Microsoft Word - 8-2疑義照会回答(厚生年金保険 適用)決裁・更新用  修正板



Similar documents
( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

●「高齢者医療運営円滑化等補助金」については、なぜ、本日の公開による再仕分けの対象事業に選定されたと認識しているか

Microsoft Word - 05_roumuhisaisoku


<4D F736F F D2088E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B92F62E646F63>

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

る 等 級 単 価 を 使 用 する ア. 健 康 保 険 料 を 徴 収 する 事 業 者 との 雇 用 関 係 に 基 づき 当 該 補 助 事 業 に 従 事 す る 者 ただし 役 員 及 び 日 額 または 時 給 での 雇 用 契 約 者 については 健 保 等 級 適 用 者 以 外

< F2D824F C D9197A791E58A C938C8B9E>

一 覧 表 ( 専 従 者 用 ) YES NOチャート( 専 従 月 額 単 価 用 ) (P.4)を 参 考 にしてください < 直 接 雇 用 者 > 一 覧 表 ( 専 従 者 用 )の 単 価 は 委 託 期 間 中 に 継 続 して 半 年 以 上 当 該 AMED 事 業

退職手当とは

スライド 1

 

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

育児・介護休業等に関する規則

( 月 額 で 支 給 されるもの) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 ( 1 2) 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 等 1 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 又 は 休 業 手 当 金 ( 以 下 傷 病 手 当 金 等 という ) と 報 酬 との 調 整 につい

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

賃 金 報 酬 給 与 とは ( 労 働 基 準 法 の 賃 金 ) ( 労 働 基 準 法 この 法 律 ) で 賃 金 とは 賃 金 給 料 手 当 賞 与 その 他 名 称 の 如 何 を 問 わず 労 働 の 対 償 として 使 用 者 が 労 働 者 に 支 払 うすべてのものをいう (

<4D F736F F D D87817A93C197E18C8892E AA8E862E646F6378>

Microsoft Word - 04特定任期付職員(特任事務)給与規程【溶込】

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 H H H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H H H H5.4.1 H H5.4.1 ( 参 考

Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号)

桜井市外国人高齢者及び外国人重度心身障害者特別給付金支給要綱

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

1 現 行 制 度 からの 主 な 変 更 点 (1) 掛 金 負 担 金 等 の 計 算 方 法 の 変 更 ( 本 俸 ベース 標 準 報 酬 制 へ) (2) 料 率 の 一 本 化 ( 現 在 給 料 と 期 末 手 当 等 の 料 率 が 異 なっていたが 同 率 へ) (3) 市 長 特

年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

【労働保険事務組合事務処理規約】

( 注 )1 ラスパイレス 指 数 とは 全 地 方 公 共 団 体 の 一 般 行 政 職 の 給 料 月 額 を 一 の 基 準 で 比 較 するため の 職 員 数 ( 構 成 )を 用 いて 学 歴 や 経 験 年 数 の 差 による 影 響 を 補 正 し の 行 政 職 俸 給 表 (

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

27-045人事規程270401

H28記入説明書(納付金・調整金)8

平成21年9月29日

(4) 勤 続 20 年 を 超 え 30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 200 (5) 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 100 ( 退 職 手 当 の 調 整 額 ) 第 5 条 の3 退 職 手

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

公営住宅法施行令の一部を改正する政令―公営住宅法施行令例規整備*

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 年 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 給 与 月 額 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

Microsoft PowerPoint  22日修正最終確定.ppt

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

神戸市重度障害者特別給付金支給要綱

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E92E646F63>

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

標準報酬制について

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 1) 一 般 行 政 職 福 島 県 国 類 似 団 体 平 均 年 齢 平

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

平成16年度

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

Taro-H26改正_溶け込み_中学授業

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

H25要綱本文

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 年 4 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 44. 歳 6,4, 歳,44 4,7 7,6 4. 歳 7,


< C8EAE81698B4C93FC8FE382CC97AF88D38E968D CA8E86816A2E786C73>

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

(1) 児 童 福 祉 施 設 等 の 職 員 が 出 産 する 場 合 ( 以 下 産 休 の 場 合 という ) 次 のア 又 はイに 掲 げる 期 間 ア その 職 員 の 出 産 予 定 日 の6 週 間 多 胎 妊 娠 の 場 合 は14 週 間 前 の 日 から 産 後 8 週 間 を

240709

スライド 1

Taro-iryouhoken

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

賃 金 改 善 の 方 法 等 について ( 問 1) 厚 生 労 働 省 の 説 明 資 料 や 報 道 等 において 15,000 円 という 金 額 が 出 てきているが 15,000 円 を 上 回 る 賃 金 改 善 計 画 を 策 定 しなければ 本 交 付 金 による 助 成 を 受

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

(問)被用者保険の被扶養者に対する2年間の経過措置になる軽減額は、他の被保険者の保険料で補填すると考えてよいのか

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

●労働基準法等の一部を改正する法律案

Microsoft Word - 基金規約(新).docx

独立行政法人物質・材料研究機構任期制職員給与規程

スライド 1

目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

tokutei2-7.xls

公平委員会設置条例

役員退職手当規程

260305以降の原稿 疑義照会回答公表資料(一覧化).xls

16 日本学生支援機構

公立大学法人秋田県立大学給与規程(案)

4 記 載 要 領 事 業 所 整 理 記 号 欄 の 協 会 分 (または 政 管 分 ) は 厚 生 年 金 保 険 の 事 業 所 整 理 記 号 を 健 保 分 は 健 康 保 険 被 保 険 者 証 の 記 号 をそれぞれ 記 入 なお 厚 生 年 金 基 金 番 号 については 名 古

○00106 年俸制適用職員給与規則( 改正)

Transcription:

