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聞 こえでお 困 りの 方 に 人 工 内 耳 のご 紹 介 このカタログは 植 物 油 インキ 水 なし 印 刷 を 使 用 しています 非 売 品 本 書 の 無 断 複 写 複 製 (コピー)は 特 定 の 場 合 を 除 き 著 作 権 発 行 者 の 権 利 侵 害 になります 顔 写 真 は 本 人 の 同 意 を 得 て 使 用 しております 東 京 都 新 宿 区 西 落 合 1-31-4 161-8560 03-5996-8000( 代 表 ) Fax 03-5996-8091 http://www.nihonkohden.co.jp/ 資 料 NO. SP64-133 15.7. CLB. E. 8282

聞 こえでお 困 りの 方 に 人 工 内 耳 のご 紹 介 このパンフレットは 難 聴 でお 困 りの 方 や 人 工 内 耳 装 用 をお 考 えの 方 に 難 聴 と 人 工 内 耳 について よりご 理 解 いただくことを 目 的 に 作 成 いたしました 監 修 : 東 京 大 学 名 誉 教 授 国 立 病 院 機 構 東 京 医 療 センター 臨 床 研 究 ( 感 覚 器 )センター 名 誉 センター 長 国 際 医 療 福 祉 大 学 教 授 / 言 語 聴 覚 センター 長 加 我 君 孝 先 生

2

C O N T E N T S 1 音 の 世 界 と 人 工 内 耳 4 2 人 工 内 耳 の 適 応 5 3 人 工 内 耳 の 手 術 前 検 査 6 4 人 工 内 耳 の 手 術 7 5 人 工 内 耳 の 調 整 と 聴 覚 リハビリテーション(マッピング) 8 6 医 療 費 9 よくある 質 問 10 11 3

1 音 の 世 界 と 人 工 内 耳 世 界 は 音 にあふれています 心 臓 が 動 く 音 血 液 が 流 れる 音 呼 吸 の 音 コミュニケーションの 言 葉 による 世 界 は 音 にあふれていて 音 声 で 成 り 立 っています 音 や 音 声 を 感 じ 取 れることは 生 活 の 中 で 非 常 に 重 要 なことです 難 聴 で 音 の 世 界 を 失 ってしまった 方 が 音 の 世 界 を 再 び 取 り 戻 すために また 生 まれながら 聞 こえに くいお 子 様 の 新 しい 聞 こえを 作 り 出 すために 人 工 内 耳 は 生 まれてきました 人 工 内 耳 は 世 界 で 最 も 成 功 している 人 工 感 覚 器 の 一 つです 世 界 中 で40 万 人 以 上 の 方 が 使 用 し 日 本 でも 全 国 で 年 間 600 人 以 上 の 方 が 手 術 を 受 けています 人 工 内 耳 のしくみ 人 工 内 耳 システムは 主 にインプラント( 体 内 装 置 )とサウンドプロセッサ( 体 外 装 置 )の 2 つの 装 置 で 構 成 されています 3 ヘッドピース 2 サウンド プロセッサ ( 電 池 含 む) 4 インプラント かぎゅう 蝸 牛 1 マイク 6 蝸 牛 神 経 こ 鼓 まく 膜 5 電 極 アレイ 1 超 小 型 マイクが 捉 えた 音 をサウンドプロセッサで 解 析 します( 電 池 はサウンドプロセッサ の 中 に あ り ま す ) 2 サウンドプロセッサで 解 析 された 音 は 人 工 内 耳 用 の 電 気 信 号 に 変 換 されます 3 電 気 信 号 はヘッドピースから 無 線 信 号 で 皮 膚 の 下 のインプラントに 送 られます(インプラ ントに 電 池 は 搭 載 されていません サウンドプロセッサから 無 線 信 号 と 一 緒 に 動 力 電 気 も 送 られます ヘッドピースは 磁 石 の 力 で 頭 皮 に 接 着 します) 4 受 信 した 信 号 を 電 気 刺 激 に 変 換 します この 情 報 がヘッドピースから 電 磁 誘 導 により 頭 皮 を 介 してインプラントに 伝 えられます かぎゅう 5 蝸 牛 に 挿 入 された 電 極 アレイから 直 接 神 経 を 刺 激 します 6 蝸 牛 神 経 から 脳 へと 信 号 が 伝 わり 音 として 認 識 されます 4

