平成23年度受験対策



Similar documents
Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

 

Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設


2004年度第2回定期監査(学校)事情聴取事項

5 相 続 時 精 算 課 税 制 度 の 特 例 一 定 の 要 件 を 満 たした 中 古 住 宅 を 取 得 するために 65 歳 未 満 の 直 系 尊 属 から 贈 与 を 受 けた 贈 与 税 について 相 続 時 精 算 課 税 制 度 の 利 用 を 受 けられる 特 例 6 贈 与

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 か 1 年 間 の 年 金 額 を 確 かめて 前 年 中 の 年 間 総 所 得 金 額 めてください ください を 確 かめてください 計 算 のしか

Microsoft Word - 不動産賃貸業における事業的規模とは?

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

幕別町定住促進住宅建設費補助金交付要綱

2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

第1章 総則

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

弁護士報酬規定(抜粋)

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc

異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

N 一 般 の 住 宅 について 控 除 の 対 象 となる 借 入 金 は 平 成 26 年 4 月 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 入 居 の 場 合 は4,000 万 円 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 の 場 合 は2,000 万 円 )までとなります 建 物 や

Microsoft PowerPoint  22日修正最終確定.ppt

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

日 雇 い 等 の 収 入 の 場 合 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分 所 得 額 証 勤 務 先 が 不 特 定 の 日 雇 いをしている 方 前 年 分 確 定 申 告 書 ( 控 ) 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分

任意整理について | 多重債務Q&A | 公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)


目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

<4D F736F F D2095BD90AC E ED957D977B8ED28E918A6982C982C282A282C42E646F63>

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

スライド 1

スライド 1

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

後期高齢者医療制度

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに


資料8(第2回水害WG)

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

新居浜市印鑑登録及び証明書発行保護事務取扱要領

種 類 控 除 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 支 払 った 小 規 模 共 済 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 掛 金 の 金 額 生 命 保 険 料 控 除 額 = 一 般 生 命 保 険 料 控 除 額 + 個

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

8 認 定 区 分 変 更 日 等 上 記 による 認 定 区 分 変 更 日 取 消 日 認 定 日 及 び 再 認 定 日 は 確 定 申 告 を 行 った 日 とする なお 特 定 口 座 年 間 取 引 報 告 により 確 認 する 場 合 は 当 該 報 告 を 受 領 た

所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 表 所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 は 以 下 の 通 りです 退 職 所 得 の 場 合 も この 税 率 表 を 使 います 1. 平 成 19 年 1 月 1 日 以 降 ( 所 法 891) 課 税 所 得 所 得 税 率 控 除 額 ~195

Microsoft Word - 公表用答申422号.doc

認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

Microsoft Word - 4 家計基準

Taro13-01_表紙目次.jtd

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

< 現 在 の 我 が 国 D&O 保 険 の 基 本 的 な 設 計 (イメージ)> < 一 般 的 な 補 償 の 範 囲 の 概 要 > 請 求 の 形 態 会 社 の 役 員 会 社 による 請 求 に 対 する 損 免 責 事 由 の 場 合 に 害 賠 償 請 求 は 補 償 されず(

横浜市障害者ガイドヘルプ事業実施要綱

ただし 区 分 は 同 一 の 譲 渡 所 得 であっても 不 動 産 の 譲 渡 損 益 は 不 動 産 の 譲 渡 損 益 どうしで また 株 式 等 の 譲 渡 損 益 は 株 式 等 の 譲 渡 損 益 どうしで それぞれ 通 算 を 行 うことになっています( 次 項 の 損 益 通 算

住宅税制について

平成16年度

<4D F736F F D F5A91EE8BC F368C8E3393FA8DC48D F C8E323893FA916493C B95AA8D CE3816A>

中 間 利 払 日 とし 預 入 日 または 前 回 の 中 間 利 払 日 からその 中 間 利 払 日 の 前 日 までの 日 数 および 通 帳 または 証 書 記 載 の 中 間 利 払 利 率 によって 計 算 した 中 間 利 払 額 ( 以 下 中 間 払 利 息 といいます )を 利

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

住民税

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

Microsoft Word - y doc

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

<4D F736F F D2093FC8A7797BF81438EF68BC697BF96C68F9C8ED28B7982D192A58EFB C8ED291498D6C8AEE8F802D312E646F63>

(3) (1) 又 は(2)に 係 る 修 正 申 告 の 場 合 は 修 正 中 間 又 は 修 正 確 定 10 法 人 税 法 の 規 定 によ 次 に 掲 げる 法 人 税 の 申 告 書 を 提 出 する 法 人 の 区 分 ごとに それ (1) 連 結 法 人 又 は 連 結 法 って

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

(Microsoft Word - 02 \215s\220\ \214o\214\261\216\322\203C\203x\203\223\203g\201i\226\257\226@\201j.doc)


