ミャンマー 短 信 : 2016 年 - 7(3 月 上 下 旬 ) 28.MAR.16 小 島 正 憲 1.スー チー 氏 外 相 就 任 へ= 複 数 ポスト 兼 務 も 3/22 ミャンマー 国 会 は ティン チョー 次 期 大 統 領 が 国 会 に 提 出 した 新 政 権 の 閣 僚 名 簿 を 公 表 し 去 就 が 注 目 さ れた 国 民 民 主 連 盟 (NLD)のアウン サン スー チー 党 首 の 入 閣 が 明 らかになった ロイター 通 信 など 一 部 メディアは スー チー 氏 が 外 相 大 統 領 府 相 電 力 エネルギー 相 教 育 相 の4 閣 僚 ポストを 兼 任 すると 報 じた ミャンマーの 今 後 の 統 治 体 制 は ドイツやインドのように 大 統 領 の 実 質 的 な 権 限 は 形 式 的 儀 礼 的 なものにとどまる 一 方 大 統 領 より 上 の 存 在 になる と 公 言 してきたスー チー 氏 は 首 相 に 近 い 役 割 を 務 める 形 になりそうだ また スー チー 氏 は 外 相 に 就 任 することで 大 統 領 や 国 軍 総 司 令 官 ら 国 軍 関 係 者 をメンバーとする 国 防 治 安 評 議 会 への 参 加 が 可 能 となる 政 権 運 営 には 国 軍 との 良 好 な 関 係 が 不 可 欠 (ミャンマー 駐 在 の 外 交 筋 )であり ミン アウン フライン 総 司 令 官 と 定 期 的 に 協 議 する 機 会 を 持 つことにより 政 権 の 安 定 と 将 来 の 憲 法 改 正 につなげたい 考 えとみられる 2. 次 期 大 統 領 省 庁 再 編 を 提 案 閣 僚 名 簿 は 来 週 提 出 へ 3/15,アウン サン スー チー 氏 の 側 近 ティン チョー 氏 の 大 統 領 就 任 が 決 まったミャンマーで 新 政 権 発 足 に 向 け て 組 閣 作 業 が 本 格 化 する 次 期 大 統 領 は 17 日 まず 省 庁 再 編 案 を 議 会 に 提 出 する 見 込 み 議 会 承 認 を 得 た 上 で 再 編 後 の 省 庁 を 前 提 とする 閣 僚 名 簿 を 議 会 に 諮 る 争 点 は 再 編 対 象 となる 省 庁 や スー チー 氏 が 閣 内 に 入 るか 議 会 で 単 独 過 半 数 を 制 する 与 党 国 民 民 主 連 盟 (NLD)にとって 一 連 の 手 続 きで 大 きな 障 害 はないとみられる 3.ミャンマー 新 政 権 民 族 問 題 省 創 設 へ= 閣 僚 を 大 幅 減 3/17 ティン チョー 次 期 大 統 領 は 民 族 問 題 省 の 創 設 を 盛 り 込 んだ 省 庁 の 再 編 統 合 案 を 国 会 に 提 出 した 同 省 の 新 設 は 国 軍 と 少 数 民 族 武 装 勢 力 の 間 で 続 く 内 戦 に 終 止 符 を 打 ち 和 平 実 現 を 目 指 す 国 民 民 主 連 盟 (NLD) 主 導 の 新 政 権 の 融 和 姿 勢 をアピールする 狙 いがある 再 編 案 によると 民 族 問 題 省 の 新 設 のほか スポーツ 省 の 廃 止 など 統 廃 合 を 行 い 現 在 の36 府 省 ( 大 統 領 府 の6 組 織 含 む)を21 府 省 とする 国 会 の 承 認 を 経 て 新 政 権 の 閣 僚 数 も 現 在 の36 人 から21 人 となる アウン サン スー チー 党 首 率 いるNLDは 昨 年 11 月 の 総 選 挙 で 政 府 支 出 を 削 減 し スリムで 効 率 的 な 政 府 をつくるため 省 庁 数 を 削 減 する と 公 約 していた 一 方 閣 僚 人 事 では 新 政 権 を 実 質 的 に 主 導 するスー チー 氏 が 入 閣 するかどうかが 焦 点 となる 外 相 への 就 任 などが 取 り 沙 汰 されている 4.スー チー 大 統 領 頓 挫 高 僧 が 失 望 感 与 党 国 民 民 主 連 盟 (NLD)のアウン サン スー チー 党 首 が 憲 法 の 規 定 で 大 統 領 を 断 念 し 別 の 候 補 が 擁 立 され たことについて 高 僧 パルマウッカ(マグウェー サヤダウ) 氏 が 失 望 感 を 表 明 した スー チー 大 統 領 を 望 んでいた 国 民 の 落 胆 は 大 きいと 指 摘 した 憲 法 条 項 の 停 止 改 正 が 実 現 しなかったため やむなし との 見 方 が 大 半 だが パルマ ウッカ 氏 は スー チー 氏 は 陰 の 実 力 者 ではなく 表 舞 台 に 立 つべき 人 と 強 調 大 統 領 に 就 任 しなかったことは 国 民 にとって 大 きな 不 幸 と 語 った パルマウッカ 氏 が 所 属 する 急 進 派 仏 教 団 体 国 家 と 宗 教 保 護 のための 委 員 会 ( 通 称 マバタ)は 先 に 憲 法 改 正 に 反 対 の 立 場 を 表 明 しており パルマウッカ 氏 の 主 張 はマバタ 内 では 少 数 派 とされる 大 統 領 選 出 に 関 して マバタは 中 立 の 立 場 を 維 持 し 統 一 的 な 見 解 は 出 していない 5. 