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(1) 自 立 相 談 支 援 事 業 生 活 困 窮 者 に 対 して 広 く 相 談 を 行 うとともに 生 活 困 窮 者 が 抱 えている 課 題 を 多 面 的 に 把 握 し 本 人 の 状 況 や 意 思 を 十 分 に 確 認 ( 以 下 アセスメント という )した 上 で 対 象 者 ごとに 適 切 な 支 援 計 画 ( 以 下 プラン という )を 策 定 する プランに 基 づく 様 々な 支 援 が 始 まった 後 も それらの 効 果 を 適 切 に 評 価 確 認 しながら 適 切 な 就 労 支 援 も 含 め 本 人 の 自 立 までを 包 括 的 かつ 継 続 的 に 支 援 する 来 所 が 困 難 な 者 に 対 しては 関 係 機 関 や 地 域 のネットワークを 活 用 し 訪 問 支 援 (アウト リーチ)に 努 める 必 要 に 応 じて 任 意 の 場 所 における 出 張 相 談 も 実 施 する 複 合 的 な 課 題 を 抱 える 生 活 困 窮 者 を 早 期 に 把 握 し 効 果 的 な 支 援 を 行 うため 名 護 市 第 3 次 地 域 保 健 福 祉 計 画 に 基 づいて 地 域 での 見 守 り 体 制 の 構 築 や 関 係 機 関 のネットワークづ くりを 行 うとともに 地 域 に 不 足 する 社 会 資 源 の 開 発 及 び 地 域 づくりにも 積 極 的 に 取 り 組 む (2) 就 労 準 備 支 援 事 業 対 象 者 の 状 況 に 応 じて 以 下 の 支 援 を 部 分 的 段 階 的 又 は 並 行 して 行 う ア) 生 活 自 立 支 援 社 会 参 加 に 必 要 な 生 活 習 慣 の 形 成 や 回 復 のため 定 時 に 起 床 する 習 慣 付 け 食 生 活 や 運 動 習 慣 などに 関 する 助 言 を 行 うことで 自 らの 健 康 生 活 管 理 を 行 う 意 識 の 醸 成 を 図 る イ) 社 会 自 立 支 援 生 活 習 慣 は 確 立 しているものの 社 会 参 加 のために 支 援 が 必 要 な 者 に 対 し 挨 拶 や 言 葉 遣 い の 訓 練 やボランティア 活 動 地 域 の 事 業 所 での 職 場 見 学 など 就 労 の 前 段 階 として 必 要 な 社 会 的 能 力 を 身 につけるための 支 援 を 行 う ウ) 就 労 自 立 支 援 一 般 就 労 に 向 けた 実 践 的 支 援 が 必 要 な 者 に 対 し 継 続 的 な 就 労 経 験 の 場 を 提 供 するととも に 模 擬 面 接 の 実 施 や 就 職 活 動 に 向 けた 技 法 知 識 の 習 得 など 一 般 就 労 に 向 けた 具 体 的 な 準 備 支 援 を 行 う (3) 家 計 相 談 支 援 事 業 家 計 収 支 のバランスが 崩 れている 生 活 困 窮 者 に 対 して プランに 基 づき 家 計 収 支 の 改 善 や 家 計 管 理 能 力 を 高 めるため 以 下 の 支 援 を 行 う ア) 家 計 が 崩 れた 原 因 や 家 計 再 生 の 可 能 性 を 分 析 し 家 計 収 支 の 改 善 や 家 計 管 理 能 力 の 向 上 を 図 るため 具 体 的 な 家 計 支 援 計 画 を 策 定 し 継 続 的 な 指 導 及 び 相 談 への 対 応 を 行 う 2

イ) 必 要 に 応 じて 債 務 整 理 や 成 年 後 見 制 度 等 を 実 施 する 支 援 機 関 社 会 保 障 制 度 や 公 租 公 課 関 する 給 付 減 免 窓 口 貸 付 機 関 に 同 行 するなど 他 制 度 による 適 切 な 支 援 につながるよ う 関 係 機 関 との 連 携 を 確 保 する 6. 事 業 の 実 施 方 法 (1) 対 象 者 現 に 経 済 的 に 困 窮 し 最 低 限 度 の 生 活 を 維 持 することができなくなるおそれのある 者 であ って 原 則 として 市 内 に 居 住 就 労 又 は 就 学 している 者 とする なお 対 象 者 数 等 の 見 込 み は 以 下 のとおり ア) 自 立 相 談 支 援 事 業 での 相 談 ケースのうち スクリーニングの 結 果 自 立 相 談 支 援 におい て 継 続 支 援 となるケース 月 平 均 20 件 程 度 イ)アのうち 計 画 を 作 成 し 支 援 決 定 のうえ 支 援 するケース 月 平 均 10 件 程 度 ウ)イのうち 就 労 準 備 支 援 における 支 援 をするケース 月 平 均 5 件 程 度 エ)イのうち 家 計 相 談 支 援 における 