Microsoft Word - 答申第143号.doc

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E92E646F63>

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

の 略 語 は 次 のとおりです 相 法 相 続 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 73 号 ) 措 法 租 税 特 別 措 置 法 ( 昭 和 32 年 法 律 第 26 号 ) 相 基 通 相 続 税 法 基 本 通 達 ( 昭 和 34 年 直 資 10) - 2 -

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

Microsoft Word 役員選挙規程.doc

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

T T VWAPギャランティ 取 引 とは T T VWAPギャランティ 取 引 とは これまでの 成 行 や 指 値 とは 異 なる 東 海 東 京 証 券 が 提 供 する 新 しい 形 の 売 買 方 法 です その 方 法 とは 1 金 融 商 品 取 引 所 ( 以 下 取 引 所 )に

< E8BE08F6D2082C682B DD2E786C7378>

[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

(Microsoft Word - \220\305\220\247\211\374\220\263.doc)

Transcription:

正 解 肢 を 見 つける 裏 ワザ 1 4 肢 択 一 試 験 はこのように 解 け! 試 験 には 試 験 択 一 試 験 論 述 試 験 など 様 々な 形 式 があります 試 験 に 合 格 するためには 学 習 を 始 める 前 に その 試 験 の 特 徴 を 押 さえることが 重 要 です では 宅 建 試 験 ではどうでしょうか? こ の 試 験 は 4 肢 択 一 の 試 験 です つまり 4つの 選 択 肢 の 中 から 1つだけ 選 ぶ ことができれば 点 数 を 獲 得 できるのです では ここでみなさんに4 肢 択 一 試 験 を 具 体 的 に 体 験 していただくために 下 記 の 問 題 を 解 いてみてください 日 本 の 首 都 は 下 記 のうちどれか 選 びなさい 1 大 阪 2 名 古 屋 3 福 岡 4 東 京 上 記 の 問 題 は 宅 建 ではありませんが 当 然 4の 東 京 を 選 ぶことができたと 思 います なぜ4を 選 ぶこと ができたのでしょうか? それは 1~4のすべての 肢 を 知 っていたからであり また これらのことは 知 らなければならない 事 項 です では 下 記 の 問 題 はどうでしょうか? 日 本 の 首 都 は 下 記 のうちどれか 選 びなさい 1 レイキャビク? 2 ダブリン? 3 バクー? 4 東 京 これも 正 解 は4の 東 京 です しかし 今 度 は 選 択 肢 のうち おそらく1~3はどこの 国 の 首 都 か 知 らなか ったのではないでしょうか? けれどもみなさんは4を 選 んだはずです それは 日 本 の 首 都 が 東 京 であると いうことを 知 っているからです したがって 他 の 選 択 肢 がわからなくても 正 解 肢 は4だと 判 断 できるので す もし 間 違 えた 人 がいるのであれば それは1~3を 知 らなかったからではなく 4の 知 識 がなかったか らです では 下 記 のような 問 題 はどうでしょう? アイスランドの 首 都 は 下 記 のうちどれか 選 びなさい 1 大 阪 2 名 古 屋 3 レイキャビク 4 東 京

できましたか? 今 度 の 正 解 は3ですね ではみなさんはなぜ3を 選 んだのでしょうか? おそらくレイ キャビクがアイスランドの 首 都 だということを 知 って 答 えた 人 は 少 なかったと 思 います もし 記 述 試 験 で あれば レイキャビクを 知 っていなければ 正 解 することはできません しかし 4 択 なので 大 阪 名 古 屋 東 京 ではないということを 知 っているので3を 知 らなくても 正 解 を 導 き 出 せたと 思 います つまり 1 2 4ではないなら3が 正 解 であると 確 信 したはずです このように4 肢 択 一 というのは すべての 知 識 がなければ 正 解 を 選 ぶことができないというものではない のです 2 宅 建 試 験 に 当 てはめよう! 不 動 産 取 得 税 ( 事 例 1) では 今 度 は 宅 建 の 過 去 に 出 題 された 問 題 を 当 てはめてみましょう 下 記 の 問 題 は 2 年 に1 度 は 出 題 されているという 不 動 産 取 得 税 です この 問 題 は 比 較 的 やさしい 内 容 ですが まだ 税 金 の 学 習 を していない 方 もいると 思 いますので 今 から 説 明 することだけ 覚 えてください いいですか? では 始 めます そもそも 税 金 の 計 算 式 は 課 税 標 準 税 率 = 税 額 となります 例 えば 所 得 税 であれば 所 得 に 対 して 税 率 をかけて 計 算 します 不 動 産 取 得 税 も 同 様 に 不 動 産 の 価 額 に 税 率 をかけて 計 算 します しかし 不 動 産 取 得 税 では 宅 地 の 場 合 課 税 標 準 を2 分 の1 に するという 特 例 があります では この 知 識 をもとに 下 記 の 平 成 18 年 度 の 問 題 を 解 いてください ヒント 宅 地 の 課 税 標 準 は2 分 の1である ( 一 部 改 正 平 成 18 年 度 問 28) 不 動 産 取 得 税 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか 1 住 宅 以 外 の 家 屋 を 取 得 した 場 合 不 動 産 取 得 税 の 標 準 税 率 は 100 分 の3である 2 宅 地 を 取 得 した 場 合 当 該 取 得 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 は 当 該 宅 地 の 価 格 の2 分 の1の 額 とされ る 3 不 動 産 取 得 税 は 不 動 産 の 取 得 に 対 して 当 該 不 動 産 の 所 在 する 都 道 府 県 が 課 する 税 であるが その 徴 収 は 特 別 徴 収 の 方 法 がとられている 4 床 面 積 が 250 m2である 新 築 住 宅 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 の 算 定 については 当 該 新 築 住 宅 の 価 格 か ら 1,200 万 円 が 控 除 される 解 けましたか? 正 解 は 宅 地 を 取 得 した 場 合 当 該 取 得 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 課 税 標 準 は 当 該 宅 地 の 価 格 の2 分 の1の 額 とされる という2が 正 解 となります もし 間 違 えたのなら それは1 3 4の 選 択 肢 はわからないからではなく 2が 正 しいということがわからなかったからです つまり 重 要 な 内 容 を 押 さえておけば わからない 選 択 肢 があっても 答 えは 導 き 出 せるのです なお この2の 内 容 は 平 成 8 年 度 10 年 度 12 年 度 16 年 度 18 年 度 24 年 度 にも 出 題 され ている 重 要 なポイントです - 1 -

