避難所についての内閣府等のこれまでの対応



Similar documents
●幼児教育振興法案

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震


(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

学校安全の推進に関する計画の取組事例

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の


( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

Microsoft Word - 目次.doc

目  次(秦野市地域防災計画)

<4D F736F F D20365F335F8FF08C8F90DD92E FC92F994C5382D32816A>

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分


目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的... 1 第 1 計 画 の 目 的 1 第 2 計 画 の 策 定 1 第 3 計 画 の 構 成 2 第 4 用 語 の 意 義 2 第 2 節 計 画 の 前 提 条 件... 3 第 1 自 然 条 件 3 第 2 社 会 条 件

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

 

2 条 例 の 概 要 (1) 趣 旨 この 条 例 は 番 号 利 用 法 第 9 条 第 2 項 に 基 づく 個 人 番 号 の 利 用 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 めます (2) 定 義 この 条 例 で 規 定 しようとする 用 語 の 意 義 は 次 のとおりです 1 個 人

福 山 市 では, 福 山 市 民 の 安 全 に 関 する 条 例 ( 平 成 10 年 条 例 第 12 号 )に 基 づき, 安 全 で 住 みよい 地 域 社 会 の 形 成 を 推 進 しています また, 各 地 域 では, 防 犯 を 始 め 様 々な 安 心 安 全 活 動 に 熱 心

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

Microsoft Word - 保育園管理規程(決定案)

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

表紙-2.xdw

目 次 第 3 編 災 害 応 急 対 策 計 画 第 1 章 組 織 及 び 動 員... 1 第 1 節 防 災 組 織 明 石 市 防 災 会 議 明 石 市 災 害 対 策 本 部... 1 第 2 節 動 員 配 備 及 び 災 害 対 策 本 部 の 設 置.

スライド 1

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

資料8(第2回水害WG)

< EE597768E968BC688EA97972D372E786477>

●労働基準法等の一部を改正する法律案

25 年 度 アクションプラン 補 助 制 度 目 標 定 住 人 口 :198 人 増 1 九 州 大 学 学 生 への 電 動 バイクレンタル 事 業 学 研 都 市 づくり 課 進 学 糸 島 市 内 に 居 住 する 九 州 大 学 の 学 生 に 民 間 業 者 と 連 携 し て 電 動

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

Taro-07-1提言概要.jtd

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は


「一時預かり事業の実態について」の一部改正について

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

Microsoft Word - 東京都北区有料老人ホーム等設置指導要綱

5 民 間 事 業 者 における 取 扱 いについて( 概 要 資 料 P.17~19) 6 法 人 番 号 について( 概 要 資 料 P.4) (3) 社 会 保 障 税 番 号 制 度 のスケジュールについて( 概 要 資 料 P.20) 1 平 成 27 年 10 月 から( 施 行 日 は

<947A957A8E9197BF C E786C73>

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

1 平 成 24 年 度 税 制 改 正 の 主 な 内 容 について 改 正 障 害 者 自 立 支 援 法 等 の 平 成 24 年 4 月 施 行 により いずれも 第 1 種 社 会 福 祉 事 業 である1 知 的 障 害 児 施 設 2 知 的 障 害 児 通 園 施 設 3 盲 ろうあ

川崎市木造住宅耐震診断助成金交付要綱

< F2D926E88E6895E977089DB81608E528CFB8CA78C788E4082CC8D71>

Microsoft Word - h28rifo

東京事務所BCP【実施要領】溶け込み版

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

(3) 労 働 基 準 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 49 号 ) (4) 図 書 館 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 118 号 ) (5) 著 作 権 法 ( 昭 和 45 年 法 律 第 48 号 ) (6) 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 平

<4D F736F F D20819F964C96BE8E E682548AFA89EE8CEC816A8A C52E646F63>

(1) 児 童 福 祉 施 設 等 の 職 員 が 出 産 する 場 合 ( 以 下 産 休 の 場 合 という ) 次 のア 又 はイに 掲 げる 期 間 ア その 職 員 の 出 産 予 定 日 の6 週 間 多 胎 妊 娠 の 場 合 は14 週 間 前 の 日 から 産 後 8 週 間 を

長崎市民間建築物耐震化推進事業の概要

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

市街化区域と市街化調整区域との区分

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 1 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

Microsoft Word - 02第3期計画(元データ).doc

Microsoft Word - 【事務連絡】居所情報の登録申請が間に合わなかった場合の取扱いの周知について.docx

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

第7章

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

横浜市障害者ガイドヘルプ事業実施要綱

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

Taro-データ公安委員会相互協力事

(1) 自 立 相 談 支 援 事 業 生 活 困 窮 者 に 対 して 広 く 相 談 を 行 うとともに 生 活 困 窮 者 が 抱 えている 課 題 を 多 面 的 に 把 握 し 本 人 の 状 況 や 意 思 を 十 分 に 確 認 ( 以 下 アセスメント という )した 上 で 対 象

