(Japanese) DM-WH0002-02 ディーラーマニュアル ROAD ホイールセット DURA-ACE WH-9000 ULTEGRA WH-6800 Non-Series WH-RS81 WH-RS61 WH-RS31 WH-RS21 WH-RS11
目 次 重 要 なお 知 らせ... 3 安 全 のために... 4 取 付 け... 7 タイヤサイズ... 7 使 用 工 具 一 覧... 7 カセットスプロケット... 8 ブレーキシューのセット 位 置... 9 メンテナンス... 10 スポークの 編 み 方...10 スポークの 交 換...11 フリーホイール 部 の 交 換...23 チューブレスタイヤの 脱 着 方 法...29 チューブラータイヤ 用 リムのご 使 用 に 関 する 注 意 事 項...31 2
重 要 なお 知 らせ ディーラーマニュアルは 自 転 車 安 全 整 備 士 自 転 車 技 士 など 専 門 知 識 を 有 する 方 を 対 象 としています 専 門 知 識 のないユーザーがディーラーマニュアルを 参 照 して 部 品 を 取 付 けないでください 記 載 されている 内 容 に 不 明 な 点 がある 場 合 は 絶 対 にご 自 身 で 作 業 せず 購 入 された 販 売 店 または 代 理 店 へご 相 談 く ださい 各 製 品 に 付 属 している 取 扱 説 明 書 もあわせてよくお 読 みください ディーラーマニュアルに 書 かれていない 製 品 の 分 解 改 造 は 行 わないでください 全 ての 取 扱 説 明 書 ディーラーマニュアルはウェブサイト(http://si.shimano.com)でご 覧 いただけます 地 域 のルールや 法 律 に 従 って 製 品 をご 使 用 ください 安 全 のため 必 ずこのディーラーマニュアルをよくお 読 みの 上 正 しくご 使 用 ください 人 への 危 害 財 産 の 損 害 を 防 止 するため 必 ずお 守 りいただくことを 説 明 しています 誤 った 使 い 方 をしたときに 生 じる 危 害 や 損 害 の 程 度 を 区 分 して 説 明 しています 危 険 死 亡 や 重 傷 を 負 う 恐 れが 大 きい 内 容 です 警 告 死 亡 や 重 傷 を 負 う 恐 れがある 内 容 です 注 意 傷 害 を 負 うことや 財 産 の 損 害 が 発 生 する 恐 れがある 内 容 です 3
安 全 のために 警 告 製 品 を 取 付 ける 際 は 必 ず 説 明 書 などに 示 している 指 示 を 守 ってください.. その 際 シマノ 純 正 部 品 の 使 用 をお 勧 めします ボルトやナットなどが 緩 んだり 破 損 しますと 突 然 に 転 倒 して 重 傷 を 負 う 場 合 があります.. また 調 整 が 正 しくない 場 合 不 具 合 が 発 生 し 突 然 に 転 倒 して 重 傷 を 負 う 場 合 があります 部 品 の 交 換 など メンテナンス 作 業 中 は 安 全 メガネまたはゴーグルを 着 用 し 眼 を 保 護 してください ディーラーマニュアルはよくお 読 みになった 後 大 切 に 保 管 してください 以 下 に 記 載 する 事 項 は 必 ずお 客 様 にも 指 導 してください 乗 車 前 にはスポークの 折 れ 緩 み リム 面 のへこみ キズ 割 れなどがないかどうか 車 輪 を 点 検 し これらの 症 状 が ある 場 合 は 使 用 しないでください 車 輪 が 破 損 し 転 倒 する 恐 れがあります なお カーボンホイールの 場 合 はカー ボンの 剥 離 やクラックなども 点 検 してください クイックレリーズの 使 用 方 法 を 誤 りますと 車 輪 の 脱 落 などにより 重 傷 を 負 うことがあります クイックレリーズの 取 扱 説 明 書 を 十 分 にお 読 みください 車 輪 は 舗 装 路 用 に 設 計 されています 未 舗 装 路 で 使 用 されると 車 輪 の 変 形 あるいは 破 損 により 転 倒 の 恐 れがあります 乗 車 前 には 車 輪 が 固 定 されていることを 確 認 してください 転 倒 して 大 けがをすることがあります < CL:クリンチャーホイール/TL:チューブレスホイール > バルブ 穴 反 対 側 についているくぼみは リムの 摩 耗 表 示 目 安 です このくぼみが 見 えなくなったら 使 用 を 止 めてくだ さい 使 用 し 続 けると リムが 破 損 し 転 倒 してけがをする 場 合 があります < TU:チューブラーホイール > 乗 車 前 にはタイヤが 十 分 にリムと 接 着 されているか 確 認 してください 走 行 中 にタイヤが 外 れると 転 倒 して 重 傷 を 負 う 場 合 があります カーボンリムのブレーキ 制 動 面 が 著 しく 摩 耗 し 変 形 が 見 られたら 使 用 を 止 めてください 使 用 し 続 けると リムが 破 損 し 転 倒 してけがをする 場 合 があります 自 転 車 への 組 付 け 整 備 に 関 する 事 項 ボトムリンク 式 サスペンションフォークはサスペンションの 作 動 によりハブ 軸 とブレーキシューの 間 隔 が 変 化 しま す ブレーキをかけた 時 にブレーキシューとスポークが 接 触 する 恐 れがありますので 組 合 わせて 使 用 しないでくださ い 4
