第 1 回 生 活 保 護 制 度 に 関 する 国 と 地 方 協 議 平 成 23 年 5 月 30 日 資 料 3 生 活 保 護 制 度 現 状 等 について 厚 生 労 働 省
- 目 次 - 頁 1 生 活 保 護 制 度 概 要 1 被 保 護 世 帯 数 等 動 向 2 被 保 護 世 帯 数 被 保 護 人 員 保 護 率 年 次 推 移 3 3 世 帯 類 型 別 保 護 世 帯 数 と 世 帯 保 護 率 推 移 4 4 都 道 府 県 別 保 護 率 比 較 5 5 地 方 自 治 体 種 類 別 被 保 護 世 帯 数 等 分 布 6 6 生 活 保 護 費 負 担 金 実 績 額 推 移 7 そ 他 世 帯 動 向 7 被 保 護 世 帯 保 護 開 始 理 由 別 保 護 開 始 数 8 8 被 保 護 世 帯 保 護 廃 止 理 由 別 保 護 廃 止 数 9 自 立 就 労 動 向 9 生 活 保 護 受 給 者 に 対 する 就 労 支 援 実 績 推 移 10 10 世 帯 類 型 別 にみた 世 帯 主 就 労 状 況 構 成 割 合 11 11 都 道 府 県 別 就 労 支 援 状 況 12 12 就 労 支 援 対 策 強 化 ( 福 祉 から 就 労 支 援 事 業 ) 13 13 被 保 護 者 社 会 的 居 場 所 づくり 支 援 事 業 14 14 都 道 府 県 別 高 等 学 校 進 学 率 状 況 15 医 療 扶 助 状 況 15 医 療 扶 助 費 における 構 成 割 合 16 16 生 活 保 護 医 療 扶 助 と 国 民 健 康 保 険 等 比 較 17 17 都 道 府 県 別 生 活 保 護 受 給 者 1 人 あたり 医 療 扶 助 費 18 18 平 成 23 年 度 から 取 り 組 む 医 療 扶 助 適 正 化 について 19 19 被 保 護 者 等 住 居 生 活 サービス 提 供 事 業 業 務 適 正 化 法 ( 案 )による 対 応 について 20 20 不 正 受 給 状 況 21 第 2セーフティネット 21 社 会 的 セーフティネット 構 造 22 22 職 業 訓 練 実 施 等 による 特 定 求 職 者 就 職 支 援 に 関 する 法 律 について 23
1 生 活 保 護 制 度 概 要 (1) 生 活 保 護 制 度 目 的 最 低 生 活 保 障 資 産 能 力 等 すべてを 活 用 してもなお 生 活 に 困 窮 する 者 に 対 し 困 窮 程 度 に 応 じた 保 護 を 実 施 自 立 助 長 (2) 生 活 保 護 基 準 内 容 生 活 保 護 基 準 は 要 保 護 者 年 齢 別 性 別 世 帯 構 成 別 所 在 地 域 別 そ 他 保 護 種 類 に 応 じて 必 要 な 事 情 を 考 慮 した 最 低 限 度 生 活 需 要 を 満 たすに 十 分 なもであつて 且 つ これをこえないもでな ければならない ( 生 活 保 護 法 第 8 条 第 2 項 ) 生 活 を 営 む 上 で 生 じる 費 用 対 応 する 扶 助 種 類 支 給 内 容 日 常 生 活 に 必 要 な 費 用 ( 食 費 被 服 費 光 熱 水 費 等 ) 生 活 扶 助 基 準 額 は 1 食 費 等 個 人 的 費 用 ( 年 齢 別 に 算 定 ) 2 光 熱 水 費 等 世 帯 共 通 的 費 用 ( 世 帯 人 員 別 に 算 定 ) を 合 算 して 算 出 特 定 世 帯 には 加 算 がある ( 障 害 者 加 算 等 ) アパート 等 家 賃 住 宅 扶 助 定 められた 範 囲 内 で 実 費 を 支 給 義 務 教 育 を 受 けるために 必 要 な 学 用 品 費 教 育 扶 助 定 められた 基 準 額 を 支 給 医 療 サービス 費 用 医 療 扶 助 費 用 は 直 接 医 療 機 関 へ 支 払 ( 本 人 負 担 なし) 介 護 サービス 費 用 介 護 扶 助 費 用 は 直 接 介 護 事 業 者 へ 支 払 ( 本 人 負 担 なし) 出 産 費 用 出 産 扶 助 定 められた 範 囲 内 で 実 費 を 支 給 就 労 に 必 要 な 技 能 修 得 等 にかかる 費 用 ( 高 等 学 校 等 に 就 学 するため 費 用 を 含 む ) 生 業 扶 助 葬 祭 費 用 葬 祭 扶 助 1
(3) 最 低 生 活 保 障 水 準 具 体 的 事 例 ( 平 成 23 年 度 ) 1. 標 準 3 人 世 帯 33 歳 29 歳 4 歳 生 活 扶 助 175,170 167,870 160,580 153,270 145,980 138,680 住 宅 扶 助 ( 複 数 人 世 帯 上 限 額 ) 69,800 59,000 53,000 46,000 40,100 34,100 合 計 244,970 226,870 213,580 199,270 186,080 172,780 2. 高 齢 者 単 身 世 帯 68 歳 生 活 扶 助 住 宅 扶 助 ( 単 身 世 帯 上 限 額 ) 80,820 77,190 73,540 69,910 66,260 62,640 53,700 45,000 41,000 35,400 31,000 26,200 合 計 134,520 122,190 114,540 105,310 97,260 88,840 3. 母 子 世 帯 30 歳 4 歳 2 歳 生 活 扶 助 住 宅 扶 助 ( 複 数 人 世 帯 上 限 額 ) 1 級 地 -1 1 級 地 -2 2 級 地 -1 2 級 地 -2 3 級 地 -1 1 級 地 -1 1 級 地 -2 2 級 地 -1 2 級 地 -2 3 級 地 -1 3 級 地 -2 193,900 187,470 179,310 172,880 164,730 158,300 69,800 59,000 53,000 46,000 40,100 34,100 合 計 263,700 246,470 232,310 218,880 204,830 192,400 注 1 生 活 扶 助 額 は 児 童 養 育 加 算 ( 高 齢 者 単 身 世 帯 を 除 く ) 及 び 母 子 加 算 ( 母 子 世 帯 に 限 る )を 含 む 注 2 住 宅 扶 助 額 は 1 級 地 -1: 東 京 都 区 部 1 級 地 -2: 千 葉 市 2 級 地 -1: 高 松 市 2 級 地 -2: 日 立 市 3 級 地 -1: 輪 島 市 3 級 地 -2: 八 代 市 とした 場 合 上 限 額 例 である 注 3 上 記 額 に 加 え 医 療 費 等 実 費 相 当 が 必 要 に 応 じて 給 付 される 注 4 就 労 収 入 ある 場 合 には 収 入 に 応 じた 額 が 勤 労 控 除 として 控 除 されるため 現 実 に 消 費 しうる 水 準 としては 上 記 額 に 控 除 額 を 加 えた 水 準 となる ( 就 労 収 入 10 万 円 場 合 :23,220 円 ) ( 月 額 : 単 位 : 円 ) 1 級 地 -1 1 級 地 -2 2 級 地 -1 2 級 地 -2 3 級 地 -1 3 級 地 -2 3 級 地 -2 (4) 保 護 実 施 機 関 と 費 用 負 担 都 道 府 県 市 福 祉 事 務 所 を 設 置 する 町 村 が 実 施 都 道 府 県 市 は 福 祉 事 務 所 を 設 置 し 被 保 護 世 帯 に 対 して 担 当 ケースワーカーを 設 定 福 祉 事 務 所 設 置 状 況 は 全 国 で1237カ 所 ( 都 道 府 県 214 市 992 町 村 31( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 )) 福 祉 事 務 所 所 員 定 数 は 条 例 で 定 める ただし 厚 生 労 働 省 としては 以 下 数 を 標 準 数 として 示 している ( 都 道 府 県 ) 被 保 護 世 帯 65に1 ( 市 ) ( 町 村 ) 被 保 護 世 帯 80に1 保 護 費 については 国 が3/4 地 方 自 治 体 が1/4を 負 担 ( 地 方 負 担 分 については 地 方 交 付 税 で 措 置 ) 2
