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議 事 日 程 第 1 議 席 の 指 定 第 2 会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 第 3 会 期 の 決 定 第 4 第 1 号 議 案 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 副 広 域 連 合 長 の 選 任 について 同 意 を 求 める 件 第 5 第 2 号 議 案 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 後 期 高 齢 者 医 療 に 関 する 条 例 制 定 の 件 請 願 第 1 号 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 する 請 願 請 願 第 2 号 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 に 関 する 請 願 請 願 第 3 号 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 する 請 願 請 願 第 4 号 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 する 請 願 請 願 第 5 号 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 する 請 願 請 願 第 6 号 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 する 請 願 第 6 第 1 号 報 告 平 成 18 年 度 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 一 般 会 計 決 算 報 告 の 件 会 議 に 付 した 事 件 議 事 日 程 のとおり - 2 -

午 後 1 時 30 分 開 議 太 田 議 長 ただいまより 平 成 19 年 度 第 2 回 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 議 会 11 月 定 例 会 の 開 会 に 先 立 ち 広 域 連 合 長 からごあいさつがあります 道 広 域 連 合 長 広 域 連 合 長 道 勇 君 登 壇 道 広 域 連 合 長 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 連 合 長 の 道 勇 でございます 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 議 会 の 開 会 に 当 たりまして 一 言 ごあいさつを 申 し 上 げます 本 日 は 広 域 連 合 議 会 の 定 例 会 の 開 会 をお 願 いいたしましたところ 議 員 各 位 におかれては 大 変 ご 多 用 の 中 ご 出 席 を 賜 り 厚 く 御 礼 を 申 し 上 げる 次 第 であります さて 本 広 域 連 合 発 足 以 来 議 員 の 皆 さん 方 の 格 別 のご 支 援 住 民 の 皆 さん 方 の 格 別 のご 理 解 を 頂 戴 いたしまして 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 円 滑 な 実 施 に 向 け 鋭 意 準 備 事 務 を 進 めているところで ございます 今 議 会 では 今 制 度 の 運 営 の 根 幹 となります 後 期 高 齢 者 医 療 に 関 する 条 例 をご 審 議 いただくこと といたしております 今 後 2 年 間 制 度 を 安 定 的 に 運 営 するために 必 要 な 保 険 料 率 を 規 定 しておりま すとともに 本 条 例 に 基 づき 保 険 料 の 賦 課 決 定 など 来 年 4 月 の 制 度 の 施 行 に 向 けた 事 務 が 進 めら れることとなっており 最 も 広 域 連 合 にとっての 重 要 な 議 案 でございます 本 日 はこのほか 副 広 域 連 合 長 の 選 任 同 意 平 成 18 年 度 一 般 会 計 決 算 等 についてのご 審 議 もお 願 い をいたしております 議 案 の 内 容 につきましては 後 ほど 事 務 局 から 説 明 をいたさせますので 何 とぞよろしくご 審 議 の 上 ご 議 決 を 賜 りますようお 願 いを 申 し 上 げまして 一 言 開 会 に 当 たりまし てのごあいさつといたします 太 田 議 長 ただいまの 出 席 議 員 は20 名 であります 地 方 自 治 法 第 113 条 の 規 定 により 定 足 数 に 達 しております ただいまより 平 成 19 年 第 2 回 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 議 会 11 月 定 例 会 を 開 会 いたします 本 日 の 会 議 を 開 きます 本 日 の 議 事 日 程 は お 手 元 に 配 付 のとおりでございます 日 程 第 1 議 席 の 指 定 を 行 います 10 月 30 日 付 で 広 域 連 合 議 員 の 欠 員 に 係 る 選 挙 にご 当 選 されました 平 田 議 員 の 議 席 については 18 番 を 指 定 いたします 次 に 日 程 第 2 会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 を 行 います 本 日 の 会 議 録 署 名 議 員 に 4 番 河 本 正 弘 議 員 及 び5 番 西 林 克 敏 議 員 を 指 名 いたします 次 に 日 程 第 3 会 期 の 決 定 を 議 題 といたします お 諮 りいたします 本 定 例 会 の 会 期 は 本 日 11 月 22 日 の1 日 といたしたいと 存 じますが これにご 異 議 ございませんか - 3 -

異 議 なし の 声 あり 太 田 議 長 ご 異 議 なしと 認 めます よって 本 定 例 会 の 会 期 は 本 日 11 月 22 日 の1 日 と 決 定 いた しました 次 に 日 程 第 4 第 1 号 議 案 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 副 広 域 連 合 長 の 選 任 について 同 意 を 求 める 件 を 議 題 といたします 提 案 理 由 の 説 明 を 求 めます 道 広 域 連 合 長 広 域 連 合 長 道 勇 君 登 壇 道 広 域 連 合 長 第 1 号 議 案 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 副 広 域 連 合 長 の 選 任 について 同 意 を 求 める 件 についてのご 説 明 を 申 し 上 げます 議 案 書 第 1ページをお 開 きください 副 広 域 連 合 長 につきましては 規 約 第 12 条 第 4 項 の 規 定 により 関 係 市 町 村 の 長 のうちから 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 することとなっております この 規 定 に 基 づきまして 倉 田 薫 氏 を 副 広 域 連 合 長 に 選 任 いたしたく ご 提 案 申 し 上 げるもので ございます 何 とぞよろしくご 審 議 上 ご 同 意 を 賜 りますようお 願 い 申 し 上 げます 太 田 議 長 提 案 理 由 の 説 明 が 終 わりました 第 1 号 議 案 について 質 疑 及 び 討 論 の 通 告 はございませんでしたので これより 採 決 をいたしま す 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 副 広 域 連 合 長 に 倉 田 薫 氏 を 選 任 することにご 異 議 ございません か 異 議 なし の 声 あり 太 田 議 長 ご 異 議 なしと 認 めます よって 第 1 号 議 案 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 副 広 域 連 合 長 の 選 任 について 同 意 を 求 める 件 は 原 案 のとおり 同 意 することに 決 定 いたしました ただいま 選 任 同 意 いたしました 倉 田 副 広 域 連 合 長 が 本 日 の 会 議 に 出 席 されます 倉 田 副 広 域 連 合 長 入 場 太 田 議 長 倉 田 副 広 域 連 合 長 から あいさつの 申 し 出 がありますので これを 許 可 します 倉 田 副 広 域 連 合 長 副 広 域 連 合 長 倉 田 薫 君 登 壇 倉 田 副 広 域 連 合 長 一 言 ごあいさつを 申 し 上 げたいと 存 じます ただいま 広 域 連 合 の 副 連 合 長 としてご 選 任 をいただきました 池 田 市 長 の 倉 田 薫 でございます も とより 微 力 ではございますけれども 連 合 長 をお 支 えをして 頑 張 らせていただきますので 議 員 各 位 のご 支 援 のほどお 願 いを 申 し 上 げて ごあいさつといたします どうぞよろしくお 願 いいたしま - 4 -

す 太 田 議 長 次 に 日 程 第 5 第 2 号 議 案 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 後 期 高 齢 者 医 療 に 関 す る 条 例 制 定 の 件 並 びに 請 願 第 1 号 から 第 6 号 までを 一 括 議 題 といたします まず 第 2 号 議 案 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 後 期 高 齢 者 医 療 に 関 する 条 例 制 定 の 件 につ いて 提 案 理 由 の 説 明 を 求 めます 九 鬼 事 務 局 長 事 務 局 長 九 鬼 康 夫 君 登 壇 九 鬼 事 務 局 長 第 2 号 議 案 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 後 期 高 齢 者 医 療 に 関 する 条 例 制 定 の 件 につきましてご 説 明 いたします 議 案 書 2ページをお 開 きください この 条 例 は 第 1 条 の 趣 旨 規 定 にありますように 本 広 域 連 合 が 行 います 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 し 法 令 に 定 める 以 外 の 事 項 を 定 めるものでございます 第 2 条 におきまして 葬 祭 費 を5 万 円 と 規 定 をいたしております 第 3 条 におきましては 被 保 険 者 の 健 康 の 保 持 増 進 のため 健 康 診 査 のほか 広 域 連 合 長 が 必 要 と 認 める 事 業 を 行 う 旨 規 定 いたしております 3ページから4ページ 第 4 条 から 第 6 条 までは 保 険 料 の 賦 課 額 について 所 得 割 額 及 び 被 保 険 者 均 等 割 額 の 算 出 の 方 法 を 政 令 の 規 定 に 則 って 規 定 しております 第 7 条 から 第 10 条 では 保 険 料 率 は 大 阪 府 内 均 一 であること 平 成 20 年 度 及 び21 年 度 の 所 得 割 率 を0.0868とすること 同 年 度 間 の 被 保 険 者 均 等 割 額 を4 万 7,415 円 とすること 賦 課 限 度 額 を50 万 円 とする 旨 規 定 しております 賦 課 期 日 は 第 11 条 の 規 定 のとおり4 月 1 日 となります 5ページをご 覧 ください 第 12 条 は 保 険 料 の 賦 課 総 額 算 出 の 方 法 を 政 令 の 規 定 に 則 って 規 定 しております 6ページをご 覧 ください 第 13 条 は 賦 課 期 日 後 において 被 保 険 者 の 資 格 の 取 得 又 は 喪 失 があった 場 合 における 保 険 料 の 額 の 算 出 方 法 について 定 めております 第 14 条 は 所 得 の 少 ない 被 保 険 者 に 対 する 保 険 料 の 減 額 の 規 定 でございまして 政 令 に 定 める 基 準 に 則 り 被 保 険 者 均 等 割 額 の7 割 5 割 又 は2 割 の 減 額 に 関 する 規 定 を 置 いております 7ページ 第 15 条 は 被 扶 養 者 であった 被 保 険 者 に 関 する 保 険 料 の 減 額 の 規 定 でございまして 本 制 度 の 資 格 を 取 得 した 日 から2 年 を 経 過 するまでの 間 当 該 年 度 分 の 保 険 料 の 被 保 険 者 均 等 割 額 を5 割 減 額 する 旨 規 定 しております 8ページから9ページ 第 17 条 及 び 第 18 条 は 保 険 料 の 徴 収 猶 予 及 び 減 免 に 関 する 規 定 でござい ます 震 災 風 水 害 等 災 害 により 住 宅 家 財 その 他 の 財 産 について 著 しい 損 害 を 受 けたとき ある - 5 -

いは 事 業 の 不 振 休 業 失 業 等 により 収 入 が 著 しく 減 少 した 場 合 等 について 徴 収 猶 予 や 減 免 を 行 う 旨 規 定 いたしております 9ページから10ページ 第 20 条 から 第 22 条 までは 保 険 料 や 延 滞 金 の 徴 収 に 係 る 規 定 でございま して 市 町 村 が 徴 収 した 額 を 広 域 連 合 に 納 付 する 旨 規 定 いたしております 第 23 条 は 条 例 に 定 める 事 項 以 外 の 事 項 に 係 る 委 任 規 定 でございます 第 24 条 から 次 ページ 第 28 条 までは 罰 則 に 関 する 規 定 でございます 被 保 険 者 資 格 の 得 喪 等 に 係 る 届 出 をしないとき または 虚 偽 の 届 出 をした 場 合 や 被 保 険 者 証 の 返 還 の 求 めに 応 じない 場 合 等 について 過 料 に 処 する 旨 規 定 しております 本 条 例 の 施 行 期 日 は 平 成 20 年 4 月 1 日 でございます 12ページをご 覧 ください 附 則 第 4 条 におきまして 被 用 者 保 険 の 被 扶 養 者 であった 方 からの 保 険 料 徴 収 の 凍 結 に 関 する 規 定 を 置 いております 20 年 度 の 保 険 料 賦 課 の 特 例 として 20 年 4 月 から9 月 までの6カ 月 間 保 険 料 を 無 料 とするとともに 10 月 から21 年 3 月 までの6カ 月 間 は 均 等 割 額 の9 割 を 減 額 することとさ れておりますことから 年 間 を 通 じて 保 険 料 額 の20 分 の19を 減 額 する 旨 の 規 定 を 置 いたところでご ざいます 説 明 は 以 上 でございます よろしくご 審 議 いただきますようお 願 い 申 し 上 げます 太 田 議 長 続 きまして 請 願 第 1 号 から 請 願 第 6 号 までについて 紹 介 議 員 の 趣 旨 説 明 を 求 めま す 広 瀬 議 員 14 番 広 瀬 ひとみ 君 登 壇 広 瀬 議 員 ただいま 議 題 となりました 請 願 第 1 号 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 する 請 願 第 2 号 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 に 関 する 請 願 請 願 第 3 号 から 第 6 号 まで 第 1 号 と 同 一 表 題 であり ますが 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 する 請 願 の 以 上 6 本 の 請 願 につきまして 紹 介 議 員 2 名 を 代 表 し 趣 旨 説 明 を 行 わせていただきます 請 願 の 各 項 目 には 重 複 する 点 もございますが 異 なる 請 願 者 からの 提 出 となっておりますので それぞれ 請 願 者 より 提 出 をいただいております 請 願 趣 旨 を 読 み 上 げることによりましてご 説 明 と させていただきます なお 同 一 の 趣 旨 で 提 出 をしていただいております 第 3 号 から6 号 までは 一 括 で 説 明 を 行 わせて いただきますので よろしくお 願 いいたします では お 手 元 にお 届 けをしております 請 願 文 書 表 の1ページをご 覧 ください 請 願 第 1 号 は 大 阪 府 保 険 医 協 会 理 事 長 高 本 英 司 氏 大 阪 府 歯 科 保 険 医 協 会 理 事 長 伊 津 進 弘 氏 大 阪 民 主 医 療 機 関 連 合 会 会 長 池 田 信 明 氏 大 阪 社 会 保 障 推 進 協 議 会 会 長 井 上 賢 二 氏 より 提 出 されたものでございます - 6 -