2 人 工 内 耳 の 適 応 かぎゅう 人 工 内 耳 は 蝸 牛 ( 左 頁 のイラスト 参 照 )という かたつむりのような 形 をした 部 位 の 感 覚 細 胞 が 障 害 されたことにより 難 聴 が 生 じている 方 が 主 な 適 応 となります 蝸 牛 は 音 の 情 報 を 電 気 信 号 に 変 換 す る 機 能 があります 蝸 牛 が 障 害 されると 脳 に 適 切 な 電 気 信 号 を 送 ることができなくなります 適 切 な 信 号 が 送 られないことで 音 が 十 分 な 大 きさで 聞 こえない 言 葉 の 音 声 が 聞 こえても 正 確 な 言 葉 で 聞 き 取 れないということが 起 こります 人 工 内 耳 は 蝸 牛 の 代 わりに 音 を 電 気 信 号 に 変 換 し 蝸 牛 神 経 を 直 接 刺 激 して 脳 へ 電 気 信 号 を 送 る 装 置 です 聞 こえの 神 経 を 適 切 な 信 号 で 直 接 刺 激 することで 脳 で 環 境 音 や 音 声 言 葉 を 感 じる ことができます 成 人 の 場 合 年 齢 の 制 限 はありません さまざまな 原 因 による 難 聴 で 補 聴 器 の 装 用 効 果 が 乏 しい 場 合 に 適 応 となります 小 児 の 場 合 年 齢 は 原 則 1 歳 以 上 ( 体 重 8kg 以 上 ) 両 耳 の 平 均 聴 力 が90dB 以 上 の 高 度 感 音 性 難 聴 の 方 で 少 なくとも6ヵ 月 以 上 補 聴 器 装 用 下 にて 言 語 訓 練 を 行 った 後 に 音 声 言 語 の 獲 得 が 不 十 分 と 判 断 された 場 合 に 適 応 となります 音 の 大 きさ 高 低 と 難 聴 の 程 度 デ シ ベ ル -10 0 (db) 10 鳥 の 鳴 き 声 正 常 な 能 力 20 30 水 の 音 図 書 館 軽 度 難 聴 40 人 の 会 話 音 の 範 囲 50 電 話 60 70 中 度 ~ 重 度 難 聴 80 90 トラック 草 刈 り 機 ヘッドフォンステレオ( 音 量 最 大 ) 重 度 難 聴 100 110 120 痛 みを 感 じるほどの 大 きな 音 バンド 演 奏 ジェット 機 最 重 度 難 聴 低 音 高 音 125 250 500 1000 2000 4000 8000 周 波 数 (Hz) 5

3人 工 内 耳 の 手 術 前 検 査 人 工 内 耳 の 手 術 を 受 ける 前 の 検 査 例 です 聞 こえの 検 査 ( 自 覚 的 聴 力 検 査 ) 各 周 波 数 の 音 (5 頁 のグラフ 参 照 )を 出 し 現 在 どれくらいの 大 きさの 音 が 聞 こえているかを 周 波 数 ごとに 検 査 します( 純 音 聴 力 検 査 ) また 大 人 の 場 合 は 言 葉 がどれくらい 聞 き 取 れているかを 検 査 します( 語 音 聴 力 検 査 ) 乳 幼 児 の 場 合 は 行 動 反 応 聴 力 検 査 を 行 います ABR 検 査 ASSR 検 査 ( 他 覚 的 聴 力 検 査 ) 睡 眠 状 態 で 音 を 聞 いた 時 の 脳 波 をコンピュータが 測 定 分 析 することで どれくらいの 音 が 聞 こえているかを 検 査 します どの 検 査 にも 長 所 と 短 所 があり 自 覚 的 検 査 と 比 較 して 難 聴 の 程 度 が 判 断 されます 補 聴 器 装 用 効 果 の 検 査 誘 発 電 位 検 査 装 置 (ABR/EABR/ASSR) 補 聴 器 を 装 用 して 療 育 教 育 やリハビリの 後 言 葉 の 聞 き 取 りがどの 程 度 向 上 するかを 調 べます 画 像 診 断 (CT/MRI) かぎゅう CTやMRIを 撮 影 し て 蝸 牛 の 状 態 を 確 認 します 人 工 内 耳 の 電 極 を 正 しく 挿 入 するため に 蝸 牛 と 聴 神 経 の 状 態 を 把 握 しておくことが 必 要 です CT 画 像 MR I 画 像 全 身 の 健 康 状 態 の 検 査 全 身 麻 酔 下 で 安 全 な 手 術 をするための 検 査 です 心 電 図 胸 部 の 写 真 血 液 検 査 などを 行 います また 他 の 疾 患 を 持 っていないか 問 診 を 受 けます 難 聴 の 遺 伝 子 検 査 とサイトメガロウイルスの 感 染 検 査 ご 希 望 により 難 聴 の 原 因 遺 伝 子 検 査 を 実 施 できる 施 設 もあります 平 成 24 年 より 保 険 診 療 として 実 施 可 能 になりました 先 天 性 難 聴 の 約 半 数 近 くは 難 聴 の 遺 伝 子 変 異 が 見 受 けられます また 先 天 性 難 聴 の 約 さいたい 10%はサイトメガロウィルス 感 染 によるため 臍 帯 による 検 査 も 行 われます 6

