における 栄 養 食 生 活 支 援 重 要 性 など 地 域 保 健 における 管 理 栄 養 士 栄 養 士 務 範 囲 が 拡 大 し 活 動 充 実 が 望 まれるため 管 理 栄 養 士 栄 養 士 未 配 置 市 町 に 対 して 配 置 促 進 に 向 けて 働 きか けを 続 けていく 必 要 がある () 管 理 栄 養 士 栄 養 士 を 配 置 している 市 町 についても 合 併 により 広 域 化 した 市 町 も 多 いことから 住 民 に 十 分 な 実 施 を 行 うため 複 数 配 置 を 促 進 する 必 要 がある (3) 市 町 における 地 域 栄 養 改 善 が 円 滑 かつ 効 果 的 に 実 施 できるよう 研 修 調 整 会 議 を 今 後 も 推 進 する 必 要 がある 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 推 進 方 策 (1) 市 町 は 人 材 確 保 資 質 向 上 ため 必 要 な 方 策 を 盛 り 込 んだ 健 康 日 本 1 市 町 計 画 ( 市 町 健 康 増 進 計 画 )を 策 定 し 人 材 確 保 に 努 める ( 市 町 ) () 県 国 栄 養 行 政 について 理 解 共 通 認 識 を 図 り 地 域 特 性 や 住 民 ニーズに 即 した 食 生 活 改 善 活 動 を 円 滑 かつ 効 果 的 に 実 施 できるよう 研 修 を 実 施 し 資 質 向 上 を 図 る ( 県 市 町 関 係 団 ) (3) 院 福 祉 施 設 等 における 栄 養 管 理 質 向 上 が 図 られるよう 関 係 機 関 と 強 化 と 従 者 資 質 向 上 を 図 る ( 県 機 関 福 祉 施 設 関 係 団 ) 目 標 すべて 市 町 に 管 理 栄 養 士 栄 養 士 を 配 置 することをめざし 地 域 栄 養 改 善 活 動 一 層 推 進 を 図 る 目 標 現 状 値 目 標 値 ( 達 成 年 度 ) 管 理 栄 養 士 栄 養 士 を 配 置 している 市 町 割 合 97.3%(H4) 100%(H9)

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 8 歯 科 衛 生 士 現 状 (1) 本 県 務 従 者 届 出 による 平 成 年 末 歯 科 衛 生 士 就 数 は 4, 人 であ り 平 成 1 年 末,376 人 から 大 幅 に 増 加 している 就 場 所 別 割 合 では 平 成 年 末 では 院 が 4.% 診 所 が 93.0%となっている 歯 科 機 関 において 歯 科 衛 生 士 が 歯 科 師 とチームワークにより 務 に 従 する 形 態 が 一 般 的 な 歯 科 サービス 供 給 となっている 全 国 と 比 較 では 本 県 1 診 所 あたり 歯 科 衛 生 士 数 は 1.34 人 人 口 10 万 対 診 所 就 数 は 70.8 人 となっており 全 国 値 ( 歯 科 衛 生 士 数 1.37 人 人 口 10 万 対 73.3 人 )と 比 べて 少 なくなっている () 県 保 健 所 設 置 市 で 歯 科 保 健 務 に 従 している 歯 科 衛 生 士 は 平 成 年 末 で 4 人 また 保 健 所 設 置 市 以 外 市 町 村 では 9 人 が 配 置 されている (3) 県 内 養 成 機 関 は 県 立 総 合 衛 生 学 院 兵 庫 歯 科 学 院 専 門 学 校 姫 路 歯 科 衛 生 専 門 学 校 神 戸 常 盤 大 学 短 期 大 学 部 口 腔 保 健 学 科 4 校 あり 養 成 定 員 は 30 人 で ある (4) 高 齢 化 進 展 高 度 化 専 門 化 等 環 境 変 化 に 伴 い 歯 科 衛 生 士 資 質 向 上 を 図 るため 歯 科 衛 生 士 学 校 養 成 所 修 年 限 が 年 から3 年 に 延 長 さ れた 