2 被 保 護 世 帯 数 被 保 護 人 員 保 護 率 年 次 推 移 生 活 保 護 受 給 者 は 約 200 万 人 に 達 し 過 去 最 高 であった 昭 和 26 年 度 に 迫 る 水 準 である 特 に 平 成 20 年 世 界 金 融 危 機 以 降 受 給 者 数 等 は 急 激 に 伸 びている 被 保 護 世 帯 数 ( 世 帯 ) 被 保 護 人 員 ( 人 ) ( 万 ) 260 250 240 230 220 210 200 190 180 170 160 150 140 130 120 110 100 90 80 70 60 50 24.2 2,046,646 21.6 1,929,408 神 武 景 気 29~ 32 699,662 661,036 岩 戸 景 気 33~ 35 17.4 1,627,509 611,456 景 オ リ ン ピ ッ 気 ク 37~ 39 16.3 1,598,821 643,905 イ ザ ナ ギ 景 気 4 0 ~ 4 5 1,344,306 1,349,230 1,426,984 1,469,457 13.0 658,277 第 1 次 石 油 危 機 48 49 平 成 21 年 度 ( 確 報 値 ) 12.1 707,514 1,763,572 人 13.8 1,274,231 世 帯 12.2 12.2 第 11.8 746,997 789,602 1,431,117 780,507 623,755 1,014,842 898,499 882,229 8.2 7.2 585,972 7.0 601,925 被 保 護 人 員 1,763,572 1,592,620 1,274,231 1,148,766 昭 和 26 年 度 30 40 50 60 平 成 4 7 10 20 21 2 次 石 油 危 機 5 4 ~ 5 8 平 成 23 年 2 月 ( 速 報 値 )( 注 ) 1,989,769 人 平 成 景 気 15.8 1,436,046 世 帯 6 1 ~ 3 保 護 率 被 保 護 世 帯 数 12.5 世 界 金 融 危 機 20 13.8 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 保 護 率 ( ) ( 注 ) 平 成 23 年 2 月 分 においては 東 日 本 大 震 災 影 響 により 郡 山 市 以 外 福 島 県 を 除 いて 集 計 した 数 値 を 用 いている 資 料 : 福 祉 行 政 報 告 例 をもとに 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 保 護 課 にて 作 成 3
3 世 帯 類 型 別 保 護 世 帯 数 と 世 帯 保 護 率 推 移 10 年 前 と 比 較 すると 各 世 帯 類 型 ごとにみた 保 護 世 帯 数 世 帯 保 護 率 ともに 増 加 しているが 特 に 稼 働 年 齢 層 と 考 えられる そ 他 世 帯 割 合 が 大 きく 増 加 している 10 年 前 ( 平 成 11 年 度 ) 被 保 護 世 帯 総 数 高 齢 者 世 帯 母 子 世 帯 傷 病 障 害 者 世 帯 そ 他 世 帯 世 帯 数 703,072 315,933 58,435 278,520 50,184 ( 構 成 割 合 (%)) ( 100 ) ( 44.9 ) ( 8.3 ) ( 39.6 ) ( 7.1 ) 世 帯 保 護 率 ( ) 15.7 43.6 131.0 8.8 現 在 ( 平 成 21 年 度 ) 3 倍 強 増 加 被 保 護 世 帯 総 数 高 齢 者 世 帯 母 子 世 帯 傷 病 障 害 者 世 帯 そ 他 世 帯 世 帯 数 1,270,588 563,061 99,592 435,956 171,978 ( 構 成 割 合 (%)) ( 100 ) ( 44.3 ) ( 7.8 ) ( 34.3 ) ( 13.5 ) 世 帯 保 護 率 ( ) 26.5 58.5 132.4 16.2 資 料 出 所 : 福 祉 行 政 報 告 例 国 民 生 活 基 礎 調 査 4
4 都 道 府 県 別 保 護 率 比 較 7 年 度 21 年 度 増 減 7 年 度 21 年 度 増 減 全 国 7.0 13.8 6.8 三 重 県 4.7 8.2 3.5 北 海 道 15.4 27.3 11.9 滋 賀 県 4.2 6.7 2.5 青 森 県 11.0 19.3 8.3 京 都 府 14.3 21.0 6.7 岩 手 県 5.2 9.7 4.5 大 阪 府 11.4 29.4 18.0 宮 城 県 4.1 10.2 6.1 兵 庫 県 7.9 15.9 8.0 秋 田 県 7.0 12.6 5.6 奈 良 県 7.8 12.7 4.9 山 形 県 3.4 4.9 1.5 和 歌 山 県 7.3 12.9 5.6 福 島 県 4.0 8.3 4.3 鳥 取 県 6.1 10.2 4.1 茨 城 県 3.1 6.7 3.6 島 根 県 4.5 6.9 2.4 栃 木 県 3.1 8.1 5.0 岡 山 県 6.9 11.0 4.1 群 馬 県 2.6 5.3 2.7 広 島 県 6.3 14.1 7.8 埼 玉 県 3.1 9.3 6.2 山 口 県 7.8 10.9 3.1 千 葉 県 3.2 9.8 6.6 徳 島 県 11.3 16.9 5.6 東 京 都 8.1 17.9 9.8 香 川 県 7.4 10.4 3.0 神 奈 川 県 5.7 13.8 8.1 愛 媛 県 7.8 12.6 4.8 新 潟 県 3.2 6.7 3.5 高 知 県 15.3 24.2 8.9 富 山 県 2.0 2.7 0.7 福 岡 県 16.4 21.7 5.3 石 川 県 2.7 5.1 2.4 佐 賀 県 5.8 8.1 2.3 福 井 県 2.1 3.5 1.4 長 崎 県 10.8 18.4 7.6 山 梨 県 2.2 4.9 2.7 熊 本 県 7.5 10.7 3.2 長 野 県 2.3 4.2 1.9 大 分 県 9.4 14.9 5.5 岐 阜 県 2.0 4.2 2.2 宮 崎 県 8.5 12.9 4.4 静 岡 県 2.2 5.7 3.5 鹿 児 島 県 10.5 16.8 6.3 愛 知 県 3.4 7.9 4.5 沖 縄 県 12.9 19.2 6.3 資 料 : 福 祉 行 政 報 告 例 注 : 指 定 都 市 中 核 市 は 都 道 府 県 に 含 む s ¹ { Ê 4.2 ~ 4.2` 5 (10) 3.4` 3.4 ~ 4.2 (10) 2.6` 2.6 ~ 3.4 (9) 1.8` 1.8 ~ 2.6 (9) 0.0 ~ 1` 1.8 (9) 5