疑 義 照 会 ( ) その 他 3 保 険 任 意 単 独 被 保 険 者 資 格 取 得 日 に 保 険 任 意 単 独 被 保 険 者 の 資 格 取 得 日 に 申 請 日 の 受 理 日 より 以 前 の 日 に 遡 及 することの 可 否 をご 教 示 願 います 保 険 任 意 単 独 被 保 険 者 の 資 格 取 得 日 には 厚 生 年 金 保 険 法 第 10 条 第 1 項 に 適 用 事 業 所 以 外 の 事 業 所 に 使 用 さ れる 七 十 歳 未 満 の 者 は 厚 生 労 働 大 臣 の 認 可 を 受 けて 保 険 の 被 保 険 者 となることができる と 規 定 されており その 資 格 取 得 の 時 期 には 同 法 第 13 条 第 2 項 に 第 十 条 第 一 項 の 規 定 による 被 保 険 者 は 同 条 同 項 の 認 可 があった 日 に 被 保 険 者 の 資 格 を 取 得 する と 規 定 されている また 保 険 任 意 単 独 取 得 には 厚 生 年 金 保 険 法 第 11 条 により 第 十 条 第 一 項 の 規 定 による 被 保 険 者 は 同 条 同 項 の 認 可 があった 日 に 被 保 険 者 の 資 格 を 取 得 す る と 規 定 されており 資 格 喪 失 の 時 期 には 同 法 第 14 条 に 第 九 条 又 は 第 十 条 第 一 項 の 規 定 による 被 保 険 者 は 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するに 至 つた 日 の 翌 日 ( 中 略 ) 二 その 事 業 所 又 は 船 舶 に 使 用 されなくなったとき と 規 定 されている 25 解 消 による 月 額 変 更 届 に 昭 和 50 年 3 月 29 日 保 険 発 25 号 庁 保 険 発 第 8 号 通 知 に の 状 態 が 解 消 したときも 随 時 改 定 の 対 象 とすることとあるが 以 下 の 場 合 も 対 象 となるかご 願 います 開 始 により 給 与 が 下 がったが 2 等 級 以 上 の 差 がないため 月 額 変 更 に 該 当 しなかった 者 が 解 消 により 給 与 が 上 がり( 固 定 的 賃 金 の 変 動 はなく) 2 等 級 以 上 の 差 が 生 じた 場 合 は 月 額 変 更 に 該 当 するのか 当 該 通 知 で 示 している 随 時 改 定 とは あくまでも 休 業 手 当 等 をもって 標 準 報 酬 の 決 定 又 は 改 定 を 行 った 後 に の 状 況 が 解 消 したとき のみに 限 定 されるものであるため ご 照 会 の 事 例 には 随 時 改 定 の 対 象 とはならない 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 9 扶 養 者 の 認 定 に 扶 養 者 の 認 定 における 退 職 後 に 失 業 保 険 給 付 を 受 給 する 者 の 取 扱 いについ て 退 職 後 雇 用 保 険 の 失 業 給 付 を 受 給 している 者 には 日 額 3,611 円 (60 歳 未 満 :130 万 円 未 満 の 基 準 )を 超 える 場 合 失 業 給 付 受 給 期 間 には 扶 養 認 定 できない 取 扱 いとなっていますが 短 期 金 として 受 給 する 者 の 場 合 ( 一 時 金 は 日 額 給 付 日 数 で 計 算 される)の 取 扱 いに 下 記 1 2のどちらの 考 え 方 になるでしょうかご 教 授 願 います 1 金 で 支 給 される 場 合 は 的 な 収 入 のため 受 給 金 額 によらず 扶 養 認 定 が 可 能 2 金 という 名 目 ではあるが 失 業 保 険 の 給 付 であり 日 額 給 付 日 数 で 計 算 されているため 日 額 により 扶 養 認 定 の 可 否 を 判 断 する また 認 定 基 準 を 超 過 した 場 合 の 扶 養 認 定 日 には 退 職 日 の 翌 日 より 給 付 日 数 を 経 過 した 次 の 日 でよろしいでしょうか 併 せてご 教 授 願 います 雇 用 保 険 法 第 40 条 に 定 められる 特 例 金 には 同 法 第 38 条 に 規 定 される 短 期 雇 用 特 例 被 保 険 者 が 失 業 し 一 定 の 要 件 を 満 たした 場 合 に 支 給 されるものであり 基 本 手 当 の 日 額 の 30 日 分 を 限 度 とした 金 による 求 職 者 給 付 を 行 うものである そのため 雇 用 保 険 における 通 常 の 被 保 険 者 に 対 する 基 本 手 当 とは 異 なり 扶 養 対 象 者 の 恒 常 的 な 所 得 の 現 況 を 判 断 し 得 る 性 質 のものではないため 被 扶 養 者 認 定 の 対 象 となる 収 入 には 該 当 し ない (なお には 厚 生 労 働 省 年 金 局 事 業 管 理 課 確 認 済 であ ることを 申 し 添 える ) 22 昭 和 19 年 10 月 1 日 におけ る 被 保 険 者 期 間 に 昭 和 19 年 10 月 1 日 より 女 子 及 び 男 子 の 一 般 事 務 職 の の 適 用 が 開 始 されましたが の 被 保 険 者 期 間 は 一 般 的 に に 加 入 した 日 の 属 する 月 から 資 格 喪 失 日 の 前 月 までが 加 入 期 間 となります また 被 保 険 者 の 資 格 を 取 得 した 月 にその 資 格 を 喪 失 したときは その 月 を 1 ヵ 月 として 被 保 険 者 期 間 に 算 入 することになっています しかし 女 子 が 19 年 10 月 以 前 から 適 用 事 業 所 に 勤 めていた 場 合 であって 19 年 10 月 の 月 末 前 に 退 職 したときにはその 期 間 は の 加 入 期 間 としては 算 入 されません これは 厚 年 ( 旧 法 )の 条 文 を 見 ても 同 月 得 喪 の 規 定 がありませんが 当 時 は 同 月 得 喪 の 規 定 がなかった ご 照 会 の 同 月 得 喪 の 規 定 には 当 時 の 保 険 法 第 24 条 第 2 項 において 被 保 険 者 ノ 資 格 ヲ 取 得 シタル 月 ニ 於 テ 其 ノ 資 格 ヲ 喪 失 シタル 場 合 ニ 於 テハ 其 ノ 月 ハ 一 月 トシテ 之 ヲ 被 保 険 者 タリシ 期 間 ニ 加 算 ス とされている しかしながら ご 照 会 の 場 合 には 女 子 に 適 用 が 拡 大 さ れた 19 年 10 月 の 法 施 行 前 の 施 行 準 備 期 間 から 被 保 険 者 となって いたと 思 料 され 19 年 10 月 中 に 喪 失 された 場 合 は 同 法 第 24 条 第 2 項 ではなく 同 条 第 1 項 被 保 険 者 タリシ 期 間 ノ 計 算 ハ 被 保 険 1

疑 義 照 会 ( ) と 解 してよろしいか 大 変 恐 縮 ではありますが 昭 和 19 年 10 月 法 改 正 の 根 拠 条 文 通 達 等 にご 教 示 のほどお 願 いいたします ( 第 三 者 委 員 会 への 申 し 立 て です ) 者 ノ 資 格 ヲ 取 得 シタル 月 ヨリ 之 ヲ 起 算 シ 其 ノ 資 格 ヲ 喪 失 シタル 月 ノ 前 月 ヲ 以 テ 之 ヲ 止 ム の 規 定 に 該 当 し その 保 険 料 は 徴 収 さ れていないため このような 場 合 には 被 保 険 者 期 間 には 算 入 されない 23 国 民 健 康 保 険 組 合 の 被 保 険 者 にかかる 適 用 除 外 の 取 扱 いに 標 記 の 件 に 関 しましては 平 成 17 年 12 月 15 日 付 保 国 発 第 1215001 号 庁 保 険 発 第 1215003 号 国 民 健 康 保 険 組 の 行 なう 国 民 健 康 保 険 の 被 保 険 者 に 係 る 政 府 管 掌 健 康 保 険 の 適 用 除 外 に( 通 知 ) により 取 り 扱 っているところ ですが 下 記 の 点 に 関 して 疑 義 があるため 照 会 します 疑 義 資 格 取 得 時 に 適 用 除 外 の 承 認 申 請 が 承 認 されたため のみ 加 入 とな っていた 者 が 事 業 所 に 継 続 して 使 用 されているにも 関 わらず 他 の 組 合 が 行 う 国 民 健 康 保 険 の 被 保 険 者 となったため 新 たに 適 用 除 外 の 承 認 申 請 をした い との 申 出 があった 事 例 がありました ( 土 地 建 設 ) しかしながら 上 記 通 知 における 適 用 除 外 承 認 事 由 には 該 当 しないと 思 われ るため 適 用 除 外 の 承 認 をしていた 組 合 の 組 合 員 でなくなった 日 の 翌 日 をもっ て 健 康 保 険 の 被 保 険 者 とする 取 扱 いで 差 し 支 えないでしょうか 全 国 健 康 保 険 協 会 管 掌 健 康 保 険 における 適 用 除 外 の 承 認 に 当 たっては 平 成 17 年 12 月 15 日 付 保 国 発 1210001 号 庁 保 険 発 1215003 号 通 知 の 2 に 該 当 する 者 に 限 ることとされており 照 会 の 場 合 には 当 該 通 知 に 該 当 する 者 として 適 用 除 外 するこ とはできない 26 給 与 計 算 期 間 途 中 の 昇 給 に 伴 う 月 額 変 更 届 の 取 扱 い 給 与 計 算 が 月 末 締 め 切 りで 翌 月 末 支 払 いの 会 社 の 場 合 で 日 給 月 給 制 の 従 業 員 の 給 与 計 算 期 間 の 途 中 で 昇 給 があった 場 合 の の 取 扱 いはどうな るのか 例 :11 月 27 日 付 けで 昇 給 があった( 日 給 単 価 が 2,000 円 上 がった) 昇 給 後 最 初 の 給 与 支 払 は 12 月 末 である 昇 給 があった 月 以 降 の 出 勤 日 数 は 毎 月 20 日 以 上 あり 標 準 報 酬 月 額 も 2 等 級 以 上 の 変 動 があった 場 合 随 時 改 定 を 行 うに 際 しては 1 昇 給 降 給 などで 固 定 的 賃 金 に 変 動 があること 2 変 動 月 からの 3 ヵ 月 の 間 に 支 払 われた 報 酬 の 平 均 月 額 に 該 当 する 標 準 報 酬 月 額 と 従 来 の 標 準 報 酬 月 額 との 間 に 2 等 級 以 上 の 差 が 生 じていること 33 ヵ 月 とも 支 払 基 礎 日 数 が 17 日 以 上 あることの 全 てを 満 たしていることが 条 件 となる ご 照 会 の 事 例 においては 固 定 的 賃 金 の 変 動 があり 継 続 した 3 ヵ 月 間 の 実 績 が 確 保 される 3 となる この 場 合 以 下 のいずれの 取 扱 いとなるのかご 教 授 ください 1. 最 初 の 支 払 日 が 12 月 末 日 なので 3 月 改 定 になる 2.12 月 末 日 支 払 (11 月 分 )の 内 訳 に 昇 給 後 2 日 分 しか 含 まれていないため 支 払 い 基 礎 日 数 が 17 日 ないということで 月 額 変 更 不 該 当 になる 3. 最 初 の 支 払 である 12 月 末 日 に 昇 給 後 2 日 分 しか 含 まれていないので 次 期 支 払 日 の 1 月 末 日 から 3 回 みて 4 月 改 定 になる 27 2 つ 以 上 の 固 定 的 賃 金 が 変 動 した 場 合 の に 随 時 改 定 にあたっては 固 定 的 賃 金 が 増 加 した 場 合 は 増 額 改 定 のみ 固 定 的 賃 金 が 減 少 した 場 合 は 減 額 改 定 のみと 取 り 扱 っているところですが 同 一 月 に 2 つ 以 上 の 固 定 的 賃 金 の 増 額 及 び 減 額 が 行 われた 場 合 1それぞれの 固 定 的 賃 金 の 変 動 を 別 ととらまえ 増 額 改 定 または 減 額 改 定 の 契 機 とする 2 固 定 的 賃 金 の 差 額 により 増 額 改 定 または 減 額 改 定 のいずれの 契 機 とする か 判 断 する 1 2いずれとなるのか ご 教 示 願 います 同 一 月 内 に 固 定 的 賃 金 の 変 動 要 因 が 複 数 存 在 する 場 合 におけ る 随 時 改 定 には 新 たな 変 動 要 因 となる 固 定 的 賃 金 の 合 計 額 が 増 額 であるか 減 額 であるかにより 増 額 改 定 なのか 減 額 改 定 なのかを 判 断 することとなる したがって ご 照 会 の 事 例 には 2として 取 扱 うことと なる 2

