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Transcription:

放 射 線 科 遠 藤 潤 2013.05.27(Mon)

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各 装 置 使 用 機 器 詳 細 2 1. 核 医 学 (NM) 5. 一 般 撮 影 (OPE)(OR) 1)GE Infinia Hawekeye4 2)GE Xeleris 2. 血 管 撮 影 装 置 (XA) 1) Philips Allura Clarity FD10/10 2) Philips Allura Clarity FD20/10 3)HDD*2 台 3.ハイブリッド(OR) 1)Philips Hybrid OR System Allura FD20OR 4.モバイルCアーム 1)Philips 2)Philips HITACHI 1)FUJI FCR Speedia CS Plus 6.ポータブル 撮 影 HITACHI Sirius Star Mobile TOSHIBA 9. 検 像 1)KONIKA NEOVISTA I-PACS QA 2)KONIKA NEOVISTA I-PACS QA 3)GE RA600 4) GE RA600 10.PDI 作 成 1)HITACHI

各 装 置 使 用 機 器 詳 細 3 1. 超 音 波.HIS 1)GE S6 2)GE E9 2.PACS 3)GE 1)FUJITSU HOPE EGMAIN GX 1)GE Centricity Server 2) SIEMENS Server 3. 外 部 保 管 1)GE 医 知 の 蔵 4.RIS 1)TRYFOR ProRad RIS 5. 読 影 システム 1)TRYFOR ProRad RS 導 入 予 定 1. 体 外 衝 撃 波 治 療 装 置 (ESWL) 1) 2) 2. 前 歯 撮 影 装 置 1) 3. 一 般 ポータブル 撮 影 1)KONIKA Aero DR 2) SIEMENS syngo

各 接 続 内 容 HIS RIS MG/ CT MG MR Degi CR TV NM OR CT US ESW CR DEXA XA Syngo MG Repo1 or 2 CAD AW Server RA600 1 or 2 I-PACS QA 1or 2 GoodNet Sever ProRad RS PACS Server 医 知 の 蔵

各 接 続 内 容 (MMG 詳 細 ) HIS RA600 1 I-PACS QA 1 RIS MG RA600 2 Syngo I-PACS QA 2 CAD MG/CT MG Report MG Report 外 科 PACS Server

各 接 続 内 容 (MMG 詳 細 ) HIS マンモグラフィ 撮 影 指 示 RA600 1 I-PACS QA 1 RIS MG RA600 2 Syngo I-PACS QA 2 CAD MG/CT MG Report MG Report 外 科 PACS Server

各 接 続 内 容 (MMG 詳 細 ) HIS マンモグラフィ + トモシンセシス 撮 影 指 示 RA600 1 I-PACS QA 1 RIS MG RA600 2 Syngo I-PACS QA 2 CAD MG/CT MG Report MG Report 外 科 PACS Server

各 接 続 内 容 (ネットワークトラブル) HIS マンモグラフィ 撮 影 指 示 RA600 1 I-PACS QA 1 RIS MG RA600 2 Syngo I-PACS QA 2 CAD MG/CT MG Report MG Report 外 科 PACS Server

各 接 続 内 容 (US 詳 細 ) HIS PACS Server RIS US S6 RA600 1 I-PACS QA 1 US E9 US ポータブル RA600 2 I-PACS QA 2

各 接 続 内 容 ( 検 像 本 院 他 施 設 ) 星 総 合 病 院 星 ヶ 丘 病 院 三 春 病 院 HIS HIS HIS RIS RIS RIS 各 装 置 各 装 置 各 装 置 RA600 2 RA600 1 I-PACS QA 1 I-PACS QA 2 PACS Server

検 像 とは 歴 史 検 像 という 言 葉 は 昭 和 大 学 横 浜 市 北 部 病 院 の 新 田 らが フィルムレスシステムを 構 築 する 際 参 照 側 に 与 える 悪 影 響 を 最 小 限 に 止 めるべく 影 響 を 洗 い 出 し 対 策 したもの として 今 から10 年 以 上 前 に 検 像 システムの 必 要 性 を 唱 えたのが 初 めてだと 記 憶 している (インナビ11 月 引 用 ) フィルムレス 以 前 は いかなる 撮 影 を 行 っても 診 察 や 読 影 にまわす 前 に 必 ず1 回 先 輩 技 師 の 前 に 設 置 されたシャウカステンに 掛 けられ 適 否 の 判 断 を 仰 ぐことが 職 場 のルールとなっており 何 か 画 像 に 不 具 合 があれば 再 撮 影 となっていた 多 分 これが 検 像 ということになるだろう 検 像 システムとは フィルムレス 環 境 における 画 像 品 質 の 向 上 と 安 全 を 担 保 するシステムである

