長崎本線は残されるか~長崎本線期成存続会



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その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

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は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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1.3. 距 離 による 比 較 距 離 による 比 較 を 行 う ( 基 本 的 に 要 求 される 能 力 が 違 うと 思 われるトラック 別 に 集 計 を 行 った ) 表 -3 に 距 離 別 の 比 較 を 示 す 表 -3 距 離 別 比 較

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Transcription:

長 崎 本 線 を 守 れ!~ 長 崎 本 線 存 続 期 成 会 中 3 6 H.W. はじめに 別 の 原 稿 でもあったように 九 州 新 幹 線 長 崎 ルートが 開 通 する 際 並 行 在 来 線 となる JR 長 崎 本 線 は 肥 前 鹿 島 ~ 諫 早 間 がJRから 分 離 されて 佐 賀 長 崎 両 県 などが 出 資 す る 新 会 社 によって 運 行 されるという 構 想 があります これに 対 し 平 成 3 年 に 鹿 島 市 の 桑 原 允 彦 市 長 (2007 年 8 月 現 在 現 職 )が 結 成 した 長 崎 本 線 期 成 存 続 会 が 長 崎 本 線 の 経 営 分 離 そして 新 幹 線 の 建 設 廃 止 を 訴 えています かつてはいくつかの 市 町 村 が 反 対 でしたが 現 在 自 治 体 として 反 対 しているのは 鹿 島 市 が 唯 一 です また 個 人 としてみれば 佐 賀 県 民 の6 割 長 崎 県 民 の5 割 近 くが 反 対 しています ここでは なぜ 鹿 島 市 が 反 対 するのかという 理 由 とこの 運 動 の 展 望 について 書 きたいと 思 います JRからの 経 営 分 離 JRからの 経 営 分 離 に 関 して 現 在 佐 賀 県 は 鹿 島 市 民 向 けの 資 料 ( 肥 前 鹿 島 駅 で 配 布 ) で 次 のように 説 明 しています 1 肥 前 山 口 ~ 肥 前 鹿 島 間 はJR 九 州 によって 運 行 される 2 上 下 分 離 方 式 を 採 用 して 鉄 道 運 営 会 社 への 負 担 を 無 くす 3 肥 前 鹿 島 ~ 博 多 間 には 朝 晩 を 中 心 に 特 急 列 車 を 運 行 する

4 肥 前 鹿 島 ~ 諫 早 間 の 特 急 列 車 の 廃 止 や 新 駅 を 建 設 することによって 便 利 な 鉄 道 に する (あなたのマイレールをめざす という 説 明 もあります) 5 準 高 速 道 路 の 整 備 を 行 う この 資 料 についての 説 明 おかしい 点 の 指 摘 をします まず1ですが なぜこの 区 間 をJR 九 州 が 運 行 するのかと 言 いますと 鹿 島 市 以 外 の 市 町 村 からも 出 来 るだけ 在 来 線 を 残 してほしいという 要 望 があり その 場 合 JR 九 州 が 赤 字 が 出 ても 運 営 できる と 推 測 したのが 肥 前 山 口 ~ 肥 前 鹿 島 間 です この 様 な 例 としては 九 州 新 幹 線 鹿 児 島 ルートの 並 行 在 来 線 である 鹿 児 島 本 線 の 川 内 駅 ( 鹿 児 島 県 )と 鹿 児 島 中 央 駅 間 がJR 九 州 のまま 残 っているという 例 があります 続 いて2ですが 上 下 分 離 方 式 とはどのようなものか 下 の 図 をご 覧 ください ( 鹿 島 市 役 所 でいただいた 資 料 を 基 に 作 成 しました) このように 肥 前 山 口 ~ 諫 早 間 は 佐 賀 長 崎 県 が 線 路 や 駅 舎 信 号 設 備 などを 所 有 維 持 管 理 するとし JR 九 州 新 しい 運 行 会 社 は 列 車 の 運 行 のみを 行 うとしています しかし 初 年 度 から 線 路 の 維 持 などで 赤 字 になるという 予 測 が 両 県 自 身 から 出 ていま す 次 に 下 の 図 を 見 てください ( 鹿 島 市 役 所 でいただいた 資 料 を 基 に 作 成 ) 開 業 5 年 目 10 年 目 15 年 目 平 成 30 年 平 成 35 年 平 成 40 年 平 成 45 年 運 輸 収 入 144,807 144,80 7 144,80 7 144,80 7 人 件 費 74,974 74,974 74,974 74,974

