体 育 学 研 究 投 稿 の 手 引 き(オンライン 用 ) 本 学 会 の 機 関 誌 体 育 学 研 究 は,2008 年 4 月 よりオンライン 投 稿 とオンライン 査 読 システム に 移 行 しました. 電 子 ジャーナルによる 公 刊 に 関 しては, 掲 載 可 と 判 定 された 論 文 は,できるだ け 速 やかに 電 子 ジャーナル 版 として 掲 載 されます. 他 方, 冊 子 体 は 年 間 2 冊 が 刊 行 されます.こ のような 投 稿 規 定 の 改 正 に 伴 い, 投 稿 の 手 引 き も 電 子 ジャーナル 化 に 対 応 して 改 正 いたしまし た.これを 大 いに 利 用 していただき,できるだけ 多 くの 方 々が 投 稿 され,また 編 集 実 務 が 円 滑 に 進 むことになれば 幸 いです. なお, 論 文 掲 載 の 可 否 に 関 する 論 文 審 査 に 関 する 申 し 合 わせ,および 論 文 審 査 要 領 につ きましては, 日 本 体 育 学 会 ホームページ(http://taiiku-gakkai.or.jp)に 掲 載 されていますので,ご 参 照 ください. 一 般 社 団 法 人 日 本 体 育 学 会 体 育 学 研 究 編 集 委 員 会 目 次 I. 投 稿 原 稿 の 種 類 II. 電 子 投 稿 III. 原 稿 の 作 成 IV. チェックリスト I. 投 稿 原 稿 の 種 類 投 稿 規 定 3 に 定 められているように, 本 誌 に 掲 載 される 論 文 の 種 類 には, 総 説, 原 著 論 文, 研 究 資 料, 実 践 研 究, 事 例 報 告, 書 評, 内 外 の 研 究 動 向, 研 究 上 の 問 題 提 起, 論 評 があります.ま た, 投 稿 規 定 5 に 定 められているように, 投 稿 論 文 における 使 用 言 語 は 日 本 語 に 限 られます. 1. 総 説 は, 特 定 の 研 究 領 域 に 関 する 主 要 な 文 献 内 容 の 総 覧 ですが,その 内 容 は, 単 なる 羅 列 ではなく, 特 定 の 視 点 に 基 づく 体 系 的 なまとまりを 持 つことが 必 要 です. 2. 原 著 論 文 は, 科 学 論 文 としての 内 容 と 体 裁 を 整 えているもので, 新 たな 科 学 的 な 知 見 をも たらすものであることが 必 要 です.ただし, 人 文 系 と 自 然 系 の 論 文 構 成 には 違 いがあります ので, 論 文 の 構 成 や 見 出 しはそれぞれの 研 究 領 域 に 応 じて 適 切 なものを 用 いてください. 3. 研 究 資 料 は, 調 査 や 実 験 の 結 果 を 主 体 にした 報 告 であり, 体 育 学 の 研 究 上, 客 観 的 な 資 料 として 価 値 が 認 められるものです.この 場 合, 原 著 論 文 に 必 要 な 見 出 しや,それに 相 当 する 内 容 のすべてを 含 む 必 要 はありませんが, 関 連 研 究 とのつながりの 中 で,その 資 料 を 提 出 す ることの 意 義 が 明 らかであり, 資 料 そのものの 説 明 が 十 分 になされていることが 必 要 です. 4. 実 践 研 究 は, 現 場 からの 貴 重 な 情 報 を 基 にした 研 究 で, 指 導 法 に 関 する 実 用 的 研 究 や, 総 合 的 に 分 析 した 研 究 などが 含 まれます. 5. 事 例 報 告 は, 特 定 の 少 数 の 事 例 を 詳 細 に 調 査 研 究 し,その 結 果 を 報 告 することによって, 体 育 学 の 発 展 に 寄 与 できるものです. 6. 書 評 は, 本 学 会 の 諸 分 野 にかかわる 単 行 本 の 全 部 または 一 部 の 概 要 が 明 瞭 であるとともに, その 内 容 に 従 った 問 題 提 起 を 含 むことが 必 要 です. 7. 内 外 の 研 究 動 向 は, 国 内 外 の 研 究 動 向 のうち, 会 員 に 周 知 させることが 望 まれるものに 限