それでは 別 紙 で 配 付 されております 請 願 趣 旨 の 方 をご 覧 ください 配 付 文 書 として 配 付 されて いる 分 になります 来 年 4 月 から 実 施 予 定 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 して 制 度 内 容 や 運 営 に 対 する 不 安 の 声 が 高 ま っています この 制 度 では 75 歳 以 上 の 後 期 高 齢 者 及 び 配 偶 者 また65 歳 以 上 で 障 害 のある 高 齢 者 からも 保 険 料 が 徴 収 され 介 護 保 険 料 と 合 わせると 月 1 万 円 を 超 える 保 険 料 負 担 となります さら に 保 険 料 滞 納 者 への 保 険 証 の 取 り 上 げ 資 格 証 明 書 の 発 行 診 療 報 酬 が 病 気 ごとの 包 括 払 い 制 と なった 場 合 に 検 査 や 投 薬 など 医 療 の 範 囲 が 制 限 されて 必 要 な 診 療 を 受 けられなくなるおそれが あることなど さまざまな 危 惧 や 問 題 点 があります 私 たちは 医 療 社 会 保 障 の 充 実 を 目 指 す 団 体 として 高 齢 者 の 方 がいつでもどこでもお 金 の 心 配 なく 安 心 して 医 療 が 受 けられる 制 度 になることを 願 っています つきましては 後 期 高 齢 者 の 命 と 健 康 を 守 り 人 間 としての 尊 厳 を 守 り 得 る 医 療 制 度 とするために 新 制 度 実 施 に 当 たって 貴 広 域 連 合 に 対 して 次 の 請 願 事 項 の 実 現 を 求 めます 請 願 項 目 は 請 願 の 要 旨 としてご 紹 介 させていただいております 1. 府 民 に 対 して 新 制 度 について 広 報 し 制 度 内 容 の 説 明 を 徹 底 してください 2. 広 域 連 合 の 運 営 に 府 民 後 期 高 齢 者 の 意 思 を 十 分 に 反 映 させるために 運 営 協 議 会 を 設 置 し てください 3. 具 体 的 制 度 設 計 については 以 下 のことを 要 望 します (1) 保 険 料 決 定 にあたっては 後 期 高 齢 者 の 生 活 実 態 を 踏 まえ 支 払 い 可 能 な 保 険 料 額 として ください (2) 低 所 得 者 に 対 して 十 分 な 配 慮 を 行 い 保 険 料 及 び 窓 口 一 部 負 担 金 の 減 免 制 度 を 設 けてくだ さい (3) 保 険 料 を 支 払 うことによって 生 活 保 護 基 準 を 下 回 る 方 からは 保 険 料 を 徴 収 しないでくだ さい (4) 年 金 からの 保 険 料 天 引 き( 特 別 徴 収 )を 希 望 しない 方 は 普 通 徴 収 としてください (5) 保 険 料 滞 納 者 に 対 しても 資 格 証 明 書 短 期 保 険 証 の 発 行 は 行 わず 通 常 証 を 発 行 してくだ さい (6)75 歳 以 上 の 方 も 基 本 健 診 が 確 実 に 受 けられるよう 必 要 な 措 置 を 講 じてください (7) 必 要 な 医 療 を 提 供 するために 国 に 対 して 後 期 高 齢 者 の 診 療 報 酬 別 立 て 包 括 化 や 人 頭 払 い を 導 入 しないように 要 請 してください 以 上 です 続 きまして 請 願 文 書 表 の2ページ 目 をお 開 きください 請 願 第 2 号 は 箕 面 市 増 田 京 子 氏 豊 能 郡 能 勢 町 八 木 修 氏 ほか 無 所 属 の 市 町 村 議 員 を 中 心 と した17 名 の 府 民 の 皆 さんよりご 提 出 されたものでございます - 7 -

それでは 請 願 趣 旨 をご 覧 ください 2008 年 ( 平 成 20 年 )4 月 から 75 歳 以 上 の 後 期 高 齢 者 の 保 険 料 1 割 現 役 世 代 の 国 保 被 用 者 保 険 からの 支 援 金 4 割 及 び 公 費 約 5 割 を 財 源 とする 新 たな 医 療 制 度 である 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 が 始 まります そして この 医 療 制 度 が 開 始 されるに 当 たり 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 設 置 さ れました これまで 国 民 健 康 保 険 に 係 る 事 務 はそれぞれの 自 治 体 の 財 源 状 況 医 療 体 制 予 防 措 置 体 制 地 域 の 特 性 などにより 徴 収 額 も 含 め 独 自 に 運 営 されていました 新 制 度 では その 独 自 性 がなくなり どのような 制 度 になるのか 危 惧 をしています また 国 民 健 康 保 険 法 第 11 条 の 規 定 国 民 健 康 保 険 事 業 の 運 営 に 関 する 重 要 事 項 を 審 議 するた め 市 町 村 に 国 民 健 康 保 険 運 営 協 議 会 を 置 く に 基 づき 各 自 治 体 には 国 民 健 康 保 険 運 営 協 議 会 が 設 置 され 被 保 険 者 である 当 事 者 が 運 営 にかかわる 仕 組 みをつくってきました しかし 現 在 のと ころ 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 には 国 民 健 康 保 険 運 営 協 議 会 と 同 様 の 運 営 協 議 会 が 設 置 さ れておらず 当 事 者 の 意 見 を 聴 く 仕 組 みも 担 保 されていません そこで 2008 年 4 月 の 制 度 開 始 に 向 け 早 急 に 国 民 健 康 保 険 と 同 様 事 業 運 営 に 関 する 重 要 事 項 を 審 議 するための 運 営 協 議 会 を 設 置 し かつ 被 保 険 者 であり 当 事 者 である75 歳 以 上 の 後 期 高 齢 者 及 び 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 財 源 の 約 4 割 を 出 資 する 国 民 健 康 保 険 及 び 被 用 者 保 険 の 被 保 険 者 の 代 表 が 運 営 協 議 会 での 審 議 に 参 加 でき るよう 下 記 事 項 を 議 会 で 決 議 していただきますようお 願 い 申 し 上 げます 請 願 項 目 は 1. 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 に 国 民 健 康 保 険 と 同 様 事 業 運 営 に 関 する 重 要 事 項 を 審 議 するための 運 営 協 議 会 を 設 置 すること 2.1の 運 営 協 議 会 に 被 保 険 者 であり 当 事 者 である75 歳 以 上 の 後 期 高 齢 者 及 び 国 民 健 康 保 険 被 用 者 保 険 の 被 保 険 者 の 代 表 を 委 員 として 参 加 させること 以 上 です 次 に 請 願 文 書 表 3ページから6ページにご 紹 介 させていただいております 請 願 第 3 号 から6 号 までをご 紹 介 いたします 各 請 願 は 箕 面 市 増 田 京 子 氏 豊 能 郡 能 勢 町 八 木 修 氏 高 槻 市 野 々 上 愛 氏 3 名 の 各 地 方 議 員 からの 提 出 となっています では 請 願 趣 旨 をご 覧 ください 2008 年 4 月 から 新 たに 独 立 した 医 療 制 度 として 75 歳 以 上 の 後 期 高 齢 者 を 対 象 とした 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 が 創 設 されます しかし 国 においては 参 院 選 挙 の 影 響 を 受 け 急 遽 首 相 が 辞 任 し そ の 党 首 選 の 最 中 にこの 医 療 制 度 の 見 直 しが 検 討 され 新 たに 保 険 料 を 支 払 うことになる75 歳 以 上 の 後 期 高 齢 者 の 保 険 料 を 半 年 間 免 除 残 り 半 年 は7 割 削 減 などを 発 表 しました これは この 制 度 が いかに 高 齢 者 に 負 担 を 強 いるものであるかということを 国 自 ら 認 めたものです また 大 阪 府 市 議 会 議 長 会 からも 地 域 による 医 療 格 差 を 生 じないようなどの 要 望 が 届 けられています 全 国 の 自 治 体 でも 市 民 からこの 制 度 見 直 しを 求 める 請 願 や 陳 情 が 行 われ 現 在 300( 自 治 体 数 約 1,800) 近 くの - 8 -

議 会 で 意 見 書 が 決 議 されました 大 阪 府 では 最 大 都 市 である 大 阪 市 において 凍 結 を 求 める 意 見 書 が 可 決 されました このような 状 況 の 中 その 保 険 料 額 は マスコミなどの 報 道 によりますと 大 阪 府 では 年 間 10 万 1,449 円 という 数 字 が 示 されました 当 初 の 全 国 平 均 月 額 6,200 円 年 7 万 4,400 円 をはるかに 上 回 ります しかし この 金 額 も 国 が 独 自 に 設 定 した 医 療 給 付 費 の 伸 び 率 に 合 わせており 府 の 実 態 より 低 く 算 定 されています 2 年 後 の 改 定 時 には 大 幅 な 値 上 げが 想 定 されます また 市 町 村 にお いては 運 営 費 としての 財 政 負 担 の 増 大 が 懸 念 されます 本 来 保 険 制 度 は 誰 でもどこでもどんな 病 気 でも 安 心 して 医 療 が 受 けられるために 設 立 されたも のですが この 制 度 導 入 により 高 齢 者 が 新 たに 負 担 を 強 いられるだけでなく 主 治 医 制 度 導 入 な ど 診 療 制 度 の 変 更 により 医 療 内 容 が 制 限 される 懸 念 が 多 大 です 十 分 な 情 報 提 供 がされず 知 ら ない 間 に 私 たちの 医 療 制 度 が 大 きく 変 わろうとしていることに 危 惧 を 抱 きます 高 齢 者 が 安 心 して 医 療 を 受 けることができるように 制 度 の 抜 本 的 な 見 直 しを 求 め 下 記 事 項 を 連 合 議 会 にて 決 議 し ていただきますようお 願 い 申 し 上 げます では 各 請 願 項 目 をご 紹 介 します 第 3 号 は 1. 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 である かかりつけ 医 ( 主 治 医 ) 制 度 や 診 療 報 酬 の 定 額 制 などの 導 入 により これまで 受 けることができた 診 療 内 容 に 制 限 がかからないこと( 年 齢 により 診 療 内 容 が 制 限 されないこと) また 地 域 による 医 療 の 格 差 が 生 じることなく 患 者 の 権 利 として 誰 でも どこでも 平 等 に 必 要 な 医 療 が 受 けられるような 制 度 にすること 第 4 号 は 今 後 も 支 払 い 可 能 な 保 険 料 額 とし 年 金 からの 強 制 保 険 料 天 引 きを 行 なわず 滞 納 者 に 対 しても 資 格 証 明 書 短 期 保 険 証 の 発 行 は 行 なわないこと 第 5 号 は 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に65 歳 ~74 歳 の 一 定 の 障 害 がある 方 たちが みなし で 移 行 する が これを 撤 回 できることなどの 説 明 が 全 くされていない このように 制 度 の 周 知 をするため 審 議 内 容 を 含 め 徹 底 した 情 報 提 供 を 行 うこと また 電 算 処 理 による 個 人 情 報 の 保 護 など 情 報 セキ ュリティには 人 的 技 術 的 などあらゆる 面 において 十 分 配 慮 すること 第 6 号 は 地 域 格 差 などを 起 こさないためにも 広 域 連 合 議 会 の 議 員 定 数 を 早 期 に 見 直 し 府 内 市 町 村 から 最 低 1 人 の 議 員 を 選 出 すること 以 上 です 最 後 に 補 足 説 明 をさせていただきます ただいまご 紹 介 をさせていただきました 各 請 願 項 目 の 中 には 政 府 においてご 検 討 いただくものも 含 まれております これにつきましては 広 域 連 合 議 会 として 政 府 に 意 見 を 上 げていくことを 求 めておられるとご 理 解 いただきたいと 思 います 15 項 目 にわたる 請 願 となっておりますが 議 員 各 位 におかれましては ご 審 議 の 上 ご 可 決 いただきますよ うお 願 い 申 し 上 げまして 紹 介 とさせていただきます 太 田 議 長 提 案 理 由 及 び 請 願 趣 旨 の 説 明 が 終 わりました - 9 -