ご 覧 のように15 年 間 輸 送 収 入 と 人 件 費 が 変 わらないという 予 測 が 出 ています 普 通 の 会 社 ならありえません この 地 域 も 過 疎 化 の 問 題 は 大 きく 人 口 の 減 ることが 予 想 されています それでもこの 数 字 を 維 持 できると 佐 賀 県 は 考 えているのでしょうか この 人 件 費 ですが 皆 さんは 何 人 分 だと 思 いますか? 実 は 従 業 員 はたったの19 人 です 佐 賀 県 はこの 様 な 資 料 を 提 示 しています ( 左 資 料 元 のローカルTV 番 組 ( 肥 前 鹿 島 駅 待 合 室 にて)) ( 右 佐 賀 県 の 示 す 青 森 県 の 青 い 森 鉄 道 との 比 較 資 料 ) 一 方 鹿 島 市 側 はこのように 試 算 しています ( 作 K) 鹿 島 諫 早 間 松 浦 鉄 道 A:B 甘 木 鉄 道 ( 例 ) (A) (B) 営 業 距 離 48.5キロ 93.8キロ 1:2 13.7キロ 要 員 数 19 人 105 人 52 人 (A) 34 人 人 件 費 7500 万 円 3 億 8600 1 億 9300 万 円 万 円 (A) この 様 に 松 浦 鉄 道 と 営 業 キロと 要 員 数 を 比 較 対 照 した 結 果 要 員 数 は52 人 人 件 費 は1 億 9300 万 円 と 出 ました 52 人 いれば 安 全 上 は 問 題 ないはずです 青 い 森 鉄 道 は2002 年 の 東 北 新 幹 線 八 戸 延 長 の 時 に 並 行 するJR 東 北 本 線 の 目 時 ~ 八 戸 間 を 営 業 することになった 鉄 道 です 営 業 時 間 は24 時 間 となっていま すが 深 夜 の 約 7 時 間 はJRからの 寝 台 特 急 や 貨 物 列 車 が 走 るため 列 車 の 運 行 はJR 東 日 本 が 行 っています つまり 自 社 の 社 員 による 営 業 時 間 は17 時 間 となります で すからこの 鹿 島 諫 早 間 は 必 要 最 低 限 以 下 の 従 業 員 数 しか 想 定 していないことになり ます この 青 い 森 鉄 道 は 開 業 前 から 大 幅 な 赤 字 が 予 想 されていて 人 員 は 最 低 限 になったものと 推 定 されます そのためにこの 鉄 道 でも 上 下 分 離 方 式 を 採 用 する などの 工 夫 が 取 られましたが 現 在 大 幅 な 赤 字 を 出 して 運 行 されています 続 いて3です 佐 賀 県 には 博 多 ~ 肥 前 山 口 間 には 朝 晩 に 直 通 の 特 急 列 車 を 走 らせる と 明 言 しています これによりこれまでの 特 急 利 用 者 の5 割 はこれまで 通 り 通 勤 通 学 利 用 が 出 来 るとしています 実 はこれ 大 きな 間 違 いです

