実 施 報 告 ( 確 定 版 ) 2015 2 15-1 主 催 呼 び 掛 け: 模 擬 選 挙 推 進 ネットワーク http://www.mogisenkyo.com 実 施 主 体 : 全 国 の 学 校 市 民 団 体 後 援 : 文 部 科 学 省 公 益 財 団 法 人 明 るい 選 挙 推 進 協 会 公 益 社 団 法 人 日 本 青 年 会 議 所
-2 実 施 概 要 実 施 時 期 ( 投 票 受 付 期 間 ) 2014 年 12 月 3 日 ( 水 ) 午 前 8 時 30 分 から12 月 14 日 ( 日 ) 午 後 8 時 まで 対 象 2014 年 12 月 14 日 現 在 19 歳 以 下 の 方 投 票 方 法 学 校 : 全 国 から42 校 が 参 加 内 訳 = 小 学 校 :1 校 中 学 校 :8 校 高 等 学 校 :31 校 大 学 :2 校 中 高 一 貫 校 など 中 等 部 高 等 部 がある 学 校 は 中 等 部 高 等 部 別 に 計 算 過 去 の 国 政 選 挙 の 実 施 学 校 数 総 選 挙 (2003 年 )= 7 校 総 選 挙 (2005 年 )=42 校 総 選 挙 (2009 年 )=20 校 総 選 挙 (2012 年 )=29 校 参 院 選 (2004 年 )=21 校 参 院 選 (2007 年 )=40 校 参 院 選 (2010 年 )=22 校 参 院 選 (2013 年 )=34 校 街 頭 での 投 票 高 校 生 団 体 Teen s Rights Movement が 横 浜 渋 谷 で 模 擬 選 挙 を 呼 びかけて 投 票 NPO 団 体 での 投 票 NPO 法 人 キッズドア 東 北 事 業 部 が 実 施 している 被 災 地 の 中 高 生 向 けの 学 習 支 援 先 で 投 票 Webでの 投 票 模 擬 選 挙 推 進 ネットワークのサイトを 通 じて 投 票
-3 模 擬 選 挙 に 取 り 組 んだ 学 校 学 校 名 の 公 表 が 可 能 な 学 校 * 北 海 道 札 幌 龍 谷 学 園 高 等 学 校 札 幌 市 立 真 駒 内 中 学 校 * 福 島 県 県 立 浪 江 高 等 学 校 初 * 長 野 県 県 立 赤 穂 高 等 学 校 県 立 田 川 高 等 学 校 県 立 穂 高 商 業 高 等 学 校 初 県 立 望 月 高 等 学 校 初 上 田 西 高 等 学 校 * 千 葉 県 芝 浦 工 大 柏 中 学 校 芝 浦 工 大 柏 高 等 学 校 千 葉 県 立 鎌 ヶ 谷 高 等 学 校 千 葉 県 立 流 山 おおたかの 森 高 等 学 校 初 * 埼 玉 県 クラーク 記 念 国 際 高 等 学 校 さいたまキャンパス * 東 京 都 八 王 子 市 立 上 柚 木 中 学 校 かえつ 有 明 中 学 高 等 学 校 駒 場 東 邦 中 学 校 駒 場 東 邦 高 等 学 校 玉 川 学 園 中 学 部 玉 川 学 園 高 等 部 都 立 戸 山 高 等 学 校 都 立 高 島 高 等 学 校 東 洋 大 学 * 新 潟 県 県 立 西 川 竹 園 高 等 学 校 * 三 重 県 三 重 県 立 桑 名 西 高 等 学 校 * 京 都 府 光 華 小 学 校 立 命 館 宇 治 中 学 校 立 命 館 宇 治 高 等 学 校 * 兵 庫 県 県 立 尼 崎 小 田 高 等 学 校 武 庫 川 女 子 大 学 短 期 大 学 部