軍 協 力 得 られず 苦 肉 の 策 N L D に 人 材 不 足 も ミャンマーの 与 党 国 民 民 主 連 盟 (NLD) 党 首 アウン サン スー チー 氏 が 重 要 閣 僚 に 就 く 見 通 しとなったのは 憲 法 改 正 をめぐり 軍 の 協 力 が 得 られない 中 現 行 の 枠 組 みの 中 で 閣 内 から 強 い 指 導 力 を 発 揮 する 苦 肉 の 策 だったといえる NLD 党 内 での 人 材 不 足 も 一 因 だ スー チー 氏 は 大 統 領 を 上 回 る 存 在 になると 公 言 し 政 権 運 営 に 意 欲 を 示 してきたが 党 首 として 閣 外 から 次 期 政 権 に 指 示 を 出 すことは 二 重 権 力 との 批 判 が 免 れない 1988 年 結 党 のNLDは 初 期 メン バーが 高 齢 化 する 一 方 次 世 代 が 育 っていない 軍 事 政 権 の 弾 圧 で 新 規 党 員 の 加 入 が 停 滞 スー チー 氏 ら 幹 部 が 自 宅 軟 禁 や 投 獄 となり 後 継 者 の 育 成 に 携 われなかった 今 回 公 表 された18 人 の 閣 僚 のうち NLD 議 員 はスー チー 氏 を 含 めて6 人 上 下 両 院 に 計 390 人 の 議 員 を 送 り 込 む 与 党 にしては 少 ない これまでの 党 運 営 はスー チー 氏 の 一 存 に 委 ねられることが 多 く 地 元 記 者 は 政 治 経 験 がない 上 言 うことを 聞 くだけの 議 員 も 多 い と 指 摘 した 6. 閣 僚 候 補 の 博 士 偽 物 = 学 位 取 得 大 実 在 せず 3/23 ミャンマー 次 期 政 権 の 閣 僚 候 補 の 履 歴 書 に 学 歴 として 記 載 されていた 博 士 号 の 学 位 が 偽 物 であることが 明 らかになった この 候 補 は 元 経 済 官 僚 で 経 営 コンサルタントのチョー ウィン 氏 (68) 国 民 民 主 連 盟 (NLD)のティン
チョー 次 期 大 統 領 が 国 会 に 承 認 を 求 めた18 人 の 閣 僚 候 補 の 一 人 で NLDが 公 表 した 履 歴 書 では 米 国 の ブルックリ ン パーク 大 学 から 博 士 号 と 修 士 号 を 取 得 したことになっていた ところが この 大 学 はパキスタン 企 業 が 偽 の 学 位 を 販 売 するためにオンライン 上 にでっち 上 げたもので 実 在 しないことが フェイスブック 利 用 者 の 指 摘 で 判 明 した チョー ウィン 氏 はAFP 通 信 に 指 摘 されるまで 偽 の 学 位 とは 知 らなかったと 釈 明 もう 博 士 とは 名 乗 らない と 語 ったという 7.キリスト 教 徒 の 副 大 統 領 に 抗 議 デモ 計 画 仏 教 団 体 ミャンマーの 仏 教 徒 民 族 主 義 者 は 少 数 民 族 チン 族 でキリスト 教 徒 のヘンリー バン ティオ 氏 が 与 党 国 民 民 主 連 盟 (NLD)から 副 大 統 領 に 指 名 され 選 出 されたことに 抗 議 し ヤンゴンでのデモを 申 請 している NLD 議 員 ヘンリー バ ン ティオ 氏 が 副 大 統 領 候 補 に 指 名 されたことは 驚 きを 持 って 受 け 止 められたが 少 数 民 族 グループや 政 治 評 論 家 の 間 では 国 民 和 解 に 向 けた 一 歩 として 歓 迎 されている しかし 一 部 の 仏 教 徒 民 族 主 義 者 からは NLD 党 首 であるアウ ン サン スー チー 氏 の 決 定 を 受 け 入 れられないと 反 発 の 声 が 出 ている デモを 計 画 している 仏 教 民 族 主 義 組 織 の 創 設 者 アガ ダマ 師 は 仏 教 以 外 の 宗 教 を 信 じる 者 が 副 大 統 領 に 指 名 されたのは 受 け 入 れられない 彼 が( 副 大 統 領 職 から) 排 除 されるよう 民 主 的 手 段 で 要 求 していく と 述 べた アガ ダマ 師 は 大 統 領 に 就 任 できるのは 仏 教 徒 だけに 限 定 するよう 憲 法 改 正 を 求 めていきたいとも 語 った 保 守 派 仏 教 徒 組 織 の 969 運 動 と 協 力 してデモ 組 織 を 構 成 していく が 急 進 派 仏 教 団 体 国 家 と 宗 教 保 護 のための 委 員 会 (マバタ)とは 提 携 しないという 8.シャン 民 族 政 党 が 入 閣 拒 否 新 政 権 と 距 離 ミャンマー 北 東 部 シャン 州 の 民 族 政 党 シャン 民 族 民 主 戦 線 (SNLD)は 新 政 権 を 担 う 与 党 国 民 民 主 連 盟 (NLD) が 提 示 した 州 政 府 の 民 族 相 ポストを 拒 否 したことを 明 らかにした 昨 年 11 月 の 総 選 挙 でシャン 州 議 会 はNLDが 少 数 党 となっており 長 い 間 協 力 関 係 にあったSNLDがNLDと 距 離 を 置 く 姿 勢 に 転 じたことは NLDの 政 権 運 営 にとって 打 撃 となりそうだ SNLD 報 道 官 は 連 邦 政 府 州 政 府 のいずれにおいても 閣 僚 ポストを 受 け 入 れない 方 針 をほぼ 固 め た と 話 した NLD 筋 は 拒 否 の 理 由 について ポストを 受 け 入 れる 準 備 が 整 ってないようだ と 説 明 している 9. 