平 成 28 年 度 介 護 従 事 者 処 遇 状 況 等 調 査 の 実 施 案 を 了 承 厚 生 労 働 省 第 130 回 社 会 保 障 審 議 会 介 護 給 付 費 分 科 会 6 月 15 日 瀬 戸 委 員 介 護 職 員 以 外 にも 処 遇 改 善 への 配 慮 を 求 める 厚 生 労 働 省 は6 月 15 日 第 130 回 社 会 保 障 審 議 会 介 護 給 付 費 分 科 会 を 開 催 し 平 成 28 年 度 介 護 従 事 者 処 遇 状 況 等 調 査 の 実 施 案 と 調 査 票 案 を それぞれ 了 承 した 10 月 に 実 施 され その 結 果 は 平 成 29 年 3 月 に 公 表 予 定 抽 出 方 法 や 調 査 項 目 等 は 前 回 の 平 成 27 年 度 調 査 の 内 容 を 踏 襲 する 変 更 点 としては 介 護 職 員 処 遇 改 善 加 算 (Ⅰ)の 取 得 が 困 難 な 理 由 および 介 護 職 員 処 遇 改 善 加 算 を 取 得 しない 理 由 について さらに 具 体 的 な 事 情 を 把 握 するための 調 査 項 目 を 加 えた たとえ ば 処 遇 改 善 加 算 の 届 け 出 を 行 わない 理 由 として 対 象 の 制 約 のため 困 難 事 務 作 業 が 繁 雑 と 回 答 する 事 業 所 について 具 体 的 な 事 情 を 探 る また キャリアパス 要 件 Ⅰやキャリアパス 要 件 Ⅱを 満 たすことが 困 難 と 答 える 事 業 所 などについても 算 定 できない 理 由 を 深 掘 りしていく 瀬 戸 雅 嗣 委 員 ( 全 国 老 施 協 副 会 長 )は 同 調 査 を 実 施 していくなかで 介 護 職 員 処 遇 改 善 加 算 (Ⅰ)の 取 得 が 困 難 な 理 由 として キャリアパス 要 件 を 満 たすことが 厳 しいといった 回 答 が 多 かったとしても 要 件 を 緩 めすぎては せっかく 改 善 に 向 かっている 状 況 にも 水 を 差 すこと になりかねない 一 方 で 小 規 模 の 事 業 所 には 何 らかの 今 週 の 記 事 対 応 策 が 必 要 と 指 摘 キャリアパスがあるなかで 介 護 職 員 がしっかりと 働 ける 職 場 環 境 をつくっていくこ とが 望 まれる と 強 調 した さらに 届 け 出 を 行 わない 理 由 として 対 象 の 制 約 のため 困 難 とする 設 問 項 目 に ふれ 介 護 職 員 のみを 加 算 の 対 象 者 としているため 職 種 間 のバランスがとれなくなるなどの 声 が 多 かった 場 合 は 介 護 職 員 以 外 にも 処 遇 改 善 加 算 を 設 けていくこ とも 考 えられる と 提 言 した 介 護 人 材 の 処 遇 改 善 に 向 け さらなる 検 討 を 行 う このほか 今 月 2 日 に 閣 議 決 定 された ニッポン1 億 総 活 躍 プラン の 内 容 について 事 務 局 が 報 告 を 行 った 同 プランでは 介 護 離 職 ゼロを 目 指 す 方 針 や 検 討 事 項 な どが 盛 り 込 まれている 同 分 科 会 に 関 連 する 検 討 項 目 は 次 のとおりで 今 後 議 論 していく 1 自 立 支 援 と 介 護 の 重 度 化 防 止 を 推 進 するため 介 護 記 録 のICT 化 を 通 じた 業 務 の 分 析 標 準 化 を 進 める 関 係 団 体 関 係 機 関 * 平 成 28 年 度 介 護 従 事 者 処 遇 状 況 等 調 査 の 実 施 案 を 了 承 * 常 時 介 護 を 必 要 とする 状 態 の 判 断 基 準 緩 和 へ * 介 護 離 職 をなくす 観 点 から 調 査 を 検 討 * 平 成 26 年 度 介 護 給 付 費 過 去 最 高 * 老 健 局 長 に 蒲 原 基 道 氏 * 介 護 に 関 する 現 状 と 課 題 を 解 説 *81.0%が 親 の 介 護 に 対 して 不 安 * 医 療 福 祉 相 談 窓 口 付 きセレクトショッ プを7 月 7 日 にオープン 告 知 * 厚 生 労 働 省 社 会 福 祉 法 人 制 度 改 革 に 向 け 会 計 監 査 円 滑 実 施 協 議 会 を 開 催 * 高 齢 者 福 祉 施 設 における 多 職 種 連 携 推 進 研 修 会 * 社 会 福 祉 法 人 新 会 計 基 準 実 践 的 基 礎 講 習
