政 務 活 動 の 目 的 とは 違 うため 政 務 活 動 の 経 費 とならない ( 政 治 資 金 パーティ 券 ダメ) 5. 政 務 活 動 費 の 妥 当 性 の 判 断 点 1 政 務 活 動 目 的 と 区 政 の 関 連 性 イ) 23 区 の 議 員 が 漁 業 を 視 察 しても



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2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

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目 次 1 政 務 調 査 費 の 使 途 基 準 (1) 基 本 方 針 2 (2) 使 途 項 目 3 (3) 政 務 調 査 費 の 充 当 が 不 適 当 な 経 費 5 2 使 途 基 準 の 運 用 指 針 (1) 政 務 調 査 費 執 行 にあたっての 原 則 7 (2) 実 費 弁

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調 査 報 告 書 政 務 活 動 費 の 使 途 基 準 --- 地 方 議 員 研 究 会 主 催 ( 講 師 廣 瀬 和 彦 氏 ) 政 務 活 動 費 は 個 々にグレーゾーンがあり それを 裁 判 所 がどう 判 断 しているかと 言 う 事 の 説 明 でした 主 にこれまでの 裁 判 例 に 基 づく 使 途 基 準 の 説 明 がありました 下 記 報 告 します 1. 政 務 活 動 費 ( 地 方 自 治 法 100 条 14 項 から 16 項 ) 1 意 義 議 会 の 議 員 の 調 査 研 究 その 他 活 動 に 資 するため 必 要 な 経 費 の 一 部 を 充 てること ができる 補 助 金 または 交 付 金 2 政 務 活 動 費 への 改 正 点 イ) その 他 の 活 動 に 加 えて 議 員 の 調 査 研 究 その 他 の 活 動 に 資 するため に 変 更 ロ) 経 費 の 範 囲 を 条 例 で 定 めることと 規 定 ハ) 議 長 に 政 務 活 動 費 についての 使 途 の 透 明 性 の 確 保 の 努 力 義 務 を 課 す 旨 を 規 定 2. 政 務 活 動 費 による 活 動 の 性 格 1 公 務 性 の 是 非 正 規 の 議 会 活 動 の 範 疇 ( 公 務 ) (1) 本 会 議 (2) 委 員 会 (3) 協 議 等 (4) 議 員 派 遣 (5) 委 員 派 遣 である 法 100 条 14 項 議 会 の 議 員 の 調 査 研 究 その 他 活 動 に 資 するため 必 要 な 経 費 の 一 部 を 交 付 する と 規 定 することから 一 議 員 個 人 が 強 いので 公 務 とみなされない 2 事 務 局 職 員 の 随 行 の 是 非 公 費 で 随 行 することはできない 何 故 なら 議 員 の 視 察 は 公 務 でないため 3. 政 務 活 動 と 選 挙 活 動 等 の 区 別 複 数 の 活 動 が 併 存 する 場 合 理 論 的 に 区 別 することが 可 能 議 員 活 動 と 政 務 活 動 が 併 存 場 合 ( 仙 台 高 裁 1/2 大 阪 高 裁 1/3 福 岡 高 裁 1/2 のそれぞれ 按 分 率 を 認 めている ) ( 地 方 裁 判 所 毎 に 判 断 がバラバラの 場 合 裁 判 所 で 判 断 が 確 定 するのは 最 高 裁 で 確 定 して 初 めて 統 一 見 解 となる 従 って 各 地 方 の 裁 判 所 で 出 された 判 決 を 準 用 する ことになる ) 4. 慶 弔 及 び 後 援 会 政 党 活 動 1 慶 弔 費 慶 弔 費 は 交 際 費 的 な 経 費 と 認 められるため 政 治 活 動 費 を 支 出 することはできな い 2 後 援 会 及 び 政 党 活 動 費

