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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

●幼児教育振興法案

各論_1章〜7章.indd

スライド 1

Microsoft Word - 目次.doc

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

 

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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小山市保育所整備計画

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

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川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

目次

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学校安全の推進に関する計画の取組事例

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有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

Microsoft Word - 概要版_130325_3

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 doc

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

1.はじめに わが 国 での 急 速 な 少 子 化 の 進 行 等 を 踏 まえ 次 代 の 社 会 を 担 う 子 どもが 健 やかに 生 まれ 育 成 される 環 境 の 整 備 を 目 的 とした 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 が 平 成 15 年 7 月 に 制 定 され

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

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2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

Microsoft Word - 2章.doc

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾


別紙3

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

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平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

1 支 給 認 定 新 制 度 では 幼 稚 園 ( 新 制 度 に 移 行 する 幼 稚 園 のことで 以 下 同 じ) を 利 用 する 場 合 には お 住 まいの 市 町 村 から 支 給 認 定 証 の 交 付 を 受 ける 必 要 があります 認 定 の 区 分 は 年 齢 や 保 育

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

18 国立高等専門学校機構

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

資料2 利用者負担(保育費用)

Microsoft PowerPoint - 390

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

別記

Microsoft Word - H24様式(那珂市版).doc

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1


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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

住み慣れたこの町で最期まで 安心して暮らすために

「一時預かり事業の実態について」の一部改正について

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 1) 一 般 行 政 職 福 島 県 国 類 似 団 体 平 均 年 齢 平

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 )

1 資 料 編 我 が 国 の 人 口 の 推 移 厚 労 働 全 般 平 成 24 年 版 厚 労 働 白 書 5

m07 北見工業大学 様式①

個人住民税徴収対策会議

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与

3 体 制 整 備 等 (1) 全 ての 特 定 事 業 主 が 共 同 して 取 組 むものとする () 総 務 部 人 事 管 理 室 人 事 課 を 計 画 推 進 の 主 管 課 とし 全 ての 市 職 員 により 推 進 する (3) 実 施 状 況 を 把 握 し 計 画 期 間 中 で

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

技 能 労 務 職 平 均 年 齢 歳,7 平 均 給 料 月 額 歳 7,,8, 歳,9,57, 7,7 7,9 9,5 - (8,85) (5,) 類 似 団 体 5. 歳 9,8 9, 85, ( 注 ) 平 均 給 料 月 額 とは 平 成 5 年 月 日 現 在 における

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 の 設 置 なし 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 A B A-B ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 ( 参 考 ) 国 の 改 定 率 24 年 度 円 円 円 円 ( ) 改

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

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全設健発第     号

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

公表表紙

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○00表紙

①表紙

(5) 給 与 改 定 の 状 況 には 事 委 員 会 が 設 置 されていないため 勧 告 はありません 1 月 例 給 民 間 給 与 公 務 員 給 与 A B 24 年 度 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 AB ( 改 定

Taro-01 議案概要.jtd

目  次

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

Transcription:

ざま 健 康 なまちづくりプラン 座 間 市 平 成 20 年 3 月

ざま 健 康 文 化 都 市 宣 言 ざまの 豊 かな 自 然 文 化 歴 史 のもと 市 民 一 人 ひとりが 互 いに 尊 敬 し あえる 温 かく 心 のかよいあったまちをつくりあげるとともに 健 康 で 幸 福 な 生 活 をおくることは すべての 市 民 の 共 通 の 願 いです わたくしたちは すこやかでやすらぎに 満 ちた 地 域 社 会 を 目 指 して 次 の 目 標 を 掲 げ 市 民 と 行 政 が 一 体 となって 健 康 なまちづくりを 進 めます 一 市 民 一 人 ひとりが 心 身 ともに 健 やかな 生 活 が 送 れるよう 健 康 なま ちづくりについて 学 び 認 識 を 深 め 互 いに 健 康 環 境 整 備 に 努 めます 一 市 民 一 人 ひとりが スポーツ レクリエーションを 通 して 健 康 保 持 健 康 増 進 への 意 識 の 向 上 を 図 り 人 と 人 との 交 流 を 深 め 健 康 づくり 体 力 づくりの 輪 を 広 げます 一 市 民 一 人 ひとりが ざま 文 化 を 伝 承 して 健 康 なまちづくりを 実 践 でき るよう 地 域 社 会 全 体 が 支 援 します わたくしたちは すべての 市 民 が 健 やかに 生 活 できる 活 力 ある 社 会 を 願 い ここに 座 間 市 を 健 康 文 化 都 市 とすることを 宣 言 します 平 成 17 年 7 月 10 日 座 間 市

は じ め に 座 間 市 では 第 三 次 総 合 計 画 において みなぎる 活 力 とやすら ぎが 調 和 するときめきのまち を 将 来 像 に 設 定 し このテーマの もとに 5つの 将 来 目 標 を 定 め その 第 1 編 に みずからをいた わり 互 いに 励 まし ともに 生 きる として 位 置 づけ 健 康 づく りの 推 進 に 努 めて 参 りました また さらに 健 康 なまちづくり 事 業 の 充 実 を 図 るために 平 成 12 年 9 月 に 市 民 を 主 体 とした 健 康 づくり 研 究 懇 話 会 を 設 置 し ヘルスプロモーションの 考 え 方 を 取 り 入 れ 健 康 なまち づくり 事 業 を 推 進 しております 平 成 17 年 7 月 10 日 には 市 民 一 人 ひとりが すこやかで やすらぎに 満 ちた 地 域 社 会 を 目 指 して 健 康 なまちづくりに 対 する 認 識 を 深 め 地 域 社 会 が 一 体 とな って 健 康 づくりに 努 めることが 基 本 であるとの 考 え 方 にたち これらの 目 標 の 実 現 及 び 健 康 についての 意 識 の 高 揚 を 図 るため 健 康 文 化 都 市 を 宣 言 いたしました このたび 健 康 文 化 都 市 宣 言 に 掲 げた 目 標 を 推 進 するため 健 康 なまちづくり 事 業 の 基 本 方 針 となる ざま 健 康 なまちづくりプラン を 策 定 いたしました 市 民 地 域 行 政 が 一 体 となりこの 計 画 が 実 践 されることによって 健 康 文 化 都 市 ざま が 実 現 されることを 願 っております おわりに 本 プランの 策 定 にあたり 市 民 皆 様 方 を 始 め 関 係 各 位 よりご 意 見 ご 提 言 をいただき また 健 康 なまちづくり 推 進 委 員 会 の 委 員 におかれましては ご 審 議 をいただきましたことについて 心 からお 礼 申 し 上 げます 平 成 20 年 3 月 座 間 市 長 星 野 勝 司

目 次 第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 Ⅰ 計 画 策 定 の 背 景 と 趣 旨... 1 Ⅱ 基 本 方 針... 1 Ⅲ 計 画 の 期 間... 3 Ⅳ 目 標 について... 3 第 2 章 座 間 市 民 の 健 康 状 態 Ⅰ 人 口... 4 Ⅱ 合 計 特 殊 出 生 率... 5 Ⅲ 平 均 寿 命... 6 Ⅳ 高 齢 化 率... 7 Ⅴ 主 要 死 因 別 死 亡 率... 8 第 3 章 市 民 が 目 指 す 健 康 目 標 Ⅰ ざま 健 康 なまちづくり10か 条... 9 Ⅱ ざま 健 康 なまちづくり10か 条 の 背 景 と 目 標... 11 Ⅲ ライフステージに 合 わせた 健 康 づくりの 課 題 と 取 り 組 み... 29 第 4 章 計 画 の 推 進 と 評 価 Ⅰ 計 画 の 推 進... 41 Ⅱ 健 康 なまちづくりの 評 価... 43 第 5 章 各 団 体 の 役 割 Ⅰ それぞれの 役 割... 44 第 6 章 健 康 なまちづくり 活 動 Ⅰ 健 康 なまちづくり 活 動 団 体... 47 Ⅱ 今 後 の 課 題... 52 用 語 集... 54 資 料 編... 58 本 文 中 * 付 きの 文 言 については 用 語 集 にて 解 説 しています また 本 文 中 ( 注 ) 付 きの 文 言 については 同 じページか 見 開 きページ 内 で 解 説 しています

第 1 章 計 画 策 定 の 趣 旨 計 画 策 定 の 趣 旨

Ⅰ 計 画 策 定 の 背 景 と 趣 旨 現 在 わが 国 は 世 界 でも 有 数 の 長 寿 国 となっていますが 一 方 で 少 子 高 齢 化 や 核 家 族 化 の 進 行 などの 社 会 情 勢 の 変 化 や * 生 活 習 慣 病 や 心 の 病 に 苦 しむ 人 の 増 加 など 新 たな 問 題 に 直 面 しています このような 問 題 に 取 り 組 むため 国 は 壮 年 期 死 亡 の 減 少 や * 健 康 寿 命 の 延 伸 などを 目 的 と し 平 成 12 年 3 月 に * 21 世 紀 における 国 民 健 康 づくり 運 動 ( 健 康 日 本 21) を 策 定 し 国 民 健 康 づくり 運 動 の 指 針 を 明 らかにしました 神 奈 川 県 では 県 民 の 健 康 づくりの 基 本 方 針 となる * かながわ 健 康 プラン21 を 策 定 し 健 康 づくり 運 動 を 推 進 しています 座 間 市 においては こうした 問 題 に 対 処 するため 個 人 の 健 康 だけでなくそれを 取 り 巻 く 環 境 の 面 からも 健 康 を 考 える * ヘルスプロモーションの 考 え 方 を 取 り 入 れ 平 成 12 年 9 月 に 健 康 づくり 研 究 懇 話 会 ( 現 在 の 健 康 なまちづくり 推 進 委 員 会 )を 設 置 しました その 取 り 組 み をさらに 推 進 していくために 平 成 17 年 7 月 10 日 には * 健 康 文 化 都 市 宣 言 を 行 い その 目 標 を 達 成 するため ざま 健 康 なまちづくりプラン( 以 下 本 プラン という)を 策 定 しました 本 プランは ヘルスプロモーションの 考 え 方 を 基 本 に * 全 ての 市 民 が 基 本 的 な 権 利 のひと つである 健 康 で 文 化 的 な 生 活 を 送 ることを 目 的 とし * 健 康 なまちづくりの 指 針 としての 数 値 や 地 域 行 政 企 業 市 民 活 動 団 体 等 の 果 たすべき 役 割 などを 掲 げ 5つの 年 代 ( * ライフス テージ)に 分 け 各 ライフステージで 取 り 組 むべき 目 標 や 役 割 などを 示 しているもので 座 間 市 の 健 康 なまちづくりの 基 本 方 針 として 位 置 づけられます Ⅱ 基 本 方 針 座 間 市 では ヘルスプロモーションを 健 康 づくり 施 策 の 基 本 とし 個 人 の 健 康 づくりと 健 康 環 境 づくり( 注 )の 両 面 から 健 康 づくり 施 策 を 展 開 していきます ヘルスプロモーション 個 人 の 健 康 づくり 健 康 環 境 づくり 病 気 の 早 期 発 見 早 期 治 療 を 目 的 とする * 二 次 予 防 に 代 わ り 日 常 の 生 活 習 慣 を 見 直 し 病 気 の 発 症 を 予 防 する * 一 次 予 防 を 推 進 し 個 人 の 健 康 づくり をサポートしていきます 1 個 人 の 知 識 や 技 術 には 差 があ るため 誰 もが 健 康 であるため には 健 康 づくりを 容 易 に 達 成 できるよう 私 たちのまち 全 体 の 環 境 を 整 備 していく 必 要 があ ります

図 表 1 従 来 の 健 康 づくりイメージ 図 一 人 じゃ 辛 いよ~ 個 人 の 力 だけじゃ 健 康 づくりは 大 変 だよね 健 康 環 境 づくりができていないため 健 康 という 目 標 の 達 成 が 困 難 な 状 態 図 表 2 新 しい 健 康 なまちづくりイメージ 図 みんなで 押 せば 楽 だよ! 地 域 住 民 企 業 行 政 等 が 一 体 となって 健 康 なまちづくりをすれば 楽 だよね! 健 康 環 境 づくりが 推 進 され 個 人 の 健 康 づくりも 容 易 に! ( 島 内 憲 夫 1987 を 改 編 ) 注 健 康 環 境 づくりとは? 一 つの 例 として 健 康 に 良 いはず のジョギングも 排 煙 が 立 ち 込 める 環 境 で 行 っては 逆 効 果 になってし まいます ヘルスプロモーションでは この ような 環 境 問 題 や 市 民 の 健 康 づく り 活 動 を 行 政 企 業 地 域 がサポー トする 体 制 づくりにも 着 目 した 健 康 なまちづくりを 目 指 します 地 域 住 民 による 毎 朝 の 健 康 体 操 風 景 2

Ⅲ 計 画 の 期 間 計 画 の 期 間 は 平 成 20 年 度 から 平 成 29 年 度 までとしますが 平 成 23 年 から 実 施 予 定 の 第 4 次 座 間 市 総 合 計 画 に 合 わせ 本 プランの 見 直 しを 行 い 健 康 なまちづくり 事 業 の 推 進 に 努 めてまいります ざま 健 康 なまちづくりプラン 10 年 間 ( 平 成 20 年 ~ 平 成 29 年 ) 3 年 間 7 年 間 Ⅳ 目 標 について 本 プランでは 市 民 一 人 ひとりの 健 康 づくり 及 び 健 康 環 境 づくりのため 地 域 で 取 り 組 む 健 康 づくりの 目 標 として ざま 健 康 なまちづくり10か 条 を 次 のように 定 め それぞれに 目 標 を 設 定 しました 目 標 値 等 については 第 3 章 で 説 明 します データ 等 の 出 典 については 各 項 目 のグラフ 等 に 付 記 してありますのでそちらをご 覧 ください また その10か 条 の 目 標 を 実 現 させるために 各 年 代 で 行 うべきことを 私 ( 個 人 家 庭 ) のすることと みなさん( 行 政 地 域 学 校 等 )のすることとに 分 け 第 3 章 の ライフス テージにあわせた 健 康 づくりの 課 題 と 取 り 組 み で 解 説 しています ざま 健 康 なまちづくり10か 条 第 1 条 バランスの 良 い 食 事 を 摂 りましょう 第 2 条 体 重 を 適 正 に 保 ちましょう 第 3 条 積 極 的 に 身 体 を 動 かしましょう 第 4 条 十 分 な 睡 眠 を 取 りましょう 第 5 条 上 手 にストレスを 解 消 しましょう 第 6 条 タバコはやめましょう 第 7 条 飲 酒 は 適 量 を 心 がけましょう 第 8 条 歯 の 健 康 を 心 がけましょう 第 9 条 日 頃 から 健 康 チェックをしましょう 第 10 条 市 民 による 健 康 なまちづくり 活 動 を 推 進 しましょう 3