国 軍 総 司 令 官 政 治 で 指 導 的 役 割 と 演 説 3/27 国 軍 のミン アウン フライン 総 司 令 官 は ネピドーで 開 かれた 国 軍 記 念 日 の 式 典 で 演 説 し 国 軍 は 国 政 の 指 導 的 役 割 に 参 画 しなければならない と 述 べ アウン サン スー チー 党 首 の 国 民 民 主 連 盟 (NLD) 主 導 の 新 政 権 発 足 後 も 国 軍 が 引 き 続 き 政 治 に 関 与 する 必 要 があると 強 調 した 総 司 令 官 はまた 民 主 化 における 二 つの 主 たる 障 害 は 法 の 支 配 に 従 わないことと 武 力 紛 争 だ これらは 混 乱 した 民 主 主 義 につながりかねない と 語 った スー チー 氏 の 大 統 領 就 任 を 阻 んでいる 憲 法 条 項 の 改 正 などをめぐってNLDをけん 制 する 狙 いがあるとみられる 10. 少 年 兵 46 人 解 放 =12 年 以 降 で744 人 に-ミャンマー 国 軍 3/13 国 軍 が 少 年 兵 46 人 を 解 放 した これで 少 年 兵 の 採 用 中 止 に 向 けて 政 府 が 国 連 と 協 定 を 結 んだ2012 年 6 月 以 降 解 放 された 少 年 兵 は 今 回 を 含 め744 人 となった 少 年 らは12 日 ヤンゴンで 行 われた 式 典 で 家 族 に 引 き 渡 され た 同 紙 によると 国 軍 幹 部 は 式 典 で 軍 は 全 力 で 未 成 年 兵 士 の 解 放 に 取 り 組 む と 述 べた ミャンマー 国 軍 では 強 制 的 に 集 められた 子 供 が 荷 物 運 搬 のほか 地 雷 探 知 まで 従 事 させられ 非 難 の 的 となっている 正 確 な 人 数 は 分 かってい ないが 国 連 によると 国 軍 のほか 少 なくとも 七 つの 反 政 府 組 織 が 少 年 兵 を 使 っている 11.コーカン 地 区 で 戦 闘 も 武 装 勢 力 が 警 告 中 国 と 国 境 を 接 する 北 東 部 シャン 州 コーカン 地 区 で 漢 民 族 系 の 少 数 民 族 コーカン 族 の 武 装 勢 力 ミャンマー 民 族 民 主 同 盟 軍 (MNDAA)が いつでも 戦 闘 が 起 き 得 る との 声 明 を 発 表 ビジネス 関 係 者 に 警 告 した 声 明 は 13 14 日 の 両 日 中 国 語 で 相 次 いで 出 され コーカン 地 区 は 危 機 的 状 況 にある とし 中 国 系 の 同 胞 に 合 流 を 呼 び 掛 けた M NDAAは 先 月 新 たに 部 隊 を 編 成 したと 兵 力 増 強 を 宣 言 していた コーカン 地 区 の 中 心 地 ラオカイではカジノ 産 業 が 盛 ん 現 地 の 国 軍 当 局 者 は 武 装 勢 力 の 狙 いは 安 定 を 揺 るがすことだ コーカン 地 区 は 軍 の 掌 握 下 にあり 戦 闘 が 再 発 することはない と 述 べ 地 区 内 の 治 安 状 況 に 問 題 はないと 強 調 した コーカン 地 区 では 昨 年 2 月 から コーカン 族 の 武 装 勢 力 が 支 配 強 化 を 訴 えて 国 軍 と 戦 闘 を 繰 り 広 げ 200 人 超 が 死 亡 国 境 を 越 えた 中 国 雲 南 省 でも 国 軍 の 誤 爆 で 住 民 が 死 傷 し 中 国 との 間 で 緊 張 も 高 まった 2 月 に 布 告 された 戒 厳 令 は 11 月 に 解 除 された 12.ヤンゴンの2 高 架 橋 建 設 N L D が 反 対 3/24 ヤンゴン 管 区 議 会 の 来 年 度 (2016 年 4 月 ~17 年 3 月 ) 予 算 案 審 議 で 与 党 国 民 民 主 連 盟 (NLD)は 現 政 権 が 提 案 した2つの 高 架 橋 の 建 設 を 地 域 計 画 法 案 のプロジェクトとして 組 み 込 み 予 算 執 行 することに 正 式 に 反 対 した
現 政 権 が 推 進 してきた 高 架 橋 は 建 設 費 がかさむ 割 には 渋 滞 緩 和 の 効 果 はあまりないとの 意 見 がある 上 ヤンゴンの 都 市 計 画 が 実 施 されれば 将 来 撤 去 しなければならなくなる 高 架 橋 がでてくるというのがその 理 由 13.E U 和 平 仲 介 機 関 への 資 金 援 助 打 ち 切 りへ 欧 州 連 合 (EU)は ミャンマー 政 府 と 少 数 民 族 武 装 勢 力 との 和 平 仲 介 をしてきた 政 府 機 関 ミャンマー 平 和 センター (MPC) の 設 立 目 的 が 一 定 程 度 達 成 されたことから MPCへの 資 金 援 助 を 今 月 末 で 打 ち 切 ると 発 表 した 一 方 MP C 幹 部 らが 和 平 問 題 に 関 するシンクタンクを 設 立 するとの 報 道 を 受 け EUはMPCの 資 産 が 流 用 されることを 懸 念 関 係 者 に 資 産 保 全 を 強 く 求 めている MPCは 2012 年 10 月 和 平 仲 介 と 海 外 からの 支 援 金 の 受 け 入 れ 窓 口 として 大 統 領 令 により 設 立 EUは 過 去 5 年 間 にわたり 主 要 支 援 国 地 域 の 一 つとして 資 金 援 助 を 行 ってきた EUは 昨 年 10 月 に 政 府 と 国 内 8つの 少 数 民 族 武 装 勢 力 が 停 戦 協 定 に 署 名 するなど 大 きな 成 果 が 達 成 されたと 判 断 今 月 31 日 で 資 金 援 助 を 打 ち 切 る 14.