政 務 活 動 の 目 的 とは 違 うため 政 務 活 動 の 経 費 とならない ( 政 治 資 金 パーティ 券 ダメ) 5. 政 務 活 動 費 の 妥 当 性 の 判 断 点 1 政 務 活 動 目 的 と 区 政 の 関 連 性 イ) 23 区 の 議 員 が 漁 業 を 視 察 しても 区 政 に 関 連 しない ロ) 個 人 的 な 趣 味 における 観 光 が 区 政 にどう 関 連 するかを 慎 重 に 考 慮 する 費 用 が ある 2 活 動 方 法 と 内 容 等 による 具 体 的 説 明 の 有 無 3 活 動 方 法 の 妥 当 性 4 政 務 活 動 と 支 出 経 費 の 相 当 性 イ) 費 用 対 効 果 を 常 に 考 える ロ) 少 ない 経 費 の 活 用 5 活 動 結 果 の 保 存 の 有 無 イ) 原 則 法 律 上 は 必 要 ないが 視 察 報 告 書 は 作 成 すべきである ( 条 例 で 規 定 し ている) 政 務 活 動 の 裁 判 は 5 年 前 まで 遡 れる それを 立 証 するため 報 告 書 は 実 務 上 作 成 すべき ロ) 住 民 からの 評 価 に 耐 えうるものが 大 事 である ハ) セミナーの 資 料 の 未 提 出 の 場 合 (H24.10.18 年 高 松 高 裁 違 法 とは 言 えない 但 し 調 査 内 容 や 方 法 は 明 確 に すべき ) 6. その 他 の 活 動 の 意 義 と 具 体 的 範 囲 ( 新 たに 支 出 が 可 能 )--- 国 会 答 弁 1 補 助 金 の 養 成 や 陳 情 活 動 のための 旅 費 交 通 費 2 議 員 として 区 民 相 談 や 意 見 交 換 会 や 会 派 単 位 に 要 する 経 費 7. 透 明 性 の 確 保 について( 規 定 しなくても 違 法 ではない) 1 領 収 書 の 添 付 を 義 務 付 けたことを 前 提 に 議 長 に 調 査 権 を 付 与 したものである 2 不 適 切 な 支 出 があった 場 合 議 長 は 返 還 の 行 使 はできない 出 納 権 限 がないため 勧 告 しかできない 3 領 収 書 の 開 示 条 例 上 領 収 書 の 添 付 義 務 付 けがない 場 合 は 内 部 の 資 料 として 用 いるものであ り 第 3 者 に 開 示 する 必 要 はない (H22.4.12 最 高 裁 判 例 あり) しかし 実 務 上 これを 行 使 することはできない 条 例 上 義 務 付 けをしているので

( 荒 川 区 ) 政 務 活 動 費 当 ててはならない 経 費 1 慶 弔 見 舞 い 餞 別 等 交 際 費 的 経 費 2 各 種 団 体 に 対 する 出 資 金 補 助 金 3 政 党 活 動 選 挙 活 動 後 援 会 活 動 に 要 する 経 費 4 私 的 な 活 動 に 要 する 経 費 5 各 費 目 の 中 で 専 ら 飲 食 に 要 する 経 費 政 務 活 動 とその 他 の 混 活 動 が 混 在 する 経 費 の 取 り 扱 い 1 政 務 活 動 とその 他 の 議 員 活 動 が 混 在 する 場 合 で それらを 明 確 に 区 分 することが 可 能 な 場 合 には 政 務 活 動 以 外 の 経 費 を 控 除 して 計 上 するものとする 8. 各 費 目 における 解 釈 と 裁 判 例 1 調 査 研 究 費 イ) 基 本 的 な 考 え 方 会 派 が 行 う 区 の 事 務 地 方 行 財 政 等 に 関 する 調 査 研 究 及 び 調 査 委 託 に 関 する 経 費 ( 調 査 研 究 に 実 質 があるようにする 必 要 あり) ロ) 視 察 の 留 意 点 A) 客 観 的 に 政 治 活 動 の 実 質 を 有 ること B) 調 査 項 目 等 を 準 備 すること C) 調 査 結 果 を 視 察 報 告 書 として 保 存 すること D) 視 察 事 項 を 誰 から 何 をどのように 情 報 を 得 たかを 明 確 にすること ハ) 海 外 視 察 の 是 非 H21.3.19 東 京 高 裁 で 政 務 活 動 の 為 に 海 外 に 行 くことは 合 憲 ( 観 光 旅 行 は ダメ) 但 し 住 民 視 点 から 難 しい 面 もある ニ) 旅 費 日 当 の 定 額 支 給 の 是 非 A) 旅 費 の 実 費 弁 償 が 原 則 であるが 定 額 支 給 することができる 実 費 弁 償 は 事 務 が 煩 雑 になるので 定 額 支 給 も 可 能 である 但 し 公 務 での 出 張 が 定 額 支 給 になっていることが 前 提 である B) 日 当 も 定 額 支 給 は 可 能 である (H17.5.25 大 阪 高 裁 ) 公 務 との 整 合 性 が 必 要 C) 定 額 支 給 で 受 けた 日 当 宿 泊 代 の 範 囲 内 で 飲 食 代 を 支 給 することは 可 能 である (H19.4.26 仙 台 高 裁 で 認 めた) 但 し 領 収 書 の 提 出 をしてはいけない ( 雑 所 得 と 見 做 される 恐 れがある) ホ) 視 察 キャンセル 代 仙 台 高 裁 は 取 消 手 数 料 が 調 査 研 究 活 動 に 資 するとは 言 えないため 支 出 は 認 め られない 但 し キャンセルが 公 務 上 やむ 得 ない 理 由 がある 場 合 は 認 められ るが 立 証 が 難 しい ( 現 実 問 題 として 難 しい) ヘ) お 土 産 代 A) 視 察 のお 礼 として 地 元 の 名 産 品 等 のお 土 産 を 送 る 為 に 当 該 品 の 支 出 は 可 能 である 名 産 品 の PR となる 社 会 通 念 上 3000 円 から 5000 円 が 妥 当 B) 友 好 都 市 の 土 産 代 は 政 務 活 動 の 範 疇 ではないのか 公 務 でないのかと

