目 次 第 1 章 シティプロモーション 基 本 方 針 策 定 にあたって 1. 策 定 目 的 3 2. 基 本 方 針 位 置 付 け 5 3. 基 本 方 針 を 策 定 するために 取 り 組 んだ 活 動 5 第 2 章 シティプロモーションにおける 基 本 的 な 考 え 方 1.ター

~ 選 ばれ 続 ける 都 市 実 現 をめざして ~ 本 市 は 豊 かな 自 然 に 恵 まれ 年 間 300 万 人 も 観 光 客 が 訪 れるミシュラン 三 つ 星 観 光 地 高 尾 山 や 国 指 定 史 跡 滝 山 城 跡 と 日 本 100 名 城 八 王 子 城 跡 国 無 形 民 俗 文 化 財 である 八 王 子 車 人 形 など 歴 史 と 伝 統 に 育 まれた 魅 力 あふれるまちです また 市 内 には 21 大 学 等 が 立 地 し 約 10 万 5 千 人 学 生 が 学 ぶ 全 国 有 数 学 園 都 市 でもあります 平 成 26 年 度 市 政 世 論 調 査 で 八 王 子 市 へ 定 住 意 向 をお 尋 ねしたところ ずっと 住 み 続 けたい 当 分 は 住 み 続 けたい という 回 答 が 91.2%であり 住 み 続 けたい 理 由 とし ては 緑 が 多 く 自 然 に 恵 まれている という 回 答 が 最 も 多 く 60.0%となっています こうした 本 市 魅 力 を 市 内 外 に 積 極 的 に 発 信 し 一 人 でも 多 く 方 に 本 市 に 住 み 続 けたい 住 んでみたい こまちが 好 き と 思 っていただくことをめざして 八 王 子 市 シティプロ モーション 基 本 方 針 を 策 定 いたしました 基 本 方 針 では 市 政 世 論 調 査 における 定 住 意 向 割 合 が 低 い 20 代 30 代 をターゲッ トとしております 市 内 在 住 大 学 生 と 転 出 入 者 に 占 める 割 合 高 い 子 育 て 中 世 代 や 今 後 子 どもを 産 み 育 てたいとお 考 え 市 内 外 20 代 30 代 若 年 層 に 対 し 重 点 的 に 本 市 魅 力 発 信 を 行 うとともに 新 たな 魅 力 を 創 造 発 見 する 取 組 みを 進 めてまいります こうした 魅 力 発 信 は 市 内 に 居 住 する 定 住 人 口 維 持 と 八 王 子 を 訪 れる 交 流 人 口 増 加 ひいては 地 域 持 続 的 な 発 展 につながってまいります 私 市 政 運 営 柱 は 本 市 を 活 力 ある 魅 力 あふれるまち にしていくことです 基 本 方 針 に 掲 げた 取 組 みを 着 実 に 実 施 し 八 王 子 で 学 びたい 遊 びたい 買 い 物 をしたい 働 きたい 住 み 続 けたいというわくわくする 心 が 生 じ 多 く 人 々が 集 うまち をめざして 選 ばれ 続 ける 都 市 実 現 に 取 り 組 んでまいりま す 結 びに 基 本 方 針 策 定 に 当 たり シティプロモーション 推 進 に 関 してご 意 見 をいただい た 懇 談 会 委 員 皆 様 学 生 による 魅 力 発 見 ワークショップ に 参 加 され 本 市 魅 力 などに ついて 議 論 していただいた 大 学 生 皆 様 ご 協 力 いただいた 関 係 者 皆 様 に 心 より 感 謝 申 しあ げます 平 成 27 年 6 月 たかゆき 八 王 子 市 長

目 次 第 1 章 シティプロモーション 基 本 方 針 策 定 にあたって 1. 策 定 目 的 3 2. 基 本 方 針 位 置 付 け 5 3. 基 本 方 針 を 策 定 するために 取 り 組 んだ 活 動 5 第 2 章 シティプロモーションにおける 基 本 的 な 考 え 方 1.ターゲットと 目 指 すまち 姿 7 2. 発 信 にあたって 視 点 7 (1) 魅 力 を 組 み 合 わせた 発 信 (2) 全 市 一 丸 となった 働 きかけ (3) 効 果 測 定 に 基 づく 進 捗 管 理 事 業 見 直 し 第 3 章 ターゲットごと 戦 略 分 析 1. 市 内 若 年 層 に 向 けて - 住 み 続 けたい と 思 えるまちへ - 10 (1)ターゲットにとって 魅 力 分 析 (2) 戦 略 方 向 性 (3) 効 果 測 定 2. 市 外 若 年 層 に 向 けて - 住 んでみたい と 思 えるまちへ - 13 (1)ターゲットにとって 魅 力 分 析 (2) 戦 略 方 向 性 (3) 効 果 測 定 3. 市 内 大 学 生 に 向 けて - こ ま ち が 好 き と 思 えるまちへ - 16 (1)ターゲットにとって 魅 力 分 析 (2) 戦 略 方 向 性 (3) 効 果 測 定 第 4 章 今 後 推 進 に 向 けて 1.PR 力 強 化 19 2. 産 学 官 民 による 推 進 20 3. 庁 内 推 進 体 制 21 基 本 方 針 イメージ 22 1

第 1 章 シティプロモーション 基 本 方 針 策 定 にあたって ~ 多 様 な 魅 力 を 併 せ 持 つ 八 王 子 市 ~ まちづくりに 学 生 力 ( 学 生 実 行 委 員 会 が 主 催 する 学 生 天 国 ) 紅 葉 高 尾 山 新 緑 浅 川 2 甲 州 街 道 いちょう 並 木

