目 次 1.はじめに 1 2. 多 摩 川 土 手 の 天 端 の 現 状 1 3. 市 としての 方 向 性 1 4.3つのコンセプトとその 基 本 的 な 考 え 方 2 参 考 資 料 5

狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 の 整 備 に 関 する 考 え 方 狛 江 市 平 成 28 年 3 月

目 次 1.はじめに 1 2. 多 摩 川 土 手 の 天 端 の 現 状 1 3. 市 としての 方 向 性 1 4.3つのコンセプトとその 基 本 的 な 考 え 方 2 参 考 資 料 5

1.はじめに 狛 江 市 では, 多 摩 川 土 手 の 天 端 のあり 方 について 検 討 するため 平 成 27 年 4 月 に 地 元 町 会, 利 用 者 団 体, 市 民 及 び 行 政 で 構 成 される 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 ( 以 下, 検 討 委 員 会 という )を 立 ち 上 げ, 市 民 アンケート 調 査, 利 用 状 況 調 査, 視 察, 他 自 治 体 比 較,パブリックコメント 等 により, 広 範 な 角 度 から 検 討 を 行 ってきました この 度 今 後 の 多 摩 川 の 土 手 について, 検 討 委 員 会 より 市 に 検 討 結 果 の 報 告 がなされま した 2. 多 摩 川 土 手 の 天 端 の 現 状 市 では, 平 成 26 年 8 月 に 狛 江 市 多 摩 川 利 活 用 基 本 計 画 を 策 定 し, 多 摩 川 河 川 敷 を 活 用 したまちづくりを 推 進 していくこととしています 多 摩 川 土 手 の 天 端 の 形 状 については, 過 去, 東 京 都 の 武 蔵 野 の 路 整 備 基 本 計 画 に より, 多 摩 川 土 手 上 を 利 用 したサイクリングロード 建 設 等 を 施 行 し 始 めたものの, 土 手 の 自 然 を 守 ろうという 運 動 が 起 きたため, 整 備 は 一 部 を 除 き 未 着 手 のままとなっていま す その 後, 市 民 参 加 で 整 備 方 法 を 考 える 武 蔵 野 の 路 話 し 合 い 会 が 開 かれ, 当 該 計 画 とは 異 なる 舗 装 形 態 が 提 案 されましたが,そこで 提 案 された 内 容 について 具 現 化 でき ず,また 東 京 都 の 事 業 が 終 了 したことも 重 なり, 工 法 財 政 両 方 の 点 から 整 備 に 入 るこ とができなかった 結 果, 多 摩 川 土 手 の 天 端 は 現 在 の 状 態 となっています 3. 市 としての 方 向 性 市 では, 検 討 委 員 会 の 報 告 を 踏 まえ, 多 摩 川 土 手 の 天 端 のあり 方 について, ユニバ ーサルデザイン, 安 心 安 全, 周 辺 との 調 和 の3つをコンセプトとして 定 め,そ のコンセプト 及 びそれに 付 随 するキーワードを 満 たす 土 手 の 天 端 にするため, 整 備 を 進 めていきます 1

