プレスレク 資 料 原 子 力 規 制 委 員 会 東 通 原 子 力 発 電 所 敷 地 内 破 砕 帯 に 関 する 有 識 者 会 合 東 通 原 子 力 発 電 所 敷 地 内 破 砕 帯 の 評 価 ( 案 ) に 対 する 当 社 意 見 について 平 成 25 年 4 月 18 日 東 北 電 力 株 式 会 社 東 北 電 力 株 式 会 社 0 All rights Reserved. Copyrights 2011, Tohoku Electric Power Co., Inc.
はじめに 評 価 書 案 評 価 書 案 は 耐 震 設 計 上 考 慮 する 活 断 層 である 可 能 性 が 高 い との 内 容 であり 主 として 地 表 付 近 の 断 層 を 覆 う 地 層 の 変 形 等 の 状 況 から 可 能 性 を 指 摘 当 社 意 見 書 当 社 は これまで 蓄 積 した 膨 大 な 地 質 調 査 データに 基 づき 断 層 破 砕 部 の 性 状 や 地 下 深 部 の 構 造 等 を 含 めた 多 面 的 総 合 的 な 検 討 を 実 施 し 敷 地 内 断 層 は 耐 震 設 計 上 考 慮 すべき 活 断 層 ではない と 評 価 これまでの 有 識 者 からのご 意 見 を 踏 まえ 新 たに 地 質 調 査 や 文 献 調 査 等 を 実 施 中 評 価 書 案 について 以 下 の3つを 主 な 論 点 として 意 見 1 敷 地 内 断 層 の 活 動 性 2 第 四 系 変 状 の 成 因 3 原 子 炉 建 屋 付 近 の 断 層 1
評 価 書 案 に 対 する 論 点 (1)( 主 要 断 層 の 活 動 性 ) 主 な 論 点 敷 地 内 断 層 の 活 動 性 有 識 者 会 合 の 評 価 書 案 の 論 旨 敷 地 内 の 主 要 断 層 の 多 くが 後 期 更 新 世 ( 約 12~13 万 年 前 ) 以 降 に 活 動 した 耐 震 設 計 上 考 慮 する 活 断 層 である 可 能 性 が 高 い F-3 断 層 における 横 ずれ 断 層 運 動 の 痕 跡 ( 礫 の 落 ち 込 み 花 弁 構 造 等 ) F-9 断 層 を 覆 う 地 層 の 変 位 変 形 の 累 積 性 ( 東 側 ( 海 側 )の 地 形 の 隆 起 等 ) 活 断 層 の 可 能 性 のある 断 層 が 敷 地 全 体 に 広 い 範 囲 で 系 統 的 に 連 続 など 主 な 当 社 意 見 敷 地 内 の 主 要 断 層 は 以 下 の 理 由 により 後 期 更 新 世 以 降 の 活 動 はなく 耐 震 設 計 上 考 慮 する 活 断 層 ではない 断 層 破 砕 部 は 固 結 岩 石 化 ( 数 百 万 年 前 以 降 活 動 していない) 断 層 は 地 下 深 部 ( 地 震 を 起 こす 地 層 )まで 連 続 して いない 評 価 書 案 の 指 摘 については 活 断 層 でなくとも 説 明 評 価 が 可 能 であり 活 断 層 とすると 整 合 しない 内 容 がある 礫 の 落 ち 込 みは 浸 食 堆 積 作 用 によるもの F-9 断 層 が 仮 に 逆 断 層 として 活 動 した 場 合 東 側 ( 下 盤 )が 隆 起 することはない 断 層 活 動 を 示 唆 する 変 動 地 形 が 認 められない など 2