-4 集 計 概 要 比 例 区 の 投 票 総 数 8,883 票 総 選 挙 2,145 票 (2003 年 ) 6,745 票 (2005 年 ) 4,629 票 (2009 年 ) 6,075 票 (2012 年 ) 参 院 選 4,826 票 (2004 年 ) 8,212 票 (2007 年 ) 6,052 票 (2010 年 ) 11,113 票 (2013 年 ) 比 例 区 の 有 効 投 票 数 8,343 票 (20 歳 以 上 の 投 票 白 紙 投 票 などを 除 外 した 票 数 ) 投 票 総 数 における 投 票 方 法 別 の 票 数 学 校 :7,727 票 (2013 年 :4,956 票 ) 学 校 での 投 票 数 は 過 去 最 高 地 域 / 街 頭 :1,115 票 (2013 年 :6,008 票 ) Web:41 票 (2013 年 :149 票 ) 投 票 総 数 における 投 票 者 の 年 齢 学 年 ( 把 握 できている 分 ) 小 学 生 :112 名 中 学 生 :1,192 名 高 校 生 :5,932 名 最 年 少 :8 歳 (1 人 ) 投 票 総 数 における 投 票 者 の 主 な 居 住 地 ( 都 道 府 県 ) 北 海 道 から 沖 縄 県 までの21 都 道 府 県 から 投 票 東 京 都 (3,393 名 ) 千 葉 県 (1538 名 ) 長 野 県 (1,022 名 ) 神 奈 川 県 (764 名 ) 兵 庫 県 (537 名 ) 京 都 府 (469 名 ) 山 口 県 (234 名 ) 埼 玉 県 (217 名 ) 三 重 県 (197 名 ) 北 海 道 (189 名 ) など 集 計 方 法 比 例 区 の 投 票 を 全 国 合 計 2015 年 1 月 7 日 正 午 時 点 で 学 校 や 地 域 から 連 絡 のあった 投 票 数 で 集 計 しています
投 票 結 果 自 民 36.1%( 実 際 33.1%) 民 主 22.0%( 実 際 18.3%) 自 民 公 明 民 主 維 新 共 産 次 世 代 社 民 生 活 改 革 幸 福 支 持 政 党 なし 有 効 票 小 計 実 際 結 果 17,658,916 7,314,236 9,775,991 8,382,699 6,062,962 1,414,919 1,314,441 1,028,721 16,597 260,111 104,854 53,334,447 実 際 割 合 33.1% 13.7% 18.3% 15.7% 11.4% 2.7% 2.5% 1.9% 0.0% 0.5% 0.2% 100.0% 模 擬 結 果 3,010 616 1,834 745 862 288 380 240 48 318 2 8,343 模 擬 割 合 36.1% 7.4% 22.0% 8.9% 10.3% 3.5% 4.6% 2.9% 0.6% 3.8% 0.0% 100.0% 次 世 代, 2.7% 社 民, 2.5% 生 活, 1.9% 改 革, 0.0% 幸 福, 0.5% 支 持 政 党 なし, 0.2% 実 2 際 未 来 の 1 有 権 者 自 民, 33.1% 自 民, 36.1% 公 明, 13.7% 公 明, 7.4 % 次 世 代, 3.5% 民 主, 18.3% 民 主, 22.0% 社 民, 4.6% 生 活, 2.9% 維 新, 15.7% 維 新, 8.9% 改 革, 0.6% 共 産, 10.3 % 幸 福, 3.8% 共 産, 11.4% 支 持 政 党 なし, 0.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
-6 未 来 の 有 権 者 の 投 票 理 由 感 想 ( 抜 粋 ) 誤 字 脱 字 もそのまま 掲 載 自 由 民 主 党 アベノミクスにより 父 親 の 会 社 の 株 価 が 上 がった 自 分 らには 増 税 で 輸 入 品 の 値 上 がりなどで 実 感 はないが 高 卒 の 求 人 が 増 えたり 良 い 面 もあった なので 今 後 の 期 待 を 込 めて 投 票 する 前 民 主 党 になって 結 局 大 きなことをせずに 変 わったこと 歴 史 的 に 増 税 をしても 景 気 は 悪 いままっ て 言 うけど 何 かに 耐 えないとあかんこともあるはず 増 税 に 