第 2 回 (11 月 シーズン) 誰 に 許 諾 を 申 請 したらよいのか 許 諾 を 得 ずに 使 った 場 合 どのようなペナルティが 科 されるのかという 著 作 権 法 の 柱 の 部 分 を 紹 介 著 作 権 法 で 保 護 されたコンテンツを 使 う 場 合 著 作 権 法 以 外



Similar documents
要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

ー ただお 課 長 を 表 示 するものとする ( 第 三 者 に 対 する 許 諾 ) 第 4 条 甲 は 第 三 者 に 対 して 本 契 約 において 乙 に 与 えた 許 諾 と 同 一 又 は 類 似 の 許 諾 を することができる この 場 合 において 乙 は 甲 に 対 して 当

PowerPoint Presentation

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

ができます 4. 対 象 取 引 の 範 囲 第 1 項 のポイント 付 与 の 具 体 的 な 条 件 対 象 取 引 自 体 の 条 件 は 各 加 盟 店 が 定 めます 5.ポイントサービスの 利 用 終 了 その 他 いかなる 理 由 によっても 付 与 されたポイントを 換 金 すること

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

るよう 工 事 打 合 せ 簿 ( 様 式 2)により 受 注 者 に 求 めます 5-1 理 由 書 ( 様 式 3)が 提 出 され 特 別 の 事 情 を 有 すると 認 めた 場 合 は 社 会 保 険 等 の 加 入 が 確 認 できる 書 類 を 提 出 するよう 工 事 打 合 せ 簿

第1章 総則

る 第 三 者 機 関 情 報 保 護 関 係 認 証 プライバシーマーク ISO27001 ISMS TRUSTe 等 の 写 しを 同 封 のうえ 持 参 又 は 郵 送 とする 但 し 郵 送 による 場 合 は 書 留 郵 便 とし 同 日 同 時 刻 必 着 とする 提 出 場 所 は 上

40 総 論 41 法 人 課 税 01 租 税 法 概 論 ( 4001 ) 02 税 制 の 動 向 ( 4002 ) 91 事 例 研 究 ( 4091 ) 99 その 他 ( 4099 ) 01 法 人 税 ( 4101 ) 3. 税 務 官 庁 の 組 織 4. 不 服 申 立 て 税 務

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主


(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

1. 前 払 式 支 払 手 段 サーバ 型 の 前 払 式 支 払 手 段 に 関 する 利 用 者 保 護 等 発 行 者 があらかじめ 利 用 者 から 資 金 を 受 け 取 り 財 サービスを 受 ける 際 の 支 払 手 段 として 前 払 式 支 払 手 段 が 発 行 される 場 合

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

観光ガイド育成業務委託プロポーザル実施要領

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

Taro-29職員退職手当支給規程

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル


< F2D D D837C815B B8EC08E7B97768D80>

弁護士報酬規定(抜粋)

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

Microsoft Word - 設計委託特記仕様書 doc

2004年度第2回定期監査(学校)事情聴取事項

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案)

Taro-契約条項(全部)

平成24年度開設予定大学院等一覧(判定を「不可」とするもの)


定款  変更

11smts_cover_a

国 税 通 則 法 の 見 直 しについて(23 年 度 改 正 ) 税 務 調 査 手 続 の 明 確 化 更 正 の 請 求 期 間 の 延 長 処 分 の 理 由 附 記 等 国 税 通 則 法 の 大 幅 な 見 直 しを 実 施 主 な 改 正 事 項 1. 税 務 調 査 手 続 ( 平

( 運 用 制 限 ) 第 5 条 労 働 基 準 局 は 本 システムの 維 持 補 修 の 必 要 があるとき 天 災 地 変 その 他 の 事 由 によりシステムに 障 害 又 は 遅 延 の 生 じたとき その 他 理 由 の 如 何 を 問 わず その 裁 量 により システム 利 用 者

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

第 4 条 (1) 使 用 者 は 2 年 を 超 えない 範 囲 内 で( 期 間 制 勤 労 契 約 の 反 復 更 新 等 の 場 合 は その 継 続 勤 労 した 総 期 間 が2 年 を 超 えない 範 囲 内 で) 期 間 制 勤 労 者 を 使 用 することができる ただ し 次 の

第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料

イ 実 際 遅 くとも 平 成 22 年 1 月 1 日 から 平 成 23 年 12 月 31 日 までの 間 に ハイ オク と 表 示 して 販 売 していた 自 動 車 ガソリンは 大 部 分 がレギュラーガソリン であった (3) 命 令 の 概 要 ア 前 記 (2)アの 表 示 は 対

に 公 開 された 映 画 暁 の 脱 走 ( 以 下 本 件 映 画 1 という ), 今 井 正 が 監 督 を 担 当 し, 上 告 人 を 映 画 製 作 者 として 同 年 に 公 開 された 映 画 また 逢 う 日 まで ( 以 下 本 件 映 画 2 という ) 及 び 成 瀬 巳

(5) 事 業 者 等 自 転 車 及 び 自 動 車 の 製 造 輸 入 販 売 又 は 修 理 を 業 として 行 っている 者 及 びそ れらの 者 の 団 体 並 びにその 他 の 事 業 者 をいう (6) 所 有 者 等 自 動 車 の 所 有 権 占 有 権 若 しくは 使 用 権 を

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>

Taro-2220(修正).jtd

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

Microsoft Word - 20ガイドラインリーフレット案4ページ

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

二 資本金の管理

必 要 なものとして 政 令 で 定 める 原 材 料 等 の 種 類 及 びその 使 用 に 係 る 副 産 物 の 種 類 ごとに 政 令 で 定 める 業 種 をいう 8 この 法 律 において 特 定 再 利 用 業 種 とは 再 生 資 源 又 は 再 生 部 品 を 利 用 することが

(Microsoft Word - 02 \215s\220\ \214o\214\261\216\322\203C\203x\203\223\203g\201i\226\257\226@\201j.doc)

答申書

入札公告 機動装備センター

大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ


Microsoft Word - 不正アクセス行為の禁止等に関する法律等に基づく公安

人 に 使 用 される 者 としての 勤 続 期 間 を 当 該 職 員 となつた 者 の 職 員 としての 勤 続 期 間 に 通 算 することと 定 められている 法 人 に 限 る )をいう 3 第 一 項 の 退 職 手 当 通 算 予 定 職 員 とは 任 命 権 者 又 はその 委 任