九 州 新 幹 線 鹿 児 島 ルートの 並 行 在 来 線 転 換 路 線 である 肥 薩 おれんじ 鉄 道 は 八 代 ~ 川 内 間 の 全 区 間 に 渡 って 架 線 が 張 ってあります これは3セク 化 後 にJRからの 貨 物 列 車 が 使 うためにJR 九 州 時 代 の 電 化 設 備 を 残 して 活 用 しています しかしこの 肥 前 山 口 ~ 諫 早 間 は 旧 国 鉄 時 代 に 貨 物 営 業 が 廃 止 されているため 電 化 設 備 を 残 しておく 理 由 がありません そこでこの 区 間 はディーゼルカーによる 運 転 に なります 現 在 かもめ は5 6 両 編 成 で 博 多 ~ 長 崎 間 に1 時 間 2 本 運 行 されてい ます しかしこの 区 間 が 並 行 在 来 線 のため 採 算 が 取 れないという 理 由 で 非 電 化 になっ た 場 合 1 2 両 編 成 のディーゼル 特 急 が 肥 前 鹿 島 ~ 博 多 間 朝 晩 に 上 下 計 10 本 走 る だけになります ディーゼル 特 急 の 場 合 加 速 性 能 などが 電 車 特 急 と 異 なるため 現 在 よりも 所 要 時 間 が 延 びる 可 能 性 は 高 いです 存 続 会 では 現 在 電 車 特 急 かもめ 号 を 絶 滅 危 惧 種 として 呼 んでいます 肥 薩 おれんじ 鉄 道 の 気 動 車 ( 八 代 駅 にて) 4について 説 明 します 実 は 昼 間 の 特 急 がなくなると 大 変 なことになります 肥 薩 オレンジ 鉄 道 では 昼 間 の 特 急 がなくなったことで 乗 客 が 減 少 しました とい うのは JR 時 代 は 普 通 列 車 が 乗 車 する 時 間 帯 にない または 普 通 列 車 に 乗 り 遅 れた としても 自 家 用 車 を 使 って 特 急 停 車 駅 まで 行 きそこで 特 急 電 車 に 乗 るという 方 法 を 取 る 人 が 多 くいました しかし 第 3セクターになった 結 果 新 幹 線 の 駅 まで 自 家 用 車 で 行 く または 目 的 地 までそのまま 自 家 用 車 で 行 ってしまう 人 が 増 えました そして 結 果 的 には 普 通 列 車 を 増 発 した または 新 駅 を 設 置 したにも 関 わらず 大 幅 な 赤 字 を 出 し て 運 行 しています この 区 間 でもそのような 利 用 はあるようで 佐 賀 県 の 構 想 は 県 民 の 利 用 とは 全 くかけ 離 れたダイヤ 構 想 を 練 っているようです 最 後 の5は 私 にも 良 く 分 かりませんでした 国 が 建 設 を 予 定 して 現 在 延 期 になって いる 諫 早 湾 沿 いの 高 速 走 行 可 能 な 道 路 を 早 期 に 建 設 するとしています これは 自 家 用 車 を 使 えということで 4の 鉄 道 が 便 利 になるようにしますということとは 全 く 矛 盾 しています この 佐 賀 県 の 説 明 は 見 た 瞬 間 に 地 元 民 でない 私 でもあきれたぐらい 地 元 無 視 そして 鉄 道 について 何 も 分 かっていないと 感 じた 資 料 でした そもそも 新 幹 線 は 必 要 なのか? 九 州 新 幹 線 長 崎 ルートは2700 億 円 もの 巨 額 を 投 じます これにより 現 行 の 長 崎 本 線 の 特 急 かもめ に 比 べて 所 要 時 間 を26 分 短 縮 するそうです しかしこれだけ

のお 金 をかけて 行 う26 分 の 短 縮 に 本 当 に 意 味 はあるのでしょうか? 現 在 佐 賀 県 長 崎 県 は 長 崎 ルート 開 通 による 費 用 対 効 果 ( 建 設 費 などに 対 しての 収 益 ) を1.8すなわち 建 設 費 などの1.8 倍 の 収 益 を 見 込 んでいます この 経 済 効 果 は 本 当 なのでしょうか? 鹿 島 市 役 所 でいただいた 資 料 を 基 に 私 が 作 成 した 図 を 見 ていただきます 26 分 の 短 縮 の 内 訳 を 見 ていきます まずは 博 多 駅 で 電 車 が 新 幹 線 ホームに 入 る 為 在 来 線 ホームに 移 動 する 時 間 が 無 く なります これで5 分 間 短 縮 されます 次 にFGT(フリーゲージトレイン)という 車 輪 の 幅 を 自 由 に 変 えられる 電 車 を 導 入 することによって 鹿 児 島 ルートの 博 多 ~ 新 鳥 栖 ( 仮 )を 走 行 することが 可 能 になり 5 分 の 短 縮 が 見 込 まれています 続 いてこれが 大 事 です 現 行 の 特 急 かもめ は 以 下 の 駅 に 停 車 しています 鳥 栖 佐 賀 肥 前 山 口 肥 前 鹿 島 諫 早 浦 上 計 6 駅 これに 対 し 新 幹 線 は3 駅 に 停 車 することによって7 分 30 秒 の 短 縮 になるとして います これは 比 較 対 象 実 験 としてあきらかにおかしいです かもめ も3 駅 停 車 と 想 定 して 考 えるのが 正 しい 答 えです それに3 駅 停 車 ということはこれまで 特 急 列