言 う 考 え 方 はあるが H21.9.29 東 京 高 裁 H17.4.12 大 阪 高 裁 で 認 められ ている 区 政 に 関 連 性 は 必 要 ( 調 査 視 察 報 告 書 が 必 要 ) ト) 振 込 手 数 料 を 政 務 調 査 費 より 支 出 することの 是 非 振 込 額 が 政 務 活 動 費 の 場 合 福 岡 高 裁 は 認 める 仙 台 高 裁 は 認 められない チ) 会 派 全 員 で 視 察 する 必 要 はないのでは? 直 接 見 聞 することが 大 事 で 裁 判 所 はやむを 得 ないと 判 断 している (H19.2.9 札 幌 高 裁 東 京 高 裁 ) リ) 自 動 車 経 費 A) 自 動 車 購 入 は 不 適 当 ( 政 務 活 動 の 環 境 整 備 となり ガソリン 代 などの 活 動 は OK) B) 自 動 車 リース 代 は OK(H20.1.10 松 江 地 裁 H24.1.31 大 阪 高 裁 ) C) ガソリン 代 支 出 は OK 但 しガソリン 代 が 政 務 活 動 のみに 使 用 されたという 立 証 が 必 要 である i. 裁 判 例 実 費 弁 償 方 式 (H16.7.29 仙 台 高 裁 ) 記 録 ( 補 助 簿 の 作 成 ) 場 所 目 的 走 行 距 離 按 分 方 式 (H19.4.26 仙 台 高 裁 H19.12.26 大 阪 高 裁 ) 社 会 通 念 上 適 正 な 按 分 率 を 適 用 定 額 方 式 (H20.11.10 松 江 地 裁 ) 走 行 距 離 1 キロメートル 当 たりのガソリン 代 を 決 定 しそれに 基 づく 支 出 は 可 能 ( 職 員 旅 費 条 例 があることで 公 務 で 認 められていることが 前 提 ) ( 荒 川 区 ) 1 自 家 用 車 利 用 に 係 る 経 費 について 有 料 道 路 料 金 駐 車 料 金 は 計 上 可 能 但 し ガソリン 代 は 計 上 不 可 2 宿 泊 費 は 実 費 額 とし 飲 食 費 は 宿 泊 費 に 含 まれる 朝 食 代 のみ 計 上 可 能 3 視 察 先 の 土 産 品 の 購 入 経 費 は 計 上 不 可 4 区 政 に 係 る 調 査 を 外 部 委 託 した 場 合 の 委 託 費 用 は 計 上 可 能 D) 高 速 道 路 代 や 駐 車 料 金 政 務 活 動 として 実 質 を 有 している 場 合 問 題 なし 公 共 交 通 機 関 以 外 のタクシー 代 やレンタカー 代 ( 交 通 不 便 であれば) 使 用 可 能 (H19.4.26 仙 台 高 裁 H22.3.29 金 沢 地 裁 ) 2 研 修 費 会 派 が 研 修 会 を 開 催 するために 必 要 な 経 費 団 体 等 が 開 催 する 研 修 会 の 参 加 に 要 する 経 費 イ) 会 費 参 加 費 政 務 活 動 のために 必 要 な 経 費 だけに 限 る