反 対 だと 思 わないから 初 めて 演 説 を 聞 き 安 倍 さんの 直 接 的 な 話 を 聞 くことができ 奨 学 金 制 度 を 変 えるなど 僕 たちが 将 来 に 生 きていくために 大 事 だと 思 うことを 言 っていたので 一 度 様 子 を 見 てみたいと 思 ったから 安 倍 さんが 様 々な 政 策 を 行 っていて 民 主 党 の 時 よりも 日 本 が 良 い 方 向 に 動 いていると 思 うから 勢 いがあるし 実 際 に 景 気 が 回 復 してると 思 うから 民 主 党 えらボートで 質 問 に 答 えていくと 民 主 党 が 一 番 高 かったので 原 発 ゼロの 目 標 が 明 確 に 出 されているから 何 でも 解 決 してくれそう きちっと 物 事 を 考 えていて 立 派 な 政 党 だから 一 人 一 人 を 尊 重 し 共 に 生 きる 社 会 へと 導 いてくれそうだから 海 江 田 さんなら 日 本 を 変 えてくれると 思 ったから アベノミクスからの 転 換 雇 用 の 拡 大 など 貧 困 層 の 部 分 をしっか り 見 ていそうな 感 じだった
-7 未 来 の 有 権 者 の 投 票 理 由 感 想 ( 抜 粋 ) 誤 字 脱 字 もそのまま 掲 載 維 新 の 党 政 治 とカネ の 終 止 符 観 光 文 化 をアピールしている 原 発 を 捨 てるための 条 件 が 揃 っていると 判 断 したため 消 費 税 10%の 反 対 や 原 発 についてしっかりと 批 判 し 具 体 的 な 行 動 を 行 い 具 体 的 なこれから の 行 動 を 示 していると 感 じたから 演 説 でプラス 面 だけではなくマイナス 面 を 抑 えていたから 他 の 党 は 自 分 たちは 変 わらず 国 の 考 え 方 国 民 の 生 活 が 変 わればよくて 自 分 の 身 は 守 ろうと しているようだから 公 明 党 軽 減 税 率 の 実 現 に 期 待 しているから 軽 減 税 率 と 言 う 言 葉 が 心 に 響 いた 家 計 にとても 優 しくしてくれると 主 張 しているから 家 計 に 景 気 回 復 の 実 感 を 持 たせてほしい 税 率 が 上 がっても 低 所 得 者 の 首 を 絞 めてしまうだけ だと 思 うので 軽 減 税 率 を 実 現 してほしい 日 本 共 産 党 安 倍 政 権 の 暴 走 止 めてほしいから 人 間 らしさを 尊 重 しているから 税 制 と 雇 用 のことの 理 由 がよかった 消 費 税 10%を 中 止 し 人 間 らしく 働 ける 雇 用 を 目 指 し 原 発 反 対 戦 争 反 対 の 思 考 に 賛 成 社 会 保 障 を 充 実 させて 安 心 して 働 けるようになりたいから
-8 未 来 の 有 権 者 の 投 票 理 由 感 想 ( 抜 粋 ) 誤 字 脱 字 もそのまま 掲 載 次 世 代 の 党 政 党 の 中 でただ1つ 原 子 力 発 電 を 肯 定 していたマニフェストを 掲 げているから 政 策 がいちばんきれいごと 言 っているから 様 子 見 で 今 の 日 本 には 次 世 代 の 力 がいちばん 有 効 であり 次 世 代 が 変 えていかなければならないと 思 った 生 活 の 党 TPPに 断 固 反 対 という 意 見 が 同 じだから 社 会 民 主 党 原 発 再 稼 働 も 集 団 的 自 衛 権 も 嫌 だから 福 祉 に 力 を 入 れているから 平 和 憲 法 を 変 えないから 白 票 どの 党 もそんなに 根 本 的 には 変 わりなさそうだから 口 では 良 いことを 言 っていても 実 際 に 行 うかは 分 からないから