支 援 をするケース 月 平 均 5 件 程 度 イ ウは 重 複 することもある (2) 実 施 時 間 業 務 実 施 時 間 は 土 曜 日 日 曜 日 祝 日 及 び 年 末 年 始 (12 月 29 日 から 翌 年 の1 月 3 日 ま で)と 慰 霊 の 日 (6 月 23 日 )を 除 く 午 前 8 時 30 分 から 午 後 5 時 15 分 までとする な お 相 談 者 の 状 況 によっては 上 記 時 間 外 の 対 応 が 必 要 となる 場 合 がある (4) 人 員 体 制 及 び 役 割 等 以 下 に 定 める 人 員 体 制 を 整 備 すること ただし 各 支 援 員 等 の 人 数 は 最 低 基 準 であり 適 切 な 支 援 が 実 施 できるよう 十 分 な 人 員 体 制 とすること ア) 自 立 相 談 支 援 事 業 主 任 相 談 支 援 員 (1 名 : 常 勤 ) スーパーバイザーとして 業 務 の 統 括 他 の 支 援 員 に 対 する 助 言 指 導 及 び 育 成 の 全 体 的 な マネジメント 高 度 な 知 識 を 要 する 相 談 や 困 難 ケースの 対 応 関 係 機 関 との 地 域 ネットワークの 構 築 や 地 域 における 社 会 資 源 の 開 拓 相 談 支 援 員 が 作 成 したプラン 内 容 の 確 認 制 度 の 周 知 広 報 活 動 社 会 福 祉 士 精 神 保 健 福 祉 士 保 健 師 として 保 健 医 療 福 祉 就 労 教 育 等 の 分 野 にお ける 業 務 に5 年 以 上 従 事 している 者 であり かつ 生 活 困 窮 者 への 相 談 支 援 業 務 その 他 の 相 3

談 支 援 業 務 に3 年 以 上 従 事 した 経 験 を 有 する 者 とする 相 談 支 援 員 兼 就 労 支 援 員 (1 名 : 常 時 1 名 以 上 配 置 すること ) 来 所 した 相 談 者 への 対 応 訪 問 による 相 談 及 び 相 談 記 録 の 作 成 アセスメント プランの 作 成 関 係 機 関 への 同 行 による 支 援 就 労 支 援 プランのモニタリング 社 会 福 祉 士 等 の 資 格 を 有 する 者 又 は 生 活 相 談 に 関 する 業 務 に1 年 以 上 従 事 した 経 験 を 有 するものが 望 ましい イ) 就 労 準 備 支 援 事 業 就 労 準 備 支 援 担 当 者 (1 名 : 常 時 1 名 以 上 配 置 すること ) 就 労 支 援 プログラムの 作 成 生 活 改 善 等 の 指 導 助 言 就 労 体 験 の 場 の 開 拓 及 び 就 労 体 験 活 動 の 指 導 一 般 就 労 に 向 けた 支 援 就 労 準 備 支 援 事 業 の 利 用 により 一 般 就 労 についた 者 に 対 する 職 場 定 着 支 援 キャリアカウンセラー 等 の 資 格 を 有 する 者 又 は 就 労 支 援 に 関 する 業 務 に1 年 以 上 従 事 し た 経 験 を 有 するものが 望 ましい ウ) 家 計 相 談 支 援 事 業 家 計 相 談 支 援 員 (1 名 : 常 時 1 名 以 上 配 置 すること ) 家 計 支 援 計 画 の 作 成 家 計 収 支 の 改 善 や 家 計 管 理 能 力 の 向 上 を 図 るための 継 続 的 な 指 導 関 係 機 関 への 同 行 による 支 援 ファイナンシャルプランナーの 資 格 を 有 する 者 又 は 家 計 相 談 に 関 する 業 務 に1 年 以 上 従 事 した 経 験 を 有 する 者 が 望 ましい (5) 事 業 の 周 知 及 び 広 報 受 注 者 は 本 事 業 における 利 用 者 の 拡 大 及 び 関 係 機 関 への 周 知 のため パンフレット ポス ター ホームページ 等 による 効 果 的 な 広 報 活 動 を 積 極 的 に 行 うこと なお 広 報 活 動 の 方 法 時 期 及 び 内 容 は 本 市 と 協 議 の 上 実 施 すること (6) 職 員 の 研 修 受 注 者 は 本 事 業 に 従 事 する 職 員 に 対 する 研 修 計 画 を 作 成 し 実 施 後 に 内 容 を 整 理 の 上 本 4

