新 潟 県 介 護 職 員 処 遇 改 善 補 助 金 Q&A 平 成 22 年 4 月 新 潟 県 高 齢 福 祉 保 健 課 ( 問 1) 国 の 介 護 職 員 処 遇 改 善 交 付 金 事 業 実 施 要 領 では 交 付 金 とされているが 新 潟 県 介 護 職 員 処 遇 改 善 補 助 金 では 補 助 金 と 名 称 が 異 なる 理 由 はなにか また 承 認 申 請 書 等 はどちらの 様 式 を 使 用 するべきか 介 護 職 員 処 遇 改 善 は 国 が 県 に 対 し 介 護 職 員 処 遇 改 善 交 付 金 を 交 付 し 県 が 国 保 連 を 通 じて 介 護 事 業 者 に 対 し 交 付 金 を 原 資 として 補 助 するスキームとなっている 従 って 新 潟 県 では 別 途 新 潟 県 介 護 職 員 処 遇 改 善 補 助 金 交 付 要 綱 ( 以 下 要 綱 という )を 定 め その 要 綱 に 従 って 介 護 事 業 者 に 対 し 補 助 する 仕 組 みであることか ら 補 助 金 という 名 称 を 用 いている そのため 国 の 実 施 要 領 と 県 の 交 付 要 綱 の 仕 組 みは 同 一 であるが 承 認 申 請 書 などの 文 言 等 が 若 干 異 なっているため 申 請 に 当 たっては 県 の 交 付 要 綱 に 定 める 様 式 により 承 認 申 請 等 を 行 っていただきたい ( 問 2) 介 護 予 防 訪 問 介 護 と 訪 問 介 護 をあわせて 実 施 している 場 合 複 数 の 事 業 所 とし て 申 請 する 必 要 があるか 処 遇 改 善 補 助 金 は 事 業 所 単 位 での 申 請 又 は 複 数 の 事 業 単 位 での 申 請 のどちらでもよい が 介 護 予 防 訪 問 介 護 と 訪 問 介 護 など 予 防 事 業 もあわせて 補 助 金 の 対 象 とするのであれ ば 複 数 の 事 業 所 単 位 の 承 認 申 請 書 を 提 出 する 必 要 がある ( 問 3) 承 認 申 請 書 に 添 付 する 介 護 職 員 処 遇 改 善 計 画 書 及 び 計 画 書 添 付 書 類 とは 何 か 承 認 申 請 書 は 事 業 所 や 施 設 ( 以 下 事 業 所 等 という )ごとに 行 う 場 合 は 新 潟 県 介 護 職 員 処 遇 改 善 補 助 金 交 付 要 綱 ( 以 下 要 綱 という )に 定 める 別 紙 様 式 3 複 数 の 事 業 所 等 で 行 う 場 合 は 別 紙 様 式 4 で 行 うこととなる また 処 遇 改 善 計 画 書 は 要 綱 に 定 める 別 紙 様 式 2 により 提 出 することとなる そ の 際 に 添 付 する 書 類 は 就 業 規 則 ( 賃 金 退 職 手 当 臨 時 の 賃 金 等 に 関 する 規 程 を 就 業 規 則 とは 別 に 定 めている 場 合 は それらの 規 程 を 含 む ) 労 働 保 険 に 加 入 していることが 確 認 できる 書 類 ( 労 働 保 険 保 険 関 係 成 立 届 労 働 保 険 概 算 確 定 保 険 料 申 告 書 等 )を 示 す ( 問 4) 承 認 申 請 書 の 提 出 期 限 はいつか 国 の 示 した 介 護 職 員 処 遇 改 善 交 付 金 事 業 実 施 要 領 のQ&Aにおいては 申 請 月 ( 申 請 を 行 った 日 )のサービス 提 供 月 から 交 付 金 の 対 象 としているが 新 潟 県 においては 介 護 従 - 1 -