疑 義 照 会 ( ) 被 保 険 者 賞 与 支 払 届 1 外 貨 で 賞 与 を 支 払 った 場 合 に 外 貨 で 賞 与 を 支 払 った 場 合 の 取 扱 いにどのように 対 応 したらよいか 外 貨 を 日 本 円 に 換 算 する 場 合 は 例 として 健 康 保 険 の 海 外 療 養 費 等 のような 換 算 基 準 があるのか ご 教 示 願 います 被 保 険 者 に 外 貨 で 報 酬 を 支 払 う 場 合 は 健 康 保 険 の 海 外 療 養 費 等 の 取 扱 い( 昭 和 56 年 2 月 25 日 保 険 発 第 10 号 )に 準 じて 実 際 に 支 払 われた 外 貨 の 金 額 を 支 払 い 日 の 外 国 為 替 換 算 率 で 日 本 円 に 換 算 した 金 額 を 報 酬 額 とすることが 妥 当 と 考 える 24 休 職 中 の 被 保 険 者 資 格 につ いて 次 の 二 つのケースに の 取 扱 いをご 教 示 願 いたい 例 1) 現 在 医 療 法 人 に 勤 務 している 者 が 看 護 学 校 に 通 うため 休 職 となる 在 学 中 は 勤 務 を 全 くせず 無 報 酬 となるが 事 業 所 に 籍 を 置 いたままの 状 態 とな り 卒 業 後 は 復 職 する 在 学 期 間 は 3 年 間 の 予 定 である 例 2) 上 記 と 同 じ 条 件 で 看 護 学 校 へ 通 うが 1 日 も 勤 務 実 績 がないまま 採 用 と 同 時 に 学 校 に 通 い 始 め 卒 業 後 に 勤 務 を 開 始 する 例 1 の 場 合 看 護 学 校 に 在 学 中 は 資 格 喪 失 とし 復 職 と 同 時 に 資 格 取 得 とす べきか もしくは 事 業 所 に 在 籍 している 状 態 のため 資 格 は 継 続 とすべきか 例 2 の 場 合 卒 業 後 に 勤 務 開 始 となってから 資 格 取 得 とすべきか 採 用 年 月 日 をもって 資 格 取 得 とすべきか もし 採 用 年 月 日 より 資 格 取 得 とした 場 合 は 標 準 報 酬 月 額 の 決 定 はどうするのか 例 1)の 場 合 には 資 格 喪 失 の 時 期 に 使 用 され なくなったとき とは 被 保 険 者 が 適 用 事 業 所 に 使 用 されなくな った 日 を 意 味 し 使 用 されなくなる 場 合 とは 解 雇 退 職 転 勤 事 業 廃 止 等 の 場 合 である 使 用 されなくなった 日 の 意 味 も 事 実 上 使 用 関 係 が 消 滅 した 日 と 解 されており 昭 和 26 年 3 月 9 日 保 文 発 第 619 号 通 知 等 からすると 雇 用 関 係 は 存 続 するが 給 与 や 休 職 手 当 等 の 支 給 が 全 くないのであれば 喪 失 させる 取 扱 いが 妥 当 であろう 例 2)の 場 合 には 適 用 事 業 所 に 使 用 される 者 であ るかが 問 題 となりますが 使 用 される 者 とは 事 実 上 の 使 用 関 係 があれば 足 り 事 業 主 との 間 の 法 律 上 の 雇 用 関 係 の 存 否 は 使 用 関 係 を 認 定 する 参 考 となるに 過 ぎない したがって 単 に 名 目 的 な 雇 用 関 係 があっても 事 実 上 の 使 用 関 係 がない 場 合 は 使 用 される 者 とはならないと 解 されており 就 労 の 実 態 や 報 酬 の 有 無 等 を 確 認 し 事 実 上 の 使 用 関 係 が 認 められなければ 資 格 取 得 を する 必 要 はないとすることが 妥 当 であろう 被 保 険 者 賞 与 支 払 届 2 退 職 金 の 前 払 いに 係 る 社 会 保 険 料 の 取 扱 いに 平 成 15 年 10 月 1 日 保 保 発 第 1001002 号 及 び 庁 保 発 1001001 号 の 通 知 により その 取 扱 いが 示 されていますが 退 職 を 事 由 に 支 払 われる 退 職 金 であって 退 職 時 に 支 払 われるもの 又 は 事 業 主 の 都 合 等 により 退 職 前 に 金 として 支 払 われるもの の 範 囲 に 以 下 の 事 例 が 含 まれるのかご 教 示 ください また 具 体 的 な 範 囲 にも 併 せてご 教 示 ください 事 例 適 格 退 職 年 金 を 廃 止 し 積 立 金 は 他 の に 移 行 させるが 変 更 に 伴 い 変 更 前 と 変 更 後 を 比 較 して 変 更 前 の で 計 算 した 方 が 有 利 な 場 合 は その 差 額 を 金 として 支 給 する 同 通 知 において 被 保 険 者 の 在 職 時 に 退 職 金 相 当 額 の 全 部 又 は 一 部 を 給 与 や 賞 与 に 上 乗 せするなど 前 払 いされる 場 合 は 労 働 の 対 償 としての 性 格 が 明 確 であり 被 保 険 者 の 通 常 の 生 計 にあ てられる 経 常 的 な 収 入 としての 意 義 を 有 することから 原 則 とし て 健 康 保 険 法 に 規 定 する 報 酬 又 は 賞 与 に 該 当 するものであるこ と 支 給 時 期 が 不 定 期 である 場 合 にも 賞 与 として 取 り 扱 い これが 年 間 四 回 以 上 支 払 われているものであれば 報 酬 として 通 常 の 報 酬 月 額 に 加 算 して 取 り 扱 うこと されているが ご 照 会 の 事 例 には これに 該 当 せず 事 業 所 内 の を 改 正 する ための 金 であり 同 通 知 の 事 業 主 の 都 合 等 により 退 職 前 に 金 として 支 払 われるもの と 解 することが 妥 当 であろう その 他 4 船 員 保 険 被 保 険 者 の 厚 生 年 金 基 金 の 適 用 に 基 金 加 入 事 業 所 が 新 たに 船 員 保 険 の 適 用 船 舶 所 有 者 になった この 場 合 船 員 保 険 被 保 険 者 にも 基 金 加 入 者 としての 取 扱 いになるか 否 か 該 当 の 基 金 に 確 認 したところ 同 一 の 事 業 所 であれ ば 基 金 の 適 用 となるとのことであった 保 険 法 昭 和 60 年 改 正 法 附 則 第 81 条 第 3 項 の 規 定 によ り 保 険 法 第 122 条 に 規 定 されている 基 金 の 加 入 員 とな る 被 保 険 者 から 船 舶 に 使 用 される 被 保 険 者 が 除 外 されている したがって 保 険 における 船 舶 に 使 用 される 被 保 険 者 は 基 金 の 加 入 員 とはならない 3