4 手 人 工 内 耳 の 手 術 術 は 全 身 麻 酔 下 で 行 われ おおむね 数 時 間 で 終 わります ほとんどの 場 合 翌 日 には 起 き 上 がっ て 歩 き 回 ることができます 入 院 期 間 は 10 日 前 後 です 手 術 では 人 工 内 耳 インプラント 本 体 を 側 かぎゅう 頭 骨 に 固 定 し 電 極 を 蝸 牛 に 挿 入 します じ こ う ぶ 耳 後 部 を 切 開 します Ⅰ Ⅲ インプラントを 埋 め 込 むために 側 頭 骨 を 手 術 器 具 (バー)で 薄 く 削 ります R 90dB R 70dB インプラント 本 体 を 側 頭 骨 に 固 定 します R 50dB R 30dB 蝸 牛 に 小 さな 穴 をあけ 電 極 アレイを 挿 入 します R 20dB R 10dB ほうごう 電 極 の 動 作 テストを 行 い 傷 を 縫 合 します 手 術 直 後 のまだ 麻 酔 がかかっている 間 に 電 極 が 聴 神 経 を 刺 激 できているかを 調 べたり さらに 脳 幹 まで 信 号 が 届 いているかを 検 査 する 方 法 (EABR)もあります ABRの 正 常 波 形 ( 気 導 ABR) EABRの 正 常 波 形 ( 電 気 ABR) Ⅰ R 90dB Ⅲ 1 ch Stim Ⅲ R 70dB R 50dB R 30dB R 20dB /div R 10dB 7

5 人 工 内 耳 の 調 整 と 聴 覚 リハビリテーション(マッピング) 小 児 の 場 合 人 工 内 耳 を 通 して 音 や 言 葉 を 覚 えていくことになります 人 工 内 耳 を 使 用 し 音 を 聞 く 能 力 を 高 める 訓 練 を 行 います これを 聴 覚 のハビリテーションといいます 人 工 内 耳 を 使 用 しハビリテーションを 続 けることで 大 脳 の 言 語 中 枢 が 発 達 し 聞 いて 話 す というコミュ ニケーション 手 段 を 習 得 しやすくなります また 歌 を 歌 う 楽 器 を 演 奏 する ことも 習 得 しやすくなります 成 人 の 場 合 人 工 内 耳 を 使 用 することによって ほとんどの 装 用 者 が 静 かな 場 所 で 1 対 1の 会 話 ができ るようになります これは 言 語 中 枢 が 完 成 しているからです ただし 聞 こえに 関 しては 個 人 差 が 大 きく 電 話 や 少 人 数 の 会 話 ができるようになる 方 もいれば そうでない 方 もい ます これは もともとの 聞 こえの 障 害 の 程 度 や 失 聴 期 間 が 異 なるためです 音 楽 につい ても 同 様 です 初 めて 人 工 内 耳 を 通 して 聞 いた 音 は ロボットや 宇 宙 人 の 声 のようだ 言 葉 がわかる な ど 表 現 はさまざまです 多 くの 方 が 久 しぶりに 聞 いた 環 境 音 や 音 声 に 感 動 されます その 後 の 聴 覚 リハビリテーションにより 聞 きやすくなるように 変 化 していきます 成 人 小 児 に 共 通 することですが 人 工 内 耳 は 手 術 を 受 ければすぐに 使 用 できるわけではありませ ん 手 術 の 傷 が 癒 えるころ( 大 体 1 ~ 3 週 間 )にサウンドプロセッサを 装 着 し 人 工 内 耳 からの 聞 こえを 初 めて 体 験 します この 際 使 用 する 方 に 合 わせて 人 工 内 耳 インプラントの 各 電 極 の 電 気 刺 激 のレベルを 調 整 します これを マッピング や フィッティング と 呼 んでいます この 調 整 は 言 語 聴 覚 士 によって 最 初 は 頻 繁 に 安 定 したら 年 に 数 回 のペースで 行 います 8