川 議 員 から 通 告 がありましたので 質 問 を 許 可 いたします 川 議 員 6 番 川 敏 文 君 登 壇 川 議 員 それでは 今 議 会 に 上 程 されております 条 例 案 に 関 連 をいたしまして 質 問 をしたい と 思 います 我 が 国 におきましては いつ どのような 病 気 になっても 病 院 窓 口 で 支 払 う 額 は かかった 医 療 費 の3 割 以 内 で 済 み また がん 治 療 などで 医 療 費 が 高 額 になった 場 合 でも 負 担 限 度 額 が 設 定 さ れているため 少 ない 負 担 で 安 心 して 治 療 を 受 けることができます この 日 本 の 医 療 制 度 を 支 えて いるのが 世 界 に 誇 る 国 民 皆 保 険 制 度 でございますが 少 子 高 齢 化 人 口 減 少 が 進 む 中 で 制 度 を 将 来 にわたって 維 持 していくことに 不 安 が 生 じております その 主 な 理 由 は 医 療 費 の 急 激 な 伸 びにございまして 厚 生 労 働 省 では 現 状 を 放 置 した 場 合 国 民 医 療 費 は2006 年 度 の34 兆 円 から 2025 年 度 には65 兆 円 と 約 2 倍 に 増 加 老 人 医 療 費 の 割 合 は 約 3 分 の1から5 割 近 くまで 膨 らむと 推 計 をされております また 国 民 医 療 費 の 大 半 を 占 める 医 療 給 付 費 につきましては 2006 年 度 の28 兆 5,000 億 円 から 2025 年 度 には56 兆 円 に 増 加 し 保 険 料 と 税 金 を 納 める 人 が 減 少 する 中 で 急 増 する 負 担 に 限 界 が 訪 れるのは 明 らかでございます こうした 状 況 の 中 これまでの 医 療 制 度 改 革 は ややもすると 医 療 保 険 財 政 の 安 定 のため 保 険 料 や 窓 口 負 担 自 己 負 担 をどうするかの 議 論 を 繰 り 返 してきたきらいがございます しかし 今 回 の 医 療 制 度 改 革 は システム 全 体 を 俯 瞰 し 全 体 の 医 療 費 を 世 代 間 の 公 平 さを 保 ながら 国 民 で どのように 負 担 するのか また 全 体 としての 負 担 の 増 加 をより 軽 減 するためにはどのように 医 療 費 をコントロールするべきかといった 長 期 的 な 展 望 と 包 括 的 な 議 論 を 踏 まえた 改 革 であると 理 解 を しております まず 当 局 にこの 点 について 確 認 をさせていただきたいと 思 います また 今 回 の 医 療 制 度 改 革 の 具 体 策 は 診 療 報 酬 の 引 き 下 げと 生 活 習 慣 病 対 策 を 盛 り 込 んだ 治 療 から 予 防 在 宅 医 療 の 推 進 を 図 り 入 院 から 在 宅 へと 医 療 の 重 点 の 転 換 を 図 るなど 根 本 的 な 医 療 費 抑 制 策 がとられております と 当 時 に 現 役 世 代 が 負 担 する 保 険 料 の3 分 の1が 高 齢 者 医 療 に 充 てられるなど 医 療 給 付 費 の 世 代 間 格 差 が 大 きくなっている 現 状 を 踏 まえながら 高 齢 者 の 患 者 負 担 の 見 直 しを 行 い 将 来 世 代 に 負 担 の 先 送 りをせずに 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 維 持 しようと するものであります 基 本 的 には 現 役 世 代 がこの 制 度 を 支 える 中 心 になっていると 私 は 考 えるわ けでございます そこで 本 後 期 高 齢 者 医 療 保 険 制 度 の 財 政 のスキームはどのようになるのかお 答 えをいただきた いと 思 います また 後 期 高 齢 者 の 皆 様 に 納 めていただく 保 険 料 は 十 分 高 齢 者 のご 理 解 を 得 られるものでなけ ればなりません その 保 険 料 算 定 に 当 たってはどのような 推 計 を 行 ったのかお 示 しをいただきたい - 10 -

と 思 います そして 他 府 県 に 比 べ 平 均 保 険 料 が 大 阪 府 は 高 水 準 になると 言 われておりますが その 要 因 と 現 行 の 府 下 の 国 民 健 康 保 険 の 保 険 料 と 比 べてどのような 水 準 になるのかお 示 しをいただきたいと 思 います また 保 険 料 負 担 が 困 難 な 方 に 対 する 軽 減 措 置 と その 対 象 者 数 はどうなるのか また 保 険 料 の 滞 納 に 関 しては 厳 正 な 取 扱 いが 必 要 であると 考 えますが 資 格 証 発 行 に 関 する 基 本 的 な 考 えをど のようにお 持 ちなのかお 答 えをいただきたいと 思 います さらに 広 域 連 合 としての 医 療 費 の 適 正 化 に 向 けた 取 組 みはどのようにするのか 加 えて 制 度 運 営 に 対 する 高 齢 者 等 のご 意 見 の 反 映 について 伺 いたいと 思 います この 高 齢 者 に 対 しての 本 制 度 のご 理 解 をいただくことは 当 然 のことでございますけれども 制 度 の 適 正 な 運 営 におきましては 当 事 者 の 声 を 十 分 に 酌 み 取 っていく 仕 組 みが 必 要 ではないかと 考 え るわけでございまして 国 民 健 康 保 険 における 運 営 協 議 会 を 例 とするような 第 三 者 機 関 の 設 置 につ いての 全 国 の 広 域 連 合 の 取 組 み 状 況 と 当 広 域 連 合 における 基 本 的 なお 考 えをお 示 しいただきたい と 思 います 以 上 で1 回 目 の 質 問 を 終 わります 太 田 議 長 これより 理 事 者 の 答 弁 を 求 めます 隅 野 資 格 管 理 課 長 資 格 管 理 課 長 隅 野 巧 君 登 壇 隅 野 資 格 管 理 課 長 まず 今 回 の 医 療 制 度 改 革 の 趣 旨 につきましては まさに 議 員 お 示 しのとお りでございまして 医 療 制 度 を 総 合 的 にシステムとしてとらえ 少 子 高 齢 化 という 人 口 構 造 の 変 化 に 耐 え 得 る 制 度 への 転 換 を 図 り 将 来 的 に 社 会 保 障 制 度 の 安 定 を 目 指 すものであるというふうに 認 識 しております 次 に 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 財 源 スキームと 申 しますか 財 政 スキームと 申 しますかにつきまして は 医 療 給 付 費 等 総 額 のうち 約 5 割 を 公 費 残 りの5 割 のうち4 割 を 若 年 世 代 と 申 しますか 現 役 世 代 からの 支 援 金 で 賄 いまして 残 り1 割 を 後 期 高 齢 者 から 徴 収 する 保 険 料 で 賄 うという 形 が 財 政 運 営 の 基 本 的 な 枠 組 みというふうになってございます このほか 所 得 の 低 い 方 への 保 険 料 軽 減 分 を 公 費 で 補 てんする 保 険 基 盤 安 定 制 度 や 高 額 な 医 療 費 発 生 による 広 域 連 合 の 財 政 リスクを 緩 和 するための 高 額 医 療 費 に 対 する 国 及 び 都 道 府 県 の 財 政 支 援 等 も 組 み 込 まれてございます したがいまして 本 制 度 は 確 かに 高 齢 者 の 方 々に 一 定 のご 負 担 をいただくという 制 度 ではござい ますが 現 役 世 代 の 支 援 金 のほか 税 金 でもって 賄 われる 公 費 の 部 分 についても 相 当 な 措 置 がなさ れているものと 考 えております 次 に 保 険 料 の 積 算 の 推 計 についてでございますけれども 厚 生 労 働 省 から 保 険 料 率 の 算 定 に 係 - 11 -

る 給 付 費 の 推 計 基 準 が 示 されたところでございます その 内 容 は 平 成 18 年 度 の 老 人 医 療 給 付 費 に 伸 び 率 4.8%を 乗 じた 額 を 平 成 20 年 の 給 付 費 の 見 込 み 額 といたしまして さらに これに 伸 び 率 5.6%を 乗 じた 額 を 平 成 21 年 の 後 期 高 齢 者 医 療 給 付 費 として 見 込 みまして この 合 計 額 を 今 後 2カ 年 平 成 20 年 度 21 年 度 でございますが の 給 付 費 総 額 という 形 で 見 込 むということでござい ます 国 の 示 した 給 付 費 の 伸 び 率 につきましては 平 成 20 年 度 の 診 療 報 酬 体 系 の 見 直 しや 診 療 報 酬 の 改 定 を 見 込 んだ 推 計 値 であったことから この 基 準 に 基 づきまして 保 険 料 率 の 算 定 を 行 ったとこ ろでございます 他 府 県 の 広 域 連 合 と 比 べまして 本 広 域 連 合 の 保 険 料 が 高 水 準 となるという 理 由 は 主 として2 つございます 1つは 1 人 当 たりの 給 付 水 準 でございます 1 人 当 たりの 給 付 費 が 上 がれば 賦 課 総 額 が 多 くなりまして 結 果 として 保 険 料 に 影 響 を 及 ぼします それと あともう 一 つの 理 由 と 申 しますのは それぞれの 広 域 連 合 の 区 域 の 被 保 険 者 の 所 得 水 準 でございます 所 得 水 準 が 高 けれ ば 国 からの 普 通 調 整 交 付 金 が 減 額 されまして その 減 額 分 を 所 得 割 額 で 補 う 必 要 があることから 結 果 として 保 険 料 に 影 響 を 与 えるというふうになります 大 阪 府 の 所 得 計 数 は 全 国 を1として 見 た 場 合 1.1396でございます 全 国 の 平 均 値 より 高 くなってございます 以 上 の 理 由 によりまして 本 広 域 連 合 の 保 険 料 の 水 準 は 全 国 的 に 高 位 の 水 準 になってくるというふうに 言 うことができます 国 保 の 保 険 料 との 比 較 につきましては 国 民 健 康 保 険 の 場 合 保 険 料 は 世 帯 ごとに 賦 課 されるの に 対 しまして 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 では 個 人 単 位 で 賦 課 されます 単 純 な 比 較 というのを 行 うこと はそのためにできませんが 大 阪 府 内 の 国 保 の 平 均 の 所 得 割 率 これが9.93 均 等 割 平 等 割 の 合 計 額 が 単 身 世 帯 の 場 合 は6 万 1,462 円 ということでございますので あくまでも 平 均 でございます が 平 均 して 見 た 場 合 は 単 身 世 帯 においてはどの 所 得 階 層 においても 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 による 保 険 料 の 方 が 安 くなっているということになります あと 所 得 の 低 い 方 に 対 する 保 険 料 の 軽 減 につきましては 政 令 の 基 準 に 則 りまして その 所 得 に 応 じて 被 保 険 者 均 等 割 額 を7 割 5 割 又 は2 割 という 形 で 軽 減 をすることとしておりまして その 対 象 者 は 被 保 険 者 総 数 の 概 ね45% 程 度 になる 見 込 みでございます また 被 用 者 保 険 の 被 扶 養 者 に 対 しましては 本 制 度 に 移 行 後 2 年 間 は 所 得 割 は 賦 課 されません で 被 保 険 者 均 等 割 額 も5 割 軽 減 をされることになってございます さらに 平 成 20 年 度 における 特 例 措 置 といたしまして 被 扶 養 者 であった 被 保 険 者 につきましては 平 成 20 年 4 月 から9 月 まで の 半 年 間 は 保 険 料 が 無 料 となり 残 りの 半 年 間 は 被 保 険 者 均 等 割 の9 割 を 減 額 することとしたとこ ろでございます このほか 地 震 あるいは 火 災 等 の 災 害 に 遭 った 被 保 険 者 あるいは 前 年 に 比 して 著 しく 収 入 が 減 少 した 被 保 険 者 等 につきましても 保 険 料 の 減 免 の 対 象 としてございます あと 保 険 料 の 滞 納 があった 場 合 の 資 格 証 明 書 の 交 付 についてでございますが 資 格 証 明 書 につ いては 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 の 規 定 によりまして 1 年 以 上 保 険 料 を 滞 納 している 被 保 険 者 に 対 しては 政 令 で 定 める 特 別 の 事 情 がある 場 合 等 を 除 きまして 特 別 の 事 情 と 申 しますの - 12 -