注 意 以 下 に 記 載 する 事 項 は 必 ずお 客 様 にも 指 導 してください タイヤに 表 示 されている 適 切 な 空 気 圧 で 使 用 してください < C50/C75ホイール > リム 高 が 高 くなるにしたがい 横 風 の 影 響 を 受 け ふらつきやすくなるので 走 行 する 時 は 注 意 してください < CL:クリンチャーホイール > リムには 高 圧 に 耐 えうるリムテープを 使 用 してください 突 然 のパンクにより 転 倒 などの 恐 れがあります リムテープを 交 換 する 際 はリムサイズに 合 ったものを 使 用 してください サイズが 合 わないリムテープを 使 用 する と 突 然 のパンクにより 転 倒 などの 恐 れがあります < TL:チューブレスホイール > リムテープは 使 用 しないでください タイヤの 脱 着 が 困 難 になり その 際 タイヤチューブを 傷 つけることがあり 突 然 のパンクによる 転 倒 などの 恐 れがあります 一 般 的 なアルカリ 性 パンク 修 理 剤 は リムが 腐 食 してエアー 漏 れを 起 こす 可 能 性 があるので 使 用 をお 勧 めできません < TU:チューブラーホイール > カーボンリムには リムがブレーキシューによって 摩 耗 され 当 りができるまでの 慣 らし 期 間 があります 慣 ら し 期 間 がすすむにつれブレーキ 制 動 力 が 上 がっていきます ブレーキ 制 動 力 の 増 加 に 対 し 注 意 し 順 応 してくださ い 使 用 上 の 注 意 以 下 に 記 載 する 事 項 は 必 ずお 客 様 にも 指 導 してください 乗 車 前 にはブレーキシューの 表 面 に 金 属 片 などが 付 着 していないかどうか 確 認 してください ブレーキをかけた 時 に リムにキズが 付 く 恐 れがあります ハブの 内 部 には 注 油 は 行 わないでください グリスが 流 れ 出 します 初 期 フレが 出 た 場 合 か 使 用 開 始 から1,000Km 走 行 を 目 安 に 販 売 店 でのスポークテンション 調 整 をお 勧 めいたします 別 売 りのリフレクターおよびスポークプロテクターがございます 仕 様 一 覧 に 記 載 されている 対 応 モデル 番 号 をご 確 認 のうえ 自 転 車 専 門 店 にご 相 談 ください 通 常 の 使 用 において 自 然 に 生 じた 摩 耗 および 品 質 の 経 年 劣 化 は 保 証 いたしません < CL:クリンチャーホイール/TL:チューブレスホイール > 当 社 R55HC(ハイパフォーマンス)シューはウエットでの 効 きを 高 める 材 料 を 使 用 していますが リムの 摩 耗 は 早 くなります.. R55HCシューとの 組 合 わせによるリムの 摩 耗 は 当 社 では 保 証 いたしません 5
< TU:チューブラーホイール > チューブラー 仕 様 にはカーボンリム 用 のR55C3やR55C4などのブレーキシューをご 使 用 ください カーボンリム 用 ブレーキシュー 以 外 のブレーキシューを 使 用 すると ブレーキ 制 動 力 の 不 足 やブレーキシューの 異 常 摩 耗 の 恐 れ があります 一 度 アルミリムに 使 用 したR55C3, R55C4カーボンリムブレーキシューを 再 度 カーボンリムに 使 用 しないでくださ い 使 用 すると アルミリムの 摩 耗 粉 がブレーキシューに 付 着 するため カーボンリムのブレーキ 摺 動 面 を 傷 つけま す 自 転 車 への 組 付 け 整 備 に 関 する 事 項 スポークテンション 調 整 の 場 合 は 締 過 ぎないようご 注 意 ください 締 過 ぎると リムが 破 損 する 恐 れがありますので 慎 重 に 作 業 してください 車 輪 の 回 転 が 重 たくなった 場 合 はグリスアップを 行 ってください 別 売 品 の 専 用 ニップルレンチがあります 対 応 リフレクター スポークプロテクターはスペック 表 (http://www.si.shimano.com)でご 確 認 ください < CL:クリンチャーホイール/ TU:チューブラーホイール > シマノ 製 純 正 のスポーク ニップルを 使 用 してください ハブ 体 のスポーク 挿 入 部 分 を 破 損 する 恐 れがあります < TL:チューブレスホイール > シマノ 製 純 正 のスポーク プラグ ワッシャーを 使 用 してください ハブ 体 のスポーク 挿 入 部 分 を 破 損 する 恐 れがあ ります 手 順 の 説 明 を 主 体 としていますので 製 品 イメージが 異 なる 場 合 があります 6