敷 地 内 断 層 の 活 動 性 ( 破 砕 部 の 固 結 岩 石 化 1) 断 層 破 砕 部 の 地 下 深 部 で 固 結 岩 石 化 していることを 確 認 より 広 い 範 囲 で 深 部 固 結 状 況 を 確 認 するため 現 在 追 加 地 質 調 査 を 実 施 中 東 京 電 力 敷 地 原 子 炉 施 設 設 置 位 置 東 北 電 力 敷 地 原 子 炉 建 屋 設 置 位 置 敷 地 内 地 質 調 査 結 果 (ボーリング 調 査 )を 再 整 理 : 断 層 破 砕 部 の 深 部 固 結 状 況 が 確 認 されている 箇 所 : 断 層 破 砕 部 の 深 部 のボーリング 調 査 中 3
敷 地 内 断 層 の 活 動 性 ( 破 砕 部 の 固 結 岩 石 化 2) 断 層 破 砕 部 の 地 下 深 部 で 固 結 岩 石 化 が 確 認 されており 活 動 性 はない ボーリング 調 査 小 老 部 川 東 京 電 力 敷 地 F-7 断 層 F-6 断 層 H-2 断 層 F 8 断 層 F 10 断 層 f 2 断 層 断 層 破 砕 帯 の 地 下 深 部 ( 約 300m)の 固 結 岩 石 化 の 確 認 状 況 東 京 電 力 敷 地 内 (H-2) 固 結 岩 石 化 当 社 敷 地 内 (F-7) ボーリング 調 査 s 14 小 断 層 F 4 断 層 f 1 断 層 s 19 小 断 層 老 部 川 第 2 回 評 価 会 合 (H24.12.26)で 示 したボーリングコア 4
敷 地 内 断 層 の 活 動 性 ( 固 結 岩 石 化 の 形 成 時 期 ) 主 要 断 層 の 深 部 破 砕 部 は 数 百 万 年 前 以 降 再 活 動 していない 主 要 断 層 の 破 砕 部 には 火 山 活 動 の 熱 水 浸 入 による 特 徴 的 な 鉱 物 (セピオライト 石 英 )が 含 まれている この 鉱 物 に 着 目 し 断 層 破 砕 部 の 固 結 岩 石 化 の 形 成 時 期 を 考 察 中 新 世 中 期 ~ 後 期 ( 約 1,600~500 万 年 前 )において 敷 地 内 の 主 要 断 層 が 形 成 された この 期 間 において 火 山 活 動 による 熱 水 が 断 層 破 砕 部 に 浸 入 し 特 徴 的 な 鉱 物 (セピオライト 石 英 )が 形 成 され 固 結 岩 石 化 した 断 層 破 砕 部 に 含 まれる 鉱 物 (セピオライト 石 英 )は 固 結 岩 石 化 した 以 降 ずれは 認 められない 敷 地 周 辺 の 火 山 活 動 は 鮮 新 世 ( 約 500 万 年 前 ) 以 降 確 認 されていないため 主 要 断 層 の 深 部 破 砕 部 は 数 百 万 年 前 以 降 再 活 動 していない 1 引 張 応 力 場 により 正 断 層 が 形 成 破 砕 部 2 破 砕 部 に 火 山 活 動 による 熱 水 が 浸 入 3 鉱 物 (セピオライト 等 )が 形 成 後 固 結 岩 石 化 熱 水 固 結 岩 石 化 4 固 結 岩 石 化 した 後 に 破 砕 部 にずれがない 断 層 活 動 すれば 破 砕 部 にずれが 発 生 断 層 活 動 していないと 破 砕 部 にずれがない 中 新 世 中 期 ( 約 1,600 万 年 前 ) 火 山 活 動 あ り 鮮 新 世 ( 約 500 万 年 前 ) 火 山 活 動 な し 5
敷 地 内 断 層 の 活 動 性 ( 地 下 深 部 に 連 続 性 なし) 敷 地 内 の 主 要 断 層 は 地 下 500~1000m 付 近 で 緩 やかとなり 地 下 深 部 ( 地 震 を 起 こす 地 層 )まで 連 続 していないため 地 震 を 起 こす 断 層 ではない 反 射 法 地 震 探 査 測 線 小 老 部 川 東 京 電 力 敷 地 F-7 断 層 F-6 断 層 H-2 断 層 F 8 断 層 F 10 断 層 f 2 断 層 約 6 km W ( 東 通 の 状 況 ) E ( 典 型 的 な 活 断 層 の 例 ) 地 震 を 起 こす 断 層 は 地 下 深 部 まで 連 続 する s 14 小 断 層 F 4 断 層 f 1 断 層 約 1 km 敷 地 の 範 囲 震 源 深 さ10 ~15 km まで 明 瞭 に 連 続 s 19 小 断 層 深 さ1km 未 満 で 消 滅 老 部 川 反 射 法 地 震 探 査 結 果 ( 東 京 電 力 にて 実 施 ) 6