は 病 気 とか 事 業 の 失 敗 等 でございますが そういう 場 合 を 除 きまして 被 保 険 者 証 の 返 還 を 求 め 被 保 険 者 の 資 格 証 明 書 を 交 付 することと 法 で 規 定 されてございます 保 険 料 の 負 担 の 公 平 性 の 観 点 か ら 支 払 い 能 力 があるにもかかわらず 保 険 料 を 納 付 しないという 極 めて 悪 質 と 判 断 される 場 合 にお きましては 法 の 規 定 に 則 りまして 厳 正 に 対 処 していく 所 存 でございます しかしながら 対 象 となる 被 保 険 者 が 高 齢 者 ということもあり 医 療 給 付 の 必 要 性 が 高 いという ことから 一 律 機 械 的 にこの 規 定 を 適 用 するということは 高 齢 者 の 医 療 へのアクセスを 損 なうと いう 危 険 性 があることは 十 分 認 識 しております したがいまして 被 保 険 者 資 格 証 明 書 の 交 付 に 当 たっては 市 町 村 における 納 付 相 談 を 通 じて 個 々 人 の 事 情 をきめ 細 かく 把 握 して 保 険 料 の 納 付 誓 約 を 行 ったり あるいは 納 付 を 履 行 するなど 一 定 滞 納 解 消 の 努 力 が 認 められる 場 合 には 交 付 対 象 としないということなど 個 別 具 体 的 な 状 況 を 踏 まえまして 慎 重 に 対 応 していきたいというふう に 考 えております 太 田 議 長 松 本 次 長 事 務 局 次 長 兼 総 務 企 画 課 長 松 本 考 史 君 登 壇 松 本 事 務 局 次 長 兼 総 務 企 画 課 長 川 議 員 から 頂 戴 いたしております 医 療 費 の 適 正 化 及 び 第 三 者 機 関 の 設 置 について 私 の 方 から 答 弁 させていただきたいと 思 います 先 程 の 資 格 管 理 課 長 の 答 弁 にもございましたように 医 療 給 付 費 の 水 準 というのはやはり 保 険 料 に 大 きな 影 響 を 今 後 とも 与 えていくものでございます この 制 度 を 維 持 し 持 続 可 能 なものとして いくためには 医 療 費 適 正 化 事 業 を 適 切 に 推 進 することが 非 常 に 重 要 であるというふうに 認 識 をし ております 現 在 各 市 町 村 ごとに 老 人 保 健 制 度 が 行 われているわけですけれども その 中 でもレセプト 点 検 でありますとか 医 療 費 通 知 でありますとか 様 々なこの 適 正 化 に 係 る 事 業 が 進 められておりまして 広 域 連 合 としてはそのような 事 業 を 引 き 継 ぐ 形 になるわけですけれども この 医 療 費 適 正 化 の 事 業 についてもより 効 果 的 な 手 法 でもって 実 施 してまいりたいと 思 っておりますので よろしくお 願 い いたします それから 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 係 ります 第 三 者 機 関 の 設 置 の 点 でございます 広 域 連 合 それぞ れいろんな 取 組 みがされておりまして 全 国 的 には9 月 末 現 在 で 約 30ぐらいの 広 域 連 合 におきまし て 名 称 は 懇 話 会 とか 懇 談 会 とか 異 なるわけですけれども そういう 学 識 経 験 の 方 でありますとか 被 保 険 者 の 代 表 の 方 など この 制 度 にかかわりますご 意 見 を 聴 く 場 が 設 置 をされておるというふう に 私 ども 認 識 しております 今 回 今 年 度 につきましては 準 備 期 間 ということもございまして この 条 例 制 定 に 係 りましては ご 承 知 のとおりパブリックコメントなどをしまして そういう 府 民 の 皆 さん 方 のご 意 見 を 聴 取 する ということにしてまいったわけでございますけれども 先 程 申 し 上 げました 他 府 県 の 動 向 でありま すとか また 国 の 概 算 要 求 でこういう 懇 話 会 とか 懇 談 会 に 係 る 予 算 の 補 助 が14 万 9,000 円 程 度 計 上 - 13 -

しておるということも 聞 き 及 んでおりまして 私 どもといたしましてはこういう 第 三 者 機 関 いわ ゆる 国 保 でいいますと 運 協 に 当 たるわけですけれども 来 年 度 に 向 けまして 府 民 の 方 々の 幅 広 い ご 意 見 を 聴 取 できますように 被 保 険 者 代 表 の 方 でありますとか 医 療 保 険 者 の 代 表 の 方 学 識 経 験 の 方 々 等 そういう 方 々を 交 えた 機 関 の 設 置 について 検 討 してまいりたいと 思 っております よろ しくお 願 いいたします 太 田 議 長 川 議 員 6 番 川 敏 文 君 登 壇 川 議 員 ご 答 弁 ありがとうございました まず この 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 財 源 の 枠 組 み ご 答 弁 をいただきましたけれども 約 5 割 が 公 費 残 りの5 割 のうち4 割 を 現 役 世 代 からの 支 援 金 で 賄 うということでございました 大 まかに 申 しますと 高 齢 者 のご 負 担 は1 割 残 りの9 割 は 現 役 世 代 が 支 えるという 仕 組 みでございまして こ うした 仕 組 みも 是 非 ともしっかりとご 説 明 をいただきたいというふうに 思 います それから 府 下 の 保 険 料 の 水 準 が 非 常 に 高 くなるという 部 分 では 種 々ご 答 弁 をいただきました 1つは 給 付 費 が 高 い いわゆる 病 院 に 通 っておられる 方 の 医 療 行 為 が 十 分 になされてるということ の 私 は 裏 返 しではないかということが1つの 要 因 だというふうに 思 いました それからもう 一 つは 所 得 水 準 が 高 ければ 国 からの 普 通 調 整 交 付 金 が 減 額 されるという 部 分 これは この 保 険 制 度 には 都 市 部 での 物 価 指 数 などは 余 り 考 慮 されておりませんので こうした 部 分 は 今 後 国 へのご 要 望 を 是 非 ともしていただきたいというふうに 思 います ただし その 中 で 保 険 料 を 所 得 の 低 い 方 には 低 く 抑 えるという 制 度 も 備 わってるということでございまして 法 定 減 免 の 対 象 者 は45%に 上 るということでございますので こうしたことが 適 正 に 運 営 されるようにお 願 い を 申 し 上 げたいと 思 います また 被 保 険 者 証 の 件 でございますけれども 対 象 者 はご 高 齢 の 方 でございまして この 被 保 険 者 資 格 者 証 の 交 付 に 関 しましては 十 分 窓 口 でお 話 を 伺 った 上 で 是 非 とも 慎 重 にしていただける ようにお 願 いをしたいと 思 います それから 医 療 費 の 適 正 化 及 び 第 三 者 機 関 の 設 置 についてもご 答 弁 をいただきました 本 保 険 医 療 制 度 の 中 には 保 健 事 業 も 含 まれておりまして 高 齢 者 の 方 がご 健 康 に 暮 らせるような 実 のある 保 険 制 度 の 運 営 を 是 非 ともお 願 いをしたいということと 併 せまして 幅 広 く ご 答 弁 にもござい ましたように 様 々な 方 のご 意 見 を 頂 戴 する 第 三 者 機 関 の 設 置 については 是 非 とも 実 現 方 お 願 い をしたいと 思 うわけでございます この 後 期 高 齢 者 医 療 保 険 制 度 だけに 限 らず すべての 社 会 保 険 制 度 は 今 後 持 続 していくというこ とが 大 変 難 しく そのための 改 革 が 行 われているということは 冒 頭 申 し 上 げたとおりでございます が 単 純 に 負 担 を 増 やして 給 付 を 減 らせるという こういう 手 法 だけによることだけは 避 けなけれ ばならないというふうに 私 は 考 えます そういう 意 味 でも この 保 険 制 度 の 適 切 な 運 営 をお 願 いを - 14 -

したいと 思 います さて 話 は 変 わるわけでございますが 本 大 阪 府 後 期 高 齢 者 医 療 保 険 では 大 阪 府 下 の 市 町 村 が 広 域 連 合 を 組 織 し その 保 険 者 となって 運 営 をすることになっております これまで 一 部 事 務 組 合 など 行 政 サービスを 複 数 の 自 治 体 で 共 同 運 営 する 形 はあったものの 社 会 保 障 分 野 で 府 下 の 市 町 村 が1つになる 形 態 をとることは 初 めての 試 みでございます 被 保 険 者 にとっては 府 下 一 律 の 制 度 で 運 営 される 公 平 感 やリスク 分 散 的 視 点 での 安 定 感 があるというメリットは 考 えられるわけでご ざいますけれども 得 てしてこうした 連 合 体 はその 意 思 決 定 に 弱 点 があり その 責 任 の 所 在 が 不 明 確 になりやすいといった 欠 点 もあるかと 私 は 考 えるわけでございます そこでお 尋 ねをいたしますけれども 広 域 連 合 として 責 任 ある 運 営 を 担 保 しながら 将 来 予 測 さ れる 制 度 変 更 や 財 政 運 営 に 柔 軟 かつ 迅 速 に 対 応 し かつすべての 市 町 村 の 意 向 をマキシマムに 反 映 するのではなく 最 適 化 するための 運 営 をどのように 考 えられてるのかお 答 えをいただきたいと 思 います 以 上 です 太 田 議 長 松 本 次 長 事 務 局 次 長 兼 総 務 企 画 課 長 松 本 考 史 君 登 壇 松 本 事 務 局 次 長 兼 総 務 企 画 課 長 ただいまの 川 議 員 の 方 から 広 域 連 合 の 運 営 責 任 という 点 に かかわりましてご 質 問 ご 意 見 いただいております 本 広 域 連 合 は 本 年 の1 月 17 日 に 府 内 全 市 町 村 の 合 意 に 基 づきまして 設 立 された 団 体 でございま す 私 ども 事 務 局 の 運 営 につきましては その 経 費 等 も 市 町 村 分 賦 金 という 形 で 各 市 町 村 からの 負 担 金 によって 賄 われてございます 来 年 4 月 から 始 まります 制 度 運 営 に 関 しましても 市 町 村 の 事 務 としまして 保 険 料 の 徴 収 でありますとか 各 種 申 請 の 受 付 事 務 など 市 町 村 の 方 々に 担 ってい ただく 領 域 というのは 非 常 に 多 岐 にわたっておりまして そういう 意 味 でも 広 域 連 合 の 運 営 を 今 後 円 滑 に 進 めていくに 当 たりまして 各 市 町 村 のやはりご 意 向 ご 意 見 というのを 十 分 酌 み 取 るこ とが 重 要 であるというふうに 認 識 をしております 私 ども 現 在 事 務 局 の 者 といたしましては 各 市 町 村 のこの 制 度 運 営 にかかわります 担 当 部 長 を それぞれ 構 成 員 といたします 関 係 市 町 村 連 絡 会 議 というのを 設 置 いたしまして 幹 事 会 それから 実 務 のいろんな 検 討 いたします 各 部 会 なども 設 置 をしております 広 域 連 合 につきましては 独 立 し た 特 別 地 方 公 共 団 体 という 地 方 自 治 法 の 位 置 づけになっておりまして 広 域 連 合 長 を 筆 頭 にしまし て 各 それぞれの 執 行 機 関 が 責 任 を 持 ってその 運 営 を 担 うということになっております この 執 行 機 関 の 意 思 決 定 ということが 非 常 に 重 要 なわけでございますけれども 先 程 申 し 上 げました 関 係 市 町 村 連 絡 会 議 の 中 での 市 町 村 の 合 意 形 成 ということが 非 常 に 重 要 だと 考 えておりまして 今 後 とも 引 き 続 きましてそういう 市 町 村 間 の 調 整 なども 行 いながら より 効 率 効 果 的 な 運 営 に 心 がけてま いりたいと 思 っております よろしくお 願 いいたします - 15 -

太 田 議 長 川 議 員 6 番 川 敏 文 君 登 壇 川 議 員 ご 答 弁 ありがとうございました 是 非 とも 今 ご 答 弁 のございましたような 運 営 をお 願 いいたします 本 後 期 高 齢 者 医 療 保 険 制 度 は 明 年 4 月 から 実 施 されるわけでございます 先 程 もご 答 弁 にござ いましたように 国 会 では 対 象 者 の 負 担 を 和 らげる 対 策 が 決 定 をされましたが この 制 度 に 対 する 十 分 な 説 明 とご 理 解 を 求 めていただきたいと 思 います また 各 市 町 村 の 窓 口 に 対 しましてもお 問 合 わせがあるかと 思 いますけれども 丁 寧 に 十 分 かつ 必 要 に 応 じて 周 知 説 明 をしていただけますように 周 知 徹 底 を 要 望 しておきます また 過 剰 な 医 療 行 為 は 保 険 料 の 上 昇 につながることも 被 保 険 者 だけではなくて 医 療 機 関 に もお 願 いをしていただきたいと 思 います 最 後 に 広 域 連 合 という 運 営 の 大 変 難 しい 組 織 形 態 でございますけれども ご 答 弁 にございまし たように 府 下 の 市 町 村 のご 意 見 を 十 分 聴 いていただきまして 今 後 も 十 分 な 検 討 を 重 ねていただ きながら 本 制 度 の 適 正 な 運 営 をしていただけますようお 願 いをいたしまして 私 の 質 問 は 終 わり たいと 思 います ありがとうございました 太 田 議 長 山 本 議 員 より 通 告 がありましたので 質 問 を 許 可 いたします 山 本 議 員 17 番 山 本 三 郎 君 登 壇 山 本 議 員 私 は 寝 屋 川 市 の 山 本 三 郎 でございます 後 期 高 齢 者 当 事 者 としての 立 場 も 踏 まえて 質 問 をさせていただきます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 高 齢 者 一 人 一 人 から 保 険 料 を 徴 収 する 制 度 であり かつそれは 年 金 から の 天 引 きとなっており 介 護 保 険 料 が 高 くなる 中 高 齢 者 の 負 担 増 につながる 側 面 が 大 きく 高 齢 者 にとっては 厳 しい 内 容 だと 思 うものであります 今 後 の 運 営 に 当 たっては 低 所 得 者 層 の 方 々に は 格 段 の 配 慮 が 必 要 であると 考 えます しかしながら 急 速 に 少 子 高 齢 化 の 進 む 中 現 状 のままでは 現 役 世 代 がその 負 担 に 耐 えられなく なることは 明 白 であり 高 齢 者 も 痛 みを 分 かち 合 わざるを 得 ないという 点 において 本 制 度 の 必 要 性 を 認 識 しているところであります ただ 保 険 料 が 今 後 ますます 高 くなっていくことも 容 易 に 予 測 されるところであり 何 とか 無 駄 な 医 療 費 を 削 り 本 当 に 必 要 な 医 療 費 を 賄 っていく 枠 組 みをつくっていくことが 重 要 で 医 療 費 の 適 正 化 には 真 剣 に 取 り 組 んでもらいたい また 同 時 に 国 に 対 してもさらなる 財 政 支 援 の 要 望 活 動 を 行 う 必 要 があると 考 えますが 見 解 を 伺 いたいと 存 じます 次 に 医 療 費 全 体 の 適 正 化 を 図 る 観 点 から 少 し 長 期 的 な 視 点 に 立 った 質 問 になるかと 思 います が 後 期 高 齢 者 に 対 する 保 健 事 業 についてお 聞 きしたい - 16 -