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

b) 参 加 表 明 書 の 提 出 時 において 東 北 地 方 整 備 局 ( 港 湾 空 港 関 係 を 除 く) における 平 成 年 度 土 木 関 係 建 設 コンサルタント 業 務 に 係 る 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 認 定 を 受 けて

Taro13-01_表紙目次.jtd

答申第585号

<8C9A90DD94AD90B696D88DDE939982CC8DC48E918CB989BB82C98AD682B782E98E9696B18EE688B CC FC90B3816A2E786477>

ただし 当 該 事 故 が 本 特 典 の 適 用 対 象 となった 会 員 の 直 近 の 事 故 発 生 日 から 起 算 して 1 年 以 内 に 発 生 した 事 故 である 場 合 補 償 の 対 象 とはなりません 対 象 端 末 について 当 社 が 別 途 提 供 する ケータイ 補

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

製 造 業 者 は 製 造 販 売 業 者 の 管 理 監 督 の 下 適 切 な 品 質 管 理 を 行 い 製 品 を 製 造 します なお 製 造 業 は 製 造 に 特 化 した 許 可 となっており 製 造 業 の 許 可 のみでは 製 品 を 市 場 に 出 荷 することはできま せん

教育資金管理約款

住宅税制について

中 間 利 払 日 とし 預 入 日 または 前 回 の 中 間 利 払 日 からその 中 間 利 払 日 の 前 日 までの 日 数 および 通 帳 または 証 書 記 載 の 中 間 利 払 利 率 によって 計 算 した 中 間 利 払 額 ( 以 下 中 間 払 利 息 といいます )を 利

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

目     次


<4D F736F F D208CF689768ED C8FE395FB978E8CEA8BA689EF814592E88ABC2E646F63>

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

第 3 章 会 員 ( 会 員 の 資 格 ) 第 5 条 協 会 の 会 員 は 協 会 の 目 的 に 賛 同 して 入 会 した 次 の 各 号 に 掲 げる 者 とする (1) 軽 種 馬 を 生 産 する 者 (2) 軽 種 馬 を 育 成 する 者 (3) 馬 主 (4) 調 教 師 (

平成17年3月24日

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

( 審 査 委 員 会 の 設 置 ) 第 5 条 前 条 の 規 定 によりプロポーザル 方 式 の 実 施 が 決 定 したときは, 所 管 課 長 は 対 象 業 務 の 内 容 に 合 わせてプロポーザル 方 式 受 託 者 特 定 審 査 委 員 会 ( 以 下 審 査 委 員 会 とい

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

者 が 在 学 した 期 間 の 年 数 を 乗 じて 得 た 額 から 当 該 者 が 在 学 した 期 間 に 納 付 すべき 授 業 料 の 総 額 を 控 除 した 額 を 徴 収 するものとする 3 在 学 生 が 長 期 履 修 学 生 として 認 められた 場 合 の 授 業 料 の

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

<95CA8E86315F8A6D92E8905C8D908F9182C98AD682B782E B8B4C985E8D8096DA2E786C7378>

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

既 存 建 築 物 の 建 替 市 街 化 調 整 区 域 で 許 可 を 不 要 とする 取 扱 いについて 既 存 建 築 物 の 建 替 は 以 下 の1)~3)をすべて 満 たしている 場 合 に 可 能 です 1) 建 替 前 の 建 築 物 ( 以 下 既 存 建 築 物 という )につ

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

目 次 1 個 人 基 本 情 報 個 人 基 本 情 報 入 力 画 面 の 分 散 4 申 告 区 分 および 申 告 種 類 の 選 択 方 法 5 繰 越 損 失 入 力 年 別 の 繰 越 損 失 額 入 力 に 対 応 6 作 成 手 順 作 成 手 順 の 流 れを 提 供 7 所 得

募集要項

Page 2 of 5 (2) 個 人 情 報 の 漏 えい 改 ざん 滅 失 棄 損 その 他 の 事 故 を 防 止 すること 2 実 施 機 関 は 不 必 要 となった 個 人 情 報 については 速 やかに 廃 棄 し 又 は 消 去 しなければな ( 個 人 情 報 の 管 理 等 の

Transcription:

第 1 回 (11 月 シーズン) 著 作 権 法 がどのように 構 成 されているか その 仕 組 みを 大 きく 把 握 することを 目 的 として 解 説 コンテンツを 使 う 場 合 に どう 権 利 者 の 許 諾 を 得 なければならないか それとも 許 可 なく 使 用 できるかの 判 断 基 準 を 紹 介 著 作 権 法 の 全 体 構 造 1 著 作 権 法 が 保 護 する5つの 対 象 著 作 権 法 が 定 める5つの 権 利 者 権 利 者 から 許 諾 を 得 るか? 否 か?の 判 断 フロー 1 2 実 演 3 レコード 4 放 送 5 有 線 放 送 という 対 象 物 に 該 当 しない 限 り 保 護 しない 1 著 作 者 2 実 演 家 3 レコード 製 作 者 4 放 送 事 業 者 5 有 線 放 送 事 業 者 とはどのような 人 たちなのか 1 5つの 保 護 対 象 のうち いずれか 一 つ 以 上 に 該 当 する 2 保 護 対 象 の 権 利 の 存 続 期 間 が 満 了 していない 3 外 国 の 権 利 対 象 が 日 本 の 保 護 義 務 に 該 当 する 4 保 護 対 象 の 使 い 方 が 権 利 者 の 禁 止 権 に 該 当 する 5 権 利 者 の 禁 止 権 に 該 当 する 使 い 方 の 場 合 に 権 利 者 の 禁 止 権 が 制 限 される 事 由 のいずれにも 該 当 しない ➀~➄の 問 いかけに 対 し すべて YES の 回 答 が 得 られた 場 合 に 権 利 者 から 許 諾 を 得 る 必 要 がある 芸 能 人 がクイズ 番 組 に 出 演 して クイズの 回 答 をするの は 実 演 ウィキペディアの 画 面 に 載 っている 写 真 を 自 社 のホームページに 載 せるのに 配 信 事 業 者 の 許 諾 はい るか 書 籍 などの 出 版 社 は 権 利 者 にあたる 自 ら 番 組 を 作 らず 他 人 が 制 作 した 番 組 だけを 放 送 していても 権 利 者 と なれる 書 店 が 本 を 客 に 売 る 際 本 の 著 者 の 許 諾 を 得 る 必 要 があ る 有 料 放 送 局 が 放 送 するテニスの 世 界 タイトルマッチ の 放 送 を 飲 食 店 が 店 内 に 入 った 客 に 見 せてもよいか ひとつでも NO ならば 許 諾 を 得 ずに 使 うことができる 1

