しかし 生 徒 の 多 くは 税 は 自 分 たちの 生 活 に 必 要 なもの とは 思 って いません まずはそのネガティブなイメージを 払 拭 して 税 は 自 分 たちのために あり 自 分 たちで 支 えていくもの ということを 理 解 してもらいましょ う 税 金 の 身 近 な 使 途



Similar documents
Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

<4D F736F F D CC E82CC8E9E89BF955D89BF82CC8AEE8F E20322E32202E646F63>

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

<4D F736F F F696E74202D D382E982B382C68AF1958D8BE090A C98AD682B782E B83678C8B89CA81698CF6955C A2E >

1

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

PowerPoint プレゼンテーション

異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

●幼児教育振興法案

Taro-01 議案概要.jtd

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

加 算 税 制 度 の 見 直 し 等 1. 現 行 制 度 の 概 要 関 税 においては 国 税 ( 輸 入 貨 物 に 対 する 内 国 消 費 税 を 含 む 以 下 同 じ ) の 制 度 と 同 様 の 過 少 申 告 加 算 税 無 申 告 加 算 税 及 び 重 加 算 税 の 制

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

Microsoft Word - 目次.doc

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

(3) 小 単 元 の 指 導 と 評 価 の 計 画 小 単 元 第 11 章 税 のあらまし の 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 四 次 確 定 申 告 制 度 抜 粋 ) 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 技 能 表 現 知 識 理 解 小 単 元 の 評 価 規 準 税 に 関 す

(3) 善 通 寺 市 の 状 況 善 通 寺 市 においては 固 定 資 産 税 の 納 期 前 前 納 に 対 する 報 奨 金 について 善 通 寺 市 税 条 例 の 規 定 ( 交 付 率 :0.1% 限 度 額 :2 万 円 )に 基 づき 交 付 を 行 っています 参 考 善 通 寺

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

Microsoft Word - 公表用答申422号.doc

4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94

< F2D8E518D6C B83678C8B89CA >

スライド 1

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ


事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc

Taro13-01_表紙目次.jtd

1.はじめに わが 国 での 急 速 な 少 子 化 の 進 行 等 を 踏 まえ 次 代 の 社 会 を 担 う 子 どもが 健 やかに 生 まれ 育 成 される 環 境 の 整 備 を 目 的 とした 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 が 平 成 15 年 7 月 に 制 定 され

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

マーケティングに 要 する 経 費 技 術 指 導 受 入 れに 要 する 経 費

スライド 1

< E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A CC8CA992BC82B582C982C282A282C E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477>

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

租 税 3 年 社 会 公 民 的 分 野 私 ちの 生 活 社 会 保 障 (3 時 間 ) 1 社 会 資 本 の 整 備 や 公 共 サービスど 政 府 の 経 済 活 動 や 租 税 の 働 きつ 理 解 す 2 社 会 保 障 の 充 実 ど 市 場 の 働 き 委 ねこが 難 諸 問 関

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

0605調査用紙(公民)

< F2D E58A FC8A778ED B297768D80>

02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

平成27年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)交付申請書等作成・提出要領

を 行 わなければならない 適 正 な 運 用 方 針 を 厳 格 に 運 用 することによっては じめて 人 がみだりにその 容 ぼう 等 を 撮 影 されない 自 由 や 権 利 の 保 護 と 犯 罪 発 生 の 抑 止 という 防 犯 カメラの 設 置 目 的 との 調 和 が 実 現 され

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

Q IFRSの特徴について教えてください

学校安全の推進に関する計画の取組事例

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

PTA

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

[Case 2-1] 横 浜 さんは 首 尾 良 く 就 職 できて 昨 年 4 月 から 新 社 会 人 となり 仕 事 をしている 学 生 の 時 よりは 自 由 な 時 間 は 減 ったが 毎 月 まとまった 給 与 がもらえて 学 生 の 時 よりはる かに 自 分 の 自 由 になるお 金