第 1 章 シティプロモーション 基 本 方 針 策 定 にあたって 1. 策 定 目 的 本 市 は 自 らまちことは 自 ら 決 める という 考 えもと 平 成 27 年 4 月 に 都 内 初 中 核 市 に 移 行 し 活 力 ある 魅 力 あふれるまちづくり を 一 層 進 めています また 平 成 29 年 に は 市 制 100 周 年 を 迎 えるほか 2020 年 東 京 オリンピック パラリンピック 競 技 大 会 における 自 転 車 競 技 会 場 や 事 前 合 宿 誘 致 に 取 り 組 んでおり 八 王 子 魅 力 を 国 内 外 に 発 信 する 機 会 は 拡 大 しています 本 市 では これら 施 策 展 開 を 絶 好 機 会 ととらえ 地 域 持 続 的 な 発 展 を 目 指 す 取 組 みを 積 極 的 に 進 めるべきであると 考 えました そこで ミシュラン 三 つ 星 観 光 地 高 尾 山 に 代 表 される 豊 かな 自 然 をはじめ 21 大 学 等 が 立 地 する 全 国 有 数 学 園 都 市 であること 先 端 技 術 産 業 集 積 など 本 市 魅 力 を 市 内 外 に 効 果 的 に 発 信 するとともに 新 たな 魅 力 を 創 造 発 見 していく 取 組 みを 本 市 における シティプロモーション と 位 置 付 け そ 推 進 における 具 体 的 な 考 え 方 を 示 す シティプロモーション 基 本 方 針 ( 以 下 基 本 方 針 という )を 策 定 することとしました 本 市 魅 力 を 積 極 的 に 発 信 し 一 人 でも 多 く 方 に 本 市 に 住 み 続 けたい 住 んでみたい こまちが 好 き と 思 っていただくため 取 組 みを 推 進 することで 市 内 に 居 住 する 定 住 人 口 維 持 と 八 王 子 を 訪 れる 交 流 人 口 増 加 ひいては 地 域 持 続 的 な 発 展 につなげていき ます なお 交 流 人 口 増 に 向 けた 魅 力 発 信 等 取 組 は MICE 推 進 事 業 及 び 観 光 商 業 振 興 事 業 等 と 連 携 を 図 っていきます MICE: 企 業 等 会 議 (Meeting) 企 業 等 行 う 報 奨 研 修 旅 行 (インセンティブ 旅 行 )(Incentive Travel) 国 際 機 関 団 体 学 会 等 が 行 う 国 際 会 議 (Convention) 展 示 会 見 本 市 イベント (Exhibition/Event) 頭 文 字 ことであり 多 く 集 客 交 流 が 見 込 まれるビジネスイベントなど 総 称 3

シティプロモーション 活 動 意 義 地 域 持 続 的 な 発 展 定 住 人 口 維 持 交 流 人 口 増 加 市 制 100 周 年 2020 年 東 京 オリンピック パラリンピック 競 技 会 場 等 誘 致 シティ プロモーション 活 動 MICE 推 進 事 業 観 光 商 業 振 興 事 業 等 参 考 1 国 人 口 動 態 等 動 向 我 が 国 人 口 は 総 務 省 が 発 表 する 住 民 基 本 台 帳 に 基 づく 人 口 人 口 動 態 および 世 帯 数 調 査 によれば 平 成 26 年 1 月 1 日 時 点 で 総 人 口 に 対 する 65 歳 以 上 老 年 人 口 比 率 が 24.98%と 過 去 最 高 に 達 する 一 方 で 0~14 歳 年 少 人 口 比 率 は 13.04%と 年 齢 階 級 別 人 口 調 査 開 始 ( 平 成 6 年 ) 以 降 減 少 を 続 け 人 口 総 数 も 平 成 22 年 から 減 少 を 続 けています こうした 状 況 中 平 成 26 年 5 月 には 日 本 創 成 会 議 人 口 減 少 問 題 検 討 分 科 会 が 平 成 52 年 時 点 で 人 口 が 1 万 人 を 切 る 自 治 体 が 523 自 治 体 にぼると 試 算 しました 地 方 から 転 入 を 背 景 に 人 口 増 加 が 続 いてきた 都 市 部 においても 既 に 人 口 減 少 が 始 まっている 自 治 体 は 増 えています 2 本 市 人 口 動 態 等 現 状 本 市 総 人 口 は 平 成 22 年 以 降 横 ばい 状 態 で 推 移 しており 出 生 死 亡 による 人 口 動 きを 表 す 自 然 動 態 については 死 亡 者 数 が 出 生 者 数 を 上 回 った 平 成 22 年 以 降 自 然 減 状 況 が 続 い ています また 転 入 転 出 による 人 口 動 きを 表 す 社 会 動 態 についても 中 長 期 的 にみると 転 入 者 が 減 少 傾 向 となっており 平 成 25 年 3 月 に 策 定 した 本 市 基 本 構 想 基 本 計 画 八 王 子 ビジョン 2022 では 平 成 32 年 を 境 に 総 人 口 減 少 が 始 まると 推 計 しています 上 記 人 口 動 態 に 関 するデータについては 別 冊 資 料 編 1~3 ページを 参 照 ください 4