第 2 回 (11 月 シーズン) 誰 に 許 諾 を 申 請 したらよいのか 許 諾 を 得 ずに 使 った 場 合 どのようなペナルティが 科 されるのかという 著 作 権 法 の 柱 の 部 分 を 紹 介 著 作 権 法 で 保 護 されたコンテンツを 使 う 場 合 著 作 権 法 以 外 の 法 律 も 関 係 してくるので その 主 要 な 部 分 を 網 羅 的 に 解 説 著 作 権 法 の 全 体 構 造 2 許 諾 を 得 ずに 使 った 場 合 の ペナルティ 著 作 権 法 で 許 諾 を 得 る 必 要 はない ケースでも 他 の 法 律 に 照 会 したとき 承 諾 を 得 なけれ ばならない 他 の 法 律 で 違 法 となる ケース 使 うことの 許 諾 を 得 る 権 利 侵 害 をせずにコンテンツを 使 うためには 権 利 者 は 誰 かを 確 認 し そこから 許 諾 を 得 るための 方 法 利 用 許 諾 契 約 という 契 約 上 の 合 意 で 民 法 が 原 則 を 定 め 著 作 権 法 がその 特 則 を 定 めていることを 解 説 権 利 そのものの 譲 渡 を 受 ける 譲 渡 契 約 という 契 約 上 の 合 意 で 著 作 権 の 譲 渡 には 登 録 という 制 度 がある 著 作 権 法 の 登 録 に 関 する 規 定 は 民 法 における 不 動 産 の 登 記 に 関 する 規 定 と 同 じように 理 解 できることの 解 説 著 作 者 実 演 家 の 死 後 も 存 続 す る 権 利 他 人 に 譲 渡 できない 権 利 著 作 権 著 作 隣 接 権 は 著 作 者 実 演 家 の 死 後 その 権 利 を 相 続 することができる 相 続 人 は 民 法 が 定 めていることの 解 説 そもそも 著 作 権 著 作 隣 接 権 は 何 が 対 象 で どのような 権 利 者 なのか? 著 作 者 人 格 権 実 演 家 人 格 権 は その 権 利 を 他 人 に 譲 渡 す ることはできない そもそも 著 作 者 人 格 権 実 演 家 人 格 権 は 何 が 対 象 で どのよ うな 権 利 者 なのか? 著 作 者 ( 実 演 家 )が 存 しなくなった 後 も 著 作 者 ( 実 演 家 )が 存 し ていたとしたならばその 著 作 者 ( 実 演 家 ) 人 格 権 の 侵 害 となる 行 為 をしてはならない と 定 められ その 結 果 永 久 に 保 護 されるこ との 解 説 法 人 は 会 社 が 存 続 している 限 り 著 作 者 人 格 権 は 永 久 に 存 続 権 利 者 が 不 明 で 連 絡 できない することになる 権 利 者 が 行 方 不 明 の 場 合 文 化 庁 長 官 が 権 利 者 に 代 わり 許 諾 をしてくれる 規 定 がある これが 裁 定 の 制 度 出 版 権 という 権 利 出 版 社 は 出 版 物 の 紙 面 の 複 製 放 送 ネット 送 信 などに 対 し 何 ら 禁 止 権 をもっていないが 出 版 権 が 定 められ 紙 の 出 版 権 電 子 出 版 権 を 対 象 とする 規 定 が 設 けられていることを 解 民 事 責 任 刑 事 責 任 商 標 法 不 正 競 争 防 止 法 独 占 禁 止 法 説 1 使 う ことの 差 止 め 請 求 2 損 害 賠 償 の 請 求 3 不 当 利 得 の 返 還 請 求 1 著 作 権 侵 害 の 過 失 または 故 意 についての 処 罰 2 権 利 者 の 告 訴 による 親 告 罪 と 非 親 告 罪 3 法 人 の 役 員 あるいは 従 業 員 が 著 作 権 侵 害 罪 を 犯 した 場 合 法 人 にも 高 額 の 罰 金 刑 を 科 する 両 罰 規 定 商 標 法 で 文 字 を 利 用 することに 関 し 商 標 権 者 に 他 の 誰 にも 使 わせない 禁 止 権 を 与 えている 商 標 権 とはどのような 権 利 かを 解 説 プロの 写 真 家 から 写 真 を 放 送 することの 許 諾 を 得 た 番 組 に 録 画 することの 許 諾 も 得 たと 考 えてよいまた こ の 番 組 を 再 放 送 することの 許 諾 も 得 られたと 考 えてよい 県 の ゆるキャラ をデザインしてもらい デザイナーから 著 作 権 の 譲 渡 を 受 けた これを 文 化 庁 に 登 録 しておかな いとどういう 不 都 合 が 生 じる 小 説 のドラマ 化 を 企 画 しているが その 小 説 家 は 死 去 して いる 長 男 が 許 諾 します と 言 って 契 約 書 も 提 示 してき た 信 用 してよい ローマの 休 日 は 既 に 著 作 権 が 消 滅 した 映 画 とされて いる 放 送 時 間 の 関 係 により 一 部 カットして 放 送 したい 問 題 はないと 考 えてよいレオナルド ダ ヴィンチは 既 に 死 後 500 年 が 経 過 している モナリザ を 微 笑 から 泣 き 顔 に 改 変 した 場 合 何 らのリスクもないと 考 えてよい 行 方 不 明 で 許 諾 が 得 られなくても 使 えば 権 利 侵 害 なの か ある 小 説 家 から 新 作 小 説 を 自 社 で 出 版 させてもらうと き 出 版 の 許 諾 を 得 る と 出 版 権 を 設 定 する はどう 違 う を 無 断 で 使 われてから5 年 が 経 過 した 損 害 賠 償 は 請 求 できる 著 作 権 は 消 滅 していると 誤 信 し 許 諾 を 得 ずに 使 ったが 戦 時 加 算 を 見 落 としていた 過 失 犯 として 不 可 罰 でよい 町 並 みを 撮 影 していたら マクドナルドの 商 標 M のマー クが 映 った 許 諾 を 得 る 特 許 庁 に 登 録 がされていない 商 品 や サービス であっても 広 島 県 で 青 山 学 院 という 名 称 の 高 校 を 新 たに 開 校 す 周 知 著 名 として 不 正 競 争 防 止 法 で 保 護 されるケースを 解 説 る 問 題 はない 公 正 な 競 争 を 促 進 することを 目 的 として 知 的 財 産 権 との 絡 みで 音 楽 著 作 権 管 理 団 体 中 で 日 本 音 楽 著 作 権 協 会 のシェア 独 占 禁 止 法 が 関 係 する 例 など 独 占 禁 止 法 の 趣 旨 について 概 は 圧 倒 的 に 高 い 本 法 違 反 要 を 解 説 民 法 著 作 権 の 概 念 は 民 法 で 定 めた 所 有 権 と 類 似 しているので 所 有 権 を 理 解 することで 著 作 権 が 理 解 しやすくなることの 解 説 肖 像 に 関 するプライバシー 権 自 己 の 肖 像 を 同 意 なく 撮 影 され または 公 表 されない 権 利 最 高 裁 判 例 はどう 考 えている パブリシティ 権 自 己 の 肖 像 を 営 利 目 的 で 利 用 されることの 禁 止 権 最 高 裁 判 例 はどう 考 えている 所 有 権 とは 自 己 の 所 有 物 を 自 己 だけが 使 える 権 利 著 作 権 も 同 じように 考 えられるか 2