-9 未 来 の 有 権 者 の 投 票 理 由 感 想 ( 抜 粋 ) 誤 字 脱 字 もそのまま 掲 載 政 治 に 対 する 期 待 や 希 望 要 望 * 期 待 する 国 民 の 声 に 対 してこたえている/ 税 金 を 下 げてほしいから/ 世 の 中 をよくして/ 将 来 のことだから/ 今 後 の 将 来 に 期 待 や 希 望 があると 思 う/もっと 国 民 の 目 線 になってほしい/ 今 の 日 本 を 豊 かにしてく れる 期 待 /どれだけこの 先 の 未 来 が 変 わるか/いい 対 策 をしてくれそうだから/ 一 人 の 人 間 として/ 税 金 を 上 げないでください/ 消 費 税 下 げて!/ 税 金 下 げてほしい/デフレ 脱 却 とまではいわないから 経 済 をよくしてほしい * 期 待 しない 有 言 実 行 ができていないから/ 結 局 はどの 政 党 になっても 同 じだと 思 う/どこの 政 党 がやってもかわ らない/ 消 費 税 率 削 減 や 景 気 回 復 以 外 でどうでもいい 問 題 で 議 論 しているから/ 期 待 できる 要 素 がな い/ 男 性 ばかりずるいと 思 う 口 ばかりじゃなく 行 動 しろ/ アベノミクスについて 不 満 がある よ い 方 向 へいってない/ 興 味 がない/ 被 災 地 に 対 してあまり 目 を 向 けていないような 気 がするから/ 少 し 難 しい/ 平 和 であればそれでいい/ 結 果 的 にどうせ 何 も 変 わらないんだ/あまり 関 心 がないから /あまりにも 無 駄 なお 金 を 使 っているから/マニフェストとかいってるけどけっきょくできないから
-10 未 来 の 有 権 者 による 選 挙 権 年 齢 引 き 下 げ 政 治 への 期 待 模 擬 選 挙 の 実 施 に 合 わせて 以 下 の 内 容 のアンケートを 同 時 に 実 施 これらについては 現 在 アンケート 票 を 回 収 中 であり 2015 年 1 月 中 に 改 めて 公 表 致 します < 質 問 項 目 > これまでの 模 擬 選 挙 への 参 加 回 数 模 擬 選 挙 で 投 票 する 前 の 選 挙 や 政 治 に 対 する 関 心 度 模 擬 選 挙 で 投 票 することによる 選 挙 や 政 治 に 対 する 関 心 度 模 擬 選 挙 で 重 視 した 政 策 選 挙 権 があった 場 合 総 選 挙 で 投 票 したかった 選 挙 権 年 齢 を18 歳 に 引 き 下 げることに 賛 成 か 政 治 に 対 する 期 待 や 希 望 要 望 政 治 家 や 社 会 に 言 いたいこと
-11 総 括 総 括 1: 投 票 内 容 に 関 して 実 際 の 選 挙 結 果 と 比 較 してもほぼ 同 様 の 結 果 ( 自 民 党 圧 勝 )となっており 世 の 中 の 動 向 と 未 来 の 有 権 者 の 社 会 を 見 る 目 に それほど 大 きな 差 異 を 感 じない 学 校 での 模 擬 選 挙 の 取 り 組 みにおいては 各 政 党 の 政 策 の 比 較 マニフェストの 読 み 比 べ ボートマッチなどを 事 前 に 行 っているところが 多 い 街 頭 模 擬 選 挙 においては 情 報 が 少 ない 中 普 段 のニュースについて 話 すなど 未 来 の 有 権 者 は 政 策 を 踏 まえたうえで 投 票 している 普 段 は 選 挙 や 政 治 に 関 心 のない 未 来 の 有 権 者 も 模 擬 選 挙 を 行 うことを 通 じて 実 際 の 選 挙 結 果 に 興 味 関 心 を 抱 くようになっていることが 感 想 などから 読 み 取 れる 2: 実 施 時 期 について 急 な 解 散 / 総 選 挙 だったため 2 学 期 末 試 験 の 最 中 修 学 旅 行 中 受 験 前 などによって これまで 模 擬 選 挙 に 取 り 組 んできた 学 校 において 規 模 の 縮 小 ( 対 象 学 年 を 絞 る)がおきた 一 方 で 新 規 実 施 も 相 次 いだ 