取 付 け. タイヤサイズ 各 ホイールの 推 奨 組 付 けタイヤサイズは 以 下 のとおりです シリーズ モデル 名 タイヤサイズ WH-9000-C24-CL 23c-28c WH-9000-C24-TL 23c-28c WH-9000-C24-TU 20mm-25mm DURA-ACE WH-9000-C35-CL 23c-28c WH-9000-C35-TU 20mm-25mm WH-9000-C50-CL 23c-28c WH-9000-C50-TU 23mm-25mm WH-9000-C75-TU 23mm-25mm ULTEGRA WH-6800-TL 23c-28c Non-series WH-RS81-C24-CL WH-RS81-C35-CL WH-RS81-C50-CL WH-RS61-TL WH-RS31-CL WH-RS21-CL WH-RS11-CL 23c-28c 20c-25c. 使 用 工 具 一 覧 製 品 の 組 立 には 下 記 の 工 具 が 必 要 です 使 用 箇 所 カセットスプロケット フロントハブ フリーハブ 工 具 TL-LR10 / 15,TL-SR23 モンキレンチ アレンキー 4mm,5mm,10mm,14mm TL-HS37 / 22 プライヤー 7
. カセットスプロケット 各 ギアとも 刻 印 のある 面 をトップ 側 にし フリーホイール 部 のA 部 ( 溝 幅 が 広 いところ)とギアの 凸 部 の 広 いところを 合 わせてセットしてください 1.ヶ 所 だけ 溝 幅 が 広 い A 幅 広 部 ギア 間 座 ロックリング. HGギアの 取 付 けは 専 用 工 具 TL-LR15でロックリングを 締 付 けます ロックリング 締 付 けトルク: 30.0.-.50.0.N m.{300.-.500.kgf cm}. HGギアの 交 換 は 専 用 工 具 TL-LR15とTL-SR23でロックリ ングを 取 外 します 分 解 TL-LR15 工 具 TL-SR23 注 意 : CS-4600 以 外 の10 段 用 カセットを 取 付 ける 場 合 は 付 属 の1.85mm.ロースペーサーとカセットに 付 属 されている. 1.0mm.スペーサーを 図 の 位 置 に 取 付 けてください. CS-4600の 場 合 は1.85mmロースペーサーのみ 取 付 けてください (1.0mmスペーサーは 不 要 ) スペーサー.(1.0mm) (CS-4600の 場 合 は 不 要 ) ギア 間 座 ロックリング ロースペーサー (1.85mm) 凹 部 :スプロケット 側 *.1.85mmロースペーサーには 凹 部 が 無 いタイプもあります 8
. ブレーキシューのセット 位 置 DURA-ACE C50-TU C75-TU 3mm 以 上 DURA-ACE C24-CL C24-TL C24-TU C35-CL C35-TU C50-CL 1mm 以 上 ULTEGRA Non-series シュー 固 定 ボルト 4mmアレンキー 9
メンテナンス. スポークの 編 み 方 図 のように 編 んでください <フロント> 前 用 は 左 右 共 にラジアル 組 になっています < WH-9000-C24 / WH-6800 / WH-RS81-C24 / WH-RS61 / WH-RS31 / WH-RS21 / WH-RS11 > < WH-9000-C35, C50, C75 / WH-RS81-C35, C50 > <リア> < WH-9000-C24-CL, C24-TL / WH-6800 / WH-RS81-C24 / WH-RS61 / WH-RS31 / WH-RS21 / WH-RS11 > < WH-9000-C24-TU, C35, C50, C75 / WH-RS81-C35, C50 > 左 右 共 にタンジェント 組 です 右 (スプロケット) 側 :タンジェント 組 左 側 :ラジアル 組 スポークテンション 値 フロント 右 (スプロケット) 側 リア 左 側 DURA-ACE C24 C35 Non-series ULTEGRA RS11 RS21 RS31 RS61 RS81 1,000-1,400 N (100-140 kgf) 1,200-1,500 N (120-150 kgf) 1,100-1,400 N (100-140 kgf) 600-900 N (60-90 kgf) DURA-ACE C50 C75 600-1,000 N (60-100 kgf) 800-1,100 N (80-110 kgf) 1,000-1,300 N (100-130 kgf) * この 数 値 は 目 安 です 10