疑 義 照 会 ( ) 28 に 伴 う 月 額 変 更 に 標 記 取 扱 いには 昭 和 50 年 3 月 29 日 保 険 発 第 25 号 庁 保 険 発 第 8 号 通 知 により 示 されていますが 下 記 の 事 例 にご 教 示 いただきますよう お 願 いいたします 1 下 記 の 被 保 険 者 に 関 し による 休 業 手 当 が 10 月 から 1 月 まで 支 払 われ 1 月 随 時 改 定 に 該 当 した 2 月 で が 解 消 したが 3 月 より 6 月 まで 再 度 による 休 業 手 当 が 支 払 われた 6 月 の 時 点 で 1 月 の 随 時 改 定 よりもさらに 2 等 級 以 上 下 がっ たため 随 時 改 定 に 該 当 するか ご 教 示 ください 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 解 消 3 月 4 月 5 月 6 月 による 随 時 改 定 が 行 われた 後 に の 状 態 が 解 消 され その 後 に 再 び が 開 始 されたような 場 合 に は 再 び が 開 始 された 月 を 新 たな 起 算 月 として 継 続 する 3 ヵ 月 に 支 払 われる 報 酬 により 随 時 改 定 の 有 無 を 判 断 すること となる また の 期 間 中 に 固 定 的 賃 金 の 変 動 があった 場 合 につ いては の 状 態 が 解 消 し 固 定 的 賃 金 の 変 動 要 因 のみに よる 影 響 が 確 定 する 月 を 起 算 月 として 以 後 継 続 した 3 ヵ 月 間 に 受 けた 報 酬 の 平 均 月 額 に 2 等 級 以 上 の 変 動 があれば 随 時 改 定 を 行 うこととなる 上 記 のことから 1には の 解 消 に 伴 う 改 定 が 行 われていないため 随 時 改 定 とはならず 2のみが 随 時 改 定 (5 月 改 定 )となる 休 業 手 当 はいずれの 月 も 80% 支 給 21 月 に による 休 業 手 当 (80%)を 支 払 われた 被 保 険 者 が 同 月 に 昇 給 もした 2 月 に が 解 消 したが 昇 給 による 月 額 変 更 は 4 月 になるのか 5 月 になるのかご 教 示 ください 適 用 事 業 所 全 喪 届 2 個 人 事 業 所 が 被 保 険 者 0 人 となった 場 合 の 全 喪 届 につ いて ( 疑 義 照 会 ) 適 用 を 受 けている 個 人 事 業 所 において 従 業 員 がすべて 退 職 したため 被 保 険 者 が 0 人 となり 事 業 主 が 一 人 で 今 後 も 事 業 を 続 けるものの 従 業 員 を 当 面 雇 う 予 定 がない 事 業 所 があります 事 業 を 継 続 しているため 廃 止 等 の 添 付 書 類 が 提 出 できない 場 合 ( 又 は 被 保 険 者 0 人 の 個 人 事 業 所 に 電 話 連 絡 等 により 実 態 確 認 を 行 った 際 に 同 様 の 状 態 が 判 明 した 場 合 ) 全 喪 届 の 提 出 等 に 下 記 のいずれの 方 法 (1~3)で 処 理 ( 指 導 )すべきかご 教 示 願 います ( 論 点 の ) 個 人 事 業 所 の 従 業 員 がいなくなった 場 合 の 全 喪 届 の 取 扱 いは 業 務 処 理 マニ ュアルにおいて 定 められていない 強 制 適 用 事 業 所 が 適 用 事 業 所 に 該 当 しなく なったことにより 全 喪 となる 場 合 と 任 意 適 用 事 業 所 が 被 保 険 者 の 4 分 の 3 以 上 の 同 意 を 得 て 任 意 に 全 喪 を 申 請 する 場 合 のみが 定 められているだけである そこで ( 疑 義 照 会 ) 事 例 の 事 業 所 の 状 態 が 健 康 保 険 法 施 行 規 則 第 20 条 保 険 法 施 行 規 則 第 13 条 の 2 における 適 用 事 業 所 に 該 当 しなくなっ たとき にあたるかどうかの 法 令 解 釈 によって 全 喪 届 等 の 提 出 の 方 法 が 異 な ってくると 考 えられる ( 想 定 される 処 理 ( 指 導 ) 方 法 ) ( 疑 義 照 会 ) 事 例 のような 個 人 の 任 意 適 用 事 業 所 は 従 業 員 がおらず 事 業 主 のみで 事 業 を 続 けるということになれば 実 態 を 見 れば 当 然 適 用 事 業 所 と しての 要 件 を 欠 いていると 考 えられることから 法 令 上 においても 適 用 事 業 所 に 該 当 しなくなった と 解 する 立 場 に 立 てば 以 下 の 方 法 での 処 理 が 想 定 さ れる 1 事 業 主 より 全 喪 届 を 受 付 け 被 保 険 者 が 0 人 となった 日 付 で 全 喪 処 理 を 行 う ( 添 付 書 類 の 徴 取 ができない 場 合 適 用 事 業 所 に 該 当 しなくなった 理 由 等 任 意 適 用 事 業 所 ( 新 規 適 用 が 保 険 法 第 6 条 第 3 項 並 び に 健 康 保 険 法 第 31 条 に 基 づく 事 業 所 )が 保 険 法 第 8 条 第 1 項 及 び 健 康 保 険 法 第 33 条 第 1 項 に 基 づき 適 用 事 業 所 でな くするための 厚 生 労 働 大 臣 の 認 可 を 受 けようとするときは 厚 生 年 金 保 険 法 施 行 規 則 第 14 条 及 び 健 康 保 険 法 施 行 規 則 第 22 条 に 基 づき 取 消 の 申 請 ( 任 意 適 用 取 消 申 請 書 )を 行 うこととなるが 当 該 事 業 所 の 被 保 険 者 が 0 人 の 場 合 には 保 険 法 第 8 条 第 2 項 及 び 健 康 保 険 法 第 33 条 第 2 項 に 基 づき 同 意 をする 使 用 さ れる 者 が 存 在 しないことから 当 該 同 意 書 の 添 付 は 不 要 である また 被 保 険 者 が 0 人 の 場 合 において 事 業 主 の 所 在 が 不 明 であ る 場 合 等 取 消 の 申 請 を 行 うことが 現 実 的 に 不 可 能 であると 考 え られる 場 合 には 職 権 において 適 用 事 業 所 でなくすることが 出 来 る なお 新 規 適 用 が 保 険 法 第 6 条 第 1 項 第 1 号 及 び 同 項 第 2 号 並 びに 健 康 保 険 法 第 3 条 第 3 項 に 基 づく 適 用 事 業 所 につい ては 保 険 法 第 7 条 及 び 健 康 保 険 法 第 32 条 の 規 定 に 基 づき みなしの 任 意 適 用 事 業 所 となっているものがあるが こう した 事 業 所 が 被 保 険 者 が 0 人 となり 適 用 事 業 所 に 該 当 しなくな った 場 合 の 取 扱 いも 同 様 である ただし 保 険 法 第 8 条 第 2 項 及 び 健 康 保 険 法 第 33 条 第 2 項 に 基 づき 同 意 をする 使 用 さ れる 者 が 存 在 しないことから みなしの 任 意 適 用 事 業 所 となって いることが 実 務 上 特 定 出 来 ない 場 合 は 保 険 法 施 行 規 則 第 13 条 の 2 及 び 健 康 保 険 法 施 行 規 則 第 20 条 の 届 出 ( 適 用 事 業 所 の 全 喪 届 )によって 手 続 きを 行 っても 差 し 支 えない 4