2. 基 本 方 針 位 置 付 け 基 本 方 針 は 八 王 子 市 基 本 構 想 基 本 計 画 八 王 子 ビジョン 2022 第 1 編 みんなで 担 う 公 共 と 協 働 まち 第 3 章 地 方 分 権 時 代 にふさわしい 行 財 政 運 営 推 進 に 位 置 づけ 都 市 魅 力 創 造 発 信 に 取 り 組 みます 都 市 魅 力 創 造 発 信 に 向 けた 取 組 や 考 え 方 を 策 定 各 事 業 に 反 映 八 王 子 市 シティプロモーション 基 本 方 針 3. 基 本 方 針 を 策 定 するために 取 り 組 んだ 活 動 基 本 方 針 を 策 定 するために 取 り 組 んだ 主 な 活 動 は 次 とおりです (1) 公 募 市 民 や 関 係 機 関 代 表 者 学 識 経 験 者 で 構 成 する 八 王 子 市 シティプロモ ーション 戦 略 推 進 に 関 する 懇 談 会 による 意 見 交 換 ( 全 4 回 平 成 26 年 10 月 1 日 から 平 成 27 年 3 月 31 日 まで) (2) 市 若 手 職 員 で 構 成 した 八 王 子 市 シティプロモーション 戦 略 研 究 プロジェク トチーム による 調 査 研 究 活 動 ( 平 成 26 年 7 月 28 日 から 平 成 27 年 3 月 31 日 まで) (3) 市 政 モニター アンケート 調 査 (テーマ: シティプロモーション について) 実 施 ( 平 成 26 年 10 月 ) (4) 学 生 意 見 を 聴 取 するため 八 王 子 市 内 大 学 生 による 八 王 子 魅 力 発 見 ワー クショップ を 開 催 ( 平 成 26 年 11 月 ) (1)および(2) 活 動 概 要 は 別 冊 資 料 編 4 ページ 以 降 を 参 照 ください (3)については 八 王 子 市 ホームページトップ > ご 意 見 ご 提 案 > 市 政 モニター (http://www.city.hachioji.tokyo.jp/iken/monitor/005730.html)で 確 認 できます 5

第 2 章 シティプロモーションにおける 基 本 的 な 考 え 方 ~ 住 み 続 けたい 住 んでみたい こまちが 好 き ~ 子 育 てしやすいまちナンバー1をめざして 八 王 子 市 は 21 大 学 短 期 大 学 高 専 約 10 万 人 学 生 が 集 まる 全 国 有 数 学 園 都 市 6 南 大 沢 駅 周 辺

第 2 章 シティプロモーションにおける 基 本 的 な 考 え 方 1.ターゲットと 目 指 すまち 姿 本 市 市 政 世 論 調 査 において 20 代 ~30 代 若 年 層 が 他 年 齢 層 に 比 べて 定 住 意 向 割 合 が 低 く 転 出 入 人 口 多 くを 占 めていることから 主 に 現 在 子 育 て 中 または 今 後 子 ども を 産 み 育 てたいと 考 える 20~30 代 若 年 層 に 本 市 魅 力 を 効 果 的 に 発 信 することが 必 要 で す また 本 市 は 市 内 に21 大 学 等 が 立 地 する 全 国 でも 有 数 学 園 都 市 ですが 大 学 生 多 く が 卒 業 後 市 外 に 転 出 している 現 状 があります 卒 業 後 就 職 先 や 将 来 住 居 に 本 市 が 選 ばれる よう 大 学 生 に 本 市 魅 力 を 効 果 的 に 発 信 することが 必 要 です そこで 基 本 方 針 では ターゲットを 市 内 外 若 年 層 と 大 学 生 としたうえで 魅 力 発 信 に よって 目 指 すまち 姿 を 以 下 とおり 設 定 します 市 内 若 年 層 にとって 住 み 続 け た い と 思 えるまち 市 外 若 年 層 にとって 住 ん で み た い と 思 えるまち 市 内 大 学 生 にとって こまちが 好 き と 思 えるまち これら 目 指 すまちが 実 現 することで 若 年 層 や 大 学 生 はもとより 子 どもや 高 齢 者 など 多 世 代 が 交 流 する 活 力 あるまちが 形 成 されます 2. 発 信 にあたって 視 点 (1) 魅 力 を 組 み 合 わせた 発 信 本 市 には 鉄 道 交 通 網 高 速 道 路 網 が 縦 横 に 交 差 する 東 西 南 北 につながる 交 通 要 衝 として 強 みがあります また 事 業 所 数 従 業 者 数 ともに 多 摩 地 域 で 最 も 多 い 産 業 都 市 で もあり ミシュランガイドで 最 高 ランク 観 光 地 である 三 つ 星 に 選 ばれた 高 尾 山 多 摩 御 陵 や 西 部 地 域 に 広 がる 里 山 など 豊 かな 自 然 と 都 市 が 共 生 した 環 境 都 市 でもあります 平 成 26 年 6 月 に 圏 央 道 高 尾 山 インターチェンジから 相 模 原 愛 川 インターチェンジ 間 が 開 通 し 東 名 関 越 圏 央 道 とつながったことで 高 速 道 路 網 利 便 性 は 一 段 と 向 上 しています 価 値 観 多 様 化 が 進 む 現 代 社 会 において こような 自 然 産 業 交 通 利 便 性 など 多 様 な 地 域 資 源 を 有 する 本 市 では 一 人 ひとりが 自 分 価 値 観 にあった 暮 らし 方 を 見 つけること ができます 7