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

(11) 建 築 物 特 定 施 設 等 本 許 可 基 準 により 容 積 率 緩 和 対 象 とした 施 設 2. 運 用 方 針 この 許 可 基 準 は, 市 街 地 環 境 の 保 護 を 図 りつつ, 地 域 の 安 定 的 な 医 療 福 祉 環 境 の 確 保 を 図 ることを 目

住み慣れたこの町で最期まで 安心して暮らすために

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

<4D F736F F D C93FA967B91E5906B8DD082D682CC91CE899E2E646F6378>

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

1

っては いずれか 一 方 の 事 業 を 補 助 金 の 交 付 の 対 象 とする 3 第 1 項 各 号 に 掲 げる 事 業 において 国 県 若 しくは 本 市 からの 補 償 金 の 交 付 又 は 損 害 保 険 契 約 によ る 損 害 てん 補 その 他 これに 類 するものを 受

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

1 支 給 認 定 新 制 度 では 幼 稚 園 ( 新 制 度 に 移 行 する 幼 稚 園 のことで 以 下 同 じ) を 利 用 する 場 合 には お 住 まいの 市 町 村 から 支 給 認 定 証 の 交 付 を 受 ける 必 要 があります 認 定 の 区 分 は 年 齢 や 保 育

第 一 子 ども 子 育 て 支 援 の 意 義 に 関 する 事 項 子 どもの 最 善 の 利 益 が 実 現 される 社 会 を 目 指 すとの 考 え 方 を 基 本 とする 障 害 疾 病 虐 待 貧 困 など 社 会 的 な 支 援 の 必 要 性 が 高 い 子 どもやその 家 族 を

( 教 育 職 員 免 許 状 の 取 得 ) 第 9 条 教 育 職 員 免 許 状 ( 幼 稚 園 教 諭 二 種 免 許 状 )を 取 得 しようとする 者 は 教 育 職 員 免 許 法 に 基 づき 別 表 2に 掲 げる を 修 得 しなければならない 2 教 育 職 員 免 許 状 の

<4D F736F F D208B6388C491E D E7390EC8E738D7390AD8EE891B182C982A882AF82E993C192E882CC8CC2906C82F08EAF95CA82B782E982BD82DF82CC94D48D8682CC C98AD682B782E A582C98AEE82C382AD8CC2906C94D48D868

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

Transcription:

( 資 料 5 関 連 : 参 考 資 料 ) 避 難 所 の 確 保 と 質 の 向 上 に 関 する 検 討 会 について 平 成 27 年 7 月 22 日 内 閣 府 ( 防 災 担 当 )

1. 取 組 指 針 での トイレ に 関 する 主 な 規 定 P9 第 1-2-(2) 福 祉 避 難 所 の 整 備 福 祉 避 難 所 とは 要 配 慮 者 のために 特 別 の 配 慮 がなされた 避 難 所 のことである 災 害 救 助 法 が 適 用 された 場 合 において 都 道 府 県 又 はその 委 任 を 受 けた 市 町 村 が 福 祉 避 難 所 を 設 置 した 場 合 おおむね10 人 の 要 配 慮 者 に1 人 の 生 活 相 談 職 員 ( 要 配 慮 者 に 対 して 生 活 支 援 心 のケア 相 談 等 を 行 う 上 で 専 門 的 な 知 識 を 有 する 者 ) 等 の 配 置 要 配 慮 者 に 配 慮 したポータブル トイレ 手 すり 仮 設 スロープ 情 報 伝 達 機 器 等 の 器 物 日 常 生 活 上 の 支 援 を 行 うために 必 要 な 紙 おむつ ストーマ 用 装 具 等 の 消 耗 機 材 の 費 用 について 国 庫 負 担 を 受 けることができる P11 第 1-4-(2) その 他 備 蓄 品 の 備 蓄 等 1 仮 設 トイレを 備 蓄 しておくこと なお バリアフリーに 対 応 したトイレも 備 蓄 しておくこと P12 第 1-4-(3) 生 活 用 水 の 確 保 飲 料 水 の 他 に トイレや 避 難 所 の 清 掃 洗 濯 機 材 の 洗 浄 などの 用 途 に 欠 かせない 生 活 用 水 の 確 保 が 必 要 になる 命 の 継 続 に 不 可 欠 な 飲 料 水 は 支 援 物 資 として 確 保 されるが その 他 の 用 途 の 水 についても 感 染 症 の 防 止 等 衛 生 面 の 観 点 から 衛 生 的 な 水 を 早 期 に 確 保 できるようタンク 貯 水 槽 井 戸 等 の 整 備 に 努 めることが 望 ましいこと P14 第 2-2-(2) 避 難 所 の 機 能 3 障 害 児 者 用 トイレを 障 害 児 者 以 外 の 被 災 者 が 使 用 することで 混 雑 し 本 来 障 害 児 者 用 トイレの 使 用 を 必 要 とする 障 害 児 者 が 利 用 できないということがないようにするとともに 要 配 慮 者 のトイレの 使 用 を 支 援 する 要 員 も 確 保 するよう 努 めること なお 要 員 については 避 難 所 の 運 営 にあたり 被 災 者 自 身 の 役 割 分 担 を 決 める 中 で 確 保 できるよう 努 めること 5 物 理 的 障 壁 の 除 去 (バリアフリー 化 )がされていない 施 設 を 避 難 所 とした 場 合 には 要 配 慮 者 が 利 用 しやすいよう 速 やか に 障 害 児 者 用 トイレ スロープ 等 の 仮 設 に 努 めること 7 災 対 法 86 条 の6に 基 づき 被 災 者 の 避 難 所 における 生 活 環 境 の 整 備 に 必 要 な 措 置 を 講 ずるため 優 先 順 位 を 考 慮 して 必 要 に 応 じ 次 の 設 備 や 備 品 を 整 備 しながら 被 災 者 に 対 する 男 女 別 のトイレ 更 衣 室 洗 濯 干 し 場 や 授 乳 室 の 設 置 等 によ るプライバシーの 確 保 暑 さ 寒 さ 対 策 入 浴 及 び 洗 濯 の 機 会 確 保 の 他 子 どもの 遊 びや 学 習 のためのスペースの 確 保 等 生 活 環 境 の 改 善 対 策 を 講 じること 出 典 : 平 成 25 年 8 月 避 難 所 における 良 好 な 生 活 環 境 の 確 保 に 向 けた 取 組 指 針 ( 抜 粋 ) 1