ります. 8. 研 究 上 の 問 題 提 起 とは, 本 学 会 に 関 係 のある 諸 分 野 での 重 要 な 問 題 提 起 であり, 必 ずしも その 妥 当 性 が 検 証 されている 必 要 はありません.しかし, 十 分 に 理 論 的 であり,その 仮 説 の 組 み 入 れによる 研 究 実 践 上 の 有 効 性,および 追 試 等 による 立 証 の 可 能 性 が 期 待 されるもの であることが 望 まれます. 9. 論 評 とは, 本 誌 上 に 掲 載 された 原 著 論 文 などに 対 する 批 判 や 質 疑 ですが, 論 評 の 対 象 とな る 論 文 の 研 究 領 域 や 研 究 内 容 についての 十 分 な 知 識 に 基 づいた 論 理 的, 科 学 的 なものである ことが 必 要 です. II. 電 子 投 稿 1. 体 育 学 研 究 では, 投 稿 および 審 査 をすべてオンライン 上 で 行 います. 2. 投 稿 は, 下 記 ウェブサイトにアクセスし, 別 に 示 した 著 者 ユーザ 登 録 マニュアル にし たがって 投 稿 してください. オンライン 投 稿 :http://www.editorialmanager.com/jjpehss/ 3. 投 稿 論 文, 図 表 のアップロードに 際 して, 投 稿 画 面 の 自 動 Build PDF 機 能 を 使 用 できるのは, Word,Excel,PowerPoint,WordPerfect の 標 準 ファイル 形 式 です.また 以 下 のファイル 形 式 でも, 自 動 Build PDF 機 能 を 使 用 できます:RTF,TXT,LaTeX2e,AMSTex,TIFF,GIF,JPEG, EPS,Postscript,PICT,PDF.ファイルサイズの 制 限 はありません. 4. 動 画 (オンライン 版 のみ)のアップロードに 際 して, 投 稿 画 面 の 自 動 Build PDF 機 能 で Video を 必 ず 選 択 し,アップロードしてください. 使 用 ソフト,ファイルサイズの 制 限 はありませ ん.また 公 平 な 審 査 を 期 すため, 動 画 のファイル 名,ファイルのプロパティなどに 著 者 名 が 特 定 できるような 個 人 情 報 の 記 載 がないよう 注 意 してください. 5. 電 子 ジャーナルとして 早 期 公 開 した 論 文 に 関 して, 通 常 公 開 までに 見 つかった 誤 りは, 編 集 委 員 長 の 承 認 の 下 に 訂 正 して, 訂 正 版 を 通 常 公 開 することができることとします. 1) 論 文 の 通 常 公 開 の 後 に 見 つかった 誤 りは, 編 集 委 員 長 の 承 認 による 訂 正 記 事 によって 訂 正 することとします. 6. 体 育 学 研 究 の 編 集 事 務 局 への 連 絡 は, 次 の 通 りです. E-Mail: jjpehss@taiiku-gakkai.or.jp III. 原 稿 の 作 成 1. 原 稿 のフォーマット 原 稿 は,ワードプロセッサーで 作 成 してください.A4 判 縦 置 き 横 書 きとし, 全 角 40 字 30 行 ( 英 文 綴 りおよび 数 値 は 半 角 )で, 上 下 左 右 に 約 3cm の 余 白 をとり,フォントの 大 きさは 10.5 ポイントにしてください. 本 文 は 現 代 かなづかいとし, 外 国 語 をかな 書 きする 場 合 は,カタ カナで 表 記 してください. 本 文 および 文 献 表 には,ページ 下 部 中 央 に 通 し 番 号 をつけてくだ さい.また, 審 査 員 が 要 修 正 事 項 や 照 会 事 項 を 指 摘 しやすくし,また 著 者 が 修 正 対 応 表 ( 回 答 コメント)で 修 正 対 応 箇 所 を 明 示 するために, 本 文 および 文 献 表 の 左 側 に 行 番 号 (ペー ジごとに 振 り 直 し)を 付 加 するようにしてください. 2. 論 文 作 成 上 の 注 意 1) 題 目