特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 履 行 法 ( 事 例 2) 今 度 は 平 成 22 年 度 から 毎 年 1 問 ずつ 出 題 されている 特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 履 行 法 を 例 として 解 いて みましょう この 法 律 は 簡 単 に 言 えば 宅 建 業 者 が 新 築 住 宅 を 販 売 して その 住 宅 に 瑕 疵 があった 場 合 その 宅 建 業 者 がたとえ 倒 産 しても 消 費 者 ( 買 主 )を 救 済 できるようにするため 販 売 する 新 築 住 宅 数 に 応 じて 宅 建 業 者 に 一 定 額 を 供 託 させたり 保 険 に 加 入 させることにより 資 力 確 保 を 義 務 づけさせるというものです ここで 先 ほどと 同 じように1つだけ 覚 えてください この 法 律 では 新 築 住 宅 を 販 売 する 場 合 契 約 が 成 立 するまで に 書 面 で 供 託 所 の 説 明 を 新 築 住 宅 の 買 主 に 説 明 しなければならないと 定 めてい ます この 知 識 をもとに 下 記 の 平 成 23 年 度 の 正 解 肢 を 選 んでください ヒント 供 託 所 の 説 明 は 契 約 成 立 まで に 書 面 を 交 付 して 説 明 しなければならない ( 平 成 23 年 度 問 45) 特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 の 履 行 の 確 保 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 又 は 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 の 締 結 ( 以 下 この 問 いにおいて 資 力 確 保 措 置 という )に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 し いものはどれか 1 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 自 ら 売 主 として 建 設 業 者 である 買 主 との 間 で 新 築 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 し 当 該 住 宅 を 引 き 渡 す 場 合 資 力 確 保 措 置 を 講 じる 必 要 はない 2 自 ら 売 主 として 新 築 住 宅 を 宅 地 建 物 取 引 業 者 でない 買 主 に 引 き 渡 した 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 基 準 日 に 係 る 資 力 確 保 措 置 の 状 況 の 届 出 をしなければ 当 該 基 準 日 以 後 新 たに 自 ら 売 主 となる 新 築 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 することができない 3 自 ら 売 主 として 新 築 住 宅 を 販 売 する 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 をする 場 合 当 該 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 するまでに 当 該 住 宅 の 買 主 に 対 し 供 託 所 の 所 在 地 等 について 記 載 した 書 面 を 交 付 して 説 明 しなければならない 4 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約 は 新 築 住 宅 の 買 主 が 保 険 料 を 支 払 うことを 約 し 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 法 人 と 締 結 する 保 険 契 約 であり 当 該 住 宅 の 引 渡 しを 受 けた 時 から 10 年 間 当 該 住 宅 の 瑕 疵 によって 生 じた 損 害 について 保 険 金 が 支 払 われる この 問 題 の 正 解 は 3の 自 ら 売 主 として 新 築 住 宅 を 販 売 する 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 をする 場 合 当 該 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 するまでに 当 該 住 宅 の 買 主 に 対 し 供 託 所 の 所 在 地 等 につ いて 記 載 した 書 面 を 交 付 して 説 明 しなければならない ですね このように 択 一 試 験 というのは すべてがわからなくても 正 解 肢 を 選 ぶことができるのです 近 年 宅 建 試 験 では 正 しいものはいくつあるか? という 問 い 方 をする 問 題 があります この 場 合 はすべての 選 択 肢 がわ からなければ 正 解 できませんが このような 問 題 は 全 体 の1 割 程 度 であり また 内 容 はすべてわかるような 基 本 問 題 が 大 半 です - 2 -