第 3 回 (12 月 シーズン) 保 護 対 象 を 音 楽 の 実 演 レコードに 限 定 し 音 楽 にまつわる 著 作 権 著 作 隣 接 権 の 問 題 を 網 羅 的 に 説 明 する(その1) 市 販 の 音 楽 CDを 制 作 する 映 像 作 品 に 利 用 するようなケース 楽 譜 をコピーするようなケースなど 利 用 方 法 によって 誰 の どのような 権 利 が 対 象 になるのかを 解 説 音 楽 の の 著 作 者 ( 作 詞 家 作 曲 家 )の 権 利 権 利 の 制 限 実 演 家 ( 歌 唱 者 楽 器 演 奏 家 指 揮 者 など)の 権 利 レコード 製 作 者 の 権 利 ( 業 界 で 原 盤 権 とも 呼 ば れる) 日 本 音 楽 著 作 権 協 会 JASRAC= ジャスラック 著 作 権 著 作 者 人 格 権 複 製 公 衆 への 上 演 公 衆 への 演 奏 公 衆 への 上 映 放 送 有 小 田 和 正 武 道 館 ライブコンサートを(1) 録 音 したCDを(2) 線 放 送 自 動 公 衆 送 信 送 信 可 能 化 受 信 装 置 を 用 いた 公 衆 へ 録 音 録 画 したDVDを タワーレコードが 客 に 販 売 する 場 の 伝 達 公 衆 への 口 述 頒 布 公 衆 への 複 製 物 譲 渡 公 衆 への 合 どの 権 利 がはたらくか 複 製 物 貸 与 編 曲 翻 案 編 曲 翻 案 物 の 利 用 以 上 の 利 用 禁 止 権 みなし 侵 害 行 為 公 表 権 氏 名 表 示 権 同 一 性 保 持 権 みなし 侵 害 行 為 なお 替 え 歌 は 作 詞 家 の 同 一 性 保 持 権 の 侵 害 になるか 著 作 者 人 格 権 は 制 限 されない プロの 歌 手 を 大 学 祭 に 呼 んで 歌 ってもらう 許 諾 は 要 る 非 営 利 無 料 の 演 奏 ほか 録 音 放 送 有 線 放 送 送 信 可 能 化 録 音 物 の 譲 渡 商 業 用 レ WOWOWが 放 送 するサザンのコンサートを 飲 食 店 がリア コードの 公 衆 への 貸 与 以 上 の 利 用 禁 止 権 みなし 侵 害 行 為 ルタイムで 客 に 見 せる 商 業 用 レコードの 二 次 使 用 料 請 求 権 期 間 経 過 商 業 用 レコード TBSラジオが 森 進 一 の 歌 う おふくろさん を 放 送 する の 公 衆 への 貸 与 に 係 る 報 酬 請 求 権 など テレビでBGMを 流 す 演 奏 家 の 氏 名 を 表 示 する 必 要? れない 著 作 権 の 制 限 私 的 使 用 のための 複 製 放 送 事 業 者 による 一 時 的 固 定 引 用 著 作 隣 接 権 報 酬 請 求 権 実 演 家 人 格 権 氏 名 表 示 権 同 一 性 保 持 権 なお 実 演 家 人 格 権 は 制 限 さ 著 作 隣 接 権 の 制 限 私 的 使 用 のための 複 製 放 送 事 業 者 による 一 時 的 固 定 ほか TBSラジオは 音 楽 CDを 放 送 のため 録 音 できるか 著 作 隣 接 権 複 製 送 信 可 能 化 複 製 物 の 譲 渡 商 業 用 レコードの 公 衆 への 音 楽 CDを 劇 場 用 映 画 のBGMとして 録 音 できる 貸 与 以 上 の 利 用 禁 止 権 みなし 侵 害 行 為 報 酬 請 求 権 商 業 用 レコードの 二 次 使 用 料 請 求 権 期 間 経 過 商 業 用 レコード TBSラジオがビクター 発 売 の おふくろさん を 放 送 する の 公 衆 への 貸 与 に 係 る 報 酬 請 求 権 など 著 作 隣 接 権 の 制 限 私 的 使 用 のための 複 製 放 送 事 業 者 による 一 時 的 固 定 ほか TBSラジオは 音 楽 CDを 放 送 のため 録 音 できるか 著 作 権 の 存 続 期 間 と 戦 時 加 算 実 演 家 レコード 製 作 者 の 著 作 隣 接 権 の 存 続 期 間 旧 著 作 権 法 1962 年 発 売 の いつでも 夢 を のCDを 劇 場 用 映 画 に 時 代 (1970 年 以 前 )に 行 われた 実 演 および 音 の 固 定 されたレ 録 音 ビクターの 許 諾 は 要 るか コードの 権 利 存 続 期 間 旧 仲 介 業 務 法 による 唯 一 の 音 楽 の 権 利 管 理 団 体 音 楽 出 版 社 の 意 義 作 詞 家 作 曲 家 との 著 作 権 譲 渡 契 約 のプロモートを 行 う 存 在 作 詞 家 作 曲 家 音 楽 出 版 社 によるJASRACへの 著 作 権 の 信 託 と 信 託 契 約 約 款 の 内 管 理 委 託 範 囲 の 選 択 作 品 データベース 検 索 システム J-WID の 読 み 方 使 用 料 規 程 による の 画 一 管 理 各 種 利 用 に 対 する 使 用 料 の 概 観 法 律 上 の 著 徴 収 した 使 用 料 の 分 配 の 仕 組 み 詞 と 曲 は 共 同 か 結 合 委 託 者 が 使 用 料 の 額 を 定 める 指 し 値 とは? 外 国 曲 が 指 し 値 となる の 利 用 形 態 は? シンクロナイゼーション ライツ とは?その 適 用 範 囲 1970 年 以 前 の 作 品 で レコード 会 社 の 専 属 楽 曲 とは? 作 曲 家 が JASRACと 信 託 契 約 をしていない 場 合 信 託 とは 形 式 的 には 著 作 権 の 譲 渡 にあたる CD 録 音 は 定 価 の6% DVDへの 録 音 は 定 価 の4.5% 替 え 歌 は 作 曲 家 の 同 一 性 保 持 権 の 侵 害 になるか コンサートでの 演 奏 は?CDに 録 音 する 場 合 は? 3