課 題 (1) 本 県 歯 科 衛 生 士 就 が 全 国 に 比 べて 少 ないため 就 促 進 を 図 る 必 要 が ある () 市 町 は 歯 科 保 健 に 関 する が 円 滑 かつ 適 切 に 実 施 できるよう 必 要 に 応 じ て 歯 科 衛 生 士 確 保 に 努 める 必 要 がある (3) 高 齢 社 会 に 直 面 し 歯 科 患 予 防 あるいは 口 腔 機 能 保 持 増 進 重 要 性 が 増 加 するとともに 今 後 さらに 多 様 化 する 歯 科 保 健 ニーズに 対 応 するため 予 防 と 治 が 一 となった 歯 科 保 健 や 生 涯 を 通 じた 歯 や 口 健 康 づくりに 対 応 できる 歯 科 衛 生 士 養 成 や 資 質 向 上 が 必 要 である 推 進 方 策 (1) 市 町 は 歯 科 保 健 を 円 滑 かつ 適 切 に 実 施 できるように 関 係 団 等 と を 図 りながら 歯 科 衛 生 士 確 保 計 画 的 配 置 促 進 に 努 める ( 市 町 ) () 養 成 教 育 充 実 を 促 進 し 安 定 的 な 供 給 を 図 る ( 養 成 機 関 ) (3) 歯 科 保 健 ニーズに 対 応 するため 研 修 を 実 施 し 資 質 向 上 を 図 る ( 関 係 団 県 ) 6

9 音 楽 法 士 園 芸 法 士 現 状 (1) 音 楽 法 園 芸 法 現 状 音 楽 法 と 園 芸 法 は 心 や に や 障 害 を 持 った 方 々 等 を 対 象 に 心 身 障 害 軽 減 回 復 機 能 維 持 改 善 生 活 質 向 上 を 目 指 して 音 楽 や 園 芸 作 を 意 図 的 計 画 的 に 活 用 して 行 われる 治 技 法 である アメリカなど 先 進 諸 外 国 では 既 に 福 祉 現 場 におけるケア 一 つとして 社 会 的 に 認 知 され 普 が 図 られているが 日 本 ではまだ 国 家 資 格 保 険 適 用 など 社 会 度 上 位 置 付 けがない 本 県 では 震 災 経 験 を 踏 まえ 先 導 的 に 音 楽 法 士 園 芸 法 士 養 成 認 定 を 行 っており 養 成 された 法 士 は 保 健 福 祉 現 場 などにおいて 活 動 を 展 開 し ている 全 国 的 にみても 音 楽 法 は 大 きな 広 がりをみせ 高 齢 社 会 において 代 替 として 音 楽 法 を 実 施 するという 動 きもみられる 園 芸 法 においても 植 物 が 持 つ 人 を 癒 す 力 をもっと 活 用 しようとする 動 きが リハビリ 系 院 や 高 齢 者 障 害 者 施 設 を 中 心 に 広 がりを 見 せている () 兵 庫 県 音 楽 法 士 養 成 取 り 組 み ア 平 成 11 年 度 から 音 楽 法 講 座 を 開 設 し 音 楽 法 士 を 養 成 している 講 座 修 了 後 所 定 実 践 経 験 を 積 んだ 者 を 対 象 に 審 査 を 行 い 兵 庫 県 音 楽 法 士 認 定 を 行 っている 平 成 13 年 度 からこれまでに 301 名 が 認 定 されている 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 年 度 平 成 13 平 成 14 平 成 1 平 成 16 平 成 17 平 成 18 認 定 者 数 7 人 4 人 31 人 7 人 4 人 人 年 度 平 成 19 平 成 0 平 成 1 平 成 平 成 3 平 成 4 認 定 者 数 1 人 17 人 0 人 人 0 人 人 イ 音 楽 法 普 を 図 るため 平 成 18 年 度 から 兵 庫 県 音 楽 法 士 会 を 通 じて 福 祉 施 設 等 ニーズに 音 楽 法 士 を 的 確 にマッチングさせるとともに 施 設 等 に 対 し 音 楽 法 実 施 経 費 一 部 を 助 成 する 音 楽 法 定 着 促 進 を 実 施 し 年 度 は 