4.3つのコンセプトとその 基 本 的 な 考 え 方 1 ユニバーサルデザイン 多 摩 川 は, 狛 江 市 の 貴 重 な 環 境 資 源 であるとともに, 多 摩 川 統 一 清 掃 ( 春 ), 狛 江 古 代 カップ 多 摩 川 いかだレース( 夏 ), 総 合 防 災 訓 練 ( 秋 ), 初 春 まつり( 冬 )など, 四 季 折 々に 開 催 される 様 々なイベントに 活 用 されています また, 平 日 休 日 問 わずジョギン グや 散 歩,スポーツ レクリエーション 活 動 など, 多 くの 市 民 に 利 用 されています 子 どもからお 年 寄 り, 身 体 の 不 自 由 な 方 など, 誰 もが 気 軽 に 良 好 な 自 然 環 境 を 楽 しむこと ができる 歩 行 空 間 を 確 保 することが 望 まれる 場 所 です しかしながら, 平 成 27 年 6 月 に 実 施 した 利 用 状 況 調 査 ( 交 通 量 調 査 )では,このう ちベビーカーと 車 いすの 利 用 者 の 割 合 が,いずれも 全 体 の 利 用 者 の1% 未 満 に 留 まって いることが 分 かりました また, 次 ページのアンケート 結 果 から 平 坦 性 や 水 たまりがで きにくいことも 求 められています 以 上 のことから, 土 手 の 天 端 の 今 後 のあり 方 として, 誰 もが 快 適 に 利 用 できる ユニ バーサルデザイン をコンセプトの 一 つとして 位 置 付 けます キーワード 誰 でも 心 地 よく 利 用 できる 〇 車 いす ベビーカーでも 利 用 しやすい 〇 平 坦 性 水 たまりができにくい ~ 利 用 状 況 調 査 抜 粋 ~ 一 般 歩 行 者 ( 人 ) 自 転 車 ( 人 ) ベ ビ ー カ ー 車 い す 一 般 競 技 用 歩 行 者 合 計 自 転 車 合 計 交 通 量 平 日 1,630 9 1 2,475 678 1,640 3,153 4,793 休 日 3,486 24 6 3,047 2,514 3,516 5,561 9,077 実 施 日 平 成 27 年 6 月 2 日 ( 火 ) 6:00~19:00 6 月 7 日 ( 日 ) 6:00~19:00 2

2 安 心 安 全 土 手 の 天 端 では, 前 ページの 利 用 状 況 調 査 抜 粋 からもわかるとおり, 自 転 車 を 利 用 し て 通 行 している 人 が 多 くいます 自 転 車 は, 環 境 負 荷 もなく, 健 康 増 進 にも 役 立 つ 交 通 手 段 であり, 通 勤, 通 学 や 買 物 など 様 々な 用 途 に 利 用 されているものですが, 一 方 で 自 転 車 に 関 連 する 事 故 の 多 発, 一 部 の 自 転 車 利 用 者 による 危 険 な 運 転 等 が 社 会 的 な 問 題 と なっています 市 民 アンケート 調 査 においても, 土 手 の 天 端 について 望 むこととして 歩 行 者 と 自 転 車 が 安 全 に 通 行 できること が 最 も 多 く 挙 げられており, 市 民 が 利 用 者 とし て 河 川 敷 を 通 行 したり, 多 摩 川 の 自 然 を 楽 しんだりするうえで, 安 全 性 を 強 く 求 めてい ることが 伺 えます 昭 和 49 年 9 月 大 型 台 風 が 関 東 地 方 に 上 陸 し, 狛 江 市 では 多 摩 川 の 増 水 に 起 因 する 堤 防 の 決 壊 により 未 曾 有 の 大 水 害 が 発 生 しました また, 昨 年 9 月 には 茨 城 県 の 鬼 怒 川 で 堤 防 決 壊 が 起 きています 天 端 も 治 水 構 造 物 である 堤 防 の 一 部 としてその 効 果 が 発 揮 で きる 仕 様 でなければなりません 日 本 一 安 心 で 安 全 なまち を 掲 げる 狛 江 市 にとって, 市 民 の 安 心 安 全 の 確 保 は 最 優 先 に 考 えるべきものであり, 日 常 の 歩 行 者 の 安 全 確 保 及 び 非 常 時 の 出 水 からの 安 全 の 両 方 を 確 立 することが 必 要 となります また, 安 心 安 全 を 確 保 できるよう 日 頃 から 管 理 が 行 き 届 くよう 管 理 しやすい 構 造 でなければなりません 以 上 のことから, 土 手 の 天 端 の 今 後 のあり 方 として, 誰 もが 安 全 で 安 心 に 利 用 できる 安 心 安 全 をコンセプトの 一 つとして 位 置 付 けます キーワード 歩 行 者 の 安 全 確 保 〇 治 水 目 的 を 発 揮 できる 天 端 〇 安 全 で 管 理 しやすい 構 造 ~ 市 民 アンケート 調 査 抜 粋 ~ アンケートは 2,500 名 に 送 付 回 答 者 数 995 名 回 答 者 のうちそれぞれの 選 択 肢 を 選 んだ 割 合 を 表 示 3