(H24.8.24 東 京 高 裁 : 公 益 性 公 共 性 で 判 断 する 必 要 あり) (ライオンズクラブやロータリクラブの 会 費 PTA 会 費 党 費 政 治 資 金 パ ーティ 代 等 は 認 められない) 3 研 修 会 開 催 の 経 費 研 修 会 と 会 派 の 研 究 調 査 と 関 連 性 区 政 と 関 連 性 があるかどうかを 注 意 する 必 要 がある ( 事 例 : 永 六 輔 氏 あの 世 の 妻 へのラブレター という 講 演 会 が 裁 判 に なった H21.2.26 名 古 屋 高 裁 : 認 められなかった ) ( 荒 川 区 ) 政 党 主 催 の 講 演 会 などは 政 党 活 動 と 見 做 される 恐 れがあるので 計 上 しない 4 広 報 費 イ) 広 報 費 ( 裁 判 になりやすい)--- 政 務 活 動 による 広 報 費 を 使 途 基 準 に 入 れるのが おかしいという 考 えあるが--- ) ロ) 基 本 的 考 え 方 住 民 の 意 思 を 適 正 に 反 映 させることが 必 要 不 可 欠 であり それに 基 づく 住 民 の 意 思 を 収 集 し 把 握 することは 議 員 の 調 査 研 究 の 一 つである 議 会 活 動 や 区 政 に 関 する 政 策 等 を 住 民 に 知 らせることは 区 政 に 対 する 住 民 の 意 思 を 的 確 に 収 集 把 握 するための 前 提 として 意 義 を 有 する ハ) 広 報 誌 からの 支 出 の 留 意 点 政 務 活 動 に 資 する 内 容 かどうかが 判 断 の 基 準 となる ニ) ウェブサイト 維 持 管 理 議 会 の 一 般 質 問 のみを 掲 載 した 広 報 誌 は 認 められる ( 政 務 活 動 費 の 交 付 に 関 する 法 令 の 別 表 第 1 に 議 会 活 動 を 住 民 に 報 告 し--- ) (H22.11.5 東 京 高 裁 H24.1.31 大 阪 高 裁 ) ホ) 議 員 の 顔 写 真 や 会 派 の 宣 伝 選 挙 結 果 を 掲 載 した 広 報 費 の 適 否 議 員 の 個 人 宣 伝 的 な 側 面 と 区 政 報 告 的 な 側 面 のいずれかが 明 らかに 強 いとも いえないような 広 報 活 動 については 議 員 の 調 査 研 究 に 資 する ものとして 政 務 調 査 費 から 支 出 することができる (H22.11.5 東 京 高 裁 ) ヘ) 後 援 会 が 発 行 した 広 報 誌 議 員 の 後 援 会 が 発 行 名 義 人 となっている 広 報 誌 であっても その 内 容 の 全 部 または 一 部 が 議 員 個 人 の 市 政 報 告 であるときは その 印 刷 や 配 布 の 要 する 費 用 のうち 相 応 の 割 合 については 議 員 の 調 査 研 究 に 資 するための 活 動 の 費 用 として 政 務 調 査 費 を 充 当 することができる (H22.11.5 東 京 高 裁 --- 見 かけて 判 断 するな) ト) 広 報 誌 配 布 費 用 新 聞 の 折 り 込 みに 入 れその 経 費 は 政 務 活 動 費 として 認 められる チ) 領 収 書 の 留 意 点