敷 地 内 断 層 の 活 動 性 ( 活 断 層 以 外 で 説 明 評 価 可 ) 評 価 書 案 の 指 摘 については 活 断 層 でなくとも 説 明 評 価 が 可 能 であり 活 断 層 とすると 整 合 しな い 内 容 がある 礫 の 落 ち 込 み 礫 の 落 ち 込 みは 浸 食 堆 積 作 用 によるものであり 断 層 部 に 限 らず 礫 の 落 ち 込 みが 見 られる 変 動 地 形 これまでの 地 質 調 査 結 果 によれば 変 動 地 形 ( 地 表 の 起 伏 )の 下 部 の 地 層 には 断 層 が 認 められない 第 四 系 断 層 第 四 系 窪 みへ 礫 の 堆 積,: 有 識 者 ご 指 摘 の 変 動 地 形 岩 盤 岩 盤 F-3 断 層 断 層 のない 箇 所 地 形 の 隆 起 F-9 断 層 が 仮 に 逆 断 層 として 活 動 した 場 合 上 盤 と 下 盤 の 関 係 から 東 側 ( 下 盤 )が 隆 起 することはない ( 熊 木 教 授 資 料 より 抜 粋 引 用 (p.7)) トレンチ 観 察 結 果 では 断 層 が 確 認 され ていない 試 掘 坑 調 査 では 断 層 が 確 認 されていない 上 盤 F-9 断 層 下 盤 下 盤 が 隆 起 することはない 7
評 価 書 案 に 対 する 論 点 (2)( 第 四 系 変 状 の 成 因 ) 主 な 論 点 第 四 系 変 状 の 成 因 有 識 者 会 合 の 評 価 書 案 の 論 旨 第 四 系 の 変 状 の 主 な 成 因 が 膨 潤 であるとの 主 張 は 根 拠 が 乏 しい 断 層 への 礫 の 落 ち 込 み 地 形 的 高 まり 類 似 事 例 がない など 主 な 当 社 意 見 様 々な 要 因 を 抽 出 分 析 し 第 四 系 変 状 の 成 因 として 岩 盤 劣 化 部 の 体 積 膨 張 ( 膨 潤 )が 最 も 有 力 であると 評 価 岩 盤 の 劣 化 箇 所 と 体 積 膨 張 ( 膨 潤 )が 対 応 類 似 な 特 徴 を 有 する 海 外 事 例 有 ( 米 国 コロラドなど) 8
第 四 系 変 状 の 成 因 ( 岩 盤 劣 化 部 の 体 積 膨 張 ( 膨 潤 )が 最 有 力 ) 第 四 系 変 状 の 成 因 は 様 々な 要 因 を 抽 出 分 析 し 総 合 的 な 検 討 結 果 として 岩 盤 劣 化 部 の 体 積 膨 張 ( 膨 潤 )が 最 も 有 力 であると 評 価 敷 地 内 の 主 要 断 層 は 古 い 時 期 ( 約 500 万 年 前 以 前 )に 形 成 され 地 震 を 起 こす 深 い 地 層 まで 連 続 し ないこと 固 結 岩 石 化 していることから 活 断 層 で ないと 評 価 一 方 敷 地 の 浅 い 地 層 ( 第 四 系 )で 認 められる 変 状 (たわみ ずれ 等 )は 表 層 付 近 に 限 られ 連 続 した ものでないことから 断 層 活 動 に 起 因 したものでは ないと 評 価 上 記 の 評 価 を 踏 まえ 第 四 系 変 状 の 成 因 について 様 々な 観 点 から 複 数 の 要 因 を 抽 出 分 析 し 体 積 膨 張 ( 膨 潤 )が 最 も 有 力 と 評 価 岩 盤 劣 化 部 の 体 積 膨 張 凍 結 融 解 作 用 熱 水 などの 圧 入 地 震 動 による 受 動 変 位 9