モン 州 の 石 炭 火 力 発 電 住 民 が 新 政 権 に 中 止 要 請 3/09 東 部 モン 州 で 計 画 されている 石 炭 火 力 発 電 所 建 設 に 反 対 する 市 民 団 体 らが ヤンゴンで 記 者 会 見 を 開 き 次 期 政 権 を 担 う 与 党 国 民 民 主 連 盟 (NLD)に 対 し 建 設 中 止 を 求 めた ミャンマーでは 大 型 発 電 所 の 建 設 に 対 する 市 民 団 体 や 活 動 家 の 反 対 が 根 強 い 日 本 企 業 なども 発 電 効 率 が 高 く 環 境 負 荷 の 少 ない 技 術 で 参 入 を 狙 うが 石 炭 火 力 に 対 しては 特 に 風 当 たりが 強 い 15.ミッソンダム 建 設 反 対 派 新 政 権 に 白 紙 化 要 求 ミャンマー 各 地 で 北 部 カチン 州 で 中 断 しているミッソンダム 建 設 計 画 の 再 始 動 に 反 対 する 声 が 強 まっている 環 境 保 護 団 体 カレン リバーズ ウオッチ(KRW) は 14 日 次 期 政 権 を 担 う 与 党 国 民 民 主 連 盟 (NLD)に 対 し ダム 建 設 を 白 紙 に 戻 すよう 求 めた KRWは ミャンマー 政 府 が 中 国 企 業 と 18 のダム 開 発 で 契 約 を 結 んでいることに 言 及 した 上 で ダム 建 設 に 反 対 を 表 明 特 に 規 模 の 大 きいミッソンダムや 北 東 部 シャン 州 で 予 定 されるモントン(マイントン)ダムの 建 設 に 強 い 懸 念 を 示 し NLDは 中 国 の 圧 力 に 負 け ミッソンダムをはじめ イラワジ 川 サルウィン 川 水 系 で 予 定 され るダムの 建 設 を 認 可 すべきではない と 強 調 した 16. 翡 翠 鉱 山 の 重 機 リスト 公 表 へ 規 制 を 強 化 ミャンマー 北 部 のカチン 州 パカンで 翡 翠 (ひすい) 採 掘 に 使 用 される 重 機 が 中 国 から 密 輸 されている 問 題 で 政 府 は 掘 削 用 の 重 機 のリストを 作 成 公 表 する 計 画 だ 同 地 では 重 機 を 使 った 無 計 画 な 翡 翠 採 掘 の 横 行 で 地 滑 りが 多 発 多 くの 鉱 山 労 働 者 らが 命 を 落 としている 内 務 省 の 特 別 調 査 団 が 現 在 重 機 の 数 を 調 べている 段 階 で 間 もなく 調 査 結 果 を 公 表 する 結 果 を 待 って 鉱 山 省 は 各 鉱 区 で 使 用 できる 重 機 の 数 を 制 限 する 予 定 違 法 に 輸 入 されたかどうかに かかわらず 上 限 を 超 えた 重 機 の 使 用 は 認 められなくなる 17.マンダレー 船 主 協 会 河 川 修 復 の 遅 れ 批 判 船 舶 税 にも 批 判 航 路 の 整 備 を 目 的 に 昨 年 4 月 船 舶 税 が 導 入 されたにもかかわらず 河 川 の 修 復 や 保 全 はほとんど 行 われていない として マンダレーの 船 主 協 会 は 政 府 に 作 業 に 本 腰 を 入 れるよう 要 求 している 船 舶 税 は 船 が1マイル( 約 1.6 キロメ ートル) 航 行 するごとに 船 の 重 量 1トンにつき 38 チャット( 約 3.5 円 )が 課 せられる マンダレー 船 主 協 会 のミャー マウ ン 副 会 長 は 協 会 には 100 隻 以 上 が 加 盟 しており 取 り 繕 ってもどれくらい 事 業 が 進 んだかは 分 かる と 述 べ 作 業 の 遅 れを 批 判 現 状 なら 船 舶 税 は 17 チャット 程 度 で 十 分 だ 事 業 がきちんと 行 われれば 喜 んで 課 税 に 応 じる と 述 べた 副 会 長 は 特 に 船 の 往 来 が 激 しいバガン マンダレー 間 と ザガイン 管 区 のミンム マンダレー 間 の 修 復 を 優 先 すべ きと 提 案 している ヤンゴン マンダレー 間 は ヤンゴンから 300 隻 マンダレーから 100 隻 の 計 400 隻 が 往 来 してい る 大 半 は 建 設 資 材 や 石 炭 石 油 などを 運 搬 している 18. 