状 態 第 2 章 座 間 市 民 の 健 康 座 間 市 民 の 健 康 状 態

Ⅰ 人 口 1 座 間 市 の 人 口 の 推 移 座 間 市 の 人 口 は 昭 和 35 年 までは1 万 人 台 でしたが その 後 急 激 に 増 加 し 昭 和 4 6 年 の 市 制 施 行 時 に 人 口 が62,740 人 となりました その 後 も 人 口 は 増 え 続 け 平 成 17 年 の 国 勢 調 査 では128,174 人 にまで 増 加 しましたが 近 年 少 子 化 が 進 み 将 来 的 にはやや 人 口 が 減 少 する 見 込 みです 図 表 1 座 間 市 の 人 口 の 推 移 ( 人 ) 140,000 120,000 100,000 80,000 128,174 128,376 128,144 125,694 125,657 118,159 128,846 112,102 100,000 93,503 80,562 60,000 56,727 40,000 20,000 29,948 15,402 11,804 13,197 実 績 値 推 計 値 0 S25 年 30 年 35 年 40 年 45 年 50 年 55 年 60 年 H2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 27 年 32 年 37 年 平 成 17 年 までは 総 務 省 国 勢 調 査 による 実 績 値 ( 各 年 10 月 1 日 ) 22 年 以 降 は 座 間 市 の 人 口 及 び 世 帯 数 の 将 来 推 計 ( 平 成 19 年 2 月 推 計 ) による 2 座 間 市 の 人 口 構 成 座 間 市 の 人 口 構 成 については 図 表 2から2つの 特 徴 が 見 られます 1つめは 若 年 層 (20 歳 以 下 )の 人 口 が 比 較 的 少 なく 逆 ピラミッド 型 の 人 口 構 成 になっていること です 2つめは 第 1 次 ベビーブーム( 昭 和 22~24 年 )と 第 2 次 ベビーブーム( 昭 和 46~49 年 )による2つのふくらみを 持 った 人 口 構 成 になっていることです 以 上 は 全 国 的 にも 見 られる 傾 向 ですが 座 間 市 だけに 見 られる 特 徴 として 男 性 の 最 も 人 口 の 多 い 世 代 は 全 国 的 には50 歳 代 であることが 多 いのに 対 して 座 間 市 の 場 合 は30 歳 代 であることが 挙 げられます 4

図 表 2 座 間 市 の 人 口 ピラミッド( 平 成 19 年 4 月 1 日 現 在 ) 女 性 単 位 歳 : 歳 100 以 上 95 90 85 80 男 性 高 齢 期 75 70 65 60 55 50 45 40 35 30 25 壮 年 期 青 年 期 ラ イ フ ス テ ー ジ 区 分 20 15 10 5 0 学 童 思 春 期 乳 幼 児 期 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 人 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 単 位 : 人 住 民 基 本 台 帳 法 外 国 人 登 録 法 および 戸 籍 法 に 定 める 届 け 出 による Ⅱ 合 計 特 殊 出 生 率 * 合 計 特 殊 出 生 率 とは 人 口 統 計 上 の 指 標 で 一 人 の 女 性 が 一 生 に 産 む 子 どもの 数 を 示 し 将 来 人 口 の 増 減 の 目 安 となるものです 近 年 合 計 特 殊 出 生 率 は 下 がり 続 け 大 きな 議 論 を 呼 んでいますが 座 間 市 は 全 国 平 均 よりもさらに 低 い 値 となっています 図 表 3 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移 ( 国 と 県 と 座 間 市 ) 1.6 1.54 1.5 1.4 1.46 1.45 1.42 1.34 1.34 1.36 1.3 1.28 1.28 1.26 1.2 1.19 1.15 1.1 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 17 年 度 神 奈 川 衛 生 統 計 年 報 より 5 座 間 市 国 神 奈 川 県

Ⅲ 平 均 寿 命 1 平 均 寿 命 の 推 移 * 平 均 寿 命 とは 0 歳 児 が 平 均 してどれくらい 生 きられるかという 期 待 値 のことをい います 図 表 4を 見 てもわかるように 日 本 の 平 均 寿 命 はこれまで 一 貫 して 延 び 続 け てきました 図 表 4 平 均 寿 命 の 推 移 ( 全 国 平 均 ) ( 歳 ) 90 85 80 75 70 65 60 55 50 45 54.0 50.1 67.8 63.6 72.9 67.7 76.9 71.7 80.5 74.8 81.9 75.9 82.9 76.4 84.6 85.5 77.7 78.6 昭 和 22 年 昭 和 30 年 昭 和 40 年 昭 和 50 年 昭 和 60 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 17 年 度 厚 生 労 働 省 第 20 回 生 命 表 ( 完 全 生 命 表 ) より 男 性 女 性 2 世 界 の 平 均 寿 命 日 本 の 平 均 寿 命 は 図 表 5を 見 てもわかるように 世 界 でもトップクラスにあり 特 に 女 性 の 平 均 寿 命 は 世 界 一 となっています 平 均 寿 命 が30 歳 代 でしかない 国 々と 比 べ ると 倍 以 上 の 開 きがあります 図 表 5 世 界 各 国 の 平 均 寿 命 国 名 国 名 平 均 寿 命 ( 歳 ) ( 男 性 上 位 5カ 国 ) ( 女 性 上 位 5カ 国 ) 平 均 寿 命 ( 歳 ) 香 港 79.2 日 本 86.3 日 本 79.1 香 港 85.1 スウェーデン 78.6 スイス 83.7 オーストラリア 78.4 スペイン 83.7 イスラエル 78.3 イタリア 83.5 2007 年 国 連 人 口 基 金 世 界 人 口 白 書 より 注 図 表 4 平 均 寿 命 の 推 移 とは 元 となるデータが 違 うため 数 値 が 異 なります 6

3 市 区 町 村 別 平 均 寿 命 座 間 市 の 平 均 寿 命 は 全 国 3,361 市 区 町 村 ( 平 成 13 年 12 月 31 日 現 在 )の 中 で は 男 性 が78.2 歳 で782 番 目 女 性 が84.8 歳 で1,381 番 目 であり 全 国 平 均 の 男 性 77.7 歳 女 性 84.6 歳 よりも 長 くなっています 図 表 6 市 区 町 村 別 平 均 寿 命 男 性 順 位 都 道 府 県 名 市 区 町 村 名 平 均 寿 命 ( 歳 ) 1 岐 阜 県 和 良 村 80.6 2 岐 阜 県 国 府 町 80.4 3 神 奈 川 県 青 葉 区 80.3 4 東 京 都 三 鷹 市 80.2 5 熊 本 県 清 和 村 ~ 80.1 782 座 間 市 ~ 78.2 3357 秋 田 県 琴 丘 町 74.2 3358 神 奈 川 県 中 区 74.1 3359 青 森 県 大 間 町 74.0 3360 青 森 県 大 鰐 町 73.6 3361 大 阪 府 西 成 区 71.5 女 性 順 位 都 道 府 県 名 市 区 町 村 名 平 均 寿 命 ( 歳 ) 1 沖 縄 県 豊 見 城 村 89.2 2 沖 縄 県 北 中 城 村 88.5 3 兵 庫 県 猪 名 川 町 88.4 4 北 海 道 壮 瞥 町 88.0 5 佐 賀 県 嬉 野 町 87.5 ~ 1381 座 間 市 ~ 84.8 3357 茨 城 県 神 栖 町 81.8 千 葉 県 銚 子 市 81.8 3359 徳 島 県 東 祖 谷 山 村 81.1 3360 長 野 県 天 龍 村 80.9 3361 徳 島 県 一 宇 村 80.9 平 成 12 年 度 厚 生 労 働 省 市 区 町 村 別 生 命 表 より Ⅳ 高 齢 化 率 * 高 齢 化 率 とは 65 歳 以 上 の 高 齢 者 人 口 が 総 人 口 に 占 める 割 合 のことをいいます 図 表 7の 高 齢 化 率 の 推 移 を 見 ると 平 成 2 年 の 時 点 で 全 国 平 均 の 高 齢 化 率 は12. 0%でしたが 座 間 市 の 高 齢 化 率 は6.6%であり 高 齢 化 率 の 低 い 市 であったことが わかります しかし 全 国 的 に 高 齢 化 が 進 むにつれ 座 間 市 の 高 齢 化 率 も 上 がってい き 平 成 17 年 には 高 齢 化 率 が14.6%に 達 しました 将 来 的 には 急 速 に 高 齢 化 が 進 み 全 国 平 均 との 差 も 縮 まり 平 成 32 年 には4 人 に1 人 が65 歳 以 上 の 高 齢 者 とな る 見 込 みです 7

図 表 7 高 齢 化 率 の 推 移 ( 国 と 県 と 座 間 市 ) 34 29 24 19 14 9 4 (%) 12.0 8.8 6.6 14.5 11.0 8.4 17.3 13.8 10.8 20.2 16.8 14.6 実 績 値 23.1 20.4 19.6 推 計 値 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 平 成 27 年 平 成 32 年 平 成 17 年 まではすべて 総 務 省 国 勢 調 査 による 実 績 値 座 間 市 平 成 22 年 以 降 の 国 および 県 のデータは 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 の 国 神 奈 川 県 日 本 の 都 道 府 県 別 将 来 推 計 人 口 ( 平 成 18 年 12 月 ) による 座 間 市 の 平 成 22 年 以 降 のデータは 座 間 市 の 人 口 及 び 世 帯 数 の 将 来 推 計 ( 平 成 19 年 2 月 推 計 ) による 26.9 24.2 23.9 29.2 26.5 26.2 Ⅴ 主 要 死 因 別 死 亡 率 ここでは 国 と 座 間 市 の 死 因 上 位 3 位 (ガン 心 疾 患 脳 卒 中 )の 人 口 10 万 人 あ たりの 死 亡 率 の 推 移 を 見 ていきます この 図 表 から 全 国 の 死 亡 率 よりも 座 間 市 の 死 亡 率 のほうが 低 くなっていることと 平 成 2 年 度 よりも 平 成 17 年 度 のほうが 全 国 座 間 市 ともすべての 死 亡 率 が 高 くな っており これら * 三 大 疾 病 の 対 策 が 急 務 になっていることがわかります 図 表 8 主 要 死 因 別 死 亡 率 の 推 移 ( 人 口 10 万 人 あたりの 死 亡 者 数 国 と 座 間 市 ) ( 人 ) 300 258.3 250 235.2 211.6 200 150 100 50 177.2 153.5 134.8 136.3 113.3 117.9 116.8 99.4 112.0 105.5 72.3 56.7 59.7 55.3 55.9 57.3 188.8 137.2 105.3 81.1 69.4 がん( 座 間 市 ) がん( 国 ) 心 疾 患 ( 座 間 市 ) 心 疾 患 ( 国 ) 脳 卒 中 ( 座 間 市 ) 脳 卒 中 ( 国 ) 0 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 国 のデータは 平 成 18 年 度 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 年 報 により 座 間 市 のデータは 平 成 17 年 度 神 奈 川 衛 生 統 計 年 報 より 神 奈 川 県 のデータはスペースの 関 係 上 除 きました 8

康 目 標 第 3 章 市 民 が 目 指 す 健 市 民 が 目 指 す 健 康 目 標

Ⅰ ざま 健 康 なまちづくり10か 条 Ⅰ ざま 健 康 なまちづくり10か 条 市 民 一 人 ひとりの 健 康 づくりおよび 健 康 環 境 づくりの 取 り 組 みの 目 標 として ざま 健 康 なまちづく り10か 条 を 定 め 数 値 目 標 を 設 定 しました 第 1 条 バランスの 良 い 食 事 を 摂 りましょう 脂 肪 分 や 食 塩 の 過 剰 な 摂 取 は 生 活 習 慣 病 の 原 因 となります 脂 肪 エネルギーの 比 率 男 性 25.7% 女 性 27.1% 1 日 の 食 塩 摂 取 量 男 性 11.9g 女 性 10.5g 男 女 とも 25% 以 下 男 性 10g 未 満 女 性 8g 未 満 第 2 条 体 重 を 適 正 に 保 ちましょう 体 重 は 健 康 に 大 きな 影 響 を 与 えます 適 正 な 体 重 を 保 つよう 心 がけましょう 肥 満 の 人 の 割 合 男 性 27.6% 女 性 20.9% 男 女 とも 15% 以 下 20 歳 代 女 性 のやせの 割 合 29.6% 15% 以 下 メタボリックシンドロームの 認 知 度 79.3% 85% 以 上 第 3 条 積 極 的 に 身 体 を 動 かしましょう 運 動 は 心 身 に 良 い 影 響 を 与 えます 運 動 習 慣 を 持 ち 日 常 から 身 体 を 動 かしましょう 男 性 33.2% 運 動 習 慣 を 持 つ 人 の 割 合 男 女 とも 50% 以 上 女 性 28.5% 男 性 8,663 歩 男 性 9,700 歩 1 日 の 歩 数 女 性 7,913 歩 女 性 8,900 歩 第 4 条 十 分 な 睡 眠 を 取 りましょう 心 身 の 疲 労 回 復 のためには 睡 眠 を 十 分 とる 必 要 があります 睡 眠 時 間 が6 時 間 未 満 の 人 の 割 合 男 性 35.6% 女 性 37.8% 目 覚 めたときに 疲 労 感 が 残 る 男 性 25.9% 人 の 割 合 女 性 22.9% 男 女 とも 25% 以 下 男 女 とも20% 以 下 第 5 条 上 手 にストレスを 解 消 しましょう 適 度 なストレスは 生 きる 活 力 ともなりますが 過 剰 になると 健 康 に 影 響 を 与 えます 最 近 1ヶ 月 間 にストレスを 感 じた 人 の 割 合 男 性 57.4% 女 性 65.5% 男 性 52% 以 下 女 性 60% 以 下 9

第 6 条 タバコはやめましょう タバコはがんや 心 臓 病 などさまざまな 病 気 のリスクを 高 めます 喫 煙 が 及 ぼす 健 康 影 響 に ついての 知 識 の 普 及 率 分 煙 の 実 施 率 肺 がん 等 の 疾 患 にかかりやす くなると 思 う 人 の 割 合 全 て 100%に 100% 男 性 26.0% 未 成 年 の 喫 煙 経 験 率 男 女 とも0% 女 性 7.7% 第 7 条 飲 酒 は 適 量 を 心 がけましょう 過 度 の 飲 酒 は 生 活 習 慣 病 のリスクを 高 め 肝 疾 患 やアルコール 依 存 症 等 の 原 因 となります 1 日 平 均 3 合 以 上 飲 む 人 の 割 合 未 成 年 の 飲 酒 経 験 率 男 性 13.1% 女 性 5.2% 男 性 56.0% 女 性 51.3% 男 性 10% 以 下 女 性 4% 以 下 男 女 とも0% 第 8 条 歯 の 健 康 を 心 がけましょう 歯 の 健 康 は 全 身 の 健 康 と 関 連 し 食 事 や 会 話 など 豊 かな 生 活 を 送 るためにも 重 要 です 80 歳 で 自 分 の 歯 が20 本 以 上 ある 人 の 割 合 21.1% ( 注 ) 30% 以 上 12 歳 児 1 人 の 平 均 むし 歯 数 0.52 本 0.35 本 以 下 注 ただし 現 状 値 は80 歳 ~84 歳 のデータ 第 9 条 日 頃 から 健 康 チェックをしましょう 健 康 診 査 で 自 分 の 健 康 状 態 を 把 握 し 健 康 管 理 に 役 立 てましょう 健 康 診 査 を 受 ける 人 の 割 合 45.3% 68% 以 上 第 10 条 市 民 による 健 康 なまちづくり 活 動 を 推 進 しましょう 個 人 が 健 康 であるためには まち 全 体 が 健 康 になる 必 要 があります 健 康 文 化 都 市 宣 言 の 認 知 度 50% 以 上 10