3: 学 校 での 模 擬 選 挙 の 実 施 に 対 して 先 生 同 士 のネットワークにより 新 たに 実 施 する 学 校 が 目 立 った 憲 法 改 正 の 国 民 投 票 法 における 投 票 年 齢 が 18 歳 となったり 選 挙 権 年 齢 の18 歳 への 引 き 下 げが 現 実 味 を 帯 びる 中 で 特 に 高 校 での 模 擬 選 挙 の 実 施 に 対 する 意 識 のたかまりを 感 じた 4: 18 歳 選 挙 権 との 関 係 性 18 歳 選 挙 権 が 現 実 味 を 帯 びる 中 で 高 校 での 実 施 はもとより メディアからも 注 目 を 集 め た 特 に 2016 年 参 院 選 から 選 挙 権 年 齢 が 引 き 下 がることを 考 慮 すると 現 在 高 校 1-2 年 生 の16 歳 17 歳 がまさに 該 当 することもあり それらの 世 代 への 政 治 教 育 有 権 者 教 育 の 必 要 性 を 認 識 した
-12 今 回 の 特 徴 1: 文 部 科 学 省 による 後 援 主 権 者 教 育 シティズンシップ 教 育 の 一 つである 模 擬 選 挙 に 対 して 前 回 の 参 院 選 に 引 き 続 き 文 部 科 学 省 が 名 義 後 援 を 行 った 2: 選 挙 管 理 委 員 会 との 連 携 これまでの 模 擬 選 挙 に 引 き 続 き 各 地 の 選 挙 管 理 委 員 会 から 実 際 の 選 挙 で 使 う 投 票 箱 や 記 載 台 の 借 用 選 挙 公 報 の 提 供 などを 受 けた 選 挙 啓 発 キャラクター めいすいくん の 着 ぐるみも 学 校 まで 出 張 してくれた 3: 新 たに 模 擬 選 挙 を 実 施 する 学 校 急 な 解 散 総 選 挙 だったにも 関 わらず 公 立 学 校 を 含 め 新 たに 模 擬 選 挙 を 実 施 する 学 校 が 中 学 校 高 校 で 複 数 あった 4: 共 催 団 体 による 街 頭 模 擬 選 挙 やウェブ 模 擬 選 挙 の 実 施 街 頭 模 擬 選 挙 において 高 校 生 団 体 (TeensRightsMovement)が 取 り 組 んだ 5: 主 要 政 党 のマニフェストおよびポスターの 入 手 主 要 政 党 のマニフェストおよびポスター( 比 例 区 用 )を 入 手 し 希 望 のあった 学 校 に 対 して 届 けた 6:メディアからの 注 目 新 聞 テレビなどで 模 擬 選 挙 がメディアで 取 り 上 げられた 取 り 上 げられた 主 な 媒 体 読 売 新 聞 毎 日 新 聞 朝 日 新 聞 東 京 新 聞 日 本 経 済 新 聞 産 経 新 聞 北 海 道 新 聞 信 濃 毎 日 新 聞 中 日 新 聞 NHK 長 野 放 送 局 MBS など( 当 団 体 が 確 認 できたもの)
-13 今 後 の 課 題 課 題 学 校 で 模 擬 選 挙 を 実 施 するのが 難 しい 日 程 でも より 多 くの 未 成 年 者 に 体 験 してもらえる 実 施 方 法 の 模 索 選 挙 権 年 齢 の 引 き 下 げ が 現 実 のものとなる 中 で 学 校 での 模 擬 選 挙 の 実 施 に 対 する 理 解 促 進 を 図 るための 働 きかけ 特 に 2016 年 7 月 の 参 院 選 から 18 歳 選 挙 になることを 見 据 えて 政 治 教 育 を 学 校 現 場 で いかにして 実 践 していくか 模 擬 選 挙 の 拡 大 に 対 応 できるだけの 人 手 や 資 金 事 務 所 ホームページ Web 投 票 システム などを 確 保 する 必 要 があるが 活 動 に 収 入 が 伴 わないために 困 難 な 状 況 が 続 いている 実 施 が 拡 大 する 中 で 模 擬 選 挙 を 盛 り 上 げるための 資 料 やグッズをきちんと 確 保 していくため に 各 政 党 や 選 挙 管 理 委 員 会 との 連 携 協 働 のあり 方 の 検 討 が 求 められている 模 擬 選 挙 を 実 施 していることを 未 成 年 者 に 知 ってもらうための 広 報 手 段 マスメディア 等 の 協 力 を 得 ていく 必 要 がある