業 者 に 対 し 補 助 金 の 対 象 となるサービス 提 供 月 の 翌 々 月 に 支 払 いを 行 うため 原 則 とし て 補 助 金 の 対 象 となるサービス 提 供 月 の 前 月 15 日 までに 承 認 申 請 を 行 っていただくよ う 依 頼 しているところである ただし 国 のQ&Aのとおり 平 成 21 年 12 月 中 に 申 請 のあった 事 業 者 に 限 り 特 例 的 に 10 月 サービス 提 供 分 に 遡 及 して 補 助 金 の 対 象 となるが 補 助 金 の 支 払 いは 補 助 金 の 対 象 となるサービス 提 供 月 の 翌 々 月 に 支 払 いが 行 われない 可 能 性 があることに 留 意 のこと 例 ) 12 月 31 日 までの 申 請 分 10 月 サービス 提 供 分 から 補 助 金 の 対 象 にすることが 可 能 9/15 10/1 10/15 11/1 11/15 12/1 12/15 1/1 10 月 サービス 提 供 月 から 補 助 金 対 象 とする 場 合 の 提 出 期 限 ( 原 則 ) 11 月 サービス 提 供 月 から 補 助 金 対 象 とする 場 合 の 提 出 期 限 ( 原 則 ) 12 月 サービス 提 供 月 から 補 助 金 対 象 とする 場 合 の 提 出 期 限 ( 原 則 ) 1 月 サービス 提 供 月 から 補 助 金 対 象 とする 場 合 の 提 出 期 限 ( 原 則 ) ( 問 5) 新 潟 県 介 護 職 員 補 助 金 交 付 要 綱 で 定 めた 承 認 申 請 書 は 補 助 金 算 定 を 行 うサー ビス 提 供 月 を 明 示 しているが その 理 由 は 何 か 新 潟 県 では 原 則 として 補 助 金 の 対 象 となるサービス 提 供 月 の 前 月 15 日 までに 承 認 申 請 を 提 出 することとしているため 11 月 15 日 に 提 出 された 承 認 申 請 書 が 12 月 サービ ス 提 供 月 から 適 用 するのか 11 月 サービス 提 供 月 から 適 用 するのか 不 明 であることから 承 認 申 請 書 において 適 用 するサービス 提 供 月 を 明 示 することとしたものである ( 問 6) 介 護 職 員 処 遇 改 善 計 画 書 に 記 載 する 各 年 度 の 補 助 金 交 付 総 額 の 算 定 に 当 たっ ての 基 礎 となる 交 付 見 込 額 は 介 護 報 酬 総 額 に 補 助 率 を 乗 じて 算 出 されるが この 介 護 報 酬 総 額 に 補 足 給 付 は 含 まれるか 介 護 報 酬 は 国 保 連 に 対 し 請 求 する 際 の 報 酬 総 額 であり 自 己 負 担 分 は 含 まれることとな るが 補 足 給 付 を 含 まない ( 問 7) 複 数 の 事 業 をまとめて 介 護 職 員 処 遇 改 善 計 画 書 を 作 成 し 承 認 申 請 を 行 った 場 合 であっても 各 事 業 所 等 に 補 助 された 補 助 額 を 当 該 事 業 所 等 の 介 護 職 員 に 対 して 賃 金 改 善 を 行 う 必 要 があるか 法 人 が 一 括 して 複 数 の 事 業 所 等 をまとめ 介 護 職 員 処 遇 改 善 計 画 書 を 作 成 した 場 合 当 該 計 画 書 の 作 成 単 位 において 介 護 職 員 の 賃 金 をどのように 配 分 するかは 法 人 の 判 断 と - 2 -