今 回 の 制 度 改 正 で 健 康 診 断 については 各 医 療 保 険 者 に 対 して 義 務 化 され 40 歳 以 上 の 者 につい てはメタボリック 対 策 に 主 眼 を 置 いた 特 定 健 診 が 実 施 されることとなった これに 対 し 後 期 高 齢 者 については 健 診 を 初 めとする 保 健 事 業 の 実 施 は 努 力 義 務 とされているところであります こう した 法 の 規 定 にも 大 いに 疑 問 を 感 じているところであります 後 期 高 齢 者 にとっても 生 活 習 慣 病 の 早 期 発 見 は 重 要 であり それにより 結 果 的 に 医 療 費 が 削 減 できる 面 も 大 きいと 思 います 私 が77 歳 というこの 年 齢 まで 現 役 議 員 として 元 気 にやってこられたのは 自 分 自 身 で 健 康 管 理 を 心 がけて きた 点 が 大 きいと 思 うものであります 健 康 診 査 という 形 で 年 1 回 は 自 分 自 身 の 健 康 状 態 に 心 配 り することが 重 要 であります そうした 意 味 で 本 広 域 連 合 においては 健 診 事 業 を 無 料 で 被 保 険 者 に 対 して 実 施 することとしており 高 く 評 価 するものであります これまでは 市 町 村 単 位 に 市 民 健 診 の 形 で 健 康 診 査 が 実 施 されてきたが 府 域 全 域 をカバーする 広 域 連 合 においては 具 体 的 にはど のような 手 法 で 健 診 を 実 施 していこうとしているのか 健 診 結 果 についてはどのように 活 用 してい く 考 えなのか また 介 護 保 険 の 分 野 では 介 護 予 防 の 視 点 から 導 入 され 予 防 事 業 に 積 極 的 に 取 り 組 まれているが こうした 事 業 との 連 携 については 視 野 に 入 れておられるのか 併 せてお 伺 いをい たします 次 に 保 険 料 やその 他 の 諸 課 題 について 国 民 健 康 保 険 では 運 営 協 議 会 で 協 議 されておりますが 大 阪 府 の 広 域 連 合 では 今 回 の 保 険 料 賦 課 額 等 や 諸 課 題 については 原 案 作 成 に 当 たってどのような 手 順 で 府 民 の 意 見 が 反 映 されたのかどうかお 聞 かせ 願 いたいと 思 います なお 東 京 都 広 域 連 合 では 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 懇 談 会 設 置 要 綱 が 設 置 され 懇 談 事 項 として 1 保 険 料 及 び 医 療 給 付 に 関 すること 2 保 健 事 業 に 関 すること 3 前 2 号 に 掲 げるもののほ か 広 域 連 合 長 が 必 要 と 認 める 事 項 となっており 懇 談 会 の 組 織 のメンバーとしては 1 被 保 険 者 を 代 表 する 委 員 4 名 以 内 2 保 険 医 又 は 保 険 薬 剤 師 を 代 表 する 委 員 3 名 以 内 3 学 識 経 験 者 その 他 有 識 者 を 代 表 する 委 員 2 名 以 内 4 被 用 者 保 険 等 その 他 医 療 保 険 者 を 代 表 する 委 員 2 名 以 内 5としては 行 政 関 係 者 4 名 以 内 ということで 国 保 の 運 営 協 議 会 同 様 の 運 営 組 織 で 協 議 の 場 が 設 けられています また 他 の 府 県 の 広 域 連 合 でも 多 数 の 広 域 連 合 で 運 営 協 議 会 的 なものが 設 置 されて 検 討 されているところであります 今 後 運 営 協 議 会 設 置 に 当 たっては 被 保 険 者 等 の 関 係 者 を 代 表 する 委 員 をできるだけ 多 くすることを 検 討 されるよう 強 く 要 望 いたします 以 上 で 私 の 質 問 は 終 わります 太 田 議 長 これより 理 事 者 の 答 弁 を 求 めます 松 本 次 長 事 務 局 次 長 兼 総 務 企 画 課 長 松 本 考 史 君 登 壇 松 本 事 務 局 次 長 兼 総 務 企 画 課 長 ただいま 山 本 議 員 の 方 からいただきましたご 意 見 のうち 国 へ の 要 望 等 の 点 でございます 私 ども 他 の 広 域 連 合 も 含 めまして 各 市 町 村 議 会 でも 意 見 書 でありま すとか 決 議 でありますとかいろんな 取 組 みがなされている 点 は 十 分 承 知 をしております 今 後 具 - 17 -

体 に 制 度 運 営 を 進 めていくに 当 たりましては 先 程 も 申 し 上 げましたけれども 関 係 市 町 村 のご 意 見 ご 要 望 を 十 分 踏 まえるということが 大 事 でございまして 国 に 対 して 要 請 していくべき 事 項 に ついては 適 切 に 今 後 とも 対 処 してまいりたいというふうに 思 っております それから 今 回 の 条 例 案 作 成 などについてどういうふうに 府 民 の 意 見 が 反 映 されたのかというこ とで 先 程 も 少 し 申 し 上 げましたけれども パブリックコメントを10 月 1 日 から25 日 の 間 に 実 施 を いたしまして 非 常 にたくさんのご 意 見 を 頂 戴 いたしております こういうパブリックコメントの 実 施 を 通 じまして 広 く 府 民 の 皆 さんの 意 見 をお 聴 きしたというふうに 考 えております また 最 後 にご 要 望 ということで 運 営 協 議 会 の 点 先 程 も 川 議 員 のご 質 問 についてお 答 えい たしましたけれども ただいまのご 意 見 ご 趣 旨 を 十 分 踏 まえまして 今 後 とも 実 施 に 向 けて 検 討 してまいりたいと 思 います よろしくお 願 いいたします 太 田 議 長 清 水 給 付 課 長 給 付 課 長 清 水 均 君 登 壇 清 水 給 付 課 長 まず 医 療 費 の 適 正 化 につきまして 重 ねてのご 質 問 でございますが 制 度 を 持 続 可 能 性 のあるものとして 運 営 していくために 医 療 費 適 正 化 事 業 を 積 極 的 に 推 進 していくことが 重 要 であると 認 識 しているところでございます 広 域 連 合 におきましては 現 行 の 老 人 保 健 制 度 における 実 施 内 容 を 踏 まえ 医 療 費 通 知 レセプ ト 点 検 第 三 者 行 為 求 償 などをより 効 果 的 な 手 法 により 実 施 してまいりたいと 考 えています 次 に 健 診 の 実 施 手 法 についてでございますが 現 行 の 基 本 健 康 診 査 では 各 市 町 村 が 健 診 機 関 とそれぞれの 契 約 の 上 に 実 施 しているところでございます そのことから 健 診 項 目 健 診 単 価 は 市 町 村 ごとにおのおのでございます 広 域 連 合 においては 府 内 均 一 の 保 険 料 を 原 資 として 健 診 を 実 施 すること また 市 町 村 の 事 務 負 担 を 軽 減 する 観 点 から 広 域 連 合 が 実 施 主 体 となり 健 診 機 関 と の 間 で 健 診 項 目 及 び 健 診 単 価 を 府 内 単 一 とする 契 約 を 締 結 することとしています これにより 被 保 険 者 の 方 々は お 住 まいの 市 町 村 だけでなく 近 隣 の 市 町 村 の 医 療 機 関 においても 健 診 を 受 診 で きる 環 境 が 整 うことになると 考 えているところでございます 健 診 結 果 についてでございますが 受 診 者 数 を 約 18%と 見 込 んでおりますことから 10 万 人 を 超 える 健 診 結 果 データが 広 域 連 合 に 蓄 積 されることになります 府 内 に 事 務 所 が1カ 所 しかない 広 域 連 合 の 現 在 の 組 織 におきまして このデータをきめ 細 やかな 保 健 指 導 に 役 立 てることは 非 常 に 困 難 でありますことから 市 町 村 が 行 う 市 民 対 象 の 健 康 相 談 などにおいて 活 用 いただけるよう 市 町 村 と 調 整 してまいりたいと 考 えております また 介 護 予 防 事 業 との 連 携 についてでございますが 介 護 保 険 において 特 定 高 齢 者 を 抽 出 する ために 行 われる 生 活 機 能 評 価 を 健 診 と 原 則 として 同 時 実 施 すべきとの 考 え 方 が 国 において 示 され ているところでございます 健 診 と 生 活 機 能 評 価 には 重 複 する 検 査 項 目 もあるため 受 診 者 の 負 担 軽 減 の 観 点 から 広 域 連 合 の 実 施 する 健 診 におきまして 生 活 機 能 評 価 を 同 時 に 受 診 いただけるよ - 18 -

う 介 護 保 険 者 と 調 整 してまいりたいと 考 えております 以 上 でございます 太 田 議 長 次 に 広 瀬 議 員 から 通 告 がありましたので 質 問 を 許 可 いたします 広 瀬 議 員 14 番 広 瀬 ひとみ 君 登 壇 広 瀬 議 員 広 瀬 です 請 願 の 項 目 につきまして 若 干 の 質 疑 をさせていただきたいと 思 います 初 めに 運 営 協 議 会 についてご 質 問 させていただこうというふうに 思 っていたんですが 先 程 議 員 の 方 から 質 疑 がありましたので 私 の 方 からは 省 略 をさせていただきたいと 思 います まず 初 めに 窓 口 一 部 負 担 の 減 免 制 度 について これは 請 願 の 第 1 号 の3の(2)に 書 かれてお りますけれども この 件 についてお 伺 いをしたいというふうに 思 います 後 期 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 の 第 69 条 には 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 は 災 害 その 他 の 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 特 別 の 事 情 がある 被 保 険 者 であって 保 険 医 療 機 関 等 に 第 67 条 第 1 項 の 規 定 による 一 部 負 担 金 を 支 払 うことが 困 難 であると 認 められた 者 に 対 し 一 部 負 担 金 を 減 免 すること 支 払 いを 免 除 すること 徴 収 を 猶 予 することができるとされています 法 に 一 部 負 担 金 減 免 につい ての 規 定 ができると 書 かれているわけですけれども なぜこのような 条 文 が 盛 り 込 まれているのか お 伺 いをしたいと 思 います 次 に 制 度 の 広 報 等 にかかわってご 質 問 をさせていただきたいと 思 います 制 度 の 広 報 や それ から 情 報 を 積 極 的 に 発 信 していくこと また 広 域 連 合 が 取 扱 う 個 人 情 報 というのは 本 当 に 重 要 なも のです 先 程 も 健 診 のデータが 集 められる こんなお 話 がありました 健 康 情 報 にかかわるような 情 報 も 集 められていくということですから これは 扱 い 本 当 に 慎 重 にしていただかなくてはならな い そういうふうに 思 います まず3 点 お 伺 いしたいんですけれども まず これから 個 別 に 通 知 が 届 いていくわけなんですけ れども そうしますとやはり 問 合 わせも 増 えます 積 極 的 に 広 域 連 合 としても 各 市 町 村 と 協 力 して 説 明 会 の 開 催 なども 実 施 すべきと 思 いますが いかがでしょうか それから2 点 目 障 害 認 定 者 の 方 は 撤 回 することができるということですが これはどのような メリット またデメリットがあるのか 個 別 の 対 応 が 必 要 だというふうに 思 いますが どのように されるのかお 伺 いをします 3 点 目 積 極 的 な 情 報 提 供 を 行 うことが 求 められていますが 大 阪 府 広 域 連 合 の 情 報 提 供 も 随 分 と 努 力 をしていただいてるとは 思 うんですけれども まだ 不 十 分 な 点 があります 例 えば 条 例 で 審 議 をされますけれども 葬 祭 費 や 健 診 の 問 題 なども 含 めまして 市 町 村 連 絡 会 議 の 中 でご 議 論 を してきていただいた また 医 師 会 の 皆 さんともいろんなお 話 し 合 いの 中 で 健 診 の 中 身 の 項 目 だとか そういうことを 決 められてきたわけです しかし そうした 中 身 のことが 府 民 の 皆 さんには 十 分 に お 伝 えできていない こういう 状 況 ではないかなというふうに 思 います そうした 情 報 も 含 めまし - 19 -