3 組 合 せ 問 題 に 当 てはめよう! 都 市 計 画 法 ( 事 例 1) 各 種 の 試 験 において 組 合 せ 問 題 が 出 題 されるケースがよく 見 受 けられます 宅 建 試 験 におい ても 近 年 よく 出 題 されています しかし これらの 問 題 もやはり 選 択 できる 基 本 的 知 識 さえ 身 に 付 けておけば 正 解 肢 を 選 ぶことはできます 択 一 試 験 であることには 変 わりありません 都 市 計 画 法 において 毎 年 出 題 されている 開 発 行 為 についての 問 題 を 例 にとってみましょう そもそも 開 発 行 為 とは 主 として 建 築 物 の 建 築 又 は 特 定 工 作 物 の 建 設 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 土 地 の 区 画 形 質 の 変 更 をいいます 例 えば 山 を 削 って(= 土 地 の 形 質 の 変 更 ) 建 物 を 建 築 するよ うな 行 為 です このような 開 発 行 為 をするに 当 たっては 知 事 の 許 可 を 必 要 とします これが 開 発 行 為 の 許 可 制 度 です ここでも1つみなさんに 覚 えてもらうことを 説 明 します それは この 開 発 行 為 は 市 街 化 区 域 内 では 1,000 m2 から 必 要 になるということです では 平 成 19 年 度 の 下 記 の 問 題 を 解 いてみてください ヒント 開 発 行 為 をする 場 合 市 街 化 区 域 内 では 1,000 m2から 知 事 の 許 可 が 必 要 である ( 平 成 19 年 度 問 20) 土 地 の 区 画 形 質 の 変 更 に 関 する 次 の 記 述 のうち 都 市 計 画 法 による 開 発 許 可 を 受 ける 必 要 のないものの 組 み 合 せとして 正 しいものはどれか ア 市 街 化 調 整 区 域 内 における 庭 球 場 の 建 設 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 5,000 m2の 土 地 の 区 画 形 質 の 変 更 イ 市 街 化 調 整 区 域 内 における 図 書 館 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 3,000 m2の 土 地 の 区 画 形 質 の 変 更 ウ 市 街 化 区 域 内 における 農 業 を 営 む 者 の 居 住 の 用 に 供 する 建 築 物 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 1,500 m2の 土 地 の 区 画 形 質 の 変 更 1 ア イ 2 ア ウ 3 イ ウ 4 ア イ ウ 正 解 は1になりましたか? つまり ウは 市 街 化 区 域 内 における 農 業 を 営 む 者 の 居 住 の 用 に 供 する 建 築 物 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 う 1,500 m2の 土 地 の 区 画 形 質 の 変 更 ですから 開 発 行 為 の 許 可 が 必 要 ですね そうすると この 問 題 は 開 発 行 為 の 許 可 が 必 要 ない ものの 組 合 せを 選 ぶものなので ウが 入 っている 選 択 肢 は 誤 りになります したがって 正 解 は 下 記 のように1になります もし 間 違 ったのであれば それはアやイがわからなかったから 正 解 肢 を 選 べなかったのではなく ウの 開 発 行 為 は 市 街 化 区 域 内 では 1,000 m2 から 必 要 になるという 基 本 中 の 基 本 を 理 解 してい なかったからです しかし 受 験 生 の 中 には ウくらいは 知 っていたが アやイがわからなかったか ら 間 違 えた ということを 平 気 で 言 う 人 もいます 残 念 ながら このような 人 は 合 格 することは 難 し いと 思 います 1 ア イ 2 ア ウ 3 イ ウ 4 ア イ ウ - 3 -