3 周 辺 と の 調 和 多 摩 川 は, 水 と 緑 のまちである 狛 江 を 象 徴 するものです 多 摩 川 は, 数 多 くの 動 植 物 が 生 存 し,それぞれが 関 わりあいながら 豊 かな 自 然 を 構 成 しています その 多 摩 川 の 自 然 を 誰 もが 親 しみ, 多 摩 川 が 有 する 時 間 と 空 間 に 広 がりを 感 じられるように, 多 摩 川 の 環 境 を 保 全 しつつ, 様 々な 要 素 に 配 慮 することが 必 要 です 毎 年 開 催 されている 多 摩 川 統 一 清 掃 は, 豊 かな 自 然 や 景 観 を 保 全 するために 多 く の 市 民 が 参 加 しており,また, 狛 江 古 代 カップ 多 摩 川 いかだレースや 花 火 大 会 などの 季 節 のイベントやお 花 見 の 季 節 には 他 の 自 治 体 からも 多 くの 人 が 訪 れ, 多 摩 川 は 市 内 外 の たくさんの 人 から 愛 され, 支 えられています 今 後 も 市 民 が 誇 れる 景 観 を 守 るとともに, 周 辺 の 環 境 にも 十 分 配 慮 をし, 他 の 自 治 体 の 住 民 にも 愛 されるよう, 周 辺 との 調 和 を 重 視 していくこととします 以 上 のことから, 土 手 の 天 端 の 今 後 のあり 方 として, 誰 もが 親 しみをもって 利 用 でき る 周 辺 との 調 和 をコンセプトの 一 つとして 位 置 付 けます キーワード 環 境 に 優 しい 景 観 の 維 持 4

参 考 資 料 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 委 員 名 簿 検 討 委 員 会 市 民 アンケート 調 査 利 用 状 況 調 査 5

狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 委 員 名 簿 氏 名 区 分 備 考 飯 田 忠 平 猪 方 町 会 平 成 27 年 7 月 まで 岩 間 正 隆 猪 方 町 会 平 成 27 年 8 月 から 佐 藤 英 一 駒 井 町 会 志 村 博 之 元 和 泉 2 3 丁 目 町 会 藤 村 忠 彦 水 辺 の 楽 校 澤 野 眞 一 市 民 委 員 原 捷 之 市 民 委 員 大 塚 満 京 浜 河 川 事 務 所 多 摩 出 張 所 長 中 山 浩 志 環 境 政 策 課 長 遠 藤 慎 二 道 路 交 通 課 長 検 討 委 員 会 第 1 回 日 時 : 平 成 27 年 5 月 22 日 ( 金 ) 午 前 10 時 から 午 前 11 時 45 分 まで 場 所 : 狛 江 市 役 所 503 会 議 室 配 布 資 料 :1 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 の 設 置 及 び 運 営 に 関 する 要 綱 2 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 名 簿 3 委 員 会 及 び 議 事 録 の 取 扱 いについて( 案 ) 4 傍 聴 される 皆 様 へ( 案 ) 5 概 要 図 6 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 に 関 するアンケート 調 査 ( 案 ) 7 利 用 状 況 調 査 実 施 計 画 ( 案 ) 議 題 :1 委 員 長 等 について 2 委 員 委 嘱 状 交 付 3 会 議 の 進 め 方 等 について 4 多 摩 川 土 手 の 天 端 について ア) 過 去 の 経 過 及 び 現 状 について イ)アンケート 及 び 利 用 状 況 調 査 の 実 施 について 5 その 他 第 2 回 日 場 時 : 平 成 27 年 8 月 26 日 ( 水 ) 午 前 10 時 30 分 から 午 後 0 時 15 分 まで 所 : 狛 江 市 役 所 502 会 議 室