てもっとオープンにしていくべきだというふうに 思 いますけれども この 点 でのご 見 解 をお 伺 いし ておきたいと 思 います 次 に 請 願 の 第 6 号 になりますけれども 議 員 定 数 の 問 題 です 議 員 定 数 は 広 域 連 合 規 約 に 定 め られておりまして 定 数 問 題 は 準 備 会 において 議 論 され 議 長 会 にも 諮 られた 上 で 決 定 されてきま した 20 名 という 議 員 定 数 が 定 められた 経 過 と 議 員 定 数 の 割 振 りはどのような 考 えに 基 づいて 決 められているのかということをまず1 点 お 伺 いします 次 に 20 名 とした 理 由 についてですけれども 広 域 連 合 は 行 財 政 改 革 を 推 し 進 めている 市 町 村 が 設 立 主 体 であるから 効 率 的 な 組 織 とすることが 求 められている 2つ 目 には 効 率 的 でかつ 実 質 的 な 議 論 を 行 うための 適 正 な 規 模 が 望 ましいこと そして3 点 目 には 市 町 村 業 務 については 各 議 会 で 議 論 ができると こう 説 明 をされてきたわけです まず 第 1 点 目 の 行 財 政 改 革 を 推 し 進 めている 市 町 村 が 設 立 主 体 であるから 効 率 的 な 組 織 とす ることが 求 められている この 問 題 ですけれども これは 財 政 的 な 問 題 だというふうに 理 解 してよ ろしいのかお 伺 いいたします それから 2 点 目 ですけれども 実 質 的 な 議 論 というものは 会 議 の 人 数 によって 保 障 されるもの なのかどうかお 伺 いします 3 点 目 になりますけれども 市 町 村 業 務 については 各 市 町 村 議 会 で 議 論 できるということは 当 然 なんですけれども 徴 収 する 保 険 料 の 額 給 付 の 内 容 をどうするのか また 最 も 住 民 生 活 に 影 響 を 与 える 問 題 で 議 論 できるのはこの 保 険 料 の 問 題 とかになりますけれども この 広 域 連 合 議 会 にな りますけれども 市 町 村 議 会 で 市 町 村 業 務 について 議 論 できるから 各 市 町 村 から 議 員 を 選 出 する 必 要 はない こういうことにはならないのではないかというふうに 思 うんですけれども この 点 に ついて 見 解 をお 尋 ねしたいと 思 います 以 上 で1 回 目 の 質 問 とさせていただきますので よろしくお 願 いします 太 田 議 長 清 水 給 付 課 長 給 付 課 長 清 水 均 君 登 壇 清 水 給 付 課 長 それでは 私 の 方 から まず 窓 口 一 部 負 担 金 の 減 免 の 件 についてご 答 弁 させてい ただきます 現 行 の 老 人 保 健 法 に 準 じ 省 令 で 定 める 特 別 な 事 情 により 一 部 負 担 金 の 納 付 が 困 難 な 場 合 に そ の 徴 収 猶 予 や 減 免 を 行 うことにより 被 保 険 者 が 医 療 から 疎 外 されることのないようにするという 趣 旨 の 規 定 でございます 以 上 でございます 太 田 議 長 松 本 次 長 事 務 局 次 長 兼 総 務 企 画 課 長 松 本 考 史 君 登 壇 松 本 事 務 局 次 長 兼 総 務 企 画 課 長 広 瀬 議 員 の 方 からございました 制 度 の 周 知 広 報 の 点 につきま - 20 -

して 私 の 方 からお 答 え 申 し 上 げたいと 思 います 来 年 4 月 からの 制 度 施 行 に 向 けまして 先 般 の7 月 の 議 会 におきましても やはり 効 果 的 な 広 報 活 動 を 実 施 をしていくと 広 域 連 合 としても 実 施 をしていくという 点 申 し 上 げてまいりました 具 体 的 には そのときも 申 し 上 げておりましたけれども 制 度 周 知 のパンフレット 約 130 万 部 作 成 を いたしましたし ポスターにつきましても 都 合 3 万 5,000 枚 作 成 いたしまして 8 月 末 には 各 市 町 村 を 通 じて 配 布 したものもございますし 府 内 のすべての 医 療 機 関 にこのパンフレットとポスター を 送 らせていただきまして それで 医 療 機 関 から 追 加 で 送 ってくれないかとか そういうような 問 合 わせも 多 数 ございました また パンフレットにつきましては 点 字 版 でありますとか 外 国 語 版 なども 作 成 をしたところでございます 今 後 の 予 定 でございますけれども 今 準 備 しておりますのは 来 年 の1 月 に 今 日 こういう 形 で 議 会 で 保 険 料 の 料 率 等 を 決 定 いただきましたら そのようなことも 含 めまして 制 度 周 知 のそうい うようなお 知 らせを 個 別 に 行 いたいというふうに 思 っております それと 3 月 には 今 度 保 険 証 を お 出 ししますので その 際 にはそういう 小 冊 子 をその 保 険 証 に 同 封 をして それぞれ 被 保 険 者 の 皆 様 方 にお 送 りしたいと 考 えております それと 私 ども 市 町 村 とも 連 携 をしてこの 広 報 進 めるという 点 申 し 上 げてまいりました そうい う 意 味 では 9 月 若 しくは10 月 にかけましてそれぞれ 制 度 周 知 の 広 報 をお 願 いして 実 施 をしていた だいてまいりましたし 今 後 今 現 在 お 願 いしておりますのは 来 年 の1 月 2 月 に 向 けまして そ れぞれの 市 町 村 ごとにそういう 制 度 周 知 の 記 事 を それぞれ 市 町 村 の 広 報 等 を 中 心 にお 願 いをして いるところでございます 以 上 のように 市 町 村 の 今 後 ともご 協 力 も 得 ながら 広 域 連 合 としても 積 極 的 に 制 度 周 知 に 努 め てまいりたい 点 申 し 上 げておきたいというふうに 思 っております それから 情 報 提 供 の 点 でご 意 見 いただいております これまでも 私 どもとしましてホームぺ ージなどを 通 じまして 積 極 的 に 情 報 提 供 進 めてまいりました ただ 今 ご 意 見 ありますように 医 師 会 でありますとか 市 町 村 との 準 備 段 階 におきましても いろんな 協 議 もしていることも 事 実 です けれども それらすべてをオープンにせいと そういうご 指 摘 かと 思 うんですけれども その 中 に はやはりいろいろ 後 々まで 支 障 が 生 じるような 内 容 もあるかもわかりませんし 全 部 オープンとい うことにはなりませんけれども 一 定 制 約 がある 点 についてはご 理 解 もいただきたいというふうに 思 っております 情 報 の 提 供 に 関 しましては 今 後 とも 個 々の 具 体 的 な 内 容 について 検 討 しながら 適 正 に 対 処 してまいりたいと 思 います よろしくお 願 いいたします それから 議 員 定 数 の 点 についてご 質 問 をいただいております まず 議 員 定 数 20 名 ということ でございまして その 議 論 の 経 過 と 議 員 定 数 の 割 振 りについての 考 え 方 ということでございます 私 どもこの 広 域 連 合 設 立 の 前 は 準 備 委 員 会 ということで 広 域 連 合 の 設 立 準 備 委 員 会 ということで 取 組 んでまいりました この 定 数 は 規 約 の 事 項 でございますので 準 備 委 員 会 のときに 定 数 にかか - 21 -

わって 検 討 して 規 約 案 として 定 めてきたという 経 緯 がございまして 当 初 15 名 ということで 我 々 としては 考 えてまいった 経 過 がございます この 案 につきまして それぞれ 推 薦 団 体 としては 市 議 会 議 長 会 町 村 議 長 会 ということとなっておりますので そういう 推 薦 団 体 の 皆 様 方 ともいろいろ と 議 論 をしてまいった 経 過 がございますが その 中 で 特 に 配 分 の 点 ですね 各 ブロック 間 の 公 平 性 というようなところで やはりもう 少 し 議 員 定 数 を15 名 から 増 やすべきではないかというふうなご 指 摘 もいただきまして 準 備 委 員 会 として 改 めて 検 討 いたしまして この20 名 という 現 在 の 議 員 定 数 を 規 約 案 に 盛 り 込 みまして それぞれご 決 定 をいただいた 経 過 があるということと 承 知 しており ます それから 行 政 改 革 ということで それは 財 政 負 担 の 問 題 かというふうに 端 的 にご 質 問 いただい ておるんですけれども 確 かに 財 政 の 問 題 なしではございません やはりその 占 めるウエートは 大 きいと 思 いますけれども 行 政 改 革 ということで 言 いましたら 端 的 に 言 いますと 最 小 限 の 経 費 で 最 大 の 効 果 が 上 げ 得 るような そういった 一 定 の 規 模 というのは 私 どもあるんではないかと 考 えて おります それから 実 質 的 な 議 論 が 人 数 によって 保 障 されるのかということでございますけれども 必 ず しも 人 数 がどうこうということではございませんけれども やはり 会 議 の 運 営 手 法 その 内 容 など が 非 常 に 人 数 とともに 重 要 ではないかというふうに 思 っております それから それぞれ 市 町 村 の 議 会 でも 議 論 ができるから すべての 市 町 村 から 議 員 を 選 出 する 必 要 がないのではないかというようなことは 理 由 にならないという 点 でおっしゃっているんだと 思 うんですけれども むしろ 今 回 の 制 度 は 府 内 均 一 の 制 度 でございますので この 制 度 にかかわって 直 接 個 々の 市 町 村 の 事 情 が この 基 本 的 な 制 度 内 容 といろいろかかわってくるという 問 題 ではない という 意 味 で 必 ずしもすべての 市 町 村 から 議 員 を 選 出 いただく 必 要 がないのではないかというふ うに 考 えた 次 第 でございます 以 上 でございます 太 田 議 長 隅 野 資 格 管 理 課 長 資 格 管 理 課 長 隅 野 巧 君 登 壇 隅 野 資 格 管 理 課 長 私 の 方 から 最 後 に 先 程 の 一 定 の 障 害 認 定 の 方 の 撤 回 についてのメリット とデメリットについてのご 説 明 を 求 められた 件 につきましてご 答 弁 させていただきます 障 害 認 定 の 撤 回 に 関 しましては 一 定 障 害 の 認 定 による 資 格 取 得 これにつきまして 申 請 主 義 で ございますけれども この 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 施 行 時 におきましては 法 令 により 老 健 制 度 で 一 定 障 害 の 認 定 を 受 けている 人 は 改 めて 手 続 を 経 ることなく 広 域 連 合 に 申 請 があって 認 定 されたも のとみなすという 規 定 になってございます ただし 障 害 認 定 申 請 を 撤 回 することによって 被 保 険 者 資 格 を 喪 失 させることは 可 能 であるという 流 れになってございますので 本 制 度 における 被 保 険 者 資 格 を 得 るという 場 合 と 申 請 を 撤 回 して 被 保 険 者 資 格 を 取 得 しないという 場 合 とでは 保 険 - 22 -

料 の 負 担 とか あるいは 窓 口 での 一 部 負 担 金 の 割 合 等 の 問 題 などに 個 々に 違 いが 生 じてくるとい うふうには 考 えられますけれども 法 律 上 撤 回 行 為 がなければ 認 定 されたものとみなすという 形 の 規 定 がある 以 上 広 域 連 合 が 一 律 にメリット デメリットを 提 示 して 被 保 険 者 資 格 を 得 るかどう かの 意 思 確 認 を 行 うというようなことは 困 難 であるというふうに 考 えております ただ 撤 回 すれば 本 制 度 に 移 行 しないという 点 に 関 する 制 度 広 報 につきましては 非 常 に 重 要 な ことであるというふうに 考 えておりますので 市 町 村 の 広 報 紙 等 への 掲 載 記 事 の 例 文 として 当 該 事 項 を 記 載 するほか 1 月 に 全 被 保 険 者 あてに 送 付 する 事 前 の 通 知 の 中 でも 同 趣 旨 を 明 記 して 詳 し くはお 住 まいの 市 町 村 の 老 人 保 健 担 当 窓 口 にご 相 談 いただきたいというような 対 応 を 行 ってまい りたいというふうに 考 えております 以 上 でございます 太 田 議 長 広 瀬 議 員 14 番 広 瀬 ひとみ 君 登 壇 広 瀬 議 員 ありがとうございました まず 一 部 負 担 金 減 免 制 度 の 問 題 なんですけれども 結 局 必 要 な 医 療 が 支 払 いが 困 難 だからと いうことで 受 けられない そういう 状 況 を 生 んではいけないということで この 法 の 中 にできる 規 定 というふうな 形 で 盛 り 込 まれているということだというふうに 思 います 国 民 健 康 保 険 法 では 法 にきちんとこの 規 定 が 書 き 込 まれておりまして 府 下 の 各 市 町 村 ではこれに 基 づく 要 綱 が 定 めら れていない 市 町 村 もありますけれども しかし 要 綱 が 定 められていないからといってこの 制 度 が 利 用 できないということではなくて 法 に 基 づいて 申 請 をするということができるわけなんですよ ね 75 歳 になった 方 と それから74 歳 までの 方 と 受 けられる 制 度 にやっぱり 差 ができてはいけな いわけですよね 本 当 に 困 ったときには 皆 さんが 医 療 を 受 けられる 制 度 というのはきちんつくって おかなければならないわけですから この 点 では 広 域 連 合 の 方 では 条 例 の 中 ではこのことを 一 言 も 書 き 込 まれていないわけなんですけれども どのように 対 応 をされていこうとしているのかお 伺 いをしておきたいと 思 います 制 度 広 報 の 問 題 なんですけれども 先 程 の 障 害 をお 持 ちの 高 齢 者 の 方 に 対 しての 対 応 なんですけ れども やはりこれはお 一 人 お 一 人 本 当 にきめ 細 やかにご 相 談 に 乗 って その 方 の 暮 らしのことを 考 えて 対 応 を 一 緒 に 検 討 してあげるということを 市 町 村 の 窓 口 ではやっぱり 行 っていかなくちゃ いけない 問 題 だと 思 います そういう 意 味 でいえば 高 齢 の 担 当 と それから 障 害 の 窓 口 と 一 緒 に なってやっぱり 連 携 ができるようにということを 広 域 連 合 からも 求 めていただきたいと こういう ふうにお 願 いをしておきたいというふうに 思 います それから 後 期 高 齢 者 の 方 に やはりこの 制 度 の 内 容 というのをお 伝 えしていくということは 先 程 から 通 知 を 送 るだとか それから 広 報 に 載 せるだとか そういうことでお 答 えをいただいてる んですけれども これは 本 当 に 難 しいことだというふうに 思 うんですよね 私 もこの 間 広 域 連 合 - 23 -