- 2 - この 整 理 表 について 1 位 置 づけ この 表 は 徳 島 県 業 務 継 続 計 画 新 型 インフルエンザ 編 第 2の1に 基 づき 各 部 局 で 実 施 した 業 務 の 仕 分 け 作 業 を 整 理 したものです 2 対 象 とした 部 局 知 事 部 局 3 整

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

鳥 取 国 民 年 金 事 案 177 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 昭 和 37 年 6 月 から 38 年 3 月 までの 国 民 年 金 保 険 料 については 納 付 していたものと 認 められることから 納 付 記 録 を 訂 正 することが 必 要 である 第 2 申

1 物品管理の内部統制について

答申書

<4D F736F F D2090BC8BBB959491BA8F5A91EE8A C52E646F63>

答申第585号

耐 震 診 断 受 付 期 間 4 月 16 日 ( 月 )~1 月 31 日 ( 木 ) 予 定 戸 数 100 戸 1 補 助 の 条 件 次 のすべての 要 件 に 該 当 すること (1) 市 民 自 らが 所 有 し 居 住 していること (2) 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前

送 信 局 を 電 気 通 信 事 業 者 に 貸 し 付 けるとともに 電 気 通 信 事 業 者 とあらかじめ 契 約 等 を 締 結 する 必 要 があること なお 既 に 電 気 通 信 事 業 者 において 送 信 局 を 整 備 している 地 域 においては 当 該 設 備 の 整 備

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

2004年度第2回定期監査(学校)事情聴取事項

第4回税制調査会 総4-1

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

Taro-結果概要

平成17年度高知県県産材利用推進事業費補助金交付要綱

Microsoft Word - .\..&.....doc

(Microsoft Word - 02 \215s\220\ \214o\214\261\216\322\203C\203x\203\223\203g\201i\226\257\226@\201j.doc)

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

< EE597768E968BC688EA97972D372E786477>

/ 5 ページ 身 近 な 普 通 名 詞 を 覚 えさせ 絵 カードや 言 葉 絵 本 などを 使 い 身 近 な 生 活 に 関 わる 固 有 名 詞 をマッチングさせ 集 合 名 詞 の 概 念 を 身 に 付 けさせ 普 通 名 詞 の 絵 カードや 字 単 語 カードを 見 本 に 従 っ

PowerPoint プレゼンテーション

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め


Microsoft PowerPoint - エントリー04_結婚TextVoice

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

定款

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

「報・連・相」の方法

Transcription:

中 学 生 テキスト< 講 義 型 > 解 説 書 パワーポイント 図 解 シ ナ リ オ 自 己 紹 介 自 己 紹 介 は 生 徒 との 最 初 の 接 点 です 最 初 に 生 徒 の 心 をつかめれば その 後 の 講 義 もスムーズに 進 められます つかみとして 生 徒 の 興 味 を 引 くような 相 談 例 の 話 などをするのもいい と 思 います ただ 租 税 教 育 の 目 的 は 税 理 士 の 職 業 紹 介 ではありませんので 簡 単 に 紹 介 する 工 夫 をしてください その 場 を 無 理 に 盛 り 上 げたり 笑 わせたりする 必 要 は 全 くありません 得 意 な 方 法 で 生 徒 の 心 をつかんでください テーマの 発 表 学 習 の 内 容 を 最 初 に 伝 えておくことはとても 重 要 なことです いま 何 について 勉 強 しているのか 常 に 意 識 してもらいましょう 租 税 教 育 の 目 的 租 税 教 育 は 生 徒 に 国 民 として 必 要 な 税 の 仕 組 みを 理 解 してもらうと 同 時 に 税 を 題 材 にして 社 会 を 考 えてもらうことから 個 人 と 社 会 との 関 係 について 考 察 を 深 めてもらい 自 由 権 利 と 責 任 義 務 の 関 係 を 考 え 民 主 主 義 の 本 質 についての 理 解 を 深 めてもらいます そして 民 主 的 な 国 家 社 会 の 形 成 者 としての 自 覚 を 促 し 社 会 的 責 任 や 義 務 を 果 たそうとする 意 識 を 持 ってもらい 社 会 生 活 において 多 面 的 に 考 え 公 正 に 判 断 する 力 を 育 み 国 民 主 権 を 担 う 国 民 として 積 極 的 に 社 会 参 画 する 重 要 性 を 理 解 してもらいましょう テーマⅠ 税 金 の 意 義 無 人 島 に 一 人 で 生 きるのであれば 税 金 は 必 要 のないものです しかし 人 は 一 人 では 生 きられません 社 会 の 中 みんなと 生 きていくのであれば きまり は 必 要 であり み んなが 幸 せになれる 社 会 にしていくため みんなで 支 える 仕 組 み が 必 要 となります 税 金 は その 最 たるものです

