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秋 田 県 家 畜 改 良 増 殖 計 画 平 成 28 年 3 月

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Ⅰ 乳 用 牛 1 改 良 目 標 酪 農 経 営 の 安 定 化 と 生 乳 の 安 定 供 給 を 図 るため 優 良 な 種 雄 牛 を 選 抜 するための 後 代 検 定 と 雌 牛 の 能 力 測 定 を 行 う 牛 群 検 定 を 柱 とし 遺 伝 的 多 様 性 を 確 保 するとともに 能 力 体 型 の 両 面 から 改 良 を 推 進 する (1) 搾 乳 牛 ア 乳 量 および 乳 成 分 ホルスタイン 種 は 乳 成 分 を 維 持 しつつ 最 大 泌 乳 量 を 一 定 量 確 保 するものとする また ジャージー 種 等 については 品 種 の 特 性 を 活 かした 特 色 のある 生 乳 生 産 に 取 り 組 むものとする イ 泌 乳 持 続 性 生 乳 生 産 コストの 低 減 と 高 能 力 な 後 継 牛 等 の 確 保 を 図 るため 産 次 が 進 んでも 泌 乳 量 を 維 持 できる 牛 づくりを 進 める このため 泌 乳 持 続 性 が 高 く 繁 殖 性 や 強 健 性 に 優 れた 乳 用 牛 の 改 良 を 進 めるととも に 飼 養 管 理 の 適 正 化 により 長 命 連 産 性 の 向 上 を 図 る ウ 繁 殖 性 育 成 時 の 適 切 な 飼 養 管 理 により 十 分 な 発 育 を 促 し 初 産 月 齢 の 早 期 化 を 図 りつつ 初 産 時 の 分 娩 事 故 防 止 のため 生 育 状 況 を 考 慮 した 交 配 を 行 う 分 娩 間 隔 についても 牛 群 検 定 情 報 や 繁 殖 能 力 が 高 い 種 雄 牛 を 活 用 するとともに 飼 養 管 理 や 発 情 発 見 技 術 の 向 上 により 短 縮 を 図 る エ 飼 料 利 用 性 飼 料 自 給 率 の 向 上 を 図 り 効 率 的 な 飼 料 給 与 を 行 うため 泌 乳 量 やボディーコンディ ション 等 に 関 するデータを 活 用 し 個 体 ごとのエネルギー 要 求 量 の 把 握 に 努 め 飼 料 利 用 性 の 向 上 を 推 進 する オ 体 型 品 種 ごとの 審 査 標 準 を 基 本 としながら 飼 養 環 境 に 適 した 体 型 の 斉 一 化 および 体 各 部 の 均 衡 を 図 ることとする 特 に 長 命 連 産 性 との 関 連 が 高 い 乳 器 及 び 肢 蹄 の 改 良 を 重 視 することで 生 涯 生 産 性 の 向 上 を 図 ることとする - 1 -

カ 高 能 力 雌 牛 の 遺 伝 資 源 の 利 用 と 促 進 牛 群 検 定 やゲノミック 評 価 などを 積 極 的 に 活 用 することで 個 体 の 能 力 について 早 期 判 明 を 進 め 受 精 卵 移 植 技 術 等 の 利 用 により 高 能 力 牛 の 遺 伝 資 源 を 効 率 的 に 活 用 しな がら 牛 群 の 能 力 向 上 を 図 る キ 牛 群 検 定 の 活 用 牛 群 能 力 の 高 位 平 準 化 を 図 るうえで 個 体 毎 の 繁 殖 性 や 乳 成 分 血 縁 情 報 などを 把 握 することが 重 要 であるため 牛 群 検 定 の 活 用 を 促 進 し 個 体 管 理 に 必 要 な 情 報 の 集 積 を 行 い 適 正 な 