なる 従 って 各 事 業 所 等 の 補 助 金 を 当 該 事 業 所 等 のみで 使 用 するか 各 事 業 所 等 の 間 で やり 取 りを 行 うかは 法 人 の 判 断 で 差 支 えない なお 単 独 の 事 業 所 で 介 護 職 員 処 遇 改 善 計 画 書 を 作 成 した 場 合 は 当 該 事 業 所 等 のみで 賃 金 改 善 に 使 用 することとなる ( 問 8) 実 績 報 告 は 介 護 職 員 処 遇 改 善 計 画 書 の 作 成 単 位 で 行 わなくてはならないか 実 績 報 告 は 介 護 職 員 処 遇 改 善 計 画 書 の 作 成 単 位 で 承 認 申 請 を 行 っている 以 上 当 該 計 画 書 の 作 成 単 位 で 実 績 報 告 を 行 うこととなる ( 問 9) 補 助 額 を 上 回 る 賃 金 の 処 遇 改 善 とはどの 程 度 をいうのか 削 除 問 17 参 照 ( 問 10) 賃 金 改 善 とは 平 成 22 年 度 以 降 においても 平 成 20 年 度 下 半 期 の 介 護 職 員 の 賃 金 に 対 する 改 善 と 考 えて 差 支 えないか お 見 込 のとおり ( 問 11) 介 護 職 員 処 遇 改 善 事 業 及 び 福 祉 介 護 人 材 処 遇 改 善 事 業 は 別 々の 制 度 のため 各 々の 承 認 申 請 及 び 実 績 報 告 が 必 要 と 考 えるがいかがか お 見 込 のとおり なお 別 々に 申 請 を 行 うことから 介 護 職 員 処 遇 改 善 事 業 及 び 福 祉 介 護 人 材 処 遇 改 善 事 業 の 要 件 を 各 々 満 たす 必 要 があり 経 理 も 区 分 する 必 要 がある ( 問 12) 計 画 書 に 添 付 する 就 業 規 則 ではなく 給 与 規 程 等 に 賃 金 改 善 項 目 を 明 記 する 場 合 給 与 規 程 等 のみの 提 出 で 差 支 えないか 就 業 規 則 の 提 出 は 労 働 関 係 法 規 に 抵 触 していないこと 等 を 確 認 するものであるが 給 与 規 程 等 ( 賃 金 改 善 項 目 を 明 記 したもの)は 補 助 金 をどのように 介 護 職 員 の 賃 金 改 善 に 充 当 するかを 確 認 するため 就 業 規 則 とは 別 に 給 与 規 程 等 を 定 めている 場 合 は 就 業 規 則 及 び 給 与 規 程 等 を 提 出 する 必 要 がある なお 給 与 規 程 等 に 介 護 職 員 の 賃 金 改 善 項 目 を 追 加 することが 事 務 処 理 上 間 に 合 わ ないという 場 合 は 予 定 での 記 載 を 賃 金 改 善 項 目 として 記 載 し 実 績 報 告 の 際 に 給 与 規 程 等 を 提 出 すること - 3 -
( 問 13) 平 成 21 年 12 月 に 新 たに 職 員 を 介 護 職 員 の 処 遇 改 善 として 雇 い 入 れた 場 合 当 該 職 員 の 賃 金 を 全 て 補 助 金 の 対 象 として 差 支 えないか 処 遇 改 善 として 補 助 金 の 対 象 となるのは 平 成 20 年 度 下 半 期 と 比 較 して 改 善 する 部 分 となることから 新 たに 雇 用 した 職 員 を 平 成 20 年 度 下 半 期 の 賃 金 ルールに 当 てはめて 改 善 した 部 分 のみ 補 助 金 の 対 象 となる ( 問 14) 産 休 育 休 等 で 補 助 金 の 対 象 期 間 中 に 勤 務 していない 者 は 補 助 金 対 象 の 介 護 職 員 として 考 えてよいか この 補 助 金 と 趣 旨 としては 実 際 に 介 護 職 員 として 勤 務 している 者 を 対 象 として 賃 金 の 処 遇 改 善 を 行 うことであることから 産 休 育 休 等 により 補 助 金 の 対 象 期 間 中 に 介 護 職 員 として 勤 務 していない 者 は 対 象 にならない ( 問 15) 平 成 20 年 度 下 半 期 に 比 較 して 賃 金 改 善 を 実 施 する 必 要 があるが 平 成 20 年 度 の 下 半 期 のいつ 時 点 の 賃 金 ルールと 比 較 して 算 定 するのか 国 の 定 めた 介 護 職 員 処 遇 改 善 交 付 金 事 業 実 施 要 領 3の 二 によれば 賃 金 改 善 額 とは 平 成 20 年 10 月 から 翌 年 3 月 までの 期 間 における 介 護 職 員 の 賃 金 に 対 する 改 善 をいう とさ れているが これは 平 成 20 年 度 下 半 期 における 最 も 低 い 賃 金 ルールに 比 較 して 改 善 を 行 っていれば 賃 金 改 善 額 に 含 めて 差 し 支 えない 例 えば 平 成 21 年 3 月 に 新 規 に 介 護 職 員 に 手 当 てを 新 設 した 場 合 などは 当 該 改 善 額 は 賃 金 改 善 額 に 含 めて 差 し 支 えない ( 問 16) 業 績 悪 化 以 外 の 理 由 により H21 年 度 の 賃 金 ルールがH20 年 度 下 半 期 のもっと も 低 い 賃 金 ルールを 下 回 った 場 合 の 取 り 扱 いはどうなるのか 業 績 悪 化 以 外 の 理 由 で H20 年 度 下 半 期 の 最 も 低 い 賃 金 ルールをH21 の 賃 金 ルールが 下 回 った 場 合 における 賃 金 改 善 額 の 算 定 においては 補 助 金 及 び 事 業 主 負 担 充 当 後 の 賃 金 のうち H20 年 度 下 半 期 の 最 も 低 い 賃 金 ルールを 上 回 った 額 が 賃 金 改 善 額 となるため H20 年 度 下 半 期 の 賃 金 ルールを 下 回 る 額 については 補 助 金 を 充 当 することができない ( 業 績 悪 化 の 理 由 で H20 年 度 下 半 期 の 最 も 低 い 賃 金 ルールをH21 の 賃 金 ルールが 下 回 った 場 合 は 補 助 金 及 び 事 業 主 負 担 充 当 後 の 賃 金 のうち H21 の 賃 金 ルールを 上 回 った 額 が 賃 金 改 善 額 となる ) なお 業 績 悪 化 による 賃 金 の 減 は 賞 与 を 考 えており 基 本 給 を 業 績 悪 化 により 減 少 さ せる 場 合 は H20 年 度 下 半 期 の 最 も 低 い 賃 金 ルールを 上 回 る 額 が 賃 金 改 善 額 となる - 4 -
( 問 17) 補 助 額 を 上 回 る 賃 金 の 処 遇 改 善 とはどの 程 度 をいうのか 上 回 るについては 国 のQ&Aのとおり 明 確 な 基 準 を 定 めることは 無 いため 適 切 な 設 定 をされたい 上 回 るというのは 厳 密 に 言 えば 介 護 職 員 処 遇 改 善 計 画 書 1 件 当 たり1 円 でも 上 回 っていれば 上 回 る ということになると 考 えるが 本 事 業 の 趣 旨 を 十 分 理 解 し でき る 限 り 介 護 職 員 に 対 する 賃 金 の 処 遇 改 善 を 図 っていただきたい ( 問 18) 就 業 規 則 賃 金 規 程 等 に 補 助 金 の 項 目 をどのように 盛 り 込 めば 良 いのか 支 給 項 目 及 び 支 給 方 法 を 具 体 的 に 記 載 することが 望 ましいが 困 難 であれば 最 低 限 新 潟 県 介 護 職 員 処 遇 改 善 補 助 金 交 付 要 綱 に 基 づき 受 給 する 補 助 金 を 上 回 る 賃 金 改 善 額 を 介 護 職 員 に 支 給 すること また 支 払 いを 行 う 賃 金 項 目 ( 例 えば 