配 布 資 料 :1 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 名 簿 2 土 手 の 天 端 の 方 向 性 について( 案 ) 3 多 摩 川 土 手 の 天 端 利 用 状 況 調 査 結 果 4-1 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 に 関 するアンケート 調 査 結 果 4-2 アンケート 質 問 事 項 について 議 題 :1 委 員 の 変 更 について 2 土 手 の 天 端 の 方 向 性 について 3 利 用 状 況 調 査 結 果 について 4 アンケート 調 査 結 果 について 5 他 自 治 体 視 察 について 6 その 他 第 3 回 日 時 : 平 成 27 年 11 月 18 日 ( 水 ) 午 前 9 時 30 分 から 11 時 15 分 まで 場 所 : 狛 江 市 役 所 502 会 議 室 配 布 資 料 :1 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 ( 視 察 ) 2 多 摩 川 土 手 の 天 端 自 治 体 別 比 較 表 3 コンセプト 案 4 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 今 後 のスケジュールについて 議 題 :1 視 察 結 果 について 2 他 自 治 体 比 較 について 3 今 後 のスケジュールについて 4 コンセプト( 案 )について 5 その 他 第 4 回 日 時 : 平 成 27 年 12 月 10 日 ( 木 ) 午 後 1 時 35 分 から3 時 25 分 まで 場 所 : 防 災 センター302 会 議 室 配 布 資 料 :1 1 多 摩 川 堤 防 道 路 について 1 2 多 摩 川 緊 急 河 川 敷 道 路 整 備 状 況 2 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 中 間 報 告 3 1 パブリックコメント 及 び 市 民 説 明 会 について 3 2 説 明 会 配 布 用 資 料 案 議 題 :1 周 辺 道 路 について 2 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 中 間 報 告 について 3 パブリックコメント 及 び 市 民 説 明 会 について 4 その 他

第 5 回 日 時 : 平 成 28 年 2 月 22 日 ( 月 ) 午 後 3 時 から5 時 15 分 まで 場 所 : 防 災 センター302 会 議 室 配 布 資 料 :1 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 に 係 るコンセプト 素 案 市 民 説 明 会 結 果 2 1 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 に 係 るコンセプト 素 案 パブリックコメン ト 実 施 結 果 概 要 2 2 パブリックコメント 回 答 案 ( 集 約 ) 2 3 パブリックコメント 意 見 3 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 検 討 結 果 について( 案 ) 議 題 :1 市 民 説 明 会 結 果 について 2 パブリックコメント 回 答 案 について 3 報 告 書 ( 案 )について 第 6 回 日 時 : 平 成 28 年 3 月 18 日 ( 金 ) 午 後 3 時 から3 時 15 分 まで 場 所 : 防 災 センター302 会 議 室 配 布 資 料 :1 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 検 討 委 員 会 検 討 結 果 について 議 題 :1 報 告 書 について 2 その 他

市 民 アンケート 調 査 Ⅰ.アンケート 調 査 の 概 要 1. 配 布 回 収 状 況 アンケートの 配 布 回 収 の 状 況 は 次 のとおりである 配 布 数 :2,500 票 ( 満 15 歳 以 上 の 市 民 の 中 から 無 作 為 に 抽 出 し 送 付 ) 配 布 回 収 方 法 : 調 査 票 を 送 付 し 郵 送 回 収 期 間 : 平 成 27 年 6 月 25 日 に 発 送 し 7 月 24 日 到 着 分 をもって 締 切 回 収 数 :995 票 ( 回 収 率 39.8 %) 2. 設 問 内 容 アンケートの 設 問 内 容 は 次 のとおりである (1) 属 性 問 1 性 別 ( 単 回 答 ) 問 2 年 齢 ( 単 回 答 ) 問 3 住 所 ( 単 回 答 ) 問 4 世 帯 構 成 ( 単 回 答 ) (2) 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 について 問 5 河 川 敷 の 利 用 頻 度 ( 単 回 答 ) 問 6 河 川 敷 の 利 用 目 的 ( 複 数 回 答 ) 問 7 天 端 についての 満 足 度 ( 単 回 答 ) 問 8 現 在 の 土 手 の 天 端 について あなたが 望 むこと( 複 数 回 答 ) 問 9 土 手 の 天 端 をどう 整 備 すべきか( 単 回 答 ) 問 10 狛 江 市 多 摩 川 河 川 敷 について( 自 由 記 載 ) 集 計 記 載 について (1) 本 調 査 の 集 計 分 析 対 象 とした 調 査 票 総 数 は 995 である 数 表 中 のnは 比 例 算 出 の 基 礎 となるその 設 問 の 回 答 者 数 を 表 している (2) 個 々の 選 択 肢 比 率 を 合 算 する 場 合 は 個 々の 回 答 数 の 合 計 をnで 除 して 百 分 率 を 求 め 小 数 第 2 位 を 四 捨 五 入 した このため 個 々の 比 率 の 合 計 が 100%にならない 場 合 があ る (3)アンケートへの 回 答 は 単 数 回 答 と 複 数 回 答 を 求 めた 設 問 があり 複 数 回 答 を 求 めた 設 問 では 比 率 の 合 計 が 100%を 超 える