疑 義 照 会 ( ) を 事 業 主 に 聞 き 取 り 届 書 等 に 明 記 する ) 全 喪 処 理 を 行 った 後 一 定 期 間 後 に 事 後 調 査 を 行 う 2 全 喪 届 を 受 付 けるものの 添 付 書 類 が 徴 取 できないため 事 業 所 調 査 を 行 った 後 被 保 険 者 が 0 人 となった 日 付 で 認 定 全 喪 として 処 理 する 一 方 健 康 保 険 法 第 3 条 第 3 項 保 険 法 第 6 条 第 1 項 に 規 定 する 強 制 適 用 事 業 所 以 外 の 事 業 所 は 健 康 保 険 法 第 31 条 保 険 法 第 6 条 第 3 項 により 認 可 を 受 けて 適 用 事 業 所 ( 任 意 適 用 事 業 所 )とすることとなっている さらに 健 康 保 険 法 第 33 条 第 1 項 保 険 法 第 8 条 第 1 項 により 健 康 保 険 法 第 31 条 保 険 法 第 6 条 第 3 項 の 事 業 所 は 認 可 を 受 けて 適 用 事 業 所 でなくすることができるとなっている 任 意 適 用 事 業 所 が 実 態 として 適 用 事 業 所 の 要 件 を 欠 いていたとしても 任 意 適 用 事 業 所 が 適 用 事 業 所 に 該 当 し なくなった 場 合 の 要 件 には 法 令 上 明 記 されていないため 適 用 事 業 所 でなくする 場 合 は 法 令 上 必 ず 認 可 が 必 要 とも 解 釈 できる 余 地 もある この 解 釈 の 立 場 に 立 てば 任 意 適 用 事 業 所 は 健 康 保 険 法 施 行 規 則 第 20 条 保 険 法 施 行 規 則 第 13 条 の 2 における 適 用 事 業 所 に 該 当 しなくなったとき の 適 用 事 業 所 にはあたらず 以 下 の 方 法 での 全 喪 届 の 提 出 等 対 応 が 想 定 され る 3 事 業 主 より 全 喪 届 任 意 適 用 取 消 申 請 書 を 提 出 させ 厚 生 労 働 大 臣 の 認 可 のあった 翌 日 をもって 全 喪 処 理 する ( 被 保 険 者 が 0 人 であっても 適 用 事 業 所 としての 該 当 でなくなったわけでは ないから 事 業 主 より 任 意 適 用 取 消 の 申 請 書 等 の 提 出 がない 間 は 被 保 険 者 0 の まま 全 喪 処 理 を 行 わない ) なお 3で 処 理 を 行 うべきとの の 場 合 被 保 険 者 が 0 であるため 被 保 険 者 の 同 意 書 を 徴 取 することができないが この 場 合 は 事 業 主 からの 全 喪 届 及 び 任 意 適 用 取 消 申 請 書 のみの 提 出 でよいのか あわせてご 教 示 願 います 25 資 格 取 得 時 に 労 働 協 約 等 に 基 づく 賃 金 カ ットが 行 われ ていた 場 合 に おける 報 酬 の 取 扱 いについ て 不 況 により 4 月 から 8 月 まで 賃 金 カットを 行 うこととなった 事 業 所 におい て 4 月 に 入 社 した 職 員 にも 同 様 の 賃 金 カットが 行 われることとなった この 場 合 取 得 時 の 報 酬 に 本 来 の 報 酬 賃 金 カットが 行 われた 実 際 に 受 けることになる 報 酬 どちらの 報 酬 により 決 定 を 行 えばよいか その 際 本 来 の 報 酬 にて 決 定 を 行 った 場 合 において 取 得 後 3 ヵ 月 の 報 酬 により 随 時 改 定 は 可 能 か また 4 5 6 月 報 酬 の 賃 金 カットが 行 われていたが 定 時 決 定 時 において 賃 金 カットの 状 態 が 解 消 されていた 場 合 昭 和 五 〇 年 三 月 二 九 日 保 険 発 第 二 五 号 庁 保 険 発 第 八 号 通 知 に 基 づき 9 月 以 後 において 受 けるべき 報 酬 をも って 報 酬 月 額 を 算 定 するため 本 来 であれば 賃 金 カットが 行 われる 前 の 従 前 報 酬 をもって 定 時 決 定 を 行 うと 思 慮 いたします しかし 本 件 において 取 得 時 の 報 酬 が 賃 金 カットの 行 われた 報 酬 で 行 われていた 場 合 従 前 報 酬 が 存 在 しない ため どのようにして 報 酬 を 決 定 すればよいかご 教 示 ください 保 険 法 第 22 条 第 1 項 の 規 定 により 被 保 険 者 が 資 格 を 取 得 した 際 の 標 準 報 酬 の 決 定 において 月 給 や 週 給 の 場 合 な ど 一 定 の 期 間 によって 報 酬 が 定 められている 場 合 には 被 保 険 者 となった 日 現 在 の 報 酬 の 額 をその 期 間 の 総 日 数 で 除 し て 得 た 額 の 三 十 倍 に 相 当 する 額 とされている それは ご 照 会 の 事 例 のように 労 働 協 約 等 に 基 づき 賃 金 の 一 部 がカットされている 場 合 であっても 同 様 である また 労 働 協 約 等 に 基 づく 賃 金 カットによる 定 時 決 定 の 際 既 に 賃 金 カットの 状 態 が 解 消 している 場 合 には 通 常 であれ ば 従 前 の 報 酬 により 決 定 することとなるが 本 件 には 資 格 取 得 時 に 遡 っても なお 賃 金 カットの 影 響 を 受 けるものである ことから この 場 合 資 格 取 得 時 の 報 酬 から 賃 金 カットによる 影 響 を 控 除 した 金 額 により 決 定 することとなる 5

疑 義 照 会 ( ) 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 10 DVに 係 る 子 の 扶 養 削 除 に 夫 が 社 長 で 妻 が 社 員 であったが 夫 からの 暴 力 により 妻 が 子 を 連 れて 逃 げ 婦 人 相 談 所 から 保 護 証 明 を 受 けた 妻 には 確 認 請 求 により 資 格 喪 失 さ せたが 夫 の 被 扶 養 者 となっている 子 にも DV 通 知 に 基 づき 扶 養 削 除 の 処 理 を 行 ってよいかご 教 示 ください 配 偶 者 からの 暴 力 を 受 けた 被 扶 養 者 の 取 扱 い 等 に ( 平 成 20 年 2 月 5 日 保 保 発 第 0205001 号 通 知 )の 1 に 当 該 被 害 者 の 同 伴 者 にも 同 様 の 証 明 がなされる 場 合 においては 当 該 同 伴 者 にも 被 扶 養 者 から 外 れることができること とさ れており 配 偶 者 と 同 様 に 証 明 がなされるのであれば 配 偶 者 と 同 様 に 被 扶 養 者 から 削 除 できると 考 える 26 派 遣 労 働 者 の 適 用 に 短 時 間 勤 務 で 派 遣 就 労 をおこなう 者 に 派 遣 労 働 契 約 においては 派 遣 労 働 者 と 派 遣 元 との 間 に 使 用 関 係 があるが 登 録 型 の 派 遣 労 働 者 の 場 合 社 会 保 険 の 適 用 基 準 は その 事 業 所 で 同 種 の 業 務 を 行 う 通 常 の 労 働 者 の 1 日 または 1 週 間 の 勤 務 時 間 及 び 1 ヵ 月 の 勤 務 日 数 が おおむね 4 分 の 3 以 上 ある 場 合 とある その 事 業 所 とは 派 遣 先 を 基 準 とし てよいか 派 遣 先 を 基 準 とする 場 合 は 複 数 の 事 業 所 に 派 遣 されている 場 合 どの 派 遣 先 でも 社 会 保 険 の 加 入 条 件 に 満 たない 場 合 は 派 遣 元 で 社 会 保 険 の 適 用 を 受 け ることができないことになるのか 派 遣 元 事 業 主 は その 雇 用 する 派 遣 労 働 者 の 就 業 の 状 況 を 踏 ま え 労 働 社 会 保 険 の 適 用 手 続 きを 適 切 に 進 め 労 働 社 会 保 険 に 加 入 する 必 要 ある 派 遣 労 働 者 には 加 入 させてから 労 働 者 派 遣 を 行 うこと( 派 遣 元 指 針 第 2 4)とされており その 事 業 所 とは 派 遣 労 働 者 との 雇 用 契 約 関 係 が 成 立 する 派 遣 元 の 事 業 所 を 基 準 とするものである 被 保 険 者 賞 与 支 払 届 3 事 前 確 定 届 出 給 与 に 健 康 保 険 法 第 3 条 第 5 項 第 6 項 事 業 所 役 員 の 役 員 報 酬 に 年 間 例 月 12 回 と 例 月 とは 異 なる 金 額 の 報 酬 を 年 2 回 支 払 う 予 定 として 事 前 確 定 届 出 給 与 を 税 務 署 に 届 出 している 役 員 報 酬 のうち 例 月 とは 異 なる 金 額 の 年 2 回 の 報 酬 は 賞 与 支 払 届 にて 届 出 すべきか 年 間 の 年 俸 制 と 判 断 し 標 準 報 酬 月 額 に 算 入 すべきか 定 期 に 同 額 支 払 われる 報 酬 のほかに 事 前 確 定 届 出 給 与 の 支 給 がある 場 合 は その 支 払 いが 3 月 を 超 える 期 間 ごとに 支 払 われる 報 酬 であれば 健 康 保 険 法 第 3 条 第 6 項 及 び 保 険 法 第 3 条 4 項 による 賞 与 とし 保 険 法 第 24 条 の 3 及 び 健 康 保 険 法 第 45 条 により 標 準 賞 与 額 の 決 定 をすることになる 27 資 格 取 得 時 に おける 報 酬 月 額 に 健 康 保 険 法 第 42 条 資 格 取 得 時 における 報 酬 月 額 に 資 格 取 得 時 における 報 酬 月 額 においては 健 康 保 険 法 第 42 条 に 基 づき 報 酬 月 額 を 算 定 していますが 下 記 のようなケースの 場 合 の 報 酬 月 額 はどのように 算 定 すべきでしょうか? 資 格 取 得 日 4 月 7 日 ( 末 締 め 当 月 25 日 支 払 ) 基 本 給 200,000 住 居 手 当 30,000 月 の 途 中 採 用 の 場 合 は 諸 手 当 には 翌 月 からの 支 給 扶 養 手 当 10,000 給 与 規 定 に 明 記 されている 健 康 保 険 法 第 42 条 第 1 項 の 規 定 により 被 保 険 者 が 資 格 を 取 得 した 際 の 標 準 報 酬 の 決 定 において 月 給 や 週 給 の 場 合 など 一 定 の 期 間 によって 報 酬 が 定 められている 場 合 には 被 保 険 者 となった 日 現 在 の 報 酬 の 額 をその 期 間 の 総 日 数 で 除 して 得 た 額 の 三 十 倍 に 相 当 する 額 とされている よって 本 件 にも 被 保 険 者 となった 日 現 在 においては 諸 手 当 が 支 給 されないことが 明 白 である 以 上 それを 報 酬 の 一 部 に 加 えるべきではなく 当 該 手 当 が 支 給 される 5 月 を 起 算 月 とし て 随 時 改 定 の 要 否 を 判 断 することとなる 1 報 酬 月 額 には 240,000 で 決 定 手 当 に 4 月 分 は 支 給 されない が 月 の 初 日 採 用 の 場 合 は 見 込 めるので 取 得 時 における 報 酬 月 額 には 含 むべ きである 2 報 酬 月 額 には 200,000 で 決 定 手 当 に 5 月 分 からの 支 給 であ るので 5 6 7 月 において 平 均 額 を 算 出 して 2 等 級 以 上 の 差 が 出 ていれば を 7 月 給 与 支 払 後 速 やかに 提 出 6