. スポークの 交 換 WH-9000 フロントおよび リア 左 側 スポークを 交 換 する 際 は 最 初 にハブ 軸 を 抜 いてから 交 換 してください. 図 の 手 順 でハブ 軸 を 抜 き 取 ってください 右 側 からの 分 解 はできません ハブ 軸 の 抜 き 方 <フロント> (1) アレンキー (2) 分 解 B シール 分 解 A 玉 押 し アレンキー 締 付 けトルク< 組 立 >: 15.0.-.17.0.N m.{150.-.170.kgf cm} 玉 押 し 保 持 間 座 *.リップ 部 が 外 側 です (3) ハブ 軸 注 意 :. シール 部 の 脱 着 は 変 形 に 十 分 気 をつけて 慎 重 に 行 ってください 再 組 立 時 にはシー ルの 表 裏 を 確 認 し 奥 の 当 りまで 組 付 けてください. 玉 押 しをガタがなくなるまでハブ 軸 に 締 付 けます 玉 押 しのローレットと 玉 押 し 保 持 間 座 のローレットを 合 わせながら 玉 押 し 保 持 間 座 のA 部 と ハブ 軸 のB 部 を 合 わせてください 11
<リア>. 最 初 に 図 の 手 順 でハブ 軸 を 抜 き 取 ってください フリーホイール 部 側 からの 分 解 はできません (1) アレンキー (2) B WH-9000 A 玉 押 し 玉 押 し 保 持 間 座 アレンキー 締 付 けトルク< 組 立 >: 15.0.-.17.0.N m.{150.-.170.kgf cm} (3) ハブ 軸. 組 立 は 逆 の 手 順 で 行 ってください 注 意 :. シール 部 の 脱 着 は 変 形 に 十 分 気 を 付 けて 慎 重 に 行 ってください 再 組 立 時 にはシール の 表 裏 を 確 認 し 奥 の 当 りまで 組 付 けてください. 玉 押 しをガタがなくなるまでハブ 軸 に 締 付 けます 玉 押 しのローレットと 玉 押 し 保 持 間 座 のローレットを 合 わせながら 玉 押 し 保 持 間 座 のA 部 と ハブ 軸 のB 部 を 合 わせ てください 12
フロントスポークの 交 換 方 法 < C24-CL / C24-TU / C35-CL / C35-TU / C50-CL / C50-TU / C75-TU > 図 のようにスポークをハブに 通 して 取 付 けてください スポーク ニップル < C24-TL > 1. スポークに ワッシャー プラグを 通 します 2. ハブフランジの 穴 にスポークを 通 した 後 ナットを 組 付 けます 組 付 ける 時 にはスポークプラグレンチ を 使 用 してスポークが 回 らないように 固 定 しナット の 溝 にドライバーなどを 使 用 してナットをねじ 込 ん でください ワッシャー 1 プラグ スポーク ナット 2 3. プラグをリム 側 のねじ 穴 へ 時 計 回 りにねじ 込 みます このときスポークプラグレンチを 使 用 して スポークが 回 らないようにしてください 3 スポーク. プラグレンチ 注 意 : ワッシャーを 忘 れるとスポークテンションの 調 整 ができなくなりますので 必 ずワッシャーを 入 れてください ナットはねじ 山 の 最 後 まで 締 込 んでください 13
リアスポークの 交 換 方 法 右 側 のスポークはハブ 軸 を 抜 かない 状 態 で 交 換 が 可 能 です < C24-CL / C24-TU / C35-CL / C35-TU / C50-CL / C50-TU / C75-TU > 右 スポーク 交 換 時 の 注 意 リアハブの 右 スポークを 交 換 する 時 は 交 換 したいスポークの 隣 りのスポークを 少 し 押 して 取 外 してください. スポークを 通 す 時 も 同 様 です < C24-CL > 図 のようにスポークをハブに 通 して 取 付 けてください 右 側 左 側 ニップル スポーク < C24-TU / C35-CL / C35-TU / C50-CL / C50-TU / C75-TU > 図 のようにスポークをハブに 通 して 取 付 けてください 右 側 左 側 ニップル スポーク スポーク 14