国 境 で 金 密 輸 横 行 インド 向 けが 主 流 金 (きん)の 国 境 を 越 える 取 引 を 禁 止 しているミャンマーで 国 境 での 密 輸 が 活 発 化 している 国 内 相 場 と 国 際 相 場 の 価 格 差 を 使 って 儲 けようとする 密 輸 が 横 行 特 に 金 取 引 が 盛 んなインドとの 密 輸 が 目 立 っているという ヤンゴンに 拠 点 を 置 く 業 界 団 体 ヤンゴン 地 域 金 起 業 家 協 会 のミョ ミン 代 表 は ヤンゴンでの 金 価 格 が 高 いときは 密 輸 入 低 いときに は 密 輸 出 が 横 行 する と 指 摘 インドや 中 国 タイなどと 長 い 国 境 を 接 するミャンマーでは どの 地 域 でも 密 輸 が 行 われ ていると 述 べた 上 で 特 にインド 北 東 部 マニプール 州 と 国 境 を 接 する 北 西 部 ザガイン 管 区 タムが インド 向 け 密 輸 の 拠 点 になっている と 明 らかにした 商 業 省 のマウン アウン 顧 問 や ミャンマー 金 取 引 協 会 (MGTA)の 関 係 者 も インドと
の 密 輸 が 最 も 盛 んだと 問 題 視 している 有 効 な 密 輸 対 策 と 目 されるのは 公 式 の 金 (きん) 取 引 所 の 設 置 だ 金 取 引 の 監 視 強 化 や 徴 税 拡 大 が 期 待 できるが マウン アウン 顧 問 は 商 業 省 の 独 断 で 即 決 できる 問 題 ではない と 指 摘 実 現 は 来 月 に 発 足 する 新 政 権 に 委 ねたいとの 考 えを 示 した 今 年 1 月 には 商 業 省 が 内 務 省 や 鉱 業 省 と 共 同 で 設 立 準 備 を 進 めていると 報 じられた 19. 中 国 への 材 木 密 輸 過 去 半 年 で 激 減 = 英 N G O 英 国 の 非 政 府 組 織 (NGO) 環 境 捜 査 局 (EIA) はこのほど 過 去 6カ 月 間 でミャンマーから 中 国 への 国 境 を 通 じた 材 木 密 輸 が 激 減 していると 発 表 した 昨 年 9 月 以 降 国 境 で 現 地 調 査 を 実 施 以 前 は 材 木 を 積 んだトラックが 国 境 で 長 蛇 の 列 を 成 していたが 今 年 に 入 って 少 量 の 材 木 を 積 んだ 二 輪 車 や 乗 用 車 しか 見 かけなくなったとしている 密 輸 激 減 の 理 由 について 昨 年 1 月 に 北 部 カチン 州 で 活 動 していた 中 国 人 の 伐 木 業 者 155 人 がミャンマー 国 軍 によって 逮 捕 さ れたことや 過 去 数 年 間 の 活 発 な 密 輸 で 中 国 市 場 が 供 給 過 剰 となっていること 中 国 経 済 が 減 速 していること 昨 年 11 月 にミャンマーで 総 選 挙 が 実 施 されたことなどを 挙 げた 20.モン 州 モーラミャインの 新 工 業 団 地 2 6 日 開 業 3/26 ミャンマー 東 部 モン 州 の 州 都 モーラミャインで チャウクタン 工 業 団 地 が 正 式 開 業 する 見 通 しだ 道 路 や 水 道 電 力 など 基 礎 インフラが 整 備 された 団 地 になる チャウクタン 工 業 団 地 実 施 委 員 会 のティン フライン 会 長 は 約 90% 完 成 しており 26 日 に 開 業 式 を 催 す 団 地 内 では 約 10 社 がすでに 操 業 している と 話 した 団 地 は 2014 年 に 着 工 モン 州 開 発 委 員 会 の 監 督 の 下 開 発 資 金 は 民 間 資 本 で 賄 われている すでにミャンマー 全 土 の 59 の 投 資 家 が 計 254 エーカー( 約 103 ヘクタール)を 購 入 業 種 はワイヤーやセメント プラスチック 自 動 車 部 品 家 具 食 品 飲 料 繊 維 皮 革 金 精 製 など 多 岐 にわたるという 団 地 開 発 業 者 は 土 地 1エーカー 当 たり1,700 万 チャット( 約 160 万 円 )を 実 施 委 員 会 に3 年 以 内 に 支 払 い 工 業 団 地 基 金 にも 345 万 チャットを 支 払 う 取 り 決 めという モン 州 商 工 会 議 所 のフラ シ ェイン 会 頭 は チャウクタン 工 業 団 地 は 州 都 モーラミャインに 立 地 し 全 てが 整 っている と 期 待 を 示 した 州 内 には 別 の 工 業 団 地 もあったが 州 都 から 遠 い 上 道 路 や 水 道 電 力 通 信 といった 基 礎 インフラが 整 備 されておらず 成 功 しな かったという 21.ヤンゴン 証 券 取 引 所 で25 日 に 初 の 株 式 上 場 =ミャンマー 財 務 副 大 臣 が 見 通 し 3/13 マウン マウン テイン 財 務 副 大 臣 は ヤンゴン 証 券 取 引 所 (YSX)で25 日 に 初 めて 株 式 が 上 場 される 見 通 し を 明 らかにした 約 50 年 にわたる 軍 事 政 権 の 支 配 により 同 国 経 済 は 大 打 撃 を 受 けた 2011 年 の 民 政 移 管 以 降 の 改 革 には 成 長 促 進 の 支 援 に 向 けた 資 本 市 場 の 発 展 が 含 まれている だが 取 り 組 みの 進 捗 (しんちょく)は 遅 く 昨 年 12 月 に 公 式 にYSXが 開 設 されたものの 取 引 は 行 われていない 副 大 臣 は25 日 に3 社 が 上 場 し 取 引 を 開 始 すると 表 明 ただ 具 体 的 な 企 業 名 は 明 らかにしなかった ある 銀 行 筋 によると YSXは 暫 定 的 に11 日 の 取 引 開 始 を 計 画 したが 試 験 取 引 で 問 題 が 発 覚 遅 れが 生 じたという YSXにはミャンマー 経 済 銀 行 大 和 証 券 グループ 日 本 取 引 所 グルー プが 出 資 している 22. 