JS WEEKLY 537 号 / 2016. 6. 17 これにより 適 切 なケアマネジメント 手 法 の 普 及 を 図 るとともに 要 介 護 度 の 維 持 改 善 の 効 果 を 上 げた 事 業 所 への 介 護 報 酬 等 の 対 応 を 含 め 適 切 な 評 価 のあり 方 について 検 討 する 2 介 護 人 材 の 処 遇 については 競 合 他 産 業 との 賃 金 差 がなくなるよう 来 年 度 からキャリアパ スの 仕 組 みを 構 築 し 月 額 平 均 1 万 円 相 当 の 改 善 を 行 う この 際 介 護 保 険 制 度 の 下 で 対 応 することを 基 本 に 予 算 編 成 過 程 で 検 討 する 3 介 護 サービスや 介 護 保 険 事 務 処 理 について 介 護 ロボット ICT 等 の 次 世 代 型 介 護 技 術 の 活 用 により 介 護 サービスの 生 産 性 の 向 上 を 進 める それにより 介 護 の 質 を 低 下 させずに 効 率 的 なサービス 提 供 に 資 する 基 準 の 緩 和 や 効 率 的 効 果 的 な 職 員 配 置 を 推 進 する 高 齢 者 障 害 者 児 童 等 の 福 祉 サービスについて 配 置 基 準 人 員 配 置 基 準 の 見 直 しや 報 酬 体 系 の 見 直 しを 検 討 し 高 齢 者 障 害 者 児 童 等 が 相 互 にまたは 一 体 的 に 利 用 しやすくする ( 参 考 資 料 :http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000127488.html) 常 時 介 護 を 必 要 とする 状 態 の 判 断 基 準 緩 和 へ 介 護 休 業 制 度 における 常 時 介 護 を 必 要 とする 状 態 に 関 する 判 断 基 準 に 関 する 研 究 会 厚 生 労 働 省 6 月 1 日 介 護 保 険 の 要 介 護 認 定 と 整 合 的 な 基 準 とすべき 厚 生 労 働 省 は6 月 1 日 介 護 休 業 制 度 における 常 時 介 護 を 必 要 とする 状 態 に 関 する 判 断 基 準 に 関 する 研 究 会 の 初 会 合 を 開 催 した 同 会 は 昨 年 12 月 21 日 に 開 催 された 労 働 政 策 審 議 会 雇 用 均 等 分 科 会 で 介 護 休 業 等 の 対 象 となる 常 時 介 護 を 必 要 とする 状 態 の 判 断 基 準 につい て 介 護 開 始 時 点 で8 割 以 上 が 在 宅 介 護 を 行 っていることなど 現 在 の 状 況 に 合 わせたものに 緩 和 する 方 向 で 見 直 しを 行 うことが 適 当 と 提 案 されたことを 受 けて 設 置 された 介 護 休 業 の 対 象 となるのは 育 児 介 護 休 業 法 などの 法 令 上 負 傷 疾 病 または 身 体 上 もしく は 精 神 上 の 障 害 により 2 周 間 以 上 の 期 間 にわたり 常 時 介 護 が 必 要 な 状 態 とされる 常 時 介 護 が 必 要 な 状 態 は 平 成 7 年 の 局 長 通 達 により 基 準 が 示 されているが これは 昭 和 62 年 に 特 別 養 護 老 人 ホームの 入 所 措 置 の 基 準 を 参 考 につくられており 専 門 的 かつ 繁 雑 なものになっている 厚 生 労 働 省 はこの 日 具 体 的 な 考 え 方 の 基 準 として 以 下 の2 点 を 示 した 1 労 働 者 事 業 者 による 判 断 のしやすさを 考 え 介 護 保 険 の 要 介 護 認 定 と 整 合 的 な 基 準 とすべ き 2 常 時 介 護 を 必 要 とする 状 態 の 範 囲 については 労 働 者 事 業 主 による 判 断 の 