画 像 情 報 の 確 定 に 関 するガイドライン 第 1.0 版 1 一 部 抜 粋 4) 検 像 による 確 定 操 作 と 作 成 責 任 者 について 検 像 によるPACS 等 への 保 存 行 為 を 確 定 操 作 とする 場 合, 確 定 操 作 を 行 った 者 を 当 該 画 像 情 報 に 対 する 作 成 責 任 者 と することか て きる ここて は, 検 査 施 行 者 と 該 当 検 査 の 検 像 を 行 う 者 か 同 一 人 物 て ある 必 要 はない また, 複 数 の 者 ( 複 数 の 職 種 )か 一 連 の 行 為 としてこれを 行 う 場 合 もあるか, 一 連 の 行 為 における 責 任 の 所 在 は 運 用 管 理 規 程 等 て 明 確 にしなけれは ならない なお, 検 像 については 第 7 章 を 参 照 7. 検 像 検 像 とは, 医 師 の 診 断 読 影 を 支 援 する 目 的 て, 診 療 放 射 線 技 師 か 画 像 の 確 定 前 に 当 該 画 像 を 確 認 し, 必 要 に 応 し て 画 像 の 修 正 や 不 必 要 な 画 像 の 削 除 を 行 う 行 為 をさす 確 定 前 に 確 認 するホ イントとしては,オータ に 応 し た 画 像 情 報 か 取 得 て きていること, 付 帯 情 報 か 正 しく 入 っていることなと て ある また, 必 要 に 応 し て 修 正 すへ き 内 容 と して, 画 像 の 付 帯 情 報 画 像 の 濃 度 画 像 の 方 向 画 像 の 順 序 の 変 更 か ある 検 像 は 特 別 な 装 置 や 機 器 およひ アフ リケーション ソフトウェアなと を 必 須 とするも のて はなく, 技 術 面 と 運 用 面 の 両 方 て ハ ランスをとり 総 合 的 に 行 えは よい 各 医 療 機 関 等 は, 自 らの 機 関 の 規 模 や 各 部 門 システム, 既 存 システムの 特 性 を 良 く 見 極 めた 上 て, 最 も 効 果 的 な 対 応 を 検 討 されたい

患 者 情 報 依 頼 情 報 画 像 情 報 画 像 情 報 の 確 定 に 関 するガイドライン 患 者 ID 患 者 氏 名 年 齢 性 別 依 頼 科 依 頼 医 師 検 査 内 容 検 査 目 的 検 査 日 時 モタ リティ 画 像 枚 数 シリース 数 画 像 の 順 序 検 査 部 位 検 査 範 囲 画 像 の 方 向 濃 度 コントラスト 第 1.0 版 2 一 部 抜 粋 7.1 確 認 すへ き 情 報 の 種 類 検 像 を 行 うにあたり 確 認 すへ き 情 報 のサンフ ルを 表 1に 示 す 画 像 情 報 画 質 マーキング 各 種 処 理 画 像 の 方 向 - 上 下 左 右 裏 表 画 質 - ホゲ, 鮮 鋭 度 等 各 種 処 理 - フィルタ,MIP,MPR,3D 等