宛 名 が 後 援 会 の 場 合 は 認 めない 議 員 個 人 の 支 出 と 後 援 会 の 支 出 に 分 けて 整 理 することは 常 識 の 為 5 広 聴 費 イ) 基 本 的 考 え 方 広 聴 費 とは 会 派 が 行 う 住 民 から 区 政 及 び 会 派 の 活 動 に 対 する 要 望 意 見 の 徴 収 住 民 相 談 の 活 動 に 要 する 経 費 ( 住 民 の 意 思 を 収 集 把 握 することは 議 員 の 調 査 研 究 の 一 つとして 重 要 ) ロ) アンケート 調 査 業 者 委 託 によるアンケート 調 査 は 業 者 に 委 託 することが 適 当 な 場 合 には 社 会 通 念 上 許 容 される 範 囲 で 可 能 ハ) 飲 食 を 提 供 することの 是 非 茶 菓 子 の 提 供 は 社 会 通 念 上 の 範 囲 で OK 弁 当 の 提 供 は 社 会 通 念 上 適 正 な 範 囲 で OK( 仙 台 高 裁 大 分 高 裁 ) 適 当 でない( 広 島 高 裁 ) 6 要 請 陳 情 活 動 費 政 務 活 動 費 の 中 で 問 題 なし( 関 東 近 県 は 適 用 しない 方 が 良 い) 7 会 議 費 会 派 が 行 う 意 見 交 換 会 等 各 種 会 議 への 参 加 に 要 する 経 費 自 治 会 商 工 会 等 の 団 体 が 主 催 する 新 年 会 や 忘 年 会 に 議 員 や 会 派 として 出 席 要 求 があった 場 合 や 小 学 校 の 運 動 会 における 議 員 としても 挨 拶 依 頼 等 が 会 議 費 に 含 まれるか? 必 要 性 相 当 性 の 有 無 ( 飲 食 を 伴 う 場 合 ) 会 議 または 調 査 研 究 の 目 的 内 容 が 適 正 か? 飲 食 の 場 所 及 び 内 容 (レストラン 食 事 処 はいいが 二 次 会 はダメ) 支 出 金 額 ( 目 安 5000 円 ぐらい) 回 数 ( 四 六 時 中 はおかしい) ( 裁 判 例 ) 会 議 が 調 査 研 究 活 動 と 認 められ そこにおいて 支 出 され 食 事 代 等 相 当 額 は 一 人 当 たり 5000 円 以 下 であった 場 合 社 会 通 念 上 相 当 と 認 められる 範 囲 内 である (H19.12.26 大 阪 高 裁 H22.3.29 金 沢 地 裁 ) 協 議 が 政 務 調 査 活 動 という 事 であっても その 昼 食 代 は 議 員 が 日 常 生 活 上 当 然 に 負 担 しなければ 昼 食 代 と 異 なる 性 質 ではないため 公 金 から 支 出 できない 但 し コーヒ 程 度 は 飲 み 物 の 支 出 は 認 められる(H21.9.17 名 古 屋 高 裁 ) 8 資 料 作 成 費 イ) 資 料 作 成 費 とは 会 派 が 行 う 活 動 に 必 要 な 資 料 の 作 成 に 要 する 経 費

( 調 査 研 究 活 動 に 基 づき 社 会 通 念 上 許 容 される 金 額 なら 問 題 ない) ロ) 文 具 代 は 按 分 する 必 要 があるが (H24.10.18 高 松 高 裁 少 額 のため 問 題 ない 按 分 する 必 要 がない) 9 資 料 購 入 費 イ) 新 聞 代 多 角 的 に 物 事 を 見 る 必 要 があるため 各 紙 購 入 に 制 限 はない (H19.4.26 仙 台 高 裁 ) スポーツ 紙 はダメ(H19.4.26 仙 台 高 裁 ) 週 刊 誌 はダメ ロ) 業 界 紙 農 業 新 聞 りんご 協 会 の 新 聞 ( 購 入 動 機 が 問 題 となる 仕 事 に 従 事 しているか と 言 うのはダメ H19.4.26 仙 台 高 裁 ) ハ) 政 党 が 出 版 する 機 関 誌 議 員 が 所 属 していない 政 党 の 機 関 紙 OK 議 員 が 所 属 している 政 党 の 機 関 紙 仙 台 高 裁 はダメ 名 古 屋 高 裁 大 阪 高 裁 OK ニ) 図 書 A) 何 でも 認 められる ( 例 半 沢 直 樹 村 上 春 樹 の 書 籍 も OK) 有 益 な 知 識 を 得 るために 必 要 な 図 書 資 料 購 入 は 足 りる (H20.12.26 静 岡 地 裁 H24.10.18 高 松 高 裁 ) (ベストセラー 挨 拶 文 章 の 作 り 方 時 刻 表 地 図 辞 書 特 定 の 宗 教 団 体 の 図 書 ) B) 住 宅 地 図 ( 福 岡 高 裁 広 島 高 裁 OK) C) 認 められない 図 書 趣 味 興 味 娯 楽 性 が 高 いもの 官 能 小 説 ( 荒 川 区 ) 1 自 ら 所 属 する 政 党 の 発 行 する 新 聞 雑 誌 の 購 入 は 計 上 不 可 2 スポーツ 新 聞 の 定 期 購 読 料 は 計 上 不 可 3 自 宅 における 新 聞 6 大 紙 の 購 読 料 については 2 紙 目 以 降 計 上 可 能 10 人 件 費 イ) 配 偶 者 に 対 する 支 出 仙 台 高 裁 ダメ 松 江 地 裁 その 金 額 が 高 額 であると 考 えられない 場 合 は OK ロ) 子 どもに 対 する 支 出 OK ハ) 第 三 者 に 対 する 支 出 仙 台 高 裁 按 分 で 認 める ニ) 政 務 調 査 活 動 に 従 事 する 者 の 経 費 を 公 費 から 支 出

