第 1 章 面 接 試 験 って 何? 1 面 接 試 験 対 策 とは 皆 様 が 受 験 される 監 査 法 人 および 一 般 事 業 会 社 の 採 用 試 験 の 内 容 を 大 きく 分 類 すると, 筆 記 試 験 と 面 接 試 験 に 分 かれます ほとんどでは, 一 次 試 験



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目 次 第 1 章 面 接 試 験 って 何? 1 1 面 接 試 験 対 策 とは 1 2 本 冊 子 の 狙 い 1 3 面 接 試 験 の 概 略 2 4 面 接 試 験 の 重 要 性 2 5 監 査 法 人 一 般 事 業 会 社 の 採 用 試 験 における 面 接 試 験 3 第 2 章 事 前 に 準 備 すべきこと 4 1 志 望 先 の 情 報 収 集 とその 方 法 4 2 面 接 ノート 5 3 エントリーシート 6 4 電 話 の 掛 け 方 7 5 メールの 書 き 方 9 6 服 装 について 10 7 忘 れてはいけないチェック 事 項 11 第 3 章 面 接 におけるポイント 12 1 面 接 試 験 の 採 用 ポイント 12 2 面 接 時 における 基 本 ルール マナー 13 3 面 接 試 験 に 対 する 心 構 え 16 4 面 接 形 式 ごとの 対 策 18 第 4 章 FAQ 29 1 事 前 準 備 説 明 会 29 2 履 歴 書 エントリーシート 30 3 1 次 試 験 31 4 面 接 問 答 31 5 その 他 32 第 5 章 OB OGの 就 職 活 動 報 告 33 大 手 監 査 法 人 採 用 試 験 報 告 33 OB OG のエントリーシート 記 入 例 36

第 1 章 面 接 試 験 って 何? 1 面 接 試 験 対 策 とは 皆 様 が 受 験 される 監 査 法 人 および 一 般 事 業 会 社 の 採 用 試 験 の 内 容 を 大 きく 分 類 すると, 筆 記 試 験 と 面 接 試 験 に 分 かれます ほとんどでは, 一 次 試 験 で 筆 記 試 験 が, 二 次 試 験 以 降 で 筆 記 試 験 と 面 接 試 験 が 行 われますが, 筆 記 試 験 対 策 のみを 行 い, 面 接 試 験 対 策 をおろそかにされる 就 職 活 動 生 も 多 く 見 受 けられます それは,1 次 の 筆 記 試 験 を 通 過 しないと 意 味 がないということもあり ますし, 面 接 試 験 は 対 策 のしようがない 思 っているということが 理 由 としてあるのではないでしょ うか 皆 様 にとって 望 まれるものは, 効 率 のよい 面 接 対 策 と 面 接 の 能 力 がついたと 自 信 が 持 てる 教 材 であると 思 います 面 接 試 験 対 策 に 多 くの 時 間 を 割 かず,それでいて 効 果 が 実 感 できるような 事 前 対 策 を 行 えば, 高 い 満 足 感 を 得 られるでしょう 面 接 試 験 対 策 の 目 標 は, 皆 様 が 自 分 を 最 大 限 アピールする 方 法 を 知 ることです その 手 伝 いをす るのが 本 冊 子 です 2 本 冊 子 の 狙 い しかし, 面 接 試 験 の 対 策 といわれても, 具 体 的 に 何 をすればよいのかイメージしにくいと 思 い ます その 最 大 の 理 由 は, 面 接 試 験 の 対 策 を 行 うためには, 面 接 試 験 を 熟 知 している 必 要 がありま すが, 公 認 会 計 士 試 験 を 経 て 就 職 活 動 を 始 められた 皆 様 は, 就 職 試 験 の 面 接 を 受 けた 経 験 がほとん どなく, 知 識 が 不 足 しているということにあると 思 われます しかし, 逆 にいえば, 知 識 と 経 験 に 裏 づけされた 情 報 というものが, 面 接 対 策 としては 有 効 なわけです 本 冊 子 は,LECが 長 年 培 っ てきた 就 職 試 験 における 面 接 対 策 としての 知 識 情 報 を 皆 様 に 提 供 することを 目 的 として 作 成 しま した 本 冊 子 には, 面 接 試 験 を 受 けたことのない 就 職 活 動 生 の 方 でも 面 接 試 験 とは 何 か をイメージ できるように, 十 分 な 情 報 が 盛 り 込 まれています 本 冊 子 全 体 に 目 を 通 し,まず 面 接 試 験 の 概 要 を おさえてください 面 接 試 験 を 受 けたことのある 方 は, 自 分 の 経 験 を 思 い 出 しながら 読 んでいただ けるとよいと 思 います 面 接 の 全 体 像 を 理 解 し,どういった 就 職 活 動 生 が 評 価 されるかをイメージできれば, 合 格 への 道 は 近 くなるでしょう - 1 -