画 像 情 報 の 確 定 に 関 するガイドライン 第 1.0 版 3 一 部 抜 粋 7.2 運 用 ケース いくつかのケースを 以 下 に 示 すか,これらを 複 合 的 に 用 いても, モタ リティ 毎 に 手 法 か 異 なっていてもよい また, 技 術 的 に 行 うことは 必 須 て はなく 運 用 的 に 行 っても 問 題 はない 例 えは, 患 者 情 報 を 照 合 する 手 法 として 放 射 線 情 報 システムから 検 像 アフ リケーションソフトウェアに 送 信 された 患 者 情 報 なとど 画 像 情 報 に 含 まれる 情 報 とを 自 動 的 に 照 合 しても, 放 射 線 情 報 シ ステムの 情 報 あるいは 紙 面 なと に 記 載 された 患 者 情 報 なとど 画 像 のViewerソ フト 上 に 描 出 された 情 報 とを 操 作 者 か 照 合 してもよい (1)ケース1:モタ リティ 上 て 検 像 するモタ リティにおいて 撮 影 を 実 施 し,そのモ タ リティ 上 て 検 像 作 業 を 行 う 場 合 て ある 検 像 を 実 施 するアフ リケーション ソフトウェアの 有 無 に 関 わらす, 作 業 か モタ リティ 上 て おこなわれる 検 像 か 終 わった 画 像 は 電 子 保 存 のための 保 管 装 置 に 伝 送 される

画 像 情 報 の 確 定 に 関 するガイドライン 第 1.0 版 4 一 部 抜 粋 (2)ケース2: 検 像 を 行 う 専 用 のアフ リケーション ソフトウェアを 用 いる 撮 影 装 置 から 画 像 を 検 像 専 用 システムに 伝 送 し, 専 用 システム 上 て 検 像 アフ リケー ション ソフトウェアを 用 いて 検 像 作 業 を 行 う 場 合 て ある 検 像 か 終 わった 画 像 は 電 子 保 存 のための 保 管 装 置 に 伝 送 する (3)ケース3:PACSの 機 能 として 画 像 Viewerなと を 用 いて 検 像 する 撮 影 装 置 から PACSのサーハ に 保 管 されている 画 像 を 画 像 Viewerなとで 読 み 出 し, 検 像 を 行 い, 電 子 保 存 のための 保 管 装 置 に 伝 送 する 検 像 を 実 施 するアフ リケーション ソ フトウェアの 有 無 に 関 わらす, 作 業 か 画 像 Viewer 上 て おこなわれる 保 管 装 置 上 に 検 像 前 の 画 像 と 検 像 後 の 画 像 か 同 時 に 存 在 する 場 合 は, 検 像 前 後 の 画 像 を 区 別 する 対 策 を 施 し, 検 像 後 の 画 像 を 誤 って 消 去 しないようにする 工 夫 か 必 要 て ある

当 院 の 検 像 部 門 システム 紹 介 1 使 用 機 器 KONIKA 社 製 I-PACS QAシステム*2 台 検 像 システム I-PACS QA 2 GE 社 製 RA600*2 台 RA1000 三 春 星 ヶ 丘 RIS 表 示 専 用 C-WEB 表 示 RA6001 星 病 院 RIS ProRad 表 示 三 春 星 ヶ 丘 RIS 表 示 検 像 システム I-PACS QA 1 RA6002 星 病 院 RIS ProRad 表 示 三 春 星 ヶ 丘 RIS 表 示 ウイルスス キャン 可 能 PC 電 子 カルテ デジタイザー

検 像 1 2 使 用 の 違 い 検 像 1(I-PACS QA 1) 検 像 2(I-PACS QA 2) RA6001とメイン 接 続 RA6002 との 連 携 も 可 能 超 音 波 検 査 を 除 く 放 射 線 科 モ ダリティすべての 検 像 を 行 う 検 像 画 像 を 手 動 送 信 RA6002とメイン 接 続 RA6001との 連 携 も 可 能 超 音 波 検 査 三 春 星 ヶ 丘 の 日 曜 祝 日 時 間 外 の 検 像 を 行 う 検 像 画 像 を 自 動 送 信 RIS 情 報 の 反 映 連 携 ができて いない 場 合 には 自 動 送 信 され ない

検 像 業 務 について 各 モダリティからI-PACS QAに 画 像 が 転 送 されてくる (3 施 設 ) 1.RIS 画 面 で 実 施 内 容 の 確 認 2. 画 像 の 付 帯 情 報 の 確 認 3. 検 査 部 位 撮 影 指 示 と 検 査 画 像 内 容 の 確 認 4. 画 像 の 確 認 5. 良 ければサーバーへ 送 信 ( 確 定 操 作 ) 画 像 取 り 込 み 紹 介 用 データ 作 成