Ⅱ. 調 査 結 果 (1) 属 性 1 性 別 ( 単 回 答 ) 回 答 者 の 性 別 は 女 性 56.9% 男 性 43.1%であった n=991 2 年 齢 ( 単 回 答 ) 回 答 者 の 年 齢 は 10 代 2.5% 20 代 6.7% 30 代 13.0% 40 代 17.0% 50 代 14.4% 60 代 16.6% 70 代 以 上 29.7%であった n=993

3 住 所 ( 単 回 答 ) 回 答 者 の 住 所 は 和 泉 本 町 岩 戸 南 中 和 泉 岩 戸 北 東 野 川 東 和 泉 西 野 川 猪 方 駒 井 町 元 和 泉 西 和 泉 の 順 で 多 かった 住 所 別 の 回 答 率 は 駒 井 町 西 和 泉 岩 戸 南 岩 戸 北 和 泉 本 町 が 全 体 の 回 収 率 39.8%を 超 えていた n=992 4 世 帯 構 成 ( 単 回 答 ) 回 答 者 の 世 帯 構 成 は 単 身 世 帯 14.8% 夫 婦 のみが 28.4% 2 世 代 同 居 ( 子 と 同 居 )が 39.3% 2 世 代 同 居 ( 親 と 同 居 )が 11.6% 3 世 代 同 居 が 2.9% その 他 が 2.9%であっ た n=989

(2) 狛 江 市 多 摩 川 土 手 の 天 端 について 1 河 川 敷 の 利 用 頻 度 ( 単 回 答 ) 4 割 以 上 の 方 が 月 に1~2 回 以 上 河 川 敷 を 利 用 していた 一 方 で まったく 利 用 し ない 方 も 23.8%いた 住 所 別 にみると 河 川 敷 に 近 い 駒 井 町 猪 方 元 和 泉 西 和 泉 の 方 の 利 用 頻 度 が 高 く 河 川 敷 から 遠 い 西 野 川 東 野 川 岩 戸 北 の 方 の 利 用 頻 度 が 低 かった n=992 住 所 別 利 用 頻 度

2 河 川 敷 の 利 用 目 的 ( 複 数 回 答 ) 日 常 の 健 康 促 進 のため 等 の 散 歩 サイクリング 自 然 観 察 で 利 用 される 方 が 多 かった イベントは 花 火 大 会 やいかだレース 多 摩 川 統 一 清 掃 など 市 の 事 業 への 参 加 が 多 かっ た その 他 としては 花 見 や 通 り 道 として 利 用 される 方 が 多 かった n=772 3 天 端 についての 満 足 度 ( 単 回 答 ) まあまあ 満 足 している やや 不 満 である 不 満 である 満 足 しているの 順 に 多 かった n=941

利 用 しない 方 はわからないと 答 える 割 合 が 高 かった 他 については 利 用 頻 度 と 満 足 度 に 相 関 関 係 は 見 られなかった 4 現 在 の 土 手 の 天 端 について あなたが 望 むこと( 複 数 回 答 ) n=947 歩 行 者 と 自 転 車 が 安 全 に 通 行 できることを 望 む 方 が 特 に 多 かった 3 割 近 くの 方 が 平 らなこと 水 たまりができにくいこと 車 いすやベビーカーで 利 用 しやすいこと 砂 埃 や 土 埃 がたたないことを 望 んでいた