新 国 際 線 ターミナルが 開 業 ヤンゴン 空 港 年 2 千 万 人 へ 3/12 ミャンマーの 空 の 玄 関 口 ヤンゴン 国 際 空 港 の 新 国 際 線 ターミナル(T1)が 開 業 した 国 営 ミャンマー 航 空 (MNA)が 20 日 から 利 用 を 始 め 他 の 航 空 会 社 も 順 次 T1に 移 る 地 場 財 閥 アジア ワールドが 請 け 負 う 空 港 拡 張 計 画 の 一 環 で 2007 年 開 業 の 旧 来 の 国 際 線 ターミナル(T2)の 約 3 倍 の 規 模 2011 年 の 民 政 移 管 以 降 国 際 線 の 乗 り 入 れが 増 え 商 用 観 光 客 が 急 増 これに 対 応 する 形 で ヤンゴン 空 港 の 旅 客 対 応 能 力 を 最 終 的 に 年 2 千 万 人 まで 増 やす 23.ミャワディ 国 境 タイが 4 3 6 億 円 でインフラ 整 備 タイ 政 府 は ミャンマーと 国 境 を 接 するタイ 北 西 部 ターク 県 メーソートで 開 発 を 計 画 している 経 済 特 区 (SEZ) 周 辺 の 運 輸 インフラ 整 備 に 134 億 2,000 万 バーツ( 約 436 億 円 )を 投 じる 方 針 だ アーコム 運 輸 相 は ミャンマー 東 部 カイン ( 旧 カレン) 州 ミャワディとの 国 境 に 位 置 するメーソートで2 国 間 の 貿 易 額 が 堅 調 に 伸 びると 予 測 される 中 物 流 システム の 改 善 が 求 められていると 指 摘 した 昨 年 のこの 国 境 における 貿 易 額 は 約 700 億 バーツ インフラ 整 備 では 国 境 を 流 れるモエイ 川 でのタイ ミャンマー 第 2 友 好 橋 の 架 設 が 進 むほか 既 存 の 第 1 友 好 橋 の 車 線 拡 幅 メーソート 空 港 の 滑 走 路 や 旅 客 ターミナルビルの 改 修 を 計 画 アーコム 氏 はさらに 国 際 会 議 場 展 示 場 を 整 備 したい 考 えも 明 らかにした タ イ 政 府 は 周 辺 国 国 境 に 経 済 特 区 を 整 備 する 構 想 の 第 1 期 として メーソートを 含 む6カ 所 で 特 区 を 開 発 する 計 画 特 区 進 出 企 業 には 最 長 8 年 間 の 法 人 税 免 除 措 置 などの 恩 典 を 与 える
24.マンゴー 価 格 上 昇 農 家 が 出 荷 量 調 整 ミャンマー 産 マンゴーの 価 格 が 今 年 に 入 り 1ビス(1.6 キログラム) 当 たり 5,000 チャット( 約 470 円 )まで 高 騰 してい る 農 家 によると 出 荷 量 を 意 図 的 に 絞 っていることが 要 因 マンゴーの 産 地 である 中 部 マンダレー 管 区 では マンゴー 農 家 の 数 が 増 加 低 品 質 のマンゴーの 枝 に 接 ぎ 木 し 高 級 品 種 セイン タ ロン( ダイアモンド の 意 ) を 輸 出 向 けに 栽 培 している 農 家 らはグループを 形 成 し マンゴーの 栽 培 方 法 や 販 売 戦 略 を 共 有 出 荷 量 を 意 図 的 に 絞 ることで 高 価 格 を 維 持 しているという ミャンマー 産 マンゴーでは セイン タ ロンの 人 気 が 最 も 高 く イン クウェ(Yin-Kwe)と 呼 ば れる 品 種 が 続 く 25.マンダレーで 鶏 肉 価 格 高 騰 気 温 上 昇 で 生 産 減 4 月 のミャンマー 正 月 (ティンジャン)に 向 けて 気 温 が 上 昇 する 中 中 部 マンダレー 管 区 のマダヤ 郡 区 で 家 禽 業 者 が 鶏 の 飼 育 数 を 減 らし 価 格 が 上 昇 している マダヤ 郡 区 にあるシュエ タウン チキン ブリーディング 社 のタン シュエ 氏 は 各 家 禽 業 者 は 以 前 1 万 羽 を 飼 育 していたが 気 温 の 上 昇 を 受 けて 飼 育 数 を 半 減 させた と 話 した 26. 水 掛 け 祭 り 用 舞 台 を 2 0 に 半 減 ヤンゴン 市 ヤンゴン 市 開 発 委 員 会 (YCDC)は 4 月 半 ばの 水 掛 け 祭 り(ミャンマー 正 月 ティンジャン) 時 に 市 内 に 設 置 する 舞 台 の 数 を 減 らすと 明 らかにした 昨 年 の41カ 所 から 今 年 は 半 分 の 約 20 カ 所 に 減 らす YCDCの 職 員 は 舞 台 数 は 過 去 5 年 間 で 最 少 となる 見 通 し と 話 した 市 内 で 高 架 橋 の 数 が 増 加 していることに 触 れ 交 通 渋 滞 を 防 ぐため 高 架 橋 付 近 での 舞 台 の 設 置 は 許 可 しない と 説 明 した 27. 