疑 義 照 会 ( ) 1で 決 定 をすると 実 際 に 報 酬 を 受 けていないのに 240,000 の 保 険 料 を 徴 収 されてしまう 2で 決 定 をすると 月 の 初 日 で 採 用 された 被 保 険 者 ( 同 じ 条 件 で 採 用 された) と 比 べると 徴 収 保 険 料 に 差 異 が 生 じる 1もしくは2どちらかで 報 酬 月 額 を 決 定 と 考 えますがどちらになるかご 教 示 願 います 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 11 被 扶 養 者 認 定 の 際 の 収 入 に 被 扶 養 者 認 定 の 際 の 収 入 に 積 み 立 て 型 の 個 人 年 金 が 満 期 となり 受 給 を 開 始 した 際 に 一 括 で 受 け 取 る 場 合 は 的 な 所 得 とみなし 収 入 としては 算 入 しないが 数 年 にわたり 分 割 して 受 給 する 場 合 はどのように 判 断 すべきか お 伺 いします 1 貯 蓄 ( 預 貯 金 )の 解 約 と 同 様 に 考 え 収 入 には 含 まない 2 税 法 上 積 立 金 ( 元 金 )は 非 課 税 利 息 は 課 税 ( 雑 所 得 扱 い 預 貯 金 と 同 じ)となっていることをふまえ 利 息 分 のみ 収 入 として 算 入 する 3 定 期 的 な 収 入 とみなし その 年 に 受 け 取 る 額 は 全 額 収 入 として 算 入 する 1~3いずれとなるのか ご 教 示 願 います 扶 養 認 定 基 準 には 昭 和 52 年 4 月 6 日 保 発 第 9 号 庁 保 発 第 9 号 により 収 入 基 準 を 定 めているところであり 収 入 の 算 定 には 昭 和 61 年 4 月 1 日 庁 保 険 発 第 18 号 と 同 様 の 扱 いをしているところである 年 間 収 入 とは 認 定 時 点 での 恒 常 的 な 収 入 の 状 況 により 算 定 することとされており その 収 入 の 算 定 にあたっては 恒 常 的 な 収 入 には 恩 給 年 金 給 与 所 得 傷 病 手 当 金 失 業 給 付 金 資 産 所 得 等 の 収 入 で 継 続 している 入 るものがすべて 含 まれること とされている 得 られる 個 人 年 金 が 契 約 にかかわらず 数 年 にわたり 分 割 して 受 給 する 場 合 は 継 続 的 して 入 るものとみなし 収 入 とし て 取 り 扱 うことが 妥 当 である なお 税 法 上 の 取 扱 いや 考 え 方 とは 異 なるため 課 税 非 課 税 は 考 慮 しない 29 中 の に 中 の 月 額 変 更 の 取 扱 には 中 は 本 来 の 支 給 よりも 給 与 が 少 ないことが 前 提 ですが 減 額 分 を 休 業 手 当 等 で 全 額 補 償 されている 場 合 は 休 業 中 でも 固 定 給 の 変 動 で 随 時 改 定 を 行 うことになるか 昭 和 37 年 6 月 28 日 保 険 発 第 71 号 では 休 職 給 とは 通 常 受 ける 報 酬 とは 別 個 に 休 職 という 事 由 に 対 して 設 定 された 給 与 と されている 事 例 の 場 合 は 休 業 手 当 等 で 給 与 額 が 全 額 補 償 され ており 結 果 としてこの 通 知 における 休 職 を 事 由 とする 減 額 とい う 事 実 がない したがって ご 照 会 の 場 合 は 保 険 健 康 保 険 において 定 義 する には 該 当 せず 全 額 補 償 さ れている 月 に 固 定 的 賃 金 の 変 動 があったならば 随 時 改 定 の 対 象 となる また 休 業 分 を 全 額 補 償 していない 場 合 には 固 定 的 賃 金 の 変 動 があったとしても この 間 に 支 払 われた 給 与 は に 基 づく 減 額 された 給 与 であるため 固 定 的 賃 金 の 要 因 を 踏 まえ た 改 定 は 困 難 である したがって 随 時 改 定 の 対 象 とはならない 新 規 適 用 届 6 健 康 保 険 法 第 3 条 第 3 項 の 常 時 五 人 以 上 の 解 釈 に 健 康 保 険 法 第 3 条 第 3 項 1 号 昭 和 18 年 4 月 5 日 保 発 第 905 号 健 康 保 険 法 第 3 条 第 3 項 第 1 号 中 に 強 制 適 用 事 業 所 になるか 否 かを 判 断 する にあったて 常 時 五 人 以 上 が 明 記 されておりますが この 員 数 の 算 定 方 法 に お 伺 いします 昭 和 18 年 4 月 5 日 保 発 第 905 号 中 の 3.の(1)に 5 人 以 上 の 計 算 の 中 で 従 業 員 の 員 数 の 算 定 には その 事 業 所 に 常 時 使 用 される 総 ての 者 に 計 算 すべきものとする すなわち 健 康 保 険 の 被 保 険 者 となるべき 者 健 康 保 険 法 第 3 条 第 3 項 第 1 号 において 次 に 掲 げる 事 業 の 事 業 所 であって 常 時 五 人 以 上 の 従 業 員 を 使 用 するもの は 適 用 事 業 所 となる 旨 規 定 され この 従 業 員 の 員 数 を 算 定 するにあたっ ては 昭 和 18 年 4 月 5 日 保 発 第 905 号 ( 以 下 18 年 通 知 とい う )により 被 保 険 者 となることができない 者 であっても 当 該 事 業 所 に 常 時 使 用 される 者 にはこれを 算 入 すべきものと 7