2. 取 組 指 針 での 女 性 に 関 する 主 な 規 定 P11 第 1-4-(2) その 他 備 蓄 品 の 備 蓄 等 2 高 齢 者 乳 幼 児 女 性 等 に 配 慮 し 紙 おむつや 生 理 用 品 を 備 蓄 しておくこと P18 第 2-4-(3) 住 民 による 自 主 的 運 営 2 住 民 による 避 難 所 運 営 組 織 においても 人 口 の 半 数 を 占 める 女 性 等 多 様 な 主 体 が 責 任 者 として 加 わり 乳 幼 児 や 子 どものいる 家 庭 等 のニーズに 配 慮 し 生 理 用 品 等 女 性 に 必 要 な 物 資 や 衛 生 プライバシー 等 に 関 する 意 見 を 反 映 させ るようにすること また 避 難 所 における 要 配 慮 者 支 援 班 等 と 連 携 し 要 配 慮 者 の 意 見 も 反 映 させるようにすること P22 第 2-11 相 談 窓 口 (1) 高 齢 者 障 害 者 妊 産 婦 乳 幼 児 を 抱 えた 家 族 外 国 人 等 の 要 配 慮 者 や 在 宅 の 人 も 含 め 様 々な 避 難 者 の 意 見 を 吸 い 上 げるため 相 談 窓 口 を 設 置 すること その 際 女 性 の 障 害 者 等 に 適 切 に 対 応 できるようにするため 窓 口 には 女 性 を 配 置 することが 適 切 であること P22 第 2-12-(2) 防 犯 対 策 1 避 難 所 の 環 境 について 犯 罪 を 誘 発 助 長 する 面 もあることから 特 に 被 害 に 遭 いやすい 子 供 高 齢 者 女 性 からも 危 険 箇 所 必 要 な 対 応 についても 意 見 を 聞 き 照 明 の 増 設 など 環 境 改 善 を 行 うこと 警 察 とも 連 携 し 巡 回 や 被 害 者 への 相 談 窓 口 情 報 の 提 供 を 行 うとともに 被 災 者 支 援 者 全 体 に 対 して いかなる 犯 罪 暴 力 も 見 逃 さない 旨 を 周 知 徹 底 するよ うにすること 出 典 : 平 成 25 年 8 月 避 難 所 における 良 好 な 生 活 環 境 の 確 保 に 向 けた 取 組 指 針 ( 抜 粋 ) 2