容 易 さを 考 え 介 護 保 険 制 度 における 要 介 護 認 定 調 査 と 整 合 的 な 基 準 とすべき ( 参 考 資 料 :http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000126234.html) 介 護 離 職 をなくす 観 点 から 調 査 を 検 討 厚 生 労 働 省 6 月 10 日 介 護 家 族 にとって 効 果 的 な 介 護 サービスを 構 築 厚 生 労 働 省 は6 月 10 日 各 自 治 体 に 宛 てて 介 護 離 職 の 観 点 も 含 めた 介 護 サービスのあり 方 の 把 握 方 法 等 に 関 する 調 査 研 究 事 業 における 施 行 調 査 について( 情 報 提 供 ) を 通 知 した 事 務 連 絡 の 冒 頭 で 厚 生 労 働 省 は 第 6 期 以 降 の 市 町 村 介 護 保 険 事 業 計 画 を 地 域 包 括 ケア 計 画 と 位 置 づけ 地 域 包 括 ケアシステムの 段 階 的 な 構 築 に 向 けて 2025 年 までの 計 画 期 間 を 通 2
JS WEEKLY 537 号 / 2016. 6. 17 した 取 り 組 みを 進 めていることを 改 めて 確 認 さらに 国 が 1 億 総 活 躍 社 会 の 実 現 を 目 指 すうえで 2020 年 代 初 頭 にやむを 得 ず 介 護 を 理 由 に 離 職 される 方 をなくす ことを 目 標 に 掲 げ 約 12 万 人 分 の 在 宅 施 設 サービス 等 の 前 倒 し 上 乗 せ 整 備 を 行 う 財 政 支 援 を 実 施 していること に 触 れ これまでの 地 域 包 括 ケアの 構 築 に 加 え 介 護 離 職 をなくしていくためにはどのよ うなサービスが 必 要 か という 観 点 からもサービス 種 別 ごとの 量 の 見 込 み を 定 めていくこ とが 必 要 だとして その 協 力 を 求 めた 具 体 的 に これまで 多 くの 市 町 村 で 事 業 計 画 策 定 にあたり 介 護 離 職 をなくすという 観 点 も 含 めた 調 査 が 行 われてこなかったことに 言 及 今 後 は 各 市 町 村 による 調 査 設 計 の 参 考 となる よう 国 が 介 護 する 家 族 の 就 労 継 続 にとって 効 果 的 な 介 護 サービスの 把 握 を 行 うための 施 行 調 査 を 実 施 し その 調 査 研 究 結 果 を 秋 ごろに 示 すことを 周 知 した 事 務 連 絡 の 添 付 資 料 として 国 が 実 施 する 施 行 調 査 の 概 要 が 付 されている 平 成 26 年 度 介 護 給 付 費 過 去 最 高 厚 生 労 働 省 平 成 26 年 度 介 護 保 険 事 業 状 況 報 告 ( 年 報 ) を 発 表 6 月 13 日 介 護 老 人 福 祉 施 設 の 受 給 者 数 (1カ 月 平 均 )49 万 人 厚 生 労 働 省 は6 月 13 日 平 成 26 年 度 介 護 保 険 事 業 状 況 報 告 ( 年 報 ) を 発 表 した 介 護 保 険 事 業 の 実 施 状 況 に 関 する 保 険 者 ( 市 町 村 等 )からの 報 告 数 値 を 全 国 集 計 したもので 介 護 保 険 制 度 の 円 滑 な 運 営 に 資 するための 基 礎 資 料 を 得 ることを 目 的 にしている 要 介 護 ( 要 支 援 ) 認 定 者 数 は 606 万 人 平 成 26 年 度 の 介 護 給 付 費 が8 兆 9,005 億 円 ( 利 用 者 負 担 を 除 く) 1 人 当 たりの 給 付 費 は 平 均 27 万 円 で それぞれ 過 去 最 高 だった 同 報 告 のポイントは 以 下 のとおり 1 第 1 号 被 保 険 者 数 は3,302 万 人 ( 前 年 度 比 100 万 人 増 ) このうち 前 期 高 齢 者 (65 歳 以 上 75 歳 未 満 )が1,716 万 人 ( 同 64 万 人 増 ) 後 期 高 齢 者 (75 歳 以 上 )が1,586 万 人 ( 同 