都 市 計 画 法 ( 事 例 2) では ここでもう 一 問 開 発 行 為 についての 問 題 を 解 いてみてください ここでもヒントを1つ 差 し 上 げ ます 土 地 の 区 画 形 質 を 変 更 して 建 築 物 等 を 建 築 する 場 合 この 建 築 物 が 図 書 館 であれば どの 地 域 でも どんなに 大 きくても 開 発 行 為 の 許 可 は 不 要 となります ヒント 図 書 館 を 建 築 するための 開 発 行 為 は 許 可 が 不 要 である ( 平 成 24 年 度 問 17) 次 の 記 述 のうち 都 市 計 画 法 による 許 可 を 受 ける 必 要 のある 開 発 行 為 の 組 合 せとして 正 しいものはどれか ただし 許 可 を 要 する 開 発 行 為 の 面 積 については 条 例 による 定 めはないものとする ア 市 街 化 調 整 区 域 において 図 書 館 法 に 規 定 する 図 書 館 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 われる 3,000 m2の 開 発 行 為 イ 準 都 市 計 画 区 域 において 医 療 法 に 規 定 する 病 院 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 われる 4,000 m2の 開 発 行 為 ウ 市 街 化 区 域 内 において 農 業 を 営 む 者 の 居 住 の 用 に 供 する 建 築 物 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 われる 1,500 m2の 開 発 行 為 1 ア イ 2 ア ウ 3 イ ウ 4 ア イ ウ 今 度 は 開 発 許 可 が 必 要 なもの の 組 合 せはどれか? という 問 題 です そこで アに 着 目 してく ださい 市 街 化 調 整 区 域 において 図 書 館 法 に 規 定 する 図 書 館 の 建 築 の 用 に 供 する 目 的 で 行 われる 3,000 m2の 開 発 行 為 これは 開 発 行 為 の 許 可 は 不 要 ですね ということは アが 入 っている 選 択 肢 は 誤 りという ことになります したがって 正 解 は 下 記 のように3となります 1 ア イ 2 ア ウ 3 イ ウ 4 ア イ ウ このように 選 択 肢 を 選 ぶために すべての 知 識 が 必 要 というわけではありません また 合 格 率 が 50% 以 上 あるというような 検 定 試 験 とは 異 なり テキストのどこかに 記 載 されている 中 からすべての 選 択 肢 が 構 成 されているとも 限 りません したがって 正 解 肢 を 選 択 できるようになるためには 何 を 理 解 し 覚 える 必 要 があるのかを 見 つけることができれば 合 格 することができます そのために 過 去 問 題 を 分 析 する 必 要 があります - 4 -

4 過 去 問 題 に 答 えがある 民 法 ( 事 例 1) 私 は 宅 建 試 験 に 合 格 できるかどうかは 過 去 問 題 を 解 いたかどうかにかかっている と 学 生 によく 話 しています 授 業 の 最 初 に 前 回 の 授 業 についての 過 去 問 題 を 解 かせます これは 何 問 正 解 したかを 見 るのではなく 自 分 は どの 選 択 肢 を 理 解 できて どの 選 択 肢 を 理 解 で きていないのか を 把 握 させるためです 正 解 できなくてもいいのです ただし 同 じことを 問 われた ら 今 度 は 正 確 に 答 えることができるようにしなければいけません 例 えば 下 記 の 問 題 を 見 てくださ い 民 法 で 最 初 に 学 習 する 制 限 行 為 能 力 者 の 問 題 です ( 平 成 11 年 度 問 1) 次 の 記 述 のうち 民 法 の 規 定 によれば 誤 っているものはどれか 1 満 20 歳 に 達 した 者 は 成 年 とされる 2 満 15 歳 に 達 した 者 は 父 母 の 同 意 を 得 て 婚 姻 をすることができる 3 未 成 年 者 が 婚 姻 をしたときは 成 年 に 達 したものとみなされる 4 満 15 歳 に 達 した 者 は 父 母 の 同 意 を 得 なくても 遺 言 をすることができる 正 解 は2となります つまり 未 成 年 者 は 男 18 歳 女 16 歳 でなければ 婚 姻 することはできな いので 15 歳 では 婚 姻 はできません 今 まで 説 明 したように 本 試 験 であれば その 選 択 肢 を 選 べればそれでいいのですが 過 去 問 題 を 解 く 場 合 においては もし みなさんが2を 選 択 できたとしても それで 平 成 11 年 度 の 過 去 問 を 解 いた とはいえません 例 えば 選 択 肢 の3がわからなかったとします この3は 未 成 年 者 が 婚 姻 すれば 成 年 者 となる つまり 未 成 年 者 であれば 契 約 を 取 消 しできるのですが 未 成 年 者 が 婚 姻 すれば 成 年 者 となり 契 約 等 は 取 消 しできなくなるという 内 容 です もし この3の 選 択 肢 を 知 らずに 学 習 を 続 けたとします そうすると 下 記 の 平 成 15 年 度 の2 平 成 17 年 度 の4 平 成 20 年 度 の2もわからないはずです 逆 にその 知 識 を 理 解 できれば その 後 の 試 験 では 大 いに 役 立 つのです ( 平 成 15 年 度 問 1) 意 思 無 能 力 者 又 は 制 限 行 為 能 力 者 に 関 する 次 の 記 述 のうち 民 法 の 規 定 及 び 判 例 によれば 正 しいものはど れか 1 意 思 能 力 を 欠 いている 者 が 土 地 を 売 却 する 意 思 表 示 を 行 った 場 合 その 親 族 が 当 該 意 思 表 示 を 取 り 消 せば 取 消 しの 時 点 から 将 来 に 向 かって 無 効 となる 2 未 成 年 者 が 土 地 を 売 却 する 意 思 表 示 を 行 った 場 合 その 未 成 年 者 が 婚 姻 をしていても 親 権 者 が 当 該 意 思 表 示 を 取 り 消 せば 意 思 表 示 の 時 点 に 遡 って 無 効 となる 3 成 年 被 後 見 人 が 成 年 後 見 人 の 事 前 の 同 意 を 得 て 土 地 を 売 却 する 意 思 表 示 を 行 った 場 合 成 年 後 見 人 は 当 該 意 思 表 示 を 取 り 消 すことができる 4 被 保 佐 人 が 保 佐 人 の 事 前 の 同 意 を 得 て 土 地 を 売 却 する 意 思 表 示 を 行 った 場 合 保 佐 人 は 当 該 意 思 表 示 を 取 り 消 すことができる - 5 -