一 時 金 等 )に 補 助 金 が 充 当 されることが 分 かるように 記 載 する 必 要 がある ( 問 19) 労 働 保 険 の 加 入 状 況 が 分 かる 書 類 はどのようなものを 提 出 すれば 良 いのか 次 の 書 類 の 写 しのうち いずれか1つを 提 出 すれば 差 し 支 えない 1) 労 働 保 険 保 険 関 係 成 立 届 2) 労 働 保 険 概 算 確 定 保 険 料 申 告 書 3) 労 働 保 険 料 納 入 通 知 書 あるいは 労 働 保 険 料 を 支 払 った 領 収 書 ( 問 20) 前 月 の 15 日 までに 申 請 すれば サービス 提 供 月 の 翌 々 月 に 補 助 金 が 払 われる のか 前 月 の15 日 までに 申 請 いただいても 前 月 の 末 日 までに 申 請 に 係 る 審 査 に 対 する る 補 正 が 完 了 しない 場 合 は サービス 提 供 月 の 翌 々 月 に 補 助 金 が 支 払 われるのではなく 原 則 更 にその 翌 月 以 降 に 支 払 いがずれ 込 むことになるので 補 正 の 期 間 も 見 込 んで 早 めに 申 請 いただきたい ( 問 21) 事 業 所 の 新 規 指 定 等 に 伴 い 対 象 事 業 所 を 追 加 する 場 合 変 更 届 を 提 出 するこ とになるが 例 えば 平 成 22 年 1 月 1 日 で 新 規 指 定 を 受 けた 事 業 所 を 追 加 す る 場 合 いつまでに 変 更 届 を 提 出 すれば 良 いのか 原 則 として 届 出 月 のサービス 提 供 分 から 対 象 とすることになるので 1 月 から 対 象 に したいのであれば 1 月 中 に 届 出 いただくことになるが 上 記 問 20 と 同 様 の 考 え 方 に - 5 -
より 届 出 に 係 る 審 査 に 対 する 補 正 が1 月 末 までに 完 了 しない 場 合 は 1 月 からの 対 象 ではなく 2 月 以 降 の 対 象 となるので 補 正 の 期 間 も 見 込 んで 早 めに 届 出 いただきたい ( 問 22) 平 成 22 年 度 の 申 請 では 賃 金 改 善 実 施 期 間 はどのように 設 定 したら 良 いか 賃 金 改 善 実 施 期 間 については 次 の 条 件 を 満 たす 期 間 の 中 で 事 業 者 が 任 意 に 選 択 す ることとなる なお 平 成 21 年 度 に 申 請 した 事 業 者 については 平 成 21 年 度 に 申 請 した 賃 金 改 善 実 施 期 間 と 重 複 しないように 留 意 すること 1 月 数 は 補 助 金 支 給 月 と 同 じでなければならない 2 当 該 年 度 の 概 算 交 付 の 根 拠 となるサービス 提 供 の 期 間 の 初 月 から 補 助 金 支 給 終 了 月 の 翌 月 までの 連 続 する 期 間 でなければならない 3 各 年 度 において 重 複 してはならない サービス 提 供 月 交 付 金 支 給 月 H22 年 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 H23 年 1 月 2 月 3 月 4 月 賃 金 改 善 実 施 期 間 次 の4パター ンのうち 1 つを 選 択 す る ( 問 23) 実 績 報 告 書 にある 4 介 護 職 員 に 支 給 した 賃 金 額 (2の 期 間 の 総 数 ) について 兼 務 している 介 護 職 員 に 支 払 った 賃 金 額 とは 兼 務 している 他 の 職 種 に 従 事 し た 部 分 は 除 いて 計 算 するのか 介 護 職 員 