37 万 人 増 ) 第 1 号 被 保 険 者 に 占 める 割 合 は それぞれ52.0% 48.0%となっている 2 要 介 護 ( 要 支 援 ) 認 定 者 数 は 606 万 人 ( 同 22 万 人 増 ) そのうち 第 1 号 被 保 険 者 が 592 万 人 第 2 号 被 保 険 者 が 14 万 人 となっている 認 定 者 を 要 介 護 ( 支 援 ) 状 態 区 分 別 にみる と 要 支 援 1が 87 万 人 要 支 援 2が 84 万 人 要 介 護 1が 117 万 人 要 介 護 2が 106 万 人 要 介 護 3が 79 万 人 要 介 護 4が 73 万 人 要 介 護 5が 60 万 人 で 軽 度 ( 要 支 援 1~ 要 介 護 2)の 認 定 者 が 65.0%を 占 めている 3 第 1 号 被 保 険 者 に 占 める 認 定 者 の 割 合 は 全 国 平 均 で 17.9%( 同 0.1 ポイント 増 ) 都 道 府 県 別 にみると 和 歌 山 県 が 22.1%で 最 も 多 く 次 いで 長 崎 県 (22.0%) 島 根 県 (19.9%) だった 一 方 最 も 低 かったのは 埼 玉 県 (14.1%) 次 いで 千 葉 県 (14.7%) 茨 城 県 (14.8%) だった 4 サービス 受 給 者 数 (1カ 月 平 均 )は 503 万 人 ( 同 21 万 人 4.3 ポイント 増 ) そのうち 居 宅 介 護 サービスは 374 万 人 地 域 密 着 型 介 護 サービスは 39 万 人 施 設 介 護 サービスは 90 万 人 となっている 5 施 設 介 護 サービス 受 給 者 数 は 年 度 の 累 計 で 1,078 万 人 要 介 護 ( 支 援 ) 状 態 区 分 別 に 見 ると 要 介 護 1が 62 万 人 要 介 護 2が 128 万 人 要 介 護 3が 231 万 人 要 介 護 4が 333 万 人 要 介 護 5が 323 万 人 要 介 護 4の 受 給 者 数 が 全 体 の 30.9%と 最 も 多 く 重 度 ( 要 介 護 3
JS WEEKLY 537 号 / 2016. 6. 17 3~ 要 介 護 5)の 受 給 者 が8 割 超 を 占 めている 1カ 月 あたり 平 均 でみると 介 護 老 人 福 祉 施 設 49 万 人 ( 前 年 度 比 0.7 万 人 増 ) 介 護 老 人 保 健 施 設 35 万 人 ( 同 0.2 万 人 増 ) 介 護 療 養 型 医 療 施 設 7 万 人 ( 同 0.5 万 人 減 )となっている 6 介 護 給 付 費 ( 利 用 者 負 担 を 除 く)は8 兆 9,005 億 円 ( 同 3,885 億 円 4.6ポイント 増 ) その 内 訳 をみると 居 宅 介 護 ( 介 護 予 防 )サービスが4 兆 5,765 億 円 地 域 密 着 型 介 護 ( 介 護 予 防 )サービスが9,515 億 円 施 設 介 護 サービスが2 兆 8,506 億 円 7 第 1 号 被 保 険 者 1 人 あたり 給 付 費 ( 介 護 給 付 予 防 給 付 )は27 万 円 ( 同 4,000 円 増 ) サー ビス 別 1 人 あたり 給 付 費 (1カ 月 平 均 )をみると 介 護 療 養 型 医 療 施 設 が35 万 2,000 円 で 最 も 高 かった 次 いで 介 護 老 人 保 健 施 設 26 万 6,000 円 地 域 密 着 型 介 護 老 人 福 祉 施 設 入 居 者 生 活 介 護 25 万 1,000 円 介 護 老 人 福 祉 施 設 25 万 円 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 24 万 8,000 円 な どの 順 だった ( 参 考 資 料 :http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/14/index.html) 老 健 局 長 に 蒲 原 基 道 氏 厚 生 労 働 省 幹 部 人 事 6 月 14 日 厚 生 労 働 省 は6 月 14 日 幹 部 人 事 