第 2 章 事 前 に 準 備 すべきこと 1 志 望 先 の 情 報 収 集 とその 方 法 志 望 先 の 情 報 収 集 は 内 定 をとるために 最 も 大 事 な 作 業 であり, 事 前 に 入 念 に 準 備 することが 必 要 です 面 接 において, 何 より 受 験 者 側 と 面 接 者 側 とのニーズがマッチすることが 重 要 であり, 自 分 の 求 める 仕 事 や 業 務 が 本 当 にその 職 場 にあるのか,そして, 面 接 者 側 からみて 自 分 が 魅 力 的 な 人 材 として 映 っているか,といったことを 判 断 するうえでも, 相 手 方 の 情 報 を 十 分 把 握 しようと 努 力 し なければなりません 志 望 先 の 実 情 をしっかり 理 解 して 納 得 したうえで 採 用 されなければ, 志 望 先 の 人 事 もあなたも 良 い 結 果 は 得 られません 自 分 は 志 望 先 をしっかり 理 解 した 上 で 面 接 に 臨 んでい る と 面 接 官 に 感 じさせること 自 体 が 大 きな 自 己 アピールになるといえます 情 報 収 集 の 方 法 (1) 各 監 査 法 人 一 般 事 業 会 社 のホームページをこまめにチェックする (2) 各 監 査 法 人 一 般 事 業 会 社 のパンフレットを 読 む (3) 各 監 査 法 人 一 般 事 業 会 社 の 説 明 会 になるべく 早 い 段 階 から 参 加 し, 聞 いた 話 の 内 容 を 分 析 し て, 各 監 査 法 人 一 般 事 業 会 社 の 取 組 について 自 分 の 考 えをまとめたりする (4) 予 備 校 などでの 掲 示 に 気 を 配 り,そこでのイベントや 説 明 会 に 参 加 する (5) 各 社 が 出 版 している 就 職 活 動 雑 誌 を 読 む (6) 同 じ 公 認 会 計 士 を 目 指 す 友 人 を 見 つけて,いろいろな 事 を 話 し, 特 に 違 う 予 備 校 の 友 人 などと 情 報 交 換 をする お 互 い 知 らない 情 報 を 持 っていたり 刺 激 しあえたりと, 就 職 活 動 の 励 みになる (7) 可 能 ならば OB OG 訪 問 を 行 い, 情 報 を 収 集 する 以 上 のような 方 法 を 駆 使 し, 事 前 に 情 報 を 収 集 することで, 他 の 就 職 活 動 生 に 差 を 付 け 自 分 を 有 利 な 位 置 に 持 っていけます 人 に 会 い, 話 を 聞 き, 重 要 な 情 報 を 引 き 出 すことも 面 接 に 必 要 な 能 力 のひとつです 面 接 本 番 前 に 少 しでも 面 接 に 慣 れるためにも 説 明 会 などでは 積 極 的 に 質 問 するよう にしましょう 面 接 には 情 報 戦 の 側 面 が 強 くあります ひとつでも 多 くの 情 報 を 確 保 できるよう 日 ごろから 周 囲 にアンテナを 張 り 巡 らせてください - 4 -

第 3 章 面 接 におけるポイント 1 面 接 試 験 の 採 点 ポイント 面 接 試 験 の 採 点 ポイントは, 一 般 的 に 以 下 のようなものがあるといえます 採 点 ポイントを 知 る ことは, 質 問 に 対 する 的 確 な 回 答 に 結 び 付 きます 採 点 されている,という 意 識 をもって 面 接 にの ぞみましょう (1) 身 だしなみ 態 度 最 低 限 必 要 な 項 目 です 服 装 は 社 会 人 としてふさわしいものであるか,また, 社 会 人 としての マナーが 身 についているかもチェックされます 対 策 については 第 2 章 を 参 照 してください (2) コミュニケーション 能 力 面 接 官 と 会 話 のキャッチボールができているか, 自 分 の 置 かれている 状 況 を 判 断 し, 的 確 な 回 答 ができているかをチェックします 筆 記 試 験 で 評 価 することができない 能 力 であり,かつ, 面 接 試 験 だからこそ 評 価 することができる 重 要 項 目 です (3) 社 会 性 ( 協 調 性 ) 集 団 生 活 を 円 滑 に 行 うことができるか, 人 間 関 係 を 上 手 に 構 築 できるかなどその 人 のバランス 感 覚 が 見 られています 最 近 は 社 会 性 に 欠 ける 若 者 が 多 いので,じっくりチェックされることは 間 違 いありません (4) 表 現 力 ( 創 造 性 ) 自 分 の 考 えていることを 的 確 に, 短 時 間 で 伝 えられるかをチェックします 当 然, 話 のつじつ まが 合 っていて 問 題 提 起 と 結 論 が 一 致 していること, 適 切 な 表 現 ( 社 会 人 として 必 要 な 用 語 )が できるか,といった 点 が 評 価 に 際 しての 重 要 な 要 素 です (5) 積 極 性 どのような 事 柄 に 対 しても 自 分 から 積 極 的 に 取 り 組 み, 効 果 的 な 成 果 をあげる 能 力 が 備 わって いるかをチェックします この 項 目 の 中 には, 向 上 心 や 研 究 心, 人 の 嫌 がる 仕 事 も 積 極 的 に 行 う か, 一 見 無 理 な 仕 事 でもチャレンジする 意 欲 を 持 っているか, 正 義 感 があるかなど 細 かい 点 もポ イントとなります (6) 情 緒 安 定 性 仕 事 を 行 っていくうえで,どのような 状 況 においても 冷 静 に 判 断 することが 必 要 になります - 12 -