( 平 成 17 年 度 問 1) 自 己 所 有 の 土 地 を 売 却 するAの 売 買 契 約 の 相 手 方 に 関 する 次 の 記 述 のうち 民 法 の 規 定 及 び 判 例 によれば 正 しいものはどれか 1 買 主 Bが 被 保 佐 人 であり 保 佐 人 の 同 意 を 得 ずにAとの 間 で 売 買 契 約 を 締 結 した 場 合 当 該 売 買 契 約 は 当 初 から 無 効 である 2 買 主 Cが 意 思 無 能 力 者 であった 場 合 Cは Aとの 間 で 締 結 した 売 買 契 約 を 取 り 消 せば 当 該 契 約 を 無 効 にできる 3 買 主 である 団 体 Dが 法 律 の 規 定 に 基 づかずに 成 立 した 権 利 能 力 を 有 しない 任 意 の 団 体 であった 場 合 Dが Aとの 間 で 売 買 契 約 を 締 結 しても 当 該 土 地 の 所 有 権 はDに 帰 属 しない 4 買 主 Eが 婚 姻 している 未 成 年 者 であり 当 該 婚 姻 がEの 父 母 の 一 方 の 同 意 を 得 られないままになされたも のである 場 合 には Eは 未 成 年 者 であることを 理 由 に 当 該 売 買 契 約 を 取 り 消 すことができる ( 平 成 20 年 度 問 1) 行 為 能 力 に 関 する 次 の 記 述 のうち 民 法 の 規 定 によれば 正 しいものはどれか 1 成 年 被 後 見 人 が 行 った 法 律 行 為 は 事 理 を 弁 識 する 能 力 がある 状 態 で 行 われたものであっても 取 り 消 す ことができる ただし 日 用 品 の 購 入 その 他 日 常 生 活 に 関 する 行 為 については この 限 りではない 2 未 成 年 者 は 婚 姻 をしているときであっても その 法 定 代 理 人 の 同 意 を 得 ずに 行 った 法 律 行 為 は 取 り 消 すことができる ただし 単 に 権 利 を 得 又 は 義 務 を 免 れる 法 律 行 為 については この 限 りではない 3 精 神 上 の 障 害 により 事 理 を 弁 識 する 能 力 が 不 十 分 である 者 につき 4 親 等 内 の 親 族 から 補 助 開 始 の 審 判 の 請 求 があった 場 合 家 庭 裁 判 所 はその 事 実 が 認 められるときは 本 人 の 同 意 がないときであっても 同 審 判 をすることができる 4 被 保 佐 人 が 保 佐 人 の 同 意 又 はこれに 代 わる 家 庭 裁 判 所 の 許 可 を 得 ないでした 土 地 の 売 却 は 被 保 佐 人 が 行 為 能 力 者 であることを 相 手 方 に 信 じさせるため 詐 術 を 用 いたときであっても 取 り 消 すことができる 平 成 15 年 度 問 1 1 2 3 4 平 成 17 年 度 問 1 1 2 3 4 平 成 20 年 度 問 1 1 2 3 4-6 -