5 地 方 自 治 体 種 類 別 被 保 護 世 帯 数 等 分 布 被 保 護 世 帯 数 被 保 護 人 員 を 見 ると 政 令 指 定 都 市 中 核 市 東 京 都 23 区 で 半 数 以 上 を 占 めてい る 政 令 指 定 都 市 中 核 市 東 京 都 23 区 そ 他 市 ( 注 ) 都 道 府 県 政 令 指 定 都 市 中 核 市 東 京 都 23 区 そ 他 市 ( 注 ) 都 道 府 県 被 保 護 世 帯 数 32.2% 14.9% 10.5% 36.1% 6.4% 被 保 護 人 員 数 32.1% 15.1% 9.7% 36.5% 6.6% 4.3% 2.9% 福 祉 事 務 所 数 14.2% 61.4% 17.2% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 注 : そ 他 市 には 福 祉 事 務 所 を 設 置 している 町 村 分 ( 被 保 護 世 帯 数 被 保 護 人 員 数 においては0.1% 福 祉 事 務 所 数 においては3%)を 含 む ( 資 料 ) 被 保 護 世 帯 数 被 保 護 人 員 数 : 福 祉 行 政 報 告 例 ( 平 成 21 年 度 ) 福 祉 事 務 所 数 : 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 総 務 課 調 べ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 6
6 生 活 保 護 費 負 担 金 ( 事 業 費 ベース) 実 績 額 推 移 生 活 保 護 費 負 担 金 実 績 額 ( 事 業 費 ベース)は 平 成 21 年 度 に3 兆 円 を 突 破 し さらに 急 伸 する 勢 いであ る 全 体 約 半 分 は 医 療 扶 助 が 占 めている 40,000 (34,235) ( 億 円 ) 35,000 (32,289) 30,072 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 19,393 0.6% 55.2% 0.7% 10.3% 20,772 0.6% 54.1% 1.1% 10.8% 22,181 0.7% 52.4% 1.3% 11.4% 23,881 0.7% 51.8% 1.5% 26,333 25,942 26,175 25,090 0.9% 1.0% 1.0% 0.7% 51.9% 51.3% 49.9% 51.9% 1.7% 1.8% 1.9% 2.1% 11.8% 12.2% 12.6% 13.1% 13.7% 27,006 1.0% 49.6% 2.1% 14.1% 1.2% 48.3% 2.0% 14.7% そ 他 扶 助 医 療 扶 助 介 護 扶 助 住 宅 扶 助 そ 他 扶 助 医 療 扶 助 介 護 扶 助 住 宅 扶 助 生 活 扶 助 5,000 33.1% 33.5% 34.3% 34.3% 33.5% 32.7% 32.8% 33.3% 33.2% 33.8% 生 活 扶 助 0 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 1 施 設 事 務 費 を 除 く 2 平 成 21 年 度 までは 実 績 額 22 年 度 は 補 正 後 予 算 額 23 年 度 は 当 初 予 算 額 3 国 と 地 方 における 負 担 割 合 については 国 3/4 地 方 1/4 ( 年 度 ) 資 料 : 生 活 保 護 費 負 担 金 事 業 実 績 報 告 7
7 被 保 護 世 帯 保 護 開 始 理 由 別 保 護 開 始 数 保 護 開 始 理 由 うち 働 きによる 収 入 減 尐 喪 失 占 める 割 合 が 平 成 12 年 度 から21 年 度 にかけ て 飛 躍 的 に 増 加 しており 特 に そ 他 世 帯 では 約 半 数 を 占 める 33.6% そ 他 世 帯 平 成 12 年 度 平 成 21 年 度 1,988 1,988 世 帯 47.2% 9,082 9,082 世 帯 全 被 保 護 世 帯 平 成 12 年 度 平 成 21 年 度 19.6% 31.6% 14,681 14,681 世 帯 25,227 25,227 世 帯 傷 病 に よ る 急 迫 保 護 で 医 療 扶 助 単 給 要 介 護 状 態 働 き に よ る 収 入 減 少 喪 失 仕 社 送 会 り 保 等 障 給 減 付 少 金 喪 失 貯 金 等 減 少 喪 失 そ 他 資 料 : 福 祉 行 政 報 告 例 ( 各 年 9 月 中 保 護 開 始 世 帯 が 対 象 ) 8
8 被 保 護 世 帯 保 護 廃 止 理 由 別 保 護 廃 止 数 そ 他 世 帯 保 護 廃 止 理 由 うち 働 きによる 収 入 増 加 占 める 割 合 が 平 成 12 年 度 か ら21 年 度 にかけて 増 加 しているが 3 分 1 程 度 に 止 まり 全 被 保 護 世 帯 では13%である 27.6% そ 他 世 帯 平 成 12 年 度 平 成 21 年 度 32.8% 1,346 世 帯 2,568 世 帯 全 被 保 護 世 帯 平 成 12 年 度 平 成 21 年 度 11.1% 13.0% 9,958 世 帯 11,641 世 帯 世 帯 主 傷 病 治 癒 注 ) そ 他 には 指 導 義 務 違 反 拘 置 拘 留 等 が 含 まれる 死 亡 失 そ う 働 き に よ る 収 入 増 加 社 会 保 障 給 付 金 仕 送 り 増 加 親 類 等 引 取 り 施 設 入 所 医 療 費 他 法 負 担 そ 他 資 料 : 福 祉 行 政 報 告 例 ( 各 年 9 月 中 保 護 廃 止 世 帯 が 対 象 ) 9
9 生 活 保 護 受 給 者 に 対 する 就 労 支 援 実 績 推 移 各 種 就 労 支 援 事 業 就 労 増 収 率 は 有 効 求 人 倍 率 低 下 とともに 落 ち 込 んでいるが 福 祉 事 務 所 とハローワーク 連 携 事 業 (1) 就 職 率 は5 割 前 後 就 労 支 援 員 を 活 用 しないプログラム 参 加 者 (3)は 減 尐 する 一 方 就 労 支 援 員 を 活 用 した 事 業 (2) 対 象 者 は 増 加 しており 就 労 支 援 員 による 支 援 へと 徐 々に 移 行 している 1 生 活 保 護 受 給 者 等 就 労 支 援 事 業 ( 福 祉 事 務 所 とハローワークと 連 携 事 業 ) 対 象 者 : 就 労 能 力 や 自 立 可 能 性 等 が 高 い 方 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 対 象 者 9,199 人 10,160 人 14,055 人 就 労 増 収 した 者 5,315 人 5,209 人 6,932 人 就 労 増 収 した 者 割 合 53.6% 51.3% 49.3% 2 就 労 活 動 をサポート する 専 門 就 労 支 援 員 を 活 用 した 就 労 支 援 プログ ラム 対 象 者 : 就 労 に 当 たりサ ポートが 必 要 な 方 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 対 象 者 27,335 人 34,052 人 42,550 人 就 労 増 収 した 者 10,583 人 12,135 人 12,679 人 就 労 増 収 した 者 割 合 38.7% 35.6% 29.8% 3 1 2 以 外 就 労 支 援 プログラム 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 対 象 者 22,142 人 20,994 人 17,914 人 就 労 増 収 した 者 7,588 人 5,055 人 4,423 人 就 労 増 収 した 者 割 合 34.3% 24.1% 24.7% ( 資 料 )1: 厚 生 労 働 省 職 業 安 定 局 派 遣 有 期 労 働 対 策 部 就 労 支 援 室 調 べ 2 3: 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 保 護 課 調 べ 1と2 対 象 者 及 び 就 労 増 収 した 者 は 一 部 重 複 あり ( 参 考 ) 有 効 求 人 倍 率 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 1.02 0.77 0.45 10
