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国民年金

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定款

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Transcription:

退 職 後 の 不 安 少 し 前 であれば 退 職 をした 後 は 年 金 を 受 け 取 りゆっくりと 余 生 を 送 る 生 活 でした しかし 今 の 時 代 に 年 金 だけでゆ とりある 老 後 生 活 を 送 る 事 は 困 難 といわれております 年 金 の 受 給 年 齢 も60 歳 から65 歳 まで 引 き 上 げられたこと により 不 安 が 増 すこととなりました 2030 年 に65 歳 への 引 き 上 げが 完 了 し 今 後 68 歳 から70 歳 への 受 給 年 齢 の 引 き 上 げも 検 討 しているとの 事 です 内 閣 府 が 行 なっている 国 民 生 活 に 関 する 世 論 調 査 によると 日 常 生 活 に おける 一 番 の 不 安 は 老 後 の 生 活 設 計 となっております ということは 退 職 後 も 働 く 必 要 があるのか それとも 今 から 私 的 年 金 の 準 備 をしたほうが 良 いのかを 考 える 必 要 があります 退 職 後 も 働 くことが 必 要? 年 金 の 受 給 年 齢 の 引 き 上 げなどにより サラリーマンの7 割 以 上 の 方 が 退 職 後 もお 金 のために 働 く 必 要 があると 考 え ているようです ( 右 図 ) 一 番 の 理 由 が 十 分 な 公 的 年 金 がもらえないというもので 二 番 目 として 預 貯 金 などの 資 産 がないというものです ま た 定 年 を 迎 えてもその 翌 日 からすぐに 今 までの 生 活 を 変 えることは 多 くの 方 ができないと 考 えているようです お 金 が 必 要 な 事 は 分 かっているがなにも 用 意 していない これでは 定 年 後 の 時 間 を 使 い また 勤 労 収 入 を 得 ていかな くてはなりません 老 後 の 生 活 で 一 ヵ 月 あたり 一 世 帯 最 低 約 23 万 円 必 要 と 言 われている 中 当 然 年 金 だけでは 足 りません だから 働 く 必 要 がある 決 して 勤 労 収 入 が 悪 いわけではありませんが 自 身 の 身 になにかあっては 勤 労 収 入 は 見 込 めません 老 後 までの 時 間 を 使 い 勤 労 収 入 以 外 での 収 入 を 得 る 方 法 を 考 え ましょう 十 分 な 公 的 年 金 がもらえない 預 貯 金 などの 金 融 資 産 がない 退 職 金 企 業 年 金 がない 今 の 生 活 レベルを 急 に 落 とす 事 ができない ローンが 残 っている 子 供 の 面 倒 0 10 20 30 40 50 60 70 80(%) 日 本 経 済 新 聞 社 調 査 ( 複 数 回 答 ) 1