題 目 は, 和 英 文 ともに 研 究 の 内 容 を 的 確 に 表 現 しうるものであることが 必 要 です. 副 題 を つける 場 合 には,コロン(:)で 続 けてください. 英 文 タイトルの 最 初 の 単 語 は, 品 詞 の 種 類 にかかわらず 第 1 文 字 を 大 文 字 にしてください.その 他 は, 固 有 名 詞 など, 特 に 必 要 な 場 合 以 外 はすべて 小 文 字 とします. 2) 所 属 機 関 名 および 同 所 在 地 (*この 情 報 は 投 稿 原 稿 ファイルには 入 れないでください) 所 属 機 関 名 は 著 者, 共 著 者 ともに,オンライン 投 稿 に 沿 って 記 載 してください.その 際, 省 略 せずに 正 式 名 称 を 書 いてください. (1) 大 学 の 所 属 が 学 部 の 場 合 は 学 部 名 を, 大 学 院 の 場 合 は 研 究 科 名 を 明 記 してください. (2) 官 公 庁 や 民 間 団 体 の 場 合 は 部 課 名 まで 記 入 してください. 3) キーワード キーワードは, 論 文 の 内 容 や 特 色 を 的 確 に 示 し, 検 索 に 役 立 ち 得 るものとします. 題 目 は そのまま 検 索 の 対 象 になりますので, 題 目 に 含 まれていないものをキーワードとして 記 入 してください.なお,キーワードは,3 つ 以 上 5 つまでを, 和 文 と 英 文 の 両 方 で 作 成 して ください. 4) ランニングタイトル 各 ページ 上 の 欄 外 見 出 しを 指 しています. 題 目 を 短 縮 するなどして,25 字 以 内 で 示 してく ださい. 3. 本 文 1) 見 出 し 見 出 し 語 は 適 宜 用 いることができます. 2) 符 号 次 のような 符 号 を 用 いることができます. (1) ピリオド(.)およびコンマ(,) (2) 中 黒 ( ) 相 互 に 密 接 な 関 係 にあって, 一 帯 となる 文 字 や 語 句 などを 結 ぶ 際 には 中 黒 ( )を 用 います.アルファベット 文 字 を 用 いた 用 語 には, 中 黒 は 使 えません. 被 験 者 Y K Y.K. (3) ハイフン(-) これは 対 語 対 句 の 連 結, 合 成 語,ページの 表 記 に 用 い, 半 角 とします. (4) ダッシュ( ) 全 角 1 文 字 分 のダッシュ( )は 期 間 や 区 間 を 示 すのに 用 います. 波 ダッシュ(~) は 原 則 として 用 いません. 全 角 2 文 字 分 のダッシュ( )は 注 釈 的 な 説 明 をするの に 用 います. (5) 引 用 符 は, 和 文 の 場 合 には を, 英 文 の 場 合 には を 用 います. (6) コロン(:) 副 題, 説 明, 引 用 文 などを 導 く 場 合 に 用 います. (7) セミコロン(;) 複 数 の 文 献 が 連 続 する 場 合 に 用 います. (8) 省 略 符 ( ) 引 用 文 の 一 部 あるいは 前 後 を 省 略 する 場 合 は, 和 文 の 場 合 には 3 点 リーダー( ),
英 文 の 場 合 には 下 付 の 3 点 リーダー(...) 用 いてください. 3) 数 字 (1) 数 を 表 示 する 場 合 は, 原 則 としてアラビア 数 字 を 用 いてください. (2) 文 字 や 記 号 の 隅 につける 添 え 字 はその 位 置 に 明 瞭 に 表 記 してください. 4) 単 位 計 量 単 位 は, 原 則 として, 国 際 単 位 系 (SI 単 位 系 )とします. 5) 略 語 論 文 中 において 高 い 頻 度 で 使 用 される 用 語 に 対 して, 著 者 が 便 宜 的 に 省 略 した 語 を 用 いる 場 合 は, 初 出 時 に 略 さず 明 記 し,( 以 下 と 略 す)と 添 え 書 きしてから, 以 後 その 略 語 を 用 いるようにしてください. 6) 引 用 論 文 中 で 文 献 を 引 用 する 場 合 には, 基 本 的 な 文 献 を 厳 選 し, 正 確 に 引 用 してください. 引 用 した 文 献 はすべて 文 献 表 に 掲 載 してください. 本 文 中 の 文 献 は 原 則 として 著 者 名 と 発 行 年 で 示 します.ただし,この 方 式 で 表 記 することが 著 しく 困 難 な 場 合 はこの 限 りではあり ません. (1) 本 文 中 で 文 献 の 一 部 を 直 接 引 用 するときは, 引 用 した 語 句 または 文 章 を, 和 文 の 場 合 には, 英 文 の 場 合 には でくくります. 1 パンとバラの 時 代 のスポーツ ( 長 州,1998)という 標 語 は. 2 interpretive cultural research (Harris, 1998) の 視 点. (2) 著 者 が 2 名 の 場 合, 和 文 の 場 合 には 中 黒 ( ), 英 文 の 場 合 には and を 用 いてつな ぎます.