疑 義 照 会 ( ) はもちろん 法 第 十 三 条 の 二 ( 現 行 法 第 三 条 一 項 )の 規 定 によって 被 保 険 者 と 出 来 ない 者 であっても 当 該 事 業 所 に 常 時 使 用 される 者 にはこれを 算 入 すべきものとする とあります 健 康 保 険 法 の 運 用 と 解 釈 の 中 で 員 数 に 算 入 する 事 例 として 適 用 除 外 の 承 認 を 受 けている 国 民 健 康 保 険 の 被 保 険 者 があげられており 員 数 に 算 入 しない 事 例 として 日 々 雇 い 入 れられる 者 があげられております これからいくと 法 第 十 三 条 の 二 ( 現 行 法 第 三 条 一 項 ) の 1 号 から 8 号 の 中 で 常 時 使 用 される 全 ての 者 ( 員 数 として 算 入 ) とそう でない 者 ( 員 数 として 参 入 しない)の 二 種 類 に 分 けるのでしょうか それとも 基 本 的 に 法 第 十 三 条 の 二 ( 現 行 法 第 三 条 一 項 )の 各 号 の 者 は 員 数 に 参 入 され 日 々 雇 い 入 れられる 者 だけが 算 入 されないのでしょうか また 通 常 いう 短 時 間 労 働 者 ( 四 分 の 三 未 満 )には 法 第 十 三 条 の 二 ( 現 行 法 第 三 条 一 項 )の 規 定 のなかに 明 記 が 無 いと 思 われますが この 者 に は 常 時 使 用 される 総 ての 者 として 員 数 に 算 入 すべきでしょうか 員 数 に 算 入 されるとすれば 月 何 日 一 日 に 何 時 間 までが 常 時 使 用 される 全 ての 者 ( 員 数 として 算 入 ) になるのでしょうか する ことが 示 され また 昭 和 55 年 6 月 6 日 の 内 かん( 以 下 55 年 内 かん という )においては 短 時 間 就 労 者 が 被 保 険 者 として 適 用 されることとなる 常 用 的 使 用 関 係 にあるかどうか の 判 断 をする 基 準 を 示 されていることから 常 時 五 人 以 上 の 従 業 員 を 算 定 するにあたっては 55 年 内 かんにおける 常 用 的 使 用 関 係 に 該 当 する 者 は 算 入 し 常 用 的 使 用 関 係 に 該 当 しな い 者 には 算 入 しないと 解 される なお 上 記 以 外 の 者 には 以 下 のように 考 えるのが 妥 当 である 健 康 保 険 法 員 数 の 算 定 に 含 まれる 者 健 康 保 険 法 第 三 条 第 一 項 第 一 号 第 六 号 第 七 号 第 八 号 員 数 の 算 定 に 含 まれない 者 第 三 条 第 一 項 第 二 号 ~ 第 五 号 ( 臨 時 に 使 用 される 者 等 ) 保 険 法 員 数 の 算 定 に 含 まれる 者 第 十 二 条 第 一 項 第 一 号 第 九 条 に 規 定 される 被 保 険 者 にはなら ない 常 用 的 使 用 関 係 のある 70 歳 以 上 の 者 員 数 の 算 定 に 含 まれない 者 第 十 二 条 第 一 項 第 二 号 ~ 第 五 号 ( 臨 時 に 使 用 される 者 等 ) 30 時 の 休 業 手 当 の 割 合 の 変 更 に 係 る 随 時 改 定 に 昭 和 50 年 3 月 29 日 保 険 発 第 25 号 庁 保 険 発 第 8 号 通 知 昭 和 44 年 6 月 13 日 保 発 第 25 号 庁 保 発 第 11 号 4 月 より の 状 況 となり 下 記 のとおり 休 業 手 当 を 支 給 した 場 合 の 随 時 改 定 の 該 当 不 該 当 に ご 教 示 ください < 事 例 > 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 状 態 通 常 休 業 休 業 休 業 休 業 休 業 休 業 休 業 休 業 手 当 日 額 支 給 割 合 - 60% 60% 60% 70% 70% 70% 70% ご 照 会 の 事 例 には 貴 見 のとおり 10 月 の 随 時 改 定 には 該 当 しません 3 月 支 給 250,000 円 7 月 支 給 180,000 円 4 月 支 給 210,000 円 8 月 支 給 180,000 円 5 月 支 給 210,000 円 9 月 支 給 180,000 円 6 月 支 給 210,000 円 10 月 支 給 180,000 円 7 月 以 降 には 休 業 手 当 の 支 給 割 合 が 増 加 したが 休 業 手 当 が 支 給 さ れる 日 数 が 増 加 したため 支 給 額 が 減 少 する この 場 合 10 月 の 下 がりの 随 時 改 定 は 該 当 するか 随 時 改 定 の 起 算 となる 月 が 前 月 より 支 給 割 合 が 上 がっているので 下 がりの 随 時 改 定 には 不 該 当 として 取 り 扱 って 差 し 支 えないでしょうか 8

疑 義 照 会 ( ) 31 2 つ 以 上 の 固 定 的 賃 金 の 変 動 があった 場 合 の 月 額 変 更 届 の 取 扱 いに 2 つ 以 上 の 固 定 的 な 支 給 項 目 に 変 動 があったが 新 たな 変 動 要 因 となる 固 定 的 賃 金 の 合 計 額 が 前 月 と 変 化 がない 場 合 の 取 扱 いにご 教 示 願 います 事 例 基 本 給 :3,000 円 減 家 族 手 当 :3,000 円 増 固 定 的 賃 金 の 合 計 : 変 化 なし 1 非 固 定 的 賃 金 ( 残 業 等 )を 含 めた 3 ヵ 月 間 の 平 均 額 が 従 前 の 等 級 と 2 等 級 以 上 変 動 があった 場 合 増 額 改 定 減 額 改 定 を 問 わず 改 定 を 行 う 2 固 定 的 賃 金 の 合 計 額 に 変 化 がないため 随 時 改 定 とならない 1 2いずれとなるのか ご 教 示 願 います 2 つ 以 上 の 賃 金 変 動 要 因 が 重 なった 結 果 として プラスとマイ ナスが 相 殺 され 固 定 的 賃 金 の 変 動 前 後 の 報 酬 に 差 異 が 生 じない ものであれば それは 報 酬 月 額 に 高 低 が 生 じたとはいい 得 ないも のである したがって ご 照 会 の 事 例 には 2として 取 扱 うことと なる 被 保 険 者 賞 与 支 払 届 4 賞 与 の 回 数 等 考 え 方 に 就 業 規 則 により 年 4 回 の 賞 与 を 支 給 しているため 標 準 報 酬 月 額 に 年 間 賞 与 の 1/12 を 加 算 している 事 業 所 が 昨 年 7 月 より 回 数 は 変 わらないが 賞 与 の 計 算 方 法 を 固 定 型 から 業 績 連 動 型 に 変 えたことにより 年 間 報 酬 ( 固 定 的 賃 金 ( 給 与 賞 与 )のみで 残 業 代 は 除 く)が 大 きく 下 がった 人 のみ 今 回 に 限 って( 就 業 規 則 には 記 載 なし) 激 変 緩 和 措 置 として 前 年 度 比 10%を 超 える 減 額 となった 人 を 対 象 に 差 額 が 最 大 で 10%になるように 補 填 を 行 った 際 の 手 当 は これまでの 賞 与 と 同 じ 考 えで 通 算 5 回 とし 来 年 の 算 定 基 礎 届 に 反 映 させるのか それと も 全 く 性 質 の 違 う 手 当 の 臨 時 支 給 として 対 象 者 に 賞 与 支 払 届 の 提 出 を 求 めるのかご 教 示 願 います 当 該 手 当 には 就 業 規 則 により 定 められている 賞 与 の 支 給 形 態 が 変 更 されたことに 伴 い 激 変 緩 和 措 置 として 支 払 われる ものであることから 賞 与 と 同 一 の 性 質 のものと 考 えられ 報 酬 に 含 まれる また 健 康 保 険 法 及 び 保 険 法 における 賞 与 に 係 る 報 酬 の 取 扱 いに ( 昭 和 53 年 6 月 20 日 保 発 第 47 号 庁 保 発 第 21 号 ) 中 1(2)より 当 該 手 当 は 名 称 は 異 なっても 支 給 された 賞 与 と 同 一 性 質 を 有 しており 当 該 年 に 限 り 支 給 されたこ とも 明 らかであることから 別 個 の 賞 与 支 給 とはせず 報 酬 とし て 算 定 基 礎 届 に 反 映 させる (なお には 厚 生 労 働 省 年 金 局 事 業 管 理 課 確 認 済 であ ることを 申 し 添 える ) 28 コミッショ ン に 対 する 報 酬 の 取 扱 い に 毎 月 設 定 目 標 の 達 成 度 合 いに 応 じ 事 業 所 が 規 定 した 比 率 を 乗 じた 金 額 が 給 与 とともに 支 給 される コミッション が 賃 金 規 程 で 定 められている 具 体 的 には 毎 月 査 定 される 1 回 に 200~300 万 円 程 度 の 高 額 支 給 である 毎 月 支 給 される 社 員 も 存 在 する 賃 金 規 程 には コミッション の 名 称 はあるが 支 給 回 数 には 明 記 されていない (そもそも 支 給 されるかどうかも 不 確 定 なためと 思 われる ) 当 該 コミッションには 賃 金 規 定 において 3 月 を 超 え る 期 間 ごとに 受 けるものとされていないため 賞 与 には 該 当 しな い また 支 給 事 由 や 支 給 条 件 が 採 用 通 知 及 び 条 件 提 示 書 におい て 明 示 されており 保 険 法 第 3 条 及 び 健 康 保 険 法 第 3 条 における 臨 時 に 受 けるもの とも 解 されない ( 厚 生 労 働 省 年 金 局 事 業 管 理 課 ) したがって 毎 月 の 業 績 により 月 ごとに 支 給 される 当 該 コミッ ションには 1により 取 り 扱 うことになります コミッション の 支 給 を 下 記 1~3のいずれかで 解 釈 すべきか?あるい はいずれにも 当 てはまらない 場 合 どう 判 断 すべきかご 教 示 ください 1 毎 月 支 給 される 可 能 性 があるため 残 業 手 当 と 同 様 の 考 えで 月 々の 報 酬 に 算 入 する 27 月 1 日 前 の 1 年 間 を 通 じ 年 4 回 以 上 の 実 績 があれば 報 酬 に 該 当 するた め 12 で 除 し 次 期 定 時 決 定 の 報 酬 に 含 める また 入 社 時 は 同 様 の 業 務 に 従 事 し 同 様 のコミッションを 受 ける 人 の 平 均 額 を 資 格 取 得 時 の 報 酬 月 額 に 上 乗 せし 決 定 する 3 賞 与 扱 いとなり 支 給 の 有 無 及 び 支 給 回 数 も 不 確 定 のため 支 給 される 毎 に 賞 与 支 払 届 を 提 出 する 9