5 土 手 の 天 端 をどう 整 備 すべきか( 単 回 答 ) 舗 装 を 望 む 方 がおおよそ 半 数 を 占 めてい た 一 方 で 今 のままでよいと 答 えた 方 も 3 割 弱 いた その 他 では 幅 を 広 くすること 自 転 車 と 歩 行 者 と 分 けること 災 害 に 強 い 整 備 などを 望 む 方 が 多 かった n=950 住 所 別 整 備 方 針 舗 装 を 希 望 する 方 の 割 合 は 駒 井 町 猪 方 に 住 んでいる 方 は 高 く 東 野 川 岩 戸 北 に 住 んでいる 方 は 低 かった また 東 野 川 岩 戸 北 に 住 んでいる 方 は わからないと 答 えた 割 合 も 高 かった

利 用 頻 度 が 上 がるとある 整 備 方 針 の 割 合 が 上 がるといった 単 純 な 関 係 性 はなかったが 月 に1~2 回 以 上 利 用 している 方 は 全 体 と 比 べると 舗 装 したがよいと 考 える 傾 向 があっ た 一 方 で 半 年 に1 回 程 度 利 用 する 方 は 今 のままでよいと 回 答 する 割 合 が 全 体 と 比 べて 高 かった また 利 用 しない 方 は 半 数 近 くの 方 がわからないと 回 答 した 満 足 度 別 整 備 方 針 満 足 度 と 整 備 方 針 には 相 関 関 係 があり 満 足 度 が 高 いほど 今 のままでよいと 回 答 し 満 足 度 が 低 いほど 舗 装 すべきと 回 答 していた

6 狛 江 市 多 摩 川 河 川 敷 について( 自 由 記 載 ) 主 な 意 見 ( 内 容 は 要 約 しています) 整 備 に 関 するもの 自 転 車 と 歩 行 者 を 分 離 してほしい 舗 装 してほしい タータン 舗 装 にしてほしい 中 央 部 分 のみ 舗 装 してほしい 外 灯 を 設 置 してほしい 安 心 安 全 を 第 一 に 整 備 してほしい 近 隣 自 治 体 と 統 一 感 を 持 った 整 備 をしてほしい 距 離 を 表 示 してほしい 天 端 の 幅 員 を 広 くしてほしい 人 の 手 をあまり 入 れないでほしい 日 陰 ができるもの ベンチを 設 置 してほしい 駐 車 場 駐 輪 場 を 整 備 してほしい トイレを 増 やしてほしい スポーツが 出 来 る 広 場 を 作 ってほしい スロープを 増 やしてほしい 植 栽 をしてほしい ドッグランを 設 置 してほしい 水 飲 み 場 売 店 カフェを 作 ってほしい 管 理 に 関 する 意 見 除 草 の 頻 度 を 上 げてほしい 自 転 車 のスピードを 抑 制 してほしい ホームレス 対 策 をしてほしい 凸 凹 や 水 たまりをなくしてほしい 犬 のノーリード 禁 止 フンの 始 末 を 徹 底 してほしい バーベキューに 関 する 意 見 有 料 バーベキュー 施 設 を 作 ってほしい バーベキュー 禁 止 になってよかった その 他 いまのままでよい 自 然 を 残 してほしい 車 道 を 廃 止 してほしい 有 効 にアピールしてほしい 景 観 に 対 する 規 制 を 考 えてほしい