議 員 ということでいろんな 方 から 問 合 わせを 受 けます 特 にこの 間 お 問 合 わせが 多 いのは 政 府 が 示 した 特 別 対 策 についてなんですね 保 険 料 をしばらくは 払 わなくてもいいよということが 新 聞 等 で 書 かれていると しばらく 払 わなくてもいいんだよねということで 問 合 わせを 受 けるんですよね でも それは 被 用 者 保 険 の 被 扶 養 者 の 方 だけなんですよという 説 明 をするわけです 一 通 り 説 明 を し 終 わるんですけれども 話 が 終 わったら じゃ 私 たちは 保 険 料 払 わなくていいんですねって 国 保 の 加 入 者 の 方 がおっしゃるんですよね いや 国 保 の 加 入 者 の 方 は 違 うんですよということを 本 当 に 繰 り 返 し 繰 り 返 し 丁 寧 にお 話 をしないと この 中 身 というのがなかなか 伝 わっていかないとい う 点 では やっぱり 高 齢 者 の 皆 さんにご 説 明 をしていくというのは なかなか 本 当 にきめ 細 やかな 対 応 というのが 必 要 なんではないかというふうに 思 うんです ですから 説 明 会 だとかいう 形 で 本 当 に 直 接 会 ってお 話 をしていくというような 機 会 を 設 けていくというのがやはり 大 事 なんでは ないかなというふうに 思 うんです さらに 言 えば お 話 をして そして 制 度 の 理 解 を 得 ていただいた 方 からは 何 でこんな 制 度 なん だと お 話 を 聞 いてると 生 きてるのが 辛 くなる そういうふうな 声 も 聞 こえてくるわけなんです ですから 本 来 はこうした 制 度 の 変 更 というのを 後 期 高 齢 者 の 皆 さんを 対 象 にして 行 っていくとい うことそのものが 私 自 身 はやっぱり 間 違 っているというふうに 感 じるんです 先 日 も80 歳 を 超 え るおばあちゃんですけれども この 説 明 をしようかなというふうに 思 っていたら 先 におばあちゃ んの 方 からポロポロ 涙 を 流 して 訴 えてこられるんですね 何 を 言 っておられるかというと 私 の 年 金 はおじいさんが 私 のために 残 してくれた 年 金 なんだと 遺 族 年 金 なんだと 思 います そのおじい さんが 残 してくれた 年 金 から 勝 手 に 介 護 のお 金 が 引 かれていくんだと これはもう 本 当 に 許 せない ということでポロポロと 涙 を 流 されるんですよね この 方 に 介 護 のお 金 だけじゃないんですよと 次 は 医 療 のお 金 も 重 ねて 引 き 落 としになっていくんですというふうに 説 明 していくというのは 本 当 に 辛 いことですし できないことだというふうに 思 うんです しかし これをやはり 政 府 が 制 度 としてつくったわけですから どうしてもやらなくてはいけないということなので それこそ 本 当 に 親 切 で 丁 寧 な 高 齢 者 の 方 の それこそ この 問 題 こそ 広 報 の 問 題 こそ 特 性 に 配 慮 をした 広 報 啓 発 というのが 必 要 なんじゃないかなというふうに 思 います ご 本 人 にやっぱり 周 知 をするということだけではなくて 周 りでやっぱり 支 えていただく 皆 さん に 対 して 制 度 の 周 知 をして 周 りからも 支 えていただくということが 必 要 になってまいりますから これは 関 係 する 福 祉 団 体 の 皆 さんだとか そういうところにもきちんとご 説 明 が 行 き 渡 る そうい うことについては 広 域 連 合 としても 責 任 を 持 って 取 り 組 んでいただきたいというふうにお 願 いを しておきたいと 思 います 情 報 提 供 の 問 題 では 先 程 すべてをオープンにしていくことというのはなかなか 難 しいみたいな ことをおっしゃられたわけなんですけれども しかし 今 度 の 条 例 の 提 案 の 中 でも 健 診 代 というの は 保 険 料 で 支 払 っていくことになるわけなんですよね 皆 さんの 保 険 料 で 健 診 代 も 払 っていく そ - 24 -

のときに じゃ その 健 診 の 中 身 というのはどんなふうになっているのか どんなお 金 がこの 中 で 使 われているのか これはやっぱり 府 民 の 皆 さんにとっても 非 常 に 重 要 な 問 題 ですし 関 心 事 だと いうふうに 思 うんですね そういうことを 皆 さんは 議 論 をされてきているわけなんですから そう いう 議 論 の 過 程 というのを 出 せないものというのもあるかもしれませんけれども 今 回 皆 さんが 基 本 健 診 の 中 に 盛 り 込 まれた 内 容 というのは なかなか 素 晴 らしい 中 身 で 盛 り 込 んでいただいてる 部 分 というのもあるんですから それをやっぱりきちんとお 伝 えをしていく そういう 努 力 という のはやはり 必 要 なんではないかというふうに 思 いますので それは 是 非 とも 議 論 が 見 える 形 で 情 報 公 開 をしていく 情 報 提 供 していく それに 取 り 組 んでいただきたいと 思 います そういう 点 で 言 っても 先 程 運 営 協 議 会 の 件 については 質 問 しませんでしたけれども 元 々この 運 営 協 議 会 の 設 置 の 請 願 というのは7 月 に 提 出 をされているんですよね この 条 例 を 決 めるまでの 過 程 をやっぱりクリアにしていってほしいよと 見 える 形 にしてほしいと そういう 願 いでもって 請 願 者 はやっぱり 提 出 をされてるというふうに 思 うんです そういう 意 味 でいったら 大 阪 府 の 広 域 連 合 もう 既 に 全 国 では30の 広 域 連 合 が 設 置 をしてるわけじゃないですか 非 常 にこの 点 では 遅 れをとったという 状 況 なわけなんですから この 遅 れを 挽 回 する 意 味 も 込 めて きちんとやっぱり 情 報 提 供 については 積 極 的 に 行 っていただくという 努 力 を 行 っていただきたいというふうに 思 い ます それから 議 員 定 数 の 問 題 についてなんですけれども 財 政 的 にはそんなに 大 きな 問 題 ではない ということですよね 議 会 費 で 言 いましても270 万 円 程 度 です ですから これが 倍 に 膨 らんだか らといって そんなに 大 きな 負 担 にはならないというふうに 思 います さらに 行 革 を 進 めている 自 治 体 行 革 を 進 めていない 自 治 体 というのは 全 国 にはそんなにないというふうに 思 うんですよね しかし 近 畿 の 各 広 域 連 合 の 議 員 数 と 比 べましても 大 阪 は 本 当 に 非 常 に 少 ないですね 人 口 260 万 の 京 都 で30 人 559 万 の 兵 庫 で41 人 139 万 の 滋 賀 で26 人 102 万 の 和 歌 山 で31 人 141 万 の 奈 良 で 20 名 ですから 大 阪 880 万 府 民 に 対 して 我 々20 人 というのはやはり 少 ないのではないかなというふ うに 思 います 実 質 的 な 議 論 を 結 局 は 保 障 したいからこの 人 数 に 絞 ったんだよということでありま すけれども でも 先 程 ご 答 弁 いただいたみたいに それは 会 議 の 運 営 の 手 法 で 幾 らでも 充 実 した 議 論 ができるんだということを 事 務 局 の 方 でもお 話 されていたところでございますので これがやは り20 名 でなくてもう 少 し 大 きな 規 模 になっても やはり 実 質 的 な 議 論 というのは 保 障 することがで きるのではないかというふうに 思 います それから 市 町 村 議 会 でも 議 論 ができるという 点 なんですけれども やっぱり 市 町 村 の 事 情 とい うのは 非 常 に 大 事 ではないかなというふうに 思 うんです 先 程 どういう 形 で 選 出 をされているのか ということでご 説 明 いただいたわけなんですけれども 各 ブロックごとに 議 員 が 選 出 されるように なってまして 私 の 場 合 ですと 河 北 ブロック 北 河 内 7 市 の 中 から3 人 選 出 をされているわけです そういう 形 で 河 北 ブロックから 選 出 させていただいておりますけれども しかし 私 河 北 ブロックの - 25 -

代 表 ということではありません 実 情 を 知 ってるのはやはり 枚 方 の 皆 さんの 状 況 ということになり ます 先 程 も 資 格 証 明 書 についてのお 話 があったというふうに 思 うんですけれども 例 えばこの 制 裁 措 置 の 仕 方 1つとっても 市 町 村 によってやっぱりとっておられる 対 応 というのは 全 く 違 うのではな いかなというふうに 思 うんです 決 定 権 は 広 域 連 合 にあるわけですね 広 域 連 合 は 先 程 おっしゃ ったように 個 々の 事 情 の 把 握 に 努 めて 一 律 機 械 的 には 交 付 しない こういうふうにおっしゃって るわけなんですけれども 同 じことを 枚 方 市 でも 言 ってます 枚 方 でも 一 律 的 にしないことを 基 本 にしているわけなんですけれども それでも1,402 世 帯 の 方 に 資 格 証 明 書 が 発 行 されて 実 質 的 に は 国 民 健 康 保 険 証 の 取 り 上 げというのが 行 われているわけなんです 国 保 課 は 医 療 が 必 要 な 方 か らは 健 康 保 険 証 は 取 り 上 げません こう 言 っているわけなんです だから ご 相 談 に 乗 っていただ いたら ご 相 談 に 来 ていただいたら 絶 対 に 医 療 が 必 要 な 方 から 保 険 証 取 り 上 げませんというふう に 言 ってるんですけれども 実 際 に 本 当 に 困 ってる 方 というのは 相 談 に 行 くことができないんで すよね なぜなら 納 付 通 知 と 一 緒 に 困 ってるんだったら 相 談 に 来 なさいねということが 出 され るわけですから お 金 が 払 えないのに 相 談 に 行 くことができないということで 市 役 所 の 窓 口 に 足 を 運 ぶことができない 状 況 になるわけなんですね こういう 方 がおられるのと そもそもやっぱり 社 会 的 な 困 難 を 抱 えておられる 方 生 活 に 困 難 抱 えておられる 方 というのが 払 えないということでな っていくわけですから 広 域 連 合 の 方 では 弁 明 の 機 会 を 与 えるとかそういうことを 言 っているわけ なんですけれども しかしそういう 方 々というのは 相 談 力 も 弁 明 する 力 もないということですから やっぱりこの 点 でも 本 当 に 市 町 村 との 連 携 というのが 大 事 なんだと 思 います その 連 携 がきちんと とれてるのかどうかということをチェックするのがやっぱり 我 々 議 員 の 仕 事 ではないかなという ふうに 思 うんですね そういう 意 味 でいえば 本 当 に 最 低 市 町 村 から1 人 の 議 員 を 出 していくということは 全 く 必 要 なことだというふうに 思 うわけです まさに 広 域 連 合 議 員 の 役 割 というのが この 問 題 ではどうい う 役 割 を 果 たすのかということが 問 われてるのではないかなというふうに 思 うんですね 制 度 の 広 報 一 つとってもそうです 私 たち 市 町 村 の 議 員 は 市 政 報 告 行 っていきます 広 域 連 合 議 員 になれば 広 域 連 合 の 議 会 報 告 を 行 っていきます そのことがやっぱり 行 われてこそ 府 民 の 皆 さんに 太 田 議 長 ちょっと 広 瀬 議 員 に 申 し 上 げますが 質 問 が 堂 々 巡 りになっています 趣 旨 をもう 少 し 別 の 展 開 で 質 問 されるなら 許 しますが 同 じことの 繰 り 返 しですので まとめてください 広 瀬 議 員 広 域 連 合 の 議 員 というのは そういう 形 で 皆 さんに 情 報 発 信 をしていく また 議 会 と 住 民 の 皆 さんと そして 広 域 連 合 を 結 んでいくという 大 切 な 役 割 を 担 っているわけですから やは りこれは 市 町 村 から1 人 出 るということに 問 題 はないというふうに 私 は 考 えますということで こ れは 改 めて 事 務 局 の 方 にお 伺 いをいたしましても 議 会 として 判 断 をしていく 問 題 だというふうに 思 いますので ただいまの 点 につきましてはご 意 見 として 申 し 上 げまして 私 からの 質 疑 は 以 上 で - 26 -