6 施 設 3 年 度 は 63 施 設 が 助 成 を 受 けた 4 年 4 月 現 兵 庫 県 音 楽 法 士 は 77 施 設 で 活 動 を 行 っているが 音 楽 法 実 施 が 想 定 される 高 齢 者 施 設 障 害 者 ( 児 ) 施 設 院 など 県 内 施 設 数 割 程 度 にとどまっている (3) 兵 庫 県 園 芸 法 士 養 成 取 り 組 み ア 平 成 14 年 度 から 淡 路 景 観 園 芸 学 校 に 園 芸 法 課 程 を 開 設 し 園 芸 法 士 を 養 成 し ている 課 程 修 了 者 に 兵 庫 県 園 芸 法 士 認 定 を 行 っている これまでに 133 名 が 認 定 されている 年 度 平 成 1 平 成 16 平 成 17 平 成 18 平 成 19 認 定 者 数 17 人 13 人 17 人 16 人 14 人 年 度 平 成 0 平 成 1 平 成 平 成 3 平 成 4 認 定 者 数 16 人 14 人 13 人 人 8 人 7

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 イ 園 芸 法 普 を 図 るため 平 成 18 年 度 から 兵 庫 県 園 芸 法 士 が 福 祉 施 設 に 出 向 いて 園 芸 法 プログラムを 実 施 し そ 経 費 一 部 を 助 成 する 園 芸 法 導 入 促 進 を 開 始 し 3 年 度 までに 県 内 40 施 設 で 76 回 実 施 した ウ 福 祉 施 設 等 に 勤 務 している 社 会 人 に 学 機 会 を 提 供 し さらに 園 芸 法 を 普 するため 平 成 4 年 度 に 現 職 場 に 勤 務 しながら 通 学 により 園 芸 法 を 学 べるコース( 年 )を 新 設 した エ 淡 路 景 観 園 芸 学 校 生 涯 学 習 コースに 園 芸 法 に 関 する 講 座 を 開 設 し 県 民 へ 普 を 図 っている オ 淡 路 景 観 園 芸 学 校 が 西 播 磨 総 合 リハビリテーションセンター 西 播 磨 院 など 機 関 と して 園 芸 法 効 果 検 証 を 進 めている 課 題 (1) 高 齢 化 進 展 に 伴 い 音 楽 法 園 芸 法 果 たす 役 割 はますます 大 きくなること が 期 待 されることから 福 祉 関 係 者 理 解 を 深 め 導 入 定 着 促 進 を 図 る 必 要 がある () 技 術 水 準 確 保 と 健 全 な 普 を 図 るため 効 果 に 関 する 研 究 による 科 学 的 根 拠 蓄 積 国 内 における 統 一 的 な 認 定 度 確 立 が 必 要 である 推 進 方 策 (1) 音 楽 法 士 養 成 ア 引 き 続 き 音 楽 法 講 座 を 実 施 し 兵 庫 県 音 楽 法 士 養 成 認 定 を 行 い 現 任 研 修 充 実 などにより 兵 庫 県 音 楽 法 士 資 質 向 上 を 図 る ( 県 ひょうご 震 災 記 念 1 世 紀 機 ) イ 引 き 続 き 音 楽 法 定 着 促 進 を 実 施 し 施 設 へ 導 入 定 着 促 進 を 図 る ( 県 関 係 団 ) ウ 音 楽 法 効 果 検 証 を 福 祉 施 設 等 と もとで 進 める ( 県 関 係 団 ) () 園 芸 法 士 養 成 ア 引 き 続 き 兵 庫 県 園 芸 法 士 養 成 認 定 を 行 う ( 県 ) イ 福 祉 施 設 等 ニーズに 園 芸 法 士 を 的 確 にマッチングさせるとともに 施 設 等 に 対 し 園 芸 法 実 施 経 費 一 部 を 補 助 することにより 施 設 へ 導 入 促 進 を 図 る ( 県 関 係 団 ) ウ 国 に 対 して 国 内 認 定 度 確 立 と 園 芸 法 効 果 に 関 する 研 究 へ 支 援 を 提 案 していく ( 県 ) エ 機 関 等 と して 園 芸 法 効 果 検 証 を 進 める ( 県 機 関 等 ) オ 引 き 続 き 県 立 淡 路 景 観 園 芸 学 校 生 涯 学 習 コースに 園 芸 法 に 関 する 講 座 を 開 設 し 県 民 へ 普 を 図 る ( 県 ) 8