利 用 状 況 調 査 Ⅰ. 調 査 内 容 1 調 査 の 目 的 狛 江 市 内 の 主 要 3 箇 所 における 自 転 車 及 び 歩 行 者 の 方 向 別 交 通 量 調 査 を 行 い 現 況 の 利 用 状 況 を 把 握 することを 目 的 とする 2 調 査 日 時 平 成 27 年 6 月 2 日 ( 火 ) 6:00~19:00 連 続 13 時 間 平 成 27 年 6 月 7 日 ( 日 ) 6:00~19:00 連 続 13 時 間 3 調 査 場 所 市 内 3か 所 ( 下 記 図 のとおり) 1 水 神 前 2 南 部 地 域 センター 前 3 猪 方 排 水 樋 管 前 4 調 査 方 法 調 査 員 が 数 取 器 を 用 いて 各 地 点 で 方 向 別 にカウントする 観 測 分 類 は 歩 行 者 ( 徒 歩 車 いす 利 用 者 ベビーカー) 自 転 車 ( 一 般 自 転 車 競 技 用 自 転 車 )とする なお 一 般 自 転 車 競 技 用 自 転 車 の 区 別 は 利 用 者 がヘルメット 着 用 しているか 否 かで 判 断 し 利 用 者 が 成 人 かつ ヘルメットを 着 用 している 場 合 は 競 技 用 自 転 車 とする

( ( ) ) Ⅱ. 調 査 結 果 1 全 体 交 通 量 および 地 点 別 交 通 量 (1) 平 日 休 日 の 全 体 交 通 量 調 査 地 点 全 体 の 平 日 の 交 通 量 は 4,793 人 休 日 の 交 通 量 は 9,077 人 と 休 日 の 方 が 多 か った 平 日 の 交 通 量 では 歩 行 者 の 交 通 量 が 1,640 人 自 転 車 の 交 通 量 が 3,153 人 と 自 転 車 の 方 が 多 かった 休 日 の 交 通 量 でも 歩 行 者 の 交 通 量 が 3,516 人 自 転 車 の 交 通 量 が 5,561 人 と 自 転 車 の 方 が 多 かった ベビーカーや 車 いすの 利 用 は 平 日 休 日 のどちらもそれぞれ 1% 未 満 ( 平 日 1,640 人 中 :ベビーカー9 人 車 いす 1 人 休 日 3,516 人 中 :ベビーカー24 人 車 いす 6 人 ) であった 競 技 用 自 転 車 の 利 用 は 平 日 は 21.5%(3,153 人 中 678 人 ) 休 日 は 45.2%(5,561 人 中 2,514 人 )と 休 日 は 競 技 用 自 転 車 の 利 用 割 合 利 用 者 数 ともに 増 加 している 表 (1) 平 日 休 日 の 全 体 の 交 通 量 一 般 歩 行 者 ( 人 ) 自 転 車 ( 人 ) ベ ビ ー カ ー 車 い す 一 般 競 技 用 歩 行 者 合 計 自 転 車 合 計 交 通 量 歩 行 者 割 合 % 自 転 車 割 合 % 平 日 1,630 9 1 2,475 678 1,640 3,153 4,793 34.2 65.8 休 日 3,486 24 6 3,047 2,514 3,516 5,561 9,077 38.7 61.3

2 全 体 の 時 間 変 動 図 (1) 平 日 休 日 の 全 体 交 通 量 の 時 間 変 動 図 平 日 の 全 体 交 通 量 は 6 時 台 と 16 時 台 にピークがある 2 山 パターンを 示 している ま た 歩 行 者 の 交 通 量 は 6 時 台 と 16 時 台 にピークがある 2 山 パターン 自 転 車 の 交 通 量 は 7 時 台 と 17 時 台 に 小 さなピークがある 2 山 パターンを 示 している 休 日 の 全 体 交 通 量 は 10 時 台 と 16 時 台 にピークがある 2 山 パターンを 示 している また 歩 行 者 の 交 通 量 は 9 時 台 ~10 時 台 と 16 時 台 ~17 時 台 にピークがある 2 山 パタ ーン 自 転 車 の 交 通 量 は 10 時 台 と 14 時 台 ~16 時 台 にピークがある 2 山 パターンを 示 している 平 日 全 体 歩 行 者 全 体 自 転 車 全 体 合 計 1200 1100 1000 900 800 700 600 500 400 300 200 100 0 6 時 台 7 時 台 8 時 台 9 時 台 10 時 台 11 時 台 12 時 台 13 時 台 14 時 台 15 時 台 16 時 台 17 時 台 18 時 台 図 1-1 交 通 量 時 間 変 動 図 休 日 歩 行 者 自 転 車 合 計 1200 1100 1000 900 800 700 600 500 400 300 200 100 0 6 時 台 7 時 台 8 時 台 9 時 台 10 時 台 11 時 台 12 時 台 13 時 台 14 時 台 15 時 台 16 時 台 17 時 台 18 時 台 図 1-2 交 通 量 時 間 変 動 図