所 得 商 業 税 年 度 内 に 納 税 を= 歳 入 局 ミャンマー 財 務 歳 入 省 の 国 内 歳 入 局 (IRD)は 3 月 末 の 年 度 末 までに 所 得 税 と 商 業 税 を 納 税 しなければならない と 改 めて 発 表 した 滞 納 者 には 罰 金 を 科 す 方 針 所 得 税 と 商 業 税 は 現 金 または 小 切 手 で 納 税 可 能 で 現 金 は3 月 31 日 まで 受 け 付 ける 小 切 手 については ミャンマー 中 央 銀 行 が 締 切 とする31 日 午 前 11 時 30 分 に 間 に 合 わせるため 市 中 銀 行 は 前 日 の 30 日 までに 受 け 取 らなければならない (IRDヤンゴン 支 部 幹 部 )という ミャンマーの 税 収 は 過 去 5 年 間 で 国 内 総 生 産 (GDP)の 10%を 占 めるまでに 拡 大 したが 東 南 アジア 諸 国 連 合 (ASEAN) 各 国 と 比 べて なお 低 水 準 にある 28. 金 融 情 報 機 関 資 金 洗 浄 調 査 実 施 へ ミャンマーの 金 融 情 報 機 関 (FIU)は マネーロンダリング( 資 金 洗 浄 )が 行 われている 産 業 を 明 らかにするための 調 査 を 実 施 する 計 画 だ 金 融 犯 罪 対 策 コンサルティングなどを 手 掛 ける 英 インターナショナル ガバナンス アンド リスク インスティテュート(GovRisk)のニコラス レ モイグナン ディレクターは 資 金 洗 浄 は 世 界 中 で 行 われているが ミャン マーでは どの 産 業 でどの 程 度 の 資 金 洗 浄 が 行 われているか 分 からない と 指 摘 不 動 産 業 界 には 年 間 約 10 億 チャ ット( 約 9,200 万 円 )のブラックマネーが 流 入 しているといわれ 不 動 産 価 格 高 騰 の 要 因 にもなっている と 述 べた 資 金 洗 浄 は 宝 石 や 銀 行 などの 業 界 でも 横 行 しているとみている FIUによると ミャンマー 当 局 は 2003~15 年 の 間 資 金 洗 浄 を 理 由 に 231 億 6,000 万 チャットの 資 金 を 回 収 した 29.マンダレーの 農 村 中 国 向 け 人 毛 取 引 で 活 況 中 部 マンダレー 管 区 のいくつかの 村 では 村 全 体 が かつら などに 使 用 される 人 毛 の 取 引 の 拠 点 となっており 中 国 からの 需 要 増 でさらに 活 気 を 帯 びている ピョーブウェとタージの2 郡 区 は 今 人 毛 の 集 積 地 となっている 以 前 は 業 者 が 村 々を 回 って 女 性 の 髪 を 集 めていたが 現 在 はマンダレーの 業 者 が 各 地 で 集 めた 人 毛 を 持 ち 込 むようになり ここで 髪 を 束 ねて 卸 売 業 者 を 通 じて 中 国 に 輸 出 している 人 毛 は 陸 上 貿 易 でインドやバングラデシュからも 集 められる 干 ばつや 不 作 で 打 撃 を 受 けた 農 民 らが 参 入 するようになり タージ 郡 区 のある 村 では 350 世 帯 のうち 300 世 帯 が 人 毛 取 引 に 従 事 している ある 業 者 は 80 人 の 従 業 員 を 抱 え 毎 日 13 キログラムの 人 毛 を 取 引 約 20 センチの 短 い 髪 で 1ビス( 約 1.6 キログラム) 当 たり 2 万 チャット( 約 1,800 円 ) 1メートル 近 くの 長 い 髪 で 1ビス 60 万 チャットで 売 れる と 話 している ミャンマーでは4 月 半 ばに 迎 えるミャンマー 正 月 (ティン ジャン 水 掛 け 祭 り) 期 間 に 女 性 が 出 家 する 風 習 があり この 時 期 に 女 性 の 多 くが 髪 を 切 ることから 市 場 に 出 回 る 髪 は 今 後 急 増 するとみられている 30.デンマーク 沿 岸 部 2 地 域 で 漁 業 支 援 デンマーク 政 府 は 沿 岸 部 で 水 産 業 が 盛 んな 西 部 ラカイン 州 と 南 部 タニンダーリ 管 区 で 地 元 漁 師 の 生 活 水 準 向 上 と 海 洋 資 源 の 保 全 を 目 的 とした4 年 間 の 事 業 に 資 金 を 援 助 する 漁 師 の 意 識 改 革 に 焦 点 を 合 わせ 持 続 可 能 な 漁 業 の