目 標 優 れた 人 材 を 養 成 し 保 健 福 祉 現 場 へ 導 入 促 進 定 着 化 を 図 る 目 標 現 状 値 目 標 値 ( 達 成 年 度 ) 兵 庫 県 音 楽 法 士 認 定 者 数 301 名 (H4) 400 名 (H9) 兵 庫 県 園 芸 法 士 認 定 者 数 133 名 (H4) 8 名 (H9) 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 9

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 3 節 保 健 機 関 相 互 役 割 分 担 と 1 地 域 大 院 へ 患 者 集 中 と 長 い 待 ち 時 間 にみられるように 県 民 は 必 ずしも 身 近 な 機 関 にかかっているとはいえず また 本 来 高 度 な 専 門 を 担 うべき 機 関 がそ 機 能 を 効 率 的 に 果 たせていない 面 がある こため 機 関 相 互 役 割 分 担 を 明 確 にし を 促 進 することにより 良 質 か つ 適 切 な を 効 率 的 に 提 供 する を 確 保 するとともに 県 民 利 便 性 向 上 を 図 る 地 域 : かかりつけ ( 歯 科 )だけでは 対 応 できない 患 者 を 専 門 等 に 円 滑 に 紹 介 すると ともに 多 様 な 診 機 能 を 持 つ 機 関 相 互 ( 診 診 診 )を 図 る ことにより 特 殊 専 門 を 除 くほとんど を 次 保 健 圏 域 内 (あるいは ごと 圏 域 )で 完 結 することをめざすシステムである こうした 次 保 健 圏 域 内 中 心 となる 役 割 を 担 うもとして 平 成 10 年 法 改 正 により 地 域 支 援 院 度 が 創 設 された 地 域 支 援 院 は 紹 介 患 者 に 対 する 提 供 機 器 など 共 同 利 用 実 施 地 域 従 者 資 質 向 上 ため 研 修 実 施 等 を 通 じてかかりつけ ( 歯 科 )を 支 援 するもと 位 置 付 けられている 現 状 (1) 本 県 では 平 成 4 年 度 から 阪 神 南 中 播 磨 淡 路 各 圏 域 で 平 成 14 年 度 から 西 播 磨 但 馬 圏 域 で さらに 平 成 17 年 度 から 丹 波 地 域 で 地 域 推 進 を 展 開 してきた これにより かかりつけ から 患 者 紹 介 については 前 記 圏 域 を 中 心 に 紹 介 様 式 統 一 や 電 話 ファクシミリによる 検 査 手 術 専 門 など 依 頼 が 度 化 されているほか パソコンを 活 用 した 紹 介 システムを する 例 も 見 られる また 高 額 機 器 や 床 共 同 利 用 も 行 われており これら 調 整 を 行 う 地 域 室 整 備 も 進 められている 開 放 型 床 については 県 内 で 3 院 が 設 置 しているが 圏 域 によってそ 設 置 状 況 に 大 きな 差 がある 地 域 室 を 整 備 している 院 数 地 域 室 を 整 備 している 院 数 全 院 に 対 する 割 合 平 成 16 年 10 月 16 61.% 平 成 19 年 9 月 7.0% 平 成 1 年 10 月 76 79.0% 平 成 3 年 10 月 90 84.1% 資 料 兵 庫 県 施 設 実 態 調 査 60