しかし 生 徒 の 多 くは 税 は 自 分 たちの 生 活 に 必 要 なもの とは 思 って いません まずはそのネガティブなイメージを 払 拭 して 税 は 自 分 たちのために あり 自 分 たちで 支 えていくもの ということを 理 解 してもらいましょ う 税 金 の 身 近 な 使 途 税 金 が 使 われているところを 身 近 なところから 知 ってもらいましょう このほか 国 際 協 力 や 防 衛 科 学 振 興 などにも 使 われていること に 触 れることで これだけではないんだ と 生 徒 のイメージを 膨 らま せる 工 夫 をしてください 時 間 に 余 裕 があれば このほかにも みんなの 周 りで 税 金 が 使 われてい るところは たくさんあります 思 いついた 人 手 を 挙 げてみて! な どと 生 徒 に 考 えてもらって 挙 手 を 求 めるのもいいと 思 います 税 の 意 義 みんなが 豊 かに 健 康 に 文 化 的 に 安 心 して 暮 らすために 使 うも のであり 自 分 たちで 支 えていくものです 税 金 クイズ1 このあたりになると 生 徒 の 集 中 力 も 途 切 れてきます じゃんけんクイズをして 生 徒 に 体 を 動 かしてもらいましょう 体 を 動 かすことは 集 中 力 の 維 持 や 眠 気 覚 ましにも 効 果 的 です ところどころで ノビをしてもらうのもいいと 思 います

もしも 税 金 がなかったら 断 定 的 な 言 い 方 を 避 け かもしれない と 可 能 性 があるという 表 現 にし ています テーマⅠ 税 金 の 意 義 のまとめ 税 は 自 分 たちのためにあり 自 分 たちで 支 えていくもの ということ を 理 解 してもらえたかを 確 認 してください テーマの 最 後 では 必 ず 理 解 の 確 認 をしてください テーマⅡ 税 金 の 仕 組 み 税 を 通 して 社 会 を 考 えてもらうことが 目 的 です まずは なぜ 50 種 類 もの 税 目 があるのかを 疑 問 に 思 ってもらい その 答 えを 税 金 の 集 め 方 を 通 して 学 んでもらいます なぜ 50 種 類 もの 税 目 があるのか? と 生 徒 に 問 いかけると 参 加 体 験 型 の 授 業 であれば たくさんの 税 目 があれば たくさんの 税 金 が 集 められるから と 考 える 生 徒 もいるかもしれませんが 租 税 教 育 では 公 平 について 考 えてもらうため 50 種 類 もの 税 目 があるのは た くさんの 税 目 を 組 み 合 わせることで 立 場 や 意 見 の 違 いを 調 整 して 全 体 として できるだけ 公 平 な 負 担 を 実 現 させるための 仕 組 み であるこ とを 理 解 してもらいましょう 税 金 の 集 め 方 公 平 を 理 解 してもらうため 四 つのパターンに 分 けて 説 明 していき ます ポイント 次 のことを 生 徒 に 体 感 してもらいましょう 立 場 の 違 いにより 公 平 の 感 じ 方 が 異 なる こと 立 場 の 違 いから 生 じた 対 立 をどのように 合 意 にもっていく のかということ