3. 取 組 指 針 での 要 配 慮 者 支 援 に 関 する 主 な 規 定 1 平 常 時 における 対 応 P6 第 1-1-(1)-1 体 制 の 整 備 平 常 時 から 市 町 村 の 防 災 関 係 部 局 福 祉 関 係 部 局 及 び 保 健 衛 生 関 係 部 局 が 中 心 となり 関 係 部 局 等 が 協 力 して 避 難 所 運 営 準 備 会 議 ( 仮 称 ) を 開 催 し 要 介 護 高 齢 者 障 害 児 者 妊 産 婦 乳 幼 児 アレルギー 等 の 慢 性 疾 患 を 有 する 者 外 国 人 等 ( 以 下 要 配 慮 者 という )や 在 宅 者 への 支 援 も 視 野 に 入 れて 連 携 し 災 害 時 の 対 応 や 役 割 分 担 などについて 決 めてお くこと P6 第 1-1-(1)-3 研 修 や 訓 練 の 実 施 ウ 様 々な 要 配 慮 者 の 特 性 と それに 応 じた 接 し 方 について 避 難 所 の 運 営 管 理 者 となりうる 者 を 対 象 とした 研 修 を 実 施 す ること P9 第 1-2-(2) 福 祉 避 難 所 の 整 備 福 祉 避 難 所 とは 要 配 慮 者 のために 特 別 の 配 慮 がなされた 避 難 所 のことである 災 害 救 助 法 が 適 用 された 場 合 において 都 道 府 県 又 はその 委 任 を 受 けた 市 町 村 が 福 祉 避 難 所 を 設 置 した 場 合 おおむね10 人 の 要 配 慮 者 に1 人 の 生 活 相 談 職 員 ( 要 配 慮 者 に 対 して 生 活 支 援 心 のケア 相 談 等 を 行 う 上 で 専 門 的 な 知 識 を 有 する 者 ) 等 の 配 置 要 配 慮 者 に 配 慮 したポータブル トイレ 手 すり 仮 設 スロープ 情 報 伝 達 機 器 等 の 器 物 日 常 生 活 上 の 支 援 を 行 うために 必 要 な 紙 おむつ ストーマ 用 装 具 等 の 消 耗 機 材 の 費 用 について 国 庫 負 担 を 受 けることができる P12 第 1-5 要 配 慮 者 に 対 する 支 援 体 制 (1) 発 災 時 要 配 慮 者 に 対 して 次 のような 一 定 の 支 援 が 図 られるよう 平 常 時 から 自 主 防 災 組 織 地 区 代 表 者 等 と 連 携 体 制 を 構 築 しておくこと 1 避 難 所 内 での 要 配 慮 者 用 スペースの 確 保 2 必 要 な 育 児 介 護 医 療 用 品 の 調 達 3 在 宅 避 難 する 要 配 慮 者 の 安 否 確 認 物 資 提 供 医 療 福 祉 等 の 支 援 との 連 携 (2) 被 災 生 活 が 長 期 にわたると 想 定 される 場 合 要 配 慮 者 の 希 望 に 応 じて 被 災 地 外 の 適 切 な 施 設 等 に 避 難 させることにつ いて 他 の 市 町 村 等 と 協 定 を 締 結 しておくことが 望 ましいこと 出 典 : 平 成 25 年 8 月 避 難 所 における 良 好 な 生 活 環 境 の 確 保 に 向 けた 取 組 指 針 ( 抜 粋 ) 3

3. 取 組 指 針 での 要 配 慮 者 支 援 に 関 する 主 な 規 定 2 発 災 時 における 対 応 P14 第 2-2-(2) 避 難 所 の 機 能 3 障 害 児 者 用 トイレを 障 害 児 者 以 外 の 被 災 者 が 使 用 することで 混 雑 し 本 来 障 害 児 者 用 トイレの 使 用 を 必 要 とする 障 害 児 者 が 利 用 できないということがないようにするとともに 要 配 慮 者 のトイレの 使 用 を 支 援 する 要 員 も 確 保 するよう 努 めるこ と なお 要 員 については 避 難 所 の 運 営 にあたり 被 災 者 自 身 の 役 割 分 担 を 決 める 中 で 確 保 できるよう 努 めること 5 物 理 的 障 壁 の 除 去 (バリアフリー 化 )がされていない 施 設 を 避 難 所 とした 場 合 には 要 配 慮 者 が 利 用 しやすいよう 速 や かに 障 害 児 者 用 トイレ スロープ 等 の 仮 設 に 努 めること P18 第 2-4-(3) 住 民 による 自 主 的 運 営 2 住 民 による 避 難 所 運 営 組 織 においても 人 口 の 半 数 を 占 める 女 性 等 多 様 な 主 体 が 責 任 者 として 加 わり 乳 幼 児 や 子 どものいる 家 庭 等 のニーズに 配 慮 し 生 理 用 品 等 女 性 に 必 要 な 物 資 や 衛 生 プライバシー 等 に 関 する 意 見 を 反 映 させるよ うにすること また 避 難 所 における 要 配 慮 者 支 援 班 等 と 連 携 し 要 配 慮 者 の 意 見 も 反 映 させるようにすること P21 第 2-9-(3) 要 配 慮 者 等 への 情 報 提 供 1 市 町 村 の 避 難 所 運 営 支 援 班 と 連 携 し 各 避 難 所 へ 専 門 的 支 援 者 が 派 遣 等 された 際 避 難 所 にいる 要 配 慮 者 に 対 して 専 門 的 支 援 者 が 派 遣 された 旨 の 情 報 提 供 を 行 うこと 2 障 害 児 者 への 情 報 提 供 に 当 たり 障 害 児 者 ( 支 援 ) 団 体 やボランティア 団 体 と 連 携 し 情 報 提 供 を 行 うこと 特 に 視 覚 障 害 児 者 をサポートする 人 の 配 置 等 の 配 慮 が 必 要 であること 3 障 害 児 者 等 には 情 報 が 伝 達 されにくいことから 避 難 者 の 状 態 に 応 じ 伝 達 の 方 法 を 工 夫 すること 4 視 覚 障 害 児 者 聴 覚 障 害 児 者 盲 ろう 者 は 仮 設 住 宅 就 労 支 援 等 の 自 立 に 向 けた 支 援 等 の 情 報 の 取 得 が 難 しい 面 も あるので 被 災 地 における 障 害 児 者 団 体 のコミュニティ 等 を 通 じて 障 害 児 者 同 士 がそういった 情 報 を 得 られる 環 境 場 の 設 定 や 体 制 作 りを 検 討 すること 5 外 国 人 については 日 本 語 を 解 せない 者 や 被 災 地 の 地 理 や 事 情 に 不 慣 れな 者 もおり 必 要 な 情 報 を 得 ることが 困 難 と 考 えられることから ボランティア 等 の 協 力 も 得 ながら 必 要 に 応 じて 可 能 な 限 り 多 様 な 言 語 やひらがな カタカナ 等 の わかりやすい 言 葉 による 情 報 提 供 絵 や 写 真 の 提 示 など 多 様 な 手 段 により 情 報 提 供 がなされるよう 配 慮 することが 望 ま しいこと P21~22 第 2-10 要 配 慮 者 からの 情 報 提 供 要 配 慮 者 が 周 囲 の 避 難 者 に 対 して 支 援 して 欲 しいこと 知 っておいて 欲 しいことについて カード 等 を 活 用 することにより 要 配 慮 者 自 ら 自 分 の 状 態 に 関 する 情 報 を 発 信 できるように 配 慮 するなど 要 配 慮 者 自 身 の 意 思 を 尊 重 すること また 家 族 や 支 援 者 と 十 分 な 連 携 を 行 うことが 望 ましいこと 出 典 : 平 成 25 年 8 月 避 難 所 における 良 好 な 生 活 環 境 の 確 保 に 向 けた 取 組 指 針 ( 抜 粋 ) 4