たとえば 市 内 外 20~30 代 若 年 層 に 対 しては 子 育 て 自 然 環 境 交 通 利 便 性 など 本 市 魅 力 を 教 育 体 験 プログラム と 恩 方 里 山 生 活 と 都 心 から 40 分 交 通 アクセス などと 組 み 合 わせて 発 信 し 自 分 ライフスタイル ( 生 活 様 式 )に 合 った 暮 らし 方 を 見 つけてもらうことで 住 みたい 住 み 続 けたい まちとして 本 市 魅 力 を より 感 じてもらうことができます また 市 内 大 学 生 に 対 しては 中 心 市 街 地 商 業 施 設 と 八 王 子 ラーメン と イベン ト などを 組 み 合 わせて 発 信 することにより 自 分 ライフスタイル に 合 った 楽 しみ 方 を 見 つけることで 本 市 に 誇 りと 愛 着 を 持 ってもらうことができます イメージ:ターゲットに 合 わせた 魅 力 組 み 合 わせ 多 様 な 魅 力 群 市 内 若 年 層 八 王 子 に 住 み 続 けたい 市 外 若 年 層 八 王 子 に 住 んでみたい 市 内 大 学 生 八 王 子 が 好 き (2) 全 市 一 丸 となった 働 きかけ シティプロモーションを 成 功 させるためには 行 政 だけでなく 市 民 NPO 企 業 大 学 などなど 様 々な 主 体 による 取 組 ( 魅 力 発 信 イベントや 地 域 活 動 へ 参 加 呼 びかけなど)が 欠 かせません そこで 基 本 方 針 では 行 政 PR 力 強 化 を 図 るとともに 市 民 NPO 企 業 大 学 など オール 八 王 子 が 連 携 してターゲットに 働 きかける 仕 組 み 構 築 を 目 指 し ます (3) 効 果 測 定 に 基 づく 進 捗 管 理 事 業 見 直 し シティプロモーション 推 進 にあたっては 一 定 期 間 活 動 ち 推 進 効 果 を 測 定 し 事 業 見 直 しを 図 ることが 必 要 です そため ターゲットごとに 成 果 指 標 ( 愛 着 定 住 意 向 市 外 から 関 心 度 等 )を 設 けて 効 果 測 定 を 行 います 8

第 3 章 ターゲットごと 戦 略 分 析 ~ 八 王 子 魅 力 を 発 信 ~ 南 大 沢 アウトレットモール 八 王 子 ラーメン 圏 央 道 高 尾 山 インターチェンジ 開 通 式 道 駅 八 王 子 滝 山 八 王 子 駅 北 口 武 蔵 陵 墓 地 周 辺 9

第 3 章 ターゲットごと 戦 略 分 析 1. 市 内 若 年 層 に 向 けて - 住 み 続 けたい と 思 えるまちへ - (1)ターゲットにとって 魅 力 分 析 市 政 世 論 調 査 結 果 からは 20~30 代 定 住 意 向 が 他 年 齢 層 に 比 べて 低 いという 現 状 が 明 らかになっています( 図 表 1) また 市 内 20~30 代 若 年 層 が 魅 力 に 感 じている 本 市 地 域 資 源 を 調 査 したところ 自 然 ( 高 尾 山 )ほか 商 業 施 設 食 ( 八 王 子 ラー メン 道 駅 滝 山 ) などが 魅 力 に 挙 がりました( 図 表 2) 図 表 1 ずっと 住 み 続 けたい と 回 答 した 方 年 代 別 比 率 80.0 70.0 60.0 全 体 20-29 歳 30-39 歳 比 率 ( % ) 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 20-29 歳 30-39 歳 40-49 歳 50-59 歳 60-64 歳 65 歳 以 上 0.0 H22 H23 H24 H25 H26 年 度 出 所 : 平 成 22~26 年 度 八 王 子 市 市 政 世 論 調 査 より 作 成 図 表 2 市 民 が 魅 力 に 感 じている 本 市 地 域 資 源 18 歳 ~29 歳 1 位 2 位 3 位 高 尾 山 (81.3%) 南 大 沢 アウトレットモール(37.5%) 30 代 高 尾 山 (77.8%) 南 大 沢 アウトレットモール(44.4%) 八 王 子 駅 周 辺 商 店 街 商 業 施 設 (44.4%) 八 王 子 ラーメン(25.0%) 八 王 子 駅 周 辺 商 店 街 商 業 施 設 (25.0%) 道 駅 八 王 子 滝 山 (33.3%) 40 代 高 尾 山 (72.2%) 道 駅 八 王 子 滝 山 (33.3%) 南 大 沢 アウトレットモール(27.8%) 50 代 高 尾 山 (100.0%) 多 摩 御 陵 ( 武 蔵 陵 墓 地 )(47.1%) 南 大 沢 アウトレットモール(29.4%) 60 歳 ~64 歳 高 尾 山 (92.3%) 多 摩 御 陵 ( 武 蔵 陵 墓 地 )(61.5%) 道 駅 八 王 子 滝 山 (23.1%) 南 大 沢 アウトレットモール(23.1%) 八 王 子 駅 周 辺 商 店 街 商 業 施 設 (23.1%) 65 歳 以 上 高 尾 山 (82.4%) 多 摩 御 陵 ( 武 蔵 陵 墓 地 )(70.6%) 道 駅 八 王 子 滝 山 (35.3%) 出 所 : 八 王 子 市 平 成 26 年 度 市 政 モニター 第 1 回 アンケート 調 査 また 定 住 意 向 ある( ずっと 住 み 続 けたい または 当 分 は 住 み 続 けたい と 回 答 した) 20~30 代 市 民 住 み 続 けたい 主 な 理 由 を 調 査 したところ 自 然 交 通 便 買 い 物 に 便 利 街 並 み 景 観 が 上 位 に 挙 がっていました( 図 表 3) 10