検 像 システム 導 入 前 との 比 較 ワークフローの 面 で!! 導 入 前 導 入 後

検 像 システム 導 入 前 との 比 較 データ 削 除 件 数 の 実 際 1 修 正 + 削 除 依 頼 件 数 ( 月 件 数 ) H22(9~12) H23(1~12) H24(1~12) H25(1~12) 削 除 依 頼 件 数 ( 月 件 数 ) H22(9~12) H23(1~12) H24(1~12) H25(1~12) 34 37 24 27 25 25 10 24 20 7 15 11 6 18 19 15 14 8 6 19 11 16 13 23 20 23 21 17 20 19 15 27 12 14 13 8 6 18 9 5 6 5 15 10 9 7 7 7 6 5 5 4 13 3 19 19 6 6 11 5 9 3 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

検 像 システム 導 入 前 との 比 較 データ 削 除 件 数 の 実 際 2 修 正 + 削 除 依 頼 件 数 ( 総 数 月 平 均 ) 総 数 平 均 削 除 依 頼 件 数 ( 総 数 月 平 均 ) 総 数 平 均 220 209 90 110 79 106 35.3 44 18.3 17.4 8.8 30.0 40 9.2 6.6 8.0

検 像 システム 導 入 前 との 比 較 データ 削 除 件 数 の 実 際 3 詳 細 1. 削 除 依 頼 内 容 詳 細 1) 画 像 編 集 ミス(トリミング マーカー) 2) 画 像 送 信 ミス( 不 必 要 な 画 像 の 送 信 ) 3) 画 像 送 信 ミス( 各 モダリティから 直 送 ) 4) 患 者 登 録 ミス( 取 り 違 い) など 2. 削 除 依 頼 件 数 の 多 いモダリティ 1)CR 2)CT 3)MG RF 4)RG US 5)NM

検 像 システム 導 入 後 からの 問 題 検 討 事 項 1. 各 装 置 側 からの 情 報 が 全 て 表 示 しきれていない CR:RISで 表 示 されている 検 側 の 表 示 がI-PACS QA 側 で は 表 示 されない など CR 装 置 で 撮 影 部 位 の 情 報 があれば 表 示 可 能 2. 装 置 によって 表 示 できない 事 がある NM: 心 筋 シンチのQGSデータ 現 在 改 善 へ 向 けシステム 構 築 中 3. 画 像 順 変 更 が 面 倒 である 特 にCTの 追 加 撮 影 4. 画 像 取 り 込 みを 行 った 際 I-PACSQAを 通 すと 各 検 査 画 像 が 混 在 すてしまう RA600から 直 接 PACSサーバーへ 送 信 する など 問 題 がありましたら 遠 藤 まで!!

みなさんで 考 えてみましょう!! もし 良 ければ2 年 目 の 技 師 さん お 願 いします

何 か おかしい 所 はありますか? 1

左 下 肺 野 に 何 か 写 りこんでいます 実 はこの 患 者 さん 乳 がん 術 後 で 定 期 的 検 査 に 来 院 撮 影 時 パットを 付 けてい たようです!

何 か おかしい 所 はありますか? 2

左 肺 野 内 に 文 字 が 見 えませんか!? 実 はこの 患 者 さん 検 診 で 来 院 撮 影 時 きていたTシャツの 柄 が 写 りこんだようです

何 か おかしい 所 はありますか? 3 以 前 の 画 像 今 回 の 画 像

何 か おかしい 所 はありますか? 以 前 の 画 像 今 回 の 画 像 実 はこの 患 者 さん 精 神 科 の 患 者 で 腹 痛 下 血 で 撮 影 指 示 撮 影 後 担 当 看 護 師 に 確 認 した 所 ホッチキスの 針 を 誤 飲 した 可 能 性 ありと

当 院 で 撮 影 した 画 像 です

最 後 に 検 像 はフィルムレス 環 境 における 画 像 品 質 の 向 上 と 安 全 を 担 保 するシステムで あり 各 検 査 画 像 を 確 定 するモダリティで す まだまだ 使 い 勝 手 の 悪 いシステムかとは 思 いますが よりよい 画 像 と 質 の 高 い 画 像 情 報 を 提 供 する 為 に 確 認 の 徹 底 をお 願 い 致 します わからない 事 があれば 必 ず 遠 藤 までご 相 談 下 さい