車 が 停 まっていた 駅 にも 停 まる 電 車 が 減 ることによって 不 便 になる 駅 が 出 てきます 最 後 に 武 雄 温 泉 ~ 諫 早 間 の 新 線 建 設 による 短 縮 ですが この 区 間 の 短 縮 時 間 は13 分 30 秒 という 計 算 になりました これだけでは 佐 賀 県 の 予 測 する 費 用 対 効 果 値 1. 8を 下 回 るのは 確 実 です これだけではありません フリーゲージトレインについての 問 題 を 挙 げてみたいと 思 います 2007 年 ( 平 成 19 年 )6 月 25 日 付 の 西 日 本 新 聞 の 記 事 ( 前 略 ) 関 係 者 によると 実 用 化 に 向 けての 最 大 の 難 点 は 低 速 域 と 高 速 域 両 方 の 走 行 を 可 能 にする 台 車 の 調 節 カーブを 曲 がる 際 台 車 は 車 軸 がレールに 合 うよ うに 一 定 程 度 回 転 する カーブが 多 い 在 来 線 を 走 る 際 には 回 転 しやすいよう 台 車 のダンパー( 制 振 装 置 )を 調 節 するが 新 幹 線 での 高 速 走 行 では 台 車 が 揺 れて 蛇 行 脱 線 する 危 険 性 が 出 てくるという さらに 車 輪 幅 変 換 のため 車 輪 を 動 かす 際 車 軸 と 車 輪 の 間 にすき 間 ができ 振 動 が 起 きるなどの 問 題 点 も 抱 えている ( 中 略 ) 山 陽 新 幹 線 の 運 行 ダイヤに 支 障 が 出 ないよう 約 270キロでの 常 時 走 行 能 力 が 必 要 実 際 に は 最 高 300キロでの 走 行 性 能 が 求 められるが これまでの 最 高 速 度 は 直 線 コースで 246キロ 常 時 走 行 能 力 は 約 200キロしかない ( 後 略 ) つまりこういうことです 在 来 線 の 場 合 ダンパーを 調 整 します 新 幹 線 内 で 脱 線 する 危 険 性 が 生 まれます 新 幹 線 区 間 内 で 約 210km/ 時 の 場 合 新 大 阪 ~ 長 崎 間 をフリーゲージトレインで 乗 り 通 した 場 合 に 比 べて 山 陽 新 幹 線 のぞみ と 長 崎 本 線 の かもめ を 乗 り 継 い だ 場 合 の 方 が1 時 間 以 上 も 早 く 長 崎 に 着 くという 結 果 が 出 ました 佐 賀 県 は 現 在 全 て

の 列 車 が 博 多 以 東 に 直 通 すると 想 定 していますが これでは 何 本 の 列 車 が 博 多 から 東 へ 行 くのか 分 かりません 桑 原 市 長 は 以 前 放 送 されたケーブルテレビの 番 組 で この 列 車 の 需 要 があるのは 多 く 見 積 もっても 山 口 県 までだ とおっしゃっていました また 毎 日 新 聞 前 長 崎 支 局 長 が 異 動 の 際 にホームページに 載 せられた 記 事 にはこうか いてありました 毎 日 新 聞 長 崎 版 2007 年 ( 平 成 19 年 )6 月 25 日 朝 刊 長 崎 市 長 選 の 投 票 日 に 毎 日 新 聞 社 が 市 内 15ヶ 所 で 実 施 した 出 口 調 査 の 際 新 幹 線 アンケートもした 長 崎 新 幹 線 についての 考 えを 聞 かせてください (1) 必 要 (2) 不 要 (3) 分 からない の3 択 方 式 956 人 が 回 答 必 要 39% 不 要 44% 分 からない17% 新 幹 線 の 最 終 駅 効 果 が 期 待 できるという 長 崎 市 でも 必 要 性 を 感 じる 市 民 は 多 数 派 ではない ( 中 略 ) 複 線 区 間 も 広 がる だが 長 崎 ルートは ひかりも のぞみも 走 らない ルートを 変 えた 特 急 という 感 覚 に 近 い 整 備 区 間 の 武 雄 温 泉 諫 早 間 約 45キロの 半 分 はトンネル 野 生 動 植 物 の 宝 庫 の 多 良 山 系 西 側 で 掘 削 工 事 をす る 時 に 発 破 も 仕 掛 ける ( 後 略 ) 終 着 駅 となる 長 崎 市 でも4 割 以 上 が 反 対 そして 野 生 動 植 物 の 宝 庫 で 掘 削 工 事 をす る バブル 期 の 無 謀 な 開 発 がまだ 続 いているのかと 思 いました 文 中 の ルートを 変 えた 特 急 ということについて 説 明 します 列 車 種 別 もそうで すが 武 雄 温 泉 ~ 諫 早 間 の 新 線 は 在 来 線 と 同 じ 軌 間 1067ミリで 建 設 されます で すから 新 幹 線 ではなくただの 在 来 線 の 新 ルート と 言 えます また 現 在 東 京 や 大 阪 の 都 市 近 郊 路 線 で 電 車 の 本 数 が 増 えラッシュ 時 には1 時 間 も 踏 切 が 開 かないという 開 かずの 踏 切 問 題 が 長 崎 ルート 開 業 時 にも 予 想 されていま す 2007 年 ( 平 成 19 年 )7 月 20 日 付 の 佐 賀 新 聞 争 点 視 点 07 参 院 選 暮 ら しの 中 から によりますとJR 長 崎 本 線 牛 津 駅 前 の 県 道 と 交 差 する 踏 切 での 問 題 が 書 かれています 通 勤 時 間 帯 で 列 車 の 通 過 を 待 つ 車 が 連 なり 県 道 沿 いの 商 店 街 に 渋 滞 被 害 をもたらしています 商 店 主 の1 人 は 列 車 の 本 数 が( 長 崎 新 幹 線 が 開 通 して) 1 日 に30 本 も 増 えたらどうなるか 新 幹 線 には 反 対 ここは 通 過 するだけで 百 害 あって 一 利 なし だ と 話 されています 同 時 期 に 佐 賀 新 聞 が 有 権 者 におこなったア ンケートによると 回 答 者 の 実 に60% 近 くが 不 要 と 表 明 した と 書 いてあります またこれは 鹿 島 市 長 の 桑 原 市 長 から 独 自 に 聞 いた 話 ですが 今 年 になって 新 幹 線 建 設 賛 成 派 にまわった 江 北 町 を 始 めとする 自 治 体 も 実 際 は 反 対 であるものの 地 方 交 付 金 など 国 からのパイプを 失 いたくないためやむなく 賛 成 している という 話 が ありました 長 崎 ルート 建 設 は 鹿 島 市 の 観 光 にも 悪 影 響 を 与 えます 鹿 島 市 には 日 本 三 大 稲 荷 の 一 つ 祐 徳 稲 荷 神 社 があるほか 桑 原 市 長 が 昔 企 画 し