Ⅱ ざま 健 康 なまちづくり10か 条 の 背 景 と 目 標 1 バランスの 良 い 食 事 を 摂 りましょう バランスの 良 い 食 事 を 摂 りましょう 食 は 運 動 や 休 養 とならんで 健 康 の 根 幹 を 成 すもので 健 康 と 密 接 な 関 連 があります また 食 には 身 体 的 な 健 康 を 維 持 する 機 能 だけでなく 家 族 の 団 らんの 場 となったり その 国 や 地 方 の 文 化 の 一 部 となったりするなど 社 会 的 文 化 的 な 機 能 もあり そのために 多 くの 人 が 食 につ いて 関 心 を 持 っています 現 在 では 外 食 の 普 及 や 食 生 活 の 欧 米 化 にともない 栄 養 の 過 剰 摂 取 や 脂 質 等 の 取 りすぎが 問 題 となっており 生 活 習 慣 病 の 増 加 の 一 因 となっています 健 康 を 維 持 増 進 し 日 々の 生 活 の 質 を 高 めていくために 食 に 対 する 正 しい 知 識 を 身 につ け 栄 養 バランスの 取 れた 食 事 を1 日 3 食 摂 るように 心 がけましょう 脂 肪 エネルギーの 比 率 摂 取 したすべてのエネルギーのうち 脂 質 に 由 来 するエネルギーの 割 合 を * 脂 肪 エネルギー 比 率 といいます 脂 肪 エネルギー 比 率 の 増 加 は 肥 満 や 脂 質 異 常 症 動 脈 硬 化 などを 引 き 起 こし さまざまな 生 活 習 慣 病 のリスクを 高 めます これらのリスクを 避 けるためには 脂 肪 エネルギー 比 率 を2 0%~25%の 間 で 維 持 することが 必 要 といわれていますが 下 のグラ フを 見 てもわかるように 特 に 若 い 年 代 層 で 比 率 が 高 くなっており 健 康 を 維 持 する 上 で 問 題 となっています これらの 状 況 を 踏 まえ ここでは 脂 肪 エネルギーの 比 率 を25% 以 下 とすることを 目 標 としました 摂 りすぎ 注 意 (%) 35 30 28.6 27.1 25.7 25 28.5 29.129.5 29.1 28.5 脂 肪 エネルギーの 比 率 29.2 29 27.5 27.1 26.1 26.6 25.5 25.1 24.8 23 23.7 22.5 男 性 女 性 20 15 10 5 0 全 年 齢 1-6 歳 7-14 歳 15-19 歳 20-29 歳 30-39 歳 40-49 歳 50-59 歳 60-69 歳 70 歳 以 上 平 成 15 年 度 神 奈 川 県 県 民 健 康 栄 養 調 査 より 11

目 標 値 脂 肪 エネルギーの 比 率 男 性 25.7% 女 性 27.1% 男 女 とも 25% 以 下 1 日 の 食 塩 摂 取 量 高 血 圧 は 心 疾 患 や 脳 卒 中 腎 障 害 などさまざまな 病 気 の 原 因 となりますが 血 圧 は 食 塩 の 摂 取 量 と 密 接 な 関 係 があります そのほかにも 食 塩 の 過 剰 な 摂 取 は 胃 がん 脳 卒 中 などのリ スクを 高 めるため 食 塩 の 摂 りすぎを 避 けることが 重 要 です かつて1 日 20g 近 くあった 日 本 人 の 食 塩 摂 取 量 も 近 年 は 減 少 傾 向 にありますが 1 日 6g を 目 標 とする 欧 米 諸 国 と 比 較 すると 依 然 として 高 い 水 準 にあります しかし 日 本 人 の 食 習 慣 を 考 慮 すると1 日 6gという 目 標 値 は 現 実 的 でなく 男 性 は1 日 の 食 塩 摂 取 量 を10g 未 満 に 女 性 は8g 未 満 に 抑 えるのが 望 ましいといえます (g) 1 日 の 食 塩 摂 取 量 16 14 12 10 11.9 10.5 9.8 9.1 11.1 9.8 12.1 9.7 12.5 11.3 10.2 9.9 13.8 14.3 11.9 12.1 11.8 11.0 8 6 6.6 5.7 男 性 女 性 4 2 0 全 年 齢 1-6 歳 7-14 歳 15-19 歳 20-29 歳 30-39 歳 40-49 歳 50-59 歳 60-69 歳 70 歳 以 上 平 成 15 年 度 神 奈 川 県 県 民 健 康 栄 養 調 査 より 目 標 値 1 日 の 食 塩 摂 取 量 男 性 11.9g 女 性 10.5g 男 性 10g 未 満 女 性 8g 未 満 ラーメンやみそ 汁 は 全 部 飲 み 干 さない 調 味 料 はかけるのではなくつけるようにする などの 工 夫 で 減 塩 しよう! 12

体 重 を 適 正 に 保 ちましょう 肥 満 は 生 活 習 慣 病 など 数 多 くの 疾 患 のリスクを 高 めますが 特 に 内 臓 脂 肪 型 肥 満 に 加 え 高 血 圧 高 血 糖 脂 質 異 常 症 などの 危 険 因 子 が 重 なった 状 態 を * メタボリックシンドロームといい 脳 卒 中 や 心 疾 患 などのリスクを 飛 躍 的 に 高 めるため 近 年 ではメタボリックシンドロームの 予 防 の 重 要 性 が 強 調 されています しかし 肥 満 でない やせ が 健 康 というわけではなく 特 に 若 い 女 性 の 間 で ダイエット のし 過 ぎにより 心 身 のバランスを 崩 す 人 が 増 え やせすぎも 健 康 の 面 からは 大 きな 問 題 となっ ています 体 格 や 生 活 の 仕 方 などにより エネルギーの 必 要 量 は 人 によって 違 いますが 健 康 的 な 体 格 を 維 持 するため 食 事 の 取 り 過 ぎや 極 端 な 食 事 制 限 は 避 けましょう 肥 満 とやせの 人 の 割 合 肥 満 度 を 測 る 指 標 はいくつかありますが 成 人 の 肥 満 度 を 表 すには 現 在 BMI( 注 )が 多 く 用 いられます 日 本 肥 満 学 会 ではBMIが25 以 上 の 場 合 を 肥 満 18.5 以 下 をやせとし て 定 義 しています 統 計 的 にはBMIが22 程 度 の 人 がもっとも 病 気 にかかりにくいといわれ ており やせも 肥 満 も 健 康 の 観 点 からは 好 ましくありません 肥 満 は 生 活 習 慣 病 のリスクを 増 大 させます やせは 筋 肉 や 骨 を 弱 くしたり 抵 抗 力 が 低 くなったりするなど 特 に 若 い 女 性 の 間 で 問 題 となっています これらの 問 題 を 改 善 するためにさまざまな 方 法 が 用 いられていますが 極 端 な 方 法 を 取 らな くても 食 事 の 量 や 摂 り 方 を 見 直 し 運 動 を 積 極 的 に 行 うことで 健 康 的 な 体 重 を 維 持 すること ができます これらの 状 況 を 踏 まえ 肥 満 の 人 の 割 合 を 男 女 ともに15% 以 下 に 20 歳 代 女 性 のやせの 割 合 を15% 以 下 にすることを 目 標 とします (%) 40 35 35.9 肥 満 の 人 の 割 合 32.6 30 25 20 15 27.6 20.9 14.4 19.2 28.0 21.7 24.4 23.6 男 性 女 性 10 5 0 全 体 40 歳 代 50 歳 代 60 歳 代 70 歳 以 上 平 成 17 年 度 座 間 市 基 本 健 康 診 査 より 13

目 標 値 肥 満 の 人 の 割 合 男 性 27.6% 女 性 20.9% 男 女 とも 15% 以 下 20 歳 代 女 性 のやせの 割 合 29.6% 15% 以 下 20 歳 代 女 性 のやせの 割 合 は 平 成 15 年 度 神 奈 川 県 県 民 健 康 栄 養 調 査 より メタボリックシンドロームの 認 知 度 メタボリックシンドロームとは 内 臓 脂 肪 型 肥 満 に 高 血 圧 高 血 糖 脂 質 異 常 症 のうち2つ 以 上 を 合 併 した 状 態 のことを 言 い 放 置 しておく と 動 脈 硬 化 が 進 行 し 心 筋 梗 塞 や 脳 卒 中 など 命 に 関 わる 病 気 を 発 症 する 危 険 性 が 高 まります こうした 危 険 を 避 けるため メタボリックシンドロー ムであることを 自 覚 し 生 活 習 慣 を 見 直 すことが 重 要 ですが その 前 提 と なるメタボリックシンドロームの 認 知 度 を85% 以 上 にすることを 目 標 としました メタボリックシンドロームの 診 断 基 準 あなたは 腹 囲 が 男 性 なら85cm 以 上 女 性 なら90cm 以 上 ありますか? 収 縮 期 ( 最 大 ) 血 圧 130mmHg 以 上 または 拡 張 期 ( 最 小 ) 血 圧 85mmHg 以 上 空 腹 時 血 糖 値 110mg/dL 以 上 中 性 脂 肪 値 150mg/dL 以 上 または HDLコレステロール 値 40mg/dL 未 満 当 てはまる 項 目 が1つ 以 下 の 場 合 ひとまずセーフですが 該 当 する 項 目 が 一 つでもあれば 予 備 群 です 当 てはまる 項 目 が2つ 以 上 の 場 合 メタボリックシンドロームです 生 活 習 慣 を 見 直 しましょう 目 標 値 メタボリックシンドロームの 認 知 度 79.3% 85% 以 上 平 成 19 年 度 神 奈 川 県 食 に 関 する 意 識 調 査 より 注 BMIとは? BMIとはBody Mass Indexの 略 で 身 長 と 体 重 から 肥 満 度 を 割 りだす 指 数 のことをいいます BMIは 体 重 (kg) 身 長 (m)という 式 によって 算 出 されます 18.5 以 下 の 場 合 は やせ 25 以 上 の 場 合 は 肥 満 と 診 断 されます 14 2

積 極 的 に 身 体 を 動 かしましょう 運 動 は 肥 満 高 血 圧 高 血 糖 などの 危 険 因 子 を 軽 減 させ 糖 尿 病 や 脳 卒 中 心 疾 患 などの 生 活 習 慣 病 予 防 に 大 きな 効 果 があります さらに 高 齢 になっても 定 期 的 に 運 動 を 行 うことで 加 齢 にともなう 身 体 機 能 の 低 下 を 遅 らせることができるなど 運 動 は 私 たちの 心 身 によい 影 響 を 与 えます しかし 現 代 社 会 では 科 学 技 術 の 進 歩 にともなう 交 通 機 関 の 発 達 や 家 事 の 負 担 の 軽 減 など が 原 因 で 身 体 を 動 かす 機 会 が 減 少 しており 大 きな 健 康 上 の 問 題 となっています 運 動 習 慣 を 持 つ 人 の 割 合 体 力 の 維 持 増 進 や 生 活 習 慣 病 予 防 に 必 要 な 運 動 量 を 確 保 するためには 定 期 的 に 運 動 を 行 う ことが 必 要 です 運 動 習 慣 ( 注 )を 持 つ 人 の 割 合 を 見 ると 若 い 年 代 で 特 に 低 くなっています 全 体 では 男 女 とも3 割 程 度 の 人 が 定 期 的 に 運 動 をしているという 結 果 ですが この 割 合 を 上 げることを 目 標 としました ただし 普 段 運 動 をしない 人 が 急 に 運 動 を 始 めようとすると 逆 に 健 康 を 損 ねる 危 険 性 があるので 自 分 の 健 康 状 態 をよく 把 握 し 必 要 があれば 医 師 に 相 談 するなどしたうえで 自 分 にあった 運 動 を 行 いましょう (%) 運 動 習 慣 を 持 つ 人 の 割 合 60 50 53.3 56.2 42.0 40 33.2 33.9 30 20 28.5 15.0 12.5 21.3 19.2 25.6 20.8 26.0 男 性 女 性 10 6.1 0 全 年 齢 20-29 歳 30-39 歳 40-49 歳 50-59 歳 60-69 歳 70 歳 以 上 平 成 15 年 度 神 奈 川 県 県 民 健 康 栄 養 調 査 より 15

目 標 値 運 動 習 慣 を 持 つ 人 の 割 合 男 性 33.2% 女 性 28.5% 男 女 とも 50% 以 上 1 日 の 歩 数 普 段 からなるべく 歩 くことを 心 がけることで 日 常 生 活 の 中 で 身 体 に 負 担 をかけずに 運 動 量 を 増 やすことができます 理 想 的 な1 日 の 歩 数 は1 万 歩 とされていますが 1 日 の 平 均 歩 数 は 全 体 で 男 性 8,663 歩 女 性 で7,913 歩 でしかありません グラフを 見 てわかるように 年 代 性 別 によって 歩 数 はまちまちですが 15 歳 ~19 歳 を 除 いたどの 世 代 性 別 でも1 万 歩 を 達 成 できていません このような 状 況 を 踏 まえ 1 日 の 歩 数 を 約 1,000 歩 増 加 させることを 目 標 としました ( 歩 ) 12,000 10,000 8,663 7,913 8,000 6,000 10,753 10,111 8,934 9,319 1 日 の 歩 数 8,503 7,707 9,728 9,450 9,157 8,362 8,264 7,305 6,456 4,791 男 性 女 性 4,000 2,000 0 全 年 齢 15-19 歳 20-29 歳 30-39 歳 40-49 歳 50-59 歳 60-69 歳 70 歳 以 上 平 成 15 年 度 神 奈 川 県 県 民 健 康 栄 養 調 査 より 目 標 値 1 日 の 歩 数 男 性 8,663 歩 女 性 7,913 歩 男 性 9,700 歩 女 性 8,900 歩 注 運 動 習 慣 とは ここでは 週 2 回 以 上 の 頻 度 で 30 分 以 上 の 運 動 持 続 時 間 があり 継 続 して1 年 以 上 続 けている 場 合 を 運 動 習 慣 があるとしています 16