6 人 医 療 費 工 内 耳 の 埋 め 込 み 手 術 には 平 成 6 年 から 健 康 保 険 が 適 用 されています 通 常 自 立 支 援 医 療 制 度 高 額 療 養 費 制 度 の 対 象 となります( 世 帯 収 入 や 治 療 状 況 により 変 わります) また 地 方 自 治 体 によっても 医 療 費 助 成 の 制 度 が 変 わります 詳 しくは 各 自 治 体 の 担 当 窓 口 また は 各 医 療 機 関 にご 相 談 ください 自 立 支 援 医 療 制 度 小 児 の 場 合 心 身 の 障 害 を 除 去 軽 減 するための 医 療 について 医 療 費 の 自 己 負 担 額 を 軽 減 する 公 費 負 担 医 療 制 度 です この 制 度 は 小 児 では 育 成 医 療 と 言 います 担 当 の 先 生 に 書 類 を 作 成 して もらい それを 市 町 村 の 福 祉 課 に 提 出 します 認 められると 受 給 券 が 発 行 されます 成 人 の 場 合 身 体 障 害 者 手 帳 をお 持 ちの 方 は 更 生 医 療 という 制 度 が 利 用 できます 担 当 の 先 生 に 書 類 を 作 成 してもらい それを 市 町 村 の 福 祉 課 に 提 出 します 認 められると 受 給 券 が 発 行 され ます 通 院 時 の 医 療 費 支 払 いの 際 に この 受 給 券 を 呈 示 します 高 額 療 養 費 制 度 公 的 医 療 保 険 における 制 度 の 一 つで 医 療 機 関 や 薬 局 の 窓 口 で 支 払 った 額 が 暦 月 ( 月 の 初 めから 終 わりまで)で 一 定 額 を 超 えた 場 合 に その 超 えた 金 額 を 支 給 する 制 度 です 上 記 の 自 立 支 援 医 療 制 度 の 対 象 にならない 場 合 に 利 用 する 制 度 です 人 工 内 耳 手 術 の 総 費 用 約 400 万 円 ( 人 工 内 耳 手 術 の 総 費 用 ) 通 常 の 自 己 負 担 額 ( 例 えば 3 割 120 万 円 ) 通 常 健 康 保 険 で 賄 われる 金 額 実 際 の 自 己 負 担 額 自 己 負 担 限 度 額 の 超 過 分 * は 高 額 療 養 費 として 支 給 されます * 各 医 療 機 関 にご 相 談 ください 健 康 保 険 では 人 工 内 耳 はインプラントとサウンドプロセッサを 合 わせて 約 260 万 円 手 術 費 用 が 約 40 万 円 と 規 定 されています 総 費 用 は 入 院 費 も 含 めると 約 400 万 円 ほどになり ますが 各 助 成 を 受 けることで 自 己 負 担 額 を 減 らすことができます 9

