189号 2014 11 月 28 日 将来の津軽白神湖から眺めをイメージしながら試乗体験しました 10月31日 金 11月2日 日 の3日間 津軽ダム完成後のダム湖 津軽白神湖 を将来の観光資源として活用することを目的として 目屋ダムのダム湖 美山湖 で水陸 両用バスを使った社会実験を行いました 水陸両用バスの社会実験は今年で3年目となります 過 去2年の実施で水陸両用バスの知名度が浸透されてきたこ とから 今回は運行コースや料金設定などについて より 具体的なアンケートを参加者に行い 来年度策定予定の 水 源地域ビジョン の活動メニューの可能性を探る社会実験 ダムの説明 となっています 31日は水源地域ビジョン 策定委員会メンバーなど関 係者約40名が参加し 1日 2日は参加を希望された 一般者約180名が試乗体験 を行いました 船内のようす スプラッシュイン 参加者は 満々と水を湛える目屋ダムとさらに高く立ち 上がった津軽ダム 紅葉の山々などの眺めを満喫し ながら水陸両用バスの活用の可能性を探りました
(2) 津 軽 ダムだより 幹 事 会 11 月 21 日 ( 金 ) 西 目 屋 村 中 央 公 民 館 において 第 1 回 津 軽 ダム 水 源 地 域 ビジョン 幹 事 会 を 開 催 しました 本 幹 事 会 は ダム 完 成 後 におけるダム 周 辺 の 豊 かな 自 然 環 境 歴 史 文 化 観 光 資 源 人 材 などを 活 用 した 水 源 地 域 の 自 立 的 持 続 的 な 活 性 化 の 方 策 及 び 関 係 行 政 機 関 が 行 う 支 援 方 策 などを 定 める 津 軽 ダム 水 源 地 域 ビジョン 策 定 委 員 会 の 下 水 源 地 域 ビジョン の 基 本 案 を 検 討 し 委 員 会 にあげることを 目 的 としています 幹 事 長 に 弘 前 大 学 の 東 (あずま) 准 教 授 を 選 任 し 地 域 住 民 代 表 に 西 目 屋 村 議 会 議 員 行 政 機 関 からは 西 目 屋 村 弘 前 市 の 職 員 が 参 加 して 作 業 に 着 手 しました 策 定 委 員 会 構 成 役 割 学 識 経 験 者 地 域 代 表 者 広 域 連 携 行 政 機 関 活 動 部 会 代 表 ビジョンの 検 討 承 認 幹 事 会 への 助 言 幹 事 会 学 識 者 行 政 関 係 ( 関 係 担 当 長 ) 地 域 代 表 活 動 部 会 代 表 ビジョン 基 本 案 の 検 討 ヒ シ ョンの 行 動 計 画 の 検 討 幹 事 会 の 様 子 活 動 部 会 ( 参 考 ) 組 織 の 構 成 活 動 団 体 地 元 住 民 行 政 WGメンバー 活 動 メニューの 検 討 社 会 実 験 の 計 画 実 施 活 動 部 会 11 月 26 日 ( 水 ) 弘 前 市 立 観 光 館 において 第 1 回 津 軽 ダム 水 源 地 域 ビジョン 活 動 部 会 を 開 催 しました 本 活 動 部 会 は 水 源 地 域 ビジョンにおける 具 体 的 な 活 動 メニューを 検 討 することを 目 的 と し 白 神 山 地 や 自 然 観 光 関 係 など 弘 前 市 を 含 めた 地 元 活 動 団 体 (17 団 体 )と 西 目 屋 村 職 員 事 務 局 とあわせて 約 30 名 で 構 成 されています 当 日 は 3 班 に 分 かれて 意 見 交 換 が 行 われま した 活 発 な 意 見 交 換 が 行 われました ( 参 考 ) 水 源 地 域 ビジョン 策 定 スケジュール 項 目 H25 年 度 H26 年 度 H27 年 度 H28 年 度 H29 年 度 津 軽 ダム 完 成 本 体 工 事 管 理 設 備 工 事 等 津 軽 ダム 建 設 試 験 湛 水 管 理 に 移 行 水 源 地 域 ビジョン ( 水 源 地 域 活 性 化 の ための 行 動 計 画 ) ビジョンの 検 討 社 会 実 験 ビジョン 策 定 策 定 委 員 会 設 立 (10/17) 策 定 公 表 ビジョン 推 進 協 議 会 (ビジョンの 推 進 )