実 施 概 要 実 施 概 要 概 要 : 政 治 や 世 の 中 に 対 する 関 心 を 高 め 子 ども 自 身 が 社 会 の 一 員 国 民 の 一 人 としての 責 任 と 自 覚 を 感 じるための 主 権 者 教 育 シティズンシップ 教 育 の 一 環 として 参 議 院 議 員 選 挙 において 未 来 の 有 権 者 (20 歳 未 満 )を 対 象 にした 未 成 年 模 擬 選 挙 を 行 う 主 催 : 模 擬 選 挙 推 進 ネットワーク( 呼 びかけ/ 事 務 局 ) 実 施 : 全 国 の 小 学 校 中 学 校 高 校 大 学 ( 教 師 あるいは 生 徒 自 身 が 授 業 や 放 課 後 などに 実 施 ) NPO( 街 頭 や 児 童 館 などの 施 設 ウェブサイトを 通 じて 実 施 ) 対 象 : 選 挙 の 投 票 日 時 点 で20 歳 未 満 の 全 国 の 未 来 の 有 権 者 約 2245 万 人 参 加 規 模 : 全 国 ( 参 院 選 )の 小 学 校 中 学 校 高 校 大 学 など30 校 以 上 で 実 施 6,000 人 以 上 が 参 加 見 込 み 留 意 点 : 中 立 公 正 公 平 に 実 施 する 投 票 結 果 は 実 際 の 選 挙 が 行 われた 後 に 公 表 する( 公 職 選 挙 法 138 条 人 気 投 票 の 禁 止 ) 実 績 :2002 年 の 町 田 市 長 選 挙 を 皮 切 りに 国 政 選 挙 (7 回 ) 地 方 自 治 体 選 挙 ( 首 長 選 挙 議 員 選 挙 )など を 合 わせて20 以 上 の 選 挙 で 実 施 のべ150 校 で 実 施 され 4 万 人 を 越 す 未 来 の 有 権 者 が 投 票 国 政 選 挙 を 対 象 にした 模 擬 選 挙 は 今 回 で9 回 目 協 力 : Teen s Rights Movement NPO 法 人 キッズドア 政 治 選 挙 プラットフォーム 政 治 山 日 本 最 大 の 選 挙 情 報 サイト ザ 選 挙 後 援 文 部 科 学 省 公 益 財 団 法 人 明 るい 選 挙 推 進 協 会 ( 1) 公 益 社 団 法 人 日 本 青 年 会 議 所 1 学 校 での 模 擬 選 挙 の 実 施 についてのみ
シティズンシップ 教 育 として 海 外 ではポピュラー 参 考 -15 模 擬 選 挙 による 効 果 利 点 1 国 民 の 一 人 と 実 感 し 民 主 主 義 を 体 感 2 賢 い 有 権 者 を 育 てる 3 投 票 率 UP 2008 年 アメリカ 大 統 領 選 挙 全 米 700 万 人 が 投 票 2013 年 参 院 選 未 来 の 有 権 者 11,230 人 が 投 票 2015/2/18 15
若 年 層 の 低 投 票 率 参 考 投 票 率 90.0 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 選 挙 種 別 60 歳 代 50 歳 代 70 歳 代 40 歳 代 平 均 30 歳 代 30 歳 代 40 歳 代 50 歳 代 60 歳 代 70 歳 以 上 全 体 平 均 83.1 84.2 75.2 79.2 69.0 65.2 64.4 58.8 55.2 35.8 72.0 69.3 68.1 62.5 56.8 38.4 75.1 77.9 67.3 70.0 66.5 67.8 65.2 64.7 61.6 59.963.5 60.3 56.4 49.7 34.4 