よくある 質 問 人 工 内 耳 手 術 は 安 全 でしょうか? 人 工 内 耳 の 手 術 は 日 本 では30 年 の 歴 史 があり 耳 の 手 術 の 経 験 を 積 んだ 医 師 が 担 当 する 安 全 な 手 術 です 手 術 は 全 身 麻 酔 下 で 実 施 されます 人 工 内 耳 インプラントは 定 期 的 に 交 換 が 必 要 でしょうか? 人 工 内 耳 インプラントは 機 器 の 故 障 がない 限 り 定 期 的 に 取 り 換 える 必 要 はありませ かぎゅう ん ま た 電 極 を 入 れる 蝸 牛 の 大 きさは 生 まれた 時 から 一 生 同 じ 大 きさなので 子 ども の 成 長 に 合 わせて 交 換 する 必 要 もありません 人 工 内 耳 インプラントは 故 障 しますか? 人 工 内 耳 インプラントは 頑 丈 にできており 故 障 することは 非 常 にまれです ただし 外 部 からの 衝 撃 により 破 損 断 線 など 故 障 することもあり 得 ます 人 工 内 耳 を 装 用 し ている 側 の 頭 をぶつけないように 注 意 が 必 要 です 万 が 一 故 障 した 場 合 には 人 工 内 耳 インプラント 交 換 のために 再 手 術 が 必 要 です サウンドプロセッサは 交 換 が 必 要 でしょうか? 交 換 する 必 要 はありません ただし 新 しいサウンドプロセッサが 開 発 され 販 売 され た 時 には 実 際 に 試 聴 してみて 聞 こえを 比 較 し 買 い 換 えが 必 要 かどうかを 検 討 する とよいでしょう 聞 こえがおかしいと 思 った 場 合 には 担 当 の 医 療 機 関 にご 相 談 くだ さい 日 常 生 活 は 普 通 に 過 ごせますか? 日 常 生 活 は 普 通 に 過 ごせます 多 くの 方 が 朝 起 きてから 夜 寝 るまで 一 日 中 使 用 されて います 電 子 レンジやIH 調 理 器 ヘアードライヤー パソコン 自 動 車 携 帯 電 話 などに は 雑 音 を 感 じることがありますが 機 器 が 故 障 するほどの 影 響 はありません 10

どれくらい 聞 こえるようになりますか? 聞 こえていなかった 期 間 難 聴 の 程 度 年 齢 など さまざまな 原 因 により 聞 こえにつ いては 個 人 差 があります 詳 しくは 担 当 の 医 師 または 言 語 聴 覚 士 にご 相 談 ください 人 工 内 耳 は 両 耳 に 装 着 するのですか? 両 耳 に 装 用 することで どこから 音 が 聞 こえてくるのか 分 かりやすくなります また 大 勢 での 会 話 雑 音 下 での 聞 こえが 片 耳 に 比 べて 改 善 しやすくなるといわれています 2014 年 に 改 定 された 小 児 人 工 内 耳 適 応 基 準 には 両 耳 装 用 について 下 記 のように 記 載 されています 音 声 を 用 いてさまざまな 学 習 を 行 う 小 児 に 対 する 補 聴 の 基 本 は 両 耳 聴 であり 両 耳 聴 の 実 現 のために 人 工 内 耳 の 両 耳 装 用 が 有 用 な 場 合 はこれを 否 定 しない 日 本 耳 鼻 咽 喉 学 会 HPより 人 工 内 耳 を 装 用 したままCTやMRIを 撮 ることができますか? CTやMRIも 撮 ることができます 人 工 内 耳 を 入 れている 周 辺 の 画 像 は わかりにくく なるなど 影 響 を 受 けます MRIについては 事 前 に 各 メーカーにお 問 合 せください 実 際 の 画 像 例 CT 画 像 人 工 内 耳 を 装 用 したまま 水 泳 などのスポーツをすることはできますか? 水 泳 をする 時 にはサウンドプロセッサを 外 せば 問 題 ありません 機 種 によっては 装 用 したまま 水 に 入 ることができるものもあります 詳 しくは 各 メーカーにお 問 合 せくだ さい 高 い 水 圧 がかかったり 頭 部 に 衝 撃 を 受 ける 可 能 性 のあるスポーツは 注 意 が 必 要 です 詳 しくは 担 当 の 医 師 または 言 語 聴 覚 士 にご 相 談 ください 11