津 軽 ダムだより (3) 11 月 5 日 ( 水 ) 津 軽 ダム 工 事 事 務 所 事 故 防 止 対 策 委 員 会 ( 津 軽 ダム 工 事 事 務 所 )と 津 軽 ダム 建 設 工 事 等 事 故 防 止 対 策 協 議 会 ( 施 工 業 者 等 )による 今 年 度 2 回 目 の 合 同 現 場 安 全 パトロールを 行 いました 津 軽 ダム 関 連 工 事 の 施 工 業 者 が 参 加 し 事 故 防 止 対 策 委 員 とともに 津 軽 ダム 本 体 建 設 ( 第 2 期 ) 工 事 津 軽 ダ ム 環 境 保 全 工 事 及 び 津 軽 ダム2 号 水 質 保 全 施 設 工 事 の3 カ 所 についてパトロールを 行 いました パトロール 後 結 果 の 報 告 や 安 全 対 策 の 検 討 等 を 行 い 安 全 意 識 の 向 上 と 安 全 対 策 の 徹 底 を 図 りました 労 働 安 全 コンサルタント 小 鹿 所 長 の 安 全 講 話 ( 写 真 左 )と 弘 前 労 働 基 準 監 督 署 大 田 署 長 の 講 評 ( 写 真 右 ) パトロールの 様 子 10 月 29 日 ( 水 ) 西 目 屋 村 中 央 公 民 館 において 津 軽 ダム 工 事 事 務 所 事 故 防 止 対 策 委 員 会 ( 津 軽 ダム 工 事 事 務 所 )と 津 軽 ダム 建 設 工 事 等 事 故 防 止 対 策 協 議 会 ( 施 工 業 者 等 )は 合 同 で 津 軽 ダム 工 事 事 故 防 止 防 災 講 演 会 を 開 催 し 津 軽 ダム 工 事 関 係 者 や 岩 木 川 流 域 の 自 治 体 防 災 担 当 者 等 約 450 名 が 参 加 しました 現 場 施 工 管 理 するうえで 気 象 情 報 を 活 かしなが ら 現 場 での 備 えを 発 注 者 受 注 者 また 作 業 員 自 らの 身 を 守 るためにも 日 頃 から 備 えることを 目 的 に 行 いました 講 演 会 では 近 年 の 気 象 と 災 害 ~ 大 雨 災 害 から 身 を 守 るために~ を 演 題 に 青 森 地 方 気 象 台 の 萩 野 観 測 約 450 名 の 参 加 者 予 報 管 理 官 と 気 象 情 報 を 活 かした 自 然 災 害 への 備 え を 演 題 にNHKニュース7の 気 象 情 報 な どで 活 躍 された 気 象 予 報 士 の 半 井 小 絵 氏 から 講 演 をいただきました 今 年 も 全 国 では 大 規 模 な 自 然 災 害 が 発 生 し ているため 参 加 者 は 気 象 情 報 をもとに 現 場 での 災 害 防 止 について 活 かそうと 真 剣 に 聴 講 していました 萩 野 観 測 予 報 管 理 官 半 井 小 絵 氏
(4) 津 軽 ダムだより 天 端 橋 梁 とは その 漢 字 のとおりまさにダムの 上 に 架 かる 橋 のことです なぜ ダムの 上 に 橋 が 架 かるのかというと? 非 常 用 洪 水 吐 の 上 が 吹 き 抜 けになっており このままでは 対 岸 まで 通 る 事 ができないから です 現 在 右 岸 から 左 岸 まで 渡 れるように 天 端 の 上 に 橋 を 架 ける 工 事 が 真 っ 最 中 という 事 で 取 材 に 行 ってきました! 