4. 指 定 緊 急 避 難 場 所 と 指 定 避 難 所 の 区 別 について 3 住 民 等 による 適 時 適 切 な 避 難 行 動 3.1 指 定 緊 急 避 難 場 所 の 確 認 等 ~ 現 状 と 課 題 ~ 平 成 25 年 の 災 害 対 策 基 本 法 の 改 正 により 従 来 の 避 難 所 を 災 害 から 命 を 守 るために 緊 急 的 に 避 難 する 指 定 緊 急 避 難 場 所 と 災 害 発 生 後 に 被 災 者 等 を 一 定 期 間 滞 在 させるための 指 定 避 難 所 とに 分 類 し 指 定 することとしている しかし 市 町 村 による 指 定 緊 急 避 難 場 所 の 指 定 が 進 んでいない このうち 指 定 緊 急 避 難 場 所 については 想 定 される 災 害 種 別 (ハザード 別 ) にそれぞれ 指 定 することとしているが そのことが 充 分 に 認 識 されていない 指 定 避 難 所 と 指 定 緊 急 避 難 場 所 を 兼 ねて 指 定 されているケースもあり 両 者 の 違 いが 充 分 に 認 識 されていない 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 にその 危 険 から 逃 れるために 避 難 する 場 所 ( 災 害 対 策 基 本 法 第 49 条 の4) 災 害 の 危 険 性 があり 避 難 した 住 民 等 を 災 害 の 危 険 性 がなくなるまでに 必 要 な 間 滞 在 させ または 災 害 により 家 に 戻 れなくなった 住 民 等 を 一 時 的 に 滞 在 させるための 施 設 ( 災 害 対 策 基 本 法 第 49 条 の7) ( 実 施 すべき 取 組 ) 指 定 緊 急 避 難 場 所 指 定 避 難 所 の 指 定 のためのガイドライン( 仮 )の 策 定 土 砂 災 害 警 戒 区 域 危 険 箇 所 等 に 居 住 する 住 民 に 対 し 災 害 から 自 らの 命 を 守 るために 緊 急 的 に 避 難 する 指 定 緊 急 避 難 場 所 と 災 害 発 生 後 に 被 災 者 等 を 一 定 期 間 滞 在 させるための 指 定 避 難 所 があることを 認 識 してもらうとともに それらの 役 割 の 違 い についても 周 知 を 図 るべきである 出 典 : 平 成 27 年 6 月 中 央 防 災 会 議 防 災 対 策 実 行 会 議 総 合 的 な 土 砂 災 害 ワーキンググループ 総 合 的 な 土 砂 災 害 対 策 の 推 進 について ( 抜 粋 ) 5