特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 履 行 法 ( 事 例 2) では 過 去 問 題 を 理 解 していれば 正 解 肢 を 選 ぶことができるかどうか 考 えてみましょう 先 ほど 住 宅 瑕 疵 担 保 履 行 法 を 見 ましたね 覚 えていますか? この 法 律 は 平 成 22 年 度 から 毎 年 1 問 出 題 されていますので 平 成 26 年 度 までの 合 計 は5 問 です 特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 履 行 法 は 新 築 住 宅 を 販 売 する 宅 建 業 者 は 供 託 や 保 険 の 加 入 等 の 資 力 確 保 をしな ければならないという 法 律 でした 先 ほどは 供 託 所 の 説 明 は 契 約 成 立 するまで に 書 面 を 交 付 して 行 わなければならない ということを 覚 えてもらいました ここではもう1つ 資 力 確 保 の 義 務 は 宅 建 業 者 間 取 引 の 場 合 は 不 要 であり また 宅 建 業 者 が 代 理 媒 介 するときも 不 要 というこ とを 覚 えてください では 平 成 22 年 度 の 下 記 の 問 題 を 見 てください 1 2 3が 誤 りで4が 正 解 となりますね ( 平 成 22 年 度 問 45) 特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 の 履 行 の 確 保 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 又 は 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約 の 締 結 ( 以 下 この 問 において 資 力 確 保 措 置 という )に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか 1 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 自 ら 売 主 として 宅 地 建 物 取 引 業 者 である 買 主 との 間 で 新 築 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 し 当 該 住 宅 を 引 き 渡 す 場 合 資 力 確 保 措 置 を 講 ずる 義 務 を 負 う 2 自 ら 売 主 として 新 築 住 宅 を 販 売 する 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 をする 場 合 宅 地 建 物 取 引 業 者 でない 買 主 に 対 して 供 託 所 の 所 在 地 等 について 記 載 した 書 面 の 交 付 及 び 説 明 を 新 築 住 宅 を 引 き 渡 すまでに 行 えばよい 3 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 自 ら 売 主 として 新 築 住 宅 を 販 売 する 場 合 だけでなく 新 築 住 宅 の 売 買 の 媒 介 をする 場 合 においても 資 力 確 保 措 置 を 講 ずる 義 務 を 負 う 4 自 ら 売 主 として 新 築 住 宅 を 宅 地 建 物 取 引 業 者 でない 買 主 に 引 き 渡 した 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 基 準 日 ごとに 当 該 基 準 日 に 係 る 資 力 確 保 措 置 の 状 況 について その 免 許 を 受 けた 国 土 交 通 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 に 届 け 出 なければならない 平 成 23 年 度 の 問 題 を 解 いてみよう 今 度 は 翌 年 の 平 成 23 年 度 の 問 題 を 見 てください 正 解 は3となります つまり 前 年 の 平 成 22 年 度 の2がなぜ 誤 りかを 把 握 していれば 正 解 できたはずです 供 託 所 の 説 明 は 売 買 契 約 が 成 立 するまでに 書 面 を 交 付 して 行 う 前 年 度 は 引 渡 しまでに 行 う で 誤 りでしたが 平 成 23 年 度 は 正 しい 記 述 で 出 題 されたのです ( 平 成 23 年 度 問 45) 特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 の 履 行 の 確 保 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 又 は 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 の 締 結 ( 以 下 この 問 いにおいて 資 力 確 保 措 置 という )に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 し いものはどれか 1 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 自 ら 売 主 として 建 設 業 者 である 買 主 との 間 で 新 築 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 し 当 該 住 宅 を 引 き 渡 す 場 合 資 力 確 保 措 置 を 講 じる 必 要 はない 2 自 ら 売 主 として 新 築 住 宅 を 宅 地 建 物 取 引 業 者 でない 買 主 に 引 き 渡 した 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 基 準 日 に 係 る 資 力 確 保 措 置 の 状 況 の 届 出 をしなければ 当 該 基 準 日 以 後 新 たに 自 ら 売 主 となる 新 築 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 することができない - 7 -