ただし, 著 者 が 3 名 以 上 の 場 合 は, 筆 頭 著 者 の 姓 の 後 に, 和 文 の 場 合 には ほ か, 英 文 の 場 合 には et al. を 用 います. 複 数 の 文 献 が 連 続 する 場 合 はセミコロン (;)でつなぎ, 筆 頭 著 者 のアルファベット 順 を 優 先 して 列 挙 します. 3 ( 竹 下 原 宿,1998)という 結 論 は. 4... (Park and Harris, 1998) という 考 え 方 には. 5 ( 井 頭 ほか,1998)という 結 論 は. 6... (Harris et al., 1998) の 視 点 は. 7 との 見 解 が 多 い( 岸,1998; 渋 谷 竹 下,1987; 宇 田 川 ほか,1996,1998). 8 身 体 活 動 の 減 少 は 心 疾 患 危 険 因 子 を 増 加 させるという 報 告 (Morris et al., 1980; Paffenbarger et al., 1978) (3) 本 文 中 で 参 照 した 文 献 を 明 記 する 場 合 には, 次 のような 形 で 著 者 名 と 発 行 年 を 記 入 し ます. 同 一 著 者 の 文 献 が 複 数 ある 場 合 には, 括 弧 内 の 発 行 年 をコンマ(,)でつなぎま す. 同 一 著 者 の 同 一 年 に 発 行 された 複 数 の 論 文 は 発 行 年 の 後 に a, b, c, をつけて 区 別 します. 9 岸 ほか(1998)によれば. 10 宇 田 川 (1996, 1998)による 一 連 の 研 究 では. 11 渋 谷 竹 下 (1987)によれば.
12 Butt (1998)および Park and Harris (1987)の 見 解 は. 13 Bloom et al. (1951) によれば. 14 Harris (1995, 1997a, 1997b) の 一 連 のフィールドワークでは. (4) 翻 訳 書 の 著 者 を 表 記 するときは,カタカナ 表 記 とします. 15 マイネル(1975)は.このマイネルの 概 念. (5) 翻 訳 書 と 原 著 の 両 方 を 引 用 したときには, 翻 訳 書 は 上 記 (4)に 従 って 記 入 します. 原 著 は 英 文 表 記 とします. 16 マカルーン(1970)によれば.しかしながら,マカルーン(1970)のクーベル タン 論 では, 一 方,MacAloon (1971, 1972, 1980) の 一 連 の 著 作 では. (6) WEBサイト(いわゆるホームページ)やWEBサイトに 掲 載 されているPDFファイルなど を 参 考 文 献 とする 場 合 は,( 著 者 名, 発 行 年 )または( 著 者 名,online)のように 表 記 します. 発 行 年 やファイル 名 が 特 定 できない 場 合 は,( 著 者 名,online)と 表 記 し ます. 同 一 著 者 の 同 一 年 に 複 数 のWEBサイトが 掲 載 された 場 合 は, 発 行 年 の 後 ろにa, b,c, をつけて 区 別 し, 発 行 年 が 特 定 できない 場 合 は 文 献 リストの 表 示 順 (1,2, 3, )をつけて 区 別 します. 17 神 奈 川 県 立 体 育 センター 指 導 研 究 部 (2006)の 調 査 では, 18 との 報 告 がある( 科 学 技 術 振 興 機 構,online1). 一 方 で, 科 学 技 術 振 興 機 構 (online 2)によれば, 19 との 報 告 がある(U.S. Department of Health and Human Services,online). 7) 注 記 注 は 本 文 あるいは 図 表 で 説 明 するのが 適 切 ではなく,しかも 補 足 的 に 説 明 することが 明 ら かに 必 要 なときのみに 用 います.その 数 は 最 小 限 にとどめてください. 注 をつける 場 合 は, 注 1) 注 2) 本 文 のその 箇 所 に, のように 通 し 番 号 をつけ, 本 文 と 論 文 末 の 文 献 表 との 間 に 一 括 して 番 号 順 に 記 載 します. 注 記 の 見 出 し 語 は 注 とします. 8) 特 殊 文 字 (1) ゴシック ゴシックは 見 出 し 語 のみに 使 用 し, 本 文 中 の 特 定 語 句 を 強 調 するためのゴシック 体 の 使 用 はさけてください. (2) イタリック 次 の 場 合 にはアンダーラインを 用 いてイタリック 体 を 指 定 することができます. 1 数 式 中 の 数 2 数 値 や 量 3 統 計 法 に 用 いられる 記 号 4 動 物 植 物 の 学 名 本 文 中 の 欧 語 を 強 調 するためにイタリック 体 を 使 用 することは, 引 用 の 場 合 などを 除 いて 避 けてください. (3) アンダーライン