< C24-TL > 図 のようにスポークをハブに 通 して 取 付 けてください 1. スポークに ワッシャー プラグを 通 します 2. ハブフランジの 穴 にスポークを 通 した 後 ナットを 組 付 けます 組 付 ける 時 にはスポークプラグレンチを 使 用 し てスポークが 回 らないように 固 定 しナットの 溝 にドライバーなどを 使 用 してナットをねじ 込 んでください 3. プラグをリム 側 のねじ 穴 へ 時 計 回 りにねじ 込 みます このときスポークプラグレンチを 使 用 して スポークが 回 らないようにしてください 右 側 ワッシャー 1 3 プラグ スポーク スポーク. プラグレンチ ナット 2 左 側 注 意 : ワッシャーを 忘 れるとスポークテンションの 調 整 ができなくなりますので 必 ずワッシャーを 入 れてください ナットはねじ 山 の 最 後 まで 締 込 んでください 15
WH-6800 フロントのスポークを 交 換 する 際 は 最 初 にハブ 軸 を 抜 いてから 交 換 してください. 図 の 手 順 でハブ 軸 を 抜 き 取 ってください 右 側 からの 分 解 はできません ハブ 軸 の 抜 き 方 1. 防 水 キャップを 外 します 2.. アレンキー 分 解 分 解 アレンキー 締 付 けトルク< 組 立 >: 15.0.-.17.0.N m.{150.-.170.kgf cm} 3.. 4.. B A シール 玉 押 し ハブ 軸 *.リップ 部 が 外 側 です 玉 押 し 保 持 間 座 注 意 :. シール 部 の 脱 着 は 変 形 に 十 分 気 をつけて 慎 重 に 行 ってください 再 組 立 時 にはシー ルの 表 裏 を 確 認 し 奥 の 当 りまで 組 付 けてください. 玉 押 しをガタがなくなるまでハブ 軸 に 締 付 けます 玉 押 しのローレットと 玉 押 し 保 持 間 座 のローレットを 合 わせながら 玉 押 し 保 持 間 座 のA 部 と ハブ 軸 のB 部 を 合 わ せてください 16
フロントスポークの 交 換 方 法 1. スポークに ワッシャー プラグを 通 します 2. ハブフランジの 穴 にスポークを 通 した 後 ナットを 組 付 けます 組 付 ける 時 にはスポークプラグレンチを 使 用 し てスポークが 回 らないように 固 定 しナットの 溝 にドライ バーなどを 使 用 してナットをねじ 込 んでください ワッシャー 1 プラグ スポーク 32 ナット 3. プラグをリム 側 のねじ 穴 へ 時 計 回 りにねじ 込 みます この 時 スポークプラグレンチを 使 用 して スポークが 回 ら ないようにしてください スポーク. プラグレンチ 4. 最 後 に 防 水 キャップをはめます キャップのツメをツバ 側 の 穴 に 正 しくはめてください ツメ 穴 注 意 : ワッシャーを 忘 れるとスポークテンションの 調 整 ができなくなりますので 必 ずワッシャーを 入 れてください ナットはねじ 山 の 最 後 まで 締 込 んでください 17
リアスポークの 交 換 方 法 図 のようにスポークをハブに 通 して 取 付 けてください 1. スポークに ワッシャー プラグを 通 します 2. ハブフランジの 穴 にスポークを 通 した 後 ナットを 組 付 けます 組 付 ける 時 にはスポークプラグレンチを 使 用 し てスポークが 回 らないように 固 定 しナットの 溝 にドライバーなどを 使 用 してナットをねじ 込 んでください 3. プラグをリム 側 のねじ 穴 へ 時 計 回 りにねじ 込 みます このときスポークプラグレンチを 使 用 して スポークが 回 らないようにしてください 右 側 ワッシャー 1 3 プラグ スポーク スポーク. プラグレンチ ナット 2 左 側 注 意 : ワッシャーを 忘 れるとスポークテンションの 調 整 ができなくなりますので 必 ずワッシャーを 入 れてください ナットはねじ 山 の 最 後 まで 締 込 んでください 18
WH-RS81 フロントのスポークを 交 換 する 際 は 最 初 にハブ 軸 を 抜 いてから 交 換 してください *.ハブ 軸 の 抜 き 方 は WH-6800を 参 照 してください <フロント> <リア> 先 端 の 細 い 工 具 を 使 ってハブキャップを 裏 側 から 押 し ハブ 体 から 取 外 します 図 のようにスポークをハブに 通 して 取 付 けてください 右 側 左 側 スポーク スポーク ニップル *.WH-RS81-C24-CLの 場 合 は WH-9000の リアスポークの 交 換 方 法 <C24-CL./.C24-TU>の 項 目 を 参 照 してく ださい 19