交 配 や 飼 養 管 理 の 改 善 に 利 用 する さらに 酪 農 家 にフィードバックされた 検 定 情 報 を 有 効 に 活 用 できる 体 制 を 進 めて いく 品 種 泌 乳 能 力 に 関 する 目 標 数 値 ( 平 均 値 ) 乳 量 無 脂 固 乳 蛋 白 分 娩 間 隔 初 産 除 籍 乳 脂 率 (kg) 形 分 率 質 率 (ヶ 月 ) 月 齢 月 齢 現 在 ホルスタイン 9,350 3.85 8.75 3.28 15.0 26.0 53 シ ャーシ ー 4,594 4.74 8.94 3.68 14.0 25.0 67 目 標 ホルスタイン 9,500 3.85 8.75 3.28 14.0 25.0 67 (37 年 度 ) シ ャーシ ー 6,000 5.00 9.30 4.00 14.0 25.0 74 現 在 値 : 乳 量 および 乳 成 分 は 牛 群 検 定 成 績 の 県 平 均 値 繁 殖 成 績 は 日 本 ホルスタイン 登 録 協 会 県 支 部 による (2) 種 雄 牛 ホルスタイン 種 については 全 国 規 模 で 実 施 している 乳 用 種 雄 牛 の 後 代 検 定 に 参 画 す ることにより 優 良 種 雄 牛 の 作 出 に 協 力 し 遺 伝 的 多 様 性 に 配 慮 しながら 検 定 済 み 種 雄 牛 を 効 率 的 に 活 用 する また ジャージー 種 については 国 内 外 の 種 雄 牛 を 活 用 しながら 能 力 の 向 上 および 遺 伝 的 多 様 性 の 確 保 を 行 う 2 増 殖 目 標 頭 数 一 定 飼 養 規 模 による 生 産 性 の 向 上 を 促 進 するものとし 平 成 37 年 度 の 経 産 牛 目 標 頭 数 を4,820 頭 とする - 2 -

3 その 他 (1) 受 精 卵 や 精 子 の 雌 雄 判 別 技 術 を 活 用 した 後 継 雌 牛 の 効 率 的 作 出 牛 群 改 良 による 安 定 的 な 酪 農 経 営 を 図 るため 雌 雄 判 別 した 受 精 卵 や 精 子 の 利 用 を 促 進 し 効 率 的 で 安 定 した 後 継 牛 の 確 保 を 行 う (2) 遺 伝 子 情 報 の 活 用 SNP( 一 塩 基 多 型 ) 遺 伝 子 解 析 技 術 を 活 用 した 能 力 評 価 法 (ゲノミック 評 価 法 ) 等 を 活 用 し 優 良 後 継 牛 の 確 保 を 図 るとともに DNA 解 析 技 術 等 を 用 いた 遺 伝 的 不 良 形 質 の 排 除 を 進 め 効 率 的 な 種 畜 の 改 良 を 推 進 する (3) 個 体 の 能 力 に 応 じた 選 択 的 利 用 と 酪 肉 連 携 の 推 進 牛 群 検 定 や 遺 伝 子 情 報 等 の 活 用 により 牛 群 内 評 価 を 明 らかにし 牛 群 内 高 位 牛 は 後 継 牛 生 産 向 け 中 位 牛 は 肉 用 種 や 交 雑 種 生 産 向 け 低 位 牛 は 淘 汰 の 対 象 にするなど 個 体 の 能 力 に 応 じた 選 択 的 利 用 を 推 進 する この 場 合 の 肉 用 種 子 牛 の 生 産 については 肉 用 牛 経 営 との 連 携 を 図 りながら 受 精 卵 移 植 技 術 を 活 用 し 高 能 力 な 子 牛 生 産 に 努 めるものとする - 3 -