文 意 を 強 調 するためのアンダーラインは 使 用 しないでください. 4. 図 表 の 作 成 図 表 および 動 画 は 投 稿 規 定 8 と 9 に 従 って 作 成 してください. 図 表 および 動 画 は,その 大 き さが 刷 り 上 りと 同 様 になるように 作 成 してください. 作 成 する 場 合 のフォントの 大 きさは, 和 文 の 場 合 は 明 朝 体 8 ポイント, 英 文 の 場 合 はセンチュリー 体 9 ポイントを 目 安 としてくだ さい. 投 稿 時 には,1 ページ 当 たり 1 点 の 図 表 動 画 をレイアウトしますが, 全 ての 図 表 お よび 動 画 を 刷 り 上 り 紙 面 のサイズ(B5)に 並 べてレイアウト( 図 表 および 動 画 にはそれぞれ キャプションを 入 れたものの 大 きさとしてレイアウトする)したときに, 合 計 で 3 ページ 以 内 としてください. 図 題, 表 題,それらの 見 出 しや 説 明 文, 注 は 英 文 抄 録 の 理 解 を 助 けるために,できるだけ 英 文 とすることが 望 ましいですが, 同 一 論 文 で 和 文 と 英 文 の 併 用 はさけてください.なお, 表 注 は 表 の 下 に 一 つ 一 つ 改 行 し, 注 符 号 は 上 つきダガーで,, などの 順 に 用 い,アス タリスク( *, **, *** )は 統 計 学 上 の 有 意 水 準 を 示 すときにのみ 用 いるものとします. 5. 文 献 表 の 作 成 文 献 表 の 見 出 し 語 は 文 献 とします. 文 献 の 記 載 は 原 則 として 著 者 名 のアルファベット 順 とし, 書 誌 データには 通 常, 著 者 名 発 行 年 題 目 ( 書 名 ) 誌 名 出 版 社 ページなどの 情 報 が 含 まれます. 書 式 は 下 記 の 例 にならってください. 1) 定 期 刊 行 物 (いわゆる 雑 誌 )の 書 き 方 定 期 刊 行 物 の 場 合 の 書 誌 データの 表 記 は, 著 者 名 ( 発 行 年 ) 論 文 名. 誌 名, 巻 ( 号 ):ペ ージ.の 順 とします. (1) 著 者 名 および 発 行 年 共 著 の 場 合, 和 文 の 場 合 には 中 黒 ( ), 英 文 の 場 合 には and で 続 けます.ただ し, 英 文 で3 人 以 上 の 場 合 にはコンマ(,)でつなぎ, 最 後 の 著 者 の 前 だけに and を 入 れます. 発 行 年 は 著 者 名 のすぐ 後 の( ) 内 に 記 入 し, 論 文 名 と 区 切 ります. 著 者 名 の 前 に 番 号 は 不 要 です. 同 一 著 者, 同 発 行 年 の 複 数 の 論 文 を 引 用 した 場 合 は 年 号 の 後 に a, b, c, をつけます. 1 原 宿 健 夫 岸 康 夫 渋 谷 太 郎 (1990) 2 Hall, M. A., Cullen, D., and Slack, T. (1989) 3 Ragenden, G. (1997a) Ultrasound Doppler estimate... 4 Ragenden, G. (1997b) Muscle blood flow at the onset... (2) 論 文 名 論 文 名 の 最 後 はピリオド(.)を 打 ちます. 英 文 では, 題 目 の 最 初 の 文 字 だけを 大 文 字 にします. (3) 誌 名 和 文 誌 の 場 合 は 略 記 せず, 必 ず 誌 名 全 体 を 記 載 してください. 英 文 誌 の 場 合 は,その 雑 誌 に 指 定 された 略 記 法,または 広 く 慣 用 的 に 用 いられている 略 記 法 に 従 います.そ れ 以 外 は 省 略 しないでください. 誌 名 の 最 後 はコンマ(,)をつけてください. (4) 巻 号 およびページ 巻 数 の 後 にコロン(:)をつけ 論 文 の 開 始 ページと 終 了 ページを 省 略 しないでハイフ