終 わらせていただきたいと 思 います ありがとうございました 太 田 議 長 傍 聴 人 に 申 し 上 げますが 発 言 は 許 されておりませんので その 辺 は 当 初 から 申 し 上 げております いろいろとご 意 見 もあろうかと 思 いますが ひとつご 静 粛 にお 願 いいたしたいと 思 います 清 水 給 付 課 長 給 付 課 長 清 水 均 君 登 壇 清 水 給 付 課 長 窓 口 一 部 負 担 金 の 減 免 制 度 についてでございますが 議 員 ご 指 摘 のように 条 例 には 定 めはございません ただし 法 等 厚 生 労 働 省 令 の 方 で 災 害 等 により 住 宅 家 財 等 が 著 し い 損 害 を 受 けたとき または 前 年 に 比 べ 所 得 が 著 しく 減 少 したときなど 特 別 の 事 情 がある 場 合 につ きまして 一 定 の 基 準 を 設 け 減 免 を 行 うこととしておりますので 今 後 広 域 連 合 規 則 におきまして 規 定 していく 予 定 でございます 以 上 でございます 太 田 議 長 次 に 北 山 議 員 から 通 告 がありましたので 質 問 を 許 可 いたします 北 山 議 員 1 番 北 山 良 三 君 登 壇 北 山 議 員 北 山 でございます それでは 私 の 方 からも2つのテーマで 質 疑 をさせていただきた いと 思 います 1つは 市 民 の 皆 さんから 上 がっている 請 願 について そしてもう 一 つは 提 案 がされております 条 例 案 について この2つのテーマでおのおの 質 疑 をさせていただきます 質 疑 に 入 る 前 に 先 程 この 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 創 設 に 当 たって その 背 景 となる 問 題 につい ての 認 識 のご 発 言 がございました 医 療 費 が 増 大 をし そして 医 療 制 度 の 維 持 が 困 難 になってきて ると この 制 度 の 維 持 のためにこういう 制 度 が 設 立 されてるということで 結 局 は 高 齢 者 の 皆 さん の 医 療 費 の 抑 制 そして 高 齢 者 の 皆 さんの 負 担 の 増 加 こういうものを 促 進 する こういうことに つながる 背 景 説 明 がございました 私 は 高 齢 者 が 増 えていく 高 齢 化 が 進 む これは 事 実 でございますし それに 伴 って 医 療 費 が 増 大 している これも 当 然 のことでありまして この 点 では 当 然 だと 思 います ただ 政 府 や 厚 生 労 働 省 が 示 している 医 療 費 の 増 大 の 数 値 については これは 何 度 も 変 更 されている 数 値 でございま して 必 ずしも 科 学 的 な 根 拠 に 基 づいたものとは 言 えない 前 提 がつくと 思 います その 上 で この 医 療 費 をきちっと 支 える 経 済 力 があるかどうか ここが 大 事 なポイントだと 思 い ます その 点 30カ 国 が 加 盟 するOECD ここが 毎 年 ヘルスデータというものを 出 しておりまし て それぞれの 国 の 経 済 力 一 番 の 指 標 でありますGDP これに 対 する 医 療 費 の 割 合 がどの 程 度 のものか 毎 年 数 値 を 発 表 しております これで 言 いますと 一 番 の 直 近 このOECDのヘルス - 27 -

データ2007のデータによりますと これは 日 本 は30の 国 の 中 で22 番 目 ということであります 経 済 力 は 当 然 第 2 位 であります 第 2 位 の 経 済 力 を 持 つ 日 本 が この 経 済 力 に 対 する 医 療 費 の 割 合 が22 位 だと しかもこれは 昨 年 2006 年 の 発 表 では21 位 でありました 2002 年 の 発 表 では これが19 位 でありました いわば 年 を 追 うごとにその 順 位 が 下 がってるというのが 現 実 であります こうい う 点 もよく 見 ておく 必 要 がある さらに 重 大 なことは この 医 療 費 に 対 する 負 担 割 合 1980 年 の 国 と 地 方 の 負 担 割 合 は35.5%でし た ところが 2002 年 にはこれが33%というふうに 減 っております また 事 業 主 企 業 の 負 担 は 1980 年 で24% これが2002 年 では21.6% これも 減 っております ところが 国 民 負 担 つまり 保 険 料 と 患 者 一 部 負 担 金 これらの 負 担 は1980 年 の40.2%が2002 年 には45.4%と 増 大 しているのであ ります こういう 状 況 の 中 で この 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 が 創 設 されてるということについて これ は 認 識 を 改 める 必 要 あるんではないかと 私 思 います さて 質 問 に 入 ります まず 請 願 についてでございますが 私 は 請 願 第 1 号 の 第 3 項 の(7) 及 び 請 願 第 3 号 についてまずお 伺 いします この 中 で この 制 度 で 医 療 格 差 を 医 療 内 容 の 格 差 を 持 ち 込 まない 制 度 にしてほしい こういう ご 要 望 が 示 されております そこでお 伺 いいたします 今 回 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 医 療 内 容 につ いて とりわけその 診 療 報 酬 の 制 度 について 現 在 中 央 社 会 保 障 審 議 会 や 中 医 協 等 で 検 討 がされて おりますが その 中 で 示 されております 診 療 報 酬 の 包 括 制 あるいは 定 額 払 い これは 一 体 どうい う 制 度 として 議 論 されているのか また2つ 目 に 終 末 期 医 療 として その 終 末 期 医 療 の 患 者 さん を 退 院 させることによって その 病 院 に 加 算 が 支 払 われると こういうことも 検 討 されているとい うことですが これは 一 体 どういうことを 目 的 にしているのか さらに 診 療 所 の 特 定 のかかりつけ 主 治 医 制 度 つまりフリーアクセスを 制 限 する こういうことが 議 論 されているということですが 一 体 これらの 内 容 についてどのように 認 識 されてるのかお 聞 きしたいと 思 います 2つ 目 に 請 願 第 1 号 第 3 項 の(4) 及 び 請 願 第 4 号 保 険 料 の 年 金 天 引 きの 強 制 はしないよう にしてほしい 希 望 すれば 普 通 徴 収 にしてほしい こういう 項 目 がございます この 点 についてお 聞 きいたします 高 齢 者 の 医 療 確 保 法 あるいはこの 間 示 されている 政 省 令 等 々で 国 の 考 え 方 が 示 されておりますが この 国 の 考 え 方 として これ 希 望 すれば 年 金 天 引 き いわゆる 特 別 徴 収 から 普 通 徴 収 に 切 り 換 えることができるという 考 え 方 に 国 は 立 ってるのでしょうか そうでないというの なら 一 体 何 を 根 拠 にそういう 考 え 方 を 出 しているのか その 点 先 にまずお 伺 いをしたいと 思 いま す 太 田 議 長 松 本 次 長 事 務 局 次 長 兼 総 務 企 画 課 長 松 本 考 史 君 登 壇 松 本 事 務 局 次 長 兼 総 務 企 画 課 長 ただいまのご 質 問 のございました いわゆる 診 療 報 酬 なり 後 期 高 齢 者 の 方 の 包 括 制 とか 人 頭 払 いとか 言 われております そういった 医 療 内 容 の 点 についてお 答 え - 28 -

を 申 し 上 げたいと 思 います 請 願 の 中 で こうした 制 度 を 導 入 しないように 国 に 対 して 要 請 すべきではないかという 点 でござ います 現 在 先 程 北 山 議 員 の 方 からございましたように 審 議 会 において 検 討 されております ただ 今 現 在 私 どもが 知 り 得 る 情 報 としては 例 えばこういう 内 容 がいろいろ 検 討 されているとい うことはいろいろ 聞 き 及 んでおりますけれども その 具 体 内 容 まで 含 めましてまだ 明 らかになって いないというのが 現 状 ではないかというふうに 思 っております 確 かに 終 末 期 医 療 の 問 題 につきましてはいろんな 議 論 がございまして 基 本 的 には 我 々が 想 定 し ておりますのは いわゆる 在 宅 での 看 取 りと 言 いますか これは 病 院 で 変 な 話 ですけどチューブ につながれて 亡 くなられるのがいいのか 在 宅 で 家 族 にやはり 見 守 られて 住 み 慣 れたところでと いうような 議 論 が 元 々あるというふうに 思 っておるんですけれども そういうような 点 今 後 審 議 会 でどういうふうに 議 論 されて それがどういう 形 で 具 体 化 されて 究 極 的 にはそれは 医 療 費 にど ういうふうに 反 映 されていくのかという 点 を 含 めて 今 後 ともその 検 討 状 況 を 十 分 見 守 ってまいら ねばならないというふうに 思 っております 今 後 の 国 での 議 論 について 引 き 続 き 注 目 してまいりた いと 思 っております 太 田 議 長 隅 野 課 長 資 格 管 理 課 長 隅 野 巧 君 登 壇 隅 野 資 格 管 理 課 長 まず 私 の 方 からは 年 金 からの 天 引 きについて 希 望 される 方 については 普 通 徴 収 で 対 応 できるんじゃないかということに 対 してお 答 えいたします 徴 収 方 法 の 決 定 は 基 本 的 には 市 町 村 が 行 う 事 務 ということでございますけれども 高 齢 者 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 及 びそれに 準 用 される 介 護 保 険 法 において 年 金 額 が18 万 円 未 満 の 方 または 介 護 保 険 の 支 払 い 回 数 割 保 険 料 と 後 期 高 齢 者 医 療 保 険 の 支 払 い 回 数 割 保 険 料 との 合 計 額 が 年 金 額 の2 分 の1を 超 える 場 合 については 普 通 徴 収 により 対 応 するということになってございます それ 以 外 の 特 別 徴 収 が 可 能 な 方 については 災 害 その 他 特 別 な 事 情 があることによって 特 別 徴 収 の 方 法 で 保 険 料 を 徴 収 することが 著 しく 困 難 な 場 合 を 除 いては 特 別 徴 収 により 保 険 料 を 納 付 していた だくことになってございますので 特 別 徴 収 は 単 なる 希 望 ということになると いわゆる 災 害 そ の 他 特 別 な 事 情 に 当 たらないというふうに 考 えられます 特 別 徴 収 は 被 保 険 者 側 にとっては 保 険 料 の 納 付 の 手 間 が 省 けるというメリットもありまして 徴 収 する 側 にとっては 徴 収 コストの 削 減 にもつながるということから 法 の 規 定 に 則 って 事 務 を 行 っていきたいというふうに 考 えております 以 上 です 太 田 議 長 北 山 議 員 1 番 北 山 良 三 君 登 壇 北 山 議 員 時 間 が 制 限 されてる 中 で 私 の 聞 いたことにひとつ 的 確 にお 答 えいただきたいと 思 い - 29 -

ます 私 は 制 度 の 一 々を 聞 いてるわけではございません さて 時 間 がありませんので 申 し 上 げますが 終 末 期 医 療 について ご 自 宅 で 畳 の 上 で 死 にたい こうおっしゃる 方 確 かにおられます しかしそれは 患 者 やそのご 家 族 と 医 療 機 関 側 との 話 し 合 い や 合 意 に 基 づいて 自 らの 意 思 で 選 択 をしていく こういうことが 大 事 なことであって 制 度 として こういうものを 促 進 していくと つまりは 病 院 での 延 命 治 療 や 積 極 的 な 治 療 を 否 定 する こういう 考 え 方 はまさに 医 療 の 中 に 高 齢 者 をもって 差 別 を 持 ち 込 む こういうことにつながると 言 わざるを 得 ません また 診 療 報 酬 の 定 額 払 い これも 医 療 内 容 に 上 限 を 設 けるということにつながりますし これ も 年 齢 によって 医 療 の 内 容 の 上 限 を 決 められてしまうということ 自 身 大 変 な 差 別 を 持 ち 込 むこと になるのではないかと 思 われます そして フリーアクセスを 制 限 するとなれば どのお 医 者 さんを 選 択 するか こういう 自 由 さえ 奪 われると こういうことでありまして この 医 療 内 容 そのものは 大 変 なお 年 寄 りの 医 療 に 格 差 や あるいは 差 別 ともいえる 内 容 を 持 ち 込 むものだと 言 わざるを 得 ません また 年 金 天 引 きとの 関 係 で 言 いますと 特 に これ 保 険 料 はかかっていなかったサラリーマン いわゆる 被 用 者 保 険 ですね その 被 扶 養 者 の 場 合 これ 本 人 の 何 の 了 解 もなしに 後 期 高 齢 者 医 療 に 押 し 込 めて 勝 手 に 保 険 料 を 賦 課 しておきながら これ 今 まで 保 険 料 はかかっていなかったわけで すから その 上 年 金 天 引 きで 否 応 なしに 取 り 立 てるというようなやり 方 は これまた 本 人 の 意 思 の 尊 重 こういうのは 全 く 無 視 されてしまってるということであります 先 程 のメリットとして 手 間 が 省 けるとおっしゃいましたが それは 自 らの 意 思 で 手 間 を 省 こうという 意 思 をもってそうする ということが 大 事 なことであって そういう 国 民 一 人 一 人 の 意 思 を 無 視 した 形 で 強 制 する これも 今 日 の 社 会 にあっては 許 されるべきことではないと 思 います したがいまして この 請 願 の 今 言 った2つのテーマ 医 療 内 容 で 格 差 を 持 ち 込 まない 制 度 にして ほしい こういう 点 と それから 保 険 料 の 年 金 天 引 きの 強 制 はしないようにしてほしい こういう 点 については これはきちっと 国 に 大 阪 府 の 広 域 連 合 としても 要 望 すべきことでありまして 今 議 会 としてもその 趣 旨 について 採 択 すべきだと こういう 主 張 をしたいと 思 います 次 に 請 願 第 1 号 第 3 項 の(5) 及 び 請 願 第 4 号 資 格 証 明 書 短 期 証 の 発 行 はしないでほしい このテーマについて 質 疑 をいたします 幾 つか 質 問 をいたします まず 現 行 の 国 民 健 康 保 険 では75 歳 以 上 の 方 への 資 格 証 明 書 の 発 行 はどういう 扱 いになっている のでしょうか まずお 答 えください 太 田 議 長 隅 野 資 格 管 理 課 長 資 格 管 理 課 長 隅 野 巧 君 登 壇 隅 野 資 格 管 理 課 長 現 行 の 国 保 の 制 度 でいえば 老 健 対 象 者 75 歳 以 上 につきましては 老 健 対 象 者 になりますので 資 格 証 明 書 の 交 付 はしないということになってございます - 30 -