WH-RS61 1. 交 換 するスポークをペンチで 切 断 し 取 除 きます <フロント> 2. ハブにスポークを 通 し ナットを 取 付 けます <フロント> スポーク ナット <リア> スポーク ナット 20
3. リムを 軽 くたたいて リムナットとスポーク 穴 の 位 置 と 合 わせます スポーク 穴 リムナット 4. リム 穴 にスポークが 入 ることを 確 認 した 後 スポークプラグを 仮 締 めします 5. 付 属 のレンチでスポークプラグを 締 付 けます 21
WH-RS31 / WH-RS21 / WH-RS11 <フロント> <リア> 図 のようにスポークをハブに 通 して 取 付 けてください 右 側 左 側 ニップル スポーク 22
. フリーホイール 部 の 交 換 WH-9000 図 のように 分 解 できますが これ 以 上 は 分 解 はしないでください 分 解 すると 再 組 立 はできません < C24-TU / C35-CL / C35-TU / C50-CL / C50-TU / C75-TU > < C24-CL / C24-TL > 23
図 の 手 順 でハブ 軸 を 抜 き 取 ってください 右 側 からの 分 解 はできません (1) 5mmアレンキー (2) 分 解 B WH-9000 分 解 A 玉 押 し 玉 押 し 保 持 間 座 5mmアレンキー 締 付 けトルク< 組 立 >: 15.0.-.17.0.N m.{150.-.170.kgf cm} (3) ハブ 軸 注 意 :. 玉 押 しをガタがなくなるまでハブ 軸 に 締 付 けます 玉 押 しのローレットと 玉 押 し 保 持 間 座 のローレットを 合 わせながら 玉 押 し 保 持 間 座 のA 部 と ハブ 軸 のB 部 を 合 わせ てください 24
ハブ 軸 を 抜 き 取 った 後 フリーホイール 部 内 のフリーホイール 部 取 付 ボルトを 取 外 し フリーホイール 部 を 交 換 して ください フリーホイール 部 分 解 グリス 塗 布 プレミアムグリス (Y04110000) 14mmアレンキー 締 付 けトルク< 組 立 >:. 45.0-50.0 N m {450-500 kgf cm} フリーホイール 部 当 り 面 間 座 シールは 分 解 し ないでください フリーホイール 部 取 付 ボルト 注 意 : フリーホイール 部 交 換 時 はフリーホイール 部 取 付 ボルトも 合 わせて 交 換 してください 緩 みやかじりつきの 原 因 にな りますので フリーホイール 部 取 付 ボルトのねじ 部 には 必 ずグリスを 塗 布 してください フリーホイール 部 の 分 解 および 油 グリスの 注 入 はトラブルの 原 因 となりますので 行 わないでください WH-6800 / WH-RS81 図 のように 分 解 できますが これ 以 上 は 分 解 はしないでください 分 解 すると 再 組 立 はできません フリーハブの 分 解 図 < WH-6800 > * WH-RS81の 場 合 ハブ 体 の 形 状 が 異 なりますが 分 解 図 は 同 様 です 25
ハブ 軸 の 抜 き 方 (1) (2) 5mmアレンキー 分 解 5mmアレンキー 締 付 けトルク< 組 立 >:. 15.0-17.0 N m {150-170 kgf cm} (3) (4) ツメ B 玉 押 し スプリング ワッシャー A * 向 きに 注 意 玉 押 し 保 持 間 座 ハブ 軸 注 意 : 玉 押 しをガタがなくなるまでハブ 軸 に 締 付 けます 玉 押 しのローレット と 玉 押 し 保 持 間 座 のローレットを 合 わせながら 玉 押 し 保 持 間 座 のA 部 と ハブ 軸 のB 部 を 合 わせてください 26
WH-RS61./.WH-RS31./.WH-RS21./.WH-RS11 ハブ 軸 の 抜 き 方 (1) (2) 軸 間 座 玉 押 し 分 解 TL-HS22/17.mm ロックナット 締 付 けトルク< 組 立 >: 15.0.-.17.0.N m.{150.-.170.kgf cm} (3) ハブ 軸 27
ハブ 軸 を 抜 き 取 った 後 フリーホイール 部 内 のフリーホイール 部 取 付 ボルトを 取 外 し フリーホイール 部 を 交 換 して ください 注 意 : フリーホイール 部 の 分 解 は トラブルの 原 因 となりますので 行 わないでください フリーホイール 部 フリーホイール 部 取 付 ボルト 分 解 フリーホイール 部 当 り 面 間 座 10mmアレンキー (TL-WR37) 組 立 締 付 けトルク< 組 立 >:. 35.0-50.0 N m {350-500 kgf cm} 28