10 世 帯 類 型 別 にみた 世 帯 主 就 労 状 況 ( 平 成 21 年 度 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 総 数 9.8 90.2 高 齢 者 世 帯 2.6 97.4 母 子 世 帯 42.6 57.4 傷 病 障 害 者 世 帯 6.2 93.8 そ 他 世 帯 27.7 72.3 就 労 不 就 労 ( 注 ) 就 労 には 常 用 雇 用 臨 時 日 雇 い 自 営 業 者 家 族 従 事 者 内 職 等 が 含 まれる 資 料 : 被 保 護 者 全 国 一 斉 調 査 11
11 都 道 府 県 別 就 労 支 援 ( 就 労 支 援 員 活 用 ) 状 況 ( 平 成 21 年 度 ) 各 福 祉 事 務 所 において 受 給 者 就 労 活 動 をサポートする 専 門 就 労 支 援 員 を 配 置 し 就 労 支 援 プログラムを 実 施 平 成 21 年 度 で 全 国 12,679 人 生 活 保 護 受 給 者 が 就 労 増 収 し 就 労 増 収 率 は 約 3 割 であるが 地 域 差 が 大 きい 就 労 支 援 員 活 用 や 自 立 就 労 支 援 メニュー 充 実 等 を 通 じて 全 国 的 に 自 立 就 労 策 を 展 開 させていく 必 要 がある 対 象 者 数 (A) 就 労 増 収 者 数 (B) 就 労 増 収 率 (B/A) ( 参 考 ) 有 効 求 人 倍 率 平 成 22 年 3 月 対 象 者 数 (A) 就 労 増 収 者 数 (B) 就 労 増 収 率 (B/A) 全 国 42,550 12,679 29.8% 0.49 三 重 県 391 143 36.6% 北 海 道 1,962 647 33.0% 0.36 滋 賀 県 130 36 27.7% 青 森 県 318 71 22.3% 0.32 京 都 府 797 176 22.1% 岩 手 県 473 138 29.2% 0.41 大 阪 府 6,929 1,983 28.6% 宮 城 県 898 273 30.4% 0.42 兵 庫 県 3,735 1,119 30.0% 秋 田 県 151 32 21.2% 0.39 奈 良 県 2 2 100.0% 山 形 県 117 3 2.6% 0.45 和 歌 山 県 121 19 15.7% 福 島 県 479 121 25.3% 0.38 鳥 取 県 153 38 24.8% 茨 城 県 405 71 17.5% 0.44 島 根 県 132 10 7.6% 栃 木 県 334 96 28.7% 0.46 岡 山 県 549 115 20.9% 群 馬 県 117 28 23.9% 0.59 広 島 県 468 120 25.6% 埼 玉 県 2,008 578 28.8% 0.38 山 口 県 250 72 28.8% 千 葉 県 768 337 43.9% 0.42 徳 島 県 457 127 27.8% 東 京 都 6,984 2,076 29.7% 0.60 香 川 県 106 49 46.2% 神 奈 川 県 4,516 1,880 41.6% 0.40 愛 媛 県 122 26 21.3% 新 潟 県 166 48 28.9% 0.52 高 知 県 145 40 27.6% 富 山 県 78 25 32.1% 0.62 福 岡 県 2,386 538 22.5% 石 川 県 84 5 6.0% 0.53 佐 賀 県 140 27 19.3% 福 井 県 - - - 0.70 長 崎 県 275 79 28.7% 山 梨 県 46 8 17.4% 0.53 熊 本 県 436 132 30.3% 長 野 県 161 40 24.8% 0.53 大 分 県 639 102 16.0% 岐 阜 県 33 6 18.2% 0.57 宮 崎 県 296 81 27.4% 静 岡 県 321 129 40.2% 0.45 鹿 児 島 県 189 43 22.8% 愛 知 県 2,253 696 30.9% 0.60 沖 縄 県 1,030 294 28.5% ( 参 考 ) 有 効 求 人 倍 率 平 成 22 年 3 月 資 料 : 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 保 護 課 調 べ 参 考 : 厚 生 労 働 省 職 業 安 定 局 雇 用 政 策 課 調 べ 注 : 1: 指 定 指 都 定 市 都 中 市 核 市 中 は 核 都 市 道 は 府 県 都 に 道 含 府 む 県 に 含 む 注 2: 各 地 域 における 有 効 求 人 倍 率 支 援 対 象 者 数 や 支 援 対 象 者 選 定 基 準 等 が 異 なるため 正 確 な 比 較 ためには 検 証 が 必 要 0.52 0.47 0.54 0.48 0.46 0.50 0.54 0.57 0.65 0.62 0.61 0.59 0.65 0.65 0.56 0.44 0.43 0.45 0.41 0.42 0.51 0.42 0.43 0.30 就 労 支 援 員 数 :1,526 人 ( 平 成 23 年 4 月 末 ) 都 道 府 県 別 就 労 増 収 率 32.1%~ (8) 28.8%~ (9) 25.3%~ (10) 20.9%~ (10) 0.0%~ (10) 12
12 就 労 支 援 対 策 強 化 ( 福 祉 から 就 労 支 援 事 業 ) 平 成 23 年 度 から 地 方 自 治 体 とハローワーク 間 で 福 祉 から 就 労 支 援 事 業 に 関 する 協 定 ( 支 援 対 象 者 対 象 者 数 目 標 支 援 手 法 両 者 役 割 分 担 等 )を 締 結 する 等 連 携 体 制 を 整 備 上 生 活 保 護 受 給 者 等 を 対 象 に 綿 密 な 支 援 を 行 い 就 労 による 自 立 実 現 を 目 指 す 地 方 自 治 体 ( 福 祉 事 務 所 等 ) ハローワーク 就 職 困 難 生 活 困 窮 者 生 活 保 護 受 給 者 児 童 扶 養 手 当 受 給 者 住 宅 手 当 受 給 者 就 労 に 関 する 支 援 要 請 綿 密 な 調 整 が 必 要 な 者 には 専 門 チー ムがプラン( 支 援 計 画 )を 策 定 支 援 就 職 支 援 ナビゲーター (700 名 ) 就 労 支 援 メニュー 1 職 業 相 談 職 業 紹 介 ( 必 要 に 応 じマンツーマ ンで 実 施 ) 2 求 職 者 支 援 制 度 等 職 業 訓 練 採 用 就 労 に よ る 自 立 生 活 支 援 就 労 意 欲 喚 起 3トライアル 雇 用 4 関 係 機 関 と 連 絡 調 整 13