高 額 機 器 共 同 利 用 実 施 院 数 MRI CT RI 診 断 装 置 平 成 19 年 9 月 80 109 8 平 成 1 年 10 月 63 89 18 平 成 3 年 10 月 78 101 31 資 料 兵 庫 県 施 設 実 態 調 査 入 院 診 設 備 開 放 状 況 ( 圏 域 別 ) 全 県 神 戸 阪 神 南 阪 神 北 東 播 磨 北 播 磨 中 播 磨 西 播 磨 但 馬 丹 波 淡 路 平 成 8 11 19 4 7 1 4 1 7 19 年 16.3% 10.% 36.% 11.8% 17.1% 4.% 10.3% 8.0% 1.4% 1.% 8.3% 平 成 40 11 13 4 4 1 1 1 1 1 年 11.% 10.4% 6.0% 1.% 9.8% 4.%.1% 4.0% 7.7% 1.% 16.7% 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 平 成 3 年 3 13 1 8 4 3 1 3 1.4% 1.% 3.% 4.% 1.% 9.1% 10.% 1.0% 8.3%.0%.0% 上 段 : 院 数 下 段 : 割 合 ( 対 全 院 数 ) 資 料 兵 庫 県 施 設 実 態 調 査 () 地 域 支 援 院 については 施 設 機 能 系 化 一 環 として 患 者 に 身 近 な 地 域 で が 提 供 されることが 望 ましいという 観 点 から 紹 介 患 者 に 対 する 提 供 機 器 等 共 同 利 用 実 施 等 を 通 じて 一 線 地 域 を 担 うかかりつけ 等 を 支 援 する 能 力 を 備 え 地 域 確 保 を 図 る 院 として 相 応 しい 造 設 備 等 を 有 する もについて 都 道 府 県 知 が 個 別 に 承 認 している 指 定 基 準 としては 患 者 紹 介 率 が 80% 以 上 若 しくは 患 者 紹 介 率 が 60% 以 上 かつ 逆 紹 介 率 が 30% 以 上 若 しくは 患 者 紹 介 率 が 40% 以 上 かつ 逆 紹 介 率 が 60% 以 上 であるこ と 床 や 高 額 機 器 等 が 共 同 利 用 されること 救 急 を 提 供 できることなど 要 件 が 課 されている 現 県 内 で 地 域 支 援 院 として 承 認 された 院 は 院 あり また 全 国 的 にも 平 成 4 年 1 月 1 日 時 点 で 386 院 となっている 61

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 平 成 4 年 11 月 現 指 定 院 (8 圏 域 院 ) 圏 域 院 名 承 認 日 神 戸 神 戸 赤 十 字 院 神 戸 市 立 センター 中 央 市 民 院 県 立 こども 院 社 会 保 険 神 戸 中 央 院 神 鋼 院 神 戸 センター 平 成 19 年 3 月 7 日 平 成 1 年 1 月 16 日 平 成 1 年 1 月 16 日 平 成 3 年 11 月 9 日 平 成 3 年 11 月 9 日 平 成 4 年 11 月 14 日 阪 神 南 県 立 尼 崎 院 県 立 西 宮 院 関 西 労 災 院 平 成 1 年 1 月 16 日 平 成 1 年 1 月 16 日 平 成 1 年 1 月 16 日 阪 神 北 市 立 伊 丹 院 近 畿 中 央 院 三 田 市 民 院 平 成 3 年 11 月 9 日 平 成 3 年 11 月 9 日 平 成 4 年 11 月 14 日 東 播 磨 明 石 センター 県 立 加 古 川 センター 加 古 川 西 市 民 院 平 成 1 年 3 月 18 日 平 成 3 年 3 月 1 日 平 成 3 年 3 月 1 日 北 播 磨 市 立 西 脇 院 三 木 市 民 院 平 成 3 年 11 月 9 日 平 成 4 年 11 月 14 日 中 播 磨 但 馬 県 立 姫 路 循 環 器 センター 姫 路 赤 十 字 院 姫 路 センター 公 立 八 鹿 院 平 成 3 年 3 月 1 日 平 成 4 年 11 月 14 日 平 成 4 年 11 月 14 日 平 成 4 年 11 月 14 日 淡 路 県 立 淡 路 院 ( 平 成 年 月 ~ 県 立 淡 路 センター) 平 成 13 年 10 月 日 (3) 平 成 4 年 3 