図 表 3 20~30 代 市 民 住 み 続 けたい 主 な 理 由 単 位 :% 出 所 : 平 成 26 年 度 八 王 子 市 市 政 世 論 調 査 より 作 成 (2) 戦 略 方 向 性 既 に 本 市 に 在 住 する 若 年 層 に 引 き 続 き 本 市 に 居 住 してもらうためには 定 住 意 向 ( 住 み 続 けたいという 思 い)を 高 めること 万 一 転 出 を 検 討 しても 比 べてみればやっぱり 八 王 子 がいい と 思 ってもらえること が 重 要 です 戦 略 イメージ 引 き 続 き 本 市 に 居 住 本 市 に 在 住 不 満 要 因 あり 転 出 したい 比 較 優 位 なし 比 較 した 結 果 他 市 に 転 出 1 定 住 意 向 を 高 めるために 何 が 必 要 か 人 口 構 造 変 化 を 見 据 えた 八 王 子 まちづくり- 地 域 特 性 を 活 かした 選 ばれ 続 ける 都 市 を 目 指 して- 最 終 報 告 書 によると 市 へ 帰 属 意 識 誇 り 愛 着 高 さ 街 並 み 景 観 子 育 て 環 境 へ 満 足 度 といった 要 素 が 定 住 意 向 に 大 きな 影 響 を 与 え ることが 分 かっています 平 成 26 年 3 月 八 王 子 市 都 市 政 策 研 究 所 詳 細 は 別 冊 資 料 編 を 参 照 してください 11

2 他 市 と 比 較 した 結 果 本 市 を 選 んでもらうために 何 が 必 要 か 同 報 告 書 によれば 市 内 転 居 も 検 討 したが 比 べた 結 果 市 外 に 転 出 することにした 方 は 現 在 居 住 地 選 択 理 由 として 通 勤 通 学 利 便 性 住 宅 価 格 家 賃 都 心 へ アクセス 買 い 物 等 利 便 性 等 を 挙 げています これら 要 素 へ 満 足 度 を 上 げる ことができれば 定 住 意 向 が 低 い 方 でも 比 較 結 果 本 市 に 引 き 続 き 居 住 する 可 能 性 が 高 くなると 言 えます 3 魅 力 発 信 によって 目 指 す 効 果 1-(1)で 分 析 した ターゲットにとって 魅 力 (= 資 源 )を 組 み 合 わせ 1 2で 掲 げた 要 素 についてイメージアップを 図 ります 資 源 (ターゲットにとって 魅 力 ) アプローチ 及 び 目 指 す 効 果 資 源 アプローチ 目 指 す 効 果 自 然 買 い 物 食 交 通 便 街 並 み 景 観 帰 属 意 識 誇 り 愛 着 醸 成 街 並 み 景 観 子 育 て 環 境 へ 満 足 度 向 上 他 市 と 比 べた 場 合 優 位 性 ( 通 勤 通 学 利 便 性 や 居 住 コスト 低 さ など)を 高 め 実 感 してもらう 定 住 意 向 を 高 める 比 べてみればやっぱり 八 王 子 がいい と 思 ってもらう (3) 効 果 測 定 指 標 と 目 標 値 八 王 子 市 にずっと 住 み 続 けたいと 思 う 市 民 (20~30 代 ) 割 合 把 握 方 法 市 政 世 論 調 査 現 状 値 平 成 26 年 度 20 代 :23.5% 30 代 33.0% 目 標 値 平 成 29 年 度 調 査 において 現 状 値 から 5 ポイント 向 上 八 王 子 市 良 さを 他 人 に 伝 えるなど 行 動 を 起 こしたことある 市 民 (20~30 代 ) 割 合 把 握 方 法 市 政 世 論 調 査 現 状 値 ( 平 成 27 年 度 から 調 査 を 行 う) 平 成 27 年 度 現 状 値 と 平 成 26 年 度 市 政 モニター 八 王 子 市 に 住 ん 目 標 値 でいることを 自 慢 できるか という 設 問 に 対 する 調 査 結 果 を 踏 まえ 設 定 する 参 考 : 平 成 26 年 度 市 政 モニター 第 1 回 アンケート 調 査 結 果 は 39.4% 12