十 分 な 睡 眠 を 取 りましょう 睡 眠 の 役 割 は 多 岐 にわたりますが 最 も 基 本 的 な 役 割 は 心 身 に 休 息 を 与 えることです 特 に 脳 の 疲 労 は 睡 眠 によらなければ 十 分 に 回 復 させることができません そのほかにも 成 長 ホルモンの 分 泌 を 促 したり 免 疫 力 を 高 めたりする 役 割 を 果 たしていると いわれ 睡 眠 は 人 間 にとって 必 要 不 可 欠 なものですが 社 会 生 活 の 変 化 にともない 現 代 では 徐 々に 睡 眠 時 間 が 短 くなる 傾 向 にあります それにともなって 心 身 のバランスを 崩 したり 睡 眠 障 害 に 悩 んだりする 人 が 増 えています 食 事 や 運 動 とともに 睡 眠 は 健 康 の 基 礎 となるものであることをまずしっかりと 認 識 し 健 康 を 維 持 するのに 必 要 な 睡 眠 を 確 保 するよう 心 がけましょう 4 十 分 な 睡 眠 を 摂 りましょう 睡 眠 時 間 が6 時 間 未 満 の 人 の 割 合 最 適 な 睡 眠 時 間 は 人 によってさまざまですが 一 般 的 に 睡 眠 不 足 は 疲 労 感 をもたらし 判 断 力 を 鈍 らせ 作 業 効 率 を 低 下 させるなど 生 活 の 質 に 大 きく 影 響 します また 近 年 では 高 血 圧 や 糖 尿 病 の 悪 化 要 因 としても 注 目 されるようになってきています グラフを 見 てもわかるように 特 に30 歳 代 の 男 性 40 歳 代 の 男 女 で 睡 眠 時 間 6 時 間 未 満 の 人 の 割 合 が 目 立 っており 健 康 への 影 響 が 懸 念 されます これらの 状 況 を 踏 まえ 睡 眠 時 間 が6 時 間 未 満 の 人 の 割 合 を 男 女 とも25% 以 下 にすること を 目 標 としました (%) 70 睡 眠 時 間 が6 時 間 未 満 の 人 の 割 合 60 60.6 50 40 30 37.8 35.6 32.6 40 40.5 39.4 34.8 48.8 45.7 33.1 40.7 34 28.8 男 性 女 性 20 18.8 18.4 10 0 全 年 齢 15-19 歳 20 歳 代 30 歳 代 40 歳 代 50 歳 代 60 歳 代 70 歳 以 上 平 成 15 年 度 神 奈 川 県 県 民 健 康 栄 養 調 査 より 17

目 標 値 睡 眠 時 間 が6 時 間 未 満 の 人 の 割 合 男 性 35.6% 女 性 37.8% 男 女 とも 25% 以 下 目 覚 めたときに 疲 労 感 の 残 る 人 の 割 合 睡 眠 はどれだけ 寝 ることができたかという 時 間 の 面 も 重 要 ですが 最 適 な 睡 眠 時 間 が 人 によ って 異 なるため 睡 眠 によって 休 養 が 取 れたと 感 じているかどうかという 主 観 的 な 評 価 も 重 要 です 短 時 間 の 睡 眠 しか 取 れない 人 は 目 覚 めたときによく 眠 れた すっきりしたという 実 感 が 持 てるような 質 の 高 い 睡 眠 をとるよう 心 がける 必 要 があります グラフでは 女 性 で15~29 歳 男 性 で30~49 歳 の 年 代 に 疲 労 感 が 残 る 人 の 割 合 が 高 く この 年 代 の 睡 眠 は 質 量 ともに 問 題 があることがわかります これらの 状 況 を 踏 まえ 目 覚 めたときに 疲 労 感 が 残 る 人 の 割 合 を 男 女 とも20% 以 下 にする ことを 目 標 としました 50 (%) 48.7 目 覚 めたときに 疲 労 感 の 残 る 人 の 割 合 40 30 20 25.9 22.9 31.4 28.8 35.6 42.1 32.3 41.3 23.6 28.9 20.9 男 性 女 性 10 7.3 8.8 5.1 11.5 0 全 年 齢 15-19 歳 20-29 歳 30-39 歳 40-49 歳 50-59 歳 60-69 歳 70 歳 以 上 平 成 15 年 度 神 奈 川 県 県 民 健 康 栄 養 調 査 より 目 標 値 目 覚 めたときに 疲 労 感 が 残 る 人 の 割 合 男 性 25.9% 女 性 22.9% 男 女 とも20% 以 下 18

上 手 にストレスを 解 消 しましょう * WHOの 健 康 の 定 義 ( 注 )にもあるように 身 体 の 状 態 だけでなく 精 神 の 状 態 も 良 好 であ ることが 健 康 の 条 件 であることは 間 違 いありません 精 神 のバランスが 崩 れた 状 態 では 風 邪 などの 感 染 症 にかかりやすくなるなど 身 体 の 状 態 と 精 神 の 状 態 とは 密 接 に 関 連 しています 精 神 の 健 康 を 害 する 原 因 となるものがストレスです ストレスは 適 度 なものであれば やる 気 を 引 き 出 し 生 きる 活 力 となる 有 用 なものですが ストレスが 過 剰 になりうまく 対 処 できない 場 合 さまざまな 問 題 を 引 き 起 こしてしまいます 変 化 の 多 い 現 代 社 会 では ストレスにうまく 対 処 できずに 心 の 病 気 にかかったり 社 会 生 活 がうまく 送 れなかったりする 人 が 増 えてきています ストレスについての 正 しい 知 識 をまな び 上 手 な 対 処 法 を 実 践 できるようになることが 必 要 です 5 上 手 にストレスを 解 消 しましょう 最 近 1ヶ 月 間 にストレスを 感 じた 人 の 割 合 最 近 1ヵ 月 間 にストレスを 感 じた 人 の 割 合 を 見 ると 全 体 では 男 性 で57.4% 女 性 で65. 5%となっており 女 性 のほうがストレスを 感 じている 人 の 割 合 がやや 高 いことがわかりま す 年 代 別 に 見 ると 若 い 年 代 にストレスを 感 じた 人 の 割 合 が 高 く この 年 代 でのストレスの 与 える 影 響 が 懸 念 されます ここでは 最 近 1ヶ 月 間 にストレスを 感 じた 人 の 割 合 を 男 女 とも1 割 減 少 させ 男 性 52% 以 下 女 性 60% 以 下 とすることを 目 標 としました 最 近 1ヶ 月 間 にストレスを 感 じた 人 の 割 合 (%) 80 65.5 60 57.4 78.9 74.4 75.4 72.5 67.9 68.8 73.8 73.9 68.9 64.1 59.7 40 45.7 36.0 45 男 性 女 性 20 0 全 年 齢 15-19 歳 20 歳 代 30 歳 代 40 歳 代 50 歳 代 60 歳 代 70 歳 以 上 平 成 15 年 度 厚 生 労 働 省 国 民 健 康 栄 養 調 査 より 19

目 標 値 最 近 1ヶ 月 間 にストレスを 感 じた 人 の 割 合 男 性 57.4% 女 性 65.5% 男 性 52% 以 下 女 性 60% 以 下 自 由 時 間 のすごし 方 ストレスを 解 消 するには 仕 事 や 家 事 以 外 の 自 由 時 間 をいかにすごすかが 大 切 です 内 閣 府 が 行 ったアンケートでは 自 由 時 間 のすごし 方 について ラジオを 聞 いたりテレビを 見 たり する や 趣 味 を 楽 しむ という 回 答 が 上 位 に 来 ていました ホッとできる 時 間 やうちこめる 趣 味 などを 見 つけ 上 手 にストレスを 解 消 しましょう! 自 由 時 間 のすごし 方 0 10 20 30 40 50 60 ラジオを 聞 いたり テレビを 見 たりする 54.3 趣 味 を 楽 しむ 43.8 のんびり 休 養 する 新 聞 雑 誌 などを 読 んだりする 家 族 との 団 らんを 楽 しむ 知 人 友 人 と 過 ごす ショッピングに 行 く 38.4 36.0 34.1 31.5 28.6 パソコンや 携 帯 電 話 などを 利 用 して 情 報 の 閲 覧 やメールのやり 取 りなどをする 運 動 やスポーツなど 体 を 動 かす 旅 行 に 行 く 21.6 21.4 21.3 知 識 を 吸 収 する 9.3 地 域 活 動 や 社 会 活 動 をする 6.8 平 成 19 年 度 内 閣 府 国 民 生 活 に 関 する 世 論 調 査 より 注 WHOの 健 康 の 定 義 健 康 とは 身 体 的 精 神 的 および 社 会 的 に 完 全 に 良 好 な 状 態 であって 単 に 病 気 や 虚 弱 でないというだけではない 1946 年 WHO( 世 界 保 健 機 関 ) 憲 章 序 文 より 20

タバコはやめましょう タバコは 肺 がんを 始 めとする 咽 頭 がん 胃 がんなど 多 くのがんのほか 心 疾 患 脳 卒 中 ぜ んそく 歯 周 病 胃 潰 瘍 など 多 くの 病 気 の 危 険 因 子 となります また * 受 動 喫 煙 により 乳 幼 児 突 然 死 症 候 群 やぜんそく 等 の 呼 吸 器 疾 患 のリスクを 高 めるなど 喫 煙 者 本 人 のみならず 周 囲 の 人 の 健 康 をも 害 します さらに 妊 娠 中 の 喫 煙 は 早 産 流 産 の 危 険 性 を 高 めるなど タバコ は 健 康 に 対 して 広 大 な 範 囲 に 影 響 を 与 えます しかし こうしたタバコの 害 を 十 分 に 理 解 しないまま 喫 煙 を 始 める あるいは 続 ける 人 が 多 いのが 現 状 です また 非 喫 煙 者 が 受 動 喫 煙 により 健 康 を 害 さないために 必 要 な 分 煙 の 徹 底 も 進 んでいません こうした 状 況 を 改 め 喫 煙 者 にとっても 非 喫 煙 者 にとっても 好 ましい 状 況 を 作 り 上 げていく 6 タバコ 必 要 があります 喫 煙 が 及 ぼす 健 康 影 響 についての 知 識 の 普 及 率 タバコの 健 康 影 響 についての 調 査 によれば 89.7%の 人 がタバコを 吸 うと 肺 がんにかか りやすくなると 答 えている 一 方 で 心 臓 病 や 脳 卒 中 にかかりやすくなると 答 えている 人 の 割 合 は50% 程 度 に 過 ぎず タバコの 健 康 影 響 についての 知 識 の 普 及 は 十 分 ではありません 本 来 タバコを 吸 うか 吸 わないかの 選 択 は 個 人 の 自 由 な 意 思 で 行 われるべきものですが そ の 選 択 は 喫 煙 に 対 する 正 しい 知 識 が 前 提 となります ここでは 肺 がん 妊 婦 への 影 響 咽 頭 がん 気 管 支 炎 ぜんそく 肺 気 腫 心 臓 病 脳 卒 中 歯 周 病 胃 かいようといった 疾 患 に タバコを 吸 うことでかかりやすくなると 思 う 人 の 割 合 を 100%にすることを 目 標 とします (%) 100 89.7 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 肺 がん 87.4 妊 婦 への 影 響 喫 煙 が 及 ぼす 健 康 影 響 についての 知 識 の 普 及 率 70.4 66.6 64.3 59.5 52.2 48.8 36.8 35.2 咽 頭 がん 気 管 支 炎 ぜんそく 肺 気 腫 心 臓 病 脳 卒 中 歯 周 病 胃 かいよう 平 成 15 年 度 神 奈 川 県 県 民 健 康 栄 養 調 査 より 21

目 標 値 喫 煙 が 及 ぼす 健 康 影 響 に ついての 知 識 の 普 及 肺 がん 等 の 疾 患 にかかりやす くなると 思 う 人 の 割 合 全 て 100%に 分 煙 の 実 施 率 最 近 では 公 共 施 設 や 輸 送 機 関 などで 禁 煙 分 煙 が 行 われるようになってきましたが 実 施 が なされていない 飲 食 店 や 職 場 なども 多 くあるのが 現 状 です また 平 成 15 年 度 の * 健 康 増 進 法 の 職 場 における 喫 煙 対 策 のためのガイドライン によ れば 可 能 な 限 り 喫 煙 場 所 から 非 喫 煙 場 所 にタバコの 煙 が 漏 れない 喫 煙 室 の 設 置 を 推 奨 す る ことなどが 分 煙 の 要 件 として 挙 げられていますが 不 十 分 な 分 煙 の 例 も 多 くあります 分 煙 は 受 動 喫 煙 の 害 を 避 け 非 喫 煙 者 を 守 るために 必 要 なことですが 喫 煙 者 にとっても 好 ましいことであるため 公 共 施 設 等 ( 健 康 増 進 法 第 25 条 に 準 ずる 詳 しくは 資 料 編 66ペ ージを 参 照 )を 対 象 として 分 煙 を 推 進 するとともに 分 煙 に 対 する 正 しい 知 識 の 普 及 も 行 うこ とが 必 要 です 目 標 値 めま 分 煙 の 実 施 率 100% しょう 未 成 年 の 喫 煙 経 験 率 未 成 年 者 でタバコを 吸 い 始 めると 若 い 細 胞 は 有 害 物 質 の 影 響 を 受 けやすいため ニコチンへの 依 存 度 が 高 くなり タバコをやめるのが 難 しくなります また 喫 煙 開 始 年 齢 が 低 いほど がんや 脳 卒 中 など のタバコとかかわりのある 病 気 にかかりやすく 死 亡 する 確 率 も 高 く なることもわかっています また 健 康 の 面 はもとより 未 成 年 者 喫 煙 禁 止 法 により 未 成 年 の 喫 煙 は 禁 止 されているため 未 成 年 の 喫 煙 経 験 率 を0%にすることを 目 標 とします 周 囲 の 大 人 は 未 成 年 の 喫 煙 を 見 かけたら 注 意 してやめ させるなど 未 成 年 の 喫 煙 を 許 さない 環 境 をつくっていきましょう 目 標 値 男 性 26.0% 女 性 7.7% 男 女 とも0% 平 成 15 年 度 神 奈 川 県 県 民 健 康 栄 養 調 査 より 22