参 加 体 験 型 の 授 業 であれば 生 徒 は 自 然 と 感 じていくことなので すが 講 義 型 の 授 業 形 式 であっても これらを 意 識 して 伝 えていくよ うにしましょう みんなから 同 じ 金 額 を 集 める 方 法 公 平 を 考 えるために まずは 平 等 を 例 にあげています 生 徒 の 多 くは 平 等 と 公 平 は 同 じことだと 思 っているため 平 等 と 公 平 の 違 いに 気 付 いてもらいましょう 特 定 の 人 だけが 負 担 する 方 法 このあとで 応 益 負 担 を 説 明 するためにあげています また 生 徒 に Aさんだけが 負 担 するなんて 不 公 平 だ と 思 ってもらう こともポイントです このあとの 説 明 で 特 定 の 人 だけが 負 担 する 税 金 として 固 定 資 産 税 や 自 動 車 税 などがあることを 知 ってもらうことで 驚 きを 覚 えても らうことも 一 つの 方 法 です みんなから 同 じ 率 で 集 める 方 法 このあとで 税 率 の 概 念 を 説 明 するためにあげています 負 担 能 力 に 応 じて 集 める 方 法 このあとの 解 説 で 累 進 課 税 の 概 念 を 知 ってもらうためにあげていま す

どれが 公 平 な 集 め 方? どれが 公 平 な 集 め 方 なのか? と 生 徒 に 問 いかけてください ここが 租 税 教 育 のキモの 部 分 です 税 を 題 材 にして 公 平 を 考 えてもらうことは 租 税 教 育 における 重 要 な 学 習 支 援 の 一 つです 公 平 にはいろいろな 考 え 方 があること 平 等 は 必 ずしも 公 平 ではないこと 公 平 は 不 公 平 と 背 中 合 わせにあること 立 場 が 変 われば 公 平 の 感 じ 方 も 変 わること これらについて 時 間 をかけてじっくり 考 えてもらいましょう それとともに AさんとCさんによる 対 立 が 合 意 になる 過 程 で 個 人 の 尊 厳 と 人 権 を 尊 重 する 大 切 さを 感 じてもらいましょう 重 ねて 言 いますが ここが 租 税 教 育 のキモの 部 分 です じっくり 時 間 をかけてください いろいろ 組 み 合 わせたら 公 平 かな? それぞれのパターンに 該 当 する 税 目 をあげていきますが 税 の 種 類 を 覚 えてもらうことが 目 的 ではありません それぞれの 税 目 の 性 質 を 簡 単 に 説 明 しながら いろいろな 公 平 があ ることを さらに 理 解 してもらいましょう 多 くの 税 目 は それぞれが 公 平 の 概 念 に 基 づき 制 定 されているものの 単 独 の1 税 目 だけでは 公 平 な 負 担 は 実 現 できません そこで いろいろ 組 み 合 わせることで 立 場 や 意 見 の 違 いを 調 整 して 全 体 として できるだけ 公 平 な 負 担 を 実 現 させる 仕 組 みとなっているこ とを 理 解 してもらいましょう 所 得 という 言 葉 は 生 徒 の 理 解 度 に 応 じて もうけ や 利 益 な どの 簡 単 な 言 葉 に 置 き 換 えてください

税 金 の 使 い 方 税 金 の 使 い 方 でも 公 平 という 言 葉 を 使 っています 公 平 に 使 う という 説 明 については 様 々な 意 見 があると 思 いますが 公 平 に 集 めて 公 平 に 使 う という 一 連 の 流 れのほうが 生 徒 は 理 解 しやすいと 考 え 使 用 しています みんなの 合 意 を 得 られる みんなが 納 得 する 使 い 方 という 意 味 で ここでは 使 っています 立 場 や 考 え 方 の 違 いにより 社 会 では 意 見 の 対 立 が 生 じます 限 られた 財 源 を 有 効 に 使 うという 命 題 について 公 平 に 考 えたうえで 合 意 に 導 くことの 大 切 さを 感 じてもらいましょう