市 に 報 告 すること また 本 市 が 指 示 した 研 修 に 参 加 するよう 努 めるとともに 国 が 実 施 する 各 支 援 員 養 成 研 修 等 については 受 講 可 能 な 範 囲 で 受 講 するものとする なお 職 員 研 修 は 基 本 的 には 受 注 者 が 行 うものとする (7) 事 業 報 告 等 受 注 者 は 本 市 が 別 に 指 示 する 方 法 により 以 下 に 掲 げる 支 援 実 績 や 本 事 業 の 結 果 分 析 等 に ついて 報 告 すること なお 報 告 及 び 相 談 支 援 の 様 式 等 は 電 子 データにより 作 成 し 報 告 すること ア) 自 立 相 談 支 援 実 施 状 況 イ) 就 労 準 備 支 援 事 業 実 施 状 況 ウ) 家 計 相 談 支 援 事 業 実 施 状 況 エ)その 他 厚 生 労 働 省 及 び 本 市 が 必 要 と 認 める 報 告 書 等 7. 事 業 実 施 における 条 件 等 ( 前 提 条 件 ) ア) 受 注 者 は 本 事 業 の 実 施 にあたり 対 象 者 から 利 用 料 を 徴 収 してはならない イ) 本 事 業 の 実 施 に 必 要 なパソコン 及 び 周 辺 機 器 に 関 わる 費 用 については すべて 本 事 業 の 実 施 経 費 に 盛 り 込 むこと ウ) 本 事 業 を 遂 行 するにあたり 発 注 者 の 信 用 を 失 墜 する 行 為 を 行 ってはならない エ) 機 器 等 の 障 害 が 発 生 した 場 合 だけでなく 様 々な 障 害 事 故 災 害 など 緊 急 事 態 が 発 生 し た 場 合 においても 業 務 の 遂 行 に 支 障 をきたすことがないよう 十 分 な 対 応 策 及 び 緊 急 時 の 対 応 を 整 備 すること オ) 受 注 者 は 上 記 (ア)から(エ)を 含 め 業 務 従 事 者 が 適 切 な 支 援 を 行 うために 必 要 な 教 育 を 行 うこと 8. 個 人 情 報 の 取 扱 本 事 業 の 受 注 にあたっては 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 法 ( 平 成 25 年 法 律 第 105 号 ) 及 び 名 護 市 個 人 情 報 保 護 条 例 ( 平 成 17 年 条 例 第 3 号 )その 他 関 係 法 令 を 遵 守 すること また 受 注 業 務 に 関 する 情 報 を 第 三 者 に 漏 らすことのないよう 従 事 職 員 に 徹 底 するとともに 情 報 漏 えい 等 防 止 のための 管 理 を 徹 底 すること 9. 受 注 者 の 責 務 ( 苦 情 処 理 ) 受 注 者 は 本 事 業 に 従 事 する 職 員 に 対 して 指 導 助 言 体 制 を 整 備 し 円 滑 に 業 務 が 行 える よう 十 分 な 体 制 をとること また 本 業 務 に 関 する 問 い 合 わせ 等 については 原 則 として 受 注 者 が 対 応 することとする 支 援 対 象 者 と 業 務 従 事 者 間 のトラブルへの 対 応 は 原 則 として 受 注 者 の 責 任 において 迅 速 かつ 誠 実 な 対 応 を 行 うとともに 本 市 に 報 告 すること 受 注 者 が 対 応 できないクレーム 等 が 発 生 した 場 合 は 迅 速 に 本 市 へ 報 告 し 対 応 を 協 議 すること 5

10. 業 務 の 一 括 再 委 託 の 禁 止 受 注 者 は 本 事 業 の 全 部 又 は 一 部 を 第 三 者 に 請 け 負 わせ 又 は 委 任 してはならない ただし あらかじめ 書 面 により 本 市 の 承 認 を 得 た 場 合 は 当 該 業 務 の 一 部 を 第 三 者 に 請 け 負 わせ 又 は 委 任 することができる なお 一 部 委 託 は 委 託 総 額 の2 分 の1を 超 えてはならないこと 11. 業 務 の 引 継 ぎ この 契 約 の 履 行 期 間 が 満 了 するとき 又 は 契 約 書 に 基 づく 契 約 の 解 除 があるときは 業 務 の 遂 行 に 関 する 留 意 事 項 等 を 取 りまとめた 引 継 書 を 作 成 し 本 市 に 引 き 渡 すものとする また 支 援 継 続 中 の 案 件 については 支 援 対 象 者 本 人 の 状 況 を 踏 まえた 引 継 ぎ 等 を 行 い 継 続 的 な 支 援 に 遺 漏 がないように 留 意 すること なお 本 市 が 引 継 ぎ 未 完 了 と 認 めた 場 合 は 委 託 期 間 終 了 後 であっても 無 償 で 引 き 継 ぎを 行 うこと 12.その 他 本 仕 様 書 は 企 画 提 案 の 内 容 及 び 今 後 発 出 される 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 法 施 行 令 施 行 規 則 又 は 関 係 通 知 の 内 容 により 変 更 することがある また 本 仕 様 書 に 明 示 なき 事 項 又 は 業 務 遂 行 上 疑 義 が 生 じた 場 合 は 市 と 協 議 の 上 業 務 を 進 めるものとする 6