3 自 ら 売 主 として 新 築 住 宅 を 販 売 する 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 をする 場 合 当 該 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 するまでに 当 該 住 宅 の 買 主 に 対 し 供 託 所 の 所 在 地 等 について 記 載 した 書 面 を 交 付 して 説 明 しなければならない 4 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約 は 新 築 住 宅 の 買 主 が 保 険 料 を 支 払 うことを 約 し 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 法 人 と 締 結 する 保 険 契 約 であり 当 該 住 宅 の 引 渡 しを 受 けた 時 から 10 年 間 当 該 住 宅 の 瑕 疵 によって 生 じた 損 害 について 保 険 金 が 支 払 われる 平 成 24 年 度 の 問 題 を 解 いてみよう 今 度 は 下 記 の 平 成 24 年 度 の 問 題 を 見 てください これも 前 年 度 の 試 験 問 題 を 学 習 していれば 正 解 でき るのです それは 前 年 の 平 成 23 年 度 の2の 選 択 肢 です この 法 律 では 宅 建 業 者 が 資 力 確 保 に 関 する 届 出 をしなければ 基 準 日 の 翌 日 から 起 算 して 50 日 を 経 過 した 日 以 後 においては 新 築 住 宅 の 売 買 契 約 しては いけない という 規 定 があります したがって 平 成 23 年 度 の2は 誤 りです そうすると 平 成 24 年 度 は 2が 正 解 となります また 選 択 肢 4の 供 託 所 の 説 明 は 平 成 22 年 度 23 年 度 にも 出 題 されています ( 平 成 24 年 度 問 45) 特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 の 履 行 の 確 保 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 又 は 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約 の 締 結 ( 以 下 この 問 において 資 力 確 保 措 置 という )に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものはどれか 1 自 ら 売 主 として 新 築 住 宅 を 宅 地 建 物 取 引 業 者 でない 買 主 に 引 き 渡 した 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 当 該 住 宅 を 引 き 渡 した 日 から3 週 間 以 内 に その 住 宅 に 関 する 資 力 確 保 措 置 の 状 況 について その 免 許 を 受 けた 国 土 交 通 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 に 届 け 出 なければならない 2 自 ら 売 主 として 新 築 住 宅 を 宅 地 建 物 取 引 業 者 でない 買 主 に 引 き 渡 した 宅 地 建 物 取 引 業 者 は 基 準 日 に 係 る 資 力 確 保 措 置 の 状 況 の 届 出 をしなければ 当 該 基 準 日 の 翌 日 から 起 算 して 50 日 を 経 過 した 日 以 後 におい ては 新 たに 自 ら 売 主 となる 新 築 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 してはならない 3 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約 は 新 築 住 宅 を 自 ら 売 主 として 販 売 する 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 法 人 と 締 結 する 保 険 契 約 であり, 当 該 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 した 日 から5 年 間 当 該 住 宅 の 瑕 疵 によって 生 じた 損 害 について 保 険 金 が 支 払 われる 4 新 築 住 宅 を 自 ら 売 主 として 販 売 する 宅 地 建 物 取 引 業 者 が 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 をした 場 合 買 主 に 対 する 当 該 保 証 金 の 供 託 をしている 供 託 所 の 所 在 地 等 について 記 載 した 書 面 の 交 付 及 び 説 明 は 当 該 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 した 日 から 引 渡 しまでに 行 わなければならない 平 成 25 年 度 の 問 題 を 解 いてみよう 最 後 に 平 成 25 年 度 の 問 題 を 解 いてみてください 今 まで 私 が 説 明 した 過 去 の 問 題 の 解 説 を 理 解 してい ればできるはずです つまり 過 去 の3 問 さえ 解 いていれば 正 解 できるのです ( 平 成 25 年 度 問 45) 宅 地 建 物 取 引 業 者 Aが 自 ら 売 主 として 宅 地 建 物 取 引 業 者 でない 買 主 Bに 新 築 住 宅 を 販 売 する 場 合 における 次 の 記 述 のうち 特 定 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 の 履 行 の 確 保 等 に 関 する 法 律 の 規 定 によれば 正 しいものはどれか 1 Bが 建 設 業 者 である 場 合 Aは Bに 引 き 渡 した 新 築 住 宅 について 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 又 は 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約 の 締 結 を 行 う 義 務 を 負 わない 2 Aは 基 準 日 に 係 る 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 及 び 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 契 約 の 締 結 の 状 況 につ - 8 -

いて 届 出 をしなければ 当 該 基 準 日 から3 週 間 を 経 過 した 日 以 後 新 たに 自 ら 売 主 となる 新 築 住 宅 の 売 買 契 約 を 締 結 してはならない 3 Aは 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 の 供 託 をする 場 合 Bに 対 する 供 託 所 の 所 在 地 等 について 記 載 した 書 面 の 交 付 及 び 説 明 を Bに 新 築 住 宅 を 引 き 渡 すまでに 行 えばよい 4 Aが 住 宅 販 売 瑕 疵 担 保 保 証 金 を 供 託 する 場 合 当 該 住 宅 の 床 面 積 が 55 m2 以 下 であるときは 新 築 住 宅 の 合 計 戸 数 の 算 定 に 当 たって 2 戸 をもって1 戸 と 数 えることになる 上 記 の 正 解 は4です 選 択 肢 1は 買 主 は 宅 建 業 者 ではないので 資 力 確 保 の 義 務 があります 平 成 23 年 度 の 1 と 同 じ 内 容 です 選 択 肢 2は 基 準 日 の 翌 日 から 起 算 して 50 日 を 経 過 した 日 以 後 新 築 住 宅 の 売 買 契 約 してはいけな いので 基 準 日 から3 週 間 が 誤 りです 平 成 23 年 度 の2 平 成 24 年 度 の2と 同 じ 内 容 です 選 択 肢 3は 供 託 所 の 説 明 は 契 約 が 成 立 するまで に 書 面 を 交 付 して 説 明 しなければならず 引 き 渡 すまで に 行 えばよいというのは 誤 りです これは 平 成 22 年 度 の2 平 成 23 年 度 の3 平 成 24 年 度 の4と 同 じ 内 容 です 選 択 肢 4は ほとんどの 受 験 生 が 知 らなかったと 思 います また 参 考 書 などにも 記 載 されていませ んでした しかし 見 方 を 変 えると 4がわからなくて 答 えが 出 せなかったのではなく 1 2 3 が 誤 りだということがわからなかった 受 験 生 が 正 解 できなかったということです そして その1 2 3が 誤 りとわかるためには 過 去 の 問 題 を 解 き 理 解 していない 選 択 肢 を 確 認 することが 必 要 だっ たのです 宅 建 試 験 は 過 去 に 問 われた 内 容 が 非 常 に 重 要 であり その 知 識 が 備 わっていれば 難 解 な 選 択 肢 があっても 正 解 肢 を 選 ぶことができることを 理 解 していただけたと 思 います では よく 出 題 される 内 容 について 次 の 問 題 を 通 して 合 格 のための 知 識 を 確 実 に 身 に 付 けて ください - 9 -