第 4 回 (12 月 シーズン) 保 護 対 象 を 音 楽 の 実 演 レコードに 限 定 し 音 楽 にまつわる 著 作 権 著 作 隣 接 権 の 問 題 を 網 羅 的 に 説 明 する(その2) 日 本 音 楽 著 作 権 協 会 ( 前 回 の 続 き) 実 演 家 とレ コード 製 作 者 の 権 利 処 理 音 楽 著 作 権 に 関 連 する 判 例 裁 判 例 の 研 究 放 送 利 用 における 包 括 許 諾 包 括 徴 収 とは? 放 送 局 が JASRACの 管 理 作 品 を 利 用 できる 範 囲 包 括 許 諾 包 括 徴 収 が 独 占 禁 止 法 違 反 の 嫌 疑 で 公 正 取 引 委 員 会 か ら 排 除 措 置 命 令 を 受 けた 理 由 公 取 委 の 審 決 (2012 年 6 月 12 日 )で 独 占 禁 止 法 違 反 に 当 らないと 逆 転 無 罪 となり さらにこ の 審 決 を 取 消 す 判 決 (2013 年 11 月 1 日 )が 出 され それが 最 高 裁 でも 支 持 された(2015 年 4 月 28 日 判 決 ) JASRACと 放 送 事 業 者 との 今 後 の 包 括 許 諾 包 括 徴 収 契 約 の 行 方 は? 実 演 家 の 権 利 団 体 のいろいろ レコード 製 作 者 の 権 利 団 体 である 日 本 レコード 協 会 JASRAC とは 異 なる 権 利 団 体 としての 特 徴 放 送 実 演 と レコード 実 演 1 法 律 上 の 権 利 の 異 同 2 放 送 実 演 の 権 利 処 理 商 業 用 レコード 1 商 業 用 レコードとは 2 著 作 隣 接 権 の 権 利 処 理 外 国 のレコードを 用 いた 場 合 著 作 権 と 類 似 の 権 利 処 理 が 行 われる 慣 行 3 放 送 番 組 に 用 いたときの 権 利 処 理 実 演 家 レコード 製 作 者 の 権 利 団 体 と 放 送 事 業 者 との 契 約 の JASRACが 原 告 となった 事 件 1 クラブ キャッツアイ 事 件 ( 昭 和 63 年 3 月 15 日 最 高 裁 判 決 ) 2 ビッグエコー 事 件 ( 平 成 11 年 7 月 13 日 東 京 高 裁 判 決 ) 3 ダンス 教 授 事 件 ( 平 成 16 年 3 月 4 日 名 古 屋 高 裁 判 決 ) 旋 律 の 盗 作 疑 惑 がかけられた 事 件 作 曲 家 が 放 送 の 許 諾 をしたか 否 かが 争 点 となった 事 件 CMへの 楽 曲 の 利 用 が 著 作 者 人 格 権 の 侵 害 に 当 るかが 争 点 と なった 事 件 1 ワン レイニー ナイト イン トーキョー 事 件 ( 昭 和 53 年 9 月 7 日 最 高 裁 判 決 ) 2 どこまでも 行 こう VS 記 念 樹 事 件 ( 平 成 14 年 9 月 6 日 東 京 高 裁 判 決 ) 3 どこまでも 行 こう VS 記 念 樹 事 件 第 2 次 訴 訟 ( 平 成 15 年 1 2 月 19 日 東 京 地 裁 判 決 平 成 17 年 2 月 17 日 東 京 高 裁 判 決 ) TBS 愛 の 劇 場 オープニング 楽 曲 事 件 ( 平 成 23 年 8 月 9 日 東 京 高 裁 判 決 ) アサツーディ ケイ 事 件 ( 平 成 14 年 11 月 21 日 東 京 地 裁 判 決 ) 作 詞 家 作 曲 家 がJASRACから イーライセンスに 管 理 を 移 したとしても 包 括 使 用 料 は 減 額 されないので 放 送 局 がイーライセンスに 新 たに 使 用 料 を 支 払 う 分 放 送 局 に 追 加 負 担 が 生 じてしまう 包 括 使 用 料 を 減 額 できる 権 利 の 信 託 を 受 けている 紅 白 歌 合 戦 での 歌 手 の 歌 唱 は 放 送 実 演 外 国 盤 CDを 劇 場 用 映 画 に 用 いる 場 合 外 国 の 作 詞 家 作 曲 家 ( 著 作 権 者 )だけでなく 外 国 のレコード 製 作 者 実 演 家 の 許 諾 も 得 る 必 要 がある 1は 音 声 のみを 再 生 するカラオケスナックで 客 が 歌 唱 を 行 った 事 件 であり その 歌 唱 は その 場 に 居 る 不 特 定 の 客 が 聞 ける 状 態 にある 2は カラオケボックスの 個 室 で レーザーディスク C D 通 信 などのカラオケ 装 置 を 用 い 客 が 仲 間 内 に 聞 か せるために 歌 唱 するもの 3は 社 交 ダンス 教 室 で 社 交 ダンスを 教 授 する 際 に 音 楽 CDを 再 生 したもの 123は 著 作 権 のうち 公 衆 への 演 奏 権 侵 害 の 成 否 が 問 題 となっている 1は 旋 律 の 類 似 が 先 行 楽 曲 をまねて 生 じたものでは なく 偶 然 に 一 致 した 場 合 に 著 作 権 侵 害 となるかが 問 われた 2は 旋 律 の 類 似 部 分 を 子 細 に 分 析 し 著 作 権 侵 害 を 認 定 したもの 3は 旋 律 類 似 の 侵 害 曲 を 複 製 したレコード 会 社 放 送 し た 放 送 局 権 利 を 管 理 した 音 楽 出 版 社 さらにはJASRAC のそれぞれ 過 失 責 任 が 問 われたもの 委 嘱 によりオープニング 楽 曲 の 作 曲 をした 作 曲 家 が 楽 曲 の 放 送 を 許 諾 していない と 放 送 局 に 主 張 し 1320 万 円 の 支 払 を 請 求 した 事 件 清 涼 飲 料 水 のテレビCMに 坂 本 龍 一 氏 の 著 名 な 楽 曲 を 使 おうとした 広 告 代 理 店 が 坂 本 氏 から 著 作 者 人 格 権 の 侵 害 に 当 るとの 主 張 をされたことによる 事 件 4