疑 義 照 会 ( ) 被 保 険 者 所 属 選 択 二 以 上 事 業 所 勤 務 届 5 二 以 上 事 業 所 勤 務 者 から 一 事 業 所 勤 務 者 へ 変 更 となっ た 場 合 の 標 準 報 酬 月 額 につ いて 二 以 上 事 業 所 勤 務 被 保 険 者 に 係 る 標 準 報 酬 月 額 の 決 定 に 次 の 事 例 に 照 会 致 します A 事 業 所 ( 選 択 事 業 所 ) B 事 業 所 ( 非 選 択 事 業 所 ) 実 際 の 報 酬 実 際 の 報 酬 合 計 4 月 500,000 400,000 900,000 5 月 100,000 400,000 500,000 6 月 100,000 400,000 500,000 7 月 100,000 7 月 1 日 資 格 喪 失 8 月 100,000 ( 単 位 : 円 ) B 事 業 所 - 平 成 22 年 7 月 1 日 資 格 喪 失 (2 事 業 所 1 事 業 所 ) A 事 業 所 の 報 酬 が 5 月 支 払 分 から 変 更 (500,000 円 100,000 円 ) 平 成 22 年 7 月 1 日 で 1 事 業 所 への 変 更 処 理 を 行 う 際 の 標 準 報 酬 月 額 は 500 ( 千 円 )とすると 考 えるが( 健 康 保 険 法 第 43 条 による) その 後 の 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 に 次 の< 考 え 1>~< 考 え 2> いずれかに 該 当 するのか もしくはその 他 の 取 扱 いになるのか ご 教 示 願 いたい < 考 え 1> A 事 業 所 で 5 月 支 払 より 報 酬 が 100,000 円 へ 変 更 となっているため 標 準 報 酬 月 額 98( 千 円 )への 8 月 月 額 変 更 ( 随 時 改 定 )に 該 当 する < 考 え 2> A 事 業 所 で 報 酬 が 変 更 となった 5 月 そして 6 月 は 2 以 上 事 業 所 勤 務 被 保 険 者 であることから A,B2 つの 報 酬 を 合 算 して 考 え 7 月 のA 事 業 所 単 独 の 報 酬 と 合 わせて 平 均 を 算 出 し 標 準 報 酬 月 額 360( 千 円 )への 8 月 月 額 変 更 ( 随 時 改 定 )に 該 当 する 二 以 上 勤 務 者 において 一 方 の 資 格 喪 失 届 が 提 出 された 場 合 は すでに 届 出 されている 二 ヶ 所 の 事 業 所 の 報 酬 月 額 から 喪 失 する 事 業 所 の 報 酬 月 額 を 除 いて 標 準 報 酬 月 額 を 決 定 することと なる また 使 用 関 係 は 継 続 しているものであることから 一 方 の 事 業 所 の 資 格 喪 失 前 に 他 方 の 事 業 所 の 報 酬 に 変 更 があった 場 合 は 月 額 変 更 で 扱 うこととなり 保 険 法 第 23 条 24 条 およ び 健 康 保 険 法 第 43 条 44 条 被 保 険 者 が 現 に 使 用 される 事 業 所 において 継 続 した 三 月 間 に 受 けて 報 酬 同 時 に 二 以 上 の 事 業 所 で 各 事 業 所 において により 喪 失 した 事 業 所 で 受 けた 報 酬 月 額 を 除 き 決 定 することなる ご 照 会 の 事 例 においては 平 成 22 年 7 月 1 日 標 準 報 酬 月 額 500,000 円 で 決 定 し また 8 月 月 額 変 更 の 際 の 報 酬 月 額 は B 事 業 所 の 5 月 6 月 に 受 けた 報 酬 月 額 400,000 円 を 除 いて 決 定 し 標 準 報 酬 月 額 98,000 円 への 8 月 月 額 変 更 ( 随 時 改 定 )となる 育 児 休 業 等 終 了 時 報 酬 月 額 変 更 届 5 低 額 の 休 職 給 が 支 給 されて いる 場 合 の 育 児 休 業 等 終 了 時 報 酬 月 額 変 更 届 に ( 旧 題 名 : 支 払 基 礎 日 数 に ) 5 月 24 日 第 1 子 の 育 児 休 業 が 終 了 7 月 5 日 に 第 2 子 を 出 産 し 5 月 25 日 より 第 2 子 の 産 前 休 暇 を 取 得 給 与 規 定 に 産 前 産 後 の 給 与 を 保 障 する 規 定 があり 給 与 の 80%が 保 障 され る 第 1 子 の 育 児 休 業 が 終 了 し 産 前 休 暇 の 給 与 が 下 がったため 8 月 改 定 の 育 児 休 業 月 変 を 提 出 された 労 務 の 提 供 はしていないため 支 払 基 礎 日 数 を 月 給 者 と 同 様 に 暦 日 とするこ とは 誤 りでないか 育 児 休 業 等 を 終 了 した 際 の 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 ( 以 下 育 児 休 業 等 終 了 時 改 定 という )は 育 児 休 業 等 終 了 日 の 翌 日 の 属 する 月 以 後 の 3 月 間 に 受 けた 報 酬 の 総 額 をその 期 間 の 月 数 で 除 し て 得 た 額 を 報 酬 月 額 として 標 準 報 酬 月 額 を 改 定 することとされ ています ( 保 険 法 第 23 条 の 2 第 1 項 ) その 際 育 児 休 業 等 終 了 日 の 翌 日 の 属 する 月 以 後 の 3 月 の 支 払 基 礎 日 数 がいずれも 17 日 未 満 である 場 合 等 その 他 定 時 決 定 に おける 取 扱 いに 準 ずることとされています ( 平 成 17 年 3 月 29 日 庁 保 険 発 第 0329002 号 ) 本 事 例 には 産 前 及 び 産 後 の 事 由 に 対 して 設 定 された 通 常 の 80%を 保 障 する 給 与 が 低 額 の 休 職 給 にあたることから 育 児 休 業 等 終 了 日 の 翌 日 の 属 する 月 以 後 の 3 月 間 に 受 けた 報 酬 すべ てに 低 額 の 休 職 給 を 受 けていることとなります そのため 育 児 休 業 等 終 了 時 改 定 は 定 時 決 定 における 保 険 者 算 定 の 取 扱 いに 準 じ 従 前 の 報 酬 月 額 により 報 酬 月 額 の 算 定 を 行 うこととなりますが 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 が 生 じないことから 不 該 当 として 取 扱 うこととなります 10

疑 義 照 会 ( ) 被 保 険 者 所 属 選 択 二 以 上 事 業 所 勤 務 届 6 二 以 上 事 業 所 勤 務 被 保 険 者 にかかる 随 時 改 定 の 取 扱 い に 健 康 保 険 法 第 43 条 第 44 条 第 3 項 保 険 法 第 23 条 第 24 条 第 2 項 下 記 の 事 例 の 場 合 随 時 改 定 が 可 能 かご 教 示 願 います ( 事 例 ) 各 事 業 所 の 報 酬 月 額 に 2 等 級 以 上 の 差 はないが 合 算 すると 2 等 級 以 上 の 変 動 がある 場 合 6 月 支 払 から 固 定 的 賃 金 が 変 更 支 払 基 礎 日 数 は 全 て 17 日 以 上 選 択 事 業 所 非 選 択 事 業 所 合 計 健 保 厚 年 5 月 465,000 175,000 640,000 650 620 6 月 425,000 175,000 600,000 7 月 425,000 175,000 600,000 8 月 425,000 175,000 600,000 590 590 選 択 事 業 所 1 等 級 非 選 択 事 業 所 変 更 無 し 健 康 保 険 法 第 44 条 第 3 項 に 同 時 に 二 以 上 の 事 業 所 で 報 酬 を 受 ける 被 保 険 者 に 報 酬 月 額 を 算 定 する 場 合 においては 各 事 業 所 に 第 41 条 第 1 項 第 42 条 第 1 項 第 43 条 第 1 項 もしくは 前 条 第 1 項 または 前 項 の 規 定 によって 算 定 した 額 の 合 算 額 をその 者 の 報 酬 月 額 とする 及 び 保 険 法 第 24 条 第 2 項 に 同 時 に 二 以 上 の 事 業 所 で 報 酬 を 受 ける 被 保 険 者 につい て 報 酬 月 額 を 算 定 する 場 合 においては 各 事 業 所 に 第 21 条 第 1 項 第 22 条 第 1 項 第 23 条 第 1 項 もしくは 前 条 第 1 項 または 前 項 の 規 定 によって 算 定 した 額 の 合 算 額 をその 者 の 報 酬 月 額 とする とあり 健 康 保 険 法 第 43 条 第 1 項 及 び 保 険 法 第 23 条 1 項 の 規 定 により 各 事 業 所 に 随 時 改 定 の 要 件 に 該 当 するかどうか 判 断 することになります ご 照 会 の 事 例 においては 選 択 事 業 所 の 報 酬 月 額 に 二 等 級 以 上 の 差 がないため 随 時 改 定 の 対 象 とはなりません 11