ン(-)で 結 び, 最 後 にピリオド(.)を 打 ちます. 同 一 巻 が 通 しページとなってい ない 場 合 には, 号 数 を( )で 巻 数 の 後 に 示 します. 5 Sloniger, M.A., Cureton, K.J., Prior, B.M., and Evans, E.M. (1998) Anaerobic capacity and muscle activation during horizontal and uphill running. J. Appl. Physiol., 83: 262 269. 6 Harris, J.C. (1989) Suited up and stripped down: Perspectives for sociocultural sport studies. Sociol. Sport J., 6: 335-347. 7 Neumann, M. and Eason, D. (1990) Casino world: Bringing it all back home. Cult. Stu., 4(1): 45 60. 8 関 修 (1990)ストレスを 癒 すフィジカル エクササイズ.イマーゴ,1(6):172 181. 9 立 石 憲 彦 (1990) 微 小 血 管 における 赤 血 球 からの 酸 素 の 放 出 速 度 の 測 定 - 装 置 の 開 発 とラット 腸 間 膜 での 測 定 -. 日 本 生 理 学 雑 誌,52: 23 35. (5) 早 期 公 開 論 文 正 式 に 発 刊 される 前 の 早 期 公 開 論 文 を 引 用 する 場 合 は, 以 下 の 例 を 参 照 し, 巻 ( 号 ), ページの 代 わりにDigital Object Identifier( 略 称 DOI)を 記 載 してください. 発 行 年 は, 早 期 公 開 年 です. 10 角 川 隆 明 髙 木 英 樹 仙 石 泰 雄 椿 本 昇 三 (2012) 平 泳 ぎ 泳 パフォーマンスと 圧 力 分 布 から 推 定 した 足 部 流 体 力 との 関 係. 体 育 学 研 究,doi: 10.5432/jjpehss.12003. 2) 単 行 本 の 書 き 方 書 き 方 の 原 則 は 定 期 刊 行 物 の 項 に 従 ってください. (1) 単 行 本 全 体 の 場 合 著 者 名 ( 発 行 年 ) 書 名 ( 版 数,ただし 初 版 は 省 略 ). 発 行 所 : 発 行 地, 引 用 ページ(p. またはpp.)の 形 式 とします.なお, 引 用 箇 所 が 限 定 できない 場 合 には,ページは 省 略 します.また, 編 集 ( 監 修 ) 書 の 場 合 には, 編, 監,あるいは 編 著 と 表 記 します. 英 文 では 編 集 者 が1 人 の 場 合 は(Ed.), 複 数 の 場 合 は(Eds.)をつけ ます. 11 保 健 体 育 科 学 研 究 会 編 (1981) 保 健 体 育 教 程 ( 新 訂 版 ). 技 術 書 院 : 東 京,pp.17 22. 12 Butt, D.S.(1987)Psychology of sport: The behavior, motivation, personality, and performance of athletes (2nd ed.). Van Nostrand Reinhold: New York, pp. 12 13. 13 山 口 昌 男 編 (1987) 越 境 スポーツ 大 コラム.TBS ブリタニカ: 東 京. 14 Chu, D., Segrave, J.O., and Becker, B.J. (Eds.) (1985) Sport and higher education. Human Kinetics: Champaign. (2) 単 行 本 の 一 部 の 場 合 論 文 ( 章 ) 著 者, 論 文 ( 章 )の 題 名 の 後 に 編 集 ( 監 修 ) 者 名 と 編, 監, 編 著 などをつけます. 英 文 の 場 合 には, In: をつけたあと 編 集 ( 監 修 ) 者 名 と(Ed.), または(Eds.)をつけます.