Ⅱ 肉 用 牛 1 改 良 目 標 県 産 牛 肉 のブランド 化 を 推 進 するとともに 牛 肉 に 対 する 多 様 な 消 費 者 ニーズに 対 応 するため 品 種 の 特 徴 を 活 かしながら 生 産 コストの 低 減 や 県 産 牛 肉 の 品 質 の 高 位 平 準 化 をねらいとした 改 良 目 標 を 定 めることとする 産 肉 能 力 については 現 在 の 脂 肪 交 雑 の 水 準 に 配 慮 しつつ 早 期 に 十 分 な 体 重 に 達 す る 増 体 性 及 び 生 産 コスト 低 減 につながる 飼 料 利 用 性 等 の 遺 伝 的 能 力 の 向 上 を 図 る 繁 殖 性 については 初 回 種 付 時 の 発 育 状 況 に 配 慮 した 初 産 月 齢 の 早 期 化 1 年 1 産 を 実 現 できる 分 娩 間 隔 の 短 縮 及 び 受 胎 率 の 向 上 を 図 る また 正 確 度 の 高 い 遺 伝 的 能 力 評 価 等 に 基 づき 繁 殖 性 に 優 れ 供 用 年 数 が 長 く 生 涯 生 産 性 の 高 い 種 畜 を 選 抜 利 用 する (1) 能 力 ア 肥 育 牛 肥 育 牛 については 歩 留 が 高 く 肉 質 の 良 い 牛 肉 を 安 定 的 かつ 低 コストに 生 産 するた め 早 期 に 十 分 な 体 重 に 達 し 現 状 と 同 程 度 の 脂 肪 交 雑 が 期 待 できる 種 畜 の 作 出 を 目 指 す また 品 質 特 性 に 応 じた 適 正 な 肥 育 期 間 を 考 慮 するとともに 肥 育 開 始 月 齢 及 び 肥 育 終 了 月 齢 の 早 期 化 に 努 める 去 勢 肥 育 牛 の 能 力 に 関 する 目 標 数 値 ( 県 平 均 ) 肥 育 開 始 時 肥 育 終 了 時 枝 肉 1 日 枝 肉 格 付 区 分 品 種 平 均 肉 質 等 級 月 齢 体 重 月 齢 体 重 重 量 増 体 量 ヵ 月 kg ヵ 月 kg kg kg AB 現 在 黒 毛 和 種 9.2 310 30 757 485 0.72 3.7 褐 毛 和 種 9.5 305 26 750 480 0.90 2.8 日 本 短 角 種 7.5 245 27 745 460 0.85 2.0 目 標 黒 毛 和 種 8.0 270 28 770 500 0.83 4 (H37) 褐 毛 和 種 8.5 300 25 750 480 0.91 3 日 本 短 角 種 7.0 250 25 750 470 0.93 2 現 在 値 : 黒 毛 和 種 の 肥 育 開 始 時 は 平 成 26 年 度 のあきた 総 合 家 畜 市 場 の 実 績 値 枝 肉 重 量 は( 公 社 ) 全 国 和 牛 登 録 協 会 秋 田 県 支 部 の 実 績 値 ( 平 成 27 年 7 月 )による 褐 毛 和 種 については 国 の 家 畜 改 良 増 殖 目 標 ( 平 成 27 年 3 月 )に 準 じた 日 本 短 角 種 については 秋 田 県 畜 産 農 協 の 実 績 値 ( 平 成 27 年 3 月 )による 目 標 値 : 枝 肉 の 歩 留 及 び 肉 質 を 維 持 または 向 上 しつつ 肥 育 開 始 時 期 及 び 期 間 短 縮 を 目 指 したもの 肥 育 終 了 時 体 重 は 枝 肉 重 量 と 枝 肉 歩 留 から 逆 算 1 日 平 均 増 体 重 は 肥 育 終 了 時 と 開 始 時 の 体 重 差 を 肥 育 期 間 で 除 して 求 めた - 4 -