露 頭 数 第 四 系 変 状 の 成 因 ( 岩 盤 劣 化 部 に 対 応 ) 岩 盤 劣 化 部 ( 表 層 の 風 化 部 )の 厚 さが 大 きくなると 変 状 が 現 れる 割 合 が 高 くなり 第 四 系 変 状 の 箇 所 と 岩 盤 劣 化 部 が 対 応 している 岩 盤 劣 化 部 の 厚 さが 大 きくなると 変 状 が 現 れる 割 合 が 高 い 岩 盤 劣 化 部 の 厚 さ 劣 化 程 度 : 強 劣 化 程 度 : 弱 劣 化 なし 岩 盤 劣 化 部 の 厚 さ 断 層 10
第 四 系 変 状 の 成 因 ( 類 似 事 例 : 米 国 コロラドの 地 盤 変 状 ) 第 四 系 変 状 と 類 似 な 特 徴 を 有 する 海 外 事 例 として 膨 張 性 を 有 する 鉱 物 を 含 んだ 地 盤 の 変 状 な どを 確 認 した( 米 国 コロラドなど) 詳 細 については 本 事 例 を 含 めて 更 なる 調 査 検 討 を 実 施 中 米 国 コロラドでの 地 盤 変 状 の 例 当 社 敷 地 内 の 第 四 系 変 状 の 例 F-9 断 層 類 似 例 1 出 典 :Noe,et al.,2007,part3 fig.12 s-19 断 層 類 似 例 2 出 典 : Noe,et al.,2007,part3 fig.14 米 国 コロラド 州 デンバー 付 近 では Heaving bedrock(noe,1997)による 地 盤 変 状 について 地 質 学 的 記 載 鉱 物 学 的 工 学 的 性 状 および 成 因 について 詳 細 な 研 究 がなされている(Noe, et al.,2007 part1,2,3) 11
評 価 書 案 に 対 する 論 点 (3)( 原 子 炉 建 屋 付 近 の 断 層 ) 主 な 論 点 原 子 炉 建 屋 付 近 の 断 層 有 識 者 会 合 の 評 価 書 案 の 論 旨 耐 震 安 全 上 重 要 な 施 設 の 直 下 を 通 過 することから 更 なる 検 討 が 必 要 主 な 当 社 意 見 過 去 に 実 施 した 地 質 調 査 結 果 から 耐 震 設 計 上 考 慮 すべき 活 断 層 ではない f-1 断 層 は 岩 盤 上 部 に 段 差 が 認 められない また 上 部 地 層 の 第 四 系 変 状 とf-1 断 層 の 変 位 方 向 が 逆 であり 関 連 性 がない f-2 断 層 は 岩 盤 内 部 で 消 滅 している また 上 部 の 第 四 系 の 地 層 に 変 位 変 形 を 及 ぼして いない 12
原 子 炉 建 屋 付 近 の 断 層 ( 敷 地 内 断 層 の 位 置 ) 敷 地 内 断 層 の 状 況 H-2 断 層 建 屋 周 辺 拡 大 図 小 老 部 川 東 京 電 力 敷 地 F-7 断 層 F 8 断 層 F 10 断 層 s 14 小 断 層 F-6 断 層 F 4 断 層 f 1 断 層 f 2 断 層 原 子 炉 建 屋 タービン 建 屋 海 水 熱 交 換 器 建 屋 取 水 路 サービス 建 屋 s 19 小 断 層 老 部 川 13
原 子 炉 建 屋 付 近 の 断 層 ( 活 動 性 がない) 過 去 に 実 施 した 地 質 調 査 結 果 から 耐 震 設 計 上 考 慮 すべき 活 断 層 ではない f-1 断 層 f-2 断 層 第 四 系 変 状 ( 小 断 裂 ) 第 四 系 第 四 系 2 2 f-1 断 層 1 1 f-2 断 層 1 岩 盤 上 部 に 段 差 が 認 められない 2 第 四 系 変 状 ( 小 断 裂 )とf-1 断 層 の 変 位 方 向 が 逆 であり 関 連 性 がない 1 岩 盤 内 部 で 消 滅 している 2 第 四 系 の 地 層 に 変 位 変 形 を 及 ぼし ていない 14