3 全 体 地 点 別 交 通 量 の 流 動 図 (1) 平 日 休 日 の 全 体 交 通 量 の 流 動 図 平 日 の 全 体 交 通 量 の 流 動 図 は 図 2-1に 示 すとおりである 図 2-1より 狛 江 市 内 の 多 摩 川 土 手 の 天 端 の 利 用 者 のうち 歩 行 者 は 平 行 して 走 る 道 路 の 方 にはあまり 流 れず 多 摩 川 土 手 の 天 端 沿 いを 移 動 している 歩 行 者 の 方 が 多 いことが 示 されている 自 転 車 は 多 摩 川 土 手 の 天 端 沿 いよりも 平 行 して 走 る 道 路 の 方 へと 流 れていることが 示 されている 休 日 の 全 体 交 通 量 の 流 動 図 は 図 2-2に 示 すとおりである 図 2-2より 狛 江 市 内 の 多 摩 川 土 手 の 天 端 の 利 用 者 は 数 値 は 増 加 しているものの 平 日 と 同 様 の 傾 向 を 示 している 歩 行 者 と 自 転 車 で 流 動 図 の 傾 向 が 違 う 要 因 としては 狛 江 市 内 の 多 摩 川 土 手 の 天 端 がア スファルト 舗 装 箇 所 と 転 圧 小 砂 利 舗 装 が 混 在 していることが 考 えられる そのため 自 転 車 が 通 行 しやすいアスファルト 舗 装 箇 所 を 選 択 し 歩 行 者 との 流 動 図 の 傾 向 の 違 いが 出 る ものと 考 える また 歩 行 者 は アスファルト 舗 装 箇 所 転 圧 小 砂 利 舗 装 の 区 別 なく 多 摩 川 土 手 の 天 端 沿 いを 通 行 していると 見 られる さらに 平 日 と 休 日 では 休 日 になると 多 摩 川 土 手 の 天 端 の 利 用 者 が 増 加 するため その 傾 向 が 顕 著 になる

平 日 休 日 図 2-1 全 体 流 動 図 図 2-2 全 体 流 動 図

4 調 査 結 果 のまとめ 調 査 結 果 をまとめた 表 を 以 下 に 示 す 全 体 表 (2) 多 摩 川 土 手 の 天 端 交 通 量 のまとめ 1 交 通 量 休 日 のほうが 平 日 より 多 い ( 平 日 :4,793 人 休 日 9,077 人 ) 2 歩 行 者 自 転 車 3 歩 行 者 詳 細 4 自 転 車 詳 細 平 日 : 歩 行 者 :1,640 人 自 転 車 :3,153 人 休 日 : 歩 行 者 :3,516 人 自 転 車 :5,561 人 平 日 : 一 般 :1,630 人 ベビーカー:9 人 車 いす:1 人 休 日 : 一 般 :2,475 人 ベビーカー:24 人 車 いす:6 人 割 合 :ベビーカー 車 いすは 平 日 休 日 のどちらもそれぞれ 1% 未 満 平 日 : 一 般 :2,475 人 競 技 用 自 転 車 :678 人 休 日 : 一 般 :3,047 人 競 技 用 自 転 車 :2514 人 割 合 : 競 技 用 自 転 車 : 平 日 : 21.5% 休 日 :45.2% 5 時 間 帯 別 平 日 :6 時 台 16 時 台 休 日 :10 時 台 16 時 台 6 流 動 図 歩 行 者 : 多 摩 川 土 手 の 天 端 沿 いを 通 行 自 転 車 : 多 摩 川 土 手 の 天 端 と 平 行 して 走 る 道 路 へ 流 れている