支 給 される 年 金 を 確 認 する 年 金 を 十 分 にもらえないとされていますが それでも 年 金 は 立 派 な 不 労 収 入 になります しかし 自 分 の 年 金 受 取 額 を 下 記 図 の 通 り 大 半 の 人 が 把 握 していません 自 分 がどれくらいの 年 金 を 受 け 取 ることができるのかしっかりと 確 認 する 必 要 があります 国 民 年 金 や 厚 生 年 金 の 被 保 険 者 には 毎 年 誕 生 月 に 日 本 年 金 機 構 から ねんきん 定 期 便 という ものが 送 付 されます 主 な 内 容 は 年 金 加 入 期 間 年 金 見 込 額 保 険 料 の 納 付 額 年 金 の 加 入 履 歴 などが 記 載 されてい ます 転 職 や 離 職 をした 場 合 は 加 入 履 歴 などを 確 認 するようにしましょう また 将 来 の 年 金 見 込 金 額 を 計 算 する シートもついておりますので 計 算 してみるのもよいでしょう 年 金 受 取 金 額 の 推 移 ( 年 金 受 給 サポート サイト) 知 っている 知 らない 年 金 受 取 金 額 の 把 握 4.6% 老 後 のために 必 要 と 考 える 貯 蓄 残 高 95.4% 社 団 法 人 関 西 経 済 同 友 会 社 会 保 障 委 員 会 退 職 してから 老 後 の 生 活 にはお 金 がかかります その 為 貯 蓄 も 大 切 になりますがどのぐらい 貯 蓄 をすれば 安 心 と 考 えれば 良 いのでしょうか 右 図 は 老 後 生 活 において 必 要 な 貯 蓄 額 について 尋 ねたアンケート 結 果 です 500 万 円 以 下 と 答 えた 方 が 最 も 少 なく 1000~2000 万 円 必 要 と 答 えた 方 が 最 も 多 くなります 次 いで 2000~3000 万 円 500~1000 万 円 必 要 と 答 えた 方 が 続 きます 年 金 支 給 額 の 減 少 に 不 安 を 持 ち 将 来 に 向 けて 自 分 自 身 で 備 えよう という 意 識 が 高 まっている 事 が 伺 えます 2 国 民 年 金 ( 月 額 ) 厚 生 年 金 ( 月 額 ) 平 成 23 年 度 65,741 231,648 平 成 24 年 度 65,541 230,940 平 成 25 年 度 65,541 230,940 平 成 26 年 度 64,875 228,591 厚 生 年 金 は 夫 が 平 均 的 収 入 ( 平 均 標 準 報 酬 36 万 円 )で 40 年 間 就 業 妻 がその 期 間 全 て 専 業 主 婦 であった 世 帯 の 給 付 水 準 不 安 のない 老 後 生 活 を 送 る 為 に 必 要 な 貯 蓄 額 は? ( 日 経 DUAL)

退 職 後 の 生 活 資 金 老 後 の 生 活 費 はいくらぐらい 必 要 でしょうか 旅 行 や 外 食 病 気 などになっても 安 心 できる 生 活 費 は 毎 月 約 35 万 円 必 要 と 言 われています 現 在 の 公 的 年 金 の 平 均 受 領 額 は 月 額 23 万 円 となっております ということは ゆとりある 生 活 を 送 るには 月 額 12 万 円 も 不 足 している 事 になります 退 職 してから 余 命 を20 年 と すると 約 3000 万 円 も 不 足 するのです 年 間 でも 約 150 万 円 の 不 足 です 退 職 金 が4000 万 円 以 上 見 込 める 方 はそこまで 生 活 に 心 配 はいらないと 思 いますが 現 在 の 大 手 企 業 の 平 均 退 職 金 は 大 卒 で2350 万 円 中 小 企 業 は 大 卒 1220 万 円 となっています 中 小 企 業 の 中 には 退 職 金 制 度 がない 企 業 も 多 々あります 退 職 金 をあてにするのは 難 しいでしょう これで 退 職 してから 老 後 の 生 活 資 金 がどのくらい 必 要 になるか 明 確 になりました あとはどうやって 足 りない 部 分 を 補 填 していくかを 考 えましょう 老 後 の 最 低 日 常 生 活 費 平 均 23 万 円 / 月 額 + 最 低 日 常 生 活 費 以 外 に 必 要 になる 金 額 平 均 12 万 円 / 月 額 = ゆとりある 老 後 の 生 活 費 平 均 35 万 円 / 月 額 公 的 年 金 普 及 額 ゆとりある 老 後 の 生 活 費 平 均 23 万 円 / 月 額 ー = 平 均 35 万 円 / 月 額 不 足 額 平 均 12 万 円 / 月 額 3 社 会 保 険 庁 老 後 年 金 平 均 年 金 月 額 の 全 国 平 均