飲 酒 は 適 量 を 心 がけましょう 適 度 な 飲 酒 は 健 康 にもよい 影 響 を 与 え 社 会 生 活 を 円 滑 にするなどさまざまな 効 用 をもた らしますが 限 度 を 超 えた 飲 酒 は 高 血 圧 や 糖 尿 病 など 生 活 習 慣 病 のリスクを 高 め アルコー ル 依 存 症 肝 疾 患 脳 卒 中 がん 等 の 多 くの 疾 患 の 原 因 となります また アルコールの 害 は 個 人 の 健 康 だけにとどまらず 生 産 性 の 低 下 や 労 働 災 害 といった 職 場 での 問 題 家 庭 内 の 不 和 や 浪 費 といった 問 題 飲 酒 運 転 や 暴 力 事 件 といった 社 会 での 問 題 などにもおよび 社 会 全 体 で の 対 策 が 必 要 となります また アルコールの 与 える 害 が 心 身 ともに 発 育 途 上 にある 未 成 年 の 場 合 に 特 に 大 きいため 未 成 年 の 飲 酒 は 法 律 で 禁 止 されています 社 会 全 体 で 未 成 年 の 飲 酒 を 許 さない 環 境 を 作 り 上 げて いくことが 大 切 です 7 飲 酒 は 適 量 を 心 がけましょう 1 日 平 均 3 合 以 上 飲 む 人 の 割 合 アルコールの 量 が 健 康 に 与 える 影 響 についての 研 究 がいくつかありますが おおむねどの 研 究 も 日 本 酒 に 換 算 して1 日 平 均 1 合 程 度 の 飲 酒 量 がもっとも 健 康 に 良 く それ 以 上 はアルコー ルの 量 が 増 加 するに 従 い 健 康 に 悪 影 響 を 与 えるようになるという 結 果 になっています 1 日 平 均 3 合 以 上 飲 む 人 の 場 合 は 特 に 健 康 に 与 える 影 響 が 懸 念 されますが 下 のグラフを 見 てもわかるように 男 性 はどの 年 代 でも3 合 以 上 飲 む 人 の 割 合 が 高 く 特 に40 歳 代 では2 割 を 超 えています また 女 性 でも 20 歳 代 では1 割 近 い 数 値 になっており 男 女 ともに 節 度 あ る 適 度 な 飲 酒 ( 注 ) 習 慣 を 守 ることができていません これらのことを 考 慮 し1 日 平 均 3 合 以 上 飲 む 人 の 割 合 を2 割 減 少 させ 男 性 10% 以 下 女 性 4% 以 下 とすることを 目 標 としました (%) 25 1 日 平 均 3 合 以 上 飲 む 人 の 割 合 20 15 10 5 13.1 5.2 14.3 9.1 18.3 7.2 20.6 7.2 16.2 3.8 5.2 男 性 女 性 0 0 0 0 全 年 齢 20 歳 代 30 歳 代 40 歳 代 50 歳 代 60 歳 代 70 歳 以 上 平 成 15 年 度 神 奈 川 県 県 民 健 康 栄 養 調 査 より 23

目 標 値 1 日 平 均 3 合 以 上 飲 む 人 の 割 合 男 性 13.1% 女 性 5.2% 男 性 10% 以 下 女 性 4% 以 下 う 未 成 年 の 飲 酒 経 験 率 アルコールもタバコと 同 様 に 未 成 年 の 場 合 には 身 体 に 与 える 害 も 大 きくなります 具 体 的 には 脳 の 神 経 細 胞 が 破 壊 される 成 長 が 阻 害 される 急 性 アルコール 中 毒 になりやすいとい った 弊 害 ですが このため 未 成 年 者 の 飲 酒 は 未 成 年 者 飲 酒 禁 止 法 により 禁 じられています しかし 現 状 では 未 成 年 の 飲 酒 経 験 者 は5 割 を 越 しており 飲 酒 が 未 成 年 者 に 与 える 影 響 に ついて 懸 念 されます 以 上 の 点 を 考 慮 し 未 成 年 の 飲 酒 経 験 率 を0%にすることを ここでは 目 標 とします 周 囲 の 大 人 も 飲 酒 を 勧 めたりせず 未 成 年 の 飲 酒 を 防 止 するよう 努 めましょう 目 標 値 男 性 56.0% 女 性 51.3% 男 女 とも0% 平 成 15 年 度 神 奈 川 県 県 民 健 康 栄 養 調 査 より 注 節 度 ある 適 度 な 飲 酒 とは 節 度 ある 適 度 な 飲 酒 とは 1 日 あたり 日 本 酒 に 換 算 して1 合 程 度 ( 純 アルコール 約 20g) の 飲 酒 のことをいいますが 次 のことにも 注 意 する 必 要 があります 1 女 性 高 齢 者 生 まれつきお 酒 に 弱 い 人 などはより 少 ない 量 が 適 当 です 2 肝 臓 を 酷 使 すると 障 害 が 出 る 恐 れがあります 週 に2 日 は 休 肝 日 を 設 けましょう 3 アルコール 依 存 症 者 は 適 切 な 支 援 のもと 完 全 断 酒 を 行 うことが 必 要 です 4 飲 酒 習 慣 のない 人 は 無 理 にお 酒 を 飲 む 必 要 はありません 参 考 健 康 日 本 21 純 アルコール20gの 目 安 ビール(5 度 ) 中 ビン1 本 (500ml) 純 アルコール20g 日 本 酒 (15 度 ) 1 合 (180ml) 純 アルコール22g ウイスキー(43 度 ) ダブル1 杯 (60ml) 純 アルコール20g 焼 酎 (35 度 ) 半 合 (95ml) 純 アルコール25g ワイン(12 度 ) グラス2 杯 弱 (200ml) 純 アルコール20g 24

歯 の 健 康 を 心 がけましょう 歯 は 食 べるという 機 能 のほかにも 会 話 を 楽 しむ 美 容 と 関 わりがあるなど 生 活 の 質 を 維 持 するのに 大 きな 役 割 を 果 たしており 歯 の 喪 失 は 健 康 と 生 活 の 質 の 両 方 の 理 由 から 避 けるこ とが 望 まれますが むし 歯 や 歯 周 病 などを 原 因 として 多 くの 人 が 歯 を 喪 失 しているのが 現 状 です 歯 の 喪 失 は 定 期 的 な 歯 科 健 康 診 断 や 歯 磨 きの 習 慣 などにより 予 防 することができ 一 種 の 生 活 習 慣 病 ともいえます 子 どもからお 年 寄 りまで 歯 の 健 康 を 心 がけ 豊 かで 質 の 高 い 生 活 を 送 れるようにしましょう 健 康 を 心 がけましょう 80 歳 で 自 分 の 歯 が20 本 以 上 ある 人 の 割 合 80 歳 高 齢 者 を 対 象 とした 統 計 分 析 などから 自 分 の 歯 が 多 くあり 食 べ 物 を 良 く 噛 めている 人 ほど 活 動 能 力 が 高 く 健 康 的 であることが 明 らかになっており 現 在 80 歳 で20 本 以 上 の 歯 を 残 すことを 目 標 として8020 運 動 が 全 国 的 に 展 開 されています しかし 歯 の 残 存 本 数 は 年 齢 とともに 低 下 していき 現 状 では 目 標 達 成 率 は2 割 程 度 でしかありません こうした 現 状 を 踏 まえ ここでは 80 歳 で 自 分 の 歯 が20 本 以 上 ある 人 の 割 合 を30% 以 上 とすることを 目 標 とします 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 (%) 98 40 歳 ~ 44 歳 95 45 歳 ~ 49 歳 各 年 代 で 自 分 の 歯 が20 本 以 上 ある 人 の 割 合 88.9 50 歳 ~ 54 歳 82.3 55 歳 ~ 59 歳 70.3 60 歳 ~ 64 歳 57.1 65 歳 ~ 69 歳 42.3 70 歳 ~ 74 歳 27.1 75 歳 ~ 79 歳 21.1 80 歳 ~ 84 歳 8.3 85 歳 以 上 平 成 17 年 度 厚 生 労 働 省 歯 科 疾 患 実 態 調 査 結 果 より 目 標 値 80 歳 で 自 分 の 歯 が 20 本 以 上 ある 人 の 割 合 ( 注 ) 21.1% 30% 以 上 注 ただし 現 状 値 は80 歳 ~84 歳 の 数 値 25

子 どものむし 歯 について むし 歯 は 大 人 になってから 注 意 すればよいものではなく 子 どものころからの 習 慣 が 原 因 となってむし 歯 ができることが 多 いため 早 い 時 期 からむし 歯 に 注 意 することが 必 要 になりま す ここでは 子 どものむし 歯 について 12 歳 児 1 人 の 平 均 むし 歯 本 数 を0.35 本 以 下 にす ることを 目 標 とします 目 標 値 12 歳 児 1 人 の 平 均 むし 歯 数 0.52 本 0.35 本 以 下 平 成 19 年 度 座 間 市 定 期 健 康 診 断 より 正 しいブラッシングのコツ 1 歯 ブラシは 軽 く 握 り 細 かく 動 かしましょう! 強 く 磨 くと 歯 肉 も 傷 つき 汚 れも 落 ちません ペンのように 持 ち 細 かく 動 かしましょう 2 丁 寧 にブラッシングを 行 いましょう! 歯 垢 を 落 とすには 1 本 の 歯 につき10 回 以 上 ブラッシングを 行 うことが 必 要 です 3 歯 ブラシだけでなく 補 助 的 清 掃 用 具 も 使 いましょう! 歯 間 の 汚 れを 落 とすため デンタルフロス( 糸 ようじ)や 歯 間 ブラシを 併 用 しましょう 4 歯 科 医 や 歯 科 衛 生 士 に 正 しいブラッシングを 教 わりましょう! 自 己 流 ブラッシングをやめ 専 門 家 に 教 わるのが 口 内 の 健 康 を 保 つ 近 道 です 口 腔 ケアも! 口 の 手 入 れをはじめ 食 べる 話 す 表 情 を 豊 かにするなど の 口 の 機 能 を 維 持 させるための 予 防 や 治 療 の 事 を 口 腔 ケア といいます 歯 みがきや 義 歯 舌 等 の 口 の 中 の 清 潔 を 保 つとと もに 舌 や 顔 の 体 操 唾 液 腺 マッサージなどを 毎 日 の 生 活 に 取 り 入 れましょう 26

日 頃 から 健 康 チェックをしましょう 健 康 診 査 は 病 気 を 早 期 発 見 早 期 治 療 するために 重 要 なものです また 病 気 となってい なくても 自 分 の 身 体 の 状 態 を 把 握 することで 病 気 を 予 防 することができます そのためには 定 期 的 に 健 診 を 受 け 健 診 の 結 果 をもとに 自 分 の 生 活 習 慣 を 見 直 す 必 要 に 応 じて 医 療 機 関 等 に 相 談 するなど 積 極 的 に 健 診 を 活 用 しましょう 健 康 診 査 を 受 ける 人 の 割 合 健 康 のために40 歳 以 上 の 人 は 健 康 診 査 を 毎 年 受 診 することが 望 まれますが 平 成 18 年 度 の 基 本 健 康 診 査 は 対 象 者 の45.3%の 受 診 率 でした ここでは 現 在 の 受 診 率 より5 割 上 げ68% 以 上 とすることを 目 標 とします 目 標 値 健 康 診 査 を 受 ける 人 の 割 合 45.3% 68% 以 上 平 成 18 年 度 座 間 市 保 健 事 業 報 告 より 健 康 診 査 が 変 わります! 2008 年 4 月 から 企 業 や 市 町 村 などの 医 療 保 険 者 に 特 定 健 康 診 査 の 実 施 が 義 務 付 け られます これは 40 歳 から74 歳 までの 保 険 加 入 者 を 対 象 とし 生 活 習 慣 病 予 防 を 目 的 とするもので メタボリックシンドロームに 着 目 し この 該 当 者 および 予 備 群 を 抽 出 するた めに 行 います 特 定 健 康 診 査 の 結 果 により 健 康 の 保 持 に 努 める 必 要 があると 認 められた 人 に 対 しては 医 師 保 健 師 管 理 栄 養 士 等 が 生 活 習 慣 改 善 のための 支 援 を 行 っていきます 27

市 民 による 健 康 なまちづくり 活 動 を 推 進 しましょう 個 人 の 健 康 づくりとは 個 人 の 責 任 において 健 康 に 関 する 知 識 や 技 術 を 身 につけ 健 康 をつく っていこうとする 考 え 方 で 言 い 換 えれば 個 人 の 健 康 生 活 習 慣 づくりのことをいいます 一 方 健 康 なまちづくりとは そうした 個 人 の 取 り 組 みだけでは 健 康 という 目 標 を 達 成 する のは 難 しいため 地 域 住 民 企 業 行 政 等 が 一 体 となって 健 康 環 境 を 整 備 し まち 全 体 が 健 康 になることで * QOL( 生 活 人 生 の 質 )の 向 上 を 目 指 していく 考 え 方 のことを 言 います 具 体 的 な 健 康 なまちづくり 活 動 事 例 は 第 6 章 で 紹 介 いたしますが 一 人 ひとりの 活 動 実 践 が 人 の 輪 となり 健 康 なまちづくりへと 発 展 します 従 来 は 個 人 の 生 活 習 慣 づくりに 関 する 指 標 を 設 定 することが 多 かったのですが 本 プラン では 個 人 を 取 り 巻 く 環 境 が 個 人 の 健 康 に 与 える 効 果 を 重 視 しているため 第 10 条 で 健 康 な まちづくりに 関 する 指 標 を 設 定 することにしました 健 康 文 化 都 市 宣 言 の 認 知 度 座 間 市 は 平 成 13 年 度 からヘルスプロモーションを 基 本 とした 健 康 なまちづくり 施 策 を 推 進 してきましたが 平 成 17 年 7 月 10 日 にそれらの 取 り 組 みをより 推 進 するために 健 康 文 化 都 市 宣 言 を 行 い その 具 現 化 のための 健 康 施 策 を 展 開 しています この 健 康 施 策 の 指 針 とも 言 うべき 健 康 文 化 都 市 宣 言 の 内 容 を 市 民 に 周 知 することにより 行 政 と 市 民 等 が 目 指 す 健 康 なまちづくりの 実 現 が 図 られると 考 え 健 康 文 化 都 市 宣 言 の 認 知 度 を 向 上 させることを 目 標 としました 目 標 値 健 康 文 化 都 市 宣 言 の 認 知 度 50% 以 上 健 康 文 化 都 市 ざまの 懸 垂 幕 は 市 役 所 や 大 坂 台 公 園 入 口 等 に 掲 げられています 28 国 道 246 号 線 西 原 交 差 点 に 設 置 された 健 康 文 化 都 市 宣 言 ざま 広 告 塔