第 5 回 (1 月 シーズン) としての 保 護 対 象 になる 美 術 建 築 写 真 映 画 に 特 有 の 争 点 問 題 点 を 解 明 する 判 例 裁 判 例 が 多 ので それらの 事 例 を 通 じて 著 作 権 法 の 理 解 を 深 める 美 術 関 係 の 建 築 関 係 の 写 真 関 係 の 肖 像 権 等 映 画 関 係 の 著 作 権 著 作 権 の 制 限 美 術 の における 所 有 者 の 権 利 = 擬 似 権 利 書 書 体 (タイプフェイス ロゴデ ザイン)の 性 = 擬 似 権 利 応 用 美 術 ( 実 用 に 供 されあるいは 産 業 上 利 用 される 美 的 な 創 作 物 ) の 性 美 術 の と 著 作 権 の 制 限 規 定 引 用 公 衆 への 原 作 品 展 示 権 という 特 有 の 権 利 美 術 の の 原 作 品 の 所 有 者 による 展 示 公 開 の 美 術 の 等 の 利 用 美 術 の の 展 示 に 伴 う 複 製 美 術 の 著 作 物 の 譲 渡 等 の 申 出 に 伴 う 複 製 顔 真 卿 自 書 告 身 帖 事 件 ( 最 高 裁 昭 和 59 年 1 月 20 日 判 決 ) Asahiロゴマーク 事 件 ( 平 成 10 年 6 月 25 日 最 高 裁 判 決 ) ゴナ 書 体 事 件 ( 平 成 12 年 9 月 7 日 最 高 裁 判 決 ) キャラクターの 性 サザエさん 事 件 ( 東 京 地 裁 昭 和 51 年 5 月 26 日 判 決 ) 赤 とんぼ 博 多 人 形 事 件 ( 昭 和 48 年 2 月 7 日 長 崎 地 裁 佐 世 保 支 部 決 定 ) 商 業 広 告 事 件 ( 昭 和 60 年 3 月 29 日 大 阪 地 裁 判 決 ) プードルぬいぐるみ 事 件 ( 平 成 20 年 7 月 4 日 東 京 地 裁 判 決 ) 引 用 により 権 利 者 の 許 諾 を 得 ずに 複 製 できるケースがある かを 検 証 藤 田 嗣 治 絵 画 事 件 ( 東 京 地 裁 昭 和 60 年 10 月 17 日 判 決 ) バー ンズ コレクション 事 件 ( 東 京 地 裁 平 成 10 年 10 月 20 日 判 決 ) 脱 ゴーマニズム 宣 言 事 件 ( 東 京 高 裁 平 成 12 年 4 月 25 日 判 決 ) 美 術 鑑 定 証 書 事 件 ( 知 的 財 産 高 裁 平 成 22 年 10 月 31 日 判 決 ) 建 築 の に 関 する 著 作 権 の ほとんどの 利 用 において 著 作 権 が 制 限 されている 特 徴 写 真 の の 創 作 性 平 面 で 表 現 される 美 術 の ( 絵 画 版 画 )を 撮 影 した 写 真 の 創 作 性 版 画 の 写 真 事 件 ( 平 成 10 年 11 月 30 日 東 京 地 裁 判 決 ) 立 体 で 表 現 される 美 術 の ( 彫 刻 )を 撮 影 した 写 真 の 創 作 性 人 物 の 肖 像 を 撮 影 した 写 真 の の 創 作 性 写 真 の の 著 作 権 侵 害 の 基 東 被 京 写 アウトサイダーズ 体 の 並 べ 方 を 真 似 事 たケース=スイカ 件 ( 東 京 地 裁 平 成 写 18 真 年 事 12 件 ( 月 東 21 京 高 日 裁 判 準 平 成 13 年 6 月 21 日 判 決 ) 風 景 写 真 を 見 て そのまま 水 彩 画 に 書 き 移 した 事 件 = 祇 園 祭 水 彩 画 模 写 事 件 ( 東 京 地 裁 平 成 20 年 3 月 13 日 判 決 ) 同 じ 被 写 体 を 撮 影 した 事 件 = 廃 墟 写 真 事 件 ( 知 的 財 産 高 裁 平 成 23 年 5 月 10 日 判 決 ) レオナール フジタの 絵 画 展 覧 会 でフジタの 絵 画 を 見 せる のに 許 諾 は 必 要 中 国 唐 代 (8 世 紀 )の 書 家 の 著 作 になる 書 の 所 有 者 が 所 有 者 の 承 諾 を 得 ずにこの 書 を 出 版 した 者 に 対 し 出 版 物 の 販 売 の 差 止 めを 求 めた 事 件 観 光 バスの 車 体 に サザエさん カツオ ワカメの 各 頭 部 の 似 顔 絵 を 描 いて 貸 切 バスの 