を 発 表 した 発 令 は6 月 21 付 け 老 健 局 長 には 蒲 原 基 道 大 臣 官 房 長 が 就 任 する 局 長 級 人 事 は 以 下 のとおり ( )は 旧 職 大 臣 官 房 長 ( 大 臣 官 房 審 議 官 < 健 康 生 活 衛 生 担 当 >) 樽 見 英 樹 医 薬 生 活 衛 生 局 長 ( 政 策 統 括 官 < 社 会 保 障 担 当 >) 武 田 俊 彦 職 業 能 力 開 発 局 長 ( 大 臣 官 房 総 括 審 議 官 < 国 会 担 当 >) 宮 野 甚 一 雇 用 均 等 児 童 家 庭 局 長 ( 大 臣 官 房 審 議 官 < 医 療 介 護 連 携 担 当 >) 吉 田 学 社 会 援 護 局 長 ( 内 閣 官 房 内 閣 審 議 官 < 内 閣 人 事 局 >) 定 塚 由 美 子 老 健 局 長 ( 大 臣 官 房 長 ) 蒲 原 基 道 保 険 局 長 ( 大 臣 官 房 技 術 総 括 審 議 官 ) 鈴 木 康 裕 政 策 統 括 官 < 総 合 政 策 担 当 > ( 大 臣 官 房 年 金 管 理 審 議 官 ) 福 本 浩 樹 大 臣 官 房 総 括 審 議 官 < 国 会 担 当 > ( 職 業 能 力 開 発 局 長 ) 宮 川 晃 神 田 裕 二 医 政 局 長 福 島 靖 正 健 康 局 長 山 越 敬 一 労 働 基 準 局 長 生 田 正 之 職 業 安 定 局 長 鈴 木 俊 彦 年 金 局 長 は 留 任 中 垣 英 明 医 薬 生 活 衛 生 局 長 香 取 照 幸 雇 用 均 等 児 童 家 庭 局 長 石 井 淳 子 社 会 援 護 局 長 三 浦 公 嗣 老 健 局 長 は 辞 職 する 唐 澤 剛 保 険 局 長 は 内 閣 官 房 のまち ひと しごと 創 生 本 部 事 務 局 地 方 創 生 総 括 官 に 就 任 する 介 護 に 関 する 現 状 と 課 題 を 解 説 高 齢 者 介 護 をめぐる 諸 課 題 調 査 と 情 報 ISSUE BRIEF 国 立 国 会 図 書 館 6 月 7 日 介 護 サービスをめぐる 諸 課 題 など3 項 目 から 構 成 国 立 国 会 図 書 館 は6 月 7 日 高 齢 者 介 護 をめぐる 諸 課 題 調 査 と 情 報 ISSUE BRIEF を 発 表 し 介 護 保 険 財 政 や 介 護 サービス 仕 事 と 介 護 の 両 立 について 現 状 と 課 題 を 紹 介 している 同 報 告 書 は 1 介 護 保 険 財 政 に 関 する 施 策 の 現 状 2 介 護 サービスをめぐる 諸 課 題 3 仕 事 と 介 護 の 両 立 の3 項 目 から 構 成 されている 4
JS WEEKLY 537 号 / 2016. 6. 17 このうち1では 団 塊 の 世 代 が75 歳 以 上 になる 平 成 37 年 には 介 護 給 付 費 は19 兆 8,000 億 円 に 増 大 し 介 護 保 険 制 度 の 持 続 可 能 性 が 大 きな 課 題 となっていることや 経 済 財 政 諮 問 会 議 などでの 議 論 の 内 容 について 解 説 2では 介 護 施 設 等 の 不 足 している 現 状 と 対 応 策 などについて 紹 介 している このほか 高 齢 者 の 地 方 移 住 をめぐる 議 論 や 高 齢 者 向 け 施 設 住 宅 における 費 用 負 担 の 問 題 介 護 現 場 の 人 手 不 足 解 消 に 向 けた 外 国 人 労 働 者 の 受 入 れ 拡 大 などについても 解 説 同 報 告 書 では 介 護 者 および 要 介 護 者 の 双 方 が 安 心 して 生 活 できる 仕 組 みの 構 築 が 望 まれる と 強 調 している ( 参 考 資 料 :http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/issue/2016/index.html) 81.0%が 親 の 介 護 に 対 して 不 安 親 の 老 後 に 関 する 実 態 調 査 オウチーノ 総 研 ( 株 式 会 社 オウチーノ) 6 月 13 日 親 の 介 護 に 