イ 種 雄 牛 的 確 な 遺 伝 能 力 評 価 に 基 づき 選 抜 された 種 雄 牛 及 び 基 礎 雌 牛 による 計 画 交 配 広 域 的 な 後 代 検 定 による 遺 伝 的 能 力 評 価 に 基 づく 優 れた 種 雄 牛 の 作 出 とその 有 効 活 用 に 努 めるものとする 県 産 種 雄 牛 ( 黒 毛 和 種 )の 産 肉 能 力 に 関 する 育 種 価 目 標 数 値 区 分 枝 肉 重 量 脂 肪 交 雑 現 在 56.653 1.780 目 標 (H37) 73.366 1.846 現 在 値 : 平 成 27 年 10 月 解 析 時 に 供 用 中 の 県 産 種 雄 牛 の 推 定 育 種 価 平 均 目 標 値 : 平 成 37 年 10 月 解 析 時 に 供 用 されている 県 産 種 雄 牛 の 推 定 育 種 価 平 均 枝 肉 重 量 は0.5σ 脂 肪 交 雑 は0.1σ 向 上 する 設 定 ウ 繁 殖 雌 牛 繁 殖 雌 牛 については 繁 殖 能 力 及 びほ 乳 能 力 に 優 れ 強 健 で 粗 飼 料 利 用 性 及 び 放 牧 適 正 の 高 いものとし 1 年 1 産 を 目 指 して 生 産 効 率 の 向 上 に 努 めるものとする また 産 子 の 枝 肉 情 報 と 血 縁 情 報 に 基 づく 産 肉 能 力 等 に 係 る 遺 伝 的 能 力 評 価 による 改 良 用 基 礎 雌 牛 群 の 整 備 を 図 り 雌 側 からの 改 良 の 促 進 に 努 めるものとする 繁 殖 能 力 に 関 する 目 標 数 値 区 分 初 産 月 齢 分 娩 間 隔 現 在 ヵ 月 日 24.6 412 目 標 ヵ 月 日 (H37) 24.0 385 現 在 値 :( 公 社 ) 全 国 和 牛 登 録 協 会 秋 田 県 支 部 ( 平 成 27 年 7 月 作 成 実 績 値 )による (2) 体 型 ア 繁 殖 雌 牛 にあっては 品 種 や 系 統 の 特 性 に 応 じ 適 度 な 体 積 であるものとし 過 大 や 過 肥 は 避 けるものとする また 雌 牛 登 録 審 査 月 齢 は 子 牛 発 育 の 向 上 初 産 分 娩 月 齢 の 早 期 化 に 伴 い 20 ヵ 月 以 内 を 目 標 に 受 審 をするものとする イ 肥 育 素 牛 にあっては 肥 育 開 始 時 の 飼 い 直 しによる 非 効 率 な 飼 養 管 理 を 改 善 する ため 過 肥 は 避 け 体 幅 体 深 及 び 肋 張 りに 富 み, 背 線 が 強 く 肢 蹄 が 強 健 なものと する - 5 -

1 黒 毛 和 種 雌 牛 の 体 型 に 関 する 目 標 数 値 ( 登 録 審 査 時 ) 区 分 月 齢 体 高 体 長 胸 深 減 率 ヶ 月 cm cm cm 体 積 19.2% 現 在 22 128.1 150.1 65.5 均 称 19.5% 品 位 19.4% 乳 徴 19.6% 目 標 20 130.0 158.0 70.0 18.0% (H37) 現 在 値 :( 公 社 ) 全 国 和 牛 登 録 協 会 秋 田 県 支 部 ( 平 成 27 年 7 月 作 成 実 績 値 )による 初 期 の 発 育 が 早 くなっているため 20ヵ 月 齢 を 基 準 に 設 定 2 褐 毛 和 種 日 本 短 角 種 の 体 型 に 関 する 目 標 数 値 ( 成 熟 時 ) 区 分 品 種 体 高 胸 囲 かん 幅 体 重 cm cm cm kg 現 在 褐 毛 和 種 134 196 50 585 日 本 短 角 種 133 199 49 585 目 標 褐 毛 和 種 134 200 50 600 (H37) 日 本 短 角 種 133 203 51 600 体 重 は 適 度 な 栄 養 状 態 のものである ただし 分 娩 前 後 を 除 く (3) 改 良 手 法 等 ア 的 確 な 遺 伝 的 能 力 評 価 に 基 づく 計 画 交 配 直 接 検 定 や 広 域 的 な 後 代 検 定 による 産 肉 能 力 評 価 に 基 づく 優 良 種 雄 牛 の 作 出 と 有 効 利 用 に 努 めるものとする イ 産 子 の 枝 肉 成 績 や 血 縁 情 報 に 基 づく 種 畜 の 産 肉 能 力 等 の 遺 伝 的 能 力 評 価 を 活 用 し 種 雄 牛 造 成 及 び 優 良 繁 殖 雌 牛 群 の 整 備 増 殖 を 推 進 する ウ SNP( 一 塩 基 多 型 ) 情 報 を 活 用 したゲノム 育 種 価 評 価 等 新 たな 遺 伝 的 能 力 評 価 手 法 や 受 精 卵 移 植 技 術 の 活 用 に 努 め さらなる 優 良 種 牛 の 効 率 的 な 生 産 や 利 用 を 図 る エ 飼 料 利 用 性 向 上 に 関 する 直 接 検 定 における 余 剰 飼 料 摂 取 量 や おいしさに 関 する 脂 肪 酸 組 成 等 の 新 たな 改 良 形 質 の 的 確 性 を 検 証 するとともに 選 抜 基 準 への 利 用 を 検 討 する - 6 -

(4)その 他 ア 受 胎 率 向 上 のため 分 娩 後 の 繁 殖 雌 牛 における 適 正 な 栄 養 管 理 適 度 な 運 動 の 実 施 情 報 通 信 技 術 (ICT)などの 活 用 による 確 実 な 発 情 発 見 及 び 適 期 授 精 に 努 めるも のとする イ 近 親 交 配 や 遺 伝 的 不 良 形 質 の 保 因 牛 同 士 の 交 配 など 生 産 性 低 下 や 疾 病 のリスク のある 交 配 を 避 け 適 正 な 交 配 を 進 めるものとする ウ 遺 伝 的 能 力 評 価 により 選 抜 された 種 畜 から 生 産 された 優 良 子 牛 に 遺 伝 的 能 力 を 十 分 に 発 揮 させ 生 産 性 の 向 上 を 図 るため 良 質 な 飼 料 や 水 の 給 与 等 快 適 性 に 配 慮 した 飼 養 管 理 (アニマルウェルフェア)を 推 進 する また 食 の 安 全 と 消 費 者 の 信 頼 確 保 のため 飼 養 衛 生 管 理 基 準 の 遵 守 の 徹 底 を 図 るものとする エ 生 産 コストの 低 減 および 自 給 率 の 向 上 を 図 るため 放 牧 の 活 用 の 推 進 稲 発 酵 粗 飼 料 ( 稲 WCS)や 飼 料 用 米 の 利 用 促 進 に 努 める オ 赤 肉 志 向 の 高 まりなど 新 たな 消 費 者 ニーズが 期 待 できる 褐 毛 和 種 や 日 本 短 角 種 については 高 い 粗 飼 料 利 用 性 や 放 牧 特 性 を 活 かした 低 コストな 飼 養 管 理 技 術 の 確 立 に 努 めるものとする 2 増 殖 目 標 牛 肉 の 需 用 動 向 に 即 した 生 産 を 行 うことを 旨 として 飼 養 頭 数 目 標 を 以 下 のとおり 設 定 する 特 に 黒 毛 和 種 については 多 頭 化 と 専 業 に 向 けた 大 規 模 モデル 経 営 体 の 育 成 を 重 点 化 し 繁 殖 基 盤 の 強 化 を 図 るとともに 受 精 卵 移 植 技 術 を 活 用 した 子 牛 の 生 産 拡 大 等 を 推 進 するものとする 区 分 肉 用 牛 総 頭 数 うち 肉 専 用 種 うち 乳 用 種 等 頭 頭 頭 現 在 17,700 16,090 1,610 目 標 31,000 27,700 3,300 (H37) - 7 -