実 践 を 促 すことで 貧 しい 漁 師 の 生 活 向 上 を 支 援 する ラカイン 州 とタニンダーリ 管 区 のそれぞれ5カ 所 の 漁 村 で 2017 年 はじめに 開 始 予 定 畜 水 産 地 方 開 発 省 水 産 局 が 事 業 計 画 を 策 定 している 段 階 で ミャンマー 政 府 とデンマーク 当 局 の 承 認 を 経 て 実 施 される 駐 ヤンゴン デンマーク 大 使 館 の 開 発 支 援 担 当 者 は ミャンマーの 漁 業 は 一 次 産 業 の 中 で 農 業 に 次 いで 規 模 が 大 きいが 伝 統 的 な 手 法 で 漁 を 行 う 漁 師 とその 家 族 は 最 貧 困 層 に 属 している 少 数 民 族 が 多 く 女 性 の 雇 用 機 会 が 期 待 できるこの 分 野 への 支 援 を 中 心 に 行 っていく と 説 明 した 31. 最 近 の 外 資 の 進 出 状 況 ANA ミャンマーに 新 航 空 会 社 全 日 本 空 輸 を 傘 下 に 持 つANAホールディングスが 現 地 資 本 と 合 弁 で 新 しい 航 空 会 社 を 設 立 する 計 画 を 進 めている ANAはミャンマーの 大 手 財 閥 シュエ タン ルインのグループ 企 業 と 合 弁 で 国 際 線 専 門 の 航 空 会 社 アジアン ブ ルー ( 仮 称 )を 設 立 する 方 向 だ ANAの 出 資 比 率 は49%という ANAは2013 年 8 月 ミャンマーの 航 空 会 社 アジ アン ウィングス エアウェイズ(AWA)に2500 万 ドル( 約 28 億 円 )を 出 資 し 株 式 の49%を 取 得 すると 発 表 した そ の 後 競 争 激 化 でAWAの 収 益 力 が 悪 化 したことを 理 由 に 出 資 を 取 りやめている ANAホールディングス 広 報 部 は 報 道 について わが 社 として 発 表 したものではなく コメントできない としている トーエネック ティラワ 変 電 所 の 工 事 受 注 3/15 中 部 電 力 グループの 総 合 設 備 企 業 トーエネックは ミャンマー 電 力 公 社 (MEPE)から ヤンゴン 近 郊 にある ティラワ 変 電 所 および 架 空 送 電 線 の 新 設 工 事 を 受 注 したと 発 表 した 日 本 の 政 府 開 発 援 助 (ODA)による 円 借 款 事 業 として 実 施 される 工 事 で ODAの 元 請 け 受 注 は 初 という 高 級 時 計 フランクミュラー ヤンゴンに 販 売 店 3/19 スイスの 高 級 時 計 メーカー フランクミュラーが ミャンマー 最 初 の 販 売 店 をヤンゴンのセドナホテルに 開 い た 傘 下 の 英 ブランド バックス&ストラウスの 高 級 時 計 も 取 り 扱 う 販 売 価 格 は 10 万 ~50 万 米 ドル(1,100 万 ~ 5,500 万 円 ) 香 港 V パワー チャウピューなど2 発 電 所 で 契 約 香 港 拠 点 の 電 力 ソリューション 会 社 Vパワーは 西 部 ラカイン 州 のチャウピュー 経 済 特 区 (SEZ) 開 発 予 定 地 での 発 電 所 増 設 と 中 部 マンダレー 管 区 ミンジャンでの 発 電 所 建 設 について ミャンマー 電 力 公 社 (MEPE)と 契 約 を 締 結 した チャウピューでは 既 存 のガス 火 力 発 電 所 を 今 夏 までに 増 設 し 発 電 容 量 を 90 メガワット(MW)に 倍 増 させる 電 力 は 既 存 の 230 キロボルト(kV)の 送 電 網 に 供 給 される 既 存 の 発 電 所 もVパワーが 建 設 したもので 着 工 から4カ 月 で 完 成 600 万 人 超 の 市 民 に 電 力 を 供 給 している ミンジャンでは 133 MWの 発 電 所 を 建 設 する 予 定 豪 カフェのグロリア ジーンズ 8 店 舗 を 計 画 先 ごろミャンマー1 号 店 を 開 いたオーストラリアのカフェチェーン 運 営 大 手 グロリア ジーンズは 市 ヤンゴンを 中 心 に 第 2の 都 市 マンダレーなど 国 内 の 約 8カ 所 に 出 店 する 計 画 を 明 らかにした タイのグリーンアース 電 力 公 社 と 売 電 契 約 へ 3/21 タイの 電 気 通 信 給 水 システム 設 計 施 工 会 社 ビンテージ エンジニアリングは 12%を 出 資 するタイの 再 生 エネルギー 会 社 グリーン アース パワー(タイランド)=GEP=がミャンマーで 売 電 契 約 を 締 結 したと 発 表 した ベトナムのホアン アイン ザライ 大 規 模 不 動 産 開 発 2 期 工 事 に 着 工 3/19 ベトナムの 不 動 産 開 発 大 手 のホアン アイン ザライグループは ヤンゴンでアパート オフィスなどから 成 る ホアン アイン ザライ ミャンマーセンター 建 設 事 業 の 第 2 期 工 事 着 工 式 を 行 った 総 工 費 は2 億 3000 万 ドルと 見 込 まれている 第 2 期 分 は28 階 建 てビル5 棟 で アパート1134 戸 とオフィスから 成 る 昨 年 末 完 成 した27 階 建 てビル 2 棟 のオフィスビルは 既 に60% 以 上 ショッピングモールは100%が 賃 貸 契 約 済 みだという 同 社 は 負 債 が 増 加 する 一 方 利 益 は 減 るなど 経 営 状 態 は 悪 化 している 決 算 報 告 によると 昨 年 末 時 点 の 負 債 総 額 は 前 年 末 比 54.5% 増 の32 兆 6400 億 ドン(14 億 4000 万 ドル) 税 引 き 後 利 益 も6786 億 2000 万 ドン(2994 万 ドル)と46.5%の 大 幅 減 以 上