13 被 保 護 者 社 会 的 居 場 所 づくり 支 援 事 業 (23 年 度 新 規 事 業 ) り 新 しい 公 共 と 言 われる 企 業 NPO 市 民 等 と 行 政 と 協 働 により 社 会 から 孤 立 する 被 保 護 者 に 対 する 様 々な 社 会 経 験 機 会 提 供 や 貧 困 連 鎖 を 防 止 するため 生 活 保 護 世 帯 子 どもに 対 する 学 習 支 援 を 行 うなど 被 保 護 者 社 会 的 自 立 を 支 援 する 取 組 推 進 を 図 る 平 成 23 年 度 予 算 セーフティネット 支 援 対 策 等 事 業 費 補 助 金 で 国 10/10 補 助 NPO 社 会 福 祉 法 人 企 業 市 民 団 体 等 へ 委 託 し 行 政 と 協 働 して 実 施 学 ( 貧 習 困 支 援 連 社 鎖 会 性 防 止 育 ) 成 経 済 的 自 立 社 会 生 活 自 立 日 常 生 活 自 立 自 立 支 援 実 施 社 会 的 な 居 場 所 づくり 学 習 支 援 やあり ままでいられ る 交 流 場 プ ログラム 等 就 労 支 援 プログラム 就 労 体 験 福 祉 的 就 労 ボランティア 体 験 社 会 参 加 など 交 流 場 プログラム 等 自 立 支 援 経 済 的 自 立 社 会 生 活 自 立 日 常 生 活 自 立 多 様 な 働 き 方 子 ども ( 参 考 ) 社 会 的 居 場 所 づくり 例 就 労 体 験 福 祉 的 就 労 ボランティア 体 験 社 会 参 加 など 交 流 場 プログラム 等 作 業 所 ボランティア: 知 的 障 害 者 施 設 において 知 的 障 害 者 方 とコミュニケーションをとりながら 作 業 補 助 を 行 う ヘルパー 同 行 : 介 護 事 業 所 介 護 職 員 に 同 行 して 高 齢 者 宅 を 訪 問 し 介 護 補 助 を 行 う 公 園 管 理 ボランティア: 公 園 緑 化 協 会 協 力 もと 公 園 管 理 業 務 を 行 う インターンシップ: 民 間 事 業 所 で 産 業 廃 棄 物 選 別 作 業 を 行 う 生 活 保 護 受 給 者 やそ 子 どもたち 稼 働 年 齢 層 学 習 支 援 やありままでいられる 交 流 場 プログラム 等 子 ども 学 習 支 援 : 生 活 保 護 受 給 世 帯 中 学 3 年 生 を 対 象 に 高 校 受 験 ため 学 習 支 援 教 室 を 開 催 し 学 力 向 上 及 び 社 会 性 育 成 を 図 る 子 ども 健 全 育 成 : 日 常 的 な 生 活 習 慣 引 きこもり 不 登 校 など 子 どもに 関 する 課 題 を 抱 える 世 帯 に 対 して 支 援 を 行 う 14
14 都 道 府 県 別 高 等 学 校 等 進 学 率 状 況 ( 平 成 22 年 度 ) 一 般 被 保 護 差 引 被 保 護 (A) (B) (A-B) 対 象 者 数 % % 人 全 国 98.0 87.5 10.5 22,379 北 海 道 98.7 93.4 5.3 2,290 青 森 県 98.1 90.0 8.1 270 岩 手 県 98.9 92.4 6.5 171 宮 城 県 98.9 91.6 7.3 308 秋 田 県 98.4 96.2 2.2 131 山 形 県 99.1 90.7 8.4 43 福 島 県 98.2 90.2 8.0 193 茨 城 県 98.3 84.1 14.2 220 栃 木 県 98.1 77.0 21.1 183 群 馬 県 98.1 92.5 5.6 93 埼 玉 県 98.2 88.0 10.1 844 千 葉 県 98.0 84.8 13.2 802 東 京 都 98.0 89.9 8.1 2,093 神 奈 川 県 98.2 89.1 9.1 1,583 新 潟 県 99.3 94.4 4.9 143 富 山 県 98.6 77.8 20.8 9 石 川 県 98.8 92.4 6.4 66 福 井 県 98.7 100.0 1.3 19 山 梨 県 98.5 83.3 15.2 30 長 野 県 98.8 87.6 11.2 97 岐 阜 県 97.9 80.6 17.3 72 静 岡 県 97.7 77.8 19.9 207 一 般 被 保 護 差 引 被 保 護 (A) (B) (A-B) 対 象 者 数 % % 人 三 重 県 98.4 83.9 14.5 143 滋 賀 県 98.7 91.2 7.5 171 京 都 府 98.5 89.0 9.5 838 大 阪 府 97.5 87.8 9.7 4,005 兵 庫 県 98.0 86.6 11.3 1,309 奈 良 県 98.4 84.6 13.8 292 和 歌 山 県 98.6 90.3 8.3 103 鳥 取 県 98.6 88.1 10.5 84 島 根 県 99.0 95.1 4.0 61 岡 山 県 97.8 83.7 14.1 300 広 島 県 97.7 87.1 10.5 599 山 口 県 97.5 81.5 15.9 168 徳 島 県 98.9 86.5 12.4 148 香 川 県 96.3 73.2 23.0 142 愛 媛 県 97.8 75.7 22.1 210 高 知 県 98.2 84.8 13.4 197 福 岡 県 97.1 83.1 14.0 1,353 佐 賀 県 97.8 71.3 26.5 115 長 崎 県 98.6 89.1 9.5 395 熊 本 県 98.8 96.1 2.7 205 大 分 県 98.6 92.9 5.7 182 宮 崎 県 98.0 90.6 7.4 170 鹿 児 島 県 98.5 89.4 9.1 377 愛 知 県 97.3 76.5 20.8 570 沖 縄 県 94.3 75.5 18.8 375 注 1: 指 定 都 市 中 核 市 は 都 道 府 県 に 含 む 注 2: 高 等 学 校 等 には 中 等 教 育 学 校 後 期 課 程 特 別 支 援 学 校 高 等 部 高 等 専 門 学 校 が 含 まれる 都 道 府 県 別 高 等 学 校 等 進 学 率 一 般 世 帯 (A)と 被 保 護 世 帯 (B)と 差 (A-B) A-B 値 分 布 s ¹ { Ê 17.3` 26.5 (9) 13.2` 17.3 (8) 9.5` 13.2 (8) 7.3` 9.5 (12) -1.4` 7.3 (10) ( 資 料 ) 一 般 世 帯 : 平 成 22 年 度 学 校 基 本 調 査 ( 文 部 科 学 省 ) 被 保 護 世 帯 : 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 保 護 課 調 べ 15