15 Moony, J. (1983) The Cherokee ball play. In: Harris, J.C. and Park, R.J. (Eds.) Play, games and sports in cultural contexts. Human Kinetics: Champaign, pp. 259-282. 16 新 島 龍 美 (1990) 日 常 性 の 快 楽. 市 川 浩 ほか 編, 技 術 と 遊 び. 岩 波 書 店 : 東 京, pp. 355 426. (3) 翻 訳 書 の 場 合 原 著 者 の 姓 をカタカナ 表 記 し,その 後 ろにコロン(:)をつけて 訳 者 の 姓 名 を 記 入 し ます. 共 訳 の 場 合 は 中 黒 で, 訳 者 が3 人 以 上 の 場 合 は : ほか 訳 と 省 略 して 筆 頭 訳 者 だけ 記 入 します. 英 文 の 翻 訳 書 の 場 合, 原 著 の 書 誌 データは 執 筆 者 が 必 要 と 判 断 した 場 合 に 最 後 に< > 内 に 付 記 します. 17 ブルーム: 菅 野 盾 樹 ほか 訳 (1988)アメリカン マインドの 終 焉.みすず 書 房 : 東 京,pp. 21 26.< Bloom, A.(1987)The closing of the American mind. Simon & Schuster: New York.> 3) WEBサイトの 場 合 WEBサイト(いわゆるホームページ)やWEBサイトに 掲 載 されているPDFファイルなどを 参 考 文 献 とする 場 合, URLが 変 更 される 内 容 が 変 更 される WEBサイト 自 体 が 閉 鎖 される 文 責 が 曖 昧 である などの 問 題 があります.そこで,WEBサイト 上 の 資 料 は,(1) 他 に 参 照 可 能 な 公 刊 物 ( 書 籍 や 学 術 雑 誌 等 )がないことの 確 認,(2) 著 者 名 と 題 目 およびサイトの 名 称 の 確 認, (3) 参 照 時 のURLおよび 日 付 の 記 録,(4) 内 容 の 適 切 な 保 存 ( 当 該 ページのプリントアウト 等 ) を 行 った 上 で 用 いてください.そして, 文 献 表 には 著 者 名 ( 発 行 年 )WEBページの 題 目,WEB サイトの 名 称,URL,( 参 照 日 ) をできる 限 り 詳 細 に 記 載 してください.なお, 学 術 団 体 等 が 発 行 する 電 子 ジャーナル, 例 えば 日 本 体 育 学 会 が 発 行 する"International Journal of Sport and Health Science"などは, 1) 定 期 刊 行 物 としてあつかいます. 1 神 奈 川 県 立 体 育 センター 指 導 研 究 部 (2006) 学 校 体 育 に 関 する 生 徒 児 童 の 意 識 調 査 中 学 生 の 意 識.http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/40/4317/sidoukenkyubu/kenkyusitu/ke nkyu/h18-1.pdf, ( 参 照 日 2010 年 12 月 8 日 ). 2 科 学 技 術 振 興 機 構. 科 学 技 術 情 報 流 通 技 術 基 準 : 目 的 別 メニュー: 文 献 を 引 用 したい. http://sist-jst.jp/menu_purpose/index.html,( 参 照 日 2011 年 4 月 11 日 ). 3 U.S. Department of Health and Human Services. SF424 (R&R) Application and Elect ronic Submission Information. http://grants.nih.gov/grants/funding/424/sf424_rr_ GUIDE_SBIR_STTR_Adobe_VerB.pdf, (accessed 2011-07-01). 6. 英 文 抄 録 について 英 文 抄 録 の 語 数 は,400 語 以 内 とします.この 抄 録 には, 原 則 として 研 究 の 目 的, 方 法, 結 果, および 結 論 などを 簡 明 に 記 述 してください. 1) 英 文 抄 録 については, 編 集 委 員 会 の 責 任 において 一 応 の 吟 味 をします. 英 文 に 明 らかな 誤 りがある 場 合 には, 原 意 を 損 なわない 範 囲 で 調 整 することがあります. 2) 英 文 抄 録 の 作 成 にあたっては, 特 に 次 の 点 に 留 意 してください.