. チューブレスタイヤの 脱 着 方 法 安 全 のために 必 ずお 守 りください 警 告 取 扱 説 明 書 はよくお 読 みになった 後 大 切 に 保 管 し. てください 注 意 インナーチューブ 使 用 時 にもリムテープは 使 用 しない. でください タイヤの 脱 着 が 困 難 になり その 際 タイヤ チューブを 傷 つけることがあり 突 然 のパンクによる 転 倒 などの 恐 れがあります 1. チューブレスバルブの 装 着 図 のようにバルブの 向 きに 注 意 して 取 付 けてくださ い.. バルブナットを 締 込 んだ 時 にバルブとバルブナットが 共 回 りしていないことを 確 認 してください バルブナット 使 用 上 の 注 意 タイヤの 脱 着 は 必 ず 手 で 行 ってください タイヤレバー やその 他 のツールを 決 して 使 用 しないでください タイ ヤとリムのエアシール 部 にダメージを 与 え 空 気 漏 れを 起 こす 恐 れがあります バルブナットを 締 過 ぎるとバルブシールが 変 形 して 空 気 漏 れを 起 こす 恐 れがあります タイヤがはめにくい 時 は 水 あるいは 石 けん 水 を 使 用 し てすべりをよくしてください 通 常 の 使 用 において 自 然 に 生 じた 摩 耗 および 品 質 の 経 年 劣 化 は 保 証 いたしません 2. タイヤの 装 着 図 のようにタイヤの 片 方 のビードをはめ 込 み ます.. この 時 タイヤビード 部 リムおよびバルブ 部 にゴミや 傷 などがな いことを 確 認 してくだ さい タイヤ ビード リム エアバルブの 反 対 側 からもう 一 方 のビードをセットし ます エアバルブ エアバルブ 側 は 入 れにくくなりますので その 場 合 反 対 側 の 入 っているほうのビードを 手 で 上 に 押 し 上 げる 動 作 をエ アバルブのところまで 繰 り 返 します 29
最 後 に 図 のように 両 手 で. タイヤを 握 って タイヤを リムに 入 れます 4. インナーチューブ 使 用 時 のご 注 意 エアバルブのロックリングを 緩 め エアバルブを 外 します 図 のようにタイヤの 片 方 のビード をはめ 込 みます 空 気 を 入 れてタイヤのビードを. 図 のようにリムにロックさせます この 後 一 度 空 気 を 抜 いてビードが リムにロックされていることを 確 認 し 再 度 使 用 される 空 気 圧 まで 空 気 を 入 れてください.. ビードがロックされていないと 空 気 を 抜 いた 時 にビードがリムから 外 れます.. (MAX:タイヤ 空 気 圧 800kPa/116psi) 3. タイヤの 取 外 し タイヤの 空 気 を 抜 いて から 片 方 のビードを 図 のようにリムのハンプ の 内 側 の 溝 に 落 とし 込 ませます リム 外 周 部 とタイヤビード 部 を 充 分 に 濡 らし 少 し 膨 らませたインナーチューブをタイヤの 中 にすべらせる ように 装 着 します インナーチューブのエアバルブがリムに 対 応 するか チェックしてください エアバルブの 反 対 側 からビードをはめ 込 んでくださ い この 時 チューブを 挟 まないように 注 意 してくだ さい 必 要 であれば 石 けん 水 をお 使 いください タイヤがロックされるまでインナーチューブを 膨 らま せてください 対 応 チューブの 仕 様 については 認 定 店 にご 相 談 くだ さい 注 意 : ビードは 必 ず 片 側 だけ 落 とし 込 んでください 両 側 を 落 と し 込 むとタイヤが 外 しにくくなります 両 方 落 とし 込 んだ 場 合 はもう 一 度 空 気 を 入 れてビードをロックさせ タイヤ の 取 外 しの 最 初 の 手 順 に 戻 ってください エアバルブ 側 から 片 方 のビードを 取 外 し その 後 も う 一 方 のビードを 取 外 します 30
. チューブラータイヤ 用 リムのご 使 用 に 関 する 注 意 事 項 安 全 のために 必 ずお 守 りください 警 告 チューブラータイヤは 軽 量 でまた しなやかなコーナリング 特 性 を 持 っていることから 広 くレースに 使 用 されています が 反 面 クリンチャータイヤに 比 べて 取 扱 いに 十 分 な 知 識 が 必 要 でまた メンテナンスにも 特 段 の 注 意 が 要 求 されます 加 えて 使 用 前 に 車 輪 の 点 検 が 必 ず 必 要 です これらの 事 を 遂 行 することにより 本 来 の 優 れた 性 能 をお 楽 しみいただけますが これらの 事 を 怠 ればタイヤの 外 れ タ イヤの 破 損 により 重 傷 を 負 う 恐 れがあります