Ⅲ ライフステージに 合 わせた 健 康 づくりの 課 題 と 取 り 組 み ライフステージとは? ライフステージとは 人 生 の 各 年 代 のことをいいますが 各 ライフステージは 独 立 のものではな く あるライフステージでの 行 動 が 別 のライフステージに 影 響 していきます そのため 健 康 づ くりは 特 定 の 年 代 でだけ 行 えばいいものではなく 生 涯 を 通 じて 行 っていく 必 要 があります ここではライフステージを 乳 幼 児 期 (0 歳 ~6 歳 ) 学 童 思 春 期 (7 歳 ~19 歳 ) 青 年 期 (2 0 歳 ~39 歳 ) 壮 年 期 (40 歳 ~64 歳 ) 高 齢 期 (65 歳 以 上 )の5つに 分 類 し それぞれの ライフステージの 特 徴 や 健 康 問 題 に 応 じて 私 ( 個 人 家 庭 )のすることと みんな( 行 政 地 域 学 校 等 )のすることとをまとめました また 近 年 * 食 育 基 本 法 が 制 定 されるなど 食 育 の 必 要 性 が 増 していることを 考 え ライフステ ージ 別 の 食 育 についても 取 り 上 げることとしました 乳 幼 児 期 学 童 思 春 期 0 歳 ~6 歳 7 歳 ~19 歳 青 年 期 20 歳 ~39 歳 壮 年 期 40 歳 ~64 歳 高 齢 期 65 歳 以 上 ライフステージの 体 系 何 歳 から 何 歳 まで? 乳 幼 児 期 0 歳 ~6 歳 学 童 思 春 期 7 歳 ~ 19 歳 青 年 期 20 歳 ~ 39 歳 壮 年 期 40 歳 ~ 64 歳 どんな 年 代? 健 康 づくりの 課 題 は? 生 活 習 慣 や 社 会 性 などの 基 礎 がつくら れる 年 代 です 子 どもから 大 人 へ 移 り 変 わろうとする 年 代 です 就 職 や 結 婚 出 産 など 家 庭 や 社 会 で 役 割 が 大 きくなる 年 代 です 社 会 的 役 割 の 重 要 性 は 増 す 一 方 身 体 的 機 能 が 低 下 し 始 め る 年 代 です 親 の 関 わり 方 が 心 と 体 の 発 達 とともに 社 会 性 などにも 大 きな 影 響 を 与 えます しつけも 見 直 しましょう 成 長 途 上 の 不 安 定 な 年 代 で 家 庭 や 学 校 での 過 ごし 方 が 重 要 です 家 庭 地 域 と 連 携 した 学 校 づくりが 課 題 となります 生 涯 を 通 じて 健 康 に 過 ごすための 正 しい 知 識 をまなぶ 必 要 があります 自 分 を 大 切 にし 周 囲 の 人 を 愛 する 能 力 を 身 につけ 社 会 との 関 係 を 築 きましょう 健 康 のため 生 活 のリズムの 乱 れには 気 をつ けましょう メタボリックシンドロームなど 生 活 習 慣 病 に かかる 人 が 増 えてきます メンタルヘルスの 問 題 に 悩 む 人 も 多 く 地 域 家 庭 と 連 携 した 健 康 な 職 場 づくりなどに 取 り 組 む 必 要 があります 高 齢 期 65 歳 以 上 人 生 の 完 成 期 であ り 自 分 らしく 実 り 豊 かな 生 活 を 送 れる 年 代 です 自 己 実 現 や 生 きがいづくりに 取 り 組 めるよ うそれを 支 えるボランティアのネットワークづ くりなどに 取 り 組 みましょう 29

各 ライフステージの 見 本 と 解 説 年 代 の 位 置 づけを 図 式 化 するとともに イメージカラーを 設 定 しています 1 乳 幼 児 期 乳 幼 児 期 0 歳 ~6 歳 学 童 思 春 期 7 歳 ~19 歳 青 年 期 20 歳 ~39 歳 壮 年 期 40 歳 ~64 歳 高 年 期 65 歳 以 上 年 代 の 特 徴 を まとめました ざま 健 康 なま ちづくり10 か 条 のうち そ の 年 代 で 問 題 となる 項 目 を 取 り 上 げてい ます 基 本 的 な 生 活 習 慣 は 家 庭 から 食 事 や 睡 眠 などの 機 能 が 確 立 し 生 活 のリズムが 形 成 されます 社 会 性 や 生 活 習 慣 を 身 につけ 人 格 形 成 に 重 要 な 時 期 です この 時 期 の 健 康 づくりには 親 が 最 も 強 く 影 響 を 与 えます 身 体 活 動 運 動 ( 私 がすること みんながすること) 親 子 でたくさん 遊 んで 元 気 に 育 てましょう! 運 動 能 力 が 急 激 に 発 達 します この 時 期 は 主 に 遊 びの 中 で 心 身 を 発 達 さ せていきます 年 齢 に 応 じた 遊 びを 通 して 心 身 を 発 達 させましょう 友 だちや 周 りの 人 と 遊 ばせることで 自 然 と 親 しむことや 社 会 性 を 身 につけさせまし ょう サークルやイベントなど 親 子 で 楽 しめる 場 を 提 供 しましょう 問 題 の 背 景 をまとめて います 家 族 で 運 動 を 楽 しむ 時 間 を 持 てるような 職 場 環 境 づくりに 取 り 組 みましょう その 項 目 のスローガンです 子 どもがのびのび 遊 べる 場 講 座 などの 充 実 に 努 めます 歯 の 健 康 ( 私 がすること みんながすること) 歯 を 大 切 にする 習 慣 を 身 につけさせましょう! 乳 歯 はむし 歯 になりやすいので 糖 分 の 多 い 食 品 や 飲 料 のとりすぎに 注 意 し 正 しい 食 習 慣 づくりを 心 がけましょう また あごの 発 達 を 促 し 良 く 噛 んで 食 べさ せることが 重 要 です 食 べ 終 わった 後 には 歯 磨 きをすることを 習 慣 づけさせましょう あごの 発 達 を 促 すため 食 べ 物 をしっかり 噛 む 習 慣 をつけさせましょう 定 期 的 に 歯 科 検 診 を 受 けさせ 歯 の 健 康 に 注 意 しましょう 歯 の 健 康 づくりとむし 歯 予 防 のため 健 診 や 教 室 を 開 催 します 歯 科 医 師 会 等 と 連 携 し むし 歯 予 防 事 業 を 推 進 します 私 ( 個 人 家 庭 )がすることと みんな( 行 政 地 域 学 校 等 )がすることをまとめました 行 政 の 具 体 的 な 取 り 組 みについては 資 料 編 でまとめてあります 30

1 乳 幼 児 期 乳 幼 児 期 0 歳 ~6 歳 学 童 思 春 期 7 歳 ~19 歳 青 年 期 20 歳 ~39 歳 壮 年 期 40 歳 ~64 歳 高 年 期 65 歳 以 上 基 本 的 な 生 活 習 慣 は 家 庭 から 食 事 や 睡 眠 などの 機 能 が 確 立 し 生 活 のリズムが 形 成 されます 社 会 性 や 生 活 習 慣 を 身 につけ 人 格 形 成 に 重 要 な 時 期 です この 時 期 の 健 康 づくりには 親 が 最 も 強 く 影 響 を 与 えます 身 体 活 動 運 動 ( 私 がすること みんながすること) 親 子 でたくさん 遊 んで 元 気 に 育 てましょう! 運 動 能 力 が 急 激 に 発 達 します この 時 期 は 主 に 遊 びの 中 で 心 身 を 発 達 さ せていきます 個 人 家 庭 年 齢 に 応 じた 遊 びを 通 して 心 身 を 発 達 させましょう 友 だちや 周 りの 人 と 遊 ばせ 自 然 と 親 しむことや 社 会 性 を 身 につけさせましょう 地 域 サークルやイベントなど 親 子 で 楽 しめる 場 を 提 供 しましょう 企 業 家 族 で 運 動 を 楽 しむ 時 間 を 持 てるような 職 場 環 境 づくりに 取 り 組 みましょう 行 政 子 どもがのびのび 遊 べる 場 講 座 などの 充 実 に 努 めます 歯 の 健 康 ( 私 がすること みんながすること) 歯 を 大 切 にする 習 慣 を 身 につけさせましょう! 乳 歯 はむし 歯 になりやすいので 糖 分 の 多 い 食 品 や 飲 料 のとりすぎに 注 意 し 正 しい 食 習 慣 づくりを 心 がけましょう また あごの 発 達 を 促 し 良 く 噛 んで 食 べさ せることが 重 要 です 個 人 家 庭 行 政 食 べ 終 わった 後 には 歯 磨 きをすることを 習 慣 づけさせましょう あごの 発 達 を 促 すため 食 べ 物 をしっかり 噛 む 習 慣 をつけさせましょう 定 期 的 に 歯 科 検 診 を 受 けさせ 歯 の 健 康 に 注 意 しましょう 歯 の 健 康 づくりとむし 歯 予 防 のため 健 診 や 教 室 を 開 催 します 歯 科 医 師 会 等 と 連 携 し むし 歯 予 防 事 業 を 推 進 します 31

健 康 診 査 ( 私 がすること みんながすること) 乳 幼 児 健 診 で 発 育 発 達 状 態 を 確 認 しましょう! 乳 幼 児 健 診 には 病 気 の 早 期 発 見 や 予 防 子 どもの 発 育 状 態 や 精 神 状 態 の 確 認 とい った 目 的 があります また 子 育 ての 不 安 について 専 門 家 の 意 見 を 聞 くいい 機 会 です 親 のストレスは 子 どもに 伝 わります ストレスをためないことも 重 要 です 個 人 家 庭 乳 幼 児 健 診 を 積 極 的 に 受 けましょう 不 安 に 思 ったことは 相 談 しましょう 地 域 地 域 ぐるみで 子 どもの 発 達 を 見 守 りましょう 行 政 育 児 支 援 および 虐 待 予 防 に 視 点 を 置 いた 健 康 診 査 の 実 施 に 努 めます 食 育 ( 私 がすること みんながすること) 食 べる 力 をはぐくみましょう! 早 寝 早 起 き 朝 ごはん 家 庭 を 中 心 として 保 育 園 幼 稚 園 などでも 3 食 きちんと 取 る 食 習 慣 を 身 に つける 食 事 を 味 わって 食 べるなど 食 べる 力 を 育 んでいくことが 大 切 です 個 人 家 庭 1 日 3 食 を 決 まった 時 間 に 食 べ お 腹 が 空 くリズムができるように 食 事 のリズム を 持 たせましょう 家 族 や 友 だちなどと 楽 しく 食 べましょう 好 きなものだけでなくいろいろなものを 食 べさせ 味 覚 を 育 てましょう 子 どもの 肥 満 にも 注 意 しましょう 地 域 乳 幼 児 期 のころから 地 域 の 食 文 化 に 親 しめるような 機 会 を 提 供 しましょう 行 政 子 どもの 成 長 や 発 達 に 合 わせた 食 事 についての 相 談 やアドバイスを 行 います 食 に 関 する 基 礎 的 知 識 を 提 供 します 32

2 学 童 思 春 期 乳 幼 児 期 0 歳 ~6 歳 学 童 思 春 期 7 歳 ~19 歳 高 齢 期 青 年 期 20 歳 ~39 歳 壮 年 期 40 歳 ~64 歳 高 年 期 65 歳 以 上 学 校 や 地 域 と 連 携 したよりよい 生 活 習 慣 づくり 子 どもから 大 人 へと 移 行 する 年 代 で 徐 々に 自 立 心 が 芽 生 えてきます 心 身 ともに 完 成 に 近 づいていきます 基 本 的 な 生 活 習 慣 が 定 まる 年 代 です 家 庭 や 学 校 でのすごし 方 が 重 要 です 身 体 活 動 運 動 ( 私 がすること みんながすること) 身 体 を 動 かす 機 会 を 増 やしましょう! 身 体 能 力 が 完 成 に 近 づいてくる 時 期 です 部 活 動 や 体 育 の 授 業 など 身 体 を 動 か す 機 会 の 多 い 時 期 ですが 運 動 をする 子 どもとしない 子 どもとの 二 極 化 や 体 力 の 低 下 が 問 題 となっています 個 人 家 庭 地 域 学 校 行 政 体 育 の 授 業 や 部 活 動 に 積 極 的 に 参 加 し 身 体 を 動 かす 機 会 を 増 やしましょう 将 来 の 健 康 づくりの 基 礎 となるスポーツを 見 つけましょう 学 校 の 授 業 や 部 活 以 外 でも 地 域 でスポーツする 機 会 を 子 どもたちに 与 えましょう 体 育 部 活 動 等 で 運 動 する 機 会 を 提 供 します 運 動 することの 楽 しさ 大 切 さを 教 えます 関 係 機 関 と 連 絡 を 取 り 学 校 地 域 でのスポーツ 振 興 を 図 ります 休 養 心 の 健 康 づくり( 私 がすること みんながすること) 十 分 な 睡 眠 休 養 を 取 り 相 談 できる 人 を 見 つけましょう! 心 身 の 成 長 のために 十 分 な 睡 眠 を 取 ることが 必 要 です 進 学 などで 環 境 が 変 わりやすく 精 神 的 に 不 安 定 になりやすい 時 期 です 個 人 家 庭 地 域 学 校 健 康 のために 夜 更 かしをせず 早 寝 早 起 きを 心 がけましょう 学 業 や 人 間 関 係 などの 悩 みについて 相 談 できる 人 を 見 つけましょう 学 校 では 子 どもの 精 神 状 態 の 変 化 の 兆 候 を 見 逃 さないよう 見 守 りましょう 異 なる 世 代 と 交 流 を 持 ち 多 様 な 価 値 観 をまなび 思 いやりや 支 えあう 心 をはぐ くむため 世 代 間 交 流 の 場 を 地 域 に 設 けましょう 中 学 校 ではスクールカウンセラーが 生 徒 の 悩 みの 相 談 に 応 じます 不 登 校 や 非 行 いじめなどの 問 題 について 親 や 子 どもとともに 取 り 組 みます 33

タバコ アルコール( 私 がすること みんながすること) タバコやアルコールに 関 する 正 しい 知 識 を 持 ちましょう! タバコもアルコールも 年 齢 が 低 いほど 身 体 に 及 ぼす 害 が 大 きくなりますが 小 学 校 の 高 学 年 頃 から 年 齢 が 上 がるにつれ 好 奇 心 からたばこを 吸 ったり 飲 酒 を 経 験 したりする 子 どもが 増 えてきます 個 人 家 庭 地 域 周 囲 に 勧 められても 断 る 勇 気 を 持 ちましょう 健 康 への 悪 影 響 について 正 しい 知 識 を 持 ちましょう 未 成 年 に 飲 酒 や 喫 煙 を 勧 めず 見 かけたら 注 意 し 未 成 年 の 飲 酒 や 喫 煙 を 許 さないよ うにしましょう 歯 の 健 康 ( 私 がすること みんながすること) 歯 磨 きはむし 歯 予 防 対 策 の 基 本 です! 学 童 期 は 乳 歯 が 永 久 歯 に 生 え 変 わり むし 歯 になりやすい 時 期 です 思 春 期 にはむし 歯 の 予 防 に 加 えて 歯 周 病 の 対 策 も 必 要 になってきます 個 人 家 庭 食 後 と 寝 る 前 の 歯 磨 きを 忘 れずに 行 いましょう 定 期 的 に 歯 科 検 診 を 受 けましょう 学 校 歯 科 検 診 を 行 い むし 歯 の 早 期 発 見 に 努 めます 歯 磨 きの 大 切 さを 教 えるなど むし 歯 予 防 対 策 を 推 進 します 食 育 ( 私 がすること みんながすること) 望 ましい 食 生 活 の 基 礎 基 本 ( 食 の 知 識 調 理 技 術 等 )を 身 につけ 自 らの 健 康 管 理 ができるようになることが 大 切 です 家 庭 学 校 企 業 が 連 携 し 食 育 に 取 り 組 む 必 要 があります 食 生 活 の 基 礎 基 本 を 身 につけましょう! 個 人 家 庭 学 校 企 業 朝 食 を 毎 日 摂 り 1 日 3 食 きちんと 食 べるようにしましょう 望 ましい 栄 養 バランスや 食 品 の 安 全 性 など 基 本 的 な 知 識 を 学 びましょう 食 物 を 大 事 にし 食 物 の 生 産 等 に 関 わる 人 々へ 感 謝 する 心 を 持 ちましょう 学 校 給 食 を 通 じ 栄 養 のバランスが 取 れ 安 全 な 食 材 を 使 った 食 事 を 提 供 します 授 業 や 特 別 活 動 など 教 育 活 動 全 体 を 通 じて 食 育 を 推 進 していきます 小 学 校 では 栄 養 士 による 食 についての 知 識 の 提 供 を 行 います 地 域 における 食 育 推 進 の 支 援 をしましょう 行 政 学 校 や 地 域 と 連 携 し 食 育 の 推 進 体 制 を 確 立 します 34