として 兼 務 していた 部 分 を 含 み 2の 期 間 に 支 払 った 総 額 になるので 按 分 する 必 要 はない ( 問 24) 例 えば 一 時 金 を9 月 (4 月 から9 月 の6ヶ 月 を 対 象 )と3 月 (10 月 から3 月 の6ヶ 月 を 対 象 )の 年 2 回 支 払 っており 賃 金 改 善 実 施 期 間 を 平 成 21 年 12 月 から 平 成 22 年 3 月 までと 設 定 している 場 合 実 績 報 告 書 にある 4 介 護 職 員 に 支 給 した 賃 金 額 (2の 期 間 の 総 数 ) に 計 上 する 一 時 金 については 3 月 に 介 護 職 員 に 支 払 った6ヶ 月 分 の 一 時 金 のうち 賃 金 改 善 実 施 期 間 の4ヶ 月 分 の 金 額 を 計 上 するのか - 6 -
賃 金 改 善 実 施 期 間 に 支 払 った 賃 金 総 額 を 記 入 するため 3 月 に 支 払 った 一 時 金 のう ち4/6ヶ 月 分 だけ 計 上 するのではなく 全 額 計 上 することになる ( 問 25) 賃 金 改 善 実 施 期 間 を 平 成 21 年 10 月 から 平 成 22 年 1 月 までと 設 定 した 事 業 所 で 常 勤 専 従 の 介 護 職 員 が 11 月 10 日 から 12 月 20 日 まで 休 暇 を 取 得 した 場 合 の 常 勤 換 算 の 計 算 方 法 はどうなるのか 常 勤 専 従 の 介 護 職 員 の 場 合 休 暇 については 歴 月 で1 月 を 超 えなければ 当 該 月 の 常 勤 換 算 は1とカウントする 事 例 の 場 合 11 月 は 月 の 途 中 まで 勤 務 し 12 月 は 月 の 途 中 から 勤 務 しており いずれの 月 も 歴 月 で1ヶ 月 不 在 にはならないため 11 月 及 び 12 月 とも 常 勤 換 算 は1とカウントするので この 介 護 職 員 の 10 月 から1 月 までの 賃 金 改 善 実 施 期 間 (4 ヶ 月 )の 常 勤 換 算 は1となる ( 問 26) 賃 金 改 善 実 施 期 間 を 平 成 21 年 10 月 から 平 成 22 年 1 月 までと 設 定 した 事 業 所 で 介 護 職 員 と 生 活 相 談 員 を 兼 務 した 職 員 の 場 合 常 勤 換 算 の 計 算 方 法 はどうなるの か < 事 例 > 月 曜 日 から 金 曜 日 ( 祝 日 も 営 業 する 週 5 日 ) 営 業 の 通 所 介 護 事 業 所 に 勤 務 介 護 職 員 として4 時 間 相 談 員 として4 時 間 勤 務 している 者 ( 常 勤 兼 務 ) 就 業 規 則 で 定 められている1 週 当 たりの 労 働 時 間 は 40 時 間 この 者 の 常 勤 換 算 の 計 算 方 法 はどうなるのか 介 護 職 員 と 他 の 職 種 の 勤 務 時 間 を 切 り 分 け 介 護 職 員 に 従 事 した 時 間 で 計 算 すること になる 賃 金 改 善 実 施 期 間 ( 平 成 21 年 10 月 から 平 成 22 年 1 月 までの 間 )で 介 護 職 員 として 従 事 した 総 時 間 1 日 4 時 間 87 日 (10 月 ~1 月 までの 間 での 勤 務 日 )=348 時 間 A 賃 金 改 善 実 施 期 間 ( 平 成 21 年 10 月 から 平 成 22 年 1 月 )の 日 数 10 月 (=31 日 ) 11 月 (=30 日 ) 12 月 (=31 日 ) 1 月 (=31 日 ) 31+30+31+31=123 日 B 就 業 規 則 で 定 められている1 週 当 たりの 労 働 時 間 =40 時 間 C 常 勤 換 算 の 人 数 は 次 の 算 出 式 に 当 てはめて 計 算 する A B 7 C =348 123 7 40=0.4951 小 数 点 第 2 位 以 下 は 切 り 捨 てになるので この 者 の 常 勤 換 算 は 0.4 となる - 7 -