大 阪 高 裁 違 法 補 助 金 としての 支 出 は 認 められない 11 事 務 所 費 イ) 事 務 所 の 購 入 リース A) 区 役 所 以 外 に 事 務 所 の 設 置 は 会 派 でなく 政 党 支 部 として 構 えることが 一 般 的 ( 都 道 府 県 議 長 会 ) 設 置 した 場 合 は 事 業 所 と 見 做 されるので 事 業 所 税 が 発 生 する 恐 れがある B) 事 務 所 費 と 事 務 費 を 分 けた 方 が 良 い 裁 判 の 立 証 の 場 合 説 明 しやすい C) 事 務 所 の 購 入 の 支 出 は 適 当 でない 政 務 活 動 費 は 環 境 整 備 のための 経 費 ではない ロ) 事 務 所 の 賃 借 料 A) 賃 借 人 である 議 員 が 賃 貸 人 となる 場 合 ダメ (H22.3.26 熊 本 地 裁 H23.5.20 仙 台 高 裁 ) B) 賃 貸 人 が 議 員 の 親 族 である 場 合 OK 賃 貸 借 契 約 を 締 結 し 社 会 通 念 上 適 切 な 賃 貸 料 の 場 合 は 認 められる 但 し 政 務 活 動 以 外 で 使 用 される 場 合 は 按 分 率 が 適 用 される (H19.12.26 大 阪 高 裁 H19.12.20 仙 台 高 裁 熊 本 地 裁 ) ハ) 賃 貸 人 は 第 3 者 の 場 合 は 問 題 なし 事 務 所 にかかる 経 費 ( 他 の 活 動 を 併 存 している 場 合 ) (H19.4.26 仙 台 高 裁 H19.12.26 大 阪 高 裁 ) ニ) 備 品 A) 備 品 は 控 室 の 中 で 使 用 する 場 合 人 数 分 OK 一 人 で 同 種 備 品 を 複 数 台 の 購 入 は 認 められない B) 修 理 費 も OK C) 備 品 の 設 置 場 所 で 自 宅 に 置 く 場 合 は 按 分 率 が 適 用 受 ける D) 備 品 効 果 可 能 品 目 テレビ 冷 蔵 庫 BS チューナー DVD デッキ 湯 沸 かし 器 ポット 携 帯 電 話 充 電 器 など E) 備 品 の 所 有 権 の 取 り 扱 い 議 員 の 辞 職 等 があった 場 合 会 計 処 理 上 減 価 償 却 を 経 たうえで 残 存 価 値 があれば その 額 を 収 支 報 告 書 上 雑 収 入 として 計 上 するのが 適 当 と 考 える F) 任 期 満 了 直 前 に 備 品 を 購 入 ダメ(H22.3.23 最 高 裁 ) G) 名 刺 代 支 出 は 認 められる(H20.11.10 松 江 地 裁 ) H) 携 帯 電 話 仙 台 高 裁 はダメ 大 阪 高 裁 熊 本 高 裁 按 分 率 適 用 して OK

( 荒 川 区 ) 携 帯 電 話 料 の 取 り 扱 い 1 費 用 の 1/2 月 10,000 円 を 上 限 として 計 上 可 能 2 議 員 自 身 が 使 用 する 1 回 戦 のみとする ホ) その 他 A) 公 共 政 策 大 学 院 の 学 費 OK B) 英 会 話 習 得 のための 経 費 OK 以 上 は 認 められるているが 裁 判 に 訴 えられること 自 体 マイナスイメー ジであるので 裁 判 で 勝 っても 4 年 に 1 階 の 選 挙 で 有 権 者 からの 評 価 と 別 々に 考 える C) 住 民 訴 訟 にかかる 経 費 はダメ ヘ) 会 計 年 度 の 考 え 方 発 生 主 義 現 金 主 義 どちらでも OK 継 続 性 が 前 提 9. 質 疑 1 裁 判 所 の 判 決 は 裁 判 所 ごとで 有 効 である 他 の 地 裁 高 裁 で 真 逆 の 判 決 出 た 場 合 で あっても 両 方 が 生 きるという 考 え 方 である 2 ポスティングを 委 託 した 場 合 契 約 書 を 交 わした 方 が 保 険 の 意 味 で 交 すべきであ る 3 領 収 書 のあて 名 個 人 は 個 人 会 派 は 会 派 の 宛 名 で 取 るべきである