2. 市 外 若 年 層 に 向 けて - 住 んでみたい と 思 えるまちへ - (1)ターゲットにとって 魅 力 分 析 市 外 20~30 代 若 年 層 が 魅 力 に 感 じる 要 素 を 知 るため 本 市 へ 転 入 者 が 本 市 を 選 ん だ 理 由 や 居 住 状 態 変 化 に 注 目 し 分 析 を 行 ったところ 転 入 者 本 市 選 択 理 由 としては 通 勤 通 学 利 便 性 住 宅 価 格 家 賃 自 然 環 境 などが 決 め 手 となっています( 図 表 4) また 本 市 へ 転 入 者 うち 約 5 割 が 本 市 で 住 宅 を 購 入 しており 特 に 戸 建 て( 持 ち 家 )を 保 有 する 割 合 が 転 入 前 後 で 20.7%から 42.8%に 上 昇 していることから 本 市 は 近 隣 市 に 比 べて 地 価 が 低 く 住 宅 を 取 得 しやすい 点 が 特 徴 といえます( 図 表 5) 特 に 若 年 層 にとって 魅 力 となりうる 子 育 て 環 境 は 子 育 て 施 策 満 足 度 が 年 々 向 上 し ている( 図 表 6)ことや 保 育 定 員 増 加 により 待 機 児 童 数 が 平 成 22 年 から 平 成 27 年 まで 間 に 約 7 割 も 減 少 している( 図 表 7)ことなどから 本 市 大 きな 強 みであるといえます 図 表 4 転 入 者 本 市 選 択 理 由 16% 14% 12% 10% 8% 6% 4% 2% 0% 15.0% 通 勤 通 学 利 便 性 3.8% 配 偶 者 住 ま い 9.4% 親 住 ま い 2.3% 2.0%0.9% 子 ど も 住 ま い 友 人 知 人 会 社 や 学 校 寮 等 5.4% 都 心 へ ア ク セ ス 12.3% 自 然 環 境 5.6% 子 育 て 環 境 2.0% 高 齢 者 に と っ て 環 境 8.1% 買 い 物 等 利 便 性 3.4% 3.9% 治 安 良 さ 災 害 に 対 す る 強 さ 13.5% 住 宅 価 格 家 賃 5.0% 4.2% 2.4% 0.8% 物 価 安 さ 生 ま れ 育 っ た 場 所 な じ み あ る 場 所 そ 他 出 所 : 転 入 転 出 に 関 する 意 識 調 査 ( 八 王 子 市 都 市 政 策 研 究 所 / 平 成 25 年 度 ) 図 表 5 転 入 前 後 居 住 形 態 変 化 分 譲 マンション 戸 建 て ( 借 家 ) UR 公 社 賃 貸 住 宅 または 都 民 住 宅 公 営 賃 貸 住 宅 社 宅 寮 公 務 員 宿 舎 無 回 答 住 宅 地 平 均 価 格 ( 平 成 27 年 ) ( 単 位 : 円 /m2) 府 中 市 279,600 転 入 前 戸 建 て( 持 ち 家 ) 20.7% 8.1% 4.2% 9.9% 民 間 賃 貸 マンション 賃 貸 アパート 45.3% 3.2% 6.7% 川 崎 市 252,800 横 浜 市 217,800 日 野 市 181,500 多 摩 市 186,500 転 入 後 戸 建 て( 持 ち 家 ) 42.8% 11.3% 3.5% 6.4% 民 間 賃 貸 マンション 賃 貸 アパート 27.9% 3.5% 2.7% 町 田 市 152,600 相 模 原 市 150,700 八 王 子 市 115,200 出 所 : 転 入 転 出 に 関 する 意 識 調 査 ( 八 王 子 市 都 市 政 策 研 究 所 平 成 25 年 度 ) 出 所 : 国 土 交 通 省 平 成 27 年 東 京 圏 市 区 住 宅 地 平 均 価 格 等 より 作 成 本 市 へ 転 入 及 び 本 市 から 転 出 が 多 い7 市 と 比 較 13

図 表 6 本 市 子 育 て 施 策 に 対 する 満 足 度 出 所 : 市 政 世 論 調 査 および 新 基 本 構 想 基 本 計 画 策 定 に 向 けたアンケート 調 査 図 表 7 保 育 定 員 と 待 機 児 童 数 推 移 ( 各 年 4 月 1 日 ) 出 所 : 保 育 施 設 及 び 学 童 保 育 所 受 け 入 れ 状 況 について ( 平 成 27 年 4 月 30 日 市 子 ども 家 庭 部 発 行 ) (2) 戦 略 方 向 性 市 外 在 住 若 年 層 に 本 市 に 転 入 してもらうためには 引 っ 越 しを 検 討 している 人 が 本 市 と 他 市 を 比 べた 結 果 本 市 が 選 ばれること が 必 須 となります そして 最 終 的 に 選 ばれるためには 本 市 について 知 ってもらう 調 べてもらう 選 んでもらう という3つステップを 踏 んでいく 必 要 があります 戦 略 イメージ 本 市 存 在 も 知 らない 知 ってもらう 本 市 存 在 を 知 る 調 べてもらう 転 居 先 候 補 に あがる 選 んでもらう 比 較 した 結 果 本 市 を 選 択 住 みよいまち イメージがない 本 市 優 位 性 が 伝 わらない 本 市 に 転 入 しない 14

前 述 3つステップうち 知 ってもらう ステップについては 本 市 はすでに 非 常 に 高 い 水 準 にあり 広 い 範 囲 で 名 前 認 知 度 がほぼ100%となっているほか 多 摩 地 域 内 在 住 者 8 割 以 上 が 本 市 に 来 たこと( 住 んだこと)がある と 回 答 しています( 図 表 8) こことから 本 市 課 題 は 主 に 調 べてもらう ステップと 選 んでもらう ス テップにあるといえます 図 表 8 多 摩 地 域 内 外 における 本 市 認 知 度 多 摩 地 域 内 在 住 者 多 摩 地 域 外 在 住 者 20 代 30 代 回 答 者 数 ( 人 ) 787 958 八 王 子 市 に 行 ったこと( 住 んだこと)がある 83.3%(2 位 ) 85.8%(2 位 ) 八 王 子 市 名 前 を 知 っている 100.0%(1 位 ) 99.8%(1 位 ) 回 答 者 数 ( 人 ) 734 1045 八 王 子 市 に 行 ったこと( 住 んだこと)がある 49.2%(1 位 ) 57.4%(1 位 ) 八 王 子 市 名 前 を 知 っている 98.2%(1 位 ) 98.9%(1 位 ) 順 位 は 多 摩 地 域 内 自 治 体 (30 市 町 村 )におけるも 多 摩 地 域 外 在 住 者 5,104 人 ( 居 住 地 は 右 図 とおり)へ 調 査 において 多 摩 地 域 を 知 っている と 答 えた 4,693 人 へ 質 問 出 所 : 多 摩 地 域 におけるシティプロモーションについて ( 東 京 都 市 長 会 / 平 成 25 年 度 )より 作 成 魅 力 発 信 によって 目 指 す 効 果 2-(1)で 分 析 した ターゲットにとって 魅 力 (= 資 源 )を 組 み 合 わせ 本 市 へ 転 入 が 選 択 肢 にあがり 他 市 と 比 べた 結 果 本 市 が 選 ばれることを 目 指 します 資 源 (ターゲットにとって 魅 力 ) アプローチ 及 び 目 指 す 効 果 資 源 アプローチ 目 指 す 効 果 通 勤 通 学 利 便 性 自 然 環 境 住 宅 コスト 子 育 て 環 境 住 みよいまち としてイメージを 多 く 人 に 持 ってもらい 本 市 へ 転 入 が 選 択 肢 にあがることを 目 指 す 実 際 に 転 居 先 を 探 している 人 に 対 し 本 市 比 較 優 位 性 ( 通 勤 通 学 利 便 性 住 宅 価 格 家 賃 自 然 環 境 子 育 て 環 境 )をわかりやすく 示 す 他 市 と 比 べた 結 果 本 市 が 選 ばれる 15