50.7 20 歳 代 35.6 74.2 56.6 47.4 34.3 77.8 71.9 69.4 76.2 69.5 67.5 64.8 59.8 60.7 58.6 49.1 72.6 71.1 69.3 63.9 79.7 75.9 67.3 68.0 64.2 63.3 60.0 60.1 59.4 58.8 財 団 法 人 明 るい 選 挙 推 進 協 会 公 表 資 料 より 林 が 作 成 2015/2/18 16 46.2 36.0 49.5 48.8 36.2 37.9 74.9 50.1 33.4 60 歳 代 67.6 50 歳 代 61.8 59.9 58.5 平 均 70 歳 代 51.7 40 歳 代 43.8 30 歳 代
年 代 別 の 有 権 者 と 投 票 者 の 割 合 参 考 -17 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 80 代 以 上 70 代 60 代 50 代 40 代 30 代 20 代 20 歳 未 満 6.35% 8.63% 7.10% 10.08% 12.91% 60 代 以 上 15.96% 14.25% 13.51% 13.10% 14.15% 10.71% 17.85% 17.76% 15.94% 15.57% 16.63% 12.57% 22.50% 18.04% 15.27% 1 2 3 全 人 口 の 割 合 60 代 以 上 =30.6% 20 代 30 代 =24.9% 有 権 者 の 割 合 =39.3% 20 代 30 代 =29.2% 少 子 高 齢 社 会 では 投 票 率 以 上 に 投 票 者 数 の 差 が 生 じる 13.54% 20 代 30 代 7.58% =21.1% 投 票 者 の 割 合 60 代 以 上 =45.6% 2010 年 参 院 選 時 点 / 国 勢 調 査 及 び 明 るい 選 挙 推 進 協 会 データをもとに 作 成 若 年 層 の 投 票 率 が 上 がっても 高 齢 者 の 絶 対 数 が 若 年 層 よりも 多 いため 若 年 層 の 声 が 反 映 されにくくなる 17
中 立 の 立 場 を 守 るために 最 大 の 注 意 点 (1) 政 治 的 中 立 と 結 果 の 選 挙 後 公 表 特 定 の 政 党 を 支 持 あるいは 批 判 することを 目 的 に 模 擬 選 挙 を 実 施 するのではなく 教 育 の 一 環 として 実 施 することを 確 認 し 学 校 や 団 体 内 で 事 前 に 徹 底 してください 模 擬 選 挙 実 施 による 意 義 目 的 を 確 認 してください 各 政 党 の 政 策 などを 教 師 が 説 明 する 際 は 公 正 中 立 な 立 場 で 行 ってください 政 策 に 対 して 詳 しくコメントする 場 合 は 意 味 を 説 明 するだけで 評 価 的 なコメントを 避 けてください また 模 擬 選 挙 実 施 後 に 説 明 を 行 う 方 が 無 難 です マスコミ 報 道 などを 活 用 して 客 観 的 で 公 平 な 資 料 を 作 成 することをこころがけてください 例 えば 模 擬 選 挙 の 投 票 結 果 が 野 党 寄 りになったとしても マスコミが 政 権 交 代 をあおっていたから 与 党 批 判 の 報 道 が 目 立 ったから などと 説 明 できます 生 徒 がポスターを 破 ったりすると 実 際 の 選 挙 では 犯 罪 ( 公 職 選 挙 法 違 反 )になると 注 意 してください (2) 公 職 選 挙 法 の 遵 守 ( 特 に 第 138 条 の3 人 気 投 票 の 公 表 の 禁 止 ) ( 人 気 投 票 の 公 表 の 禁 止 ) 第 138 条 の3 何 人 も 選 挙 に 関 し 公 職 に 就 くべき 者 ( 衆 議 院 比 例 代 表 選 出 議 員 の 