3 青 年 期 乳 幼 児 期 0 歳 ~6 歳 学 童 思 春 期 7 歳 ~19 歳 青 年 期 20 歳 ~39 歳 壮 年 期 40 歳 ~64 歳 高 齢 年 期 65 歳 以 上 より 良 い 生 活 習 慣 を 定 着 させ 生 活 習 慣 病 を 予 防 しよう 心 身 ともに 成 熟 を 迎 える 年 代 です 社 会 人 としても 活 躍 し 始 める 年 代 です 家 庭 を 持 つ 人 も 多 くなり 社 会 や 家 庭 での 役 割 が 大 きくなります 生 活 のリズムが 崩 れやすくなり 健 康 を 損 ねる 人 も 多 くなります 身 体 活 動 運 動 ( 私 がすること みんながすること) 定 期 的 に 運 動 するよう 心 がけましょう! 学 校 を 卒 業 し 仕 事 や 家 事 育 児 などが 忙 しくなるため 定 期 的 に 身 体 を 動 かす 機 会 が 少 なくなる 時 期 です この 時 期 に 身 体 を 動 かさずにいると 運 動 習 慣 が 身 につかず 健 康 にも 悪 影 響 を 与 えます 個 人 家 庭 仕 事 や 家 事 の 中 で 体 を 動 かすようにしましょう 休 日 には 仲 間 と 楽 しくスポーツなどで 身 体 を 動 かしましょう 小 さな 子 どもがいる 場 合 には 子 どもと 遊 んで 身 体 を 動 かしましょう 職 場 での 体 力 健 康 づくりを 行 えるよう 運 動 やスポーツを 推 進 しましょう 行 政 身 近 な 運 動 施 設 の 情 報 を 提 供 します 運 動 習 慣 が 身 につくよう この 年 代 の 方 にあわせた 講 座 を 開 催 します 休 養 心 の 健 康 づくり( 私 がすること みんながすること) 睡 眠 を 十 分 にとり ストレス 解 消 の 方 法 を 見 つけましょう! 個 人 家 庭 地 域 企 業 行 政 睡 眠 時 間 が 短 い 傾 向 があります この 時 期 は 仕 事 や 家 事 育 児 などでスト レスがたまりやすいので 睡 眠 時 間 を 十 分 にとり 心 身 を 休 めることが 重 要 で す 睡 眠 不 足 は 健 康 に 影 響 を 及 ぼします 十 分 に 睡 眠 をとりましょう 打 ち 込 める 趣 味 やホッとできる 時 間 を 持 ち ストレスを 解 消 しましょう 育 児 中 の 人 や 一 人 暮 らしの 人 は 周 囲 の 支 えが 必 要 です 地 域 ぐるみで 支 えましょう 長 時 間 労 働 や 不 規 則 な 勤 務 体 系 は 従 業 員 に 過 度 のストレスがかかります 従 業 員 の 健 康 管 理 を 行 い 健 康 的 な 職 場 環 境 づくりに 努 めましょう 心 の 問 題 や * DV( 配 偶 者 や 恋 人 などによる 暴 力 )に 対 応 するため 関 係 機 関 と 連 携 をとり 相 談 体 制 を 充 実 させます 心 の 問 題 に 関 する 講 座 を 開 催 するなど 知 識 の 普 及 に 努 めます 育 児 不 安 を 軽 減 するため 育 児 相 談 等 を 実 施 し 保 護 者 の 支 援 をします 35

タバコ アルコール( 私 がすること みんながすること) 自 分 と 周 囲 の 人 の 健 康 に 与 える 影 響 を 考 えましょう! タバコは 周 囲 の 人 に 悪 影 響 を 与 えます 妊 娠 中 の 方 が 喫 煙 すると 胎 児 に 悪 影 響 を 与 えます また 会 社 の 付 き 合 いなどでお 酒 を 飲 む 機 会 が 多 くなる 時 期 です 個 人 家 庭 地 域 タバコは 家 族 の 健 康 も 損 ないます 喫 煙 習 慣 を 見 直 しましょう 禁 煙 希 望 の 方 は 禁 煙 外 来 を 受 診 しましょう 多 量 飲 酒 は 健 康 に 大 きな 影 響 を 与 えます 休 肝 日 を 設 けるなどして 節 度 ある 飲 酒 を 心 がけましょう 車 に 乗 る 人 には 飲 酒 を 勧 めないなど 飲 んだら 乗 らせない 乗 るなら 飲 ませない を 徹 底 し 飲 酒 運 転 ゼロの 地 域 を 目 指 しましょう 行 政 喫 煙 や 飲 酒 の 害 についての 知 識 の 啓 発 を 行 います 禁 煙 を 希 望 する 人 に 対 して 長 期 個 別 指 導 を 行 います 受 動 喫 煙 の 害 を 防 ぐため 公 共 施 設 等 の 分 煙 を 推 進 します 食 育 ( 私 がすること みんながすること) 食 事 からも 健 康 管 理! 美 容 のために 無 理 なダイエットを 行 ったり 仕 事 や 家 事 で 忙 しいために 不 規 則 な 生 活 を 送 ったりと 食 生 活 が 乱 れがちな 時 期 です 健 全 な 日 本 型 の 食 生 活 を 身 につ け 自 分 の 健 康 の 管 理 ができるようになることが 重 要 です また 家 庭 においても 子 どもたちに 食 の 大 切 さを 教 える 役 目 を 負 っています 個 人 家 庭 地 域 食 は 健 康 管 理 の 基 本 のひとつです 栄 養 バランスを 考 え 3 食 食 べましょう 適 正 な 体 重 を 維 持 できるよう 食 事 の 量 や 摂 り 方 に 気 をつけましょう 家 庭 を 持 った 人 は 食 生 活 の 大 切 さを 見 直 し 家 庭 での 料 理 をとおして 家 族 の 健 康 を 維 持 するとともに 五 感 育 成 食 の 自 立 に 努 めましょう 各 種 団 体 の 活 動 を 通 して 食 文 化 の 伝 承 適 切 な 食 生 活 の 普 及 に 努 めましょう 企 業 地 域 における 食 育 推 進 の 支 援 をしましょう 行 政 食 生 活 改 善 推 進 団 体 の 育 成 活 動 支 援 などを 通 じて 食 育 を 推 進 します この 年 代 では 外 食 する 機 会 が 増 えてきます 外 食 での 栄 養 表 示 制 度 を 普 及 させます 36

4 壮 年 期 乳 幼 児 期 0 歳 ~6 歳 学 童 思 春 期 7 歳 ~19 歳 青 年 期 20 歳 ~39 歳 壮 年 期 40 歳 ~64 歳 高 齢 年 期 65 歳 以 上 健 康 な 高 齢 期 を 迎 えるために 家 庭 や 職 場 で 中 心 的 な 役 割 を 担 うため ストレスがたまりやすい 年 代 です 身 体 機 能 が 徐 々に 低 下 していき 健 康 が 気 になり 始 めます 健 康 診 断 を 受 け 生 活 習 慣 を 見 直 す 必 要 があります メタボリックシンドロームをはじめ がんや 生 活 習 慣 病 が 増 加 してくる 年 代 です 子 どもや 職 場 中 心 の 生 活 から 高 齢 期 に 向 け 生 活 設 計 をしていくことが 必 要 です 身 体 活 動 運 動 ( 私 がすること みんながすること) 生 活 の 中 で 体 をしっかり 動 かしましょう!! 特 に 男 性 は 定 期 的 な 運 動 をする 人 の 割 合 が 低 い 時 期 です この 時 期 に 運 動 するこ とは 生 活 習 慣 病 などの 病 気 を 予 防 するだけでなく 身 体 機 能 の 低 下 を 防 ぐことに も 役 立 ちます 個 人 家 庭 自 分 にあった 運 動 を 見 つけ 身 体 を 動 かしましょう 日 常 生 活 の 中 で 工 夫 して 運 動 量 を 増 やすようにしましょう 地 域 みんなが 参 加 できるようなサークル イベント 等 を 開 催 しましょう 企 業 行 政 メタボリックシンドローム 対 策 のため 従 業 員 の 運 動 を 推 進 しましょう 運 動 や 健 康 づくりの 講 座 等 を 開 催 し 運 動 の 場 の 提 供 やきっかけづくりに 努 めます 関 係 団 体 と 連 携 し スポーツ 指 導 者 の 育 成 や 地 域 スポーツの 振 興 を 図 ります 休 養 心 の 健 康 づくり( 私 がすること みんながすること) ストレスとの 上 手 な 付 き 合 い 方 を 学 びましょう! y 男 女 ともに 睡 眠 不 足 の 人 が 多 い 時 期 です 子 どもや 親 などの 家 庭 の 問 題 に 加 え 職 場 でも 責 任 が 重 くなるなど ストレスが たまりやすい 時 期 です 個 人 家 庭 企 業 行 政 睡 眠 不 足 は 健 康 に 影 響 を 及 ぼします 十 分 に 睡 眠 をとりましょう 興 味 喜 びの 喪 失 集 中 力 思 考 力 の 低 下 などの 症 状 が2 週 間 以 上 続 く 場 合 は うつ 病 などが 疑 われるので 専 門 医 の 診 断 を 受 けましょう 睡 眠 不 足 や 心 の 病 を 防 ぐため 時 間 外 労 働 の 短 縮 などに 努 めましょう 心 の 病 に 悩 む 人 の 職 場 復 帰 のため 産 業 医 と 連 携 を 図 るなど 支 援 を 行 いましょう ストレスや 心 の 健 康 に 関 する 知 識 の 普 及 に 努 めます ストレスや 心 の 病 に 悩 む 人 の 相 談 やサポート 体 制 の 充 実 に 努 めます 37

健 康 診 査 ( 私 がすること みんながすること) 防 ごう メタボリックシンドロームと 生 活 習 慣 病! がんや 生 活 習 慣 病 ( 特 に 糖 尿 病 )にかかる 人 が 多 くなるなど 健 康 上 の 問 題 が 増 え てくる 時 期 です 健 康 診 査 を 受 け 自 分 の 身 体 をチェックしてメタボリックシンド ロームや 病 気 を 予 防 しましょう 個 人 家 庭 地 域 健 康 診 査 の 結 果 によっては 飲 酒 喫 煙 習 慣 や 食 生 活 を 見 直 しましょう がんが 増 加 してくる 年 代 ですので 各 種 がん 検 診 を 受 けましょう 健 診 の 結 果 がよい 人 も 健 康 の 維 持 増 進 を 心 がけましょう 健 康 診 査 を 受 けるよう 地 域 でのPR 活 動 を 行 いましょう 企 業 従 業 員 のメタボリックシンドロームの 予 防 改 善 に 努 めましょう 行 政 健 診 ( 検 診 )の 受 診 率 の 向 上 に 努 めます 健 診 結 果 にそって 保 健 指 導 を 行 います 健 康 維 持 生 活 習 慣 病 予 防 等 について 講 座 や 事 業 を 充 実 させます 食 育 ( 私 がすること みんながすること) 生 活 習 慣 病 予 防 のため 食 生 活 の 見 直 しを! 食 生 活 の 乱 れは メタボリックシンドロームや 生 活 習 慣 病 につながります 3 度 の 食 事 をバランスよくしっかり 摂 り 適 正 体 重 を 維 持 できるよう 食 生 活 を 見 直 すことが 必 要 です 個 人 家 庭 地 域 高 血 圧 を 防 ぐため 味 は 薄 味 塩 分 は 控 えめにしましょう 年 代 性 別 等 に 見 合 った 食 事 の 量 を 摂 るよう 心 がけましょう 日 本 型 食 生 活 を 実 践 していきましょう 骨 粗 しょう 症 予 防 のため カルシウムを 多 く 含 む 食 品 を 摂 りましょう 地 域 での 活 動 を 通 じこれまでの 食 についての 経 験 知 識 を 次 世 代 に 伝 えましょう 企 業 生 活 習 慣 病 予 防 のためのヘルシーメニューの 提 供 を 行 いましょう 行 政 食 生 活 改 善 推 進 団 体 の 育 成 活 動 支 援 などを 通 じて 食 育 を 推 進 します 健 康 維 持 生 活 習 慣 病 予 防 等 の 食 に 関 する 講 座 や 事 業 を 充 実 させます 38

5 高 齢 期 乳 幼 児 期 0 歳 ~6 歳 学 童 思 春 期 7 歳 ~19 歳 青 年 期 20 歳 ~39 歳 壮 年 期 40 歳 ~64 歳 高 齢 年 期 65 歳 以 上 実 り 豊 かな 生 活 を 送 りましょう 一 般 に 家 庭 や 社 会 での 役 割 が 軽 減 され 生 活 を 楽 しむ 人 生 の 完 成 期 です 健 康 問 題 が 増 加 し 健 康 状 態 の 個 人 差 が 大 きくなっていきます 自 らの 生 活 の 質 を 維 持 するため 無 理 をせず 健 康 づくりに 取 り 組 みましょう 高 齢 になると 一 人 では 難 しいことも 増 えてきます 周 囲 のサポートも 必 要 です 身 体 活 動 運 動 ( 私 がすること みんながすること) 自 分 にあった 運 動 を 無 理 なく 行 いましょう! 身 体 機 能 を 維 持 するためには 日 常 生 活 の 中 で 無 理 なく 身 体 を 動 かしていくこ とが 重 要 です 半 数 近 くの 人 が 定 期 的 な 運 動 をしていますが 1 日 の 歩 数 は 年 齢 とともに 減 少 しています 個 人 家 庭 地 域 行 政 無 理 なく 運 動 量 を 増 やすためウオーキングを 心 がけましょう 家 事 や 庭 仕 事 スポーツなどで 無 理 なく 身 体 を 動 かしましょう 高 齢 者 が 行 いやすい 体 操 やウオーキングのサークルを 作 るなど 高 齢 者 が 運 動 す る 環 境 を 地 域 に 作 りましょう 各 種 教 室 や 講 座 を 開 催 し 筋 力 体 力 を 維 持 し 充 実 した 生 活 を 送 れるよう 支 援 します 歯 の 健 康 ( 私 がすること みんながすること) 口 腔 ケアをはじめましょう! 高 齢 期 は 歯 の 数 の 減 少 や 唾 液 の 分 泌 が 減 る 飲 み 込 む 機 能 が 衰 えるなどの 原 因 から 口 腔 機 能 が 低 下 し 歯 周 病 の 悪 化 低 栄 養 や 気 道 感 染 肺 炎 を 起 こしやすく なります 個 人 家 庭 行 政 高 齢 でも 自 分 の 歯 がたくさん 残 っている 人 は 活 動 的 で 病 気 にもかかりにくいと いうデータがあります 80 歳 で20 本 以 上 あることを 目 指 しましょう 歯 の 検 診 を 定 期 的 に 受 けましょう 入 れ 歯 の 人 も 受 診 しましょう 舌 や 顔 のマッサージなどを 生 活 に 取 り 入 れ 口 腔 ケアを 心 がけましょう 高 齢 期 の 口 腔 ケアについての 知 識 の 普 及 と 実 施 に 努 めます 高 齢 になっても 自 分 の 歯 で 食 事 が 楽 しめる 人 が 増 えるよう 検 診 の 充 実 知 識 の 普 及 教 室 の 開 催 などに 努 めます 39