5. 避 難 所 の 指 定 施 設 数 等 について 種 別 指 定 施 設 数 市 町 村 数 (n=1,741) 避 難 所 4 8, 0 1 4 施 設 9 4 4 市 町 村 うち 福 祉 避 難 所 7, 6 4 7 施 設 7 9 1 市 町 村 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 の 施 設 数 以 降 も 市 町 村 において 避 難 所 福 祉 避 難 所 の 指 定 手 続 きを 継 続 中 であり 指 定 施 設 数 が 今 後 更 に 増 えると 見 込 まれる 60 4% 避 難 所 を 指 定 している 市 町 村 数 (n=1,741) 福 祉 避 難 所 を 指 定 している 市 町 村 数 (n=1,741) 避 難 所 を 指 定 し ていない 737 42% 避 難 所 を 指 定 し ている 944 54% 福 祉 避 難 所 を 指 定 していな い 950 55% 福 祉 避 難 所 を 指 定 している 791 45% 出 典 : 平 成 27 年 3 月 避 難 所 の 運 営 等 に 関 する 実 態 調 査 ( 市 区 町 村 アンケート 調 査 ) 調 査 報 告 書 6

6. 避 難 所 についての 運 営 状 況 等 1 要 配 慮 者 に 対 する 支 援 体 制 避 難 所 運 営 の 手 引 き(マニュアル) 相 談 窓 口 の 設 置 要 配 慮 者 に 対 する 支 援 体 制 を 整 備 して いる 市 区 町 村 は1,143 自 治 体 で 全 市 区 町 村 (1,741 自 治 体 )の 約 66%となっ ている 避 難 所 運 営 のマニュアルを 作 成 又 は 作 成 中 の 市 区 町 村 は1,143 自 治 体 で 全 市 区 町 村 (1,741 自 治 体 )の 約 66%と なっている 様 々な 避 難 者 の 意 見 を 吸 い 上 げるため の 相 談 窓 口 の 設 置 を 想 定 している 市 区 町 村 は1,165 自 治 体 で 全 市 区 町 村 (1,741 自 治 体 )の 約 67%となっている 要 配 慮 者 に 対 する 支 援 体 制 の 整 備 (n=1,741) 92 5% 支 援 体 制 を 整 備 してい ない 506 29% 支 援 体 制 を 整 備 している 1143 66% 84 5% その 他 87 5% 避 難 所 運 営 マニュアルの 作 成 状 況 (n=1,741) 作 成 して いない 427 24% 作 成 中 で ある 467 27% 作 成 済 676 39% 設 置 する ことを 想 定 してい ない 487 28% 避 難 所 内 の 意 見 を 吸 い 上 げるための 相 談 窓 口 の 設 置 (n=1,741) 89 5% 設 置 するこ とを 想 定 し ている 1165 67% 出 典 : 平 成 27 年 3 月 避 難 所 の 運 営 等 に 関 する 実 態 調 査 ( 市 区 町 村 アンケート 調 査 ) 調 査 報 告 書 7

6. 避 難 所 についての 運 営 状 況 等 2 特 別 支 援 学 校 18 1% 小 中 学 校 高 校 6 1% 児 童 福 祉 施 設 38 3% 福 祉 避 難 所 の 施 設 分 類 施 設 分 類 で 最 も 多 かったのが 高 齢 者 施 設 であ り769 施 設 であった 次 いで 障 害 者 施 設 (223 施 設 ) その 他 社 会 福 祉 施 設 (86 施 設 ) の 順 であった 児 童 福 祉 施 設 は38 施 設 であった 施 設 分 類 (n=1,251) その 他 社 会 福 祉 施 設 86 7% 障 害 者 施 設 223 18% 公 民 館 22 2% 公 的 宿 泊 施 設 2 0% 高 齢 者 施 設 769 65% 21 2% 要 配 慮 者 10 人 あたりに 配 置 する 生 活 相 談 員 数 災 害 時 に 要 配 慮 者 10 人 あたりに 配 置 する 生 活 相 談 員 数 で 最 も 多 かったのが 生 活 相 談 員 を 配 置 す ることとしているが1 人 に 満 たない であり392 施 設 であった 次 いで 配 置 することとしていない(254 施 設 ) 1 人 以 上 2 人 未 満 の 生 活 相 談 員 を 配 置 す ることとしている(234 施 設 ) の 順 であった 要 配 慮 10 人 あたりに 配 置 する 生 活 相 談 員 数 (n=1,251) その 他 209 17% 配 置 することと していない 254 20% 42 3% 2 人 以 上 120 10% 配 置 することとし ているが1 人 に 満 たない 392 31% 1 人 以 上 2 人 未 満 234 19% 災 害 救 助 法 では 福 祉 避 難 所 について 概 ね10 人 の 要 配 慮 者 に1 人 の 相 談 等 に 当 たる 介 助 員 等 の 配 置 の 費 用 を 加 算 でき ることとしている 出 典 : 平 成 27 年 3 月 避 難 所 の 運 営 等 に 関 する 実 態 調 査 ( 市 区 町 村 アンケート 調 査 ) 調 査 報 告 書 8