対 する 不 安 要 素 は 介 護 や 経 済 的 負 担 住 まいに 関 するトレンドや 実 態 調 査 などを 手 掛 けるオウチーノ 総 研 ( 株 式 会 社 オウチーノ) は6 月 13 日 親 の 老 後 に 関 する 実 態 調 査 の 結 果 を 発 表 した 首 都 圏 在 住 ( 東 京 都 神 奈 川 県 埼 玉 県 千 葉 県 )の 20~49 歳 の 男 女 741 人 ( 学 生 を 除 く)を 対 象 に インターネットによ るアンケート 調 査 を6 月 3 日 ~6 月 6 日 にかけて 実 施 した 同 調 査 結 果 のポイントは 以 下 のとおり 1 親 の 老 後 について 考 えている 人 は 60.7% 親 の 老 後 に 対 して 不 安 がある 人 は 81.0%だった 年 代 別 にみると 考 えていて 不 安 もある 20 代 が 46.0% 30 代 が 52.6% 40 代 が 60.5% で 年 代 が 上 がるにつれ 親 の 老 後 について 考 えるようになり その 分 不 安 も 増 大 するこ とがうかがえる 2 親 の 老 後 についての 不 安 要 素 は 介 護 が 61.3%で 最 も 多 く 次 いで 経 済 的 負 担 が 46.3% 親 の 病 気 けが 認 知 症 がともに 28.7%と 続 いた 3 親 の 介 護 が 必 要 になった 場 合 は 自 分 もしくは 配 偶 者 が 介 護 をする と 答 えた 人 が 38.4% で 最 も 多 かった 次 いで わからない が 34.3% 施 設 に 入 れる が 15.0% 兄 弟 姉 妹 が 介 護 をする が 6.5%などの 順 だった 4 親 の 老 後 に 備 えた 対 策 として 実 行 していることについては 貯 金 (17.1%) 親 と 話 し 合 っている (8.9%) 兄 弟 姉 妹 間 で 話 し 合 っている (7.8%)などが 挙 がる 一 方 66.0% が 特 にない と 回 答 5 同 社 は 親 の 老 後 に 対 して 不 安 を 抱 えている 人 は 多 いが 実 際 に 何 らかの 行 動 に 移 してい る 人 は 少 ない まだ 大 丈 夫 だろう と 思 っていても いつ 何 が 起 こるかわからない 少 し ずつでも 親 の 老 後 について 考 え 対 策 を 始 めるべきかもしれない としている ( 参 考 資 料 :https://corporate.o-uccino.jp/research-o/20160613.html) 5
JS WEEKLY 537 号 / 2016. 6. 17 医 療 福 祉 相 談 窓 口 付 きセレクトショップを7 月 7 日 にオープン NPO 法 人 Ubdobe 5 月 25 日 ショップ 立 ち 上 げに 伴 う 支 援 金 を6 月 末 日 まで 募 集 NPO 法 人 Ubdobe はこのほど ユニバーサルデザイン 商 品 を 扱 う 医 療 福 祉 相 談 窓 口 付 きセレ クトショップ HALU ~Unique & Universal~ を 東 京 世 田 谷 区 三 軒 茶 屋 に7 月 7 日 オープン すると 発 表 した スタートアップ 費 用 のためのクラウドファンディング( 初 期 運 営 費 用 に 充 て るための 支 援 金 募 集 )を6 月 末 まで 行 っている 同 店 は ユニバーサルデザイン 商 品 や 福 祉 作 業 所 プロダクトを 展 示 販 売 するほか 最 新 の 医 療 福 祉 情 報 や 相 談 窓 口 を 設 置 さら 店 舗 では 講 演 会 やセミナー キッズやファミリー 向 け のワークショップを 開 催 できるスペースを 設 ける 同 法 人 は 障 がいがあるから 高 齢 だからユニバーサルデザインのものを 使 うのではなく どんな 人 でも 当 たり 前 に 生 活 に 取 り 入 れてほしいという 想 いや 必 要 な 人 に 必 要 な 情 報 を 届 け ていきたい とコメントしている スタートアップ 資 金 300 万 円 を 目 標 に 下 記 サイトで 寄 付 を 募 っている ( 参 考 資 料 :https://readyfor.jp/projects/8032) お 詫 びと 訂 正 JSWEEKLY6 月 10 日 配 信 号 (Vol.536)3ページ サービス 提 供 体 制 強 化 加 算 の 分 母 は 介 護 職 員 総 数 で 分 母 は 介 護 福 祉 士 数 となっていましたが 正 しくは 分 子 は 介 護 福 祉 士 数 です お 詫 びして 訂 正 いたします 6