(3) 効 果 測 定 指 標 と 目 標 値 20~30 代 人 口 把 握 方 法 現 状 値 目 標 値 住 民 基 本 台 帳 136,364 人 ( 平 成 27 年 1 月 1 日 現 在 )( 住 民 基 本 台 帳 より) 平 成 29 年 1 月 1 日 時 点 推 計 値 133,425 人 に 対 して 134,000 人 を 目 標 とする 参 考 : 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 では 平 成 27 年 から 平 成 31 年 5 年 間 で 7,347 人 ( 年 平 均 1,469.4 人 ) 減 少 すると 推 計 しており これをもとに 現 状 値 から 単 純 計 算 3. 市 内 大 学 生 に 向 けて - こまちが 好 き と 思 えるまちへ - (1)ターゲットにとって 魅 力 分 析 大 学 生 にとって 魅 力 的 と 思 える 要 素 を 調 査 するため 平 成 26 年 11 月 に 市 内 大 学 生 27 名 による 八 王 子 市 魅 力 発 見 ワークショップ を 実 施 しました ワークショップにおいて 八 王 子 魅 力 や 10 年 後 まちづくりについて 意 見 交 換 を 行 った 結 果 食 自 然 環 境 ショ ッピング が 市 内 大 学 生 感 じる 本 市 魅 力 として 多 く 挙 がっています( 図 表 9) また 本 市 は 事 業 所 数 従 業 者 数 ともに 多 摩 地 域 で 最 も 多 い 産 業 都 市 でもあり 卒 業 後 就 職 起 業 先 となりうる 魅 力 も 持 っています 総 務 省 統 計 局 平 成 24 年 経 済 センサス によると 本 市 事 業 所 数 は 19,603 で 全 国 36 位 従 業 員 数 は 211,823 人 で 全 国 30 位 (いずれも 多 摩 地 域 最 多 ) 図 表 9 大 学 生 による 魅 力 発 見 ワークショップで 挙 がった 本 市 魅 力 ( 抜 粋 ) ラーメン 地 産 野 菜 飲 食 店 など 食 に 関 する 魅 力 高 尾 山 浅 川 自 然 豊 かさなど 自 然 環 境 に 関 する 魅 力 買 い 物 商 業 施 設 など ショッピング に 関 する 魅 力 学 生 大 学 など 学 園 都 市 に 関 する 魅 力 鉄 道 バスなど 交 通 便 に 関 する 魅 力 八 王 子 まつり いちょうまつりなど イベント に 関 する 魅 力 有 名 人 地 域 住 民 とつながりなど 人 に 関 する 魅 力 駅 前 活 気 など まち 雰 囲 気 に 関 する 魅 力 そ 他 ( 特 色 ある 地 域 治 安 がよいなど) 計 34 件 31 件 30 件 26 件 26 件 15 件 14 件 10 件 89 件 275 件 16

(2) 戦 略 方 向 性 魅 力 発 信 によって 目 指 す 効 果 市 内 大 学 生 については 以 下 4つ 効 果 を 目 指 して 魅 力 発 信 を 行 います 大 学 生 が 市 内 で 就 職 ( 起 業 を 含 む )を 検 討 すること 市 外 に 就 職 した 大 学 生 が 引 き 続 き 本 市 に 居 住 すること 市 外 に 転 出 した 大 学 生 が 出 産 などライフステージ 変 化 などを 契 機 に 戻 ってくること 市 外 に 転 出 した 大 学 生 が 本 市 いいイメージを 広 めてくれること 戦 略 イメージ 中 長 期 的 に 本 市 に 定 着 市 外 で 本 市 を PR 市 内 市 内 に 就 職 継 続 居 住 卒 業 転 出 就 職 将 来 再 転 入 卒 業 後 本 市 には 戻 らない 大 学 生 卒 業 後 本 市 には 戻 らない そため 3-(1)で 分 析 した ターゲットにとって 魅 力 (= 資 源 )を 組 み 合 わせ 愛 着 醸 成 や 働 く 場 住 む 場 所 としてイメージ 形 成 を 目 指 します 資 源 (ターゲットにとって 魅 力 ) アプローチ 及 び 目 指 す 効 果 資 源 アプローチ 目 指 す 効 果 食 自 然 環 境 ショッピング 産 業 都 市 本 市 企 業 や 働 くひと 魅 力 発 信 企 業 と 学 生 をつなげる 場 づくり 住 みよいまち イメージ 定 着 帰 属 意 識 愛 着 誇 り 醸 成 大 学 生 が 市 内 で 就 職 起 業 を 検 討 卒 業 後 継 続 居 住 転 出 した 学 生 将 来 再 転 入 学 生 によるプラスイメージ 発 信 なお 愛 着 醸 成 は 上 記 効 果 全 て 前 提 となる (3) 効 果 測 定 指 標 と 目 標 値 大 学 生 定 住 意 向 把 握 方 法 市 政 世 論 調 査 職 業 学 生 と 答 えた 人 うち ずっと 住 み 続 けたい :20.6% 当 現 状 値 分 は 住 み 続 けたい :50.0%( 平 成 26 年 度 調 査 ) 目 標 値 平 成 29 年 度 調 査 において 現 状 値 からそれぞれ 3 ポイント 向 上 17