選 挙 にあつては 政 党 その 他 の 政 治 団 体 に 係 る 公 職 に 就 くべき 者 又 はその 数 参 議 院 比 例 代 表 選 出 議 員 の 選 挙 にあつ ては 政 党 その 他 の 政 治 団 体 に 係 る 公 職 に 就 くべき 者 又 はその 数 若 しくは 公 職 に 就 くべき 順 位 )を 予 想 する 人 気 投 票 の 経 過 又 は 結 果 を 公 表 してはならない 模 擬 選 挙 の 投 票 結 果 を 実 際 の 選 挙 結 果 が 公 表 されるまで 公 表 しなければ 公 職 選 挙 法 に 抵 触 しま せん (2006 年 6 月 の 埼 玉 県 議 会 で 確 認 済 み) 模 擬 選 挙 の 開 票 集 計 を 事 前 に 教 職 員 が 行 なうのは 問 題 ありませんが その 結 果 は 実 際 の 選 挙 結 果 が 公 表 されるまでは 外 部 に 口 外 しないでください -18
模 擬 選 挙 推 進 ネットワーク -19 模 擬 選 挙 推 進 ネットワークとは 概 要 学 校 の 先 生 を 含 め 全 国 で 未 成 年 模 擬 選 挙 を 実 施 している 人 間 で 構 成 しているネットワーク 組 織 模 擬 選 挙 の 普 及 活 動 のほか 10 代 のための 永 田 町 体 感 ツアー 政 党 本 部 探 検 など 未 成 年 者 に 政 治 に 興 味 関 心 を 持 ってもらえるプログラムを 提 供 している 模 擬 選 挙 推 進 ネットワークは 特 定 の 政 党 宗 教 団 体 の 影 響 下 にない 公 平 中 立 公 正 な 組 織 です 事 業 1 市 民 性 を 育 む 場 造 り 事 業 未 成 年 模 擬 選 挙 : 有 権 者 ではない 未 来 の 有 権 者 である20 歳 未 満 が 実 際 の 選 挙 にあわせて 実 際 の 立 候 補 者 政 党 に 対 して 投 票 する 実 際 の 選 挙 結 果 との 比 較 や 投 票 理 由 などを 議 員 に 届 ける 生 の 政 治 に 触 れる: 授 業 での 学 習 各 政 党 マニフェストや 新 聞 記 事 10 代 による 公 開 質 問 状 政 治 家 と 意 見 交 換 を 行 う 永 田 町 ツアー などを 通 して 社 会 のあり 方 について 考 え 議 論 する 場 を 設 ける 2 市 民 性 教 育 のありかた 調 査 研 究 事 業 国 内 外 の 市 民 性 / 民 主 主 義 教 育 の 情 報 収 集 と 研 究 会 実 施 (2004 年 および2008 年 のアメリカ 大 統 領 選 挙 での 模 擬 選 挙 の 視 察 /アメリカでは 約 700 万 人 が 投 票 ) 主 に 中 高 生 世 代 の 社 会 意 識 や 市 民 性 のとらえかたを 探 る 10 代 の 世 論 調 査 の 実 施 設 立 年 月 2006 年 12 月 設 立 (NPO 法 人 Rightsが2002 年 2 月 から 取 り 組 んできた 未 成 年 模 擬 選 挙 の 運 営 を より 中 立 公 正 かつ 戦 略 的 に 推 進 していく 組 織 として 発 展 独 立 ) 連 絡 先 模 擬 選 挙 推 進 ネットワーク 事 務 局 長 林 大 介 090-1991-7458 dhayashi1976@gmail.com 模 擬 選 挙 を 運 営 するためには マニフェスト ポスターの 送 料 政 党 訪 問 や 打 合 せ 時 の 交 通 費 通 信 費 印 刷 物 のデザイン 費 作 成 費 ウェブサイト 維 持 費 などが 必 要 になります 運 営 に 対 する 御 寄 附 を 頂 戴 できますと 幸 いです < 御 寄 附 振 込 先 > 三 菱 東 京 UFJ 銀 行 普 通 預 金 高 田 馬 場 支 店 2119738 模 擬 選 挙 推 進 ネットワーク