Vol.3 28.06.16 Digest ~ 28 14 1 鍵
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平 成 28 年 度 社 会 福 祉 法 新 会 計 基 準 実 践 的 基 礎 講 習 正 しい 理 解 と 運 を 会 計 実 務 担 当 者 のスキルアップ! 開 催 趣 旨 平 成 23 年 7 27 の 3 局 通 知 を 経 て 社 会 福 祉 法 新 会 計 基 準 は 平 成 24 年 4 から 移 がすすめられ 平 成 27 年 度 からは 全 ての 社 会 福 祉 法 に 適 されました 本 講 習 は 会 計 担 当 者 として 勤 務 する 実 務 担 当 者 を 対 象 に 社 会 福 祉 法 新 会 計 基 準 に 基 づき 講 義 演 習 を 通 じ 実 務 で 必 要 となる 知 識 ス キルを につけていただくことを 的 に 開 催 いたします 開 催 期 平 成 28 年 9 12 ( ) 14 ( ) 開 催 場 所 中 央 学 駿 河 台 記 念 館 101-8324 東 京 都 千 代 区 神 駿 河 台 3-11-5 TEL:03-3292-3111 交 通 JR 中 央 総 武 線 御 茶 ノ 駅 下 徒 歩 約 3 分 東 京 メトロ 丸 ノ 内 線 御 茶 ノ 駅 下 徒 歩 約 6 分 東 京 メトロ 千 代 線 新 御 茶 ノ 駅 下 (B1 出 ) 徒 歩 約 3 分 都 営 地 下 鉄 新 宿 線 川 町 駅 下 (B5 出 ) 徒 歩 約 5 分 定 員 300 名 参 加 対 象 参 加 費 申 込 締 切 持 ち 物 会 計 実 務 担 当 者 管 理 職 員 など 商 簿 記 三 級 程 度 以 上 の 知 識 のある または 社 会 福 祉 法 会 計 の 経 験 がある が 望 ましい 税 理 公 認 会 計 及 びコンピューターシステム 会 社 等 の 関 係 者 の 参 加 はご 遠 慮 ください 会 員 :20,000 円 会 員 :40,000 円 平 成 28 年 8 26 ( ) 研 修 受 講 の 際 必 ず 電 卓 附 箋 をお 持 ちください 平 成 28 年 9 12 ( ) 時 間 内 容 13:00 13:05 開 会 挨 拶 公 益 社 団 法 全 国 福 祉 施 設 協 議 会 13:05 13:40 基 調 報 告 公 益 社 団 法 全 国 福 祉 施 設 協 議 会 13:40 18:00 適 宜 休 憩 講 義 宮 内 会 計 事 務 所 税 理 宮 内 眞 平 成 28 年 9 13 ( ) 時 間 内 容 9:00 17:00 講 義 適 宜 休 憩 宮 内 会 計 事 務 所 税 理 宮 内 眞 平 成 28 年 9 14 ( ) 時 間 9:00 16:00 講 義 演 習 適 宜 休 憩 内 容 宮 内 会 計 事 務 所 職 員 栗 原 英 彰 平 成 28 年 4 1 より 施 された 社 会 福 祉 法 の 改 正 事 項 にも 対 応 し 社 会 福 祉 法 新 会 計 基 準 の 正 しい 理 解 と 適 切 な 運 にむけ 講 義 と 演 習 を 交 えながら 会 計 実 務 担 当 者 に 必 要 な 知 識 スキルを 習 得 いただくことを 的 に 開 催 いたします 本 会 ホームページ(http://www.roushikyo.or.jp/)にて 開 催 要 項 を 掲 載 申 し 込 み 受 付 中 です! 担 当 公 益 社 団 法 全 国 福 祉 施 設 協 議 会 ( 担 当 : 村 上 ) 102-0093 東 京 都 千 代 区 平 河 町 2-7-1 塩 崎 ビル7F.03-5211-7700 Fax.03-5211-7705