月 日 に 改 正 された 提 供 確 保 に 関 する 基 本 方 針 により (がん 脳 卒 中 急 性 心 筋 梗 塞 糖 尿 精 神 患 救 急 災 害 へき 地 周 産 期 小 児 救 急 を 含 む 小 児 ) に 対 応 した 早 急 な を 図 ること 必 要 性 が 示 された 課 題 地 域 実 施 状 況 は 次 表 とおりであるが 師 間 で や 一 部 院 間 で にとどまっていることが 多 い また 地 域 支 援 院 は かかりつけ から 紹 介 を 受 けた 患 者 受 け 皿 として 地 域 中 心 となる 機 関 であるが 承 認 要 件 が 厳 しく 全 て 次 保 健 圏 域 ごとに 確 保 するには 至 っていない 状 況 である 6

兵 庫 県 内 院 状 況 ( 単 位 : 院 数 ( 全 院 対 する 割 合 (%)) 院 と 院 院 と 院 ( 依 頼 される 場 合 主 な 項 目 ) ( 依 頼 する 場 合 主 な 項 目 ) 検 査 手 術 専 門 診 専 門 診 検 査 依 頼 手 術 依 頼 引 き 受 け 引 き 受 け 引 き 受 け 依 頼 平 成 16 年 19(.6) 163(46.4) 183(.1) (71.8) 1(71.) 64(7.) 平 成 19 年 14(60.) 181(1.1) 19(4.) 73(77.1) 73(77.1) 83(79.9) 平 成 1 年 00(7.4) 177(0.8) 03(8.3) 68(77.0) 47(70.9) 4(70.4) 平 成 3 年 187(4.) 166(48.1) 191(.4) 6(76.8) 70(78.3) 87(83.) 院 と 診 所 検 査 引 き 受 け 手 術 引 き 受 け 専 門 診 引 き 受 け 外 来 治 紹 介 ( 逆 紹 介 ) 治 紹 介 ( 逆 紹 介 ) 平 成 16 年 7(64.7) 189(3.8) 11(60.1) 168(47.9) 13(3.0) 平 成 19 年 (71.) 197(.6) 18(61.6) 171(48.3) 136(38.4) 平 成 1 年 9 (6.8) 191 (4.8) 19 (6.9) 186 (3.4) 13 (44.0) 平 成 3 年 19 (63.) 176 (1.0) 0 (8.6) 179 (1.9) 148 (4.9) 資 料 兵 庫 県 施 設 実 態 調 査 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 推 進 方 策 (1) 地 域 整 備 推 進 ( 機 関 関 係 団 県 市 町 ) 地 域 室 設 置 や 開 放 型 床 など 診 機 能 オープン 化 パソコンを 活 用 し た 地 域 情 報 化 地 域 クリティカルパス 導 入 等 を 推 進 する () 地 域 支 援 機 能 確 保 ( 県 機 関 関 係 団 ) 地 域 支 援 院 指 定 を 含 め 地 域 支 援 機 能 を 持 つ 機 関 を 各 次 保 健 圏 域 に 原 則 として1か 所 以 上 確 保 し 同 院 とかかりつけ 等 さらには 専 門 診 検 査 入 院 に 対 応 する 一 般 院 等 ネットワークを 形 成 する (3) ごと ( 県 機 関 関 係 団 ) 国 が 示 す 基 本 方 針 指 針 に 基 づき について それぞ れ を 図 る ( 当 計 画 各 項 目 において それぞれ を 記 載 する ) 目 標 目 標 現 状 値 目 標 値 ( 達 成 年 度 ) 地 域 支 援 院 をすべて 次 保 健 圏 域 に 確 保 8 圏 域 (H4) 10 圏 域 (H9) 63

1 保 健 提 供 基 盤 整 備 3 次 ( 県 域 ) 高 度 特 殊 地 域 概 念 図 地 域 システム 概 念 図 高 度 特 殊 提 供 院 救 急 3 次 救 急 次 ( 次 保 健 圏 域 ) 専 門 的 診 断 治 急 性 期 慢 性 期 一 般 院 研 修 実 施 情 報 提 供 等 患 者 紹 介 検 査 依 頼 地 域 支 援 院 等 次 救 急 一 般 入 院 治 1 次 ( 市 町 域 ) 初 期 救 急 通 院 診 所 かかりつけ ( 歯 科 ) 64