営 業 を 行 っていたバス 会 社 に 著 作 権 者 が 損 害 賠 償 の 支 払 を 請 求 した 事 件 近 代 日 本 の 絵 画 史 を 述 べた 論 文 中 の 補 足 図 版 と 称 し て フジタの 絵 画 12 点 を 掲 載 して 出 版 した 事 件 展 覧 会 の 入 場 券 にピカソの 絵 画 を 印 刷 した 事 件 批 評 目 的 によ る 漫 画 の 引 用 の 是 非 引 用 する 側 が である 必 要 があるかが 問 われた 事 件 東 京 スカイツリーを 撮 影 した 絵 葉 書 を 販 売 できる スイカ 事 件 では 東 京 地 裁 は 非 侵 害 東 京 高 裁 は 逆 転 侵 害 とした 水 彩 画 への 書 き 移 しを 侵 害 とした 廃 墟 写 真 事 件 では 地 裁 高 裁 とも 非 侵 害 とした 写 真 の の 同 一 性 保 持 権 侵 パロディ モンタージュ 写 真 事 件 ( 最 高 裁 昭 和 55 年 3 月 28 日 判 害 の 基 準 決 最 高 裁 昭 和 61 年 5 月 30 日 判 決 ) 写 真 の の 著 作 権 の 存 続 期 公 表 後 10 年 間 公 表 後 50 年 間 死 後 50 年 間 公 表 後 10 年 が 経 過 し 権 利 消 滅 した 写 真 の 保 護 は 復 活 し 間 ないので 自 由 に 利 用 できる 肖 像 に 関 するプライバシー 権 自 己 の 肖 像 を 同 意 なく 撮 影 され または 公 表 されない 権 利 最 高 裁 判 例 はどう 考 えている パブリシティ 権 自 己 の 肖 像 を 営 利 目 的 で 利 用 されることの 禁 止 権 最 高 裁 判 例 はどう 考 えている 映 画 の 定 義 著 作 権 法 が 定 める 映 画 ( 動 画 )の 定 義 何 が 映 画 の に 該 当 する か 典 型 的 な 映 画 の = 劇 場 用 映 画 テレビ 番 組 と 劇 場 用 映 画 と の 映 画 の としての 相 違 点 テレビCM は 劇 場 用 映 画 と 法 的 性 格 が 異 なる 映 画 の 著 作 物 か 著 作 者 が 著 作 権 を 取 得 でき る 映 画 の は 存 在 するか 登 山 者 がスマホで 撮 影 した 御 嶽 山 噴 火 の 映 像 防 犯 カメラにより 撮 影 された 映 像 テレビのドラマ 番 組 パラエティ 番 組 テレビCM 錦 織 圭 選 手 の 全 米 オープンでのテニスの 試 合 の 中 継 映 像 著 作 者 は 誰 モダン オーサー( 現 代 的 著 作 者 ) とは? クラシカル オー サー( 古 典 的 著 作 者 ) とは? 映 画 の において 両 者 が 取 得 する 権 利 の 違 い 著 作 権 を 取 得 する 映 画 製 作 者 とは 何 映 画 会 社 に 限 られるの 映 画 の における 出 演 俳 優 = 映 像 実 演 家 の 権 利 モダン オーサーの 権 利 に 相 違 点 はある クラシカル オーサーの 権 利 に 相 違 点 はある 出 演 俳 優 = 映 像 実 演 家 の 権 利 に 相 違 点 はある 映 画 製 作 者 となる 者 は CM 制 作 会 社 か 広 告 代 理 店 か 広 告 主 か ケーズデンキ ブルボン テレビCM 事 件 ( 平 成 24 年 10 月 25 日 知 的 財 産 高 裁 判 決 ) スマホで 個 人 が 撮 影 した 映 像 は 資 金 を 必 要 とせず 映 画 製 作 者 という 概 念 は 存 在 しない 防 犯 カメラは 自 動 式 の 撮 影 テニスの 映 像 は 動 画 表 現 はされているが 生 放 送 である スマホでの 撮 影 映 像 は の 創 作 のための 多 額 の 資 金 を 必 要 としない 監 督 は? プロデューサー は? 撮 影 カメラマン は? 原 作 の 小 説 家 は? 脚 本 家 は? 劇 伴 音 楽 の 作 曲 家 は? 放 送 局 の 制 作 番 組 の 場 合 クラシカルオーサーの 権 利 に 相 違 点 はない 知 的 財 産 高 裁 は 映 画 製 作 者 を 広 告 主 であるとした 撮 影 した 個 人 が 著 作 者 であり 著 作 権 も 取 得 する 5