16 15 医 療 扶 助 費 における 構 成 割 合 ( 平 成 21 年 度 ) 医 療 扶 助 費 における 構 成 割 合 歯 科 3.8% 入 院 に 係 る 医 療 扶 助 費 病 棟 等 区 分 内 訳 ( 参 考 ) 市 町 村 国 保 + 後 期 高 齢 者 における 医 療 費 構 成 割 合 ( 平 成 20 年 度 ) 歯 科 外 来 + 調 剤 5.4% 36.7% 医 療 扶 助 費 総 額 143 百 億 円 ( 事 業 費 ベース) 入 院 59.5% 43.2% 一 般 病 棟 37.0% 精 神 病 棟 49.7% 医 療 費 総 額 213,1 百 億 円 入 院 44.8% 外 来 + 調 剤 [ 再 掲 ] 調 剤 13.8% 2.4% 3.6% ( 資 料 : 医 療 扶 助 実 態 調 査 生 活 保 護 費 負 担 金 事 業 実 績 報 告 ) 13.8% 療 養 病 棟 障 害 者 施 設 等 そ 他 [ 再 掲 ] 調 剤 15.8% ( 資 料 : 厚 生 労 働 省 保 険 局 調 べ)
16 生 活 保 護 医 療 扶 助 と 国 民 健 康 保 険 等 比 較 ( 平 成 20 年 度 ) レセプト1 件 あたり 医 療 費 における 差 は 小 さいが 生 活 保 護 医 療 扶 助 は 受 診 率 が 高 いため 1 人 あたり 医 療 費 は 国 民 健 康 保 険 等 よりも 高 額 となっている 生 活 保 護 受 診 率 ( 被 保 護 人 員 1 人 あたりレセプト 件 数 )は 医 療 扶 助 実 態 調 査 に 基 づく 値 を 同 調 査 に 基 づく 医 療 費 と 年 度 実 績 医 療 費 と 比 を 用 いて 年 率 換 算 したも 入 院 には 食 事 が 含 まれる 入 院 入 院 外 入 院 1 人 あたり 医 療 費 ( 万 円 ) 受 診 率 レセフ ト1 件 あたり 1 人 あたり =受 診 率 レセフ ト1 件 あたり ( 件 / 人 ) 医 療 費 ( 万 円 ) 医 療 費 ( 万 円 ) ( 件 / 人 ) 医 療 費 ( 万 円 ) 生 活 保 護 50.5 1.2 41.6 18.8 12.7 1.5 市 町 村 国 保 + 後 期 高 齢 19.3 0.4 48.4 14.6 10.1 1.5 (1 人 あたり 医 療 費 要 素 比 較 ) 600,000 600,000 1 500,000 511,000 513,000 1件 500,000 477,000 2.00 471,000 452,000 件 あ 400,000 411,000 390,000 393,000 417,000 427,000 425,000 円 あた 400,000 349,000 357,000 372,000 416,000 た 300,000 331,000 307,000 1.62 1.52 り 300,000 1.05 1.38 医 り 200,000 232,000 1.04 0.73 医 療 200,000 療 費 100,000 0.48 費 100,000 0.12 0.12 0.06-0.04 0.09 0.13 0.18 0.25 0.30 0.54 ( 円 ) - 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~ ( 歳 ) 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~ 入 院 外 <レセプト1 件 あたり 医 療 費 > 生 活 保 護 市 町 村 国 保 + 後 期 高 齢 者 < 受 診 率 ( 人 員 1 人 あたりレセプト 件 数 )> 生 活 保 護 市 町 村 国 保 + 後 期 高 齢 者 (1 人 あたり 医 療 費 要 素 比 較 ) 600,000 20,000 1 500,000 1 15,900 15,900 16,400 15,900 15,600 件 14,400 15,300 14,700 14,900 あ件 400,000 15,000 14,100 円 12,100 たあ 10,400 11,600 14.2 15.8 15.5 15.7 13.1 15.6 た 300,000 り 10,000 8,400 8,500 9,100 医 り 8,100 8,200 10.5 11.8 6.29 10.0 200,000 9.50 療 医 8.15 4.09 4.76 費 療 100,000 5,000 7.66 5.32 費 3.63 3.45 ( 円 ) - - 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~ 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~ ( 歳 ) ( 資 料 ) 生 活 保 護 分 : 医 療 扶 助 実 態 調 査 ( 特 別 集 計 ) 生 活 保 護 費 負 担 金 事 業 実 績 報 告 被 保 護 者 全 国 一 斉 調 査 福 祉 行 政 報 告 例 市 町 村 国 保 + 後 期 高 齢 者 分 : 医 療 給 付 実 態 調 査 国 民 健 康 保 険 実 態 調 査 後 期 高 齢 者 医 療 事 業 月 報 = 受 診 率 差 2.50 2.50 2.00 2.00 1.50 1.50 1.00 1.00 0.50 0.50 - - 2.50 20.00 2.00 15.00 1.50 受 受 療 受 10.00 1.00 診 率 療 率 率 5.00 0.50 - - 受 診 療 率 療 17
17 都 道 府 県 別 生 活 保 護 受 給 者 1 人 あたり 医 療 扶 助 費 ( 平 成 21 年 度 ) 地 域 における 年 齢 構 成 等 事 情 を 考 慮 する 必 要 があるが 最 高 値 と 最 低 値 で 約 1.63 倍 格 差 がある ( 単 位 : 万 円 ) 全 国 平 均 81.5 三 重 県 84.6 北 海 道 81.5 滋 賀 県 70.2 青 森 県 70.6 京 都 府 71.9 岩 手 県 72.0 大 阪 府 84.7 宮 城 県 67.0 兵 庫 県 78.4 秋 田 県 76.2 奈 良 県 79.6 山 形 県 73.2 和 歌 山 県 91.8 福 島 県 75.8 鳥 取 県 72.9 茨 城 県 86.9 島 根 県 81.7 栃 木 県 80.7 岡 山 県 82.7 群 馬 県 82.2 広 島 県 74.9 埼 玉 県 71.0 山 口 県 91.7 千 葉 県 72.6 徳 島 県 90.5 東 京 都 83.4 香 川 県 85.9 神 奈 川 県 70.7 愛 媛 県 83.7 新 潟 県 66.9 高 知 県 93.0 富 山 県 108.9 福 岡 県 94.9 石 川 県 107.3 佐 賀 県 102.8 福 井 県 97.6 長 崎 県 82.7 山 梨 県 93.7 熊 本 県 92.0 長 野 県 72.3 大 分 県 103.2 岐 阜 県 92.1 宮 崎 県 89.6 静 岡 県 73.3 鹿 児 島 県 94.8 愛 知 県 81.7 沖 縄 県 80.6 資 料 : 生 活 保 護 費 負 担 金 事 業 実 績 報 告 92 万 円 ~(11) 83.7 万 円 ~(9) 80.6 万 円 ~(10) 72.6 万 円 ~(9) 72.6 万 円 未 満 (9) 注 1: 指 定 都 市 中 核 市 は 都 道 府 県 に 含 む 注 2: 医 療 扶 助 費 は 入 院 診 療 入 院 時 食 事 療 養 外 来 診 療 調 剤 歯 科 診 療 に 係 る 費 用 計 であり 移 送 費 検 診 費 等 は 含 まない 18