追 加 地 質 調 査 ( 各 種 調 査 の 計 画 図 ) 東 北 電 力 敷 地 Br,Tr Br,Tr Br Br Br,Tr Br,Tr 地 表 地 質 踏 査 Tr 実 施 中 計 画 検 討 中 調 査 項 目 調 査 内 容 ( 数 量 ) : 断 層 破 砕 部 の 深 部 固 結 状 況 確 認 ボーリング 調 査 (13 孔 ) : 断 層 破 砕 部 の 変 形 構 造 確 認 水 平 掘 削 面 調 査 (2 箇 所 ) : 断 層 破 砕 部 の 変 形 構 造 確 認 断 層 破 砕 部 の 試 料 採 取 分 析 (1 地 点 ) : 変 動 地 形 と 断 層 との 関 連 性 確 認 ボーリング 調 査 (1 箇 所 ) トレンチ 調 査 (1 箇 所 ) ボーリング 調 査 トレンチ 調 査 (2 箇 所 ) 地 表 地 質 踏 査 :その 他 の 断 層 の 分 布 性 状 確 認 ボーリング 調 査 (1 箇 所 ) ボーリング 調 査 トレンチ 調 査 (2 箇 所 ) 15 Br:ボーリング 調 査 Tr:トレンチ 調 査 現 時 点 の 計 画 であり 評 価 会 合 でのご 意 見 を 踏 まえ 今 後 詳 細 検 討 状 況 に 応 じて 変 更 する 場 合 もあり 得 る
追 加 地 質 調 査 ( 各 種 調 査 の 工 程 ) 有 識 者 会 合 でのご 意 見 を 踏 まえ 追 加 地 質 調 査 を 実 施 中 調 査 項 目 断 層 破 砕 部 の 深 部 固 結 状 況 確 認 調 査 内 容 深 部 ボーリング 調 査 平 成 25 年 4 5 6 7 8 9 10 11 12 実 施 状 況 報 告 ( 進 捗 に 応 じて) 報 告 敷 地 内 断 層 の 活 動 性 に 関 する 調 査 断 層 破 砕 部 の 変 形 構 造 確 認 変 動 地 形 と 断 層 との 関 連 性 確 認 水 平 掘 削 面 調 査 破 砕 部 の 試 料 採 取 分 析 ボーリング 調 査 トレンチ 調 査 地 表 地 質 踏 査 既 存 データ 再 整 理 その 他 の 断 層 の 分 布 ボーリング 調 査 性 状 確 認 トレンチ 調 査 第 四 系 変 状 の 成 因 調 査 第 四 系 変 状 の 成 因 に 関 する 再 検 討 既 存 データ 再 整 理 など 現 時 点 の 計 画 であり 評 価 会 合 でのご 意 見 を 踏 まえ 今 後 詳 細 検 討 状 況 に 応 じて 変 更 する 場 合 もあり 得 る 16
まとめ 評 価 書 案 に 対 しては これまでの 科 学 的 知 見 に 基 づき 敷 地 内 断 層 は 耐 震 設 計 上 考 慮 すべき 活 断 層 ではない との 意 見 地 質 の 専 門 家 の 方 からも 当 社 の 意 見 を 支 持 する 見 解 書 あり 今 後 新 たな 地 質 調 査 や 文 献 調 査 等 に 基 づき 予 断 を 持 つことなく あらためて 活 動 性 の 有 無 に 関 する 評 価 確 認 を 実 施 原 子 力 規 制 委 員 会 に 対 しては 今 後 も 審 議 を 継 続 し 地 質 調 査 で 得 られる 新 たなデータや 知 見 を 確 認 いただくとともに これまでの 審 査 に 携 わった 専 門 家 の 意 見 も 聞 くなど 科 学 的 データに 基 づいた 幅 広 い 議 論 を 行 っていただくよう 要 望 17