映 画 の の 著 作 権 の 存 続 旧 著 作 権 法 時 代 (1970 年 以 前 )における 独 創 性 を 有 する 映 劇 場 用 映 画 は 公 表 後 30 年 間 の 保 護 があったが ニュー 期 間 画 と 独 創 性 を 欠 く 映 画 の 存 続 期 間 の 相 違 旧 著 作 権 法 時 代 の 団 体 著 作 名 義 による 存 続 期 間 ~いわゆる 1953 年 問 題 旧 著 作 権 法 時 代 の 個 人 著 作 名 義 による 存 続 期 間 ~ 死 後 38 年 間 問 題 新 著 作 権 法 時 代 は 公 表 後 70 年 間 による 一 律 保 護 スフィルムは 公 表 後 10 年 間 の 保 護 しかなかった 黒 澤 明 監 督 は1998 年 死 去 なので 2036 年 までは 著 作 権 が 存 続 していることになる 6

第 6 回 (1 月 シーズン) としての 保 護 対 象 になる 言 語 舞 踊 等 創 作 性 の 是 非 権 利 侵 害 の 判 断 基 準 などを 検 討 共 同 二 次 的 編 集 など 特 殊 な さらに 著 作 者 を 法 人 等 とする 職 務 著 作 の 論 点 についても 解 説 著 作 権 の 制 限 の 中 で 私 的 使 用 のための 複 製 について 法 律 の 規 定 判 例 などについて 網 羅 的 に 検 討 解 説 言 語 関 係 の 舞 踊 関 係 の 特 殊 な 著 作 権 法 の 特 別 規 定 事 実 の 伝 達 に 過 ぎない 雑 報 及 び 事 実 の 報 道 権 利 の 目 的 とならない 創 作 性 の 有 無 新 聞 の 見 出 し ( 東 京 地 裁 平 成 16 年 3 月 24 日 判 決 ) 雑 誌 の 読 者 に 宛 てた 挨 拶 文 ( 平 成 7 年 12 月 18 日 東 京 地 裁 判 決 ) 日 本 の 城 の 定 義 文 ( 東 京 地 裁 平 成 6 年 4 月 25 日 判 決 ) 交 通 標 語 ( 東 京 地 裁 平 成 13 年 5 月 30 日 判 決 ) 夢 は 時 間 を 裏 切 らない の 創 作 性 ( 平 成 20 年 12 月 26 日 東 京 地 裁 判 決 ) 短 文 表 現 ~ 箱 根 富 士 屋 ホテル 物 語 事 件 ( 平 成 22 年 7 月 14 日 知 的 財 産 高 裁 判 決 ) 言 語 表 現 が 創 作 性 を 欠 き ではないとした 判 断 が 多 くなされている 多 くの を 引 きながら その 判 断 の 基 準 を 探 る 著 作 権 侵 害 の 成 否 判 断 の 基 準 江 差 追 分 事 件 ( 最 高 裁 平 成 13 年 6 月 28 日 判 決 ) 江 差 追 分 事 件 は 翻 案 の 意 義 を 明 らかにし 何 が 翻 案 権 侵 害 となるかの 基 準 を 示 した これを 理 解 すれば 他 の 事 件 での 侵 害 の 成 否 が 判 断 できる 振 付 等 の 権 利 ベジャール 振 付 事 件 ( 東 京 地 裁 平 成 10 年 11 月 20 日 判 決 ) Shall we ダンス? 振 付 事 件 ( 東 京 地 裁 平 成 24 年 2 月 28 日 判 決 ) 共 同 法 律 上 の 規 定 ( 定 義 規 定 第 64 条 第 65 条 ) 結 合 との 相 違 点 二 次 的 との 相 違 点 二 次 的 法 律 上 の 規 定 ( 定 義 規 定 第 11 条 第 19 条 1 項 第 27 条 第 2 8 条 ) キャンディ キャンディ 事 件 ( 最 高 裁 平 成 13 年 10 月 25 日 判 決 ) やわらかい 生 活 事 件 ( 東 京 地 裁 平 成 22 年 9 月 10 日 判 決 ) 編 集 法 律 上 の 規 定 ( 第 12 条 ) 松 本 清 張 作 品 リスト 事 件 ( 東 京 地 裁 平 成 11 年 2 月 25 日 判 決 ) 色 画 用 紙 見 本 帳 事 件 ( 平 成 12 年 3 月 23 日 判 決 ) 特 殊 な 著 作 者 職 務 著 作 私 的 使 用 のための 複 製 デジタル 化 社 会 の 中 での の 私 的 使 用 法 律 上 の 規 定 ( 第 15 条 ) その 成 立 要 件 法 律 上 の 規 定 ( 第 30 条 )とその 改 正 の 歴 史 個 人 的 家 庭 内 その 他 これに 準 ずる 限 られた 範 囲 内 の 意 義 使 用 する 者 公 衆 向 けに 設 置 された 自 動 複 製 機 器 技 術 的 保 護 手 段 の 回 避 違 法 アップロードの を 受 信 して 行 う 行 為 の 違 法 化 犯 罪 の 成 立 要 件 私 的 録 音 録 画 補 償 金 書 籍 のスキャンによる 電 子 化 ~ 自 炊 代 行 事 件 ( 平 成 25 年 9 月 30 日 同 年 10 月 30 日 東 京 地 裁 判 決 ) 最 近 の 動 向 まねきTV 事 件 最 高 裁 判 決 ( 平 成 23 年 1 月 18 日 ) ロクラクⅡ 事 件 最 高 裁 判 決 ( 平 成 23 年 1 月 20 日 ) 漫 画 のストーリー 作 家 と 作 画 家 が 異 なる 場 合 作 画 家 が 描 いた 主 人 公 キャンディの 絵 画 のみをハンカチなどに 複 製 する 場 合 ストーリー 作 家 の 許 諾 も 得 る 必 要 がある 個 人 的 目 的 での 複 製 を 会 社 のコピー 機 を 用 いて 行 った ら 合 法 的 な 複 製 使 用 する 者 が 複 製 しなければな らないので 断 裁 した 書 籍 を 業 者 に 複 製 してもらうのは 業 者 を 複 製 の 主 体 とみる 限 り 個 人 的 に 見 るだけの 目 的 であっても 合 法 的 な 複 製 にならない まねきTV 事 件 は 東 京 の 各 放 送 局 の 放 送 を 受 信 する ベースステーション という 機 器 をインターネットに 接 続 し 顧 客 が 海 外 で 専 用 モニターを 操 作 し 東 京 の 放 送 をリ アルタイムで 視 聴 できるというサービス ロクラクⅡ 事 件 は 静 岡 東 京 の 各 放 送 局 の 放 送 を 受 信 する 親 機 ロクラ ク という 機 器 をインターネットに 接 続 し 海 外 で 顧 客 が 子 機 ロクラク を 操 作 し 東 京 の 放 送 を 録 音 録 画 できるとい うサービス これらが 放 送 事 業 者 の 著 作 隣 接 権 を 侵 害 す るか 否 かが 問 題 となり 最 高 裁 まで 争 われた 7