26 年 度 施 工 箇 所 27 年 度 施 工 箇 所 全 部 で6 径 間 あるうち 26 年 度 は4 径 間 施 工 しました 残 りの2 径 間 は 来 年 度 の 施 工 になります POINT 径 間 とは 橋 脚 など の 支 点 と 支 点 の 間 と いう 意 味 です 桁 からはみだした PC 鋼 より 線 PC 鋼 より 線 は19 本 のより 線 で 構 成 されてます 津 軽 ダムの 天 端 橋 梁 には1 径 間 に13 本 のプレストレスト コンクリート 桁 ( 以 下 PC 桁 )が 使 われています 長 さは12.7mが4 径 間 あり 残 りの2 径 間 が6.1mになります 12.7mのPC 桁 になると 1 本 で 重 さが10tにもなるそうです 13 本 のPC 桁 を 等 間 隔 で 並 べ PC 鋼 より 線 というワイヤ ーを 桁 の 横 に 通 します こちらは 四 本 ずつ 1 径 間 に 合 計 20 本 入 っています 1 本 の PC 鋼 より 線 は 直 径 2cmもあるん です PC 桁 の 間 にコンクリートを 流 し 込 み 完 全 に 固 まったらあ らかじめ 入 れておいた PC 鋼 より 線 を 機 械 でギュッ~~と 引 っ 張 り 締 め 上 げます これを 緊 張 する というそうです こうした 作 業 を 経 て より 強 い 荷 重 に 耐 える 橋 になっていきま す! 6 径 間 すべてに 橋 が 架 かるの は 来 年 度 となり 完 成 も 待 ち 遠 しいですが 現 在 は 橋 がかか っていない 津 軽 ダムを 見 られ る 絶 好 の 時 期 かもしれません ね 遠 くから 見 ても 楽 しめそ JVの 鈴 木 副 所 長 ( 左 )と 長 うです!( 三 浦 ) 谷 川 さん( 右 )に 現 場 を 案 内 し ていただきました( 三 浦 竹 澤 )
津 軽 ダムだより (5) 11 月 12 日 ( 水 ) 弘 前 文 化 センターで 東 北 ダム 技 術 検 討 会 が 開 催 されました 今 回 で 第 9 回 目 となるこの 検 討 会 は 東 北 地 方 整 備 局 と 管 内 ダム 関 係 事 務 所 他 地 方 整 備 局 などから80 名 以 上 のダム 担 当 者 が 集 まり 議 論 情 報 交 換 などを 行 い 若 手 職 員 の 技 術 力 向 上 を 図 ることを 目 的 としています 津 軽 ダム 工 事 事 務 所 では 津 軽 で 取 り 組 んだダ ム 再 生 技 術 を 皆 さんに 紹 介 しました ダム 再 生 技 術 とは 目 屋 ダムを 運 用 しながら 新 たに 津 軽 ダムを 建 設 してきた 様 々な 技 術 で 今 後 のダム 建 設 に 活 か されていくものです また 翌 日 の13 日 ( 木 )は 津 軽 ダムの 現 場 を 視 察 していただきました 津 軽 ダムの 再 生 技 術 について 発 表 し た 工 務 課 の 山 内 係 長 津 軽 ダム 付 替 県 道 全 線 開 通 から1ヶ 月 が 経 過 し 付 替 県 道 を 送 迎 バスで 利 用 されている 財 団 法 人 ブナの 里 白 神 公 社 車 両 営 繕 担 当 の 花 田 さんにお 話 をお 伺 いしました 今 年 の 秋 は 交 通 量 が 増 えている 感 じがします 砂 子 瀬 川 原 平 地 区 では 路 肩 に 寄 せて 景 色 を 楽 しんだり 写 真 撮 影 をしている 人 を 多 く 見 かけるようになりました 旧 道 より も 高 い 場 所 に 道 路 が 造 られているので 見 晴 らしが 良 くて 財 団 法 人 ブナの 里 白 神 公 社 気 持 ちよく 運 転 しています 花 田 勝 彦 