た 国 際 的 なスポーツの 祭 典 ガタリンピック があります 平 たく 言 えば 干 潟 でや るオリンピック で 既 に20 年 以 上 の 歴 史 があります NHKのニュースでも 時 たま 取 り 上 げられることがあるのでご 存 知 の 方 も 多 いと 思 います ガタリンピック 開 催 時 は 特 急 かもめ が 最 寄 の 駅 に 臨 時 停 車 して 観 戦 客 の 移 動 手 段 になっています しかしこれが 廃 止 されるとやはり 観 戦 客 が 激 減 するのではないか という 話 がありました ガタリンピックの 会 場 となる 干 潟 です 祐 徳 稲 荷 神 社 ( 愛 知 県 の 豊 川 稲 荷 京 都 府 の 伏 見 稲 荷 と 並 んで 日 本 三 大 稲 荷 と 呼 ばれています) 終 わりに~ 長 崎 本 線 存 続 期 成 会 の 今 後 ~ 文 章 ばかりでしたが 長 崎 ルートのもたらす 問 題 についてお 分 かりいただいたでし ょうか? 長 崎 本 線 存 続 期 成 会 は 現 在 長 崎 本 線 の 線 形 解 消 や 停 車 駅 を 絞 り 込 んだ スー パーかもめ の 設 定 を 提 案 していますが 聞 き 入 れられていないのが 現 状 です また 会 長 の 桑 原 允 彦 鹿 島 市 長 も 新 幹 線 の 建 設 凍 結 在 来 線 の 分 離 の 廃 止 が 行 われるまで 市 長 を 引 退 することは 出 来 ないと 宣 言 しています この 記 事 を 読 んでいただいた 皆 さん にも 地 元 の 鉄 道 を 守 るため 税 金 の 無 駄 遣 いを 防 ぐために 声 を 上 げてほしいと 思 いま す 最 後 にお 忙 しい 中 取 材 に 協 力 してくれた 鹿 島 市 役 所 の 皆 さんにこの 場 を 借 りてお 礼 申 し 上 げます 参 考 資 料 鹿 島 市 役 所 でいただいた 資 料 肥 薩 おれんじ 鉄 道 でいただいた 資 料 関 係 者 の 皆 様 の 話 佐 賀 県 の 配 布 した 資 料 漫 画 同 人 誌 ながほん ( 佐 賀 大 学 漫 画 研 究 部 発 行 ) 写 真 図 表 などの 著 作 権 は 私 H.W.にあります