(1) 日 本 国 内 で 知 られている 固 有 名 詞 でも, 海 外 の 読 者 に 知 られていないようなものにつ いては, 簡 単 な 説 明 を 加 えてください. (2) 句 読 点 としてのコンマおよびピリオドの 後 は1 文 字 あけてください. (3) 省 略 記 号 としてのピリオドの 後 はあけないでください. 7. 謝 辞, 付 記 など 公 平 な 審 査 を 期 するために, 謝 辞 および 付 記 などは 原 稿 受 理 後 に 書 き 加 えることとし, 投 稿 時 の 原 稿 には 入 れないでください. IV. チェックリスト 投 稿 規 定 および 投 稿 の 手 引 き をよく 読 んだうえで, 原 稿 を 作 成 してください. 以 下 はあくまでも 形 式 的 な 事 項 についてのみと 考 えてください. 印 字 A4 判 横 書 き, 全 角 40 字 30 行 のページ 設 定 とした. 投 稿 規 定 の 範 囲 内 の 文 字 数 に 収 まっている. 本 文 文 献, 図 表 資 料 写 真 を 揃 え, 通 しページをつけた. 本 文 文 献 のページには, 行 番 号 (ページごとに 振 り 直 し)をつけた. 投 稿 ファイルでは, 著 者 名 や 所 属 機 関 など 投 稿 者 の 情 報 が 削 除 してある. 記 述 英 文 抄 録 および 英 文 抄 録 の 和 訳 を 作 成 した. 図 表 の 番 号 は 本 文 中 に 出 現 する 順 序 通 りである. 本 文 中 の 引 用 と 文 献 表 のあいだで, 綴 りや 発 行 年 が 合 致 している. 本 文 中 の 注 と 注 釈 の 番 号 が 一 致 している. 原 稿 にすべての 図 や 表 の 挿 入 箇 所 が 示 されている. 句 読 点 は,. を 使 用 した. 文 献 表 は 著 者 名 のアルファベット 順,ついで 刊 行 年 順 に 並 べた. 謝 辞 や 付 記 は 記 述 していない. 再 提 出 再 提 出 期 限 内 の 投 稿 である. 再 提 出 論 文 の 本 文 には, 修 正 箇 所 が 明 確 になるような 文 字 修 飾 ( 赤 字, 下 線 など)を 施 して いない. 審 査 員 ごとに 修 正 対 応 表 ( 回 答 コメント) を 作 成 した.その 際,ページ 数 や 行 番 号 など を 用 い, 個 々の 指 摘 に 対 して 修 正 対 応 箇 所 を 明 示 した.
研 究 者 の 倫 理 について( 覚 書 ) 近 年, 体 育 スポーツに 対 する 社 会 的, 教 育 的 関 心 が 急 速 に 高 まるとともに,その 科 学 的 研 究 に 対 する 期 待 がますます 増 大 している. 他 方, 国 内 的 にも 国 際 的 にも, 生 命 の 尊 厳 や 人 格 の 尊 重,あるい は 動 物 愛 護 の 観 点 から, 研 究 者 の 研 究 上 の 倫 理 にかかわる 勧 告 や 規 定 などが 出 されている.わが 国 で も, 人 間 や 動 物 を 対 象 とした 研 究 に 関 する 倫 理 指 針 に 基 づき, 倫 理 審 査 委 員 会 を 充 実 させることや 研 究 実 施 体 制 を 確 保 することが 各 研 究 機 関 に 求 められている. 人 間 を 対 象 とすることの 多 いわれわれ 体 育 学 の 研 究 者 は, 研 究 の 遂 行 に 当 たって, 目 的 の 設 定, 計 画 の 立 案, 方 法 の 選 択, 被 験 者 の 選 定, 実 験 調 査 の 実 施, 結 果 の 分 析 処 理, 経 過 の 公 表 などのすべての 過 程 にわたって, 人 権 の 尊 重 と 安 全 の 確 保 を 最 優 先 し,かつ 法 に 基 づいて 研 究 が 行 われることに 充 分 の 配 慮 を 払 うべきことを 改 めて 確 認 しなければならない.また 動 物 を 対 象 とする 研 究 においても, 動 物 愛 護 の 精 神 に 基 づいて, 同 様 の 倫 理 的 配 慮 がなされなければならない. 社 会 的, 教 育 的 要 請 に 応 えて, 体 育 学 を 一 層 発 展 させるために, われわれ 日 本 体 育 学 会 会 員 は,このことを 個 人 として 正 しく 認 識 し, 会 員 相 互 に 徹 底 を 図 るとともに, 研 究 を 行 うにあたっては, 所 属 する 機 関 や 組 織 などにおいて, 倫 理 審 査 を 受 けることをその 責 務 と 考 えるべきである.なお, 体 育 学 の 研 究 成 果 の 応 用 される 場 である 体 育 スポーツの 実 践 に 対 しても, 研 究 者,あるいは 指 導 者 として, 同 様 の 倫 理 的 配 慮 が 十 分 になされていることを 再 認 識 する 必 要 があ る. ( 平 成 23 年 6 月 11 日 平 成 23 年 度 総 会 において 採 択 )