( 問 27) 賃 金 改 善 実 施 期 間 を 平 成 21 年 10 月 から 平 成 22 年 1 月 までと 設 定 した 事 業 所 で 1 月 の 月 途 中 から 介 護 職 員 として 勤 務 した 場 合 常 勤 換 算 の 計 算 方 法 はどうなる のか < 事 例 > 月 曜 日 から 金 曜 日 ( 祝 日 も 営 業 する 週 5 日 ) 営 業 の 通 所 介 護 事 業 所 に 勤 務 1 月 11 日 ( 月 )から 15 日 間 介 護 職 員 として1 日 6 時 間 勤 務 ( 非 常 勤 専 従 ) 就 業 規 則 で 定 められている1 週 当 たりの 労 働 時 間 は 40 時 間 この 者 の 常 勤 換 算 の 計 算 方 法 はどうなるのか 15 日 間 の 介 護 職 員 として 従 事 した 時 間 で 計 算 することになる 賃 金 改 善 実 施 期 間 ( 平 成 21 年 10 月 から 平 成 22 年 1 月 までの 間 )で 介 護 職 員 として 従 事 した 総 時 間 1 日 6 時 間 15 日 (10 月 ~1 月 までの 間 での 勤 務 日 )=90 時 間 A 賃 金 改 善 実 施 期 間 ( 平 成 21 年 10 月 から 平 成 22 年 1 月 )の 日 数 10 月 (=31 日 ) 11 月 (=30 日 ) 12 月 (=31 日 ) 1 月 (=31 日 ) 31+30+31+31=123 日 B 就 業 規 則 で 定 められている1 週 当 たりの 労 働 時 間 =40 時 間 C 常 勤 換 算 の 人 数 は 次 の 算 出 式 に 当 てはめて 計 算 する A B 7 C =90 123 7 40=0.1195 小 数 点 第 2 位 以 下 は 切 り 捨 てになるので この 者 の 常 勤 換 算 は 0.1 となる ( 問 28) 実 績 報 告 書 にある 7 6に 要 した 費 用 の 総 額 ( 法 定 福 利 費 等 を 含 む) につい て 例 えば 補 助 金 を 100 万 円 受 給 し その 100 万 円 と 法 人 の 自 主 財 源 5 万 円 を 合 わせ 介 護 職 員 に 95 万 円 を 支 払 い 賃 金 改 善 に 係 る 法 定 福 利 費 の 事 業 主 負 担 増 加 分 として 10 万 円 を 支 払 った 場 合 この 欄 の 記 載 はどうなるのか 補 助 金 による 賃 金 改 善 分 として 直 接 介 護 職 員 に 支 払 った 分 (95 万 円 )と その 賃 金 改 善 に 係 る 法 定 福 利 費 の 事 業 主 負 担 増 加 分 として 支 払 った 分 (10 万 円 )を 加 えた 総 額 (105 万 円 )を 記 載 することになる ( 補 助 金 と 法 人 の 自 主 財 源 を 合 わせた 賃 金 改 善 に 要 した 費 用 の 総 額 を 記 載 することになる ) なお 7の 積 算 根 拠 の 資 料 として 提 出 する 充 当 明 細 書 には 受 給 した 100 万 円 の 補 助 金 の 使 途 を 記 載 することになるが 法 人 の 自 主 財 源 として 追 加 した5 万 円 の 使 途 は 充 当 明 細 書 には 出 てこないので 留 意 のこと - 8 -