年 金 を 受 取 る 注 意 点 と 利 点 当 時 の 社 会 保 険 庁 ( 現 日 本 年 金 機 構 )で 年 金 の 記 録 問 題 や 改 ざん 問 題 があり 受 取 れるはずの 年 金 が 消 えてしまった と 社 会 問 題 となりました しかし ご 存 知 でしょうか 年 金 は 黙 っていても 受 取 れないということを 年 金 の 受 取 り 方 年 金 の 繰 上 げと 繰 下 げ 公 的 年 金 は 自 分 で 申 請 する 必 要 があります 60 歳 の 誕 生 日 の3ヵ 月 前 に 年 金 を 請 求 手 続 きする 書 類 が 届 きます 申 請 書 を 記 入 し 必 要 書 類 を 返 送 しなければ 年 金 はもら えないのです 老 齢 基 礎 年 金 は65 歳 からの 支 給 ですが 支 給 年 齢 を 繰 上 げたり 繰 下 げたりすることができま す 受 給 は70 歳 まで 月 単 位 で 繰 り 下 げる 事 が でき その 時 期 に 応 じて 毎 月 の 支 給 額 が 一 生 増 額 されるのです 年 金 と 勤 労 収 入 の 罠 年 金 と 失 業 給 付 年 金 を 受 取 りながら 働 くときには 注 意 が 必 要 です 60 歳 以 上 70 歳 未 満 の 方 が 厚 生 年 金 に 加 入 して 働 いた 場 合 1ヵ 月 の 収 入 が28 万 円 を 超 えてしまうと 厚 生 年 金 の 一 部 もしくは 全 額 が 支 給 されなくなる 可 能 性 があります ( 在 職 老 齢 年 金 制 度 ) 雇 用 保 険 に 加 入 しており 退 職 をして 再 就 職 をしていない 場 合 に 限 り 失 業 給 付 がもらえ ます しかし 年 金 と 同 時 に 受 取 ることは できません どちらからの 支 給 がよいのか 確 認 しましょう 4

退 職 後 の 生 活 で 必 要 になってくる 不 労 収 入 退 職 してから 退 職 金 だけではゆとりのある 生 活 はできず 勤 労 収 入 を 長 い 期 間 あてにしていくのも 危 険 です そこで 年 金 以 外 の 不 労 収 入 が 必 要 です 将 来 において 自 己 責 任 の 時 代 が 到 来 したのです 何 もしないでただ 老 後 を 待 って 退 職 してから 後 悔 するか 早 い 段 階 から 不 労 収 入 をつくる 行 動 を 起 こし 退 職 後 にゆとりある 老 後 生 活 を 送 るのか このどちらかのタイプになるでしょう 行 動 を 起 こして 不 労 収 入 を 得 ようとする 中 で 代 表 的 なものが 株 式 投 資 です 他 にも 為 替 や 投 資 信 託 など 様 々な 投 資 が ありますが 安 定 した 収 入 源 が 見 込 める 投 資 として 中 古 マンション 投 資 に 目 が 向 けられています 中 古 マンション 投 資 の 場 合 1000 万 円 程 度 の 物 件 で6% 程 度 の 利 回 りが 見 込 めます 年 間 にすると60 万 円 の 収 入 を 得 るというこ とになります 不 労 収 入 がなければ 退 職 後 も 働 く 必 要 性 がありますが 家 賃 収 入 としての 不 労 収 入 があれば 退 職 後 も 働 き 続 ける 必 要 はなくなります 不 労 収 入 が 多 ければ 多 いほど 老 後 の 生 活 にゆとりが 出 てくるのです 終 身 年 金 の 効 果 ローンで 購 入 をしても 定 年 までにローンを 完 済 することにより 当 然 公 的 年 金 のプラス 収 入 になり 安 定 した 収 入 を 長 期 で 受 け 取 る 事 が 可 能 です 投 資 をしていない 場 合 年 金 23 万 円 投 資 をしている 場 合 年 金 23 万 円 +マンションの 不 労 収 入 10 万 円 家 賃 収 入 10 万 円 の 場 合 まとめ 年 金 制 度 が 変 わりこの 先 も 不 安 は 尽 きないでしょう しかし だからこそ 年 金 という 不 労 収 入 とは 別 の 不 労 収 入 をつくらなければなりません 退 職 間 近 退 職 後 から 始 めても 遅 いのです 今 だからできる 退 職 後 の 生 活 設 計 というものがあります 早 いうちから 退 職 後 の 基 盤 をしっかりつくっていきましょう 5