18 平 成 23 年 度 から 取 り 組 む 医 療 扶 助 適 正 化 について 19 医 療 扶 助 適 正 化 に 向 けて 平 成 23 年 4 月 から 本 格 運 用 している 電 子 レセプト 活 用 等 を 通 じ 以 下 取 組 を 各 自 治 体 において 実 施 していただいているところ (1) 電 子 レセプトを 活 用 したレセプト 点 検 強 化 これまで 紙 レセプトに 比 べ 平 成 23 年 4 月 から 本 格 運 用 している 電 子 レセプトを 活 用 すること で 資 格 点 検 など 効 率 化 を 図 られることから レセプト 点 検 強 化 に 取 り 組 む (2) 指 定 医 療 機 関 に 対 する 効 果 的 効 率 的 な 指 導 電 子 レセプト 等 を 活 用 して 生 活 保 護 指 定 医 療 機 関 から 請 求 状 況 を 集 計 分 析 し 生 活 保 護 受 給 者 に 関 する 請 求 件 数 が 多 い 等 他 に 比 べ 突 出 しているケースについては 重 点 的 にレセプトを 個 別 に 内 容 審 査 し 請 求 内 容 に 問 題 疑 いがある 医 療 機 関 に 対 しては 重 点 指 導 を 実 施 (3) 向 精 神 薬 における 適 正 受 診 徹 底 同 一 月 に 複 数 医 療 機 関 から 向 精 神 薬 を 処 方 されている 生 活 保 護 受 給 者 など 受 診 行 動 について も 電 子 レセプトを 活 用 等 することで 的 確 に 把 握 し 嘱 託 医 協 議 主 治 医 訪 問 等 を 通 じ 内 容 を 審 査 するとともに 不 適 切 な 受 診 があった 際 には 生 活 保 護 受 給 者 に 対 し 適 正 な 受 診 を 指 導 (4) 後 発 医 薬 品 利 用 促 進 既 に 後 発 医 薬 品 ある 先 発 医 薬 品 が 処 方 されている 生 活 保 護 受 給 者 について 電 子 レセプトを 活 用 して 福 祉 事 務 所 等 が 的 確 に 把 握 し 当 該 生 活 保 護 受 給 者 に 対 して 後 発 医 薬 品 周 知 等 利 用 促 進 を 積 極 的 に 図 る
19 被 保 護 者 等 住 居 生 活 サービス 提 供 事 業 業 務 適 正 化 法 ( 案 )による 対 応 について 2 人 以 上 被 保 護 者 等 ( 生 活 保 護 受 給 者 申 請 中 者 )に 対 して 住 居 とともに 食 事 や 金 銭 管 理 等 生 活 サービ スを 併 せて 提 供 する 事 業 ( 以 下 セットサービス 事 業 という )を 営 む 者 について 被 保 護 者 等 処 遇 改 善 自 立 支 援 等 を 図 るため 悪 質 な 事 業 者 や 無 届 事 業 者 を 規 制 することにより 適 正 な 事 業 運 営 を 確 保 するために 必 要 な 措 置 を 講 じる 1. 高 額 / 趣 旨 不 明 な 利 用 料 (1) 施 設 土 地 建 物 所 有 者 に 支 払 われる 賃 料 2~3 倍 利 用 料 が 徴 収 される (2) 手 元 に 残 る 残 金 がわずかで 求 職 活 動 を するにも 十 分 でない 2. 入 所 者 意 に 反 するサービス 提 供 (1) 住 居 提 供 を 見 返 りとして 強 制 的 に 食 事 が 提 供 される 又 は 食 材 が 配 られ 自 炊 (2) 食 事 質 が 悪 くサービスを 止 めたいが 苦 情 を 言 うと 施 設 から 追 い 出 される (3) 事 業 者 と 入 居 者 力 関 係 差 が 大 きく 入 所 者 得 る 情 報 が 制 限 され 不 透 明 な 契 約 を 締 結 させられる 3. 保 護 費 を 本 人 が 自 由 に 使 えない (1) 利 用 者 が 現 金 で 受 け 取 った 保 護 費 を 事 業 者 が 管 理 し 利 用 料 を 天 引 き (2) 利 用 者 名 義 通 帳 を 作 らせ 通 帳 等 を 事 業 者 が 預 かり 保 護 費 振 込 日 に 事 業 者 が 全 額 引 き 出 し 利 用 料 を 天 引 き 4. 入 居 者 自 立 支 援 が 不 十 分 居 宅 で 生 活 する 力 を 身 につけられる 入 居 者 に 対 しても 十 分 な 支 援 が 行 われていない 5. 無 届 施 設 に 対 する 規 制 がない (1) 使 途 不 明 金 支 出 を 多 額 に 計 上 していて も 収 支 状 況 が 公 開 されない (2) 調 査 を 拒 んだ 等 場 合 行 政 処 分 を 行 うこ とができる 規 定 がない < 適 正 化 法 案 による 対 応 > セットサービス 事 業 に 対 する 規 制 セットサービス 事 業 として 届 出 が 必 要 (1)サービス 内 容 明 示 契 約 により 提 供 されるサービス 内 容 及 びそ 対 価 を 明 確 にしなければならない (2) 解 約 に 係 る 規 制 1 契 約 期 間 内 でも 利 用 者 は1ヶ 月 前 に 予 告 すれば 契 約 を 解 除 できる 2 短 期 間 で 追 い 出 されないように 事 業 者 から 解 約 告 知 期 間 は6ヶ 月 を 下 回 ってはならない (3) 書 面 による 契 約 原 則 住 居 費 及 び 各 サービス 対 価 予 告 すればサービスを 解 除 することができる 旨 等 を 記 載 した 書 面 による 契 約 金 銭 管 理 原 則 禁 止 (1) 事 業 者 は 都 道 府 県 知 事 等 承 認 を 得 なければ 金 銭 管 理 を 行 うことはできない( 他 人 に 行 わせることもで きない) (2) 事 業 者 による 悪 質 な 取 立 行 為 ( 貸 金 業 法 等 取 立 行 為 規 制 対 象 となる 行 為 )を 規 制 セットサービス 事 業 者 遵 守 義 務 事 業 者 に 対 し 一 定 基 準 構 造 設 備 確 保 や 情 報 開 示 被 保 護 者 等 自 立 支 援 に 向 けた 取 組 を 義 務 づけ 無 届 事 業 者 に 対 する 行 政 処 分 無 届 でセットサービスをしている 事 業 者 について 立 入 検 査 拒 否 した 場 合 などは 業 務 停 止 等 行 政 処 分 違 反 する 事 業 者 ( 無 届 事 業 者 を 含 む)は 改 善 命 令 や 業 務 停 止 等 行 政 処 分 対 象 行 政 処 分 違 反 に 対 しては 刑 事 罰 対 象 20
20 不 正 受 給 状 況 不 正 受 給 件 数 は 毎 年 増 加 しており そうち6 割 は 稼 働 収 入 無 申 告 や 過 尐 申 告 である 福 祉 事 務 所 による 課 税 調 査 等 照 会 調 査 により 約 9 割 が 発 見 されている 不 正 受 給 件 数 金 額 等 推 移 不 正 内 容 ( 平 成 21 年 度 ) 年 度 不 正 受 給 件 数 金 額 1 件 当 たり 金 額 件 千 円 千 円 15 9,264 5,853,929 632 16 10,911 6,203,506 569 17 12,535 7,192,788 574 18 14,669 8,978,492 612 19 15,979 9,182,994 575 20 18,623 10,617,982 570 21 19,726 10,214,704 518 不 正 受 給 発 見 契 機 状 況 ( 平 成 21 年 度 ) 資 料 : 監 査 実 施 結 果 報 告 照 会 調 査 通 報 投 書 そ 他 計 17,621 件 1,266 件 839 件 19,726 件 (89.3%) (6.4%) (4.3%) (100.0%) 資 料 : 平 成 21 年 度 監 査 実 施 結 果 報 告 内 訳 稼 働 収 入 無 申 告 稼 働 収 入 過 小 申 告 各 種 年 金 等 無 申 告 保 険 金 等 無 申 告 預 貯 金 等 無 申 告 交 通 事 故 に 係 る 収 入 無 申 告 そ 他 計 実 数 9,891 1,983 4,022 742 483 292 2,313 19,726 件 50.1 10.1 20.4 3.8 2.4 1.5 11.7 100.0 構 成 比 % 資 料 : 平 成 21 年 度 監 査 実 施 結 果 報 告 ( 注 ) 1. 