税 金 から 見 た 民 主 主 義 税 金 は 法 律 であり 法 律 は 国 会 で 決 まる ということから 自 分 たち 国 民 の 意 志 で 決 めているのだと 確 認 してもらいます また 租 税 法 律 主 義 や 国 民 主 権 を 考 えてもらい 積 極 的 に 社 会 参 画 する 重 要 性 を 理 解 してもらいましょう 納 税 の 義 務 租 税 教 育 で 納 税 の 義 務 をどのように 解 説 するのかは とても 重 要 なこ とです 国 民 すべてに 納 税 の 義 務 を 負 わせているのではなく 法 律 の 定 めるとこ ろにより 納 税 の 義 務 を 負 うこと 民 主 主 義 を 保 持 するため 社 会 の 一 員 として 責 任 負 担 を 負 うことを 説 明 します 国 民 にはたくさんの 権 利 自 由 があり 権 利 自 由 を 主 張 するのであれ ば 責 任 負 担 を 負 わなければなりません 税 金 は 義 務 だから 納 めるというだけではなく 自 分 たちの 決 めたルール に 従 って みんなから 集 めて みんなのために 使 うのが 税 金 なのだと 理 解 してもらいましょう 自 由 権 利 と 責 任 義 務 の 関 係 を 広 い 視 野 から 正 しく 認 識 してもらえ るような 講 義 を 実 践 してください テーマⅢ 財 政 の 現 状 と 課 題 財 政 赤 字 少 子 化 等 の 現 在 の 日 本 が 抱 える 課 題 に 触 れながら 民 主 主 義 国 民 主 権 の 見 地 から 租 税 立 法 のあり 方 や 税 金 の 使 途 等 について 関 心 を 抱 き 公 正 な 判 断 力 を 備 えた 国 民 として 成 長 できるよう 生 徒 が 自 ら 考 え るきっかけを 作 ることを 目 的 とします

今 後 の 課 題 将 来 予 想 される 財 政 の 課 題 に 触 れるとともに 財 政 赤 字 を 解 消 するため にはどうしたらよいかを 考 えてもらいましょう 安 易 に 増 税 や 歳 出 削 減 をするのではなく 慎 重 に 考 えることが 大 事 であ ることを 伝 えましょう また 景 気 の 良 し 悪 しも 財 政 に 影 響 をあたえることを 理 解 してもらいま しょう 宿 題 社 会 を 支 える 一 員 であることを 自 覚 してもらい 様 々な 問 題 に 関 心 を 持 ち 自 身 のこととして 考 えるきっかけを 作 ってください 税 に 対 する 知 識 を 深 めてもらうと 同 時 に 税 を 題 材 にして 社 会 を 考 えて もらうことにより 公 平 について 考 え 民 主 主 義 の 理 解 を 深 め 積 極 的 に 社 会 参 画 する 自 覚 を 芽 生 えさせる このような 租 税 教 育 を 実 践 してください

税 理 士 の 仕 事 税 理 士 の 仕 事 の 説 明 は 最 初 の 自 己 紹 介 時 にする 場 合 も 多 いと 思 います が 申 告 納 税 制 度 の 説 明 後 の 方 が 理 解 しやすいことや 時 間 の 関 係 で 省 略 しやすいことを 考 慮 して 最 後 に 持 ってきています 最 初 に 説 明 する 場 合 は 入 れ 替 えて 使 用 してください 講 師 の 皆 様 へ 税 理 士 が 行 う 租 税 教 育 は 単 に 税 金 を 納 めましょう という 納 税 教 育 をするためではなく 税 を 通 して 社 会 を 考 え 民 主 主 義 全 般 に 関 す る 理 解 を 深 め 租 税 の 意 義 役 割 課 税 の 公 平 租 税 法 律 主 義 民 主 主 義 における 納 税 の 意 義 などを 理 解 してもらい 租 税 に 興 味 関 心 を 抱 い てもらうために 行 います 申 告 納 税 制 度 の 理 念 のもと 租 税 について 深 く 考 え 理 解 する 力 を 育 み 租 税 教 育 を 通 じて 国 民 一 人 一 人 が 社 会 のことを 考 え 租 税 立 法 のあり 方 や 税 金 の 使 途 等 について 公 正 な 判 断 力 を 備 えた 国 民 に 成 長 してもらう ことを 目 的 としていることを 忘 れないでください