保 健 情 報 システム 保 健 機 関 相 互 県 民 へ 情 報 提 供 個 人 健 康 管 理 などに 情 報 技 術 を 利 用 したさまざまな 情 報 システムを 運 用 し 保 健 水 準 向 上 を 図 るとともに 県 民 主 的 な 健 康 づくりや サービス 選 択 を 支 援 する 現 状 現 本 県 では 次 ような 情 報 システムが 稼 働 している (1) 保 健 機 関 情 報 ネットワーク ア 広 域 災 害 救 急 情 報 システム 当 システムは 救 急 に 対 応 できる 機 関 診 機 能 ( 診 手 術 可 否 空 床 有 無 など)を 収 集 し 各 消 防 本 部 等 が 検 索 して 救 急 患 者 円 滑 な 搬 送 と 受 入 を 図 るもである 地 震 など 大 規 模 災 害 時 には 県 内 救 急 機 関 被 災 状 況 受 入 可 能 患 者 数 や スタッフ 派 遣 可 能 数 等 情 報 を 収 集 し 関 係 機 関 に 提 供 す る また 大 規 模 な 故 や 件 等 中 小 規 模 災 害 時 には 消 防 本 部 等 から 通 報 に より 機 関 が 受 入 可 能 患 者 数 を 入 力 する 緊 急 搬 送 要 請 モードに 切 り 替 わる 平 成 1 年 4 月 からはシステムをWeb 化 して 県 民 にも 休 日 夜 間 急 患 センターな ど 救 急 機 関 情 報 を 提 供 している さらに 平 成 1 年 4 月 から 緊 急 性 高 い 搬 送 困 難 案 に 対 応 できるよう 消 防 から 機 関 に 対 し 一 斉 に 受 入 要 請 を 行 う 個 別 搬 送 要 請 モードを 新 たに 整 備 し 運 用 して いる (ホームページアドレス:http://web.qq.pref.hyogo.lg.jp/ap/qq/men/pwtpmenult01.aspx) イ 周 産 期 情 報 システム 平 成 8 年 から 広 域 災 害 救 急 情 報 システムに 周 産 期 関 項 目 を 追 加 し 空 床 情 報 等 検 索 を 可 能 とした さらに 平 成 18 年 6 月 には 独 立 した 周 産 期 情 報 システムとして 総 合 周 産 期 母 子 センター 地 域 周 産 期 母 子 センター 産 科 NICU( 新 生 児 集 中 治 管 理 室 ) 空 床 有 無 緊 急 手 術 可 否 など 応 需 情 報 を 提 供 することとしてシステムを 再 している (ホームページアドレス:http://web.qq.pref.hyogo.lg.jp/qq8scripts/sa/samolgingo.asp) ウ 機 関 行 政 情 報 システム 当 システムは 立 入 検 査 結 果 を 管 理 するもであり 県 健 康 福 祉 務 所 市 保 健 所 において それぞれが 行 った 立 入 検 査 結 果 を 入 力 し 県 で 集 計 した 後 厚 生 労 働 省 に 報 告 している これを 受 け 同 省 から 全 国 単 位 分 析 結 果 が 還 元 されて いる エ 機 関 相 互 ネットワークシステム 師 会 歯 科 師 会 薬 剤 師 会 等 情 報 ネットワークをはじめとして 機 関 相 互 情 報 共 有 を 通 じて システム を 目 的 とするネットワークが 県 内 各 地 で 整 備 運 用 されている オ 診 ためネットワーク 養 父 市 では 患 者 が 自 で 測 定 した 血 圧 や 温 など 健 康 データを CATVネ ットワークを 通 じてデータ 蓄 積 用 パソコンで 集 中 管 理 し 必 要 に 応 じて 師 助 言 1 保 健 提 供 基 盤 整 備 6