健 康 診 査 ( 私 がすること みんながすること) 健 康 診 断 で 健 康 状 態 を 把 握 しましょう! 高 齢 者 は 一 般 的 に 若 年 層 と 比 較 して 多 くの 疾 病 を 抱 え その 経 過 が 慢 性 的 であ るなどの 特 徴 があり 健 康 診 断 や 生 活 機 能 評 価 によって 自 分 の 健 康 状 態 を 把 握 する 必 要 性 が 高 いといえます 生 活 機 能 評 価 として 市 では65 歳 以 上 の 方 を 対 象 に 身 体 機 能 や 生 活 能 力 の 低 下 を 早 期 に 発 見 するための25の 質 問 からなる 基 本 チェッ クリスト を 用 いたチェックを 行 い 低 下 が 見 られる 方 には 医 学 的 チェックを 行 な っています 個 人 家 庭 地 域 行 政 退 職 後 定 期 的 に 受 診 する 機 会 のない 方 も 年 に1 度 は 受 診 しましょう 検 査 の 結 果 をもとに 生 活 習 慣 を 改 善 しましょう 生 活 機 能 が 低 下 している 方 は 介 護 予 防 事 業 に 参 加 しましょう 地 域 ぐるみで 高 齢 者 世 帯 を 見 守 りましょう 閉 じこもりがちの 高 齢 者 は 生 活 機 能 が 早 く 低 下 しがちです 閉 じこもりを 防 ぐため に 地 域 のイベント サークルなどに 誘 うなど お 互 い 声 をかけ 合 いましょう 健 康 診 断 や 生 活 機 能 評 価 を 行 い 高 齢 者 の 健 康 状 態 の 把 握 に 努 めます 生 活 機 能 が 低 下 している 人 のために 介 護 予 防 事 業 を 実 施 します 食 育 ( 私 がすること みんながすること) 低 栄 養 を 予 防 しましょう! 食 欲 の 低 下 や 飲 み 込 む 力 や 噛 む 力 が 衰 えることなどにより 低 栄 養 状 態 に 陥 る ことが 多 くなります 低 栄 養 状 態 では 体 重 が 減 少 し 免 疫 力 が 低 下 するなどの 原 因 により 多 くの 病 気 にかかりやすくなってしまいます また これまでに 蓄 えてきた 食 に 対 する 知 識 経 験 を 生 かして 次 世 代 を 指 導 する など 食 育 の 分 野 で 活 躍 することが 期 待 されます 個 人 家 庭 地 域 低 栄 養 状 態 を 防 ぐため 主 食 主 菜 副 菜 を3 食 しっかり 摂 り エネルギーとたんぱ く 質 を 摂 取 するよう 心 がけましょう 必 要 な 栄 養 量 は 人 によって 異 なりますので 栄 養 士 等 に 相 談 しましょう 郷 土 料 理 や 食 文 化 についての 知 識 を 次 世 代 に 伝 えましょう これまでの 食 についての 知 識 経 験 を 地 域 での 活 動 を 通 じ 次 世 代 に 伝 えましょう 低 栄 養 状 態 を 予 防 するための 知 識 の 普 及 や 教 室 の 開 催 に 努 めます 40

価 第 4 章 計 画 の 推 進 と 評 計 画 の 推 進 と 評 価

Ⅰ 計 画 の 推 進 ⑴ 計 画 の 実 施 に 向 けて 一 人 の 健 康 づくり 活 動 は 個 人 の 責 任 意 思 に 左 右 され その 活 動 を 継 続 することはなかな か 難 しいものですが 個 人 を 取 巻 く 環 境 からの 支 援 協 力 があれば 情 報 の 共 有 化 が 図 られ 効 果 的 な 健 康 活 動 ができるようになります そこで 広 報 紙 回 覧 板 コミュニティ 紙 市 のホ ームページ 等 で 身 近 な 健 康 活 動 案 内 や 結 果 報 告 を 積 極 的 にみなさんへ 周 知 できるように 努 め ます また 計 画 の 実 行 には 市 民 ( 個 人 家 庭 ) 地 域 市 民 活 動 団 体 学 校 企 業 行 政 が 一 体 となり 計 画 を 推 進 することが 必 要 となるため 相 互 の 連 携 協 力 が 図 られるように 努 めます 市 民 ( 個 人 家 庭 ) 地 域 行 政 健 康 なまちづくりの 輪 市 民 活 動 団 体 企 業 学 校 明 日 からは ご 近 所 も 誘 っ てみんなで WE LOVE ZAMA! 健 康 体 操 しようかしら 個 人 の 健 康 づくりは みんなの 健 康 づくりにつながり そして 健 康 なまちづくりになるんだね! まちが 健 康 になるた めにも 毎 日 が 健 康 づ くりじゃよ 41

⑵ 健 康 なまちづくり 推 進 体 制 健 康 なまちづくり 推 進 体 制 市 民 のみなさんから 構 成 されている 健 康 なまちづくり 推 進 委 員 会 では 学 校 県 市 民 団 体 等 からの 様 々な 健 康 施 策 に 対 する 情 報 や 意 見 等 を 踏 まえ 本 市 の 健 康 なまちづくり 事 業 の 検 討 検 証 を 行 い その 結 果 を 下 図 のように 市 役 所 の 内 部 に 組 織 する 健 康 なまちづくり 庁 内 推 進 委 員 会 及 びワーキンググループで 検 討 し その 結 果 をフィードバックする 体 制 で 健 康 なまちづくり 事 業 をみなさんの 視 点 から 思 考 実 施 するよう 努 めます 健 康 なまちづくり 推 進 委 員 会 健 康 なまちづくり 庁 内 推 進 委 員 会 市 役 所 組 織 内 部 の 課 長 で 構 成 (17 課 ) 健 康 づくり 課 保 健 医 療 課 職 員 課 協 働 まちづくり 課 商 工 観 光 課 農 政 課 長 寿 介 護 課 障 害 福 祉 課 子 育 て 支 援 課 国 保 年 金 課 公 園 緑 政 課 道 路 整 備 課 学 校 教 育 課 教 育 指 導 課 生 涯 学 習 推 進 課 青 少 年 課 スポーツ 課 健 康 なまちづくり 庁 内 推 進 委 員 会 ワーキンググループ 健 康 なまちづくり 庁 内 推 進 委 員 会 と 同 一 の 課 の 担 当 者 で 構 成 (17 名 ) 42

Ⅱ 健 康 なまちづくりの 評 価 本 プランでは 目 標 年 度 を 平 成 29 年 度 としています プランの 推 進 状 況 を 客 観 的 に 評 価 す るため 目 標 値 を 設 定 していますが 単 なる 数 値 的 な 目 標 値 の 設 定 にとどまらず 市 民 の 健 康 意 識 や 健 康 づくり 環 境 等 の 変 化 を 含 め 今 後 の 健 康 づくり 活 動 に 対 する 課 題 などを 把 握 し 適 切 な 健 康 施 策 の 舵 取 りを 行 います この 評 価 は 市 民 のみなさんが 自 ら 行 うことが 大 切 である ことから 市 民 主 体 の 評 価 組 織 で 対 応 します Plan プラン Do ドゥ 計 画 ( 市 民 の 視 点 で 目 標 の 設 定 ) 実 施 ( 効 率 的 で 効 果 的 に) Action アクション Check チェック 改 善 評 価 ( 創 意 工 夫 を) ( 市 民 の 視 点 で 客 観 的 に) このような 評 価 サイクルにより 市 民 の 健 康 ニーズに 適 合 した 健 康 施 策 の 展 開 ができるようになります 43

第 5 章 各 団 体 の 役 割 各 団 体 の 役 割

健 康 なまちづくり を 実 現 するためには 市 民 一 人 ひとりが 自 分 にあった 個 人 の 生 活 習 慣 を 身 につけ 健 康 づくりに 取 り 組 むことが 必 要 です また 個 人 のみで はなく これを 支 援 する 地 域 社 会 全 体 ( 個 人 家 庭 地 域 市 民 活 動 団 体 学 校 企 業 行 政 )がそれぞれの 役 割 を 自 覚 し 協 働 による 健 康 なまちづくりに 取 り 組 む ことが 必 要 です Ⅰ それぞれの 役 割 1 個 人 家 庭 の 役 割 個 人 は 健 康 づくりについて 意 識 の 高 揚 を 図 り 一 人 ひとりがその 重 要 性 を 認 識 し 生 活 習 慣 を 見 直 し 自 分 にあった 健 康 づくりに 取 り 組 みましょう 家 庭 では 生 涯 を 通 して 正 しい 生 活 習 慣 を 身 につけるため 健 康 づくりについての 意 識 を 高 め 互 いに 助 け 合 い 一 緒 に 取 り 組 むことが 大 切 です ( 取 り 組 みの 例 ) 一 人 ひとりが 健 康 づくりのための 知 識 を 身 に 付 け 実 行 する コミュニティセンターや 公 民 館 等 で 行 われる 健 康 づくり 活 動 に 気 軽 に 参 加 する 家 族 全 員 が 環 境 に 配 慮 した 生 活 を 送 る ボランティアに 関 心 を 持 ち 参 加 する 家 族 が 必 ず 朝 食 を 取 るようにする 家 族 が 団 らんの 場 を 持 つように 努 める 2 地 域 の 役 割 地 域 では 自 治 会 老 人 クラブ 子 ども 会 住 民 活 動 団 体 などの 組 織 が 健 康 なまちづくり に 対 し 積 極 的 に 取 り 組 むことが 大 切 です ( 取 り 組 みの 例 ) 地 域 活 動 などを 通 して 健 康 な 地 域 づくりを 進 める 隣 近 所 であいさつを 交 わして 交 流 を 図 る 世 代 間 交 流 の 場 を 設 け お 互 いを 思 いやり 支 えあう 地 域 づくりに 努 める 地 域 ぐるみで 子 ども 達 を 見 守 り 育 てる 44

3 市 民 活 動 団 体 の 役 割 ボランティア 団 体 * NPO 法 人 などの 市 民 活 動 団 体 は 健 康 づくり 保 健 福 祉 環 境 まちづくりなど 多 分 野 での 幅 広 い 活 動 が 期 待 されます 健 康 なまちづくりを 進 めるため それぞれの 団 体 との 連 携 協 働 を 図 ることが 期 待 されます ( 取 り 組 みの 例 ) 健 康 づくりに 関 する 研 修 会 や 交 流 の 場 を 設 け 知 識 と 実 践 に 関 する 情 報 を 提 供 する 各 種 イベントやレクリエーション 活 動 などを 通 して 健 康 づくりを 推 進 する 地 域 社 会 や 自 然 環 境 に 配 慮 した 行 動 に 努 める 4 学 校 の 役 割 幼 年 期 少 年 期 の 多 くの 時 間 を 過 ごす 保 育 園 幼 稚 園 学 校 では 食 生 活 に 関 する 教 育 を はじめとする 健 康 教 育 が 重 要 な 役 割 を 果 たすことから 家 庭 や 地 域 との 連 携 を 深 め 生 活 習 慣 を 身 につけるための 健 康 教 育 を 行 うことが 大 切 です ( 取 り 組 みの 例 ) 健 康 の 大 切 さを 教 え 心 身 ともに 健 康 的 なライ フスタイルを 学 ばせる 食 に 関 する 正 しい 知 識 と 望 ましい 食 習 慣 を 身 に つけることができるよう 食 育 を 推 進 する 家 庭 や 地 域 社 会 との 連 携 を 深 め 高 齢 者 (ちょ っぴり 先 生 等 )などとの 交 流 の 機 会 を 設 ける 環 境 教 育 やボランティア 活 動 を 推 進 する 45

5 企 業 の 役 割 青 年 期 から 壮 年 期 にかけて 多 くの 時 間 を 職 場 で 過 ごしており 職 場 内 での 環 境 が 人 々の 健 康 に 多 くの 影 響 を 与 えるため 健 康 診 断 の 実 施 や 健 康 づくりのための 正 しい 知 識 の 普 及 など 従 業 員 の 健 康 づくりや 健 康 管 理 に 配 慮 することが 求 められます ( 取 り 組 みの 例 ) 安 全 で 衛 生 的 な 職 場 環 境 づくりに 努 める 健 康 診 断 や 健 康 相 談 を 実 施 し 事 後 指 導 の 充 実 に 努 める 男 女 が 共 に 尊 重 し 合 える 職 場 環 境 づくりに 努 める 分 煙 などの 喫 煙 対 策 に 取 り 組 む 心 の 病 による 長 期 休 職 者 の 増 大 などの 現 状 を 考 え メンタルヘルスのケアに 取 り 組 む 6 行 政 の 役 割 各 行 政 機 関 学 校 地 域 市 民 活 動 団 体 企 業 等 と 連 携 を 図 り 健 康 なまちづくりを 支 援 推 進 してまいります また プランを 推 進 していくために 健 康 なまちづくり 推 進 委 員 会 及 び 健 康 なまちづ くり 庁 内 推 進 委 員 会 において 健 康 なまちづくり 事 業 についての 情 報 収 集 や 分 析 をして 事 業 の 進 捗 状 況 等 の 検 証 検 討 を 行 い 計 画 や 事 業 の 見 直 しを 行 ってまいります ( 取 り 組 みの 例 ) 市 民 の 健 康 状 態 の 把 握 や 分 析 を 行 い 保 健 事 業 を 充 実 させる 健 康 ざま 普 及 員 活 動 食 生 活 改 善 推 進 事 業 等 を 支 援 し 地 域 の 健 康 づくりを 推 進 する コミュニティセンターや 公 民 館 などで 実 施 している 各 種 講 座 や 自 主 グループ 活 動 を 通 して 世 代 を 超 えた 交 流 を 推 進 する 男 女 共 同 参 画 社 会 づくりを 推 進 する ハンディキャップのある 方 や 高 齢 者 等 が 活 動 できるように バリアフリー 化 を 進 めるなど 健 康 環 境 に 配 慮 したまちづくりに 努 める 家 庭 における 料 理 力 の 向 上 を 支 援 する ( 料 理 力 とは 食 の 知 識 や 調 理 技 術 の 習 得 を 通 して 五 感 を 磨 き 食 の 自 立 を 促 すことにより 身 につく 安 心 安 全 健 康 な 食 生 活 を 送 るための 力 のことを 言 う) 46