ご 使 用 に 関 しては 下 記 の 点 に 十 分 注 意 してください 尚 装 脱 着 およびメンテナンスの 経 験 知 識 が 十 分 でない 人 は 認 定 店 に 装 脱 着 およびメンテナンスを 依 頼 してください 十 分 な 知 識 メンテナンスなどが 期 待 できない 場 合 は 使 用 しないでください タイヤの 固 定 にはチューブラータイヤ 専 用 の 接 着 剤 を 使 用 します それ 以 外 の 接 着 剤 を 使 用 するとタイヤの 固 定 力 不 足 やリムの 材 質 劣 化 の 恐 れがあります リムの 面 の 洗 浄 にはチューブラータイヤ 専 用 の 洗 浄 剤 を 使 用 します それ 以 外 の 洗 浄 剤 を 使 用 するとリムの 材 質 劣 化 の 恐 れがあります カーボンリムの 場 合 は リムの 面 を 紙 やすりなどで 強 く 磨 かないでください タイヤを 交 換 する 際 リムのカーボン 層 が 剥 がれる 恐 れがあります リムの 面 に 十 分 接 着 剤 が 固 定 されていないとタイヤが 容 易 に 外 れることがあります 特 に 初 めて 使 用 する 場 合 は 必 ず リムの 面 を 洗 浄 剤 で 洗 浄 し 油 分 などを 取 除 き そのあと 接 着 剤 をリムの 面 に 薄 く 塗 布 し しっかりとしたリムの 面 と 接 着 剤 との 結 合 を 作 りあげます そのあとタイヤの 接 着 面 の 粗 さをカバーするだけの 十 分 な 量 の 接 着 剤 をリムの 面 に 均 等 に 塗 布 しタイヤを 取 付 けます カーボンリムの 場 合 は 接 着 方 法 接 着 剤 洗 浄 剤 の 設 定 が 正 しくないとアルミ 材 質 リムに 比 べてタイヤ 接 着 固 定 強 度 に 差 が 出 たりカーボン 材 質 リムの 強 度 劣 化 を 起 こす 場 合 がありますので 特 にご 注 意 ください 接 着 剤 は 種 類 によって 接 着 力 接 着 までの 早 さ 接 着 の 耐 久 性 気 温 および 湿 度 への 感 度 が 大 きく 異 なります したがっ て 接 着 力 のチェックに 特 に 注 意 を 払 いながら 車 輪 を 使 用 します 使 用 前 にはその 都 度 必 ずタイヤの 接 着 が 十 分 かどうかタイヤに 力 をかけ 確 認 してください 長 期 間 の 使 用 ではタイヤ 接 着 力 が 落 ちてくるので 定 期 的 に 接 着 剤 を 塗 り 直 します タイヤを 交 換 する 際 カーボンリ ムの 場 合 はリムのカーボン 層 が 剥 がれる 恐 れがありますので リムセメントクリーナーなどを 用 いてゆっくりとタイ ヤを 引 き 剥 がしてください タイヤをリムに 取 付 ける 時 にタイヤの 接 着 面 に 接 着 剤 を 塗 布 しない 場 合 タイヤとリムとの 固 定 力 が 弱 くなります コーナーリングや 加 速 の 激 しいクリテリウム 競 技 やトラック 競 技 のようにタイヤがしっかりと 付 いていてほしい 場 合 には タイヤにも 接 着 剤 を 塗 布 しリムに 装 着 することをお 薦 めします 長 い 下 り 坂 などで 連 続 したブレーキの 使 用 により リムが 高 温 になる 場 合 タイヤ 接 着 力 が 急 激 に 失 なわれる 場 合 が あります このような 使 用 が 予 想 される 場 合 には 特 に 接 着 剤 の 選 定 と 接 着 のやり 直 しなどの 予 防 策 を 実 施 します それでも 接 着 力 が 失 なわれる 場 合 がありますので その 場 合 は 車 輪 を 交 換 するなどして 使 用 を 中 止 します タイヤも 使 用 前 にチェックします タイヤに 大 きな 切 れ 目 がある 場 合 には バーストを 起 こす 恐 れがありますので 交 換 します また 長 期 間 の 使 用 でタイヤの 縫 い 目 のカバーがタイヤから 外 れることがありますので 乗 車 前 に 点 検 します 異 常 や 不 具 合 を 感 じられた 場 合 には 使 用 を 中 止 し 認 定 店 あるいは 弊 社 お 客 様 相 談 窓 口 にご 相 談 ください 取 扱 い 方 法 およびメンテナンスについて 疑 問 のある 方 は 購 入 された 認 定 店 にご 相 談 ください 使 用 上 の 注 意 接 着 剤 がリムの 塗 装 部 に 付 着 した 場 合 乾 く 前 に 布 などで 拭 き 取 って 下 さい リムセメントクリーナーなどの 洗 浄 液 や 薬 品 などを 使 用 すると 塗 装 が 剥 がれる 場 合 があります 31
製 品 改 良 のため 仕 様 の 一 部 を 予 告 なく 変 更 することがあります