照 会 調 査 とは 福 祉 事 務 所 が 被 保 護 世 帯 勤 務 先 生 命 保 険 会 社 税 務 官 署 社 会 保 険 事 務 所 等 関 係 先 に 対 する 照 会 や 訪 問 調 査 を 行 ったも 及 びに 監 査 指 摘 等 によるもである 2. 通 報 投 書 とは 他 福 祉 事 務 所 一 般 住 民 民 生 委 員 等 から 通 報 及 び 投 書 である 3. そ 他 とは 新 聞 報 道 等 によるもである 21
再 就 職 第 1 ネ ッ ト 第 2 ネ ッ ト 最 後 ネ ッ ト 正 規 労 働 者 生 活 保 護 制 度 離 職 社 会 保 険 労 働 保 険 皆 保 険 皆 年 金 体 制 揺 らぎ 是 正 ( 非 正 規 労 働 者 へ 社 会 保 険 適 用 拡 大 低 所 得 者 対 策 強 化 等 ) 総 合 支 援 貸 付 労 働 市 場 非 正 規 労 働 者 雇 用 対 策 求 職 者 支 援 制 度 住 宅 手 当 自 営 業 者 等 生 活 支 援 から 就 労 支 援 まで 伴 走 型 一 貫 した 支 援 (パーソナル サポート) 企 業 NPO 等 と 連 携 した 新 しい 公 共 による 取 組 等 21 社 会 的 セーフティネット 構 造 失 業 等 した 方 が 直 ちに 生 活 保 護 に 至 ることなく いち 早 く 再 就 職 に 結 びつけられるよう 求 職 者 支 援 制 度 を はじめ 第 2セーフティネット 施 策 が 切 れ 目 なく 連 携 し 雇 用 生 活 住 居 に 関 する 総 合 的 な 対 策 を 推 進 する 必 要 がある 第 2セーフティネット 施 策 求 職 者 支 援 制 度 平 成 23 年 10 月 1 日 制 度 開 始 制 度 概 要 雇 用 保 険 を 受 給 できない 方 が 職 業 訓 練 と 訓 練 期 間 中 給 付 ( 単 身 月 1 0 万 円 )を 受 けられる 制 度 職 業 訓 練 受 講 者 数 約 25 万 人 給 付 支 給 者 数 約 20 万 人 求 職 者 支 援 制 度 は10 月 1 日 施 行 ため 平 成 23 年 度 予 算 は 半 年 分 み 計 上 上 記 職 業 訓 練 及 び 給 付 対 象 者 数 はそれを1 年 度 分 に 換 算 したも 総 合 支 援 資 金 貸 付 制 度 制 度 概 要 失 業 等 により 日 常 生 活 全 般 に 困 難 を 抱 えている 方 に 対 して 求 職 活 動 中 生 活 費 等 貸 付 を 受 けられる 予 算 事 業 貸 付 額 1 生 活 支 援 費 ( 最 長 1 年 間 ) 単 身 世 帯 : 上 限 月 15 万 円 2 人 以 上 世 帯 : 上 限 月 20 万 円 2 住 宅 入 居 費 : 上 限 40 万 円 3 一 時 生 活 再 建 費 : 上 限 60 万 円 貸 付 実 績 貸 付 決 定 者 数 約 48,700 人 (2009 年 10 月 ~2011 年 3 月 末 ) 住 宅 手 当 制 度 概 要 離 職 して 住 宅 を 失 った 方 等 に 対 して 原 則 6か 月 間 ( 一 定 条 件 下 で 最 大 9か 月 ) 家 賃 を 補 助 する 予 算 事 業 (23 年 度 まで 基 金 事 業 ) 支 給 額 賃 貸 住 宅 家 賃 額 を 支 給 ( 地 域 ごと 上 限 額 及 び 収 入 に 応 じて 調 整 ) 例 : 月 53,700 円 上 限 ( 東 京 都 区 市 単 身 収 入 月 84,000 円 以 下 場 合 ) 支 給 実 績 支 給 決 定 75,158 件 ( 延 長 分 を 含 む 2009 年 10 月 ~2011 年 3 月 末 ) 22
22 職 業 訓 練 実 施 等 による 特 定 求 職 者 就 職 支 援 に 関 する 法 律 について 特 定 求 職 者 ( 雇 用 保 険 失 業 等 給 付 を 受 給 できない 求 職 者 であって 職 業 訓 練 そ 他 就 職 支 援 を 行 う 必 要 があると 認 める 者 )に 対 し 職 業 訓 練 実 施 職 業 訓 練 を 受 けることを 容 易 にするため 給 付 金 支 給 そ 他 就 職 に 関 する 支 援 措 置 を 講 ずることにより 特 定 求 職 者 就 職 を 促 進 し もって そ 職 業 及 び 生 活 安 定 に 資 することを 目 的 とする 1. 職 業 訓 練 認 定 厚 生 労 働 大 臣 は 特 定 求 職 者 に 対 する 職 業 訓 練 実 施 に 関 し 重 要 な 事 項 を 定 めた 計 画 ( 職 業 訓 練 実 施 計 画 )を 策 定 厚 生 労 働 大 臣 は 就 職 に 必 要 な 技 能 等 を 十 分 に 有 していない 者 職 業 能 力 開 発 及 び 向 上 を 図 るために 効 果 的 なもで あること 等 基 準 に 適 合 する 職 業 訓 練 を 認 定 ( 認 定 職 業 訓 練 ) 認 定 職 業 訓 練 を 行 う 者 に 対 して これが 円 滑 かつ 効 果 的 に 行 われるよう 助 成 することができる 認 定 に 関 する 業 務 は ( 独 ) 高 齢 障 害 求 職 者 雇 用 支 援 機 構 に 行 わせる 2. 職 業 訓 練 受 講 給 付 金 支 給 特 定 求 職 者 が 認 定 職 業 訓 練 等 受 講 を 容 易 にするため 公 共 職 業 安 定 所 長 指 示 を 受 けてこれを 受 講 する 場 合 に 職 業 訓 練 受 講 給 付 金 を 支 給 することができる 支 給 に 関 し 必 要 な 基 準 は 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 3. 就 職 支 援 実 施 公 共 職 業 安 定 所 長 は 就 職 支 援 計 画 を 作 成 し 特 定 求 職 者 に 対 して そ 就 職 を 容 易 にするため 職 業 指 導 職 業 紹 介 や 認 定 職 業 訓 練 受 講 等 就 職 支 援 措 置 を 受 けることを 指 示 指 示 を 受 けた 特 定 求 職 者 は そ 指 示 に 従 うとともに 速 やかに 就 職 できるように 自 ら 努 める 4.そ 他 認 定 職 業 訓 練 を 行 う 者 に 対 する 助 成 及 び 職 業 訓 練 受 講 給 付 金 支 給 は 雇 用 保 険 法 による 新 事 業 ( 就 職 支 援 法 事 業 )とし て 行 う 立 入 検 査 差 押 え 公 課 等 禁 止 立 入 検 査 拒 否 等 に 対 する 罰 則 等 規 定 を 設 ける 施 行 期 日 : 平 成 23 年 10 月 1 日 ( 一 部 規 定 については 公 布 日 から 施 行 ) 23