6. 避 難 所 についての 運 営 状 況 等 3 災 害 時 の 職 員 向 け マニュアル 等 の 作 成 要 配 慮 者 に 対 しての 情 報 提 供 災 害 時 の 管 理 運 営 について 明 文 化 した 職 員 向 け マニュアル 等 の 作 成 について 最 も 多 かったのが 今 後 作 成 予 定 であり 507 施 設 であった 次 いで 作 成 している(454 施 設 ) であり 作 成 していない( 今 後 も 予 定 なし) は188 施 設 であった 避 難 所 内 での 要 配 慮 者 への 情 報 提 供 の 方 法 を 想 定 している 市 区 町 村 は926 自 治 体 で 全 市 区 町 村 (1,741 自 治 体 )の 約 53%となっている 指 定 避 難 所 の 他 災 害 時 に 避 難 所 として 活 用 するこ とを 想 定 している 公 共 施 設 等 を 含 む 災 害 時 の 管 理 運 営 について 明 文 化 した 職 員 向 けマニュアル 等 の 作 成 (n=1,251) その 他 82 7% 作 成 していない( 今 後 も 予 定 なし) 188 15% 今 後 作 成 予 定 507 40% 20 2% 作 成 している 454 36% 103 6% 避 難 所 内 の 要 配 慮 者 に 対 する 情 報 提 供 方 法 の 想 定 (n=1,741) 情 報 提 供 の 方 法 を 想 定 して いない 712 41% 情 報 提 供 の 方 法 を 想 定 している 926 53% 出 典 : 平 成 27 年 3 月 避 難 所 の 運 営 等 に 関 する 実 態 調 査 ( 市 区 町 村 アンケート 調 査 ) 調 査 報 告 書 9

7. 平 成 26 年 の 広 島 土 砂 災 害 での 報 道 平 成 26 年 8 月 24 日 日 本 経 済 新 聞 ( 抄 ) 被 害 が 大 きい 安 佐 南 区 八 木 地 区 の 市 立 梅 林 小 学 校 には 最 多 の620 人 が 避 難 する 住 民 は 体 育 館 や 教 室 の 床 に 配 布 された 薄 いシートを 敷 き 扇 風 機 で 暑 さをしのぐ プライバシーを 確 保 できるついたてなどはない 夫 (58)とともに21 日 から 避 難 していた 自 営 業 の 女 性 (58)は 猛 暑 の 中 入 浴 できないのがつらい とこぼす 利 用 できるシャワーは 男 女 兼 用 の 一 つだけ 女 性 は23 日 夕 やむを 得 ず 水 道 が 使 える 避 難 勧 告 区 域 の 自 宅 に 戻 った 土 砂 崩 れが 再 び 起 きるリスクは 承 知 しているが と 話 した 平 成 26 年 8 月 25 日 読 売 新 聞 ( 抄 ) 13か 所 の 避 難 所 に 身 を 寄 せる 被 災 者 たちは 疲 労 の 色 を 濃 くしている 学 校 への 避 難 者 は 各 教 室 と 体 育 館 に 雑 魚 寝 の 状 態 だ 一 人 ひとりの 仕 切 りはなく プライバシーの 空 間 は 確 保 できない ボランティアの 炊 き 出 しは 始 まったものの 食 事 は 主 に 市 が 用 意 したパンや 弁 当 クーラーのない 体 育 館 には 熱 中 症 対 策 として 扇 風 機 が 配 られているが 高 齢 者 にとっては 負 担 が 大 きい 安 佐 北 区 の 可 部 小 に 避 難 中 の 主 婦 (71)は 人 目 にさらされて 落 ち 着 かない 扇 風 機 はあるけど 蒸 し 暑 くて 高 齢 の 身 にはとてもこたえる と 疲 れ 切 った 表 情 で 話 す 平 成 26 年 8 月 30 日 日 本 経 済 新 聞 ( 抄 ) 東 日 本 大 震 災 でも 活 躍 した 段 ボール 製 の 簡 易 ベッドの 導 入 が 始 まった 高 齢 者 などにとって 硬 い 床 での 睡 眠 は 体 調 不 良 につながる 可 能 性 もあり 避 難 者 からは 寝 起 きが 楽 になった との 声 が 上 がっている 足 にリウマチを 患 う 無 職 女 性 (73)は 雑 魚 寝 だと 起 き 上 がるのもひと 苦 労 ベッドで 一 人 でも 楽 に 立 ち 上 がれ るようになった と 笑 顔 をみせる 10