第 4 章 FAQ 1 事 前 準 備 説 明 会 Q. 志 望 先 の 情 報 はどのように 集 めればよいでしょうか? A.ホームページ,パンフレットなどで 情 報 を 集 めることができます その 監 査 法 人 一 般 事 業 会 社 に どのような 業 務 があり, 現 在 どのような 成 果 や 問 題 があるのか, 重 要 な 取 組 は 何 かなどを 中 心 に 見 て おきましょう 詳 細 なやり 方 については, 第 2 章 を 参 照 ください Q.OB OG 訪 問 をしたほうがいいのでしょうか? A.1つの 情 報 収 集 手 段 としてなら 行 うのもいいと 思 います ただし,そこで 得 られる 情 報 はその 人 毎 の 主 観 のフィルターがかかっていることを 念 頭 においてください また,OB OG 訪 問 自 体 が 採 否 で 問 題 となることはないと 考 えられます Q. 説 明 会 の 予 約 をしようとしたとき, 満 員 と 言 われた 場 合 はどうすべきですか? A.だいたいの 場 合 はあきらめなければならないのですが, キャンセル 待 ちをさせてください と 言 っ てみるのも1つの 手 です 熱 意 をアピールすることにより,1つくらい 席 を 融 通 してもらえる 可 能 性 もあります ただやはり, 満 員 になる 前 に 早 めに 連 絡 をし, 予 約 しておくことが 肝 要 です Q. 説 明 会 に 出 席 しないと 不 利 ですか? A. 志 望 先 の 監 査 法 人 一 般 事 業 会 社 などにもよりますが, 出 席 をとる 場 合 もあるので, 時 間 が 許 すの であれば, 志 望 先 の 説 明 会 に 出 た 方 が 望 ましいでしょう 事 前 に 行 われている 説 明 会 に 参 加 すること は, 志 望 先 に 対 する 興 味 を 抱 かせるとともに, 回 数 を 重 ねることで 志 望 の 高 さを 示 すことができます ですから, 参 加 して 好 印 象 を 与 えている 人 に 比 べ, 参 加 していない 人 が 不 利 に 扱 われる 場 合 もあると いうのも, 仕 方 がないことでもあります Q. 説 明 会 で, 質 問 するなどしてアピールすることは 必 要 ですか? A. 監 査 法 人 一 般 事 業 会 社 によります チェックしていないところも, 評 価 対 象 になるところもあり ます それよりも, 自 分 の 志 望 先 について 深 く 知 る 疑 問 を 解 消 するということは, 必 要 なことです 質 問 などがあったら 積 極 的 にしましょう - 29 -

第 5 章 OB OGの 就 職 活 動 報 告 LEC 公 認 会 計 士 講 座 出 身 の OB OG から 寄 せられた 就 職 活 動 の 報 告 をまとめました 大 手 監 査 法 人 の 採 用 試 験 を 受 け 内 定 された 方 の, 監 査 法 人 ごとの 試 験 の 違 いや,OB OG の 皆 様 のエントリーシートを, 実 際 の 記 入 例 として 掲 載 いたします 大 手 監 査 法 人 採 用 試 験 報 告 以 下 は,2011 年 向 けに 就 職 活 動 をしていた 方 の, 大 手 監 査 法 人 の 採 用 試 験 のレポートです 各 監 査 法 人 でどの 時 期 にどのような 試 験 が 実 施 されているのかを 参 考 にし, 本 年 の 就 職 試 験 の 対 策 を 立 てましょ う < 有 限 責 任 監 査 法 人 トーマツ> 事 前 イベント トーマツカフェ 4,6,7 月 オープンセミナー 6 月 説 明 会 エントリー 7 月 (Web にて) 面 接 エントリー 論 文 式 本 試 験 直 後 (Web にて) 1 次 選 考 エントリーシート 提 出 小 論 文 グループディスカッション 小 論 文 短 所 を 克 服 した 経 験 等 400 字 約 20 分 グループディスカッション 1グループ6 人 試 験 官 2 人 約 40 分 テーマ: 老 舗 ホテル 一 部 修 繕 か 全 面 改 修 か, アウトレット 郊 外 に 大 型 店 舗 建 設 か 都 内 に 建 設 か 等,1グループ1つのテーマ 資 料 を 渡 される リーダーは 決 めない 必 ずどちらか 結 論 を 出 し 折 衷 案 はなし 2 次 選 考 面 接 1 個 人 面 接 面 接 官 2 人 約 30 分 エントリーシートベースの 質 問 が 多 数 その 他 あなたは 友 人 からどんな 人 だと 言 われますか 等 面 接 2 個 人 面 接 面 接 1とは 別 の 面 接 官 1 人 約 20 分 エントリーシートベースの 質 問 が 多 数 その 他 クライアントから 必 要 な 資 料 提 供 を 拒 絶 されたらどうしますか - 33 -