氏 付 替 県 道 は カーブが 少 なくスムーズに 走 られるようになったので 時 間 的 にも 短 縮 できてとても 走 りやすくなり 快 適 です 道 路 幅 も 広 くなったので 安 全 安 心 です 今 後 は ダム 湖 の 周 辺 整 備 が 行 われれば レジャーや 観 光 スポットとなるので 県 外 からのお 客 様 にも 西 目 屋 村 に 遊 びに 来 て 白 神 山 地 を 見 ていただきたいと 思 います お 食 事 を 取 られる 際 は ぜひ ビーチに しめや で 津 軽 ダムカレー を 食 してほ 紅 葉 の 中 白 神 山 地 へ 向 かう 観 光 客 しいです
(6) 津 軽 ダムだより 11 月 18 日 ( 火 ) 第 17 回 津 軽 ダムのラジオ 番 組 を 考 える 会 を 開 催 しました 津 軽 ダム 工 事 事 務 所 では コミュニティFM 放 送 局 のFMアップルウェーブ( 弘 前 市 ) で 毎 週 金 曜 日 の 午 前 8 時 から15 分 間 岩 木 川 ふれあ い 情 報 局 を 放 送 しています (チャンネル78.8MHz) この 考 える 会 では 番 組 に 関 するご 意 見 のほか 津 軽 ダム 工 事 事 務 所 のホームページや 広 報 活 動 について もご 意 見 をいただきました ご 意 見 をもとに 一 般 聴 取 者 に 分 かり 易 く 聞 いていて 楽 しい! 興 味 がわく! 会 員 の 皆 さんから 様 々なご 意 見 ようなラジオ 番 組 にしたいと 思 います をいただきました 11 月 5 日 ( 水 ) 日 立 システムズホール 仙 台 で 東 北 地 方 工 事 安 全 施 工 推 進 大 会 (SAFETY2014)が 開 催 され 津 軽 ダム 川 原 平 上 流 地 区 (1 工 区 ) 工 事 佐 藤 惣 建 設 : 現 場 代 理 人 小 野 勇 さんが 表 彰 されました 津 軽 ダムでは 安 全 管 理 と 事 故 防 止 に 積 極 的 に 努 め ているところですが この 表 彰 はその 中 でも 特 に 施 工 が 優 良 で 模 範 となる 現 場 代 理 人 に 送 られるものです おめでとうございます 小 野 さんが 受 賞 の 喜 びを 事 務 所 へ 報 告 されました 11 月 1 日 ( 土 ) から6 日 ( 木 )に 八 戸 市 で 開 催 され た 青 森 土 木 フォー ラム 11 月 16 日 ( 日 ) の 西 目 屋 村 民 文 化 祭 では 水 晶 のプレ ゼントが 子 供 たち に 人 気 でした 編 集 後 記 編 集 発 行 今 年 も 多 くのイベントや 本 体 打 設 完 了 式 典 など 津 軽 ダムの 節 目 となる 年 で あっという 間 に( 私 だけで しょうか?) 年 末 年 始 を 迎 えようとしています 津 軽 ダムでは 今 年 最 後 のイベントとして12 月 21 日 の 白 神 山 地 ビジターセンター 第 3 回 クリスマスフ ェスタ2014 に 協 賛 します 特 別 セミナーなど 予 定 していますので 是 非 ご 来 場 いただけたらと 思 いま す また 次 号 のダムだよりは 新 年 号 を1 月 にお 届 け します 来 年 もよろしくお 願 いいたします ( 一 戸 ) 国 土 交 通 省 東 北 地 方 整 備 局 津 軽 ダム 工 事 事 務 所 036-1411 青 森 県 中 津 軽 郡 西 目 屋 村 田 代 字 神 田 57 TEL 0172-85-3005 FAX 0172-85-3008 津 軽 ダム 工 事 事 務 所 ホームページアドレス http://www.thr.mlit.go.jp/tugaru