8. 暮 らしの 質 向 上 検 討 会 提 言 ( 抄 ) 総 論 ( 防 災 の 観 点 ) 取 組 1.トイレに 関 する 基 本 的 な 考 え 方 の 提 示 施 設 管 理 者 において 基 本 的 な 考 え 方 を 踏 まえた 対 応 を 行 う 災 害 時 は 短 時 間 でトイレ 空 間 の 快 適 さが 著 しく 損 なわれる( 健 康 被 害 へ とつながるケースもある) 防 災 拠 点 となる 公 共 施 設 の 約 6 割 が 学 校 施 設 ( 高 齢 者 等 への 負 担 が 大 き い 節 水 非 対 応 ) 関 係 省 庁 において 基 本 的 な 考 え 方 を 踏 まえ 自 ら 基 準 等 を 見 直 し 又 は 関 係 団 体 等 に 見 直 しを 要 請 する トイレは 男 女 別 に 設 置 する 便 器 は 男 女 の 平 均 利 用 時 間 の 差 や 男 女 の 利 用 実 態 を 反 映 し た 数 とし 待 ち 時 間 の 男 女 均 等 化 に 努 める 明 るさを 確 保 し 安 全 面 に 配 慮 する 特 に 配 慮 が 必 要 な 場 合 は 照 明 や 見 通 しの 確 保 等 必 要 な 安 全 確 保 の 措 置 を 講 じるよう 努 める 通 気 性 清 潔 性 の 確 保 に 努 める 落 書 きの 防 止 消 却 に 努 める 使 用 方 法 マナー 等 の 周 知 に 努 める 2. 避 難 所 のトイレの 改 善 各 教 育 委 員 会 に 対 し 避 難 所 に 指 定 された 学 校 について 防 災 担 当 部 局 と 連 携 しつつ 災 害 時 の 確 保 を 盛 り 込 んだ 施 設 利 用 計 画 を 策 定 するよう 促 す その 際 女 性 や 高 齢 者 障 害 者 等 にも 配 慮 した 内 容 とするよう 留 意 する 3. 避 難 所 のトイレのモデルケースの 提 示 避 難 所 における 災 害 時 のトイレの 適 切 なモデルケースを 提 示 することとし 関 係 者 による 出 典 : 平 成 27 年 5 月 25 日 暮 らしの 質 向 上 検 討 会 提 言 ( 抜 粋 ) 検 討 会 を 設 置 してその 具 体 的 な 内 容 等 について 検 討 を 行 う 11

9. 女 性 活 躍 加 速 のための 重 点 方 針 2015( 抄 ) 女 性 活 躍 加 速 のための 重 点 方 針 2015( 平 成 27 年 6 月 26 日 すべての 女 性 が 輝 く 社 会 づ くり 本 部 決 定 )の 中 の 4. 暮 らしの 質 の 向 上 のための 取 組 ( 避 難 所 関 係 抜 粋 ) (1) 暮 らしの 質 の 向 上 に 資 する 空 間 づくり 1 快 適 性 清 潔 性 安 全 性 についての 施 策 ウ) 学 校 や 公 園 等 のトイレ 快 適 なトイレ 空 間 を 確 保 するとともに 災 害 発 生 時 に 備 えるため 改 修 資 金 を 工 夫 しつつ ト イレの 改 修 を 進 める 4 防 災 ア) 避 難 所 のトイレの 改 善 特 に 避 難 所 に 指 定 されることが 多 い 学 校 施 設 については 各 教 育 委 員 会 に 対 し 避 難 所 に 指 定 された 学 校 について 防 災 担 当 部 局 と 連 携 しつつ 災 害 時 のトイレの 確 保 を 盛 り 込 ん だ 施 設 利 用 計 画 を 策 定 するよう 促 す その 際 女 性 や 高 齢 者 障 害 者 等 にも 配 慮 した 内 容 とするよう 留 意 する ( 上 記 のほか 1ウ 再 掲 ) イ) 避 難 所 のトイレのモデルケースの 提 示 避 難 所 における 災 害 時 のトイレの 適 切 なモデルケースを 提 示 することとし 関 係 者 による 検 討 会 を 設 置 してその 具 体 的 な 内 容 等 について 検 討 を 行 う 12

10. トイレのモデルケース の 具 体 的 内 容 等 について ( 検 討 にあたっての 留 意 事 項 ) 災 害 時 のトイレについて ( 平 成 27 年 5 月 暮 らしの 質 向 上 検 討 会 提 言 の 別 紙 ) の 内 容 に 関 し 追 加 修 正 することが 適 切 と 考 えられる 事 項 はあるか ( 例 ) 1 トイレ 数 ( 目 安 )について より 具 体 的 に 数 値 化 できないか 2 災 害 用 トイレの 組 合 せモデルは 十 分 か またその 実 効 性 はどうか 3 女 性 高 齢 者 等 への 配 慮 に 関 し 追 加 すべき 事 項 はあるか 4 その 他 市 町 村 が 適 切 に 対 応 できるようにする 観 点 から 追 加 すべき 事 項 はあるか ( 例 : 清 掃 の 実 施 方 法 マニュアル 管 理 者 用 チェックシート 等 の 追 加 ) 13