第 4 章 今 後 推 進 に 向 けて ~ みんなで 八 王 子 魅 力 を 見 つける 創 る 育 てる ~ フラワーフェスティバル 由 木 八 王 子 まつり 千 貫 みこし 夢 街 道 駅 伝 いちょう 祭 り 18 学 生 発 表 会

第 4 章 今 後 推 進 に 向 けて 1.PR 力 強 化 本 市 では 観 光 情 報 や 子 育 て 情 報 をはじめ 多 く 情 報 誌 を 発 行 し Facebook や Twitter などを 活 用 した 情 報 発 信 を 行 っています そ 一 方 で シティプロモーション 戦 略 推 進 に 関 する 懇 談 会 や 大 学 生 による 八 王 子 市 魅 力 発 見 ワークショップ では 本 市 は 多 様 な 事 業 を 展 開 し 魅 力 的 な 地 域 資 源 を 多 く 有 しているにもかかわらず PR 力 が 不 足 している といっ た 意 見 がありました そこで 市 内 外 に 対 し 対 象 (ターゲット)ライフステージや 興 味 関 心 に 応 じた 情 報 媒 体 選 択 デザイン 工 夫 など 行 政 情 報 発 信 PR 力 をより 一 層 高 める 取 組 を 進 めます ( 図 表 10) 図 表 10 ターゲット 心 に 届 く 魅 力 発 信 適 切 な 媒 体 情 報 選 択 組 み 合 わせ 職 員 PR 力 向 上 魅 力 群 市 民 企 業 等 と 連 携 した 情 報 発 信 19

2. 産 学 官 民 による 推 進 シティプロモーション 戦 略 推 進 にあたっては 市 民 企 業 大 学 行 政 相 互 協 力 連 携 が 必 要 不 可 欠 です 今 後 は 4 者 連 携 により みんなで 八 王 子 魅 力 を 見 つける 創 る 育 てる 気 運 を 醸 成 していくとともに 具 体 的 な 情 報 発 信 事 業 展 開 を 推 進 していきます( 図 表 11) 図 表 11 各 活 動 主 体 役 割 と 関 係 (イメージ) 企 業 既 存 商 品 等 についてより 戦 略 的 な 情 報 発 信 八 王 子 独 自 商 品 開 発 市 魅 民 力 活 を 動 商 へ 品 協 に 賛 具 体 化 企 業 商 品 応 援 商 品 に つな が る 魅 力 提 案 各 事 業 へ 協 賛 支 援 専 門 知 識 を 活 か した 助 言 学 生 イン ター ン シッ プ 人 材 技 術 面 で 協 力 市 民 八 王 子 魅 力 再 発 見 地 域 を 愛 し 自 慢 する 魅 力 向 上 発 信 主 体 市 民 協 働 に よる 事 業 推 進 検 討 過 程 へ 市 民 参 加 市 魅 民 力 活 発 動 見 へ 自 支 慢 援 場 作 り 個 八 別 王 イ 子 ブ メー ラン ジ ド 統 確 合 立 発 に 向 信 け た 連 携 学 生 地 域 活 動 学 生 へ 地 域 活 動 機 会 提 供 戦 略 方 向 性 を 意 識 した 総 合 的 な 進 行 管 理 知 的 財 産 活 用 大 学 生 人 材 活 用 人 材 を 活 か した 事 業 協 力 専 門 知 識 を 活 か した 助 言 学 学 生 生 へ イン 地 域 活 ター 動 ン 機 シッ 会 プ 提 供 大 学 各 団 体 と 調 整 連 携 推 進 魅 力 向 上 発 信 につながる 各 事 業 推 進 行 政 20

3. 庁 内 推 進 体 制 各 所 管 がシティプロモーション 考 え 方 (ターゲット 魅 力 組 み 合 わせ 等 )を 意 識 しなが ら 事 業 遂 行 PRを 行 っていくために シティプロモーション 担 当 課 ( 都 市 戦 略 課 ) 広 報 担 当 課 ( 広 報 課 )がそれぞれ 分 野 横 断 的 専 門 的 な 視 点 からサポートを 行 います( 図 表 12) 図 表 12 庁 内 推 進 体 制 (イメージ) 各 所 管 各 事 業 PR 推 進 所 管 事 業 進 行 管 理 連 携 協 力 21

基 本 方 針 イメージ 図 定 住 人 口 維 持 交 流 人 口 増 加 住 みたい 住 み 続 けたいと 思 えるまち 地 域 に 誇 りや 愛 着 を 持 てるまち 実 現 MICE 推 進 事 業 観 光 商 業 振 興 事 業 等 PR 力 強 化 全 市 一 丸 となった プロモーション 市 内 外 若 年 層 に 発 信 する 魅 力 市 内 大 学 生 に 発 信 する 魅 力 魅 力 魅 力 魅 力 魅 力 魅 力 魅 力 22

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